14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14(日) 22:34:12.32 ID:9MXAiet80
あやせ「……な、なにを言い出すかと思えば……」アハハ
京介「いや、俺は別にどっちだっていいんだぞ?あやせ可愛いから、結婚できるならしたいなぁーって思ったくらいだし」
あやせ「かかかかかか可愛い?!頭でも打ったんじゃないですか!!!」
京介「打ってねぇよ。俺は至って冷静だ」ハハハ
あやせ「で、でも……は、話……」
京介「ん?」
あやせ「は、話が急すぎます!!」カァァ
京介「あれ?顔赤いぞ?熱でもあんのか?」ピトッ
あやせ「」
あやせ「なななななななななにしてるんですか!!!」ドンッ
京介「いってぇ!何って……熱あんのかと……」
疲れた。氏ねあやせ。
京介「いや、俺は別にどっちだっていいんだぞ?あやせ可愛いから、結婚できるならしたいなぁーって思ったくらいだし」
あやせ「かかかかかか可愛い?!頭でも打ったんじゃないですか!!!」
京介「打ってねぇよ。俺は至って冷静だ」ハハハ
あやせ「で、でも……は、話……」
京介「ん?」
あやせ「は、話が急すぎます!!」カァァ
京介「あれ?顔赤いぞ?熱でもあんのか?」ピトッ
あやせ「」
あやせ「なななななななななにしてるんですか!!!」ドンッ
京介「いってぇ!何って……熱あんのかと……」
疲れた。氏ねあやせ。
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14(日) 22:40:20.96 ID:9MXAiet80
あやせ「ね、熱あるかも知れないので帰ります……!」
京介「お?そうか、悪かったな体調悪いのに呼び出したりして」
あやせ「……いえ、では」
京介「おう、またな」
あやせ「考えておきます……」ボソボソ
京介「え?なんだってー?」
あやせ「な、なんでもありません!!」スタスタ
京介「怒らせたかなぁ……。喜んでもらえると思ったんだが……」ウーン
京介「帰るか」ギュパッギュパッ
京介「お?そうか、悪かったな体調悪いのに呼び出したりして」
あやせ「……いえ、では」
京介「おう、またな」
あやせ「考えておきます……」ボソボソ
京介「え?なんだってー?」
あやせ「な、なんでもありません!!」スタスタ
京介「怒らせたかなぁ……。喜んでもらえると思ったんだが……」ウーン
京介「帰るか」ギュパッギュパッ
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14(日) 22:42:47.26 ID:9MXAiet80
ーー家
京介「ただいまー……って、桐乃?!」
桐乃「ちょっときなさい」
京介(あやせから聞いたか……?)
桐乃「は や く こ い」
京介「……へいへい」
京介「ただいまー……って、桐乃?!」
桐乃「ちょっときなさい」
京介(あやせから聞いたか……?)
桐乃「は や く こ い」
京介「……へいへい」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14(日) 22:49:35.61 ID:9MXAiet80
ーー桐乃の部屋
桐乃「……」
京介「……」
~30分経過~
桐乃「……」
京介(足が……)ジンジン
~一時間経過~
桐乃「……」
京介(かれこれ一時間……暇だ……)ペラッ
桐乃「アンタ……」
京介「え?なんか言ったか?」
桐乃「アンタあやせにその……ぷ、プロポーズしたみたいじゃない……」
京介(あちゃー、やっぱ聞いてたか……まぁ何れはこうなるかと思ってたが……)
桐乃「……」
京介「……」
~30分経過~
桐乃「……」
京介(足が……)ジンジン
~一時間経過~
桐乃「……」
京介(かれこれ一時間……暇だ……)ペラッ
桐乃「アンタ……」
京介「え?なんか言ったか?」
桐乃「アンタあやせにその……ぷ、プロポーズしたみたいじゃない……」
京介(あちゃー、やっぱ聞いてたか……まぁ何れはこうなるかと思ってたが……)
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14(日) 22:50:10.06 ID:9MXAiet80
桐乃「正気なワケ?」
京介「おう」
桐乃「そ、そう……で、でもなんで急に……」
京介「お前には関係ねぇよ」
桐乃「か、関係ないって!アンタねぇ!!!」
京介「話はそれだけか?俺は戻るぞ?」ガチャ
桐乃「あ……ちょっと……!」
桐乃「なんでアタシじゃダメなのよ……」
京介「おう」
桐乃「そ、そう……で、でもなんで急に……」
京介「お前には関係ねぇよ」
桐乃「か、関係ないって!アンタねぇ!!!」
京介「話はそれだけか?俺は戻るぞ?」ガチャ
桐乃「あ……ちょっと……!」
桐乃「なんでアタシじゃダメなのよ……」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14(日) 22:55:07.86 ID:9MXAiet80
ーー京介の部屋
京介(ああは言ったものの……これからどうするかな……)
ピロリン
京介(メール……?)
京介「黒猫か」
黒猫「話があるので今すぐ校門前に来なさい」
京介「もう黒猫まで噂は回ってんのか?……桐乃か。まぁ俺も話あったし、丁度いいか。りょ う か いっと」カチカチ
ーー桐乃の部屋
桐乃「バカ兄貴……」
京介(ああは言ったものの……これからどうするかな……)
ピロリン
京介(メール……?)
京介「黒猫か」
黒猫「話があるので今すぐ校門前に来なさい」
京介「もう黒猫まで噂は回ってんのか?……桐乃か。まぁ俺も話あったし、丁度いいか。りょ う か いっと」カチカチ
ーー桐乃の部屋
桐乃「バカ兄貴……」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14(日) 23:02:06.43 ID:9MXAiet80
ーー校門前
京介「おーいたいた」
黒猫「貴方、噂は本当なの?」
京介(早速か……)
京介「桐乃からか?」
黒猫「ええ」コクリ
京介「いやまぁ、なんていうか、本当だ」
黒猫「そ、そう……」シュン
京介「確認したいことはそれだけか?俺も丁度話があったんだ」
京介「おーいたいた」
黒猫「貴方、噂は本当なの?」
京介(早速か……)
京介「桐乃からか?」
黒猫「ええ」コクリ
京介「いやまぁ、なんていうか、本当だ」
黒猫「そ、そう……」シュン
京介「確認したいことはそれだけか?俺も丁度話があったんだ」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14(日) 23:02:36.13 ID:9MXAiet80
黒猫「何かしら……?」
京介「あやせのことは知ってるか?」
黒猫「ええ、噂程度だけれど」
京介「最近の桐乃の様子で変わった所は無かったか?」
黒猫「いいえ……特には……」フルフル
京介「そうか!わかった、話はそれだけだ。また桐乃とも遊んでやってくれな」
黒猫「勿論よ」
京介「じゃあ帰るわ」
黒猫「ええ、また学校で」
京介(あやせの奴……やっぱり……)
京介「あやせのことは知ってるか?」
黒猫「ええ、噂程度だけれど」
京介「最近の桐乃の様子で変わった所は無かったか?」
黒猫「いいえ……特には……」フルフル
京介「そうか!わかった、話はそれだけだ。また桐乃とも遊んでやってくれな」
黒猫「勿論よ」
京介「じゃあ帰るわ」
黒猫「ええ、また学校で」
京介(あやせの奴……やっぱり……)
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14(日) 23:07:37.42 ID:9MXAiet80
ーー家
京介「ただいまーっと、桐乃の奴まだ部屋か」
京介「桐乃ー?」コンコン
シーン
京介「入るぞ?」ガチャ
京介「ちょっと話がある」
桐乃「……何」
京介「お前、あやせと最近どうだ?」
桐乃「どうって……今まで通りだけど……」
京介「ただいまーっと、桐乃の奴まだ部屋か」
京介「桐乃ー?」コンコン
シーン
京介「入るぞ?」ガチャ
京介「ちょっと話がある」
桐乃「……何」
京介「お前、あやせと最近どうだ?」
桐乃「どうって……今まで通りだけど……」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14(日) 23:09:06.19 ID:9MXAiet80
京介「そうか。仕事ではどうだ?」
桐乃「いつも通り。でも最近あやせピンの仕事増えてきたかなーってくらいね」
京介「避けられてるってことはないよな?」
桐乃「……」
京介「避けられてるのか……?」
桐乃「ちょっと……様子は可笑しい気もするかも……」
京介(やっぱり何も……)
京介「そうか、まぁ俺から言えることがあるとすれば、あやせはお前のこと嫌いになんてなってないからな。これだけは確認しとく」
桐乃「!そう……良かった……」
桐乃「いつも通り。でも最近あやせピンの仕事増えてきたかなーってくらいね」
京介「避けられてるってことはないよな?」
桐乃「……」
京介「避けられてるのか……?」
桐乃「ちょっと……様子は可笑しい気もするかも……」
京介(やっぱり何も……)
京介「そうか、まぁ俺から言えることがあるとすれば、あやせはお前のこと嫌いになんてなってないからな。これだけは確認しとく」
桐乃「!そう……良かった……」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14(日) 23:11:07.93 ID:9MXAiet80
京介「んじゃあ、寝るわ」
桐乃「うん、オヤスミ」
京介「おう、お休み」ガチャ
ーー京介の部屋
京介(さて……どうするかなぁ……)
桐乃「うん、オヤスミ」
京介「おう、お休み」ガチャ
ーー京介の部屋
京介(さて……どうするかなぁ……)
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14(日) 23:15:21.62 ID:9MXAiet80
ピロリン
京介「メール……あやせか」
あやせ「今日は突然の話しすぎてビックリしました。冗談ですよね?あとあの事は桐乃には内密にして下さいね」
京介「冗談か……半分は本当で半分は……」
京介「わ か っ て る 。 じょ う だ ん じゃ な い ぞ 。 あ し た 会 え る か ?っと……」カチカチ
京介「送信っと」
ピロリン
京介(早っ…!)
あやせ「分かりました。では同じ時間に公園で」
京介「メール……あやせか」
あやせ「今日は突然の話しすぎてビックリしました。冗談ですよね?あとあの事は桐乃には内密にして下さいね」
京介「冗談か……半分は本当で半分は……」
京介「わ か っ て る 。 じょ う だ ん じゃ な い ぞ 。 あ し た 会 え る か ?っと……」カチカチ
京介「送信っと」
ピロリン
京介(早っ…!)
あやせ「分かりました。では同じ時間に公園で」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14(日) 23:20:51.79 ID:9MXAiet80
ーーあやせの部屋
あやせ(お兄さんは確かにいい人だけど……でも……私は……)
~次の日~
黒猫「おはよう」
京介「ん?おう黒猫か」
黒猫「偉く疲れた顔をしているわね?」
京介「そうか?ちょっと考えることが多くてな」ハハハ
黒猫「そう……考えすぎは毒よ」
京介「ああ、わかってる」
京介(ん?あれは……)
京介「おーい!」
あやせ「!」タタタッ
京介「いっちまった……」
黒猫「嫌われているようね?」ホッ
あやせ(お兄さんは確かにいい人だけど……でも……私は……)
~次の日~
黒猫「おはよう」
京介「ん?おう黒猫か」
黒猫「偉く疲れた顔をしているわね?」
京介「そうか?ちょっと考えることが多くてな」ハハハ
黒猫「そう……考えすぎは毒よ」
京介「ああ、わかってる」
京介(ん?あれは……)
京介「おーい!」
あやせ「!」タタタッ
京介「いっちまった……」
黒猫「嫌われているようね?」ホッ
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14(日) 23:29:13.55 ID:9MXAiet80
ーー学校
桐乃「あ、あやせ」
あやせ「何……?」
桐乃「今日暇っ?良かったら帰りカラオケでもいかないっ?」
あやせ「……ごめん、今日は疲れてるの」ガタッ
桐乃「そ、そっか!最近仕事忙しいもんね!また遊ぼ?」
あやせ「じゃあ、ちょっと用事あるから……」スタスタ
桐乃(また……)
桐乃「あ、あやせ」
あやせ「何……?」
桐乃「今日暇っ?良かったら帰りカラオケでもいかないっ?」
あやせ「……ごめん、今日は疲れてるの」ガタッ
桐乃「そ、そっか!最近仕事忙しいもんね!また遊ぼ?」
あやせ「じゃあ、ちょっと用事あるから……」スタスタ
桐乃(また……)
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14(日) 23:33:08.18 ID:9MXAiet80
ーー放課後公園
京介「おう、来たか」
あやせ「話ってなんですか、お兄さん」
京介「いやあのな、流石に結婚は早かったかなーなんて思ってさ」
あやせ「!そ、そうですね、仕事もありますし……」
京介「出来たらでいいんだが、いや、出来たらじゃダメか……俺と」
あやせ「……俺と?」
京介「その、付き合って欲しいんだ」
あやせ「な、なんで」ボソボソ
京介「え?」
あやせ「なんでこんなタイミングでいうんですか!」
京介「……」
あやせ「なんで……!」
京介「いや、ずっと言おうと思ってたんだけどさ、踏ん切りつかなくてな」ハハハ
あやせ「……」
京介「おう、来たか」
あやせ「話ってなんですか、お兄さん」
京介「いやあのな、流石に結婚は早かったかなーなんて思ってさ」
あやせ「!そ、そうですね、仕事もありますし……」
京介「出来たらでいいんだが、いや、出来たらじゃダメか……俺と」
あやせ「……俺と?」
京介「その、付き合って欲しいんだ」
あやせ「な、なんで」ボソボソ
京介「え?」
あやせ「なんでこんなタイミングでいうんですか!」
京介「……」
あやせ「なんで……!」
京介「いや、ずっと言おうと思ってたんだけどさ、踏ん切りつかなくてな」ハハハ
あやせ「……」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14(日) 23:36:22.41 ID:9MXAiet80
あやせ「……知ってるんでしょ?」
京介「……ああ」
あやせ「じゃあなんで!」
京介「お前が好きだからだよ!!いましかねぇだろうが!!!」
あやせ「!!でも!でも……なんで私……」
京介「その、なんだ、初めて会った時から一目惚れってやつかな」
あやせ「……少し」
あやせ「少し、考えさせてください……」
京介「ん、わかった」
あやせ「では失礼します」ペコリ
京介(これで俺とあやせが付き合えば……)
京介「……ああ」
あやせ「じゃあなんで!」
京介「お前が好きだからだよ!!いましかねぇだろうが!!!」
あやせ「!!でも!でも……なんで私……」
京介「その、なんだ、初めて会った時から一目惚れってやつかな」
あやせ「……少し」
あやせ「少し、考えさせてください……」
京介「ん、わかった」
あやせ「では失礼します」ペコリ
京介(これで俺とあやせが付き合えば……)
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14(日) 23:39:02.57 ID:9MXAiet80
ーー帰り道
桐乃(なんで、避けられてるんだろうアタシ……)
桐乃(仕事忙しいからだよね……あやせに限ってそんなこと……)
桐乃「やめやめ!考えても無駄!」
桐乃「早く帰ろっと……」
桐乃(なんで、避けられてるんだろうアタシ……)
桐乃(仕事忙しいからだよね……あやせに限ってそんなこと……)
桐乃「やめやめ!考えても無駄!」
桐乃「早く帰ろっと……」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14(日) 23:41:11.72 ID:9MXAiet80
ーーあやせの部屋
あやせ(今日も桐乃にあんな態度……私最低だ……)
あやせ(でも、言えるわけないよね……こんなこと)
あやせ「なんで神様は大切なものばっかり天秤にかけるんだろう」アハハ
あやせ「あはは、はは……うっ……えぐっ……」
あやせ(今日も桐乃にあんな態度……私最低だ……)
あやせ(でも、言えるわけないよね……こんなこと)
あやせ「なんで神様は大切なものばっかり天秤にかけるんだろう」アハハ
あやせ「あはは、はは……うっ……えぐっ……」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14(日) 23:44:48.53 ID:9MXAiet80
ーー京介の部屋
京介(さて、後は待つだけ、か……)
コンコン
京介「ん?桐乃か?」
ガチャ
桐乃「……」
京介「どうした?」
桐乃「人生相談……」
京介「……あやせか?」
桐乃「……」コクリ
京介「大丈夫だよ、俺に任せろ!」ニコッ
桐乃「なにか……」
桐乃「何か隠してるでしょ?」
京介(さて、後は待つだけ、か……)
コンコン
京介「ん?桐乃か?」
ガチャ
桐乃「……」
京介「どうした?」
桐乃「人生相談……」
京介「……あやせか?」
桐乃「……」コクリ
京介「大丈夫だよ、俺に任せろ!」ニコッ
桐乃「なにか……」
桐乃「何か隠してるでしょ?」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14(日) 23:47:07.11 ID:9MXAiet80
京介「……何も」
桐乃「嘘!!嘘つき!!アンタまでそんなこというワケ!!」
京介「……」
桐乃「……もういい、寝る」ガタッ
バタンッ
京介「もう少し、もう少しなんだ……桐乃」
桐乃「嘘!!嘘つき!!アンタまでそんなこというワケ!!」
京介「……」
桐乃「……もういい、寝る」ガタッ
バタンッ
京介「もう少し、もう少しなんだ……桐乃」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14(日) 23:48:49.20 ID:9MXAiet80
ピロリン
京介「あやせか……」
あやせ「明日、同じ時間に公園で待ちます」
京介「早かったな。りょ う か い っと」
京介「明日あの公園で決まるのか……」
桐乃(明日……公園……)
京介「あやせか……」
あやせ「明日、同じ時間に公園で待ちます」
京介「早かったな。りょ う か い っと」
京介「明日あの公園で決まるのか……」
桐乃(明日……公園……)
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14(日) 23:51:16.54 ID:9MXAiet80
~次の日~
黒猫「貴方、告白は上手く行ったのかしら?」
京介「!な、何で知ってんだよ……」
黒猫「私に不可能は無いとでも言っておきましょうか」
京介(つけてきたな……)
京介「さぁなぁ、今日わかるんじゃねぇのか?」
黒猫「そう……今日は貴方一人で行かせてあげるわ」
京介「やっぱりつけてきてたのかよ!!」
黒猫「貴方、告白は上手く行ったのかしら?」
京介「!な、何で知ってんだよ……」
黒猫「私に不可能は無いとでも言っておきましょうか」
京介(つけてきたな……)
京介「さぁなぁ、今日わかるんじゃねぇのか?」
黒猫「そう……今日は貴方一人で行かせてあげるわ」
京介「やっぱりつけてきてたのかよ!!」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14(日) 23:53:58.46 ID:9MXAiet80
ーー放課後公園
京介「お、すまん待ったか?」タッタッタ
あやせ「いま来たところです」
京介「そうか!良かった」
あやせ「……はい」
京介「で、聞かせてくれるんだろ?」
あやせ「……はい」
京介「まぁあれだ!どんな答えでも俺はいいからな!でも仕事の邪魔にはならないようにする!」ハハハ
あやせ「……」
あやせ「私……」
京介「お、すまん待ったか?」タッタッタ
あやせ「いま来たところです」
京介「そうか!良かった」
あやせ「……はい」
京介「で、聞かせてくれるんだろ?」
あやせ「……はい」
京介「まぁあれだ!どんな答えでも俺はいいからな!でも仕事の邪魔にはならないようにする!」ハハハ
あやせ「……」
あやせ「私……」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14(日) 23:58:58.67 ID:9MXAiet80
京介「おう!(頼む……桐乃を……一人に……)」
あやせ「私……やっぱりお兄さんとは付き合えません」
京介「……(……すまん、桐乃……)」
あやせ「というより……今は大切な時期だと思うんです。お兄さんを一人にするわけにはいきません」
京介「そ、そうか!そうだよなー!仕事、大切な時期だもんな!」ウン
あやせ「でも……向こうに……向こうに行くのも怖いんです……」
桐乃「……向こうって何?」
あやせ「私……やっぱりお兄さんとは付き合えません」
京介「……(……すまん、桐乃……)」
あやせ「というより……今は大切な時期だと思うんです。お兄さんを一人にするわけにはいきません」
京介「そ、そうか!そうだよなー!仕事、大切な時期だもんな!」ウン
あやせ「でも……向こうに……向こうに行くのも怖いんです……」
桐乃「……向こうって何?」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15(月) 00:02:34.96 ID:60KcrHv80
京介「桐乃?!」
桐乃「向こうって何よ、あやせ……?」
あやせ「桐乃……!な、なんでもないの……」
桐乃「何でもないわけないじゃん!!」
あやせ「なんでもないの!!……私、帰るね」
桐乃「ちょっ……!」
京介「……」スッ
あやせ「退いてください、お兄さん……」
京介「……あやせ、もう話してやってくれ」
桐乃「……あやせ!!!」
あやせ「桐乃……ごめんね……私……」
桐乃「向こうって何よ、あやせ……?」
あやせ「桐乃……!な、なんでもないの……」
桐乃「何でもないわけないじゃん!!」
あやせ「なんでもないの!!……私、帰るね」
桐乃「ちょっ……!」
京介「……」スッ
あやせ「退いてください、お兄さん……」
京介「……あやせ、もう話してやってくれ」
桐乃「……あやせ!!!」
あやせ「桐乃……ごめんね……私……」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15(月) 00:07:07.00 ID:60KcrHv80
あやせ「私ね……アメリカでデビューすることになったの……」
桐乃「……え?」
あやせ「アメリカでね、初のアジアンモデルとしてデビューするの……」
桐乃「そ、そんなことなんで直ぐ言ってくれなかったの……?」
あやせ「……」
桐乃「すっごいことじゃん!お祝いするべきことじゃん!!」キラキラ
あやせ「……ごめんね、桐乃」
あやせ「10年……」
桐乃「……え?」
あやせ「向こう行ったら10年間いなきゃいけないんだ……だから、高校もアメリカに行くの……」
桐乃「……そ、そっかー!寂しくなっちゃうなぁー!」
京介「桐乃……」
桐乃「……え?」
あやせ「アメリカでね、初のアジアンモデルとしてデビューするの……」
桐乃「そ、そんなことなんで直ぐ言ってくれなかったの……?」
あやせ「……」
桐乃「すっごいことじゃん!お祝いするべきことじゃん!!」キラキラ
あやせ「……ごめんね、桐乃」
あやせ「10年……」
桐乃「……え?」
あやせ「向こう行ったら10年間いなきゃいけないんだ……だから、高校もアメリカに行くの……」
桐乃「……そ、そっかー!寂しくなっちゃうなぁー!」
京介「桐乃……」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15(月) 00:11:41.83 ID:60KcrHv80
桐乃「頑張ってねあやせ!」ニコッ
あやせ「桐乃……」
桐乃「アタシは大丈夫!寂しくないから、だから、頑張って……」ポロポロ
桐乃「だって、凄いことじゃん?友達がだよ?それに親友がアメリカでデビューだよ?応援しないわけないじゃん……!」ポロポロポロ
桐乃「だから……だから頑張ってね……あやせ」
桐乃「メールも……うぐっ……電話も一杯するから……えぐっ……頑張って仕事して……うっ……電話代くらい稼ぐからさ……ひっく……だから……頑張って……!」
京介「桐乃……」
あやせ「桐乃……」
桐乃「アタシは大丈夫!寂しくないから、だから、頑張って……」ポロポロ
桐乃「だって、凄いことじゃん?友達がだよ?それに親友がアメリカでデビューだよ?応援しないわけないじゃん……!」ポロポロポロ
桐乃「だから……だから頑張ってね……あやせ」
桐乃「メールも……うぐっ……電話も一杯するから……えぐっ……頑張って仕事して……うっ……電話代くらい稼ぐからさ……ひっく……だから……頑張って……!」
京介「桐乃……」
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15(月) 00:14:25.86 ID:60KcrHv80
あやせ「……ありがとう」ポロポロ
あやせ「やっぱり、桐乃は私の親友だね……ごめんね……」
桐乃「あったりまえじゃん……」ニコッ
桐乃「……アタシはいつでもあやせの味方で、親友だから!」
あやせ「……ありがとう、桐乃」ニコッ
あやせ「やっぱり、桐乃は私の親友だね……ごめんね……」
桐乃「あったりまえじゃん……」ニコッ
桐乃「……アタシはいつでもあやせの味方で、親友だから!」
あやせ「……ありがとう、桐乃」ニコッ
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15(月) 00:18:37.54 ID:60KcrHv80
~数週間後~
ーー家
桐乃「つまりアンタは、最低ってワケね」
京介「……はい」ジンジン
桐乃「アタシに寂しい思いさせたくなかったが為に告白とかバッカじゃないの?!」
京介「……はい」ジンジンジン
桐乃「このアタシにかかれば友達の一人や二人は直ぐできるの!しかも仕事も増やしてるから直ぐにだってアメリカに会いにいけるワケ!」
京介「……はい」ジンジンジンジン
桐乃「第一!アンタアタシにはあやせしか親友いないと思ってたの?」
京介「……そんなことは」ジンジンジンジン
黒猫「聞き捨てならないわねぇ、兄さん?」
ーー家
桐乃「つまりアンタは、最低ってワケね」
京介「……はい」ジンジン
桐乃「アタシに寂しい思いさせたくなかったが為に告白とかバッカじゃないの?!」
京介「……はい」ジンジンジン
桐乃「このアタシにかかれば友達の一人や二人は直ぐできるの!しかも仕事も増やしてるから直ぐにだってアメリカに会いにいけるワケ!」
京介「……はい」ジンジンジンジン
桐乃「第一!アンタアタシにはあやせしか親友いないと思ってたの?」
京介「……そんなことは」ジンジンジンジン
黒猫「聞き捨てならないわねぇ、兄さん?」
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15(月) 00:22:18.28 ID:60KcrHv80
桐乃「!!アンタ!どっから!」
黒猫「あれだけ大きな声で怒鳴っていれば、何百メートル離れていようと聞こえるわ」
黒猫「と、ところで……親友っていうのは……だ、誰のことなのかしら……?」
桐乃「」カアァ
バジーナ「拙者のことでござるか!きりりん氏ー!!」
京介「!お前まで!」
バジーナ「いやー、最近連絡がこず思わず来てしまった次第でござるー」ハッハッハ
黒猫「あれだけ大きな声で怒鳴っていれば、何百メートル離れていようと聞こえるわ」
黒猫「と、ところで……親友っていうのは……だ、誰のことなのかしら……?」
桐乃「」カアァ
バジーナ「拙者のことでござるか!きりりん氏ー!!」
京介「!お前まで!」
バジーナ「いやー、最近連絡がこず思わず来てしまった次第でござるー」ハッハッハ
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15(月) 00:26:13.85 ID:60KcrHv80
桐乃「」
京介「き、桐乃……?」
桐乃「ととととにかく!アンタは!アタシを!一人にしたくなくて!告白して!日本にとどめようとか!バカなの!って!いってんの!!!」
京介「す、すまn
桐乃「……アタシには、こんなに友達いるんだから」ボソボソ
京介「え?なんだって?」
黒猫「」カアァ
バジーナ「いやはや、恥ずかしいでござるなぁ」ポリポリ
桐乃「いいいいまのなし!とにかく、会おうと思えば会えるんだから!余計なことしなくていいの!わかった?!」
京介「はい……」
京介「き、桐乃……?」
桐乃「ととととにかく!アンタは!アタシを!一人にしたくなくて!告白して!日本にとどめようとか!バカなの!って!いってんの!!!」
京介「す、すまn
桐乃「……アタシには、こんなに友達いるんだから」ボソボソ
京介「え?なんだって?」
黒猫「」カアァ
バジーナ「いやはや、恥ずかしいでござるなぁ」ポリポリ
桐乃「いいいいまのなし!とにかく、会おうと思えば会えるんだから!余計なことしなくていいの!わかった?!」
京介「はい……」
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15(月) 00:31:35.48 ID:60KcrHv80
ピロリン
京介・桐乃・黒猫・ヴァギーナ「?」
京介「俺だ、ちょっとすまん」
京介「あやせから……何々?」
あやせ「お兄さんへ。10年後楽しみにしています。」
京介・桐乃・黒猫「」
京介「……どうしようこれ」
桐乃「アンタが全部悪いんだから責任とりなさいよね!……もうしらない」ボソボソ
京介「え?何か最後の方が
桐乃「責任とれって言ってんの!!」
黒猫「たまには男らしくいなさい」フンッ
ヴァギーナ「なんのことでござるかぁ~?」
京介(どうしよう……)
京介(まぁ、桐乃が元気なら、それで……)
京介・桐乃・黒猫・ヴァギーナ「?」
京介「俺だ、ちょっとすまん」
京介「あやせから……何々?」
あやせ「お兄さんへ。10年後楽しみにしています。」
京介・桐乃・黒猫「」
京介「……どうしようこれ」
桐乃「アンタが全部悪いんだから責任とりなさいよね!……もうしらない」ボソボソ
京介「え?何か最後の方が
桐乃「責任とれって言ってんの!!」
黒猫「たまには男らしくいなさい」フンッ
ヴァギーナ「なんのことでござるかぁ~?」
京介(どうしよう……)
京介(まぁ、桐乃が元気なら、それで……)
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15(月) 00:34:55.78 ID:60KcrHv80
ーー夜・京介の部屋
コンコン
シーン
コンコンコンコンコンコン
シーン
コンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコン
ガチャ
京介「Zzz……」
桐乃「寝てる……」
パタパタ
スッ
桐乃「ありがと……バカ兄貴……」チュッ
京介「Zzz……」///
京介「俺と結婚したら桐乃はお前の義妹になる」あやせ「!?」ガタッ
~End~
コンコン
シーン
コンコンコンコンコンコン
シーン
コンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコン
ガチャ
京介「Zzz……」
桐乃「寝てる……」
パタパタ
スッ
桐乃「ありがと……バカ兄貴……」チュッ
京介「Zzz……」///
京介「俺と結婚したら桐乃はお前の義妹になる」あやせ「!?」ガタッ
~End~
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