1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 16:29:23.56 ID:NA0zRLjxI
京子「そう!巷で話題の人気ゲーム!一万本の購入枠に見事入りましたー!
しかも4つ!」
結衣「どんだけ運がいいんだお前は」
ちなつ「でもそれって確か、ネット環境がないと遊べないんじゃ?」
京子「心配ご無用!実はこっそり部室に回線をつなげておいた!」
結衣「いつの間に……」
京子「はい!じゃあみんなナーヴギア被って……リンクスタート!」
しかも4つ!」
結衣「どんだけ運がいいんだお前は」
ちなつ「でもそれって確か、ネット環境がないと遊べないんじゃ?」
京子「心配ご無用!実はこっそり部室に回線をつなげておいた!」
結衣「いつの間に……」
京子「はい!じゃあみんなナーヴギア被って……リンクスタート!」
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 16:30:44.15 ID:NA0zRLjxI
----第一層 はじまりの街----
京子「よっしゃー!ついに来たぞこの世界に!」
ちなつ「……京子先輩。その格好、完全にミラクるんじゃないですか」
京子「そういうちなつちゃんは、なんで男?」
ちなつ「えっ、だって……異性同士じゃないと、結衣先輩と結婚できないし」
結衣「結婚!?」
ちなつ「ヒヒヒ……《倫理コード解除設定》で、あんなことや
こんなことも……」
京子「(なぜそこまで知っている……)」
京子「よっしゃー!ついに来たぞこの世界に!」
ちなつ「……京子先輩。その格好、完全にミラクるんじゃないですか」
京子「そういうちなつちゃんは、なんで男?」
ちなつ「えっ、だって……異性同士じゃないと、結衣先輩と結婚できないし」
結衣「結婚!?」
ちなつ「ヒヒヒ……《倫理コード解除設定》で、あんなことや
こんなことも……」
京子「(なぜそこまで知っている……)」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 16:31:26.95 ID:NA0zRLjxI
あかり「あ、あの……あかりもいるんだけど……」
京子「あっ、すっかり忘れてたよ」
あかり「ひどい!?」
ちなつ「……あかりちゃん、なんでそんな地味な顔にしたの?」
結衣「あかり……ゲームの中でくらい、存在感のあるキャラになっても
いいんだぞ?」
あかり「そ、そんなぁ……」
京子「あっ、すっかり忘れてたよ」
あかり「ひどい!?」
ちなつ「……あかりちゃん、なんでそんな地味な顔にしたの?」
結衣「あかり……ゲームの中でくらい、存在感のあるキャラになっても
いいんだぞ?」
あかり「そ、そんなぁ……」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 16:33:15.78 ID:NA0zRLjxI
リンゴーン、リンゴーン
あかり「?」
結衣「あれ……中央広場にどんどん人が」
京子「おっ、もしかして私のミラクるんを一目見に!?」
結衣「んなわけあるか」
【Warning】
【System Announcement】
ちなつ「キャー!結衣せんぱ~い!怖いですぅ」
結衣「こ、こら!」
京子「(あざとい……)」
あかり「?」
結衣「あれ……中央広場にどんどん人が」
京子「おっ、もしかして私のミラクるんを一目見に!?」
結衣「んなわけあるか」
【Warning】
【System Announcement】
ちなつ「キャー!結衣せんぱ~い!怖いですぅ」
結衣「こ、こら!」
京子「(あざとい……)」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 16:34:08.75 ID:NA0zRLjxI
『プレイヤーの諸君、私の世界へようこそ』
ちなつ「ギャアアアアアアアア!?顔がない!お化けですよ先輩!」
結衣「ち……ちなつちゃん……く、苦しい……」
『私の名前は茅場晶彦。今やこの世界をコントロールできる唯一の人間だ』
ちなつ「ギャアアアアアアアア!?顔がない!お化けですよ先輩!」
結衣「ち……ちなつちゃん……く、苦しい……」
『私の名前は茅場晶彦。今やこの世界をコントロールできる唯一の人間だ』
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 16:37:18.29 ID:NA0zRLjxI
~演説終了後~
京子「あぁ……私の渾身のミラクるんがぁ……」
結衣「いや、そこじゃないだろ」
あかり「ふぇぇぇっ!あかり達、帰れなくなっちゃったよぉ!」
ちなつ「……考えようによってはチャンスかも」
あかり「ふえぇっ……?」
ちなつ「これでずーっと結衣先輩と一緒です!」
結衣「お前ら……」
仮想世界、アインクラッドに囚われてしまったあかり達。
彼女たちはこのデスゲームをクリアし、元の世界に戻れるのか?
彼女たちの冒険はつづく……
京子「あぁ……私の渾身のミラクるんがぁ……」
結衣「いや、そこじゃないだろ」
あかり「ふぇぇぇっ!あかり達、帰れなくなっちゃったよぉ!」
ちなつ「……考えようによってはチャンスかも」
あかり「ふえぇっ……?」
ちなつ「これでずーっと結衣先輩と一緒です!」
結衣「お前ら……」
仮想世界、アインクラッドに囚われてしまったあかり達。
彼女たちはこのデスゲームをクリアし、元の世界に戻れるのか?
彼女たちの冒険はつづく……
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 16:40:38.38 ID:NA0zRLjxI
~ およそ一年後 ~
----第三十五層 迷いの森----
シリカ「ピナ!ピナああっ!」
ピナ「きゅる……」
ガシャーン
シリカ「ピナあああああっ!」
ドランクエイプ「グオオッ!」
シリカ「あ……」
----第三十五層 迷いの森----
シリカ「ピナ!ピナああっ!」
ピナ「きゅる……」
ガシャーン
シリカ「ピナあああああっ!」
ドランクエイプ「グオオッ!」
シリカ「あ……」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 16:41:45.55 ID:NA0zRLjxI
京子「とうっ!」
バシュッ!
ドランクエイプ「グオッ!?」
シリカ「……!?」
結衣「てやあっ!」
ちなつ「たあっ!」
バシュッ!
ドランクエイプ「グオッ!?」
シリカ「……!?」
結衣「てやあっ!」
ちなつ「たあっ!」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 16:43:03.48 ID:NA0zRLjxI
ドランクエイプ「グオオオオオオオ!!」
ガシャーン
ガシャーン
ガシャーン
シリカ「……!」
結衣「……ごめん。君の友達、助けられなかった……」
ガシャーン
ガシャーン
ガシャーン
シリカ「……!」
結衣「……ごめん。君の友達、助けられなかった……」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 16:44:08.30 ID:NA0zRLjxI
シリカ「……いいえ……あたしが……バカだったんです……。
ありがとうございます……助けてくれて……」
京子「ふっふ~ん、いいってことよ!」
結衣「調子に乗るな」
シリカ「……でも……ピナが……」
ありがとうございます……助けてくれて……」
京子「ふっふ~ん、いいってことよ!」
結衣「調子に乗るな」
シリカ「……でも……ピナが……」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 16:44:51.82 ID:NA0zRLjxI
結衣「大丈夫。まだチャンスはあるよ」
シリカ「えっ……」
結衣「使い魔の心が残っていれば、四十七層の《思い出の丘》
にあるアイテムで生き返らせられるって聞いたから」
シリカ「……四十七層……」
シリカ「えっ……」
結衣「使い魔の心が残っていれば、四十七層の《思い出の丘》
にあるアイテムで生き返らせられるって聞いたから」
シリカ「……四十七層……」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 16:45:59.20 ID:NA0zRLjxI
京子「今レベルはいくつ?」
シリカ「……44です」
京子「私たちもそんくらいだからさ、皆で行けば何とかなるって!」
シリカ「えっ……」
ちなつ「私たちね、このへんでレベル上げしてたの。
どうせ暇だったし、いいですよね先輩」
結衣「うん」
シリカ「……44です」
京子「私たちもそんくらいだからさ、皆で行けば何とかなるって!」
シリカ「えっ……」
ちなつ「私たちね、このへんでレベル上げしてたの。
どうせ暇だったし、いいですよね先輩」
結衣「うん」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 16:47:05.75 ID:NA0zRLjxI
シリカ「あ、ありがとう……あたし、シリカっていいます」
結衣「私はユイ」
京子「キョーコだよん」
ちなつ「チーナで~す☆」
シリカ「よろしく……へへ、なんだか嬉しいな」
結衣「私はユイ」
京子「キョーコだよん」
ちなつ「チーナで~す☆」
シリカ「よろしく……へへ、なんだか嬉しいな」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 16:48:18.87 ID:NA0zRLjxI
京子「……あれ?」
結衣「ん?どうしたの?」
京子「……なんか、一人忘れてるような……」
ドランクエイプ「グオオオオオオオッ!!」
あかり「いやあああああ!みんなー、どこーーー!?」
結衣「ん?どうしたの?」
京子「……なんか、一人忘れてるような……」
ドランクエイプ「グオオオオオオオッ!!」
あかり「いやあああああ!みんなー、どこーーー!?」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 16:51:16.63 ID:NA0zRLjxI
----第四十七層 フローリア----
シリカ「うわあ……!」
あかり「わぁい!あかりお花大好き!」
結衣「この層はフロア全体が花畑なんだって。それに……」
ちなつ「きゃー!ここ、有名なデートスポットですよね結衣先輩!」
結衣「……う、うん。そうみたいだね」
シリカ「うわあ……!」
あかり「わぁい!あかりお花大好き!」
結衣「この層はフロア全体が花畑なんだって。それに……」
ちなつ「きゃー!ここ、有名なデートスポットですよね結衣先輩!」
結衣「……う、うん。そうみたいだね」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 16:52:50.02 ID:NA0zRLjxI
シリカ「あ、あの……」
結衣「ん?」
シリカ「みなさんはその……現実世界でもお友達だったんですか?」
京子「そうだよー。同じ学校のねー」
結衣「同じ部活のメンバーだったんだ。ギルド名の《ごらく部》っていうのも、
部活の名前から取ってるんだよ」
結衣「ん?」
シリカ「みなさんはその……現実世界でもお友達だったんですか?」
京子「そうだよー。同じ学校のねー」
結衣「同じ部活のメンバーだったんだ。ギルド名の《ごらく部》っていうのも、
部活の名前から取ってるんだよ」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 16:54:51.88 ID:NA0zRLjxI
シリカ「そうなんですか……いいな……」
京子「え?」
シリカ「あたしは……そういうのなかったから……」
結衣「……」
シリカ「ピナに出会うまではずっと一人で……
近い歳のプレイヤーも、全然いなくて……」
ちなつ「シリカちゃん……」
京子「え?」
シリカ「あたしは……そういうのなかったから……」
結衣「……」
シリカ「ピナに出会うまではずっと一人で……
近い歳のプレイヤーも、全然いなくて……」
ちなつ「シリカちゃん……」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 16:56:05.21 ID:NA0zRLjxI
がしっ
京子「……よし!今日から君はごらく部の新入部員だ!」
シリカ「えっ……」
ちなつ「シリカちゃんはもう私たちの友達!だからもう一人じゃないよ」
結衣「こんなギルドでよかったらさ、好きなだけ居ていいからね」
シリカ「……みんな……ありがとう……」
京子「よしっ!そうと決まれば、さっそく《思い出の丘》にしゅっぱーつ!」
京子「……よし!今日から君はごらく部の新入部員だ!」
シリカ「えっ……」
ちなつ「シリカちゃんはもう私たちの友達!だからもう一人じゃないよ」
結衣「こんなギルドでよかったらさ、好きなだけ居ていいからね」
シリカ「……みんな……ありがとう……」
京子「よしっ!そうと決まれば、さっそく《思い出の丘》にしゅっぱーつ!」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 16:58:06.10 ID:NA0zRLjxI
----第四十七層 思い出の丘----
ちなつ「ふぅ……なんとか無事に入手できましたねぇ」
京子「ふぃ~!しんどかった~!」
シリカ「これで……ピナを生き返らせられるんですね……」
結衣「うん。でもここらへんは強いモンスターが多いから、
街に帰ってからにしようね」
シリカ「はい!」
あかり「えへへ……あかり、ピナちゃんに会うの楽しみだよぉ」
ちなつ「ふぅ……なんとか無事に入手できましたねぇ」
京子「ふぃ~!しんどかった~!」
シリカ「これで……ピナを生き返らせられるんですね……」
結衣「うん。でもここらへんは強いモンスターが多いから、
街に帰ってからにしようね」
シリカ「はい!」
あかり「えへへ……あかり、ピナちゃんに会うの楽しみだよぉ」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 16:59:20.27 ID:NA0zRLjxI
「かかれ!」
あかり「えっ……」
がしっ!
京子「~~~!?~~~!!」
ちなつ「ちょ……な、なんですかあなた達!」
ロザリア「あなた達が来るのをずっと待ってたの。その様子だと、
首尾よく《プネウマの花》をゲットできたみたいね」
シリカ「ろ……ロザリアさん……!?」
ロザリア「じゃ、さっそくその花を渡してちょうだい」
あかり「えっ……」
がしっ!
京子「~~~!?~~~!!」
ちなつ「ちょ……な、なんですかあなた達!」
ロザリア「あなた達が来るのをずっと待ってたの。その様子だと、
首尾よく《プネウマの花》をゲットできたみたいね」
シリカ「ろ……ロザリアさん……!?」
ロザリア「じゃ、さっそくその花を渡してちょうだい」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 17:00:51.82 ID:NA0zRLjxI
結衣「……知り合い?」
シリカ「は、はい……つい最近までパーティーを組んでて……」
ロザリア「そうよォ。戦力を評価すんのと同時に、冒険でたっぷり
お金が貯まって、 おいしくなるのを待ってたの」
シリカ「……!!」
ちなつ「この人たち、その人を除いてほとんどオレンジですよ!」
結衣「犯罪者ギルド……やられたね」
シリカ「は、はい……つい最近までパーティーを組んでて……」
ロザリア「そうよォ。戦力を評価すんのと同時に、冒険でたっぷり
お金が貯まって、 おいしくなるのを待ってたの」
シリカ「……!!」
ちなつ「この人たち、その人を除いてほとんどオレンジですよ!」
結衣「犯罪者ギルド……やられたね」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 17:02:08.20 ID:NA0zRLjxI
ロザリア「ホラ!さっさと《プネウマの花》と持ち金を全て出しな!」
シリカ「イ、イヤ……この花だけは……」
ロザリア「渡さないっていうのかい?だったら死ね!」
ヒュン!
ちなつ「シリカちゃん!」
京子「やめろーーー!!」
結衣「くっ……」
シリカ「イ、イヤ……この花だけは……」
ロザリア「渡さないっていうのかい?だったら死ね!」
ヒュン!
ちなつ「シリカちゃん!」
京子「やめろーーー!!」
結衣「くっ……」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 17:05:02.19 ID:NA0zRLjxI
バシーン!
ロザリア「……!?誰……」
バシーン!バシ!バシーン!
手下1「なっ……お、女!?」
手下2「……!ろ、ロザリアさん!こいつ確か《攻略組》ですよ!」
ロザリア「なっ……」
ギロッ
手下3「ひ、ひぃ!」
手下4「お……お助けををををを!」
ロザリア「あ、あんたら何やってんだ!逃げるんじゃないよ!」
ロザリア「……!?誰……」
バシーン!バシ!バシーン!
手下1「なっ……お、女!?」
手下2「……!ろ、ロザリアさん!こいつ確か《攻略組》ですよ!」
ロザリア「なっ……」
ギロッ
手下3「ひ、ひぃ!」
手下4「お……お助けををををを!」
ロザリア「あ、あんたら何やってんだ!逃げるんじゃないよ!」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 17:07:41.60 ID:NA0zRLjxI
ザッザッザッ ……
ロザリア「ふ、ふん。やりたきゃやってみな。
グリーンのアタシに傷をつけたら、今度はあんたがオレンジに……」
ジャキン!
ロザリア「……っ」
あかね「……言っておきますけどね」
あかね「私の妹を傷つける奴は誰だって容赦しませんよ」
あかり「お……お姉ちゃん!?」
ロザリア「ふ、ふん。やりたきゃやってみな。
グリーンのアタシに傷をつけたら、今度はあんたがオレンジに……」
ジャキン!
ロザリア「……っ」
あかね「……言っておきますけどね」
あかね「私の妹を傷つける奴は誰だって容赦しませんよ」
あかり「お……お姉ちゃん!?」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 17:13:48.32 ID:NA0zRLjxI
結衣・京子・ちなつ「「「えーーーっ!?」」」
ロザリア「ぐっ……お、覚えてなさい!」
ダッダッダッダッダッダッ……
あかね「……ふぅ」
あかり「お姉ちゃん……?お姉ちゃんだよね?」
あかね「うふふ、そうよ」
あかり「お姉ちゃんもこのゲーム買ってたの?」
あかね「ううん。でもなんだか嫌な予感がしてね……」
あかね「友達が買ったナーヴギアを無理やり被らせてもらったの」
京子「…………」
ロザリア「ぐっ……お、覚えてなさい!」
ダッダッダッダッダッダッ……
あかね「……ふぅ」
あかり「お姉ちゃん……?お姉ちゃんだよね?」
あかね「うふふ、そうよ」
あかり「お姉ちゃんもこのゲーム買ってたの?」
あかね「ううん。でもなんだか嫌な予感がしてね……」
あかね「友達が買ったナーヴギアを無理やり被らせてもらったの」
京子「…………」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 17:20:05.36 ID:NA0zRLjxI
あかね「実を言うとね……このゲームが始まったときから、
お姉ちゃんはずっとあかりを見守ってたのよ」
あかり「えっ、そうなの!?」
あかね「うふふ……お姉ちゃんったら、ハイディングスキルや追跡スキル、
聞き耳スキルまでマスターしちゃった」
あかり「わぁ!お姉ちゃんすごーい!」
お姉ちゃんはずっとあかりを見守ってたのよ」
あかり「えっ、そうなの!?」
あかね「うふふ……お姉ちゃんったら、ハイディングスキルや追跡スキル、
聞き耳スキルまでマスターしちゃった」
あかり「わぁ!お姉ちゃんすごーい!」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 17:24:16.75 ID:NA0zRLjxI
結衣「(……追跡スキル?)」
ちなつ「(き、聞き耳……?)」
あかり「あっ、紹介するね!こちら、《ビーストテイマー》のシリカちゃん」
シリカ「さ、さっきは助けていただいて……ありがとうございました」
あかね「あかりの新しいお友達?」
あかり「うん!」
シリカ「よろしくお願いします」
あかね「ふふ、こちらこそよろしく。とりあえず、積もる話は
街に着いてからにしましょうか」
ちなつ「(き、聞き耳……?)」
あかり「あっ、紹介するね!こちら、《ビーストテイマー》のシリカちゃん」
シリカ「さ、さっきは助けていただいて……ありがとうございました」
あかね「あかりの新しいお友達?」
あかり「うん!」
シリカ「よろしくお願いします」
あかね「ふふ、こちらこそよろしく。とりあえず、積もる話は
街に着いてからにしましょうか」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 17:30:12.90 ID:NA0zRLjxI
----第三十五層 風見鶏亭----
シリカ「みなさん……行っちゃうんですか……?」
結衣「うん。色々考えたけど、あかりのお姉さんと一緒になって、
私たちも《攻略組》を目指すことにしたんだ」
シリカ「……そう、ですか……」
ちなつ「シリカちゃん……本当に来ないの?」
シリカ「……はい……これ以上、ピナを危険には晒せませんし……」
あかね「そうね……最前線で戦うとなると、そのピナちゃんって子には
かなりキツイでしょうね」
シリカ「みなさん……行っちゃうんですか……?」
結衣「うん。色々考えたけど、あかりのお姉さんと一緒になって、
私たちも《攻略組》を目指すことにしたんだ」
シリカ「……そう、ですか……」
ちなつ「シリカちゃん……本当に来ないの?」
シリカ「……はい……これ以上、ピナを危険には晒せませんし……」
あかね「そうね……最前線で戦うとなると、そのピナちゃんって子には
かなりキツイでしょうね」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 17:35:18.93 ID:NA0zRLjxI
シリカ「…………あ……あたし……」
がしっ
京子「大丈夫!」
シリカ「え……?」
京子「その判断は間違ってないよ。たとえピナちゃんが仮想世界の存在でも、
シリカちゃんがそれを想う気持ちは本物だから」
シリカ「キョーコさん……」
京子「そう……たとえミラクるんが二次元の存在でも、
それを想う私の心が本物なように!」
ちなつ「……最後の一言がなければカンペキだったのに……」
がしっ
京子「大丈夫!」
シリカ「え……?」
京子「その判断は間違ってないよ。たとえピナちゃんが仮想世界の存在でも、
シリカちゃんがそれを想う気持ちは本物だから」
シリカ「キョーコさん……」
京子「そう……たとえミラクるんが二次元の存在でも、
それを想う私の心が本物なように!」
ちなつ「……最後の一言がなければカンペキだったのに……」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 17:37:01.88 ID:NA0zRLjxI
あかね「うふふ……でも、その通りね」
シリカ「……?」
あかね「レベルなんてただの数字よ。そんなものより
もっと大事なものがあるわ」
結衣「うん。だからシリカちゃん、今度は現実世界で会おう。
そうしたら、また同じように友達になれるよ」
京子「ひっひっひー……あっちに帰ったら絶対にシリカちゃん見つけ出して、
またごらく部に誘うからね!」
シリカ「みんな……」
シリカ「……?」
あかね「レベルなんてただの数字よ。そんなものより
もっと大事なものがあるわ」
結衣「うん。だからシリカちゃん、今度は現実世界で会おう。
そうしたら、また同じように友達になれるよ」
京子「ひっひっひー……あっちに帰ったら絶対にシリカちゃん見つけ出して、
またごらく部に誘うからね!」
シリカ「みんな……」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 17:40:01.59 ID:NA0zRLjxI
ちなつ「さ、早くピナちゃんを呼び戻してあげよ!」
シリカ「はい!」
ポタン…
シリカ「ピナ……いっぱい、いっぱいお話ししてあげるからね」
シリカ「今日のすごい冒険の話を……」
シリカ「ピナを助けてくれた、私の友だち……
ユイさん、キョーコさん、チーナさん、アカネさんの話を」
あかり「あかりも忘れないでーーー!!?」
シリカの想いを背負い、《攻略組》を目指すあかり達。
彼女たちの冒険はもう少しだけつづく……
シリカ「はい!」
ポタン…
シリカ「ピナ……いっぱい、いっぱいお話ししてあげるからね」
シリカ「今日のすごい冒険の話を……」
シリカ「ピナを助けてくれた、私の友だち……
ユイさん、キョーコさん、チーナさん、アカネさんの話を」
あかり「あかりも忘れないでーーー!!?」
シリカの想いを背負い、《攻略組》を目指すあかり達。
彼女たちの冒険はもう少しだけつづく……
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 17:53:00.87 ID:NA0zRLjxI
それからあかり達は、寝る間も惜しんでレベルアップに励んだ。
あかねのサポートもあり、彼女たちのレベルはみるみる上昇していく。
やがて《ごらく部》の名前は《攻略組》からも一目置かれはじめた。
そして……
----第七十五層 迷宮区----
京子「ついに来たあああ!この時が!」
結衣「まさか最強ギルドの《血盟騎士団》からお声がかかるとはね」
あかり「えひひ、あかり達初のボス戦だよぉ」
あかねのサポートもあり、彼女たちのレベルはみるみる上昇していく。
やがて《ごらく部》の名前は《攻略組》からも一目置かれはじめた。
そして……
----第七十五層 迷宮区----
京子「ついに来たあああ!この時が!」
結衣「まさか最強ギルドの《血盟騎士団》からお声がかかるとはね」
あかり「えひひ、あかり達初のボス戦だよぉ」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 18:00:05.40 ID:NA0zRLjxI
アスナ「……大丈夫だよ。キリト君は、わたしが守る」
アスナ「……だから、キリト君はわたしを守ってね」
キリト「ああ……必ず」
京子「……」チラッ
ちなつ「……何ですか、ジロジロ見て」
京子「……べっつに~」
あかね「……」チラッ
あかり「? どうしたのお姉ちゃん?」
あかね「なっ……なんでもないのよ!」
アスナ「……だから、キリト君はわたしを守ってね」
キリト「ああ……必ず」
京子「……」チラッ
ちなつ「……何ですか、ジロジロ見て」
京子「……べっつに~」
あかね「……」チラッ
あかり「? どうしたのお姉ちゃん?」
あかね「なっ……なんでもないのよ!」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 18:10:15.91 ID:NA0zRLjxI
ヒースクリフ「では行こうか――戦闘、開始!」
攻略組「「「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」」」」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
あかね「……私たちも行くわよ」
ごらく部「「「「……」」」」 コクッ
攻略組「「「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」」」」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
あかね「……私たちも行くわよ」
ごらく部「「「「……」」」」 コクッ
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 18:15:02.36 ID:NA0zRLjxI
ガチャン……
結衣「……」
京子「……」
ちなつ「……」
あかね「……」
キリト「……」
アスナ「……」
ヒースクリフ「……」
アスナ「上よ!!」
結衣「……」
京子「……」
ちなつ「……」
あかね「……」
キリト「……」
アスナ「……」
ヒースクリフ「……」
アスナ「上よ!!」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 18:25:08.74 ID:NA0zRLjxI
シャァァァァァァ……
ちなつ「ひっ……!」
ヒースクリフ「固まるな!距離を取れ!!」
フォン!
攻略組「うぐっ……」
攻略組「……ッ」
攻略組「ぐわあああああっ!!」
ガシャーン
ガシャーン
ガシャーン
結衣「……!?」
京子「ウソ……一撃……?」
キリト「……っ」
アスナ「こんなの……無茶苦茶だわ……」
ちなつ「ひっ……!」
ヒースクリフ「固まるな!距離を取れ!!」
フォン!
攻略組「うぐっ……」
攻略組「……ッ」
攻略組「ぐわあああああっ!!」
ガシャーン
ガシャーン
ガシャーン
結衣「……!?」
京子「ウソ……一撃……?」
キリト「……っ」
アスナ「こんなの……無茶苦茶だわ……」
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 18:29:20.36 ID:NA0zRLjxI
ギロッ
ちなつ「ひィッ!?」
ギギギギギ……
ちなつ「……!!」
結衣「ちなつちゃん!」
フォン!
ちなつ「ぁ……ぁ……」
ちなつ「ひィッ!?」
ギギギギギ……
ちなつ「……!!」
結衣「ちなつちゃん!」
フォン!
ちなつ「ぁ……ぁ……」
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 18:53:46.92 ID:NA0zRLjxI
ガキィィン!!
ちなつ「……?」
京子「ぐっ……!」
ちなつ「きょ、京子先輩!?」
京子「ぐぬぬぬぬ……!!」
結衣「京子!」
あかり「京子ちゃん!」
ギギ……
京子「……だ、ダメだ……もう……もたな……」
ちなつ「……?」
京子「ぐっ……!」
ちなつ「きょ、京子先輩!?」
京子「ぐぬぬぬぬ……!!」
結衣「京子!」
あかり「京子ちゃん!」
ギギ……
京子「……だ、ダメだ……もう……もたな……」
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 18:58:50.94 ID:NA0zRLjxI
バシーン!!
京子「……!?」
キリト「大鎌は俺たちが食い止める!!みんなは側面から攻撃してくれ!」
京子「……ぁ……ありがとう……」
アスナ「早く行って!」
京子「う、うん……」
京子「……!?」
キリト「大鎌は俺たちが食い止める!!みんなは側面から攻撃してくれ!」
京子「……ぁ……ありがとう……」
アスナ「早く行って!」
京子「う、うん……」
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 19:05:10.54 ID:NA0zRLjxI
結衣「京子!ちなつちゃん!」
京子「おわっ!? ゆ、結衣……」
ちなつ「結衣先輩!」
結衣「バカ……無茶するなよ……」
京子「……ご、ごめん……」
あかね「……みんな、無事を喜ぶのは早いわよ」
結衣「……!」
あかね「行きましょう、私たちも」
ごらく部「「「「はい!!」」」」
京子「おわっ!? ゆ、結衣……」
ちなつ「結衣先輩!」
結衣「バカ……無茶するなよ……」
京子「……ご、ごめん……」
あかね「……みんな、無事を喜ぶのは早いわよ」
結衣「……!」
あかね「行きましょう、私たちも」
ごらく部「「「「はい!!」」」」
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 19:12:49.59 ID:NA0zRLjxI
第七十五層のボス《The Skullreaper》との戦いは一時間にも及んだ。
《攻略組》が十四人死亡した中、ついに《ごらく部》は一人の犠牲者も出さず、
その激闘をくぐり抜けた。
京子「も、もうダメ……死ぬ……」
結衣「……本当に死にそうだな」
あかり「み、みんな……無事……?」
ちなつ「なんとか……」
あかね「ふふ……みんな、本当に強くなったわね」
あかり「お姉ちゃん……」
《攻略組》が十四人死亡した中、ついに《ごらく部》は一人の犠牲者も出さず、
その激闘をくぐり抜けた。
京子「も、もうダメ……死ぬ……」
結衣「……本当に死にそうだな」
あかり「み、みんな……無事……?」
ちなつ「なんとか……」
あかね「ふふ……みんな、本当に強くなったわね」
あかり「お姉ちゃん……」
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 19:17:16.85 ID:NA0zRLjxI
ちなつ「……京子先輩」
京子「ん……?」
ちなつ「さっきは……その……ありがとうございました。助けてくれて……」
京子「……!」
京子「……へっへー!可愛いちなつちゃんの為なら、この歳納京子、
命だって捧げちゃうよん」
ちなつ「……もう、京子先輩ったら」
京子「ん……?」
ちなつ「さっきは……その……ありがとうございました。助けてくれて……」
京子「……!」
京子「……へっへー!可愛いちなつちゃんの為なら、この歳納京子、
命だって捧げちゃうよん」
ちなつ「……もう、京子先輩ったら」
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 19:20:52.10 ID:NA0zRLjxI
キリト「……!」
アスナ「キリト君……?」
ダッ
ヒースクリフ「!」
ガンッ!
【Immortal Object】
アスナ「……!」
京子「へ?」
結衣「え……」
ちなつ「えっ」
アスナ「システム的不死…?…って…どういうことですか…団長…?」
アスナ「キリト君……?」
ダッ
ヒースクリフ「!」
ガンッ!
【Immortal Object】
アスナ「……!」
京子「へ?」
結衣「え……」
ちなつ「えっ」
アスナ「システム的不死…?…って…どういうことですか…団長…?」
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 19:27:33.41 ID:NA0zRLjxI
キリト「これが伝説の正体だ。この男のHPはどうあろうとイエローにまで
落ちないようシステムに保護されているのさ」
ヒースクリフ「……」
キリト「……そうだろう、茅場晶彦」
結衣・京子・ちなつ「「「えーーーっ!?」」」
アスナ「団長……本当……なんですか……?」
ヒースクリフ「――確かに私は茅場晶彦だ。付け加えれば、
最上層で君たちを待つはずだったこのゲームの最終ボスでもある」
あかね「!」
ちなつ「ギャアアアアアアアア!?あのときのお化けですよ結衣先輩!」
結衣「ち……ちなつちゃん……く、苦しい……」
落ちないようシステムに保護されているのさ」
ヒースクリフ「……」
キリト「……そうだろう、茅場晶彦」
結衣・京子・ちなつ「「「えーーーっ!?」」」
アスナ「団長……本当……なんですか……?」
ヒースクリフ「――確かに私は茅場晶彦だ。付け加えれば、
最上層で君たちを待つはずだったこのゲームの最終ボスでもある」
あかね「!」
ちなつ「ギャアアアアアアアア!?あのときのお化けですよ結衣先輩!」
結衣「ち……ちなつちゃん……く、苦しい……」
92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 19:31:31.60 ID:NA0zRLjxI
ヒースクリフ「……最終的に私の前に立つのは君かアカネ君だと予想していた。
君は《二刀流》スキルの、アカネ君は《がちゆり》スキルの使い手として……」
あかり「お姉ちゃん、《がちゆり》スキルって?」
あかね「なっ……なんでもないのよ!」
ヒースクリフ「こうなってしまっては致し方ない。予定を早めて、
私は最上層の《紅玉宮》にて君たちの訪れを待つことにするよ」
キリト「……」
ヒースクリフ「だが……その前に……」
君は《二刀流》スキルの、アカネ君は《がちゆり》スキルの使い手として……」
あかり「お姉ちゃん、《がちゆり》スキルって?」
あかね「なっ……なんでもないのよ!」
ヒースクリフ「こうなってしまっては致し方ない。予定を早めて、
私は最上層の《紅玉宮》にて君たちの訪れを待つことにするよ」
キリト「……」
ヒースクリフ「だが……その前に……」
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 19:35:25.99 ID:NA0zRLjxI
ビリリッ
結衣「……!?」
京子「へ……?」
ちなつ「なっ……」
アスナ「あ……キリト君……っ」
ドサッ
あかね「麻痺……!?」
キリト「……どうするつもりだ」
ヒースクリフ「キリト君、チャンスをあげよう。今この場で私と
一対一で戦うチャンスを」
キリト「……!」
ヒースクリフ「無論不死属性は解除する」
ヒースクリフ「私に勝てばゲームはクリアされ、全プレイヤーが
この世界からログアウトできる。……どうかな?」
結衣「……!?」
京子「へ……?」
ちなつ「なっ……」
アスナ「あ……キリト君……っ」
ドサッ
あかね「麻痺……!?」
キリト「……どうするつもりだ」
ヒースクリフ「キリト君、チャンスをあげよう。今この場で私と
一対一で戦うチャンスを」
キリト「……!」
ヒースクリフ「無論不死属性は解除する」
ヒースクリフ「私に勝てばゲームはクリアされ、全プレイヤーが
この世界からログアウトできる。……どうかな?」
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 19:39:26.73 ID:NA0zRLjxI
キリト「いいだろう。決着をつけよう」
アスナ「キリト君っ…!」
キリト「ごめんな。ここで逃げるわけには……いかないんだ……」
エギル「キリト! やめろ……っ!」
クライン「キリトーッ!」
アスナ「キリト君っ…!」
キリト「ごめんな。ここで逃げるわけには……いかないんだ……」
エギル「キリト! やめろ……っ!」
クライン「キリトーッ!」
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 19:45:26.35 ID:NA0zRLjxI
キリト「エギル」
エギル「……!」
キリト「今まで、剣士クラスのサポート、サンキューな」
キリト「知ってたぜ、お前が儲けのほとんど全部、
中層ゾーンのプレイヤーの育成につぎ込んでたこと」
エギル「……っ!!」
キリト「クライン」
クライン「……!」
キリト「…………あの時、お前を……置いていって、悪かった。
ずっと、後悔していた」
クライン「て……てめえ! キリト! 謝ってんじゃねえ!
今謝るんじゃねえよ!!」
エギル「……!」
キリト「今まで、剣士クラスのサポート、サンキューな」
キリト「知ってたぜ、お前が儲けのほとんど全部、
中層ゾーンのプレイヤーの育成につぎ込んでたこと」
エギル「……っ!!」
キリト「クライン」
クライン「……!」
キリト「…………あの時、お前を……置いていって、悪かった。
ずっと、後悔していた」
クライン「て……てめえ! キリト! 謝ってんじゃねえ!
今謝るんじゃねえよ!!」
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 19:49:01.08 ID:NA0zRLjxI
キリト「……アカネさん」
あかね「……!」
キリト「……俺にも妹がいるんだ。俺の分まで、妹さんのこと……
大事にしてやってください」
あかね「キリト君……」
キリト「一度でいいから会ってみたかったな……アカネさんの自慢の妹に」
あかり「あかりここにいるよーーー!!?」
あかね「……!」
キリト「……俺にも妹がいるんだ。俺の分まで、妹さんのこと……
大事にしてやってください」
あかね「キリト君……」
キリト「一度でいいから会ってみたかったな……アカネさんの自慢の妹に」
あかり「あかりここにいるよーーー!!?」
103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 19:56:46.71 ID:NA0zRLjxI
キリト「……悪いが、一つだけ頼みがある」
ヒースクリフ「何かな?」
キリト「簡単に負けるつもりはないが、もし俺が死んだらーー
しばらくでいい、アスナが自殺できないように計らってほしい」
ヒースクリフ「良かろう。彼女はセルムブルグから
出られないように設定する」
アスナ「キリト君、だめだよーっ!!そんなの、
そんなのないよーーっ!!」
【changed into mortal object】
キリト「殺す……っ!!」
ヒースクリフ「何かな?」
キリト「簡単に負けるつもりはないが、もし俺が死んだらーー
しばらくでいい、アスナが自殺できないように計らってほしい」
ヒースクリフ「良かろう。彼女はセルムブルグから
出られないように設定する」
アスナ「キリト君、だめだよーっ!!そんなの、
そんなのないよーーっ!!」
【changed into mortal object】
キリト「殺す……っ!!」
105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 20:04:16.34 ID:NA0zRLjxI
皆が見守るボス部屋の中、二人の戦いは繰り広げられた。
しかしキリトはヒースクリフに圧倒され、ついに致命的な隙を作ってしまう。
ヒースクリフ「さらばだーーキリト君」
京子「キリトさん!」
あかね「キリト君!」
ちなつ「いやああああっ!」
キリト「ごめんーーアスナ……。せめて君だけはーー生きてーー」
しかしキリトはヒースクリフに圧倒され、ついに致命的な隙を作ってしまう。
ヒースクリフ「さらばだーーキリト君」
京子「キリトさん!」
あかね「キリト君!」
ちなつ「いやああああっ!」
キリト「ごめんーーアスナ……。せめて君だけはーー生きてーー」
107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 20:09:39.81 ID:NA0zRLjxI
バシュゥゥッ! !
アスナ「……っ」
結衣「えっ……」
バタッ
京子「!!」
アスナ「……」
キリト「うそだろ……アスナ……こんな……こんなの……」
アスナ「……ごめんね」
アスナ「……さよなら」
アスナ「……っ」
結衣「えっ……」
バタッ
京子「!!」
アスナ「……」
キリト「うそだろ……アスナ……こんな……こんなの……」
アスナ「……ごめんね」
アスナ「……さよなら」
110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 20:14:33.91 ID:NA0zRLjxI
ガシャーン
ヒースクリフ「これは驚いた。麻痺から回復する手段は
なかったはずだがな……。こんなことも起きるものかな」
キリト「……」
ヒースクリフ「……やれやれ」
ドスッ
キリト「……っ」
【You are dead】
ヒースクリフ「私の……勝ちだ」
ヒースクリフ「これは驚いた。麻痺から回復する手段は
なかったはずだがな……。こんなことも起きるものかな」
キリト「……」
ヒースクリフ「……やれやれ」
ドスッ
キリト「……っ」
【You are dead】
ヒースクリフ「私の……勝ちだ」
111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 20:17:47.55 ID:NA0zRLjxI
ドスッ!!
ヒースクリフ「……!?」
ズブブ……
ヒースクリフ「……ば、馬鹿な……」
ヒースクリフ「すでに死は決まっていたはず……」
ズブブ……
ヒースクリフ「……いや……これは……」
ヒースクリフ「後ろから……!?」
ヒースクリフ「……!?」
ズブブ……
ヒースクリフ「……ば、馬鹿な……」
ヒースクリフ「すでに死は決まっていたはず……」
ズブブ……
ヒースクリフ「……いや……これは……」
ヒースクリフ「後ろから……!?」
112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 20:21:21.85 ID:NA0zRLjxI
あかり「……っ!」
ヒースクリフ「なっ……いつの間に……」
結衣「あ……あかり!?」
京子「あかり!」
ちなつ「あかりちゃん!」
あかね「……!」
ヒースクリフ「ぐおっ……」
ちなつ「で、でもどうして……麻痺にかかってたはずなのに……」
ヒースクリフ「なっ……いつの間に……」
結衣「あ……あかり!?」
京子「あかり!」
ちなつ「あかりちゃん!」
あかね「……!」
ヒースクリフ「ぐおっ……」
ちなつ「で、でもどうして……麻痺にかかってたはずなのに……」
115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 20:27:10.96 ID:NA0zRLjxI
京子「……そうか!」
結衣「えっ」
京子「なんでアスナさんが麻痺から解けたのかはわからないけど……
あかりの場合、アスナさんとはまた違うんだよ!」
ちなつ「ど、どういうことですか……?」
京子「ズバリ!存在感がなさすぎたせいで、ヒースクリフが
麻痺をかけ忘れたんだ!」
結衣「ぇ……」
京子「しかもあかりは、デュエル終了直後……第三者が干渉できて、
かつ相手がもっとも油断した瞬間を狙ったんだよ!」
結衣「えっ」
京子「なんでアスナさんが麻痺から解けたのかはわからないけど……
あかりの場合、アスナさんとはまた違うんだよ!」
ちなつ「ど、どういうことですか……?」
京子「ズバリ!存在感がなさすぎたせいで、ヒースクリフが
麻痺をかけ忘れたんだ!」
結衣「ぇ……」
京子「しかもあかりは、デュエル終了直後……第三者が干渉できて、
かつ相手がもっとも油断した瞬間を狙ったんだよ!」
118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 20:33:13.25 ID:NA0zRLjxI
ヒースクリフ「ぐっ……こ、この……!」
あかり「ひやああああああ!こっち見ないでーー!!」
ズブブッ!!
ヒースクリフ「ぅおっ……!」
エギル「そうだ……行け!お嬢ちゃん!」
クライン「いけええええええ!キリトの仇ーーー!!」
結衣「あかり!!」
京子「あかりーー!!いけーーー!!」
ちなつ「あかりちゃん!!」
あかね「あかりーー!!」
攻略組「「「「うおおおおおおおおおおお!!!あかりいいいいいいい!!!」」」」
あかり「ひやああああああ!こっち見ないでーー!!」
ズブブッ!!
ヒースクリフ「ぅおっ……!」
エギル「そうだ……行け!お嬢ちゃん!」
クライン「いけええええええ!キリトの仇ーーー!!」
結衣「あかり!!」
京子「あかりーー!!いけーーー!!」
ちなつ「あかりちゃん!!」
あかね「あかりーー!!」
攻略組「「「「うおおおおおおおおおおお!!!あかりいいいいいいい!!!」」」」
121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 20:38:30.79 ID:NA0zRLjxI
ヒースクリフ「う……ぁ……」
ガシャーン
『アインクラッド標準時 十一月 七日 十四時 五十五分』
『ゲームは、クリアされました。』
『ゲームは、クリアされました。』
『ゲームは、クリアされました。』
ガシャーン
『アインクラッド標準時 十一月 七日 十四時 五十五分』
『ゲームは、クリアされました。』
『ゲームは、クリアされました。』
『ゲームは、クリアされました。』
124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 20:45:01.65 ID:NA0zRLjxI
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
あかり「う……うう……ん」
あかり「ここは……?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
あかり「あっ……」
あかり「アインクラッドが……」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
あかり「う……うう……ん」
あかり「ここは……?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
あかり「あっ……」
あかり「アインクラッドが……」
126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 20:52:03.84 ID:NA0zRLjxI
茅場「なかなかに絶景だな」
あかり「!」
キリト「あれは、どうなってるんだ?」
茅場「現在、アーガス本社地下五階に設置されたSAOメインフレームの
全記憶装置でデータの完全消去作業を行っている」
茅場「あと十分ほどでこの世界の何もかもが消滅するだろう」
アスナ「あそこにいた人たちは……どうなったの?」
茅場「心配には及ばない。先ほどーー」
茅場「生き残った全プレイヤー、六一四七人のログアウトが完了した」
あかり「!」
キリト「あれは、どうなってるんだ?」
茅場「現在、アーガス本社地下五階に設置されたSAOメインフレームの
全記憶装置でデータの完全消去作業を行っている」
茅場「あと十分ほどでこの世界の何もかもが消滅するだろう」
アスナ「あそこにいた人たちは……どうなったの?」
茅場「心配には及ばない。先ほどーー」
茅場「生き残った全プレイヤー、六一四七人のログアウトが完了した」
128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 20:57:56.10 ID:NA0zRLjxI
キリト「……」
アスナ「……」
茅場「……言い忘れていたな。ゲームクリアおめでとう。
キリト君、アスナ君」
茅場「……そして、アカリ君」
あかり「えっ……」
茅場「あの世界で最大の不確定因子はキリト君だと思っていたが……
……どうやら違ったようだね」
あかり「あ、あの……」
茅場「完敗だ。私はそろそろ行くよ」
アスナ「……」
茅場「……言い忘れていたな。ゲームクリアおめでとう。
キリト君、アスナ君」
茅場「……そして、アカリ君」
あかり「えっ……」
茅場「あの世界で最大の不確定因子はキリト君だと思っていたが……
……どうやら違ったようだね」
あかり「あ、あの……」
茅場「完敗だ。私はそろそろ行くよ」
131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 21:13:01.52 ID:NA0zRLjxI
キリト「……お別れだな」
アスナ「ううん、お別れじゃないよ」
アスナ「わたしたちはひとつになって消えていく。だから、いつまでも一緒」
キリト「……」
アスナ「ううん、お別れじゃないよ」
アスナ「わたしたちはひとつになって消えていく。だから、いつまでも一緒」
キリト「……」
133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 21:18:17.93 ID:NA0zRLjxI
アスナ「ね、最後に名前を教えて。本当の名前」
キリト「桐ヶ谷……桐ヶ谷和人。多分先月で十六歳」
アスナ「年下だったのかー。……わたしはね、
結城……明日菜。十七歳です」
あかり「えひひ……私は、赤座あか」
キリト「ごめん……君を……あの世界に……還すって……
……約束したのに……」
アスナ「いいの……いいんだよ」
あかり「…………あ、あの」
アスナ「わたし、幸せだった。和人君と出会えて、今まで生きてきて
一番幸せだったよ」
アスナ「ありがとう……愛しています……」
あかり「……あの……あかりもいるんですけど……」
キリト「桐ヶ谷……桐ヶ谷和人。多分先月で十六歳」
アスナ「年下だったのかー。……わたしはね、
結城……明日菜。十七歳です」
あかり「えひひ……私は、赤座あか」
キリト「ごめん……君を……あの世界に……還すって……
……約束したのに……」
アスナ「いいの……いいんだよ」
あかり「…………あ、あの」
アスナ「わたし、幸せだった。和人君と出会えて、今まで生きてきて
一番幸せだったよ」
アスナ「ありがとう……愛しています……」
あかり「……あの……あかりもいるんですけど……」
135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 21:22:41.52 ID:NA0zRLjxI
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
あかり「う……うう……ん」
あかり「今度は……なに……?」
ちなつ「ゆ、結衣先輩!」
ちなつ「あかりちゃんが……あかりちゃんが!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
あかり「う……うう……ん」
あかり「今度は……なに……?」
ちなつ「ゆ、結衣先輩!」
ちなつ「あかりちゃんが……あかりちゃんが!」
136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 21:27:44.22 ID:NA0zRLjxI
あかり「ぇ……」
結衣「あかり!」
京子「あかり!」
ちなつ「あかりちゃん!」
ギュッ
あかり「み、みんな……?」
結衣「よかった……本当によかった……」
京子「あかりだけ……目を覚まさなかったから……
……もう、帰ってこないのかと……思った……」
あかり「えっ……」
結衣「あかり!」
京子「あかり!」
ちなつ「あかりちゃん!」
ギュッ
あかり「み、みんな……?」
結衣「よかった……本当によかった……」
京子「あかりだけ……目を覚まさなかったから……
……もう、帰ってこないのかと……思った……」
あかり「えっ……」
137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 21:31:13.73 ID:NA0zRLjxI
ちなつ「あかりちゃん!」
あかり「ちなつちゃん……」
向日葵「赤座さん!」
櫻子「あかりちゃん!」
あかり「向日葵ちゃん……櫻子ちゃん……」
綾乃「よかった……よかった……」
千歳「赤座さん、ようやったなぁ」
あかり「杉浦先輩……池田先輩……」
あかり「ちなつちゃん……」
向日葵「赤座さん!」
櫻子「あかりちゃん!」
あかり「向日葵ちゃん……櫻子ちゃん……」
綾乃「よかった……よかった……」
千歳「赤座さん、ようやったなぁ」
あかり「杉浦先輩……池田先輩……」
139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 21:34:16.81 ID:NA0zRLjxI
あかね「あかり」
あかり「……!」
あかね「やっぱりあなたは、私の自慢の妹だわ」
あかり「お姉ちゃん……」
京子「あかり……」
「「「「「「「「おかえりなさい!」」」」」」」」
あかり「うん……ただいま、みんな!」
ー完ー
あかり「……!」
あかね「やっぱりあなたは、私の自慢の妹だわ」
あかり「お姉ちゃん……」
京子「あかり……」
「「「「「「「「おかえりなさい!」」」」」」」」
あかり「うん……ただいま、みんな!」
ー完ー
引用元: ・あかり「ソードアート・オンライン?」
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