ヤムチャ「プーアル! プロレス団体から俺にオファーが来たぞ!」 前編 
 
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体から俺にオファーが来たぞ!」 後編 

ヤムチャ「プーアル!俺はプロレス団体に就職して頑張るぞ!」 前編 

ヤムチャ「プーアル!俺はプロレス団体に就職して頑張るぞ!」 後編

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体に就職したのは失敗だったぞ!」 前編 

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体に就職したのは失敗だったぞ!」 後編 

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体でやっていくのは難しいぞ!」 前編 

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体でやっていくのは難しいぞ!」 後編 

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で少し上手くやれてきたぞ!」  前編 

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で少し上手くやれてきたぞ!」 後編

ヤムチャ『プーアル! プロレス団体で少し上手くやれてきたぞ!』 

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で人間関係も良くしていくぞ!」 前編 

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で人間関係も良くしていくぞ!」 後編 

ヤムチャ『プーアル! プロレス団体で人間関係も良くしていくぞ!』 前編 

ヤムチャ『プーアル! プロレス団体で人間関係も良くしていくぞ!』 後編 

ヤムチャ[プーアル! プロレス団体で人間関係も良くしていくぞ!]

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体がピンチだぞ!」

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体がピンチだぞ!!」 

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体がピンチだぞ!!!」

ヴァイパー「春麗! PVの第一弾が完成したわよ!」 

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で悪者と戦うぞ!」 前編 

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で悪者と戦うぞ!」 後編 

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で悪者と戦うぞ!!」 

プーアル「ヤムチャ様! 一週間を振り返ってみましょうか!」 

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体を盛り上げていくぞ!」 前編 

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体を盛り上げていくぞ!」 後編 

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体を盛り上げていくぞ!!」

プーアル「ヤムチャ様! 一週間を振り返ってみましょうか!!」 

ヴァイパー「春麗! PVの第三弾が完成したわよ!」 

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で女子選手がメインだぞ!」 前編

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で女子選手がメインだぞ!」 後編 

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で女子選手がメインだぞ!!」 前編 

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で女子選手がメインだぞ!!」 後編

1: 名無しさん 2016/05/03(火) 22:02:30 ID:Ki7NlZUI
ダルシム「遠征……と言うのは、どちらの方に……?」

ベガ「メトロシティだ」

ガイル「……メトロシティだと!?」

ヤムチャ「……んっ?」チラッ

ベガ「メトロシティで、祭りがあるらしい。そこの出演予定者が急遽キャンセルとなったので……まぁ、我がストリートプロレスにこのオファーやってきた」

ダルシム「……ほ~う」

ベガ「ステージは45分……入場・退場等を含めると、まぁ、30分ぐらいかな……? お前達、メトロシティで試合をして来い」

春麗「……話が急ねぇ」

ベガ「ダルシム君は、悪いがレフェリーを頼む。春麗とさくらで一戦……」

4: 名無しさん 2016/05/03(火) 22:17:46 ID:Ki7NlZUI
ベガ「そして、ヤムチャ君と……」

ヤムチャ「あっ、はいっ!」

ベガ「……ガイ君でダッグを組んでくれ」

ガイ「あっ、コーディじゃなくて……ヤムチャさんと……?」

ベガ「バランスとっていかねばならんだろう……ガイはヤムチャとタッグだ……」

ガイ「あっ、はい……あ~っと、ヤムチャさん……よろしくお願いしますね……」ペコッ

ヤムチャ「あ~、いえいえいえいえっ……! こちらこそ、よろしくお願いしますっ……!」ペコッ

5: 名無しさん 2016/05/03(火) 22:23:24 ID:Ki7NlZUI
ベガ「それで、コーディとガイルが、タッグと言うわけだ。以上の二組でもう一戦……」

コーディ「あぁ、はい。わかりました。あの……ガイルさん、今回はよろしくお願いします」ペコッ

ガイル「……」

ベガ「ヤムチャ……ガイ……コーディ……お前ら三人が試合をした事があるのは、うちの団体の中だけだろう……?」

ヤムチャ「はい」

ベガ「うちの団体というのは、基本的にはプロレスファンが……プロレスを見る為にやって来る……そういう場所だ」

6: 名無しさん 2016/05/03(火) 22:29:00 ID:Ki7NlZUI
ベガ「しかし、今回の一戦に限ってはそうではない。これはメトロシティの祭りの催し物の一つである。当然、プロレスに興味がない……全く知らない……そういった人達の前で、お前達は試合をする事になる」

ガイ「……いつもみたいには、いかないんですね」

ベガ「そう。いつもみたいな声援は期待出来ないぞ。だがしかし、それでもよかったな……楽しかったな……そう思って貰えるような試合をお前達で作ってこい。一種の武者修行でもある」

コーディ「……わかりました」

ベガ「ガイル……お前は三人の面倒を見てやってくれ、頼むよ」

ガイル「……わかりました」

ベガ「ダルシム君と春麗はさくらの補佐……現場監督はさくらだ」

ダルシム「……わかりました」

春麗「……遠征ねぇ」

ベガ「え~、六日後、メトロシティへ足を運びそしてさくらの指示に従って、祭りを盛り上げると同時に……プロレスにさほど興味のない人達にもプロレスの魅力をいう物を伝え……」

ヤムチャ「……お祭りでプロレスかぁ~」

ベガ「……新しいファン層を獲得しようっ! 以上だっ!」

7: 名無しさん 2016/05/03(火) 22:35:58 ID:T.2g7oVA
ーーー


コーディ「……そうか~、いつもと乗りが違うのか~」

ダルシム「結局の所、そういう事を繰り返していって……会場の空気作れる、良いレスラーとなっていくのだ。今日の鰯ヶ浜女子プロレスの皆様だってそうだ」

コーディ「……あぁ、はい」

ダルシム「でも私はなんだかんだで、会場の空気は良い思うぞ?」

コーディ「……そうなんすか?」

ダルシム「だって、祭りだろ……? いわゆる楽しいイベントだ。今日の鰯ヶ浜女子プロレスの皆様は『ストリートプロレスの敵』として来ているが、我々はそうでもない。『メトロシティの仲間』としていくんだからな」

コーディ「……はい」

ダルシム「勿論、いつもとは勝手は違うがな。例えば、女性、主婦、子供、老人……そう言った客層も当然いる。そういった方々に向けて……発信していかなきゃいけない部分はあるがな」

コーディ「……頑張ります」


春麗「ねぇ、さくら……? 祭りでプロレスする場所って……野外になるの……?」

さくら「野外になりますよ。何か……?」

春麗「も~う……アタシは野外なんかでやりたくないのよ……保湿クリームとか日焼け止めとか……紫外線対策も……」

さくら「あ~、そういうのもいりますねぇ~」

8: 名無しさん 2016/05/03(火) 22:41:30 ID:T.2g7oVA
ヤムチャ「いや~、ビックリしたよ……突然、ベガさんに呼び出されかたからさぁ……? なぁ~んか、怒られるんじゃないかな~っ思って、ちょっとビックリしたよ」

ガイ「……何か、そういう心当たりでもあるんですか?」

ヤムチャ「別にないよ……!? ないけどさぁ……ないけど……やっぱり、こ~う……ねっ……?」

ガイ「いや、気持ちはわかりますよ。自分も最初、ベガさんに呼び出されてるって聞いた時……何か、やらかしたんじゃないかなって思う部分ありましたから」

ヤムチャ「……でしょ!? そうなるでしょ!?」

ガイ「それで、ヤムチャさんとガイルも呼んで来てくれ……なんて、同時に頼まれたもんですからね……そこで、あっ、これ違うな……何か別の話だな……って、気づいたんですよ」

ヤムチャ「ナハハ! なぁ~程ねぇ!」

ガイ「六日後の遠征……一つよろしくお願いします、ヤムチャさんっ!」ペコッ

ヤムチャ「あ~、いやいや……こちらこそ、こちらこそ……ガイ君、よろしくお願いしますっ!」ペコッ

9: 名無しさん 2016/05/03(火) 22:52:47 ID:T.2g7oVA
ガイル「ヤムチャ……ガイ……コーディ……三人の面倒を見ろ……? そういう事は好きなんだよ……? 俺ぁ、好きなんだよ……だけど、メトロシティ……俺は、昔行った事があるんだよ……」チラチラ

さくら「……え~っ、それじゃあガイルさん?」

ガイル「……んっ?」

さくら「当日、ね……? ガイルさんに運転頼んでもいいっすかね?」

ガイル「あぁ、運転ね……運転、運転……運転はいいんだけどよぉ……?」

さくら「受けますよ……? と言うか、もう受けちゃった……ベガさんが……」

ガイル「ああっ……! ったく、わかったよ、運転は俺に任せておけ……」

さくら「……ありがとうございます」

10: 名無しさん 2016/05/03(火) 23:03:12 ID:T.2g7oVA
春麗「……本当、野外で試合だなんて信じられない。アタシがこの美貌保つ為に、どれだけの労力をかけてると思ってるのよ」ブツブツ


コーディ「何か、ワンポイントアドバイス……みたいなのあったら欲しいです……」

ダルシム「……あまり考える過ぎない方がいい。君はいっそ無心でやるべきだ」


ヤムチャ「ガイ君とは始めてだよね……? うん、これを機に……ねっ……?」

ガイ「でも、試合的にはどうなんですかねぇ……? ヤムチャさんが絡むのは、パートナーの自分より対戦相手のガイルさんや、コーディの方が多いんじゃないですか?」

ヤムチャ「……あっ、そっか」


さくら「はいはい、皆さん皆さんっ! 急遽決まった事ですが、とにかくっ……! 六日後のメトロシティでの興行……なんとしてでも成功させましょう」

11: 名無しさん 2016/05/03(火) 23:07:48 ID:T.2g7oVA
ガイル「……おい、ヤムチャ」

ヤムチャ「あっ、はいっ……! ガイルさん!」

ガイル「遠征で、一緒になるけどな……お前、その翌日にロレント達とも控えてるだろ……?」

ヤムチャ「あっ、控えてますね」

ガイル「そっちどうなんだ……? 大丈夫なのか……?」

ヤムチャ「あ~、いやっ……これからって感じですかね……?」

ガイル「遠征もあるけど、ロレント達の方もあるからな……まぁ、いいや。とりあえず、俺とあんたが手が合わなきゃ試合は成立しねぇ……」

ヤムチャ「……ガイルさんとは、俺試合した事ないっすからね」

ガイル「なんとなく、あんたの出方ってのは予想はつくんだが……明日、空いてる?」

ヤムチャ「……明日っすか?」

ガイル「……軽く手合わせしようよ。もう、決まっちまった興行なんだ。失敗は出来ねぇよ、腹括ってやんねぇと」

ヤムチャ「あ~、そうっすね……楽しいお祭りを台無しにするワケにはいかないですもんねぇ……わかりましたっ! 明日ですね!?」

12: 名無しさん 2016/05/03(火) 23:17:41 ID:T.2g7oVA
そして、居酒屋--


ヤムチャ「……という話になりました」

サガット「ほ~う、遠征ねぇ……遠征……」

リュウ「……経験だな。しっかりやって来い」

ヤムチャ「それで、ガイルさんに明日練習誘われてるんですけど……ケンさんも連れて来いって……」

ケン「……俺、関係ねぇぞっ!?」

ヤムチャ「俺、遠征の翌日にロレントさんとの試合控えてるじゃないですか?」

バルログ「……そっちには、ケン君出ますもんねぇ」

ヤムチャ「だから……纏めて、俺とケンさんとロレントさんとソドムさんとガイルさんで、合同練習してしまおうじゃないかと……だそうです」

ケン「……殆どお前の都合じゃねぇか、それっ!」

サガット「いや~、結局の所ヤムチャ君も団体の都合で動かされてるからな」

ケン「……じゃあ、ベガ恨めばいいんだなっ!?」

13: 名無しさん 2016/05/03(火) 23:22:40 ID:T.2g7oVA
バイソン「遠征楽しそうだよなぁ~、いきてぇな~、こういうイベントの時、ヒールは損だよちくしょう……」

ダン「……リングの上では結構優遇されてるじゃねぇか」

バイソン「おい、ヤムチャ君っ! 土産でりんご飴と、綿菓子買って来てくれっ! それとお面も適当に、二三個……」

ダン「……俺にはピンクのヒヨコとって来てくれ」

ヤムチャ「あのねぇ……? 遊びに行くんじゃない……んあっ……!? ピンクのヒヨコ!? ピンクのヒヨコって何ですか……!?」

ダン「……知らねぇの? ヒヨコ釣りってのがあってよ? そこにピンクとか緑とかのヒヨコがいるんだよ?」

リュウ「あったあった……後、型抜きとかあったよな……?」

ケン「あっ、型抜きいいな……おい、ヤムチャ……お前型抜きのヤツ全員分貰ってこいよ」

ヤムチャ「……だから、俺は遊びに行くんじゃないんですってっ! プロレスですって! プロレスしに行くんっすよっ!」

25: 名無しさん 2016/05/04(水) 22:02:29 ID:zqWALFHk
サガット「まぁ何はともかく、いつもと仕様が違う場所でのプロレスだ。こっちはこっちでやっておくから、そっちもしっかり成功させてくれよ?」

プーアル「サガットさん、具体的にはどういう感じで違うんですかね?」

ヤムチャ「あっ、そうだな。そういう事も今のうちに聞いておこうか」

サガット「う~ん……まぁ、簡単に言うと盛り上がらないんだよ」

ヤムチャ「……ほう」

サガット「いつもの会場だったら、俺達の事をよく知っているファンに見られてる。『これはあの技出るのかな?』なんて、予想したりしながら見てくれてるが……まぁ、そういうのがないからな」

ヤムチャ「……知られてませんもんね」

サガット「少しばかり過剰に、ファンに伝えていかなきゃいけないな」

ヤムチャ「……過剰か」

26: 名無しさん 2016/05/04(水) 22:08:00 ID:zqWALFHk
バイソン「過剰って言うか……丁寧に……って、感じ……?」

ヤムチャ「丁寧」

バイソン「俺の場合なんかは、首を掻っ切るポーズなんかをすれば『あぁ、バイソンの奴、何か狙ってやがんなぁ』なんて思われるけど、やっぱりそういう場所だったら……う~ん……そうだなぁ~」

ヤムチャ「……はい」

バイソン「首を掻っ切ると同時に……『よぉ~し、必殺技だぁ』なんて、声を出すかね……?」

ヤムチャ「ほうほうほう……」

リュウ「狼牙風風拳とか……ウルフバスター前にはそういう事やった方、言ってもいいかもしれないな……」

ヤムチャ「俺の必殺技ですもんね」

27: 名無しさん 2016/05/04(水) 22:16:45 ID:zqWALFHk
ケン「とにかく声を出せ、声を……こう、ピンチの状態から逆転しても、その事に気づいてない人もいるかもしれねぇんだ。カウンター技が決まって、普段なら声援あがる所が無反応……だったりな……?」

ヤムチャ「はいはい」

ケン「そういう時場面も出てくるから、声を出したり、拍手を要求したりしてな……無理矢理声援求めにいけ。お前から声援を貰いにいかなきゃ来ない……そういう場面も多分、出てくるから……」

ヤムチャ「なるほどなるほど」

サガット「まぁ、いつも以上に会場の反応をよく見ろと言う事だな……こればかりは、実際にやってみないとどう転がるかはわからんがな……」

ヤムチャ「う~ん……ま、まぁ頑張ってみますっ……!」

バルログ「それと……ガイル君だけじゃなくて、コーディ君も対戦相手なんですよね……? そこ……若手相手との試合ってのも……」

サガット「ああ、そうか……ヤムチャ君はそっちもあるか……」

28: 名無しさん 2016/05/04(水) 22:19:51 ID:zqWALFHk
ヤムチャ「今日のディージェイの試合見てて……そこはなんとなぁ~く、わかりましたが……あまり自分から行くんじゃなくて、こう相手の出方を見る……みたいな感じですよね……?」

サガット「そうそうそう……まぁ、今日の試合はちと、アレだったがな……」

ヤムチャ「……アレ?」

サガット「まぁ、コーディも……今日みたいな事にはならないだろう……と、思いたい……」

ケン「いざとなったら、力ずくでねじ伏せてやれ」

ヤムチャ「……いやいや、そんな事は出来ないでしょう?」

ケン「……そういうのもいるんだって」

ヤムチャ「……はぁ~」

サガット「その辺も……明日、ガイルと話してみるがいい……そもそも試合展開がわからんからな。どういう結果になるんだ……?」

ヤムチャ「あ~、そこはまだ、聞いてませんね……」

ダン「春麗とさくらの試合は、恐らく春麗が勝つんだろうが……お前らの試合は、ちっとわかんねぇな」

リュウ「ただでさえロレントと控えてるんだから、そこでガイルとの因縁が生まれる……なんて事はないとは思うが……」

ヤムチャ「ロレントさん……ガイルさん……コーディ君……う~ん、色々と対戦相手が増えてきたなぁ……」

29: 名無しさん 2016/05/04(水) 22:31:08 ID:zqWALFHk
ダン「それだけ、おめぇが上達してきたって事じゃねぇのか……? 後、誰だ……? ナッシュと、ユンとヤン……それに、ホークとフェイロンぐらいか……?」

ヤムチャ「そうですね。そことはまだです」

ダン「ユンに関しては……さくらが、やけに気にしてるらしいけどな……」

ヤムチャ「さくらちゃんが……えっ……?」

ダン「……ダメだぞ、さくら~。お父さんは許しませんよ。さくらの婿は医者か、弁護士って決まってるんだからっ!」

リュウ「……いつから、父になったんですか?」

ダン「さくらの俺の愛弟子だっ……! 今日のアイツ、見たろっ!? レフェリーだって出来るんだぞっ!? アイツは俺の娘みてぇなもんなんだよっ!」

バルログ「かと言って、ダンさんが相手を選ぶと言うのは……医者か弁護士……ですか……」

ダン「政治家でもいいなっ! 政治家でもっ! さくらにゃ、金ある相手と結婚してもらうっ!」

ケン「春麗とローズの二の舞になっちまいますよ? 医者に……弁護士……政治家……何処で知り合う……んっ……?」

バイソン「あっ! 今回の遠征でハガー市長いるじゃねぇかっ!?」

30: 名無しさん 2016/05/04(水) 22:43:27 ID:zqWALFHk
ダン「あっ……! ハガー市長いるじゃんっ! そうだそうだ、ハガー市長は政治家みたいなもんだなぁ!?」

サガット「……この話題、本人が聞いたら絶対に怒りますよ」

ダン「ハハハっ! いねぇから、言えるんじゃねぇかよっ! さくらでも、春麗でもいいよっ! ハガー市長掴まえてこいっ! ハガー市長っ! ファーストレディだ、ファーストレディっ!」

バルログ「我々はあくまで仕事として行くんですから……そ~んな、ハガー市長相手によからぬ事……」

ダン「市長は……金持ってるんじゃねぇか!? 金をよぉ!? プロレスラーの三倍ぐらいは持ってるんじゃねぇかっ!? 玉の輿狙おうぜっ!?」

バイソン「男ってのは、金でも顔でもねぇ……魂だよ、魂……なぁ、ヤムチャ君……?」

ヤムチャ「……」

バイソン「んっ、ヤムチャ君……聞いてる……? 無視は辛いよ……?」

31: 名無しさん 2016/05/04(水) 22:52:03 ID:zqWALFHk
そしてーー


プーアル「さぁ、今日も長い一日が終わりました……一日とは思えない長さでしたねぇ……とにかく、ゆっくり休みましょう、 ヤムチャ様」

ヤムチャ「……そうだな」

プーアル「ヤムチャ様、一週間後は『プロレス団体でリベンジ戦だぞ!』ですよ、いいですか!?」

ヤムチャ「そうだな。ロレントさん達にリベンジしないとな……」

プーアル「それも控えていますが、遠征の方も控えています」

ヤムチャ「……うん」

プーアル「『メトロシティのお祭りでプロレスをするぞ!』ですよ!? こちらも、しっかりしましょう!」

ヤムチャ「……忙しくなりそうだな」

プーアル「頑張りましょうっ! とにかく、今日はゆっくり休みましょう。ねっ……?」

32: 名無しさん 2016/05/04(水) 22:55:55 ID:zqWALFHk
プーアル「んっ……? アレ、どうしたんですか……? 早く家に入りましょうよ」

ヤムチャ「……あのさぁ、プーアル?」

プーアル「はい」

ヤムチャ「俺さぁ……今日さぁ……さくらちゃんにね……」

プーアル「……はい」

ヤムチャ「……ちゅうされたんだよね」

プーアル「へぇ~……えっ……!?」

ヤムチャ「……されたんだよ」

プーアル「……嘘ォ!?」

ヤムチャ「……本当」

33: 名無しさん 2016/05/04(水) 23:01:59 ID:zqWALFHk
プーアル「いつ……? いつ……? いついつ……? いつされたんですか……!? いつされたんですか……!? ねぇねぇ……!?」

ヤムチャ「いや~、その……試合見てる時……ちゅっとね……?」

プーアル「やったじゃないですかっ!? ヤムチャ様、大金星っ!」

ヤムチャ「俺も、大金星って言いたい所だけどさぁ……!? おい、今日の飲み会でさくらちゃんの話がチラッと出たけど……どういう事だよ、おいっ……!」

プーアル「結婚相手は医者か弁護士か……ってヤツですか……? それはダンさんが勝手に言ってるだけじゃないですか……」

ヤムチャ「そこじゃねぇよっ! 何か、ユンさんといい感じになってる……みたいな事言ってじゃねぇかよっ!?」

プーアル「あ~っと……言ってました……?」

35: 名無しさん 2016/05/04(水) 23:08:42 ID:zqWALFHk
ヤムチャ「そういやそうだよ……そもそも、俺はさくらちゃんに彼氏がいるか……とか、聞いてなかったしよ……!」

プーアル「……でも、ちゅうはされたんですよね?」

ヤムチャ「されたよ……されたけどさぁ……でも、ユンさんともって事は……なぁ、俺また遊ばれてんのか……!? また遊ばれてんのかっ……!?」

プーアル「……さくらさんは、そういう方ではないとは思いますけどねぇ? だって、鞄ねだられました? ネックレスとかねだられました?」

ヤムチャ「そういうのは、ないけど……でも、ユンさんとさぁ……?」

プーアル「そもそも、ちゅうをされたと言うのは本当なんですか……? 何かこ~う、自分に都合のいい夢でも……」

ヤムチャ「……おい、プーアル怒るぞ?」

プーアル「あっ、ごめんなさい……」

36: 名無しさん 2016/05/04(水) 23:12:28 ID:zqWALFHk
ヤムチャ「……ユンさんと付き合ってる? おいおい、待てよ待てよ、おいおい」

プーアル「そんな事はないとは思いますけどね……当人に直接聞いてみたらどうですか……?」

ヤムチャ「そこで『付き合ってます』なんて、言われたらどうするよ……? 俺、もうあの団体にはいらねぇぞ、きっとっ!」

プーアル「……でも、気にはなるんでしょ?」

ヤムチャ「そりゃ、気にはなるよ……」

プーアル「……結婚したいんでしょ?」

ヤムチャ「……そりゃ」

プーアル「これは僕の勘ですけどねぇ……ヤムチャ様はバカだから何か、勘違いをしてると思うんですよ。バカだから……バカだから……」

ヤムチャ「プーアル……そんなバカバカ連呼する事はないだろうがっ! バカって言う方がバカなんだぞっ!?」

プーアル「だって、さくらさんがユンさんといい感じになってる……なぁ~んて話出てましたっけ……? 僕、そんな記憶ないですよっ!」

ヤムチャ「言ってたってっ! 言ってたってっ! ダンさんがっ!」

プーアル「直接さくらさんに、聞きましょうっ! ねっ!? 明日っ! 『付き合ってません』って答えが返ってきますからっ!」

ヤムチャ「う~ん……わかったよ、それじゃあ……聞いてみるっ……! 『付き合ってない』って言ってくれればいいんだけどね……」

37: 名無しさん 2016/05/04(水) 23:14:11 ID:zqWALFHk
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で女子選手がメインだぞ!」


ーー完

引用元: ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で女子選手がメインだぞ!!!」