2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/11(水) 20:08:47.18 ID:1fbqbMEj0





「運良くトレセン学園にトレーナーとして雇ってもらえた俺は毎日忙しく仕事をしている」



「自分の実力でトレセン学園への就職を勝ち取ったと思っていたが、この多忙な環境を考えるとそうとも言えない」



「休みはほとんど無くあっても半日だけ。十分に休めているとは言いがたい」



「しかしそれを苦痛とは思わない、担当のウマ娘の為なら休みは惜しくない」



「今日も授業が終わってこれからトレーニングの時間だ。俺が担当しているウマ娘は……」


下2 ウマ娘の名前。

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/11(水) 20:32:34.13 ID:mt5+Urayo
ナリタブライアン

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/11(水) 20:42:13.74 ID:1fbqbMEj0
「俺が担当しているのはナリタブライアンだ。彼女の走りに魅了された奴は多い」



「彼女は走ること以外にも生徒会の仕事もこなしている。とはいってもサボることも多いらしいが」



「やることが多く忙しいという点では俺と同じかもしれない。いや同じであると言ってしまうのは彼女に失礼だな」



「充実した学園生活を送りつつレースにも勝つ、そんなことくらいさせてやるのがトレーナーとして当然だ」



ナリタブライアン「……」



「お、時間丁度に来てくれたな。おーいナリタブライアン、こっちだ」



下2 ナリタブライアンの特徴等。

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/11(水) 20:53:47.85 ID:cDR6ykHfo
タイシンサイズ

9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/11(水) 21:08:02.57 ID:1fbqbMEj0
ナリタブライアン「遅れたか?」



ブラトレ「そんなことはない、時間ピッタリだぞ」



ナリタブライアン「10分前には着いている予定だった。途中姉貴に捕まったんだ」



ブラトレ「ビワハヤヒデは面倒見のいいお姉さんだからな」



ナリタブライアン「いつも私の身体を心配している。野菜を食べたところで背が低いのは変わらないというのに」



ブラトレ(ブライアンの身長はナリタタイシンと同じか少し小さいくらいだ。決して高くはないが学園全体で考えれば平均くらいだと思う)



ブラトレ(しかしブライアンは自分の身長を低いと認識していて、走りにもそれを応用している)



ブラトレ(コンプレックスでも短所でもレースに利用できるならする。彼女らしい考えだ)



ブラトレ(そんな彼女の意思を尊重してトレーニングメニューを組み立てている。俺が気に入られたのはそういう部分もあるだろう)

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/11(水) 21:13:06.63 ID:1fbqbMEj0
ナリタブライアン「なにをぼけっとしている」



ブラトレ「すまない少し考え事をしていた。今日のメニューはわかっているな?」



ナリタブライアン「今週のトレーニングは覚えてある」



ブラトレ「なら早速始めよう。まずは軽くストレッチからだ」



ブラトレ(ブライアンは計画通りにトレーニングを進めていく。派手さは無いが彼女の能力は確実に上がっている)



ブラトレ(このままトレーニングを続けていればきっと……)



下2 現在のナリタブライアンの状態や目標

12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/11(水) 21:22:55.91 ID:IlH0PtGKo
3冠ウマ娘も夢ではない

13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/11(水) 21:40:09.01 ID:1fbqbMEj0
ブラトレ(このままトレーニングを続けていれば三冠ウマ娘も夢じゃない)



ブラトレ(彼女が狙っているのは有マ記念を含む三冠。有マは人気が高くここだけを狙うウマ娘も多い)



ブラトレ(まだ一冠も取れていないのに三冠を狙うのは大きすぎる目標だろう。しかし彼女はそれでいい)



ブラトレ(大きすぎる目標だが不可能じゃない)



ブラトレ(俺と彼女ならその夢を叶えられると信じて毎日トレーニングを続けている)



ブラトレ(ナリタブライアンなら必ず三冠を達成できる)

14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/11(水) 21:44:32.22 ID:1fbqbMEj0
ナリタブライアン「……」



ブラトレ「向こうが気になるか?」



ナリタブライアン「気にしていないというなら嘘になる」



ブラトレ(有マを狙うウマ娘が多いなら当然ライバルの数も増える。意識していなくても視界に入ってくる)



ブラトレ(本番はまだまだ先でもトレーニングを完璧にこなしていたり、調子が良さそうだとつい見てしまう)



ブラトレ(彼女のライバルは……)



下2 ウマ娘の名前。有馬を走れるキャラで

16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/11(水) 21:52:16.79 ID:OVIuY5WY0
マヤノトップガン

17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/11(水) 22:15:17.29 ID:mnakNrKWO
マヤノトップガン「マヤちん今日も絶好調ー!」



ブラトレ(ブライアンが見ていたのはマヤノトップガン。彼女は明るい性格で友人も多い)



ブラトレ(ただ明るいだけのウマ娘ではなくその実力も本物。彼女は友人だけではなくライバルも多い)



ブラトレ(噂では併走しようにも数ヶ月待ちだと聞く。流石に嘘だと思ったがどうやらそうではないらしい)



マヤノトップガン「トレーナーちゃん今日は誰と走るの?」



「……」



マヤノトップガン「りょうかーーい!」



ブラトレ(ウォーミングアップを済ませるとすぐに移動を始めた。どうやら今日は模擬レースをやるらしい)



ブラトレ「見に行くかブライアン」



ナリタブライアン「……そうだな」



ブラトレ(ライバルの走りを見て損は無い。これもトレーニングの一環ということで俺達も同じ場所に向かう)

18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/11(水) 22:19:15.30 ID:mnakNrKWO
ナリタブライアン「走る距離は有マと同じらしい」



ブラトレ「これは本当に模擬レースなんだよな?」



ブラトレ(俺達と同じ考えの奴は多いらしく何人ものウマ娘とトレーナーがレースの見学に来ていた)



ブラトレ「考えることは皆同じか」



ナリタブライアン「始まるぞ」



ブラトレ(周りの空気が変わる。模擬レースとは思えない緊張感が走った)



下2 ここでの出来事

20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/11(水) 22:26:11.00 ID:TZIehxFh0
先行を予想した対戦相手達が
追込のポジションで走るマヤノの様子に軒並み足並みを乱す
マベサンだけ呑まれなかったが最後の競り合いの末にマヤノが勝利

22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/11(水) 22:53:53.26 ID:3a6sSOQy0
ドドドドド……



モブA(いける!先行のマヤノトップガンについていけてる!)



モブB(あれ、このペースって遅いような……)



モブトレ「いけぇーー!」



モブトレ「作戦通り着いていくんだ!」



レースの展開はマヤノトップガンは中盤の後ろの方を走る。更にその後ろに何人ものウマ娘がピッタリマークしている



ナリタブライアン「何秒だ」



ブラトレ「これは……」



ブラトレ(マヤノトップガンのベストタイムは知らないが明らかにペースが遅い。故障を疑うレベルだ)



マヤノトップガン「ふふ~ん」



ブラトレ(だがあの表情を見る限り故障は無い、そうなると答えは一つだ)



ナリタブライアン「追込みか」



ブラトレ「彼女は先行か逃げのはずだったが……」



ナリタブライアン「アイツなら追込みでも走れて当然だろう」

23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/11(水) 23:00:01.54 ID:3a6sSOQy0
レースは最後の直線を残すのみ。マヤノトップガン以外のウマ娘はペースを崩されヘロヘロに。その中で唯一マヤノトップガンにくらいつくウマ娘がいた



マーベラスサンデー「んうううぅぅ!!」



ブラトレ「早い!」



ナリタブライアン「マヤノトップガンに並ぶ」



マーベラスサンデーが追いつくかと思われたがマヤノトップガンが加速していく



マーベラスサンデー「マーベラぁぁぁぁぁぁ!!」



マヤノトップガン「いぇーーい!」



最後の最後で引き離しゴール。マヤノトップガンの圧勝のレースだった。走り終えたウマ娘達は模擬レースとはいえ悔しそうにしている

24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/11(水) 23:03:59.74 ID:3a6sSOQy0
ブラトレ「なんてレベルの高いレースなんだ」



ナリタブライアン「トレーナーならどうしていた?」



ブラトレ「そうだな……」



ブラトレ(自分なりの考えをブライアンに説明したところ、マヤノトップガンの方から信じられない会話が聞こえた)



マヤノトップガン「トレーナーちゃんの言う通りちゃんと流して走ったよ!」



ブラトレ(俺を含めそこに居た全員が驚いた。あれだけの走りをしておきながら本気じゃなかったということなのか?)



ブラトレ(ハッタリも疑ったが彼女とそれ以外のウマ娘の表情を見れば一目瞭然だった)

25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/11(水) 23:10:53.70 ID:3a6sSOQy0
モブA「ぜぇっ、ぜぇ」



モブB「しんど……」



マーベラスサンデー「もう、少し、だった、のに!」



ブラトレ(どれだけのスタミナがあるんだ。いやスタミナだけじゃないスピードも規格外だ)



マヤノトップガン「じゃあトレーニングしに行こっかトレーナーちゃん!」



ブラトレ(走り終えたばかりなのに彼女の表情は涼しいままだった。今のレースもまるでウォーミングアップの代わりだと言わんばかりにその場を去って行く)



ブラトレ(ブライアンは彼女に勝てるのだろうか。とてつもない大きな壁を目の当たりにしてしまった)



下2 ここからどうした、どうなった

27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/11(水) 23:26:36.64 ID:mt5+Urayo
今のレースを見てもナリタブライアンは涼しい顔をしている+>>26

28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/11(水) 23:39:18.81 ID:3a6sSOQy0
ブラトレ(動揺している俺とは対照的にブライアンは冷静だった。マヤノトップガンのタイムを確認するとこちらを向いた)



ナリタブライアン「私の方が早い」



ブラトレ(確かにタイムだけ見ればブライアンも負けていない。しかしそれは彼女のベストタイムと比べてだ)



ブラトレ(絶好調時に一人で走ったベストタイムと実際のレースは違う)



ブラトレ(そのことは彼女も十分わかっているはず、しかし……)




ブラトレ(ブライアンの後ろを考えながら歩いていると彼女にぶつかってしまった)



ブラトレ「わ、悪い……」



ナリタブライアン「姉貴か」



ブラトレ(ブライアンの前にはビワハヤヒデ。急に立ち止まったのは彼女が理由だったようだ)

29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/11(水) 23:44:39.28 ID:3a6sSOQy0
ナリタブライアン「姉貴も見ていたのか」



ビワハヤヒデ「何をだ?」



ナリタブライアン「ならいい」



ブラトレ(どうやらビワハヤヒデはブライアンに用事があったようだ。隠れてレースを見ていたのかと一瞬思ったがすぐに違うと判断した)



ブラトレ(トレーニングに来る前ブライアンはビワハヤヒデと10分ほど話したと言っていた。普段から考えると時間が早い)



ブラトレ(長い時には30分以上も話すこともある。ブライアンのことが心配で仕方ないのだろう)



ブラトレ(話すことで心配が減るのならそれでいい。俺が間に入る必要も無いだろう)



下2 二人の会話の内容

31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/12(木) 00:20:24.84 ID:E4Bdbstfo
何度も言うが姉貴のチームには入らない、もうトレーナーならいる、と

32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/12(木) 00:41:21.37 ID:FD5j5lsw0
ナリタブライアン「その手に持っているものは何だ」



ビワハヤヒデ「お姉ちゃん特製の野菜ジュースだ、背を伸ばすために是非飲んでくれ」



ナリタブライアン「……」



ビワハヤヒデ「偶然にもロイヤルでビターなジュースと似たものになってしまったが気にしなくていい」



ナリタブライアン「私はもう行く」



ビワハヤヒデ「待ってくれ本題はこれからだ、あの話は考えてくれたか?」



ナリタブライアン「断る」



ビワハヤヒデ「悪い話じゃないだろう?」



ナリタブライアン「姉貴のチームには入らない」

33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/12(木) 01:00:46.35 ID:FD5j5lsw0
ビワハヤヒデ「ブライアンの環境が今より良くなることは確実なんだ」



ナリタブライアン「もうトレーナーならいる」



ビワハヤヒデ「あんな奴より……」



ナリタブライアン「アイツのことを悪く言うなら縁を切る」



ビワハヤヒデ「ブライアン!本気で心配しているんだ!」



ナリタブライアン「……」



ビワハヤヒデ「そんなにあの男がいいのか?」



ナリタブライアン「……」



ビワハヤヒデ「ブライアン!!」



ナリタブライアン「行くぞトレーナー」



ブラトレ「もういいのか?」



ナリタブライアン「ああ」



ビワハヤヒデ「く……!」



ブラトレ「何か俺の方を睨んでいるような気がするんだが」



ナリタブライアン「気のせいだ」



ブラトレ「本当なのか?信じていいのか?」



ナリタブライアン「つまらないことを言ってないでトレーニングに戻るぞ」



下2 この次はどうなったか

35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/12(木) 07:35:53.06 ID:zrkMftyXO
チームの希望はあるのかと聞くトレーナー

36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/12(木) 12:30:06.90 ID:FD5j5lsw0
トレーニング終了後



ブラトレ「なあブライアン一つ質問していいか、チームに所属したいとは思っていないか?」



ナリタブライアン「思っていない」



ブラトレ「そうか……それならいいんだ」



ナリタブライアン「トレーナーが私をどこかに所属させたいんじゃないのか」



ブラトレ「それは違う、君の意思に反することはやろうとは思わない」



ブラトレ「ただ、思う所があったのは事実だ。今日のマヤノトップガンのレースを見て思ったがやはりレースは大事だ」



ブラトレ「模擬とはいえレースを重ねれば経験値になる。レース勘はレースでしか鍛えられないだろう」



ナリタブライアン「私が何も考え無いで走っていると思っているのか?」



ナリタブライアン「敵の走りを常にイメージして走っている。お前が教えてくれたことでもある」



ブラトレ「イメージだけじゃ限界があるんだ、それを今日知ったんだ」

37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/12(木) 12:38:14.34 ID:FD5j5lsw0
ブラトレ「想像のマヤノトップガンは追込みで走るか?先行を匂わせて差しで勝負してくるか?」



ナリタブライアン「……」



ブラトレ「チームに所属しなくてもこの問題は解決できる。俺とブライアンなら可能だ」



ブラトレ「ライバルの適正以外の走りも研究、想定して頭に入れる。それをトレーニングに活かせばいい」



ブラトレ「俺の仕事は増えるが今更気にならない。ブライアンも覚えてもらうことが増えるが我慢してくれ」



ブラトレ「しかしこの問題を手っ取り早く解決するのはチームへの所属だと判断したんだ」



ナリタブライアン「お前の言いたいことはわかった、そして納得した」



ナリタブライアン(姉さんから何か吹き込まれた様子は無さそうだ。チームのことは偶然口にしただけか)



ナリタブライアン「だが私はチームは考えていない。覚えることが増えるくらい問題じゃない」



ブラトレ「わかった、ならこれまで通り二人で頑張ろう」

38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/12(木) 12:46:27.86 ID:FD5j5lsw0
ブラトレ「今日からマヤノトップガン、それ以外のライバルの走りを想定、研究する。それによって今週のメニューに変更が出てくる可能性がある」



ナリタブライアン「構わないから妥協をするな」



ブラトレ「ああ、ブライアンに三冠を取ってもらうには一切の妥協はしない」



ナリタブライアン「……今日はもう時間だ、私は寮に帰る」



ブラトレ「また明日も頼むぞブライアン」



下2 トレーナーかブライアン、この後の行動や起こった出来事

40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/12(木) 13:08:08.95 ID:DwGFE3jFo
ハヤヒデがトレーナーのところにバナナを持ってくる
ブライアンの為なんだからな!
でも一本食べたそう

41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/12(木) 13:52:39.17 ID:ZmKIYRYXO
トレーナー室



ブラトレ「誰かと思えばビワハヤヒデか」



ビワハヤヒデ「まだ残っていてくれて助かったよ」



ブラトレ「資料を持って帰ろうとここに寄ったんだ、普段なら帰っていた」



ビワハヤヒデ「ならこの偶然は必然ということだ。ブライアンについて話したいことがある」



ビワハヤヒデ「彼女をこちらのチームに所属させたい。勿論ブライアンのトレーナーを降りてもらうということじゃない」



ビワハヤヒデ「それが彼女の為になることは貴方だって理解できるはずだ」



ブラトレ「……」



ビワハヤヒデ「大切な妹の為なんだわかって欲しい」



ブラトレ「言いたいことはわかったが絵面がシュール過ぎる。バナナ一房を持ちながら話す内容じゃない」



ビワハヤヒデ「こ、これはブライアンの為だ!決して私が食べたかったからじゃないからな!」

42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/12(木) 14:01:53.34 ID:LdpSIGMT0
ビワハヤヒデ「貴方が満足に寝れていないのは見ていて明らかだ!だからこれは差し入れのつもりでだな!」



ブラトレ「……」



ビワハヤヒデ「……」



ブラトレ「一本……食べていくか?」



ビワハヤヒデ「……」



ブラトレ「ゴミ箱はここにある」



ビワハヤヒデ「……」ひゅっ



ブラトレ(早い……10秒、いや5秒で食べ切ってしまった)



ブラトレ(まさかこの早さが……いや無いな、深く考え過ぎだ。なんでもかんでもレースに関連付けることはやめよう)



ビワハヤヒデ「……」もぐもぐ



ビワハヤヒデ「失礼した。残りはちゃんと渡しておくぞ」



ブラトレ「お、おう」

43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/12(木) 14:05:53.91 ID:LdpSIGMT0
ビワハヤヒデ「話を戻そうブライアンについてだが」



ブラトレ「それなら俺からも話した、何処かのチームに所属する気はないかと話した」



ビワハヤヒデ「おお!」



ブラトレ「だが彼女の答えは君の望むようなものじゃなかった」



ビワハヤヒデ「何故だ……どうしてだブライアン」



ブラトレ「彼女を心配してくれるのは有り難いがアイツにも自由がある。俺はブライアンの意思を100パーセント尊重していく」



下2 この後更にどうなるか、もしくはブライアン側の出来事

45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/12(木) 15:49:45.34 ID:CPQhReC4o
ブライアン側
お風呂上がり、同室のモブウマ娘(たしか未確定なので)から髪を乾かしてもらってウトウトするブライアン
表面上は姉みたいにベタベタしてこない相手なので姉より対応が柔らかくなっている

46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/12(木) 16:02:46.85 ID:LdpSIGMT0
寮にて



ナリタブライアン「ふう……」



モブA「もう!また髪の毛乾かしてないでしょ!」



ナリタブライアン「乾かす必要がない」



モブA「部屋が濡れるしこっちが気になるの!乾かしてあげるからこっち来て!」



ナリタブライアン「好きにしろ」



モブA「折角キレイな髪の毛なのにちゃんと手入れしないと……」



ナリタブライアン「走りに関係ないことは興味が無い」



モブA「私は髪の毛に気を使ってるのに、どうしてなにもしてないブライアンはこんなにサラサラなのよ」



ナリタブライアン「私が知ったことじゃない」

47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/12(木) 16:07:03.81 ID:LdpSIGMT0




ナリタブライアン「……」



モブA「眠くなってきた?」



ナリタブライアン「ん……」



モブA「今日も朝早かったでしょ、ゆっくり寝た方がいいよ」



ナリタブライアン「まだだ……やるべきことは残っている」



ナリタブライアン「明日のトレーニングの確認と……トレーナーがくれた資料を……」



モブA「ブライアンのトレーナーってあの男の人だよね。何かずっと考えごとしてる人」



ナリタブライアン「いつも真剣に……私のことを考えてくれている」



モブA「そこまで考えてくれるトレーナーも凄いと思うよ、いい人と出逢えてよかったね」



下2 ブライアンのセリフや行動、もしくは起こったこと

48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/12(木) 16:31:21.82 ID:/EjxhwjwO
明日空き時間があったら生徒会の仕事の要件があるので来て欲しいとルドルフ会長からメール

50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/12(木) 19:54:27.06 ID:ZmKIYRYXO
数十分後



ナリタブライアン(トレーナーが作った資料はやはり参考になる。これだけでもアイツを選んだ価値はあった)



ナリタブライアン(トレーニングの内容もそうだ全く無駄が無い。他と比べて数で負けていても質で勝っている)



ナリタブライアン(私が無理をすれば数でも負けない。しかしアイツがそれを許さない)



ナリタブライアン(怪我は疲労が蓄積したもの。毎日の疲労はできるだけ取り除く、オーバーワークは認めない)



ナリタブライアン(トレーナーの言うことくらい逆らっても問題はないがあの目には力があった)



ナリタブライアン(それと同時に信頼感も覚えた。だからこそ私はアイツの指示に従っている)



ナリタブライアン(全ては私の……)



ナリタブライアン(ん、会長からメールか)

51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/12(木) 19:58:00.93 ID:ZmKIYRYXO
〈明日、いや既に今日か。空き時間があったら生徒会の仕事の要件があるので来て欲しい〉



ナリタブライアン(重要性が無い仕事なら無視しても良いが会長直々となると話は違う)



ナリタブライアン(なにか大きな仕事があるのか、それともまた別のイベントか何かなのか)



ナリタブライアン(どんな内容であれトレーニングに支障は出ないように努める)



ナリタブライアン(それが私にできることであり、やるべきことだ)



下2 呼び出しの内容

53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/12(木) 20:21:16.41 ID:dh5iZx6Uo
理子ちゃん来たる

55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/12(木) 20:54:42.54 ID:ZmKIYRYXO
翌日、生徒会室



シンボリルドルフ「よく来てくれたなブライアン」



エアグルーヴ「サボらずに来たことは誉めてやろう」



ナリタブライアン「なぜ理事長代理がこの場に居る」



樫本理子「私が貴女を呼んだからです」



シンボリルドルフ「それでは後は二人で話してもらおうか」



ナリタブライアン「どういうことなんだ」



エアグルーヴ「どうもこうも無い、理事長代理がお前と二人で話したいと言っているんだ」



樫本理子「すぐに済む話です」



ナリタブライアン「……」



下2 話の内容

57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/12(木) 21:22:11.16 ID:Jr3F98OMo
ランダムチーム戦開催するけど協力して?
チーム組めてないウマ娘にも併走とかのトレーニングを積ませたいらしい

58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/12(木) 22:13:23.66 ID:ZmKIYRYXO




樫本理子「ランダムチーム戦を開催するにあたって、貴女にも協力して欲しいのです」



ナリタブライアン「なぜ私なんだ」



樫本理子「チームを組めてないウマ娘にも併走などのトレーニングを積んでもらうのも目的の一つです」



樫本理子「貴女に声をかけた理由は自分でもわかっているのではありませんか?」



樫本理子「学園が設けた規定周回のタイムの上位15人、その中で貴女だけがチームに参加していません」



樫本理子「指導を受けるのはトレーナーだけということにメリットは存在しません」



樫本理子「なにも全てのトレーニングをチームでやってもらうということはありません。週に一度だけチームに参加しているウマ娘も数多くいます」



樫本理子「貴女もどこかのチームに参加してもらえますね?」

59: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/12(木) 22:17:01.10 ID:ZmKIYRYXO
ナリタブライアン「強制ではない限り従わない」



樫本理子「理解ができませんどうしてですか?」



ナリタブライアン「私はアイツを信頼している。それ以外の奴を信じられない」



樫本理子「チームのトレーナーを信じろとは言っていません。私が言っているのはチームに参加して欲しいと言うことです」



ナリタブライアン「断る」



樫本理子「あくまで強制でない限り参加はしないということですね」



ナリタブライアン「理事長代理の力を使うなら使えばいい。私はルールには従う」



ナリタブライアン「チームへの参加が任意であれば参加はしない。強制ならば参加はする」



樫本理子「よくわかりました。近日中に結果はお知らせします」



下2 どうなりましたか?

61: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/12(木) 22:44:34.02 ID:37c7aQyUo
今度はブラトレを呼び出す理事長代理

62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/12(木) 23:00:39.89 ID:ZmKIYRYXO
トレーナー室にて



樫本理子「ーーという理由で貴方達にもチームに参加して欲しいのです」



ブラトレ「ブライアンは何と言っていましたか?」



樫本理子「彼女ではなく貴方に聞いているんです」



ブラトレ「自分は彼女の意思を尊重します、もしまだ聞いていないのなら先に聞いてあげて下さい」



樫本理子「はあ……彼女は強制されない限りチームには参加しないとのことです」



ブラトレ「なら自分も同意見です」



樫本理子「担当の意見を尊重し過ぎることは危険というのはわかっていますか?」



ブラトレ「オーバーワークはしていません」



樫本理子「貴方が居ない間、彼女がどんな行動をしているか知ることはできません」



樫本理子「休めと言っても休まないのが彼女達です。そうやって夢が潰えていくのを何度見たことか」



ブラトレ「ブライアンは絶対に言うことを守ります」



樫本理子「大した自信ですね」



ブラトレ「自分とブライアンの関係は安いものではありません」

63: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/12(木) 23:04:22.49 ID:ZmKIYRYXO
樫本理子「彼女は強制ならば従う、つまり私の権限を使えばそれまでです」



ブラトレ「自分もそれに従います」



樫本理子「……」



ブラトレ「評価が下がろうが関係ありません、全てはブライアンの為です」



樫本理子「その考えはいつか身を滅ぼしますよ」



ブラトレ「構いません」



樫本理子「話は以上です。これからどうなるかは数日中に知らせます」



下2コンマ >>60を採用
それ以外にもなにかあればどうぞ

65: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/12(木) 23:09:31.01 ID:7MfVkpb+O
仕事の話はここまで
…で少し飲みませんか
一緒に飲んでくれる相手がいないんです

67: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/12(木) 23:21:46.58 ID:FD5j5lsw0
コンマ奇数



樫本理子「仕事の話はここまでです。本日の夜は空いていますか?」



ブラトレ「今日でしたら大丈夫です」



樫本理子「少し、飲みませんか?一緒に飲んでくれる相手がいないんです」



ブラトレ「理事長代理ともなればそれ相応の相手が……」



樫本理子「本当に居ないんです」



ブラトレ「そう、ですか」



樫本理子「待ち合わせ場所と時間はまた連絡します」



ブラトレ(理事長代理と食事か……裏が無ければいいんだが)

69: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/12(木) 23:27:19.53 ID:FD5j5lsw0
トレーニング後



ナリタブライアン「追加の資料は受け取った、これをいつものように夜、目を通しておく」



ブラトレ「頼んだぞブライアン」



ナリタブライアン「急ぎで欲しい資料や研究材料は無い。トレーナーは今日くらいゆっくり寝てくれ」



ブラトレ「そういうわけにはいかない、今日はこれから用事があるんだ」



ブラトレ「なぜか理事長代理に飲みに誘われた。相手が居ないからだとは言っていたが少し不安ではある」



ブラトレ「俺の気のせいならいいんだがな。そういうわけで俺は行ってくる」



下2 ブライアンのセリフや行動、もしくは飲み中でのこと

72: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/12(木) 23:57:53.02 ID:FD5j5lsw0
寮にて



ナリタブライアン「……」



モブA「調子でも悪い?風邪でも引いちゃった?」



ナリタブライアン「なにも問題無い」



モブA「そう?その割には元気無さそうだけど」



ナリタブライアン「なにも無い」



モブA「そうは言うけど耳がへたってるよ」



ナリタブライアン「……」



モブA「尻尾もへにゃってるし何かあったんでしょ?身体の調子が悪くないならそれしかないよ」



ナリタブライアン「……」

73: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 00:02:15.74 ID:SZEMYikU0




モブA「えーーーー!理事長代理とデートだなんて!」



ナリタブライアン「そんなのじゃない」



モブA「そうとしか思えないって!いい大人が何とも思ってない人と二人で食事なんか行かないもん!」



ナリタブライアン「二人だけとは言ってなかった」



モブA「いーや絶対二人きりだって!それでそのあと……きゃぁーー!」



ナリタブライアン「……聞いてみる」



モブA「いきなりホテルだなんて、でも大人なら当たり前?!」



ナリタブライアン〈トレーナー、今日は理事長代理と食事だと言っていたが他に誰がいる?〉



ナリタブライアン〈理事長代理と二人だけで食事、なのか?〉



下2 ブラトレの返信内容や他に起こったこと

74: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 00:15:44.75 ID:2Dxb9rDqo
そういう心配をしている事を察するトレーナー
早めの帰る時間を伝える

75: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 00:28:58.13 ID:GnKtaKgFo
>>74
カシオレ一杯でベロベロの愚痴モードになったりこちゃんにこれ以上飲ませられないのもある
ちなみに二人きり

76: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 00:46:41.95 ID:SZEMYikU0
BARにて



理子ちゃん「んうぇぇぇてくださいよぉぉぉ」



ブラトレ「カクテル一杯しか飲んでませんよね?」



理子ちゃん「わらひらって、ねぇぇぇぇぇ」



ブラトレ「こんなに弱いくせに飲みに誘うだなんてどうかしてるとしか思えない」



理子ちゃん「あの子たち、ウマむしゅめぇがしやわへになるへんよお」



ブラトレ「もう帰りましょう、タクシー呼んでもらいましょう」



理子ちゃん「ぁえ?」



ブラトレ「すいません……おっと、メールが来たか。ん、ブライアンからか」

77: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 00:53:44.69 ID:SZEMYikU0
〈トレーナー、今日は理事長代理と食事だと言っていたが他に誰がいる?〉
〈理事長代理と二人だけで食事、なのか?〉



ブラトレ(やれやれ変な心配をさせてしまったか、俺の言い方が悪かったのも原因だな)



ブラトレ(早めに帰るからそのことを伝えておこう。いやまずはブライアンの質問に答えてからだ)



ブラトレ(理事長代理とは二人きりで……)



理子ちゃん「ん」



ブラトレ「あれ、どうしたんですか」



理子ちゃん「……」



ブラトレ「小刻みに震えてどうしたんですか?」



理子ちゃん「……」



ブラトレ「え……嘘ですよね……?」



理子ちゃん「……」



ブラトレ「せめてトイレに!」



理子ちゃん「げろっ」



ブラトレ「あああああああああああああああああ」




「お客さん困ります!」
「この人まだ一杯しか飲んでないんですよ!」
「うううぅう」
「あああああああああ服が!うあああああ!!」

78: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 01:00:05.13 ID:SZEMYikU0



ナリタブライアン「……来た!」



ナリタブライアン「返信……トレーナーから、なんて」



〈理事長代理とは二人き〉



ナリタブライアン「……」



ナリタブライアン「そうか」



ナリタブライアン「返信もまともにできないくらい楽しんでいるのか」



ナリタブライアン「そうか」



ナリタブライアン「そうか……」



モブA「大人の世界は凄いんだね!」



ナリタブライアン「今日はもう寝よう……なにもやる気が起きない」



ナリタブライアン「トレーナー……」



ナリタブライアン「……」



下2 どうなった?

79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 01:20:51.93 ID:oiyrGADgo
すまん芝生える

珍しく寝過ごしてモブAちゃんに起こされるナリブ

81: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 07:52:59.28 ID:xUiemZQ0o
>>79
ひどい顔してるじゃんと心配される

82: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 13:48:42.89 ID:ynliLZ9uO
翌朝



モブA「ーーアン、ブライアン」



ナリタブライアン「ん……」



モブA「もう起きないと遅刻ちゃうよ、寝過ごすなんて珍しいね」



ナリタブライアン「……」



モブA「て、どうしたの酷い顔してるじゃん」



ナリタブライアン「なんでもない」



モブA「なんでも無くないって!保健室行った方がいいよ!」



ナリタブライアン「いい」



モブA「いいわけない!保健室に連れて行ってあげるから大人しくしてて!」

83: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 13:53:26.73 ID:ynliLZ9uO
ナリタブライアン(自分でも今の状態がわからない。ちゃんと眠れたかのすら覚えてない)



ナリタブライアン(なぜこうなっているんだ、私になにが起きているんだ)



ナリタブライアン(調子が出ない時や気分が上がらないことは何度も経験してる。しかしこれはそれらとは違う)



ナリタブライアン(喪失感なのか?絶望感なのか?)



ナリタブライアン(胸に穴が空いてしまったようだ。そこから私の大切なナニかが漏れ出している)



ナリタブライアン(自分では止められない……)



ナリタブライアン(三冠……有マを獲って私の夢を、目標を、全てそれに捧げてきたというのに)



ナリタブライアン(トレーナー……)



下2 保健室で起こったことや、他になにか

85: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 15:15:15.55 ID:eGWB3we/o
トレーナーが急いでやってくる

86: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 15:36:53.10 ID:vZVlpEK40
保健室にて



ブラトレ「体調不良なのかブライアン?」



ナリタブライアン「……」



ブラトレ「生徒会の仕事をサボることはあっても授業を放棄する君じゃない。なにかあったんだろう」



ブラトレ「トレーニングも無理そうならそれでいい。ただストレッチだけはしておいて欲しい」



ブラトレ「関節をほぐす簡単なものでいいんだ、もし身体を動かすもの辛いなら言ってくれ」



ブラトレ「それ以外にも俺が手伝えることがあるなら何でも言ってくれ」



ナリタブライアン「私は……」



下2 コンマ 
奇数 正直に言う
偶数 湿度マシマシ 
ゾロ目 クリティカル

88: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 16:02:21.00 ID:7N7SGHrYO
サッパリテイオー

89: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 16:24:29.13 ID:vZVlpEK40
コンマ偶然ゾロ目 湿度クリティカル




ナリタブライアン「私は……鼻がいいんだ」



ブラトレ「ん?」



ナリタブライアン「他の奴がどうかは知らないが、少なくともただの人間と比べて匂いには敏感だ」



ブラトレ「それがどうかしたのか?」



ナリタブライアン「よくも他のメスの匂いをさせたまま私の所に来たな」



ブラトレ「して当然だろう、保健室の担当もそうだしなによりブライアンの同室の子とも話した」



ブラトレ「誰かの匂いがしても当然だ、それに」



ナリタブライアン「今すぐその口を閉じろ」



ブラトレ「……」

90: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 16:29:46.06 ID:vZVlpEK40
ナリタブライアン「匂いに敏感だと言ったんだぞ、誰かと立ち話をしたくらいかどうかはわかる」



ブラトレ「じゃあ……」



ナリタブライアン「朝までメスと一緒だったな」



ブラトレ「あ……あ!違う!違うぞブライアン!あれはだな」



ナリタブライアン「お前がどんなプライベートを過ごしても私には関係ない。トレーニングや走りの研究には関係ないからな」



ナリタブライアン「だからと言ってメスの匂いを漂わせてくるのは違うとは思わないか?」



ブラトレ「ブライアン話しを聞いてくれ」



ナリタブライアン「質問をしているのは私だ!勝手に喋るな!」



ブラトレ「ブライアン……」

92: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 16:34:22.34 ID:vZVlpEK40
ナリタブライアン「シャワーを浴びる暇もないくらい朝まで楽しんだのか?」



ナリタブライアン「欲を満たすだけの時間を過ごして幸せだったか?」



ブラトレ「落ち着いてくれブライアン……」



ナリタブライアン「私はな、胸に穴が空いたような感覚があるんだ。なんだろうなこの気持ちは」



ナリタブライアン「言葉ではうまく言い表せない、お前も体験してみればわかるか?」



ナリタブライアン「私と同じにしてやろうか?」



ナリタブライアン「なあトレーナー」



ブラトレ「……」



下2 どうなった?

94: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 17:08:15.44 ID:2Dxb9rDqo
鼻が良すぎてもらいリバースしそうになるところを介抱するトレーナー

95: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 17:41:02.66 ID:vZVlpEK40
ブラトレ「まずは話しを聞いてくれ」



ナリタブライアン「もういい、お前には私と同じ……」



ナリタブライアンは突然立ち上がりトレーナーの胸倉を掴む。すると次の瞬間に口を抑えへたり込んでしまう



ナリタブライアン「ぅ……!」



ブラトレ「昨日の夜、理事長代理が吐いてしまった介抱をしたんだ。服も着替えたし身体も洗ったが匂いは取れなかったのか」



ナリタブライアン「……ぐ…ぇ……」



ブラトレ「キツイ香水でもつけてくるべきだった、本当にすまないブライアン」



ナリタブライアン「離れ……ろ……」



ブラトレ「吐いてしまってもいい、お前のなら汚くない」



ナリタブライアン「……」



ブラトレ「大丈夫だからなブライアン」

96: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 17:45:01.89 ID:vZVlpEK40
数分後



保険医「着替えなくても大丈夫ですか?」



ブラトレ「トレーナー室に行けばなんとかなります」



保険医「その、できればでいいので」



ブラトレ「わかっていますなるべく他のウマ娘とは会わないようにしますよ」



保険医「わかっていただけているなら良かったです」



ブラトレ「それではブライアンのことは宜しく頼みます」



保険医「ゆっくり寝ていれば体調も良くなると思います。ですが本日のトレーニングは控えください」



ブラトレ「そのつもりです。では私はこれで」



下2 ブライアンかトレーナーで起こったこと

97: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 17:56:21.50 ID:xUiemZQ0o
早とちりして誤解した恥ずかしさと、安堵感と、トレーナーの前で吐いた絶望がないまぜになって枕に顔埋めてバタバタするブライアン

98: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 18:25:02.06 ID:eGWB3we/o
>>97
恥ずかしい~><

99: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 19:16:26.38 ID:vZVlpEK40
保健室のベッドにて



ナリタブライアン(全て私の誤解だったのか)



ナリタブライアン(それなのに私は……)



ナリタブライアン(~~~~!!)



ナリタブライアン(さっきまで感じていた絶望感とは違う、この気持ちはなんだ!)



ナリタブライアン(恥ずかしさと、安堵感を同時に味わうようなこの気持ちはなんなんだ!)



ナリタブライアン(くううう……!)



ナリタブライアン(この私がこうまで動揺するとは!くそぉぉ……)ばたばた



保険医(青春してるわねえ)

100: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 19:21:08.20 ID:vZVlpEK40
ナリタブライアン(あ……そうだトレーナーにちゃんと謝る必要がある。アイツの服を汚してしまった)



ナリタブライアン(目の前で吐いてしまうなど、嫌悪されてもおなしくない状況だからな)



ブラトレ〈お前のなら汚くない〉



ナリタブライアン(あれはどういう意味だったんだ)



ナリタブライアン(私がアイツの担当だから当たり前なのか?それとも別の理由があるのか?)



ナリタブライアン(別の、理由……)



ナリタブライアン(ああもう考えても仕方ない!一日中寝て全て忘れてやる!)



下2 ブラトレかブライアンで起こったこと

101: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 19:26:07.27 ID:2Dxb9rDqo
目標レースを定めるため肩慣らしならぬ足慣らしのレースの出場を勧めるトレーナー

102: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 19:32:21.66 ID:bRaNcmmU0
↑+同じトレーナーのウマ娘がブライアンを応援

103: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 19:46:15.28 ID:vZVlpEK40
保健室にて



保険医「起きてますかブライアンさん」



ナリタブライアン「……寝ている」



保険医「貴女に会いたいというウマ娘が来ているんです」



ナリタブライアン「後にしてくれ」



保険医「私もそう言ったんですけど急ぎだと言うので」



ナリタブライアン「……」



保険医「話しができるなら少しだけでもどうですか?」



ナリタブライアン「どうせ追い返しても無駄なんだろう。わかった呼んでこい」



下2 あらわれたウマ娘は?

105: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 20:03:48.75 ID:McV1NP1SO
オペ

106: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 20:25:07.43 ID:vZVlpEK40
オペラオー来たる



テイエムオペラオー「はーっはっはっ!保健室でろうとボクの魅力は変わらない!!」



ナリタブライアン「帰れ」



テイエムオペラオー「はっはっはっはっ!」



ナリタブライアン「ここがどこだかわかっているのか」



テイエムオペラオー「ボクにとってはこの世の全てが舞台なのさ!」



ナリタブライアン「帰れ」



テイエムオペラオー「どんなことを言われようともボクの舞台は終わらない!」



ナリタブライアン「……」

107: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 20:36:00.39 ID:vZVlpEK40
テイエムオペラオー「本当ならここから長編オペラを上演するところだが、残念ながらそうはいかない」



テイエムオペラオー「君にレースへの出場を誘いに来たのさ!この美しいボクが!!」



ナリタブライアン「断る」



テイエムオペラオー「君の夢である三冠ウマ娘を目指す上で悪くない話しなんだ。もちろんボクの為でもある!」




ナリタブライアン「私でなくともいいはずだ」



テイエムオペラオー「いいやキミだからこそ誘っているんだよ!!」



テイエムオペラオー「キミのことは応援している、いい所を見せてあげたらどうだい?」



ナリタブライアン「トレーナーは関係ない」



テイエムオペラオー「ボクは!トレーナーとは一言も言っていない!」



テイエムオペラオー「意識しているのはバレバレさ!ボクがキミを応援してあげようというわけさ!!」



下2 ブライアンのセリフか行動

108: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 20:46:34.32 ID:oiyrGADgo
そっぽ向いて「出るから出ていけ」(顔が赤い)

110: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 21:39:49.56 ID:VjpKJgLl0



ナリタブライアン「出る」



テイエムオペラオー「んん?」



ナリタブライアン「レースには出るから早く出ていけ」



テイエムオペラオー「それはよかった!わざわざこのボクが来た甲斐があったというものさ!」



テイエムオペラオー「詳細はキミのトレーナー君に伝えておくから後はゆっくり休みたまえ!」



ナリタブライアン「出ていけ」



テイエムオペラオー「はーっはっはっ!向こうを向いても顔が赤いのは丸見えさ!」



ナリタブライアン「この!」



テイエムオペラオー「ボクは可憐に去って行く!!」



ナリタブライアン「……」



ナリタブライアン「私がアイツを意識していた?その態度がバレていた?そんなはず……」

111: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 21:43:42.95 ID:VjpKJgLl0
トレーナー室にて



ブラトレ「オペラオーの言っていることはあまり理解できなかったが、ブライアンがレースに出ることを了承したということでいいんだよな?」



ブラトレ「オペラオーは強い、一緒に走れる機会があるなら絶対に走った方がいい」



ブラトレ「それはわかるんだがえらく急だな、ブライアンなら前もって参加を決めていたはずだが」



ブラトレ「急に開催されるようになったレースということか?それなら納得はできる」



ブラトレ「日頃のトレーニングが間違っていないことを証明できるいい機会だ、明日からレースに向けた調整を行おう」



下2 ブラトレかブライアンで起こったこと

113: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 22:53:49.86 ID:9HjTrwsho
トレーニング中に妙にブライアンによそよそしくされてへこむトレーナー

114: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 22:57:25.26 ID:ynliLZ9uO
翌日、トレーニング中



ブラトレ「レースまで時間は限られている、効果的なトレーニングが必要になる」



ナリタブライアン「言われなくても理解している」



ブラトレ「そう、か」



ナリタブライアン「トレーニングのメニューは覚えた、いちいち指示もいらない」



ブラトレ「……」



ナリタブライアン(くそ、トレーナーの方をまともに見れない)



ブラトレ(やはり昨日のことが原因だろうな)

115: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 23:02:57.11 ID:ynliLZ9uO
ブラトレ(理事長代理が悪いわけじゃない、散々謝られたしその件で責める所はない)



ブラトレ(全て俺が悪いんだ。処理が終わって部屋に帰ったときブライアンにメールを送ればよかったんだ)



ブラトレ(俺が原因なのは仕方ないが少しへこんでしまうな……)



ブラトレ(今日は本来のトレーニングではなくレースに向けた調整だ、時間には余裕がある)



ブラトレ(今日は俺が誰かを誘って飲みに行くのもいいかもしれない。昨日はほとんど飲んでないしな)



ブラトレ(下がった気持ちを少しでも上げる。自分の機嫌は自分で取らないとな)



下3まで飲みに誘った人物。全員採用するかは不明。~~トレでも可。あとその人物の特徴もあれば

118: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 23:21:34.66 ID:2Dxb9rDqo
モブAトレ

119: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 23:47:50.61 ID:SZEMYikU0
居酒屋にて




ハヤヒデトレ「それはあんたが悪いわね」



モブAトレ「俺がどれだけ日々嫌われない為に努力してるか聞かせてやろうか?」



ブラトレ「そうなんだ俺が悪いのはわかってる」



ハヤヒデトレ「ブライアンが大変なことになってるって聞いて、あの子殴り込もうとしたのよ?」



ブラトレ「止めてくれて感謝しかない」



モブAトレ「ウマ娘といっても年頃の女子だ、ゲロをかけておいていつも通りっていうのも難しいだろ」



ハヤヒデトレ「あんたもんじゃ焼き食べながらゲロとかよく言えるわね」



モブAトレ「俺はそういうの気にしないからな」

120: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/13(金) 23:54:19.77 ID:SZEMYikU0
ハヤヒデトレ「そういえばあんた、ベテラントレーナーに喧嘩を売ったらしいわね」



ブラトレ「なんの話だ?」



モブAトレ「お前らはチームに参加しなかっただろ。それは立派な敵対行為だ」



ブラトレ「俺は彼女の意思を尊重したんだ」



ハヤヒデトレ「トレーナーなら担当くらい説得しろっていうのが大多数の意見よ」



モブAトレ「理事長代理から説得されてもチームに入らないんだ、そう捉えらるのが普通だな」



ブラトレ「そんなつもりは無い」



ハヤヒデトレ「ならそれをベテラントレーナーに言ってみたらどう?」



モブAトレ「最悪干されて終わりだな」



ブラトレ「冗談にしてはキツ過ぎるぞ……」

121: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/14(土) 00:04:02.03 ID:CpocMsNh0
ハヤヒデトレ「ベテラントレーナーの所じゃなくてもチームはあるわ。けど理事長代理が話を通していたのよ」



ハヤヒデトレ「上位15人の中に入るウマ娘だから是非ベテラントレーナーのチームに加えて欲しい」



モブAトレ「理事長代理がそこまで言ってあったのに、お前らはチームに入らなかった」



ブラトレ「事情を知っていたらちゃんとした断り方もあったんだ……」



ハヤヒデトレ「噂だけどあんた達も無理チーム戦に出させられるみたいよ」



モブAトレ「チーム戦の中でも一番大きいレースを走らされるようだな」



ハヤヒデトレ「一人のチームだからそのレースに勝っても優勝は無理。完全に嫌がらせよ」



ブラトレ「断ればどうなるかわからない……ということか」



下2 次にどうなったか

122: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/14(土) 00:24:42.63 ID:DSF+Bo0Go
事情を聞いても私は走るレースには勝つ他の事はどうでもいい、とにべもないブライアン

123: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/14(土) 02:23:55.39 ID:sCRPtt070
>>122

おつ

モブAちゃん木っ端モブかと思ったらトレーナー着いてるしステ…黄金航路やマスクド三冠馬の方向かてめー?

124: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/14(土) 14:29:42.03 ID:CpocMsNh0
ブラトレ「たとえどんな事情があっても、彼女は走るレースには勝つ他の事はどうでもいいと言うだろう」



ハヤヒデトレ「あの子ならそう言うでしょうね」



モブAトレ「先に言っておくが俺はお前たちの味方はできないからな。なにを言われるかわからん」



ハヤヒデトレ「私は手伝ってあげたいけど……やっぱり無理ね」



モブAトレ「その言い方はどうなんだ?結果として味方しない癖に、手伝う気持ちはあるって言いたいのか?」



ハヤヒデトレ「私はアンタみたいな馬鹿じゃないのよ」



ブラトレ「こいつの余計な一言は今に始まったことじゃないだろう」



ハヤヒデトレ「それもそうね」



モブAトレ「なんだとぉ?」

125: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/14(土) 14:40:53.60 ID:CpocMsNh0
ブラトレ「ーーさて、そろそろいい時間だな。今日はこれくらいにしよう」



モブAトレ「もうそんな時間か?」



ハヤヒデトレ「明日もあるからこれくらいでいいわよ」



ブラトレ「チーム戦の話は聞けてよかった、事前に聞いていれば対策もできる」



モブAトレ「担当とはちゃんと話しておけよ、取り返しのつかないことになっても知らないからな」



ハヤヒデトレ「今度はハヤヒデを止められるかわからないからちゃんとしなさいよ!」



下2 このあとどうなったか、もしくはブライアン側でなにか

126: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/14(土) 14:51:47.12 ID:4DX/9NLSo
ブラトレを〆ておかなくてよいか念を入れて確認するハヤヒデ
ナリブ「いいから……あともう部屋に帰れ」

128: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/14(土) 16:23:05.46 ID:CpocMsNh0
寮にて



ビワハヤヒデ「本当にもういいと言うんだな」



ナリタブライアン「そうだと何回も言っている」



ビワハヤヒデ「ブライアンが望むなら私は……」



ナリタブライアン「もういい、だから早く部屋に帰れ」



ビワハヤヒデ「そんな言い方は無いだろう?可愛い妹のことは心配して当然だ」



ビワハヤヒデ「母さんだって同じだ、ブライアンの身長が低いのは野菜を食べなかったからだとずっと言っている」



ナリタブライアン「おふくろもいい加減にして欲しい」



ビワハヤヒデ「心配してくれる相手がいることは、どれだけ恵まれているかわかっているのか?」



ナリタブライアン「姉貴はやり過ぎだ。私は助けを求めていないし望んでいないことまでやろうとする」

129: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/14(土) 16:30:52.64 ID:CpocMsNh0
ビワハヤヒデ「私のトレーナーから聞いたが、二人はチームに参加しなかったことで見せ物にされる可能性がある」



ビワハヤヒデ「そんなことを聞いた上でこんなことが起こってるんだ、心配して当然だ!」



ナリタブライアン「見せ物にされようが関係ない。レースに勝つ以外の他は考えない」



ビワハヤヒデ「どうしても姉を頼ってくれないと言うんだな……?」



ナリタブライアン「頼る必要が無い。助けてくれとも言っていない」



ビワハヤヒデ「……そうか。なら私の力が必要になったらいつでも呼んでくれ」



ナリタブライアン「わかったから早く帰れ」



下2 このあと何か起こったこと

132: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/14(土) 17:31:01.87 ID:s01Pi5buo
いいお姉さんだよねーとモブA
うっとおしいと返すブライアン

133: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/14(土) 17:45:59.21 ID:dTTx5K9MO




モブA「いいお姉さんだよね~」



ナリタブライアン「鬱陶しいだけだ」



モブA「ビワハヤヒデさんがいつも心配してるのは見ててわかるよ。けどチーム戦のことは私も心配になっちゃうな」



モブA「私もトレーナーから聞いたけど結構まずいみたいだね」



ナリタブライアン「レースに勝てば問題ない」



モブA「それだけじゃ済まない問題になっちゃうかもよ。怒ってるベテラントレーナーは何人ものレース関係者と親しいし」



モブA「斜行なんかレース場によって裁定が違うし、全部が不利になっちゃう可能性もあるよ」



ナリタブライアン「誰とも競ることがないくらい引き離せばいい」



モブA「それはそうだけどさ」

134: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/14(土) 17:51:45.18 ID:dTTx5K9MO
モブA「ねえチームに入る気は無いんだよね?」



ナリタブライアン「無い」



モブA「ならチームを作るのはどうなの?そうすればまだマシだと思うけど」



ナリタブライアン「アイツは私のことだけ考えていればいい」



モブA(独占欲発動してるね~)



ナリタブライアン「トレーナーは私のことで毎日時間を使っている、他に余裕は無い」



モブA「指導は無くていいよ、チームを組んでくれるだけでいいから」



モブA「お姉さんも参加してくれると思うし、もちろん私も参加する!トレーナーさんと話してみてくれない?」



ナリタブライアン「……」



下2 ブラトレと話した結果は?

135: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/14(土) 18:01:22.10 ID:Rp7OSRrTo
チームは一人のトレーナーがまとめるのが常だが、複数のトレーナーが個別のウマ娘に各々チューターとしてつくチームでも問題はないはずだと

137: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/14(土) 19:11:39.83 ID:Y6ZexEAG0
翌日、トレーナー室にて



ブラトレ「チームは一人のトレーナーが各ウマ娘をまとめるのが常だが、複数のトレーナーがそれぞれチューターとしてつくのは問題無いはずだ」



ナリタブライアン「そうか」



ブラトレ「ルール上で問題は無くとも実際は難しい。そんな面倒なことを引き受けてくれる奴がいるかどうかだ」



ナリタブライアン「協力すると言っている奴は居た」



ブラトレ「ウマ娘だけが協力すると言っても無理だ、トレーナーの協力が必須になる」



ブラトレ「モブAトレとハヤヒデトレは残念ながら協力できないとのことだ」



ナリタブライアン(アイツ……!!)



ブラトレ「モブAは悪く無い、これは俺達の問題なんだ。大人同士のつまらないいざこざに巻き込んですまない」



ナリタブライアン「……」



ブラトレ「ブライアンを三冠に導けるなら俺はどうなっても構わない。キミだけは絶対に守る」



ナリタブライアン(なんだ……妙な言い回しだな)

138: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/14(土) 19:16:51.24 ID:Y6ZexEAG0
ナリタブライアン(いつもなら俺達はーーのように二人でやっていこうと言っている所だ)



ナリタブライアン(どうして今日は[私だけ]守るなんて言い出したんだ?)



ブラトレ「ーーーー」



ナリタブライアン(最悪の事態を想像してしまった、トレーナーの言ってることが耳に入ってこない)



ナリタブライアン(トレーナー、お前はもう何か被害を受けているというんだな)



ナリタブライアン(自分はどうなってもいいから私だけは守る。お前の考えていることが手に取るようにわかる)



ナリタブライアン(誰が何をしているんだ、情報が欲しい。協力してくれそうな奴に話してみるか)



下2 相談相手

140: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/14(土) 19:20:16.43 ID:bAn21dyP0
ヒシアマゾン

141: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/14(土) 19:39:28.53 ID:Y6ZexEAG0
夜、寮にて



ナリタブライアン「アマさんが知ってることがあれば教えて欲しい」



ヒシアマゾン「アタシに聞くより生徒会で調べた方が早いんじゃないかい?」



ナリタブライアン「生徒会はウマ娘の為に働く。トレーナーのことには関与しない」



ヒシアマゾン「なら理事長代理はどうなんだい?」



ナリタブライアン「トレーナーにゲロを吐いた奴を頼れというのか」



ヒシアマゾン「わかったから怒るんじゃないよ」

142: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/14(土) 19:43:21.93 ID:Y6ZexEAG0
ヒシアマゾン(自分がトレーナーに吐いちゃったことはノーカンなんだろうね。これでトレーナーに好意を寄せてるのは隠せてるつもりなんだから)



ナリタブライアン「顔をジロジロ見てどうしたんだ?」



ヒシアマゾン「なんでも無いさ気にしないでいい」



ヒシアマゾン(素直に協力してあげたいところだけどアタシもトレ公のことは大切なんだ)



ヒシアマゾン(ブライアンがどういう状況かは知ってだけに……)



下2コンマ

奇数 味方する
偶数 関わらず
ゾロ目 クリティカル

144: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/14(土) 19:53:43.22 ID:el7m6n18o

146: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/14(土) 20:03:00.79 ID:Y6ZexEAG0
コンマ偶数ゾロ目 クリティカル



ヒシアマゾン「悪いけどブライアンのトレーナーに関する話しは聞いた事無いね」



ナリタブライアン「アマさんがそう言うなら信じる」



ヒシアマゾン「力になれなくて悪かったよ」



ナリタブライアン「いいんだ、これは私とトレーナーの問題なんだ。やはり誰かの力を借りようとしたのが間違ってる」



ナリタブライアン「話しを聞いてくれただけでも助かった」



ヒシアマゾン「本当、力になれなくて悪いよ……」

147: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/14(土) 20:12:53.10 ID:Y6ZexEAG0
電話中



ヒシアマゾン「そうだ、トレ公の言う通りブライアンはアタシの所に来たよ」



ヒシアマゾン「もちろん知らないって答えておいたからね。こんなつまらないことでアタシとトレ公の関係は終わりたくない」



ヒシアマゾン「長いものに巻かれるっていうのを知らないブラトレが悪いんだよ。アタシ達はなにも悪くない」



ヒシアマゾン「ブラトレがここを辞めるように追い込むっていうのは卑怯なやり方で気に入らないけど仕方ない」



ヒシアマゾン「大丈夫、アイツの味方は数人しか居ない。放っといたら自滅する」



ヒシアマゾン「……え?チーム戦でわざと怪我をさせるって?」



ヒシアマゾン「アタシはブライアンとは距離適正は違うから関係ない……それはそうだけど、そこまでする必要があるとは思えない」



ヒシアマゾン「指示に逆らったら……」



ヒシアマゾン「ん、アタシもそう。ブライアンなんかよりトレ公の方が大事」



ヒシアマゾン「全部アイツらが悪いだもんな……」


下2 次にどうなったか

149: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/14(土) 20:50:00.10 ID:bAn21dyP0
トウカイテイオー参上!

150: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/14(土) 21:57:57.54 ID:dTTx5K9MO
生徒会室にて



トウカイテイオー「聞いてよ会長~~!」



シンボリルドルフ「そんなに急いでどうしたんだテイオー」



トウカイテイオー「最近トレーナーの元気が無くてさ、どうしたのかって聞いてもはぐらかされちゃうの!」



シンボリルドルフ「気のせい、では無さそうだな」



トウカイテイオー「調子が悪そうとかじゃなくて何かおかしいよ!」



エアグルーヴ「そのような話しは聞いたことがない」



シンボリルドルフ「トレーナー同士だけで問題があったならあり得る。ウマ娘の知らないところで何かが起こっているのかもな」



トウカイテイオー「ならボク調べて来るから!」タタタっ



エアグルーヴ「全く、どうせ何も無いに決まっているというに」



シンボリルドルフ「それはどうかな」



エアグルーヴ「会長は信じると言うんですか?」



シンボリルドルフ「テイオーを信じるというより、君の言い方はまるで知っていて大ごとにしたくないように感じた」



エアグルーヴ「会長!」



シンボリルドルフ「ふふふ、きっと冗談さ」



下2 テイオーの突撃先、またそこで起こったことがあれば

152: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/14(土) 22:34:05.40 ID:Rp7OSRrTo
トレーナー達の職員室

153: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/14(土) 22:40:02.67 ID:dTTx5K9MO
職員室にて



トウカイテイオー「失礼しまーーす!」



「どうしましたかトウカイテイオーさん?」



トウカイテイオー「うーんやっぱりみんなそうなんだ」



「あまりキョロキョロ見回さないでください、生徒に見せられない資料もあるんです」



「要件を言いなさい挨拶をしたからと言って自由に入れる場所じゃないんだ」



トウカイテイオー「あのさー最近ボクのトレーナー元気が無いんだよね。何かあったか知らない?」



「それは私達には関係ありません」



トウカイテイオー「本当に?」



「え……」



(無駄なことは言わずに黙ってなさい)



(はい……)

154: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/14(土) 22:43:41.29 ID:dTTx5K9MO
「用事が無いなら退室しなさい!このままだと」



『それは私達には関係ありません』



「へ?」



トウカイテイオー「さっきのは録音済み。こういうの会長に習っておいて良かったよ!」



「け、消してください!」



トウカイテイオー「どうして?」



「え……」



トウカイテイオー「ねえねえどうして?」



「許可も無く録音するのは犯罪だ!いつまでも子供が我儘言ってるんじゃない!」



トウカイテイオー「それくらい僕もわかってるよ~~!」



トウカイテイオー「でもさ」



トウカイテイオー「もし何かあったらこれは証拠になるよね?」

155: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/14(土) 22:46:38.56 ID:dTTx5K9MO
トウカイテイオー「ボクのトレーナーはねいつも元気でボクのことを大切にしてくれるの」



トウカイテイオー「トレーナーが元気だからボクも元気でいられるの」



トウカイテイオー「言ってる意味わかるよね?」



トウカイテイオー「よくもボクのトレーナーを傷付けたな」



「ち、ちが……」



トウカイテイオー「違うもんか!あんなトレーナーなんか今まで見たことない!」



トウカイテイオー「絶対にお前らが原因だ!お前たちが何かしたんだ!!」



トウカイテイオー「見てろ……合法的な手段って徹底的に追い込んでやる」



トウカイテイオー「絶対に、絶対に許さない!!」



下2 この後どうなった?

157: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/14(土) 23:02:37.57 ID:hiKu2x73O
テイオートレから他にも自分達と同じ状況にいるトレーナー達を紹介してもらいチームを組もうと誘われる

なんか怪我させようとか胸糞悪すぎるし固まって何とかしたい

159: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/14(土) 23:16:23.07 ID:CpocMsNh0
学園某所にて



テイオートレ「貴方の様な嫌がらせを受けているトレーナーは他にも居ます。このままでは潰されて終わってしまいます」



テイオートレ「ですから私達でチームを組みませんか?個人で戦っていても勝ち目はありません」



ブラトレ「貴女の言うことは正しいと思います。ですが協力はできません」



テイオートレ「どうしてですか?!」



ブラトレ「信用できないからです。貴女は別として他のトレーナーを信じろと言われても無理です」



テイオートレ「ですがこのままでは貴方は学園を追い出されます!」



ブラトレ「構いません」



テイオートレ「どうして……?!」



ブラトレ「トレセン学園に籍はなくともブライアンを支えられます。ウマ娘に専属トレーナーが居なくともレースには出れます」



ブラトレ「ブライアンを守れるのなら喜んでこの学園から去りますよ」

160: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/14(土) 23:24:45.53 ID:CpocMsNh0
テイオートレ「そこまでの覚悟があるのなら戦って下さい!負けて終わるのは悔しくないんですか?!」



ブラトレ「貴女の目の前で悔しがった方が良かったですか?」



テイオートレ「な……!!なにを言ってるんですか!!」



ブラトレ「貴女は別と言いましたが嘘です。そのチームの誘いこそ罠だと思っています」



ブラトレ「上位15人のうち14人が敵に回った状況です。ウマ娘もトレーナーも信用できません」



ブラトレ「強いウマ娘ともなると慕っている後輩や仲の良い友人も沢山居ます。彼女らはきっと喜んでその子に協力します」



ブラトレ「担当のウマ娘が強ければ強い程怪しいです。トウカイテイオーは素晴らしいタイムでしたよね」



テイオートレ「信じて下さい……!!」



ブラトレ「全員敵でも構わないんです。なにをどうやってもレースの勝者はただ一人」



ブラトレ「栄光を掴むのがブライアンであればいい。それでは失礼しますね」



下2 どうなったか、もしくはなにが起こった

162: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/14(土) 23:40:36.01 ID:Q8ELYEoWO
話は聞かせてもらったよ!
孤高は時には気高く時には脆い。
彼女は強いがまだ原石で圧倒的ではない。
原石を磨くのは強敵(友)だ。

そして貴方はなんとして学園に残る事!
彼女を1人残す可能性はあってはならない!

163: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 00:15:55.65 ID:MoRcL0Qo0
「はーーっはっはっ!!」



テイオートレ「誰っ?!」



テイエムオペラオー「このテイエムオペラオーが全て聞かせてもらったよ!」



テイエムオペラオー「孤高は時には気高く時には脆い。彼女は強いがまだ原石で圧倒的ではない!」



テイエムオペラオー「原石を磨くのは強敵であり心からの友だ!美しいボクがその役目を果たそう!」



テイエムオペラオー「そしてキミは学園に残る事!彼女を学園に残す可能性はあってはならない!」



ブラトレ「誰であろうと協力はしない」



テイエムオペラオー「はっはっはっ!協力もなにもキミ達は既にボクの舞台に参加しているのさ!!」

164: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 00:23:20.29 ID:MoRcL0Qo0
テイエムオペラオー「ついでに忠告しておくとチーム戦は出ない方がいい。ブライアン君を潰せと指示があったからね!」



ブラトレ「なんだと?!」



テイエムオペラオー「キミもこの話は知っていたはずさ!あの場に居たことはボクが覚えている!」



テイオートレ「ぁ……」



ブラトレ「やはり敵で間違っていなかったか」



テイオートレ「確かに言われました!!けどそんなことテイオーにはさせません!」



テイエムオペラオー「いいやキミは明確に拒否をしていなかった!キミはボクの舞台に相応しく無い!」



テイオートレ「大人には大人の事情があるんですよ……!」

165: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 00:28:25.48 ID:MoRcL0Qo0
テイエムオペラオー「今度のレースでブライアン君がボクの敵であり友に相応しいか見させてもらう!」



テイエムオペラオー「最初と目的は違ってしまったが彼女を応援するには変わりない!」



テイエムオペラオー「キミ達がどんな走りを見せてくれるのか今から楽しみだ!!」



ブラトレ「ありがとうオペラオー。そのことを知らなければブライアンが大変なことになっていた」



ブラトレ「チーム戦がある日は重賞レースに参加するかオフにしよう」



テイエムオペラオー「別のレースに出るのが一番安全だろうね!はっはっはっ!」



テイオートレ「あの……」



ブラトレ「……」



テイオートレ「あ…………」



テイエムオペラオー「美しいボクは去っていく!次の舞台が待っているからね!」



下2 次にどうなったか

167: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 01:34:02.95 ID:wyxPd+OMO
テイオートレがせめてもの償いに自分の知ってる樫本達の陰謀を告げて去る

170: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 14:58:27.78 ID:mlDTP2UZO
テイオートレ「待って下さい!せめてあの人達がなにを考えているかを聞いて下さい!」



テイオートレ「理事長代理はベテラントレーナーさんの言いなりです、やろうと思えばどんなことでもできてしまいます!」



テイオートレ「貴方だけで済む問題じゃないんです!ブライアンさんも学園を追い出されます!」



テイオートレ「そうなったらもう貴方達は……」



テイエムオペラオー「それを知ってるのに向こうを止めようとはしない。そんな自分が惨めだとは思わないかい?」



テイエムオペラオー「ボクならそんな役はお断りさ!そんな卑屈なことをしているのは主人公じゃない!」



テイエムオペラオー「ベテラントレーナーを悪役にしたいようだけどキミも同じさ!やっていることは全く同じ!」



テイエムオペラオー「断言するよ、キミ達は主人公にはなれない!どんなレースであろうと輝くことはできない!」

171: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 15:02:08.63 ID:mlDTP2UZO
テイオートレ「行って……しまいました……」



テイオートレ「私はブラトレさんのようには生きられません、担当の為に全てを投げ出すだなんて無理です」



テイオートレ「どれだけ苦労してトレセン学園のトレーナーになったと思ってるんですか……!」



テイオートレ「ここで働くのは私の夢なんです、あの子たちが栄光を目指すように私にも夢がある!」



テイオートレ「そうです……普通はそうなんです。ブラトレさんがおかしいんです」



テイオートレ「私は悪くない、上司の指示に従って働くことが悪いはず無いんです」



テイオートレ「私の夢はこんなことで終わらせない……」



下2 ブライアンに接触したウマ娘を

173: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 15:09:32.96 ID:8hEGrTgSO
キングヘイロー

174: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 15:44:04.34 ID:MoRcL0Qo0
学園某所にて



キングヘイロー「少しいいかしら?」



ナリタブライアン「よくない」



キングヘイロー「この私がわざわざ話しかけてあげてるのよ?」



ナリタブライアン「……」



キングヘイロー「ああもう待ちなさいな!貴女にとって悪い話じゃないのよ!」



キングヘイロー「貴女のトレーナーの周りで何があったかは知ってるわよね?それに関係するのよ!」



ナリタブライアン「いい」



キングヘイロー「はい?!」



ナリタブライアン「誰の手を借りるつもりも無い」



キングヘイロー「なにを言ってるの?!最悪どうなるかは想像できるわよね?!」



ナリタブライアン「……」



キングヘイロー「待ちなさい!!話しくらい聞いていきなさい!」

175: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 15:52:33.45 ID:MoRcL0Qo0
キングヘイロー「私にはトレーナーが居ないのは知ってるわよね。その……」



ナリタブライアン「あれだけ大騒ぎしていれば嫌でも知ってる」



キングヘイロー「……そうよ。学園を辞める一歩前までいったもの。お母さまも私を責めるだけで意見すら聞いてくれなかった」



キングヘイロー「謹慎で済んで私は残ることになったけど別に辞めていても良かったのよ。ウララさんを侮辱したあんなトレーナーなんか!」



ナリタブライアン「だからと言って暴力は許されない」



キングヘイロー「そうよ……私が悪いのよ」



キングヘイロー「こんな私のトレーナーなんか誰もやりたがらない。一流に相応しくないことをしてしまったから当然ね」



キングヘイロー「だからと言って私は全てを諦めたわけじゃない!」

176: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 16:02:27.25 ID:MoRcL0Qo0
キングヘイロー「貴方のトレーナーに私の指導もして欲しいのよ!」



ナリタブライアン「断る」



キングヘイロー「貴女はトレーナーじゃないでしょ!」



ナリタブライアン「アイツは私のことしか考えていない」



キングヘイロー「これは聞いてたより拗らせてるわね……けどこの提案はそっちにもメリットがあるのよ!」



キングヘイロー「悪さをしているベテラントレーナーはお母さまに負い目があるわ!昔から問題を抱えていたようね」



キングヘイロー「見返りも無しに協力するというのは一流じゃない。この取引を受けなさいナリタブライアン!」



下2 どうなったか

177: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 16:12:17.00 ID:AsS4OXx8o
私はトレーナーの判断に従うから私に頼まずトレーナーの所へ行け
ただし私以外を指導することでトレーナーが苦しんだら許さないぞ

178: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 16:27:16.00 ID:fUuLWf8bo
押し問答してるとウララがケンカはだめだよー!と突っ込んでくる
ちょっと軟化したブライアンは>>177

179: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 16:38:10.70 ID:MoRcL0Qo0
ナリタブライアン「お前から言い出した癖に受け入れろだと?ふざけているのか」



キングヘイロー「なによ!一流であるこの私が味方してあげるって言ってるのよ!」



ナリタブライアン「また癇癪を起こして暴力沙汰を起こすつもりか?」



キングヘイロー「なんですって?!」



ハルウララ「喧嘩はだめーーー!」



キングヘイロー「ウララさん……」



ハルウララ「キングちゃんもブライアンちゃんも喧嘩は良くないよ!」



ナリタブライアン「コイツが原因だ」



ハルウララ「喧嘩は売る方も買う方も悪いの!どっちも悪いからこれで終わり!」



ハルウララ「みんな仲良くしないとダメだよ!喧嘩なんか絶対にしちゃダメだからね!」

180: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 16:44:48.37 ID:MoRcL0Qo0
ハルウララ「キングちゃんがまた私の為に怒ってくれてたとしても嬉しくない!」



キングヘイロー「ごめんなさい……」



ハルウララ「謝るならブライアンちゃんの方でしょ!」



キングヘイロー「ブライアンさん、確かに私の言い方は褒められたものではありませんでした」



ハルウララ「ブライアンちゃんは!」



ナリタブライアン「私は謝らないからな」



ハルウララ「もうーーー!」



ナリタブライアン「だが私はお前を止めない。トレーナーの所へ行けばいい」



キングヘイロー「本当にいいんですの?」



ナリタブライアン「奴が許可したとしても、アイツを苦しめたら絶対に許さないからな」



キングヘイロー「なんでもかんでも頼むつもりはありませんわ。自分でできることをしてこそ一流ですもの!」



下2 ブラトレのセリフや反応、もしくは起こったこと

182: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 17:44:07.72 ID:tXEF64pXo
一番優先はブライアンになるがと念押して、ブライアンが許可したなら引き受ける

183: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 18:44:45.26 ID:MoRcL0Qo0
トレーナー室にて



ブラトレ「一番優先はブライアンになるのはわかってるか?」



キングヘイロー「嫌という方わかっていますわ」



ブラトレ「ブライアンが許可したなら引き受ける。こちらにとってメリットもあるようだしな」



キングヘイロー「良かった……」



ブラトレ「キミに割ける時間は限られている。ブライアンの為にやっている研究と同じことはできない」



キングヘイロー「自分でできることは全てやります、やってみせわすわ!」



ブラトレ「それだけやる気が問題無いだろう。研究用の資料の元データは渡す、後は自分でやってみるんだ」



ブラトレ「どの情報が必要でどれが不必要なのか。見極める作業も全てキミに任せる」

184: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 18:52:31.90 ID:MoRcL0Qo0
キングヘイロー「トレーニングは一緒のメニューをさせてもらえるのよね?」



ブラトレ「もちろんそうだがうちはトレーニングを重要視していない。その前のストレッチに力を入れている」



ブラトレ「そうだな平均すれば1時間以上はやっているな」



キングヘイロー「そんなにやっていますの?!」



ブラトレ「これを毎日、オフの日も関係なくブライアンは必ずやっている」



キングヘイロー「剛より柔、ということですのね」



ブラトレ「いや、柔がなければ剛は無い。そういう考えだ」



キングヘイロー(凄い自信ですわね、これは期待できそうですわ)



下2 どうなった?

185: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 18:55:07.81 ID:BqKTvBGtO
これを機に二人の次の出場レースを決めて登録する

189: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 19:50:43.37 ID:MoRcL0Qo0
ブライアンも合流



ブラトレ「いい機会だから二人の次のレースを決めようと思う」



キングヘイロー「私はまだ先になりそうですわね」



ナリタブライアン「謹慎明けでレース感も鈍っているだろ。大きなレースに挑むのは無謀だ」



キングヘイロー「謹慎のことは言わないで下さい!」



ブラトレ「ブライアンはチーム戦を回避する為に重賞に出る。キングもそこに出るか?」



キングヘイロー「それは……いえ、やります。一流の私ならいきなりの重賞でも結果を出してみせますわ!」



ブラトレ「ならその方向で進めていこう。手続きもやっておくからな」

190: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 19:59:58.17 ID:MoRcL0Qo0
ナリタブライアン「名の付くレースではないがあのレースはどうする」



キングヘイロー「何の話ですの?」



ブラトレ「オペラオーが主催するレースにブライアンが誘われているんだ」



ナリタブライアン「奴のことだ、一人増えた所で役者は多い方がいいと言うだろう」



キングヘイロー「そんなの走らない理由がありませんわね!」



ブラトレ「ではオペラオー主催のレースに向けて調整しつつ、次の重賞に向けてトレーニングを重ねていく」



ナリタブライアン「私がやることは何もかわらない。全てのレースに勝つだけだ」



キングヘイロー「私はトレーナーのことについても動きますわ。お母さまの力も借りてベテラントレーナーを排除してやりますのよ!」



下2 ブライアンかキングかブラトレ側であったこと

192: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 20:09:57.27 ID:3i1Aqds1O
キングのチーム加入祝いと称してウララが商店街の皆様からの贈り物(菓子類)を持ってきてパーティを開く

193: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 20:21:18.82 ID:MoRcL0Qo0
寮にて



ハルウララ「キングちゃんおめでとーーー!」



キングヘイロー「このお菓子の山はどうしたの?」



ハルウララ「えっとね、商店街のみんながくれたの!キングちゃんに新しいトレーナーさんがついたお祝いだよ!」



キングヘイロー「そんな大袈裟よ、ウララさんの気持ちだけでよかったわ」



ハルウララ「でもでもみんな良かったねって言ってたんだよ!」



キングヘイロー「そうですのね、ではその気持ちは有り難く受け取っておきますわ!」



ハルウララ「キングちゃんとパーティーだーーー!」

195: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 20:26:18.69 ID:MoRcL0Qo0
キングヘイロー「あらこれ美味しいですわね。こういう俗っぽいものもたまには悪くありませんわ」



ハルウララ「キングちゃんはお菓子とかあんまり食べないよねー」



キングヘイロー「一流である私は間食なんかしなくてよ!」



ハルウララ「そっか……」



キングヘイロー「はっ?!ウララさんがくれたお菓子は別でしてよ!!いつだって食べますわ!」



ハルウララ「本当!嬉しいなー!」



キングヘイロー「誰かさんではありませんがパクパクですから!」



ハルウララ「よかったー!実はキングちゃんを困らせてたなんて知ったら落ち込んじゃうもんね」



キングヘイロー(あっぶなかったですわね……)

196: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 20:33:47.25 ID:MoRcL0Qo0
ハルウララ「困らせたで思い出しちゃったけど、キングちゃんあの事は本当にごめんね」



キングヘイロー「悪いのはあのクズトレーナーですからウララさんは何も悪くありません」



ハルウララ「私ね、色々変なことを言われてるのは知ってた。けど走るのが楽しいから気にしたことは無かったの」



ハルウララ「でもキングちゃんが本気で怒ってくれて……嬉しかったんだ」



ハルウララ「えへへ、なんだか変だよね。トレーナーさんは叩いちゃダメだよってキングちゃんに言わないといけないのに」



ハルウララ「謹慎じゃ済まなかったかもしれなかったのに。それでも嬉しいだなんて言葉が出てきちゃうんだ~」



ハルウララ「だからキングちゃん、ありがとう!」



下2 キングのセリフか行動、その他出来事

199: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 21:02:23.52 ID:fUuLWf8bo
…明日、ウララさんの事も見てもらえるようブラトレさんにお願いします
どんな時も楽しく走れるウララさんは素晴らしい。でも勝つ事も必要です。貴女の為にも

201: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 21:12:36.30 ID:MoRcL0Qo0
キングヘイロー「……明日、ウララさんの事も見てもらえるようブラトレさんにお願いします」



ハルウララ「ええ、どうして?」



キングヘイロー「どんな時も楽しく走れるウララさんは素晴らしいですわ。けとでも勝つ事も必要なんです」



ハルウララ「私は楽しく走れたらいいんだよー」



キングヘイロー「私も最初はそうでした、けど全てのウマ娘は一番になりたいという気持ちが抑えきれなくなるんです!」



キングヘイロー「ウララさんはまだその気持ちに目覚めていないだけなんです!貴女も一番を目指して!」



ハルウララ「けど私は一回も勝てたことないよ」



キングヘイロー「勝てます!ウララさんなら勝てるんです!誰よりもレースを楽しむ貴女が勝てないはずありません!」



キングヘイロー「貴女なら、勝てるんです……!」



ハルウララ「わ、わ!泣かないでキングちゃん!」



キングヘイロー「ウララさん……ううううう!」

202: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 21:20:33.02 ID:MoRcL0Qo0
ブライアンの部屋に移動



ナリタブライアン「こんな時間に電話をしてすまなかったな」



ブラトレ[こういう話しは早い方がいい、ブライアンの判断は間違っていない]



キングヘイロー「ううううう……」



ハルウララ「泣き止んでキングちゃん、大丈夫だからね」



ブラトレ[先に言っておくがまた担当を増やせというのは無理な話しだ。キングの分だけでも負担が増えている]



ナリタブライアン「ハルウララの面倒を見る必要は無い」



ハルウララ「うん、私もみんなに迷惑かけられない。だからキングちゃん」



キングヘイロー「いや……絶対いや!ウララさんもチームに入れて!」



ナリタブライアン「我儘を言うな」



キングヘイロー「言ってもいいでしょう!!私にだって自由はあるわ!!」



キングヘイロー「うう、ぐぅうううう……!」



下2 ウララはどうした、どうなった?

203: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 22:03:38.71 ID:3Vbe5BnXo
頑張ってキングちゃんの助けがなくても勝てるようになるからと宣言するハルウララ

205: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 22:22:11.71 ID:MoRcL0Qo0
ハルウララ「よしよしキングちゃん、私の為にそこまで言ってくれて嬉しいな」



キングヘイロー「うう、ううううっ」



ハルウララ「トレーナーさん、本当に私がチームに入るのはダメかな?」



ナリタブライアン「無理だと言っているだろう」



ハルウララ「トレーナーさんに聞いてるからブライアンちゃんは少し待っててね」



ナリタブライアン「……」



ハルウララ「どうかなトレーナーさん?」



ブラトレ[負担が増えるのもあるがそう簡単に信用できない。キングが言ってきたからと言ってそれは信用する材料にならない]



ハルウララ「信用さえしてくれればいいの?」



ブラトレ[そう思ってくれて構わない]



ナリタブライアン「トレーナーの負担を増やすことはやめろ!私は絶対に認めないからな!」

206: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 22:29:28.84 ID:MoRcL0Qo0
ハルウララ「信用は買えるって言うよね」



ブラトレ[そうとも言うが学生が大金を持っていることは考えにくい。メジロの令嬢なら話しは違ってくるが]



ハルウララ「トレーナーさんは男の人で女の人が好きだよね?」



ブラトレ[恋愛対象は女だな]



ハルウララ「じゃあ私をあげる」



ナリタブライアン「なにを言っているんだお前は!!」



ハルウララ「私に手を出すのが犯罪ならここで脱ぐから。裸の写真だっていつでも送るから」



ナリタブライアン「黙れこの……!」



ハルウララ「この、なに?私にはこれしか無いもん!ブライアンちゃんと違って私には何もない!」



ハルウララ「キングちゃんに手伝ってもらわなくても勝てるようになりたい!私の為に泣いてくれる友達の為に走りたい!」



ハルウララ「お願いトレーナーさん!私もチームに入れて!」



下2 ブラトレのセリフや起こったこと

208: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 23:25:20.70 ID:Odyle7Jt0
キングと一緒で優先はできない
いざという時には切り捨てる事になる可能性があることも伝えてそれでも構わないか確認をとる
問題ないなら取り敢えずは了承する
了承する場合、身体を売るような真似を再度行うならその時点で即トレーナーは降りることを伝える

210: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 23:35:44.96 ID:MoRcL0Qo0
ブラトレ[キングと一緒で優先はできない。いざという時には切り捨てる可能性がある]



ブラトレ[俺をトレーナーにすることはこれくらいリスクがある。それでも構わないのか]



ハルウララ「それくらい大丈夫だもん!」



ブラトレ[わかった、なら引き受けてやる]



ナリタブライアン「トレーナー……私のことは……」



ブラトレ[全てにおいてブライアンを優先することは何も変わらない。キングとウララはあくまでついでだ]



ブラトレ[お前のことが一番大切だしブライアンのことしか考えていない]



ナリタブライアン「私だってそうだ!トレーナーと走ることしか考えていない!」



ナリタブライアン「だから誰にも邪魔されたくないんだ!私だけのトレーナーであってくれ!」



ブラトレ[普段ならブライアン以外のトレーナーをやる気は無い。だが今はそんな状況じゃないんだ]

211: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 23:41:37.88 ID:MoRcL0Qo0
ブラトレ[キングは味方で損は無いし、ウララは……]



ハルウララ「今からそっちに行くね」



ナリタブライアン「やめろ!!」



ブラトレ[ウララ、身体を売るような真似をするならその時点でトレーナーは降りる]



ハルウララ「じゃあ私はどうすればいいの?このままじゃ私は信用されないし役にも立たないよね?」



ブラトレ[それはまた考えておく。今はキングのフォローをしてやってくれ]



キングヘイロー「ひっ……ひぐ……っ」



ナリタブライアン「本当にハルウララまで面倒を見るのか?私と適正がまるで合わないぞ」



ブラトレ[ウララはダートで短距離がメイン。ブライアンに応用できる要素は少ないだろうな]

212: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 23:47:51.16 ID:MoRcL0Qo0
ハルウララ「トレーナーさん、やっぱり裸の写真送るよ」



ナリタブライアン「黙れ!」



ハルウララ「捨て垢作って画像を送るから。トレーナーさんは見たくなかったらずっとそのままにしておけるよね?」



ハルウララ「もし私が裏切ったりしたらその画像をばら撒いてもいいから。これなら信用してくれる?」



ブラトレ[……]



ナリタブライアン「どうして拒否しないんだトレーナー!!」



ブラトレ[こちらが弱みを握っておくのは悪い話しでは無い。信用する理由ができる]



ブラトレ[ただ一つ問題なのはそれが本当にウララのものかどうかだ。俺は絶対に見ることは無いから確認ができない]



ブラトレ[最悪はブライアンに確認を……」



キングヘイロー「私が……やるわ」

213: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/15(日) 23:53:16.35 ID:MoRcL0Qo0
キングヘイロー「私がウララさんの写真を、撮る。だから信じなさい」



ハルウララ「うん、キングちゃんなら裸を見せてもいいよ」



キングヘイロー「この一流の私が撮った写真を信じられないはずないわね?」



ブラトレ[ここまで言ってるんだ、仕方ないだろうブライアン]



ナリタブライアン「ぐ、ぎぎ……!」



ハルウララ「ブライアンちゃんの邪魔はしないから!トレーナーさんを取ったりなんか考えてない!」



キングヘイロー「人の恋路を邪魔するようじゃ一流じゃありませんから」



ナリタブライアン「クソ……好きにしろ!!」



ハルウララ「やったねキングちゃん!これからは一緒に頑張ろう!」



下2 どうなったか

214: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 00:15:47.71 ID:mvjN9oaq0
キングとウララはトレーナーの指導を受けて絶好調
一方、ブライアンは嫉妬しまくりで絶不調

215: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 00:25:39.63 ID:i6lRzqGAO
↑+トレーナーはそんなブライアンをグレてると勘違いし、キングとウララを引き合いに出して叱咤激励しようとするが、逆に嫉妬を加速させてしまう

219: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 14:42:22.88 ID:3jYwNH+30
トレーニング中



ハルウララ「凄いよキングちゃん!またタイムが早くなった!」



キングヘイロー「私も伸び悩んでいたはずなのに、こんなにもすぐ結果が出るとは思っていませんでしたわ」



ブラトレ「キングはともかくウララは良くなって当たり前だ。今まではフォームが定まっていなかったんだ」



ブラトレ「ダートの走りは知らないが基礎は芝と変わらない。今のタイムが最低限のラインだ」



キングヘイロー「私のはどう説明できますの?」



ブラトレ「謹慎中走れなかったのが功を制したんだろう。無駄な動きが無くなって洗練された走りになっている」



キングヘイロー「自分のお陰だと言わない所は一流ですわね。やはり貴方を頼って正解でしたわ」



ハルウララ「これでもっと走るのが楽しくなるよ!」

220: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 14:45:45.34 ID:3jYwNH+30
ブラトレ「あの二人と比べるとブライアンは調子が悪いようだな」



ナリタブライアン「ふん……」



キングヘイロー「トレーナー!次はどうすればいいんですの!」



ハルウララ「もっと色々教えてよーー!」



ナリタブライアン「チッ…」



ブラトレ「ブライアンが優先だと言ってるだろう少し待っててくれ」



ハルウララ「はーーーい!」



ブラトレ「ブライアンの目標としているレースまではまだ時間はあるが、油断はできない。それはわかっているな?」



ナリタブライアン「お前に言われなくともわかっている」

221: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 14:51:34.70 ID:3jYwNH+30
ブラトレ「このままキングが伸びてくれば有マで対決になるかもしれない。その可能性はあるんだ」



ブラトレ「ブライアンのついでに面倒を見ている二人に負けているようじゃダメだろう」



ナリタブライアン「……」



ブラトレ「あとは予定通りにトレーニングを進めておいてくれ。俺は二人の指導をしてくる」



ナリタブライアン「……」ギリギリ



ナリタブライアン「私だけのトレーナーをよくも……!」



ナリタブライアン「私の為だけに働いてくれるトレーナーはアイツなんだ!この世でアイツだけなんだ!」



ナリタブライアン「アイツはそれをわかっていないのか?わかっていないんだよなあ?」



ナリタブライアン「だからこんなことを平気で出来るんだ」



ナリタブライアン「許さない」



下2 トレーナーかブライアン、もしくはキング達で起こったこと

223: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 15:12:39.50 ID:6uY8mbfFo
どうやらかかりぎみの様だね
物語もレースも思い通りにはいかないものさ
折り合いをつけれるようになった時キミはもっと強くなれる

224: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 15:30:06.13 ID:3jYwNH+30
学園のどこか



ナリタブライアン「……」



テイエムオペラオー「どうやら随分と掛かり気味の様だね」



ナリタブライアン「どけ」



テイエムオペラオー「舞台もレースも思い通りにはいかないものさ。どんな舞台であれ全ては台本通りには進まない」



テイエムオペラオー「折り合いをつけれるようになった時、キミはもっと強くなれる」



テイエムオペラオー「だからその手に持っているものはあるべき場所に返してくるんだ」



ナリタブライアン「……」



テイエムオペラオー「それはタマモクロスが愛用しているたこ焼きを作るのに必要な道具だ。千枚通しとも言うみたいだね」



ナリタブライアン「アイツにわからせるんだ。私だけがこんな思いをしているのが許せない」



ナリタブライアン「絶対に殺しはしない。だが一生消えない傷を負わせる」



ナリタブライアン「アイツが起きて寝るまで。どんな時でも私を忘れないようにする」

225: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 15:37:08.24 ID:3jYwNH+30
テイエムオペラオー「怪我をさせることは良くない。トレーナーと離れ離れになってしまうよ」



ナリタブライアン「アイツは喜んで受け入れる」



ナリタブライアン「私がつけた傷を見る度にそれを私だと思うんだ」



テイエムオペラオー「随分と掛かってしまっているようだね。だがこのボクがいる限りもう大丈夫さ!」



テイエムオペラオー「ボクの舞台は誰も不幸にさせない!キミという友でありライバルを失うはずがないからね!」



ナリタブライアン「どけ」



テイエムオペラオー「全てこのボクに任せておきたまえ!」



下2 どうなったか

227: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 17:53:58.70 ID:gWe7ag/aO
ブライアンがオペに促されて渋々トレーニングに戻ると今までより良い違いを実感
トレーナーがふと閃いた!このアイディアは、ブライアンとのトレーニングに活かせるかもしれない!
と貯めてたアイデアをブライアンに実践した

228: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 19:01:04.59 ID:U2dlolg/0
タマモクロス「なんやアンタが持ってたんか!それ探しとったんや、おおきにな!」ひょい



ナリタブライアン「何をする返せ」



タマモクロス「そういう事にしといたるから静かにしとれ」



ナリタブライアン「……」ゾクッ



タマモクロス「どいつもコイツも色恋ボケし過ぎや。ここは合コン会場ちゃうんやぞ」



テイエムオペラオー「トレーナーとの出会いが運命であるウマ娘も存在する!」



タマモクロス「だからってトレーナーを怪我させていいわけないやろボケ」



タマモクロス「お前のトレーナーがコソコソ嫌がらせ受けてんのも腹立つし、お前にも腹が立つ。ここはトレセン学園なんや!」



タマモクロス「つまらんことに精を出すな!走りで価値を見せろやボケが!!」

229: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 19:05:25.35 ID:U2dlolg/0
タマモクロス「オペラオー、今度のレースにウチも出せ」



テイエムオペラオー「役者は一人でも多い方が良い!もちろん歓迎さ!」



タマモクロス「お前みたいなヌルい奴に現実見せたるわ。ウチがお前の心を折ったる」



タマモクロス「ほんでここを辞めて好き放題トレーナーと  り合っとけばええんや」



ナリタブライアン「なんだと」



タマモクロス「ウチがどんな覚悟で走っとんか見せたる。まあ精々頑張りや」



テイエムオペラオー「誰と走ろうと勝つのはボクさ!次の舞台が楽しみで仕方ないよ!」

230: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 19:17:50.52 ID:U2dlolg/0
トレーニング場にて



キングヘイロー「なんだか昨日までと違いますわね」



ハルウララ「凄いやる気があるみたい!」



ブラトレ「新しいアイデアがあったんだがそれが良かったみたいだな。やる気も出て大成功だ」



ハルウララ「すごーい!」



キングヘイロー「そのアイデアを私達にも活かして欲しいですわ!」



ナリタブライアン(覚悟か、最近の私には欠けているものだった)



ナリタブライアン(トレーナーのことで頭が一杯だった。今もトレーナーのことを考えているがレースのことも考えている)



ナリタブライアン(オペラオーにタマモクロス。倒すべきライバルも増えてきたな)



下2 次にどうなるか

231: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 19:26:48.35 ID:N5QgUK45o
「そういえば街に新しく美味しいと噂の焼肉屋が出来たらしいわ、誰か食べに行って一流に相応しい味か教えてくれないかしら」と、それとなくトレーナーにブライアンとのデートに行くよう発破をかけるキングヘイロー

232: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 19:33:55.34 ID:hz6zgfDP0
タマモクロスとオペラオー以外
ちょっとやばめのやつしかいませんねえ
安価は上で

233: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 19:50:36.82 ID:U2dlolg/0
トレーニング後



キングヘイロー「そういえば街に新しく焼肉屋が出来たらしいわね」



ナリタブライアン「肉」



キングヘイロー「美味しいと聞いてるけど所詮は噂。誰か食べに行って一流に相応しい味か教えてくれないかしら」



ナリタブライアン「聞いたかトレーナー、肉だぞ」



ブラトレ「聞いてはいたが四人で焼肉となると金が掛かる」



キングヘイロー「私は一流に相応しいか気になるって言ったのよ。行きたいとは言ってないわ」



ハルウララ「ブライアンちゃんと二人で行ってきてよ!」



ブラトレ「ああ……そういうことか」



ナリタブライアン「肉、肉肉」

234: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 19:56:30.12 ID:U2dlolg/0
二人は焼き肉デートに向かいました



キングヘイロー「ブライアンはちゃんと外出届けを出して行ったわね」



ハルウララ「ちゃんとデートできるかな?」



キングヘイロー「トレーナーさんは気付いているようでしたけど、ブライアンさんはどうでしょうね」



ハルウララ「ブライアンちゃんってトレーナーさんのこと好きなんだよね?」



キングヘイロー「自分の気持ちに気付いていない可能性はありますわね」



ハルウララ「……ついて行ってみる?」



キングヘイロー「後を付けるなんて一流のすることじゃないわ。けど見張りなら問題ありませんわね」



ハルウララ「よし!じゃあ遠くから見守ってみよう!」



下2 デート中どうなってるか

236: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 20:04:52.24 ID:wTsMMPaG0
DQN達がブライアンにウザ絡みしてきて喧嘩一歩手前になるがトレーナーが助けていい感じに。

237: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 20:24:50.55 ID:U2dlolg/0
焼き肉屋前



ブラトレ「行列ができているな」



ナリタブライアン「肉」



ブラトレ「オープン記念で大幅な割引きをやっているのか。これは混むのも仕方ないな」



ナリタブライアン「肉肉」



ブラトレ「ちょうど夕食の時間帯なのも悪かった。暫く並ぶと思うが構わないか?」



ナリタブライアン「肉」



ブラトレ「そうか、なら待っていよう」



キングヘイロー(あれで会話できてますの?)



ハルウララ(二人だからできているんじゃないかな)

238: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 20:35:56.97 ID:U2dlolg/0
DQN1「お、ウマ娘じゃん!」



DQN2「ウマ娘の癖に男連れかよ、何様だお前」



ナリタブライアン「……」



DQN1「無視してんじゃねえよクソアマ!」



DQN2「なんだよお前調子乗ってる系?」



ナリタブライアン「……」ギリッ



ブラトレ「すいませんやめてもらいませんか?」



DQN1「ああ?正義面してんじゃねえよ」



DQN2「関係ねえ奴は引っ込んでろ」



ブラトレ「彼女は私の大切な人ですから」



DQN1「お前みたいなのが彼氏な訳ねえだろ」



DQN2「お前からやってやろうか、ああん?」



ブラトレ「できるものならどうぞ」



DQN1「舐めやがって、この野郎が!」

239: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 20:43:05.75 ID:U2dlolg/0
DQN2「痛い目見ないとわかんねぇ……」グッ



DQN2(なんだコイツ、見た目の割に重い。厚着とかそんなレベルじゃねえぞ)



ブラトレ「……」



DQN2(まさか全部筋肉か?そういや脚も細くねえ)



DQN2「チッ、行くぞ」



DQN1「ああ、なんでだよ一発わからせてやれよ」



DQN2(おいバカ、こいつの体よく見ろ)



DQN1(あ……?)



DQN2(総合か何かやってるぞコイツ。ただ者じゃねえ体してやがる)



DQN1(マジかよ二人がかりでも勝てねえのか?)



DQN2(やるならお前がやれ、俺はごめんだからな)

240: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 20:45:38.77 ID:U2dlolg/0
ナリタブライアン「喧嘩を売ったと思ったら逃げていったぞ」



ブラトレ「威勢がいいだけのバカだったな」



ナリタブライアン「折角の気分が台無しだな」



「……」



ブラトレ「周りの視線も痛いな、残念だが今日はやめておこう」



ナリタブライアン「そうか……」



キングヘイロー(ブライアンさんそこは押すところですわよ!)



ハルウララ(トレーナーさんの家に行きたいって言えば一発だよ)



下2 このあとどうしたか

242: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 20:54:53.72 ID:rhFUR23z0
まだ帰りたくないブライアンが赤らめながらトレの服の袖を摘む
なんやかんやでトレーナーの家にお邪魔することになった

244: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 21:04:48.52 ID:U2dlolg/0
ブラトレ「他の所で食べるかもう帰るかだな。ブライアンはどうしたい?」



ナリタブライアン「ん……」ぎゅっ



ブラトレ「ブライアン?」



ナリタブライアン「か……帰りたく……ない」



キングヘイロー(いったーーー!)



ナリタブライアン「ト、トレーナーの家……ここから……近い……?」



ハルウララ(ここまでかなキングちゃん)



キングヘイロー(あえっ?!)



ハルウララ(もう大丈夫だから後はそっとしておこうよ)



キングヘイロー(そそそ、そうね!お節介もここまでよね!)



ハルウララ(頑張ってねブライアンちゃん!)

245: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 21:07:50.41 ID:U2dlolg/0
ブラトレの部屋



ナリタブライアン(本当に来て、しまった)



ブラトレ「コンビニの弁当なんかで良かったのか?」



ナリタブライアン「あ、ああ」



ブラトレ「ブライアンがいいならそれでいいんだけどな」



ナリタブライアン(どうする?本当にどうしたらいいんだ?なにをするのが正解なんだ?)



ブラトレ(さて、どうしたものか……)



ナリタブライアン(あああああそこら中からトレーナーの匂いがあああああ)



下2 部屋でどうなったか

247: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 21:15:24.31 ID:GrNxIS7f0
トレーナーが飲み物取りに行ってる間にシャツの匂いとか嗅いじゃう

248: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 21:23:51.31 ID:U2dlolg/0
ブラトレ「とりあえず食事にしよう。箸はあるが飲みものが無いな、少し待っててくれ」



ナリタブライアン「……」



ナリタブライアン(これはマズい。部屋の中がこんなことになっているだなんて思わなかった)



ナリタブライアン(トレーナーの匂いしかしない。トレーナーの匂いしかしないんだ)



ナリタブライアン(ん、なんだこれは?)



ナリタブライアン(シャツ……トレーナーが着てたシャツ)



ナリタブライアン(トレーナーのにおいがする)



ナリタブライアン(少しだけ、ほんの少しだけ借りるだけだ)

249: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 21:25:59.35 ID:U2dlolg/0
ナリタブライアン(んぐぁぁぁぁぁぁ)クンクン



ナリタブライアン(これはマズイ。止まらない。止められない)



ナリタブライアン(トレーナートレーナートレーナートレーナートレーナートレーナートレーナートレーナートレーナートレーナートレーナートレーナートレーナー)



ナリタブライアン(止まらない止まらない止まらない止まらない。止められない)



ナリタブライアン「ふううううううううう」



ブラトレ「本当に……どうしたものかな」



下2 ブライアンはどうなったか

251: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 21:34:43.22 ID:OcgGyEbH0
シャツを着ちゃった

253: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 21:42:57.89 ID:U2dlolg/0
ブラトレ「……トイレに行ってくる」



ナリタブライアン「んぐっ」



ナリタブライアン「はあはあはあ」



ナリタブライアン「シャツ、トレーナーのシャツ」



ナリタブライアン「いまトレーナー居ないから。なんでもしていいぞこれは」



ナリタブライアン「着る、シャツを。もう着てやるからなコイツ」



ナリタブライアン「ふうううううううう」

254: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 21:50:33.24 ID:U2dlolg/0
トイレの中です



「ふううううううううう」



ブラトレ「どうするのが正解なんだこれは」



ブラトレ「学生相手に手を出すのは犯罪だ。せめて学園を卒業してからでないとな」



ブラトレ「俺は手を出すつもりは無いが……ブライアンがどうなるか」



ブラトレ「説得に応じればいいが、力づくで来られると勝てない。人間はウマ娘には勝てない」



ブラトレ「最後の一線を越えることだけは避けたい……」



「おおおおおおおおおお」



下2 どうなった?

256: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 21:53:12.63 ID:N5QgUK45o
色気より食い気作戦
冷蔵庫に残ってる食材をすべて放出して満腹からの寝るコンボを狙う

257: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 22:04:38.40 ID:U2dlolg/0
ごちそうが並ぶ



ブラトレ(こうなれば色気より食い気だ、満腹にさせて寮に帰そう。それしか無い)
 



ナリタブライアン「美味いなこれは」



ブラトレ「キャンプで人気のスパイスがあったからそれを使ったんだ」



ナリタブライアン「肉の味が引き立てられて美味い」



ブラトレ「コンビニ弁当はまた今度俺が食う。だからブライアンは好きなだけ食べてくれ」



ナリタブライアン「遠慮はしないからな」



ブラトレ(冷蔵庫にあった食材を全て使った。これでブライアンも満足してくれるだろう)

258: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 22:08:39.01 ID:U2dlolg/0
食事後



ナリタブライアン「美味かった」



ブラトレ「満足したか?」



ナリタブライアン「それなりにはな」



ブラトレ(あれで満腹にはならないのか……)



ナリタブライアン「ん、もうこんな時間か」



ブラトレ「そ、そうだぞ遅くなる前に寮に帰るんだ」



ナリタブライアン「丁度いい、手伝ってくれトレーナー」



ブラトレ「なにをだ……?」



ナリタブライアン「日課のストレッチだ。普段はちゃんと一人でやっているが、トレーナーがいるんだから当然助けてくれるな?」



ブラトレ「……」



ナリタブライアン「『しっかり』手伝ってくれよトレーナー」



下2 どうなる?

260: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 22:13:02.47 ID:GrNxIS7f0
めちゃくちゃ密着した状態でストレッチをしてお互いドギマギ状態

261: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 22:48:03.31 ID:U2dlolg/0
ストレッチ中




ナリタブライアン「ん、んっ」



ブラトレ(これは予想できなかった。こんなことになるとは思わなかった)



ナリタブライアン「ふぅ……」



ブラトレ(いつも通りのストレッチなのにこれは良くない。余計な事も考えてしまう)



ナリタブライアン「ぁん……」



ブラトレ(変な声を出さないでくれブライアン)



ナリタブライアン「トレーナー……」



下2コンマ

奇数 説得
偶然 少しだけなら
ゾロ目 うまぴょい

263: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 22:51:26.11 ID:8zyOampzo
流石にもう出ねーたろ

267: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 23:02:32.65 ID:U2dlolg/0
翌日、早朝。寮にて



ガチャッ



モブA「あ、お帰り!昨日のことはキングに聞いてるから安心して!」



モブA「夜に帰ってきたことにしてあるから大丈夫!一緒に朝練しに行こ!」



ナリタブライアン「そうだな」ツヤツヤ



モブA「トレーナーさんの家に泊まるだなんて大胆じゃん!結構やり手だったんだね!」



ナリタブライアン「手より良かった」ツヤツヤ



モブA「うんんん?」



ナリタブライアン「指より硬くて」ツヤツヤ



モブA「さあグラウンドに行こっか!」

268: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 23:08:15.13 ID:U2dlolg/0
同時刻、キングとウララ



キングヘイロー「トレーナーさんからメールが来たわよ」



ハルウララ「今日は体調不良で指導に来れないって!」



キングヘイロー「ウララさん、これってあれかしら?」



ハルウララ「うまぴょいしちゃったんだね!」



キングヘイロー「そうよね、夜中まであれを踊っていたのよね」



ハルウララ「これでブライアンちゃんも安定しそうだね、良かった~」



キングヘイロー「今日ブライアンさんとどんな顔して会えばいいのかしら」



ハルウララ「トレーナーさんのお見舞い行こうよ!きっと立てないくらいに疲れてると思うから!」



ハルウララ「あ、立つっていうのはね体だけじゃなくて」



キングヘイロー「さあーーーーてもう一眠りして今日も一日頑張りますわよ!!」



下2 この後どうなったか

270: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 23:16:49.63 ID:aqrTCIac0
うまぴょいして絶好調なナリブはトレーニングをいつもの三倍やり遂げた

271: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 23:28:08.59 ID:U2dlolg/0
トレーニング中



ナリタブライアン「うおおおおっ」



キングヘイロー「凄いやる気と勢いね。いつもの三倍は効率が良いわよ」



ナリタブライアン「まだだ、もっとやるぞ」



キングヘイロー「オーバーワークは禁止ですわよ」



ナリタブライアン「今日の私は誰にも止められない。怪我なんかするはずが無い」



キングヘイロー「鬼気迫るものを感じますわ。明らかに今までのブライアンさんとは別人ですわね」



キングヘイロー「このやる気と気持ちが私にも宿れば私はもっと伸びます。ブライアンさんのはいいヒントになりそうですわ」



キングヘイロー「できればウララさんにも見せたかったですけど、大事な用があるから仕方ありませんわね」

272: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 23:32:44.92 ID:U2dlolg/0
トレーナーの部屋



ハルウララ「トレーナーさん大丈夫?骨は折れてない?」



ブラトレ「問題、無い」



ハルウララ「ブライアンちゃん手加減しなかったでしょ。トレーナーさんが鍛えてなかったら腰折れちゃってたよ」



ブラトレ「拒否できなかった、俺が悪い」



ハルウララ「五歳のウマ娘の子が人間を襲った事件があったでしょ?力じゃ絶対に勝てないんだからね」



ブラトレ「今回ので、よくわかった」



ハルウララ「私たちは痛みにも強いんだから躊躇なんかしないよ。次から嫌だったらちゃんと断らないといけないからね!」



下2 ブライアン側かトレーナー側で起こったこと

274: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/16(月) 23:56:13.98 ID:GrNxIS7f0
理事長とたづなさんがブラトレに調子はどうか訪ねて来る。
トレーニングに使える差し入れを貰う

275: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 00:12:39.89 ID:cDRltX9K0
ピンポーン



ハルウララ「私出てくるからトレーナーさんはそこで寝てて!」



ブラトレ「いや、大丈夫だ。来たのは、あの人だ」



駿川たづな「あらハルウララさんもお見舞いにいらしてたんですね」



ハルウララ「あ……」



駿川たづな「お見舞いに色々持ってきました。よければトレーニングにも使ってあげて下さい」



ハルウララ「ちょっと部屋に入るのは待ってて!トレーナーさん今、少しあれだから!」



ハルウララ(今のうちに消臭スプレーをかけないと!)



駿川たづな「大丈夫ですよハルウララさん。ですが少し席を外していてもらえますか?」



ハルウララ「本当に大丈夫なの?」



駿川たづな「トレーナーさんとナリタブライアンさんと仲が良いのはいいことです」



ハルウララ「トレーナーさんの味方なの?」



駿川たづな「そこも含めた話し合いです」

276: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 00:22:47.75 ID:cDRltX9K0
電話を繋ぎました



秋川理事長[反省っ。誠に申し訳ない]



ブラトレ「理事長はなにも悪くありません」



秋川理事長[私が居ない間に何が起こったのか全て聞いた。頭を下げることしかできない]



駿川たづな「理事長代理はベテラントレーナーの言いなりになったままです」



秋川理事長[私はすぐに帰ることはできない。電話で注意したとしても効果があるとは思えない]



ブラトレ「私は学園を去る覚悟はあります」



駿川たづな「それだけは絶対にやめて下さい!」



ブラトレ「自分の身は自分で守ります。理事長も無理をなさらず自分の仕事を優先して下さい」



秋川理事長[我が学園の職員を守れず理事長は名乗れない!]



駿川たづな「ですが今回のことは非常に難しいですよ。ブラトレさんを守るなら他のトレーナーを守れなくなります」



駿川たづな「ブラトレさんを敵対しているのは上位15名のウマ娘のトレーナーです。単純に考えて14人以上のトレーナーが絡んできます」



ブラトレ「トロッコ問題に近いですね。理事長、自分とその他のトレーナーなら守る方がどちらかは明白ですよね」



ブラトレ「自分は環境が変わってもブライアンを支えます。どうかそれだけは許して下さい」



下2 理事長のセリフか行動、もしくは起こったこと

278: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 00:31:52.94 ID:CJqGE+QOo
依頼! ブラトレ君が自身の有能さを示す事でベテトレに付いている奴らの目を覚まさせてやってくれないだろうか!(チームメンバーを勝たせまくる)

284: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 13:47:29.22 ID:xSyQGUmVO
秋川理事長[依頼っ! 君が自身の有能さを示す事でベテラントレーナーに付いている奴らの目を覚まさせてやってくれ!]



駿川たづな「ブライアンさん達を勝って勝って勝たせるんです!」



ブラトレ「それで目が覚めるのでしょうか」



秋川理事長[彼らを試すためでもある!これで目が覚めなければ学園には不要っ!]



駿川たづな「もちろん私達がサポートします。増設中の最新式のトレーニング施設も特別に使ってもらいます」



ブラトレ「特別扱いはいりません」



秋川理事長[特別ではなく優秀なトレーナーへのご褒美!今の学園で当てはまるのは君だけだ!]



駿川たづな「ベテラントレーナーの言いなりになっているトレーナーはとても優秀とは言えません」

285: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 13:53:48.76 ID:xSyQGUmVO
ブラトレ「サポートというのは理事長の協力も有るということですよね?」


秋川理事長[もちろん協力するぞ!]



ブラトレ「では早速一つお願いしたいことがあります。近くテイエムオペラオーが主催するレースがあるんですが、そのレースを見ていて下さい」



ブラトレ「ただ見るのではなくレースが終わったあと、全てを見ていたと付け加えて下さい」



駿川たづな「使用申請が出ているレース場には大型スクリーンがあります。そこに理事長の映像を映せますよ」



秋川理事長[了解っ!オペラオーのレースに勝利し、その実力を見せつけてやれ!]



駿川たづな「トレーニング施設は今日からお使い下さい。良い結果が出ることを期待しています」



下2 トレーニング中起こったこと

286: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 13:59:31.74 ID:hGLLzH+uO
トレセン学園の外れの開かずの物置に偽装されていたトレーニングルーム
キングヘイローも舌を巻く最新式のトレーニングマシンが揃っている

287: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 14:23:19.31 ID:hwp+OT7Io
>>286
負荷がエグかったりしてこれは信頼できるトレーナーがいないと逆に危険な物も多い
大っぴらに使わせられない訳だ

288: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 14:35:53.14 ID:29meGSHW0
謎の倉庫にて



ハルウララ「すっごーーい!」



ナリタブライアン「見たこともない機械ばかりだな」



キングヘイロー「一流の私だから知っていますけど、これは超がつく最新式のトレーニングマシンですわよ!」



ナリタブライアン「これだけのものを隠している意味がわからない。何か裏があるぞ」



ブラトレ「裏というか表に出せない理由はある。キングは知っているか?」



キングヘイロー「勿論ですわ。これら全てのマシンの効果は素晴らしいですが負荷も凄まじいですの」



キングヘイロー「一流のトレーナーが見ていてくれないとかえって身体を壊すでしょうね」



ハルウララ「じゃあトレーナーさんがいるから大丈夫だ!」



ナリタブライアン「そうだな」

289: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 14:41:44.02 ID:29meGSHW0
ブラトレ「理事長が長期出張に出ているのはこれが理由だ。学園のトレーナー全てにこれを使いこなして欲しいと言っていた」



ブラトレ「その為のマニュアル作りと実際にこれを使用しているトレーナーの話しを聞き、特別資料を製作しているそうだ」



ブラトレ「このマシンを使うにはよく身体をほぐしておかなければいけないが、もう準備は済んでるな?」



ハルウララ「たっぷり柔軟してきたよ!」



キングヘイロー「ストレッチも一流にこなしてきましたわ!」



ナリタブライアン「私も準備はできている」



ブラトレ「俺たちにできることは走ることだけだ。権力やつまらないことに必死な奴らの目を覚まさせてやろう」



下2 ブラトレかウマ娘側で起こったこと

290: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 15:49:15.27 ID:wKNVKlamo
タマちゃん
最近いらん事(権力争い)ばかり心配している自分のトレーナーにイライラしつつオグリとかとトレーニングしてる

291: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 15:53:23.53 ID:/7Oop1xC0
↑でクリークとイナリワンも一緒

292: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 16:04:39.08 ID:29meGSHW0
学園内トレーニング施設にて



タマモクロス「だぁーーもうイライラする!あのボケトレーナー、とうとうトレーニングまで来えへんやないか!」



オグリキャップ「私がいるじゃないかタマ」



タマモクロス「そういう問題やないねん!」



イナリワン「うちのトレーナーも権力争いに必死とは情け無いよ」



スーパークリーク「トレセン学園のトレーナーは簡単にはなれませんから。どんなことをしても残りたいんでしょうね」



タマモクロス「それで権力争いに必死ってか?そんなん自分に実力が無いって言うてるのと変わりない!」



イナリワン「勝って名を上げとけきゃクビになる心配なんか無いっての」



スーパークリーク「自分に自信がない人が多いみたいねえ」

293: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 16:10:37.16 ID:29meGSHW0
タマモクロス「ブライアンとこのトレーナーにやっとることはイジメや。うちのトレーナーはなんでそれに加担しとるんや!」



タマモクロス「あのボケーーー!担当切ったるからな!」



オグリキャップ「そんなことをして大丈夫なのか?」



タマモクロス「トレーニングにもロクに来えへん奴なんかいるかぁ!こっちから願い下げや!」



スーパークリーク「タマちゃんみたいに言える子は何人いるかしら」



タマモクロス「どういう意味や?」



イナリワン「トレーナーと離れたくないから協力するウマ娘も多いって話しさ」



スーパークリーク「噂ではブライアンさん達をレースで妨害するとか」



タマモクロス「終わってんなソイツら。もう二度とレースでは勝たれへんわ」

294: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 16:16:09.60 ID:29meGSHW0
オグリキャップ「トレーナーは大切だが間違ったことをしているなら正す必要がある。それがウマ娘とトレーナーの関係だ」



イナリワン「オグリが言うと説得力あるねぇ」



スーパークリーク「このままではブライアンさん達はここを去ってしまいます」



タマモクロス「それは許さん、あのボケはウチがレースで叩きのめすんや!」



イナリワン「叩きのめす前に終わっちまいそうだけどな」



タマモクロス「なんやとお前も協力せぇや!」



イナリワン「なにをどうすればいいのか言ってみな!」



スーパークリーク「ここで揉めてもなにも解決しませんよ」



オグリキャップ「……」



下2 オグリのセリフや行動、起こったこと

296: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 16:26:53.82 ID:bo14xcb30
私はトレーナーとの関係は良好だ。
権力だとかには興味はなく私にしか興味ないらしい。
クリークとイナリの所はどうだ?

297: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 16:50:25.00 ID:xSyQGUmVO
オグリキャップ「私はトレーナーとの関係は良好だ、権力だとかには興味はなく私にしか興味ないらしい」



オグリキャップ「クリークとイナリの所はどうだ?」



イナリワン「タマと同じ。この場に居ない時点でアレだから」



スーパークリーク「私も残念ながらそうですね…」



タマモクロス「ウチらの為の学園やのにウマ娘に負担かけるってどういうことやねん!」



オグリキャップ「よくないことなのは確かだ」

298: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 16:53:26.99 ID:xSyQGUmVO
スーパークリーク「いっそのことオグリさんのトレーナーさんにお世話になるのがいいかもしれませんね」



イナリワン「その話し乗った!」



タマモクロス「ライバルと同じトレーナーに鍛えられるのは悪くないな。フェアな勝負ができる!」



オグリキャップ「一度に三人も増えるのか、トレーナーは何て言うだろうか」



オグトレ「……」



タマモクロス「噂をしとったら来たみたいやで。話し聞いてみようや!」



下2 オグトレの反応は

301: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 17:57:19.09 ID:xSyQGUmVO
追加安価


オグトレの特徴や性格。下1

302: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 18:01:04.30 ID:l+Jj6icQO
見た目や口調は飄々とした自由人
ただし、自分の信念を曲げることはせず、上にも媚びない

303: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 19:16:54.47 ID:cDRltX9K0
オグトレあらわる



オグトレ「悪い遅れた」



オグリキャップ「いつものことだ気にしていない」



タマモクロス「今日はなにをしとったんや?」



オグトレ「動画見てたら時間が経ってたんだよ。去年の有マは何度見ても熱くなるな」



イナリワン「時間を守ることの方が少ないトレーナーって普通ダメだって」



スーパークリーク「でもその実力は本物です。芝とダートを走るオグリさんのサポートを確実に行ってますから」

304: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 19:21:33.79 ID:cDRltX9K0
タマモクロス「なあオグトレ話しがあんねん。ウチらの面倒見てくれへん?」



オグトレ「え、嫌だけど。オグリキャップにしか興味無いし」



イナリワン「そこをなんとか!」



スーパークリーク「思いつきで言っているんでは無いんです。いま学園でややこしいことが起こってますよね?」



オグトレ「興味無いから知らない。俺はオグリを育成することしか考えてないから」



オグリキャップ「私にとって悪い話しじゃないんだ。タマもイナリもトレーナーが育ててれば大きく伸びる」



オグリキャップ「強力なライバルと走る私の姿はどうだろうか」



オグトレ「おお…そいつはいいな。想像するだけで  ちまうよ」



イナリワン「な……!」



スーパークリーク「あらまあ」

305: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 19:26:10.82 ID:cDRltX9K0
イナリワン「へ、変態!変態は消えな!」



タマモクロス「コイツのは今に始まったことと違うで。オグリの走り見てズボン盛り上がっとるんやからな」



オグリキャップ「私も最初は戸惑ったが害は無い」



スーパークリーク「普通そういうことは口にしませんよ?」



オグトレ「他人がどうかは知らん。俺の指導を受けるなら我慢しろ」



イナリワン「どどどどうする、どうすんだよぉ」



スーパークリーク「私はお願いしたいです」



タマモクロス「ウチもトレーナーになって欲しいわ。善は急げって言うからあのボケに三行半叩きつけてきたるわ」



イナリワン「ええ、うう……」



下2 タマモクロスの所はどうなったか

307: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 19:37:52.27 ID:JSjbCXFm0
討論になるが意見が合わずタマモがキレて結局決別しタマモはオグトレの元に

308: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 19:44:11.62 ID:cDRltX9K0
学園某所



タマトレ「なんで今更切るって言うのさ!」



タマモクロス「お前とはやってられんからや」



タマトレ「僕のトレーニングは間違っていなかったはずだ!」



タマモクロス「そうやな」



タマトレ「だったらどうして?!」



タマモクロス「お前に愛想が尽きたからや。今日トレーニングに来えへんかった理由はなんや?」



タマトレ「僕にも仕事があるんだ!」



タマモクロス「質問に答えろやクソボケ!お前らがくだらんことしとんのは知っとんや!」



タマモクロス「そんなに保身が大事やったら担当なんか持たんと一生ゴマ擦っとけ!!」

309: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 19:49:14.58 ID:cDRltX9K0
タマトレ「好き勝手言いやがって……!走るだけの気楽なウマ娘に僕の気持ちがわかるはずない!」



タマトレ「上司に逆らえばクビになるんだ!それが社会なんだ!我儘言うのもいい加減にしてくれ」



タマモクロス「おい今なんて言うた」



タマモクロス「走るだけ?気楽?」



タマモクロス「殺すぞ」



タマトレ「ひ……!」



タマモクロス「ウチらは人生をかけて走っとる。ここで終わってもええって気持ちで走っとるんや」



タマモクロス「メジロのアイツなんか走らんでも人生勝ち組や。それやのにボロボロの脚でまだ走っとる」



タマモクロス「舐めるのもええ加減にせえ……ほんまに殺す前にウチの前から消えろ」



タマトレ「た、タマ……」



タマモクロス「馴れ馴れしく名前を呼ぶなクソボケ!」

310: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 19:53:08.50 ID:cDRltX9K0
タマモクロス「……悪い奴では無いのは知ってる。けどそれだけや」



タマモクロス「トレーナーとしての資格が無い。あんなヘタレな奴はなにやっても無理や」



タマモクロス「今回のことが無くてもあんな奴クビになって終わりや。ほんまにアホやで」



タマモクロス「これでスッキリしたわ、遠慮なくオグリのとこで世話してもらおか」



タマモクロス「オグリだけやなくてブライアンもおる。まだまだ楽しませてもらうで!」



下2 オグトレ側で起こったこと

314: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 20:03:18.15 ID:vs4At7+Zo
トレーナーの下を離れたウマ娘が出てき始めた事がテイオートレにも伝わり始める

315: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 20:18:02.68 ID:cDRltX9K0
学園某所にて



テイオートレ「また担当が切られただなんて…ウマ娘の子は何を考えているのかしら」



テイオートレ「自分にとってプラスにならないのに。そんなことをしたら目をつけられて……」



テイオートレ「私もテイオーに切られたらクビも切られるかも。嫌だそんなこと嫌だ」



テイオートレ「嫌だ嫌だ……ここは絶対辞めたくないぃぃ…!」



トウカイテイオー「……」



テイオートレ「テイオー…私、ごめん……ダメなトレーナーだよね……テイオーのこと……」



テイオートレ「ごめんなさい…なんでもするから担当を切らないで……私の前から居なくならないで……」



トウカイテイオー「大丈夫だよトレーナー。ボクはキミを裏切ったりなんかしないから」

316: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 20:23:56.81 ID:cDRltX9K0
トウカイテイオー「ボクもトレーナーが居ないと生きていけないんだ。絶対に離さない」



トウカイテイオー「一生離さない。拒否したって無駄だからね」



テイオートレ「うん、うん……」



トウカイテイオー「ボクはどうすればいいのかな?」



テイオートレ「私の前から居なくならないで…」



トウカイテイオー「それから?」



テイオートレ「私にはテイオーが居てくれればそれでいいのぉ……」



トウカイテイオー「もうキミを一人にしないからね」



テイオートレ「うううぅ…」



トウカイテイオー(絶対に許さない。トレーナーをこんなにした奴らを全員地獄に落としてやる)



下2 次にどうなったか

318: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 20:38:10.66 ID:JSjbCXFm0
タマ同様イナリワンとクリークも自身のトレーナーと決別してオグリトレのチームに加入していた

319: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 20:48:17.40 ID:cDRltX9K0
トレーニング場にて



タマモクロス「結局みんなトレーナーとは別れたんやね」



イナリワン「あんな勘違い野郎とは続けられないね!」



スーパークリーク「リスクはありましたけど最善を考えるとこうなりました」



オグリキャップ「これから賑やかで楽しそうだ」



オグトレ「当分の間はオグリのトレーニングを全員でやってもらうがそれでいいんだな?」



タマモクロス「かまわへんで、オグリと一緒のメニューやったら妥協も無いしな!」



イナリワン「ダートのトレーニングの時は自主練しとくし」



スーパークリーク「こっちは後回しにしてもらって構いませんよぉ」

320: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 20:52:39.22 ID:cDRltX9K0
トレーニング中



イナリワン「キッツいなぁこれ…!」



タマモクロス「限界まで追い込むのがオグトレ流やからな…」



スーパークリーク「負荷もちゃんと考えられていて素晴らしいトレーニングですね」



オグリキャップ「ふぅ、ふぅ……」



オグトレ「よかったぞオグリ!小休憩のあとは坂路だ!」



イナリワン「けどよお、あれはやっぱ気になるって」



スーパークリーク「立派なテントが張られていますね」



タマモクロス「オグリも言うてたけど害は無いんや、慣れればどうってことない!」



イナリワン「慣れたくねえ~……」



下2 ブラトレ側かオグトレ側で起こったこと

322: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 21:04:03.77 ID:CJqGE+QOo
暖まったオグリがジャージ上脱いで下着が透けているのを目撃してオグトレ反応を警戒しワタワタするも無反応というかテント撤収してる(ノット賢者モード)
なんつーか…マジモンか…

324: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 21:17:02.63 ID:cDRltX9K0
オグリキャップ「今日は少し暑いな。ジャージは脱ごう」



タマモクロス「…ん?」



スーパークリーク「オグリさん下着が透けてますけど…」



イナリワン「おいおいこんなのトレーナーが見たら……!」



オグトレ「……」



イナリワン「む、無視…?」



スーパークリーク「オグリさんの透けている下着って結構セクシーなものですよね」



タマモクロス「前にウチと買いに行ったヤツや。こういうのも一つくらい持っとけっていうて買わせたんよ」



イナリワン「本当に興味無いのか…マジもんだなこりゃ」

325: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 21:26:04.05 ID:cDRltX9K0
オグリキャップ「以前に着替えの最中を見られたことがある。だがトレーナーの下半身は無反応だった」



オグリキャップ「トレーナーは私の走りでしか興奮しない」



イナリワン「言ってることはオカシイんだけど安心できるっていうな」



スーパークリーク「私達の走りでも興奮することはあるんでしょうか?」



オグリキャップ「無いはずだから安心して欲しい」



タマモクロス「テント張るくらいどうってことないんや!  せるくらいの走りを見せたるからな!」



イナリワン「ええ…それはどうなんだよぉ」



スーパークリーク「言いたいことはわかりますからいいじゃないですか」



下2 ブラトレ側で起こったこと

327: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 21:51:08.48 ID:JSjbCXFm0
ブラトラがキングとウララの指導してる最中ブライアンが嫉妬の炎に燃えながらもトレーニングをこなしていた

328: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 22:07:48.47 ID:cDRltX9K0
謎の倉庫にて



ハルウララ「トレーナーさーーん!これどう使ったらいいかわかんない!」



ブラトレ「ダート用の機械は俺も詳しくないんだ」



キングヘイロー「これは私の方がよく知ってますわよ。以前詳しく調べたことがありますの」



ブラトレ「ウララの為に調べたのか?」



キングヘイロー「う!」



ハルウララ「そうなのキングちゃん?私のこと考えてくれてて嬉しいなー!」



キングヘイロー「ウララさんの為ですから……そんな、あう」

329: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 22:12:25.62 ID:cDRltX9K0
ナリタブライアン「私を優先するという話しはどうなったんだ。トレーナーの悪い所が出ている」



ナリタブライアン「新しい機械があればそれに食い付く気持ちはわかるがトレーナーは私のものだ」



ナリタブライアン「ふん、好きなだけ騒いでいろ」



ブラトレ(よしよしブライアンは熱心にやっているな。コイツは少し嫉妬させておくくらいが丁度いい)



ブラトレ(嫉妬させ過ぎると襲われてしまうから加減が難しいが慣れるしかない。適度に飴をやればいいはずだ)



ブラトレ(ブライアンには仲間が必要だったんだ。それに気付かせてくれたキング達には感謝だな)



ブラトレ(こうなった以上三人は育て上げてみせる。トレーナーとして妥協は許さない)



下2 このあとどうなるか

326: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 21:49:02.97 ID:yzOekK6bo
普段より全然トレーニング時間が短いのにクタクタになる三人

331: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 22:21:41.75 ID:0gLIwWP80
>>326

トレーニング終了後あまり構って貰えなかった反動かブライアンがぴったりくっついて離れなくなる

332: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 22:27:20.47 ID:cDRltX9K0
トレーニング後



ハルウララ「ひぃ、ひぃ……疲れたぁー!」



キングヘイロー「まだこんな時間なんですの?いつもより倍くらいやっていた気がしますのに」



ブラトレ「集中していたのもあるしこの機械が凄いのもある。いきなり長時間やるのはかえって逆効果だ」



ハルウララ「うんうん今日はもう無理ぃ~~」



ブラトレ「疲れているだろうが夜に柔軟はちゃんとやるんだぞ」



キングヘイロー「もし寝てしまってもちゃんと起こしてあげますわよウララさん」



ハルウララ「多分寝ちゃうからキングちゃんお願いねぇ~」

333: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 22:32:37.34 ID:cDRltX9K0
ブラトレ「なあブライアンもうトレーニングは終わったんだ」



ナリタブライアン「そうか」



ブラトレ「どうして俺から離れないんだ?」



ナリタブライアン「自分で考えろ」



ブラトレ「ここは学園なんだそういうのはよくない」



キングヘイロー「あらここは誰も知らないですし入ってこれませんわよ」



ハルウララ「向こうにシャワーもあるみたいだね」



ブラトレ「おい!」



ナリタブライアン「そうだなにを言っているんだお前は」



ブラトレ「わかってくれるなブライアン」



ナリタブライアン「コイツは汗を流さない方が好きなんだ」



ブラトレ「なにを言っているんだブライアン…?」



下2 この後はどうなるか

335: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 22:46:41.03 ID:SOfjJfRto
せめて今度のレースに勝ってから…と逃げる
結果言質を取られる

336: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 22:53:16.61 ID:cDRltX9K0
ブラトレ「やっと身体が治った所なんだ、せめて今度のレースに勝ってから……な?」



ナリタブライアン「そうか」



ブラトレ「ああそうだわかってくれたな?」



ナリタブライアン「レースに勝ったらいいんだな?」



ブラトレ「お…う」



ナリタブライアン「ふふふふふ」



ハルウララ「私達がいるのに気にしないのが凄いよね!」



キングヘイロー「ブライアンさんもトレーナーさんも本音を隠すタイプでは無いようね」



ハルウララ「トレーナーさんは 力剤と  は常備しなきゃね!あ、  っていうのは輪  じゃなくて」



キングヘイロー「さあウララさん部屋に戻りますわよ!」

337: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 22:58:09.44 ID:cDRltX9K0
ハルウララ「部屋に戻る前に一つ教えて!今度のオペラオーちゃんのレースってライブはある?」



ブラトレ「どう…だ。聞くのを忘れていたな」



ナリタブライアン「あったとしてもなんとかなる」



キングヘイロー「勝負服は無しでジャージと聞いていますから恐らくありませんわね」



ブラトレ(理事長が映し出されるモニターがあるからライブは可能だ。オペラオーのことだから即興でやり出すかもしれないな)



ハルウララ「聞きたいことは聞けたから後は仲良くしてて!」



ブラトレ「今日はもう寮に帰るんだ」



ナリタブライアン「ああ、この昂りをレースにぶつける。そしてその後にトレーナーにもぶつける」



キングヘイロー「ほんっとに大胆ですわね……一線を越えるとこうも変わりますのね」



下2 オペラオーレース前日に起こったこと

339: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 23:06:20.66 ID:H3vjaMkr0
オグトレチームと謎の交流会

340: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 23:18:58.70 ID:cDRltX9K0
例の焼き肉屋にて



タマモクロス「なんでこんなことになってんねん」



オグトレ「明日のレースに備えて肉を食うのは悪くはないなぁ」



ナリタブライアン「肉肉肉」



オグリキャップ「トレーナー!ここは食べ放題なのか?!」



タマモクロス「こっちとそっちに同じようなんがおってやりづらいねん!そっちはそっちでツッコんどけよ!」



ブラトレ「俺も肉を食うのは悪くないと思うがなぜこの面子なのか疑問に思っていた」



イナリワン「なんだいそっちが主催だって聞いてたよ」



キングヘイロー「誘ったのは私ですわ。この集まりには意味がありますのよ」



スーパークリーク「ぜひその意味をお聞かせください」

341: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 23:24:19.86 ID:cDRltX9K0
キングヘイロー「不本意ながら私のトレーナーの立場は良いものとは言えません。何が起こっているかは知っていますわね?」



ナリタブライアン「私のトレーナーだ」



タマモクロス「黙っとれやオノレぇ!」



ハルウララ「キングちゃんのお母さんが悪さをしてるトレーナーのことを知ってるんだって」



キングヘイロー「お母さまの力を借りれば事態は好転します。しかしそれが難しいのです」



イナリワン「なにそれ?まさか親から嫌われてるとかって?」



キングヘイロー「……」



イナリワン「え、ちょ、黙るなって」



キングヘイロー「残念ながら私とお母さまの関係は良好とは言えません」



イナリワン「えええぇ……」

343: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 23:30:16.22 ID:cDRltX9K0
キングヘイロー「私一人でお母さまに訴えたところで相手にされません。ですから皆さんに協力して欲しいんですの」



イナリワン「親から嫌われるって話しが強烈でなにも入ってこない」



スーパークリーク「協力とはなにをすればいいんですか?」



キングヘイロー「ひとまずこちらの味方をして欲しいんですの。私が嘘をついていないと証明してくれる人が多ければ多い程嬉しいですわ」



ナリタブライアン「肉肉!肉肉肉肉!」



オグリキャップ「肉が焼けるこの瞬間が堪らないんだ」



オグトレ「オグリの焼いた肉が食いたいな」



タマモクロス「この状況で話しができるわけないやろ。とりあえず腹ごしらえしてから続きやろか」



下2 この後どうなるか

345: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 23:44:35.13 ID:fk101Dcd0
何故か飲み物の中に酒があり飲んでしまい。
酔った勢いでナリブがブラトレに甘えだし。
オグリの食欲が普段よりも止まらなくなり、くりは前のトレーナーとは出来なかったでちゅね遊びをオグトレとやろうとしたり(オグトレは拒否)とカオスな状態になる

346: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 23:55:07.81 ID:cDRltX9K0
食事中



ナリタブライアン「なぁぁトレーナーぁぁもっと抱き締めて欲しいんだぁ」



ブラトレ「離れてくれブライアン…」



オグリキャップ「いつもより食べられる、満腹の向こう側にたどり着いたのかもしれない」



スーパークリーク「トレーナーさんは私の赤ちゃんなんですよ、忘れてただけなんですよね」



オグトレ「いや違うが」



イナリワン「お稲荷さんは!お稲荷さんを寄越しな!!」



タマモクロス「どないすんねんボケぇ」



キングヘイロー「炭酸水じゃなくてお酒でしたのねこれ…」

348: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/17(火) 23:58:25.16 ID:cDRltX9K0
タマモクロス「未成年で飲酒とかバレたら終わるからな?」



キングヘイロー「わざとじゃありませんわよ!」



タマモクロス「わざとやなくてもこんなことになってんねん!」



スーパークリーク「おしゃぶりを忘れてますよ~」



オグトレ「忘れてない」



オグリキャップ「ああ美味い、美味いなあ」



ナリタブライアン「トレーナーこの前みたいにキスしてくれ。もっと激しいのを私にして欲しい」



ブラトレ「やめてくれぇ…」



ハルウララ「……」



キングヘイロー「あ、あらウララさんも飲んじゃってましたのね」



ハルウララ「ーー」



下2 ハルウララのセリフか行動

350: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 00:01:31.61 ID:F//nARNco
レースも控えてる、程々に、しよ?
冷たい気迫に場は静まり返る

353: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 00:14:28.60 ID:BLmXwrno0
ハルウララ「あのねみんな、わざとじゃなくてもお酒を飲んじゃったことは仕方ないよ」



ハルウララ「けどね、レースも控えてるから程々にしとこ?」  



「「「……」」」



ハルウララ「今日のお金はキングちゃんが出すって言ってたけど半分は私もだすよ。だから協力して欲しいな」



タマモクロス「ウチらを金で買おうっていうんか?」



ハルウララ「レースに負けたら言うことを聞いてって言われる方とどっちが良かった?」



タマモクロス「ほぉん大した自信やな」



ハルウララ「こっちは絶対に負けないもん。でもこのままならちゃんとレースができないかもしれないんだよ」



タマモクロス「それは困る、なあトレーナー?」



オグトレ「オグリキャップの走りに支障が出ることは避けたいなぁ」



ハルウララ「じゃあ決まりだね。今日は来てくれてありがとう」

354: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 00:22:20.68 ID:BLmXwrno0
焼き肉を後にしました



キングヘイロー「さっきは助かりましたウララさん」



ハルウララ「ううんあれくらいなら平気だから」



キングヘイロー「明日のレースに支障が出ては本末転倒でしたわ。一流を名乗れなくなっていました」



ハルウララ「キングちゃんはいつでも一流だから大丈夫!」



キングヘイロー(ウララさんも皆さんと同じようにお酒を飲んでしまってましたのに顔色一つ変えないで凄いですわ)



キングヘイロー(たまたま飲んでいなかったのは私とタマモクロスさんだけでしたのに。本当に危なかったですわ)



キングヘイロー(ウララさんって本当……)



キングヘイロー(あれ……少し、違和感を覚えたような……)



ハルウララ「明日のレース楽しみだね~」



キングヘイロー「…ねぇウララさん、一つだけ確認していいかしら?」



ハルウララ「どうしたの?」



キングヘイロー「今日の焼き肉のお金は一体どうしたのか…少し気になりましたのよ」



下2 コンマ
奇数 内緒
偶数 幸運
ゾロ目 ※

356: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 00:23:28.02 ID:kOEip79s0
このウララ周回してるだろ

357: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 00:36:19.02 ID:BLmXwrno0
ハルウララ「聞いてビックリ!ちょっといいことがあったんだ!」



キングヘイロー「いいこと…?」



ハルウララ「風の強い日にお財布を拾って届けたんだけど、落とした人がお礼にって少しお金をもらったの!」



キングヘイロー「確か拾ったお金の一割はもらえるんでしたわね」



ハルウララ「何度も断ったんだけどもらって欲しいって言われたから、仕方なくもらったの」



キングヘイロー「そうですかなら良かったんですのよ」



ハルウララ「いい機会だから使えて良かった!これで私もスッキリしたよ」



ハルウララ「でも……ううん、ちょっと無理矢理かな。けどキングちゃんはなにも心配しなくていいよ!」

358: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 00:39:38.49 ID:BLmXwrno0
別の帰り道



ナリタブライアン「今日は恥ずかしい所を見せてしまった」



ブラトレ「酒を飲むと気が大きくなるって言うからな」



ナリタブライアン「トレーナーはそういうのは無いのか?」



ブラトレ「量を飲めば普通に酔う。あれくらいじゃなんともならない」



ナリタブライアン「大人は凄いんだな」



ブラトレ「明日のレースは重賞でもなんでもない学園内でのレースだ。しかし走る面子に不満は無い」



ブラトレ「俺たちがやってきたことが間違いじゃないことを証明するんだ」



ナリタブライアン「任せておけ、連中に私の走りを見せつけてやる」



下2 レース当日起こったこと

360: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 00:50:38.86 ID:Uo/xpeNdo
古臭い体制を打ち砕くため究極仕上げが進んでる世紀末覇王とまだ若いトレーナー
ボクの為キミの為友のため革命の狼煙をあげようじゃないか

366: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 14:59:59.14 ID:eaJHQ+Z80
レース当日



オペトレ「調子はどうだい我が覇王!」



テイエムオペラオー「言われるまでもなく絶好調さ!」



オペトレ「僕は幼い頃から舞台に憧れがあった。しかし残念ながら僕にはトレーナーという才能があってしまったのさ」



オペトレ「泣く泣くトレーナーとしての日々を過ごそうと思っていた矢先、キミという星に出会った!」



テイエムオペラオー「この出会いは運命であり宿命さ!」



オペトレ「いま学園の中には腐った空気が漂っている。それを全て打ち砕いて僕たちの舞台を見せつけてやるんだ!」



テイエムオペラオー「僕の為トレーナーの為友の為。革命の狼煙をあげようじゃないか!」



二人「「はーっはっはっはっ!!」」

367: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 15:03:48.49 ID:eaJHQ+Z80
学園内レース場にて



ナリタブライアン「いよいよ本番だな」



キングヘイロー「……」ブルっ



ナリタブライアン「これくらいで震えているのか」



キングヘイロー「武者震いでしてよ!緊張なんかしてません!」



ナリタブライアン「タマモクロスだけじゃない、オペラオーを始め全員が強力なライバルだ」



キングヘイロー「誰であろうと一流の私には関係ありません!もちろんブライアンさん相手でも全力ですわよ!」



ナリタブライアン「そうでないと困る。情け無い奴が同じチームに所属しているのは論外だからな」



下2 レース中どうなるか

368: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 15:23:11.96 ID:PMTGSlpzo
ベテトレの息の掛かったモブがコッソリブライアンの靴紐を解こうとするも隣の黄金船がゲート難発症しどさくさで不発に

370: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 15:45:36.40 ID:uWDLveC60
出走直前



モブ(言われた通りにやればいい。そうすれば私とトレーナーは離れ離れにならない)



ナリタブライアン「……」



モブ(運良くアイツの近くのゲートに来れた。スタートと同時に思いっきり靴を踏んでやる)



モブ(怪我をしても知らない、アイツが全部悪いんだ。アイツが居なくなれば終わるんだ)



モブ(トレーナーは私が守ってみせるから。もう悩まなくていいんだよ)



モブ(よし……やってやる!)

371: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 15:50:12.26 ID:uWDLveC60
ガチャンッ



モブ「よしっ!!」



ゴールドシップ「おぉーーー?!」



モブ「はっ?!」



ゴールドシップ「なんだよゴルシちゃんのゲートだけ開くの遅かったぞ!」



モブ(なにを言ってるのコイツ?!そんなわけ無い……)



ドドドドドド…



モブ(あぁーーーー!思いっきり出遅れた!)



ゴールドシップ「責任取れオペラオー!ドーナツ千個じゃ許されねぇぞ!」



モブ(ごめんトレーナー…今からじゃとても間に合わない……ダメなウマ娘でごめんなさい……)



ゴールドシップ「待てよこのドーナツ泥棒ーーー!」



下2 レース中での出来事

373: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 16:11:35.27 ID:zvfSJx9S0
ブライアン、オペラオー、タマモ、ヘイローの上位争いが起きる中。ゴルシトレの合図とともにゴルシがワープ発動

374: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 16:45:23.78 ID:eaJHQ+Z80
レース中盤



ナリタブライアン(先頭争いはこの四人に縛られたか)



タマモクロス(どうやら口だけやなかったみたいやな)



キングヘイロー(んんんんんっ!!)



テイエムオペラオー(ボクの舞台に相応しい人選になったみたいだね!)



ナリタブライアン(ここからどう動くかが勝負の鍵だ。このまま良い位置をキープする)



タマモクロス(ちょっとでも隙を見せてみぃ、一瞬で差したるからな!)



テイエムオペラオー(はっはっはっ!どう動こうと勝つのはボクさ!)

375: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 16:52:05.81 ID:eaJHQ+Z80
ゴルトレ「ゴルシ、これを見ろ!」



ゴールドシップ「あれは!」



ゴルトレ「はぁっ!」



ゴールドシップ「アフリカ人のポーズだと?!ならやるしかねぇよな!」



ドドドッ



ナリタブライアン(なんだこのプレッシャーは、今更誰が上がってくるんだ?)



キングヘイロー(ゴールドシップさん?!)



タマモクロス(なんやコイツいつの間に追いついてきよったんや!)



テイエムオペラオー(役者は多いほどボクは燃える!)



ゴールドシップ「おらおらーー!チンタラ走ってると全員抜かしてやるからなー!」



下2 コンマ
奇数 ブライアン側
偶数 それ以外
ゾロ目 まさかの

377: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 16:55:38.86 ID:9Cfc1UUW0
やあ

381: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 17:46:07.54 ID:6ZUQymwv0
決着



ゴールドシップ「よっしゃー!ゴルシ様の走りを見たか!」



テイエムオペラオー「二着だとしても輝きでは負けていなかった!」



タマモクロス「あかん!ゴールドシップにペース狂わされた!」



キングヘイロー「私が四着でブライアンは五着……」



ナリタブライアン「なぜだ……どうしてこんな結果に……あれ程のトレーニングを行なったのに……」



ナリタブライアン「トレーナーに合わせる顔が無い……これでは三冠所か一つも勝てない……」



ナリタブライアン「嘘だ……これは夢だ……全て嘘なんだ……」

382: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 17:49:27.37 ID:6ZUQymwv0
ブラトレ「ブライアン、よく頑張った」



ナリタブライアン「やめろ…優しい言葉はかけないでくれ……」



「なにもしなくても勝手に負けてんじゃん」



「ざまぁ無いって感じだよね」



キングヘイロー「今喋ったのはどなたですの?!」



「またキレてる。今度こそ退学になるんじゃない?」



「「クスクスクス……」」



キングヘイロー「ぐ、ぎ……!」



ブラトレ「負けたことは事実だ、それを受け入れて次に活かそう」



下2 理事長の演説内容

384: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 18:08:31.64 ID:PMTGSlpzo
それでいいのか
過去の自分に誇れるか
未来の自分の為になるか
もう一度問う、それでいいのか
(ブライアン負けたしあからさまに味方はできないねー的な)

385: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 18:57:08.38 ID:6ZUQymwv0
[刮目っ!]



「どこから声がしてるの?」



「あの大型モニターよ!」



秋川理事長[素晴らしいレースだった!学園全体が盛り上がる文句無しのものだった!]



ゴールドシップ「当たり前だろぉ!」



秋川理事長[しかし、このレースには全く相応しくない者が若干名いるようだ。私は全てを知っている!]



秋川理事長[皆に問いかける、それでいいのか!過去の自分に誇れるか!未来の自分の為になるのか!]



秋川理事長[これは私からの最後の忠告だと思って欲しい。忠告の相手ではウマ娘だけでは無い!]



秋川理事長[担当のことを蔑ろにし、自身の保身に走ることの愚かさを知らなければならない!]



秋川理事長[ウマ娘のことを第一に考えられないようではトレーナー失格っ!ただちに学園を去ってもらう!]



「おいおい……」

386: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 19:01:24.50 ID:6ZUQymwv0
秋川理事長[最後にもう一度問う、本当にそれでいいのか]



秋川理事長[残念ながら学園に落ちたウマ娘に胸を張れるのか]



秋川理事長[厳しい倍率を勝ち抜いてトレーナーになったことを誇れるのか]



秋川理事長[行動には結果が伴う。よく考えて行動して欲しい]



秋川理事長[私からは以上だ!清く堂々とした勝負をこれからも強く望む!]



秋川理事長[それではまた会おう!]



ゴールドシップ「なんだよゴルシちゃんのインタビューは無しかよぉ!」



「ねぇ今のって…」



「どうなんだろうな……」



ブラトレ「理事長は約束を守ってくれた。結果を出せなかったのは俺のせいだ。ブライアンは悪くない…」



下2 このあとはどうなったか

388: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 19:08:49.87 ID:lvYOGLSz0
タマトレを始め自分勝手だったトレーナー達が自分達がいかに愚かだったかを知り改心し一からやり直すことを決めた

390: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 19:21:17.33 ID:6ZUQymwv0
学園某所



タマトレ「そうです僕はもう指示に従いません。自分がやるべきことに気付いたからです」



タマトレ「一から出直してもう一度タマと一緒に走ります!それこそがトレーナーとしての役目です!」



タマトレ「……」



タマトレ「いま…なんて言いました……?」



タマトレ「クビ……僕が…どうして……?」



タマトレ「そんなのありませんよ!僕はこれから…」



タマトレ「う、うああああああああ!嘘だ!嘘だあああ!!」

391: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 19:27:33.83 ID:6ZUQymwv0
たづな(理事長の演説を聞いて目が覚めた人も居ました。けどそれを読んでいたかのようにベテラントレーナーは次の手を打ちました)



たづな(理事長が居ない今理事長代理がほぼ全ての権力を握っています。それを利用し、タマトレさんを解雇しました)



たづな(無断欠勤や仕事の態度に問題があるからと無理矢理理由を作ってしまったんです)



たづな(彼を庇えば次は自分の番。誰もがそう思ってしまってなにも言えませんでした)



たづな(情け無いと思いつつ仕方がないと諦めもあります)



たづな(理事長がもっと強い言葉を使えたら良かったのですが、肝心のブライアンさん達が負けてしまったのでそうもいきません)



たづな(ブラトレさん達の風当たりはもっと強くなってしまうかもしれません。もしレースに勝っていれば…と考えてしまいます)

392: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 19:32:55.46 ID:6ZUQymwv0
たづな(結果は敗北でしたが悪くは無いレースでした。確実に次へのステップとなるものなんです)



たづな(けれどブライアンさんは酷く落ち込んでしまってトレーニングが出来ないほどだと聞いています)



たづな(キングヘイローさん達が元気付けても効果は薄いようです。なんとか立ち直って欲しいですね)



たづな(私はこの学園がより良いものになることを常に祈っています。私はそれだけを考えています)



たづな(この雰囲気を考えるといっその事ブライアンさん達が居なくなれば…とも思ってしまいます)



たづな(私は学園の味方です。どうか悔いの残らないよう過ごしてくださいね)



下2 ブライアン側で起こったこと

394: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 19:44:29.33 ID:o4QEHb8v0
後輩トレーナー達は不安よな。
オグトレ、動きます。

398: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 20:03:17.47 ID:6ZUQymwv0
トレーナー室にて



ビワハヤヒデ「私が来た理由がわかるか」



ブラトレ「一つしかないだろうな」



ビワハヤヒデ「お前にブライアンを任せて失敗だった。ブライアンはこちらが引き取る!」



ブラトレ「不甲斐ない結果だったのは認めるがそれは違う」



ビワハヤヒデ「結果のことを言ってるんじゃない!あんなブライアンは今まで見た事がない!」



ビワハヤヒデ「担当のケアも満足にできない奴を信じられるはずが無い!」



ブラトレ「確かに落ち込んではいるがそれだけじゃない。ブライアンは乗り換えようとしている」



ブラトレ「もちろん二人で乗り換えるのが理想だが今はそっとしていて欲しい。これはブライアンの希望なんだ」

399: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 20:07:21.67 ID:6ZUQymwv0
ブラトレ「あのレースはゴールドシップにかき回されて完敗だった。しかもそれだけじゃない」



ブラトレ「キングヘイローにすら負けたのは自分の何かが足りない。彼女はそう考えている」



ブラトレ「勝利に対する執念か、レースに対する気持ちか。その答えが出るまで一人にしておく」



ビワハヤヒデ「本当にブライアンがそう言ったんだな」



ブラトレ「嘘は言わない」



ビワハヤヒデ「ブライアンは元々一人で全てをやりたがる。お前が言ったことはブライアンが言いそうなことではある」



ビワハヤヒデ「今日の所は引き下がるが次はこうはいかない」



ブラトレ「次までにブライアンは立ち直ってくれる」



下2 ブライアンの様子や状態

401: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 20:18:28.14 ID:lvYOGLSz0
トレーナーが慰めに来てくれないから塞ぎ込んでいる

403: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 20:45:25.98 ID:6ZUQymwv0
ブライアンの部屋にて



ナリタブライアン「どうして私の所に来てくれないんだトレーナー…」



ナリタブライアン「もう私に価値は無いのか」



ナリタブライアン「あんな走りしかできない私に愛想を尽かしてしまったのか」



ナリタブライアン「私は捨てられるのか」



ナリタブライアン「私は捨てられるんだな」



ナリタブライアン「私は捨てられたんだ」



ナリタブライアン「悲しいな……」

404: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 20:48:15.52 ID:6ZUQymwv0
ナリタブライアン「あの夜のこともきっと夢だったんだ。トレーナーと一つになれたと思ったのに」



ナリタブライアン「あれは夢だった」



ナリタブライアン「私とトレーナーは結ばれてなんかない」



ナリタブライアン「私は何の為に走っていたんだ。その理由すら思い出せない」



ナリタブライアン「三冠なんか目指すだけ無駄だ。もう私は走れない」



ナリタブライアン「トレーナーが居なければ走る意味が無い」



ナリタブライアン「……行こう」



下2 ブライアンの行動や起こったこと

408: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 20:58:56.23 ID:F//nARNco
そうはモブAちゃんが下ろさない
抱え込まないで吐き出してみ?ちゃんと聴くからとブライアンを胸に抱きながら

409: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 21:37:30.30 ID:6ZUQymwv0
モブA「どこに行くつもりなの」



ナリタブライアン「もういいんだ…」



モブA「そんなことさせないから」



ナリタブライアン「離してくれ…」



モブA「今なら誰も居ないから全部吐き出して。ちゃんと聞いてあげるから」



ナリタブライアン「嫌だ……」



モブA「絶対に離さない。何があっても離さない」



モブA「まわりのみんなが敵で誰からも応援されないだなんて。そんなの間違ってる」

410: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 21:44:10.68 ID:6ZUQymwv0
モブA「こんなに追い込まれる前にもっと話しを聞いてあげればよかった。トレーナーなんか無視すれば良かった」



モブA「私は覚悟を決めたよ。何があってもブライアンの味方で居てあげるから」



ナリタブライアン「うぅ…」



モブA「ブライアンは負けただけじゃなくてこの状況も辛かったんだよね。トレーナーがつく前は一人だったらしいけど周りは敵じゃなかった」



モブA「心が少し疲れちゃっただけなんだよ」



ナリタブライアン「……」



モブA「行き辛いなら病院も一緒に行ってあげる、私にできることがあればなんでも言って」



モブA「ブライアンはこんな所で終わる子じゃないんだよ」



下2 このあとどうなったか

412: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 21:50:52.07 ID:UZnaQrJ60
もうオペラだろうがゴルシが仲間のキング相手だろうが絶対誰にも負けないと心に誓い急いでブラトレの元に

413: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 21:56:35.98 ID:6ZUQymwv0
ナリタブライアン(相手が誰であろうと勝つしかない。それはわかっている)



ナリタブライアン(ゴールドシップだろうがテイエムオペラオーだろうがキングヘイローでも関係ない)



ナリタブライアン(でも…駄目なんだ。どうしても力が入らない)



ナリタブライアン(こんなこと今まで無かった、どうすればいいのか自分でもわからない)



ナリタブライアン(どうしたらいいのか教えてくれ…トレーナー……)



モブA「私だけじゃ足りない、ブラトレさんの所に行かないと!」

414: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 22:01:01.86 ID:6ZUQymwv0
トレーナー室にて



モブA「居た!ブライアンを連れてきたよ!」



ブラトレ「ど、どうした…んだ…?」



モブA「ずっと部屋で塞ぎ込んで学園から出て行こうとしてたんだよ!トレーナーならしっかりしてよ!」



モブA「ブライアンとの関係はそんな薄いものだったの?!都合の良い関係にしたかったんじゃないの?!」



ブラトレ「そんなことない」



モブA「嘘はやめて!ブライアンがこうなってるのに放っておいた貴方が悪いの!」



モブA「ブライアンときちんと向き合って!落ち込んでるなら励ましてあげて!」



モブA「こんな当たり前のことができないならブライアンを手放して!私が面倒見るから!」



下2 ブラトレのセリフや反応、もしくは起こったこと

416: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 22:41:06.67 ID:lvYOGLSz0
ありがとう…モブA目が覚めたよ。すまなかった、ブライアン…俺はハヤヒデには答えを出すまで一人にさせると言ったけど、本当は落ち込んでいる君になんて声を掛ければいいか分からなかった……君のトレーナー失格だな。
だけど、もう迷わないし君を迷わせない!二人で見つけ出そう自分達に足りないものを

417: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 22:53:55.64 ID:v7gLF4XS0
ブラトレ「ありがとう…目が覚めたよ。すまなかったなブライアン」



ブラトレ「俺は……落ち込んでいるブライアンになんて声を掛ければいいかわからなかった。どうすればいいのかわからなかったんだ」


ブラトレ「きっと一人になりたいんだと思い込むことにした。けどこれは間違っていた。何もかも違っていたんだ」



ブラトレ「こんなのトレーナー失格だ。モブAに任せた方がいいに決まってる」



ブラトレ「けどもう迷わない。ブライアンとちゃんと向き合う」



ブラトレ「二人で勝つ為には何が足りないのかを見つけていこう。また一からやり直しだ」



ナリタブライアン「できるだろうか…」



ブラトレ「俺たちならできる。やろうじゃないかブライアン」

418: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 22:59:42.07 ID:v7gLF4XS0
モブA「言いたいことも言えてスッキリ。これで無事解決…とはならないよね」



モブA「ブライアンが病んだのは環境も原因の一つだし、このまま放置ってわけにはいかないよね」



モブA「うーん…うーーーん……」



モブA「できれば自分たちの力で解決したかったけどここが限界かな。やるべきことは全部やったよね」



モブA「はぁーあ、実家を頼るのってカッコ悪いけど仕方ない。友達を見捨てる方が格好悪いもん」



モブA「……もしもし?うん久しぶり。こっちはまあ相変わらず」



モブA「それでさ…おばあさまに話し通して欲しいことがあるんだけど……」



下2 このあとはどうなったか

420: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 23:19:28.63 ID:F//nARNco
唐突に組まれたエキシビションマッチ、全トレセン生でトーナメントだって!
分かる人には分かる……これは〇〇○家のお抱えトレーナーになるための試験だと。そんなん権力欲しい奴は飛びつくよなぁ?
(ブライアンレースの借りはレースで返せ!)

422: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 23:40:19.08 ID:BLmXwrno0
掲示板



○月×日にエキシビションマッチを開催します


全校生徒によるトーナメント戦となっております。参加は自由ですが実力を試すには良い機会ではないでしょうか


各レースの勝者が勝ち進み、決勝は8名のレースで行われます。芝、ダート、短距離から長距離。それぞれ好きなものを選んで構いませんが、重複は芝とダートを走る方のみ認めます


皆さんのご活躍を期待しています





モブ「これって走るとなんかいいことある?」



モブ「この前のレースが好評だったからエキシビジョンをしようってなったんじゃない?」



モブ「ゴールドシップが荒らして終わったレースじゃつまんないし」



モブ「出ても損は無いしやるだけやってみようかな~」

423: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 23:44:24.39 ID:BLmXwrno0
モブトレ「例のトーナメントの主催は○○○家らしいぞ」



モブトレ「何年かに一度トレーナーを募集してるやつだろ!」



モブトレ「結果を出すことも大事だが、あそこの家系はどんな走りをしたかを重要視する」



モブトレ「速さよりどれだけ観客を魅了できるかが大事だ。つまり担当を完璧に仕上げればレースに負けてもアピールができる」



モブトレ「ベテラントレーナーよりこっちの方が確かか?あの人はもうじき引退だろ」



モブトレ「先が長いのは○○○家だな」



モブトレ「これはちょっと本気で考える必要があるな」

424: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 23:49:45.30 ID:BLmXwrno0
学園某所にて



モブA「私にできるのはここまで。後はみんなにかかってるんだよ」



モブA「ブライアンもそう。レースの借りはレースで返して!」



モブA「これが無理なら私はもうここに居られない。こんな所に居たくない」



モブA「トレセン学園で走れなくなるのは残念だけど、それよりも大切なものを守りたいから」



モブA「お願いみんな目を覚まして」



モブA「ブライアンもだよ、トーナメントまでの間にちゃんと心の健康も良くしておいてね」



モブA「……よし、トレーニングに行こう」



下2 ブラトレ側か別の所で起こったこと

426: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/18(水) 23:55:38.90 ID:mNZUp3rw0
スペシャルウィークとスペトレ(エル、グラス、スカイも担当している)がトーナメントに意気込んでトレーニングしていた

427: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/19(木) 00:14:37.63 ID:mc9vLHrz0
トレーニング場にて



スペシャルウィーク「トーナメント戦楽しみですね!今からわくわくしてきます!」



エルコンドルパサー「芝とダートを走っていいだなんて最高デェーース!」



グラスワンダー「疲れも計算に入れないとダメよエル」



セイウンスカイ「んーセイちゃんは興味無いかなあ」



スペトレ「そんなこと言わずに走りなさい。オペラオーのレースに誘われてたのに走らないなんて勿体ないことしておいて」



セイウンスカイ「はぁーーい」



エルコンドルパサー「エルも誘われたかったデス!」

429: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/19(木) 00:20:50.44 ID:mc9vLHrz0
グラスワンダー「でも今回のトーナメントって『あのこと』関係ですよね?」



スペトレ「十中八九そうね。ベテラントレーナーが学園に来てからおかしくなってるのよ」



スペシャルウィーク「トレーナーさんにもしもがあったら私……なにをするかわかりません」



セイウンスカイ「はいそのオーラは仕舞っとこうね~」



グラスワンダー「スペちゃんは相変わらずね」



エルコンドルパサー「悪いのはアイツ……全部そう……」



セイウンスカイ「はいはいそっちも落ち着いて~」



スペトレ「担当の半分がこれって、自分の腕を疑ってしまうわ」



グラスワンダー「トレーナーさんは悪くありません。あれは本人達の問題です」

430: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/19(木) 00:24:35.41 ID:mc9vLHrz0
セイウンスカイ「トーナメントに出るとしてもやることはいつもと同じでしょ?」



スペトレ「レースに向けた心構えが大事なのよ」



スペシャルウィーク「守る……トレーナーさんを絶対に…」



エルコンドルパサー「……」ぶつぶつ



スペトレ「なんだかこの辺だけ凄い湿気を感じるわ」



グラスワンダー「そのうち治りますから放っておきましょう」



下2 オグトレ側で起こったこと

432: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/19(木) 00:46:18.45 ID:4AgyhOJk0
タマ、イナリ、クリークもトレーニングを重ねるうちにオグトレに好意を頂いてきたが
自分達の走りではテント張りしない事にモヤモヤしていた

435: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/19(木) 14:09:08.27 ID:jPox9PkL0
トレーニング場にて



タマモクロス「オグトレが優秀なのは知っとったけどやっぱトレーニングの質が違うな」



イナリワン「ほんとどうなるかと思ったけど結果は大正解」



スーパークリーク「トレーニングに集中できる環境なのは素晴らしいですよね」



タマモクロス「でも一個だけ不満というかモヤモヤすることはある。オグトレのアレや」



イナリワン「害が無いのがわかると安心はしたんだよ。けどこっちの走りに満足してないってのがねえ」



スーパークリーク「オグリさんの話しによれば、とても良いレースの映像を見てもテントを張ることがあるそうです」



タマモクロス「基本はオグリやないとあかんらしいけど例外もあるっちゅうことやな」

436: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/19(木) 14:15:56.56 ID:jPox9PkL0
イナリワン「オグリが調子悪い時は張ってないことが多いんだよ。その時を狙ってイイ所を見せてやっても無反応」



スーパークリーク「走りがまだまだということなんでしょうね」



タマモクロス「それは認めるけどオグリも似たようなもんや。ウチらと大きく離されてるわけやない」



タマモクロス「そうなってくると実力っちゅうことや無いんやろ。速さの部分やなくて魅力が足りん」



タマモクロス「どんな奴が見ても応援してくれるような、心を掴む走りがウチらには無い」



イナリワン「勝つことだけ考えてちゃいけないってか?」



スーパークリーク「ある意味で正しく、ある意味で間違っているかもしれません」



タマモクロス「ほんまにオグトレの所に来て良かったわ。ここやと色んなことが勉強できて全てがプラスや」



タマモクロス「オグリに勝てんかったら誰にも勝たれへん。それくらいの意気込みでやっていくで!」



下2 ブラトレ側か他の所での出来事

437: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/05/19(木) 14:40:45.31 ID:vt1EVWPso
使い方が分からず放置していたカプセル型のトレーニング機器がたづなさんの教えでVR装置と判明(ウマネストのと同型)
先日のレースの再現の他様々なレースシチュエーションを設定できる