1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/15(月) 22:35:47.66 ID:th4gPbq60
ファフナーEXODUSのネタバレ注意
-第四次蒼穹作戦から数日後、海神島にて
一騎「どうしよう・・・泣き止まない・・・」
赤ん坊「オギャーオギャー」
一騎「あの後『俺が育てる』なんて言ったけど、子育てなんかやったことないし・・・」
一騎「父さん・・・は仕事で忙しそうだし」
一騎「そうだ、>>5に聞いてみよう」
※既にいない人は無効としその1つ下へ行きます
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1455543347
-第四次蒼穹作戦から数日後、海神島にて
一騎「どうしよう・・・泣き止まない・・・」
赤ん坊「オギャーオギャー」
一騎「あの後『俺が育てる』なんて言ったけど、子育てなんかやったことないし・・・」
一騎「父さん・・・は仕事で忙しそうだし」
一騎「そうだ、>>5に聞いてみよう」
※既にいない人は無効としその1つ下へ行きます
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1455543347
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/15(月) 22:48:43.86 ID:4VSum31h0
剣司
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/15(月) 23:02:03.30 ID:th4gPbq60
一騎「そうだ、剣司に聞いてみよう、医療には詳しいし、何か分かるかも」
-剣司宅
一騎「というわけなんだ」
赤ん坊「オギャーオギャー」
剣司「それで俺のところに連れてきたのか」
一騎「ごめん、俺一人じゃどうしようもなくて」
剣司「赤ん坊が泣くってことは、何か伝えたいって事だろうな、おしめは替えたのか?」
一騎「さっき確認した」
剣司「ミルクは?」
一騎「それもさっき飲んだばっかりだ」
剣司「そうか・・・じゃあどこか具合が悪いのかもしれないな、検査してみよう」
一騎「ありがとう、頼むよ」
-数分後-
剣司「一通り検査はしてみたが、至って健康だな」
一騎「そうか・・・」
赤ん坊「オギャーオギャー」
剣司「すまん、俺にはこれ以上の事はできそうにないな、俺もお前と同じで子育て未経験だしな・・・」
一騎「いや、いいんだ、ありがとう」
剣司「そうだ、>>10なら詳しいんじゃないか?」
-剣司宅
一騎「というわけなんだ」
赤ん坊「オギャーオギャー」
剣司「それで俺のところに連れてきたのか」
一騎「ごめん、俺一人じゃどうしようもなくて」
剣司「赤ん坊が泣くってことは、何か伝えたいって事だろうな、おしめは替えたのか?」
一騎「さっき確認した」
剣司「ミルクは?」
一騎「それもさっき飲んだばっかりだ」
剣司「そうか・・・じゃあどこか具合が悪いのかもしれないな、検査してみよう」
一騎「ありがとう、頼むよ」
-数分後-
剣司「一通り検査はしてみたが、至って健康だな」
一騎「そうか・・・」
赤ん坊「オギャーオギャー」
剣司「すまん、俺にはこれ以上の事はできそうにないな、俺もお前と同じで子育て未経験だしな・・・」
一騎「いや、いいんだ、ありがとう」
剣司「そうだ、>>10なら詳しいんじゃないか?」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/15(月) 23:18:17.08 ID:1WzVkB40o
安価遠くない?千鶴さん
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/15(月) 23:38:50.49 ID:th4gPbq60
剣司「そうだ、遠見先生なら詳しいんじゃないか? ほら、2人も育ててる訳だし」
一騎「遠見先生か、確かに詳しそうだな、ありがとう」
剣司「いいって、じゃ、頑張れよ」
-遠見家
一騎「こんにちは」
赤ん坊「オギャーオギャー」
千鶴「あら、一樹くん、どうしたの?」
~一騎説明中~
一騎「それで、遠見先生なら何か分かるんじゃないかって」
千鶴「分かったわ、ちょっと抱っこさせて・・・ほら、よしよし」ユサユサ
赤ん坊「オギャー・・・アー・・・」
一騎「あ、大人しくなってきた」
千鶴「弓子も真矢も、赤ん坊のころはよく泣いてたわ、その度にこうやってあやしてあげてたの」
一騎「凄いなぁ・・・」
千鶴「ほら、ちょっと大人しく」ンギャー!」
赤ん坊「ンギャー!ンギャー!」
一騎「その、さっきより激しくなってませんか?」
千鶴「おかしいわね・・・剣司くんはなんともないって?」
一騎「はい、どこも異常はないって」
千鶴「顔色もいいし、眠たいわけでもなさそうだし・・・困ったわね」
千鶴「そういえばこの子、マークニヒトのコクピットから見つけたのよね?」
一騎「そうですね、第4次蒼穹作戦の後、この子が総士のいた所に・・・」
千鶴「じゃあ、もしかして>>13が原因かもしれないわね」
一騎「遠見先生か、確かに詳しそうだな、ありがとう」
剣司「いいって、じゃ、頑張れよ」
-遠見家
一騎「こんにちは」
赤ん坊「オギャーオギャー」
千鶴「あら、一樹くん、どうしたの?」
~一騎説明中~
一騎「それで、遠見先生なら何か分かるんじゃないかって」
千鶴「分かったわ、ちょっと抱っこさせて・・・ほら、よしよし」ユサユサ
赤ん坊「オギャー・・・アー・・・」
一騎「あ、大人しくなってきた」
千鶴「弓子も真矢も、赤ん坊のころはよく泣いてたわ、その度にこうやってあやしてあげてたの」
一騎「凄いなぁ・・・」
千鶴「ほら、ちょっと大人しく」ンギャー!」
赤ん坊「ンギャー!ンギャー!」
一騎「その、さっきより激しくなってませんか?」
千鶴「おかしいわね・・・剣司くんはなんともないって?」
一騎「はい、どこも異常はないって」
千鶴「顔色もいいし、眠たいわけでもなさそうだし・・・困ったわね」
千鶴「そういえばこの子、マークニヒトのコクピットから見つけたのよね?」
一騎「そうですね、第4次蒼穹作戦の後、この子が総士のいた所に・・・」
千鶴「じゃあ、もしかして>>13が原因かもしれないわね」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/16(火) 00:16:23.57 ID:ZAa+7SNWo
ポエム不足
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/16(火) 20:00:50.72 ID:W5jiJ2FE0
千鶴「じゃあ、もしかしてポエム不足が原因かもしれないわね」
一騎「ポエム・・・?」
千鶴「ニヒトに記録されてた総士くんの録音データのことよ、みんなそう呼んでるから・・・」
一騎「総士、そんなものを残してたのか・・・」
千鶴「その子がもしミールの祝福で生まれ変わった総士くんなら、総士君の声を聴くと落ち着くと思うの」
一騎「なるほど、やってみます」
千鶴「また相談してね」
-真壁宅-
一騎「音声データは・・・あった、再生してみよう」ポチー
総士『僕の名前は皆城総士、君がこれを聞くとき、僕はもうこの世にはいないだろう』
一騎(総士の奴、こんなメッセージを残してたのか・・・)
赤ん坊「オギャー・・・あー・・・」
一騎(泣き止んできた・・・やっぱり総士に似てる・・・)
総士『君は知るだろう、一度始まった争いは・・・』
赤ん坊「んん・・・」
一騎(総士・・・)
総士『僕らは可能性に賭けた・・・』
赤ん坊「すー・・・すー・・・」
一騎「眠っちゃったな、本当に・・・」
総士『君は知るだろう・・・』
一騎(総士・・・)
~子守歌編 終~
まだ続きます
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/16(火) 20:20:55.68 ID:W5jiJ2FE0
~第四次蒼穹作戦から1年と少し後~
一騎「ほらソウシ、ご飯だぞー」
※公式の字がわからないので、便宜上ソウシとしています
ソウシ「ぱーぱ」
一騎「離乳食も終わったし、普通のご飯も食べられるようになってきたな」
一騎「食料プラントも復旧が進んでるし、いろんなものが手に入るようになったから・・・」
ソウシ「あー、あー」
一騎「おっと、ごめんよソウシ、お腹すいてたね、ほら、あーん」
ソウシ「やー!」ペシッ
一騎「ほら、駄目だぞ好き嫌いしちゃ」
ソウシ「やー!」ムッ
一騎「困ったなぁ・・・ソウシはニンジンが嫌いになっちゃったのか・・・」
一騎「そうだ、>>20すれば食べてくれるんじゃないかな?」
一騎「ほらソウシ、ご飯だぞー」
※公式の字がわからないので、便宜上ソウシとしています
ソウシ「ぱーぱ」
一騎「離乳食も終わったし、普通のご飯も食べられるようになってきたな」
一騎「食料プラントも復旧が進んでるし、いろんなものが手に入るようになったから・・・」
ソウシ「あー、あー」
一騎「おっと、ごめんよソウシ、お腹すいてたね、ほら、あーん」
ソウシ「やー!」ペシッ
一騎「ほら、駄目だぞ好き嫌いしちゃ」
ソウシ「やー!」ムッ
一騎「困ったなぁ・・・ソウシはニンジンが嫌いになっちゃったのか・・・」
一騎「そうだ、>>20すれば食べてくれるんじゃないかな?」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/16(火) 21:51:47.84 ID:912I4ePrO
真矢に食べさせてもらえば
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/16(火) 22:21:58.88 ID:W5jiJ2FE0
一騎「そうだ、真矢に食べさせてもらったら食べてくれるんじゃないかな?」
-遠見家
一騎「という訳なんだ」
真矢「という訳、って言われても・・・いきなり家にやってきたかと思えば『ご飯を食べさせてあげてくれないか』って急すぎるよ」
一騎「頼むよ遠見、これもソウシのためだと思って」
真矢「しょうがないなあ・・・」
真矢「ほら、ソウシちゃん、あーん」
ソウシ「んー」(口をつぐむ)
一騎「やっぱりダメか・・・」
真矢「一騎くん、無理してニンジン食べさせなくてもいいんじゃないかな?」
一騎「そういう訳にはいかないさ、総士には好き嫌いなく育ってほしいんだ」
真矢「そうじゃなくて、明らかにニンジンだから食べないんじゃないかってこと」
一騎「それって、どういうことだ?」
真矢「ニンジン見て嫌がってるんなら、分からないように混ぜちゃえばいいんだよ」
一騎「そうか、その手があったな、ありがとう遠見」
真矢「よし、そうと決まれば私も手伝うよ」
一騎「えっ」
真矢「大丈夫だよ一騎くん、私昔より上手になったんだよ?」
一騎「そ、そうか・・・」
真矢「じゃあ・・・ニンジンをすりおろして、>>25に混ぜてみようか」
-遠見家
一騎「という訳なんだ」
真矢「という訳、って言われても・・・いきなり家にやってきたかと思えば『ご飯を食べさせてあげてくれないか』って急すぎるよ」
一騎「頼むよ遠見、これもソウシのためだと思って」
真矢「しょうがないなあ・・・」
真矢「ほら、ソウシちゃん、あーん」
ソウシ「んー」(口をつぐむ)
一騎「やっぱりダメか・・・」
真矢「一騎くん、無理してニンジン食べさせなくてもいいんじゃないかな?」
一騎「そういう訳にはいかないさ、総士には好き嫌いなく育ってほしいんだ」
真矢「そうじゃなくて、明らかにニンジンだから食べないんじゃないかってこと」
一騎「それって、どういうことだ?」
真矢「ニンジン見て嫌がってるんなら、分からないように混ぜちゃえばいいんだよ」
一騎「そうか、その手があったな、ありがとう遠見」
真矢「よし、そうと決まれば私も手伝うよ」
一騎「えっ」
真矢「大丈夫だよ一騎くん、私昔より上手になったんだよ?」
一騎「そ、そうか・・・」
真矢「じゃあ・・・ニンジンをすりおろして、>>25に混ぜてみようか」
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/17(水) 00:46:28.19 ID:z6w0H4TKo
スープ
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/17(水) 20:09:56.05 ID:3sNK9xjb0
再開します
真矢「じゃあ・・・ニンジンをすりおろしてスープに混ぜてみようか」
一騎「スープに?」
真矢「スープなら飲む勢いで食べてくれそうじゃん」
一騎「確かに、液体ならスムーズに食べてくれそうだな」
真矢「じゃあ、子供用のスープに良くすりおろしたニンジンを入れて・・・っと、できたよ」
一騎「よし、ソウシに飲ませよう」
真矢「ほ~らソウシくん、スープだよ~」
ソウシ「まーま!」
一騎「遠見はママじゃないぞ、ソウシ」
真矢「まんまって言いたかったんじゃないかな?」
一騎「そうか、また賢くなったんだな、ソウシ」
ソウシ「ぱーぱ!」
一騎「ほら、ソウシ、遠見の作ったスープだぞ」
ソウシ「・・・」(壊滅的にまずいのではなく、どう表現したらいいのか分からない顔)
一騎「そ、そうし・・・?」
真矢「ソウシくん、皆城君みたいな深刻な顔になったまま動かない・・・」
一騎「遠見・・・」
真矢「いいもん、どうせ私料理下手だもん」
一騎「今度、料理教えてやるよ・・・」
~好き嫌い編 終~
次で最後です
真矢「じゃあ・・・ニンジンをすりおろしてスープに混ぜてみようか」
一騎「スープに?」
真矢「スープなら飲む勢いで食べてくれそうじゃん」
一騎「確かに、液体ならスムーズに食べてくれそうだな」
真矢「じゃあ、子供用のスープに良くすりおろしたニンジンを入れて・・・っと、できたよ」
一騎「よし、ソウシに飲ませよう」
真矢「ほ~らソウシくん、スープだよ~」
ソウシ「まーま!」
一騎「遠見はママじゃないぞ、ソウシ」
真矢「まんまって言いたかったんじゃないかな?」
一騎「そうか、また賢くなったんだな、ソウシ」
ソウシ「ぱーぱ!」
一騎「ほら、ソウシ、遠見の作ったスープだぞ」
ソウシ「・・・」(壊滅的にまずいのではなく、どう表現したらいいのか分からない顔)
一騎「そ、そうし・・・?」
真矢「ソウシくん、皆城君みたいな深刻な顔になったまま動かない・・・」
一騎「遠見・・・」
真矢「いいもん、どうせ私料理下手だもん」
一騎「今度、料理教えてやるよ・・・」
~好き嫌い編 終~
次で最後です
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/17(水) 20:18:19.35 ID:3sNK9xjb0
~第四次蒼穹作戦から2年後、エンディングの少し前~
ソウシ「ねえ」
一騎「どうした? ソウシ」
ソウシ「ぼくのママはどこにいるの?」
一騎「え?」
ソウシ「パパにはパパがいて、パパのママは「いなくなった」んでしょ?」
ソウシ「じゃあ、ぼくのママはどこにいるの?」
一騎「えーと、それは、だな・・・」
一騎(今のソウシに「お前は総士が生まれ変わった存在なんだ」といっても理解できないだろうからなぁ・・・)
ソウシ「ぼくのママも「いなくなった」の?」
一騎「いや、そうじゃなくて、その、なんて言ったらいいんだろうなぁ」
一騎(どうしよう、困ったな・・・)
ピンポーン
一騎「ソウシ、また後でな」
一騎「はい」ガラガラ
来客は>>30
ソウシ「ねえ」
一騎「どうした? ソウシ」
ソウシ「ぼくのママはどこにいるの?」
一騎「え?」
ソウシ「パパにはパパがいて、パパのママは「いなくなった」んでしょ?」
ソウシ「じゃあ、ぼくのママはどこにいるの?」
一騎「えーと、それは、だな・・・」
一騎(今のソウシに「お前は総士が生まれ変わった存在なんだ」といっても理解できないだろうからなぁ・・・)
ソウシ「ぼくのママも「いなくなった」の?」
一騎「いや、そうじゃなくて、その、なんて言ったらいいんだろうなぁ」
一騎(どうしよう、困ったな・・・)
ピンポーン
一騎「ソウシ、また後でな」
一騎「はい」ガラガラ
来客は>>30
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/17(水) 20:44:32.30 ID:iuOX4nzCo
甲洋
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/17(水) 21:11:59.15 ID:3sNK9xjb0
一騎「甲洋・・・」
甲洋「ごめん、急に来て」
一騎「どうしたんだ?」
甲洋「ちょっと様子を見にね、その、ソウシの」
一騎「ああ・・・ま、まあとにかく入れよ」
~そして~
甲洋「何も変わったことはないかい?」
一騎「ああ、普通の子供と変わらないよ」
甲洋「でも美羽ちゃんのように何か特別な力を持っているかもしれないし、それで新たな敵を呼び込むかもしれない」
一騎「大丈夫、その時は俺が戦うさ」
甲洋「そうならないことが一番だろうけどね」
ソウシ「あ、コウヨウおじさんだ」
甲洋「こんにちは、ソウシくん」
ソウシ「ねえ、おじさん」
甲洋「なんだい?」
ソウシ「おじさんのパパとママはどこにいるの?」
一騎「ソウシ!?」
甲洋「いいんだ、過ぎたことだし」
甲洋「えっと・・・今は、どこか遠いところにいるんだよ」
ソウシ「かえってこないの?さびしくない?」
甲洋「うん、でも、大丈夫だよ、きっといまでもどこかで元気にしてるだろうから」
一騎「・・・甲洋」
甲洋「さ、あっちで遊んでおいで」
ソウシ「うん!」スタスタ
一騎「ごめん、甲洋」
甲洋「周りからどんな風に見られてても、あの2人は両親だよ、同化されてからの事を聞いたときは流石に驚いたけど・・・」
甲洋「じゃあ、僕は行くよ、こっちにも「楽園」を建てようと思ってるんだ」
一騎「あ、ああ」
甲洋「また後で」フォン
一騎(消えた・・・)
甲洋「ごめん、急に来て」
一騎「どうしたんだ?」
甲洋「ちょっと様子を見にね、その、ソウシの」
一騎「ああ・・・ま、まあとにかく入れよ」
~そして~
甲洋「何も変わったことはないかい?」
一騎「ああ、普通の子供と変わらないよ」
甲洋「でも美羽ちゃんのように何か特別な力を持っているかもしれないし、それで新たな敵を呼び込むかもしれない」
一騎「大丈夫、その時は俺が戦うさ」
甲洋「そうならないことが一番だろうけどね」
ソウシ「あ、コウヨウおじさんだ」
甲洋「こんにちは、ソウシくん」
ソウシ「ねえ、おじさん」
甲洋「なんだい?」
ソウシ「おじさんのパパとママはどこにいるの?」
一騎「ソウシ!?」
甲洋「いいんだ、過ぎたことだし」
甲洋「えっと・・・今は、どこか遠いところにいるんだよ」
ソウシ「かえってこないの?さびしくない?」
甲洋「うん、でも、大丈夫だよ、きっといまでもどこかで元気にしてるだろうから」
一騎「・・・甲洋」
甲洋「さ、あっちで遊んでおいで」
ソウシ「うん!」スタスタ
一騎「ごめん、甲洋」
甲洋「周りからどんな風に見られてても、あの2人は両親だよ、同化されてからの事を聞いたときは流石に驚いたけど・・・」
甲洋「じゃあ、僕は行くよ、こっちにも「楽園」を建てようと思ってるんだ」
一騎「あ、ああ」
甲洋「また後で」フォン
一騎(消えた・・・)
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/17(水) 21:20:25.85 ID:3sNK9xjb0
一騎(正直、今のソウシにソウシがどういう存在なのかを教えるのは、俺にも難しいかもしれない)
一騎(でも、きっといつか、総士のことをソウシに教えてやる必要なあるのかもしれないな)
一騎(1人で考えてても仕方ないか・・・今はとりあえず、ソウシに何か答えてやらないと)
一騎(>>35なら、何かいい答えを出せそうだな)
一騎(でも、きっといつか、総士のことをソウシに教えてやる必要なあるのかもしれないな)
一騎(1人で考えてても仕方ないか・・・今はとりあえず、ソウシに何か答えてやらないと)
一騎(>>35なら、何かいい答えを出せそうだな)
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/17(水) 23:18:02.35 ID:YFqL22q5o
甲洋…
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/17(水) 23:58:37.34 ID:3sNK9xjb0
一騎(甲洋なら、何かいい答えを出せそうだな)
一騎(思えば、甲洋もフェストゥムの側に行った存在だし、総士とも共通点はある)
一騎(よし、そうと決まれば・・・)
~夜~
-建設途中の「楽園」にて
一騎「甲洋、いるか?」
甲洋「一騎、どうしたんだい?」
一騎「急に押しかけてごめん、実は・・・」カウカクシカジカ
一騎「それで、甲洋なら何かいい答えが出せるんじゃないかって」
甲洋「確かに、僕は存在と無の地平線で、2回も君と総士と会った」
甲洋「でも、総士は特殊な例だったし、何とも言えないよ」
一騎「そうか・・・」
甲洋「一騎は今のソウシに、ソウシが皆城総士の生まれ変わった姿だって上手く伝えられないんだろう?」
一騎「そう、だけど」
甲洋「だったら、ちゃんと分かってくれるまでって待ついうのはどうかな?」
一騎「え?」
甲洋「ほら、アルタイルが近づいてきたとき、最初美羽ちゃんが幼いせいでアルタイルと対話ができなかっただろう?」
一騎「ああ、だからミールは美羽ちゃんを成長させた・・・」
甲洋「だから同じように今度は他の人間と変わりなくソウシが成長して、フェストゥムのことも、前の総士のことも、分かるようになってからでいいんじゃないかな?」
甲洋「その時は、僕も操も手助けするよ」
一騎「甲洋・・・ありがとう、なんか、少し落ち着いた」
甲洋「良かった、じゃあ今度こそ、また後でね」
一騎「ああ」
一騎(思えば、甲洋もフェストゥムの側に行った存在だし、総士とも共通点はある)
一騎(よし、そうと決まれば・・・)
~夜~
-建設途中の「楽園」にて
一騎「甲洋、いるか?」
甲洋「一騎、どうしたんだい?」
一騎「急に押しかけてごめん、実は・・・」カウカクシカジカ
一騎「それで、甲洋なら何かいい答えが出せるんじゃないかって」
甲洋「確かに、僕は存在と無の地平線で、2回も君と総士と会った」
甲洋「でも、総士は特殊な例だったし、何とも言えないよ」
一騎「そうか・・・」
甲洋「一騎は今のソウシに、ソウシが皆城総士の生まれ変わった姿だって上手く伝えられないんだろう?」
一騎「そう、だけど」
甲洋「だったら、ちゃんと分かってくれるまでって待ついうのはどうかな?」
一騎「え?」
甲洋「ほら、アルタイルが近づいてきたとき、最初美羽ちゃんが幼いせいでアルタイルと対話ができなかっただろう?」
一騎「ああ、だからミールは美羽ちゃんを成長させた・・・」
甲洋「だから同じように今度は他の人間と変わりなくソウシが成長して、フェストゥムのことも、前の総士のことも、分かるようになってからでいいんじゃないかな?」
甲洋「その時は、僕も操も手助けするよ」
一騎「甲洋・・・ありがとう、なんか、少し落ち着いた」
甲洋「良かった、じゃあ今度こそ、また後でね」
一騎「ああ」
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/18(木) 00:14:42.30 ID:d4nt1MzI0
~翌日~
一騎「なあ、ソウシ」
ソウシ「なに?」
一騎「ソウシ、昨日言ってたよな、ママはどこにいるのかって」
ソウシ「うん」
一騎「ちょっといろいろあって、今はママの事は言えないんだ」
ソウシ「なんで?」
一騎「その・・・今は言えないけど、ソウシが大きくなったら、絶対に話すから」
ソウシ「大きくなったらって、どのくらい?」
一騎「それは分からないかな・・・でも、絶対に、いつか」
ソウシ「う~ん・・・」
一騎「な、いい子だから」ナデナデ
ソウシ「うん!」
一騎「よし、じゃあ今日は海に行こうか」
ソウシ「わーい!」
~そして~
-海岸
ソウシ「ねえ、あの向こうには何があるの?」
一騎「世界と・・・」
一騎「・・・お前の故郷が」
一騎「安価で子育てする」 完
一騎「なあ、ソウシ」
ソウシ「なに?」
一騎「ソウシ、昨日言ってたよな、ママはどこにいるのかって」
ソウシ「うん」
一騎「ちょっといろいろあって、今はママの事は言えないんだ」
ソウシ「なんで?」
一騎「その・・・今は言えないけど、ソウシが大きくなったら、絶対に話すから」
ソウシ「大きくなったらって、どのくらい?」
一騎「それは分からないかな・・・でも、絶対に、いつか」
ソウシ「う~ん・・・」
一騎「な、いい子だから」ナデナデ
ソウシ「うん!」
一騎「よし、じゃあ今日は海に行こうか」
ソウシ「わーい!」
~そして~
-海岸
ソウシ「ねえ、あの向こうには何があるの?」
一騎「世界と・・・」
一騎「・・・お前の故郷が」
一騎「安価で子育てする」 完
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