1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 22:41:31.76 ID:HQHidHRQO
199X年
世界は核の炎に包まれた!
海は涸れ、地は裂け、あらゆる生命体が絶滅したかに見えた……
だが……
ケンシロウ「時間が経つのは早いな」
ラオウ「うむ」
トキ「30周年を記念して、何かお祝いでもやりたいな」
ピンポーン
トキ「誰か来たな」
シン「呼ばれた気がした」
ケンシロウ「執念違いだ」
世界は核の炎に包まれた!
海は涸れ、地は裂け、あらゆる生命体が絶滅したかに見えた……
だが……
ケンシロウ「時間が経つのは早いな」
ラオウ「うむ」
トキ「30周年を記念して、何かお祝いでもやりたいな」
ピンポーン
トキ「誰か来たな」
シン「呼ばれた気がした」
ケンシロウ「執念違いだ」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 22:50:35.03 ID:HQHidHRQO
トキ「まぁせっかく来たんだ。上がっていきなさい」
シン「いや、俺は仕事が」
トキ「今ちょうどパーティーの企画をしていたんだ」
シン「パーティー?」
ケンシロウ「30周年記念パーティーだ。お前、宴会やパーティーはことごとく不参加だからな、今回くらい参加しろよ」
シン「……」
シン「いや、俺は仕事が」
トキ「今ちょうどパーティーの企画をしていたんだ」
シン「パーティー?」
ケンシロウ「30周年記念パーティーだ。お前、宴会やパーティーはことごとく不参加だからな、今回くらい参加しろよ」
シン「……」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 22:57:20.32 ID:HQHidHRQO
シン「いや、俺はそういうのはいい」
ケンシロウ「なんでだよ。シンも参加した方がユリアも喜ぶのに」
シン「俺はそういう華やいだ雰囲気苦手だし」
ラオウ(マント羽織ったやつの台詞じゃないな)
トキ(キングとか名乗ってるやつの台詞じゃないな)
ケンシロウ「なんでだよ。シンも参加した方がユリアも喜ぶのに」
シン「俺はそういう華やいだ雰囲気苦手だし」
ラオウ(マント羽織ったやつの台詞じゃないな)
トキ(キングとか名乗ってるやつの台詞じゃないな)
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:00:51.20 ID:HQHidHRQO
ケンシロウ「いいからまず座れよ」グイグイ
シン「いや、本当に俺は」
ケンシロウ「お前が参加しないんじゃ、俺の参加費は誰が払うんだよ」
シン「知らねえよ。ジャギにでも出してもらえよ」
ケンシロウ「いや、いつもジャギじゃ悪いだろ」
シン「だからって俺にたかるのはおかしいだろ」
シン「いや、本当に俺は」
ケンシロウ「お前が参加しないんじゃ、俺の参加費は誰が払うんだよ」
シン「知らねえよ。ジャギにでも出してもらえよ」
ケンシロウ「いや、いつもジャギじゃ悪いだろ」
シン「だからって俺にたかるのはおかしいだろ」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:04:17.39 ID:HQHidHRQO
シン「……なんかツッコミ役がいないと思ったら、ジャギがいないな」
トキ「仕事だ」
シン「…………お前らは?」
トキ「……」プイ
ラオウ「……」プイ
シン「……お前らの参加費は?」
ケンシロウ「このままだとジャギだな」
シン「企画倒れじゃねーか」
トキ「仕事だ」
シン「…………お前らは?」
トキ「……」プイ
ラオウ「……」プイ
シン「……お前らの参加費は?」
ケンシロウ「このままだとジャギだな」
シン「企画倒れじゃねーか」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:11:30.27 ID:HQHidHRQO
……
シン「お前らさ、30年もの間何やってたんだよ。働けよ」
ラオウ「俺は誰の命令も受けん! たとえ神の命令でもな!」クワッ
シン「うるせぇよ馬鹿! ニート拗らせすぎだろ!」
ケンシロウ「そうカッカすんなよ。あと80年もすればまた出番来るって」
シン「ジャギや俺が先にストレスで死ぬわ!」
トキ「だがまだ生きている」
シン「あー!! もーやだー!!」
シン「お前らさ、30年もの間何やってたんだよ。働けよ」
ラオウ「俺は誰の命令も受けん! たとえ神の命令でもな!」クワッ
シン「うるせぇよ馬鹿! ニート拗らせすぎだろ!」
ケンシロウ「そうカッカすんなよ。あと80年もすればまた出番来るって」
シン「ジャギや俺が先にストレスで死ぬわ!」
トキ「だがまだ生きている」
シン「あー!! もーやだー!!」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:16:11.22 ID:HQHidHRQO
…………
シン「無理。お前らの相手疲れる」グッタリ
シン「そういえば、堀コタツにしたんだな」
ケンシロウ「ああ、うん」
シン「ジャギの趣味か? あいつこういうの好きだからな」
トキ「あ、うん。そうだな」
シン「…………?」
シン「無理。お前らの相手疲れる」グッタリ
シン「そういえば、堀コタツにしたんだな」
ケンシロウ「ああ、うん」
シン「ジャギの趣味か? あいつこういうの好きだからな」
トキ「あ、うん。そうだな」
シン「…………?」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:20:16.92 ID:HQHidHRQO
ガラガラ オレノナヲイッテミロー
ケンシロウ「……」ビクッ
シン「お、噂をすれば帰ってきたな」
ジャギ「ふぃー、寒い寒い。お、シンじゃねぇか」スパン
シン「久しぶりだな」
ジャギ「この前の鍋パーティーなんで来なかったんだよ。たまには顔見せろ」
シン「お前には言われたくないな」
ジャギ「ったく……」モゾ
ジャギ「ん? あれ、床がない……」
ケンシロウ「……」ビクッ
トキ「……」ビクッ
ラオウ「ぬぅ……」
ケンシロウ「……」ビクッ
シン「お、噂をすれば帰ってきたな」
ジャギ「ふぃー、寒い寒い。お、シンじゃねぇか」スパン
シン「久しぶりだな」
ジャギ「この前の鍋パーティーなんで来なかったんだよ。たまには顔見せろ」
シン「お前には言われたくないな」
ジャギ「ったく……」モゾ
ジャギ「ん? あれ、床がない……」
ケンシロウ「……」ビクッ
トキ「……」ビクッ
ラオウ「ぬぅ……」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:27:13.06 ID:HQHidHRQO
ジャギ「おい、お前ら。何をしたか言ってみろ」
ケンシロウ「ほら、シン」グイグイ
ジャギ「なすりつけようとしてんじゃねーよ! 床! なんで床抜けてんだよ!」
トキ「ジャギ」
ジャギ「なんだよ」
トキ「この穴は、私とラオウの入る墓だ」
ラオウ「えっ」
ジャギ「や、やめろよ……つくならもうちょっと上手く嘘つけよ」
ジャギ「ってもう一個あいてんのか!?」
ケンシロウ「ほら、シン」グイグイ
ジャギ「なすりつけようとしてんじゃねーよ! 床! なんで床抜けてんだよ!」
トキ「ジャギ」
ジャギ「なんだよ」
トキ「この穴は、私とラオウの入る墓だ」
ラオウ「えっ」
ジャギ「や、やめろよ……つくならもうちょっと上手く嘘つけよ」
ジャギ「ってもう一個あいてんのか!?」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:34:18.19 ID:HQHidHRQO
……
シン「見事に一畳分抜けてるな」
ケンシロウ「ウイグル一人分だな」
ジャギ「お前がやったんだよ。冷静に分析すんな」
ジャギ「で、何やったらこんなことになるんだよ」
ケンシロウ「これはトキが布団を上げないから腐って床が落ちたんだ」
トキ「ケンシロウ!」
ジャギ「兄者! 俺がいない時は自分で布団をあげてくれって言っただろ」
シン「見事に一畳分抜けてるな」
ケンシロウ「ウイグル一人分だな」
ジャギ「お前がやったんだよ。冷静に分析すんな」
ジャギ「で、何やったらこんなことになるんだよ」
ケンシロウ「これはトキが布団を上げないから腐って床が落ちたんだ」
トキ「ケンシロウ!」
ジャギ「兄者! 俺がいない時は自分で布団をあげてくれって言っただろ」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:43:40.02 ID:HQHidHRQO
トキ「ケンシロウだってラオ」
ピキーンッ
トキ「はぐっ!?」ビクッ
北 斗 神 拳 奥 義
残 悔 積 歩 拳
トキ「け、ケンシロウ! お前というやつは……!」テクテク
シン「必死だな」
ジャギ「おい馬鹿! このままだとトキ兄者が穴に落ちるだろ!」
ケンシロウ「大丈夫、落ちても死なないから」
トキ「うわ!? 案外こわい! うわ、わ!?」テクテク
トキ「あ!?」ズルッ
\ウワラバッ/
ピキーンッ
トキ「はぐっ!?」ビクッ
北 斗 神 拳 奥 義
残 悔 積 歩 拳
トキ「け、ケンシロウ! お前というやつは……!」テクテク
シン「必死だな」
ジャギ「おい馬鹿! このままだとトキ兄者が穴に落ちるだろ!」
ケンシロウ「大丈夫、落ちても死なないから」
トキ「うわ!? 案外こわい! うわ、わ!?」テクテク
トキ「あ!?」ズルッ
\ウワラバッ/
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:51:55.32 ID:HQHidHRQO
……
トキ「オウガイとかいう老師と談笑した気がする」
ケンシロウ「まさかあんなに綺麗に首がへし折れるとは」
ジャギ「誰が喋っていいって言った」
ケンシロウ「すみません」
ジャギ「もう少しでトキ兄者が天に帰っちまうとこだったんだぞ。反省しろ」
ケンシロウ「はい」
シン(見てないで助けてやればよかったのに)
ラオウ(毎晩痰が絡んで天に帰りかけてるけどな)
トキ「オウガイとかいう老師と談笑した気がする」
ケンシロウ「まさかあんなに綺麗に首がへし折れるとは」
ジャギ「誰が喋っていいって言った」
ケンシロウ「すみません」
ジャギ「もう少しでトキ兄者が天に帰っちまうとこだったんだぞ。反省しろ」
ケンシロウ「はい」
シン(見てないで助けてやればよかったのに)
ラオウ(毎晩痰が絡んで天に帰りかけてるけどな)
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:59:30.50 ID:HQHidHRQO
ジャギ「お前らは来月の小遣い無しだからな。反省しろよ」
ラオウ「なに!?」
ケンシロウ「小遣いを減らそうという人間には全てこの拳でこたえるのみ……!」バキバキッ
ジャギ「小遣いカットで済むだけありがたいと思えよ! なんなんだお前ら!」
ジャギ「クソ……せっかく痛んだ屋根を直す金が貯まったと思ったのに……」
シン「涙ふけよ」
ラオウ「なに!?」
ケンシロウ「小遣いを減らそうという人間には全てこの拳でこたえるのみ……!」バキバキッ
ジャギ「小遣いカットで済むだけありがたいと思えよ! なんなんだお前ら!」
ジャギ「クソ……せっかく痛んだ屋根を直す金が貯まったと思ったのに……」
シン「涙ふけよ」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/20(水) 00:07:54.28 ID:Z+mMtsCJO
コポポポ
ジャギ「ズズ……はぁ、ちょっと落ち着いた」
ケンシロウ「堀コタツもなかなかいいだろ」
ジャギ「うるせぇよ馬鹿」
シン「こんな馬鹿やらかしといて、よくまだジャギに参加費出させる気になったな」
ジャギ「参加費?」ズズ
トキ「ああ、私達ついに30周年を迎えただろ?」
ジャギ「そういえば」
トキ「だから、節目の年にパーティーでもやろうって」
ジャギ「パーティー、か」ズズ
ジャギ「ズズ……はぁ、ちょっと落ち着いた」
ケンシロウ「堀コタツもなかなかいいだろ」
ジャギ「うるせぇよ馬鹿」
シン「こんな馬鹿やらかしといて、よくまだジャギに参加費出させる気になったな」
ジャギ「参加費?」ズズ
トキ「ああ、私達ついに30周年を迎えただろ?」
ジャギ「そういえば」
トキ「だから、節目の年にパーティーでもやろうって」
ジャギ「パーティー、か」ズズ
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/20(水) 00:18:20.76 ID:Z+mMtsCJO
ジャギ「という事で、パーティーをやろうと思うんだが」
レイ「ジャギはつくづく甘いな。床落とされたら普通、パーティーなんて気分じゃなくなるぞ」
ジャギ「……まぁ、付き合い長いからな」
マミヤ「もう、そうやって甘やかすからいつまでも自立できないのよ」
ユリア「そうよ。ちょっと待ってて。ケン達のことひっぱたいてくるから」
ジャギ「うわ、この慈母星こえぇ」
レイ「ジャギはつくづく甘いな。床落とされたら普通、パーティーなんて気分じゃなくなるぞ」
ジャギ「……まぁ、付き合い長いからな」
マミヤ「もう、そうやって甘やかすからいつまでも自立できないのよ」
ユリア「そうよ。ちょっと待ってて。ケン達のことひっぱたいてくるから」
ジャギ「うわ、この慈母星こえぇ」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/20(水) 00:25:01.50 ID:Z+mMtsCJO
ジャギ「レイ達はどうする?」
レイ「勿論参加させてもらう。アイリも連れていくよ」
ジャギ「そうしてくれ。ユリアは五車星とリュウガに声かけてくれ」
ユリア「わかったわ」
サウザー「で、日取りは決まっているのか?」
ジャギ「いや、まだ参加者募ってる最中……うお!? いたのかサウザー」
サウザー「誰も俺をハブる事はできぬのだ!!」
レイ「勿論参加させてもらう。アイリも連れていくよ」
ジャギ「そうしてくれ。ユリアは五車星とリュウガに声かけてくれ」
ユリア「わかったわ」
サウザー「で、日取りは決まっているのか?」
ジャギ「いや、まだ参加者募ってる最中……うお!? いたのかサウザー」
サウザー「誰も俺をハブる事はできぬのだ!!」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/20(水) 00:33:44.05 ID:Z+mMtsCJO
レイ「相変わらず凄い装飾の自転車だな」
マミヤ「どこが自転車かわからないわね」
サウザー「フハハハハ! そう褒めるな!」
ジャギ「褒めてねーよ。……まぁいい。連絡する手間が省けた」
サウザー「なんだ下郎。この聖帝サウザーに連絡するのが手間だと言いたいのか?」
ジャギ「手間だよ。お前寝るの早すぎて仕事終わってからだと連絡つかねーし」
サウザー「帝王に夜更かしは無いのだ」
マミヤ「どこが自転車かわからないわね」
サウザー「フハハハハ! そう褒めるな!」
ジャギ「褒めてねーよ。……まぁいい。連絡する手間が省けた」
サウザー「なんだ下郎。この聖帝サウザーに連絡するのが手間だと言いたいのか?」
ジャギ「手間だよ。お前寝るの早すぎて仕事終わってからだと連絡つかねーし」
サウザー「帝王に夜更かしは無いのだ」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/20(水) 00:42:20.80 ID:Z+mMtsCJO
……
ジャギ「じゃあ日程はみんなの都合が出揃ったら連絡するわ」
レイ「いつも悪いな」
ジャギ「気にするな。サウザーもシュウに声かけといてくれ」
サウザー「うむ、任せるがいい。ではな、愚民共」
「わー、なにこのチャリ」
「だっせー!!」
ガチャンッ
「うわ、倒れたぞ!」
「角みたいなの折れた!」
サウザー「下郎ー!!」ダダダダ
マミヤ「うわ、幼稚園の園長が子供追いかけ回してる」
ユリア「世も末ね」
ジャギ「じゃあ日程はみんなの都合が出揃ったら連絡するわ」
レイ「いつも悪いな」
ジャギ「気にするな。サウザーもシュウに声かけといてくれ」
サウザー「うむ、任せるがいい。ではな、愚民共」
「わー、なにこのチャリ」
「だっせー!!」
ガチャンッ
「うわ、倒れたぞ!」
「角みたいなの折れた!」
サウザー「下郎ー!!」ダダダダ
マミヤ「うわ、幼稚園の園長が子供追いかけ回してる」
ユリア「世も末ね」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/20(水) 00:50:14.91 ID:Z+mMtsCJO
……
ジャギ「俺の名を言ってみろー!」スパン
トキ「おかえりジャギ」
ラオウ「みかんがもう無い。とってこい」
ケンシロウ「頼んでた信長の野望・天道PK買ってきてくれたか?」
ユリア「ケン、話は聞いたわよ」
ケンシロウ「あ、ユリア……さん」
バキッ
ジャギ「俺の名を言ってみろー!」スパン
トキ「おかえりジャギ」
ラオウ「みかんがもう無い。とってこい」
ケンシロウ「頼んでた信長の野望・天道PK買ってきてくれたか?」
ユリア「ケン、話は聞いたわよ」
ケンシロウ「あ、ユリア……さん」
バキッ
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/20(水) 00:57:15.55 ID:Z+mMtsCJO
ユリア「ケン」
ケンシロウ「はい」
ユリア「またラオウと喧嘩して家を壊したの?」
ケンシロウ「はい」
ユリア「なんで喧嘩したの?」
ケンシロウ「それは……」
ユリア「ケン」
ケンシロウ「………………どうでしょうを見るか内Pを見るかで喧嘩になりました」
ケンシロウ「はい」
ユリア「またラオウと喧嘩して家を壊したの?」
ケンシロウ「はい」
ユリア「なんで喧嘩したの?」
ケンシロウ「それは……」
ユリア「ケン」
ケンシロウ「………………どうでしょうを見るか内Pを見るかで喧嘩になりました」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/20(水) 01:00:45.55 ID:Z+mMtsCJO
ユリア「ケン」
ケンシロウ「はい」
ユリア「内職はどうしたの?」
ケンシロウ「……」
ユリア「DVD見ながらでも造花は作れるわよね?」
ケンシロウ「……」
ユリア「ケン」
ケンシロウ「……ごめんなさい」
ユリア「なんで謝るの?」
ケンシロウ「……」
ケンシロウ「はい」
ユリア「内職はどうしたの?」
ケンシロウ「……」
ユリア「DVD見ながらでも造花は作れるわよね?」
ケンシロウ「……」
ユリア「ケン」
ケンシロウ「……ごめんなさい」
ユリア「なんで謝るの?」
ケンシロウ「……」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/20(水) 01:06:24.56 ID:Z+mMtsCJO
ジャギ(こわい)
トキ(こわい)
ラオウ(すごくこわい)
ユリア「悪い事ってわかってるのになんでサボるの?」
ケンシロウ「……」
ユリア「ちゃんと頑張るって約束したよね。私との約束守れないんだ」
ケンシロウ「……」ジワッ
ラオウ(!?)
トキ(泣かせた!)
ジャギ(マジ泣きだ!)
トキ(こわい)
ラオウ(すごくこわい)
ユリア「悪い事ってわかってるのになんでサボるの?」
ケンシロウ「……」
ユリア「ちゃんと頑張るって約束したよね。私との約束守れないんだ」
ケンシロウ「……」ジワッ
ラオウ(!?)
トキ(泣かせた!)
ジャギ(マジ泣きだ!)
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/20(水) 01:10:56.43 ID:Z+mMtsCJO
ユリア「泣いたら解決すると思ったら大間違いよ! きなさい!」グイッ
ケンシロウ「ユ、ユリア!?」
ズルズルズル…
ジャギ「お、おいユリア」
スパン
ジャギ「…………」
『ユ、ユリアァァァァァァぁ!!』
ラオウ「……っ」ビクッ
ケンシロウ「ユ、ユリア!?」
ズルズルズル…
ジャギ「お、おいユリア」
スパン
ジャギ「…………」
『ユ、ユリアァァァァァァぁ!!』
ラオウ「……っ」ビクッ
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/20(水) 01:16:13.59 ID:Z+mMtsCJO
……
ケンシロウ「」
トキ「ケ、ケンシロウ?」
ケンシロウ「」
ユリア「ケン、頑張ってね」
ケンシロウ「」コクコク
ケンシロウ「」テキパキ
ジャギ(こわい)
トキ(こわい)
ラオウ(ものすごくこわい)
リン「ケンがまたひとつ哀しみを……」
ケンシロウ「」
トキ「ケ、ケンシロウ?」
ケンシロウ「」
ユリア「ケン、頑張ってね」
ケンシロウ「」コクコク
ケンシロウ「」テキパキ
ジャギ(こわい)
トキ(こわい)
ラオウ(ものすごくこわい)
リン「ケンがまたひとつ哀しみを……」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/20(水) 01:20:16.67 ID:Z+mMtsCJO
ケンシロウ「」テキパキテキパキ
ラオウ「……」
ケンシロウ「」テキパキテキパキ
トキ「……」
ラオウ「……俺達も始めるか」
トキ「ラオウ……」
トキ「ああ、そうだな」
ジャギ(兄者達……)
ラオウ「……」
ケンシロウ「」テキパキテキパキ
トキ「……」
ラオウ「……俺達も始めるか」
トキ「ラオウ……」
トキ「ああ、そうだな」
ジャギ(兄者達……)
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/20(水) 01:28:20.45 ID:Z+mMtsCJO
ラオウ「く、ぬぅ…………紙が小さい……」チマチマ
トキ「ラオウ、花の部分は私が作るから、ラオウは茎を作ってくれ」
ラオウ「ぬ、すまぬな」
ケンシロウ「」テキパキテキパキ
トキ「……」
トキ「ハァーンッ!」ズビッ
ケンシロウ「ちにゃ!?」ビクンッ
ケンシロウ「はっ!? 俺は一体……」
トキ「ケンシロウ、ほら早く糊付けしてくれ」
ケンシロウ「お、おう」
ラオウ「…………ふ」
トキ「ラオウ、花の部分は私が作るから、ラオウは茎を作ってくれ」
ラオウ「ぬ、すまぬな」
ケンシロウ「」テキパキテキパキ
トキ「……」
トキ「ハァーンッ!」ズビッ
ケンシロウ「ちにゃ!?」ビクンッ
ケンシロウ「はっ!? 俺は一体……」
トキ「ケンシロウ、ほら早く糊付けしてくれ」
ケンシロウ「お、おう」
ラオウ「…………ふ」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/20(水) 01:34:49.85 ID:Z+mMtsCJO
……
ラオウ「ぬ……目がショボショボする」
トキ「流石に疲れてきたな」
スパン
ジャギ「お前ら! 今日の献立を言ってみろ!」
ケンシロウ「これは……兄さん特製爆弾おにぎり!」
ジャギ「出荷まで時間がねーんだろ? だったら、サクッと食えて腹持ちのいいコイツはどうだ」
ラオウ「見事だ、弟よ」
ラオウ「ぬ……目がショボショボする」
トキ「流石に疲れてきたな」
スパン
ジャギ「お前ら! 今日の献立を言ってみろ!」
ケンシロウ「これは……兄さん特製爆弾おにぎり!」
ジャギ「出荷まで時間がねーんだろ? だったら、サクッと食えて腹持ちのいいコイツはどうだ」
ラオウ「見事だ、弟よ」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/20(水) 01:44:18.53 ID:Z+mMtsCJO
ジャギ「どうだ? 労働の後の飯はうまいだろ」
ケンシロウ「いつも通りだけど」モグモグ
ジャギ「お前なぁ……」
トキ「まあまあジャギ。ケンシロウはジャギの作るご飯はいつも美味しいと言いたいんだよ」
ジャギ「……」
ジャギ「そう言われると、悪い気はしねぇな」
ラオウ「ジャギ、もう一個だ」
ジャギ「あいよ」
ケンシロウ「いつも通りだけど」モグモグ
ジャギ「お前なぁ……」
トキ「まあまあジャギ。ケンシロウはジャギの作るご飯はいつも美味しいと言いたいんだよ」
ジャギ「……」
ジャギ「そう言われると、悪い気はしねぇな」
ラオウ「ジャギ、もう一個だ」
ジャギ「あいよ」
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/20(水) 01:50:39.67 ID:Z+mMtsCJO
……
ケンシロウ「ふぅ、食った食った」
ジャギ「食ったら眠くなったとか言うなよ」
トキ「ジャギ、私のノルマはお前に残そう……」ゴロン
ジャギ「急に腑抜けるな! ほら、手伝ってやるから終わらせちまうぞ」
ケンシロウ「なに?」
ジャギ「や、お前らが頑張ってる時に俺だけ寛ぐのは、ちょっと気がひけてよ」
トキ「ジャギ……」
ケンシロウ「兄さん……」
ジャギ「へへ……」
ピロリロリン ピロリロリン
ラオウ「一番風呂はこのラオウがもらってやるわッ!」
ジャギ「空気読めよ!」
ケンシロウ「ふぅ、食った食った」
ジャギ「食ったら眠くなったとか言うなよ」
トキ「ジャギ、私のノルマはお前に残そう……」ゴロン
ジャギ「急に腑抜けるな! ほら、手伝ってやるから終わらせちまうぞ」
ケンシロウ「なに?」
ジャギ「や、お前らが頑張ってる時に俺だけ寛ぐのは、ちょっと気がひけてよ」
トキ「ジャギ……」
ケンシロウ「兄さん……」
ジャギ「へへ……」
ピロリロリン ピロリロリン
ラオウ「一番風呂はこのラオウがもらってやるわッ!」
ジャギ「空気読めよ!」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/20(水) 01:57:13.97 ID:Z+mMtsCJO
ラオウ「いい湯だったわ」ホカホカ
ジャギ「おかえり兄者」チマチマ
ケンシロウ「長風呂しすぎだろ」ペタペタ
ラオウ「湯船はこのラオウの長湯を望んでいるのだ」
トキ「そうだ。交代で風呂休憩をとるのはどうだろう」
ジャギ「いいんじゃねぇか。年の順で、トキ兄者入ってこいよ」チマチマ
トキ「そうか? じゃあ遠慮なく」
ジャギ「おかえり兄者」チマチマ
ケンシロウ「長風呂しすぎだろ」ペタペタ
ラオウ「湯船はこのラオウの長湯を望んでいるのだ」
トキ「そうだ。交代で風呂休憩をとるのはどうだろう」
ジャギ「いいんじゃねぇか。年の順で、トキ兄者入ってこいよ」チマチマ
トキ「そうか? じゃあ遠慮なく」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/20(水) 02:04:07.95 ID:Z+mMtsCJO
ケンシロウ「……」ペタペタ
ジャギ「……」チマチマ
ラオウ「トキのやつ、遅いな」グリグリ
ジャギ「そうか? 兄者に比べたらまだまだ短いぞ」チマチマ
ラオウ「ぬぅ……」グリグリ
ケンシロウ「とはいえ、トキにしたら長い気がする」ペタペタ
ジャギ「風呂で寝てたりしてな」チマチマ
ケンシロウ「かもな」ペタペタ
ラオウ「……」グリグリ
ジャギ「……」チマチマ
ケンシロウ「……」ペタペタ
ラオウ(ヤバい)
ジャギ(ヤバい)
ケンシロウ(ヤバい)
ジャギ「……」チマチマ
ラオウ「トキのやつ、遅いな」グリグリ
ジャギ「そうか? 兄者に比べたらまだまだ短いぞ」チマチマ
ラオウ「ぬぅ……」グリグリ
ケンシロウ「とはいえ、トキにしたら長い気がする」ペタペタ
ジャギ「風呂で寝てたりしてな」チマチマ
ケンシロウ「かもな」ペタペタ
ラオウ「……」グリグリ
ジャギ「……」チマチマ
ケンシロウ「……」ペタペタ
ラオウ(ヤバい)
ジャギ(ヤバい)
ケンシロウ(ヤバい)
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/20(水) 02:08:23.16 ID:Z+mMtsCJO
ガラガラ
ケンシロウ「トキ!」
トキ「」★プカー
ケンシロウ「おっと、思ったよりショッキングな画になってる」
ラオウ「漂っているのは鼻血か。のぼせた所為で出血したのだな」
ジャギ「いいから引き上げるの手伝え!」ザバーッ
ケンシロウ「トキ!」
トキ「」★プカー
ケンシロウ「おっと、思ったよりショッキングな画になってる」
ラオウ「漂っているのは鼻血か。のぼせた所為で出血したのだな」
ジャギ「いいから引き上げるの手伝え!」ザバーッ
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/20(水) 02:18:25.99 ID:Z+mMtsCJO
ケンシロウ「さ、休憩も済んだし、兄弟三人で頑張ろうぜ」
ジャギ「勝手に一人減らすな!」パタパタ
トキ「う……」ビクッ
ジャギ「兄者ぁ! 腑抜けたか!」
ジャギ「……じゃなくて、気がついたか」
ラオウ(その間違い方はない)
ケンシロウ「その間違い方はねーよ」
トキ「……知らない天井だ」
ジャギ「いや、思いっきり実家だから」
ジャギ「勝手に一人減らすな!」パタパタ
トキ「う……」ビクッ
ジャギ「兄者ぁ! 腑抜けたか!」
ジャギ「……じゃなくて、気がついたか」
ラオウ(その間違い方はない)
ケンシロウ「その間違い方はねーよ」
トキ「……知らない天井だ」
ジャギ「いや、思いっきり実家だから」
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/20(水) 02:52:18.17 ID:Z+mMtsCJO
……
トキ「すまないみんな、心配をかけた」
ラオウ「全くだ」
ジャギ「体調はもういいのか?」
トキ「ああ、もう大丈夫だ」
ケンシロウ「じゃあ作業に戻ろう。けっこう時間くったし」
トキ「迷惑をかけた分も頑張るよ」
ジャギ「トキ兄者は器用だからな、期待してるぜ」
トキ「 刹 活 孔 」ズビッ
ジャギ「えっ」
ラオウ「えっ」
ケンシロウ「ヤバい。トキの脳みそふやけたまんまだ」
トキ「すまないみんな、心配をかけた」
ラオウ「全くだ」
ジャギ「体調はもういいのか?」
トキ「ああ、もう大丈夫だ」
ケンシロウ「じゃあ作業に戻ろう。けっこう時間くったし」
トキ「迷惑をかけた分も頑張るよ」
ジャギ「トキ兄者は器用だからな、期待してるぜ」
トキ「 刹 活 孔 」ズビッ
ジャギ「えっ」
ラオウ「えっ」
ケンシロウ「ヤバい。トキの脳みそふやけたまんまだ」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/20(水) 03:03:09.18 ID:Z+mMtsCJO
チクタク…チクタク…
ジャギ「う……」ゴシゴシ
ラオウ「……」コク…コク…
ジャギ「兄者、寝るなよ」
ラオウ「け……拳王は決して瞼を閉じぬ…………」
ジャギ「それじゃあまばたきできないだろ」
ケンシロウ「北斗の先人達よ……」ガクッ
ジャギ「寝るな、寝たら納期遅れ確実だぞ」ペシペシ
ジャギ「う……」ゴシゴシ
ラオウ「……」コク…コク…
ジャギ「兄者、寝るなよ」
ラオウ「け……拳王は決して瞼を閉じぬ…………」
ジャギ「それじゃあまばたきできないだろ」
ケンシロウ「北斗の先人達よ……」ガクッ
ジャギ「寝るな、寝たら納期遅れ確実だぞ」ペシペシ
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/20(水) 03:26:33.45 ID:Z+mMtsCJO
チュン……チュンチュン……
ケンシロウ「……できた」ペタ
ラオウ「完成か」
トキ「ノルマ達成だ」
ジャギ「やったな。なんとか間に合った」
ケンシロウ「ありがとう、兄さん」
ジャギ「なに、いいって事よ」
ケンシロウ「……」
ケンシロウ「次の出荷分もよろしくな」
ジャギ「ああ、任せ……」
ジャギ「……え?」
ケンシロウ「……できた」ペタ
ラオウ「完成か」
トキ「ノルマ達成だ」
ジャギ「やったな。なんとか間に合った」
ケンシロウ「ありがとう、兄さん」
ジャギ「なに、いいって事よ」
ケンシロウ「……」
ケンシロウ「次の出荷分もよろしくな」
ジャギ「ああ、任せ……」
ジャギ「……え?」
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/20(水) 03:31:37.55 ID:Z+mMtsCJO
ジャギ「ちょっと待て。なんだ次の出荷って」
ケンシロウ「昨夜まで全く手をつけていなかったからな。次回出荷、次々回、そのまた次の分まですでに材料が届いてる」
ラオウ「出荷は明後日、5日後、8日後だ。頼んだぞジャギ」
ジャギ「は、ははは……」
ジャギ「ばわっ」バタッ
ケンシロウ「昨夜まで全く手をつけていなかったからな。次回出荷、次々回、そのまた次の分まですでに材料が届いてる」
ラオウ「出荷は明後日、5日後、8日後だ。頼んだぞジャギ」
ジャギ「は、ははは……」
ジャギ「ばわっ」バタッ
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/20(水) 03:40:59.87 ID:Z+mMtsCJO
そして……
マミヤ「おじゃましまーす」
トキ「みんな、いらっしゃい」
アイリ「トキさん、今日はお招きいただきありがとうございます」
ユリア「わあ、飾り付けも気合いが入ってるわね」
トキ「内職のおかげで造花をマスターしたからね。せっかくだから装飾に使ったんだ」
ユリア「あ、内職は無事終わったんだ」
ラオウ「うむ」
ユリア「やればできるじゃない」
ケンシロウ「それほどでも」
マミヤ「おじゃましまーす」
トキ「みんな、いらっしゃい」
アイリ「トキさん、今日はお招きいただきありがとうございます」
ユリア「わあ、飾り付けも気合いが入ってるわね」
トキ「内職のおかげで造花をマスターしたからね。せっかくだから装飾に使ったんだ」
ユリア「あ、内職は無事終わったんだ」
ラオウ「うむ」
ユリア「やればできるじゃない」
ケンシロウ「それほどでも」
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/20(水) 03:47:16.34 ID:Z+mMtsCJO
ケンシロウ「給料もほら、この通りちゃんと出たし、今回は自費で飲み食いするぞ」
シン「ほう、少しは腕をあげたようだな」
ケンシロウ「俺も昔のケンシロウではない」
ユリア「もう、ケンったら」
ケンシロウ「ははは」
シュウ「そういえば、ジャギはどうした?」
ケンシロウ「ああ、ジャギなら体調崩して寝てる」
シン「ほう、少しは腕をあげたようだな」
ケンシロウ「俺も昔のケンシロウではない」
ユリア「もう、ケンったら」
ケンシロウ「ははは」
シュウ「そういえば、ジャギはどうした?」
ケンシロウ「ああ、ジャギなら体調崩して寝てる」
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/20(水) 03:53:31.73 ID:Z+mMtsCJO
アイリ「風邪ですか?」
トキ「過労らしい」
アイリ「過労!?」
シン「昔から働き過ぎるきらいがあったからな。今はゆっくり休ませてやろう」
ラオウ「軟弱な奴よ」
ユリア「少しは家事のひとつもしなさい」ベシッ
ラオウ「ぬっ」
ジャギ「うぅ…………ノルマ……ノルマぁ……」ブルブル
トキ「過労らしい」
アイリ「過労!?」
シン「昔から働き過ぎるきらいがあったからな。今はゆっくり休ませてやろう」
ラオウ「軟弱な奴よ」
ユリア「少しは家事のひとつもしなさい」ベシッ
ラオウ「ぬっ」
ジャギ「うぅ…………ノルマ……ノルマぁ……」ブルブル
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/20(水) 04:07:33.04 ID:Z+mMtsCJO
こうして、ケンシロウ達のパーティーつつがなく終了した!
だが、ユリア達は華やかなパーティーの裏の尊い犠牲を知らない
そう、ジャギが5徹してケンシロウ達の内職を終わらせたという事を……
ジャギ、後に述懐す
下手にケンシロウ達を働かせるより、自分が四人分稼ぐ方が楽だ、と
オウガイ「ジャギ、お前もまた孤独……」
ジャギ「誰だアンタ」
おしまい
だが、ユリア達は華やかなパーティーの裏の尊い犠牲を知らない
そう、ジャギが5徹してケンシロウ達の内職を終わらせたという事を……
ジャギ、後に述懐す
下手にケンシロウ達を働かせるより、自分が四人分稼ぐ方が楽だ、と
オウガイ「ジャギ、お前もまた孤独……」
ジャギ「誰だアンタ」
おしまい
引用元: ・ケンシロウ「連載開始からもう30年か」
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