1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/08(水) 00:43:05.03 ID:1w6LFbtl0
セイバー「ど、どういうことですかシロウ!」

士郎「どうもなにも、俺は桜ルートで言峰のことが好きって気づいただろ?」

セイバー「いや…あれは違う意味でかと…」

士郎「あの時は色々あって言えなかったからいつ告白しようかと考えていたんだ…」

セイバー「そ、そんな……」

士郎「でもありがとうセイバー!聞いてくれたおかげで踏ん切りがついた!告白してくるよ!」

セイバー「な、何を言っているのですかシロウ!!考え直してください!」

2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/08(水) 00:45:04.17 ID:1w6LFbtl0
士郎「セイバーは…応援してくれないのか…?」

セイバー「うっ…で、でも同性では…そのような…」

士郎「セイバーだって昔女の子と結婚したんじゃないのか」

セイバー「あ、あれは仕方なく…!!」

士郎「…………」

セイバー「……」アウアウ

3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/08(水) 00:46:56.15 ID:1w6LFbtl0
士郎「…やっぱり誰に反対されても俺は言峰が好きなんだ!」

セイバー「そ、そんな…シロウ…」アウアウ

士郎「俺!行ってくるよ!!」ダッ

セイバー「あああシロウウウウウウ!!」

セイバー「行ってしまった…………」

セイバー「どうしましょう……」

4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/08(水) 00:48:51.88 ID:1w6LFbtl0
ガラガラ

凛「さっき士郎がすごい深刻な顔して歩いていってたけどなにかあったの?」

桜「すごい気迫で…声をかけても反応がなくて…」

セイバー「リン!!サクラ!!いいところに!!」

凛桜「?」

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/08(水) 00:50:36.86 ID:1w6LFbtl0
セイバー「かくかくしかじかなわけでシロウが大変なんです!!!」

凛桜「」ボーゼン

凛「ま、まさか衛宮くんがxxだったなんて…しかもよりにもよって綺礼…」

桜「そんな………先輩が…ほ…xx……」

セイバー「まさかシロウが男色家だとは………」

凛「ハッそういえば…学校でよく一成とつるんでるけど……まさか……」

桜「ハッそういえば兄さんは衛宮は僕のもの…ってブツブツいってました…」


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/08(水) 00:52:54.35 ID:1w6LFbtl0
セ凛桜「…………」

凛「阻止…するべきなんじゃない?」

セイバー「そうですね…これだとシロウは  ゲ主人公失格です…」

桜 (センパイガxxセンパイガxxセンパイガxxセンパイガxxセンパイガ…)

凛「こうしてはいられないわ!!シロウは教会へ行ったんでしょう!?」

セイバー「ええ、告白しにいくといってましたからたぶん…」

凛「じゃあ教会へいくわよ!!桜しっかりして!」

桜「ハッ…は、はい姉さん…」(シンプコロス…)

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/08(水) 00:54:39.50 ID:1w6LFbtl0
その頃の教会

ガチャン

言峰「ん…?」

士郎「こ、言峰!」

言峰「なんだ衛宮士郎…何か用でも?」

士郎「そ、それは…」モジモジ

言峰(なんだこいつ…)

士郎「こ、言峰!!!!!」

言峰「だから何だ……」

士郎「お前のことが好きだ!!!!!!!!!!!!」

言峰「」


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/08(水) 00:56:29.76 ID:1w6LFbtl0

言峰「それはなんの冗談かね?衛宮士郎…」

士郎「最初は…なんて最悪なやつなんだって思ってた…」

言峰「経緯なんてきいていないのだが」

士郎「でもルートを重ねるごとに…お前と俺は似てるんじゃないかって」

言峰「おい」

士郎「そしてHFで気づいたんだ…俺…お前のことがすきなんだ…!」

言峰「」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/08(水) 00:58:33.60 ID:1w6LFbtl0
士郎「お前を……助けたいんだ……」

言峰「お前に助けられる筋合いもなにもないのだが」

士郎「お前に…人の不幸以外でも、幸せを感じさせてやりたいんだ…」

士郎「だから…俺と一緒に幸せになろう!言峰!!」

言峰(これほど私を困らせた奴がいただろうか、いやいない)

言峰「なんの冗談かはしらんが断る。私にはそういう趣味もないのでね」

士郎「もしかして…他に好きな人がいるのか…?」

言峰「話を聞け」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/08(水) 01:00:18.11 ID:1w6LFbtl0
士郎「まさか…!!ギ…ギルガメッシュか…!?」

言峰「どうやったらそう言うことになるのだ!そういう趣味はないと行ったのが聞こえなかったのかね?」

士郎「そういえばFateでは私のパートナーとかいっていた…まさかあれは人生のパートナーということか…!?!」

言峰(こいつは私が聖職者だとわかっているのだろうか…)

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/08(水) 01:02:11.64 ID:1w6LFbtl0
士郎「10年同棲してたし……」

言峰「同棲というな居候だあいつは」

士郎「俺は…確かにその月日にはかなわない…でもきっと誰よりも幸せにしてみせる」

言峰(妻を思い出して嫌だなこいつ…)

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/08(水) 01:04:02.18 ID:1w6LFbtl0
ガチャ

ギル「おーい言峰~おなかがすいたぞ~言峰~」

言峰(なんでこんなときに)

士郎「ギルガメッシュ!!いいところに!!」

ギル「なんだ雑種…気安く我を呼ぶでない」

士郎「俺は…お前より言峰が好きだ!!!多分!!」

ギル「何を言っておるのだこいつは?」

言峰「どうやら気が狂ったらしい」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/08(水) 01:06:04.29 ID:1w6LFbtl0
士郎「かくかくしかじか」

ギル「ほwwwwほwwwwうwwwwww」

言峰(しまった…こいつにバレたのはまずかったか…)

士郎「というわけで…俺は言峰が好きなんだ…幸せにしたいんだ…」

ギル「だwwwwとwwwwよwwww言wwwwww峰」

言峰「ハァ…」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/08(水) 01:07:50.67 ID:1w6LFbtl0
ギル「で、どうなのだ綺礼よ…どっちを選ぶのだ…?」

士郎「な、名前呼び!?」

士郎「ど、どういうことなんだ…やっぱり…」アセアセ

ギル「長い付き合いだものなwwwwwっうぇwwwっうぇwwwwwwwwww」

言峰(うぜぇ)

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/08(水) 01:09:43.08 ID:1w6LFbtl0
言峰(煽りやがって英雄王…夕飯は麻婆だ…)

言峰(いや…こいつをつかって退散してもらうのもアリか…)

士郎「こ…言峰……」ソワソワ

言峰(ぶっちゃけどっちも嫌だ………しかし…)

ギル「どwwwうwwwwすwwwるwwwのwwwだwww」

言峰(…………くっ背に腹はかえられない…か……)

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/08(水) 01:11:45.86 ID:1w6LFbtl0
言峰「…………ギルガメッシュだな」

ギ士「!??!」

言峰「一応前回カラノパートナーダカラナ」ギュッ

ギル「おい抱きつくな気色悪い!!!!!!」

言峰「仕方ないだろう……」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/08(水) 01:13:29.96 ID:1w6LFbtl0
ギル(こいつ我を雑種から逃げるだしにつかったな…)チッ

士郎「そ…そんな…」ガクッ

言峰「アーアースキダーエイユーオーアイシテルー」(棒)

ガチャ

凛「どういうことなの綺礼………」

言峰「」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/08(水) 01:15:21.42 ID:1w6LFbtl0
士郎「あぁ…遠坂…」

セイバー「シロウ!!一体どういう状況なんですか!?え…英雄王?」

ギル「」

士郎「ああ…実は今言峰に振られて…言峰は10年前からギルガメッシュと…付き合ってたみたいなんだ…」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/08(水) 01:17:09.20 ID:1w6LFbtl0
桜「そ…そんな!」(ユルシテヤルカ…)

凛「そんな…まさか…綺礼…長い付き合いだけどこういう趣味とは知らなかったわ…」

言峰「ちがうこれはだな…」

凛「違うってなによ!!!抱きついてるじゃない!!」

言峰(シマッターーーーー!!)パッ

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/08(水) 01:19:09.14 ID:1w6LFbtl0
ギル「ウッ…やっと解放された…」

セイバー「英雄王…あなた…」

ギル「セ、セイバー!!!違うのだこれは!!」

セイバー「あ、もういいです(どうでも)」ホジホジ

ギル「セイバァアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/08(水) 01:22:18.38 ID:1w6LFbtl0
凛「聖杯戦争って…人の性癖まで変えてしまうのね…」

言峰「だからちが…」

凛「私、あんたたちの性癖に興味ないから。じゃあ、そういうことで…xx神父…」ボソッ

言峰「」

ギル「」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/08(水) 01:24:14.07 ID:1w6LFbtl0
セイバー「それよりもシロウ…わかったでしょう…言峰はこんなんでランサーも交えてxxでもしてるんですきっと」

セイバー「帰りましょう…シロウ…」

士郎「セイバー……」

士郎「そうだな…言峰は俺が幸せにしなくても幸せそうだ…」

セイバー「はい。ですから今度は私を幸せにしてくれませんか?もうすぐお昼です!」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/08(水) 01:26:03.85 ID:1w6LFbtl0
士郎「そうだな…今日のお昼は何にしようか?」

セイバー「うーんそうですね…」

凛「ちょっと!!おいていかないでよ!!」

桜「そうですよ先輩!セイバーさんばっかり……」ムスッ

士郎「あ、悪い悪い!遠坂と桜はお昼、なにがいい?」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/08(水) 01:27:50.55 ID:1w6LFbtl0

凛「そうねぇ…今は暑いし簡単にそうめんとかでいいんじゃない?」

セイバー「む、そうめんとはなんですか?」

士郎「セイバーはまだ食べたことなかったっけ?」

桜「じゃあお昼はそうめんにしましょうか。先輩、一緒に作りましょう!」

士郎「ああ、そうだな!」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/08(水) 01:29:46.88 ID:1w6LFbtl0
後日


士郎「なあ遠坂…実は俺…」

凛「何?衛宮くん」

士郎「俺……アーチャーのことが好きみたいなんだ…」

凛「」



おしまい

引用元: 士郎「俺…実は言峰が好きなんだ」セイバー「えっ」