1: ◆5EJ71eKlNQ 2016/03/21(月) 21:40:28.94 ID:IJGEE+Pi0
商人「何でお前はいちいち売れ残るんだよ!」
奴隷「ご、ごめんなさいっ」
商人「さっさと売れろやこらぁっ!」
ドゴッドゴッッ!
奴隷「ゴホッ!ガハッ!」
男「……こんにちは」
商人「!!」
商人「これはこれは、お客様。いったいなんのご用件で?」
商人「もうすぐ閉店時間でございますが」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1458564028
奴隷「ご、ごめんなさいっ」
商人「さっさと売れろやこらぁっ!」
ドゴッドゴッッ!
奴隷「ゴホッ!ガハッ!」
男「……こんにちは」
商人「!!」
商人「これはこれは、お客様。いったいなんのご用件で?」
商人「もうすぐ閉店時間でございますが」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1458564028
2: ◆5EJ71eKlNQ 2016/03/21(月) 21:41:26.21 ID:IJGEE+Pi0
男「そこの奴隷をもらおう」
商人「!?い、いいんですか?」
男「ああ」
奴隷「……」
男「来い」
奴隷「……っ!!」ビクッ
男「そうとう怖がってるな」
商人「!?い、いいんですか?」
男「ああ」
奴隷「……」
男「来い」
奴隷「……っ!!」ビクッ
男「そうとう怖がってるな」
4: ◆5EJ71eKlNQ 2016/03/21(月) 21:42:58.90 ID:IJGEE+Pi0
男「今まで大勢の人からさげすまされたんだろ?」
男「怖かったはずだ」
男「でもな、これからは心配しなくていい」
男「俺が面倒を見てやるからさ」
奴隷「……」
男(そりゃあ心はすぐには開かないもんだよな)
男「まあいいや」
男「怖かったはずだ」
男「でもな、これからは心配しなくていい」
男「俺が面倒を見てやるからさ」
奴隷「……」
男(そりゃあ心はすぐには開かないもんだよな)
男「まあいいや」
5: ◆5EJ71eKlNQ 2016/03/21(月) 21:44:10.30 ID:IJGEE+Pi0
館
男「はいただいまーっと」
シーン
男「まあ使用人はいないしな」
奴隷「……」
男「まあ今日は遅いし眠ってくれ」
男「部屋まで案内するよ」
男「はいただいまーっと」
シーン
男「まあ使用人はいないしな」
奴隷「……」
男「まあ今日は遅いし眠ってくれ」
男「部屋まで案内するよ」
6: ◆5EJ71eKlNQ 2016/03/21(月) 21:46:25.90 ID:IJGEE+Pi0
部屋
男「ついた。ここだよ」
男「それじゃあな。明日から働いてくれよ」
奴隷「あの……」
男「ん?何だい?」
奴隷「何で……私にそんなに話しかけるんですか?」
奴隷「今まで……そんな人……」
男「ああ、そんなことか」
男「人は平等だと、俺は思ってる。だから、奴隷なんて関係なく人は人だ」
奴隷「……」
男「ついた。ここだよ」
男「それじゃあな。明日から働いてくれよ」
奴隷「あの……」
男「ん?何だい?」
奴隷「何で……私にそんなに話しかけるんですか?」
奴隷「今まで……そんな人……」
男「ああ、そんなことか」
男「人は平等だと、俺は思ってる。だから、奴隷なんて関係なく人は人だ」
奴隷「……」
7: ◆5EJ71eKlNQ 2016/03/21(月) 21:48:21.49 ID:IJGEE+Pi0
奴隷「さ、最後に……」
男「?」
奴隷「最後の質問いいですか……?」
男「うん?いいよ」
奴隷「私は『奴隷の生活』のシルヴィちゃんみたいなのだと……思われてるんでしょうか?」
男「……」
男「知るかよ、んな事」
男「?」
奴隷「最後の質問いいですか……?」
男「うん?いいよ」
奴隷「私は『奴隷の生活』のシルヴィちゃんみたいなのだと……思われてるんでしょうか?」
男「……」
男「知るかよ、んな事」
8: ◆5EJ71eKlNQ 2016/03/21(月) 21:49:16.50 ID:IJGEE+Pi0
終わり
くぅー!疲れました!
皆様、ご愛読ありがとうございましたー!
くぅー!疲れました!
皆様、ご愛読ありがとうございましたー!
コメントする
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。