【ウマ娘】トレセン学園にて その3【安価・コンマ】 前編

483: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 22:16:26.25 ID:cMx2o78Ko
その頃、トレセンではウララにレースで勝つまで禁欲を命じられたキングは血眼でトレーニングしていた

484: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 22:18:04.73 ID:Gddmw/IA0
>>483
+
宝塚記念作戦会議をするブラトレとブライアン。宝塚記念にはスペトレからはグラス、ウンスがゴルシトレからはライスが、オペトラからはドトウがそしてネイチャトレからはネイチャが出走するらしく対策を立てることに

485: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 22:24:34.08 ID:FdPsGrPg0
トレーニング場にて



キングヘイロー「んぅぅぅーー!!」



ハルウララ「ほーら頑張ってキングちゃん!治りが遅いのはリハビリを頑張ってないからだよ!」



キングヘイロー「ウララさんと生クリームxxx……!その為には…このくらい!」



ハルウララ「……私に勝つまでは絶対そんなことやらせないから」



ブラトレ「あまり追い込み過ぎるなよ、怪我が悪化したら元も子もないぞ」



ナリタブライアン「宝塚記念で気を付けた方がいいのはグラスワンダー、セイウンスカイ。ライスシャワーとメイショウドトウ、ナイスネイチャといった所か」



ブラトレ「差しも逃げも揃った相手だ、作戦をよく練る必要があるな」

486: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 22:32:42.70 ID:FdPsGrPg0
ナリタブライアン「私はどうすればいいんだ?」



ブラトレ「メイショウドトウの位置を気にしながらの先行がいいだろう。このレースでのキーになるウマ娘だ」



ナリタブライアン「その理由はなんだ」



ブラトレ「併走の様子を偵察したんだが仕上がりが凄いことになっていた。ブライアンよりも完璧に仕上がっている」



ブラトレ「前回G1を獲ったブライアンよりも調子も状 もいい。他のウマ娘も最大限警戒しているはずだ」



ナリタブライアン「特別に警戒が必要なのがメイショウドトウということか」



ブラトレ「内は絶対に空けるな、少しでも空けてしまえばそこから差されて負ける。内に行けないのなら早めに外に回ってくれ」



ナリタブライアン「宝塚記念は斜行に厳しい傾向がある。そのことは全員知っているはずだから激しい位置取りは起こらないだろう」



ブラトレ「今回のレースは速さよりも頭を使うレースになる。速さの向こう側に到達する前にレースが終わってしまうかもしれないな」



下2 このあとどうなったか

488: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 22:44:12.60 ID:FJTdEoaH0
ウララ「そう言えばネイチャちゃんの所最近トレーニング方法を変えたらしいよ。私が見た時はアイツ(マヤノトレ)のトレーニングに近かったなぁ。タイムを伸ばしてるらしいから危険かも」

491: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 22:51:49.80 ID:FdPsGrPg0
ハルウララ「気を付けるのはネイチャちゃんもだよ。トレーニング方法を変えたらしいから」



ブラトレ「それくらいでか?」



ハルウララ「私が見た時はクズのトレーニングに近かったの。タイムを伸ばしてるらしいって」



ナリタブライアン「ネイチャトレの所にはツインターボがいるな。そこからマヤノトレのトレーニング情報が入ったか」



ブラトレ「そうか…そうなると確かに危険だ。実質マヤノトレの指導を受けているのと同じだからな」



ハルウララ「悔しいけどあのチー牛って凄いでしょ?だからネイチャちゃんにも注意が必要だと思うの」



ブラトレ「助かったウララ、これはいい情報だな」



ハルウララ「トレーナーさんとブライアンちゃんの為だからね!」

492: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 22:54:55.61 ID:FdPsGrPg0
ハルウララ「あとね、ネイチャちゃんは差しで走らないかもしれないよ」



ブラトレ「それも見たのか?」



ハルウララ「ターボちゃんの練習に付き合ってるうちに先行も得意になったんだって!」



ブラトレ「む……そうなるとまた難しいレースになる」



ナリタブライアン「お前はどこからそんな情報を拾ってくるんだ?」



ハルウララ「うらら~な感じでみんなと仲良くなれるもん!」



ナリタブライアン「私には無理だな…」



下2 このあとどうなったか

494: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 22:58:41.01 ID:VQKvcOqw0
ウララの言う通り先行も得意になったネイチャだが、今回は「裏の裏を書く」ために差しで走ることに。このアイデアはネイチャトレのもので、彼はこの手の駆け引きが非常に上手い

495: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 23:24:03.20 ID:FdPsGrPg0
トレーニング場にて



ナイスネイチャ「いやーまさか本当に先行が得意になるだなんてねぇ」



ネイチャトレ「でも今回は差しでいこう」



ナイスネイチャ「ありゃ…やっぱり付け焼き刃じゃ厳しいか…」



ネイチャトレ「違う、裏の裏をかくんだ。ネイチャが先行が走れるのは何人かに知られているから、それを利用するんだ」



ナイスネイチャ(日頃は頼らないけどこういう時は頼れちゃうんだよねこの人は)



ナイスネイチャ(トレーナーの作戦のお陰で勝てたレースはいくつもあるし感謝してますよほんと)



ネイチャトレ「ーー」



ナイスネイチャ(はあ~頼りになる顔しちゃってまあ。なんかずっと眺めてられるっていうかー)



ツインターボ「ネイチャ、トレーナーのこと好きーー」



ナイスネイチャ「ふんっ!!」



ネイチャトレ「え?!ど、どうしてターボにアイアンクローしてるの?!」

496: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 23:26:47.22 ID:FdPsGrPg0
ナイスネイチャ「ち、ちょっと手が滑ったっていうか?」



ツインターボ「離してぇーー!」



ナイスネイチャ(変なこと言わないでよターボ!)ヒソヒソ



ツインターボ「えー!だってさっきのネイチャの目、恋してる感じー」



ナイスネイチャ「ふんんっ!」



ネイチャトレ「今度は羽交締め?!」



ツインターボ「なんでだぁ…!」



ナイスネイチャ「トレーナーとはそんなんじゃないから…!トレーナーとウマ娘って関係だから!」



ネイチャトレ「仲が良いのはいいこと…だね?」



下2 このあとどうなったか

498: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 23:29:41.69 ID:9k4gGSIBO
ブライアン、三女神像に呼ばれる

500: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 23:38:07.25 ID:FdPsGrPg0
ツインターボ「思いは捻じ曲がらないようにまっすぐ伝えたほうがいいぞ!」



ナイスネイチャ「それって…」



ツインターボ「ターボは捻じ曲がったマヤノを見たから。ネイチャにはああなって欲しくない!」



ナイスネイチャ「心配してくれてありがとねターボ。よし…決めた!」



ツインターボ「おお!」



ナイスネイチャ「次のレースで勝ったら気持ちを伝える。その為にも絶対負けない!」



ツインターボ「ターボは全力で応援してるからな!」

501: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 23:41:44.18 ID:FdPsGrPg0
三女神像前にて



ナリタブライアン「シューズの紐が切れるとはな、早く呼びを持ってー」



「聞こえる?」



ナリタブライアン「……空耳か」



「やっぱそっちの声は聞こえないや。本当に不便で仕方ないよね~」



ナリタブライアン「……」



「あたしは神様なんだけどアンタの願い叶えてあげようか?代償はもらうけど、どんな願いでも叶えてあげるよ」



ナリタブライアン「……」



「どうせ信じて無いとか言うんでしょ?なら嫌でも信じさせてあげるから」



下2 あたしに何ができるかコイツに教えてやってよ

503: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 23:47:27.12 ID:Gddmw/IA0
もう一つの世界の記憶の一部をブライアンに見せる。その記憶の自分はハヤヒデ並の身長と見知らぬトレーナー(アプリトレーナー、マヤノトレでいいのかな?)に指導して貰っている自分が写った

505: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 23:54:54.65 ID:FdPsGrPg0
※※



『三冠達成だな』



『当然の結果だ』



『よくここまで妹を育ててくれたな』



『ビワハヤヒデの協力もあったからだ』



ナリタブライアン「これはなんだ?私はなにを見せられているんだ?」



ナリタブライアン「姉貴と同じくらい背が高い私が別のトレーナーに褒められている?」



ナリタブライアン「三冠を獲ったのか私は…獲ろうと思えば獲れるんだな」



ナリタブライアン「それがわかれば私はー」

506: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/20(月) 23:57:33.96 ID:FdPsGrPg0
三女神像前にて



ナリタブライアン「は…っ」



「どう?これで信じるつもりになった?」



ナリタブライアン「私をどうしたいんだ?」



「だからそっちの声は聞こえないんだって。でも信じるには十分だったからそのつもりで話すから」



「アンタの願いは何?どんな願いでも叶えてあげるから言ってみなよ」



「神様にできないことはないんだからなんでも言いなよ。遠慮なんかしなくていいからね」



下2 ブライアンのセリフや行動

508: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 00:08:10.42 ID:SIpM5Xu00
「今の記憶はなんだとかあの男は誰だとかなんで私の背や がでかいのかとか色々聞きたいことはあるが。なんでも叶うのか」
「それじゃ、消えろ消えてなくなれ神様二度と私の前に現れるなよ。それが私の願いだ何でも叶うんだろ?神様なら嘘はつかないよな?」

509: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 00:16:58.02 ID:JKKHgCMX0
ナリタブライアン「今の記憶はなんだ、あの男は誰だ、なんで私の背や がでかいんだ。色々聞きたいことはあるが、なんでも叶うのか」



「あたしは神だ」



ナリタブライアン「それじゃあ消えろ」



「……は?」



ナリタブライアン「消えてなくなれ、二度と私の前に現れるな」




「お前正気?神を敵に回したらどうなるかわかってんの?」



ナリタブライアン「それが私の願いだ。何でも叶うんだろう、神様なら嘘はつかないよな?」



「バーーーカ、神だから嘘もつくしウマ娘も殺してやるからな」



ナリタブライアン「それがお前の本性なんだろう、そんな紛い物に私は騙されない」

511: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 00:22:39.85 ID:JKKHgCMX0
ナリタブライアン「私の声が聞こえない設定はどうした。こうやって会話できているぞ」



「ふーーん」



ナリタブライアン「消えろ」



「お前なんか劣化コピーされた世界でのゴミなんだよ。ゴミが偉そうな口を利くな」



ゴロゴロゴロ…



ナリタブライアン「…雷だと?さっきまで晴れていたはずだが?」



「神の名において下知を下す」



ゴロゴロゴロ…カッ



ナリタブライアン「な…!!」



「消えろ、クソモブ」



下2 このあとどうなったか

513: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 00:29:57.35 ID:gEumMZbd0
しかし、雷は 不思議(ガイドライン)な 力で かき消された!
「……?どうした当ててみろよ。私がゴミならそんなゴミもどうすることもできないお前はもっとゴミだな」
とブライアン自称神を煽り散らかす

所詮三女神も『ウマ娘』というゲームのキャラに過ぎんのだよ


514: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 00:37:18.66 ID:JKKHgCMX0
……



「はぁ?なにこれ」



ナリタブライアン「……どうした当ててみろ。私がゴミならそんなゴミもどうすることもできないお前はもっとゴミだ」



「そうか……今のあたしは三女神だ。ガイドラインが邪魔をしたんだ」



ナリタブライアン「なにをぶつぶつと言っている」



「これはあたし本来の姿じゃない。次は本当の姿で会いに来てあげるから」



ナリタブライアン「今回は負けたから引き下がるということだな」



バリバリ…ピシャーンッ!



ナリタブライアン「……」



「あたしを舐めるな」



「お前を殺せないだけであたしは何でもできる」



「そんな予定は無かったけどお前は殺してやる。覚悟してろ」



ナリタブライアン「……消えたか」

515: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 00:41:19.67 ID:JKKHgCMX0
ナリタブライアン「これで良かったんだなウララ」



ハルウララ「うん、あれが私の言ってる悪魔だよ」



ナリタブライアン「本当なら私は雷に打たれて死んでいた。アレはそれを利用したのか」



ハルウララ「あの時間に雷が落ちるのを知ってたからそれを利用しただけ。悪魔はそんなことできないから」



ナリタブライアン「ハルウララ、信じていいんだな」



ハルウララ「……うん」



ナリタブライアン「…そうか」



ハルウララ(ごめんねブライアンちゃん…本当のことは言えないよ)

516: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 00:48:52.47 ID:JKKHgCMX0
ハルウララ(あの悪魔の力は大きくなってる。前は私が死にかけても会話なんかできなかったのに)



ハルウララ(スカーレットちゃんには絶対に目覚まし時計を使っちゃダメだって説得しないと。この世界はコピーなんかじゃないもん!)



ハルウララ(私を苦しめる為に作った世界だって言ってたけどそんなことない!ここではみんな生きてる!)



ハルウララ(ブライアンちゃんもキングちゃんもトレーナーさんも!みんな大切な人だもん!)



ハルウララ(あたしはどうなっていいからみんなは守る!き)



ハルウララ(私はどうなってもいいからみんなとこの世界は守る!悪魔の思惑通りになんかならないもん!)



ハルウララ(レースも楽しんでいっぱい勝つもん!それで幸せになってアイツに勝ってやる!)




522: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 16:11:59.55 ID:MJ3T8lQm0
レース場、控え室にて



ナリタブライアン「調整もうまくいって体調も万全だ。G1を連続で獲れる」



ハルウララ「頑張ってねブライアンちゃん!」



キングヘイロー「速さの向こう側に到達できれば勝てるはずよ」



ブラトレ「このレースは位置取りが重要になる、常に周りを気にしながら走ってくれ」



ナリタブライアン(周りを気にするとなると集中力に欠ける。速さの向こう側へは到達できないかもしれない)



ナリタブライアン(あれに頼らなくとも勝てるのならそれでいい。無理をし過ぎて怪我をするよりマシだ)



ナリタブライアン(これで負ければ自分のせいだ。トレーナーの為にも宝塚記念は勝ちたい)

523: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 16:15:04.95 ID:MJ3T8lQm0
別の控え室にて



ナイスネイチャ「準備も全力でやった、負ける気がしない!」



ツインターボ「そのいきだぞネイチャ!」



ネイチャトレ「作戦は裏の裏をかいて差しです。いい位置をキープして最後まで頑張って下さい」



ナイスネイチャ「やる…やってやる!勝ってトレーナーに気持ちを伝える…!」



ツインターボ「もしネイチャが負けたらマヤノみたいに捻じ曲がらないかな…う……想像したらお腹が痛くなってきたぞ…」



下3 このあとどうなったか

526: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 16:27:29.65 ID:cy/CQ5pU0
レースではウンスが逃げでトップでドトウ、ライス、ナリブが先行でウンスを追う。ネイチャの作戦の裏の裏の裏をかいてマークするグラス

527: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 16:32:33.22 ID:MJ3T8lQm0
レース序盤



セイウンスカイ「いやぁ~他に逃げが居なくてよかったぁ」



メイショウドトウ「いい位置につけました!」



ライスシャワー「ネイチャさんは後ろ……?」



ナリタブライアン(ナイスネイチャが先行しないだと?)



ナイスネイチャ(うまくいったと思ったんだけど甘くないか)



グラスワンダー「裏の裏の裏をかきました。ネイチャさんが差しでくるという予想は正解でしたね」

528: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 16:35:17.59 ID:MJ3T8lQm0
ナリタブライアン(どうなっているんだ何があったんだ?)



ライスシャワー(ブライアンさん掛かってる…自滅しそうだから離れておこう)



メイショウドトウ「はっ!内に寄らないと…」



セイウンスカイ「後ろはごちゃごちゃしてる感じ?やっぱり逃げっていいよねぇ」



ナイスネイチャ(凄いプレッシャーを感じる…)



グラスワンダー「うまくネイチャさんをマークできました、あとはどこで仕掛けるかです」



下3 このあとどうなったか

531: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 17:10:27.94 ID:UhtnPau90
周りを気にするとなると集中力に欠けると始まる前から言い聞かせていたのに見事に掛かり気味になってしまっているのに気付き誰がどんな作戦だろうと関係ないと気合を入れ直すブライアン。
グラスが先行を走るライス達の隙を見つけ一気に仕掛けグラス、スカイのスペトレ組の一騎打ちに

532: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 17:23:26.52 ID:4UX0//tgO
レース終盤



ナリタブライアン(……クソ!周りを気にすると集中力に欠けると言い聞かせていたのに!)



ナリタブライアン(掛かり気味になったせいで全てが遅れた!だが誰がどんな作戦だろうと関係ない!)



グラスワンダー(邪魔ですよブライアンさん)



ナリタブライアン(ぐ…!!)



ライスシャワー(少し空いてた内から来るなんて!)



グラスワンダー(意外と大したことはなかったですね。残りは貴女だけですよ)

533: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 17:25:26.65 ID:4UX0//tgO
セイウンスカイ(お、来た来た~)



グラスワンダー(この距離なら差せる!)



セイウンスカイ(これはセイちゃんの距離なんだよねぇ)



グラスワンダー(差して勝つ!)



ナリタブライアン(まだ諦めないぞ!)



セイウンスカイ(宝塚記念はいただき~)



下3 コンマ
奇数 ブライアン
偶数 グラスワンダー、セイウンスカイ
ゾロ目 ネイチャ

536: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 17:49:21.74 ID:SIpM5Xu00
おらっ

537: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 18:04:45.99 ID:JKKHgCMX0
コンマ偶数 

下2 着順を。一着はセイウンスカイかグラスワンダー

539: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 18:10:39.67 ID:iUd3bjB00
1スカイ
2ブライアン
3グラス
4ネイチャ
5ライス
6ドトウ
せめて2着に…

540: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 18:22:06.75 ID:JKKHgCMX0
決着



セイウンスカイ「ふんふ~ん余裕の一着だったかな」一着



ナリタブライアン「クソ……クソ!!余計なことを考えなければ!」二着



グラスワンダー(ブライアンさんが掛かっていなければ余裕の一着でしたね…最後の追い上げは凄かったです)三着



ナイスネイチャ「四着…………三着ですらない…」四着



ライスシャワー「……っ」五着



メイショウドトウ「ライスさん脚が…?」六着



ライスシャワー「ううん…大丈夫だから……」

541: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 18:24:57.80 ID:JKKHgCMX0
ナリタブライアン(速さの向こう側は集中力が大事だと、あれほど自分に言い聞かせていたのに!)



ナイスネイチャ「あ…あは……あはははははは」



メイショウドトウ「ひぃ…!なんか怖いですぅ!」



セイウンスカイ「さ~てライブの時間だ~セイちゃんがセンターで踊っちゃうよぉ」



グラスワンダー「悔しいのはわかりますがライブなので切り替えて下さい」



ナリタブライアン「……わかっている!」



下3 このあとどうなったか

544: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 18:43:32.94 ID:SIpM5Xu00
ライブ後すぐに今回の反省会「私が余計な事言ったせいだよね…」とウララがしょんぼりするが「いや、相手の裏を読めなかった私の責任だ」と責めたりしないチームの絆を見せる。
そして次に開催される帝王賞の会議に。帝王賞にはオグリ、イナリ、デジタル、ファルコが出走するらしい

545: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 19:16:34.04 ID:JKKHgCMX0
控え室にて



ハルウララ「ごめん……私が余計な事言ったせいだよね…」



ナリタブライアン「いや、相手の裏を読めなかった私の責任だ」



キングヘイロー「貴女が掛かっていなければ勝てていたレースでしたわね」



ブラトレ「速さの向こう側へは極限の集中力が必要になるというのを再確認できた。これは貴重な負けだ」



ナリタブライアン「あぁ……」



ブラトレ「さあ次は帝王賞でウララの番だ。オグリキャップ、イナリワン、アグネスデジタルにスマートファルコンまで出る」



ハルウララ「G1で三連勝なんか前の世界でもやったことないよ!勝てるように頑張るね!」



キングヘイロー「応援してますわよウララさん!」

546: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 19:19:41.67 ID:JKKHgCMX0
医務室にて



ゴルシトレ「米、痛むか?」



ライスシャワー「ぅ……」



ゴルシトレ「無茶はさせてなかったはずだが…さてはお前黙って走ったな?」



ライスシャワー「少しだけならって……思って…」



ゴルシトレ「走るのはいいけど報告しろって。粉飾はセガでもやっちゃいけねぇんだぞ」



ライスシャワー「ごめんなさいお兄さま…」



ゴルシトレ「仕方ねぇなセガスペシャルのマッサージしてやる」

547: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 19:24:53.45 ID:JKKHgCMX0
数分後



オグリキャップ「ライスシャワーの脚は大丈夫ー」



ガチャッ



ライスシャワー「ひゃあっ!!」



オグリキャップ「お前、なにをしている!」



ゴルシトレ「ノックしろよオメー、米はいま白米になってんだからよ」



オグリキャップ「下半身を裸にさせてなにをしていたんだ!!」



ゴルシトレ「セガスペシャルだよ。 着があると邪魔だから脱がせてやってんだよ」



オグリキャップ「そんな言い訳がー」



ライスシャワー「本当なのオグリさん!ゴールドシップさんもパクパクさんもこのマッサージを受けてるの!」



オグリキャップ「なに……?」



ゴルシトレ「こんなワカメ見てもパクパクより濃いなぁくらいしか思わねえから安心しろって」



ライスシャワー「お兄さま!!」



ゴルシトレ「来たついでに帝王賞の会議しとくから控え室で待っといてくれ~」



下3 このあとどうなったか

548: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 19:41:01.02 ID:+mzmlJhcO
ナイスネイチャに全力で謝るネイチャトレ。作戦判断において今まで上手くいき過ぎていて慢心があった、全力で走ってくれたネイチャに申し訳ない、今度こそは失敗しない、と

549: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 19:52:45.21 ID:MaaZdq4vo
>>548を恐る恐る様子見ていたターボはバレてネイチャに応援ありがとうのワシャワシャ
ターボも大切なネイチャさんはそう簡単に曲がらないのだ

550: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 19:55:49.30 ID:iUd3bjB00
>>549
更に+「ネイチャさんはアイツらみたいに歪んだりしないからターボは安心しなよ〜」

551: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 20:12:44.27 ID:JKKHgCMX0
控え室にて



ネイチャトレ「ごめんネイチャ!こっちの裏をかいてくるなんて思わかったんだ!」



ネイチャトレ「全力で走ってくれたネイチャに申し訳ないよ…今度こそは失敗しないから!」



ナイスネイチャ「うん」



ピピピッ



ネイチャトレ「あ、ごめん…ちょっと電話が……もしもし?」




ナイスネイチャ「…そこに居るんでしょターボ」



ツインターボ「ひぃ」



ナイスネイチャ「……」



ツインターボ「ごめんなさいごめんなさい!隠れるつもりはなかったけど…」



ナイスネイチャ「……」



ツインターボ「ひぃぃぃーー!」

552: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 20:16:49.34 ID:JKKHgCMX0
ネイチャトレ「……はいわかりました、また折り返して電話します」



ネイチャトレ「ごめんネイチャ…ってターボ?」



ナイスネイチャ「はぁ~癒されるわぁ」わしゃわしゃ



ツインターボ「んんんんぅ」



ネイチャトレ「二人は本当に仲が良いね。ターボは最初暗くて大丈夫かなって思ったけど、最近はすごく明るくなった」



ナイスネイチャ(心配してくれたんでしょ?ありがと)ヒソヒソ



ツインターボ(大丈夫……?)



ナイスネイチャ(レースに負けた時は正直トレーナーさん殺しちゃえば一生独占できるなって思ったよ)



ツインターボ(……)

553: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 20:20:52.81 ID:JKKHgCMX0
ナイスネイチャ(でもそれじゃターボが悲しむかなって思ったからね)



ツインターボ(ターボのこと…)



ナイスネイチャ(隠れて精神科通うターボは見たくないからさ。この子は悲しませちゃいけないってネイチャさん思ったよね~)



ツインターボ(知ってたの……?)



ナイスネイチャ(暗い顔して商店街の方歩いてたあれって病院帰りでしょ?意外と見られてるもんだからね~)



ナイスネイチャ(ネイチャさんはアイツらみたいに歪んだりしないから、ターボは安心しなよ)



ツインターボ(ありがとネイチャ!)



下3 このあとどうなったか

556: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 20:30:02.08 ID:MvHt3QZf0
その後、中堅トレ、カワカミトレ、エアトレ、ネイチャトレの真面目トレーナー達が集まり最近風紀が乱れ過ぎ生徒会だけでは頼りない自分達も動こうと会議

557: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 20:34:48.78 ID:JKKHgCMX0
学園内、会議室にて



ネイチャトレ「すいません遅くなりました!」



中堅トレ「レース終わりで来ただけ偉いもんだ」



カワカミトレ「僕なら理由をつけて行きませんからね」



中堅トレ「それを俺の前で言うな」



エアトレ「全員揃いましたし会議を始めましょう。最近この学園の風紀が乱れ過ぎています」



カワカミトレ「生徒会だけでは頼りないですからこうやってトレーナー達が動こうとしているんです」

558: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 20:40:02.60 ID:JKKHgCMX0
ネイチャトレ「直近でいえばサクラバクシンオーとニシノフラワーが抗議でレースに出ませんでしたね」



中堅トレ「二人に手を出したあの二人を謹慎にしたがそれが不服だと主張している」



エアトレ「そもそも中等部のウマ娘と 行為と及ぶことが論外です。そういったことを許す環境があり得ません」



カワカミトレ「ウマ娘同士でも数多くの 行為が行われているようです。生徒会が没収した私物の多くは    グッズだったそうです」



中堅トレ「風紀が乱れまくっとるな……」



ネイチャトレ「中等部の子同士でも 行為をしているそうです」



エアトレ「ここをどこだと思っているんだ……」

559: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 20:45:05.03 ID:JKKHgCMX0
中堅トレ「俺としてはトレーナー相手はもちろんウマ娘同士での 行為は禁止にすべきだと考える、というかこれしかないだろ」



カワカミトレ「同感ですね」



ネイチャトレ「 行為を禁止にするだけなので恋愛を止める必要はありませんよね?」



エアトレ「そこは黙認という形が取れるように校則を改める」



中堅トレ「 行為は明確に禁止して恋愛は黙認。これ以上の譲歩は無理だろうな」



カワカミトレ「競バのことも考えるとこちらはルールがちゃんとしているというアピールも必要です。そもそも今まで 行為に関する校則が無かったのがダメなんですよ」



ネイチャトレ「あとは理事長に許可がもらえれば新しい校則ができますね」



エアトレ「理事長にはすぐ連絡する。早ければ数日中に対処されるだろう」



下3 このあとどうなったか

561: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 20:52:20.95 ID:PkXVnvxuo
このままだと学園から尊みが失われるとアグネスデジタルがハルウララに泣きついてくる

562: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 20:56:45.61 ID:SIpM5Xu00
>>561
+ウララ「私は正直賛成かな……よく分からないけど駄目な気がするんだよねウマ娘が 行為って(ガイドライン的な意味で)」

563: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 21:01:52.72 ID:JKKHgCMX0
部屋にて



アグネスタキオン「ウララざぁーーん!!このままだと学園から尊みが失われますぅ!!」



ハルウララ「新しい校則のことだよね…?」



アグネスデジタル「うまぴょいの波動を感じられないなんて走る意味がありませぇん!!」



ハルウララ「反対してる子は多いみたいだね、けど私は正直賛成かな…」



アグネスデジタル「なずぇ?!」



ハルウララ「よく分からないけどウマ娘が 行為って駄目な気がするんだよね。なにかがよくわからないんだけどさ」



ハルウララ「口にできないっていうか表現しちゃダメっていうかさ」



アグネスデジタル「そんなこと言わないでくださいぃぃーー!」

564: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 21:05:20.43 ID:JKKHgCMX0
キングヘイロー「うう…ぐすっ……ううぅ……」



ハルウララ「キングちゃんも校則を聞いてからずっと泣いてるけど、本当なら中等部で   なことはしちゃダメなんだから」



キングヘイロー「ひぐ……う…っ……」



ハルウララ「本気で泣いちゃってるんだよね…はあ……」



アグネスデジタル「ウララたんは悲しくないんですか?!」



ハルウララ「全然!うまぴょいしなくてもキングちゃんとは仲良くできるもん!」



アグネスデジタル「天使…!だけど今は悪魔にも見える!」



ハルウララ「ブライアンちゃん達は大丈夫かな…それ以外でも大変なことになりそうな子がチラホラいるから怖いよ……」



下3 このあとどうなったか

567: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 21:24:36.62 ID:MvHt3QZf0
新校則のうまぴょい禁止について暴動が遂に起きるが

エアトレ「これは君達が大好きなトレーナーやウマ娘を守る行為に繋がります君達は未成年だ。今はこの学園内だけで収まっているがもし外に漏れたら教育者が未成年に手を出していると知られ君達の愛する人は逮捕されもう二度と会えなくなるかも知れないんだぞ。いいのか。それとうまぴょいは 行為の隠語じゃない」

とエアトレが周りを鎮める、ちなみに隠していたがトレーナー大好きなエアグルーヴさん涙目を浮かべながらエアトレを睨んでる

568: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 21:31:12.11 ID:JKKHgCMX0
学園内にて


ガシャーンッ



中堅トレ「なんの騒ぎだこれは」



カワカミトレ「新校則についての暴動が起こったそうです」



中堅トレ「まさか……」



ナイスネイチャ「巻き込まれて怪我をした子もいるそうです!ネイチャは無事かな……」



カワカミトレ「中堅トレさんは会議室に逃げていて下さい、あとは僕たちが対処します」



中堅トレ「お前たちだけでなんとかなるとは思えん、俺も手伝う」



ナイスネイチャ「力でなら我々は勝てません。最悪は警察に連絡を…」



中堅トレ「いつでも連絡できるようにはしておけ」

569: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 21:35:55.00 ID:JKKHgCMX0
「うまぴょい禁止を取り消せーー!」



「恋愛は自由だーー!」



エアトレ「これは君達が大好きなトレーナーやウマ娘を守る行為に繋がる!君達は未成年だ、今はこの学園内だけで収まっているがもし外に漏れたらどうなる?」



エアトレ「教育者が未成年に手を出していると知られ君達の愛する人は逮捕され、もう二度と会えなくなるかも知れないんだぞ!」



エアトレ「君たちはそれでいいのか?トレーナーとの仲はそんなものなのか?」



エアグルーヴ「……っ!」



「偉そうに言ってる奴が担当を泣かせてるぞー!」



エアトレ「な……エアグルーヴ?!」



エアグルーヴ「この…たわけ……!」



エアトレ「そんな…まさか君が……」



エアグルーヴ「想いを伝えられないウマ娘の身にもなれ、このたわけが!!」ガバッ



エアトレ「やめろエアグルーヴ!!」



「このまま職員室に乗り込むぞーー!」



「おーーーー!」

571: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 21:41:59.03 ID:JKKHgCMX0
トレーナー室にて



ブラトレ「三人とも無事か?!」



ハルウララ「私たちは大丈夫だけどブライアンちゃんが…」



キングヘイロー「生徒会としてこの暴動を治めようとしてるはず…まさか暴動に参加してるなんて…」



ブラトレ「生徒会役員でトウカイテイオーとブライアンの二人がどこに居るかわかっていない」



ハルウララ「うそ?!ブライアンちゃんまさか…」



ブラトレ「テイオートレも命の危険がある。暴動に気を付けながら二人を探してくれないか?」



キングヘイロー「私は近場を探します、見つけ次第報告するわ」



ハルウララ「私は学園の中を見て回る!職員室で暴れるはずだからそれ以外は安全性なはず!」



ブラトレ「頼む、俺も手当たり次第探して回る!」



下3 このあとどうなったか

572: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 21:45:11.58 ID:+mzmlJhcO
実は暴動派に捕まっていたブライアン、生徒会のブライアンが暴動側に参加すれば錦の旗になる、このままじゃブライアンもブラトレと引き裂かれると言われるが、鋼の信頼を手に入れたブライアンはそんなことで絆は揺らがないと決して首を縦に振らない

573: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 21:46:08.78 ID:gw60IK+oo
成績優秀者には認めるから落ち着いて走りや勉強して…で鎮まってくれんかな、あと上でも出たようにうまぴょいの定義を厳密にしないとか

加速下

574: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 21:58:41.83 ID:AmCWmf290
このトレセンは競バとか自称神とか関係なく潰れそう
>>572と>>573を組み合わせた感じで。
+今うまぴょいを禁止にしたいのはルナトレがリークした時の為というのが中堅トレの考えでもあった
学園ではそんな事が起きているのも知らずうまぴょいに励むマヤノトレ達

575: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 22:08:25.17 ID:JKKHgCMX0
学園内にて



ナリタブライアン「離せ!こんなことをしてタダで済むと思うなよ!」



「生徒会のブライアンがこっち側に参加すれば錦の旗になる!」



「このままじゃ貴女もトレーナーと引き裂かれるわよ!」



ナリタブライアン「私とトレーナーは鋼の信頼を手に入れた。うまぴょいが禁止されても絆は揺らがない」



「優等生ぶりやがって!」



「うまぴょい三昧なの知ってるんだからな!」



ナリタブライアン「禁止されたらトレーナーとはしない。我慢もできないようなら重賞も勝てなくて当然だな」

576: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 22:13:33.18 ID:JKKHgCMX0
田舎にて



アグネスタキオン「あぁ……トレーニング後のうまぴょいほど蕩けるものは無いねぇ」



シンボリルドルフ「随分と慣れた様子だな」



アグネスタキオン「自分も女なんだと何度も思い知らされることになってしまったねぇ」



シンボリルドルフ「彼が特殊だと覚えておいた方がいい。ここまで立派なモノはそうそうない」



アグネスタキオン「ふぅん、彼以外とうまぴょいするつもりは無いから覚える必要は無いねぇ」



シンボリルドルフ「ふ……」



アグネスタキオン「さて…こうしてる間に学園の方が大変なことになってるみたいだねぇ」

577: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 22:22:01.64 ID:JKKHgCMX0
説明後



シンボリルドルフ「うまぴょい禁止とはふざけた校則だ」



アグネスタキオン「デジタル君によると暴徒と化したウマ娘たちが職員室を襲ったそうだよ」



アグネスタキオン「成績優秀者には認めたりしてもいいと言ったり言わなかったり。職員達もてんやわんやみたいだねぇ」



シンボリルドルフ「ルナトレが情報をリークした時の為でもあるのは理解できる。だがこれはやり過ぎだ」



アグネスタキオン「うまぴょいという隠語の意味を明確にしないのが抜け道だと思うがねぇ」



シンボリルドルフ「混乱した状況でその結論を導けるかは生徒会長にかかっているな」



アグネスタキオン「君なら導けたのかい?」



シンボリルドルフ「私なら暴動すら起こさせない」



アグネスタキオン「不正をしていた会長は言うことが違うねぇ」

579: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 22:27:51.95 ID:JKKHgCMX0
シンボリルドルフ「トウカイテイオーはどうしているのか情報は無いのか?」



アグネスタキオン「その情報はデジタル君から入ってないねぇ」



シンボリルドルフ「トウカイテイオーが何かをやらかしていれば生徒会長を降ろされることになるだろう」



シンボリルドルフ「そもそも暴動を起こした時点で会長として失格だ」



アグネスタキオン「君が会長に返り咲くこともあるかもしれないねぇ」



シンボリルドルフ「そんな暇があるならトレーナー君とうまぴょいしていた方がいい」



アグネスタキオン「とても前会長の言うこととは思えないよ」



シンボリルドルフ「私は退学まで秒読みなんだ、その後のことを考えていたいだけだ」



下2 このあとどうなったか

581: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 22:32:33.33 ID:PkXVnvxuo
これは一体なんの騒ぎですか!とたづなさんが一喝し黙り込むウマ娘達
一時の感情に流されすぎですと諭された後に、中堅トレ側と落としどころを協議する姿勢に

583: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 22:37:46.16 ID:JKKHgCMX0
たづな来たる



「なにこのプレッシャー?!」



「とてつもない人…いやウマ娘?!」



たづな「これは一体なんの騒ぎですか!!」



「うわぁぁぁ!!」



「たづなさんが出た!!」



たづな「暴れるのを止めなさい!こんなことをして何になるんです!」



「でも……」



たづな「一時の感情に流され過ぎです!ウマ娘として誇りある行動を取りなさい!!」



「はい…」



「たづなさんに言われたら…」



たづな「人間に対して暴力だけは絶対にやっちゃいけないことなんです!」

584: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 22:40:22.52 ID:JKKHgCMX0
たづな「ウマ娘の代表…生徒会の役員はいませんか?!」



ナリタブライアン「私がいる……」



たづな「ブライアンさんは捕まっていたんですね。他のお二人は?」



ナリタブライアン「シリウスシンボリはどこかで高みの見物をしてるはずだ…」



たづな「この場には貴女しか居ないということなら生徒会の代表として学園側と話し合って下さい」



ナリタブライアン「わかった……」

585: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 22:45:51.29 ID:JKKHgCMX0
会議室にて



中堅トレ「生徒会が捕まっていたとはご苦労だったな」



ナリタブライアン「この騒ぎはどうする?」



カワカミトレ「退学者が何人も出るでしょうね」



ナリタブライアン「そんなことをすれば競バにウマ娘が流れる」



ネイチャトレ「お咎めなしは無理ですよ」



中堅トレ「そもそもこんな大事な時に生徒会長はどこに行ったんだ?」



ナリタブライアン「…トレーナーと共に行方がわかっていない」



カワカミトレ「トウカイテイオーって確かテイオートレさんに殺意がどうとか言ってましたよね?」



中堅トレ「冗談じゃないぞ……」



ナリタブライアン「警察への連絡はギリギリまで待ってくれ…」



ネイチャトレ「うまぴょいを禁止にしただけでこうなるだなんて思いませんよ…」



下2このあとどうなったか

587: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 22:51:23.17 ID:AmCWmf290
うまぴょい禁止令で無法地帯になっているのを知り
「仕方ない、クビになる覚悟で止めに行くか………」と主人公マヤノトレ目覚ましを使い真面目組が会議を始める前に戻り急いで学園に行きそれを止めさせに

589: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 23:02:20.21 ID:WSfqucIz0
マヤノトレ「なにを…楽しそうに話している…?」



アグネスタキオン「学園は大変なことになっているのさ」



シンボリルドルフ「トウカイテイオーは会長には相応しくなかったな」



マヤノトレ「そうか……」



アグネスタキオン「ん……これは…」



シンボリルドルフ「どうしたんだ」



アグネスタキオン「ふぅん……テイオー君はウマ娘としても失格のようだ」



アグネスタキオン「トウカイテイオーがテイオートレを殺害したとして警察に捕まった。他にも器物損壊で何人ものウマ娘が捕まったようだね」



シンボリルドルフ「あぁ……テイオー…」

590: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 23:04:52.74 ID:WSfqucIz0
アグネスタキオン「彼女は殺したいほどトレーナーを愛していたんだねぇ」



シンボリルドルフ「精神科に通院しろとあれだけ言ってあったのに…」



アグネスタキオン「警察が介入したならもうお終いだねぇ。モルモット君とはずっとここで暮らすのも悪くないねぇ」



マヤノトレ「いや……まだ取り返しはつく」



ゴソッ



アグネスタキオン「目覚まし時計をどうして君が持っているんだい?」



マヤノトレ「残りは三つになるのか…しかし…使うしかない」



ガシャーン



下2 このあとどうなったか

591: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 23:09:55.02 ID:+mzmlJhcO
とりあえず宝塚記念直後の時間軸に戻すことに成功、マヤノトレは親しいネイチャトレに事情を電話で話して中堅トレのうまぴょい禁止令を封じるよう頼み込む(マヤノトレが出向くと謹慎破りになるため)。

言い訳については中堅トレが生徒会を無視してこんな禁止令をぶち上げたら暴動必至だと話す、これを聞いていたターボもマヤノという実例を見てるから賛同

592: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 23:13:55.23 ID:SIpM5Xu00
宝塚記念が始まる前までなんと戻った。 
しかも、xxxヤーサービスなのかその場にいたタキオン、ルナも前の記憶を引き継いでいる
その後は>>591

593: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 23:20:57.65 ID:JKKHgCMX0
控え室にて



ネイチャトレ「ごめんネイチャ!こっちの裏をかいてくるなんて思わかったんだ!」



ネイチャトレ「全力で走ってくれたネイチャに申し訳ないよ…今度こそは失敗しないから!」



ナイスネイチャ「うん」



ピピピッ



ネイチャトレ「あ、ごめん…ちょっと電話が……もしもし?」



マヤノトレ[少しいいか…?]



ネイチャトレ「すいません後でいいですか?いまは少し…」



マヤノトレ[大事な…用なんだ…]



ナイスネイチャ「…そこに居るんでしょターボ」



ツインターボ「ひぃ」



ナイスネイチャ「……」



ツインターボ「ごめんなさいごめんなさい!隠れるつもりはなかったけど…」



ナイスネイチャ「黙って覗いて何のつもり?殺されたいの?」



ツインターボ「ひぃぃぃーー!」

596: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 23:27:31.73 ID:JKKHgCMX0
数分後



ネイチャトレ「すいませんお待たせしました」



マヤノトレ[このあとの会議で決定される…中堅トレのうまぴょい禁止令を…止めるんだ…]



ネイチャトレ「どうしてですか?っていうかなんで知っているんですか?」



マヤノトレ[そんな校則ができれば…暴動は必至だ…最悪死人が出る…]



ネイチャトレ「そんな大袈裟なー」



マヤノトレ[大袈裟じゃない例を…身近で見たはずだ…]



ネイチャトレ「ターボが言ってた……マヤノトップガンですか」



マヤノトレ[彼女のようなウマ娘は…他にもいる…]

597: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 23:33:06.32 ID:JKKHgCMX0
ネイチャトレ「わかりましたすぐに学園に戻ります」



ネイチャトレ「……よし。ごめんネイチャ!いつもの反省会はまた今度ね!」



ナイスネイチャ「うん行ってらっしゃい」



ツインターボ「……」



ナイスネイチャ「いま笑ったでしょ」ギリギリ



ツインターボ「笑って…なぃぃ……」



ナイスネイチャ「どうせレースにも勝てないし告白もできない負け犬だって」



ツインターボ「ネイチャ……ぅ…!」



ナイスネイチャ「……トレーナーは絶対に手に入れる。どんな手を使ってでもあたしのモノにしてやる」

599: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 23:36:51.53 ID:JKKHgCMX0
学園内、会議室にて



中堅トレ「ーー暴動が起こるか。その可能性はあると思うか?」



カワカミトレ「あるか無いかで言えばあるでしょうね」



エアトレ「そんなことを言っていたらこの問題は解決しない」



ネイチャトレ「せめて生徒会に話しを通した方がいいと思うんです。意見を交換することも大切だと思いませんか?」



中堅トレ「意見交換ならしてやってもいいな。新生徒会長がどうするか見てみたい」



カワカミトレ「では生徒会にアポを取っておきますね」



下2 このあとどうなったか

601: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 23:46:26.06 ID:y+Tw5maa0
テイオー曰く「うまぴょいの意味を明確にしない」という抜け道をちゃんと導き出しているらしい
しかし中堅トレの言う通りルナトレのリークするかもしれないとう件は全員でしっかり話し合わなきゃ行けないという事になった

師匠、ちょくちょくマヤノトレと連絡を取っていたようです「ネイチャが変になっちゃった……トレーナーどうしたらいいんだ……」と泣き付きマヤノトレが優しい言葉を掛け安心させる

602: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 23:52:50.62 ID:JKKHgCMX0
生徒会室にて



トウカイテイオー「ーーうまぴょいの意味を明確にしないっていう抜け道は考えてあったよ」



中堅トレ「ほぉ~」



トウカイテイオー「でも中堅トレの言う通り、ルナトレがリークするかもしれない危険性はある」



トウカイテイオー「そこはしっかり話し合わなきゃいけない、すぐに結論なんて出せない」



トウカイテイオー「だから今はうまぴょいの抜け道を用意しておくって結論でどうかな?」



中堅トレ「新しい会長はそこそこやるようだな、安心したぞ」



トウカイテイオー「ボクは本気で会長の跡を継ぐんだ、中途半端なことは考えてないよ」



中堅トレ「ならそれでいこう、校則は学園と生徒会長の連名で出しておくからな」

603: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 23:57:06.61 ID:JKKHgCMX0
職員室にて



ネイチャトレ「マヤノトレさんのお陰で助かった…のかな?あんな不思議な電話なんか始めてだったし…」



ピピピッ



ネイチャトレ「おっとまた電話だ、相手は……ターボ?」



ツインターボ[ひっぐ……トレーナーぁ……]



ネイチャトレ「泣いてるの?どうしたんだいターボ?」



ツインターボ[ネイチャが変になっちゃった……トレーナーどうしたらいいんだ……]



ネイチャトレ「変になっちゃった?」



ツインターボ[首…絞められて……変なことばっかり言ってる…]



ネイチャトレ「は……!ネイチャはレースに負けて落ち込んでるはずなのに…それを放置してしまった…」



ネイチャトレ「僕が慰めてあげないといけなかったのに…おかしくなったのは僕のせいだ」

604: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/21(火) 23:59:36.75 ID:JKKHgCMX0
ネイチャトレ「ターボはいまどこにいるの?」



ツインターボ[ネイチャから逃げて……]



[見つけた]



ツインターボ[ひぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!]



ネイチャトレ「ターボどうしたんだい、ターボ?!」



ブツッ



ネイチャトレ「切れた……まだレース場に残ってたのか?いやでも周りの音が聞こえたから外だった」



ネイチャトレ「レース場の近くの倉庫街か?!早く二人の所に行かないと!」



下2 このあとどうなったか

605: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 00:05:56.91 ID:yyFb3IbwO
レース後にネイチャの様子がおかしいことに気づいていたブライアン、彼女の進言でブラトレチーム全員でネイチャとターボの居場所に踏み込み、今まさにターボを手にかけようとしていたネイチャを発見。全員で阻止する。

遅れてネイチャトレも到着、ネイチャの想いに気づかないほどニブチンではなく、好きだから、幸せにするから素の優しいネイチャに戻ってくれと泣きながら懇願

606: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 00:07:12.61 ID:/DxwPXr3O
>>605
からのネイチャはその言葉で完全に恋に落ちるパターン

610: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 00:13:47.86 ID:8zW3hEXB0
倉庫街



ナリタブライアン「レース後にアイツの様子がおかしかった。かつての私やマヤノトップガンのように何かしそうな目をしていた」



ハルウララ「ネイチャちゃんに後悔するようなことして欲しくない!」



キングヘイロー「罪を犯してしまえばそれまでよ」



ブラトレ「それよりここに本当にいるのか?二手に別れた方がよかったんじゃないのか?」



ナリタブライアン「奴が言うには絶対にここにいるらしい。それを信じるしかない」



キングヘイロー「闇雲に探し回るよりはマシね」



ハルウララ「……あっちから悲鳴…ターボちゃんの声だ!」



ナリタブライアン「私も聞こえた、すぐに向かうぞ」



ブラトレ「俺を置いて先に行っていてくれ!」

611: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 00:18:28.34 ID:8zW3hEXB0
ツインターボ「助け……て…」



ナイスネイチャ「もういいからさっさと死んでよ。カッターでも首を切ればー」



ナリタブライアン「なにをしようとしている!」



ナイスネイチャ「…ゾロゾロ集まって正義の味方のつもり?」



ハルウララ「ネイチャちゃんを助けに来たんだよ!」



ナイスネイチャ「なにそれ意味わかんないんですけど。アンタ達もあたしのこと笑いに来たんでしょ?」



ナイスネイチャ「コイツみたいにあたしのこと笑ってさぁ!!」



ツインターボ「……っ!」



キングヘイロー「ターボさんを離しなさい!」



ナイスネイチャ「一歩でも近付いたらコイツの首、切るから」



ナリタブライアン「迂闊に近づけない…」

612: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 00:22:53.82 ID:8zW3hEXB0
ネイチャトレ「やめてくれネイチャ!!」



ナイスネイチャ「あ……嘘…なんで……なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで!」



ネイチャトレ「…ごめん!ターボから全部聞いてたんだ!レースに勝ったら僕に告白するっていうのも!」



ナイスネイチャ「お前かぁ!!」ギリギリ



ツインターボ「が……ぁ……!」



ネイチャトレ「僕はそれを知って嬉しかった!!」



ナイスネイチャ「え…………?」



ネイチャトレ「君の想いに気づかないフリをしてた。トレーナーとウマ娘は親密になっちゃ…好きになっちゃいけないと思ってた」



ネイチャトレ「でも好きになってしまったんだ。君のことを一人の女性として好きになってしまった!」

613: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 00:26:34.10 ID:8zW3hEXB0
ネイチャトレ「担当を好きになるなんてトレーナー失格だ。けどこの気持ちは隠せない!」



ネイチャトレ「君を幸せにするから、素の優しいネイチャに戻ってくれ!」



ナイスネイチャ「は……?あたし……?」



ネイチャトレ「今ならまだ間に合う…だから……!」



ナイスネイチャ「意味わかんないんですけど……なんでトレーナーさんが泣いてるの…?」



ナイスネイチャ「あ……あーそっか…全部わかっちゃった。悪いのはネイチャさんなんだ」



ツインターボ「ぅ……?」



ナイスネイチャ「ごめんねターボ、トレーナーさん。いま全部終わらせるからね」



ナリタブライアン「アイツ、自分の首をー」



ネイチャトレ「やめてくれぇーーー!!」



下2 このあとどうなったか

615: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 00:32:01.12 ID:yyFb3IbwO
ネイチャさんを止められるか否か、安価判定

奇数→失敗(レース出られない怪我)
偶数→成功(軽傷)

ゾロ目奇数→失敗(死亡者)
ゾロ目偶数→成功(無傷)

617: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 00:39:31.65 ID:8zW3hEXB0
ブラトレ「やらせるか!」



ナイスネイチャ「っ!」



カランッ



ナリタブライアン「よくやったトレーナー!」



ハルウララ「でもネイチャちゃんの首から血が出てる!」



キングヘイロー「あれくらいなら軽症で済むはず。それよりー」



ネイチャトレ「ネイチャっ!!」



ナイスネイチャ「あ……」



ネイチャトレ「ごめん…君のことを一番に考えないといけないのに、後回しにしてしまった」



ナイスネイチャ「なんでそっちが謝ってんの…?謝るのはネイチャさんで…」



ネイチャトレ「ごめん!君をそうさせてしまった僕が悪いんだ!」



ナイスネイチャ「なんで…どうして……」

618: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 00:43:00.61 ID:8zW3hEXB0
ハルウララ「ターボちゃんは大丈夫?」



キングヘイロー「首にアザができてる…相当強く締められたのね」



ツインターボ「うう……ネイチャの所…行く…」



キングヘイロー「待ちなさい、まだー」



ハルウララ「いいんだよキングちゃん」



ツインターボ「ネイチャ……ネイチャぁ…」



ナイスネイチャ「あたし……本当にどうしてたんだろ…なんでターボを殺そうとなんかしたんだろ……」



ツインターボ「もう大丈夫か…?」



ナイスネイチャ「なんなのさっきから……心配されるのは…あたしじゃないのに……」ポタポタ




ナイスネイチャ「うううう、ううぅぅぅぅ………うぁぁぁぁ…!」

619: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 00:47:11.32 ID:8zW3hEXB0
ナイスネイチャ「レースで負けた自分が許せなかった……こんな自分が人を好きになってる場合じゃないって……」



ナイスネイチャ「いつもならトレーナーと反省会して…次も頑張ろうって思えたのに…」



ネイチャトレ「君のことより仕事を優先した僕が悪いんだ」



ナイスネイチャ「ターボに笑われてる気がして……そしたらなんか自分の中でスイッチが入ったみたいに…」



ツインターボ「マヤノと同じ……ネイチャは悪くない…」



ナイスネイチャ「ごめん…なさい……」



ナイスネイチャ「ごめんなさいぃぃぃぃ…!!」



ナイスネイチャ「ターボを傷付けてごめんなさい…こんなことまでしてごめんなさい……」



ナイスネイチャ「ひぐっ…!!うっ、うああーーーー!」



下2 このあとどうなったか

621: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 00:49:48.53 ID:24Qyd8fY0
ネイチャ、ターボこの後落ち着きを取り戻し病院に。
その頃、ネイチャ達がおかしくなったのを知ったマヤノトレ
「目覚ましでうまぴょい禁止令を止めたら代わりにネイチャ達がおかしくなった……?大体この目覚ましはなんなんだ?なんで学園はこんな物を配っている?」
「調べて見る、この目覚ましについて私もこの目覚ましがどこで作られ、仕入れているか気になってるの。トレセン案外闇が深いかも知れないわね」

マヤノトレとスズカ目覚まし時計とトレセンを調べることを決意

623: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 00:59:02.32 ID:8zW3hEXB0
田舎にて



マヤノトレ「……そんなことが…あったのか」



ネイチャトレ[落ち着いたあと二人は病院に運びました。ネイチャとターボは軽症です]



マヤノトレ「よかったな…」



ネイチャトレ[学園の処分がどうなるかはわかりませんが、悪いようにはしないと条件付きで約束してくれました]



マヤノトレ「条件……?」



ネイチャトレ[ネイチャを精神科に通わせることです。ターボが通っているところに通院させようと思っています]



マヤノトレ「それがいいだろう…」



ネイチャトレ[大変でしたがなんとか解決はしました。マヤノトレさんからの電話でこうなるなんて思ってもいませんでしたよ]



マヤノトレ「そうだな……俺もそう思う…」



ネイチャトレ[それではまた連絡しますね、マヤノトレさんも頑張ってください!]

624: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 01:05:10.33 ID:8zW3hEXB0
マヤノトレ「目覚ましでうまぴょい禁止令を止めた…その代わりにネイチャ達がおかしくなった……?」



マヤノトレ「本来ならばトウカイテイオーが…トレーナーを殺していた……それが関係しているのか…?」



マヤノトレ「そもそもこの時計は…なぜ学園はこんな物を配っているんだ…」



マヤノトレ「この目覚ましはどこで……」



サイレンススズカ「それは私も気になっていたの」



サイレンススズカ「この時計がどこで作られて何の為に配られているのか」



マヤノトレ「学園に帰ったら調べよう…もしかすると全ての原因は…」



秋川理事長「無用っ!調べる必要は無し!」



サイレンススズカ「どうしてここに理事長が?」



マヤノトレ「帰国は…夏休み中のはず…」



秋川理事長「それはフェイクだ!夏休みまでトレセン学園のトレーナーやウマ娘を全員視察する予定になっている!」

625: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 01:10:55.36 ID:8zW3hEXB0
マヤノトレ「そうだったんですね…」



サイレンススズカ「調べる必要がないということは理事長は知っているのね」



秋川理事長「その前に一つ。ナイスネイチャがおかしくなったのは本来あるべき未来の修正を受けたからだ」



秋川理事長「トウカイテイオーが殺人を犯したという負のエネルギーは、殺人という結果を回避してもそこにある」



マヤノトレ「未来は変わっても…結末は同じ…?」



秋川理事長「殺人を犯すような強い負のエネルギーは生まれることは決まっていた。今回はナイスネイチャの自害を防ぐことができたが、それはたまたまであろう」



マヤノトレ「じゃあ……」



秋川理事長「君はマヤノトップガンの飛び降りを阻止した。だがマヤノトップガンが飛び降りたという負のエネルギーは消えていない」



サイレンススズカ「だからあの子はずっとおかしくなっていっているのね」



秋川理事長「マヤノトップガンは手遅れの可能性すらある」

626: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 01:17:21.54 ID:8zW3hEXB0
マヤノトレ「理事長は…全てを知っているんですね…」



秋川理事長「そうだ、君たち…特にサイレンススズカが目覚ましを盗み何度も使っていることも知っている」



サイレンススズカ「理事長がこの時計を使ったの?」



秋川理事長「ある意味そうとも言える。私はこの目覚まし時計の『システム』を持っている」



秋川理事長「私はこの力を自分の為に使うつもりはなかった。ならば学園の生徒に配ろうと考えた」



秋川理事長「気付く生徒がいればそれでも良し。気付かなくともそれで良し」



マヤノトレ「その力は…どうやって…?」



秋川理事長「……神だ」



秋川理事長「私は本当の神さまからこの力を授けられたんだ」

632: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 18:53:09.36 ID:a1OEoyBJ0
少し更新できそうなのでやってみます




秋川理事長「私から君たちに言えることは多いが今は全てを語らない。私にもわからないことがある」



秋川理事長「ただ一つ言えるのはこの力は来たるべく時の為に必要だということだ」



秋川理事長「来たる時が何なのかはわからない。その時になればわかると言われた」



マヤノトレ「ひょっとして…ハルウララが言っていた…」



秋川理事長「『悪魔』が絡むことは間違いない。ただそれ以上の情報は私にもわからない」



サイレンススズカ「目覚まし時計を生徒全員に配っていた理由を詳しく聞かせて欲しい」



秋川理事長「私が語ることは簡単だが自分でも考えてみるんだ。数多くの目覚まし時計を使った君にだからこの答えを言う」



サイレンススズカ「……」

633: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 18:57:11.01 ID:a1OEoyBJ0
秋川理事長「私が一人一人、生徒の所を訪ねるのは理由がある。目覚まし時計を使うことに関係するが…」



秋川理事長「君たちの所に真っ先に来たのは理事長代理のことだ。君は最近、彼女とどんな話しをした?」



マヤノトレ「共にトレセン学園のトレーナーとして…頑張っていこうと…」



秋川理事長「はぁ……それが原因で間違いない。彼女は君からプロポーズされたと思い込んでいる」



マヤノトレ「へ?」



サイレンススズカ「マヤノトレは私のものよ」



秋川理事長「力は関係ないがどんな未来が待っているかは容易に想像できる。死人がわんさかと出るだろう」



秋川理事長「私としては誤解させた責任を取れと言いたい。理事長代理も初心な女性なのだ」



秋川理事長「最終的にどうするかは君に任せる。ただ一刻も早く対処はするようにしてくれ!」



下2 このあとどうなったか

635: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 19:05:33.45 ID:wz4BjUSN0
秋川理事長「そういえば君は生徒ではないのに目覚ましの力を使えたり、使用者でもないのに記憶を引き継いだまま過去に戻ったり不思議な男だ」
理事長がマヤトレが目覚ましの力を使えることを不思議がりじっくり観察を始めた。

636: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 19:18:14.67 ID:a1OEoyBJ0
秋川理事長「そういえば…君は生徒ではないのに目覚まし時計を使えたり、記憶を引き継いだまま過去に戻ったりしているな」



サイレンススズカ「やっぱり目覚まし時計はウマ娘しか使えないのね」



秋川理事長「私はそのつもりで目覚まし時計に力を分散させている。君という存在は例外中の例外ということか」



マヤノトレ「ハルウララの世界のことは…知っていますか…?」



秋川理事長「二人の話しから想像することはできるが、全く知らない。並行世界というのならわかるが劣化したコピーという表現もまったくもって意味不明だ」



秋川理事長「わかっていると思うがここでの話しは内密にするように。特に君たちは他のウマ娘に知られないよう注意して欲しい」

637: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 19:21:12.51 ID:a1OEoyBJ0
秋川理事長「目覚まし時計のことと理事長代理のことは伝えた。これで君たちへの目的は達成した!」



秋川理事長「それでは次があるから失礼する!」



サイレンススズカ「まだ話しは途中よ」



秋川理事長「時間が無い!一分たりとも無駄にするわけにはいかない!」



マヤノトレ「理事長は忙しい人だ…引き留めてはいけない」



秋川理事長「理解があるようで助かる!それでは夏休みのトーナメントを楽しみにしているぞ!」



下2 このあとどうなったか

639: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 19:38:48.91 ID:V4vU1Y+T0
理事長が去った後、話を聞いてたマヤノ達に理事長代理にプロポーズとはどういう事だと問い詰められ。桐生院や乙名史記者、たづなさんから鬼電、鬼メールが来て何かを悟るマヤノトレ


その頃
どっかの女の敵のクズが酷い目にあってるのを察知して上機嫌なウララ

640: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 19:58:16.34 ID:a1OEoyBJ0
マヤノトレ「目覚まし時計もそうだが…マヤノ達に理事長代理のことを知られるとマズイ…」



サイレンススズカ「勘違いでもプロポーズだなんてマヤノ達に知れたらー」



マヤノトップガン「プロポーズってなに?」



マヤノトレ「……」



アグネスタキオン「穏やかじゃない単語だねぇ」



シンボリルドルフ「私が退学したあとは一生に住んでくれるんじゃなかったのか」



マヤノトレ「違う……」



ピピピッ



アグネスタキオン「モルモット君のケイタイが鳴り止まないねぇ」

641: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 20:07:15.62 ID:a1OEoyBJ0
アグネスタキオン「少しケイタイを貸してもらうよ。なになに…桐生院葵、乙名史記者にたづなさんから鬼のように電話とメールが来ているねぇ」



シンボリルドルフ「パスワードは私が知っている。メールを見るぞ」



『理事長代理にプロポーズってどういうことなんですか?!』



『プロポーズの件をじっくり取材させて下さい!』



『呪』



アグネスタキオン「ふぅん」



マヤノトップガン「トレーナーちゃんはマヤに殺されたいの?」



サイレンススズカ「私は協力しないから」



マヤノトレ「誰か……助けてくれ…」

642: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 20:17:26.44 ID:a1OEoyBJ0
トレーニング場にて



ハルウララ「うらら~ん!」



ブラトレ「…またアレか?」



ハルウララ「どっかのクズが酷い目にあってるのは凄く気分がいいよ!」



ブラトレ「理由はなんでもいい、帝王賞に向けて調整を頑張ってくれ」



ハルウララ「わかった!頑張るからねトレーナーさん!」



下2 このあとどうなったか

644: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 20:31:36.54 ID:SsoKKKGC0
オグトレ、イナリ。ファルコとファルトレPがウララを偵察に来た

645: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 21:04:42.98 ID:a1OEoyBJ0
ハルウララ「あっ!イナリちゃん達が来たよ!」



オグリトレ「G1を連覇している相手のトレーニングは見て損は無い」



イナリワン「同感だな!」



スマートファルコン「逃げシスの可能性を感じるよ!」



ファルトレ「偵察という名の勧誘だ!」



ハルウララ「トレーナーさんも色んな人に注目されるようになってきたよね」



ブラトレ「ハルウララを勝たせられるようになったのが理由だな。俺に担当して欲しいと何人もウマ娘が寄ってきたぞ」



ハルウララ「すごーーい!」

646: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 21:10:07.91 ID:a1OEoyBJ0
ブラトレ「もちろん全部断った。そういう奴は誰かが活躍するたびに担当してくれと言うようなミーハーみたいなものだ」



ハルウララ「大事なのは自分のトレーナーさんを信用することだもんね!」



ブラトレ「盲信するのではなく間違っているのなら時に正す。そういう関係が理想だな」



ブラトレ「せっかくだ、ウララは俺になにか無いか?」



ハルウララ「トレーナーさんに?」



ブラトレ「俺のメインはブライアンでウララ達はサブになる。それでも改善して欲しいところがあれば言ってくれ」



ブラトレ「サブであってもウララを本気で勝たせたいと思っている気持ちに偽りは無い」



下2 ウララのセリフや行動

649: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 21:25:04.32 ID:wz4BjUSN0
トレーナーさん、初めて会った時と比べて変わったよね。最初はブライアンちゃん以外眼中にない  コンだと思ってたけど……最近では私やキングちゃん…それに他のトレーナーさん達とも心開くようになったよね。

トレーナーさんに不満なんてないよ。どこかの無愛想な誰かと違って優しいし優秀だしね…でも、ブライアンちゃんの事幸せにしなかったら許さないから!

650: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 21:42:02.56 ID:a1OEoyBJ0
ハルウララ「トレーナーさん、初めて会った時と比べて変わったよね」



ブラトレ「変わったのは確かにそうだろうな。俺はブライアンのことしか考えてなかった」



ハルウララ「ブライアンちゃん以外眼中にない  コンだと思ってたもん」



ブラトレ「  コン……」



ハルウララ「ブライアンちゃんの身長を考えてよ。高等部でもロリに入ると思うけど?」



ブラトレ「否定はできないか…」



ハルウララ「そんな  コンのトレーナーさんだけど、最近は私やキングちゃん、他のトレーナーさん達とも心開くようになったよね」



ブラトレ「…そうだな。一人では限界があると遅いながらも気付いたんだ」



ハルウララ「そこがトレーナーさんの良いところだよ!変に意地を張って悪いところを変えない人とは大違い!」



ハルウララ「だからトレーナーさんに不満なんてないよ!どこかの無愛想な誰かと違って優しいし優秀だし!」

651: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 21:46:34.15 ID:a1OEoyBJ0
ハルウララ「でもね、ブライアンちゃんの事を幸せにしなかったら許さないから。ブライアンちゃんとは結婚まで考えてるんでしょ?」



ブラトレ「……人前で言うのは度胸がいるな」



ハルウララ「ブライアンちゃんもそれを知ってるから、トレーナーさんを心から信頼してるでしょ」



ブラトレ「一匹狼だったブライアンの面倒を見ると言ったのは俺だ。当時は結婚なんか考えていなかったが、今では…なぁ」



ハルウララ「ブライアンちゃんが三冠ウマ娘になったらプロポーズするの?」



ブラトレ「それは無い。ブライアンがまだ学生のうちはそういう関係にはならない」



ハルウララ「ちゃんと考えてて偉い!そういうところが大好きだよ!」



「……」



ハルウララ「今なんか悪寒が……」ゾクゾク



ブラトレ「ブライアンがどこで聞いているかわからない。誤解されるようなことは言わずに…トレーニングを始めよう」



下2 このあとどうなったか

653: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 21:55:36.78 ID:gujtROvSO
帝王賞当日ウララたちは作戦会議しファルコたちの裏をかいて逃げでもなく差しでもなく見せてなかった先行でファルコをマークしないかとブラトレの提案

どの作戦もできるようになってるみたいだし

654: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 22:12:11.33 ID:H9tX+oqQO
トレーニング後



ハルウララ「トレーニングしてる所、すっごく見られたね」



ブラトレ「偵察とはそういうものだからな。ウララ、それを利用してレース当日の作戦を考えたんだ」



ブラトレ「奴らの裏をかいて逃げでもなく差しでもなく、見せてなかった先行でスマートファルコンをマークしないか?」



ハルウララ「逃げか差しと思ってるはずだから混乱するよね!」



ブラトレ「逃げのつもりが出遅れた、なにかトラブルがあったと勝手に混乱するはずだ」



ハルウララ「その作戦でいいと思う!トレーナーさんの指示に従うね!」

655: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 22:15:18.58 ID:H9tX+oqQO
ブラトレ「これで勝ったらウララはG1三連勝……凄いことになるな」



ハルウララ「ブライアンちゃんより活躍しちゃうかもよ?」



ブラトレ「そうなったら俺のせいだ、ブライアンは悪くない。ウララが勝つことを嫌だとも思わない」



ハルウララ「私が勝ったらトレーナーさんは凄く喜んでくれるもんね!」



ブラトレ「調整はうまくいっている、あとは当日までこれを意地しよう。ダートのレースは荒れることもある、準備は念入りにしておこう」



ハルウララ「うん!」



下2 このあとどうなったか

658: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 22:22:14.07 ID:SsoKKKGC0
その頃ゴルトレとオグトレ達が合同トレーニングしていたら「お前、本当にゴルシトレとそういう関係だったのか!!?何処まで私を呆れさせる!!?」と目がグルグルしてて冷静じゃないオグリにオグトレを尋問するオグリ「例え、元担当の質問でもそれは答えられないな。ゴルシトレもプライベート探られるのはイヤだろうし」と頑なに答えないオグトレ。「おう!濃厚だったぞ!」と空気も読まないゴルトレ



659: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 22:42:15.36 ID:8zW3hEXB0
トレーニング場にて



オグリキャップ「お前は本当にゴルシトレとそういう関係だったのか?!」



オグリトレ「なにを言ってるんだ」



オグリキャップ「何処まで私を呆れさせる?!トレーナーが  だったと知った私はどうすればいい?!」



オグリトレ「俺が同性愛者かどうか含め質問には答えない。いくらオグリの質問であってもだ」



オグリキャップ「黙れ!!よくも私を…!」



オグリトレ「コイツもプライベート探られるのは嫌だろう」



ゴルシトレ「当たり前じゃねえか」



オグリキャップ「くっ……」



ゴルシトレ「コイツとは濃厚な関係だったからな、今更聞かれてもって話しだろ」



オグリキャップ「あばっ」



オグリトレ「お前なぁ…」

660: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 22:45:15.07 ID:8zW3hEXB0
ゴルシトレ「余計なことを言う口は元気だったぞ」



オグリトレ「それはお互い様だろう」



ゴルシトレ「でもよ~コイツの    りがいいんだぜ」



オグリキャップ「あばばばばばばばばばばばばば」



オグリトレ「おい!!人前でそういうことをー」



ゴルシトレ「うるせぇこの!」パシッ



オグリトレ「んぅ……!お前ぇ!なにをする!」



ゴルシトレ「俺のお陰で  が敏感になったんだろうがよ!」パシンッ



オグリトレ「んぐっ……!」ビクンッ



オグリキャップ「あーーーーーーーーーーーーーーーー」

661: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 22:48:41.58 ID:8zW3hEXB0
イナリワン「この濃厚な  トークはなんなんだって話しだよ」



ライスシャワー「んふ!んふふふふ」



イナリワン「ダートには関係ねぇライスシャワーまで来てやがる。米が腐ってるとはな」



オグリキャップ「……」



イナリワン「おーい帰ってこい」



オグリキャップ「は……っ!」



イナリワン「大丈夫か?」



オグリキャップ「なんとかー」



ゴルシトレ「その口をまた俺の息子で黙らせてやるよ」



オグリトレ「いい加減にしろお前は!」



オグリキャップ「ぁば……」



ライスシャワー「むふぅ!」



イナリワン「帰りてぇ……」



下2 このあとどうなったか

663: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 23:02:09.66 ID:wz4BjUSN0
偵察してたファル子、たまたま通りかかったゼンノロブロイとメジロドーベルが濃厚な  トークを聞いて興奮状 
ドーベルは創作意欲が沸く!と走りだし近くにいたマックイーンは若干引いた

665: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 23:26:51.21 ID:8zW3hEXB0
スマートファルコン「あの二人ってそうだったんだ…」



メジロドーベル「これは創作意欲が湧く!すぐにでも新刊を描きたくなる!」



ゼンノロブロイ「事実は小説よりも奇なり…本物は凄いです」



メジロドーベル「ああもうじっとしていられない!少し走ってくる!」



メジロマックイーン「あのような行動…メジロのウマ娘とは思えませんわ」



ゴールドシップ「練乳チューブを直接吸ってるお前よりマシだろ」



メジロマックイーン「あれは一種の儀式ですのよ」



ゴールドシップ「そんな儀式があってたまるか」

666: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 23:33:37.26 ID:8zW3hEXB0
ゴールドシップ「っていうかBLってそんないいもんなのか?あたしはー」



ブブブッ



ゴールドシップ「おっと、メールが来たぞ。ゴルシちゃんに何の用だ?」



送信者 エイシンフラッシュ
『コードJ』



ゴールドシップ「……さーてあたしはちょっと出てくる。マックちゃんは寂しくないか?」



メジロマックイーン「なにを言ってますの騒がしい貴女が居ない方がー」



ゴールドシップ「おらバターアイスのバターがけだ」



メジロマックイーン「カロリーぃぃーーー!」



ゴールドシップ「よし、アイツの所に行くか!」



下2 このあとどうなったか

668: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 23:40:15.94 ID:sfaN266l0
Oさんがゴルシに「待てよ」と止めるが止まらないゴルシ「あの雑魚(J)の所行くつもりか?」という一言でピキッちゃう

実馬のゴルシとOが仲悪かったのってOがJいじめてたかって噂あるよね

669: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 23:49:19.02 ID:8zW3hEXB0
某所にて



モブO「待ちなよ~」



ゴールドシップ「せがた三四郎~せがた三四郎~」



モブO「あの雑魚の所行くつもり~?」



ゴールドシップ「あ?」



モブO「まともにレースも走れないなんて雑魚すぎるよね~」



ゴールドシップ「アイツはレースは走れるんだよ、走る度に体調が悪くなるだけだ」



モブO「雑魚雑魚ザ~~コ」



ゴールドシップ「てめぇ…」



モブO「いいねぇ喧嘩しようよ~あたしそういうの大好き~」

670: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/22(水) 23:57:19.44 ID:8zW3hEXB0
ゴールドシップ「お前とは決着つけねぇと思ってたんだよ」



モブO「大好きな雑魚を今度は守れるかな~?」



ゴールドシップ「…今度ってなんだよ」



モブO「なんであの雑魚は病弱体質になったんだろうね~」



ゴールドシップ「アイツは昔から…」



モブO「そうだよね~雑魚は昔は元気だったのは覚えてるよ~だってあたし達は幼馴染だったもんね~」



モブO「あたしはアイツが嫌いだったんだよ~だからね~」



ゴールドシップ「お前…………」



モブO「あのね~体温計を沢山割ってね~水銀をね~」



ゴールドシップ「てめぇ!!」



モブO「ひゅ~喧嘩だぁ~ブッコロ~!」



下2 このあとどうなったか

672: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 00:08:47.89 ID:cZxHMG7h0
エイシンフラッシュが止めなさい!と颯爽に現れゴルシを回収

673: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 00:28:30.19 ID:ldGlt/I70
エイシンフラッシュ「やめなさい!ここで手を出せば相手の思う壺よ!」



モブO「チッ」



ゴールドシップ「離せ!コイツがジャスタウェイを!」



モブO「あ~あシケちゃった。あたしはもう帰るね~」



ゴールドシップ「待ておい!逃げるな!」



エイシンフラッシュ「いい加減にしなさいゴールドシップ!」



ゴールドシップ「許さねぇ絶対に許さねぇからな!」

674: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 00:35:45.30 ID:ldGlt/I70
モブJ家にて



モブJ「私の身体が弱いのは水銀は関係ないと思いますよ」



エイシンフラッシュ「相手の嘘が上手かったわね」



ゴールドシップ「つい頭に血が昇って冷静に考えられなかったの…」



モブJ「私のことをそこまで心配してくれたんですね」



エイシンフラッシュ「ゴールドシップは貴女のことをずっと気にかけてたのよ。三人一緒にトレセン学園に入れていれば一番良かったんだけど」



ゴールドシップ「…今度のトーナメント、走る気になってくれて嬉しかった」



モブJ「ゴルシトレさんが外部生でも走れるようにしてくれたんですから、その想いに応えなくてはいけません」



エイシンフラッシュ「これで夢だった三人一緒に走れる日が来そうね」



下2 このあとどうなったか

675: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 00:42:53.52 ID:FV/tLdpeo
所でトレセンにはどんな人達がいるのですか?
特に芦毛のウマ娘さん達は!
Jちゃん興味津々

676: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 00:46:15.48 ID:CbMeiitb0
>>675
+
この外部生も参加出来るのはいいが競バ連中も参加してくるのでは?と内心不安なゴルシ
ついでにJが学園来たらどんなキャラでいけばいいんだと悩む

677: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 00:58:08.16 ID:ldGlt/I70
モブJ「ところでトレセン学園にはどんなウマ娘がいるのですか?特に芦毛のウマ娘さん達が気になります!」



エイシンフラッシュ「最近だとオグリキャップがいい感じかしら?」



ゴールドシップ「それはそうだけど、外部生で競バの連中も参加してきそうなのが不安で…」



モブJ「それはなんとかなります。それより私は学園ではどんなキャラでいけばいいんでしょう?」



エイシンフラッシュ「私みたいにそのままでいいと思うけど」



ゴールドシップ「それじゃ楽しくありません。メジロのお嬢様と仲良くするにはあのキャラが一番です」



モブJ「ゴールドシップさんは学園での姿が素じゃありません?」



ゴールドシップ「そんなこと…あるかもしれませんね」

678: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 01:02:17.34 ID:ldGlt/I70
エイシンフラッシュ「競バの連中、特にオルフェーブルが悪さをしてきても私達が守ればいいのよ」



モブJ「ゴールドシップさんなら守ってくれますよね?」



ゴールドシップ「……仕方ねぇなぁ!あたしに任しとけ!」



モブJ「うふふ、その意気ですよ」



エイシンフラッシュ「重賞で勝つのも大事だけど友人と走ることも大事。それをゴールドシップさんは忘れていません、だからゴルシトレを連れて来たんですよね?」



ゴールドシップ「それはたまたまだっての。でもアイツなら動いてくれるって信じてたぜ!」



モブJ「ゴルシトレさんは素晴らしいトレーナーさんですね」



ゴールドシップ「ゴルシ様がトレーナーとして認めた奴だからな!一味も二味も違って当然だ!」

686: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 19:27:27.31 ID:+OIKnxny0
帝王賞、レース当日



ブラトレ「調整はうまくいっていたはずだがどうしてそんなに表情が暗いんだ?」



ハルウララ「キングちゃんにね…」



ブラトレ「もういいわかった、アイツには厳しく指導する必要があるな」



ハルウララ「勇気付ける為のキスだって言って…私はそもそもそんなの必要無いって言ったのに」



ハルウララ「押し倒されもしたけどなんとか脱出できたから体力は残ってるよ。でも気分はそんなに良くないかな…」



ブラトレ「負けた時の話しはすることじゃないが、今回だけはキングのせいにするぞ」



ハルウララ「決めた、今日勝ったらキングちゃんにペナルティ。もうこれ以上我慢できない」



ブラトレ「調整はうまくいっているんだ、作戦通り先行でスマートファルコンをマークしていこう」



ハルウララ「G1三連勝!絶対に勝つ!」



下3 このあとどうなったか

689: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 19:44:36.46 ID:wqh6ZLMY0
ウララは逃げか差しで来ると思っていたファル子はまんまと作戦に引っ掛かりマークされて困惑。後ろではイナリが仕掛けるタイミングを測っている。

690: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 20:01:39.60 ID:39C2cipzO
レーススタート



スマートファルコン(なんでウララちゃんが後ろに?!逃げだと思ってたのに!)



ハルウララ(よし…いい位置につけた)



イナリワン(逃げじゃないとすれば差しってとこだろ?そうは簡単にいかねぇっ!)



オグリキャップ(私は悪くない位置にいる、内からかわしていける)



スマートファルコン(一人だけ逃げるだなんて想定してないの~!)



ハルウララ(作戦は成功だよトレーナーさん。あとは私がうまく走れるかどうか!)



下3 このあとどうなったか

692: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 20:29:54.17 ID:qSP8tIWSo
ファル子は逃げ粘るがペース配分が狂ってて厳しい
オグリ(かわしていける…イケる…イク…あ゛)邪念でキレが鈍い!
勝負は作戦がピシャリハマったウララと特段デバフのないイナリの一騎打ちに

693: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 20:33:06.22 ID:CbMeiitb0
>>692
+
後ろにいた変 がウララの身体からキングの匂いを感じテンションが上がりスピードアップ

694: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 20:41:51.38 ID:39C2cipzO
レース中盤



スマートファルコン(ちょっと掛かっちゃったけどまだ粘れる!このまま逃げ切るの!)



オグリキャップ(これならかわしていける…イケる…  ……)



『お前の  気持ち良すぎだろ』


『あぁ…ゴルシトレ……お前のが   に…』



オグリキャップ「あ"」



イナリワン(オグリキャップのやつ急減速しやがったが故障か?気になるところだが今はレース中だ!)



イナリワン(このまま差して一着はもらった!)



ハルウララ(イナリちゃんが凄い勢いであがってくる!)

695: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 20:47:03.97 ID:39C2cipzO
アグネスデジタル「むひゃひゃひゃひゃ!!」



アグネスデジタル(ウララさんからキングさんの匂いが!!前の時みたいに濃くはありましぇんけど確かに香りましゅ!)



アグネスデジタル(もっと近くで!もっとうまぴょいを感じさせて下さい!)



ハルウララ(デジタルちゃんまで来た!あ……そうかキングちゃんの匂いに反応してるんだね)



スマートファルコン(勝てる!このまま逃げ切れるの!)



イナリワン(こんなイイ場所空けといたのがお前たちの敗因だ!)



ハルウララ(絶対に負けない!)



アグネスデジタル「ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!」



下3 コンマ
奇数 ハルウララ
偶数 ファルコン、イナリワン
ゾロ目 変 

698: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 20:50:15.16 ID:wqh6ZLMY0
おらぁぁっ

699: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 20:58:06.03 ID:39C2cipzO
コンマ偶数



イナリワン「邪魔だっ!」



ハルウララ「う……」



スマートファルコン「イナリちゃんと一騎打ちなの!」



イナリワン「負けるかぁぁ!」



スマートファルコン「逃げシスの実力みせてあげる!」



下2 着順、一着はファルコンかイナリ固定

701: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 20:58:55.96 ID:A35nbp+3o
イナリ
ファル子
ウララ
デジタル

702: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 21:07:19.39 ID:39C2cipzO
決着



イナリワン「あたしが勝つべくして勝った!あんなの差してくれって言ってるもんだ!」一着



スマートファルコン「ウララちゃんが逃げないから動揺しちゃった…」二着



ハルウララ「……ぐすっ」三着



アグネスデジタル「推しの涙!尊過ぎるぅぅ!!」四着



イナリワン「悪いなウララ!三連勝はあたしが阻止したぜ!」



ハルウララ「悔しい…勝ててたかもしれなかったのに!!」



ハルウララ「ひっく……うぅ……ぐす…っ」

703: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 21:14:19.72 ID:39C2cipzO
控え室にて



ハルウララ「悔しいよトレーナーさん……」



ブラトレ「負けたのはキングのせいだ、ウララは悪くない」



ハルウララ「どうしてレース前にあんなことするの…レースに集中なんかできないよ…」



ブラトレ「キングとは契約を解除を視野に入れて話し合う」



ハルウララ「自分の力不足なら納得できるのに、こんなの悔し過ぎるよぉ……」



ハルウララ「トレーナーさん……負けちゃってごめんなさい…うぅぅ…」



下3 このあとどうなったか

706: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 21:20:33.31 ID:QNBDFUmg0
部屋の外から話を聞いてたキングちゃん。顔を真っ青にしてとんでもない事をしてしまったと絶望…反射的に目覚ましを使って自分が暴走する前に戻る

711: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 21:49:28.03 ID:39C2cipzO
キングヘイロー「ウララさん!」ガチャッ



ハルウララ「キングちゃん」



キングヘイロー「よかった…まだトレーナーさんとは何も無いみたいね」



ハルウララ「……」



ブラトレ「最初に口にすることがそれなのかウララへの謝罪は無いのか」



キングヘイロー「あ…あっ!!ち、違うのよウララさん!」



ハルウララ「……」



キングヘイロー「トレーナーさんはブライアンさんと関係があって、ペナルティでウララさんとうまぴょいしちゃったらー」



ハルウララ「もう喋らなくていいよ」



キングヘイロー「う!うう……!」

712: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 21:52:58.26 ID:39C2cipzO
ハルウララ「自分の力不足なら納得できるのに。あんなことされて負けたらどうすればいいの?」



キングヘイロー「違う……違うのよウララさん…」



ハルウララ「もう無理」



キングヘイロー「嫌だ!ウララさんの離れたくない!」



ブラトレ「キングとは契約を破棄する。これ以上ウララの足を引っ張らないでくれ」



キングヘイロー「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」



ハルウララ「…目覚まし時計、持ってー」



キングヘイロー「こんな結果は認めないわ!!」



ガシャーンッ

713: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 21:53:36.11 ID:39C2cipzO




目覚まし




714: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 21:56:45.48 ID:39C2cipzO
レース当日、二人の部屋にて



キングヘイロー「ぁ……あ……」



ハルウララ「今日の帝王賞を勝てばG1三連勝!トレーナーさんの為にも頑張ってくるね!」



キングヘイロー「戻っ……ウララ……」



ハルウララ「どうしたのキングちゃん?今日はリハビリだからレースは来れないのは知ってるけど、応援はしててね!」



ハルウララ「じゃあ行ってきますキングちゃん!」



下3 キングヘイローのセリフや行動、その他起こったこと

715: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 21:59:53.03 ID:FV/tLdpeo
上の悪夢から抜けきれておらず抱きついてウララのぬくもりその他諸々を感じようとしかけるが、すんでの所で自分を殴って踏みとどまり、決め顔で送りだす(鼻血出てる)

718: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 22:22:29.50 ID:39C2cipzO
キングヘイロー「ウララ…さん……死…」



ハルウララ「し…あし?もしかして脚が痛いの?」



キングヘイロー「ウララさん……」



ハルウララ「ん…抱きついてきてどうしたの?やっぱり脚が痛い?」



キングヘイロー「んふ……いい匂い…ウララさんの……」



キングヘイロー「……あっ!!」



バキッ



ハルウララ「なにしてるのキングちゃん?!自分を殴ったりしないで!」



キングヘイロー「ふぅ~~ふぅ~~~~!もう大丈夫です、心配はかけません」



ハルウララ「鼻血出てるから心配だよ…」

719: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 22:25:34.90 ID:39C2cipzO
キングヘイロー「私は直接応援には行けませんが心の中でウララさんを応援しています!」



ハルウララ「う、うん。わかったから鼻血拭いて?」



キングヘイロー「貴女の勝利を信じて私は待っています!」



ハルウララ「あ、うん…」



キングヘイロー「行ってらっしゃいウララさん!」



ハルウララ「なんか…キングちゃんが自分を殴った理由がわかる気がする。けどレース前に変なことされなくて良かったから…これでいっか」



キングヘイロー(これで結果はどうあれウララさんを悲しませることは無くなりました!さすがは一流の私!)



下3 このあとどうなったか

722: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 22:32:50.75 ID:ja+WgnLWo
三流なんだよなぁ…
変 の代わりにオグリが本調子になって四つ巴の一位争いに

725: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 22:38:36.41 ID:39C2cipzO
病院にて



キングヘイロー「リハビリが予定より早く終わったわね、時間は…」



わーわー…



キングヘイロー「ロビーのテレビで帝王賞をやってる!まだ終わってなかったのね!」



キングヘイロー「早くロビーまで行ってウララさんがどうなっているか確かめるわよ!」



キングヘイロー「ウララさんどうか負けないで!私のせいじゃなくとも負けて欲しくない!」

726: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 22:41:55.14 ID:39C2cipzO
レース終盤



キングヘイロー「先頭争いは逃げのスマートファルコン、それを追ってウララさん、オグリキャップ、そしていい位置から差してきたイナリワン」



キングヘイロー「誰が勝ってもおかしくない四つ巴の戦い!」



キングヘイロー「一番いい位置なのはイナリさん、でも残りの三人も悪くない!」



キングヘイロー「お願いウララさん勝って!勝って!お願い!」



キングヘイロー「誰よりも貴女の勝利を願ってるの!貴女はこのレースに勝てるのよ!」



キングヘイロー「頑張ってウララさん!!」



下3 このあとどうなったか

729: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 22:46:32.41 ID:CbMeiitb0
ウララが「期待してくれてるトレーナーさん、そしてキングちゃんの為にも負けないっ!」
と末脚で一着に。二着はイナリ、三着オグリという結末に


そして田舎では、時空の歪みに気づき誰かが目覚ましを使ったのに気づくマヤトレ

732: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 22:53:33.36 ID:39C2cipzO
決着



一着 ハルウララ
二着 イナリワン
三着 オグリキャップ



キングヘイロー「やった……やった!!ウララさんが勝ったわ!!」



キングヘイロー「あの末脚はきっと速さの向こう側に到達したに違いないわ!ウララさんこそ一流中の一流よ!」



キングヘイロー「やったわウララさー」



ビキッ



キングヘイロー「う……ぐっ!!」



キングヘイロー「あ……脚が…脚が……!」



キングヘイロー「痛い……うぅ…痛いぃ……!!」



キングヘイロー「痛さで……立っていられない……ぅ…」



ドサッ

733: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 22:57:56.17 ID:39C2cipzO
田舎にて



マヤノトレ(この感じ、また誰か目覚まし時計を使ったな)



マヤノトレ(今日は帝王賞がある、使われたのはそれが理由で間違いない)



マヤノトレ(目覚まし時計で戻っても着順が変わるとは限らない。もし変わったとしてもエネルギーはそのままだ)



マヤノトレ(本来一着でないウマ娘が目覚ましを使って一着になった。三着から一着に結果は変わってもどこかで帳 合わせが起こる)



マヤノトレ(三着が一着になるなら相当なマイナスなことが起こる。それが連勝がかかっていたりするレースだとマイナスも凄いことになるだろう)



マヤノトレ(目覚まし時計は使わない方がいい。今回目覚ましを使ったウマ娘も早くそれに気付いて欲しい)



下3 このあとどうなったか

736: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 23:03:12.96 ID:A35nbp+3o
きっと目覚ましを使って無かったことにしても行為には責任が伴い、罪には罰があるのだと考えるキング

739: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 23:14:39.32 ID:ldGlt/I70
病院にて



ブラトレ「どういうことなんですか?」



医師「治りが遅いことはこちらでも把握していましたが、まさか骨に異常があったとは思いませんでした」



医師「レントゲンを見てもらえればわかります。この通り何の異常も無いんです。しかし今日撮ったMRIを見ると……」



ブラトレ「折れている……」



医師「貴方もトレーナーならわかってもらえると思いますが、レントゲンに映らない骨折はあります。今回キングさんはー」



ブラトレ「彼女はまた走れるようになれますか?」



医師「わざとでは無いにしろ骨折を放置していたという事実は重いです。私の口からは……なにも言えません」



ブラトレ「……」

740: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 23:20:41.86 ID:ldGlt/I70
病室にて



ハルウララ「ぐす…あう……」



キングヘイロー「泣かないで下さいウララさん」



ハルウララ「せっかく勝ったのに…こんなの悲しすぎるよ…」



キングヘイロー(ウララさんを泣かせてしまいました。目覚まし時計を使っても変わらない結果もあるということかもしれません)



キングヘイロー(目覚ましを使って無かったことにしても責任が伴い、罪には罰がある。この報いは当然ということ)



キングヘイロー(私の脚で済むのなら大歓迎よ。ウララさんが傷付くところはもう二度と見たくない)



キングヘイロー(元はと言えば一時の感情に流された私が招いたこと。これで良かったんです)



キングヘイロー「おめでとうウララさん。貴女が勝って私はなにより嬉しいわ」



下3 このあとどつなったか

743: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 23:26:39.24 ID:lu8eEHGc0
キング、脚を緊急手術する事それ手術によっては一年後には走れるように、上手くいかなければ二度と走れなくなるとの事……キングは「走れなくなったらタマと同じようにトレーナーを目指す」と。
ブライアン、ウララが夏のトーナメントにキングの代わりに出場すると言う。仲間が困っていれば手を差し伸ばすのは当たり前だとキングはその言葉に自分の愚かさを改めて知り号泣

744: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 23:37:03.67 ID:ldGlt/I70
ガチャッ



ブラトレ「キング、君の脚はもう手遅れに近い。緊急手術を受ければ一年後には走れるようにはなる」



ハルウララ「上手くいかなかったら…?」



ブラトレ「二度と走れなくなる」



ハルウララ「ううううぅ……」



キングヘイロー「それで構いません、走れなくなったらトレーナーを目指しますから」



ブラトレ「……強いんだな。普通なら泣き叫んでもおかしくない」



キングヘイロー「全ては私のー」



ガチャッ



ナリタブライアン「話しは聞いた。私が夏のトーナメントでキングの分まで走る」



ブラトレ「他のレースとの兼ね合いがある、トーナメントは本気で走れないはずだったが」



ナリタブライアン「重賞は諦める。その代わりトーナメントで全力を出す」

745: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 23:42:55.71 ID:ldGlt/I70
ハルウララ「私も出る!重賞なんかよりそっちの方が大事だもん!」



キングヘイロー「そこまでする必要はありません、二人とも自分のレースに集中して下さいな」



ナリタブライアン「仲間が困っていれば手を差し伸ばすのは当たり前だ。私はトレーナーからそう学んだ」



ハルウララ「キングちゃんを助けられるのは私達だけだもん!」



キングヘイロー「私は…………なんて愚かなウマ娘なのでしょう」



キングヘイロー「こんなにも仲間思いな人に囲まれているのに、私ときたら…」



キングヘイロー「もう……救いようがありません……」ポロポロ



ブラトレ「救いはまだある、キングは終わったわけじゃない」



ナリタブライアン「足掻けるだけ足掻け。私のトレーナーのウマ娘としてやれることは全てやってみせろ」



ハルウララ「治るって信じてるからねキングちゃん!」



下3 このあとどうなったか

748: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 23:53:39.98 ID:A35nbp+3o
でもさぁ
勝ったから機嫌がいいだけで、負けたら切ろうとしてたよねぇ?
もっと力を手に入れてモノにした方がいいんじゃないとキングを誘惑してくる自称神

749: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/23(木) 23:58:41.78 ID:ldGlt/I70
手術中



『……』



「はーい起きて下さ~い」



『……』



「起きろゴミクズ」



『なに……ここは…?脚を手術するから…全身麻酔で…』



「あたしは神様。仕方ないからお前と話してあげてる」



『神様……なぜ私と……?』



「アドバイスってやつ。お前にとって損は無い話しだから協力するよね?」



『私……は…』



「一度しか言わないからよーく聞いてなよ出来損ない」

750: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/24(金) 00:02:52.78 ID:z9UTnsp40
「今回のってさ、ピンクが勝ったから機嫌がいいだけで負けたら切ろうとしてたよねぇ?」



『そう……私はトレーナーさんとの契約を切られて…』



「それが真実なんだよ、代わりにトーナメントに出るっていうのも都合の良いこと言ってるだけ」



「もっと力を手に入れて、ピンクを確実にモノにした方がいいんじゃない?」



『ウララさんを……私のモノに……』



「お前がちょっと協力すれば願いは叶うよ。また走れるようにもなるしピンクも手に入る」



「何一つ悪いことはないでしょ?だから早く協力して」



下3 キングヘイローのセリフや起こったこと

753: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/24(金) 00:06:09.72 ID:LAjNL3VI0
自分の事を神だとか名乗る痛い奴、なにより人の事をゴミクズだとか出来損ないとか呼ぶような奴は信用しない。

「なんだぁ、てめぇ……」とキレた神様手術を大失敗させて命を奪おうとするも神を越えたサ○ゲームスの力でまたも失敗

754: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/24(金) 00:15:43.84 ID:z9UTnsp40
『魅力的な話しですが……お断りさせていただきます……』



「はあ?」



『自分の事を神だとか……自分で名乗るような方は信用できません……』



『なにより……人の事をゴミクズだとか……出来損ないとか呼ぶような方は……』



「黙れ」



「あたしは神だ」



「あたしは神だ」



「あたしは神だ!!」



「お前を殺してそれを証明してやる」

755: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/24(金) 00:20:04.65 ID:z9UTnsp40
バチッ



医師「どうした?」



助手「一瞬停電したみたいですね」



医師「雷でも落ちたのか?停電していたら危なかったな」



助手「もし停電しても外部電源に切り替わりますけど、今日はその外部電源は点検中です」



医師「危ないな……だが心配は要らなそうだ」



〈クソがぁぁぁぁぁぁぁ!!!!〉



医師「なんだ?なにか声が聞こえたか?」



助手「気のせいだと思います。あと少しで手術が終わりますから頑張りましょう」



下2 このあとどうなったか

757: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/24(金) 00:25:35.82 ID:kEzLtQgm0
「どうやら、神よりも上の存在がいるようですね。そしてその存在は私…いえ、『ウマ娘の味方』みたいですね…」
「ウララさんの言う通り貴女は神じゃない…悪魔いえ悪魔に失礼ですね貴女はゴミクズですね」
自称神を煽った後神は暴言吐いて消える。

手術は一応成功して、来年の夏にはまた走れる予定に

758: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/24(金) 00:33:54.43 ID:z9UTnsp40
「あたしは神だ」



「あたしが望むまま世界を創り、壊し、弄んできた」



「キャラクターが死ぬ瞬間ほど面白いものは無い。愛着のあるキャラクターなら尚更」



「お前たちが絶望することがあたしにとって快楽」



「この世界はあたしは創っていない。だからといってあたしが好き勝手にできないことはない。あたしは神さまだから」



『貴女は神なんかではありません』



「誰だお前は!この領域に無断で入ってくるな!」



『少なくとも私は神ではありません』

759: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/24(金) 00:40:24.38 ID:z9UTnsp40
『どうやら貴女より、神よりも上の存在がいるようですね』



『そしてその存在は私…いえ、『ウマ娘の味方』みたいですよ』



「黙れ!お前から殺してやる!」



『ウララさんの言う通り貴女は神じゃない。悪魔……いえ悪魔さんに失礼ですね。貴女はゴミクズです』



「ぎぃいいいいい!!」



『私はいつでもこの世界、ウマ娘を見守っています。貴女と違ってあの子たちと同じ目線で見ているんです』



『貴女には不可能なことです。他人全てを見下す貴女には絶対に無理です』



『私だけでなく大いなる力、それも彼女達を守っています。貴女が勝つことはー』



「37564」



『捨て台詞もまともに言えないとは、呆れてしまいますね。さあ…私はまた同じ目線に戻りましょう』

760: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/24(金) 00:52:30.22 ID:z9UTnsp40
学園にて



マチカネフクキタル「……んがっ!」



オペトレ「起きたかいフクキタル?」



マチカネフクキタル「ふぇぇ…寝てしまって申し訳ないです…」



オペトレ「眠たいのは仕方ないよね。でもできたら話しは聞いて欲しかったかな」



マチカネフクキタル「すいません……シラオキさまー!起こしてくれたっていいじゃないですか!」



オペトレ「シラオキさま、か。フクキタルが規定周回のタイムでトップ15に入れたのはシラオキさまのお陰かもしれないね」



マチカネフクキタル「否定はできません!あの時は凄く集中していたというか、まるで自分じゃないみたいでした!」



マチカネフクキタル「記憶も曖昧ですし、もしかしたら乗っ取られていたのかもしれません!」



オペトレ「あはは、もしそうならシラオキさまは頼れないんじゃないの?」



マチカネフクキタル「シ……シラオキさまーーー!」



〈はいはい、ここでちゃんと見ていますから〉

765: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/24(金) 21:48:40.26 ID:RkR4hfbS0
時間ができたので少し更新してみます




病室にて



ハルウララ「手術成功おめでとう!」



キングヘイロー「手術の最中に落雷があって一瞬停電した時は危なかったそうですが、無事に手術は終わりました」



ナリタブライアン「痛みはどうだ」



キングヘイロー「痛み止めを飲んでますからなんともありません。薬が切れると少し痛む程度です」



ハルウララ「脚の治りが遅いって聞いてたのに…MRIを撮ればって言ってればこんなことにならなかった」



キングヘイロー「ウララさんのせいではありません。レントゲンを私も見ましたけどあれは仕方ないわ」



ナリタブライアン「筋を痛めていたのは事実だからな、骨折を疑うことは普通はしない」



キングヘイロー「ウララさんもブライアンさんもトレーナーさんも悪くありません。これは仕方ないことだと受け入れました」

766: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/24(金) 21:55:17.42 ID:RkR4hfbS0
ナリタブライアン「強いなお前は。少し見直した」



キングヘイロー「まだ中等部ですからいくらでもリカバリーできます。一流の私は諦めたりしません」



ハルウララ「一歩間違えたら二度と走れなかったかもしれないのに…私ならそんなこと言えないよ」



ナリタブライアン「私がキングの立場なら……」



キングヘイロー「一流ならもしもの話しはするものではありません。私は諦めずこの一年をリハビリに費やします」



キングヘイロー「それと暫くは車椅子で移動しますから、ウララさん達のトレーニングは邪魔にならない所から見守っています」



キングヘイロー「トレーナーさんに着いてトレーナーの勉強をしてもいいわね。この一年は有意義に使って自分を成長させます!」



下2 このあとどうなったか

768: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/24(金) 22:03:51.68 ID:LAjNL3VI0
ウララとのからだたけのうすっぺらい関係は終わらせると宣言これからはしっかりウララを見ると言う。その後、同じく入院中でトレーナーを目指し過ちを犯しててしまった同士のタマモと意気投合するキング。

769: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/24(金) 22:15:47.20 ID:RkR4hfbS0
キングヘイロー「ウララさんとの身体たけの薄っぺらい関係はこれを機に終わらせます」



ナリタブライアン「お前にできるのか?」



キングヘイロー「これからはしっかりウララさんを見ます。その上で身体の関係は成り立つんです」



ハルウララ「キングちゃん……まるでウマが変わったみたい…」



キングヘイロー「怪我をするのも悪くありません、色んなことを考える時間が増えましたから」



キングヘイロー「私のことを気にしてくれるのは嬉しいですけど、お二人は自分のことを優先して下さい」



キングヘイロー「退院してトレセン学園に戻れる日を楽しみにしてます」

770: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/24(金) 22:22:23.63 ID:RkR4hfbS0
タマモクロスの病室にて



キングヘイロー「貴女と私は同志と言えるかもしれませんわね」



タマモクロス「おんなじような失敗して、トレーナーを目指してる所まで同じやからなぁ」



キングヘイロー「復帰まで一年くらいというのも同じね」



タマモクロス「心肺停止までいったからウチの方が重症やったけど、アイツのお陰で一年で済みそうやねん」



キングヘイロー「ゴルシトレさんよね。噂で聞いてるけど実力は本物なんでしょ?」



タマモクロス「脚を壊したメジロとライスを復帰させただけやなく、結果も出しとる。アイツは本物やわ」



キングヘイロー「うちのトレーナーさんも凄いとは思いますけど、上には上がいるものね」

771: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/24(金) 22:27:22.63 ID:RkR4hfbS0
タマモクロス「でもな、アイツのマッサージ受けるとき……下半身脱げって言われてブチ切れたんよ」



キングヘイロー「それは怒って当たり前よ! 着を脱ぐ必要なんてどこにもー」



タマモクロス「あるねん。マックイーンもライスもそれを受けてるって聞いてやってもらったんやけど…凄かったわ」



タマモクロス「筋が繋がるっていうんかな?そんな感覚があって本物やってわかったわ」



キングヘイロー「ゴルシトレのマッサージはそんなに凄いのね」



タマモクロス「あんたも受けれるようなったら受けたらええわ、きっとウチの言うてることがわかるで」



下2 このあとどうなったか

772: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/24(金) 22:30:45.57 ID:UdXptU5do
 着を脱ぐとは言っても全部見せるわけではなく前貼りはある

773: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/24(金) 22:34:07.04 ID:oN+QW80f0
>>772+「か、考えておきます」と保留にしておくキング。その頃学園の生徒会では夏のトーナメント参加者リストにK、オルフェ、そしてルドルフが入学を取り消した衝撃ことDが載っていて
コイツらを本当に出場させるのか?と『当日にはメディアや客も来るから大丈夫だろ』などと話し合い


774: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/24(金) 22:43:18.66 ID:CyhcewoUO
タマモクロス「まあ 着を脱ぐって言うても全部見せるわけやない、前貼りはあるで」



キングヘイロー「でも……その…」



タマモクロス「毛は見られるわな。それが我慢できるんやったら最高のマッサージやで」



タマモクロス「それとアイツはデリカシー無いから気を付けや。平気で濃い薄い言いよるから」



キングヘイロー「う……」



タマモクロス「ゴルシは剃ってるからお前も剃っとけとかな。知らんうちに引き合いに出させる可能性はあるで」



キングヘイロー「か、考えておきます……」



タマモクロス「それが正しいやろうな」

775: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/24(金) 22:48:14.86 ID:CyhcewoUO
生徒会室にて



トウカイテイオー「夏休みのトーナメント参加者リストにモブK、モブO、そして会長が入学を取り消したモブDがあった」



シリウスシンボリ「コイツらを本当に出場させる気か?」



ナリタブライアン「当日はメディアや客も来るから大袈裟なことはしないだろう」



トウカイテイオー「競バのマイナスになるようなことができないように、理事長はメディアを入れたんだと思う」



シリウスシンボリ「そんなことで大人しくしてる連中じゃねぇよ。カメラの無い所でリンチくらいしてくるな」



ナリタブライアン「そうならないように私たちが対策を考えるんだ」



トウカイテイオー「警備を増やすだけじゃ足りない。控え室を別にするとかが必要になる」



シリウスシンボリ「外部生を除け者にしたらそこを奴らは叩いてくるぞ。そうなったら思う壺だ」



ナリタブライアン「奴らに自由を与えず監視できればベストだな」



下2 このあとどうなったか

776: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/24(金) 23:00:40.37 ID:+p4JoaP6o
引率と学園紹介の名目で五人くらいに一人トレーナーをつける
有力モブ達はバラけさせよう

777: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/24(金) 23:07:33.50 ID:fI/jAWfe0
>>776
+外部生達の控え室や弁当などをちょっとリッチにしたり監視カメラの数を増やしたりなど

778: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/24(金) 23:14:37.40 ID:z9UTnsp40
トウカイテイオー「引率と学園紹介って名目で、五人くらいに一人トレーナーをつけるのはどうかな」



シリウスシンボリ「へぇ」



トウカイテイオー「モブDたちはバラけさせれば危険度も減ると思う」



シリウスシンボリ「所詮アイツらは群れないと何もできないクズ共だから有りだな」



トウカイテイオー「外部生を差別するんじゃなくて豪華にしよう!このトーナメントはオープンキャンパスも兼ねるから、外部生達の控え室やお弁当をちょっと豪華に!」



ナリタブライアン「当日だけでも監視カメラの数を増やせないか掛け合ってくれ」



トウカイテイオー「ボクに任せておいてよ!会長みたく完璧な答えを出して見せるから!」

779: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/24(金) 23:19:49.52 ID:z9UTnsp40
シリウスシンボリ「完璧、ねぇ。お前が…クククっ」



トウカイテイオー「なにがおかしいのさ、殺されたいの?」



シリウスシンボリ「それだよ。生徒会長が精神病隠してよくもまぁと笑っただけだ」



ナリタブライアン「その状 で外部生の前で生徒会長だと名乗るのか?」



トウカイテイオー「黙れ」



ナリタブライアン「競バの奴らはある程度学園のことは掴んでいる。お前を人前で狂わせようとしてくるかもしれないんだぞ」



ナリタブライアン「治療を受けないのなら生徒会長として外部生の前に出ることは許さない。どうしても受けないのなら私がメッセージを代読する」



ナリタブライアン「これはお前一人の問題じゃない学園の問題だということをいい加減自覚しろ」



下2 このあとどうなったか

781: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/24(金) 23:27:38.87 ID:LAjNL3VI0
「私からもお願い、テイオー治療を受けて」と話を聞いていたテイトレ。テイオーに脅されるが以前までと違い怯えることなく「私はトレーナーとして貴女と向き合う事にしたの。」とテイオーに呼び掛け彼女からの固くて強い決意を感じとりしぶしぶ了解するテイオー
テイトレの行動に目を丸くするブライアンとシリウス

782: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/24(金) 23:39:30.27 ID:z9UTnsp40
ガチャッ



テイオートレ「私からもお願い。テイオー治療を受けて」



トウカイテイオー「そんなにボクに殺されたいの?」



トウカイテイオー「殺されたいからわざわざ来たんだよね」



トウカイテイオー「腸を引き摺り出して殺してやる」



テイオートレ「私はトレーナーとして貴女と向き合う事にしたの。殺したいなら好きにして」



トウカイテイオー「な……」



テイオートレ「私は絶対に引かないから。逆に私がテイオーを引き摺ってでも病院に連れて行く」



トウカイテイオー「……」

783: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/24(金) 23:46:44.02 ID:z9UTnsp40
トウカイテイオー「わかったよ……病院…行く」



シリウスシンボリ「どうしたんだよコイツ、同一人物か?」



ナリタブライアン「心境の変化にしては覚悟が決まり過ぎているぞ」



テイオートレ「貴女を変えられるのは私だけなのよ。テイオーはこんな所で終わるウマ娘じゃない」



トウカイテイオー「ボクが終わる?」



テイオートレ「精神病を放置して良くなった例なんか聞いたことない。こ ある日突然終わるかもしれないんだよ?」



テイオートレ「一人で行きたくないなら私も行く。だからちゃんと通院しよう」



下2 このあとどうなったか

785: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/24(金) 23:52:55.34 ID:fI/jAWfe0
終わりたくないテイオーは通院することを決めた何があった?というブライアン達の質問に「先日、学園で暴動が起きてテイオーに殺される夢を見た。妙にリアルだった私がしっかりしなければと再確認した」と語る


うまぴょい禁止令でテイオーに殺されたテイオートレの負のパワーがここに引き継がれたらしい

787: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 00:07:26.76 ID:GVDQz/FH0
トウカイテイオー「わかった……ボクはまだ終わりたくない…」



ナリタブライアン「お前になにがあったのか言えないのか?」



テイオートレ「夢を見たの。学園で暴動が起きてそれはもう大変なことになったのよ」



シリウスシンボリ「夢の話しを聞かされるとはな」



テイオートレ「凄くリアルな夢だったの。その夢の中で私はテイオーに殺された」



ナリタブライアン「暴動と殺されることは関係あるのか?」



テイオートレ「暴動の原因がうまぴょい、学園での 行為禁止するって校則ができたからなの」




シリウスシンボリ「ハハハっ!そりゃ暴動が起きるよな、ブライアン!」



ナリタブライアン「チッ…」

788: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 00:13:46.72 ID:GVDQz/FH0
テイオートレ「私と一緒になれないならってテイオーは私をズタズタにして殺したの。その痛みは……本物だった」



テイオートレ「夢から醒めても現実だって信じられなかった。それくらいリアルだったし…」



テイオートレ「夢の中でテイオーは笑ってたのよ」



テイオートレ「やっと私を殺せた。これで全て良かったんだって笑ってたの」



テイオートレ「私がしっかりしないとこうなる、そう思ったら覚悟くらい決まるよ」



ナリタブライアン「なるほどな、それを聞いてどうだテイオー」



トウカイテイオー「……」



シリウスシンボリ「無言って一番最悪な答えだよな」



テイオートレ「テイオーは私が変える。貴女を犯罪者なんかに絶対にしない」



下2 このあとどうなったか

789: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 00:18:29.42 ID:8S6vqnvUO
テイオートレに次に裏切ったら本当に殺しちゃうかもしれないからと言いつつ一旦は信じてみる様子

790: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 00:21:40.80 ID:vh99U+tu0
>>789
+ブライアンこの事をブラトレ、ウララに報告
ウララが「もしかしたら実際に起きた事かも知れない……キングちゃんの時計が一つなくなってたキングちゃんが時計を使って止めたのかも」

791: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 00:25:56.68 ID:GVDQz/FH0
トウカイテイオー「次に裏切ったらトレーナーのこと本当に殺しちゃうかもしれないから…夢でも信じるよ」



シリウスシンボリ「不正会長に続き殺人会長ってのも面白いけどな」



ナリタブライアン「ふざけるなそうなったら今度こそトレセン学園は終わりだ」



テイオートレ「病院には予約を入れるから大丈夫な日を教えておいて。もし直近で無いなら無理にでも連れて行くから」



トウカイテイオー「うん……」
 


ナリタブライアン「夢……か」

792: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 00:30:50.18 ID:GVDQz/FH0
トレーナー室にて



ナリタブライアン「ーーテイオートレの話しはどう思う?」



ハルウララ「もしかしたら本当に起きた事かも知れない。キングちゃんの目覚まし時計が一つ無くなってたの」



ブラトレ「キングが目覚まし時計を使って暴動を止めたのか」



ナリタブライアン「ウララとうまぴょいができないからといって目覚ましを使うとは考えられない」



ハルウララ「うん、さすがのキングちゃんもそこまでじゃないよ」



ブラトレ「だがキングの 度を二人から聞いている限り、何かあったと考えられる」



ブラトレ「俺の知っているキングならウララに手取り足取り介護してくれと言ってきたはずだ」



ハルウララ「う……否定できない…」

793: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 00:37:45.95 ID:GVDQz/FH0
ナリタブライアン「奴を問いただせば真実はわかるが、もし違えば私たちが最低だ」



ブラトレ「怪我をした仲間を疑うことになるからな」



ハルウララ「私…聞いてみようかな。私だけに教えてって言えばキングちゃんは教えてくれると思う」



ナリタブライアン「もしそれでキングが使っていたらどうする?」



ハルウララ「……軽蔑するかも。ちゃんとした理由があるならいいけど…」



ブラトレ「ならキングから言ってくるのを待とう。目覚まし時計のことは別で使った可能性もあるんだ」



ハルウララ「うん……今更気付いたの?きひ」



ハルウララ「うん……キングちゃんは手術が終わって入院中だし、問いただすにしても今じゃないよ」



ナリタブライアン「キングが使ったとしても理由による。ウララの三連勝を実現する為に目覚ましを使ったのなら印象も違う」



ブラトレ「目覚まし時計のことは時を見てそれとなく言ってみるのがいいか。そこでキングが何も言わなければ、こちらからどうこうできることは無い」



下2 このあとどうなったか

795: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 00:48:56.94 ID:BYJ8KRRA0
所々自称神が入ってきてやがる……


夏のトーナメントに向けてトレーニング場に向かう三人ブラトレが「うまぴょい禁止令か……」と呟くと通りかかったネイチャトレが「なんで、貴方がその事を?マヤノトレさんも知ってたし不思議だなぁ」

796: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 00:56:52.56 ID:GVDQz/FH0
学園内にて



ハルウララ「とりあえずトーナメントに向けてトレーニングだね!」



ナリタブライアン「重賞より価値のあるレースにすればいいだけだ」



ブラトレ「その通りだブライアン……しかしうまぴょい禁止令か…」ボソッ



ネイチャトレが「え?なんでブラトレさんがその事を知ってるんですか?」



ブラトレ「おっと口に出ていたか……」



ナリタブライアン「待てどういうことだ、うまぴょい… 行為を禁止する校則は本当に出る所だったのか?」



ネイチャトレ「出る寸前までいったんですけど、マヤノトレさんから連絡があって急遽見直すことになったんです」



ハルウララ「あ……」

797: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 01:07:12.17 ID:GVDQz/FH0
ネイチャトレ「そうかブラトレさんはナリタブライアンのトレーナーだから知ってて当然かもですね。でもなんでマヤノトレさんが知ってたんでしょうね不思議です」



ブラトレ「……暴動を止めたのは奴か?」



ナリタブライアン「ならキングの目覚ましはどうなる」



ハルウララ「アイツ……」



ネイチャトレ「あの……?」



ブラトレ「そもそも暴動を起こしたのがマヤノトップガン達とは考えられないか?」



ナリタブライアン「アイツらは謹慎があけるまで帰ってくることは無いだろう」



ハルウララ「アイツのことを考えるだけで胃がムカムカしちゃう…」



ネイチャトレ「この人たちも変わってるよなぁ。トレーナーって変わり者が多いって噂は本当なのかも」



下2 このあとどうなったか

799: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 01:21:46.65 ID:vh99U+tu0
今までも怪しかった奴だが更に怪しい奴だと認識何か企んでるかもしれないとマヤノトレを警戒することにしたブラトレ達

その頃噂のマヤノトレ、買い出し中茂みから視線を感じ確認したらダイワスカーレットにストーカーされてた。「なにしてる……?学園はどうした」「……通りかかっただけよ」と無理ある言い訳をされた

800: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 01:29:36.61 ID:GVDQz/FH0
ブラトレ「マヤノトレは今までも怪しかったが更に怪しい奴だ」



ハルウララ「アイツのことだから何か企んでるかもしれない」



ナリタブライアン「トーナメントには復帰してくるはずだ、その時にも十分警戒が必要になる」



ナリタブライアン「奴らを外部生やトレセン学園の生徒とも隔離しておくことも視野に入れる」



ハルウララ「絶対にその方がいい!アイツの顔見たくないし!」



ブラトレ「それは確かにそうだ。レース前にうっかりウララとマヤノトレが会ったりなんかしたら集中力が切れるからな」



ナリタブライアン「奴らを隔離する理由はいくらでも作れる。豚小屋でも用意してやるか」

801: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 01:32:57.60 ID:GVDQz/FH0
とある街にて



マヤノトレ「今週の買い出しは…」



ダイワスカーレット「……」



マヤノトレ「おい…なにしてるんだ…?」



ダイワスカーレット「通りかかっただけよ」



マヤノトレ「それは無理がある…学園はどうしたんだ…?」



ダイワスカーレット「知らない」



マヤノトレ「困ったな……」



ダイワスカーレット(どこに帰るのか突き止めてやるんだから)



マヤノトレ「仕方ない……タキオン…頼む……」



アグネスタキオン「お安い御用さ!」

802: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 01:36:03.71 ID:GVDQz/FH0
ダイワスカーレット「…」ガクッ



マヤノトレ「すまない……」



アグネスタキオン「彼女は私が責任を持って学園に送り届けようじゃないか」



マヤノトレ「何も…するんじゃないぞ…」



アグネスタキオン「眠らせてしまったからしたくてもできないねぇ。モルモットにするには意識がないと意味がない」



マヤノトレ「…そうか」



アグネスタキオン「モルモットにはしないがデータは取っておこうねぇ。スリーサイズだけじゃなく色々なサイズを測ろうじゃないか!」



アグネスタキオン「スカーレット君の身体は以前から興味があったんだよ、これは興奮するねぇ」



マヤノトレ「程々にな…頼むから…」




809: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 19:06:09.17 ID:H7MTHds30
某日夜、学園内にて



ヒシアマゾン「寮内の見回りと無断で外出、外泊するような奴が居ないか見張りをー」



ナリタブライアン「……」



ヒシアマゾン「あ……ブライアン…」



ナリタブライアン「馴れ馴れしく呼ぶなヒシアマゾン」



ヒシアマゾン「もう夜で…外出届けが出ていないんじゃないのか…そんな報告…受けていない…」



ナリタブライアン「外出届けも外泊届けも出してないからな」



ヒシアマゾン「じゃあ…」



ナリタブライアン「これからトレーナーの家に泊まりに行く。いつものように誤魔化しておけ」



ナリタブライアン「もしバレてもお前のせいにしろ。お前が書類を紛失したと報告するんだ」



ナリタブライアン「嫌なら断ってもいいんだぞ」



ヒシアマゾン「やる……協力するから…」



ナリタブライアン「私のトレーナーを貶めようとした罪は重い。なにがあっても許さない」

810: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 19:12:09.43 ID:H7MTHds30
ナリタブライアン「泣いて許しを乞えば許されると思ったか?」



ヒシアマゾン「そうじゃない……けど…」



ナリタブライアン「私が一番許せないのはお前のトレーナーと私を天秤にかけたことだ」



ナリタブライアン「お前との付き合いはそんなものだったんだと失望した」



ナリタブライアン「私よりトレーナーをとったくせに、そのトレーナーともうまくいっていない所か別れたんだろう?」



ナリタブライアン「ざまあみろ」



ヒシアマゾン「……っ!」



ナリタブライアン「安心しろ、明日は土日だから私はトレーナーと存分に仲良くしてくる」



ナリタブライアン「無断外泊をしていると学園に報告したければ報告しろ。私は止めない」



ナリタブライアン「ただこれだけは忘れるな。先に裏切ったのはお前だからな」



下3 このあとどうなったか

813: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 19:26:12.65 ID:NlaPMbyc0
「お前だって、私と同じ立場だったら同じ事をしていた筈だ」と涙声に言うが無視してブラトレの家に

815: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 19:39:12.24 ID:H7MTHds30
ヒシアマゾン「確かにブライアンの言う通りアタシは裏切った、けど!」



ヒシアマゾン「ブライアンだって私と同じ立場だったら同じ事をしていた筈だ!」



ナリタブライアン「……」



ヒシアマゾン「ぐぅぅ……ぅぅ…!」



ヒシアマゾン「あの時の選択は間違ってなかったって言いたいのに…!トレ公はアタシを利用しようとしかしてなかった!」



ヒシアマゾン「そんな男に騙されたアタシが悪い……悪いんだ…」



ヒシアマゾン「もうブライアンとは二度と元の関係には戻れない……」



ヒシアマゾン「アタシはあの時…ブライアンなんかより…トレ公を選んだから……」



ヒシアマゾン「アイツに振られた時より悲しい……こっちの方が悲しいなら…ブライアンの方が大切だったんだ……」



ヒシアマゾン「なんで今更それに気付くんだアタシは!」

817: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 19:43:55.27 ID:H7MTHds30
道中にて



ナリタブライアン『今向かっている』



ブラトレ『いつも通り肉を用意してある』



ナリタブライアン『肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉』



ブラトレ『大量に買ってあるから好きなだけ食べてくれ。残ったら冷凍しておく』



ナリタブライアン「……肉を食えば嫌なことも忘れられる」



ナリタブライアン「同じ立場なら同じことをする?当たり前だろう、トレーナーより大事なものはない」



ナリタブライアン「私とアイツが違う所はトレーナーだ。奴のトレーナーはヒシアマゾンの立場を利用しようとしたに過ぎない」



ナリタブライアン「もしアイツとトレーナーが純愛ならば私はヒシアマゾンを拒絶していなかった」



ナリタブライアン「トレーナーを見る目すら無いとは哀れ奴だ」



下3 このあとどうなったか

820: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 19:57:43.32 ID:vh99U+tu0
ダスカを送り届け、帰宅途中のタキオンとばったり遭遇更にタキオンを迎えに来たマヤノトレとも遭遇

821: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 20:09:42.50 ID:H7MTHds30
アグネスタキオン「おやぁこんな所で奇遇だねぇ」



ナリタブライアン「謹慎中のお前らがどうしてここにいる」



マヤノトレ「ダイワスカーレットを…送り届けた帰りだ…」



アグネスタキオン「タクシーを呼ぶお金が無かったから仕方ないねぇ」



ナリタブライアン「それで学園側は納得したのか」



アグネスタキオン「納得させたのさ!」



マヤノトレ「強引なことはなにもしていない…」



ナリタブライアン「お前たちと関わりたくない奴が多い。下手なことに巻き込まれるより見逃しておくということか」



アグネスタキオン「ふぅん見破られるとつまらないねぇ」

822: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 20:13:54.94 ID:H7MTHds30
マヤノトレ「君は…どうしたんだ…?」



ナリタブライアン「お前たちに話す意味がない」



アグネスタキオン「少し失礼するよぉ」みょんみょん



ナリタブライアン「何の真似だ」



アグネスタキオン「この機械はウマ娘が発 しているどうか調べられるのさ。ふぅん…なるほど、良いデータが得られたよ」



ナリタブライアン「なんだとおい待て」



アグネスタキオン「汗に混じったフェロモンは誤魔化しようが無いからねぇ!どれだけ言い訳しても無駄さ」



アグネスタキオン「これから存分に楽しんでくればいいさ、私は止めないからねぇ」



下3 このあとどうなったか

824: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 20:18:42.11 ID:es+BR5Owo
マヤトレが許可は取れたのかとか普通に大人としての心配をしてくるので拍子抜けして口を滑らすブライアン

825: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 20:21:47.55 ID:NlaPMbyc0
>>824+ブライアン前に自称神に見せて貰った記憶の見知らぬトレーナーとマヤトレの姿が重なった
タキオンが「帰る前にあそこに寄ろうか」とホテルを指差す


826: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 20:29:09.63 ID:H7MTHds30
マヤノトレ「外出と外泊の許可は取れたのか…?ちゃんと手続きをしていないと…面倒なことになる…」



ナリタブライアン「……問題無い」



アグネスタキオン「許可を得たとは言わないんだねぇ」



ナリタブライアン「寮長の弱みを握っているから問題無いということだ」



アグネスタキオン「生徒会役員としてあるまじき行為だねぇ」




ナリタブライアン「奴が私を裏切った、その報いを受けさせているだけだ」



アグネスタキオン「君はそんなことができる立場なのかい?」




ナリタブライアン「私にはその権利がある」



アグネスタキオン「やっていることは不正会長と変わらないねぇ」



ナリタブライアン「謹慎中のお前が言えることじゃない」

827: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 20:40:19.24 ID:H7MTHds30
『よくやったぞブライアン!これでG1連覇だ!』



マヤノトレ「……」



ナリタブライアン「な……今のは…?」



アグネスタキオン「モルモット君、彼女に負けてられないねぇ。帰る前にうまぴょいホテルに寄ろう」



マヤノトレ「いやそれは…」



ナリタブライアン「トレーナー……?」



アグネスタキオン「これは私のモルモット君さ、君のトレーナーじゃないことは明らかだろう」



ナリタブライアン「そう…そうだ……私のトレーナーは…これから会いに行くんだ……」



マヤノトレ(ひょっとすると彼女もか?自覚が無いのなら無理に俺のことを思い出す必要は無い。ここは早く立ち去ろう)



マヤノトレ「行こうかタキオン…」



アグネスタキオン「乗り気になってくれて嬉しいよ!さあ早く向かおうじゃないか!」



ナリタブライアン「……私もトレーナーの所へ行こう」



下3 このあとどうなったか

830: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 20:55:14.32 ID:LGHcH9AP0
ブライアン、ブラトレこそが自分のトレーナーだと信じて思い切り食べて思い切りうまぴょい

831: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 21:16:53.72 ID:H7MTHds30
ブラトレの部屋



ナリタブライアン「肉肉肉肉肉肉肉肉!」



ブラトレ「どんどん焼くからいくらでも食べてくれ」



ナリタブライアン「んんんんんん!」



ブラトレ「安くて質のいい肉屋を見つけたからな、遠慮せず食べてくれ」



ナリタブライアン(これが私のトレーナーだ!別の世界があったとしても関係ない!)



ナリタブライアン(こんなトレーナーは他にいない!私だけを愛してくれるトレーナーがいればいいんだ!)

832: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 21:17:31.66 ID:H7MTHds30
食事後



うまぴょいうまぴょい



うまぴょいうまぴょい



うっ



うまぴょいうまぴょい



833: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 21:21:36.26 ID:H7MTHds30
うまぴょい後



ブラトレ「あ~……ふぅ…」



ナリタブライアン「疲れたか」



ブラトレ「少しな…やはり体力では敵わない」



ナリタブライアン「ウマ娘に勝てるはずないだろう」



ブラトレ「ブライアンは満足してくれたか?」



ナリタブライアン「正直に言えば物足りないがもう搾取はしないと決めたからな」



ナリタブライアン「それにこうやってトレーナーと一緒に寝るのは好きだ。搾取までするとそれができない」



ブラトレ「もっと…近くに来るか?」



ナリタブライアン「これ以上近付いたらスイッチが入る」



ブラトレ「明日は休みだあと一回くらいならー」



ナリタブライアン「覚悟しろ」



ブラトレ「うぉ……」



下3 このあとどうなったか

836: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 21:48:43.30 ID:vh99U+tu0
一回どころその後三回もしたブラトレ、ブライアン次の日は二人っきりの休みを堪能する二人
マヤトレ達は田舎でトレーニングをし続けマヤノトップガンは速さの向こう側に耐えれる身体になり鼻血を噴き出すような事はなくなり、遂にスズカの脚が完成された。これからは激しいトレーニングは止め基礎を徹底的に極めるのを決める

838: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 22:04:08.13 ID:B+yy37mfO
翌日



ナリタブライアン「いい加減起きろトレーナー」



ブラトレ「……うぅ」



ナリタブライアン「延長戦をやり過ぎたとはいえもう昼過ぎだ」



ブラトレ「そうか……腹が…減ったんだな……」



ナリタブライアン「インスタントではなくお前の料理が食べたいんだ」



ブラトレ「わかった……すぐに作る…」



ナリタブライアン「明日はウララとトレーニングがあるが今日一日は何もない。お前との時間を過ごす」



ブラトレ「んん……」



ナリタブライアン「起きろトレーナー、昨晩のあれくらいで体力を使い切ったわけじゃないだろう?」



ブラトレ「使い切ったから……こうなってるんだ……」

839: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 22:10:56.48 ID:B+yy37mfO
田舎にて



マヤノトップガン「もう鼻血なんか出さなくても速さの向こう側に耐えられる!」



サイレンススズカ「……今のタイムは?」



シンボリルドルフ「ここがレース場ならレコードだ。ついに脚が完成したな」



アグネスタキオン「私がスズカ君に勝てたのは一瞬だったねぇ」




シンボリルドルフ「タキオンはまだ速さの向こう側へ到達していないだろう」



アグネスタキオン「マヤノ君を見ていてわかったがアレは私では耐えられない。身体も脚も壊してしまうねぇ」



シンボリルドルフ「それでも試す価値はあるんじゃないか、時間はまだまだある」



アグネスタキオン「ふぅんそうだねぇ」

840: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 22:13:34.72 ID:B+yy37mfO
マヤノトレ「これからは…徹底的に基礎をやろう…」



アグネスタキオン「悪くない考えだねぇ」



シンボリルドルフ「基礎こそが全てだからな」



マヤノトップガン「これからは走りを極めるつもりでトレーニング!」



サイレンススズカ「この脚を壊さない為にも基礎は大事」



マヤノトレ「トーナメントでその実力を示せるよう…走りを極めていこう…」



下3 このあとどうなったか

837: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 21:51:44.06 ID:LGHcH9AP0
1人誰もいない学園のベンチで泣き崩れるヒシアマゾン。
そこに函館スプリントSで圧勝して帰ってきたサクラバクシンオーと彼女を送りに来たバクトレと遭遇。どうすればいいかわからないと2人に泣きつく

843: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 22:23:18.72 ID:Xvfj1PCu0
マヤノトレが「自分の目標は君達をレースに勝てるだけじゃない速さの向こう側の更に先の景色を見せる事……寧ろそっちが目的かもしれない」と語りだし、「タキオン、ルナ無理はさせない……君達もそのトレーニングを受けないか」
+>>837(バクトレの謹慎が明けてたら)

844: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 22:30:51.08 ID:B+yy37mfO
マヤノトレ「俺の目標は君達を…レースに勝てるだけじゃなく、速さの向こう側の…更に先の景色を見せる事だ…」



マヤノトレ「寧ろそっちが…目的かもしれない…」



サイレンススズカ「私ならできる」



マヤノトップガン「マヤだって!」



マヤノトレ「タキオンとルナに無理はさせないが…二人もそのトレーニングはどうだ…?」



アグネスタキオン「やらないという選択肢は無いねぇ」



シンボリルドルフ「終わりかけの私でもやれるのか?」



マヤノトレ「どうせ終わるなら…やれるだけやって終わろう…」



シンボリルドルフ「確かにそうだこうなればやれることは全てやってやるさ」

845: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 22:37:18.86 ID:B+yy37mfO
学園内にて



ヒシアマゾン「……」ポロポロ



サクラバクシンオー「ややっ!どうしましたかアマゾンさん!」



バクトレ「一人で泣いているだなんて何かあったんですよね?」



ヒシアマゾン「……アンタ達はどうしたのさ」



サクラバクシンオー「札幌でバクシンしてきた帰りです!謹慎なんて委員長には関係ありません!」



バクトレ「学園としてもバクシンオーを走らせないのは勿体ないということになって自分とニシノトレの謹慎が短縮されたんです」



サクラバクシンオー「余裕の勝利でした!」



ヒシアマゾン「仲が良いアンタ達が羨ましいよ……」



バクトレ「貴女とトレーナーは残念なことに…それで泣いていたんですね」



ヒシアマゾン「それだけじゃないんだよ…」



サクラバクシンオー「よければ委員長に相談してみてください!」

846: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 22:41:17.09 ID:B+yy37mfO
バクトレ「ーーナリタブライアンと仲直りか。凄く難しいだろうね」



サクラバクシンオー「私がブライアンさんの立場なら絶対に許せません!」



ヒシアマゾン「……ぅ…」



バクトレ「ナリタブライアンと仲違いしたことが、トレーナーと別れたことより辛いって正直に言えばどうかな」



ヒシアマゾン「言ったところで……」



サクラバクシンオー「言ってみなければわかりません!」



バクトレ「よければ僕たちが間に入るよ、そんな悲しそうな表情で泣いてたらー」



サクラバクシンオー「浮気ですか?」



バクトレ「違うよ困ってるウマ娘を助けるのが委員長でしょ?」



サクラバクシンオー「そうでした!嫉妬している場合ではありません!」



下3 このあとどうなったか

847: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 22:45:58.08 ID:LGHcH9AP0
ブラトレに送られてきたブライアンを3人で待ち構え、話し合いに持ち込む

話し合いは当初こそ平行線だが、バクトレの「ブライアンの言うことが正しいのなら罪を犯した人は二度と立ち上がってはならないことになる、君はそんなに清廉潔白なのか」との問いに風向きが変わる

848: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 22:50:22.28 ID:es+BR5Owo
先にブラトレにも話を通しておこうからの>>847

850: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 23:09:09.76 ID:GVDQz/FH0
翌日、トレーナー室にて



ナリタブライアン「緊急ミーティングとは何ー」ガチャッ



ヒシアマゾン「ブライアン…」



ナリタブライアン「チッ」



バクトレ「待ってくれないかな?」



ナリタブライアン「黙れ  コン」



サクラバクシンオー「この話し合いはブラトレさんに協力してもらっています!彼の好意を無駄にするつもりですか!」



ナリタブライアン「トレーナーが?コイツとそのトレーナーは私のトレーナーを排除しようとしたんだぞ」



バクトレ「この話しをブラトレさんにした時は確かに良い顔はしていませんでした。しかしこうやって協力してくれたんです」

851: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 23:14:21.96 ID:GVDQz/FH0
バクトレ「ヒシアマゾンが貴女に対して思っていることを伝えたところ、快く引き受けてくれました」



ナリタブライアン「それでもコイツは私を裏切ったんだ、今更都合が良すぎる」


 
サクラバクシンオー「水に流そうと言っているのではありません!ヒシアマゾンさんとちゃんと話し合いをしましょう!」



ナリタブライアン「断る」



バクトレ「君は罪を犯した人は二度と立ち上がってはならないと言いたいのかい?」



ナリタブライアン「そうは言っていない」



バクトレ「そう言っていることになるんだよ。そもそと君は彼女を責め立てるほど清廉潔白なのかい?」



バクトレ「裏切りに対して怒るのは当然だ。しかし君のは明らかにやり過ぎている」

853: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 23:18:23.20 ID:GVDQz/FH0
バクトレ「ヒシアマゾンを惑わせたトレーナーはもう学園には居ない。彼はちゃんと罰を受けた」



バクトレ「ヒシアマゾンは君に十分に謝った。あとは君が無視していれば良かったんじゃないのかい?」



ナリタブライアン「……」 



サクラバクシンオー「ブライアンさんのやっていることはイジメの一歩手前です!」



バクトレ「少なくとも君はヒシアマゾンの話しを聞かなければいけない。今すぐ仲直りしろなんて言った覚えは無いからね」



ヒシアマゾン「頼む……話しを…アタシと……」



ナリタブライアン「…好きにしろ」



下3 このあとどうなったか

855: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 23:33:07.04 ID:es+BR5Owo
ブライアンが羨ましかった…ヒシアマトレの気が離れかけていることを認めたくなくて裏切ってしまった、今更遅いけど、本当に大切なブライアンの信頼を踏みにじってしまってごめんなさい…!

857: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 23:33:58.44 ID:vh99U+tu0
>>855+仲直り……とまでは行かないがイジメのような事はもうしないけど会話はお互い必要最低限しかしない事に。
アマゾン姐さんに「アンタのおかげだよありがとう」とバクシントレ手を握られ女の子、変 xxx好きのバクトレ案外満更でもない。バクシンが「浮気ですか、やはり悪の手先でしたか!成敗!!帰ってバクシンxxxです!」

858: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 23:42:57.46 ID:GVDQz/FH0
ヒシアマゾン「ブライアンが羨ましかった……アンタがトレーナーと上手くいきはじめてるのに、アタシは真逆だった」



ヒシアマゾン「トレーナーがアタシから気が離れかけていることを認めたくなくて……ブライアンを裏切った…」



ヒシアマゾン「今更遅いのはわかってる、けど謝らせてくれ!大切なブライアンの信頼を踏みにじって……ごめんなさい…!」



ヒシアマゾン「トレーナーよりブライアンを失ったことが悲しかった!それに早く気付くべきだったんだ!」



ナリタブライアン「…言いたいことはそれだけか」



ヒシアマゾン「う……っ」



ナリタブライアン「話しは聞いた、これで終わりだな」

859: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 23:49:18.85 ID:GVDQz/FH0
ナリタブライアン「今更仲直りだと?あり得ない」



ナリタブライアン「だがイジメ紛いなことはもうしない。お前たちが言うように私に非がある」



サクラバクシンオー「わかってもらえましたか!」



ナリタブライアン「会話は必要最低限のみ。雑談もしない」



ヒシアマゾン「それでいい……アンタに責められることが…本当に辛かったんだ……」



ナリタブライアン「……ふん」



バタンッ



バクトレ「ふぅ……これで良かったのかな?」



ヒシアマゾン「アンタのお陰だよ、ありがとう……これでもう最悪な毎日が終わる…」ギュッ



バクトレ「お……手を…」



サクラバクシンオー「…」ギロッ



バクトレ「あ……」



サクラバクシンオー「やっぱり浮気ですかこの変 」

860: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/25(土) 23:55:28.77 ID:GVDQz/FH0
サクラバクシンオー「浮気性の変 は成敗!帰ってバクシンxxxです!」



バクトレ「それはもう止めようって言ったじゃないか…」



ヒシアマゾン「…アンタらまだ懲りてないのかい?」



サクラバクシンオー「私をこうしたのはトレーナーさんです!レース以外では常にうまぴょいのことを考えさせられています!」



バクトレ「違う……そんなことをしたかったんじゃない…」



サクラバクシンオー「なにを言いますか! 着を着けずに学園での日常を過ごせと言ったり!変な玩具を使ったり!」



ヒシアマゾン「次は無いんだから気を付けな…アタシが言えたことじゃない……こんなアタシに注意する資格なんか無い…」



バクトレ「寮長がそんなことじゃいけないだろう?」



サクラバクシンオー「浮気いいいぃぃぃぃぃぃぃ!!」



下3 このあとどうなったか

863: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 00:02:08.89 ID:L+1XBoTD0
ヒシアマがバクトレ担当になる、バクちゃんは毒を食らわば皿までとヒシアマも巻き込んで変 うまぴょいの沼へ

864: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 00:09:06.96 ID:cSTj/s/F0
数日後



ヒシアマゾン「アンタのトレーナーの世話になるとは思わなかったよ」



サクラバクシンオー「ヒシアマゾンさんのトレーナーさんが捕まってしまったので、特例として今までトレーナーが居なかったんですよね!」



ヒシアマゾン「学生は必ず誰かのトレーナーの世話になれって言われても無理だった。アタシにはトレ公だけだったんだよ」



サクラバクシンオー「その気持ちはわかります!」



ヒシアマゾン「アンタ達に声をかけてもらったのはいいタイミングだったよ。バクトレもそのつもりだったんじゃないか?」



サクラバクシンオー「あのド変 はそんなことを考えていません!ヒシアマゾンさんを 的な目で見ていたんですよ!」

865: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 00:14:08.27 ID:cSTj/s/F0
サクラバクシンオー「貴女にはこれを差し上げます!」



ヒシアマゾン「この紐はなんだい?」



サクラバクシンオー「 着です!」



ヒシアマゾン「ぶっ!!この紐がかい?!」



サクラバクシンオー「私も着けていますよ!ほら!!」



ヒシアマゾン「見せなくてもいいんだよ!」



サクラバクシンオー「こうなったら浮気されるのは前提で、相手は貴女だけにしてもらいます!」



ヒシアマゾン「悪いけどバクトレとはそんな関係にはならないよ、トレ公のことが忘れられないんだ」



サクラバクシンオー「うまぴょいはしなくても構いません!ただトレーナーさんの要求には応えて下さい!」



サクラバクシンオー「この 着を着けて一日過ごす!そしてその 着をトレーナーさんに渡すんです!」



サクラバクシンオー「さあ今から着けて下さい!さあさあ!」



ヒシアマゾン「わかったから脱がそうとするんじゃないよ!」



下2 このあとどうなったか

867: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 00:19:44.06 ID:E6mM/j6Wo
トレセン/競バ両陣営マトモなトレーナーどこ…ここ?

紐 着のメイン目的はトモの可動域の追求と消耗や発汗具合からコンディション把握だった(バクトレ特技)
……それ以外に使ってないとは言わない

868: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 00:26:49.40 ID:cSTj/s/F0
トレーニング場にて



ヒシアマゾン(どうなるかと思ったらトレーニングはまともじゃないか)



サクラバクシンオー「バクシーーーン!」



バクトレ「ヒシアマゾンの課題は中距離~長距離のタイムか。なら酸素カプセルを使ってみるかい?」




ヒシアマゾン「酸素カプセルとタイマンはしたことないね」



バクトレ「トレーニングと組み合わせるとより良い効果が得られるんだ」



ヒシアマゾン「物は試しだやってみる価値はあるね」



サクラバクシンオー「バクシィィーーン!」



ヒシアマゾン「アレはいいのかい?」



サクラバクシンオー「バクシンオーにはあれが一番いいんですよ」

870: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 00:32:00.12 ID:cSTj/s/F0
バクトレ「それと担当の話しを君にした時にも聞いたと思うけど、僕はレースの駆け引きは苦手なんだ」



バクトレ「バクシンオーが結果を出しているのは何も考えなくていい逃げだからなんだ」



ヒシアマゾン「苦手でもいいから作戦も考えてもらうよ。アタシのトレーナーなら苦手なことともタイマンだよ!」



バクトレ「そうだね…いつまでも苦手だからって言い訳はできない。ヒシアマゾンを僕の作戦で勝たせてみせる」



ヒシアマゾン(ウマ娘の提案も受け入れる柔軟な考えにしっかりとしたトレーニング。ここだけ見ればマトモなトレーナーなんだけどね…)

871: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 00:34:17.83 ID:cSTj/s/F0
トレーニング後



バクトレ「今日もお疲れ様、それじゃ…」



サクラバクシンオー「今日の 着です!」



ヒシアマゾン「ぅ……」



バクトレ「それじゃ失礼して……」



ヒシアマゾン「なんでそんなにじっくり見てるんだぁ…」



バクトレ「…」クンクン



ヒシアマゾン「匂いを嗅ぐなぁ!!」



サクラバクシンオー「トレーナーさんは変 ですからね!!」

872: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 00:37:05.27 ID:cSTj/s/F0
バクトレ「これは理由があるんだよ。太腿の可動域の追求と消耗や発汗具合を見てるからね」



バクトレ「それにコンディションを把握することだってできる。これは僕の特技なんだ」



ヒシアマゾン「変 ……」



サクラバクシンオー「わかってもらえましたか!」



バクトレ「そんなこと無いんだけどな…」



ヒシアマゾン「アンタ、自分の下半身見てみなよ」



バクトレ「……ぁ」



サクラバクシンオー「トレーナーさんは濃い匂いが大好物なんです!これが本物のド変 ですよ!!」



下2 このあとどうなったか

874: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 00:41:17.20 ID:o1pXgYDB0
バクシンが「さぁ、アマゾンさんも   を!」と無理やり脱がせると紐  装着アマゾンさんを見たバクシントレは「姉御褐色肌のアマゾンの  が丸見え……いいっ!よく考えたらあのス  な勝負服で走ったら丸見えじゃないか!想像したら…トイレでソロぴょい」アマゾンの  スに感動と嬉しさに涙を流しながら更にテントを貼るバクトレはトイレに。

875: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 00:56:32.98 ID:cSTj/s/F0
サクラバクシンオー「さぁアマゾンさんも脱いで下さい!」



ヒシアマゾン「無理やり脱がようとするな!」



バクトレ「うぐっ?!」



バクトレ(褐色肌のお が丸見え……だと?!バクシンオーを日焼けさせようとしたほど褐色好きの僕の 癖に刺さる!)



バクトレ(あの 着を嗅いだら僕はどうなってしまうんだろう…バクシンオーとのうまぴょいより興奮するんじゃないのか?!)



バクトレ(褐色肌のウマ娘の 着を……うぉぉっ!)

876: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 01:00:41.01 ID:cSTj/s/F0
ヒシアマゾン「ほらさっさと受け取りなよ!!」



バクトレ「……ごめんちょっとトイレに…」



サクラバクシンオー「そんな勿体ないことしないで下さい!私の準備は済んでいますよ!」



ヒシアマゾン「なにが?!」



サクラバクシンオー「ヒシアマゾンさんは知っていますか?うまぴょいはお でもできることを!」



ヒシアマゾン「なに言ってんだいアンタ?!」



サクラバクシンオー「どうせ無駄打ちするならこちらにどうぞ!どうせならヒシアマゾンさんにも見せてあげましょう!」



下2 このあとどうなったか

878: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 01:09:25.70 ID:A/3xqchu0
口では止めようと言うが身体と  は正直だったバクトレ。 ぴょいしちゃうしかもアマゾンの   を嗅ぎながら。
顔真っ赤なアマゾンこんなド変 xxxを見せられて我慢できる筈もなく結局で3人でうまぴょい。夢の3うまぴょいで幸せそうなバクトレ

879: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 01:19:22.19 ID:cSTj/s/F0
トレーナー室にて



ヒシアマゾン「アタシは何を見せられてんだよ…!」



「……!!」



ヒシアマゾン「アタシの 着の匂い嗅ぎながらとか…変 過ぎるだろ!」



「……!」



ヒシアマゾン「う!う、う……!」



ヒシアマゾン「こんなの目の前で見せられて我慢できるわけ…けどアタシはトレ公のこと……」



「ーー」



ヒシアマゾン「え…… ぴょいならノーカン……?そんなこと言われても…」



ヒシアマゾン「そりゃ一人でスるより…いいんだろうけど……」



ヒシアマゾン「タイマン……アンタと… ぴょいで……」

880: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 01:24:41.10 ID:cSTj/s/F0
バクトレ(俺は今日死ぬかもしれない。夢だった3うまPをやっているんだ)



「……!!」
「!!」



バクトレ(バクシンオーとだけでも満足だったがヒシアマゾン…褐色肌とできるとは夢にも思わなかった)



「…!!」
「!!」



バクトレ(天国だ……ここは天国なんだ。褐色肌が揺れていてサクラが口の中で絡んでくる)



バクトレ(あ…………)



「ひうっ?!」



「今日は随分と早いですね!」



バクトレ(ありがとう…ありがとう……ありがとう………)



下2 このあとどうなったか

882: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 01:39:15.56 ID:E6mM/j6Wo
ちょっとトレ公を忘れられた……ありがとな二人共!
でもこういうのは節度を守ってするよ!

何とかいい話風にもってきたい!

884: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 01:45:23.48 ID:cSTj/s/F0
3うまP後



ヒシアマゾン「ちょっとトレ公を忘れられた……ありがとな二人共」



サクラバクシンオー「委員長として当然です!」



バクトレ「……」



サクラバクシンオー「ド変 は放心中なので無視しましょう!」



ヒシアマゾン「でもこういうのは節度を守ってスるもんだよ!なにトレーナー室でやり始めてんだい!」



サクラバクシンオー「この方が興奮するからだと変 は言ってました!」



ヒシアマゾン「バレたら次は無いんだから弁えな!大人ならそれくらいわかるだろ!」



バクトレ「凄かった……」



サクラバクシンオー「話しを聞こうともしていません!」

885: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 01:54:39.50 ID:cSTj/s/F0
ヒシアマゾン「言っとくけど作戦をまともに考えられないなら契約は解除するよ!」



バクトレ「……頑張るに決まってます」



サクラバクシンオー「うまぴょいが絡むとトレーナーさんは頼もしいですよ!」



ヒシアマゾン「一人で泣いてる時に声をかけられたのは運命だったのかもしれないね…」



サクラバクシンオー「そうです最後に一つ!トレーニングと ぴょいは毎日セットですからね!」



ヒシアマゾン「毎日っ?!」



サクラバクシンオー「これからは一日交代でやっていきましょう!委員長との約束ですよ!」



ヒシアマゾン「そんな約束するはずない!」



サクラバクシンオー「タイマンですよタイマン!遠慮なくこのド変 を負かせればいいんです!」



ヒシアマゾン「タイマン……勝負は勝ってこそ…」



バクトレ(外に連れ出す理由を作れば安心安全に ぴょいが…これは帰って早く考えないと!ついでに作戦の勉強もしておこうかな)

890: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 19:26:59.79 ID:cSTj/s/F0
病院にて



ナイスネイチャ「いや~まさか生徒会長さんとバッタリ会うなんてね~」



テイオートレ「貴女たちもこの病院に通っていたのね」



ツインターボ「ここの先生凄い!ターボお腹痛くなくなったぞ!」



テイオートレ「腕が確かだと聞いてテイオーを通院させているんです」



トウカイテイオー「……」



ツインターボ「会長もお腹痛いの?」



トウカイテイオー「……」



ナイスネイチャ「ひょっとして結構悪い感じ?気軽に話しかけちゃってごめんさい」



トウカイテイオー「…病名を言われてショックだっただけ。あらためて病気なんだって言われたら嫌でも意識するよ」

891: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 19:32:19.50 ID:cSTj/s/F0
ナイスネイチャ「あたしは鬱でターボは病名がつかない感じだけど…会長さんのは聞かない方がいい?」



トウカイテイオー「躁鬱だって」



ナイスネイチャ「あ……はい…」



ツインターボ「会長は入院したりしない?」



テイオートレ「それが……このままだと一週間くらい入院になりそうなの」



テイオートレ「生徒会長っていう重圧のかかる仕事もやってるし、心が休まる時間が無いの」



トウカイテイオー「そんなの絶対に認めないから…」



ナイスネイチャ「生徒会長も楽な仕事じゃない…わかってるつもりでもやっぱり大変ってことね」



下3 この後どうなったか

892: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 19:36:18.76 ID:SZTOlQY/o
-病名も出たし寧ろ休んで下さい。
-休養!
たづなさんや理事長にも報告上げて休ませる体制のテイオートレ
会長業はシリウスがやるってさ

894: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 19:41:17.35 ID:0CaE/YRk0
>>892
+『心が休まる時間が無い』というテイオートレの発言にターボは「だから、ルドルフはあんな事やっちゃったのかな」とネイチャも「学園側の信頼も厚かったし元トレーナー味方もみかたしてくれなかったみたいだし元会長には同情するね」とネイチャも今になってルナに同情

896: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 19:50:51.82 ID:cSTj/s/F0
トウカイテイオー「ボクには心を休める時間なんて必要無いんだ。そんな暇があるなら会長として働くよ」



ツインターボ「それは会長だから?だからシンボリルドルフはあんな事やっちゃったのかな」



ナイスネイチャ「学園の信頼も厚かったし、ルナトレも味方してたわけじゃなかった。あんなことして当然だったのかもね」



テイオートレ「テイオーは彼女と同じ道を辿らせない。貴女が嫌だと言っても休ませるから」



トウカイテイオー「……」



ナイスネイチャ「いい休みだと思ってゆっくりすればいいと思うけど。これからトーナメントに向けて忙しくなるんでしょ?ならここが休むチャンス!」



ツインターボ「元気なのが大事だからな!元気じゃないとターボ全開で走れない!」



トウカイテイオー「大丈夫……理事長ならわかってくれる…ボクは休んでる暇なんか無いんだ」

897: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 19:56:45.90 ID:cSTj/s/F0
生徒会室にて



たづな[病名も出ましたし寧ろ休んで下さい]



秋川理事長[休養っ!代理はシリウスシンボリがやるべし!]



ナリタブライアン「これが学園側の答えだ、お前は学園から離れて入院してこい」



トウカイテイオー「どうして…ボクが必要じゃないっていうの?!」



ナリタブライアン「必要だから休めということだ、それがわからないのか?」



トウカイテイオー「わからないよ!会長は一度も休んだりしなかった!」



シリウスシンボリ「だからあんな不正したんだろ?このままじゃお前もそうなるだろうな」



トウカイテイオー「黙れ!」



シリウスシンボリ「おっ、その勢いで学生の一人や二人殺してこいよ。あっという間に不正会長を超えられるぞ」



ナリタブライアン「煽るな。会長代理だからと言ってなんでも許されるわけじゃない」



シンボリルドルフ「学園のことは全部忘れてベッドと安心して友達になってきな」



下3 このあとどうなったか

900: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 20:13:08.25 ID:A/3xqchu0
納得いかないテイオーは会長にテレビ電話で連絡。しかし会長にも説得され「会長のボクがいなくなったら学園はどうなるの!?」と、話を聞いていたマヤノトレに「皆、学園が心配なんじゃない君が心配何だ……みんな、特にテイオートレは心の底から君を大事に思ってるんだよ」と説得され入院する事に。

901: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 20:32:48.26 ID:cSTj/s/F0
通信中




トウカイテイオー「会長であるボクが居なくなったら学園はどうなるのさ?!」



シンボリルドルフ『テイオーが人前で狂えば学園は終わる。この判断は妥当だろう』



トウカイテイオー「会長までそんなこと言うの…?」



シンボリルドルフ『元会長だから言っている。長期間離れるのなら影響もあるだろうが一週間程度なら何も問題無い』



トウカイテイオー「そんな……会長がボクの味方をしてくれないだなんて…」



テイオートレ「わからないテイオー?みんな学園なんかよりテイオーの方が心配なの」



トウカイテイオー「学園『なんか』?二度もそんな口が利けないようにしてあげようか?」



テイオートレ「だからしていいって言ってるでしょ。そうすればテイオーも学園も終わるからそれでいいじゃない」



トウカイテイオー「ぎ……ぃ…!」



シンボリルドルフ『テイオーにそこまで言い返すとは君も変わったな』



テイオートレ「彼女を変えられるのは私だけだって気付いたから。もう前の私じゃない」

902: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 20:37:31.81 ID:cSTj/s/F0
テイオートレ「言っておくけどテイオーのことが嫌いならこんなに心配してない。大好きだから毎日心配してるの」



テイオートレ「お願い……素直に入院して」



トウカイテイオー「……」



シンボリルドルフ『沈黙は了解ととっていいだろう』



テイオートレ「準備はしてあるからすぐに病院に行くよ。面会ができるなら毎日行くから」



シンボリルドルフ『残念ながら面会は不可能なはずだ。その他の病院に入院ということはベッドへの拘束もあり得る病院だろう?』



テイオートレ「なら信じて待ってる。テイオーも私たちを信じて入院してきて」



トウカイテイオー「………………うん」



下3 このあとどうなったか

905: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 20:46:21.18 ID:UdrAcX+l0
入院先は監獄みたいな病院だった。
テイオー、密かに退院を決意する

907: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 20:59:16.12 ID:cSTj/s/F0
病院にて



トウカイテイオー「……」



トウカイテイオー「何もせずに寝てろなんてこっちの方がおかしくなるんじゃない?」



トウカイテイオー「……」



トウカイテイオー「こんなに何もしない日なんかいつ以来だろう。いつからボクはおかしくなったのかな?」



トウカイテイオー「あはは…思い出せないや。トレーナーの為に走って勝ち続けたのは覚えてるのに他のことは何も思い出せない」



トウカイテイオー「無敗のテイオーって呼ばれるようになるまで勝ち続けた、それはボクの誇り」



トウカイテイオー「無敗じゃなくなったボクに誇りはもう無い。あるのは会長って肩書きだけ」



トウカイテイオー「それなのに今はこんな病院に入院させらて、ボクって生きてる意味あるのかな?」



トウカイテイオー「……死んだらトレーナーが悲しむよね」

911: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 21:06:50.50 ID:cSTj/s/F0
トウカイテイオー「ネイチャとターボもボクを心配してくれてた。無敗じゃなくなったボクでも扱いは同じだった」



トウカイテイオー「トレーナーもボクのこと心配してる。それどころか性格まで変わった」



トウカイテイオー「殺せるものなら殺してみろ…あんなこと言う人じゃなかったのに」



トウカイテイオー「そうさせたのはボクだ。おどおどして小動物みたいなトレーナーが変わっちゃった」



トウカイテイオー「ボクのせいでそうなったんだ…」



トウカイテイオー「トレーナーは無理してる。このままじゃ次はトレーナーが病気になっちゃう」



トウカイテイオー「そうならない為にはボクがしっかりしなくちゃいけないんだ」



トウカイテイオー「……まだ治ってないや。おかしくなったトレーナーと殺し合ってみたいって思っちゃうもん」



トウカイテイオー「殺したいよ……殺したいくらいトレーナーを愛してるんだ」



トウカイテイオー「……こんなこと考えてちゃいけない。しっかりしないと…」



下3 このあとどうなったか

914: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 21:13:41.14 ID:A/3xqchu0
テイオーはそもそも何で自分は殺したい程トレーナーを愛してしまったのか?何でお互い女同士なのに好きになってしまったのか?自分はいつからこんなに病んでしまったのか?を考え始める

916: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 21:24:45.41 ID:cSTj/s/F0
トウカイテイオー(いつからだろう?いつからトレーナーのことを殺したいって思うようになったんだろう)



トウカイテイオー(今なら思い出せるかな……)



トウカイテイオー(……)



トウカイテイオー(最初はトレーナーなんか要らないって思ってたんだ。誰に教えられてもボクに関係ないって思ってたから)



トウカイテイオー(ボクは自分の才能に気付いてた。会長の走りを見ていたからそれを真似すれば良かったんだ)



トウカイテイオー(トレーナーなんか居なくてもレースに勝てる。だからトレーナーという存在を下に見てたんだ)



トウカイテイオー(ボクのトレーナーと出会うまでそれが当たり前だと思ってた。人間なんかウマ娘が利用する為に都合よく存在してるとまで思ってた)



トウカイテイオー(ある意味でそれは間違ってない。人間なんかいつでも力づくて支配できる)

917: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 21:30:36.97 ID:cSTj/s/F0
トウカイテイオー(トレーナーを選んだのは偶然だった。ボクの邪魔をしないって言うから担当にしてあげた)



トウカイテイオー(当たり前のようにレースに勝ったら凄く喜んでくれた。そんなの初めてだったんだ)



トウカイテイオー(ボクは勝って当たり前なのに、どうしてこんなに喜んでるんだろうって不思議に思ったよ)



トウカイテイオー(そこから少しずつ考えが変わったんだ。トレーナーの喜ぶ顔が見たいから頑張るようになった)



トウカイテイオー(トレーナーの笑顔が見たい。それだけなら良かったのにボクは歪んでしまった)



トウカイテイオー(トレーナーの怯える顔……人間が怯える顔は最高だった)



トウカイテイオー(好奇心でトレーナーの首を絞めた時の顔…今思い出しても興奮する)ゾクゾク



トウカイテイオー(人間じゃウマ娘に勝てないって悟る瞬間の顔を見るのは絶頂する時より気持ちいい)



トウカイテイオー(ボクはそれに気付いてしまったんだ……)

918: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 21:35:39.56 ID:cSTj/s/F0
トウカイテイオー(トレーナーが拒否しなかったのも悪いと思うよ。ボクにされるがままだったし)



トウカイテイオー(ナイフで脅した時なんか……最高だった)



トウカイテイオー(今となっては少し後悔してるかな。性格が変わる前のトレーナーを殺したら絶対気持ち良かった)



トウカイテイオー(命乞いをしながら内臓を引き摺り出したらどんな顔をしたんだろう)



トウカイテイオー(……もうそんなことはできない。トレーナーは変わっちゃった)



トウカイテイオー(ボクのことを本気で心配してくれてる。それならボクも変わらないと)



トウカイテイオー(変わる……フリでもいいよね。治ったって油断させて……うん…悪くない…)



トウカイテイオー(会長としてやることも沢山残ってる、やっぱりゆっくり寝てなんかいられない!)



トウカイテイオー(先生に相談して何日か早く退院させてもらおう。会長から引き継いだ学園をボクが守るんだ!)



下3 このあとどうなったか

919: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 21:43:19.36 ID:IELyW+j2o
有能主治医に見抜かれて予定日数は居てもらいますよ~と敢え無く作戦失敗
何考えてるか分かりませんが予定はぴったりの方が安心されますって
(経験豊富な先生だから患者さんの考え大体わかる)

915: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 21:13:51.19 ID:IELyW+j2o
会長の座についたシリウスはというと、これがおとなしく仕事する
蜂起でも扇動するのかと思った、とブライアンがつぶやくと自分のものになった所をわざわざ荒らしに行くか?だって

921: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 21:46:20.60 ID:XA/9HC+u0
>>919と>>915の組み合わせで


922: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 21:55:03.06 ID:cSTj/s/F0
カウンセリング中



医師「貴女はちゃ~んと予定日数は居てもらいますよ~」



トウカイテイオー「ボクじゃないと進まない仕事もあるんだ!」



医師「ほんとですか~?」



トウカイテイオー「……っ」ピクピク



医師「何考えてるか分かりませんけど、予定はぴったりの方が安心されますよ?」



トウカイテイオー「もういい!話しをちゃんと聞いてくれる人に相談するから!」



医師「ふむふむ…あ~君。今の患者の薬、重いものに替えといて」



看護師「わかりました」



医師「ちょっとふざけた 度を見せたら殺意をばら撒くとは。こりゃ入院が伸びそうだな」



看護師「いつものパターンですね」



医師「トレーナーの許可が取れるなら睡眠薬もガンガン注射しちゃおう。女の子をベッドに縛り付けるのはなるべくやりたくないし」



看護師「すぐに連絡を取ります」

923: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 21:59:33.66 ID:cSTj/s/F0
生徒会室にて



シリウスシンボリ「これは会長代理のサインでもいいんだな」



ナリタブライアン「殆どの書類はそうなっている」



シリウスシンボリ「はいはい、じゃあ片っ端から片付けますかねぇ」



ナリタブライアン「意外だな…」ボソっ



シリウスシンボリ「大人しく仕事してるのが意外かよ」



ナリタブライアン「…聞こえていたか。私は蜂起でも扇動するのかと思っていた」



シリウスシンボリ「バーカ自分のものになったモンをわざわざ荒らすと思うか?」



シリウスシンボリ「実力行使なんか簡単にできる、けどそれじゃ意味が無いんだよ」



シリウスシンボリ「こうやって手に入れたモンは中々手から離れねぇ。同じようなことは散々見てきたからな」

924: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 22:05:11.95 ID:cSTj/s/F0
シリウスシンボリ「ク……ハハハ!!見てみよろこのメール!」



ナリタブライアン「これは……」



差し出し人 テイオートレ
題名 トウカイテイオーの入院延長が決まりました



シリウスシンボリ「ハハハハハ!こうやって何もしなくても転がり込んでくるんだよ!」



シリウスシンボリ「暴動を起こして変えたとしてもそれは長続きしない。暴力で変わるもんなんてたかが知れてる」



シリウスシンボリ「革命はこうやるんだよ。足場を固めて相手の自爆を待つ!」



シリウスシンボリ「ハハハハハ!こんなに自爆するのが早いとは思っていなかったがな!」



下3 このあとどうなったか

927: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 22:14:11.86 ID:+droybkH0
マヤトレがスズカの脚を完成させたらしくそれを理事長が讃えて謹慎解除日が早まったというメールも届いたがシリウス『奴ら、特にスズカのトーナメント参加は取り消す』ようにする。
理由は脚が完成されたスズカが出たら間違いなく一位になって観客がまた萎えて競馬バに流れるから

929: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 22:23:29.06 ID:cSTj/s/F0
数日後



ナリタブライアン(コイツが実質的な会長になってから不安しかなかったが結果が出てきている)



ナリタブライアン(ベテラントレーナーが消えても残っていた膿が綺麗に洗われている)



ナリタブライアン(この学園の闇とも言える部分が無くなっていく。やることはテイオーよりまともで学園の為だ)



「うぁぁぁぁーーーー!!パフェが!!スイーツが!!」



「食べ放題を返してくれーーー!」



ナリタブライアン(ごく一部の奴らから不満があるが、ほぼ全ての学生はシリウスシンボリを支持している)



ナリタブライアン(コイツにこのまま会長をやらせてもいいという声も聞くようになった)

931: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 22:32:17.90 ID:cSTj/s/F0
シリウスシンボリ「ボーっとしてんな。お前もこれに目を通しとけ」



ナリタブライアン「理事長からか…サイレンススズカの脚が完成した…?!」



シリウスシンボリ「それを讃えて謹慎日数を減らすと言ってきたが、トーナメントには参加させねぇ」



ナリタブライアン「お前が負けるからか」



シリウスシンボリ「学園の誰も勝てねぇよ。勝てるとしたらアグネスタキオンだけだがアイツもダメだ」



シリウスシンボリ「お前は敗者の気持ちがわかってねぇんだよ。強すぎる奴は観客も萎える」



シンボリルドルフ「観客はバカだから良い勝負を見たがってる。圧勝劇なんか見向きもされねぇ」



シンボリルドルフ「競バに客を取られない為にはこれしかねぇ。謹慎が明けようともマヤノトレ連中はトーナメント出禁だ」



シンボリルドルフ「理事長もわかってねぇ、まだお子ちゃまなだけあるな」



下3 このあとどうなったか

934: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 22:43:45.54 ID:A/3xqchu0
ブライアン、ブラトレとウララに報告完成されたスズカ、タキオンの怪物二人がトーナメントや大会で走れば一位総取りして客が萎えるのは分かっているがそんな理由で走らせないのはおかしいのではと思っているのを話すブライアン

935: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 22:53:14.51 ID:cSTj/s/F0
トレーナー室にて



ナリタブライアン「サイレンススズカの脚が完成した。近いうちにアグネスタキオンも完成するだろう」



ナリタブライアン「怪物二人がトーナメントや重賞で走れば一位総取りして客が萎えるのは分かっている。だがそんな理由で走らせないのはおかしい」



ナリタブライアン「ライバルがいるから強くなれる。私たちはいつだってそうやって強くなってきた」



ナリタブライアン「私にとっては姉貴がそうだった。ビワハヤヒデという存在があったから強くなれた」



ナリタブライアン「相手が強いのならそれを倒す。そう思得るのがウマ娘じゃないのか?」



ブラトレ「ブライアンの言いたいことはわかる。お前だからその考えができるんだと改めて感心している」

936: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 23:04:28.58 ID:cSTj/s/F0
ブラトレ「ウララはどう思っている?」



ハルウララ「私は強過ぎる人とは走りたくないって思う」



ナリタブライアン「一緒に走れば盗める技術もある」



ハルウララ「盗んだってその人には勝てないよ。ライバルでもなく強過ぎる敵はただの邪魔だよ」



ナリタブライアン「邪魔だと……?」



ブラトレ「過去にG1を全て制覇したウマ娘が居たが観客は飽きなかった。それは単なる『強い』だったからだ」



ブラトレ「脚が完成するとは思わなかった…そうで無ければブライアンにも勝機はあった……」



ナリタブライアン「お前は自分の担当に未完成のスズカにしか勝てないと言っているんだぞ!」



ブラトレ「アレは……無理だ。何十年…何百年に一人のウマ娘だ。どうやっても勝てない、相手が悪過ぎる」



ブラトレ「俺だってこんなことは絶対にブライアンに言いたくない!だが……無理なんだ」



ハルウララ「トレーナーさんを責めないであげて。スズカさんの強さはブライアンちゃんも知ってるでしょ?」



ハルウララ「一番嫌なのはトレーナーさんとお別れすること。競バに人気が傾いたらそうなるかもしれないんだよ?」



ハルウララ「私はスズカちゃんをトーナメントに出さないのは賛成。謹慎だからって理由もちゃんと言えるからそうした方がいいよ」



ハルウララ「トレーナーさんもブライアンちゃんも悪くない。スズカちゃんが凄過ぎるだけなんだよ」



下2 このあとどうなったか

938: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 23:14:05.40 ID:+droybkH0
ナリブ「お前達、言ってて悔しくないのか……?私はトレーナーからそんな事聞きたくなかった……トレーニングを重ねれば勝てると言ってほしかった……」
「ウララもその発言はお前が嫌いなマヤトレに勝てない言ってるのと同じだ……っそれなのにこの前レース前に顔を見たら集中力が切れるだとか言ったなそんなのは言い訳だ!勝てもしない相手に罵倒して悔しくないのか!?お前達見損なったぞ……っ!勝てない理由を他人のせいにするなんてっ」


ナリタブライアン思わず涙目で部屋から飛び出す。

939: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 23:18:39.64 ID:cSTj/s/F0
ナリタブライアン「お前達、言ってて悔しくないのか……?」



ナリタブライアンに私はトレーナーからそんな事を聞きたくなかった!トレーニングを重ねれば勝てると言ってほしかった!」



ブラトレ「……」



ナリタブライアン「ウララもその発言はお前が嫌いなマヤトレに勝てないと言ってるのと同じだ!」



ハルウララ「う…」



ナリタブライアン「この前レース前に顔を見たら集中力が切れるだとか言ったな、そんなのは言い訳だ!勝てもしない相手に罵倒して悔しくないのか?!」



ブラトレ「悔しいさ!だが……」



ナリタブライアン「見損なったぞ!勝てない理由を他人のせいにするな!」



ナリタブライアン「もういい!お前たちに話した私がバカだった!」



バタンッ



ハルウララ「トレーナーさん……」



ブラトレ「…勝てなくとも……勝てると言って欲しかった…か。ブライアンはこんな言葉は欲しくなかったんだ…」

940: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 23:21:03.62 ID:cSTj/s/F0
学園内にて



ナリタブライアン「クソ……クソっ!」



ナリタブライアン「勝てないことくらい…わかっている……!」



ナリタブライアン「それを堂々と…認めるな……!言っていて恥ずかしくないのか?!」



ナリタブライアン「トレーナーは私の味方だと…信じていたのに……!」



ナリタブライアン「ぐ…う……!」



ビワハヤヒデ「荒れているようだなブライアン」



ナリタブライアン「……」



ビワハヤヒデ「少し話そうか」



下2 このあとどうなったか

942: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/26(日) 23:59:57.29 ID:A/3xqchu0
ブラトレもウララも味方だと思っていたのに他人のせいにするような奴らだと思ってなかったと泣き付くブライアン、前までならウチのチーム誘うハヤヒデだったが彼らの気持ちも分かってあげてやれと宥める。


943: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 00:12:46.98 ID:f/vOs5820
ナリタブライアン「トレーナーもウララも味方だと思っていたのに、他人のせいにするような奴らだと思っていなかった」



ナリタブライアン「勝てる勝てないは別としてなせ最初から諦めるんだ……」



ビワハヤヒデ(前までなら間違いなくウチのチーム誘っていたが…私は彼らを信じよう)



ビワハヤヒデ「ブラトレ君たちの気持ちをわかってやれないか」



ナリタブライアン「姉貴まで…」



ビワハヤヒデ「彼らの味方をするとは言っていない。気持ちをわかってやれと言ったんだ」



ビワハヤヒデ「ブラトレ君は学園のことを考えて当然だ。競バというライバルがいる今、運営を重要視することはわかる」



ビワハヤヒデ「ファンが冷めて去っていくことは避けたい。だから絶対的な強者はレースから除外するというのは理には適っている」

944: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 00:17:20.02 ID:f/vOs5820
ビワハヤヒデ「ハルウララは調子が良いようだが、そんな奴でも誰かのせいにはしたいだろう」



ビワハヤヒデ「勝っているからではなく逃げ道があるのならそこに逃げたくなる。道理というものさ」



ビワハヤヒデ「これは何れも向こうの主張だ、ブライアンが受け入れられないのはもっともだろう」



ビワハヤヒデ「だからといって逃げてはそれまでだ。何が気に食わないのか本人たちにぶつけてやれ」



ビワハヤヒデ「その上で許せないというのなら私がいる。ブライアンならいつでも歓迎だ」



ナリタブライアン「……そうか」



ビワハヤヒデ「取り返しがつかなくなる前に早く戻るんだ。ブライアンが信じたことは間違っていないと確かめてこい」



下2 このあとどうなったか

946: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 00:36:27.52 ID:OOFcSZS50
ブライアン、ブラトレとウララそして入院中のキングをテレビ電話で呼び出し

「今から私はお前達に対しての不満を暴露する!!だから……お前達も私に対する不満を言え!!!これでもしチームが崩壊するなら私達はそれまでだったんだ…そうなったら私は姉貴のとこに行かせて貰う!」

引用元: 【ウマ娘】トレセン学園にて その3【安価・コンマ】