1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/13(月) 21:24:21.69 ID:Dxv7h6aZ0
小鷹「どうだ?偶にはこういうのもいいだろ」
理科「さすがは小鷹先輩。お菓子パーティーを催して部内の結束を固めるというわけですね」
マリア「おお~!美味しそうなものがいっぱいだぞ」
夜空「うむ……友達が出来た時のための練習にはもってこいだ」
星奈「あたし最近甘いもの控えてるんだけどなあ」
夜空「どうせ貴様は栄養が胸にいくのだろう。妬ましい…」
幸村「では始めましょうか」
理科「…」コソコソ
理科「さすがは小鷹先輩。お菓子パーティーを催して部内の結束を固めるというわけですね」
マリア「おお~!美味しそうなものがいっぱいだぞ」
夜空「うむ……友達が出来た時のための練習にはもってこいだ」
星奈「あたし最近甘いもの控えてるんだけどなあ」
夜空「どうせ貴様は栄養が胸にいくのだろう。妬ましい…」
幸村「では始めましょうか」
理科「…」コソコソ
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/13(月) 21:31:18.68 ID:Dxv7h6aZ0
理科「じゃあ、理科がジュースをつぎますよ」コポコポ
星奈「あら、ありがとう」
星奈「さっきからのどが渇いてたのよね」ゴク
小鷹「おお、こっちも頼む」
理科「ちょっと見ててください」
星奈「……ヒック」
小鷹「様子がおかしいぞ…?」
理科「これですよ、これ」ス…
小鷹「おい、これお酒じゃねえか!」
理科「星奈先輩はお酒弱そうですから、どんなふうに酔うのか見てみたかったんです」
星奈「あら~、なんだか気分がいいわ~」フラフラ
小鷹「酔いが回るの早すぎだろ…」
星奈「あら、ありがとう」
星奈「さっきからのどが渇いてたのよね」ゴク
小鷹「おお、こっちも頼む」
理科「ちょっと見ててください」
星奈「……ヒック」
小鷹「様子がおかしいぞ…?」
理科「これですよ、これ」ス…
小鷹「おい、これお酒じゃねえか!」
理科「星奈先輩はお酒弱そうですから、どんなふうに酔うのか見てみたかったんです」
星奈「あら~、なんだか気分がいいわ~」フラフラ
小鷹「酔いが回るの早すぎだろ…」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/13(月) 21:34:53.82 ID:Dxv7h6aZ0
理科「ささ、もう一杯どうですか」コポコポ
星奈「おねが~い///」ヒック
小鷹「いいのかよこれ」
夜空「ふん、だらしなく酔い潰れるのは本当に肉らしいな」
小鳩「あんちゃん、あれ大丈夫?」
小鷹「酒癖が悪くなきゃいいが…」
星奈「んっ!」グイ
理科「おお、豪快ですね!」
小鷹「俺は知らねえぞ…」
星奈「おねが~い///」ヒック
小鷹「いいのかよこれ」
夜空「ふん、だらしなく酔い潰れるのは本当に肉らしいな」
小鳩「あんちゃん、あれ大丈夫?」
小鷹「酒癖が悪くなきゃいいが…」
星奈「んっ!」グイ
理科「おお、豪快ですね!」
小鷹「俺は知らねえぞ…」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/13(月) 21:39:56.15 ID:Dxv7h6aZ0
夜空「肉のことはほっといてお菓子を食べるぞ」モクモク
星奈「ねえ~ん、よ~ぞら~」ピト
夜空「もたれかかるな鬱陶しい」グイ
星奈「んもう、つれないな~///」
小鷹「おいおい」
夜空「まったく…酔っ払いというのはこんなふうに絡んでくるのか」ハア
星奈「ねーねー、夜空はなんであたしを邪険に扱うの~?」
夜空「当然だろ。あまりにも肉がしつこいから仕方なく部に置いてるだけだ」
星奈「ねえ~ん、よ~ぞら~」ピト
夜空「もたれかかるな鬱陶しい」グイ
星奈「んもう、つれないな~///」
小鷹「おいおい」
夜空「まったく…酔っ払いというのはこんなふうに絡んでくるのか」ハア
星奈「ねーねー、夜空はなんであたしを邪険に扱うの~?」
夜空「当然だろ。あまりにも肉がしつこいから仕方なく部に置いてるだけだ」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/13(月) 21:45:20.10 ID:Dxv7h6aZ0
星奈「ひどぉい、あたしたちの関係ってそんなものなのぉ」グス
夜空「貴様は聞く耳待たないのか。肉などなにも思ってない」
星奈「……あたしは違うもん」
夜空「ほお?」
星奈「あたしは夜空と、付き合いたいもん!」
夜空「…………」
星奈「好き、好きなの、大好きなのぉ///」テレ
夜空「…何か聴こえたようだが、気のせいか」
星奈「小鷹みたいにとぼけないでよ!」
理科「おおお!?」
夜空「貴様は聞く耳待たないのか。肉などなにも思ってない」
星奈「……あたしは違うもん」
夜空「ほお?」
星奈「あたしは夜空と、付き合いたいもん!」
夜空「…………」
星奈「好き、好きなの、大好きなのぉ///」テレ
夜空「…何か聴こえたようだが、気のせいか」
星奈「小鷹みたいにとぼけないでよ!」
理科「おおお!?」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/13(月) 21:51:25.70 ID:Dxv7h6aZ0
夜空「え、ええい血迷ったか!この間小鷹に告白しただろう!」
星奈「でもでも!夜空を見てたら小鷹よりドキドキしてるんだもん!」
夜空「ああもう!この女だらけの空間にそんな倒錯的な趣味を持ちこむな!!」
小鷹「俺、男だけどな」
理科「これは面白くなってきました!」
星奈「あ、丁度ポッキーがあるじゃない」
夜空「そ、それがなんだというんだ」
星奈「ポッキーゲームしようよぉ、夜空ぁ」ニヘラ
夜空「いい加減にしろ!」
幸村「星奈の姉御が悲しそうです、やってあげてはどうでしょうか」
星奈「でもでも!夜空を見てたら小鷹よりドキドキしてるんだもん!」
夜空「ああもう!この女だらけの空間にそんな倒錯的な趣味を持ちこむな!!」
小鷹「俺、男だけどな」
理科「これは面白くなってきました!」
星奈「あ、丁度ポッキーがあるじゃない」
夜空「そ、それがなんだというんだ」
星奈「ポッキーゲームしようよぉ、夜空ぁ」ニヘラ
夜空「いい加減にしろ!」
幸村「星奈の姉御が悲しそうです、やってあげてはどうでしょうか」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/13(月) 21:57:35.21 ID:Dxv7h6aZ0
星奈「…」
夜空「だ、誰がするか、それも肉と」
星奈「…」ウルウル
夜空「ぐ……ま、まったく世話のかかる奴だ。いいだろう、やってやる」
星奈「!」パア
夜空「さっさと済ませるぞ///」パク
星奈「えへぇ///」パク
カリ…カリ…カリ…
小鷹「展開についていけん…」
理科「ほらほら夜空先輩、ペースが遅いですよぉ」ニヤニヤ
夜空「あ、煽るな!こっちは気が気じゃないんだ」
夜空(だ、大体……こいつは今しがた告白したんだぞ……落ち着けというのが無理な話だ///)
星奈「…」カリ…
夜空「だ、誰がするか、それも肉と」
星奈「…」ウルウル
夜空「ぐ……ま、まったく世話のかかる奴だ。いいだろう、やってやる」
星奈「!」パア
夜空「さっさと済ませるぞ///」パク
星奈「えへぇ///」パク
カリ…カリ…カリ…
小鷹「展開についていけん…」
理科「ほらほら夜空先輩、ペースが遅いですよぉ」ニヤニヤ
夜空「あ、煽るな!こっちは気が気じゃないんだ」
夜空(だ、大体……こいつは今しがた告白したんだぞ……落ち着けというのが無理な話だ///)
星奈「…」カリ…
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/13(月) 22:00:45.49 ID:Dxv7h6aZ0
夜空「うう…」カリ
星奈「…///」ボー
幸村「様子がおかしいです」
星奈「あぐっ」ポキン
夜空「お、折れたな!貴様のまk」
星奈「はむっ」チュー
夜空「………」
小鷹「は」
星奈「んー」
夜空「……!?!?」ビクン
理科「キマシター!」
星奈「…///」ボー
幸村「様子がおかしいです」
星奈「あぐっ」ポキン
夜空「お、折れたな!貴様のまk」
星奈「はむっ」チュー
夜空「………」
小鷹「は」
星奈「んー」
夜空「……!?!?」ビクン
理科「キマシター!」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/13(月) 22:05:33.78 ID:Dxv7h6aZ0
夜空「んーっ!んーっ!」バシバシ
星奈「ちゅぅ///」
理科「星奈先輩が顔をがっちり掴んで離しません!」ハアハア
小鷹「誰か止めてやれよ…」オロオロ
夜空「んん……ぷはあ!!」
星奈「夜空の唇食べちゃったぁ///」ポー
夜空「あ……………ああ」
幸村「夜空の姉御が放心状態です」
小鷹「だ………大丈夫、か…」
夜空「ああああ///」カアア
夜空「うわーーーーーーーー!!」ダダダ、バン!
星奈「ちゅぅ///」
理科「星奈先輩が顔をがっちり掴んで離しません!」ハアハア
小鷹「誰か止めてやれよ…」オロオロ
夜空「んん……ぷはあ!!」
星奈「夜空の唇食べちゃったぁ///」ポー
夜空「あ……………ああ」
幸村「夜空の姉御が放心状態です」
小鷹「だ………大丈夫、か…」
夜空「ああああ///」カアア
夜空「うわーーーーーーーー!!」ダダダ、バン!
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/13(月) 22:09:00.93 ID:Dxv7h6aZ0
理科「どこかへ走っていっちゃいました」
小鷹「……どうしたものか」
星奈「むにゃ…」
マリア「こいつ寝てしまったぞ」
小鷹「騒ぐだけ騒いで寝ちまった…」ハア
小鷹「……どうしたものか」
星奈「むにゃ…」
マリア「こいつ寝てしまったぞ」
小鷹「騒ぐだけ騒いで寝ちまった…」ハア
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/13(月) 22:13:39.76 ID:Dxv7h6aZ0
翌日
星奈「ちょっと理科!昨日あたしにお酒のませたでしょ!」
理科「すいませーん、でも星奈先輩のリアクションの数々、面白かったですよ」
星奈「一体あたし、何したのよ…」
小鷹「ちょ、ちょっと待て、お前覚えてないのか」
星奈「飲んだあとは知らないわ。気が付いたらベッドの上だったもの」
小鷹「あちゃぁ」
夜空「…」ガチャ
星奈「あ、夜空おはy」
夜空「…………返せ」
星奈「ふえ?」
夜空「わたしのファーストキスを返せぇ!!」ガシ
星奈「なにわけわかんないこと言ってるのよ!」
星奈「ちょっと理科!昨日あたしにお酒のませたでしょ!」
理科「すいませーん、でも星奈先輩のリアクションの数々、面白かったですよ」
星奈「一体あたし、何したのよ…」
小鷹「ちょ、ちょっと待て、お前覚えてないのか」
星奈「飲んだあとは知らないわ。気が付いたらベッドの上だったもの」
小鷹「あちゃぁ」
夜空「…」ガチャ
星奈「あ、夜空おはy」
夜空「…………返せ」
星奈「ふえ?」
夜空「わたしのファーストキスを返せぇ!!」ガシ
星奈「なにわけわかんないこと言ってるのよ!」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/13(月) 22:17:17.89 ID:Dxv7h6aZ0
夜空「…いいだろう言わせて貰う。貴様は酒を飲んだ後…」
星奈「な、なによ」
夜空「私の唇を奪ったんだぞ!!」
星奈「………は、はあ///!?」
夜空「それもぶちゅうっとな!!」
星奈「あ、あたしがそんなこと………ん?なんか柔らかい感触だけはなんとなく覚えてるわね」
夜空「…」ジロ
星奈「え……その………本当に…?」
夜空「…」
星奈「え、え、ええええ///」カアア
星奈「な、なによ」
夜空「私の唇を奪ったんだぞ!!」
星奈「………は、はあ///!?」
夜空「それもぶちゅうっとな!!」
星奈「あ、あたしがそんなこと………ん?なんか柔らかい感触だけはなんとなく覚えてるわね」
夜空「…」ジロ
星奈「え……その………本当に…?」
夜空「…」
星奈「え、え、ええええ///」カアア
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/13(月) 22:21:34.63 ID:Dxv7h6aZ0
小鷹「そういや……夜空に告白してたぞ」
星奈「こく、はく…?」
夜空「…この変 が」
星奈「うわわ、あ、あたしったら、え、あの、それはどう説明すれば///」
理科「説明も何も……もしかして…星奈先輩の本心ですか?」
星奈「!」
夜空「白状しろ」
星奈「……………うん///」コク
小鷹「…そうな、のか」
星奈「こく、はく…?」
夜空「…この変 が」
星奈「うわわ、あ、あたしったら、え、あの、それはどう説明すれば///」
理科「説明も何も……もしかして…星奈先輩の本心ですか?」
星奈「!」
夜空「白状しろ」
星奈「……………うん///」コク
小鷹「…そうな、のか」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/13(月) 22:25:19.19 ID:Dxv7h6aZ0
星奈「ば、ばれちゃあしょうがないわね!そうよ、あたしは恋愛的な意味で夜空が好きなのよ!」
夜空「ぐ…///」
星奈「こうなると隠す必要もないわね…、これからは夜空に猛アタックしていくわよ!」
夜空「な、なんだと!?貴様懲りてないのか!」
星奈「当然じゃない!あたしは諦めが悪いんだから」
小鷹「俺のことは諦めたのか…」ガク
理科「まあ先輩、一杯おごりますよ」ポン
小鷹「いや、いい…」
夜空「ぐ…///」
星奈「こうなると隠す必要もないわね…、これからは夜空に猛アタックしていくわよ!」
夜空「な、なんだと!?貴様懲りてないのか!」
星奈「当然じゃない!あたしは諦めが悪いんだから」
小鷹「俺のことは諦めたのか…」ガク
理科「まあ先輩、一杯おごりますよ」ポン
小鷹「いや、いい…」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/13(月) 22:31:49.14 ID:Dxv7h6aZ0
夜空「昼休みというのはいつも憂鬱だ……、時間をつぶしようがない」
夜空「とりあえずこうして用事があるふりをして校内を歩いているが」スタスタ
星奈「よーぞら♪」ヒョコ
夜空「うわ!肉か……、いきなり出てくるな」
星奈「さっきから黙々と歩いてるけど、なにかの運動?」
夜空「………見ていたのか」
星奈「もしかして……昼休みの間いつもそうしてるの?」
夜空「…貴様には分からんだろう、友達のいないやつの気持ちは」
星奈「小鷹とは教室で話さないの?」
夜空「…会話をするのは部活ぐらいだな」
星奈「なんか不健康ね。もっとコミュニケーションとればいいのに」
夜空「とりあえずこうして用事があるふりをして校内を歩いているが」スタスタ
星奈「よーぞら♪」ヒョコ
夜空「うわ!肉か……、いきなり出てくるな」
星奈「さっきから黙々と歩いてるけど、なにかの運動?」
夜空「………見ていたのか」
星奈「もしかして……昼休みの間いつもそうしてるの?」
夜空「…貴様には分からんだろう、友達のいないやつの気持ちは」
星奈「小鷹とは教室で話さないの?」
夜空「…会話をするのは部活ぐらいだな」
星奈「なんか不健康ね。もっとコミュニケーションとればいいのに」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/13(月) 22:36:55.70 ID:Dxv7h6aZ0
夜空「わたしと夜空は友達なのか…?」
星奈「だって昔一緒に遊んでたんでしょ?今こうして一緒に隣人部の活動を手伝ってくれてるんだし、昔と変わらず仲良くなれるわよ」
夜空「…そうだろうか」
星奈「もっと自信持ちなさい」ポン
夜空「…!」ビク
星奈「なに?」
夜空「肉は……わたしが好きなのだろう?それでわたしは戦々恐々としてるんだ」
星奈「トゲのある言い方ね…、でもそこが夜空らしいわ」ニコ
夜空「…」ドキ
星奈「?」
夜空(肉のくせにまともなアドバイスをするとは…、しかし気持ちが軽くなった気がする)
夜空(悪くないな…)
星奈「だって昔一緒に遊んでたんでしょ?今こうして一緒に隣人部の活動を手伝ってくれてるんだし、昔と変わらず仲良くなれるわよ」
夜空「…そうだろうか」
星奈「もっと自信持ちなさい」ポン
夜空「…!」ビク
星奈「なに?」
夜空「肉は……わたしが好きなのだろう?それでわたしは戦々恐々としてるんだ」
星奈「トゲのある言い方ね…、でもそこが夜空らしいわ」ニコ
夜空「…」ドキ
星奈「?」
夜空(肉のくせにまともなアドバイスをするとは…、しかし気持ちが軽くなった気がする)
夜空(悪くないな…)
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/13(月) 22:38:52.50 ID:Dxv7h6aZ0
夜空「わたしと小鷹は友達なのか…?」
だった
だった
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/13(月) 22:46:32.88 ID:Dxv7h6aZ0
星奈「~♪」カチカチ
夜空(相も変わらず肉はいつもどおりだが…)
夜空(告白されたことばかり思い出していたが…、肉に………キスされたいたんだった)
夜空(わたしの……………初めてだったのに)
夜空(しかし…肉の分際でとてつもなく柔らかかったな…)
夜空(無駄にみずみずしく……どことなく優しい味が広がって…………)
夜空「……ん?」
夜空(って違うぞ!何肉の唇の感触を思いだしてるんだ///!)ブンブン
夜空(本当はファーストキスは小鷹にやるつもりだったんだ……小鷹、に……)
夜空(くそ…!肉の唇が頭一杯に…///)
夜空(相も変わらず肉はいつもどおりだが…)
夜空(告白されたことばかり思い出していたが…、肉に………キスされたいたんだった)
夜空(わたしの……………初めてだったのに)
夜空(しかし…肉の分際でとてつもなく柔らかかったな…)
夜空(無駄にみずみずしく……どことなく優しい味が広がって…………)
夜空「……ん?」
夜空(って違うぞ!何肉の唇の感触を思いだしてるんだ///!)ブンブン
夜空(本当はファーストキスは小鷹にやるつもりだったんだ……小鷹、に……)
夜空(くそ…!肉の唇が頭一杯に…///)
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/13(月) 22:52:55.05 ID:Dxv7h6aZ0
夜空「…」スタスタ
星奈「なに夜空?」カチ
夜空「…」ギリギリ
星奈「あた、あたた!ほっぺたつねらないで!」
夜空「いや……気を紛らわせようとな…」
星奈「なによそれぇ」グス
夜空「…!」ビク
小鷹「夜空、もうその辺に…」
夜空「………そうだな。わたしが悪かった」
理科「おっ?」
夜空「だ、……だいじょう、ぶか…///」スリスリ
星奈「あ……う、うん…///」
小鷹「よ、夜空が謝って…ほっぺた触っていたわってる…」
理科「これは雪が降りそうですね」ニヤニヤ
星奈「なに夜空?」カチ
夜空「…」ギリギリ
星奈「あた、あたた!ほっぺたつねらないで!」
夜空「いや……気を紛らわせようとな…」
星奈「なによそれぇ」グス
夜空「…!」ビク
小鷹「夜空、もうその辺に…」
夜空「………そうだな。わたしが悪かった」
理科「おっ?」
夜空「だ、……だいじょう、ぶか…///」スリスリ
星奈「あ……う、うん…///」
小鷹「よ、夜空が謝って…ほっぺた触っていたわってる…」
理科「これは雪が降りそうですね」ニヤニヤ
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/13(月) 23:03:14.67 ID:Dxv7h6aZ0
数日後
星奈「はー!暑い暑い」ガチャ
夜空「まったくうるさい、よけい暑く感じる」ペラ
星奈「夜空は黙ってれば文学少女、って姿ねぇ」
夜空「な、なにをいう…///」
星奈「それに今日は疲れちゃったー」ドサ
夜空「はっ…(ソファーに座った肉のスカートが て…)」
星奈「すごく汗かいちゃってる…」パタパタ
夜空(!み、見えた……肉の、 が…///)ドキ
夜空(わわわ……あ、あれは… バックというやつか)ドキドキ
夜空(そ、それに……汗のせいか が透けている気がする……え、 い)
夜空「だああ!」
星奈「!?」
夜空(違う!違うぞ!あの告白があったから妙に意識してるだけなんだわたしは!)
星奈「はー!暑い暑い」ガチャ
夜空「まったくうるさい、よけい暑く感じる」ペラ
星奈「夜空は黙ってれば文学少女、って姿ねぇ」
夜空「な、なにをいう…///」
星奈「それに今日は疲れちゃったー」ドサ
夜空「はっ…(ソファーに座った肉のスカートが て…)」
星奈「すごく汗かいちゃってる…」パタパタ
夜空(!み、見えた……肉の、 が…///)ドキ
夜空(わわわ……あ、あれは… バックというやつか)ドキドキ
夜空(そ、それに……汗のせいか が透けている気がする……え、 い)
夜空「だああ!」
星奈「!?」
夜空(違う!違うぞ!あの告白があったから妙に意識してるだけなんだわたしは!)
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/13(月) 23:09:29.07 ID:Dxv7h6aZ0
星奈「夜空…?」
夜空(落ち着け…冷静になれ三日月夜空)
星奈「ほれっ」ピト
夜空「うひゃ!?」
星奈「夜空、すごく素っ頓狂な声出した」フフ
夜空「な、なんだ…………水筒?」
星奈「あんまり今日が暑いからさ、冷たいお茶持って来たの。よかったら飲む?」
夜空「……いただこうか」
星奈「はい」コポコポ
夜空「…」
星奈「飲まないの?」
夜空「これが酒……だったりはしないよな?」
星奈「え………そ、そんなことないじゃない!でも、酔って赤くなった夜空も…///」
夜空「な、なにをいう///」
夜空(落ち着け…冷静になれ三日月夜空)
星奈「ほれっ」ピト
夜空「うひゃ!?」
星奈「夜空、すごく素っ頓狂な声出した」フフ
夜空「な、なんだ…………水筒?」
星奈「あんまり今日が暑いからさ、冷たいお茶持って来たの。よかったら飲む?」
夜空「……いただこうか」
星奈「はい」コポコポ
夜空「…」
星奈「飲まないの?」
夜空「これが酒……だったりはしないよな?」
星奈「え………そ、そんなことないじゃない!でも、酔って赤くなった夜空も…///」
夜空「な、なにをいう///」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/13(月) 23:13:07.44 ID:Dxv7h6aZ0
夜空「ん……冷たくておいしい」コク
星奈「あたしも飲むわ」
夜空「ああ、このコップ返すぞ」ス…
星奈「…///」コク
夜空「なんだ」
星奈「間接キス…///」ポッ
夜空「んな!?ば、ばかをいうな!肉は脳みその奥まで幼稚なのか///しょうもない///」
星奈「えへへ」
星奈「あたしも飲むわ」
夜空「ああ、このコップ返すぞ」ス…
星奈「…///」コク
夜空「なんだ」
星奈「間接キス…///」ポッ
夜空「んな!?ば、ばかをいうな!肉は脳みその奥まで幼稚なのか///しょうもない///」
星奈「えへへ」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/13(月) 23:19:32.54 ID:Dxv7h6aZ0
小鷹「なあ………夜空の奴、最近変わったんじゃないか?」
幸村「兄貴もそう思いますか…。やはり以前の刺々しさはなくなってきたように見受けます」
理科「もういくとこまでいったんじゃないですか?」グヘヘ
小鷹「鼻の下伸びてるぞ……。それに顔が変に恐ろしい」
星奈「ねえ夜空。髪、梳いてあげようか?」
夜空「肉がやってくれるのか?頼む」
小鷹「前の夜空ならハエたたきで追い払ってるところだな…」
幸村「兄貴もそう思いますか…。やはり以前の刺々しさはなくなってきたように見受けます」
理科「もういくとこまでいったんじゃないですか?」グヘヘ
小鷹「鼻の下伸びてるぞ……。それに顔が変に恐ろしい」
星奈「ねえ夜空。髪、梳いてあげようか?」
夜空「肉がやってくれるのか?頼む」
小鷹「前の夜空ならハエたたきで追い払ってるところだな…」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/13(月) 23:25:38.47 ID:Dxv7h6aZ0
星奈「夜空の髪……きめ細やか、っていうのかしら、クシに引っかからないわ」スー
夜空「まあな、これでも手入れには毎日気を使っている」
星奈「それだけ身だしなみ気にしてるなら、もっとおしゃれしたらいいのに」
夜空「わ、わたしがそんなことしても……どうせ誰も気づかない」
星奈「そんなことない。わたしは夜空の変化はすぐ分かるもん///」スー
夜空「そ、そうか…///」
幸村「仲睦まじい様子です」
小鷹「あそこまで打ち解けていたのか」
理科「これは薄い本が捗ります」ムフー
夜空「まあな、これでも手入れには毎日気を使っている」
星奈「それだけ身だしなみ気にしてるなら、もっとおしゃれしたらいいのに」
夜空「わ、わたしがそんなことしても……どうせ誰も気づかない」
星奈「そんなことない。わたしは夜空の変化はすぐ分かるもん///」スー
夜空「そ、そうか…///」
幸村「仲睦まじい様子です」
小鷹「あそこまで打ち解けていたのか」
理科「これは薄い本が捗ります」ムフー
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/13(月) 23:32:04.91 ID:Dxv7h6aZ0
教室
夜空「…」スッ
小鷹「ん?どうした夜空」
夜空「こ、小鷹、…最近調子はどうだ」
小鷹「あ、ああ……まあ、ボチボチだな」
夜空「い、妹はどうだ?最近暑いから家で我儘言っているかもしれないな…」
小鷹「そこは我慢してもらってる部分もあるな…」ハハ
夜空「そう、か…」
小鷹「…もしかして夜空、その…雑談したいのか?」
夜空「あ、ああ、そうなんだ……友達なら世間話でもするだろう」
小鷹「友達…」
夜空「わたしたちは、と、友達…だろう?」
小鷹「…そうか」
夜空「な、なんだ」
夜空「…」スッ
小鷹「ん?どうした夜空」
夜空「こ、小鷹、…最近調子はどうだ」
小鷹「あ、ああ……まあ、ボチボチだな」
夜空「い、妹はどうだ?最近暑いから家で我儘言っているかもしれないな…」
小鷹「そこは我慢してもらってる部分もあるな…」ハハ
夜空「そう、か…」
小鷹「…もしかして夜空、その…雑談したいのか?」
夜空「あ、ああ、そうなんだ……友達なら世間話でもするだろう」
小鷹「友達…」
夜空「わたしたちは、と、友達…だろう?」
小鷹「…そうか」
夜空「な、なんだ」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/13(月) 23:36:35.38 ID:Dxv7h6aZ0
小鷹「いやなんだ…、夜空は部活以外はほとんど話しかけてこないからさ…、気にかけていたんだ」
夜空「…」
小鷹「夜空が積極的に動いてくれたのは…素直に嬉しい」
夜空「な、なるほど…」
小鷹「遠慮せずにどんどん話してくれよな」
夜空「と、友達は…いいものだな」ニコ
三日月さんが笑った… ああいう顔見るのは初めてかも…
夜空(周りのわたしに対する印象は…良くなったかな///)
夜空「…」
小鷹「夜空が積極的に動いてくれたのは…素直に嬉しい」
夜空「な、なるほど…」
小鷹「遠慮せずにどんどん話してくれよな」
夜空「と、友達は…いいものだな」ニコ
三日月さんが笑った… ああいう顔見るのは初めてかも…
夜空(周りのわたしに対する印象は…良くなったかな///)
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/13(月) 23:42:02.25 ID:Dxv7h6aZ0
ガチャ
星奈「あ、夜空、どうだった?」
夜空「そ、そうだな…、勇気を持って、やってみた」
星奈「それでそれで?」
夜空「今日は…クラスの女子とも少しだが話した…」
星奈「やったじゃない!大きな一歩よ」
夜空「肉……いや、星奈には感謝しないとな」
星奈「あたしに…?」
夜空「きっかけを与えてくれたのは星奈だ…。なんと礼を言えばいいか」
星奈「いいのよそんなの」
夜空「まるで自分のことのように喜んでくれる人がいるのは…、いいものだな」
星奈「…」ナデナデ
夜空「な、なに頭を撫でている///」
星奈「あ、夜空、どうだった?」
夜空「そ、そうだな…、勇気を持って、やってみた」
星奈「それでそれで?」
夜空「今日は…クラスの女子とも少しだが話した…」
星奈「やったじゃない!大きな一歩よ」
夜空「肉……いや、星奈には感謝しないとな」
星奈「あたしに…?」
夜空「きっかけを与えてくれたのは星奈だ…。なんと礼を言えばいいか」
星奈「いいのよそんなの」
夜空「まるで自分のことのように喜んでくれる人がいるのは…、いいものだな」
星奈「…」ナデナデ
夜空「な、なに頭を撫でている///」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/13(月) 23:47:01.91 ID:Dxv7h6aZ0
星奈「え、xxxとかだと…女の子はこれで喜ぶのよ」ナデ
夜空「は、恥ずかしいぞ///…だが、すごく安心する」
星奈「もうちょっと、撫でていい?」
夜空「…///」ギュウ
星奈「わ、どうしたの?」ドキ
夜空「しばらく人肌というものに触れてないから………抱きついてみた///」
星奈「もう///」
夜空「温かい………星奈の体は餅のようだ」
星奈「それ…褒めてるの///?」
小鷹「……俺は夢を見ているのか」ノゾキ
理科「はあはあ」
夜空「は、恥ずかしいぞ///…だが、すごく安心する」
星奈「もうちょっと、撫でていい?」
夜空「…///」ギュウ
星奈「わ、どうしたの?」ドキ
夜空「しばらく人肌というものに触れてないから………抱きついてみた///」
星奈「もう///」
夜空「温かい………星奈の体は餅のようだ」
星奈「それ…褒めてるの///?」
小鷹「……俺は夢を見ているのか」ノゾキ
理科「はあはあ」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/13(月) 23:54:39.23 ID:Dxv7h6aZ0
夜空(星奈といるのがこんなに心地よくなるとはな…)
夜空(もしかしなくても…、わたしはもう星奈に…)
次の日
夜空(星奈とのスキンシップはもう当たり前になっている)
星奈「ねー夜空、なに読んでるの?」
夜空「探偵小説だ。まあ星奈のようなお子様にはまだ早い」フフ
星奈「なによそれ、失礼しちゃう」
理科「あそこまで親密になるとは」
小鷹「もう普通にじゃれあってるもんな」
夜空(もしかしなくても…、わたしはもう星奈に…)
次の日
夜空(星奈とのスキンシップはもう当たり前になっている)
星奈「ねー夜空、なに読んでるの?」
夜空「探偵小説だ。まあ星奈のようなお子様にはまだ早い」フフ
星奈「なによそれ、失礼しちゃう」
理科「あそこまで親密になるとは」
小鷹「もう普通にじゃれあってるもんな」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/13(月) 23:58:59.15 ID:Dxv7h6aZ0
夜空(星奈のくすぐったい香りがたまらない)
夜空(ただ……星奈が側にいると…どうにもドキドキが止まらない)
夜空(そういえば、告白もキスもされたんだったな…)
夜空(……わたしは返事をしていなかったのか…)
夜空「…」
星奈「考え込んでどうしたの?」ヒョコ
夜空「///(か、顔が近い…唇も…)」
夜空「な、なんでもない」
夜空(ただ……星奈が側にいると…どうにもドキドキが止まらない)
夜空(そういえば、告白もキスもされたんだったな…)
夜空(……わたしは返事をしていなかったのか…)
夜空「…」
星奈「考え込んでどうしたの?」ヒョコ
夜空「///(か、顔が近い…唇も…)」
夜空「な、なんでもない」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14(火) 00:05:32.49 ID:iI+ywz0s0
数時間後
夜空「…もうこんな時間か」パタン
星奈「小鷹たちはもう帰っちゃったわね」
夜空「待っていてくれたのか」
星奈「大好きな夜空と一緒に帰りたいんだもん」ニコ
夜空「///」
夜空「……星奈」
星奈「んー?」
夜空「まだ……返事をしていなかったな」
星奈「…」ドキ
夜空「いがみ合っていた関係から変わってからの日々は…楽しかった」
星奈「…」
夜空「…もうこんな時間か」パタン
星奈「小鷹たちはもう帰っちゃったわね」
夜空「待っていてくれたのか」
星奈「大好きな夜空と一緒に帰りたいんだもん」ニコ
夜空「///」
夜空「……星奈」
星奈「んー?」
夜空「まだ……返事をしていなかったな」
星奈「…」ドキ
夜空「いがみ合っていた関係から変わってからの日々は…楽しかった」
星奈「…」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14(火) 00:08:10.24 ID:iI+ywz0s0
夜空「だが…曖昧なままにするのはもうやめたい」
星奈「!………そっか」シュン
夜空「だから…正式に……、こ、交際…しないか…///?」
星奈「へ?」
夜空「星奈と付き合うと言ってるんだ……何度も言わせるな///」
星奈「ほん…とに…?」ジワ
夜空「ああ」
星奈「うれ…しい…」ポロポロ
夜空「気が強い割に泣き虫だな星奈は」
星奈「う、うれしいものはしょうがないじゃない///」
星奈「!………そっか」シュン
夜空「だから…正式に……、こ、交際…しないか…///?」
星奈「へ?」
夜空「星奈と付き合うと言ってるんだ……何度も言わせるな///」
星奈「ほん…とに…?」ジワ
夜空「ああ」
星奈「うれ…しい…」ポロポロ
夜空「気が強い割に泣き虫だな星奈は」
星奈「う、うれしいものはしょうがないじゃない///」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14(火) 00:13:55.10 ID:iI+ywz0s0
しばらくして…
星奈「ほら、こっちこっち」
夜空「お、おい、急ぐな」
ガラッ
星奈「よかった。誰もいないみたい」
夜空「突然保健室に行こうと言いだしてびっくりしたぞ。しかもわたしの教室まで来て…」
星奈「こういうの憧れてたんだもん」
夜空「これは…保健室デートというやつか///」
星奈「夜空、知ってるんだ///」
星奈「ほら、こっちこっち」
夜空「お、おい、急ぐな」
ガラッ
星奈「よかった。誰もいないみたい」
夜空「突然保健室に行こうと言いだしてびっくりしたぞ。しかもわたしの教室まで来て…」
星奈「こういうの憧れてたんだもん」
夜空「これは…保健室デートというやつか///」
星奈「夜空、知ってるんだ///」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14(火) 00:17:29.12 ID:iI+ywz0s0
夜空「しかし……もう授業が始まってるぞ」
星奈「さぼってこういうところに来るのも、なんだかワクワクしない?」フフ
夜空「確かにそうだな…」
星奈「ほらほら、ここに座って」ポンポン
夜空「ああ」スト
二人「…」
夜空「今…な……なにか妙に緊張している///」
星奈「保健室の雰囲気がそうさせるのかしら///」
ドキドキ
星奈「さぼってこういうところに来るのも、なんだかワクワクしない?」フフ
夜空「確かにそうだな…」
星奈「ほらほら、ここに座って」ポンポン
夜空「ああ」スト
二人「…」
夜空「今…な……なにか妙に緊張している///」
星奈「保健室の雰囲気がそうさせるのかしら///」
ドキドキ
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14(火) 00:22:40.71 ID:iI+ywz0s0
夜空(星奈と付き合いだしてからもう随分たったが…いまだにドキドキする)
星奈(思えばお菓子パーティー以来…付き合ってまだキスしてないわね…)
星奈「…」チラ
夜空「!」ドキ
星奈(夜空は今…なにしたいんだろ///)ピト
夜空(手を触れて来た…///)
星奈「ん………///」クイ
夜空(目を、閉じた…、こ、これは…///)
星奈「んっ」クイ
夜空(こここれは、お、オーケーと捉えていいんだな?)
星奈(思えばお菓子パーティー以来…付き合ってまだキスしてないわね…)
星奈「…」チラ
夜空「!」ドキ
星奈(夜空は今…なにしたいんだろ///)ピト
夜空(手を触れて来た…///)
星奈「ん………///」クイ
夜空(目を、閉じた…、こ、これは…///)
星奈「んっ」クイ
夜空(こここれは、お、オーケーと捉えていいんだな?)
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14(火) 00:26:50.10 ID:iI+ywz0s0
星奈「…早くしてよ、あたしが恥ずかしいじゃない///」
夜空「こ、心の準備というものがだな…」
星奈「いざという時に怖気づくんだから…………このヘタレ」
夜空「な、なに!?」
星奈「あーあ、こんなに奥手だとは思わなかったなぁ。がっかり」
夜空「こ、この…」プルプル
星奈「行動で示してよね、もう」ムス
夜空「肉のくせに生意気だぞ!」ガバ
星奈「ん…!」
チュッチュッ
夜空「こ、心の準備というものがだな…」
星奈「いざという時に怖気づくんだから…………このヘタレ」
夜空「な、なに!?」
星奈「あーあ、こんなに奥手だとは思わなかったなぁ。がっかり」
夜空「こ、この…」プルプル
星奈「行動で示してよね、もう」ムス
夜空「肉のくせに生意気だぞ!」ガバ
星奈「ん…!」
チュッチュッ
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14(火) 00:31:58.45 ID:iI+ywz0s0
夜空「ふっ……あむ…んっ」チュウ
星奈(夜空…一生懸命キスしちゃって…すごく可愛い///)
夜空「ちゅぱ…じゅるるる///」
星奈(あっ舌……吸われてる///)
星奈「ん!んふぅ…んぐぐ」
夜空(なんていい匂いなんだ星奈は…、小さい唇で柔らかくて…もうクラクラする)
夜空「……ふう………どうだ、まいったか///」ハアハア
星奈(夜空…一生懸命キスしちゃって…すごく可愛い///)
夜空「ちゅぱ…じゅるるる///」
星奈(あっ舌……吸われてる///)
星奈「ん!んふぅ…んぐぐ」
夜空(なんていい匂いなんだ星奈は…、小さい唇で柔らかくて…もうクラクラする)
夜空「……ふう………どうだ、まいったか///」ハアハア
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14(火) 00:38:32.56 ID:iI+ywz0s0
星奈「い、一心不乱に、がっついて……そんなに なこと考えてたんだ///」ハアハア
夜空「い、いやらしいのは星奈だ!一緒にするな///」プイ
星奈「もう、すねちゃって///」
夜空「好きだからキスをするんだ、それだけだ…」
星奈「うん…」
夜空「そ、そうだ…すっかり忘れてた」ゴソゴソ
星奈「なに?」
夜空「ど…どういうものを選べばいいか分からなかったから、星奈が気に入るかどうか…」スッ
星奈「髪、飾り…?」
夜空「わたしと星奈のお揃いのだ。色違いを買ったんだ、人にプレゼントをするのは初めてだな」
星奈「すごく綺麗…嬉しい…」
夜空「い、いやらしいのは星奈だ!一緒にするな///」プイ
星奈「もう、すねちゃって///」
夜空「好きだからキスをするんだ、それだけだ…」
星奈「うん…」
夜空「そ、そうだ…すっかり忘れてた」ゴソゴソ
星奈「なに?」
夜空「ど…どういうものを選べばいいか分からなかったから、星奈が気に入るかどうか…」スッ
星奈「髪、飾り…?」
夜空「わたしと星奈のお揃いのだ。色違いを買ったんだ、人にプレゼントをするのは初めてだな」
星奈「すごく綺麗…嬉しい…」
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14(火) 00:43:15.25 ID:iI+ywz0s0
星奈「早速、付けてみていい?」
夜空「ああ」
星奈「これで…よし」パチ
夜空「わたしも…」パチ
星奈「すごくカップルらしいわね」フフ
夜空「似合ってるぞ///」
星奈「まさか夜空から貰うとは思わなかったわ」
夜空「今更ながら……、友達よりも先に恋人が出来るとはな///」
星奈「ねえ……このまま寝ちゃう?」
夜空「な!?ね、寝るなんて、わたしたちにはそういうのはまだ早い!」
星奈「そ、そうじゃなくって///一緒にお昼寝よ」
夜空「ああ」
星奈「これで…よし」パチ
夜空「わたしも…」パチ
星奈「すごくカップルらしいわね」フフ
夜空「似合ってるぞ///」
星奈「まさか夜空から貰うとは思わなかったわ」
夜空「今更ながら……、友達よりも先に恋人が出来るとはな///」
星奈「ねえ……このまま寝ちゃう?」
夜空「な!?ね、寝るなんて、わたしたちにはそういうのはまだ早い!」
星奈「そ、そうじゃなくって///一緒にお昼寝よ」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14(火) 00:47:20.15 ID:iI+ywz0s0
夜空「なんだ…」ホッ
星奈「ほら…どうぞ」バサ
夜空「し、失礼する///」モゾモゾ
星奈「なんだかすぐ眠くなりそう」
夜空「布団が気持ちいいな」
星奈「……ねえ?あたし……前から考えてたんだけど」
夜空「ん?」
星奈「夜空……部屋を借りて一緒に住まない?」
夜空「え…///」ドキ
星奈「あたし…一度同棲ってしてみたかったんだ」
夜空「わ、わたしなんかでいいのか…?」
星奈「夜空だからよ」ニコ
星奈「ほら…どうぞ」バサ
夜空「し、失礼する///」モゾモゾ
星奈「なんだかすぐ眠くなりそう」
夜空「布団が気持ちいいな」
星奈「……ねえ?あたし……前から考えてたんだけど」
夜空「ん?」
星奈「夜空……部屋を借りて一緒に住まない?」
夜空「え…///」ドキ
星奈「あたし…一度同棲ってしてみたかったんだ」
夜空「わ、わたしなんかでいいのか…?」
星奈「夜空だからよ」ニコ
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14(火) 00:54:29.07 ID:iI+ywz0s0
数ヵ月後
星奈「夜空、それで全部?」
夜空「ああ、ようやく運び終わったな」ゴト
星奈「あー、肩凝っちゃった」ンー
夜空「…本当にここに住むんだな」
星奈「夜空のとこ、親、説得するの大変だったんじゃない?」
夜空「まあな。ルームシェアみたいなものだと説明はしてるが」
星奈「付き合ってること、まだ内緒なんだ」
夜空「まあ、それはいずれな…」
ガチャ
理科「こんにちはー」
小鷹「材料買って来たぞー」
マリア「割と広いなー」パタパタ
幸村「わたくしが腕によりをかけてカレーを作ります」
星奈「みんないらっしゃい!さ、上がって上がって」
星奈「夜空、それで全部?」
夜空「ああ、ようやく運び終わったな」ゴト
星奈「あー、肩凝っちゃった」ンー
夜空「…本当にここに住むんだな」
星奈「夜空のとこ、親、説得するの大変だったんじゃない?」
夜空「まあな。ルームシェアみたいなものだと説明はしてるが」
星奈「付き合ってること、まだ内緒なんだ」
夜空「まあ、それはいずれな…」
ガチャ
理科「こんにちはー」
小鷹「材料買って来たぞー」
マリア「割と広いなー」パタパタ
幸村「わたくしが腕によりをかけてカレーを作ります」
星奈「みんないらっしゃい!さ、上がって上がって」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14(火) 00:59:30.49 ID:iI+ywz0s0
全員「いただきまーす」
理科「ちょっと小鷹先輩、そっちのカレー多くないですか?」
小鷹「気のせいだろ」
マリア「はい、あーんしろ」
小鳩「い、いやじゃ!みんなの前なのに///」
マリア「恋人の言うことが聞けないのかー」
幸村「まだまだお代わりはあります」
夜空「…」
星奈「どうしたの夜空、ベランダで黄昏ちゃって」
夜空「いや……、こうしてみんなに祝ってもらえるのが嬉しくてな」
星奈「そうねぇ…。ん…風が気持ちいい」
理科「ちょっと小鷹先輩、そっちのカレー多くないですか?」
小鷹「気のせいだろ」
マリア「はい、あーんしろ」
小鳩「い、いやじゃ!みんなの前なのに///」
マリア「恋人の言うことが聞けないのかー」
幸村「まだまだお代わりはあります」
夜空「…」
星奈「どうしたの夜空、ベランダで黄昏ちゃって」
夜空「いや……、こうしてみんなに祝ってもらえるのが嬉しくてな」
星奈「そうねぇ…。ん…風が気持ちいい」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14(火) 01:03:27.08 ID:iI+ywz0s0
夜空「ほら星奈、グラス」
星奈「うん」
夜空「そうだな…、二人のこれからの生活に…」
星奈「夜空にしてはロマンチックじゃない」フフ
夜空「茶化すな///」
星奈「はいはい…………それじゃぁ」
夜空・星奈「「乾杯」」
END
星奈「うん」
夜空「そうだな…、二人のこれからの生活に…」
星奈「夜空にしてはロマンチックじゃない」フフ
夜空「茶化すな///」
星奈「はいはい…………それじゃぁ」
夜空・星奈「「乾杯」」
END
引用元: ・夜空「砂糖みたいに甘い」
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