ボコランド

おや。ここはボコランドですね。
紗希ちゃんもボコが好きだったのでしょうか？　なんだか意外ですね。

紗希「……」

そういえば、ここも綺麗になりましたね。西住殿…もういいや。西住殿も喜んでました。
紗希ちゃんも顔には出てませんが、改装されたことをきっかけに、また来てみたのでしょうか。

紗希「……」

さっそく中に入ります。…何かを探しているようですね。

＞＞８

隠れボコ

あ、どうやら隠れミ○キーならぬ隠れボコがいるみたいです。

やっぱり紗希ちゃんもそういうのが好きなんですね。ボコの良さは少し分かりかねますけど。

紗希「……」

あ、見つけたみたいですね。隠れボコ。

携帯を取り出して…写真。撮りだしましたね。

記念にでしょうか、微笑ましいですね。

今三枚目を撮り終えましたね…あれ、もうここを離れるみたいですね。

今度はどこへ…。
>>10

アウトレットモール

アウトレットモールに着きました……ここでも1人みたいですね。
というか意外と行動力ありますね。

まあ、とりあえず、アウトレットモールに来たのなら、なにか買い物に来た、というこ……はっ。

いえ待ってください、そういえば以前武部殿が…言っていたような。

『彼氏出来たらアウトレットモールとか言ってみたいよねー、いろいろあるから、飽きないし』

まさか、紗希ちゃん……！

>>12

あ、そんなことはありませんでした。

そこにはきんつばと自分に似たボコを買う紗希ちゃんの姿が

きんつばと……あ、すごいです、左上を向いたボコが！どことなく紗希ちゃんに似ている気がしますね。
そういえば紗希ちゃんはきんつば好きでしたね。そばとか、昆布茶とか。

渋いですね。らしいといえばらしいような、そうでないような。
でももう片方はボコられグマ…バランスが取れていますね！

紗希「……」

心なしか嬉しそうです。可愛いですね。
それにしても、休日は一人でゆっくり過ごすタイプなのでしょうか。ウサギさんチームの子たちとは遊ばないのでしょうか。

紗希「……」ｶﾀｶﾀ

おや、メール、それともラインでしょうか。誰かに連絡をとろうとしているみたいですが。

数分して。

＞＞１５がやってきた。

オレンジペコ

オレンジペコ「…あ、丸山さん。お待たせしました」

紗希「……」

あの人は聖グロリアーナのオレンジペコ殿。
これは意外な人物…。

というより、意外な組み合わせです。
これからどこかへ行くのでしょうか。

オレンジペコ「＞＞１８」

昆布茶の煎れ方教えてください

オレンジペコ「昆布茶の煎れ方を教えてくださるんですよね」

紗希「……」

…昆布茶の？
オレンジペコさん達聖グロリアーナは紅茶しか飲まない…って偏見にも程がありますね。

しかし、昆布茶。確かに紗希ちゃんは昆布茶が好きですけど、なぜ…。

オレンジペコ「以前頂いた、昆布茶が美味しかったので…」

紗希「……」

オレンジペコ「ありがとうございます」

え、今何が伝わったのですか。
オレンジペコさんは何を感じたのですか。

あ、どこかへ移動するみたいですね、一体どこへ…。

＞＞２０

こっ、こっちに向かってくるであります！？

え、ちょっと、こっちに来るであります！？
どこかかくれないと、ええと…。あ、あそこにちょうどトイレが…！一旦撤退します…！

ｶﾞﾁｬﾘ…

ふう、とりあえずは退避できましたね。
…ん？

オレンジペコ「…少し待っててくださいね、丸山さん」

…オレンジペコさんもおトイレですか。
なんというか、まあ、女子で良かったというか、個室でよかったです。

オレンジペコ「…＞＞２２」

やっぱり紗希さんは物静かで素敵な人ですね///

オレンジペコ「やっぱり紗希さんは物静かで素敵な人ですね…///」

え。
なに、それは、どういう…。

そんなに接点なかったですよね？　なんでそういう流れに！？
うーん、これは面白いことになりそうですねぇ……！

ご安心を、この事は生涯胸の内に秘めておきます。

―――

さて、アウトレットモールから出て、しばらく歩いてますが……あ、そういえばお昼まだでした…お腹すきましたね。
…おや、二人もどこかで食べるみたいです。喋ってるのオレンジペコさんだけですけど。

＞＞２４

お好み焼き屋でたらし焼き

たらし焼き。なるほど、食べ歩くことも出来ますね……いや、オレンジペコさんも紗希ちゃんもそういうタイプじゃないですね。
とりあえず、私もお腹すきましたし、ここでお昼にしましょう。

オレンジペコ「美味しいですね、私、たらし焼きは初めて食べました」

紗希「……」ﾓﾌﾓﾌ

オレンジペコ「……」

あ、これ美味しいですね。
まあ基本的にはお好み焼き…ですよね？

紗希「……」

それにしても本当に静かですね。オレンジペコさんは何も思わないのでしょうか。
あー、でもそこが気に入っているのでしょうか。

＞＞２８

オレンジペコを追跡してるダージリン殿

ダージリン「……」

あれ、あの人は……聖グロリアーナの…ダージリン殿？
なぜここに…なんでこそこそしてるんですか？

オレンジペコ「…あ、紗希さん。頬にソースがついていますよ」

紗希「…」

オレンジペコ「はい、とれました」

こうして見ると、オレンジペコさんのほうが年上のようですね。

ダージリン「＞＞３５」

ショックで失神寸前

ダージリン「ペペペペペ……」

あ、やばいです。あれは間違いなくオレンジペコさんロスです。
震えてますもん。たおれそうですもん。顔真っ青ですもん。

ダージリン「…ペコ……なにをして……」

…あ、食べ終えたオレンジペコさんと紗希さんが…！
……ダージリンも後を追うみたいですね…これは、見届けなければ……。

>>37

ダージリンが倒れそうになるのでゆかrナレーターが支えてあげる

ダージリン「あぐっ……」ﾌﾗｯ

ちょっ！あぶなっ…！

ダージリン「！ …あなたは、確か……大洗の…」

ど、どうも。それより大丈夫ですか？顔が真っ青ですよ？

ダージリン「ふ、ふふ、大丈夫。それよりも、早くオレンジペコを…」

あ、ああ。それもそうですね……でも大丈夫ですか？なにかわるいものを見るかもしれませんよ…？

ダージリン「心配はいらないわ…けれど、今日だけはそばでいざというときに支えてくれると、助かります」

は、はい、わかりました。……ん？

オレンジペコ「>>40」

紗希さんといるだけで何だか嬉しくなります

オレンジペコ「私、紗希さんといるだけでなんだか嬉しくなってしまいます」


ダージリン「ぺふっ」

ダージリン殿！？
大丈夫ですか、ダージリン殿、気を確かに！
というかオレンジペコさんもオレンジペコさんですよ！なんで、なにが原因で紗希ちゃんにそんな…！？

ダージリン「…ふ、ふふ、そう。ペコ、あなたは……」ｶﾞｸｶﾞｸ

ダージリン殿が死にそうです…。
…これはもう一旦帰したほうが…幸いと言えるのは、紗希ちゃんのほうがなにも言い返さないから、ダージリン殿のダメージもこれくらいで済んで……。





紗希「>>43」

…わたしも…だよ

紗希「………わたしも」



ダージリン「」

わあお。
これは……なんというか…紗希ちゃん、すごいです。多分この世で一番レアなものを見ましたよ。ダージリン殿は犠牲になりましたが……。

オレンジペコ「……///」

紗希「…」

あ、でも動じはしないんですね。そこはさすがというか、はい。
……とりあえず。

優花里「…ダージリン殿、うちにきます？ 休みましょう…」

ダージリン「」

優花理「ありゃりゃ……」

ーーー

紗希「……」

オレンジペコ「おじゃまします……あら、御両親はお留守ですか」

紗希「……」

オレンジペコ「そうなんですか。…あ、でしたら、これを。私のお気に入りです」

紗希「……」

オレンジペコ「はいっ、オレンジペコです」

オレンジペコ「……それで、えと」

>>47

満を持して昆布茶の煎れ方を教える紗希ちゃん

紗希「……」ｽｸｯ

オレンジペコ「あ、はい。わかりました」

紗希「……」

オレンジペコ「…へえ…なるほど…」

紗希「……」ｼｬｶｼｬｶ

オレンジペコ「…あれ、それ、金箔……？」

紗希「……」ﾄﾎﾟﾎﾟ

ーーー

オレンジペコ「…わあ」

紗希「……」ｺｸｺｸ

オレンジペコ「……では、頂きます」

紗希「……」

オレンジペコ「……！美味しいです…！」

>>50※紗希の、行動

調べてみるとお見合いや婚礼の席では昆布茶を出すとか出さないとか……

紗希「……」

オレンジペコ「……え？お見合い？婚礼……」

オレンジペコ「もー、紗希さん、そんな変な事言わないでください。私はまだ結婚出来る年齢じゃないんですよ」

紗希「……」

オレンジペコ「それは紗希さんだって……？紗希さん？」

紗希「……」ｼﾞｯｰ

オレンジペコ「………？」

紗希「>>52」

紗希「……」

オレンジペコ「……え？お見合い？婚礼……」

オレンジペコ「もー、紗希さん、そんな変な事言わないでください。私はまだ結婚出来る年齢じゃないんですよ」

紗希「……」

オレンジペコ「それは紗希さんだって……？紗希さん？」

紗希「……」ｼﾞｯｰ

オレンジペコ「………？」

紗希「>>52」

眠い

オレンジペコ「あら、それはそれは……疲れちゃいましたか？」

紗希「……」ｳﾄｳﾄ

オレンジペコ「なら、私は今日は帰ります。紗希さんはゆっくり……！」

紗希「……」ｺﾛﾝｯ

オレンジペコ「さっ、紗希さん…！」

紗希「…………い」

オレンジペコ「え？」



紗希「……ここ、がいい」


オレンジペコ「>>58」

わたしの膝を使って下さい

オレンジペコ「……もう、しかたないですね」

紗希「……」

オレンジペコ「……」ｻｽｻｽ

紗希「……」ｽｳｽｳ

オレンジペコ(早い…)

オレンジペコ「……」

オレンジペコ「……紗希さーん」

紗希「……」ｽｳｽｳ

オレンジペコ「……」ﾑﾆｯｰ

紗希「…」ﾑﾆｯｰ

オレンジペコ(…起きませんね)

紗希「……」ｽｳｽｳ



オレンジペコ「……>>61」

いとおしい///

オレンジペコ「なんと愛おしい……！」

オレンジペコ「写真撮りましょう…！」

オレンジペコ「…そういえば」

オレンジペコ「紗希さん、装填手でしたね…わたしもですけど」

オレンジペコ(…そんなどうでもいいことにも少し嬉しくなってしまいます)

オレンジペコ「ふふ…」

紗希「………」ｺﾛﾝｯ

オレンジペコ「あ、とと……」

紗希「…>>65」

いい匂い

紗希「……いいにおい」ｽﾔｽﾔ

オレンジペコ「……！」

オレンジペコ「……う」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

オレンジペコ「……」

紗希「……」

オレンジペコ「……はあ」

オレンジペコ「そんなに隙だらけで、そんな事言ってしまって……」


オレンジペコ「……>>67」

食べちゃいますよ？

オレンジペコ「…食べちゃいますよ？」

紗希「……」

オレンジペコ「……」

オレンジペコ「……あむっ」ﾊﾟｸｯ

紗希「……」ｽﾔｽﾔ

オレンジペコ「……紗希さん、指細い…」

オレンジペコ「……」

ﾍﾟﾛｯ……

ーーー

紗希「……」ﾊﾟﾁｯ

紗希「………？」

>>69

仮面の淑女が傍に無言で立っている……

紗希「…………………！？」ﾋﾞｯｸｩ

紗希「……」

オレンジペコ「……ぷ、ぷふっ……」

紗希「……！」

オレンジペコ「さ、紗希さん、お目覚めですか？」

紗希「……………」

オレンジペコ「ごめんなさい、ちょっとだけからかいたくなっちゃって」

オレンジペコ「驚きました？」

紗希「……うん」

オレンジペコ「ふふ、なら成こ………」



紗希「帰っちゃったのかと…………」



オレンジペコ「………」

オレンジペコ「…ごめんなさい」

オレンジペコ「でも、ちょっと嬉しいかもです」

紗希「……」

オレンジペコ「………ふふ♪」

オレンジペコ「私、紗希さんの事好きですからね」

紗希「……」

オレンジペコ「……？ 紗希さん？」


紗希「………///」

おしまい