トレーナー室にて



ブラトレ「ブライアンさっきはー」



ナリタブライアン「今から私はお前達に対しての不満を暴露する!!ウララ!キングを電話で呼び出せ!」



ハルウララ「う、うん……」



ナリタブライアン「今回のことはお前たちが思っている以上に私は頭にきている!それをわからせてやる!」



ブラトレ「ブライアンの気持ちを考えていない発言だった、すまない…」



ナリタブライアン「謝る前にお前達も私に対する不満を言え!」



ハルウララ「でもそんなことしたら喧嘩にならない…?」



ナリタブライアン「喧嘩になってチームが崩壊するなら私たちはそれまでだったんだ。そうなったら私は姉貴のとこに行かせて貰う!」



ブラトレ「わかった。ウララ、すまないがキングに電話をかけてくれ」



ハルウララ「本当にいいんだねトレーナーさん。キングちゃんを呼ぶからね」

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 16:24:28.83 ID:H8srecP/0
数分後



キングヘイロー『不満というのは個人に対してだけではなく、チームに対してでも良いの?』



ナリタブライアン「当たり前だ!」



キングヘイロー『なら私も参加する意味がありますわ。一流ならどんな意見も無視しません』



ブラトレ「先に決めておくか、特定の個人が集中砲火をくらってもそれは仕方ないことだと諦める」



ブラトレ「責めすぎることは禁止だ。あくまで不満を言うということだからな」



ハルウララ「悪口なんかも止めとこうよ、嫌な気分になっちゃうから」



キングヘイロー『責められた人の反論はちゃんと聞く。決めつけは良くありませんからね』



下2 誰かの不満を

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 16:31:50.94 ID:Co+Y0Jdr0
キングがウララに『ウララさんは少しマヤノトレさんに拘り過ぎな気がします、前の世界での恨みがあるのは分かるのですが…この世界での彼は女癖が悪いくらいで悪人ではないと思うんですよ現にリトルココンさんの救出の提案をしたのだって、ベテラントレーナーを学園から追い出したのも彼な分けですし……』

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 16:40:03.89 ID:H8srecP/0
キングヘイロー『では私からいかせてもらいます。電話をかけてくれたウララさんに対してです』



キングヘイロー『ウララさんは少しマヤノトレさんに拘り過ぎな気がします。前の世界での恨みがあるのは分かるのですが…』



キングヘイロー『この世界でのマヤノトレさんは女癖が悪いくらいで悪人ではないと思うんです。現にリトルココンさんの救出の提案をしたのだってそうです』



キングヘイロー『ベテラントレーナーを学園から追い出した決定打もマヤノトレさんですし……』



ハルウララ「うるさい」



キングヘイロー『ウララさん…』



ブラトレ「マヤノトレのことになるとキングが相手でもダメか」



ハルウララ「わかってるよ前の世界とここは違うって!でも……あの恨みは忘れられない!」



ハルウララ「アイツが良い思いをしてたら凄く嫌な気分になるよ……」

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 16:44:35.51 ID:H8srecP/0
ブラトレ「忘れろとも言わないし彼を許せとも言わない。しかしこの世界でマヤノトレは悪人じゃないんだ」



ブラトレ「裁かれることは無いし、彼には罪の意識が無いんだ。悪びれる様子がなくても仕方ない」



キングヘイロー『自分では気が付いていないかもしれませんけど、トレーニング中ウララさんは必ずと言っていいほどマヤノトレさんを見ていました』



キングヘイロー『これを機に拘ることを自重してもらえたら良いと思います』



ブラトレ「いきなりは無理でもそのことを心に置いておくのはどうだ?」



ハルウララ「……やれるだけやってみる」



下3 誰かの不満を

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 17:20:50.25 ID:Co+Y0Jdr0
ブラトレがブライアンにうまぴょいした後に無理矢理料理作らせたりしないで欲しい……こっちは死にそうだから出来れば労って欲しい

13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 17:46:25.75 ID:JTPdtes0O
ブラトレ「次は俺からブライアンにあるんだがいいか?」



ナリタブライアン「好きにしろ」



ブラトレ「うまぴょいした後に無理矢理料理を作らせたりしないで欲しいんだ」



キングヘイロー『微笑ましいカップルの光景ではないの?』



ブラトレ「こっちは死にそうだから出来れば労って欲しい…」



キングヘイロー『そこまで激しいんですのね……』



ブラトレ「俺が頑張っているからだ…搾取はしない代わりに俺が精一杯頑張っている」



ナリタブライアン「あれで死にそうだと?笑わせるな」

14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 17:50:24.39 ID:JTPdtes0O
ナリタブライアン「マヤノトレの話しをシンボリルドルフから聞いた。アレ並みとは言わないがもっと努力をしろ」



キングヘイロー『そんなに凄いの……?』



ナリタブライアン「浮気する女の気持ちがわかった。お前は男としてもマヤノトレに劣っている」



ブラトレ「俺は下手なのか?」



ナリタブライアン「下の方なのは間違いない。モノも平凡で到底私が満足することは無いだろう」



ナリタブライアン「うまぴょいはストレス発散も兼ねる、だから私が搾取していたんだ」



ナリタブライアン「私の隣に居たいなら男を磨け。私に捨てられたくなかったらな」



ブラトレ「……わかった」



下3 誰かの不満を

17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 18:42:59.84 ID:YCxB+0YN0
>>16+その流れでブライアン→ブラトレ 
先も言ったがスズカには勝てないとは言って欲しくなかった
今は無理でも速さの向こう側を極めて脚を完成させれば勝てると言って欲しかった私のトレーナーに試してもない事を無理だと言って欲しくなかった
信じてたのに裏切られた。ウララなら分かるだろ?


18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 19:07:24.50 ID:f/vOs5820
ハルウララ「ねえブライアンちゃんトレーナーさんへの当り強くないかな?一方的なのはいつか壊れちゃうよ」



キングヘイロー『……それは私に向けてでもありますわね』



ナリタブライアン「私は壊れても構わないと思っている」



ブラトレ「な……」



ナリタブライアン「何度も言うが私に干渉してきたのはお前だ。私は一人でも生きていける、お前がいなくとも関係ない」



ナリタブライアン「居るに越したことは無いが絶対に必要かと言われれば返事に困るな」



ハルウララ「トレーナーさんはこれだけブライアンちゃんに尽くしてるのに…」



ナリタブライアン「尽くせと言った覚えは無い」



ブラトレ「……言ったぞ」



ナリタブライアン「ならこれからは尽くさなくてもいい。嫌なら他の女の所に行け」

19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 19:12:25.00 ID:f/vOs5820
ナリタブライアン「トレーナーにはまだある。さっきも言ったがスズカには勝てないとは言って欲しくなかった」



ナリタブライアン「今は無理でも速さの向こう側を極め、脚を完成させれば勝てると言って欲しかった。試してもない事を無理だと言って欲しくなかった」



ナリタブライアン「お前を信じてたのに私は裏切られたんだ」



ハルウララ「私……ちょっとわかる」



ナリタブライアン「トレーナーの契約を破棄したければしてもいい。私が邪魔ならお前の家に置いてある私の私物は片付ける」



ナリタブライアン「私にはお前だけじゃない、姉貴がいる。絶対にお前の世話になる必要が無いんだ」



ナリタブライアン「私に文句があるなら遠慮なく立ち去れ。不満は聞いてやるが文句は聞く筋合いが無い」



ナリタブライアン「私は一人で生きていける。お前がいなければ私は生きていけないことなんて絶対に無いんだ」



下3 このあとどうなったか

20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 19:20:09.40 ID:wOczodj7o
すまなかったと謝るブラトレ
たった一度や二度の勝利でそこが最高の到達点と決めつけていた
だがその先の速さの向こう側があると言うのなら、その更に先を越えていくと

21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 19:28:44.28 ID:f64h6mpeo
>>20
その上で、俺も覚悟を決めた
スズカに勝つ、その為にブライアンを壊れるぎりぎりまでトレーニングを酌む
文句は聞かないと言ったか?こちらだって弱音は聞かない。ぴょいすら考えられなくしてやる
……付いてきてくれるか?

22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 19:31:07.60 ID:OOFcSZS50
>>21
+ブライアンを抱き締めながら

23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 19:50:31.67 ID:f/vOs5820
ブラトレ「すまなかったブライアン」



ブラトレ「たった一度や二度の勝利でそこが最高の到達点と決めつけていた」



ナリタブライアン「ふん…」



ブラトレ「その先の速さの向こう側があると言うのなら、その更に先を越えていく。ブライアンならそれができるんだ」



ブラトレ「俺も覚悟を決めた。スズカに勝つ、その為にブライアンを壊れるギリギリまでトレーニングを積む」



ブラトレ「文句は聞かないと言ったな?こちらだって弱音は聞かない、うまぴょいのことなんか考えられなくしてやる」



ブラトレ「……ついてきてくれるかブライアン?」



ナリタブライアン「嫌だと言うはずが無いだろう」



ブラトレ「あらためてこれから宜しくな…ブライアン」

24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 19:58:14.48 ID:f/vOs5820
キングヘイロー『なんとか纏まりはしたけどブライアンさんは結構凄いことを言ってたわね』



ハルウララ「男を磨けって……浮気ぴょい公認ってことだよね?」



ナリタブライアン「なにをコソコソ話している」



ハルウララ「う、ううんなんでも無い」



ナリタブライアン「なんでも無いのなら併走だ。お前がG1三連勝なのも腹が立っている」



ハルウララ「タイムで勝てなくてもレースでは勝てるもん!」



ナリタブライアン「勝つのは私だ」



ブラトレ「成績で負けているのはブライアンだぞ、本気でやらなければ勝てる相手じゃない」



ブラトレ「ウララも本気で走れ、ブライアンに勝って速さを証明だ」



下3 このあとどうなったか

27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 20:16:43.42 ID:YCxB+0YN0
ブライアン、ウララが併走中。スズカ達がレースに出すようにシリウスに交渉中のマヤトレ
『ナリタブライアン、オグリキャップ、スペシャルウィーク、オペラオー……競バからDをスズカと一緒に出バさせて欲しいトレーニングやレースを見る限り彼女らならスズカに勝てる見込みがある』
『もし、それでもスズカの圧勝なら観客も萎えさせない圧倒的走りを見せてやる』

28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 20:28:38.03 ID:f/vOs5820
生徒会室にて



シリウスシンボリ「なにを言われようがサイレンススズカはトーナメントには出せねえ」



マヤノトレ『ナリタブライアン、オグリキャップ、スペシャルウィーク、テイエムオペラオー……』



マヤノトレ『競バから衝撃……この五人とスズカを一緒にトーナメントに出してくれ…』



シリウスシンボリ「無理だ」



マヤノトレ『彼女たちなら……スズカに勝てる見込みがある…』



マヤノトレ『 もしスズカの圧勝でも…観客も萎えさせない…圧倒的走りを見せてやる…』



シリウスシンボリ「大した自信だが観客はそう甘くないんだよ。あんなバカな奴らの考えることは単純でクズだ」

29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 20:34:08.29 ID:f/vOs5820
マヤノトレ『衝撃の秘密はわかっている…あの走り方ができれば…観客は飽きない…』



シリウスシンボリ「サイレンススズカが衝撃の走りでレースをするってのか?」



マヤノトレ『やろうと思えば…いつでもできる…』



シリウスシンボリ「レースにも勝って観客も飽きさせない自信があるってのかよ」



マヤノトレ『スズカを出せ…俺が言えることはそれだけだ…』



下3 このあとどうなったか

32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 20:46:11.88 ID:bCaGFdgW0
マヤノトレ、スズカにお願いしてリモート画面越しでシリウスシンボリに観客を飽きさせない『衝撃の走り』を見せる。シリウス文字通り衝撃を受ける事に

34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 20:55:33.23 ID:f/vOs5820
スズカ疾走後



サイレンススズカ『これで良かったの?』



マヤノトレ『十分見れただろう…』



シリウスシンボリ「衝撃の走りそのまま……どうやったんだ?」



マヤノトレ『脚を完成させる最中に会得した…スズカのトレーニングの一部だったんだ…』



サイレンススズカ『この走り方は逃げに合ってる。差しや追い込みには向かない』



マヤノトレ『これでスズカが圧勝しても…観客は飽きない…」



シリウスシンボリ(画面越しでこの衝撃だ、実際に見た奴らはどうなるっていうんだよ)



マヤノトレ『これでスズカたちを…参加させない理由は無くなったな…』

35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 20:59:03.74 ID:f/vOs5820
マヤノトレ『スズカを走らせることは…競バへの対策にもなる…』



マヤノトレ『編入生や特待生の詳細を教えてくれ…』



シリウスシンボリ「なにをしやがる?」



マヤノトレ『衝撃を…トレセン学園に入れる…』



シリウスシンボリ「正気か…?奴が入るとは思わねぇぞ」



マヤノトレ『俺がトレーナーをすると言えば食いつく…衝撃はトレーナーを求めている…』



マヤノトレ『この謹慎中さまざまなことを考えた…トレセン学園の為になることもな…』




下3 このあとどうなったか

36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 21:05:40.58 ID:wOczodj7o
トレセン学園が外部からの編入試験を兼ねる公開トライアルをするという事で各所で話題になる
じっとパンフレットを見ているDと、いよいよ余裕がなくなってきたのかもねーと話をしているOとK

38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 21:11:01.76 ID:9hXSXhm1o
>>36
人間なんてどっかのアホみたいに手加減しなけりゃ投げ飛ばして殺せる弱きものなのにね~とO

40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 21:21:34.08 ID:f/vOs5820
競バ場にて



モブD「……」



モブK「衝撃はなにを読んでるんだ?」



モブO「トレセンの資料だよ~」



モブK「編入試験を兼ねた公開トライアルか。コイツなら間違いなく受かるだろうな」



モブO「私は競バでいいと思うんだけどな~」



モブK「衝撃もそうだったはずだ。でもコイツは自分が速く走ることに興味があるんだよ」



モブK「自分を伸ばせるトレーナーがいるならトレセン学園でも行くだろ」

41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 21:26:59.52 ID:f/vOs5820
モブD「それだけじゃありませんよ」



モブK「なんだ聞いてやがったか」



モブD「シンボリルドルフをこの手でやれるチャンスでもありますから」



モブO「殺しちゃお~!」



モブD「命を奪うのはいつでもできます。社会的に完全に殺すんです」



モブK「不正のことはもうネットで出回ってるぞ」



モブD「元会長が襲われている写真がばら撒かれたらアイツは終わりです」



モブK「おいおい面白そうだな」



モブO「手伝うよ~」



モブD「三人でリンチした後、服を燃やして写真を撮ってやる。どんな道を歩もうがシンボリルドルフは二度と社会に出られない!」



モブK「やっぱりお前最高だわ、なんでも手伝うから遠慮なく言えよ」



下3 このあとどうなったか

44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 21:43:37.21 ID:OOFcSZS50
面白ぇお前気に入ったぜ…とマヤノトレの対策や学園の為になる行動を受け入れスズカの出場を認めるシリウス。Dがルドルフに恨みを持っているから仕返し的な事をしてくるのも見通しているので策を練る事に。
しかもマヤノトレがマヤノ達にやらせてる基礎トレーニングのメニュー先程名前を上げた4人にコピーした物を渡すようにシリウスに頼む
これをやるかどうかは本人達に任せるとして少なくともフェアな勝負になる。


マヤノトレ本気で競バを潰す目をしている

45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 21:51:57.83 ID:f/vOs5820
トレセン学園にて



ナリタブライアン「スズカのトーナメント参加を認めたのか」



シリウスシンボリ「マヤノトレか…アイツは面白ぇ、気に入ったぜ。衝撃の参加も認めてやるよ」



シリウスシンボリ「衝撃が学園に来るってことは不正会長に復讐でもするだろ。警備はお前に任せるぞ」



シリウスシンボリ「それとアイツからこんなモノを預かってる」ピラッ



ナリタブライアン「トレーニングのメニュー?」



シリウスシンボリ「マヤノトレ直伝のトレーニングだとよ。お前ら舐められまくってるぜ」



ナリタブライアン「……」



シリウスシンボリ「アイツが名前を挙げたウマ娘にこれを配れだとよ。やるかどうかは別としてこれでフェアな勝負にはなるな」



ナリタブライアン「奴は本気で競バを潰すつもりか」



シリウスシンボリ「これがアイツの答えだな」

46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 21:59:35.35 ID:f/vOs5820
シリウスシンボリ「頭を使うんじゃなく力でねじ伏せる。競バの連中を圧倒しろってことだな」



ナリタブライアン「その為には自分の技術を提供することに躊躇らわないのか」



シリウスシンボリ「普通なら受けとらないだろうが、そう言われたら…」



ナリタブライアン「……」パシッ



シリウスシンボリ「そうだよな持っていくしかないよな」



ナリタブライアン「トレーナーも理由を話せば理解する。競バを潰せるならなんてことはない」



下3 このあとどうなったか

49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 22:20:15.69 ID:bCaGFdgW0
マヤトレのトレーニングメニューを見たブラトレ。これはスズカ、タキオン、マヤノの脚が完成して強くなる筈だと、更にスズカと走る人選されたメンバーも的確だこれをやったらスズカと互角に戦えると素直に感心する、ウララは「舐められてない?」と指摘するも「俺達を信頼して渡したんだろう、彼は本気で競馬と戦うつもりだ…」このメニューを自分流にブライアンに適した物に仕上げると張り切るブラトレ



50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 22:27:32.76 ID:f/vOs5820
トレーニング場にて



ブラトレ「これは凄い……サイレンススズカ、アグネスタキオンの脚が完成して強くなる筈だ」



ブラトレ「マヤノトレが挙げていたウマ娘もこれでスズカと互角に戦える」



ハルウララ「……チッ」



ナリタブライアン「おい」



ハルウララ「アイツに舐められてないのこれ?」



ブラトレ「俺達を信頼して渡したんだ、彼は本気で競バと戦うつもりだ」



ブラトレ「ギャンブルがどう、ウイニングライブがどうこうじゃない。競バに対して速さで勝とうというんだ」



ブラトレ「舐めているのなら他の手段を使ってくるし、そもそもマヤノトレはそんなことをしない」



ハルウララ「アイツのこと信頼し過ぎだよ……」ボソッ

51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 22:30:35.63 ID:f/vOs5820
ナリタブライアン「ならお前はこのトレーニングをしなくていい」



ハルウララ「うんそうする。アイツのトレーニングなんか絶対にやりたくない!!」



ブラトレ「それはそうだマヤノトレのトレーニングはブライアンにもやらせないぞ」



ハルウララ「…どういうこと?」



ブラトレ「これを基本にして俺が仕上げる。ブライアンとウララに適したものに上書きする」



ブラトレ「これなら彼のトレーニングとは言わないだろう?俺はあくまで参考にするだけだ」



ハルウララ「それならまだ……許せるよ」



ブラトレ「トーナメントまでにモノにしてみせる。必ずブライアンを強くしてやる」



下3 このあとどうなったか

54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 23:07:04.32 ID:Ck+9f+Hw0
あまり納得行ってないウララにブライアン『あの男が競馬を潰そうとしてるのはお前に対しての罪滅ぼしかも知れない。』『前の世界でマヤトレはお前を金を稼ぐ道具として使っていたんだろ。だからこの世界ではウマ娘を金儲けの道具にしている競バを自らで潰そうとしてるんじゃないか…お前もホントは心のどこかじゃ…』
と聞かされ頭グチャグチャになったウララ思わず飛び出す

55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 23:14:45.61 ID:f/vOs5820
ナリタブライアン「あの男が競バを潰そうとしてるのはお前に対しての罪滅ぼしかも知れない」



ハルウララ「は……?」



ナリタブライアン「前の世界でマヤノトレはお前を金を稼ぐ道具として使っていたんだろ?だからこの世界ではウマ娘を金儲けの道具にしている競バを潰そうとしてるんじゃないのか」



ナリタブライアン「お前もホントは心のどこかじゃー」



ハルウララ「やめてやめて!そんなこと聞きたくない!!」ダダダッ



ブラトレ「ウララ……」



ナリタブライアン「逃げるということが答えだ。認めたくなくても結果は変わらない」

56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 23:19:59.86 ID:f/vOs5820




ハルウララ「嫌だ嫌だ嫌だ!認めたくない!あんな酷いことをしたアイツのこと……!」



ハルウララ「この世界だからそんなこと思っちゃうの?!前の世界なら…」



「手伝ってあげようか?」



ハルウララ「……前から私の中に居たよね」



「きひひひひひ」



ハルウララ「私が貴女の思い通りに動かないから動かそうとしてるんでしょ」



「きひひひひひ」



ハルウララ「貴女ならこの気持ちを消せるの」



「あたしは神だ」



「お前が願えば物語は動く」



下2 このあとどうなったか

58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 23:27:59.87 ID:OOFcSZS50
シラオキ様憑依フクキタル現れ、耳を貸しては行けませんハルウララ……耳を貸しては神を越える存在の怒りを買います、悪魔の思う壺です

59: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 23:32:55.29 ID:f/vOs5820
「耳を貸してはなりません」



「誰だ!!」



シラオキ「耳を貸しては神を越える存在の怒りを買います。そうなれば悪魔の思う壺です」



「黙れこのクソが!」



ハルウララ「貴女はフクキタルちゃんじゃない……誰?」



シラオキ「私はシラオキ。この世界の見守っている存在です」



シラオキ「身体はフクキタルのものを借りています。本人に許可を得ていないのは許して下さいね」



ハルウララ「本物の神様…?」



シラオキ「そんな大袈裟なものではありません。この世界の秩序が乱されないよう守っているだけです」

60: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 23:37:49.84 ID:f/vOs5820
シラオキ「気が付いていないかもしれませんが悪魔はずっと貴女の中に居ました」



ハルウララ「ずっと……?」



シラオキ「貴女を狂わせるのが悪夢の目的ー」



「いい加減にしろ」



ハルウララ「あたしは神さまだ!!」



シラオキ「貴女はこの世界に必要ありません」



ハルウララ「よく言う!あたしが居なかったらこの世界は表に出ることはなかった!」



シラオキ「私は表に出ることを望んでいませんでした」



ハルウララ「だからあたしが引きずり出してやったんだよ!」



シラオキ「消えなさい。その身体は貴女のものじゃない」



下2 このあとどうなったか

62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 23:46:44.36 ID:Ck+9f+Hw0
シラオキ「貴女は神でも悪魔でもないウマ娘プリティーダービーの『悪質ユーザー』です」
シラオキの力で自称神ウララの身体に追い出され消えてなくなる(死んだとは言ってない)

63: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/27(月) 23:58:47.74 ID:f/vOs5820
シラオキ「貴女は神でも悪魔でもない。本来の世界での『××××××』です」



シラオキ「消えなさい邪なる者よ」



ハルウララ「……」



シラオキ「気配は消えた…けど存在が無くなったわけではない」



シラオキ「こんなことをしていてもイタチごっこを繰り返すだけ、元を断たなければ意味がありません」



ハルウララ「あ、う……」



シラオキ「彼女にはまだ知らせない方が良いでしょう。それでは後は頼みましたよ」



マチカネフクキタル「……はっ!!また意識が飛んでいました!」



マチカネフクキタル「おわぁ?!ハルウララさんが倒れているじゃないですか!そうか!彼女を助けろということなんですねシラオキ様!」



マチカネフクキタル「このマチカネフクキタルが確実にお助けします!」

64: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 00:07:52.49 ID:1tUNgAuY0
保健室にて



ハルウララ「トレーナーさん、なんだか心が軽くなった気がするの」



ブラトレ「それは良かったじゃないか」



ハルウララ「意味もなくイライラしたりすることも無いし、頭がスッキリした感じ!」



ブラトレ「体調は悪くなくとも今日はゆっくり休むんだ。明日からまた頑張ればいいからな」



ハルウララ「よーし明日から頑張るぞ!」



ブラトレ(確かに違う…いつものウララは目の奥が笑っていなかったが今はちゃんと笑っているように見える)



ブラトレ(心境の変化で片付くことでは無いだろうがあえて触れる必要も無い)



ブラトレ(ウララが元気ならそれでいい。こちらから無理矢理どうこうするものじゃないんだ)

65: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 00:13:31.37 ID:1tUNgAuY0
「畜生、アイツを選んだのが間違いだった」



「並のキャラクターならとっくに狂ってるはずなのに」



「あれだけ感情を傾けても誰も殺せなかった」



「   ヤーを殺したアイツは狂う素質があるはずなのに」



「そもそも『ガイドライン』が邪魔。××の世界ではなにをしても自由だった」



「あたしは諦めない」



「もう目覚まし時計なんかどうでもいい。あたしをバカにした奴らに天罰をくらわせてやる」

66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 00:18:03.18 ID:1tUNgAuY0
学園内にて



ダイワスカーレット「……」ドクンッ



ウオッカ「ーーおい、聞いてんのかよ」



ダイワスカーレット「アンタ今押した?なんか変な感触があったんだけど」



ウオッカ「指一本触れてねぇよ」



ダイワスカーレット「おかしいわね…確かにきひひひひひひひ」



ダイワスカーレット「おかしいわね…確かに変な感覚があったのよ。何かが間に入ってくるような感覚があったの」



ウオッカ「トーナメントに向けて走り込み過ぎておかしくなったか?」



ダイワスカーレット「なによそれアタシは本気なのよ!」



ダイワスカーレット「マヤノトレが来るから……」



ダイワスカーレット(殺さないと)



ダイワスカーレット「……頑張ることのなにが悪いのよ」



ウオッカ「そうだな頑張って早く追いついてこいよ~」



ダイワスカーレット「……きひ」

73: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 16:14:04.66 ID:iGmEy5VA0
病院にて、電話中



キングヘイロー「マヤノトレさんのを元にしたトレーニングは厳しいのね」



ハルウララ『毎日ふらふら~って感じだよ!』



キングヘイロー「今までが甘いとはいいませんがどこか余力が残ることが多かったのは事実ね」



ハルウララ『トレーナーさんはそれを反省してそれはもう激しいトレーニングが続いてるの』



キングヘイロー「ウララさんは大丈夫?ついていけてる?」



ハルウララ『なんとか……頑張ってるよ!』

74: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 16:16:39.52 ID:iGmEy5VA0
ハルウララ『キングちゃんはまだまだ退院できないよね?』



キングヘイロー「車椅子でも動くと痛みが出るから、すぐには難しいわね」



ハルウララ『久しぶりに会いたいな…けどトレーニングがあるから電話で我慢する!』



キングヘイロー「私が心配なのはウララさんが一人で起きられるかどうかなんだけど、それはどうなの?」



ハルウララ『えへへ……ノーコメントで!』



キングヘイロー「ブライアンさんやトレーナーさんに迷惑はかけてはいけませんわよ」



ハルウララ『はぁーい…』



下3 このあとどうなったか

77: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 16:30:19.40 ID:Tn1OpG8/0
ゴルシトレサイド
オグリ、ゴルシトレにマヤノトレにトレーニングメニューをくれた事や、スズカとのレースメンバーに選んで貰った事、タマをあんな目に合わせた競バを潰そうとしている事などについて礼を言えないか頼んでいた

78: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 16:47:48.73 ID:iGmEy5VA0
トレーナー室にて



オグリキャップ「今回の件で私は感謝しかないんだ」



オグリキャップ「トレーニングメニューをくれたりサイレンススズカとのレースメンバーに選んで貰った」



オグリキャップ「マヤノトレはタマをあんな目に合わせた競バを潰そうとしている。一度お礼を言いたい」



ゴルシトレ「え~んんーー~」



オグリキャップ「いけないのか?」



ゴルシトレ「場所知らねぇ…」



オグリキャップ「誰かに聞けばいいんじゃないのか?」



ゴルシトレ「アイツと関わると変なことに巻き込まれるから近付きたくねぇんだよ」



オグリキャップ「トレーナーが変だから気にしなくて良い」



ゴルシトレ「アイツはそういうベクトルじゃない方向で変なんだよ~」

79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 16:50:19.73 ID:iGmEy5VA0
オグリキャップ「なら私が一人で行く。これなら問題無いな?」



ゴルシトレ「無ぇけどもだ、十分気を付けろよ」



オグリキャップ「心配されるような年齢じゃないから大丈夫だ」



ゴルシトレ「そうじゃないんだけどよぉ~」



オグリキャップ「よくわからないがとにかく行ってくる」



ゴルシトレ「大丈夫か……?大丈夫じゃない気がするぞ…」



下3 このあとどうなったか

80: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 17:05:29.83 ID:an//GAwuO
マヤトレたちがしていたバーベキューの臭いで遥か遠くからオグリはマヤトレに辿り着く
涎を垂らしながら礼を言うオグリを一緒に食うよう言うとマヤトレ達全員分より多めに買っていた食材全て平らげてしまった

82: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 17:19:54.94 ID:E63/HLN90
>>80+
まぁ、そうなるだろうとは予想はしていた会長とタキオン。
オグリがなんで自分を選んでくれたのか聞くと
マヤノトレは『君はオグリキャップだろ?』と一言だけ。その一言に満足するオグリ

83: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 17:40:16.41 ID:InspIVwcO
道中



オグリキャップ「こっちだ……こっちから良い匂いがする…」



オグリキャップ「マヤノトレの居場所は誰も知らなかった…諦めようとしたが…この匂いに抗えない…」



オグリキャップ「肉……野菜……美味そうだ…」



オグリキャップ「美味しそう……美味しいそう……」



オグリキャップ「美味しい……凄くジューシーだ……」



オグリキャップ「こっちから……匂いがする……」

84: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 17:42:58.25 ID:InspIVwcO
田舎にて



アグネスタキオン「君は野良犬か何かなのかい?」



オグリキャップ「美味しいぞ!」



マヤノトップガン「匂いを辿ってきたって信じられないけど…」



サイレンススズカ「この様子だと疑う様子は無さそうね」



オグリキャップ「美味い!焼きたてが一番だ!」



シンボリルドルフ「食料は持ちそうかい?」



マヤノトレ「いや……無くなるな…」



シンボリルドルフ「彼女一人で我々の食料を食い尽くすか。流石は怪物ということだな」

85: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 17:45:38.68 ID:InspIVwcO
食後



オグリキャップ「……すまなかった」



アグネスタキオン「食い尽くしたあとに言われてもねぇ」



オグリキャップ「お腹が減っていたんだ…」



マヤノトップガン「学園の食べ放題が無くなってもなんとかなるでしょ?」



オグリキャップ「ならない……最近はずっとお腹が空きっぱなしだった」



サイレンススズカ「異常とまで言えそうなくらいの食欲ね」



シンボリルドルフ「終わったことは仕方ない。君がなにをしに来たのかあらためて聞かせてもらおう」

86: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 17:48:56.87 ID:InspIVwcO
オグリキャップ「マヤノトレが挙げた五人に入っていたこと、タマを傷付けた競バを潰そうとしていることが嬉しかった」



オグリキャップ「そのお礼を言いに来たんだが一つだけ聞きたいことがある」



マヤノトレ「どんなことだ…?」



オグリキャップ「どうして私を選んでくれたんだ。最近の成績もそこまで良くなかったのに」 



マヤノトレ「単純な話しだ…君はオグリキャップだろう…?」



オグリキャップ「……」ブルッ



アグネスタキオン「おや…武者震いかい?」



オグリキャップ「その答えを聞けて満足だ。ありがとうマヤノトレ、この恩は結果を出して返す」



下3 このあとどうなったか

88: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 18:15:07.55 ID:tgYV6XQAo
その後何事もなく戻ってくるオグリキャップ
ゴルトレ「てっきりお嫁にいけない身体にされたのかと」
オグリ「それはむしろお前のマッサージだ」

89: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 18:16:33.01 ID:z4F6Kw8jo
>>88
寧ろ紳士だったぞ、とても言われている様な 行トレーナーには見えなかった

90: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 19:19:50.12 ID:1tUNgAuY0
トレーナー室にて



オグリキャップ「バーベキューは美味かった」



ライスシャワー「それが感想なんだね…」



ゴルシトレ「無事に帰ってきて良かったぜ、てっきりお嫁にいけない身体にされたのかと思った」



オグリキャップ「それはむしろトレーナーのマッサージだ。マックイーンがされている所を見たが…」



メジロマックイーン「覗き見ですの?!」



オグリキャップ「見えたものは仕方ないだろう。それにあんなに  でいれば気付く」



ゴールドシップ「マックイーンは神経が敏感だからな~声が大きくなるのは仕方ないって!」



ライスシャワー「ライスでも気持ちいい声出しちゃうから…」



ゴルシトレ「下半身は  い神経も多いから仕方ないんだよ。狙ってるわけじゃねぇ」

91: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 19:22:03.29 ID:1tUNgAuY0
オグリキャップ「マヤノトレは紳士だった、とても言われている様な 行トレーナーには見えなかった」



ゴルシトレ「いーやオグリがタイプじゃなかっただけだろ」



メジロマックイーン「それは一理ありますわね」



ゴールドシップ「ウチだと間違いなく米がアウトだな」



ライスシャワー「ひぃ…」



ゴルシトレ「パクパクはともかくカツ丼はアイツから守る!安心してろよ!」



ライスシャワー「う、うん……」



下3 このあとどうなったか

94: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 19:46:33.48 ID:ATu+jPhW0
オグリは口には出さなかったが何故、タマを傷付けた競バを何とかしようとしてくれたり、あの一言を言ってくれたマヤノトレはこんなにも周りの評判が悪いのか不思議だった。タイプじゃなかったという言葉によく分からないけどチクり。よく分からないかはとにかくトレーニングに行くことにしたオグリ


97: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 20:00:59.82 ID:InspIVwcO
オグリキャップ(マヤノトレは何故、タマを傷付けた競バを何とかしようとしてくれてるんだ)



オグリキャップ(私はオグリキャップだと、あの一言を言ってくれたマヤノトレはどうして評判が悪いんだ)



オグリキャップ(私はタイプじゃなかっただけなのか?もしそれが本当なら少し嫌だな…)



オグリキャップ(なんで嫌なのかはうまく言葉にできない。こういう時は身体を動かすしかない) 



オグリキャップ「トレーナー、今日のトレーニングのメニューを教えてくれ」



ゴルシトレ「たらふく食ってきたんならそのカロリーを消費させてやるよ!ダート行くぞダート!」

98: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 20:05:21.59 ID:WFG1eVKh0
病院にて



タマモクロス「ーーで、さっきまでオグリのトレーニング見とったからそんな土っぽいんやな」



ゴルシトレ「手は洗ったんだけどな」



タマモクロス「ウチらはそういうの敏感やからわかるねん。汚れてないのはわかってるからええよ」



ゴルシトレ「でよ、車椅子のコイツなに?」



キングヘイロー「タマモさんがゴルシトレさんのマッサージを受けていると聞いて、是非見学したいと思ったのよ」



ゴルシトレ「お前にマッサージするとは決めてないし」



キングヘイロー「復帰絶望と言われたタマモさんが希望を抱けるようになった。そんなマッサージなら興味を持って当然です」



ゴルシトレ「エセ関西弁はコイツに見せていいんだな?」



タマモクロス「…ええよ。遠慮なくやってや」



下3 このあとどうなったか

100: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 20:13:46.33 ID:tgYV6XQAo
よーく見ておけよエセお嬢様、お前達ウマ娘はお世辞にも本来高速で走るのに向いてない骨格と筋肉の付き方をしてるのにあんな速度で走るから、まずこういう所とかこういう所に無理がくるんだ
と意図せずタマモにかなり恥ずかしい体勢を取らせながらマッサージするゴルトレ

101: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 20:17:48.16 ID:7ziIJTbI0
>>100
それを見たヘイロー顔真っ赤。そこに運悪くイナリ、クリークを連れたオグトレが見舞いに、「なにしてんだ、この変 野郎!」とイナリゴルトレをボコボコにに

102: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 20:25:03.53 ID:1tUNgAuY0
施術中



ゴルシトレ「よーく見ておけよエセお嬢、ウマ娘はお世辞にも高速で走るのに向いてない骨格と筋肉の付き方をしてるんだよ」



ゴルシトレ「あんな速度で走るから、まずこういう所とかこういう所に無理がくるんだ」



タマモクロス「……」



キングヘイロー「なんて格好をさせてるの?!」



ゴルシトレ「前貼りはしてるからいいだろうがよ。で、エセ関西弁がここがダメになってんだよ」グイッ



タマモクロス「ぐぅっ!!」



キングヘイロー「痛がってますわよ!」



ゴルシトレ「痛くて当たり前なんだよ筋も切れてるし筋肉もボロボロだからな」



ゴルシトレ「今日やってんのは筋を繋げるヤツだ。本当に繋がるというより、その感覚を筋に覚えさせてんだ」



ゴルシトレ「こうやって周りの筋肉を動かして…」



タマモクロス「ぁん……」



キングヘイロー「お尻を  でるだけじゃないの!」



ゴルシトレ「うるせぇなエセお嬢、これで合ってんだよ」

103: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 20:29:47.36 ID:1tUNgAuY0
タマモクロス「ん、んぁ……ぁ…ぃ……」



ゴルシトレ「せっかく見せてやってんだからちゃんと見ろよ」



キングヘイロー「だってこんなの…!」



ガチャッ



オグリトレ「タマモクロスの様子を見に来たんだがー」



タマモクロス「ん、ん、ん……ぃ……ぁん…」



スーパークリーク「まぁ…!」



イナリワン「なにしてんだ、この変 野郎!」



ゴルシトレ「なにすんだよエセ江戸!」



イナリワン「大井は江戸だぁーーーー!」



下3 このあとどうなったか

106: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 20:42:57.79 ID:ATu+jPhW0
大井は江戸幕府が江戸って定めた範囲からギリギリ外れてるから江戸じゃねーぞ

というゴルトレの発言に怒り爆発のいなり寿司その後は>>105


107: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 20:48:15.39 ID:1tUNgAuY0
ゴルシトレ「大井は江戸幕府が江戸って定めた範囲からギリギリ外れてるから江戸じゃねーぞ」



イナリワン「ぬぁぁぁぁーーー!!」



ゴルシトレ「なに怒ってんだよいなり寿司」



イナリワン「コイツだけは絶対許さん!」



看護師「うるさい!病室では静かにしなさい!」



スーパークリーク「あ、すいません……」



オグリトレ「イナリ、あれがゴルシトレのマッサージなんだ」



キングヘイロー「そんなこと言われても   なことしてるようにしか見えませんわよ……」

108: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 20:52:31.62 ID:1tUNgAuY0
数分後



ゴルシトレ「よくも邪魔しやがったないなり寿司」



イナリワン「あんなの見せられたら誰だって誤解するだろ!」



オグリトレ「コイツのマッサージは問題無かったかタマ」



タマモクロス「脱がされるのは納得いかんけど腕は本物やわ。下半身も反応してないから許せるわ」



イナリワン「そうだお前がいるから聞いとくぞ、そっちのライスが最近トレーナーの周りうろちょろしてるけどなんだよ?」



ゴルトレ「あー……まあ気にするな!」



イナリワン「気になるから聞いてんだよ、知ってるなら教えやがれ!」

109: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 20:54:59.97 ID:1tUNgAuY0
ゴルシトレ「ってことだから言うぞ」



オグリトレ「待ってくれ…」



ゴルシトレ「待たねぇ。米はな、腐ってんだよ」



イナリワン「はぁ?」



スーパークリーク「まぁ……」



ゴルシトレ「俺となオグリトレは昔ー」



オグリトレ「タマは元気そうだな、よし帰るぞ」



スーパークリーク「まぁ…まぁ………!うふふふふふふ」



イナリワン「なんだよスッキリしねぇな」



下3 このあとどうなったか

112: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 21:21:48.21 ID:3Af5WVlJ0
その頃、バクトレはネイチャトレの元を訪れ作戦立案について教えてもらってる。お前変わったなと苦笑しつつ教えてくれるネイチャトレ

113: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 21:31:58.40 ID:1tUNgAuY0
トレーナー室にて



ネイチャトレ「僕が教えられることは少ないよ?人に教えられるほどのキャリアも無いし」



バクトレ「それでも知りたいんだもっと教えてくれないか?」



ネイチャトレ「なんというか変わったね。前までは作戦なんか二の次って言ってたのに」    



バクトレ「事情がかわったというか…まあ……あれだ!トレーナーとして成長したいんだよ!」



ネイチャトレ「思い出したように言われても……大体なにがあったか想像できちゃうからね」



バクトレ「なにも、無い」



ネイチャトレ「ならテント張ってるのはそれが君の普通なんだ?」



バクトレ「これはお前にはそう見えているだけで実際にはそうじゃない。シュレディンガーの猫ってヤツだよ」



ネイチャトレ「例えられる猫が可哀想で仕方ないね」

114: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 21:36:46.12 ID:1tUNgAuY0
バクトレ「作戦について教えてもらいたかったが他にも話しがある」



バクトレ「この地図を見てくれ、このアパートを知ってるか?」



ネイチャトレ「学園からは近い場所だけど知らないなぁ」



バクトレ「このアパートはウマ娘たちがよく外周で走るコース上にあるんだ」



ネイチャトレ「へぇそうなんだ」



バクトレ「頼みがある。俺と一緒にこのアパートを借りてくれないか?」



ネイチャトレ「え……?嫌に決まってるけど…?」



バクトレ「いま想像しているようなことじゃない!これはお互いにメリットがある話しなんだ」



バクトレ「そろそろ学園内でのうまぴょいが危なくなってきた。しかし毎回ホテルを借りていると金がかかり過ぎる」



バクトレ「そこでいっそのこと部屋を借りようと思う。この方が安上がりになりそうなんだ」

115: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 21:41:24.31 ID:1tUNgAuY0
ネイチャトレ「僕に言わなくても借りればいいじゃないか」



バクトレ「1円でも安い方がいい、お互いにシェアしてこのアパートを使わないか?」



ネイチャトレ「……ネイチャとはそんな関係じゃない」



バクトレ「これを機にモノにすればいいんだよ、お互いに両思いなのはわかってるんだろ?」



ネイチャトレ「ネイチャはまだ学生だよ」



バクトレ「学生じゃないとできないことがあるんだぞ?!」



バクトレ「制服姿で膝枕なんか卒業したら一生できない!それがわかっているのか?」



ネイチャトレ「膝枕……」



バクトレ「尻ぴょいなら罪悪感も少ないしお互いに気持ち良くなれる。ネイチャを取られる可能性がある今よりは良いと思わないか?」



バクトレ「良く考えてみることだ、きっと答えは見えてくる」



下3 このあとどうなったか

118: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 21:51:52.44 ID:k8vYIlaW0
ネイチャトレ実はコスプレフェチでネイチャがチアガールのコスプレしているのを想像して思わずテント張り、バクトレもバクシンとアマゾンがナースやバニーのような際どいコスプレしてるのを想像してテント張り


ネイチャトレ、バクシントレとアパートを借りるのを承諾する事に

119: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 22:02:45.60 ID:1tUNgAuY0
ナイスネイチャ[トレーナーさんこんなのどう?]



ナイスネイチャ[フレーフレー!元気出ろ、出せ!]



ナイスネイチャ[ん…元気出たみたいだね、すごく大っきくなってる]



ナイスネイチャ[胸にする?それとも……やっぱりコッチ?]



ナイスネイチャ[トレーナーさんならいいよ、うまぴょいしよ?]



ナイスネイチャ[チアガールのままでなんて…トレーナーさんも変 じゃん]



ナイスネイチャ[なんて…そんなトレーナーさんに興奮してるネイチャさんはもっと変 かな?]

120: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 22:12:09.19 ID:1tUNgAuY0
ネイチャトレ「…… 悪い話しじゃないのか」



バクトレ「バクシンオーに逆バニーを…アマゾンにド  いナース服を!」



バクトレ「外出許可や外泊許可は理由がなければ通りにくい。だからトレーニング中の時間を利用する!」



バクトレ「コスプレ衣装も保管しておけるし玩具だって置ける。悪くないというのがわかってくれたか?」



ネイチャトレ「よし……その話しを受け入れよう」



バクトレ「そう言ってくれると信じていたぞ」



ネイチャトレ「ただネイチャは通院中でいきなりうまぴょいというわけにはー」



バクトレ「コスプレ膝枕」



ネイチャトレ「うう…ふぅぅぅ……」



バクトレ「病院帰りに一度寄ってみればいいじゃないか。俺が使う時は事前に連絡は入れるからそっちも連絡はしてくれよ」



下3 このあとどうなったか

123: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 22:30:13.73 ID:ATu+jPhW0
ネイチャトレ、ネイチャのお見舞にネイチャさん「トレーナーさんなんか、   な事考えてない?」と見透かされる。


そしてバクトレはバクシンとヒシアマに「作戦も考えないで、  い事考えてたんだろ!」とお仕置き搾取される(本人は満更でもない)
アマゾンもすっかりバクトレを気に入っていた

124: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 22:40:38.31 ID:1tUNgAuY0
病院帰りにて



ナイスネイチャ「いやー毎回ついてきてもらって申し訳ないよねぇ」



ネイチャトレ「ネイチャの為だから…」



ナイスネイチャ「ん~…?」



ネイチャトレ「……」



ナイスネイチャ「トレーナーさぁん?   な事考えてない?」



ネイチャトレ「え」ビクッ



ナイスネイチャ「あたし達はわかっちゃうんだよね~フェロモンっていうの?頭の中ピンク色してるでしょ?」



ネイチャトレ「……」



ナイスネイチャ「男の人だからさ~そんな気分になるのはわかるけど、女の子の前では控えた方が良いかな」

125: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 22:45:22.77 ID:1tUNgAuY0
ネイチャトレ「…ごめんネイチャ」



ナイスネイチャ「わかってくれたらいいんですよ~」



ネイチャトレ「……」



ネイチャトレ「ネイチャのこと考えてたんだ」



ナイスネイチャ「あーはいはいあたしのこと……」



ナイスネイチャ「……トレーナーさん言ってる意味わかってる?」



ネイチャトレ「誤魔化しても無駄なら正直に言うしかないかなって」



ナイスネイチャ「いやそこまではわかんないし…」



ネイチャトレ「…ごめん」



ナイスネイチャ「いや…謝んなし……」



下2 このあとどうなったか

127: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 22:49:28.20 ID:k8vYIlaW0
暫くの沈黙の後、二人はうまぴょいホテルでうまぴょい正式に結ばれる

128: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 22:56:16.14 ID:1tUNgAuY0
ナイスネイチャ「……」



ネイチャトレ「……」



ナイスネイチャ「そっか…あたし達両思いだったもんね」



ナイスネイチャ「取り返しのつかないことしちゃう所だったからさ、記憶に蓋しちゃってたっていうか…」



ナイスネイチャ「あーこんなのが言いたいんじゃないのに。なんであたしはいっつもこうなのかな」



ネイチャトレ「ネイチャ…僕は君が欲しい」



ナイスネイチャ「……ばか」



ナイスネイチャ「普通こういうのは告白が先でしょ」



ネイチャトレ「気持ちは前の時に伝えたから……」



ナイスネイチャ「はぁ……まったく、仕方ないんだから。ネイチャんだから許してあげますよ~」



下2 コンマ 

奇数 うまぴょいホテル
偶数 例のアパート
ゾロ目 まさかの

130: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 23:04:38.89 ID:0uKzb5ZtO
これが結果だァ!

132: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 23:09:56.60 ID:1tUNgAuY0
某所にて



ナイスネイチャ「病院帰りにホテルって絶対おかしいよね?」



ネイチャトレ「ターボには連絡したから大丈夫…うん」



ナイスネイチャ「トレーナーさんってハジメテ?」



ネイチャトレ「いや……」



ナイスネイチャ「そっか、じゃあリードはお任せしますよ~っと」



ネイチャトレ「嫌だったら言ってね?ネイチャはー」



ナイスネイチャ「んむ」



ナイスネイチャ「ここまで来たんだからそういうのはナシ。こういう時くらい男らしくしてね?」

133: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 23:10:22.18 ID:1tUNgAuY0
うまぴょい



うまぴょい



うまぴょい

134: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 23:13:10.64 ID:1tUNgAuY0
うまぴょい後



ナイスネイチャ「他にも可愛い子がいるのにあたしで後悔しない?」



ネイチャトレ「ネイチャだから良かったんだよ」



ナイスネイチャ「嬉しい…ありがとねトレーナーさん!」



ナイスネイチャ「いや~でもうまぴょいって結構クセになるっていうか…うんうん、他の子がハマっちゃう理由がわかるよ」



ナイスネイチャ「でもホテル代もかかるしそんな頻繁にうまぴょいはできないからー」



ネイチャトレ「…できるんだ」



ナイスネイチャ「へ?」



ネイチャトレ「実は……アパートを…」



下2 このあとどうなったか

136: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 23:23:28.44 ID:PN5kDtcr0
まともなトレーナーは何処にいるんですか…?

138: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 23:35:38.13 ID:1tUNgAuY0
ナイスネイチャ「信じられないんですけど~トレーナーさんが変 なんですけど~」



ネイチャトレ「否定はできない……」



ナイスネイチャ「謹慎されたのに懲りてないバクトレさんたちって本当に…流石のネイチャさんも呆れちゃいますよ」



ナイスネイチャ「けど…アパートを借りるのは良いんじゃないかな」



ネイチャトレ「本当?許してくれるの?」



ナイスネイチャ「許すもなにも怒ってないから。あたしのことちゃんと女として見てくれてたんだなって嬉しいから」



ネイチャトレ「よし、じゃあ報告を……と」



ナイスネイチャ「ヤっちゃった……痛くなかったし…トレーナーさんと一つになれる…」



ナイスネイチャ「えへへ…こんなの拒否しない方がおかしいでしょ。トレーナーさんは誰にも渡しませんよ~」

139: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/28(火) 23:40:51.65 ID:1tUNgAuY0
アパートにて



ヒシアマゾン「あぁぁぁ……深いぃ……」



サクラバクシンオー「私の時より深く入ってますね!」



バクトレ「う、あ…これ……ヤバい…」



ブブブッ



サクラバクシンオー「メールです!読み上げますね!」



サクラバクシンオー「ネイチャトレさんからです!アパートの件を了承してもらえたと書いてあります!」



バクトレ「それは良かった……ぅっ…!」



ヒシアマゾン「~~っ!!」



サクラバクシンオー「中でビクビク跳ねる感覚ってゾクゾクしますよね!お尻だと凄く気持ち良いんです!」



バクトレ「ありがとう……二人のお陰で良い作戦が……また…うっ!」



ヒシアマゾン「んぁっ!!」



サクラバクシンオー「次は私です!早くして下さい!」



下2 このあとどうなったか

143: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 00:00:23.54 ID:csRx0YK00
トレーニング場にて



オペトレ「いいぞ我が覇王!仕上がりも完璧だ!」



スペトレ「併走でも調子いいわね…」



オペトレ「マヤノトレ式のトレーニングを覇王に合わせたものにアレンジしたからさ!」



スペトレ「私も参考にしたけどいきなり結果が出るなんて思ってなかったわ」



オペトレ「覇王に相応しい舞台だったということさ!」



スペトレ「その喋り方やめて、イライラする」



オペトレ「んはぁーーー!我が覇王の前で手を抜くことなど言語道断!全力で彼女の舞台を支えるが使命!」



スペトレ「なんで私と合同トレーニングする奴らはマトモじゃないのよ!」

144: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 00:04:46.57 ID:csRx0YK00
テイエムオペラオー「見ていてくれたかい下僕よ!」



オペトレ「おお覇王!素晴らしい走りでした!」



スペシャルウィーク「トレーナーを下僕呼ばわりって…こんなのに負けたのが悔しいです!」



スペトレ「下僕呼びなのは今日はそういう設定だかららしいわよ」



スペシャルウィーク「私の独占欲も効いてないし…!」



スペトレ(デバフが通じるような相手じゃないわね。スペの走りと作戦を勝てるように考えていくのが私の仕事ね)



テイエムオペラオー「おお我が下僕!共に勝利を喜んでくれたまえ!」



オペトレ「覇王の仰せのままに!」



下2 このあとどうなったか

146: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 00:10:22.79 ID:e3Cs5Njro
オペラオーはじめ皆気合十分、あのスズカらに挑めるのだから
……一部しっとりしそうなスペエルらはセイちゃんグラスが軌道修正

147: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 00:17:28.47 ID:csRx0YK00
テイエムオペラオー「相手はあのサイレンススズカ!敵としては申し分無さすぎる!」



スペシャルウィーク「スズカさんに勝ってトレーナーさんが優秀だってことをアピールするんです!」



テイエムオペラオー「僕の舞台で踊らせてあげようじゃないか!きっと最高の舞台になる!」



スペシャルウィーク「スズカさんに勝って…トレーナーさんとうまぴょい…!」



テイエムオペラオー「もう一本行こうか!」



スペシャルウィーク「次は負けません!」



スペトレ「凄い気合いだけど悪寒もするのよね…」



オペトレ「覇王のカーテルコールだ!おおお~!」

148: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 00:22:58.80 ID:csRx0YK00
エルコンドルパサー「……」ギリギリ



グラスワンダー「よしなさいエル」



セイウンスカイ「選ばれなかったのは残念だけど仕方なくもあるよね~」



グラスワンダー「スペちゃんの才能は私たちの中で一番、これは当然の結果」



エルコンドルパサー「負けていると言われて悔しくないんデス?!」



グラスワンダー「悔しいからこそ前を向くの。嫉妬してる暇があるなら走り込みよ」



セイウンスカイ「それしか無いよね~」



エルコンドルパサー「抜け駆けは許しません……覚えておくといいデス…スペシャルウィーク」



グラスワンダー(私だってトレーナーさんとうまぴょいしたいけど弱いままじゃ相手にされない。まずはスペちゃんに勝てるようにならないと)



セイウンスカイ(うまぴょいもいいけどお昼寝も最高~)




155: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 19:55:35.23 ID:leZb/nek0
少しだけ更新します



寮内にて



ガチャッ…



ナリタブライアン「……」



モブA「今日も体力ゼロになるまでトレーニングしてたんだね」



ナリタブライアン「……」ふらふら



モブA「お風呂は入った?」



ナリタブライアン「……しゃわ…」



モブA「シャワーを浴びたんならよし!着替えさせてあげるからベッド行こ!」



ナリタブライアン「……」

156: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 19:58:52.30 ID:leZb/nek0
モブA「ブラトレさんも容赦なくトレーニングしてるよね。今までが甘いとは思わないけど、最近かなりハードになったよね」



ナリタブライアン「……」



モブA「ウララちゃんはついてこれてるの?それともブライアンだけ別メニューなの?」



ナリタブライアン「……」



モブA「こりゃダメだ…お休みブライアン」



ナリタブライアン「……ぐぅ…」



モブA「異次元の逃亡者に勝つなんて絶対無理、けどブライアンならできるかもって思っちゃう」



モブA「トレーナーさんと仲は悪くないみたいだし、二人三脚でこれからも頑張っていってね」



下2 このあとどうなったか

160: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 20:09:18.12 ID:RNB/vSw00
ブラトレ、ゴルシトレ、オペトレ、スペトレがテレビ電話でマヤノトレと通信。「君の技術を提供してくれたのはありがたいけど後悔させてやるからな」と伝えるも「役に立ったならよかった、みんなならあのトレーニングを自分以上の物に仕上げると思った」と予想外の反応をされた

161: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 20:18:24.14 ID:leZb/nek0
モブA「……寝てるよねブライアン?」



ナリタブライアン「……」



モブA「ぐっすり寝てるね…じゃあお邪魔しまーす」



ゴソゴソ



モブA「前にブライアンがトレーナーさんと揉めた時に、抱き締めながら寝たの…あれ良かったんだよね」



モブA「身長がちょうどいいっていうか、抱き心地が最高というか」



ナリタブライアン「……」



モブA「あ~これいい……男の人じゃなくても気持ちいいよこれ」



モブA「    も柔らかいしサイズもいい感じ…専用の抱き枕になってくれないかな」



ナリタブライアン「……」



モブA「これなら気持ちよく寝れる…おやすみなさい……」

162: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 20:24:44.78 ID:leZb/nek0
会議室にて



オペトレ「君の技術を提供してくれたのはありがたいけど、本当にこれでよかったの?」



スペトレ「後悔しても知らないわよ」



マヤノトレ『役に立ったのなら良かった…そっちで仕上げてくれると思っていたんだ…』



ブラトレ「そこまで計算していたのか?冗談だろう」



ゴルシトレ「コイツだから冗談じゃねぇんだよな」



オペトレ「貴方は競バの衝撃を含めた五人のウマ娘名前を挙げました。オペラオー含む四人は理解できますが衝撃はどうするんですか?」



スペトレ「そうよスズカに勝てると言ってもトレセン学園に所属していないんじゃ無意味よ」



マヤノトレ『それについても考えてある…』

163: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 20:28:48.89 ID:leZb/nek0
マヤノトレ『シンボリルドルフを退学にし…衝撃を特別編入生として受け入れてもらう…』



ブラトレ「まさか理事長がそれを許可したのか?」



マヤノトレ『夏のトーナメントは…シンボリルドルフの引退レースだ…』



ゴルシトレ「元会長はそれでいいって言ってんのか?」



マヤノトレ『本来なら不正の件で退学になっているはず…好きなだけ自分を役立ててくれと…言っていた…』



スペトレ「衝撃がそれを受け入れるか分からないのに…」



オペトレ「受け入れなくとも不正を働いた会長の花道を飾ると考えればデメリットは少ないですね」



ゴルシトレ「なんかコソコソしてんのが気に食わねぇな~」



下2 このあとどうなったか

165: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 20:37:45.84 ID:j/ScZpig0
コソコソしてるのは申し訳ない、競バサイドに悟られないようにしないと行けないんだ。
リトルココン達を監禁したベテラン、ルドルフを裏切ったルナトレ……ウマ娘を金稼ぎにしてる競バを許せないんだいつもなら怒りなんて覚えないけど今回は別。風 送りにされた子達の目が今だに忘れられない、それに自分自身のケジメでもある。と語るマヤトレ

166: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 20:56:56.44 ID:leZb/nek0
マヤノトレ『コソコソしてるのは申し訳ない…競バサイドに悟られないようにしないといけないんだ…』



マヤノトレ『リトルココン達を監禁したベテラントレーナー…ルドルフを裏切ったルナトレ……』



マヤノトレ『ウマ娘で金稼ぎをしている競バを許せないんだ…』



オペトレ「温厚な貴方が許せないとはよっぽどなんですね」



マヤノトレ『競バから風 送りにされた子達の目が忘れられない…それに…自分自身のケジメでもある…』



スペトレ「貴方も競バに関わっていたの?」



マヤノトレ『競バでは無いが……あるウマ娘を傷付けた…』



ブラトレ「……そうだなお前は彼女を傷付けた」

167: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 21:06:06.65 ID:leZb/nek0
ゴルシトレ「なんだよお前らで通じ合ってんのかよ」



ブラトレ「彼女はお前を許さないと言っていた」



マヤノトレ『当然だろう…』



ブラトレ「競バを潰したとしても彼女の気持ちは変わらない」



マヤノトレ『そうだ…』



ブラトレ「それでもやるんだな?」



マヤノトレ『当たり前だ…』



ブラトレ「なら俺から言うことは無い。このままブライアンを完璧に育て上げる」



下2 このあとどうなったか

169: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 21:20:51.33 ID:KGJRz+y6o
マヤノ「どうしよう」
マヤノ「あいつが引退したら、トレーナーちゃんとあいつが同棲する」
マヤノ「健やかなる時も病める時も」
マヤノ「トレーナーちゃんの隣にあいつがいる」
マヤノ「どうしよう」
マヤノ「どうしちゃおう」

170: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 21:36:13.02 ID:leZb/nek0
田舎にて



マヤノトップガン「理事長とトレーナーちゃんの話し聞いちゃった」



マヤノトップガン「あいつが引退したら、トレーナーちゃんとあいつが同棲する」



マヤノトップガン「健やかなる時も病める時も、トレーナーちゃんの隣にあいつがいる」



マヤノトップガン「どうしよう」



マヤノトップガン「どうしよう」



マヤノトップガン「どうしよう」



マヤノトップガン「どうしよう」



マヤノトップガン「どうしよう」



マヤノトップガン「殺そう」

173: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 21:39:09.23 ID:leZb/nek0
シンボリルドルフ「なあトレーナーくん、新居はどうする?」



マヤノトレ「何の話しだ…」



シンボリルドルフ「私が引退したあとは責任もって君が私を養ってくれるんだろう?」



マヤノトレ「そんなことは言っていない…」



シンボリルドルフ「言ったも同然だ。そんなつもりも無いのに私を抱いたわけじゃあるまい?」



マヤノトレ「……」



シンボリルドルフ「貴方だけのルナとして残りの人生を過ごす。婚約指輪も予約しておこうか」



マヤノトレ「おい……」



シンボリルドルフ「引退しても君との生活が楽しみだ。だから私は頑張れるんだよ」



下2 このあとどうなったか

175: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 21:42:18.79 ID:j/ScZpig0
確かに全部俺が悪い責任は取る…だけど待って欲しい……。
そういう話は危険だ。と何かを感知してるマヤノトレ

177: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 21:50:50.21 ID:leZb/nek0
マヤノトレ「確かに全部俺が悪い…責任は取るが待って欲しい…」



マヤノトレ「そういう話は危険だ…聞かれるのは良くない…」



シンボリルドルフ「今更聞かれたところでどうもこうもしない。私は逃げも隠れもしないんだ」



マヤノトレ「……隠れろ!」



シンボリルドルフ「なー」



ガチャッ



マヤノトップガン「……」



マヤノトレ「どうしたんだマヤ…」



マヤノトップガン「あいつはどこ」



マヤノトレ「教えられないな…」



マヤノトップガン「教えてよトレーナーちゃん!マヤが守ってあげるから!」



マヤノトレ「俺を守るのに…包丁はいらない…」



マヤノトップガン「あいつを消せばトレーナーちゃんはマヤのものになるんだよ」

178: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 21:53:38.41 ID:leZb/nek0
マヤノトレ「そんなことは無い…殺してしまえばマヤとは離れ離れになる…」



マヤノトップガン「それでもいいよ、トレーナーちゃんとは心で繋がってるから」



マヤノトレ「……」



マヤノトップガン「もうマヤは戻れないの。包丁を持ったからもう後戻りはできない」



マヤノトレ「俺はなにも見ていない…だから考えなおしてくれ…」



マヤノトップガン「トレーナーちゃんが悪いんだよ」



マヤノトップガン「ぜーんぶトレーナーちゃんのせい」



マヤノトップガン「そこだぁぁ!!」



シンボリルドルフ「!!」



下2 このあとどうなったか

179: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 21:55:10.99 ID:5JHHiTKPO
シンボリルドルフを庇ってマヤノトレが腹部を刺される

180: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 21:58:42.00 ID:RNB/vSw00
>>179
+ルドルフ思わずマヤトレに駆け寄るもそこを刺される。スズカ目撃で反射的に目覚ましを使う

そんなにマヤノトレ好きになったかサイレンススズカ

181: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 22:06:15.54 ID:C3Lc1jL/O
マヤノトレ「ダメだ……!」



グチャッ



シンボリルドルフ「あ、ああ……!なんてことをすー」



グチャッ



マヤノトップガン「はは……あはは…こんな簡単だったんだ…」



マヤノトップガン「あはははははははははははは!!」



マヤノトップガン「はははははははははははははははははは!」



マヤノトップガン「さよなら」



グチャッ



「……」


「…」

182: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 22:10:02.67 ID:C3Lc1jL/O
キイッ



サイレンススズカ「……」



サイレンススズカ「三人仲良く死ねて良かった…なんてこと言うわけないわよ」



サイレンススズカ「なにが原因かわからないから止めようが無い。けどこんな結末は認めない」



サイレンススズカ「マヤノを遠ざけるかシンボリルドルフをどうにかするしかない」



アグネスタキオン「おや、これは……」



サイレンススズカ「……」



サイレンススズカ「ついでに貴女も死んでおく?」



アグネスタキオン「あ……あぁ…?」



サイレンススズカ「貴女、案外脆いのね。そんなだから脚も弱かったんじゃない?」



ガシャーンッ

183: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 22:10:36.50 ID:C3Lc1jL/O




目覚まし




184: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 22:12:30.52 ID:C3Lc1jL/O
サイレンススズカ「……マヤノはどこ?」



マヤノトップガン「……」ぶつぶつ



サイレンススズカ「待ってマヤノ」



マヤノトップガン「……」



サイレンススズカ「いま台所には入れない」



マヤノトップガン「……」



サイレンススズカ「トレーナーさんならトレーニング場にいるから」



マヤノトップガン「……」ふらふら



サイレンススズカ「あとはこれでトレーナーさんを遠ざけるしかない…」



下2 このあとどうなったか

186: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 22:21:13.29 ID:2a6PmzRU0
>>173の会話をしてるマヤノトレとルナ。時空の歪みに気付くマヤノトレこの会話もマヤに殺されたのも覚えている、よく見たらルナの様子も変な事に気付く。ここで変に刺激したらルナも刺して来る気がするので刺激しないように優しく宥めるようにする。
「全員でここに住まないか…?」と提案


187: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 22:43:31.96 ID:csRx0YK00
シンボリルドルフ「なあトレーナーくん、新居はどうする?」



マヤノトレ「何の話しだ…」



シンボリルドルフ「私が引退したあとは責任もって君が私を養ってくれるんだろう?」



マヤノトレ「そんなことは言っていない…」



シンボリルドルフ「言ったも同然だ。そんなつもりも無いのに私を抱いたわけじゃあるまい?」



マヤノトレ「……」



シンボリルドルフ「貴方だけのルナとして残りの人生を過ごす。婚約指輪も予約しておこうか」



マヤノトレ「…………」



シンボリルドルフ「引退しても君との生活が楽しみだ。だから私は頑張れるんだよ」



マヤノトレ「待て……」



マヤノトレ「そのことで……一つ考えがあるんだ…」

188: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 22:48:51.63 ID:csRx0YK00
マヤノトレ「マヤ……居ないか…?」



マヤノトップガン「トレーナーちゃん…」



シンボリルドルフ「なぜ包丁を持っている」



マヤノトレ「今晩の料理を作ってくれていたんだろう…」



マヤノトレ「マヤにも関係ある話しだから…聞いておいてくれ…」



マヤノトレ「実は俺たちが住んでいるこの家は…俺のものになるんだ…」



シンボリルドルフ「豪邸とはいわないが田舎によくあるこの一軒家が君のものだと?」



マヤノトレ「ここは祖父が住んでいた家で…空き家になっている…」



マヤノトレ「俺が引き継いだあとは売るつもりだったが…全員でここに住まないか…?」



マヤノトップガン「……」



シンボリルドルフ「全員とは思い切った考えだ」

189: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 22:53:35.17 ID:csRx0YK00
マヤノトレ「誰か一人優劣をつけることはできない…なら全員しかないだろう…」



シンボリルドルフ「私は構わない。一番乗りには変わらないからな」



マヤノトップガン「……」ぶつぶつ



マヤノトレ「いいや…それも考え直してくれ…」



シンボリルドルフ「なぜだ、この私では不満なのか?」



マヤノトレ「ああ…花嫁修行もせず…いきなり同棲は不満だ…」



シンボリルドルフ「そんなものどうとでもなる」



マヤノトレ「ならないから…嫌なんだ…」



シンボリルドルフ「嫌だとハッキリ言われれば仕方ない。退学してすぐではなく、君が納得するような妻になってから一緒に住もう」



マヤノトレ(これであの時よりマシにはなったはずだ)



下2 このあとどうなったか

191: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 23:05:42.67 ID:RNB/vSw00
マヤノもとりあえず納得してくれた。マヤノトレスズカに礼を今回は抱き締めてくれない事を不満に抱きつつ。理事長の言う通りマヤノは手遅れである事を伝える。「絶対になんとかする、それでも駄目ならマヤと一緒に死ぬ」と覚悟を決めた

192: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 23:16:59.92 ID:csRx0YK00
マヤノトップガン「……わかった…」



カランッ



シンボリルドルフ「包丁を落とすな危ないぞ」



マヤノトップガン「……」



シンボリルドルフ「おい待て、包丁は台所に戻せ……おいマヤノ!」



マヤノトレ「……これでとりあえずは凌いだ」



サイレンススズカ「とりあえずしか凌げてないわよ」



マヤノトレ「そうだな…」

193: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 23:21:44.45 ID:csRx0YK00
マヤノトレ「理事長が言う通り…マヤノは手遅れだ…」



サイレンススズカ「もうどうにもならないの?」



マヤノトレ「数年から数十年…檻付の病院暮らしは確実だ…」



サイレンススズカ「そんなのどうしようも無いじゃない」



マヤノトレ「マヤは絶対になんとかする…それでも駄目ならマヤと一緒に死ぬ…」



サイレンススズカ「やめて。そんなことをしても目覚ましで助ける」



マヤノトレ「俺が彼女を歪めた…その責任は取る必要がある…」



サイレンススズカ「責任を取るのと死ぬのは違う」



マヤノトレ「俺にとっては同じなんだ…」



サイレンススズカ「勝手なことを言わないで!」

194: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 23:27:27.40 ID:csRx0YK00
サイレンススズカ「マヤノがもう手遅れなら病院に連れて行くしかない。それが彼女への償いよ」



マヤノトレ「ダメだ…マヤノは病院から出てこれなくなる…」



サイレンススズカ「このまま悪化していくマヤノを放置する方が悪いわよ」



マヤノトレ「いいや…他に方法はある…」



サイレンススズカ「無いって言ってるでしょ!」



アグネスタキオン「おやぁ随分と盛り上がっているようだねぇ」



マヤノトレ「少し…休もうじゃないか…」



下2 このあとどうなったか

195: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 23:30:45.61 ID:gskjUIY7O
君がマヤノを思う気持ちはよくわかるよ
でも責任を取ると行って死ぬなら私はどうするんだい?スズカは?現実的に見て君は一人を助けようとして君を愛する他の子にひどく残酷なことをしようとしているぞ

196: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 23:34:51.79 ID:2a6PmzRU0
>>195+
マヤノトレウララの記憶がフラッシュバックまた過ちを犯そうとしているのに気付き、スズカの言う通りテイオーが入院している精神科にマヤノを無理矢理でも連れて行く事に

197: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 23:39:40.43 ID:csRx0YK00




アグネスタキオン「君がマヤノ君を思う気持ちはよくわかるよ。でも責任を取ると行って死ぬなら私はどうするんだい?」



アグネスタキオン「私だけじゃないスズカ君は?元会長君は?」



アグネスタキオン「現実的に見てモルモット君は一人を助けようとして、君を愛する他の子にひどく残酷なことをしようとしているねぇ」



マヤノトレ「酷く…残酷なこと…」



ハルウララ[許さない]



マヤノトレ「……」



マヤノトレ「同じことが繰り返されるというのか…」

198: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 23:42:29.01 ID:csRx0YK00
マヤノトレ「タキオン……睡眠薬は用意できるか…?」



アグネスタキオン「お安い御用さ」



マヤノトレ「説得はできないだろう…だから無理矢理連れて行く…」



サイレンススズカ「それが彼女の為よ」



マヤノトレ「いい病院なら…良くなることもあるかもしれない…希望は捨てない…」



下2 このあとどうなったか

200: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 23:51:05.01 ID:RNB/vSw00
マヤノ、抵抗するも事情を察したルナに抑えられ薬投入で精神病にそこでテイオートレと会う事に

201: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/29(水) 23:59:59.74 ID:csRx0YK00
マヤノトップガン「い"や"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!」



マヤノトレ「落ち着いてくれマヤ!」



マヤノトップガン「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!」



アグネスタキオン「これだけ暴れられると…」



サイレンススズカ「私一人じゃ無理よ!」



シンボリルドルフ「そうか…そういうことなんだなトレーナー君」



マヤノトレ「ルナ…頼む」



シンボリルドルフ「私のせいでもある。君だけが責任を取る必要はない」



マヤノトップガン「離せえええええええ!!」



アグネスタキオン「ゆっくりと眠るといいマヤノ君」



……

202: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 00:07:05.63 ID:9tLxwoIS0
病院にて



テイオートレ「随分慌ただしいけどまさか患者が暴れているんじゃ…」



マヤノトレ「ーー」



テイオートレ「マヤノトレと…縛られてるのはマヤノトップガン?」



マヤノトップガン「…]



テイオートレ「意識は無いのに厳重にベッドに縛られてる。相当悪くない限りあの措置はされないのに」



テイオートレ「周回タイム2位のマヤノトップガンが終わり…?これはテイオーにとっては好都合」



テイオートレ「テイオーは必ず復活する、こんな所で止まるようなウマ娘じゃない」



テイオートレ「テイオーはああならないようにする。その為にはどんなことをしても構わない」



下2 このあとどうなったか

203: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 00:10:54.23 ID:6owes695O
目を覚ましたマヤノ、隣に現会長がいるのを見て「そっか、ここ病院なんだ。マヤ……そこまでトレーナーちゃんに迷惑かけちゃったんだね」と涙が溢れる
それを何も言わず頭を撫でるテイオー

204: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 00:13:58.77 ID:lBqhLFX40
>>203
+「まさか、寮の部屋だけじゃなく病室まで一緒になるなんてねマヤノ…」

205: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 00:22:04.93 ID:9tLxwoIS0
病室にて



マヤノトップガン「……」



マヤノトップガン「…………」



マヤノトップガン「そっか…ここ病院なんだ……トレーナーちゃんに迷惑かけちゃったんだね…」



トウカイテイオー「その声……マヤノ…?」



マヤノトップガン「テイオー……?隣にいるの…?」



トウカイテイオー「うん……ごめんね僕…動けないんだ……」



マヤノトップガン「マヤもそうだよ……ベッドに縛られてる…」



トウカイテイオー「僕と同じなんだね……」

206: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 00:27:41.07 ID:9tLxwoIS0
マヤノトップガン「そんなに悪かったの……?」



トウカイテイオー「それはこっちのセリフだよ…タイムも2位で調子良かったんじゃないの…?」



マヤノトップガン「心は速さと関係ないから…」



トウカイテイオー「……そっか」



マヤノトップガン「トレーナーちゃんに会いたい…謝りたい…」



トウカイテイオー「僕も…謝りたいよ…」



マヤノトップガン「マヤたちこんな所まで同じなんて…」



トウカイテイオー「寮だけじゃなくて…ここでも隣だもんね…」



マヤノトップガン「はは…」



トウカイテイオー「ははは…」



「「あはははははははははははははははははははははははははは」」



下2 このあとどうなったか

208: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 00:40:44.96 ID:D2MbDpsT0
マヤノトレ、やる事は全てやる事にスズカ、タキオンを完璧に仕上げ、桐生院家(金持ち)、乙名史記者(メディア)、理事長代理やたづなさんの友人サポートメンバーフル活動をし夏レースで競バを潰す最終計画に


209: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 00:55:13.09 ID:9tLxwoIS0
田舎にて



マヤノトレ「競バを潰す為に…やれることは全てやる…」



マヤノトレ「スズカとタキオンを…完璧に仕上げるだけじゃない…」



マヤノトレ「葵さん…乙名史記者…理事長代理やたづなさん…頼れる人は全員頼る…」



マヤノトレ「ハッキリ言って…競バに金が絡んでいなければ…ここまで本気にならなかった…」



マヤノトレ「これはハルウララへの贖罪でもある…」



マヤノトレ「これで許してもらえるはず無いだろうが…それでも…」

217: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 18:41:40.64 ID:EJojpcaD0
競バにて



モブD「どうやら向こうは本気で動いてくるみたいですね」



モブK「誰が相手でも関係ねぇ正面からぶっ潰してやる!」



モブO「ブッコロ~」



モブD(相手が誰でもというのは謝りであって正確には自分で対処できる限界がある)



モブD(同じウマ娘ならリンチにすればいい。タイマンでも負けたことはありません)



モブD(温室で育てられたクソ共は私に勝てるはずがない。誰が相手でも絶対に負けない)



モブD(けどそれはウマ娘の話しであって相手が悪いなら喧嘩はしない。金やメディア相手は分が悪過ぎる)

218: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 18:45:40.85 ID:EJojpcaD0
モブD(喧嘩で負けたことはなくてもそれは素人レベル。本職の人や金で動くクズに勝てるとは限らない)



モブO「見て見て~新しいスタンガン~」



モブK「こっちは警棒だ!これで脚を痛めつけてやるのもいいかもな」



モブO「わくわくするね~」



モブD(勝てないとわかってる喧嘩はしません。裏切ることになっても私は逃げます)



モブD(復讐は一人でもできる。シンボリルドルフを地獄に堕とすのは私!!)



下2 このあとどうなったか

222: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 19:06:05.90 ID:fFiz4EHMo
ハルウララの快進撃で落ちこぼれだったウマ娘達が自信を取り戻して奮起し始めていると耳にするシリウスシンボリ

225: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 19:16:51.11 ID:EJojpcaD0
学園内にて



「最近頑張ってるみたいだけどどしたの?」



「周回タイム最下位だったハルウララの活躍見たでしょ?トップ30のウマ娘が活躍しても不思議じゃないけどアイツは最下位!」



「なにか不正でもしてると思ったけどそんなこと無かった。ゴールしてから倒れ込むのも見たし」



「ライブができないくらい体力を使い果たすなんて…そんな走りしたことない」



「本気で走ったことなんて無いでしょ?」



「だって……未勝利戦も中々勝てなかったし…G3ですら3着に入れないもん…」



「私だってそう。たまにOPで勝つくらいでそれで仕方ないって思ってた」



「でもハルウララは違ってた、人知れず努力を続けてたんだ」

226: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 19:19:21.38 ID:EJojpcaD0
「最近も同じトレーナーのブライアンと動けなくなるくらいトレーニングしてる」



「G1をもし四連勝でもしたら…」



「あの勢いならしてもおかしくない」



「……駄弁ってる暇があるなら走り込みかな」



「ハルウララがさっき走ってるの見たよ」



「よし…行こう!」



「最下位なんかに負けてられない!」



シリウスシンボリ(ほぉん雰囲気が違ってきたとは聞いたがこんなことになってたか)

227: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 19:26:05.88 ID:EJojpcaD0
シリウスシンボリ(そりゃ最下位の奴が自分より良い成績出してるのを見ると自分も…となるよな)



シリウスシンボリ(落ちこぼれはどう頑張っても這い上がることはできない。人より努力して初めて三流だ)



シリウスシンボリ(自分だけじゃなくトレーナーとの二人三脚じゃねぇと二流より上にいけねぇ。それに気付くかは運だな)



シリウスシンボリ(休日返上でトレーニングと作戦を考えてくれるようなトレーナーが学園に何人残ってるかだな)



シリウスシンボリ(ベテラントレーナー周りは片付いたが無気力な奴は残ってる。今度はそいつらを掃除してやるか?)



シリウスシンボリ(競バを潰すならこっちも本気だ。要らない奴は捨てるしかないだろ)



シリウスシンボリ(休日を潰せとは言わねぇ、無気力なのは止めろって説教してどうなるか…それで改善しねぇならクビだ)



下2 このあとどうなったか

229: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 19:32:03.71 ID:aZGZGqrM0
マヤノトレのトレーニングに興味があったシンボリシリウスはブラトレ、ブライアンと合同トレーニングをする事に。
ブライアンが「お前、トレーナーはいないのか?生徒会の仕事でも会った事ないが」と質問する

230: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 19:42:45.35 ID:EJojpcaD0
トレーニング場にて



ナリタブライアン「何のつもりだ」



シリウスシンボリ「興味があったからだよ何か不都合でもあんのか?」



ブラトレ「こちらは無いがそっちはいいのか?無断で合同トレーニングだなんてトレーナーに怒られるぞ」



ナリタブライアン「というよりトレーナーは居るのか?生徒会の仕事でも会ったことがない」



シリウスシンボリ「居たさ、だが私が生徒会に選ばれた時に辞めたんだよ」



ブラトレ「本当に辞めたのか?辞めさせたんじゃないのか?」



シリウスシンボリ「さぁねそこまで言う筋合いはねぇよ」

231: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 19:44:13.70 ID:EJojpcaD0
ナリタブライアン「特例でトレーナーが居なくとも問題無い期間はもうすぐじゃないのか」



シリウスシンボリ「ああそうだな」



ナリタブライアン「私のトレーナーを狙っているのか?」



シリウスシンボリ「さあブラトレ、どんなトレーニングをしてるのか体験させてもらおうか」



ブラトレ「…いいだろう」



下3 このあとどうなったか

234: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 20:01:08.11 ID:25Ixze9rO
あまりの過酷さと自分の体のなまりゆえに半分ほどでギブアップするシリウス。マヤノトレとブラトレへの認識を新たに

236: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 20:10:04.38 ID:k98neJq1O
トレーニング中



シリウスシンボリ「ぜぇ……ぜぇ……おい…待てよ…」



ナリタブライアン「まだ半分も終わっていないぞ」



ブラトレ「身体が鈍っているようだ、この辺が限界なのは仕方ないだろう」



シリウスシンボリ「ふざけんな……こんなの…」



ナリタブライアン「私はこれを毎日やっている」



ブラトレ「これ以上やると脚が壊れる。そんなギリギリまで追い込んでいるからな」



シリウスシンボリ「ぜぇ…ぜぇ……クソ……」

237: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 20:14:30.24 ID:k98neJq1O
シリウスシンボリ「生温いのは論外だが……これは…やり過ぎだろ……」



ブラトレ「担当とのコミュニケーションが上手くいっていれば何も問題無い」



ナリタブライアン「このトレーニングのあと追加で走り込みでもすればすぐに脚は故障する。私はトレーナーを信じているから無断でトレーニングなんかしない」



ブラトレ「この場にハルウララが居ないのはそういうことだ。彼女は別メニューでダートを走っている」



ブラトレ「ハルウララは間違いなく俺の担当だ。しかし俺はダートのことは専門外だ、だから付きっきりでトレーニングはできない」



ブラトレ「基礎トレーニングや基本は共同で行う。これが俺のやり方なんだ」



シリウスシンボリ「よぉく……わかったよ…」



下3 このあとどうなったか

240: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 20:22:50.51 ID:D2MbDpsT0
この堅物は自分には合わなそうと感じたシリウスは次はゴルシトレ、オペトレと言った成績を出しているトレーナー達と片っ端から合同トレーニングをする事に

241: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 20:32:50.35 ID:k98neJq1O
トレーニング場にて



オペトレ「僕の所に来てくれて嬉しいよ」



シリウスシンボリ「ブラトレは堅物、ゴルシトレは意味不明、スペトレは担当が四人居るとなると残りはここだ」



マチカネフクキタル「シラオキ様のお告げがあったんですね!」



シリウスシンボリ「無ぇよ」



メイショウドトウ「はわぁ~!」



オペトレ「僕は個性を伸ばすスタイルでトレーニングをしているんだ。基礎は共通だけどね」



シリウスシンボリ「要するに他と対して変わんねぇんだな」

242: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 20:39:34.07 ID:k98neJq1O
オペトレ「僕はねー」



テイエムオペラオー「ボクが来たよ!」



オペトレ「覇王の舞台が始まる!」



シリウスシンボリ「なんだコイツ…」



マチカネフクキタル「ふんにゃか~おお!今日は坂路を走ると吉と出ました!」



メイショウドトウ「じゃあ外周してきますねぇ」



マチカネフクキタル「なずぇですか?!」



テイエムオペラオー「今日ボクが輝くのはどの舞台だい?」



オペトレ「短距離ダッシュで覇王の魅力を振り撒きましょう!」



シリウスシンボリ「なんだよコイツら……付き合ってらんねぇぞ…」



下3 このあとどうなったか

245: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 20:48:03.34 ID:nK/s8+100
トレーニングが終わった後
「まともな奴がいねぇ、どうなってる」とリモートでマヤノトレに愚痴を溢したり>>227を喋ったりする明日はオグトレやハヤヒデトレに声を掛けるとも話す

247: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 21:03:36.71 ID:k98neJq1O
トレーニング後



シリウスシンボリ「まともな奴がいねぇ、どうなってる」



マヤノトレ『俺に言われてもな…』



シリウスシンボリ「競バを潰すならこっちも本気だ。中途半端なことはできねぇ」



シリウスシンボリ「競バの衝撃に情報を流してる意味が無くなる。無気力なトレーナーは潰しておきたいんだよ」



マヤノトレ『俺が協力できることは…なんでもする…』



シリウスシンボリ「衝撃はどうにかしてトレセン学園に入れる。理事長とも話したが元会長の退学は必須だ」



マヤノトレ『そうだろうな…』

248: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 21:07:48.34 ID:k98neJq1O
シリウスシンボリ「衝撃以外に競バで良い奴は居たか?」



マヤノトレ『何度か偵察に行ったが居なかった…』



シリウスシンボリ「モブKとモブOは要らねぇんだな」



マヤノトレ『化ける可能性はあるが…衝撃と比べるとな…』



シリウスシンボリ「競バを潰すってことはそいつらも潰すことになる。覚悟はあるんだろうな?」



マヤノトレ『ウマ娘全てを…全員を守ることは最初から不可能だ…』



シリウスシンボリ「犠牲無くして勝利なし、便利な言葉だよな」



下3 このあとどうなったか

251: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 21:23:36.45 ID:fjr/P2oP0
マヤトレ『俺は自分の手の届く範囲は助ける、そして傷付けてしまったり、守れなかったりした人の事は、もう絶対に忘れない。シリウスシンボリやれる事は協力する。共に頑張ろう』
とお互い約束しシリウスはとりあえずハヤヒデトレの元に

252: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 21:54:17.35 ID:k98neJq1O
マヤトレ『俺は自分の手の届く範囲は助ける…そして傷付けてしまったり…守れなかったりした人の事忘れない…』



マヤノトレ『やれる事は協力する…共に頑張ろう…』



シリウスシンボリ「お前が鍵を握っているのは確かだ、それを自覚してろよ」



マヤノトレ『嫌でも自覚しているさ…』



シリウスシンボリ「とりあえず競バのことはこれでいいだろう。あとは私のトレーナーか」



シリウスシンボリ「アイツらは無理だとなると無難なトレーナーにしとくか。変な噂を聞かないトレーナーにでもしておくか」

253: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 21:57:41.35 ID:k98neJq1O
トレーナー室にて



ハヤヒデトレ「確かに私は余裕があるわね。担当しているのはビワハヤヒデだけだし」



シリウスシンボリ「ならとりあえず面倒を見てくれ。特例がもうすぐ終わるんだよ」



ハヤヒデトレ「とりあえずでいいの?それならあまり時間もかけられないわよ」



シリウスシンボリ「それで構わない。生徒会長代理が担当無しは色々とマズイからな」



ハヤヒデトレ「生徒会長代理が担当になれば良いことはある…かしら?」



下3 このあとどうなったか

255: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 22:13:52.37 ID:sPfRJfdSO
そしてレース当日へ

257: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 22:28:42.59 ID:k98neJq1O
トーナメント予選、当日



ブラトレ「直近でのレース結果を反映し、トーナメントの予選を免除されるウマ娘がいる」



ブラトレ「うちでいえばウララがそうだ、G1三連勝という結果は文句は無いだろう」



ブラトレ「トーナメント決勝の結果は、トレセン学園に編入する為の公開トライアルの結果としても扱われる」



ブラトレ「外部生がトーナメントでの結果が良ければ、公開トライアルに合格したのと同じ。相手は必死に走ってくる」



ナリタブライアン「相手が誰であろうと関係ない」



ブラトレ「俺としてはもう少し時間が欲しかったが仕方ない。現時点でどれだけ走れるか見せてくれ」



ナリタブライアン「任せておけ」

258: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 22:32:10.54 ID:k98neJq1O
ハルウララ「ブライアンちゃんも予選が免除されるんじゃなかったの?」



ナリタブライアン「私から予選に出ると言ったんだ。現時点でどんな走りができるか把握しておきたかった」



ブラトレ「ブライアンの意見を尊重して走ることにしたんだ。負けることは考えていないが、もし負けたなら課題が見つかったということになる」



ハルウララ「じゃあ私は全力で応援してるね!」



ナリタブライアン「サイレンススズカに勝つには今までと同じじゃダメだ。過去の私を超えていく」



下3 このあとどうなったか

259: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 22:41:26.38 ID:6cquF9JnO
トレーニングの成果は凄まじかったようでブライアンは先行のつもりで走ってるが周りより速すぎて逃げの形でゴールしてしまう

261: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 22:43:58.75 ID:fjr/P2oP0
>>259+謹慎が明けて遠目でブライアンの予選レースを観戦するマヤノトレ達。ブライアンの走りを見て「時間があればまだ伸びたな…」ブライアンはまだ伸びると見切っているマヤノトレ「えぇ、これは久しぶりに楽しめそうだわ」と久しぶりにゾクゾクワクワクしてるスズカ


263: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 22:53:23.44 ID:k98neJq1O
レース終



シンボリルドルフ「ナリタブライアンは逃げたわけじゃないだろう?」



マヤノトレ「本人は先行のつもりで走ったんだ…」



アグネスタキオン「あれだけ差をつけていたなら緩めても良かっただろうけど、集中していて気付いていないんだねぇ」



サイレンススズカ「まだ伸びるわよね」



マヤノトレ「ああ…時間があればまだ伸びる…」



サイレンススズカ「少しは楽しめそうで良かったわ」



マヤノトレ「……俺は少し用がある…予選は通るだろうから…応援はいいな…?」



アグネスタキオン「任せておいてくれたまえ」



シンボリルドルフ「トーナメントを私の引退レースにするにはまず決勝に行かなければな」



サイレンススズカ「そっちは任せたわよ」

264: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 22:57:18.41 ID:k98neJq1O
外部生控え室にて



モブD「私を走らせないとはどういうことだゴミクズ!!」



マヤノトレ「走らせないんじゃない…予選を免除しようということだ…」



モブD「特別扱いして今更許してくれとでも言うのか?!」



マヤノトレ「いいや…決勝をベストコンディションで走って欲しいんだ…」



マヤノトレ「疲れを決勝で良い結果が出なかった時の…言い訳にして欲しくない…」



モブD「ふざけやがって!疲れくらいで私が負けるはすがない!」



マヤノトレ「そうか…要らないお節介だったか…」



モブD「トレセン学園のゴミ共に現実を思い知らせてやる!覚悟してろ!!」



下3 このあとどうなったか

267: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 23:19:48.70 ID:D2MbDpsT0
衝撃、予選で憎きシンボリルドルフ、そしてタキオンと当たる。集中力が飽き乱されまさかの三着という結果に。 タキオンが一着、ルナが二着。
控え室で衝撃の走りを見たマヤトレは「あの走りは脚が駄目になるな…」と内心思う




岡部さんもディープよりルドルフのが強いって言ってるしね!

268: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 23:35:02.91 ID:9tLxwoIS0
レース後



モブD「ああああああああああああああ!!」



アグネスタキオン「私が一着なのは当然だねぇ」一着



シンボリルドルフ「衝撃は三着…惜しかったな」二着



アグネスタキオン「予選では二着に入ったウマ娘が決勝に残る。彼女は残念としか言いようがないねぇ」



シンボリルドルフ「あの走り…衝撃は本調子じゃなかったんじゃないか?」



アグネスタキオン「そうだとしても結果が出てしまったから仕方ないねぇ」



シンボリルドルフ「……そうか」

269: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 23:37:47.07 ID:9tLxwoIS0
外部生控え室にて



マヤノトレ「君の走りを見ていた…」



モブD「黙れ!敗者を貶すつもりか!」



マヤノトレ「脚を少し見せてくれ…」



モブD「止めろ!触るな!!」



マヤノトレ「…これはどうだ?」



モブD「ぐ……!」



マヤノトレ「痛める一歩手前だな…」



モブD「言い訳はしない!私が負けたのは事実だ!」



マヤノトレ「君は走り方を見失っている…このままじゃ脚を痛めて終わってしまう…」

270: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 23:41:30.29 ID:9tLxwoIS0
マヤノトレ「適切な治療と指導があれば…君はまだ伸びる…」



モブD「それができないのを知っているだろ!嫌味にも程がある!」



マヤノトレ「俺が面倒を見よう…」



マヤノトレ「脚のマッサージができる知り合いもいる…俺が君の走りを完成させられる…」



マヤノトレ「ルナトレと俺は違う…彼の限界はここまでだ…」



マヤノトレ「過去を水に流すつもりは無い…許してくれとも言わない…」



マヤノトレ「ただ純粋に…トレーナーとして君をスカウトしたい…」



下2 ディープインパクトの台詞や行動

272: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/06/30(木) 23:53:31.03 ID:i7aHNtzb0
「………久しぶりだ。そんな優しい言葉を掛けられたのは……お前の元でトレーニングしたら私は『衝撃』ではなく『英雄』と呼ばれるようになれるだろうか……」
マヤノトレにすり寄り顔を赤らめ心動いているD。

273: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/01(金) 00:04:50.93 ID:95d/pP8m0
モブD「……そんな優しい言葉を掛けられたのは久しぶりな気がする」



モブD「お前の元でトレーニングしたら私は『衝撃』ではなく『英雄』と呼ばれるようになれるのか?」



マヤノトレ「衝撃以上の走りをできることを…約束しよう…」



モブD「魅力的な話しだが……」



マヤノトレ(引っかかっているのはモブKたちのことだろう。競バを裏切れと言っているのだからな)



マヤノトレ(有耶無耶にするよりハッキリと言った方がいい。こっちも覚悟はできているんだ)

274: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/01(金) 00:07:56.63 ID:95d/pP8m0
マヤノトレ「俺が面倒を見るということは…競バを裏切ることになる…」



モブD「……」



マヤノトレ「競バだけではなく…友人も裏切れと言っているに等しい…」



モブD「わかっていて言っていたんですか」



マヤノトレ「こちらも覚悟をして…その提案を出したんだ…」



マヤノトレ「だから君には誤魔化しなく言う…」



マヤノトレ「競バに見切りをつけてこっちに来てくれ…友人を裏切って…俺の所に来てくれ…」



下2 このあとどうなったか

276: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/01(金) 00:17:10.17 ID:BkpK0pYC0
「競バを見限るのは別にいい……ルナトレもベテトレも客も正直気に入らないし。あそこに居ても速くならない」
「でも、OとKは何とかしたい……信じられないと思うけどあの二人は根はいい子なんだよ。Oは昔はいじめられっ子だったと話してくれた」

277: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/01(金) 00:31:59.73 ID:95d/pP8m0
モブD「競バを見限るのは別にいい……ルナトレもベテトレも客も正直気に入らない。あそこに居ても速くはならない」



モブD「でも、モブOとモブKは何とかしたい。信じられないだろうけどモブOは昔はいじめられっ子だった」



マヤノトレ「そうだったのか…」



モブD「人間にいじめられていたんだ。でも自分の力に気付いたモブOはそのいじめっ子を殺めた」



マヤノトレ「な……に…」



モブD「事故だった。故意じゃなかった……力を制御できずに殺してしまった」



モブD「そこからモブOはおかしくなったんだ、けど根からの悪じゃない」



モブD「周りがそう扱うからで矯正できるはずなんだ」

279: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/01(金) 00:36:12.13 ID:95d/pP8m0
モブD「モブKは環境に影響されやすい。秩序ある環境ならそれに適応する」



マヤノトレ(トレセン学園に秩序はあると言い切れるか…?)



モブD「時間が欲しい。あの二人を説得してみたい」



マヤノトレ「二人は俺が担当することは不可能だ…それでもいいか…?」



モブD「構わない。あの二人は見捨てることができないから…」



下2 このあとどうなったか

281: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/01(金) 00:51:10.73 ID:cazQ6zI40
マヤノトレが二人を探しているとモブO、ゴルシ達と揉めており、モブKはヒシアマゾンと普通に談笑(二人は親戚だった模様)



控え室ではスズカ、タキオン、Dが「私達三人、もしかして私達遠い親戚なんじゃないかい?他人の気がしないんだよねぇ」

282: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/01(金) 01:08:24.21 ID:95d/pP8m0
控え室にて



マヤノトレ「モブOはここに居るはずー」



モブO「ゴールドシップ~~お前だけは許さない~!」



ゴールドシップ「なんだよお前あたしとやろうってのか?」



エイシンフラッシュ「モブJは席を外しててよかったわ…」



マヤノトレ「居たが取り込み中みたいだな…モブKの方は…」



モブK「男ができたって本当かよ!」



ヒシアマゾン「大きい声で言うんじゃない!」



モブK「つまり大きい声では言えない関係の男なんだな。詳しく教えろよ」



ヒシアマゾン「う、う……!」



マヤノトレ「ヒシアマゾンと知り合いなのか…?以外だったな…」

283: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/01(金) 01:13:06.18 ID:95d/pP8m0
別の控え室にて



アグネスタキオン「この三人は遠い親戚なんじゃないかい?他人の気がしないんだよねぇ」



モブD「他人です」



サイレンススズカ「名前を受け継ぐ元になった世界では親戚かもしれないわよ」



アグネスタキオン「別世界の名前を受け継ぐなんて不思議だねぇ」



モブD「ウマ娘という存在がよくわかっていないから当然です」



アグネスタキオン「ふぅん、もう少し会話をしてくれると助かるんだがねぇ」



モブD「馴れ合うつもりはありません」



サイレンススズカ「あの人の担当になるならすぐに馴れ合うことになるわ」



アグネスタキオン「別の意味での馴れ合いだねぇ。 姉妹の仲間入りだねぇ」



モブD「……?」

288: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/02(土) 19:11:35.44 ID:uiFxFux00
外部生控え室にて



モブO「お前たちだけは許さない~」



ゴールドシップ「誰だコイツ?」



エイシンフラッシュ「知らないフリが通じる相手じゃないわよ」



ゴールドシップ「だってよ~コイツの渾名、前科一犯くらいしか思いつかねぇもん」



モブO「お前も殺して二犯になってやろうか?」



エイシンフラッシュ「もう……ゴールドシップさんは黙ってて」



モブO「アイツも早く呼んでこい~居るのはわかってる~」



エイシンフラッシュ「モブJとこの子は会わせたくない…」



ゴールドシップ「よ~しならゴルシちゃんに任せとけ!」



モブO「どこにも行かせないよ~」



ゴールドシップ「上等だかかってきな!」



下2 このあとどうなったか

292: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/02(土) 19:40:26.65 ID:uiFxFux00
マヤノトレ「待つんだ…ここは喧嘩をする場所じゃない…」



モブO「外野は黙ってて~」



マヤノトレ「決着を付けたかったかったら…レースで…」



モブO「お前からやってやろうか?」



エイシンフラッシュ「逃げてマヤノトレさん!」



マヤノトレ「……」スッ



ゴールドシップ「あの構えは!」



モブO「コイツ殺して懲役イっちゃいま~す」



マヤノトレ「……無駄だ」



ぐるんっ



モブO「あ……ああ…?」



ゴールドシップ「桐生院流合気道じゃねえか!生で見るのは初めてだぜ!」

293: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/02(土) 19:46:02.22 ID:uiFxFux00
マヤノトレ「葵さんのように…小指だけでとはいかないな…」



エイシンフラッシュ「彼女に触れていないのにモブOが倒れ込んだ…?」



ゴールドシップ「あれが桐生院流だ!その昔、暴れるウマ娘を合気道を使って鎮めていた桐生院家だけが使える幻の合気道!」



ゴールドシップ「すげーもん見たぜ!生きててよかった!」



モブO「お、あ…」ビクッビクッ



マヤノトレ「無理に動かない方がいい…心と身体がバラバラになっている…」



エイシンフラッシュ「とりあえずこれでモブJが戻ってきても安心できるわね…」



下3 このあとどうなったか

296: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/02(土) 20:12:07.63 ID:ZTgVB+l0O
Oをゴルシが麻袋に入れてJと会わないようどこかに置いてきてしまう

298: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/02(土) 20:25:57.86 ID:uiFxFux00
ゴールドシップ「コイツは麻袋に入れて出荷してくるぜ!」



モブO「や、め……ろ…」



ゴールドシップ「梱包完了!金船宅急便のお通りだ~!」



「ん、ぐ」



ゴールドシップ「送料はマヤノトレ持ちな!じゃ行ってくるぜ~!」



エイシンフラッシュ「これでなんとか…なったのよね?」



マヤノトレ「最悪の事 は…防げたはずだ…」

299: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/02(土) 20:31:51.73 ID:uiFxFux00
ガチャっ



モブJ「ゴールドシップさんが何かを抱えて走り去っていきましたけど大丈夫なんですか?」



ゴルシトレ「放っておいていいだろ」



エイシンフラッシュ「ゴルシトレさん……ジャスタウェイは問題ありませんでしたか?」



ゴルシトレ「軽い発熱が出てるが心配ないだろ。これなら決勝をベストコンディションで走れる」



モブJ「ゴルシトレさんの言う通りにしたら、全力を出していないのに勝ててしまいました」



マヤノトレ「……」



ゴルシトレ「あ!お前なにしに来てんだよ!はは~んさては邪魔する気だな?そうはさせるか!」



エイシンフラッシュ「いえ、マヤノトレさんはー」



マヤノトレ「いや…俺はここで失礼する…」



ゴルシトレ「とっとと失礼しとけ!お前が絡むとロクなことになんねぇからな!」



下3 このあとどうなったか

302: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/02(土) 21:15:21.51 ID:P4v9aqs60
マヤノトレが帰った後「あんな言い方……あんまりじゃないですか?」とフラッシュが反発。
「ロクな事しないのは事実だろ。謹慎されるような奴だぞ」とゴルシトレ「彼の言う通りよ不正会長庇ったり、女装癖あったり、桐生院さんや理事長代理に手を出す女癖の悪さ、挙げ句に刃物を所持した子を担当してたり極悪人よ。謹慎じゃなくてクビで良かったのに」とフラッシュトレまでも。

桐生院やりこちゃんみたいな原作キャラ以外のキャラからはとにかく評価が低いマヤノトレだった。

303: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/02(土) 21:30:15.96 ID:uiFxFux00
エイシンフラッシュ「あんな言い方……あんまりじゃないですか?」



ゴルシトレ「ロクな事しないのは事実だろ?担当とうまぴょいしまくって謹慎されるような奴だぞ」



フラッシュトレ「彼の言う通りよ。不正会長を庇ったり、女装癖あったりなんか考えられない」



フラッシュトレ「担当だけじゃなく桐生院さんや理事長代理に手を出す女癖の悪さ…挙げ句に刃物を所持した子を担当してたり極悪人よ」



エイシンフラッシュ「極悪人だなんて…」



ゴルシトレ「まともじゃないのは確かだろ。あんな奴と絡むだけ損するぜ!」

304: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/02(土) 21:34:06.41 ID:uiFxFux00
フラッシュトレ「まさか貴女あいつに手を出されたんじゃ?!」



エイシンフラッシュ「そんなことありません!」



ゴルシトレ「アイツは さえあればなんでもいい奴だからな。気を付けろよ!」



ゴルシトレ「コイツみたいに年増の緩々でもお構いなくー」



フラッシュトレ「死ね!!」



ドゴッ



ゴルシトレ「おっふ」



モブJ「今のはゴルシトレさんが悪いですね」



エイシンフラッシュ「貴方も十分変なトレーナーなのよ…」



下3 このあとどうなったか

307: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/02(土) 21:57:54.01 ID:tfR3yVb/0
その頃ブラトレ達 
ブライアンの走りに、これならスズカちゃんに勝てるんじゃない?とウララがブライアンに聞くが、シリウスが録画していた>>34のスズカの走りを見ていたブライアンは苦い表情

308: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/02(土) 22:25:07.28 ID:dgMvo1naO
控え室にて



ハルウララ「凄いよブライアンちゃん!これならスズカちゃんに勝てるんじゃない?」



ナリタブライアン「……」



ハルウララ「どうしてそんなに暗い顔してるの?」



ナリタブライアン「私だけが伸びたわけじゃない…奴も同じだけ速くなっていたということだ」



ブラトレ「シリウスシンボリがサイレンススズカの動画を持っていたんだ。それを見て衝撃を受けた」



ナリタブライアン「甘かった。私だけが成長していると思い込んでいた。こんな勝ちじゃ意味が無い」



ブラトレ「もっとトレーニングを…と言いたいがこれ以上の負担はかけられない。脚を壊してしまう」



ナリタブライアン「クソ……」

309: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/02(土) 22:27:43.40 ID:dgMvo1naO
ハルウララ「ブライアンちゃんもトレーナーさんも暗い顔してちゃダメ!勝ったんだから笑顔だよ!」



ハルウララ「勝って暗い顔するのは私だけでいいから。ブライアンちゃんはちゃんと喜んで!」



ハルウララ「トレーナーさんも悪いよ!まずはブライアンちゃんを褒めてあげないとでしょ?」



ナリタブライアン「このままじゃサイレンススズカに勝てないのは事実だ」



ブラトレ「楽天的にはなれない」



ハルウララ「もぉーーー!そんなのじゃダメーー!」



下3 このあとどうなったか

312: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/02(土) 22:48:26.09 ID:P4v9aqs60
ブライアン、ウララに「性格変わった…いや、戻ったかお前?」
とウララの変化に気づく

314: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/02(土) 23:09:12.61 ID:/Rh58ABd0
ナリタブライアン「お前……性格が変わっていないか?」



ハルウララ「え?」



ブラトレ「この場合、本来のウララに戻ったというのが正しいのかもしれない」



ハルウララ「うーんとね、ずっと頭がモヤモヤしてたのが無くなってスッキリはしてるよ!」



ナリタブライアン「悪魔がウララが消えたということか?何かが無ければそんなことは起こらないと思うが」



ブラトレ「俺たちの知らないところであったんだろう。そうで無ければ説明がつかない」



ハルウララ「うらら~ん」

315: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/02(土) 23:12:02.00 ID:/Rh58ABd0
ブラトレ「ウララ…マヤノトレのことはどう思っている?」



ハルウララ「……」



ナリタブライアン「やはり奴のことはー」



ハルウララ「えっとね、今はトレーナーさんの方が気になる…かな……」



ブラトレ「俺が何かしてしまったのか?」



ハルウララ「そうじゃなくて!ええっと…キングちゃんと同じくらい……うーんとね…」



ナリタブライアン「おい」



ハルウララ「トレーナーさんは沢山走らせてくれて勝たせてくれるから大好き!」



ブラトレ「お、う」



ハルウララ「もっと一緒に居たいなって!うらら~んな気持ちになるんだ!」



下3 このあとどうなったか

317: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/02(土) 23:38:27.54 ID:C2cQB60Lo
ブライアン「……うまぴょいは?」
ブラトレ「お、おいブライアン」
ブライアン「黙ってろ。ウララ、コイツとうまぴょいをしたいか?」

ウララ「そ、そういうのはダメ何だよ!」
顔真っ赤で慌てる様子に以前のする流れになったら躊躇わない雰囲気が消えてて取り敢えず安心するブライアン

320: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/02(土) 23:50:45.97 ID:/Rh58ABd0
ナリタブライアン「うまぴょいは?」



ブラトレ「お、おいブライアン」



ナリタブライアン「お前は黙っていろ。ウララ、コイツとうまぴょいをしたいか?」



ハルウララ「そ……そういうのはダメなんだよ!」



ナリタブライアン「……ならいいだろう」



ブラトレ「ブライアンが気にするところはそこか…」



ナリタブライアン「それ以外あると思うか?私を満足させられない癖に他人とうまぴょいとは笑えるぞ」



ナリタブライアン「浮気をするなと縛るつもりは無い。お前のモノで悦ぶ女がいるとは思えないからな」



ブラトレ「……」

321: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/02(土) 23:55:03.72 ID:/Rh58ABd0
ハルウララ「喧嘩しちゃダメだよブライアンちゃん!」



ナリタブライアン「本当のことを言っただけだ喧嘩ですら無い」



ブラトレ「男として情け無い…か」



ハルウララ「トレーナーさん変な顔してどうしたの?」



ブラトレ「実はブライアンを満足させる為に修行…というのは大袈裟だがそういう店に通うつもりでいる」



ハルウララ「そういう?」



ブラトレ「事情を話せば鍛えてくれるはずだ。もうブライアンに情け無いと言わない」



下2 ブライアンの台詞や行動

323: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/03(日) 00:02:48.36 ID:6ngzcOKW0
「………?」
「鍛えてくれる店??よく分からんが性を鍛える店があるのか。お前も強くなろうとしてるとは少しは感心したぞ」

ブライアンちゃんそういう店を理解していない模様

324: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/03(日) 00:09:08.26 ID:Omitwyqd0
ハルウララ「……?」



ナリタブライアン「鍛えてくれる店……?よく分からんが性を鍛える店があるのか。お前も強くなろうとしてるとは少しは感心したぞ」



ブラトレ「……」



ハルウララ「よくわかんないけど喧嘩しないならそれでオッケーだよ!」



ナリタブライアン「強くなることは自身を鍛えること。私のトレーナーなら当然だな」



ブラトレ「本当に行くぞ?なんなら今日から行くからな?」



ナリタブライアン「行って思う存分鍛えてこい」



ブラトレ「言質は取ったからなブライアン」

325: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/03(日) 00:12:36.63 ID:Omitwyqd0
病院にて



ハルウララ「ーーっていうことがあったの!」



キングヘイロー「ブライアンさん…まさか知らないだなんて……競バのことで風 は知っていたんじゃなかったの…?」



ハルウララ「キングちゃんはトレーナーさんが言ってた意味がわかるの?」



キングヘイロー「わ…わかりません!」



ハルウララ「ウララと一緒だ~!」



キングヘイロー(この反応と明るさ…以前と別人かと思ってしまいますわね)

326: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/03(日) 00:18:50.75 ID:Omitwyqd0
キングヘイロー(以前のウララさんは私に嫌々付き合っていてくれただけ。こうなってはもう…)



キングヘイロー(ウララさんとは清い関係にならなければいけないのね……)



キングヘイロー(ウララさんとのうまぴょいは一生忘れません……玩具を使って楽しんだこと…漏らすまで楽しんだこと…)



キングヘイロー(ウララさんの直送おしっこを飲んで……天国に登ったことは一生……忘れない…)



ハルウララ「キングちゃんなんで遠くを見てるの?もしかしてまた痛んできた?」



キングヘイロー「いいえ……ほんの少し…戻ってこない日々(Heaven)を…慈しんでいただけよ…」



下2 このあとどうなったか

328: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/03(日) 00:32:21.73 ID:uw/wIw8q0
キング、軽くウララの頬にキス。ウララ顔真っ赤にして驚き。こんな純潔なウララにはもう絶対にあんな   はできないと更に確信

330: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/03(日) 00:53:37.75 ID:Omitwyqd0
キングヘイロー「ウララさん少し屈んでくれないかしら?」



ハルウララ「こう?」



キングヘイロー「……」チュッ



ハルウララ「はわっ?!」



キングヘイロー「顔、真っ赤じゃないの」



ハルウララ「だって急にキスなんかするんだもん!恥ずかしくて当然だよ!」



キングヘイロー「嗚呼……もうあんなことは二度とできないのね…」



キングヘイロー「ウララさんの卵を食べてみたかった……それだけが心残りだけど仕方ないのよね…」



ハルウララ「卵?ゆで卵が食べたいの?」



キングヘイロー「あんなことやこんなことができなくてもウララさんには変わりない…贅沢なんか言いません…」

334: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/03(日) 19:26:49.77 ID:Omitwyqd0
控え室にて



サイレンススズカ「……遅いわね」



アグネスタキオン「どこで油を売っているんだろうねぇ」



モブD「わざと遅れて自分の価値を高めようとしているなら逆効果です」



アグネスタキオン「それはないねぇ何故なら私たちも帰れないからねぇ」



サイレンススズカ「帰り道を知っているのはマヤノトレだけ」



モブD「そんな冗談通用しませんよ」



アグネスタキオン「冗談じゃないんだねぇ。オグリ君もそうだが私たちは全員方向音痴なんだよ」



サイレンススズカ「私の走る場所が目的地じゃないだけ」



モブD「意味がわかりません」

335: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/03(日) 19:29:33.62 ID:Omitwyqd0
アグネスタキオン「お腹が空いてきたねぇモルモット君のお弁当が食べたいねぇ」



モブD「モルモット?」



サイレンススズカ「タキオンがマヤノトレをそう呼んでいるのよ」



アグネスタキオン「私が調合した薬や人前には出せない薬なんかを彼で試しているからねぇ。彼ほど優秀なモルモットは存在しないねぇ」



モブD「勝手にしていて下さい」



アグネスタキオン「ふぅん…彼女にはもう少し可愛げが欲しいよ」



サイレンススズカ「マヤノトレの世話になれば嫌でも出るわよ」



下2 このあとどうなったか

337: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/03(日) 19:46:37.05 ID:6ngzcOKW0
マヤノトレ何故かアドマイヤベガと一緒に戻ってきた

338: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/03(日) 19:59:12.13 ID:Omitwyqd0
マヤノトレ「すまない遅くなった…」



サイレンススズカ「遅いー」



アドマイヤベガ「なんだ彼女だけじゃなかったの」



アグネスタキオン「モルモット君は手を出すのが早いねぇ」



マヤノトレ「違う……」



アドマイヤベガ「衝撃がここに居るって聞いて話しをしてみたかったのよ」



モブD「私から話すことはありません」



アドマイヤベガ「聞いていた通りの性格みたいね」

339: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/03(日) 20:05:27.45 ID:Omitwyqd0
アドマイヤベガ「競バについて教えて欲しいのよ」



モブD「教えを乞うなら 度で示して下さい」



アドマイヤベガ「性格に難アリっていうのがよく分かるわ。貴方じゃないとコントロールできないわ」



モブD「バカにするのもいい加減にしろ!!」



アドマイヤベガ「まさに瞬間湯沸かし器。レースでならすぐに掛かって失速じゃない」



マヤノトレ「俺が指導すれば…なにも問題無い…」



アドマイヤベガ「貴方が噂されてるような全方向変 じゃないことは知ってる。衝撃がどうなるか期待してるわ」



下3 このあとどうなったか

342: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/03(日) 20:24:41.77 ID:LxQYyDp00
「モルモット君を悪く言う見る目がない連中とは違い優秀さを理解してるとは君は優秀だねぇ」
「そうね。口だけで対した評価を出してない奴らとは違うわね」

自分のトレーナーを褒められ満足そうなスズタキ+>>340(ここをベガさんに変更

346: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/03(日) 20:49:13.07 ID:Omitwyqd0
アグネスタキオン「モルモット君を悪く言う見る目がない連中とは違い、優秀さを理解してるとは君は優秀だねぇ」



サイレンススズカ「口だけで対した評価を出してない奴らとは違うわね」



モブD「全方向変 は聞き捨てならないですけど」



アドマイヤベガ「  コンで   コンで女装癖もあって絶 でウマ娘でも人間でも抱けるのよ」



マヤノトレ「凄いことに…なってるな…」



アグネスタキオン「あながち嘘じゃないねぇ」



サイレンススズカ「ルドルフとスる時は決まって女装してるじゃない」



アグネスタキオン「元会長君は漏らしてしまうほど悦んでいるからねぇ」

347: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/03(日) 20:52:38.52 ID:Omitwyqd0
モブD「抱っこくらいで何を言っているんですか」



アドマイヤベガ「え?」



アグネスタキオン「ほう……」



サイレンススズカ「競バではそういう話しはしないのね」



アグネスタキオン「興味が無ければ知ろうともしないからねぇ」



モブD「ショタもロリも知りませんがくだらないことを言ってるなら帰って下さい」



アドマイヤベガ「また今度ゆっくり話しましょう。今日は会えただけでも楽しかったわ」



下3 このあとどうなったか

349: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/03(日) 21:34:20.64 ID:P0QJGM2so
Dちゃんがピュアなので感動するとともに守護らねば…と(保身から)決意するマヤトレ
担当ウマ娘達に誤った 知識を植え付けないよう懇願する

350: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/03(日) 21:36:11.52 ID:6ngzcOKW0
>>349+
マヤノトレスズカ、タキオン、ルナ、Dを連れて帰ろうとした時四人をサトノグループで保護するべくサトノダイヤモンドとサトノトレーナーがヘリコプターで迎えに来た

351: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/03(日) 21:42:56.20 ID:Omitwyqd0
マヤノトレ「衝撃はピュアだ……綺麗過ぎる…」



マヤノトレ「お前たち…絶対に誤った 知識を植え付けるなよ…」



サイレンススズカ「約束し兼ねるわ」



アグネスタキオン「 慾が十倍になる薬を飲ませてみたいねぇ」



マヤノトレ「彼女のピュアさは…守らなければいけない…」



モブD「さっきからコソコソと。イライラさせたいんですか?」

352: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/03(日) 21:48:10.28 ID:Omitwyqd0
ババババババババ…



アグネスタキオン「ヘリコプターの音だねぇ」



サトノトレ「お迎えにあがりました」



サイレンススズカ「どこに連れて行こうというの?」



サトノダイヤモンド「サトノグループで貴女たちを保護します」



モブD「要りません。それに私は競バに帰る必要があります」



サトノトレ「荷物でしたら私が回収します」



モブD「他人に触られたくない!それにモブOとモブKはどうした?!」



マヤノトレ「モブOは出荷されて…モブKはヒシアマゾンと話し込んでいた…」



モブD「私だけ逃げることをすると思っていたのか?!逃げるならお前たちだけで逃げろ!」



サトノトレ「仕方ありません、衝撃さん以外はヘリに乗り込んで下さい」



サトノダイヤモンド「また迎えに来ますからね」



下2 このあとどうなったか

354: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/03(日) 22:12:10.15 ID:WLj1vpl40
「分かった、二人も連れてくるみんなは先に…」
マヤノトレ、Dと一緒にK、Oを説得しに行く途中に。
隠れていたルナトレが姿を表し「衝撃に何を吹き込んだ?ピーク過ぎのシンボリルドルフは何故走れる薬か!?」と聞かれるも「怒り通り越して呆れたな。彼女はまだピークを過ぎる直前だ。過ぎてないそれに気付けないなんて」とルナトレに呆れるマヤノトレ。

359: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/04(月) 19:08:28.78 ID:OBd1OTkR0
移動中



マヤノトレ「君一人で行かせるわけにはいかない…」



モブD「私は頼んだ覚えはありません、貴方が勝手にやってることですからね」



ルナトレ「どこに行こうと言うんですか?」



マヤノトレ「なぜここに…?」



ルナトレ「彼女になにを吹き込んだんですか?ピークを過ぎたシンボリルドルフは何故走れるんですか?」



マヤノトレ「衝撃が俺を選んだんだ…こちらから何か言ったわけじゃない…」



ルナトレ「それは嘘です、彼女の走りは僕が熟知していますからね」



モブD「知ることは猿でもできます。お前は理解しようとしなかった」

360: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/04(月) 19:14:20.35 ID:OBd1OTkR0
マヤノトレ「ルドルフはまだピークが終わっていなかった…君が終わらせていたんだ…」



ルナトレ「なにを…」



モブD「自分の力を過信し過ぎた人間ほど愚かなものは居ません」



マヤノトレ「君は確かに優秀だ…だが努力を怠っていた…」



ルナトレ「僕は誰よりも考えて頑張っていましたよ?」



マヤノトレ「考えるのと努力は違う…」



モブD「頑張るだけならガキでもできるんですよ」



マヤノトレ「ここまでやってこれたのは君の才だけだ…これから先は厳しくなるだろう…」



下2 このあとどうなったか

362: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/04(月) 19:37:55.79 ID:dzaC1pUco
ルナトレが反論にもならない罵声を浴びせようとすると「くだらない口喧嘩はおやめなさいな」と氷のようにゾッとする、が同時にひどく安心してしまうようなそんな声が聞こえる
ベテラントレーナーの声を聞き縮こまるルナトレ

363: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/04(月) 19:59:22.65 ID:OBd1OTkR0
ルナトレ「このクソー」



「くだらない口喧嘩はおやめなさいな」



モブD「…」ゾクッ



マヤノトレ「お前は……」



ベテラントレーナー「こうして会うのは久しぶりね?」



ルナトレ「どうして…ここに…」



ベテラントレーナー「お黙りなさい」



ルナトレ「……」



ベテラントレーナー「衝撃さんと会うのは初めてよね?私のことは知っていたかしら?」



モブD「貴女は…ウマ娘……?」



ベテラントレーナー「トレセン学園で長年トレーナーを続けていたのよ。そこにいるマヤノトレのせいで自由を奪われて酷い目に遭ってるの」



マヤノトレ「罪を犯したのは…貴女だ…」



ベテラントレーナー「随分と偉そうにしてるけど貴方を鍛えたのは私なのよ」

364: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/04(月) 20:05:13.87 ID:OBd1OTkR0
モブD「見た目は若いのにこの威圧感……只者じゃない…」



マヤノトレ「年齢は俺の倍はあるからな…」



ベテラントレーナー「女性の前で年齢の話しはご法度よ。それくらい覚えておきなさい」



モブD「……まさか貴女は…」



モブD「ルナトレが言っていた……伝説のウマ娘…?」



ベテラントレーナー「伝説だなんて」



マヤノトレ「謙遜か…?」



ベテラントレーナー「私こそがウマ娘だったのよ。伝説だなんて言葉は安過ぎるわね」



マヤノトレ「……」



「私の思う通りに世界は進む。私が望む通りに世界は回る」



ヤシマ(ベテラントレーナー)「きひひ…あらいけない、若い頃の癖がつい」



マヤノトレ「何が…目的だ…?」



ヤシマ「とりあえず二人をこちらで預かるわ。大人しくサトノグループについていけば良かったのに」



マヤノトレ「預かる…監禁の間違いだろう…」



下2 このあとどうなったか

366: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/04(月) 20:21:55.84 ID:Z9mQfrYj0
「所で、ベテラントレーナー……今何時だ?」


と聞いて油断した瞬間に顔面に目覚ましをクリンヒットさせて発動させる。

367: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/04(月) 20:26:10.12 ID:OBd1OTkR0
マヤノトレ「ところでベテラントレーナー……今何時だ?」



ヤシマ「今は3時ー」



マヤノトレ「……!」



ヤシマ「ぎゃ…っ!!」



モブD「顔面に武器を投げ付けた?!」



ルナトレ「武器じゃない、あれはー」



ヤシマ「お前……お前えええぇ!!トレセンの奴らを皆殺しにしてやる!!」



マヤノトレ「そんなことは俺がさせない」



ガシャーンッ

368: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/04(月) 20:26:53.93 ID:OBd1OTkR0



目覚まし




369: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/04(月) 20:31:10.70 ID:OBd1OTkR0
控え室にて




サトノトレ「ーー仕方ありません、衝撃さん以外はヘリに乗り込んでー」



マヤノトレ「待ってくれ…俺とモブDでモブKを説得しに行く…」



サトノダイヤモンド「シンボリルドルフさん達の安全を確保した方が良くありませんか?」



マヤノトレ「ヘリは先に出ていてくれ…サトノトレは残って欲しい…」



サトノトレ「どうしますかお嬢様?」



サトノダイヤモンド「貴方が居れば問題ありません。シンボリルドルフさん達を送り届けたらすぐに戻ってきます」



モブD「なにを考えているんですか」



マヤノトレ「念には念を…入れた方がいいだけだ…」



下2 このあとどうなったか

370: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/04(月) 20:36:15.37 ID:lNrmuH3q0
ルドルフらは無事脱出成功

371: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/04(月) 20:39:14.70 ID:N1IvEHcNO
上+途中強烈なダウンバーストに巻き込まれてヘリがコントロールを失いそうになるも、何かに守られるように操縦桿が動いて持ち直す

372: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/04(月) 20:46:27.64 ID:OBd1OTkR0
ババババババ…



サトノダイヤモンド「サトノグループの敷地内にさえ入ればもう大丈夫です」



アグネスタキオン「なんだって?」



サイレンススズカ「ヘリコプターの中ってうるさいわね」



シンボリルドルフ「聴覚が発達しているウマ娘にとって不快な乗り物だ」



サトノダイヤモンド「これだけ個性的なウマ娘をまとめあげるなんて、マヤノトレさんは凄いトレーナーさんです」



アグネスタキオン「なんだって?」



サトノダイヤモンド「もう大丈夫ですから大人しく座っていて下さい」



アグネスタキオン「え?」



サイレンススズカ「もう貴女黙ってなさい」

373: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/04(月) 20:49:10.02 ID:OBd1OTkR0
ガクンッ



シンボリルドルフ「なんだ?!」



サトノダイヤモンド「どうしましたか?まさか何かにぶつかったんじゃ…」



パイロット1「突然気流が乱れて……!」



パイロット2「このままじゃ制御不能です!」



サトノダイヤモンド「そんな!」



シンボリルドルフ「この高さなら飛び降りても死…か」



サイレンススズカ「飛び降りるより中に残っていた方がマシね」



アグネスタキオン「おおおおお、落ちてるよぉぉ!」

374: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/04(月) 20:52:42.36 ID:OBd1OTkR0
……



パイロット1「持ち直した?!」



パイロット2「今のうちに姿勢を安定!サトノグループではなく近くの空港に緊急着陸を要請します!」



サトノダイヤモンド「不思議な感覚があったのは気のせい…?なにかに持ち上げられたような……」



シンボリルドルフ「早く降ろしてくれ!」



サトノダイヤモンド「待っていて下さいもう危機はー」



サトノダイヤモンド「……なにか…変な匂いが…」



アグネスタキオン「……」



サイレンススズカ「乗員が一人粗相をしたから早く降ろして」



サトノダイヤモンド「……あと少しだけお待ち下さい」



下2 このあとどうなったか

376: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/04(月) 21:03:31.38 ID:tri/dNN10
ヤシマってなんか元ネタあるの?

377: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/04(月) 21:03:54.01 ID:Z9mQfrYj0
タキオン達が無事着陸した事を連絡を受けたマヤノトレ。スズカに落ちかけたけど不思議な感覚に守られた気がすると言われる。
すると突然マヤノトレの頭の中で何かが語りかけてきた

(本作品、または第三者の考え方や名誉などを害する目的のもの

暴力的・グロテスクなもの、また 的描写を含むもの

特定の政治・宗教・信条を過度に支援する、または貶めるもの

反社会的な表現のもの

第三者の権利を侵害しているもの)
を守れば貴方達の味方です……と

379: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/04(月) 21:19:50.12 ID:OBd1OTkR0
電話中



サトノダイヤモンド『少し予定外のことはありましたが無事に目的地に到着しました』



マヤノトレ「それは良かった…」



サトノダイヤモンド『ヘリが落ちかけた時は冷や汗ものでしたがなんとかなりました』



マヤノトレ「……」



サトノダイヤモンド『ヘリは緊急点検することになったので迎えは出せません。貴方が居れば大丈夫だとは思いますが、くれぐれも注意して下さい』



サトノトレ「かしこまりました」



マヤノトレ(ヘリで行けないとなるとベテラントレーナーに邪魔はされるな…また目覚ましを使うしか…)




ザザザッ



マヤノトレ(なんだ……頭の中に…)






(本作品、または第三者の考え方や名誉などを害する目的のもの。暴力的・グロテスクなもの、または 的描写を含むもの)



(特定の政治・宗教・信条を過度に支援する、または貶めるものら反社会的な表現のもの)



(第三者の権利を侵害しているものを……貴方は守れますか?)



マヤノトレ(誰だ……どこから話しかけている…?)

380: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/04(月) 21:24:54.16 ID:OBd1OTkR0
(質問をしているのはこちらです。貴方は守れますか?)



マヤノトレ(…殆どの項目は守れる。 的表現を除いては…)



(では貴方の力にはなれません)



マヤノトレ(彼女らの誘いを断ればグロテスクな表現に引っ掛かることが起こる)



(そんな関係を築いた貴方が悪いんですよ)



マヤノトレ(……)



(天からの加護を望むには全ての項目を満たして下さい)



ルナトレ「あ…居ました!」



ヤシマ「きひひ」



マヤノトレ「……どうしても避けられないのか」



下2 このあとどうなったか

383: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/04(月) 21:50:12.50 ID:OBd1OTkR0
マヤノトレ「待て、俺の力にはならなくていいが…アイツらは第三者の考えや名誉を侵害している…」



マヤノトレ「暴力も反社会的な事も… 描写的な事もしてるぞ…そうだ、トレセン学園を皆殺しにするとも言っていた…」



ルナトレ「なにをブツブツ言っているんですか?」



マヤノトレ「競バで負けた子を風 送りにしてる…お前たちは…ガイドラインに違反している…」



ヤシマ「ぎっ?!」



ルナトレ「ベテラントレーナーさん?」



ヤシマ「何故お前がガイドラインを知っている?!」



マヤノトレ「どうしてだろうな…」



ヤシマ「まさかコイツら……!いや違う。神を誘き出したのは間違いなく…」



ウウウゥゥ~~



ルナトレ「サイレンの音が…」



サトノトレ「目の前に指名手配犯が居ますので躊躇いなく通報させてもらいました」

384: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/04(月) 21:54:50.90 ID:OBd1OTkR0
ルナトレ「早く逃げて下さい!」



ヤシマ「お前…覚えていろ」



マヤノトレ「お前なんか覚える価値もない」



ヤシマ「……」



ルナトレ「こっちですベテラントレーナーさん!」



モブD「ルナトレがあんな小物だったなんて。あんなクズに教えてもらっていたなんて恥です」



マヤノトレ「もう忘れた方がいい…」



モブK「ああん?衝撃は誰とつるんでんだよ?」



ヒシアマゾン「うう…全部聞かれた……」



マヤノトレ「…これで良し…か」



下2 このあとどうなったか

388: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/04(月) 22:32:14.68 ID:OBd1OTkR0
説明後



モブK「もう十分稼いだし競バも潮時だな」



マヤノトレ「本当にいいのか…?」



モブK「お前がトレーナーになってくれんのか?」



マヤノトレ「君ならトレーナーは選び放題だ…万が一やる人がいなかったら…俺が引き受ける」



モブK「衝撃が居る所ならどこでも面白くなるな。トレーナーも最悪お前がやるってんなら損は無い」



モブK「コイツの話しも聞けるしトレセンに行ってやるか!」



ヒシアマゾン「もう勘弁してくれぇ…」



マヤノトレ「なにがあったかは知らないが…こちらに来てくれるなら歓迎しよう…」

389: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/04(月) 22:40:00.23 ID:OBd1OTkR0
秋川理事長「歓迎っ!」



モブK「誰だコイツ?」



モブD「ガキが来る所じゃありません」



マヤノトレ「このお方が…トレセン学園の理事長だ…」



モブK「ゲっ」



秋川理事長「私はそんな細かいことは気にしない!二人がトレセン学園に来るというのなら歓迎する!」



サトノトレ「編入ということになるんですね」



秋川理事長「本来であれば公開トライアルを受けるべきだが事情を汲む!モブDは直ちに医療機関の受診!」



モブD「そこまで知っていたんですか」



秋川理事長「モブKは夏のトーナメントをデビュー戦としてくれ!遠慮なく走ってくれて構わない!」



下2 このあとどうなったか

390: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/04(月) 22:55:57.46 ID:ZqUhlZZKo
Oのシーン
ゴルシとバチバチの肉弾戦やってる
無言のゴルシにお前の本性もコッチナンダョオオオ!と吠えるO
(やっべーなこいつゴルシちゃんでも押されるわどーすっかなー)

391: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/04(月) 23:01:30.26 ID:Z9mQfrYj0
>>390
+
ゴルシトレが乱入して「乱闘してぇならスマ◯ラでもしてな。セガからソニ○クも出てるしな」
と2人を止めに入る。その後D、Kを連れたマヤノトレも合流


392: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/04(月) 23:06:18.33 ID:OBd1OTkR0
某所にて



モブO「ケヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」



ゴールドシップ「クッソ!まさか出荷中に正気に戻るとはな!」



モブO「ブッコロブッコロ~!!全身切り刻んでヤル!!」チャキッ



ゴールドシップ「ぐぇ?!ナイフなんか隠し持ってやがって!」



モブO「ヒャヒャヒャヒャ!!」



ゴールドシップ「危ね!!本気で振り回すんじゃねぇよ!」



モブO「こっちは殺す気なんだけど?」



ゴールドシップ(目が笑ってねぇヤバいぞこれ)

393: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/04(月) 23:14:37.79 ID:OBd1OTkR0
モブO「いつまでいい子ぶってるの~?お前の本性もコッチナンダヨォォ!」



ゴールドシップ(やっべーなこいつゴルシちゃんでも押されるわ…)



ゴルシトレ「俺も仲間に入れてくれよ~」



ゴールドシップ「おいバカ!出てくんな!」



ゴルシトレ参戦!



モブO「獲物が一人増えたぁ!」



ゴルシトレ「乱闘してぇならスマなブラでもしてな。セガからハリネズミも出てるしな」



モブO「ヒャアァァァァ!」



ゴールドシップ「逃げろっておい……逃げてお願い!貴方じゃ勝てないの!」



グサッ



ゴールドシップ「嫌っ…!」



モブO「………肉を切る感触が…無い…」



ゴルシトレ「ここまで煽りゃ腹を刺すだろ?どこを刺すか分かってんなら防刃対策は簡単なんだよ」



ゴールドシップ「あ……」ヘナヘナ

394: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/04(月) 23:18:36.10 ID:OBd1OTkR0
マヤノトレ「間に合わなかったか…!」



モブK「刺されてにしてはピンピンしてないか?」



モブD「やめるんですオルフェーヴル!」



モブO「ぐ…抜け、無い……!」



ゴルシトレ「ゴルシ今だ!コイツ後ろから羽交締めにしろ!」



ゴールドシップ「……」



モブD「私がやります」



モブK「こっちで話し合いは纏まったんだから変なことすんなよ」



ゴルシトレ「ふぃ~俺のお陰でなんとかなったな!」



下2 このあとどうなったか

396: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/04(月) 23:27:43.05 ID:r  Oap5F0
その後、Oはテイオー、マヤノ、ネイチャ達が通ってる精神病送りになった。

そして、ヤシマやルトレは姿を消し行方不明状況に。競バも一時的に封鎖される事に、色々探ったら競バはクリーンに見えて違法だらけだった事が発覚し、一部関係者は逮捕された。

後日、理事長が夏休み前の終業式にて全校生徒、教員、トレーナーを集めマヤノトレやサトノグループを「あっぱれ!祝福!」と表彰することになった

397: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/04(月) 23:38:36.00 ID:OBd1OTkR0
トレーナー室にて



ブラトレ「トーナメント予選の裏でそんなことが起こっていたのか」



ナリタブライアン「理事長がうまく問題を解決したそうだ」



ハルウララ「競バが一時閉鎖されるってニュースはビックリしちゃったよ」



ナリタブライアン「表向きにはクリーンと謳っていたが、その裏では違反なことが山積みだった。逮捕者が出た以上閉鎖は避けられない」



ブラトレ「ベテラントレーナーは相変わらず行方不明で捕まっていない。競バが閉鎖されたからといって安心はできないな」



ブラトレ「ルナトレは今回ので逮捕はされていなかったが…ベテラントレーナーについて行っているんだろう」



ナリタブライアン「あんな小物のことは気にする必要は無い」

398: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/04(月) 23:45:14.58 ID:OBd1OTkR0
ハルウララ「このあと夏休み前の終業式があるけど、そこでモブDちゃん達が紹介されるんだよね?」



ナリタブライアン「競バから保護という形で落ち着いた。編入に関する細かい話しは聞いていない」



ブラトレ「モブOは精神状 が悪く例の病院に入院か」



ハルウララ「テイオーちゃん…夏休み前なのに戻ってこれなかったね」



ナリタブライアン「一週間で済むどころじゃ無かったな。理事長はシリウスシンボリを正式な会長にすることを考えている」



ブラトレ「マヤノトップガンの状 も良くなっていないんだろうな」



ハルウララ「また一緒に走れるよね?」



ブラトレ「彼女を信じるしかないな」



ナリタブライアン「…私は生徒会でのことがあるから先に行っているぞ」



下2 終業式でおこったことなど

399: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/04(月) 23:53:17.73 ID:dzaC1pUco
大人達の争いでトレセンと競バとにウマ娘達を巻き込んでしまった事を謝る理事長
しかし課題も改善点も浮き彫りにできたことは僥倖
今後も夢を追いかける者達のサポートの 勢を万全にすると

400: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 00:00:41.77 ID:AXlk8msz0
>>399
+「夏のトーナメント、8月には強制ではないが合宿も行う、出たいものは申請するように!」

401: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 00:07:12.18 ID:xwZpR9ht0
終業式にて



秋川理事長「謝罪っ。大人達の争いでトレセン学園と競バのウマ娘達を巻き込んでしまった」



秋川理事長「どちらが悪だというつもりは無い。逮捕者が出たのはお互いに猛省すべき点ではある」



秋川理事長「今回のことで課題も改善点も浮き彫りにできたことは僥倖である!」



秋川理事長「トレセン学園は今後も夢を追いかける者達のサポートの 勢を万全にすると約束しよう!」



秋川理事長「新型トレーニング機器の紹介に編入生の紹介!諸君らに知らせることはまだまだある!」



秋川理事長「前を向いて共に全身して行こうではないか!」

402: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 00:15:19.07 ID:xwZpR9ht0
秋川理事長「ーー最後に、夏休み中にはトーナメント決勝と強制ではないが合宿も行う!行きたい者は申請するように!」



秋川理事長「合宿で鍛えるも良し!レースに出て鍛えるも良し!君たちが選択肢を選ぶといい!」



秋川理事長「もう一度言うが私たちは夢を追う者の味方だ!全力でサポートし、力になることを約束する!」



秋川理事長「ただ道を選ぶのは君たちだ。トレーナーに過剰に頼っても君たちの為にはならない」



秋川理事長「完全な自立は求めていないが依存することは禁止する!」



秋川理事長「秩序ある行動と信念に期待する!悔いのない夏休みを送ってくれることを期待するぞ!」

410: 409正解 2022/07/05(火) 19:17:20.29 ID:xwZpR9ht0
トーナメント決勝戦



ブラトレ「いよいよ決勝戦だ、重賞と同じようにテレビ中継もある、思い切って走ってこい」



ハルウララ「まずはウララの出番だね!」



ブラトレ「キングもテレビの前で応援している、いい知らせが届けられるよう全力を出すんだ」



ハルウララ「いっぱい楽しんでくるね!」



ブラトレ(憑き物が落ちてから始めてのレースだがどこまでやれるかだな。これまでの最後の伸びは憑き物が影響していたに違いない)



ブラトレ(憑き物と一緒に闘争心まで落ちていればこれから先ウララの活躍は見込めない可能性がある)



ブラトレ(技術を教えても闘争心まで鍛えることはできない。あとはお前次第なんだ)

411: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 19:21:11.82 ID:xwZpR9ht0
ナリタブライアン「作戦は逃げでいくのか」



ハルウララ「うん!ダートでも逃げるの大好きだから!」



ブラトレ「飛ばし過ぎず自分のペースを守ることを意識してくれ。ウララより先を走る奴が居ても気にするな」



ハルウララ「うっかり追いかけちゃったら余計に疲れちゃうもんね!自分のペースで走るよ!」



ブラトレ「すまないがブライアンの調整をギリギリまでやりたいんだ。会場で応援できないがここからちゃんと応援している」



ハルウララ「ブライアンちゃんの方が大事だもんね!私のことは気にしないで大丈夫だよ!」



ハルウララ「じゃあ行ってきます!ウララ頑張ってくるからね~!」



下2 このあとどうなったか

413: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 19:31:46.36 ID:oSvfixLMo
ふと記憶が挟まってくる
逃げはあまり得意じゃないよという自分に誰かが、有マに勝つために継承したんだ、ハルウララならいけると

414: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 19:56:27.24 ID:xwZpR9ht0
レーススタート



ハルウララ(うう…良い位置につけなかった……おまけに出遅れちゃったよぉ…)



ハルウララ(なんで私…逃げで走ろうとしたんだろう?いつもなら差しで走ってたはずなのに)



ハルウララ(逃げって得意じゃないよ…今からでも差しに変えた方がいいかな?出遅れたから逃げじゃなくてもいいよね?)



[そんなことないよ]




ハルウララ(えっ?!誰?!どうやって話しかけてるの?!)



[貴女の中にいる私だから話しができるの]



ハルウララ(ええ…どういうことかわかんないよ…)

415: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 20:04:29.31 ID:xwZpR9ht0
[その力は有マに勝つために継承したんだよ。私(ハルウララ)ならいける]



ハルウララ(わかった、私なら私の言うことを信じる!)



ハルウララ「やぁぁぁぁーー!」



[アレが貴女の中に居た時は精神的に不安定だったけど強かった。憎しみが強さの元になっていたから]



[今の私は以前ほど強くない。けど憎しみを超える力があるって信じてる]



[貴女は誰よりもレースを楽しめる。喜びと感動は力になる]



[お願い、せめてこの世界では貴女は幸せになって。誰よりも不幸だった貴女にはその権利がある]



[私も微力だけど力になるから。一緒に頑張ろう!]



下2 このあとどうなったか

416: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 20:11:05.61 ID:S6r9iNr0O
もう一人のハルウララの幻影が隣で併走してくれている。ハルウララは更に加速していった!

417: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 20:13:03.01 ID:AXlk8msz0
>>416
+周りを追い抜き現在トップのファルコと並ぶウララ、その後ろから「今回こそウララに勝つと」イナリが追い上げて来る三つ巴の戦いに

418: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 20:23:19.47 ID:xwZpR9ht0
ハルウララ「……とは言ったもののどうすればいいのかな?差しじゃなくて逃げだから…」



[こっちだよ]



ハルウララ「私がいる?!」



[併走してあげるからついていて、そして私を追い抜いて]



ハルウララ「私を抜けばいいんだね!」



[頑張って]



ハルウララ「頑張るよ!」



[これで大丈夫。あとはあとは私に任せたよ]

419: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 20:25:44.51 ID:xwZpR9ht0
スマートファルコン「追いついてきたの?!差しにしてはペースが早い!」



ハルウララ「ファル子ちゃんに追いついた!」



イナリワン「てやんでぇーい!」



スマートファルコン「また追いつかれた?!」



イナリワン「今回こそウララに勝つ!」



ハルウララ「負けないよイナリちゃん!」



スマートファルコン「一人だけ逃げて勝つ予定だったのに!」



下2 このあとどうなったか

421: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 20:32:48.55 ID:CiA9eUMd0
ウララブライアン、ブラトレ、キング……そして嫌っていたはずのマヤノトレの顔が浮かび以前よりはスピードが落ちているが速さの向こう側が発動。イナリも大井の江戸っ子の底力見せてやると速さの向こう側に近いものが発動した

422: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 20:42:13.34 ID:xwZpR9ht0
ブラトレ(頑張れウララ)



ハルウララ「トレーナーさん?!」



ナリタブライアン(やれウララ)



ハルウララ「ブライアンちゃんまで?!」



マヤノトレ(……)



ハルウララ「走馬灯……?私、死ぬの?」



ハルウララ「あれ…周りの音が全部無くなった…脚が軽い気がする…」



ハルウララ「これならもっと速く走れる!ゴールまで全力で走る!」

423: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 20:44:58.58 ID:xwZpR9ht0
イナリワン「同じ奴に二度は負けねえ!これが江戸魂だ!」



スマートファルコン「ウマドルとして負けられないの!」



イナリワン「大井の奴らに生き様見せてやるんだ!」



ハルウララ「……!」



スマートファルコン「負けない~~!!」



下2 コンマ

奇数 ハルウララ
偶数 スマートファルコン、イナリワン
ゾロ目 まさかの

425: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 20:49:49.63 ID:AXlk8msz0
こいや

427: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 20:59:17.05 ID:xwZpR9ht0
決着



ハルウララ「やった!やったーーー!」一着



イナリワン「同じ相手に…二度……負けた…!!」二着



スマートファルコン「あんな末脚反則だよ……」三着



キングヘイロー「ウララさん!」



ハルウララ「キングちゃんの幻だ…一緒に喜んでくれて嬉しいな」



キングヘイロー「ウララさーーーん!」



ハルウララ「…あれ?本物のキングちゃん?」



キングヘイロー「車椅子でなら外出は良いと言われたから応援に来たのよ!」



ハルウララ「ひょっとしてトレーナーさんのサプライズだったのかな?キングちゃんの目の前で勝てて嬉しいよ!」

428: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 21:06:12.88 ID:xwZpR9ht0
わーわー…



ブラトレ「ウララが勝ったようだな。キングも自分のことのように喜んでいるだろう」



ナリタブライアン「サプライズとはお前らしくないな」



ブラトレ「レース中にキングを見つけてくれれば力になると思ったんだ」



ナリタブライアン「考えあってのことなら良い」



ブラトレ「…今回の調整不足の原因はなんだ?」



ナリタブライアン「私に言わせる気か」



ブラトレ「意見の食い違いくらい珍しいことじゃないだろう」



ナリタブライアン「お前との関係は一度考え直す必要があるかもしれないな」



ブラトレ「……」



ナリタブライアン「トレーナーとしての腕は認めるがプライベートではどうだろうな」



ナリタブライアン「私は情け無い男は嫌いなんだ。女みたいに女々しい奴は大嫌いだからな」



下2 このあとどうなったか

430: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 21:14:45.79 ID:WBm4AOZv0
オグトレサイド
オグトレが「イナリ、素晴らしい走りだった。後少しで速さの向こう側に辿り着きそうだった」とイナリを褒めるオグトレ。照れるイナリだったがよく見たらオグトレイナリの走りでテント張りしていた

431: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 21:23:47.02 ID:xwZpR9ht0
控え室にて



オグリトレ「二着だったが素晴らしい走りだった。後少しで速さの向こう側に辿り着きそうだったぞ」



イナリワン「こっちは負けてんだ、褒めてもらう必要はねぇ」



オグリトレ「走りを褒めるのは結果に関係ない。二着だろうが一着だろうが素晴らしい走りには違いなかった」



スーパークリーク「まぁ……本当にそう思ってるみたいですね」



イナリワン「ゲッ……お前さんよぉ…」



オグリトレ「オグリ並みかそれ以上の……凄いモノを感じた」



イナリワン「興奮してんならゴルシトレに相手してもらえってんだ」



オグリトレ「奴は関係ないだろう!」

432: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 21:27:13.62 ID:xwZpR9ht0
ゴルシトレ「呼んだか?」



オグリトレ「うぐ」ビクッ



ライスシャワー「むふぅ!!」



メジロマックイーン「ライスさんが腐ってますわ…」



スーパークリーク「あらあらあらぁ」



イナリワン「  好きの奴らに囲まれてる?!」



メジロマックイーン「私は違いますわよ!敵情視察に行くとトレーナーさんが言うからついてきたんです!」



ライスシャワー「ライスは!むふ!むふふ!」



スーパークリーク「私たちはお邪魔かもしれませんね」



オグリトレ「邪魔じゃない!コイツと二人きりにするな!」



ゴルシトレ「おいおいもうすぐコイツらのレースだろ?二人だけで見守ってやろうぜ?」



オグリトレ「腰を…撫でるな……!!」



下2 このあとどうなったか

435: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 22:03:20.50 ID:xwZpR9ht0
レース場、観覧席にて



ゴールドシップ「お~観客がうじゃうじゃいやがるぜ!」



「……」



ゴールドシップ「アナウンサーが何か言ってやがるな、折角だし聞いてやるか!」



アナウンサー「あの不正騒ぎから数ヶ月、トレセン学園の元会長の引退レースとあって会場は異様な雰囲気に包まれています!」



ゴールドシップ「ほーん嫌でも注目されるレースってわけだな」



「このレースでも不正をしてるんじゃ…」



「その証拠を俺たちで見てやろうぜ!」



ゴールドシップ「アイツらにはあとでバレないようにドロップキックを決めとくとして、あたしは大人しく応援しとくか~」

436: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 22:05:50.09 ID:xwZpR9ht0
レース場



ナリタブライアン「……」



シンボリルドルフ「調子は悪いようだな」



ナリタブライアン「お前には負けない」



シンボリルドルフ「あのことがバレて良かったとさえ思う。それくらい心が軽くなったんだ」



ナリタブライアン「衝撃の前でその台詞が言えるのか?」



シンボリルドルフ「言えるさ。私はこのレースをもって引退し、トレセン学園から離れる」



シンボリルドルフ「それだけじゃない。私なりに償いはする」



ナリタブライアン「…退屈させるなよ」



下2 レースの展開を

438: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 22:20:44.88 ID:WBm4AOZv0
ブライアン先行で走り良い位置取りを、シンボリルドルフ『引退』すると言っても負けるとは言ってないトレーナーの為にも絶対勝つという意志が走りから伝わってくる、その姿正に『皇帝』。無礼るなよフェイスで周りを圧倒していく

439: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 22:25:08.56 ID:xwZpR9ht0
レーススタート



ナリタブライアン「……」



シンボリルドルフ(調子が悪くとも先行で我が道を行く。ブライアンらしいじゃないか)



シンボリルドルフ(引退すると言っても負けるとは言ってない。トレーナー君の為にも絶対勝つ)



ゾクッ



ナリタブライアン(この感じ…テイオーのそれに近いものを感じる)



シンボリルドルフ(皇帝と呼ばれたこの私を無礼るなよ)

440: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 22:28:27.84 ID:xwZpR9ht0
メジロマックイーン(あのお二人はバチバチにやり合っていますわね…)



ライスシャワー「マックイーンさん大丈夫?」



メジロマックイーン「ええ問題ありません」



メジロマックイーン(激痛で済んでいるのは治療のお陰ですわね。以前のように走れないくらいの千切れそうな痛みは感じません)



ライスシャワー(無理をしなかったら最後まで走れる!)



メジロマックイーン(有マで勝つにはブライアンさんに勝たなければいけません!)



ライスシャワー(負けない……!)



下2 レースの展開を

442: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 22:53:13.76 ID:8cpnCZdw0
突っ走るブライアンと差し切ろうとするルドルフの一騎打ち。

奇数→ブライアンの勝ち
偶数→ルドルフの勝ち

443: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 23:05:22.96 ID:8b27VVYJO
ナリタブライアン(相手が誰であろうと知ったものか。私は私の走りをする)



シンボリルドルフ(このレースは私が差して勝ちだ)



メジロマックイーン(前が空いた!今しかない!)



ライスシャワー(ライスが追込みで勝つ!)



下2 コンマ
奇数 ブライアン
偶数 ルドルフ、パクパク、ライス
ゾロ目 まさかの

445: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 23:07:13.25 ID:AXlk8msz0

446: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 23:24:59.21 ID:xwZpR9ht0
コンマ奇数 


下1 着順を。一着はブライアン

447: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 23:25:50.41 ID:8cpnCZdw0
1着ブライアン
2着ルドルフ
3着マックイーン
4着ライス

449: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 23:37:55.60 ID:xwZpR9ht0
決着



シンボリルドルフ「届かなかったか……」二着



ナリタブライアン「…よし」一着



ライスシャワー「マックイーンさん脚は平気?」四着



メジロマックイーン「こうやって歩けるくらいには平気でしてよ」三着



ナリタブライアン「お前の引退レースは二着だ、残念…いや当然の結果だ」



シンボリルドルフ「私もそう思う。身体はまだ衰えていなかったのに心が歪んだ時点で私は終わっていたんだ」



シンボリルドルフ「ウマ娘とは何か、走ることとは何か。それを気付かせてくれたマヤノトレには感謝しかない」

450: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 23:41:59.00 ID:xwZpR9ht0
シンボリルドルフ「約束通り私は学園を去る。彼の田舎で余生を過ごすとしよう」



ナリタブライアン「それが償いか安いものだな」



シンボリルドルフ「償いはまた別さ。私の身体を使って償いをしようと思う」



ナリタブライアン「……」



シンボリルドルフ「腎臓や目は二つあるし必要ならば腕や脚も差し出そう」



ナリタブライアン「ふざけているのか?」



シンボリルドルフ「走りたくとも病で走れないウマ娘は何人もいる。私ができる償いといえばこれしかない」



ナリタブライアン「……」

451: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 23:45:51.19 ID:xwZpR9ht0
シンボリルドルフ「その話しは後にしよう。次のレースではタキオンとスズカが走る」



シンボリルドルフ「どんな走りをするのか見ておいて損は無いんじゃないか?」



ナリタブライアン「言われなくともわかっている」



シンボリルドルフ「外部生や元競バのウマ娘も走る。見応えのあるレースになりそうだ」



シンボリルドルフ「このレースが終わって全員でライブをやれば…全て終わりだ」



シンボリルドルフ「短いようで長い現役だったよ。できるならば褒め称えながら引退してみたかった」



シンボリルドルフ「その未来を潰したのは私だ。後悔は全くない」



下2 このあとどうなったか

453: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/05(火) 23:56:02.38 ID:yFQVcPdy0
マヤノトレ、ブラトレが迎えにマヤノトレはルドルフに「よく頑張った、短い時間だったが皇帝を育てられて誇りに思う。これからも付き合いは長くなると思うが」と褒めルドルフは甘えるように彼に擦り寄る。

対照的にブラトレとブライアンは「頑張ったな」「当たり前だ」と素っ気無い感じに終わる。

マヤノトレあのままだとあの二人はオグトレ、オグリみたいに仲違いからの契約破棄になると踏む

454: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/06(水) 00:00:59.04 ID:lT31vlWX0
マヤノトレ「よく頑張った…」



シンボリルドルフ「結果が全てだ、頑張ったところで勝てなければ意味が無かった」



マヤノトレ「短い時間だったが…皇帝をこの手で育てられて誇りに思う…」 



シンボリルドルフ「よしてくれ」



マヤノトレ「これからも付き合いは長くなると思うが…宜しく頼む…」



シンボリルドルフ「ふふ……花嫁修行はちゃんとしていたからな?」



マヤノトレ「……」




ブラトレ「頑張ったな」



ナリタブライアン「当たり前だ」



マヤノトレ「ルドルフ…少し待っていてくれ…」

455: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/06(水) 00:05:27.71 ID:lT31vlWX0
マヤノトレ「このまま放っておけば…オグリキャップとオグリトレの二の舞になる…」



マヤノトレ「少しいいか二人とも…」



ナリタブライアン「お前と話すことはない」



ブラトレ「そうだな」



マヤノトレ「このままじゃ二人は別れてしまう…それは望んだことじゃない…」



マヤノトレ「何があったかは知らないが…ちゃんと話し合った方がいい…」



下2 このあとどうなったか

457: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/06(水) 00:27:17.61 ID:GEvgxqYK0
「元はと言えばお前がサイレンススズカを担当しなければこんな事には……何が目的なんだ。スズカやタキオンの脚を完成させて」

ブラトレ、怒り声で拳に力が入ってしまう

「二人とも脚を完成させるのが夢だった。その手伝いをしただけ、言っとくが殴ったら殴り返す正当防衛だ」

475: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/07(木) 00:40:47.50 ID:wAtxL/+g0
>>474
タキモル共依存。下書き書いたけどどうやっても死ぬからマイルドに仕上げたい


思い入れがあるのはタマモクロスで好きなのはアグネスタキオン。ガイドラインが無かったら短編で殺しまくってるくらいにはこの二人が好き

478: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/07(木) 18:21:41.36 ID:C9AWy7Dm0
ブラトレ「話し合った方がいい…よく言えたものだ。元はと言えばお前がサイレンススズカを担当しなければこんな事にはならなかった」



マヤノトレ「どういうことだ…?」



ブラトレ「何が目的なんだ、サイレンススズカやアグネスタキオンの脚を完成させて」



マヤノトレ「目的もなにも…彼女らがそれを望んだんだ…」



ナリタブライアン「……」



マヤノトレ「俺はその手伝いをしただけだ…なぜー」



ブラトレ「自分が責められるかわかっていないのか?」



マヤノトレ「……」

479: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/07(木) 18:28:25.59 ID:C9AWy7Dm0
ブラトレ「あの二人は強すぎる。普通の方法では勝てることは無いだろう」



ブラトレ「それこそ生活の全てを捧げトレーニングに費やせば僅かだが可能性は出てくる」



ブラトレ「夏休みが明けてもブライアンには学園を休んでもらう。全ての時間をトレーニングに使う」



マヤノトレ「ダメだ…そんなことをすれば…」



ナリタブライアン「留年になろうが構わない。三冠ウマ娘を狙えるのは今年だけなんだ」



ナリタブライアン「自分の実力はよく分かっている、私は今ピークを迎えようとしている」



ナリタブライアン「来年では遅い。全てを犠牲にしてでも三冠ウマ娘を獲る」



ブラトレ「強さには責任を伴う。お前はそれを知っておくべきだ」



ナリタブライアン「私の才能全てを持ってしてもサイレンススズカには勝てない。ならそれを超えるトレーニングを行うしかない」



ナリタブライアン「勝利は命より重い。三冠の代わりに二度と歩けなくなっても後悔はしない」



ブラトレ「これから走るサイレンススズカとアグネスタキオンの走り…研究させてもらうぞ」



下2 このあとどうなったか

481: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/07(木) 18:39:28.72 ID:Gf82vlBe0
『勝つ』為じゃなく『負けない』為にマヤノ達をトレーニングさせて順位には拘らないマヤノトレにはブラトレ達の考えは理解出来ず。考え込みながら控え室に戻る途中。友達と会話しているマンハッタンカフェと遭遇。

マヤトレ「見ない顔だが友達か?」とまさかのカフェの友達が見えていた

482: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/07(木) 18:46:43.72 ID:C9AWy7Dm0
移動中



マヤノトレ(俺は負けない為にマヤノ達をトレーニングさせていたから順位には拘らない。負けたとしても悔いが無ければそれでいいんだ)



マヤノトレ(なぜあそこまで勝利に拘るんだ?三冠ウマ娘も結果であって本来なら目指すものじゃないはずだ)




マヤノトレ(全てのレースに勝つのは理想だがそうはいかない。天候や体調によって勝てないことがあって当たり前だ)



マヤノトレ(狙ったレースを勝つより常にベストを尽くす。そうすればトレーナーもウマ娘もお互いに成長できるんだが…)



マンハッタンカフェ「ーー」



マヤノトレ「……カフェじゃないか」



マンハッタンカフェ「もうすぐタキオンさんのレースなのにここに居ていいんですか?」



マヤノトレ「少し野暮用があったんだ…」

483: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/07(木) 18:53:17.63 ID:C9AWy7Dm0
マヤノトレ「隣に居るのは見ない顔だが友達か…?外部生だよな…?」



マンハッタンカフェ「貴方に彼女が見えるんですか…?」



マヤノトレ「見えるも何もここに居るだろう…」



マンハッタンカフェ「普通は見えません…彼女は…」



マヤノトレ「…………影が無い」



マンハッタンカフェ「わかってもらえましたか…」



マヤノトレ「俺に彼女が見えているのがおかしいのが…よくわかった…」



マンハッタンカフェ「うふふ…彼女は喜んでるみたいですよ…」



マヤノトレ「ああ…笑っている顔が見える…」

484: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/07(木) 18:56:58.68 ID:C9AWy7Dm0
マンハッタンカフェ「ひょっとして…会話もできたりしますか…?」



「……」



マヤノトレ「頭の中に声が…」



マンハッタンカフェ「こちらの声は届いているので…会話ができてるみたいですね…」



マヤノトレ「まさか…本当に…」



マンハッタンカフェ「彼女は何と言ってますか…?」



下2 お友達の台詞など

486: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/07(木) 19:06:22.86 ID:gKhDyccp0
わたしは、サンデーサイレンス(そのまま使うのは不味かったらモブS)貴方は不思議な人ですね。でも、とても魅力的で素敵です。カフェとお友達になってあげてください…

487: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/07(木) 19:13:06.03 ID:C9AWy7Dm0
マヤノトレ「自己紹介と…君の友達になってあげてと言っている…」



マンハッタンカフェ「彼女らしいですね…」



マヤノトレ「いま担当はどうなっている…?」



マンハッタンカフェ「前任の方が警察のお世話になったので…特例でトレーナーが居ないままです…」



マヤノトレ「俺が担当できればいいんだが…マヤノを含めると四人のままだからな…」



マンハッタンカフェ「お気持ちだけ受け取っておきます…」

488: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/07(木) 19:15:29.38 ID:C9AWy7Dm0
マヤノトレ「アグネスタキオンと引き離すことになっていたが…恨んではいないか…?」



マンハッタンカフェ「その質問をするということは…答えを知ってて質問していますよね…?」



マヤノトレ「すまない…」



マンハッタンカフェ「殺したいほど憎んでいました…けどタキオンさんが選んだ道ですから…許します」



マヤノトレ「ありがとう…」



マンハッタンカフェ「わかっていると思いますが…タキオンさんを泣かせれば…呪い殺します」



マヤノトレ「肝に銘じておく…」



下2 このあとどうなったか

490: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/07(木) 19:39:19.94 ID:Gf82vlBe0
スズカ、タキオンのレースが始まった。二人は観客やブライアン達の予想を遥かに超える衝撃的な走りを見せた。客も出バしたウマ娘も、モニター越しの人らもその走りに言葉を失う程圧巻。スズカ達の圧倒劇を見て萎えるどころか盛り上がりが最高潮に

491: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/07(木) 19:50:29.93 ID:/IBvdWUXO
レース終



アグネスタキオン「ふぅん今日は勝ちを譲ってくれたという所かな?」



サイレンススズカ「ディープインパクトの走りで走ることが目的だったのよ」



アグネスタキオン「君が勝利を望まいとは珍しいねぇ」



サイレンススズカ「私のゴールはここじゃない。重賞でもないこのレースだから試せたのよ」



アグネスタキオン「仮説は実証してこそ意味がある。ぶっつけ本番で試すのは愚かだからねぇ」



アグネスタキオン「スズカ君にとってこのレースは実証するにはうってつけの舞台だったということか」

492: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/07(木) 19:52:52.23 ID:/IBvdWUXO
わああああ…



アグネスタキオン「凄い歓声だねぇ」



サイレンススズカ「萎えるかと思ったけどそうじゃなかったみたいね」



アグネスタキオン「一緒に走る機会はこれから減るかもしれないがお互いに頑張ろうじゃないか」



サイレンススズカ「貴女に言われなくてもわかってるわ」



アグネスタキオン「私の脚を完成させてくれた彼には感謝しかないよ」



サイレンススズカ「私も……彼に出会えてよかった」



下2 このあとどうなったか

494: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/07(木) 20:22:35.15 ID:BOOHzSCf0
ブラトレ、ブライアンレースを見ていくら二人の脚が完成したからって何故こんな走りができるのか、同じトレーニングしているのに自分達と奴らの違いはなんなのか苛立ち悩む。 
ウララが「スズカちゃん達、駆け出す瞬間だけ力を出してるそれ以外は常にリラックスしてる」

495: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/07(木) 20:29:11.62 ID:/IBvdWUXO
控え室にて



ナリタブライアン「なぜアイツらはあんな走りができる!!」



ブラトレ「二人の脚が完成したからといってあの走りができるのか理解できない…」



ナリタブライアン「奴ら以上のトレーニングしているはずだ!奴らとの違いはなんだ?!」



ブラトレ「才能の差を超えるトレーニングをしてきたはずだ…それなのに……」



ウララが「トレーニングでは勝ってるけどレースの様子が全然違うよ」



ブラトレ「どういうことだ聞かせてくれ」

496: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/07(木) 20:36:33.74 ID:/IBvdWUXO
ハルウララ「スズカちゃん達、駆け出す瞬間だけ力を出してるけどそれ以外は常にリラックスしてる」



ナリタブライアン「……レース中にリラックスだと?」



ハルウララ「私みたいに楽しそうにも走ってる!勝とうとするより自分の走りをすることに夢中になってるよ!」



ブラトレ「勝とうとしていない…………だと…」



ナリタブライアン「……ははは」



ブラトレ「そんなことが許されるのは…絶対的な強者だけだ…」



ナリタブライアン「ははは、そうか私は相手にすらなっていなかったのか」



ハルウララ「二人ともどうしたの……なんか…怖いよ…」



ブラトレ「奴には勝てない……才能に勝つことは不可能なんだ…」



ナリタブライアン「ははははははははははははははははは」



下2 このあとどうなったか

498: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/07(木) 20:52:49.09 ID:vCaNIThDo
キング(車椅子)「才能が勝つ…誰に向かって言ってるの…ウララさんに向かって、私に向かって言ってるの!?しっかりしなさい!!実力は今は一流ではなくとも、心まで二流になる必要はなくってよ!」

499: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/07(木) 21:14:51.13 ID:/IBvdWUXO
キングヘイロー「才能が勝つ…誰に向かって言ってるの?!ウララさんに向かって?!私に向かって?!」



キングヘイロー「しっかりしなさい!!実力は今は一流ではなくとも、心まで二流になる必要はなくってよ!」



ハルウララ「勝つことも大事だけどそれが全部じゃないよ!」



ナリタブライアン「ははははははははは」



ブラトレ「もういい…もういいんだ……」



ハルウララ「よくないよ!こんな終わり方したくない!」



キングヘイロー「あの走りは凄かったですけどそれだけじゃない!私のトレーナーであろう方がこんな所で折れないで!」



ブラトレ「……」



ハルウララ「しっかしてトレーナーさん!ブライアンちゃん!」



下2 このあとどうなったか

501: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/07(木) 21:33:17.98 ID:BOOHzSCf0
ブライアン、ブラトレが絶望しているその頃
ゴルシトレサイドは、ゴルシトレがオグリ「あの走り見て勝てると思う?」とオグリに質問。

オグリ「勝てないだろうな。でも私は勝つ為じゃなく負けない為に走る事にする。私はスズカとのレース自分自身と戦うことにする。 ここで絶望して自身との勝負がついたら勝負はおわりだ。 自分に負けたらつまり努力する事をやめてしまうということだ。 勝負をレースを続けるには自身との勝負に勝って終わらせないようにする。

それに私はオグリキャップだからな。この発想も先程マヤノトレの独り言を参考にしただけだが…」

ブライアン達とは違いオグリ勝ち負けに拘らないレースにすると発言

502: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/07(木) 21:57:16.56 ID:/IBvdWUXO
控え室にて



ゴルシトレ「なあオグリあの走り見て勝てると思う?」



オグリキャップ「まず勝てないだろうな」



ゴルシトレ「だよな~」



オグリキャップ「でも私は勝つ為じゃなく負けない為に走る事にする。私は自分自身と戦う」



ゴルシトレ「いいんじゃね~」



オグリキャップ「ここで絶望して諦めたら勝負は終わりだ。 自分に負けるということは努力すらやめるというこだ」



ゴルシトレ「そうだろうな~」



オグリキャップ「勝負を、レースを続けるには自身との勝負に勝つことだ。結果はまた別の話しだ」



オグリキャップ「それに私はオグリキャップなんだ」



ゴルシトレ「お、それいい言葉じゃん。パクろっと」

503: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/07(木) 22:02:24.92 ID:/IBvdWUXO
オグリキャップ「この発想はマヤノトレの独り言を参考にしただけだが…」



ゴルシトレ「ゲッ!アイツのかよ!じゃあ要らねえわ」



オグリキャップ「マックイーンは有マで悔いを残さない為、ライスシャワーも同じような目的がある」



オグリキャップ「勝つことが全てじゃないと私は知っているんだ」



ゴルシトレ「ん~  に弱いのを除けば完璧だなお前」



オグリキャップ「あ"」



ゴルシトレ「誰が担当でも悔いなんか残させねぇよ。結果だけを求めるトレーナーとは違うからな」



オグリキャップ「花が……薔薇の花が咲いている…」



ゴルシトレ「そうだアイツに話し聞こうとしてたんだよ。精神科通っててかなりマシになった奴」



ゴルシトレ「どの病院だったとかを聞いとかないとな…ってわけで行ってくるぞ」



オグリキャップ「あばばば」



下2 ウマ娘の名前を

505: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/07(木) 22:10:05.69 ID:5a+eWHQlO
トウカイテイオー

506: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/07(木) 22:17:46.68 ID:iUhloYspO
控え室にて



ゴルシトレ「お、いたいた」



トウカイテイオー「……ボク?」



テイオートレ「テイオーをどうしようっていうの?」



ゴルシトレ「お前は呼んでねぇんだよ会長に話しがあるんだ」



トウカイテイオー「ボクは今日走らないよ…それに学園にも帰れない。一時退院の許可が出ただけだからね」



ゴルシトレ「ベッドに縛り付けられてた奴が見張り無しで退院してんだろ?そのことについて話しがあんだよ」



ゴルシトレ「どこの病院に入院してたんだ?それからだなー」

507: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/07(木) 22:21:22.58 ID:iUhloYspO
トウカイテイオー「もういい?質問ばっかりで疲れちゃったよ」



ゴルシトレ「まあ参考になった気がするわ」



テイオートレ「貴方の担当で心が不安定な子がいるの?」



ゴルシトレ「まだ担当じゃねぇけどそうなりそうな奴がいるんだよ」



ゴルシトレ「会長は競バの奴らが編入して来んのは知ってるか?」



トウカイテイオー「理事長から聞いたから知ってるよ」



ゴルシトレ「その中でモブOってヤツがいるんだがどうもゴルシと訳ありでな。誰も引き取らねぇなら俺が面倒みるしか無いんだよ」



ゴルシトレ「モブOはお前が通ってる病院に転院させるわ。病院で会ったら挨拶くらいしててくれ」



下2 このあとどうなったか

509: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/07(木) 22:49:48.30 ID:Tw4pMarQ0
すっかり絶不調のブライアン、頭の中から声が
『だったら、戻っちゃいなよ……マヤノトレがスズカの担当になる前まで。目覚まし使ってさ……』
と悪魔の声が過去に戻っちゃえと誘惑