3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/07(日) 12:33:51.91 ID:NiZWlWYZ0
それは、とある休日のことだった

美希「久しぶりのお休みだね!」ヒョコッ

P「ああ、せっかくの休みなんだ、どこにでも着いてってやるよ」

美希「ホント!?ハニーなの!ありがとなの!」ヒョコヒョコ

P「ま、目立たない範囲でな?スクープにされたら大変だ」

美希「むー……それくらいわかってるよ、水を刺さないこといわないで!」ヒョコ

P「すまん。一応気になって、な」

美希「大丈夫大丈夫!なんだかんだでばれないから」ピン

P(……なんか今日は美希のアホ毛がよく動いてる気がする)

P(まるで一定方向を向いてるかのような……)

4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/07(日) 12:41:05.97 ID:NiZWlWYZ0
P「なあ美希、ちょっと頼みがある」

美希「どうしたの?」

P「ちょっと、1回転してくれないか?」

美希「え?うん、いいよ」グルーン

P(やはり!アホ毛だけが向きを変えずに留まっている……)

P(これはもしや……磁石になってる?いやでも、北とか南とかは関係ない向きだし……)

美希「……ハニー?」

P「よし、美希……俺に着いてきてくれないか?」

美希「オススメのお店があるの?」

P「そういうのじゃないけど、何か絶対ある気がするんだ、頼む」

美希「変なところじゃないよね?」

P「ああ……多分」

P(変なところなら戻ればいいしな)

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/07(日) 12:47:01.69 ID:NiZWlWYZ0
P「……こっちだ、美希」

美希「ちょっとハニー!こんな山奥まで来て、帰れなくなったらどうすればいいの!?」ピクピク

P(動きが激しい……きっとここに何かがある)

P「わかったよ美希、この草むらを抜けたら帰ろう」

美希「やっぱり帰ろうよ、きっとハニーの見間違えだって……」

P「すまん、でもここまで来たら引き返せないんだ!」ガサゴソ

P「さあ、抜けたぞ……!あれ?」

美希「大きいお城なの」

P「こんな山奥になんで……美希、このあたりに城なんてあったか?」

美希「それはなかったはずだけど……でもあるよね」

P「これは一体……」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/07(日) 12:53:34.34 ID:NiZWlWYZ0
美希「これって……なんなの?」

「ここはおにぎりランドなの」

P「えっ……美希、なんか言ったか?」

美希「いや、なんも言ってないよ!?」

「こっち、こっち」

P「へ?……なっ!?」

美希'「あふぅ……せっかく寝てたのに起こさないでほしいの」ダラダラ

美希「ミ……ミキが、もう一人……!?」

美希'「お詫びとして、そこの人がおにぎりをくれたら許してあげるの」

P「お……俺のことか?おにぎりならあるけど……」

美希'「うん、これなの……入口はあっちだよ、おやすみ……」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/07(日) 12:56:38.35 ID:NiZWlWYZ0
P「おい!」

美希'「zzz……」

美希「寝ちゃったの……それより入口って」

P「……行こう、美希、なんだか運命的な出会いがある気がする」

美希「運命的ってカンジじゃないと思うけど、ミキみたいなのがいるのはびっくりしたの」

美希「ハニー、いこ、ミキも気になって来たの!」

P「ああ!」

―――――
―――


P「ここが入口か……」

美希「お城ってよりは、テーマパークの入口みたいだね……あ、あそこに誰かいるの!」

P「誰かって……これまたどっかで見たような……」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/07(日) 13:02:20.37 ID:NiZWlWYZ0
受付な美希「おにぎりランドへようこそなの!」

P「また美希だ……」

美希「ミキだね……」

受付な美希「あはっ☆びっくりした?でもこんなんじゃこれからもっと大変だよ?」

受付な美希「茶色いミキとか、ちっちゃいミキとか、沢山中で働いてるの!」

P「ちゃ、茶色い美希に……」

美希「ちっちゃいミキ!?な、何がどうなってるの!?」

受付な美希「それじゃ、ハニー1名様!ミキ1名様ご案内なの!」

P「あ、あの……入場料は」

受付な美希「ハニーはタダなの、あそこに書いてるよ」

P「え?」

入場料
男性 おにぎり10個
女性 おにぎり5個
小児 おにぎり3個
ハニーとミキ タダ

P「マジだった」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/07(日) 13:15:04.29 ID:NiZWlWYZ0
受付な美希「それじゃ、この扉が入り口なの!楽しんで行ってね!」

P「あ、ああ……ありがとな」

受付な美希「ハニー、良い一日を、なの!」

美希「あけるの」ギギギ……

P「これは……なんだこりゃあ!?」

なの・・・なの・・・ナノ・・・

美希「ホントにミキが・・・たくさんなの!」

P「これが……おにぎりランド……!?」

ゲートの見張りな覚醒美希「おにぎりランドへようこそ!楽しんで行ってね!」

P「茶色い、美希……」

ゲートの見張りな覚醒美希「そうだよ、始めてのハニーにはおにぎりをあげるの」

P「あ、ありがとう」

ゲートの見張りな覚醒美希「それと、ミキにはこっち!」

美希「これって……腕輪?」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/07(日) 13:16:51.50 ID:NiZWlWYZ0
ゲートの見張りな覚醒美希「そうなの、ミキが沢山だから、ここでは腕輪に書いてる番号で管理してるの!」

P「番号が書いてある……なになに……22123……」

ゲートの見張りな覚醒美希「二つあるから二人で持ってね……無くさないんだよ?」

P「ああ、ありがとう、美希……は何番だ?」

ゲートの見張りな覚醒美希「……えっち」

P「す、すまん……」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/07(日) 13:22:01.13 ID:NiZWlWYZ0
P「それで中央広場にきたわけだけど……」

美希「お城の中なのに、中はテーマパークになってるんだね……あっ、カモ先生が噴水で泳いでるの!」

P「というかもはや空間的に歪んでるな……美希が沢山いるあたり、深く考えたらダメなのかな」

美希「ねぇハニー、どこにいこっか?……あっ」グー

P「……そういや、おにぎり、あの美希にあげちゃったんだよな」

美希「うぅ……お腹空いたの……ハニーとお食事するつもりで食べてきてないし……」

親切なあふぅ「ナノっ!」

美希「……へ?」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/07(日) 13:25:00.53 ID:NiZWlWYZ0
親切なあふぅ「ナノっ!」ツンツン

美希「……あっちにいけばいいの?」

親切なあふぅ「ナノ!」コクコク

P「なんだ……お食事亭、リレーションズ……」

美希「おにぎり食べ放題……!?ありがとなの!あれ?いない……」

P「あれが小さい美希か……美希なのか、あれ?」

美希「さ、さあ……とりあえずご飯なの!」

P「……やっぱり美希が沢山いるのかな……」

――――――
――――
――

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/07(日) 13:30:53.93 ID:NiZWlWYZ0
ウエイターな美希「いらっしゃいませーなの!」

美希「う、うわぁ……おにぎりがいっぱいなの!」キラキラ

ウエイターな美希「おにぎりが30種類、イチゴババロア、キャラメルマキアート、ハニー用のおかずも、全部食べ放題なの!」

コックな美希「リクエストも受け付けるよ!……お刺身以外」

モブ美希「……じゃあ、バターおかかお願いするの」

コックな美希「15462番のミキには言ってないの!今は21123番のミキに言ってるの!」

モブ美希「むー……プロデューサー優先だから仕方が無いの……」

ウエイターな美希「それじゃ、ご案内するのー!」

美希「はーいなの!」

P「……施設に入るとわかるこの美希の多さ」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/07(日) 13:32:22.29 ID:NiZWlWYZ0
ごめん、酒の勢いはいけないの……酔った

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/07(日) 14:19:02.15 ID:NiZWlWYZ0
美希「お腹いっぱいなのー!」

P「美希、すごい量食ったな……」

美希「あはっ☆ミキの好きなものばっかりだから仕方ないの!それじゃハニー、地図も貰ったし次はあそこにいくの!」

P「どれどれ……おにぎりランド……ジェットコースター?」

美希「コックさんが教えてくれたの、今はここがオススメなんだって!」

P「なるほどね……行って見るか……って、これだよな」

美希「うん」

なの……なの……なの……なのなの……

P「すごい列じゃないか……全部美希の」

美希「さ、三時間待ち……」

ステマな覚醒美希「そんなミキにオススメなの!」

美希「きゃっ!?」

ステマな覚醒美希「今だけ!待ち時間のいらないファストパスを特別に発行してるよ!」

P「そんなのがあるのか?」

ステマな覚醒美希「今なら3分で乗れちゃうの、あはっ☆」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/07(日) 14:22:39.34 ID:NiZWlWYZ0
美希「3分!?使わない手はないの!」

ステマな覚醒美希「うん!ここで発行してるの!ほら、早く登って!」

P「登ってって……何にもないステージじゃ――」

ステマな覚醒美希「はーい!ちゅーもーく!」

美希「へっ!?」

ガヤガヤ……ガヤガヤ……

P「美希!なななな何やってるんだ!?」

ステマな覚醒美希「今からこのハニーとミキがファストパスを発行するのー!!」

美希「い、一々目立たないといけないの?」

ステマな覚醒美希「そうだよ、それじゃハニー」

ステマな覚醒美希「そこのミキとキスするの」

P「……へ?」

ステマな覚醒美希「21123番のミキとキスするの」

P「」

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/07(日) 15:44:07.88 ID:NiZWlWYZ0
P「キス……美希とか?」

「はやくするの!」「待ちくたびれてるの!」「はにぃ!」「一気にいくの!」

美希「ハニー、仕方ないからキスするしかないの」

P「こ、ここでか……?」

美希「大丈夫!ミキしか見てる人はいないから……多分」

なの・・・
  なの・・・

P(四面楚歌ならぬ四面美希……ここは腹をくくるしかないか)

P「……美希」ガバッ

美希「あっ――」

チュッ

P「好きだよ、美希」

美希「あ……あ……」ポカーン

P「……こ、これでいいか!?」

シーン

P「あれ?」

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/07(日) 15:48:53.58 ID:NiZWlWYZ0
「」「」「」「」

P「あれ?なんで静かなの?」

美希「あ、あの、ハニー……」

P「うん?」

美希「キ、キスまでなんだよ?……いまのホンキなの?」

P「あっ」

ワアアアアアアア!!

「おめでとなのー!」「告白までしちゃうなんてセクハラさんなの!」「今日もおにぎりがうまいの」

P「……うわああああ!」ダッ

ステマな覚醒美希「逃がさないよ!」ガシッ

P「ひっ……穴掘らせて埋まらせてください……」

ステマな覚醒美希「それは雪歩のネタなの、それじゃ二名様ご案内なの!」

美希「なのー!」

P「は、離せええええ!」

――――――
――――

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/07(日) 15:53:01.76 ID:NiZWlWYZ0
美希「あー、楽しかったの!」

P「・・・」ドヨーン

美希「ハニー、ジェットコースターに乗る前のがすごく叫んでたね」

P「勘弁してください……」

美希「ね、あれってホンキ?」

P「あれって……」

美希「ミキの事が好きだってこと」

P「……ああ、本当に好きだよ、沢山美希がいたけれど、お前が一番だ」

美希「そ、そこまで言われると恥ずかしいの……」

P「もう吹っ切れたよ」

美希「それじゃハニー、次はあの観覧車に乗ろっか」

P「……ああ」

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/07(日) 16:05:29.84 ID:NiZWlWYZ0
観覧車

P「・・・」

美希「・・・・・」

P(話すことが思いつかない)

P「……夕日が綺麗だな」

美希「そうだね……」

P「こうやって二人きりでいると、下に美希が沢山いる事も忘れてしまいそうだな」

美希「うん……ね、ハニー」

P「ん?」

美希「指切りしよ?ずっとミキを見てくれるって、約束してほしいの」

P「……俺でよければ」ギュッ

美希「・・・あはっ☆」

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/07(日) 16:16:40.77 ID:NiZWlWYZ0
プシュー・・・

P「・・・着いたな」

美希「随分と長かったの、悪くなかったけどね」

P「けど、もう夜になっちゃったな」

美希「そろそろ帰らないとね、ねえハニー」

P「ん?」

美希「色々楽しかったね!コーヒーカップとか、観覧車とか、あとジェットコースターとか!」

P「ショーの罰ゲームでお刺身食べさせられた事とかな」

美希「そ、それは・・・」

P「冗談だよ、それじゃ帰ろうか」

美希「はいなの!お土産買って帰るの!」

P「・・・ふふ」

美希「えへへ・・・」

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/07(日) 16:21:57.50 ID:NiZWlWYZ0
P「……お土産もおにぎりなんだな、焼きおにぎりに、おにぎりストラップに……」

美希「おにぎりランドだからね、仕方ないの……あれ?」

P「どうした?美希」

なの・・・なの・・・

美希「ゲートの所に人集りができてるの」

P「あ……本当だ」

美希「ねえ、みんなは何してるの?」

「あ……プロデューサーさん、まってたの」

「今からミキ達、新しいハニーの歓迎会をしようとしてたの!」

「だから主役のハニーとミキがくるのをまってたの」

「それじゃ、二名様パーティーにご招待なの!」

P「う、うわっ!?」

美希「ちょ、ちょっと!?ミキ帰らなきゃ……」

「なーのっ!」「なーのっ!」

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/07(日) 16:26:20.77 ID:NiZWlWYZ0
「なーのっ!」「なーのっ!」

P「ど、何処に連れていく気だ!?」

「おにぎりランドの地下なの!」

美希「地下!?」

「ハニー達の住処なの!」

P「俺の……!?」

「ご招待なの!」「ご招待なの!」

P「う、うわっ……ちょっと……話を聞いて……」

「よいしょ!」「なーのっ!」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/07(日) 16:33:01.98 ID:NiZWlWYZ0
P「こ、ここは……地下にこんな大きい街があったなんて……」

美希「この男の人たち……まさか……」

察しのいい美希「この人達一人一人が、ミキ達のハニーなんだよ!」

P「高校生くらいから、中年の人まで……全員、美希のプロデューサーなのか……!?」

宣伝な美希「あはっ、おにぎりランドの地下、ハニータウンなの!」

運び屋な美希「プロデューサーはずっとここで暮らすんだよ!」

女好きな美希「でも、まずは女王陛下に会わないとね!」

「女王陛下に説得してもらうの!」「なの!」

美希「女王陛下!?」

「一番最初のミキなの!」「なの!」

P「あ、ちょっ……」

「ついたの!!」

――――
――

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/07(日) 16:39:57.93 ID:NiZWlWYZ0
女王陛下な美希「……来たんだね」

P「一番最初の、美希……?」

女王陛下な美希「そうなの、一番最初にミキがここに来たの」

女王陛下な美希「ミキとハニーがずっと暮らせるようにね」

P「そ、そうか……」

女王陛下な美希「ね、ハニー……ここに残る気は無いの?」

女王陛下な美希「おにぎりやイチゴババロアだって食べ放題だし、いくらミキと居たって怒られないの」

女王陛下な美希「それに、歳だって取らないし、ライブ会場だってあるからいつまでもキラキラできるんだよ?」

女王陛下な美希「ハニーとミキがする事はお仕事をちょっと代わりばんこにやってもらうだけなの、それでも残らないの?」

美希「残ってもいいの?」

女王陛下な美希「構わないの!ミキは歓迎するの!」

美希「……本当に?」

女王陛下な美希「うん、怪しい事なんて同じミキにするわけないの」

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/07(日) 16:45:59.21 ID:NiZWlWYZ0
女王陛下な美希「ミキは、どうしたいの?」

美希「ミキは・・・ハニーに任せる」

女王陛下な美希「そうなの、ね、ハニー・・・そこのミキのことが好きなんでしょ?」

女王陛下な美希「それならきっとここに居た方がいいの、ここがきっとハニーの桃源郷だから、ね?」

P「……嫌、帰らせてもらうよ。俺には役目がある、美希をトップアイドルにするって役目が、だから……」

女王陛下な美希「そっか・・・ならミキも無理は言わないの」

女王陛下な美希「その代わり、絶対にキラキラさせてね、じゃないと無理矢理にでも連れ去るから」

P「ああ、約束する」

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/07(日) 16:53:06.83 ID:NiZWlWYZ0
女王陛下な美希「それじゃ、布団が置いてあるからここで寝てほしいの」

美希「え?」

女王陛下な美希「きっと今からじゃちゃんと街に帰れないと思うし・・・寝てる間に事務所まで運んであげる」

P「なんかすまないな……それじゃ、お休み」

女王陛下な美希「おやすみ……それじゃ、そっちも寝るの」

美希「ね、そこのミキのハニーはどんな人なの?」

女王陛下な美希「ハニーは……いないの」

美希「そっか……」

女王陛下な美希「ほら、早く寝ないと明日にでもおにぎりランドの清掃員にしちゃうよ?」

美希「そ……それはいやなの!おやすみなの!」

女王陛下な美希「うん、おやすみなの……あふぅ」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/07(日) 16:57:13.52 ID:NiZWlWYZ0
………………
…………
……

チュンチュン

P「……ん、あれ……美希は……」

美希「くー……」

小鳥「プロデューサーさん、ソファに倒れたら一気に眠りこけて……心配したんですよ?」

P「……音無さん?」

小鳥「美希ちゃんは起きるの待つって言ってそのまま寝ちゃうし……」

美希「はにゅい……おにぎりたべたいの…おにぎりランドなの………むにゃむにゃ」

P「あー……夢オチか……」

小鳥「えっ?」

P「あ、いや。なんでもないんですよ」

P(本当に美希に告白するのは、まだまだ先になりそうだな……)

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/07(日) 17:00:08.93 ID:NiZWlWYZ0
1週間後

P「……ふぅ、今日も仕事終わり……と」

真「あ、プロデューサー、お疲れ様です!」

P「真か、そっちもお疲れ様」

真「へへっ、明日も頑張ります!」ヒョコ

P「……ん?」

真「どうしたんですか?プロデューサー」ヒョコヒョコ

P「真……お前アホ毛が一定方向向いてる」

真「……へ?」ヒョコ

おわり

引用元: P「美希のアホ毛を追いかけたら、桃源郷に辿り着いた」