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希「それで、えりちの話したいことって？」

絵里「う、うん、今日なんだけどね
もうすぐライブも近いじゃない？
だからもう少しこの後みんなで話し合いたいなー、なんて...」

穂乃果「おー、いいんじゃないかな！」

花陽「わ、私もそう思います！」

真姫「私もいいと思うわ」

希「そう？じゃあカフェにでもいこか」

海未「ま、待ってください！！」

希「！？」

希「びっくりしたぁ、どうしたん海ちゃん。急に大声なんかだして...」

海未「あ、す、すいません」

7人「...」ｼﾞ-

海未「う...
じ、実はですね、今日はお金を持ってきていなくて...
だからその、カフェにはいけないというか...」

希「ありゃ、そうなん？
なら今日はやめて明日にでも...」

ことり「そ、そうかなー？？」

希「！？」

ことり「誰かの家とかどう？？」

希「お、おぉ
確かにな...
みんなはそれでいいん？」

8人「」ｺｸｺｸ

希「そ、そっか
じゃあ誰の家にする？」

凛「り、凛の家は無理だにゃー！」

花陽「わ、私の家も...!」

穂乃果「うちも今日は親戚がきてて〜...」

絵里「うちも無理ね」ｷﾘｯ

海未「す、すみません
私の家も今日は...」

ことり「うちも今日はなー」

にこ「にこのうちもチビ達もいるし無理ね」

希「軒並み無理やね、
真姫ちゃんのおうちは？」

真姫「...」

希「真姫ちゃん？」

真姫「ム、ムリニキマッテルﾃﾞｯｼｮ-」

希「お、おぉ...???」

7人「...ｴ-」

真姫「...」

絵里「こ、こほん！
真姫も無理みたいね、残念だわ」

希「せやねぇ、それじゃあやっぱり明日にでも...」

8人「...」ｼﾞ-

希「...狭くてもよければうちくる？」

8人「いく(いきます)！！」

絵里「ありがとう希！」

希「どういたしまして...？
なんやすごい食い気味やなぁ...」

絵里「そ、そうかしら？？
気のせいじゃない！？ねぇ！」

希「動揺しすぎやない！？」

穂乃果「あー、絵里ちゃん！
ちょっと一緒に水飲みにいこう？？」

絵里「え、穂乃果？
そんなことだいほむぐぅ！？」

穂乃果「じゃあちょっと行ってくるねー」
絵里「むぐぅー！！」

ｶﾞﾗﾗ

6人(PKE...)

希「ねぇ、みんな？」

6人「」ﾋﾞｸｯ

希「なんか今日おかしくない？」

花陽「え、そんなことないよぉ」

ことり「うんうん、どうしたの希ちゃん？」

希「いや、なんでもないんよ...」

ことり「ねぇ、そんなことよりね
せっかくだし、希ちゃんがよかったら
今日泊まっていってもいいかな？」

希「え、うちに？」

ことり「うん...
さっき絵里ちゃんから聞いたんだけど、やることがいっぱいあるみたいだから...
だめかな？」

希「いやぁ、別に構わないんやけど
みんな泊まるん？だとしたら結構
狭いと思うよ？」

凛「全然大丈夫にゃ！」

希「そう？にこっちとかも平気なん？
というか妹さんたちは？」

にこ「チビ達はマ、お母さんが
いるから大丈夫ニコ！」

希「そう...
まぁみんながいいならうちは構わないんよ」

ことり「ほっ
ありがとう希ちゃん〜」

花陽「さすがことりちゃんです...」

希「え？」

ことり「な、ﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲﾉﾖﾅﾝﾃﾞﾓ!」

希「お、おぉ...」

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希(そんなこんなでうちまで来たけど...
みんな露骨に怪しいんよね、一体何が...)

希(あ、今日は6月8日...泊まり...明日..
もしかして！)ﾋﾟｺ-ﾝ

希(ふふ、なんや
そういうことやったんやね！)

絵里「の、希？
ニヤけちゃってどうかしたの？」

希「おっと、なんでもないよ？」

絵里「そう？ならいいけど...」

希(ふふ。ありがとう、みんな)♪

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希「みんなー、上がったよ〜」

穂乃果「お、希ちゃんきた！」ｻｻｯ

海未「これで全員お風呂に入りましたね！」ｻｻｯ

希(なにか隠したなぁ)

花陽「な、なんだか花陽眠くなってきちゃったなぁ」

凛「凛もなんだかー
ねむいにゃ〜」

真姫「た、確かにね
ねぇ、そろそろ寝ない？」

ことり「そうだね〜、寝よっか？」

絵里「そうね
話し合うことも大体終わったしね
希、お布団の準備いいかしら？」

希「...うん、ええよ？」
(あれ、もう寝てしまうんか...)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

絵里「じゃあ、電気消すわね」

絵里「おやすみ」

8人「おやすみ〜」

希(なんだか思ってたのと違うなぁ
もしかしてただの勘違いだったり...)

ｼ-ﾝ

希(みんなもう寝ちゃったみたいやし、うちも寝よっと...)

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？？「....み ...の...み
...ぞみ！」ｺｿｺｿ

希「んぁ？
なんやの〜」

絵里「のぞみ〜、起きて」ｺｿｺｿ

希「エリチだったんか、
どうしたん...？」

絵里「言いにくいんだけど...
トイレまでついてきてほしいの...//」

希「......は？」

絵里「ごめんなさい...
暗くて...」

希「はぁ、しょうがないなぁ
ほないこ？」ﾄｺﾄｺ

絵里「ありがとう...//」ﾁﾗ

ｺﾞｿｺﾞｿ

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絵里「ありがとう、希
...もどりましょうか」

希「ほんとに、可愛いとこもあるんやから、エリチは」ﾆﾔﾆﾔ

絵里「か、からかわないで！//」

希「ふふふ、はいはい♪」

希(あー、さっきは変な期待しちゃってたけどお泊まりは普通に楽しいなぁ)

絵里「の、希、ドア開けるわね」

希「なんで確認とるん？
開けてどーぞ」

絵里「...や、やっぱり希が開けてちょうだい？」

希「なんでやねんっ
もー、ほんとに怖がりさんやね〜」

希「ほなあけるね」 ｶﾞﾁｬ

ｽｯ

希「え？
え、エリチ？急に後ろから目隠しして
どうしたん？」

ｶﾁｯ　　ﾊﾟｯ

希(お？電気ついた？)

絵里「希...
手、どけるわね」

ｽｯ

希「ん、まぶし...」

ﾊﾟｧﾝ　ﾊﾟﾝ ﾊﾟﾊﾟﾝ

希「へ？」

8人「せーの、希(ちゃん)！
誕生日おめでとう(ございます)！！」

希「え、え？？」ﾁﾗ

時計「0:00」

希「みんな、もしかして
これを計画してくれてたん？」

絵里「ふふ、そうよ！
驚いた？？」ﾄﾞﾔｧ

希「うーん、まさかこういう風に来るとは思わんかったんよ」

海未「ん？なんだか祝われることは
わかってたような言い方ですね...」

希「うん、わかってたよ？」

8人「え、えー！？」ｶﾞ-ﾝ

希「だってみんな今日は怪しすぎやん
特に海未ちゃんと真姫ちゃんは！」

うみまき「う...」

にこ「確かに、猛烈に怪しかったわね...」

希「とはいえ、なにか企んでるなとは思ったけど、こう来るとは思わなかったし...
その、素直に嬉しいよ//」

希「ありがとうな、みんな！」ﾆｺ

穂乃果「ほんと！？のぞみちゃん！」

希「うん！ほんとやでー」

花陽「よかったですぅ」

希「あ、じゃあさっきのえりちのも
演技だったんか、なんか残念...」

絵里「当然でしょ！子供じゃないんだから！」

凛「えー、絵里ちゃんだったらありえるにゃ！」

絵里「ちょっと！凛！」

希「あはは、確かになぁ」

絵里「希まで！」ｱｾｱｾ

穂乃果「まぁ！
なにはともあれおめでとう希ちゃん！
これからもよろしくね！」

海未「よろしくお願いしますね
頼りにしています！」

ことり「よろしくね♪
これからも私たちのことを支えてほしいなぁ」

花陽「花陽も！
よ、よろしくお願いします！」

凛「よっろしくにゃー！
これからも一緒にいたずらしようね！」

真姫「いたずらって...
私もよろしく」ｸﾙｸﾙ

にこ「よろしくにこ♪
あ、でもわしわしは勘弁にこ...」

絵里「ふふ、みんなあなたのこと
頼りにしているわ」

絵里「私からも、これからもよろしくね
それに、いままでありがとう
希には本当に感謝してる」

希「エリチ...
みんな...」

希「本当にありがとう...
とっても嬉しいよ！」ｸﾞｽ

8人「うん(はい)！」ﾆｺ

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希(それからプレゼントをいっぱいもらって、沢山話してたら夜が明けてしもうた)

希(今日も学校やけど、さすがにみんな眠そうやな〜 うちも眠いし)

希(でも本当に楽しかったなぁ...
お父さんとお母さんには悪いけど、
今までで最高の誕生日かもなぁ)

希「...ねぇ、みんな
本当にほんとうにほんとーに
ありがとう！」

希「うちの方こそ、これからも
よろしくな！」ﾆｺ

おわり