消

アル「兄さん！早くその錬成陣を・・・」


アル「消してぇええええええええええええええええっ！！！！！」


エド「ダ、ダメだアルっ！今さら消したって・・・う、うわっ！」

うぞうぞうぞうぞうぞうぞ

エド「うわあああああ！アルフォンス！うわああ！母さあああああああん！！！」

バタン！

アル「・・・に、兄さん？」

アル「う、うわあっ！！」ガタッ

アル「兄さんが・・・持っていかれたぁあああああ！！！」

アル「兄さん！兄さん！」

アル「ちくしょぉおお！持っていかれたぁああああああ！！！」

アル「そうだ・・・錬成陣を書き直して・・・」

アル「リライトして、兄さんを人体錬成すれば・・・」

げぽっぐちょっ

アル「・・・？」

母？「ぅー・・・ァルフォンす・・・」ゲボォ

アル「うっ、うわあああああああああああああ！！！！」

アル「ダメだっ！ダメだった！！」

アル「僕たちの人体錬成理論は失敗だったんだ・・・！」

アル「・・・こうなったら」

アル「この>>20の兄さんの魂だけを錬成して、定着させればっ！！」

たけし

アル「このたけしに兄さんの魂を定着させれば・・・！」

アル「って、たけしって何さ！？」

アル「もう何だっていい！体でも、何でも持っていけよ！」

アル「たった一人の兄さんなんだよ！！」

アル「たまたまこの地下室にあった、みんなが『たけし』と呼んでいる>>26に兄さんの魂を定着させる！！」

あずき

アル「この豆粒に兄さんの魂を定着させる！！」

アル「豆粒ドチビの魂をを豆粒に定着させる！！！！」

アル「僕の何を犠牲にしても、兄さんの魂をを豆粒にブチこんでやる！！」

アル「うおおおおおおおおおおお！！」

アルがこの錬成で失う身体の部位>>32

たけしの左目

たけし「ぐぎゃあああああああ！！！」バタバタバタバタ

エド(小豆)「 ﾀﾞﾚｶﾞﾏﾒﾂﾌﾞﾄﾞﾁﾋﾞﾀﾞ！ｱｶｲﾏﾒﾂﾌﾞﾄｶｲｳﾅ！」

アル「兄さん！兄さーん！！」


アル「こうして僕たちは学んだんだ。何かの犠牲無しでは、何も得る事は出来ないって」

エド「 ｽﾏﾅｲ､ﾀｹｼ・・・」

たけし「目がぁ！目がぁっ！！」ゴロンゴロン

アル「そして、僕たちは旅に出た」

アル「兄さんの身体と、たけしの左目を取り戻す旅に」

アル「そして、旅の途中に知ってしまったんだ・・・」

アル「賢者の石の作り方と、その材料を！」

アル「賢者の石の材料は、>>45だ！」

エド「 ﾅ､ﾅﾝﾀﾞｯﾃｰ！？」

たけしのすね毛

アル「賢者の石の材料、それは・・・！」

アル「たけしのすね毛だ！！」

エド「 ｿﾝﾅ･･･ｵﾚﾀﾁﾊﾏﾀﾞﾅﾆｶｦｷﾞｾｲﾆｼﾅｸﾃﾊ､ﾅﾆﾓﾃﾞｷﾅｲﾉｶ」

アル「でもっ！もうこれしか方法が！」

エド「 ﾊﾞｶﾔﾛｳ！」ぺち

アル「痛くないっ！」ドサァ！

エド「 ｿﾝﾅﾝﾃﾞﾓﾄﾉｶﾗﾀﾞﾆﾓﾄﾞｯﾀｯﾃ､ｲﾐﾈｴﾀﾞﾛｳｶﾞ！」

アル「・・・そうだね兄さん」

エド「 ﾀｹｼﾉﾋﾀﾞﾘﾒｦﾓﾄﾞｽﾀﾒﾆ､ﾀｹｼﾉｽﾈｹﾞｦｷﾞｾｲﾆﾊﾃﾞｷﾅｲ」

アル「そうだね兄さん！」

エド「 ﾀｹｼﾓｷｯﾄﾜｶｯﾃｸﾚﾙｻ」

アル「そうだね兄さん！」

その瞬間、地面から>>60の能力を持ったホムンクルスが飛び出してきた！！

自宅警備

ホムンクルス(怠惰のニート)「働いたら負けぇええええええ！！！」

ずどーん！

アル「あれは！ホムンクルス！？」

エド「 ｼｶﾓ､ｱﾉｶｵﾊ！」

アル「たけし！！」

たけし(ホムンクルス)「貴様らへの恨み、不死のホムンクルスになって晴らしてくれるわ！！」

アル「なんていう事だ！」

エド「 ｵﾏｴﾉﾒｦﾓﾄﾆﾓﾄﾞｼﾃﾔﾛｳﾄｵﾓｯﾃﾀﾋﾞﾉﾃﾞﾀﾉﾆ､ﾅﾝﾃｵﾝｼﾗｽﾞﾅﾔﾛｳﾀﾞ！」

たけし「黙れ豆！」

エド「ﾀﾞﾚｶﾞﾏﾒﾂﾌﾞﾄﾞﾁﾋﾞﾀﾞ！」

アル「豆だよ兄さん」

たけし「ふはは！俺は最強の警備能力を持ったホムンクルス！貴様らなぞ瞬殺だ！」

アル「くっ、何か弱点は無いのか！？」

>>70
たけしにある唯一の弱点

耳に息を吹きかける

たけし「うおおおお！俺は実は耳に息を吹きかけられただけで死ぬぞー！！」

エド「 ｱﾙ！ｵﾏｴｶﾞﾔﾙﾝﾀﾞ」

アル「うぇっ！？僕が！？」

エド「 ｱｽﾞｷﾉｵﾚﾆﾃﾞｷﾙﾄｵﾓｳｶ！？」

アル「し、仕方ない・・・」

アル「ふーーっ」

たけし「あ、あひぃいいいいいいいっ！！」ぐちょぐちょぶぢゃっ

エド「 ﾀｹｼｶﾞﾄｹﾃﾅｸﾅｯﾀ・・・」

アル「あれ？でも残骸の中に何かあるよ？」

エド「 ｺﾚﾊ・・・」

アル「あっ！」

アル「賢者の石だ！！」

アル(裏切り者のたけしを殺して手に入れた賢者の石を使い、兄さんは元の身体に戻った)

エド「いやー、やっぱ生身の身体はいいねぇ。デカくて！！」

アル「いや、豆だよ？」

エド「誰が豆粒ドチビだ！！」


アル(こうして僕らの旅は終わった)

アル「そして、僕たちは学んだんだ」

エド・アル「誰かを犠牲にすれば、自分たちが何かを得る事ができる。と！」


完

くぅ～疲れましたwこれにて完結です!
実は、スレ立てしたらハガレンの話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、エド達のみんなへのメッセジをどぞ

エド「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね！」

アル「いやーありがと！
僕のかわいさは二十分に伝わったかな？」

たけし「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいな・・・」

ホムンクルス「見てくれありがとな！
正直、作中で言った俺の気持ちは本当だよ！」

豆「・・・ありがと」ﾌｧｻ

では、

エド、アル、たけし、ホムンクルス、豆、俺「皆さんありがとうございました！」

終

エド、アル、たけし、ホムンクルス、豆「って、なんで俺くんが！？
改めまして、ありがとうございました！」

本当の本当に終わり