1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 21:31:02.62 ID:fgVueNCA0
P「……」テクテク
智絵里「……」トテトテ
P(久しぶりに休暇がとれた)
P(ちょうど智絵里の休日と一緒だったのでコミュニケーションでも、なんて思ってたら、智絵里から……)
―――
智絵里『じゃ、じゃあ……一緒に、お散歩……しませんか?』
―――
P(こんなこと、上目遣いで言われたら断れないよな)
智絵里「……♪」
P(……嬉しそうな顔だ。これだけでも、休日が取れて良かったって思えるな)
智絵里「……」トテトテ
P(久しぶりに休暇がとれた)
P(ちょうど智絵里の休日と一緒だったのでコミュニケーションでも、なんて思ってたら、智絵里から……)
―――
智絵里『じゃ、じゃあ……一緒に、お散歩……しませんか?』
―――
P(こんなこと、上目遣いで言われたら断れないよな)
智絵里「……♪」
P(……嬉しそうな顔だ。これだけでも、休日が取れて良かったって思えるな)
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 21:35:00.94 ID:fgVueNCA0
智絵里「……ふふっ」
P「ん? どうした智絵里」
智絵里「あ、いえ……。Pさんと並んで歩くの……楽しくて、つい」
P「そうか? ただ黙って歩いてるだけだけど」
智絵里「その、嫌な沈黙じゃなくて……とっても、のんびりした感じで……なんというか」
P「うん」
智絵里「え、えっと、安心するんです……」
P「そっか、安心か……俺も、智絵里と一緒で安心するなぁ」
智絵里「はい……えへへ」
P「ん? どうした智絵里」
智絵里「あ、いえ……。Pさんと並んで歩くの……楽しくて、つい」
P「そうか? ただ黙って歩いてるだけだけど」
智絵里「その、嫌な沈黙じゃなくて……とっても、のんびりした感じで……なんというか」
P「うん」
智絵里「え、えっと、安心するんです……」
P「そっか、安心か……俺も、智絵里と一緒で安心するなぁ」
智絵里「はい……えへへ」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 21:40:02.32 ID:fgVueNCA0
P「しかし、智絵里も成長したな」
智絵里「え……?」
P「アイドルになりたての頃なんて、うつむき気味でオドオドしてて……正直、頼りなかったよ」
智絵里「あう……そうでしたね」
P「でも、今じゃ……一人でもステージに立って、笑顔で歌えて、踊れる。最高に輝いてる」
智絵里「……はい。今なら……胸を張って、アイドルしてますって言えます」
P「あぁ、その通りだ」
智絵里「あ、でも……」
智絵里「え……?」
P「アイドルになりたての頃なんて、うつむき気味でオドオドしてて……正直、頼りなかったよ」
智絵里「あう……そうでしたね」
P「でも、今じゃ……一人でもステージに立って、笑顔で歌えて、踊れる。最高に輝いてる」
智絵里「……はい。今なら……胸を張って、アイドルしてますって言えます」
P「あぁ、その通りだ」
智絵里「あ、でも……」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 21:44:49.34 ID:fgVueNCA0
P「でも?」
智絵里「一人でも、っていうのは……違います。優しくしてくれる友達や、ファンの方……みんなが、支えです」
P「……」
智絵里「それに……な、なにより……Pさんに褒められるのが……嬉しくて、たまらなくて……頑張れるんです」
P「……そっかぁ。智絵里の力になれてるんだな、俺も」
智絵里「わたしだけじゃ……ないですよ。他のアイドルの子も、みんな……Pさんが褒めてくれるから」
P「はは、そうだといいな」
智絵里「……絶対、そうです。ふふ♪」
智絵里「一人でも、っていうのは……違います。優しくしてくれる友達や、ファンの方……みんなが、支えです」
P「……」
智絵里「それに……な、なにより……Pさんに褒められるのが……嬉しくて、たまらなくて……頑張れるんです」
P「……そっかぁ。智絵里の力になれてるんだな、俺も」
智絵里「わたしだけじゃ……ないですよ。他のアイドルの子も、みんな……Pさんが褒めてくれるから」
P「はは、そうだといいな」
智絵里「……絶対、そうです。ふふ♪」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 21:48:39.51 ID:fgVueNCA0
―――
P「んー、だいぶ歩いたな。この辺りは全然来ないや」
智絵里「わたしもです……お話しに夢中でした、えへへ」
P「あはは、俺もだ。……お?」
智絵里「どうか、しました……?」
P「智絵里、あれ見えるか? あの角の……屋根の向こう側」
智絵里「屋根の……あっ」
P「な?」
智絵里「はい……!」
P&智絵里「桜の木!」
P「んー、だいぶ歩いたな。この辺りは全然来ないや」
智絵里「わたしもです……お話しに夢中でした、えへへ」
P「あはは、俺もだ。……お?」
智絵里「どうか、しました……?」
P「智絵里、あれ見えるか? あの角の……屋根の向こう側」
智絵里「屋根の……あっ」
P「な?」
智絵里「はい……!」
P&智絵里「桜の木!」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 21:52:32.42 ID:fgVueNCA0
とある公園―――
P「……おお」
智絵里「大きい……ですね……」
P「あぁ……こんなに立派な木なのに、花見客がいないなんて」
智絵里「すごい……満開です……」
P「こりゃ、穴場ってやつか……智絵里、俺たちだけのお花見だぞ!」
智絵里「ほわぁ……!」
P「あらら、圧倒されてる」
P「……おお」
智絵里「大きい……ですね……」
P「あぁ……こんなに立派な木なのに、花見客がいないなんて」
智絵里「すごい……満開です……」
P「こりゃ、穴場ってやつか……智絵里、俺たちだけのお花見だぞ!」
智絵里「ほわぁ……!」
P「あらら、圧倒されてる」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 21:56:26.93 ID:fgVueNCA0
智絵里「Pさん、穴場です……! すごいです、わたしたちだけのお花見ですよ……!」
P「はは、それ今さっき俺が言ったばかりだよ」
智絵里「あ、あれ……そうなんですか? ご、ごめんなさい……わたしったら」
P「いいよいいよ、可愛かったから」ナデナデ
智絵里「あっ、あぅぅ……恥ずかしいです……」
P「智絵里は恥ずかしがってナンボだ!」
智絵里「な、なんですかそれ……! ち、ちょっぷしますよっ」
P「おお怖い怖い!」
智絵里「意地悪です、Pさんってば……もう、ふふっ」
P「はは、それ今さっき俺が言ったばかりだよ」
智絵里「あ、あれ……そうなんですか? ご、ごめんなさい……わたしったら」
P「いいよいいよ、可愛かったから」ナデナデ
智絵里「あっ、あぅぅ……恥ずかしいです……」
P「智絵里は恥ずかしがってナンボだ!」
智絵里「な、なんですかそれ……! ち、ちょっぷしますよっ」
P「おお怖い怖い!」
智絵里「意地悪です、Pさんってば……もう、ふふっ」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 21:59:44.60 ID:fgVueNCA0
P「……それにしても」
智絵里「? どうしました……?」
P「この桜、なんだか懐かしい感じがするんだよ」
智絵里「懐かしい、ですか……」
P「俺の育った町でも、こういう……寂れた小さな公園に、一本桜の木があってさ。この木によく似てるかも」
智絵里「Pさんの育った町……」
P「……食いつくの、そこか?」
智絵里「……あっ、い、いえ! 桜の木、ですよねっ。ぐ、偶然ですね……!」
智絵里「? どうしました……?」
P「この桜、なんだか懐かしい感じがするんだよ」
智絵里「懐かしい、ですか……」
P「俺の育った町でも、こういう……寂れた小さな公園に、一本桜の木があってさ。この木によく似てるかも」
智絵里「Pさんの育った町……」
P「……食いつくの、そこか?」
智絵里「……あっ、い、いえ! 桜の木、ですよねっ。ぐ、偶然ですね……!」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 22:03:14.38 ID:fgVueNCA0
P「はは、まぁいいや。……うん、懐かしいよ」
智絵里「今、そっちの桜は……?」
P「どうかなぁ……まだ枯れるような樹齢でもなかったような」
智絵里「それじゃあ、いつか……」
P「ん?」
智絵里「いつか、Pさんの地元の……桜の木も、見に行きませんか?」
P「……そうだな、行けたらいいな」
智絵里「事務所のみんな、全員で……!」
P「……そ、それはちょっと難しいかなぁ」
智絵里「今、そっちの桜は……?」
P「どうかなぁ……まだ枯れるような樹齢でもなかったような」
智絵里「それじゃあ、いつか……」
P「ん?」
智絵里「いつか、Pさんの地元の……桜の木も、見に行きませんか?」
P「……そうだな、行けたらいいな」
智絵里「事務所のみんな、全員で……!」
P「……そ、それはちょっと難しいかなぁ」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 22:07:18.38 ID:fgVueNCA0
智絵里「だ、大丈夫です……やれますよ、全員でライブしたいです……」
P「いや、片田舎に事務所総出とか……ほら、みんなのスケジュールもあるし」
智絵里「それはPさんのお仕事です、調整頑張ってください……!」
P「おおう、ちえりん押しが強い……よ、よしっ、なんとかやってみよう」
智絵里「流石です、やっぱりPさんは頼りになるプロデューサーですね……!」
P「おまけにヨイショもお上手……よっしゃ、やったるぜ!」
智絵里「わ、わぁー……!」パチパチパチ
P「いや、片田舎に事務所総出とか……ほら、みんなのスケジュールもあるし」
智絵里「それはPさんのお仕事です、調整頑張ってください……!」
P「おおう、ちえりん押しが強い……よ、よしっ、なんとかやってみよう」
智絵里「流石です、やっぱりPさんは頼りになるプロデューサーですね……!」
P「おまけにヨイショもお上手……よっしゃ、やったるぜ!」
智絵里「わ、わぁー……!」パチパチパチ
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 22:10:33.76 ID:fgVueNCA0
―――
――
―
P「……さて、そろそろ帰ろうか。お花見も満喫したし」
智絵里「はい……そうですね。名残惜しいですけど……」
P「また来ればいいさ。今度はみんなで」
智絵里「みんなで……Pさんの町にも、ですよ?」
P「あいよ。さ、行こう」
智絵里「はいっ。……あ」
P「どした?」
智絵里「あそこ……クローバー、です……桜の根本」
――
―
P「……さて、そろそろ帰ろうか。お花見も満喫したし」
智絵里「はい……そうですね。名残惜しいですけど……」
P「また来ればいいさ。今度はみんなで」
智絵里「みんなで……Pさんの町にも、ですよ?」
P「あいよ。さ、行こう」
智絵里「はいっ。……あ」
P「どした?」
智絵里「あそこ……クローバー、です……桜の根本」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 22:13:29.72 ID:fgVueNCA0
P「あ、ほんとだ。見上げてばっかりで気づかなかった」
智絵里「わたしもです……あの、Pさん」
P「ん、いいよ。ちょっと探してみようか、四つ葉のクローバー」
智絵里「は、はいっ。えへへっ」タタタッ
P「あ、走らなくても逃げやしないぞー」
智絵里「Pさん、早くです……!」
P「へいへい、ったくもう。こういうとこはまだ子供なんだから」
智絵里「わたしもです……あの、Pさん」
P「ん、いいよ。ちょっと探してみようか、四つ葉のクローバー」
智絵里「は、はいっ。えへへっ」タタタッ
P「あ、走らなくても逃げやしないぞー」
智絵里「Pさん、早くです……!」
P「へいへい、ったくもう。こういうとこはまだ子供なんだから」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 22:16:45.64 ID:fgVueNCA0
―――
P「うーん、なかなか見つからないもんだ」ガサガサ
智絵里「あ、ダメですよ……もっと優しく探さないと、かわいそうです」
P「はーい、ごめんなさい智絵里せんせぇ」
智絵里「むぅ、ふざけないでちゃんと探してくださいっ」
P「あい。……怖いなぁ智絵里」
智絵里「あっちかなぁ……。あ、こっちかも……」
P「うーん、なかなか見つからないもんだ」ガサガサ
智絵里「あ、ダメですよ……もっと優しく探さないと、かわいそうです」
P「はーい、ごめんなさい智絵里せんせぇ」
智絵里「むぅ、ふざけないでちゃんと探してくださいっ」
P「あい。……怖いなぁ智絵里」
智絵里「あっちかなぁ……。あ、こっちかも……」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 22:21:15.87 ID:fgVueNCA0
P「……お」
智絵里「あ……!」
P&智絵里「見つけたっ」スッ
ぎゅっ
P「あ」
智絵里「ひゃぅ……!?」
P「ご、ごめん智絵里、手握っちゃったな」
智絵里「あぅ……い、いいんです……わたしも、握っちゃいました……」
P「ほら、智絵里が摘みな。ゴツい男の手に摘まれるより、可憐な智絵里の手で摘まれたいだろうし」
智絵里「か、可憐って……。こほん、じゃあ……ごめんね?」
ぷつんっ
智絵里「あ……!」
P&智絵里「見つけたっ」スッ
ぎゅっ
P「あ」
智絵里「ひゃぅ……!?」
P「ご、ごめん智絵里、手握っちゃったな」
智絵里「あぅ……い、いいんです……わたしも、握っちゃいました……」
P「ほら、智絵里が摘みな。ゴツい男の手に摘まれるより、可憐な智絵里の手で摘まれたいだろうし」
智絵里「か、可憐って……。こほん、じゃあ……ごめんね?」
ぷつんっ
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 22:25:43.28 ID:fgVueNCA0
P「綺麗な形してるな、こいつ」
智絵里「はい……珍しいです、ここまで整ってるのは……」
P「だろうなぁ、俺も見たことないよ」
智絵里「えへへ、一生の宝物ですっ」
P「ん、そっか。こんなに綺麗なんだもんな」
智絵里「いえ……それもありますけど……やっぱり」
P「?」
智絵里「Pさんと一緒に探して、一緒に見つけて……二人の大切な思い出、ってことです。えへっ」
P「……! そ、そうか」
智絵里「はい……珍しいです、ここまで整ってるのは……」
P「だろうなぁ、俺も見たことないよ」
智絵里「えへへ、一生の宝物ですっ」
P「ん、そっか。こんなに綺麗なんだもんな」
智絵里「いえ……それもありますけど……やっぱり」
P「?」
智絵里「Pさんと一緒に探して、一緒に見つけて……二人の大切な思い出、ってことです。えへっ」
P「……! そ、そうか」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 22:30:01.97 ID:fgVueNCA0
智絵里「……? どうかしました? お顔、赤いです……」
P「あーいや、そうかな? もともとこんなんだぞ、ははは!」
智絵里「……もしかして、照れてるんですか?」
P「んなっ、んなことねぇし! 照れてないわっ」
智絵里「ふふ、そうですね……Pさんは照れませんよね……ふふっ♪」タタッ
P「あ、こら待て智絵里っ! 照れてなんかないからな!」
智絵里「えへへっ♪」
―――
――
―
P「あーいや、そうかな? もともとこんなんだぞ、ははは!」
智絵里「……もしかして、照れてるんですか?」
P「んなっ、んなことねぇし! 照れてないわっ」
智絵里「ふふ、そうですね……Pさんは照れませんよね……ふふっ♪」タタッ
P「あ、こら待て智絵里っ! 照れてなんかないからな!」
智絵里「えへへっ♪」
―――
――
―
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 22:34:15.53 ID:fgVueNCA0
後日、事務所―――
智絵里「あの……Pさん」
P「んー? どうした智絵里、スケジュールの確認か?」
智絵里「あ、スケジュールは大丈夫です……。しっかり、頭の中に入ってますから……」
P「おー、頼もしくなっちゃって。俺も負けてられないなー」ナデナデ
智絵里「えへ……って、ち、違います……そうじゃなくて、Pさんに渡したいものがあるんです」
P「渡したいもの? なんだ?」
智絵里「えと……これ、です」スッ
智絵里「あの……Pさん」
P「んー? どうした智絵里、スケジュールの確認か?」
智絵里「あ、スケジュールは大丈夫です……。しっかり、頭の中に入ってますから……」
P「おー、頼もしくなっちゃって。俺も負けてられないなー」ナデナデ
智絵里「えへ……って、ち、違います……そうじゃなくて、Pさんに渡したいものがあるんです」
P「渡したいもの? なんだ?」
智絵里「えと……これ、です」スッ
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 22:38:05.27 ID:fgVueNCA0
P「これ……栞か。あ、クローバーだよな、中に入ってるの……ん? これ四つ葉を半分にしてるのか?」
智絵里「はい。この前の公園で見つけた子です……半分こで、わたしとPさんの栞に……」
P「え、あの四つ葉……よかったのか? あんな綺麗な奴だったのに」
智絵里「いいんです……Pさんと見つけたんですから、Pさんにも持っててほしくて」
P「……ん、そっか。そういうことなら、大切に使わせてもらうよ」
智絵里「はい、ぜひ……! ふふ、これでいつでも、Pさんと一緒ですっ」
智絵里「はい。この前の公園で見つけた子です……半分こで、わたしとPさんの栞に……」
P「え、あの四つ葉……よかったのか? あんな綺麗な奴だったのに」
智絵里「いいんです……Pさんと見つけたんですから、Pさんにも持っててほしくて」
P「……ん、そっか。そういうことなら、大切に使わせてもらうよ」
智絵里「はい、ぜひ……! ふふ、これでいつでも、Pさんと一緒ですっ」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 22:41:39.05 ID:fgVueNCA0
P「はは、智絵里といつでも一緒か。頼りになりそうだ」
智絵里「えへへ……。Pさんの力になれたら嬉しいです……」
P「これからは一心同体だな!」
智絵里「い、いっしん……!? は、はぁぅ……!」カァッ
P「んん? ちえりんはなんで赤くなってんのかなぁ?」
智絵里「あ、赤くなんて……! ち、違います、照れてなんて……」
P「照れてるなんて一言も言ってないぞ、智絵里ー?」ニヤニヤ
智絵里「あぅっ、も、もしかして……この前の仕返しですか……?」
P「なんのことやらー。照れた智絵里は可愛いなぁ!」
智絵里「えへへ……。Pさんの力になれたら嬉しいです……」
P「これからは一心同体だな!」
智絵里「い、いっしん……!? は、はぁぅ……!」カァッ
P「んん? ちえりんはなんで赤くなってんのかなぁ?」
智絵里「あ、赤くなんて……! ち、違います、照れてなんて……」
P「照れてるなんて一言も言ってないぞ、智絵里ー?」ニヤニヤ
智絵里「あぅっ、も、もしかして……この前の仕返しですか……?」
P「なんのことやらー。照れた智絵里は可愛いなぁ!」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 22:44:54.77 ID:fgVueNCA0
智絵里「ぅぅー……! Pさんなんて……えいっ、えいっ!」ペシッ ペシッ
P「痛くねーよーあはは」
智絵里「もうっ……! えいえいっ、えへへ……」
まゆ「……うふ。見ちゃいましたよぉ……」
P「痛くねーよーあはは」
智絵里「もうっ……! えいえいっ、えへへ……」
まゆ「……うふ。見ちゃいましたよぉ……」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 22:48:20.70 ID:fgVueNCA0
―――
智絵里「もう……Pさんたら、えへへ……」
まゆ「智絵里ちゃん♪」スゥッ
智絵里「ひゃうっ!? あ、ま、まゆちゃん……どうしたの?」
まゆ「うふふ……さっき、Pさんとどんな会話してたの?」
智絵里「……ふふ、まゆちゃんには秘密、です」
まゆ「むぅ……いけずねぇ」
智絵里「もう……Pさんたら、えへへ……」
まゆ「智絵里ちゃん♪」スゥッ
智絵里「ひゃうっ!? あ、ま、まゆちゃん……どうしたの?」
まゆ「うふふ……さっき、Pさんとどんな会話してたの?」
智絵里「……ふふ、まゆちゃんには秘密、です」
まゆ「むぅ……いけずねぇ」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 22:51:54.10 ID:fgVueNCA0
智絵里「えへへ、ぜーったい内緒だよ……ふふっ」タタッ
まゆ「逃さない!」
智絵里「え……?」
まゆ「響子ちゃん、ゆかりちゃん!」
響子「とうっ!」バッ
ゆかり「智絵里さん、そうは問屋が卸しませんよっ」ババッ
ぐいっ
智絵里「きゃ……え、ええっ? なな、なに、二人とも……!」ジタバタ
まゆ「逃さない!」
智絵里「え……?」
まゆ「響子ちゃん、ゆかりちゃん!」
響子「とうっ!」バッ
ゆかり「智絵里さん、そうは問屋が卸しませんよっ」ババッ
ぐいっ
智絵里「きゃ……え、ええっ? なな、なに、二人とも……!」ジタバタ
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 22:55:11.83 ID:fgVueNCA0
まゆ「うふふふふ……さぁ智絵里ちゃぁん、洗いざらいお話しちゃって♪」
響子「ふっふっふー。智絵里ちゃん、Pさんとなに話してたんですか? んー? うりうりー」ムギュー
ゆかり「智絵里さん、おとなしく吐いた方が身のためです。うふふっ」ムギュー
智絵里「は、放してぇ……! な、なんでこんなことを……」
まゆ「なんで……? そんなの決まってるじゃないですかぁ」
ゆかり「ただでさえPさんと休日デート!」
響子「その上イチャイチャと秘密の共有!」
まゆ「智絵里ちゃんだけズルい!」
ずーるーい! ずーるーい! あそーれずーるーい!
智絵里「えぇー……」
響子「ふっふっふー。智絵里ちゃん、Pさんとなに話してたんですか? んー? うりうりー」ムギュー
ゆかり「智絵里さん、おとなしく吐いた方が身のためです。うふふっ」ムギュー
智絵里「は、放してぇ……! な、なんでこんなことを……」
まゆ「なんで……? そんなの決まってるじゃないですかぁ」
ゆかり「ただでさえPさんと休日デート!」
響子「その上イチャイチャと秘密の共有!」
まゆ「智絵里ちゃんだけズルい!」
ずーるーい! ずーるーい! あそーれずーるーい!
智絵里「えぇー……」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 22:59:24.56 ID:fgVueNCA0
智絵里「と、とにかく……絶対に話さないもん……!」
まゆ「……。そう……」
ゆかり「残念です……とても」
響子「智絵里ちゃんには失望です……」
智絵里「ひぅ……な、なに……?」
ゆかり「……ふっ」
響子「ふふ」
まゆ「うふ、うふふふふふふふ」
智絵里「えっ、えっ……ひゃ、いやぁぁぁぁ……!」
まゆ「……。そう……」
ゆかり「残念です……とても」
響子「智絵里ちゃんには失望です……」
智絵里「ひぅ……な、なに……?」
ゆかり「……ふっ」
響子「ふふ」
まゆ「うふ、うふふふふふふふ」
智絵里「えっ、えっ……ひゃ、いやぁぁぁぁ……!」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 23:04:28.86 ID:fgVueNCA0
―――
――
―
智絵里「」ピクッピクッ
響子「愛海ちゃん直伝、こちょぐり!」ワキワキ
まゆ「思い知りましたぁ? うふふー♪」ワッキワッキ
智絵里「ぁ、ぁぅ……ぁぁ……っ」ピクンピクン
ゆかり「だ、大丈夫ですか……? 少しやりすぎだったような」
まゆ「いえ、これくらい当然。Pさんとの逢引には相応の罰よっ」
智絵里「ひゃ、は、っふ……た、たふけてPひゃぁ……」ヨロヨロ
――
―
智絵里「」ピクッピクッ
響子「愛海ちゃん直伝、こちょぐり!」ワキワキ
まゆ「思い知りましたぁ? うふふー♪」ワッキワッキ
智絵里「ぁ、ぁぅ……ぁぁ……っ」ピクンピクン
ゆかり「だ、大丈夫ですか……? 少しやりすぎだったような」
まゆ「いえ、これくらい当然。Pさんとの逢引には相応の罰よっ」
智絵里「ひゃ、は、っふ……た、たふけてPひゃぁ……」ヨロヨロ
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 23:07:26.33 ID:fgVueNCA0
響子「むっ、Pさんに助けを求めるとは!」
まゆ「キューティーカルテットの風上にも置けません! どうやらまだ、お仕置きが足りないようねぇ……」
智絵里「や、やぁ……!」
響子「さぁ……」ジリッ
まゆ「覚悟……!」ジリジリッ
ゆかり「あ、あはは……とりあえず、傍観しておきますね?」
智絵里「あ、あぁ……そ、そんな……! いや、いや……」
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……あんっ!
P「仲いいなぁ、あいつら」
おわり
まゆ「キューティーカルテットの風上にも置けません! どうやらまだ、お仕置きが足りないようねぇ……」
智絵里「や、やぁ……!」
響子「さぁ……」ジリッ
まゆ「覚悟……!」ジリジリッ
ゆかり「あ、あはは……とりあえず、傍観しておきますね?」
智絵里「あ、あぁ……そ、そんな……! いや、いや……」
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……あんっ!
P「仲いいなぁ、あいつら」
おわり
引用元: ・モバP「智絵里とお出かけ」
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