1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/19(月) 23:11:48.69 ID:sCrRYLRF0
しんのすけ「お使いの帰りにお絵かきしてたら遅くなっちゃったゾ・・・・お?」

バリバリバリ・・・・・
セイバー「サーヴァントセイバーここに参上した。問おう、あなたが私のマスターか?」

しんのすけ「え、絵から女の子が出てきたゾ・・・・鯖の・・・さいだー?」

セイバー「私を女扱いするなど・・・!!それに私はセイバーです!!」

しんのすけ「セイバーちゃんっていうの?変なおなまえ~かわいいけどオラ好みのおねいさんにはすこしとおいぞ。ふっ」

しんのすけ「セイバーちゃんのお家は?もう暗いゾ?帰らなくていいの?」

セイバー「私に家は・・・・まさか貴方は何も分かっていないのか?」

しんのすけ「しっけいな!オラ自分の名前くらいわかるゾ!!」

セイバー「・・・では名前を」

しんのすけ「オラ野原しんのすけ!!5歳独身!!」

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/19(月) 23:16:00.14 ID:sCrRYLRF0
セイバー「・・・・分かりました。しんのすけ貴方h」

しんのすけ「あーーーー!!」

セイバー「!?どうかしましたか!!?マスター!敵が!?」

しんのすけ「アクション仮面が始まっちゃう!!母ちゃんにも怒られるゾ!!セイバーちゃんきて!!」ガシッ

セイバー「!?―しかし私は・・・・」

しんのすけ「大丈夫!!家なしセイバーちゃんが家がないのは母ちゃんにオラから言うぞ!!」

セイバー「・・・・・・・・・」

野原家
みさえ「しんのすけ!!あんたこんな時間まで何やってたの!!手に痣まで作って!って・・・・この方は?」

セイバー「セイバーといいます私h」

しんのすけ「セイバーちゃんね、にほんに遊びに来てたらかれしに捨てられちゃって行くところがなくなったのをオラが拾ってあげたんだゾ!!」

セイバー「しんのすけ!?何をいっt」

みさえ「あらまぁ・・・お気の毒に・・・・主人が帰ってきたら私から話すわ。しばらくなら力になってあげられると思う。少し居間でくつろいでて。何にもない家だけどごめんなさいね」

セイバー「えっ、あ・・・いえ・・・そんな。心遣い・・・感謝します」

しんのすけ「セイバーちゃん、オラが案内するぞ!!」

セイバー「!?しんのすけ!少し待って」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/19(月) 23:19:41.67 ID:sCrRYLRF0
みさえ「コラしんのすけ!!セイバーさんを困らすんじゃないの!!ごめんなさいね」

しんのすけ「(ねっ?うまく行ったでしょ?)」ボソッ

セイバー「(これのどこがうまく行ったのですか!!)」ボソッ

―――――
ひろし「ただいまーって・・・・・誰?」

みさえ「セイバーさんっていうの。実は色々あってかくかくしかじか・・・・・」

ひろし「こんなかわいい子をな、酷い男もいたもんだ!!よしわかった!こんな家でよかったら何泊でもしてってくれ!!」

ひまわり「たいやい」

セイバー「・・・ありがとうございます」

みさえ「せっかくだし自己紹介でもしましょうか。私野原みさえ、専業主婦よ。で、こっちがひまわり。仲良くしてあげてね」

ひまわり「たいや!」

セイバー「よろしくお願いします。みさえ、ひまわり」

ひろし「じゃあ次は俺がするかな。野原ひろし35歳。役職は係長(キリッ」

しんのすけ「係長じゃカッコ付かないゾ父ちゃん・・・・」

ひろし「あははー、や、やっぱり?」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/19(月) 23:23:25.35 ID:sCrRYLRF0
セイバー「そんなことありません。外へ出て働き家を築き家族を支える立派な主ではありませんか」

ひろし「いや、そ、そこまで言われると照れるなぁ・・・・」

みさえ「セイバーさんそれはちょっと褒めすぎよ。そうだ、よかったらひまわりをお風呂に入れてあげてくれない?」

セイバー「えぇ。構いません。ではしんのすけも一緒に」

ひろし「いいなぁ。じゃあ俺も・・・・」

げ ん こ つ

ひろし「じょ、冗談だったのに・・・・・」

ひまわり「へっ」

みさえ「さーてセイバーさん。お風呂はこっちだから。私のでよければ着替え出しとくわね」

セイバー「ありがとうございます。みさえ。・・・・?何をしているのですしんのすけ、服を脱がないと風呂に入れないではないですか」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/19(月) 23:30:44.74 ID:sCrRYLRF0
しんのすけ「だ、だってオラ恥ずかしいゾ・・・・・//////」

セイバー「何を恥ずかしがる必要があるのです。さぁ脱いで!!」バッバッバッ

しんのすけ「いやん・・・セイバーちゃんのケダモノ・・・・オラもうお嫁にいけないゾ///////」

セイバー「貴方は男児でしょう!嫁に行くことなどない!」

しんのすけ「ちっちっち。分かってないなぁセイバーちゃんは」

セイバー「はぁ。貴方を相手にしているとキリがない。さぁひまわり、風呂に入りましょう」ハラリ

しんのすけ「!!?しゅっしゅっぽっぽ!しゅっしゅっぽっぽ!しゅしゅぽぽしゅしゅぽぽポッポー!!」

バタッ

セイバー「しんのすけ!?」

ガラガラッ
セイバー「大変です!!しんのすけが!!」

みさえ「セイバーさん!!裸!!裸!!」

ひろし「・・・・・・ぶばっ(鼻血)」

げ ん こ つ

ひろし「い、今のは不可抗力だろ・・・・・・」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/19(月) 23:39:01.04 ID:sCrRYLRF0
みさえ「きっと女の人の裸だったからかしら。この子こう見えて純情なとこあるから。後でこの子は私が入れるわ。ひまわりだけお願いね」

チャポン

セイバー「結局しんのすけに何も話せていない・・・・ですがご家族はとてもいい人だ・・・・ひまわり、貴女も真っ直ぐに育つことでしょう」

ひまわり「たいやい?」

ふにふにふにふに

セイバー「こら!ひまわり・・・やめなさい!!」

ひまわり「ないない。ぱいぱいないない」

セイバー「・・・・・・・・・私だって・・・ぐすん」

―――――
みさえ「主人の仕事部屋だけど普段はそんなに使わないから。私達と一緒に寝るのも気が引けるでしょうし、こんなところでごめんなさいね?」

セイバー「いえ、お気遣いありがとうございます。おやすみなさい」

―――――
セイバー「起きて、しんのすけ。起きてください」

しんのすけ「んんもう朝?オラまだ眠いゾ・・・・」

セイバー「話があります、マスター。一度二階へ」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/19(月) 23:45:51.22 ID:sCrRYLRF0
しんのすけ「で、お話って何?オラとっても眠いんだゾ」

セイバー「はい。私が何故現れたかについてです。私はこの地で行われる聖杯戦争に貴方に呼ばれこの地に現れました」

しんのすけ「ぜ、ぜんぜんわかんない・・・・セイバーちゃんが真面目な顔する時むずかしい話ばっかだゾ・・・・・」

セイバー「簡単にいえば聖杯戦争とは、勝てば何でも願いがかなう戦いです」

しんのすけ「えぇっ!!?じゃあチョコビ100個とかおねいさん1000人とか一億万円でも!!?」

セイバー「はい。叶うでしょう」

しんのすけ「オラ、せーはいせんそーするぞ!!」

セイバー「はい、もとよりこの剣は貴方の為に―」

しんのすけ「また何言ってるか分からなくなったゾ・・・・・」

セイバー「(しかしこの滾る魔力只者ではない・・・・これなら・・・!!)」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/19(月) 23:57:57.12 ID:sCrRYLRF0
マサオ宅
ライダー「はぁ。男児たるもの何を泣き叫ぶ必要がある?夢がかなうのだぞ?」

マサオ「無理無理無理無理無理!!ライダーさんくらい強い人がいっぱいいるなんて僕死んじゃうよォォォォォォォォ」

ライダー「まったく情けない・・・・ん?お、面白そうなものがあるな、どれ」

マサオ「・・・・ゲ、ゲームがしたいのライダーさん?」

ライダー「ゲームというのか!?ほう少し遊ばせてもらうぞ」

あ た ら し く ゲ ー ム を は じ め ま す か ?

→は い
 い い え
マサオ「あぁぁぁぁぁぁぁ!!僕のデータがぁぁぁぁぁぁ!!!」

ライダー「余がそこまで進めれば問題はないだろうが。いちいち泣くな!!」ピシッ

マサオ「ひぃぃぃぃぃぃ!!ごめんなさぁぁぁぁい」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 00:03:35.66 ID:HJcoAURG0
風間君宅
ランサー「と、言う訳です。まだ幼い主を巻き込んでしまい・・・・申し訳ありません」

風間「いいんですよ。ママもすんなり納得してくれたみたいですから、あ、そうだ!ランサーさん英語とか喋れますか?」

ランサー「はい、・・・・しかしそれが?」

風間「僕英語習ってるんだ!よかったら教えてよランサーさん」

ランサー「それが主の命とあらば」

―フタバ幼稚園―
よしなが先生「今日はねねちゃんはお休みです」

子供「えー!どうしてー?」

よしなが先生「うん。急にげっそりしちゃったんだって。ちょっとお遊戯とか頑張りすぎちゃったのかな?」

風間「今日はねねちゃんお休みか。ふぁぁぁ、眠いなぁ」

しんのすけ「オラも眠いゾぉ」

マサオ「ん、僕も眠いよ」

風間「どうせしんのすけはテレビでも見てたんだろ?僕は家庭教師の先生と英語のお弁要してたんだ」

しんのすけ「違うゾ!!オラセイバーちゃんとお話してたもん!!」


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 00:10:48.15 ID:HJcoAURG0
風間・マサオ「「えっ!?」」

しんのすけ「どうしたの二人とも?様子がおかしいゾ?」

風間「な、何でもないよ!」

マサオ「そそそそそそうだよ!!何でもないよ!」

風間「(帰ったらランサーさんに話してみよう)」

―風間君宅―

かざママ「ランサーさん、そんな隅から隅まで掃除してくれなくてもいいのに」

ランサー「いえ、奥様。急に押しかけた私を家庭教師として雇って下さる以上これくらいは当然かと」

かざママ「私、主人がずっと海外にいて寂しかった・・・・それを埋めてくれたのはランサーさんあ、あなt」

風間「ママ!ただいま!!」

かざママ「お、お帰りなさい!とおるちゃん。おやつは何がいいかしら」

風間「ううん!いいよ。それよりランサーさんにお話があるんだ!」

ランサー「・・・お伺いします」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 00:16:56.73 ID:HJcoAURG0
ランサー「何とっ!主のほかにも幼きマスターが!?」

風間「うん。しんのすけって奴なんだけど、セイバーって言ってたから。マサオ君も怪しかったなぁ・・・・」

ランサー「セイバー!?最優のサーヴァントか・・・・主、その友人の家へ案内していただけますか?」

風間「どうするの?」

ランサー「かのうなら同盟を、それが出来なくともお互いに最後まで不可侵の誓約をかわしたい!貴方のような者たちを戦いに巻き込むわけにはいかない!」

風間「(―ビクッ)もしセイバーが悪い人だったら?ランサーさん戦うの?」

ランサー「―ハっ!・・・・申し訳ありません主。取り乱してしまいました。ご安心を、主だけは我が槍に賭けて守りとおします。セイバーともなるべく分かりあえるよう尽力しましょう」
ガチャン

ランサー「奥様、旦那様のスーツをお貸しいただけますか?少しとおる君と出かけます」

かざママ「?構わないけど主人のは少し小さいんじゃ・・・・」

ランサー「構いません」
スッ・・・シャキーン

ランサー「少し小さいが・・・まぁ大丈夫か」キラキラ

かざママ「・・・・・素敵//////」

ランサー「・・・・では、行ってまいります」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 00:24:36.25 ID:HJcoAURG0
野原家
ピンポーン
みさえ「はぁーい。どなた・・・・きゃっ!!あ、貴方は?///////」

ひまわり「きゃー///////」

ランサー「私、風間君の家庭教師をしているランサーと申します」

風間「こんにちは、おばさん」

みさえ「こ、こんにちは。でもなんで家庭教師の方がここに?」

ランサー「はい、こちらにセイバーという者はいませんか?少し見ない知り合いでして。ここにいるとお宅のお子さんからとおる君が聞いたと聞き、久しくなり勝手ながら訪問させていただきました。突然の無礼をお許しいただきたい」

みさえ「そんなとんでもないわ・・・・頭をあげてランサーさん。良かったら中へ、セイバーさんも呼んできますね」

みさえ「一番高いティーパックとケーキと他に・・・・何か出した方がいいのかしら・・・・・あぁもういろいろ買っておけばよかった!!」

しんのすけ「はぁ・・・ったく母ちゃんイケメンには甘いんだから・・・」

ランサー「単刀直入に言おう。俺と手を組んでほしい」

セイバー「・・・・・どういうことだ?」

ランサー「見ての通り我が主たちはあまりに幼く、無力だ。そのような境遇の者が他にもいるなら主を守るために組むのは当然ではないだろうか?幼き主を平然と狙うサーヴァントもいるだろう」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 00:32:55.68 ID:HJcoAURG0
セイバー「組まないと言ったら?」

ランサー「せめて最後の二組となるまで不可侵の誓約を」

セイバー「もし断ると言ったら?」

ランサー「残念だが、このディルムットの槍にかけて貴様を倒そう」

セイバー「・・・・貴方が誇り高きサーヴァントのようでホッとしました」

ランサー「では・・・・・」

セイバー「えぇ、最後の二組となるまで共に戦場を駆けることを誓いましょう」

しんのすけ「ねぇ風間君。セイバーちゃん達何のお話してるの?」

風間「はぁ!?聖杯戦争のことだろ?しんのすけお前何も聞かされてないのかよ」

しんのすけ「おぉ!オラせーはいせんそー知ってるぞ!」

風間「しっ!声が大きい!絶対内緒だって聞かなかったのかよ?」

しんのすけ「だってセイバーちゃんのお話むずかしいんだゾ・・・・・」

風間「そんな事とは思ったけどさ・・・・・」

ランサー「主、話が済みました。戻りましょう」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 00:40:29.13 ID:HJcoAURG0
みさえ「あぁ、まだお茶も用意できてないのに・・・・」

ランサー「お構いなく奥様。もとより押しかけたこちらに非がありますので」キラキラ

みさえ「謙虚なとこも素敵・・・・・//////」

ひまわり「たいやいやいやいやい」

みさえ「えっ?やだひまったらランサーさんに抱っこしてほしいの?・・・・お願いしてもいいかしら」

ランサー「?はい、構いませんが」ひょいっ

ランサー「赤ん坊というのは無邪気で良いものですね・・・・」にこっ

ひまわり「いひひひひひ/////」

ランサー「・・・そうでもないのかも知れません」

しんのすけ「・・・・結局二人とも父ちゃんの事言えた義理じゃないゾ」ボソッ

みさえ「―はっ!こーらひま!ランサーさん困ってるでしょ?こっちに来なさい」

ひまわり「ぶーっ!!」

ランサー「それではこれにて。」

風間「おばさん、おじゃましましたー」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 00:46:38.54 ID:HJcoAURG0
――帰り道――
風間「もう暗いね。僕なんだか眠いや」

ランサー「えぇ。今日はお昼寝もしていませんから、英会話は明日にして今日は休息を取るのがよいかと」

風間「うん、そうする」

ランサー「今日の夕飯はハンバーグだそうです。奥様、腕によりをかけて作ると意気込んでおられましたから」

風間「ハンバーグ!?やったー!」

ランサー「さ、早く帰りましょう。帰りが遅いと奥様も心配されることでしょう」

ランサー「(―禍々しい魔力の痕跡は一体・・・・主が寝静まった後、様子を窺いに来るか・・・・)」
――酢乙女邸―
愛「ギル様!御夕飯をお持ちいたしました!酢乙女グループが誇る最高級の食材とシェフに作らせた料理ですわ!」

カチャカチャ
ギル「ふむ。なかなか悪くはない―が言ってしまえばその程度のモノでもあるな」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 00:52:54.52 ID:HJcoAURG0
愛「お気に召しませんでしたか・・・・?」

ギル「そう気を落とすでない愛よ。まだまだ未熟ではあるがお前には「女王」の素質がある。我が導けば立派な女王に成長することだろう」

愛「まぁ・・・!愛、感激ですわ!!」

ギル「故に、だ。お前は真の最高級を知る必要がある。真贋を見抜き頂点に立ち続けてこその王。」パチン

愛「どれも美味しそう・・・・」

ギル「無論だ、王の中の王である我の財。美味でないわけがなかろう?愛、特別に食すが良いぞ」

愛「はいギル様!頂きます!!」
――マサオ宅―
トクトクトクトク
ライダー「おっとっと。これは奥さん、かたじけない」グイッ

マサ母「いえいえ、一人っ子で寂しそうなマサオのお相手ばかりしてもらって大助かりですよ。前はもう少し暗かった気がします」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 00:57:28.96 ID:HJcoAURG0
ライダー「いやぁ!それにしてもマサオ君はなかなかに見所がある!是非将来は我が軍の一員として迎え入れたいものですなぁ!がははははははは!!」

マサ母「(いい人なんだけど急に訳解らないこと言い出すのよねこの人・・・)」

マサオ「ねぇライダーさん!!後で一緒にゲームしようよ!!」

ライダー「そう言えば先日は余の負け越しであったな。だが先に風呂だお前も来い。共に夢について語らおうではないか」

マサオ「うん!」

マサ母「マサオったらすっかりライダーさんに懐いちゃって。・・・・・まだしょっちゅう叫んでるけど、まぁいつものことだし」

―風呂―
マサオ「じゃあライダーさんは仲間と旅してたの!?・・・・いいなぁ僕も行ってみたいなぁ」

ライダー「ならば着いて来ればよいではないか?余はいつでも歓迎するが?」

マサオ「ぼ、僕は無理だよ・・・・ライダーさんみたいに強そうじゃないし、幼稚園もあるし・・・・」

ライダー「・・・何でそう卑屈になるかな。良いかマサオ、男児たるもの夢を追いかけんでどうする!?その果てにあるモノ!!そこから見える新たな境地!!見てみたいとは思わんのか?」

マサオ「み、見てみたいけど、やっぱり僕には無理だよ・・・・」

ライダー「ふぅむ、こりゃ一回刺激を与えてみる必要があるな。明日にでも初陣を飾るとするかな?」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 01:05:25.27 ID:HJcoAURG0
―夜道―
ランサー「確かに痕跡はこの辺りから・・・未だなお濃い・・・――人か?」サッ

四朗「いやぁ、ホント受験勉強ってストレスたまるんスよねぇ」

???「えぇ、えぇ。その心中お察しいたしますとも」

ランサー「―奴らは何を?・・・・・!!?」

???「ですからこそ、こういったことでの発散が必要なのですよ」グチャグチャ

四朗「確かに。こりゃいいや青髭さん!」グチャ

ランサー「(惨い事をする・・・・しかしもうあの子は助からん。まだ手は出せん・・・許してくれ)」

キャスター「私こそ貴方の様な理解あるマスターに巡り合えて幸運ですよ」ニッコリ

四朗「しっかしこの子反応薄いっすねぇ。ボーしか言わないや」グチャグチャ

風間「ランサーさん何処かな・・・・あれはボー・・・ちゃん?うわあああああああ!!」

タッタッタッタッタッタッタ・・・・ドン

キャスター「おや、どうしたのかな坊や?こんな夜遅くに出歩くと危ないですよ?」ニッコリ

風間「あ・・・・あ・・・・」ガタガタガタガタ

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 01:13:22.78 ID:HJcoAURG0
ズバッ
ランサー「我がマスターの前から失せろ!!この外道が!!」

キャスター「このような幼児がよもやマスターとは、今回の聖杯戦争は楽しませてくれそうだ」
ズズズズズズズ
スパッ
ランサー「槍兵にこのような緩慢な攻撃が通じるものか!!さぁ主!!ここは任せて早く逃げて!!」

ズズズズズズズ

風間「た・・・立てないよぉ!!」ガクガク

ランサー「―なっ!?」

ズズズズズズズ

キャスター「私が狙っているのは貴方ではなく最初からマスターの方なのですがね」

ランサー「間に合えぇ!!」
ドッドッドッ グサッグサッ

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 01:20:34.33 ID:HJcoAURG0
ランサー「・・・・お怪我は・・・・ありませんか?」

風間「う、うん。―――!!ランサーさん・・・体が!!」

ランサー「心配には・・・・及びません」

風間「でも、血が・・・いっぱい」

ランサー「大丈夫・・・・明日は幼稚園も・・・英語のお勉強もあります故、今日はお帰りになって・・・・お休みください」

風間「明日も!明日も僕に英語教えてよ?約束だよ!!」キィィィィィン

ランサー「えぇ・・・約束ですとも。さ、早く」

風間「・・・・」だっ

ランサー「ガフッ・・・随分待ってくれたようだな?」

キャスター「えぇ、美しいものは愛でる主義でして」

ランサー「貴様に言われると反吐が出るな・・・言っておくが手負いの獣は手強いぞ?このディルムットの双槍とくと目に焼き付けろ!!」

キャスター「嗚呼、マスターとサーヴァントの美しい絆が断ち切れるのをこの目で見届けることが出来るとは何たる僥倖―――ッッッッッッ!!!」


37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 01:31:25.22 ID:HJcoAURG0
キャスター「予想以上でしたね・・・・少し肝を冷やしました。それに引き換えてもあの無念の顔は手に入るモノではありませんが」

四朗「ん、もう終わったんスか?」

「見苦しい茶番はそこまでにしておけ。雑種共」

キャスター「!?」

ギル「言っておくが我に口をきくことは赦さぬ。これ以上空気が不味くなってはかなわん」

四朗「な、なんなんスか!?いきなり出てきて一体!」
サクッ
ギル「誰が口をきいて良いと言った?まぁ良い、マスターが倒れたなら直にこいつも消えるだろうが・・・・それまでの遊びだ、愛よ、よく見ておけ王の戦いのなんたるかをな」

愛「はい!!愛頑張りますわ!!」

ギル「うむ、その殊勝な心がけ褒めてつかわすぞ。・・・・では始めるか、王の(ゲート・オブ)・・・・・財宝(バビロン)」パチン

キャスター「お、おのれ!!おのれおのれおのれおのれおのれおのれ―――ッッッッ!!」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 01:39:06.17 ID:HJcoAURG0
―翌朝―
風間「・・・・ん、ランサーさんは・・・いない・・・・僕のせいで・・・・・うっううっううう」

「貴方はとても聡明なお方だ。私が付いておらずともきっと大丈夫ですよ」

風間「ランサーさん!?」

風間「気のせい・・・か」

―フタバ幼稚園―
よしなが先生「今日もねねちゃんはお休みです。・・・・それともう一つ残念なお知らせがあります・・・・・ボーちゃんが行方不明になりました」

しんのすけ「ボーちゃんのことだからきっと石集めに夢中になっちゃったんだゾ!!」

マサオ「そうだよね!!きっとそうだよね!!」

風間「・・・・・・・」

しんのすけ「どしたの?風間君元気ないゾ?」

風間「ボーちゃんも・・・・・ランサーさんも・・・もういないんだ」

しんのすけ「そんなの・・・・そんなのウソだゾ!!」ダッ

風間「しんのすけ・・・・」


39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 01:45:55.00 ID:HJcoAURG0
―野原家―
しんのすけ「ただいま」

セイバー「おかえりなさい、しんのすけ」

しんのすけ「セイバーちゃん。しんじゃった人もせーはいで生き返るの?」

セイバー「?えぇ。可能でしょう。しかし何故?」

しんのすけ「うん、今日ね―」

セイバー「そんなことが・・・・まさかランサーが・・・・」

セイバー「ですがしんのすけ、貴方だけは最後まで守りとおします。そして貴方はその願いを―」

しんのすけ「オラもセイバーちゃんと戦う!セイバーちゃんと戦って悪い奴をやっつけるゾ!!」

セイバー「しかし・・・・危険すぎます」

しんのすけ「絶対セイバーちゃんと戦うぅぅぅぅぅ!!」キィィィィィィ

セイバー「令呪を!?・・・・はぁ。貴方という人は・・・・確かに目の届く範囲においておける方が安全かもしれませんね。よろしくお願いします、しんのすけ

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 01:56:09.98 ID:HJcoAURG0
しんのすけ「オラ頑張る!!―えっセイバーちゃん・・・?」

ナデナデ
セイバー「貴方はとても強い・・・・後もう少し辛抱して下さいね」

しんのすけ「う・・・・うん///////」

―夜―
rrrrrrrガチャ
みさえ「あら厚子ちゃん久しぶり!!えっ?四朗君が・・・えぇ、分かった。ありがとね」ガチャン

ひろし「ただいまー!」

みさえ「あ、あなた・・・・おかえりなさい」

ひろし「ん、どうしたー?そんな暗い顔して、あっさては太ったか?」

みさえ「そんなのじゃないわよ!実は四朗君が・・・・・ボーちゃんも行方不明みたいで・・・・・」

ひろし「そんなことがあったのか。・・・・物騒だな家も気をつけないと・・・・・」

しんのすけ「ボーちゃんは絶対生きてるゾ!!四朗さんもオラが生き返らせる!!」

ひろし「そうだよな、ボーちゃんはきっと生きてる。・・・・・よし!今日はパーっと寿司でも食いに行こう!!奮発して回らないタイプだ!!セイバーちゃんもさそって!!」

しんのすけ「オラセイバーちゃんにお話しして来る!!」
タッタッタ


41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 02:03:07.42 ID:HJcoAURG0
セイバー「・・・・いいのですか?家族団らんの場に私が・・・・」

しんのすけ「いいのいいの!父ちゃんのおごりだから!!」

ひろし「いいのいいの!もうセイバーちゃんも家族みたいなもんさ!」

みさえ「そうよ。こんな物騒な時こそ信頼できる人は多いほうがいいもの」

ひまわり「た!」

セイバー「・・・ありがとうございます。では、お言葉に甘えて」

寿司屋

しんのすけ「オラセイバーちゃんのとなりがいい!!」

ひろし「ははは!しんのすけのヤツすっかりセイバーちゃんに懐いちゃったな。いいかな?」

セイバー「えぇ、構いません。ではしんのすけ、隣に」

しんのすけ「・・・・・/////」

ひろし「じゃあ最初はかっぱ巻きもらおうかな!」

しんのすけ「ふっ、相変わらず器が小さいゾ。オラはたまご!」

みさえ「そうそう、だから係長なのよねー。私はカンパチ。ひまは茶碗蒸し食べましょうねー」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 02:06:13.93 ID:HJcoAURG0
ひろし「うるせいやいうるせいやい・・・・今日は何でも頼みやがれこんチクショー!!」

セイバー「では、私は中トロというものを」

ひろし「えっ・・・・中トロ?」サーッ

セイバー「何か・・・いけなかったでしょうか?」

ひろし「いいんだいいんだ!た、食べてくれ食べてくれ・・・・」

セイバー「いただきます。・・・・ふむ、これはとても美味しい・・・・これがスシというものなのですね!」パクパク

みさえ「へぇー、お箸使うの上手ねぇ!」

しんのすけ「うん、なかなかいけるゾ」ガツガツ

セイバー「しんのすけ、お行儀が悪いですよ。口に米粒が付いています」ふきふき

しんのすけ「うん・・・・・////」

ひろし「あーこりゃ本格的にメロメロだな」

みさえ「そうみたい。あの子が大人しくなるなんてよっぽど好きなんでしょうね」クスクス

セイバー「大将、ウニとタイと中トロと大トロとアワビを」


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 02:09:18.41 ID:HJcoAURG0
大将「ヘイお待ち!」

セイバー「おかわりを」

大将「ヘイお待ち!」

セイバー「おかわりを」

ひろし「せ、セイバーちゃん、よく食べるんだね・・・・」

セイバー「はい、食べていなければいざというとき力を発揮することができません。それに・・・・・このような美味なものに初めて出会いました。あ、大将おかわりを」

レジ係「しめて6万8千円になります♪」

ひろし「はぁ・・・こりゃボーナス分の小遣い飛んだな」

みさえ「いいじゃないの!セイバーさんも喜んでくれたんだし!ねー」

しんのすけ・ひまわり「「ねー」」

セイバー「ありがとうございます、ひろし。・・・・何故泣いているのです?」

ひろし「な、泣いてないよ」うるうる

セイバー「?」

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 02:14:26.48 ID:HJcoAURG0
―深夜―
ライダー「おい、おい起きんか小僧」
マサオ「ん・・・・・」

ライダー「今日は我らの初陣だ!心して臨めよ?」

マサオ「ほ、本当に行くの?」

ライダー「いまさら何を。さ、さっさと支度せい。我が一斬にて覇権を問う!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
マサオ「おっきな牛さん・・・・」

ライダー「さぁ乗れ!!共に旅立ちの歌を歌おうではないか!!」

マサオ「すごい・・・!!ホントに空飛んでる!!」

ライダー「どうだ?上からの眺めはさぞ気持ちよかろう?」

マサオ「うん!!こんなの初めて!!」

ライダー「よし!敵の気配を探る!揺れるぞ?しっかりつかまっておれ!!」グオン

マサオ「!?ひぃぃぃぃぃぃやっぱり降ろしてぇぇぇぇぇ」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 02:22:45.80 ID:HJcoAURG0
―またずれ荘庭―
ドッドッドッグチャァ
優「本当にこれで願いがかなうの?アサシンさん?」

アサシン1「左様、我ら無数のアサシンは元は一人の人間。」
アサシン2「その我らの活躍を観察することによりマスターの演技にも深みが増すことでしょう」
アサシン3「しかし我々はサーヴァントとしては直接戦闘には不向き、よって活躍するためには生きた人間の魔力をすすり力を増す必要があるのです」

優「人を殺すのは嫌・・・でも女優にはなりたい・・・・」

アサシン4「役者というのは人を殺める役もあるでしょう」

アサシン5「ご安心くださいマスター。貴方が直接人を殺めるようなことはありません」

アサシン6「近くにいたキャスターのマスターも消えたようです。今こそ!」

「貴様如き凡庸な女の夢など叶うはずもあるまい?夢を見ることすらおこがましいと知れ、雑種よ」

アサシン「誰だ?」

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 02:27:08.75 ID:HJcoAURG0
愛「口を慎みなさい!雑種!」

ギル「よい、愛。我から言ってやろう。散歩がてらうろついていたら貴様等の一人を見かけてな、あまりに無防備だったので遊んでやったら味方の場所を教えるから自分は許してくれ。と言われたのだ」

アサシン「な―ッ?」

ギル「先の事、なかなかに良かった。誉めてつかわすぞ愛」

愛「愛感激ですわ!」

ギル「うむ。では愛よ、今宵も王の戦いをその目に刻み、しかと学ぶのだぞ?」

愛「勿論ですわ!ギル様!」

―公園―
バーサーカー「・・・・・・・」

ライダー「そこまでの殺気を隠す気もないとは、貴様バーサーカーか?相当弱ってると見えるが?」

バーサーカー「・・・・・・・」

ライダー「まぁどちらにせよ余の敵だわな。魔力も十分だ一気に片を付ける!!よぉく見ておけ坊主。これが余の王の軍勢―!!」

マサオ「えっ・・・・ここは?」

ライダー「よく聞け皆の者!!今日は我が軍勢に新たな兵を迎え入れた!!!名をマサオという!!中々見どころのある坊主だ!だが少々臆病風に吹かれてしまってな、そこで皆の勇壮な様を目と、そして心に刻ませたい!!敵は一人のみだが一騎当千の心構えで臨め!!!!!」

軍勢「「「「「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!」」」」」」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 02:31:37.51 ID:HJcoAURG0
マサオ「凄い・・・・凄い!!凄いよライダーさん!!皆かっこいい!!」

ライダー「何を言っておる、まだ戦うことこそせぬが我らは全員同じ志を共にする戦友ではないか?ここにいるのは総てがお前の戦友!!共に地を駆けた勇者!!そして今ここにお前は加わったのだ!!胸を張れ坊主!!」

マサオ「・・・・うん!!」

ライダー「ふむ、バーサーカーもなかなか粘りおる。マスターから根こそぎ吸い取るつもりか。では我らも行くとしよう。しっかり掴まれ坊主」

ライダー「AAAAALaLaLaLaLaLaLai!!!!!!!」

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドド・・・・・・・・・・しゅうううううううう

ライダー「緒戦はこんなものか。どうだ坊主、勝利というモノは?」

マサオ「うん!!凄くうれしい!!」

ライダー「この勝利はお前の勝利でもある。さぁ勝ち鬨を挙げよ皆の者!!!」

軍勢「「「「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおぉぉぉ!!!!」」」」」
――
ライダー「では行くか」

ライダー「ん?アレはサーヴァントか?あちらも勝ち残った方か・・・・・」

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 02:39:24.46 ID:HJcoAURG0
セイバー「では行きましょうマスター」

しんのすけ「オラ!頑張るゾ!!」
ドズゥゥゥゥゥゥゥゥウン!!!!!

セイバー「―サーヴァントの戦闘!?」

しんのすけ「またずれ荘の方だゾ!!!」

―またずれ荘―
マサオ「え?・・・・愛ちゃん?」

愛「あらマサオ、あなたもマスターだったの?」

マサオ「う、うん・・・・」

愛「まぁ良かった!手間が省けて!ギル様の手を煩わせず済みますわ!!」

マサオ「どういうこと?」

愛「私が好きならマサオ、サーヴァントに自害させなさい」

ギル「ほう?愛の奴も分かってきたではないか」

マサオ「ぼ、僕h」

ライダー「それはできんな嬢ちゃん?この坊主は余の戦友であり臣下!!余を裏切れるはずもなかろう?なぁ坊主よ?」

マサオ「はい!!僕はライダーさんのぶ、部下なんだあ、あ、あ、愛ちゃんのお願いでも聞けない!!!」

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 02:44:31.61 ID:HJcoAURG0
ライダー「おぉ。言えたではないか!嬢ちゃんよ、だそうだが?」

愛「あらそう?ならいいわ。ギル様!あの雑種たちを」

ダッダッダッダッダッダッダ
しんのすけ「優ちゃん・・・・大家さん・・・・みんな・・・・」

セイバー「これは・・・・・ここの人間は貴方達二人がかりで殺めたというのですか!?」

ライダー「はぁ。ややこしいのが出てきおったな」

セイバー「答えなさい!!さもなくば!!」

ライダー「さもなくば?」

セイバー「我が剣の錆となってもらう!!!!」ゴォォォォォォォ

ライダー「ほう?この小娘なかなかにやると見た・・・!」

しんのすけ「皆悪者だったんだな!!マサオ君も愛ちゃんもマッチョ親父もヘンテコ金髪頭もオラ絶対ぜーーーーーーったいに許さないゾ!!」


55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 02:47:54.23 ID:HJcoAURG0
ギル「・・・・・・今日は引くか」

愛「いいんですの?」

ギル「構わぬ、興が覚めたわ。よく聞け雑種共よ。この地よりあふれ出る魔力量から見るに、残ったサーヴァントは我ら三体のみ。明日我は街で先にあった方をたたく。ではな、ゆくぞ愛」スゥ・・・

ライダー「まぁ分かりやすくていいわな。では我らも行くか」

マサオ「違うんだよ!?これは僕たちじゃないんだよ!?信じてしんちゃん!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

セイバー「あの少年の目に嘘はなかった。これはあの黄金のサーヴァントが?」

しんのすけ「マサオ君は嘘なんて付かないゾ」

セイバー「では、マスターの友を信じるとしましょう。決戦は明日です、今日はもう家に帰りましょう」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 02:52:13.38 ID:HJcoAURG0
今思ったんだけどしんのすけがアパートから家に戻った時って優ちゃんアパート出てるんだよなごめんミスだわ

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 02:55:49.11 ID:HJcoAURG0
―フタバ幼稚園―
よしなが先生「また・・・・残念なお知らせがあります・・・・ね、ねねちゃんが・・・・うぅっ・・・・」

風間「おいしんのすけ!お前のサーヴァントがやったんじゃないだろうな?」

しんのすけ「セイバーちゃんはそんなことしないゾ!!オラと一緒にいたもん!!」

風間「・・・・ごめん」

マサオ「・・・・・ライダーさんでもないよ?愛ちゃんじゃないかな?」

風間「愛ちゃん!?愛ちゃんもマスターなの?」

マサオ「うん・・・・金髪の男のひとがサーヴァントだよ」

風間「まさか愛ちゃんが・・・・・・」

―野原家―
しんのすけ「ただいま」

みさえ「ただいまんボウじゃないってあれほど言えば・・・・ってお帰りなさい」


60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 03:00:21.39 ID:HJcoAURG0
セイバー「しんのすけ、お帰りなさい」

しんのすけ「オラ、シロの散歩いってくるぞ」

みさえ「(ねねちゃんの事とかまたずれ荘のことでこの子もいっぱいいっぱいなのよね)」

みさえ「しんちゃん、ちょっとおいで」

しんのすけ「どしたの母ちゃん?」
チャリンチャリンチャリン

みさえ「シロの散歩はママが行くから、これでセイバーさんと遊んでらっしゃい。セイバーさんお願いできる?」

セイバー「承知しました。しんのすけは私が責任を持って守りとおします」

しんのすけ「これ何円!?一億万円!?」

みさえ「そんなにないわよ!帰ってきたらハンバーグも作っておいてあげるから!行っておいで」

しんのすけ「うわーい!!セイバーちゃんとおデート!おデート!ハンバーグ!!行ってきまーす!!」

セイバー「それでは、行ってきます」

みさえ「セイバーさん」

セイバー「はい、何でしょうか?」

みさえ「きっと今あの子いっぱいいっぱいだと思うから・・・・精一杯甘えさせてあげて」

セイバー「・・・・・はい」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 03:04:47.18 ID:HJcoAURG0
ゲームセンター
しんのすけ「セイバーちゃん!!プリクラとろ!!」

セイバー「ほう、これは写真を撮影するものなのですね」
パシャっ

しんのすけ「落書きはオラがするゾ!!」カキカキ

セイバー「こらしんのすけ!私の顔はこんなのではない!!私も!!」カキカキ

しんのすけ「ふたりとも顔が分からなくなったゾ・・・・・」

落書き時間終了ーー写真が出来上がるまで待ってね!ガコン

セイバー「ふふっ、本当に顔が分かりませんね」

しんのすけ「次はホッケーやろホッケー!」

セイバー「なるほど、この円盤を敵陣に叩き込めば勝ちなのですね?それなら!」
カン!!カンカン!!ピーっ

しんのすけ「オラの勝ちだゾ!まだまだセイバーちゃんも甘いな」

セイバー「納得がいきません!!しんのすけ!もう一度勝負です!!」
カンカン!!カンカン!!ピーっ

セイバー「ざっとこんなものでしょう(ドヤァ」

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 03:08:38.37 ID:HJcoAURG0
しんのすけ「次はこれやろ!ゾンビ倒す奴!!」

セイバー「アーチャーのクラスでなくともこのくらい!!!」

バンバンバン!!ぐああああああ

しんのすけ「セイバーちゃん弱っ・・・・」

セイバー「私は狙いを定めました!この機会が悪いのです!」

しんのすけ「次はこれ!」

セイバー「負けません!」

しんのすけ「次は―」

セイバー「しんのすけ、最後にアレをやって帰りましょう」

しんのすけ「UFOキャッチャー?」

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 03:11:43.78 ID:HJcoAURG0
セイバー「はい、あの獅子を模した人形がほしいと思いまして」

しんのすけ「へぇー人形欲しがるだなんてセイバーちゃんのオ・ト・メ」

セイバー「良いではありませんか!!獅子は良いものです」

しんのすけ「しょうがないなぁ。オラが取ってやるぞ・・・・・・・・・・・・・・ほい」

セイバー「ありがとう、しんのすけ」

しんのすけ「いやぁ照れるなぁ・・・・/////」

セイバー「それでは帰りましょうか」

―帰路―
しんのすけ「ねぇセイバーちゃん?」

セイバー「はい、何でしょうか」

しんのすけ「せーはいせんそーが終わってもセイバーちゃんずっと一緒だよね?」

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 03:14:54.80 ID:HJcoAURG0
セイバー「いえ、我々サーヴァントはしかるべき場所に帰ることとなっています」

しんのすけ「いなくなっちゃうってこと?」

セイバー「・・・・・はい」

しんのすけ「そんなの!そんなのオラヤだゾ!!せーはいに頼んでセイバーちゃんにいてもらうゾ!!!」

セイバー「聖杯が叶える願いは一つ。しんのすけは友人を助けるのではないのですか?」

しんのすけ「うぅ・・・オラ・・・オラ!セイバーちゃんの方がいいゾ!!!!」ダッ

セイバー「しんのすけ!まって!」

公園
しんのすけ「うぅ・・・・うぅう」

セイバー「ここにいましたか。あまり遅いとみさえも心配します。帰りましょう」

しんのすけ「・・・・ヤだ」

セイバー「我儘を言ってはいけません。ほら泣かないで、しんのすけは男の子でしょう?」

しんのすけ「でもせーはいせんそーが終わっちゃうとセイバーちゃん消えちゃうんでしょ?」

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 03:20:41.78 ID:HJcoAURG0
セイバー「確かに姿としては消えるかもしれません。しかししんのすけと過ごした日々は私の心に。それはしんのすけも同じなのでは?」

しんのすけ「・・・・・・」

セイバー「いつまでも私の事を忘れないでくださいね」

しんのすけ「・・・うん」

セイバー「そう言えばしんのすけと出合ったのもこの公園でしたね」

しんのすけ「・・・・そうだっけ?」

セイバー「なっ!?もう忘れてしまったのですか?ふふっ、でもそれがしんのすけらしいのかもしれませんね」

しんのすけ「へへ~////」

セイバー「さぁ行きましょう。今日はハンバーグです」

しんのすけ「セイバーちゃん食べ過ぎると太るゾ?」

セイバー「わ、私は大丈夫です/////太りませんから!」

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 03:26:32.99 ID:HJcoAURG0
―深夜―
セイバー「さぁしんのすけ行きましょう。私から離れないで」

しんのすけ「オラ頑張るゾ!!」

河原―
セイバー「・・・・まずは貴方が相手のようですね」

ギル「我の遊び相手はお前か、まぁ最後の相手が小娘では恰好もつかぬか。」

セイバー「生憎だがお前と交わす言葉もはない。行くぞ!!はぁぁぁぁぁぁぁ!」

ギル「―!?早い?ちぃぃぃぃぃ!!」

ガキィィィンズザァァァァ

セイバー「ここなら街を焼き払う憂いもない!!!ゆくぞ!!エクス―」

ギル「ふん、どうやらよっぽど死にたいらしい―よかろう。愛、よくみておけこれが絶対の力よ、エヌマ―」

セイバー「カリバー!!!!」

ギル「エリシュ!!!!!」
ごぉぉぉォォォォォォォォォォォォ・・・・

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 03:31:13.87 ID:HJcoAURG0
セイバー「クッ・・・うぅうう」

ギル「ふん、こんなものか?」

愛「さすがギル様!!圧倒ですわ!!!」

ギル「誉めるな。当然よ」

しんのすけ「やめろー!へんてこ金髪頭!セイバーちゃんをいじめるなぁぁぁぁ!!」ポカポカ

ギル「!?ええい下がっていろ小僧!!死ぬぞ!!」

セイバー「今なら!!」ダッ

セイバー「マスター離れて!エクス!!!カリバァァァァァ!!!」ズバァッ

ギル「―ガっ!?」

愛「ギル様!!」

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 03:35:05.83 ID:HJcoAURG0
ギル「・・・なぁに、案ずるな愛よ。」なでなで

愛「でも・・・お怪我が・・・・・!」

ギル「よいか愛よ、慢心せずして王たれると思うな。そして敗北しようとも・・・・最強の王たる王とは・・・・・・・」

愛「もちろん・・・・ギル様ですわ・・・・」

ギル「・・・ふっ。また再びお前を見たとき、我を失望させるなよ?」サァァァァァ・・・・・

愛「うっ・・・・うぅぅぅ」

しんのすけ「愛ちゃん・・・・・」

セイバー「・・・・・行きましょう、マスター。まだライダーが残っています」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・

ライダー「その必要はない!!余が直々に出迎えてやった!!」

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 03:38:50.73 ID:HJcoAURG0
セイバー「・・・現れましたか、ライダー」

しんのすけ「でたな!妖怪マッチョ親父!!」

マサオ「しんちゃん!ライダーさんに何て事いうの!!」

ライダー「ガハハハハハ!!!よい!よい!しかしアレだな。余はてっきりアーチャーと当たると思っていたのだが」

セイバー「・・・そのアーチャーも同じようなことを言い、このような小娘に敗れたわけだが?」

ライダー「何、あ奴を倒した時点で余が全力を出す相手だとは思っとるさ。だがその前に一つ問いたい!」

セイバー「何だ?」

ライダー「貴様らが聖杯に託す願いとは!?」

セイバー「・・・・・国の再建だ」

しんのすけ「しんじゃった人を元に戻すんだゾ!!!!」

ライダー「ガハハハハハ!!!ぬるい!小さい!!我らが共に追いかける夢は今だ未知なる世界!!未来への挑戦!!過去にしがみつく貴様等とは重みが違う!!!!」

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 03:45:07.06 ID:HJcoAURG0
セイバー「戯言を!」

ライダー「ふむ、ならば少々駆け足気味ではあるが見せるとしようか、我が王の軍勢を―!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ライダー「今宵はいよいよ最後の決戦となる!!相手は小娘一人とて気を抜くな!?あのアーチャーを倒した者だ、心してかかれ!!」

セイバー「マスター、私から離れないでください―!」

しんのすけ「うん!」

軍勢「「「「おおおおぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」」」」」

セイバー「はぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」ズバズバッ

ドッドッドッドッグサガっドッドッ

セイバー「―!ぐぅっ!!」

しんのすけ「セイバーちゃん!!」

セイバー「まだ・・・まだ引き寄せないと・・・・やぁぁぁぁぁ!!」ズバッズバッ

ドッザクッグサッ

セイバー「うぐっ・・・・ぐぅ・・・まだだ・・・」

ライダー「ふむ、アーチャー戦が堪えたと見た。そろそろ行くか!!」

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 03:49:41.62 ID:HJcoAURG0
ライダー「AAAAAAAAALaLaLaLaLaLaLai!!!!!」

セイバー「・・・・この距離なら・・・勝負だライダー!!!!エクス―カリバァァァァァァァァ!!!!!!!」

ドゴォォォォォォォォォォォ

ライダー「(―まさかこれほどの余力が?せめて坊主だけでも―!!)」ガバッ

マサオ「アレ・・・・さっきの河原・・・・ライダーさん?」

ライダー「おぉ、坊主。無事で合ったか?」

マサオ「うん!ライダーさんが守ってくれたから平気だよ!頑張ってしんちゃん達に勝とうよ!」

ライダー「・・・・すまんが、それは出来んようになってしまったのだ」

マサオ「え?」

ライダー「少しばかり・・・・さっきの攻撃をくらってしまってな・・・・」サァァァァァァ・・・・

ボトボトボト

76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 03:52:33.60 ID:HJcoAURG0
マサオ「そんな・・・背中が・・・・」

ライダー「そんな顔をするな坊主。余は・・・・戦友を救えたのだ、これ以上うれしいことはない」ナデナデ

マサオ「うぅぅぅ・・・・でも、僕・・・・一緒に・・・冒険」

ライダー「大丈夫、もう余がおらずとも十分にマサオは強い・・・・ではないか?」サァァァァァ・・・・

マサオ「う、・・・・うん!」

ライダー「よーくいった!!!それでこそ我が臣下!!・・・・余は!!!満足であったぞ!!!!!」サァァァァァァァァ・・・・

シュゥゥゥゥゥ

マサオ「ひぐっ・・・・うっうぅぅぅ・・・・」

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 03:54:12.35 ID:HJcoAURG0
しんのすけ「マサオ君・・・オラ・・・・」

セイバー「・・・・・・・・」ガクンっ

しんのすけ「セイバーちゃん!?」

セイバー「私は・・大丈夫です・・・・それより、聖杯が・・・・」

しんのすけ「あれが・・・せーはい?」

?「そうだ。私がカスカベの聖杯だ」

80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 03:58:42.11 ID:HJcoAURG0
セイバー「・・・・・豚?」ボソッ

ブリブリざえもん「そこ聞こえてるぞ!!誰が豚だ!!!私は救いのヒーローブリブリざえもん、お前らの願いをかなえてやろう」

しんのすけ「せーはいせんそーで死んじゃった人を生き返らせてほしいゾ!!!」

ブリブリざえもん「よかろう」コォォォォォォォ

セイバー「次は私の番ですね・・・・しんのすけ、今までありがとう。」

しんのすけ「オラ・・・オラ!セイバーちゃんが好きだゾ!!大大大好きだゾ!!だから・・・・だから・・・・また会った時はオラと結婚して!!!」

セイバー「ふふ、その時は素敵な殿方になっていてくださいね?」

しんのすけ「うん・・・・うっうぅぅぅ・・・・」

セイバー「では聖杯よ、私の願いは・・・・・」

82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 04:05:08.81 ID:HJcoAURG0
ブリブリざえもん「誰がお前の願いもかなえると言った?」

セイバー「―なっ!?」

ブリブリざえもん「だってお前、さっき豚って言ったしなー」

セイバー「ふざけるな!」

ブリブリざえもん「あ、もうやーめた」

セイバー「ぐっ・・・・頼む」

ブリブリざえもん「どーしよっかなー」

セイバー「お願い・・・します」

ブリブリざえもん「やだ。どうしてもというなら一億万円だ。ローンも可」

セイバー「何!?」

ブリブリざえもん「今から見たい深夜アニメ始まるし、今日はロ凛回だったかな。おまけはしといてやろう。お前の国もどうにかする」
シュゥゥゥゥゥゥゥ

セイバー「待ちなさい!!―消えてしまった・・・・」

83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 04:08:20.59 ID:HJcoAURG0
数ヵ月後
しんのすけ「ただいまんボウは水族館♪」

みさえ「普通に言いなさい!」

しんのすけ「ボーちゃんと石拾ったりしてたらこんな感じに・・・」

みさえ「ボーちゃんのせいにしないの!!ほら、うがいしてらっしゃい」

しんのすけ「今から優ちゃんと四朗さんと厚子ちゃんで遊びに行くからダメー」

みさえ「うがいが先。早くしないと―」ゴゴゴゴゴゴゴ

たったったったった

84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/20(火) 04:11:12.67 ID:HJcoAURG0
セイバー「ひどいのです!しんのすけ!むさえ!またみさえが私に働けと!」

むさえ「まぁそりゃそうなるでしょ」

しんのすけ「働かざる者何とかだゾ」

セイバー「本来なら私は元の世界へ!・・・いえそもそも戸籍もないのに働けとはブツブツ・・・・大体みさえだって怠けてばかりではありませんかブツブツ・・・・この前も自分だけブツブツ・・・・」

みさえ「あらセイバーさん、全部聞こえてたわよ?」

セイバー「ち、違うのです!決してみさえの作る料理が手抜きとかそんなことが言いたいわけでは―はっ!」

みさえ「いいかげんに働きなさい!!この腹ペコ王!!」

セイバー「そんなぁぁぁぁぁぁぁ!」

しんのすけ「ふぅ、やれやれだゾ」

終わり

引用元: クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ運命のカスカベ聖杯戦争