1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/06(土) 21:12:51.80 ID:WiTeh8DD0
男A「やっべー遅刻だー」

タッタッタッタ ドンッ

男B「キャっ」

男A「ごあっ」

男B「ちょっとー、どこ見て歩いてんのよォ!」

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/06(土) 21:15:27.86 ID:WiTeh8DD0
男A「あ?てめーこそ気を付けろ」

男B「なによォ!アンタからぶつかってきたんでしょ」

男A「(何だコイツ・・・気持ち悪・・・)」

男A「あーくそっ、お前のせいで完全に遅刻だ」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/06(土) 21:21:00.73 ID:WiTeh8DD0
先生「えー今日は転校生を紹介する」

先生「男B君、入ってきなさい」

男B「西高校から転校してきた男Bです。よろしくね」

男A「あー!おまえは今朝のっ!」

男B「あ、あんたは!」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/06(土) 21:25:28.28 ID:WiTeh8DD0
先生「お、なんだ。男Aの知り合いか」

先生「ちょうどいい、男Aの隣の席が空いてるからそこに座りなさい」

男B「えっ」

男A「んだとォ!?」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/06(土) 21:28:43.52 ID:WiTeh8DD0
男B「もうっ、なんでよりによってあんたの隣なのよぅ」

男A「こっちのセリフだ」

男B「先生に頼んで席替えてもらおうかしら」

男A「・・・」

男B「何よ?」

男A「おまえさ、何でそんな喋り方なわけ?」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/06(土) 21:32:32.37 ID:WiTeh8DD0
男B「え?」

男A「いや女みたいな喋り方じゃん」

男B「女みたいなって・・・私は女よ」

男A「はあ?男だろどう見ても」

男B「な・・・」

男A「どーう見ても男だろ」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/06(土) 21:36:56.04 ID:WiTeh8DD0
放課後

男A「女Aー、帰るぞ」

女A「あ、うん・・・」

男A「どした?」

女A「・・・Aくん、今日Bくんとケンカした?」

男A「え?」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/06(土) 21:39:39.89 ID:WiTeh8DD0
男A「ケンカはしてないけど・・・」

女A「Bくん、休み時間に泣いてたから」

男A「えええ?何で?」

女A「さあ」

男A(男って言われたのがそんなにショックだったのか・・・?)

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/06(土) 21:43:06.22 ID:WiTeh8DD0
翌日

男A「おっす」

男B「・・・」

男A(怒ってんのかな)

生徒1「おーい男B」

男B「?」

生徒1「男B!ちょっとこっち来いって」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/06(土) 21:47:05.17 ID:WiTeh8DD0
男B「何よ?私に何か用?」

生徒2「すげーwwwホントに女みてぇwww」

生徒1「な?な?すげぇべwwww」

男B「な、何なのよ」

生徒2「おい、ちょっと脱いでみろよwww」

男B「ちょっとやめてよ!放して!」

男A「・・・」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/06(土) 21:51:21.06 ID:WiTeh8DD0
生徒1「  付いてんのか調べてやんよww」

男B「いやああああ!やめてえっ!」

生徒2「コラ暴れんな!」

男A「おい」

生徒1「おっAいいところに」

生徒2「こいつの腕おさえといてくれよww」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/06(土) 21:56:07.90 ID:WiTeh8DD0
男A「いやそんなことよりさ、購買行こうぜww」

生徒1「え?」

男A「そんなオカマほっとけってww焼きそばパン売り切れっぞww」

生徒2「んーまあそれもそうだな、行くか」

男B「・・・」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/06(土) 21:58:35.23 ID:WiTeh8DD0
男B「あの・・・」

男A「ん?」

男B「さっきはありがと」

男A「んん」

男B「・・・」

男A「・・・あのさ」

男B「?」

男A「俺はいいと思うぞ。女みたいな男がいたって」

男B「えっ」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/06(土) 22:00:55.08 ID:WiTeh8DD0
屋上

男B「・・・」ポケ~

女A「Bくん!」

男B「あ・・・Aちゃん・・・」

女A「どうしたの?またAくんとケンカ?」

男B「Aちゃん・・・」

女A「ん?」

男B「私、Aくんのこと、好き・・・かも」

女A「え゛え゛え゛!?」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/06(土) 22:03:17.61 ID:WiTeh8DD0
女A「で、でもっAくんは私の・・・」

男B「Aくんも、女みたいな男がいいって言ってくれた」

女A「え゛え゛え゛!?」

男B「私、男の子から嫌われることが多くて・・・」

男B「でも、Aくんはいいって言ってくれて」

女A「・・・」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/06(土) 22:06:37.49 ID:WiTeh8DD0
放課後                      

男A「女Aー、帰るぞ」

女A「あ、うん・・・」

女A(Aくん・・・私と付き合ってるのに、Bくんに告白するなんて)

男A「どした?」

女A「え?ううん、何でもない」

女A(Aくんってきっと中性的な人が好きなんだ…)

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/06(土) 22:14:38.24 ID:WiTeh8DD0
翌日

男A「おはよー」

男B「・・・Aくん・・・おはよ///」

男A「な、何赤くなってんだよ」

ガラッ

女A「おいーっす!」

男A「あ、女Aおはよ」

女A「よおA、今日も張り切っていくぜぇ!」

男A「!?」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/06(土) 22:16:45.66 ID:WiTeh8DD0
男A「なんか今日2人とも変だぞ」

女A「俺は何も変じゃないぜ」

男B「…Aくん、今日は女子の制服着てみたんだけど…似合うかな///」

男A「きめえな」

女A(しまった…先を越された 私も明日から学ラン着なきゃ…!)

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/06(土) 22:21:20.21 ID:WiTeh8DD0
昼休み

生徒1「男Bのやつ、女装し始めたぞ」

男A「何考えてんだかな」

生徒2「でもカワイイよな」

男A「えっ」

生徒1「まあ、な。」

男A「おいおい」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/06(土) 22:24:34.18 ID:WiTeh8DD0
男A「おいおいおい 男だぞ」

生徒1「でももう見た目は完全に女だし」

男A「でも   ついてんだぞっ」

生徒1「いや…自分でもよく分からんけど…その方が」

生徒2「むしろ興奮するよな、わかる」

男A「・・・」

女A「・・・」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/06(土) 22:28:37.31 ID:WiTeh8DD0
女A宅

女A(男の人って…そうなんだ)

女A「ねえお母さん」

母「んん?」

女A「私、    の移植手術受けたい」

母「はぁぁ!?」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/06(土) 22:34:53.38 ID:WiTeh8DD0
翌日

男A「おっす」

男B「あ、おはよ、Aくん」

男B「今日はマニキュアも塗ってみたんだけど、どうかな…」

男A「どうと聞かれても・・・」

男B「髪も伸ばすことにしたの」

男A「お、おう…そうか」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/06(土) 22:40:30.56 ID:WiTeh8DD0
男B「もっとAくんにふさわしい女になれるように頑張るね」

男A「・・・」

女A「Bくん」

男B「ん?」

女A「話があるから、あとで屋上いこうぜ」

男B「え、うん・・・」

男A「女A・・・なんで学ラン?」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/06(土) 22:48:07.45 ID:WiTeh8DD0
屋上

男B「話って何?」

女A「お願いがあるんだけど」

男B「なぁに?」

女A「    出してくれる?」

男B「ええええ!?」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/06(土) 22:53:09.27 ID:WiTeh8DD0
男B「な、なんで?」

女A「頼むっ、後生だ」

男B「後生って・・・私    付いてないわよ。女の子だもん」

女A「Bくん、もう嘘をついて生きるのはやめにしよう」

男B「えっ、Aちゃん・・・」

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/06(土) 22:58:32.55 ID:WiTeh8DD0
女A「 間にそれがある限り、お前は永遠に男のままだぞ」

男B「・・・でも、それは生まれつきだもの・・・どうしようもないわ」

女A「移植だ」

男B「えっ」

女A「Bくんの    を切って、私の股に縫い付けるんだ」

男B「はああああ!?」

女A「母の裁縫道具を持ってきた。ハサミもある」

男B「ちょ・・・」

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/06(土) 23:02:07.54 ID:WiTeh8DD0
女A「じゃあいくぞ」

男B「うん・・・」

女A「ちょっと痛いかもしれないけど、我慢しろよ」

男B「うん・・・」

女A「せーのっ」

チョキン

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/06(土) 23:05:17.69 ID:WiTeh8DD0
かくして    の移植手術は成功した
これから男Bは女として、女Aは男として生きる決意をした
すべては男Aへの愛ゆえである

男A「おっす女A、男B、2人で何してんだ?」

女A「Bくんに    もらったんだ。ほら見て」

男A「!!」

男B「みてみてAくん、    チョッキンしたんだよー」

男A「うわああああああああ」


おしまい

引用元: 新ジャンル「中性」