1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/02(火) 23:08:09.97 ID:LSt2HMnp0
牧瀬「って、あれ」

岡部「い、入れ替わってる?」

牧瀬&岡部「うわああああああああああああああ!!」

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/02(火) 23:10:50.16 ID:LSt2HMnp0
牧瀬「…で、心当たりはあるのか?」

岡部「ううん、特になにも」

牧瀬「しかし、あれだな」

岡部「何よ」

牧瀬「こんなにやばいことになってるのにこれしか驚かない
   のもやばいな」

岡部「まあいろいろあったしね」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/02(火) 23:13:20.94 ID:LSt2HMnp0
岡部「とりあえず原因を突き止めましょう」

牧瀬「一番考えられるのはDメールだが…」

岡部「リーディングシュタイナー()も発動してないん
   でしょ?」

牧瀬「俺の姿で俺の能力を馬鹿にするな」

岡部「なんでもいいわよ、で?どうなの?」

牧瀬「発動は…してない」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/02(火) 23:17:32.98 ID:LSt2HMnp0
ダル「グーテンモルゲーン」ガチャッ

牧瀬「おぉ、ダルか」

岡部「おはよう橋田」

ダル「うんうん…ん?」

牧瀬「どうした?ダルよ」

ダル「牧瀬氏?どうしたんその喋り方」

牧瀬「何を言っている、俺はいつもうどうりの鳳凰院k…あ」

岡部「私の体で変な事言わないでよ」

ダル「どーなってるんだってばよ…」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/02(火) 23:22:25.05 ID:LSt2HMnp0
岡部「私が説明するわ」

ダル「オカリン気持ち悪いお」

岡部「いいから聞きなさいよ!」

ダル「う、うn」

岡部「カクカクシカジカ」

ダル「マルマルウマウマ」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/02(火) 23:24:59.05 ID:LSt2HMnp0
岡部「わかった?」

ダル「つまりあそこでドクぺを飲んでる牧瀬氏がオカリンで」

牧瀬「あぁ」

ダル「僕の目の前にいるオカリンが牧瀬氏だと」

岡部「えぇ」

ダル「…いやいや、これはねーよ」

牧瀬&岡部「あったんだよ!!今!!」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/02(火) 23:30:20.79 ID:LSt2HMnp0
ダル「でも牧瀬氏にダルって呼ばれるのは凄くいいお」

岡部「HE  発言はやめろ!」

ダル「なんでオカリンが起こるんだよ」

牧瀬「ダルよ、何度も言うがそこにいる俺は俺じゃないのだぞ?」

ダル「そでした~」

岡部「全く…」

ダル「でもオカリンの女口調ははっきり言って気持ち悪いお」

牧瀬「全くだ、なんとかならんのか助手よ、俺は背中が痒くなってきたぞ」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/02(火) 23:33:34.54 ID:LSt2HMnp0
岡部「しょうがないじゃない、それならあんたも私の体で厨二発言hダル「それはやめなくていいお」

牧瀬「だ、そうだ」

岡部「あぁ!もう言いわよ、でも私も帰らられないから我慢して!」

牧瀬「しょうがないな」

ダル「この際は目をつぶるお」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/02(火) 23:35:19.12 ID:LSt2HMnp0
誤字がひどすぎるな、ごめんね


ダル「とりあえず昨日なにがあったかを思い出してみれば?」

岡部「そうね、もしかしたらなにかわかるかも」

牧瀬「そうだな、えーっと、昨日は確か…」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/02(火) 23:40:39.87 ID:LSt2HMnp0
岡部「おいクリスティーナよ、まだ帰らんのか
   もうダルもまゆりも帰ってしまったぞ」

牧瀬「私がいちゃ悪いわけ?」

岡部「なぜそうなる、俺はお前の帰路が心配だから
   言っているのではないか」

牧瀬「はぁ!?べ…別にアンタに心配されることなんてないわよ!」

岡部(ツンデレ乙)

牧瀬「とにかく今日はいいのよ、ここに止まっていくから」

岡部「なに?俺もそのつもりだったのだが…仕方ない、終電に間に合うか?」

牧瀬「別に帰らなくていいわよ」

岡部「なに?」

牧瀬「でも変な事したら殺すわよ?」ニコ

岡部「…わかっている」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/02(火) 23:45:07.98 ID:LSt2HMnp0
ダル「ちょっと待って、オカリン昨日牧瀬氏とここで寝たん?」

岡部「べ、別になにもしてないわよ!」

牧瀬「あぁ、でも別におかしなことは…ん?」

岡部「どうしたの?」

牧瀬「助手よ」

岡部「なに?」

牧瀬「もしかして、あれが原因なのではないか?」

岡部「あれってなによ」

牧瀬「ほら、俺とお前が被検体になった…」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/02(火) 23:49:15.14 ID:LSt2HMnp0
岡部「ところで助手よ、なにをしているのだ?」

牧瀬「新しい未来ガジェットの研究よ」

岡部「ほう、貴様もずいぶんと献身的になったものだ
   これからもその頭脳をこの未来ガジェット研究部の
   ために使うがいい」

牧瀬「違うわよ、暇つぶしよ」

岡部「で?何を作っていたんだ?」

牧瀬「待って…はい、完成よ」

岡部「…なにもないではないか」

牧瀬「これよ」

岡部「ミュージックプレイヤー?」

牧瀬「ちょっと違うけど、まあこれの中身よ」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/02(火) 23:57:49.60 ID:LSt2HMnp0
牧瀬「この中にはね、聞くと自分が見てるものが相手に見える音が入ってるの」

岡部「ほう、ただ相手に見える…と言うのはどういう意味だ?」

牧瀬「イヤホンを二人で片方ずつつけるのよ、それで音が流れている間は
   相手の視界がウンタラカンタラ」

岡部「産業で頼む」

牧瀬「二人で聞く
   脳で変換
   相手の視界見える」

岡部「なるほど、さすがねらーだな」
   
牧瀬「しまった…」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/03(水) 00:03:02.65 ID:pvEKbw9l0
 

岡部「しかし、なんともスイーツ()な」

紅莉栖「うるさい!いいじゃないのよ別に!」

岡部「ふっ、これだからxxxx ●●は」

紅莉栖「●●乙」

岡部「ぐっ…」

紅莉栖「まあいいわ、はい」

岡部「なんだ?」

紅莉栖「なんだ?じゃないわよ、つけなさいよ」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/03(水) 00:08:37.70 ID:pvEKbw9l0
岡部「俺がか?」

紅莉栖「他に誰が居るのよ」

岡部「…よこせ」

紅莉栖「はい」

岡部「これでいいのか?」

紅莉栖「ええ、最初は私がアンタの視界を見るわ
    どっかそのへん見回して」

岡部「なるほど、その画面はそういう意味か」

紅莉栖「じゃあ音流すわよ」

岡部「ああ」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/03(水) 00:14:07.92 ID:pvEKbw9l0
ダル「…で、気づいたら二人共寝ていたと」

岡部「ええ…」

紅莉栖「副作用の可能性とかはしっかり確認したのか?」

岡部「データ上ではね」

紅莉栖「つまり俺はお前のモルモットだったわけだな」

岡部「私もなったんだからいいじゃないの」

ダル「はぁ…それよりもそんな  ゲみたいな設定でホントに
   なにもなかったとか…オカリンどんだけチキンなんだよ」

紅莉栖「うるさぁい!ラボメンに手など出すわけがないだろ!」

岡部「え?出してくれないの?」

ダル「え?」

紅莉栖「え?」

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/03(水) 00:17:59.19 ID:pvEKbw9l0
ダル「牧瀬氏、オカリンの姿でそーゆーことは言わないで欲しいお」

岡部「なに言ってんのよ橋田!」

紅莉栖「おいダルよ、今助手はなんと言ったのだ?」グイグイ

ダル「う、なんで裾を引っ張るんだお」

紅莉栖「仕方ないではないか、肩に手が届かんのだ」ジー

ダル「持って帰っていいですか?」

岡部「死ね!!」ボガッ

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/03(水) 00:22:06.84 ID:pvEKbw9l0
ダル「牧瀬氏…洒落になってないお」ゲホゲホ

岡部「ご…ごめん」

紅莉栖「おい助手よ、俺の体で暴れるな」

岡部「あんたが私の体でキャラにもないような事するからでしょ!」

ダル「でもある意味殴ってもらって正解だったお
   さすがに今のは破壊力やばかったお」

紅莉栖「俺は裾を掴んだだけだぞ」

岡部「上目遣いでね」

ダル「オカリン、僕を犯罪者にしないでくれ」

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/03(水) 00:24:25.40 ID:pvEKbw9l0
>>47
まかせろ

まゆり「トットゥルー、おはよう」ガチャ

紅莉栖「おう、まゆりか」

岡部「おはようまゆり」

まゆり「???」

ダル「二人共、まゆ氏が混乱してるお」

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/03(水) 00:34:17.98 ID:pvEKbw9l0
ダル「…と、言うことなんだお」

まゆり「んーとね、まゆしぃよくわからないけど
    オカリンが紅莉栖ちゃんで紅莉栖ちゃんがオカリンってこと?

紅莉栖「そうだ、しかし、まさか俺がまゆりを見上げることになるとはな」

岡部「ややこしいわよね」

まゆり「う~んとね、とりあえずオカリンが紅莉栖ちゃんの喋り方なのが
    変な感じだね~、紅莉栖ちゃんがオカリンの喋り方でもあんまり
    変な感じしないのにね」

ダル「それは禿同」

紅莉栖「何を意味のわからない会話をしているのだ」

岡部「とりあえず元に戻る方法を探してみましょう」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/03(水) 00:42:10.56 ID:pvEKbw9l0
 
ダル「とりあえずその音を逆再生してみるってのは?」

紅莉栖「それだ!」

岡部「そんな単純な話なわけないでしょ」

紅莉栖「ぐっ…」

まゆり「まゆしぃもその音聞いてみたいな~、ダル君聞いてみようよ~」

紅莉栖「まゆり、ちょっと黙っててくれないか」

ダル「でも一つずつ方法を消して行くほかないと思うお」

岡部「そうね、まあダメもとで…」

紅莉栖「…やってみるか」

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/03(水) 00:48:47.72 ID:pvEKbw9l0
岡部「準備はできた?」

紅莉栖「あぁ」

岡部「じゃあ行くわよ」カチャッ

紅莉栖「…」

岡部「…」

ダル「二人共?」

まゆり「寝ちゃってるのかな~」ツンツン

ダル「mjd?こんなんで解決すんの?」

まゆり「ダル君すごいね~」

ダル「まぁね、そんなことよりこの二人、肩を寄せ合ってスヤスヤと…
   リア充爆発しろぉ!」

まゆり「起こしちゃ悪いよ~」

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/03(水) 00:59:02.35 ID:pvEKbw9l0
岡部「…で、元に戻ったわけだが」

紅莉栖「よかったわね、すぐ戻れて」

岡部「そうではない!なにが「そんな単純な話なわけないでしょ!」だっ!
   普通に戻れたではないか!」

ダル「そんなに褒めないでほしいお」

紅莉栖「いいじゃない、戻れたんだから」

まゆり「オカリンそんな怒らないでよ~、はいっ」つドクペ

岡部「おお、すまんなまゆり」ゴクゴク

ダル「ところでなんだけど、結局牧瀬氏はオカリンの視界を見られたわけ?」

紅莉栖「いえ、結局どっちもすぐ寝てしまって…」

岡部「…助手よ、これは本当に「相手の視界を見る音」なのか?」

紅莉栖「その…はずよ」

まゆり「なになに?どういうこと~?」

岡部「いや、つまりだな」

70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/03(水) 01:04:44.10 ID:pvEKbw9l0
ダル「「聞いた二人の人格を入れ替える音」ってことかお?」

岡部「ああ」

紅莉栖「私、すごいの作ったんじゃない?」

岡部「そんな軽く済ませられることか、電話レンジに次ぐガジェットだぞこれは」

ダル「イヤホン四つにしてみんなで聞いたら面白そうだお」

まゆり「人格シャッフルなんておもしろそうだね~」

岡部「何を言っているのだ」ツン

まゆり「あう」

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/03(水) 01:11:28.34 ID:pvEKbw9l0
岡部「しかし助手よ、すごいことにはすごいがいつ使うんだ?これ」

紅莉栖「わかんないわよ、少なくとも私はもう使いたくないわ」

ダル「こんなん需要ありまくりだろ常考、かわいいおにゃのこと
   一緒に聞いてその子の体d」

岡部&紅莉栖「やめろHE  !!」

まゆり「オカリンオカリン、使ってみようよ~」

岡部「まゆり、お前は今のダルの発言を聞いてもそれを言えるのか?」

まゆり「?」

ダル「オカリン羨ましすぎだろ!!」

紅莉栖「とりあえずこれは封印でいいんじゃない?」

岡部「そうだな、もったいないが」

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/03(水) 01:18:01.51 ID:pvEKbw9l0
まゆり「あ~あ、まゆしぃもオカリンになりたかったのです…」

岡部「そんなしょぼくれるなまゆり、ダルを肯定するわけではないが
   助手の時よりも大変なことになるかもしれん」

紅莉栖「HE  !つーかそれ、あんた私のことバカにしてるでしょ?」

岡部「仕方ないだろう、事実だ」

まゆり「ねえオカリン、なんで紅莉栖ちゃんよりまゆしぃの方が
    大変なの?」

紅莉栖「まゆり、私のライフはもう0よ…」

まゆり「?」

ダル「まあ戻ったんだしいいじゃん?よかったよかった」

紅莉栖「絶対見返してやるんだから!!」


おわり

引用元: 牧瀬「おい助手よ」岡部「助手ゆーな」