深夜、学園内の部屋にて
ナリタブライアン(私では絶対にサイレンススズカに勝てない)
ナリタブライアン(勝てないとわかっていてレースに出る意味があるか?)
ナリタブライアン(勝つ為にトレーニングを続けてきた、その意味が全く無くなったんだ)
ナリタブライアン(私は明日からどう生きればいいんだ)
[だったらさ戻っちゃいなよ]
ナリタブライアン「……」
[マヤノトレがスズカの担当になる前まで戻ればいい。やり方は知ってるでしょ?]
ナリタブライアン「目覚まし時計…」
[そこまで戻ればアグネスタキオンの脚も完成しない。絶対に勝てない二人が居なくなるんだよ]
ナリタブライアン(私では絶対にサイレンススズカに勝てない)
ナリタブライアン(勝てないとわかっていてレースに出る意味があるか?)
ナリタブライアン(勝つ為にトレーニングを続けてきた、その意味が全く無くなったんだ)
ナリタブライアン(私は明日からどう生きればいいんだ)
[だったらさ戻っちゃいなよ]
ナリタブライアン「……」
[マヤノトレがスズカの担当になる前まで戻ればいい。やり方は知ってるでしょ?]
ナリタブライアン「目覚まし時計…」
[そこまで戻ればアグネスタキオンの脚も完成しない。絶対に勝てない二人が居なくなるんだよ]
511: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/07(木) 23:09:01.99 ID:wAtxL/+g0
[私は神さま]
[悩めるウマ娘の為に知恵を貸してあげる]
[お前が持ってる目覚まし時計の数じゃそこまで戻れない。けど同室の奴がいるでしょ?]
ナリタブライアン「モブAか…」
モブA「すぅ……」
[アイツは5つ全部残ってる。それを合わせれば戻れるんだよ]
ナリタブライアン「サイレンススズカとアグネスタキオンに勝てる…」
[夢を叶えるにはこれしかない]
[さっさと時計を壊して過去に戻れ]
下2 このあとどうなったか
[悩めるウマ娘の為に知恵を貸してあげる]
[お前が持ってる目覚まし時計の数じゃそこまで戻れない。けど同室の奴がいるでしょ?]
ナリタブライアン「モブAか…」
モブA「すぅ……」
[アイツは5つ全部残ってる。それを合わせれば戻れるんだよ]
ナリタブライアン「サイレンススズカとアグネスタキオンに勝てる…」
[夢を叶えるにはこれしかない]
[さっさと時計を壊して過去に戻れ]
下2 このあとどうなったか
513: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/07(木) 23:26:48.99 ID:Gf82vlBe0
ブライアン壊そうとする一歩手前で踏み止まったそれはマヤトレが起きるはずだったうまぴょい禁止法での暴動を知っていた事を思い出す
514: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/07(木) 23:41:09.05 ID:wAtxL/+g0
ナリタブライアン「……」
ナリタブライアン「……!」
[なんで思い留まってんの?]
ナリタブライアン「マヤノトレの…暴動の…うまぴょい…」
[ふーん負け犬のままでいいんだ]
ナリタブライアン「やめろ…」
[負け犬]
ナリタブライアン「やめろ……」
[負け犬」
ナリタブライアン「やめてくれ…!」
[あれだけトレーニングしたのにどうやっても勝てないとか生きてる価値ないよ]
ナリタブライアン「あ"ああああああ!!」
モブA「ん…なに……どしたの…?」
ナリタブライアン「……!」
[なんで思い留まってんの?]
ナリタブライアン「マヤノトレの…暴動の…うまぴょい…」
[ふーん負け犬のままでいいんだ]
ナリタブライアン「やめろ…」
[負け犬]
ナリタブライアン「やめろ……」
[負け犬」
ナリタブライアン「やめてくれ…!」
[あれだけトレーニングしたのにどうやっても勝てないとか生きてる価値ないよ]
ナリタブライアン「あ"ああああああ!!」
モブA「ん…なに……どしたの…?」
515: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/07(木) 23:44:23.00 ID:wAtxL/+g0
[チッ、使えない奴]
[目覚ましを使わせればあたしの勝ちだったのに]
[でもまあコイツは潰せたから暇つぶしにはなったかな]
モブA「どうしたの?ねえブライアン…」
ナリタブライアン「ひ…ぃぎ……っ!」
[心が折れた奴は二度と立ち直れない]
[物理的に潰すのも楽しいけどやっぱこういうのも楽しいよね!]
[きひひひ~さーて次は何をしよっかな]
下2 このあとどうなったか
[目覚ましを使わせればあたしの勝ちだったのに]
[でもまあコイツは潰せたから暇つぶしにはなったかな]
モブA「どうしたの?ねえブライアン…」
ナリタブライアン「ひ…ぃぎ……っ!」
[心が折れた奴は二度と立ち直れない]
[物理的に潰すのも楽しいけどやっぱこういうのも楽しいよね!]
[きひひひ~さーて次は何をしよっかな]
下2 このあとどうなったか
517: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/07(木) 23:59:17.00 ID:uql1hT4uo
ブライアンは走れなくなった
なんてことは無い、才能の限界を感じたウマ娘が挫折するのはトレセン学園ではよくある光景だ
彼女もまた勝者の眩い栄光の影に飲み込まれたに過ぎないのだ(バッドエンド)
なんてことは無い、才能の限界を感じたウマ娘が挫折するのはトレセン学園ではよくある光景だ
彼女もまた勝者の眩い栄光の影に飲み込まれたに過ぎないのだ(バッドエンド)
518: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/08(金) 00:08:08.64 ID:KtUp0UwH0
数日後、生徒会室にて
シリウスシンボリ「一時退院だってのにわざわざご苦労だったな」
トウカイテイオー「ナリタブライアンが生徒会を辞めるってどういうこと?」
シリウスシンボリ「アイツは走れなくなったんだよ」
トウカイテイオー「怪我が原因なら治療をすればー」
シリウスシンボリ「才能の限界を感じたウマ娘が挫折するのはトレセン学園ではよくある光景だろ?」
トウカイテイオー「才能が無いわけが無い!あんな走りができるのに諦めるなんて勿体ない!」
シリウスシンボリ「ならアイツはサイレンススズカに勝てるか?」
トウカイテイオー「それは……」
シリウスシンボリ「地方から出てきた奴と同じだ、勝者の栄光の影に飲み込まれたんだよ」
シリウスシンボリ「一時退院だってのにわざわざご苦労だったな」
トウカイテイオー「ナリタブライアンが生徒会を辞めるってどういうこと?」
シリウスシンボリ「アイツは走れなくなったんだよ」
トウカイテイオー「怪我が原因なら治療をすればー」
シリウスシンボリ「才能の限界を感じたウマ娘が挫折するのはトレセン学園ではよくある光景だろ?」
トウカイテイオー「才能が無いわけが無い!あんな走りができるのに諦めるなんて勿体ない!」
シリウスシンボリ「ならアイツはサイレンススズカに勝てるか?」
トウカイテイオー「それは……」
シリウスシンボリ「地方から出てきた奴と同じだ、勝者の栄光の影に飲み込まれたんだよ」
519: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/08(金) 00:12:25.27 ID:KtUp0UwH0
トウカイテイオー「ブライアンはどうしてるの?」
シリウスシンボリ「もう学園にすら居ねえよ退学届は近日中に届くだろ」
トウカイテイオー「諦めたらそこで終わりなのに…」
シリウスシンボリ「アイツはもう終わった、それより次だ」
トウカイテイオー「…よくもそんな軽々しく言えるね」
シリウスシンボリ「辞めていく奴のことなんかいちいち構ってられるかよ。それよりサイレンススズカとアグネスタキオンだ」
シリウスシンボリ「あの二人がまたやりやがった、重賞でレコードだ。有マに向けて盛り上がること間違い無しだな」
下2 このあとどうなったか
シリウスシンボリ「もう学園にすら居ねえよ退学届は近日中に届くだろ」
トウカイテイオー「諦めたらそこで終わりなのに…」
シリウスシンボリ「アイツはもう終わった、それより次だ」
トウカイテイオー「…よくもそんな軽々しく言えるね」
シリウスシンボリ「辞めていく奴のことなんかいちいち構ってられるかよ。それよりサイレンススズカとアグネスタキオンだ」
シリウスシンボリ「あの二人がまたやりやがった、重賞でレコードだ。有マに向けて盛り上がること間違い無しだな」
下2 このあとどうなったか
521: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/08(金) 00:16:58.21 ID:r84IDssH0
やつれたブライアン、問題のマヤノトレを呼び出す
「お前何者なんだよ……目覚ましの記憶を引き継いでるんだろ……」
彼に触れると正規世界の記憶が全て入り込んできた!
「お前何者なんだよ……目覚ましの記憶を引き継いでるんだろ……」
彼に触れると正規世界の記憶が全て入り込んできた!
522: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/08(金) 00:27:52.47 ID:KtUp0UwH0
某公園にて
マヤノトレ「……」
「おい…」
マヤノトレ「すまない待ち合わせをー」
ナリタブライアン「……」
マヤノトレ(ナリタブライアン…?このやつれた気味の悪い女がか…?)
ナリタブライアン「なんだ……」
マヤノトレ「いや…なんでも…ない…」
ナリタブライアン「いま退学届を出してきた所だ…」
マヤノトレ「……そうか…」
マヤノトレ「……」
「おい…」
マヤノトレ「すまない待ち合わせをー」
ナリタブライアン「……」
マヤノトレ(ナリタブライアン…?このやつれた気味の悪い女がか…?)
ナリタブライアン「なんだ……」
マヤノトレ「いや…なんでも…ない…」
ナリタブライアン「いま退学届を出してきた所だ…」
マヤノトレ「……そうか…」
523: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/08(金) 00:32:36.75 ID:KtUp0UwH0
ナリタブライアン「お前は何者なんだ……目覚ましの記憶を引き継いでるんだろう…」
マヤノトレ「俺は……ただのトレーナーだ…」
ナリタブライアン「ふざけるな!」ガシッ
〈ーー〉
ナリタブライアン「な、ん、だ…コイツに触れた途端…何かが…」
「ナリタブライアンだ。わざわざ語って聞かせるような話はない。ただ走り、ブッちぎって勝つだけだ」
ナリタブライアン「これはなんだ?!私か?私なのか?!」
ナリタブライアン「背が高く…私より私らしい…これは…なんなんだ……?」
マヤノトレ「俺は……ただのトレーナーだ…」
ナリタブライアン「ふざけるな!」ガシッ
〈ーー〉
ナリタブライアン「な、ん、だ…コイツに触れた途端…何かが…」
「ナリタブライアンだ。わざわざ語って聞かせるような話はない。ただ走り、ブッちぎって勝つだけだ」
ナリタブライアン「これはなんだ?!私か?私なのか?!」
ナリタブライアン「背が高く…私より私らしい…これは…なんなんだ……?」
524: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/08(金) 00:37:08.40 ID:KtUp0UwH0
マヤノトレ「すまなかった」
ナリタブライアン「それは何についての謝罪だ」
マヤノトレ「俺に関わったから不幸になってしまった。俺から離れれば君は幸せになれる」
ナリタブライアン「意味のわからないことを言うな!」
マヤノトレ「君をそうしてしまったのは俺のせいなんだ。勝つことだけに執着してしまったのも俺のせいだ」
ナリタブライアン「…ああそうだお前のせいだ!お前が存在しなければ私は夢を叶えられた!」
マヤノトレ「ハルウララも君も不幸にした。その責任は取る。だから俺だけを憎んでくれ」
マヤノトレ「本当にすまなかった許してくれなくてもいい。ただ謝らせてくれ…」
下2 このあとどうなったか
ナリタブライアン「それは何についての謝罪だ」
マヤノトレ「俺に関わったから不幸になってしまった。俺から離れれば君は幸せになれる」
ナリタブライアン「意味のわからないことを言うな!」
マヤノトレ「君をそうしてしまったのは俺のせいなんだ。勝つことだけに執着してしまったのも俺のせいだ」
ナリタブライアン「…ああそうだお前のせいだ!お前が存在しなければ私は夢を叶えられた!」
マヤノトレ「ハルウララも君も不幸にした。その責任は取る。だから俺だけを憎んでくれ」
マヤノトレ「本当にすまなかった許してくれなくてもいい。ただ謝らせてくれ…」
下2 このあとどうなったか
526: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/08(金) 00:45:07.48 ID:kB//RSHX0
キレたブライアン、彼を殴ろうとした時『やめろ、コイツは……私のトレーナーは仕事をしただけだ』とマヤノトレを触った事で現れたアプリブライアンの幻影に止められた
527: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/08(金) 00:52:24.40 ID:KtUp0UwH0
ナリタブライアン「ふざけー」
「やめろ」
ナリタブライアン「私が私を止めるのか……?」
「コイツは……私のトレーナーは仕事をしただけだ」
ナリタブライアン「なにを言ってるんだ…?」
「自分の担当を納得いくまで育てあげる。それがトレーナーのあるべき姿だ」
ナリタブライアン「やめろ…私がコイツを肯定するな…」
「育成に正解は無いがお前は間違った。同じ私として情け無い」
ナリタブライアン「間違った……だと…」
「お前がそうなったのは必然だ」
「やめろ」
ナリタブライアン「私が私を止めるのか……?」
「コイツは……私のトレーナーは仕事をしただけだ」
ナリタブライアン「なにを言ってるんだ…?」
「自分の担当を納得いくまで育てあげる。それがトレーナーのあるべき姿だ」
ナリタブライアン「やめろ…私がコイツを肯定するな…」
「育成に正解は無いがお前は間違った。同じ私として情け無い」
ナリタブライアン「間違った……だと…」
「お前がそうなったのは必然だ」
528: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/08(金) 00:55:58.36 ID:KtUp0UwH0
ナリタブライアン「あ…あは……あはは…」
ナリタブライアン「は、は…は……ははは…」
マヤノトレ「君のことは忘れない。それが俺にできる償いだ」
マヤノトレ「ハルウララを狂わせたこと、君の夢を潰してしまったこと」
マヤノトレ「俺はこれからも罪を重ねていくだろうがそんなことは止まる理由にはならない」
マヤノトレ「よし…次の重賞について調べておこう…タキオンはまだ伸びしろがある…」
マヤノトレ「モブDの様子も見ておきたい…やることはまだまだあるな…」
下2 このあとどうなったか
ナリタブライアン「は、は…は……ははは…」
マヤノトレ「君のことは忘れない。それが俺にできる償いだ」
マヤノトレ「ハルウララを狂わせたこと、君の夢を潰してしまったこと」
マヤノトレ「俺はこれからも罪を重ねていくだろうがそんなことは止まる理由にはならない」
マヤノトレ「よし…次の重賞について調べておこう…タキオンはまだ伸びしろがある…」
マヤノトレ「モブDの様子も見ておきたい…やることはまだまだあるな…」
下2 このあとどうなったか
530: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/08(金) 01:18:04.52 ID:r84IDssH0
「お前は勝利に囚われすぎている、勝利の為に走るんじゃない絶対負けない為に走れ。勝利の為に走るのと負けない為に走る……この違いわかるか?私のトレーナーはその信念でトレーニングをしている」
アプリブライアン、二次ブライアンにアドバイス。
アプリブライアン、二次ブライアンにアドバイス。
531: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/08(金) 01:23:55.14 ID:KtUp0UwH0
「お前は勝利に囚われすぎている、勝利の為に走るんじゃない絶対負けない為に走れ」
「勝利の為に走るのと負けない為に走る。この違いがわかるか?私のトレーナーはその信念でトレーニングをしている」
ナリタブライアン「……」
「聞こえているのか私?」
ナリタブライアン「もういい……もう終わったんだ」
ナリタブライアン「もう私はトレセン学園の生徒じゃない…走ることは終わったんだ」
ナリタブライアン「勝ち負けの話しは二度としたくない。あんな気持ちになるのはごめんだ」
532: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/08(金) 01:31:31.93 ID:KtUp0UwH0
「これからどうしようと言うんだ」
ナリタブライアン「どうしようが私の勝手だ」
「走れ。それでもナリタブライアンの名乗っているんだろう」
ナリタブライアン「……」
「おい、どこに行く」
ナリタブライアン「遠く……」
「お前のトレーナーはどうする」
ナリタブライアン「……」
「彼はお前のことを愛している」
ナリタブライアン「愛するだけなら…ペットにでもしてくれ」
「待て、おい!」
ナリタブライアン「……」
「あれが私なのか…?信じられない。トレーナーの腕でこうも別人になってしまうのか」
「運が無かったといえばそれまでだ。勝ちに拘るお前を修正できなかったトレーナーが悪い」
「『私』の役目はここで終わりか。あっけないものだが仕方ない」
「次はまだある…私でなくとも物語は紡がられていくのだからな」
「そうだろう?なあーーー」
ナリタブライアン「どうしようが私の勝手だ」
「走れ。それでもナリタブライアンの名乗っているんだろう」
ナリタブライアン「……」
「おい、どこに行く」
ナリタブライアン「遠く……」
「お前のトレーナーはどうする」
ナリタブライアン「……」
「彼はお前のことを愛している」
ナリタブライアン「愛するだけなら…ペットにでもしてくれ」
「待て、おい!」
ナリタブライアン「……」
「あれが私なのか…?信じられない。トレーナーの腕でこうも別人になってしまうのか」
「運が無かったといえばそれまでだ。勝ちに拘るお前を修正できなかったトレーナーが悪い」
「『私』の役目はここで終わりか。あっけないものだが仕方ない」
「次はまだある…私でなくとも物語は紡がられていくのだからな」
「そうだろう?なあーーー」
543: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/09(土) 18:43:26.77 ID:174DvNHkO
トレーニング場にて
モブD「サイレンススズカとアグネスタキオンはこれで連続レコードですか」
モブD「重賞を連勝するだけでも大変なのは知っています。それなのに連続でレコードを出すなんて信じられません」
マヤノトレ「当然の結果だと思う…」
モブD「貴方の実力を認めざるをえません。あんなチンケな男とは比べものにならない」
モブD「その上で貴方に問います私があの二人に勝てると思いますか?」
マヤノトレ「今すぐには無理だ…」
モブD「将来的に可能性があると言いたいんですか?」
マヤノトレ「君はまだ若い…身体作りをしっかりやれば…あの二人に並ぶ走りができる…」
モブD「二人を超えられると言わないのが腹が立ちます」
マヤノトレ「俺は嘘を言いたくない…」
モブD「サイレンススズカとアグネスタキオンはこれで連続レコードですか」
モブD「重賞を連勝するだけでも大変なのは知っています。それなのに連続でレコードを出すなんて信じられません」
マヤノトレ「当然の結果だと思う…」
モブD「貴方の実力を認めざるをえません。あんなチンケな男とは比べものにならない」
モブD「その上で貴方に問います私があの二人に勝てると思いますか?」
マヤノトレ「今すぐには無理だ…」
モブD「将来的に可能性があると言いたいんですか?」
マヤノトレ「君はまだ若い…身体作りをしっかりやれば…あの二人に並ぶ走りができる…」
モブD「二人を超えられると言わないのが腹が立ちます」
マヤノトレ「俺は嘘を言いたくない…」
544: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/09(土) 18:47:29.65 ID:174DvNHkO
モブD「あの二人の強さは異常とまで言えます、これが貴方のしたかったことなんですか?」
マヤノトレ「彼女達が望んだことだ…」
モブD「これからの主役は貴方だと言いたいんですね」
マヤノトレ「違う…主役は彼女たちだ…」
モブD「彼女らを育て上げた貴方が無視されるわけないでしょう」
マヤノトレ「……」
モブD「貴方は全てのトレーナーから羨ましがられ、憎まれ、目標であり、敵になったんです」
モブD「行動には責任を伴います。これから嫌でもそのことを自覚するはずですよ」
下2 このあとどうなったか
マヤノトレ「彼女達が望んだことだ…」
モブD「これからの主役は貴方だと言いたいんですね」
マヤノトレ「違う…主役は彼女たちだ…」
モブD「彼女らを育て上げた貴方が無視されるわけないでしょう」
マヤノトレ「……」
モブD「貴方は全てのトレーナーから羨ましがられ、憎まれ、目標であり、敵になったんです」
モブD「行動には責任を伴います。これから嫌でもそのことを自覚するはずですよ」
下2 このあとどうなったか
546: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/09(土) 19:30:16.14 ID:SfYmKj+40
「大いなる力には大いなる責任が保たれる、よく分かっている敵だらけになるだろうな。った者は常に負けた者達の怨みと怨念を背負って生き続けている…この仕事を始めた時から理解してる」
547: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/09(土) 19:39:47.44 ID:Ji7IgGi00
マヤノトレ「「大いなる力には大いなる責任が保たれる…よく知っているさ…」
マヤノトレ「これから周りは敵だらけになるだろうな…勝者は常に負者の怨みと怨念を背負って生き続けている…」
モブD「そこまでの覚悟があったんですか」
マヤノトレ「この仕事を始めた時から…理解してる…」
モブD「殺されても文句は無いですね?」
マヤノトレ「その覚悟もある…」
モブD「嘘をつけ偽善者!お前の目の前でマヤノトップガンとシンボリルドルフを殺してやろうか!」
マヤノトレ「そんなことにはならない…」
モブD「トボケるな!」
マヤノトレ「二人が殺される前に…俺が自死を選ぶ…」
モブD「……」
マヤノトレ「これから周りは敵だらけになるだろうな…勝者は常に負者の怨みと怨念を背負って生き続けている…」
モブD「そこまでの覚悟があったんですか」
マヤノトレ「この仕事を始めた時から…理解してる…」
モブD「殺されても文句は無いですね?」
マヤノトレ「その覚悟もある…」
モブD「嘘をつけ偽善者!お前の目の前でマヤノトップガンとシンボリルドルフを殺してやろうか!」
マヤノトレ「そんなことにはならない…」
モブD「トボケるな!」
マヤノトレ「二人が殺される前に…俺が自死を選ぶ…」
モブD「……」
548: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/09(土) 19:42:45.13 ID:Ji7IgGi00
マヤノトレ「俺の名前は残らなくていいんだ…担当が活躍することと…トレーナーの名前が売れることは違う…」
モブD「お前は将来を考えないのか?競バのことがあってもトレセン学園が一生続くと思っているのか?」
マヤノトレ「なぜ俺がトレーナーを続ける前提なんだ…?」
モブD「トレーナーの仕事を誇りにすら思っていないのか?」
マヤノトレ「誇りなんか無い…これは使命だ…」
モブD「随分とクラシックな人間なんですね」
マヤノトレ「それは褒め言葉として…受け取っておこう…」
下2 このあとどうなったか
モブD「お前は将来を考えないのか?競バのことがあってもトレセン学園が一生続くと思っているのか?」
マヤノトレ「なぜ俺がトレーナーを続ける前提なんだ…?」
モブD「トレーナーの仕事を誇りにすら思っていないのか?」
マヤノトレ「誇りなんか無い…これは使命だ…」
モブD「随分とクラシックな人間なんですね」
マヤノトレ「それは褒め言葉として…受け取っておこう…」
下2 このあとどうなったか
550: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/09(土) 19:59:15.06 ID:vkvbrw6Z0
マヤトレを除いた他のトレーナー達は緊急会議を、スズカ達のお陰で学園やレースは盛り上がってるがこれじゃ他の子達や自分達の立場がないと会議。
ゴルシトレが「ゲームで例えるならベテラントレーナーやルナトレが手に入れた仲間や武器を金や名誉の為に鍛えるのに対して、マヤトレは手に入れた仲間や武器をとにかく強さを周り関係なく限界まで鍛えるのを目的としてからある意味一番厄介だ。しかも勝ち負けを一切気にしないから負けても悔しがらないから悔しがらそうとしたこっちがまた悔しい」
ゴルシトレが「ゲームで例えるならベテラントレーナーやルナトレが手に入れた仲間や武器を金や名誉の為に鍛えるのに対して、マヤトレは手に入れた仲間や武器をとにかく強さを周り関係なく限界まで鍛えるのを目的としてからある意味一番厄介だ。しかも勝ち負けを一切気にしないから負けても悔しがらないから悔しがらそうとしたこっちがまた悔しい」
551: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/09(土) 20:13:09.18 ID:Ji7IgGi00
トレセン学園、会議室にて
スペトレ「サイレンススズカ達のお陰で学園やレースは盛り上がってますけど、これじゃ他の子達や自分達の立場がありません」
オペトレ「スズカさん達が出るレースの出走を控える子が沢山出てきています」
ゴルシトレが「ヤシマやルナトレが手に入れた仲間を金や名誉の為に鍛えてるだろ?」
ゴルシトレ「アイツは手に入れた仲間をとにかく限界まで鍛えるのが目的なんだよ」
カワカミトレ「しかも勝ち負けを一切気にしませんから負けても悔しがりません」
中堅トレ「悔しがらそうとしたこっちがまた悔しい思いをする。なんなんだアイツは」
スペトレ「サイレンススズカ達のお陰で学園やレースは盛り上がってますけど、これじゃ他の子達や自分達の立場がありません」
オペトレ「スズカさん達が出るレースの出走を控える子が沢山出てきています」
ゴルシトレが「ヤシマやルナトレが手に入れた仲間を金や名誉の為に鍛えてるだろ?」
ゴルシトレ「アイツは手に入れた仲間をとにかく限界まで鍛えるのが目的なんだよ」
カワカミトレ「しかも勝ち負けを一切気にしませんから負けても悔しがりません」
中堅トレ「悔しがらそうとしたこっちがまた悔しい思いをする。なんなんだアイツは」
552: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/09(土) 20:25:57.37 ID:Ji7IgGi00
ネイチャトレ「自分たちはどうすればいいのでしょうか?」
バクシントレ「理事長は何か言っていませんでしたか?」
中堅トレ「いっぺんに質問をするんじゃない」
ゴルシトレ「ぶっちゃけマヤノトレは昇進って名目でトレセン学園から遠ざけるしか無いんじゃね」
スペトレ「そんなことをしてもあの二人は止まりません。あれだけの強さに対抗する方法は無いんです…」
ゴルシトレ「競バの次は内ゲバで危機かよ」
下2 このあとどうなったか
バクシントレ「理事長は何か言っていませんでしたか?」
中堅トレ「いっぺんに質問をするんじゃない」
ゴルシトレ「ぶっちゃけマヤノトレは昇進って名目でトレセン学園から遠ざけるしか無いんじゃね」
スペトレ「そんなことをしてもあの二人は止まりません。あれだけの強さに対抗する方法は無いんです…」
ゴルシトレ「競バの次は内ゲバで危機かよ」
下2 このあとどうなったか
554: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/09(土) 20:37:57.34 ID:BgE66/28O
ブラトレ、自室で酒浸りになり荒れる。姿を見せなくなったブラトレを心配したハルウララは鍵がかかっていなかったので部屋に入り、ブラトレに説得を試みたが、ハルウララは逆上したブラトレに 的に襲われかけてしまう
556: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/09(土) 20:44:05.06 ID:Ji7IgGi00
ブラトレの部屋にて
ブラトレ「……」
ブラトレ「……」
ブラトレ「……」
ブラトレ「ブライアン…」
ブラトレ「……」
ブラトレ「……」
ブラトレ「……」
ブラトレ「俺がやってきたことは…」
ブラトレ「……」
ブラトレ「……」
ブラトレ「……」
ブラトレ「……」
ブラトレ「……」
ブラトレ「ブライアン…」
ブラトレ「……」
ブラトレ「……」
ブラトレ「……」
ブラトレ「俺がやってきたことは…」
ブラトレ「……」
ブラトレ「……」
557: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/09(土) 20:51:22.36 ID:Ji7IgGi00
「トレーナーさん?部屋の中に居るの?」
ブラトレ「……」
ガチャッ
ハルウララ「開いてる……トレーナーさん?」
ブラトレ「……」
ハルウララ「お酒くさ~い!もしかして朝から飲んでたの?」
ブラトレ「……」
ハルウララ「最近姿が見えなかったから心配したんだよ!学園にも来てないんでしょ?」
ブラトレ「……」
ハルウララ「ブライアンちゃんのことはショックだったかもしれないけど、これじゃダメだよ!」
ブラトレ「……」
ガチャッ
ハルウララ「開いてる……トレーナーさん?」
ブラトレ「……」
ハルウララ「お酒くさ~い!もしかして朝から飲んでたの?」
ブラトレ「……」
ハルウララ「最近姿が見えなかったから心配したんだよ!学園にも来てないんでしょ?」
ブラトレ「……」
ハルウララ「ブライアンちゃんのことはショックだったかもしれないけど、これじゃダメだよ!」
558: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/09(土) 20:55:55.91 ID:Ji7IgGi00
ブラトレ「……」
ハルウララ「しっかりしてよトレーナーさん!」
ブラトレ「……うるさい」
ハルウララ「え、きゃっ……」
ドサッ
ブラトレ「……」
ハルウララ「……いいよ」
ハルウララ「ブライアンちゃんの代わりにはなれないけど、トレーナーさんの為なら頑張るよ」
ハルウララ「汗…かいてるから……それと…男の人は初めてだから優しく…」
ブラトレ「……」
ハルウララ「あ……ん…」
下2 このあとどうなったか
ハルウララ「しっかりしてよトレーナーさん!」
ブラトレ「……うるさい」
ハルウララ「え、きゃっ……」
ドサッ
ブラトレ「……」
ハルウララ「……いいよ」
ハルウララ「ブライアンちゃんの代わりにはなれないけど、トレーナーさんの為なら頑張るよ」
ハルウララ「汗…かいてるから……それと…男の人は初めてだから優しく…」
ブラトレ「……」
ハルウララ「あ……ん…」
下2 このあとどうなったか
564: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/09(土) 21:18:52.59 ID:Ji7IgGi00
シュルッ
ハルウララ「ト、トレーナーさん……優しく…」
ブラトレ「……ぐうううっ…!」
ハルウララ「え……?」
ブラトレ「こんなことをしても…俺は…」
ハルウララ「私なら…いいから……だから戻ってきて…?」
ハルウララ「私は勝てなくてもいい…トレーナーさんに走らせてもらえれば楽しいから!」
ハルウララ「トレーナーさんと一緒に走れるのが楽しいんだよ!」
ブラトレ「うううう……」
ハルウララ「ト、トレーナーさん……優しく…」
ブラトレ「……ぐうううっ…!」
ハルウララ「え……?」
ブラトレ「こんなことをしても…俺は…」
ハルウララ「私なら…いいから……だから戻ってきて…?」
ハルウララ「私は勝てなくてもいい…トレーナーさんに走らせてもらえれば楽しいから!」
ハルウララ「トレーナーさんと一緒に走れるのが楽しいんだよ!」
ブラトレ「うううう……」
565: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/09(土) 21:25:02.04 ID:Ji7IgGi00
ハルウララ「負けてもいいよ!勝てなくてもいいよ!だから私を走らせて!」
ブラトレ「勝てない…レースに……出る意味が…」
ハルウララ「あるよ!私は走るだけで楽しいよ!」
ブラトレ「ウララ……」
ハルウララ「ブライアンちゃんはもう戻ってこないけど私とキングちゃんがいるよ!」
ハルウララ「私と好きなだけうまぴょいしてもいいよ!ブライアンちゃんみたいに一緒に寝たりもするよ!」
ハルウララ「だから私を走らせて!私と走ろうよトレーナーさん!」
下2 ブラトレのセリフや行動、反応
ブラトレ「勝てない…レースに……出る意味が…」
ハルウララ「あるよ!私は走るだけで楽しいよ!」
ブラトレ「ウララ……」
ハルウララ「ブライアンちゃんはもう戻ってこないけど私とキングちゃんがいるよ!」
ハルウララ「私と好きなだけうまぴょいしてもいいよ!ブライアンちゃんみたいに一緒に寝たりもするよ!」
ハルウララ「だから私を走らせて!私と走ろうよトレーナーさん!」
下2 ブラトレのセリフや行動、反応
568: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/09(土) 21:51:29.84 ID:174DvNHkO
ブラトレ「………そうだな、ウララを走らせるんだ…」
ブラトレ「今度はレース勝つ為じゃない…ウララを限界まで鍛える為に…」
ハルウララ「トレーニングするのは楽しいよ!」
ブラトレ「……俺でいいのか?」
ハルウララ「トレーナーさんだからいいの!」
ブラトレ「ありがとうウララ……」
ブラトレ「…すまん…いつまでも裸は良くないな……服を…」
ハルウララ「うまぴょいしなくていいの?トレーナーさんの為なら全然嫌じゃないよ!」
ギュッ
ブラトレ「……これは…?」
ブラトレ「今度はレース勝つ為じゃない…ウララを限界まで鍛える為に…」
ハルウララ「トレーニングするのは楽しいよ!」
ブラトレ「……俺でいいのか?」
ハルウララ「トレーナーさんだからいいの!」
ブラトレ「ありがとうウララ……」
ブラトレ「…すまん…いつまでも裸は良くないな……服を…」
ハルウララ「うまぴょいしなくていいの?トレーナーさんの為なら全然嫌じゃないよ!」
ギュッ
ブラトレ「……これは…?」
569: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/09(土) 21:56:11.10 ID:174DvNHkO
「ーー」
‘
「ーー」
ブラトレ「今のは一体なんだったんだ……?」
ハルウララ「ひょっとしてステータスが見えたりした?」
ブラトレ「スピード…スタミナ…項目によって数値化されていた?」
ハルウララ「それ……私の記憶。前の世界の記憶だよ。どうして急にトレーナーさんにも見えたんだろう?」
ブラトレ「今のがマヤノトレが見ていた景色なのか?」
ハルウララ「数字は見えてないと思う。けど直感でわかるんだよ。それに効率的に成長させることもできる」
ブラトレ「化け物じゃないか……」
ハルウララ「マヤノトレさんのことは気にしなくていいから私と学園に戻っ……れないよねそんなにお酒臭かったら。明日からトレーニングしようね!」
下2 このあとどうなったか
‘
「ーー」
ブラトレ「今のは一体なんだったんだ……?」
ハルウララ「ひょっとしてステータスが見えたりした?」
ブラトレ「スピード…スタミナ…項目によって数値化されていた?」
ハルウララ「それ……私の記憶。前の世界の記憶だよ。どうして急にトレーナーさんにも見えたんだろう?」
ブラトレ「今のがマヤノトレが見ていた景色なのか?」
ハルウララ「数字は見えてないと思う。けど直感でわかるんだよ。それに効率的に成長させることもできる」
ブラトレ「化け物じゃないか……」
ハルウララ「マヤノトレさんのことは気にしなくていいから私と学園に戻っ……れないよねそんなにお酒臭かったら。明日からトレーニングしようね!」
下2 このあとどうなったか
570: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/09(土) 22:03:34.62 ID:owUmJ+duo
数値が見えるのも驚きだったが、ウララの数値が二重に別の数値が見えていたのも気になったブラトレ、今は戻る準備をする事に
一方病院でキングの退院の日が決まったことを聞いたウララはキングにブラトレの事を報告する
ブラトレの自暴自棄具合を知っていたキングは何もされなかったかと心配する
一方病院でキングの退院の日が決まったことを聞いたウララはキングにブラトレの事を報告する
ブラトレの自暴自棄具合を知っていたキングは何もされなかったかと心配する
571: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/09(土) 22:07:07.09 ID:0TvLujbzo
>>570
以前の擦れウララだったらすぐやっちゃいそうだから何かの拍子で戻って……と良くない想像が膨らんでた
以前の擦れウララだったらすぐやっちゃいそうだから何かの拍子で戻って……と良くない想像が膨らんでた
573: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/09(土) 22:20:55.20 ID:T9Yk23lTO
ブラトレ「数値が見えるのも驚きだったが、ウララの数値がおかしかった…」
ブラトレ「一瞬、二重に見えたあと数値が一つになった。その時にGからAになったりと…何かが足されたということか?」
ブラトレ「スピード以外にも別の数値が見えていたのも気になったが…今は戻る準備をしよう」
ブラトレ「こういう時ばかり頼って申し訳ないが上司に相談することは悪くないはずだ」
ブラトレ「……もしもし理事長ですか?実はー」
ブラトレ「一瞬、二重に見えたあと数値が一つになった。その時にGからAになったりと…何かが足されたということか?」
ブラトレ「スピード以外にも別の数値が見えていたのも気になったが…今は戻る準備をしよう」
ブラトレ「こういう時ばかり頼って申し訳ないが上司に相談することは悪くないはずだ」
ブラトレ「……もしもし理事長ですか?実はー」
574: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/09(土) 22:24:10.85 ID:T9Yk23lTO
病院にて
ハルウララ「退院の日が決まったの?おめでとう!」
キングヘイロー「私のことよりウララさんよ!トレーナーさんには何もされなかったの?」
ハルウララ「何もって?」
キングヘイロー「自暴自棄になってるって聞いたから…ウララさんが襲われたんじゃないかって心配してたのよ」
ハルウララ「うん、襲われはしたよ」
キングヘイロー「ま"!!」
ハルウララ「それどこから声が出てるの?」
キングヘイロー「ウララさんの純潔が…ぐうううう!!」
ハルウララ「それはもうキングちゃんに奪われてるよ」
ハルウララ「退院の日が決まったの?おめでとう!」
キングヘイロー「私のことよりウララさんよ!トレーナーさんには何もされなかったの?」
ハルウララ「何もって?」
キングヘイロー「自暴自棄になってるって聞いたから…ウララさんが襲われたんじゃないかって心配してたのよ」
ハルウララ「うん、襲われはしたよ」
キングヘイロー「ま"!!」
ハルウララ「それどこから声が出てるの?」
キングヘイロー「ウララさんの純潔が…ぐうううう!!」
ハルウララ「それはもうキングちゃんに奪われてるよ」
575: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/09(土) 22:28:52.28 ID:T9Yk23lTO
キングヘイロー「ーーな、なんだ…未遂だったのね…」
ハルウララ「私はトレーナーさんとなら良かったけどね!」
キングヘイロー「ううううううウララさん…?」
ハルウララ「ブライアンちゃんの代わりにはなれないかもだけど、癒すことはできるもん!」
キングヘイロー「絶対にやめて!ウララさんは私だけのウララさんであって欲しいの!」
ハルウララ「でもキングちゃんと同じくらいトレーナーさんのことも大切だもん!」
キングヘイロー「う、ぐ……!」
ハルウララ「私は走ってるの楽しい!トレーナーさんにも楽しんでもらえるように色々頑張るからキングちゃんも手伝ってね!」
キングヘイロー「ウララさんの…頼みなら……断るわけには…いかない……!」
下2 このあとどうなったか
ハルウララ「私はトレーナーさんとなら良かったけどね!」
キングヘイロー「ううううううウララさん…?」
ハルウララ「ブライアンちゃんの代わりにはなれないかもだけど、癒すことはできるもん!」
キングヘイロー「絶対にやめて!ウララさんは私だけのウララさんであって欲しいの!」
ハルウララ「でもキングちゃんと同じくらいトレーナーさんのことも大切だもん!」
キングヘイロー「う、ぐ……!」
ハルウララ「私は走ってるの楽しい!トレーナーさんにも楽しんでもらえるように色々頑張るからキングちゃんも手伝ってね!」
キングヘイロー「ウララさんの…頼みなら……断るわけには…いかない……!」
下2 このあとどうなったか
580: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/09(土) 22:55:46.53 ID:T9Yk23lTO
翌日、トレーニング場にて
ハルウララ「うりゃーー!」
ブラトレ「機嫌よくやっているようだなウララ」
ハルウララ「このトレーニング楽しいもん!」
ブラトレ「マヤノトレ流のをウララに合わせてみたが、それで良かったみたいだな」
ハルウララ「トレーナーさんも考えてくれたんでしょ?」
ブラトレ「もちろん俺の考えも使っているぞ」
ハルウララ「トレーナーさんのお陰だよ!マヤノトレさんのだけじゃこんなに楽しくない!」
ブラトレ「ありがとうなウララ…」
ハルウララ「うりゃーー!」
ブラトレ「機嫌よくやっているようだなウララ」
ハルウララ「このトレーニング楽しいもん!」
ブラトレ「マヤノトレ流のをウララに合わせてみたが、それで良かったみたいだな」
ハルウララ「トレーナーさんも考えてくれたんでしょ?」
ブラトレ「もちろん俺の考えも使っているぞ」
ハルウララ「トレーナーさんのお陰だよ!マヤノトレさんのだけじゃこんなに楽しくない!」
ブラトレ「ありがとうなウララ…」
581: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/09(土) 22:59:57.98 ID:T9Yk23lTO
ブラトレ(そういえばブライアンも最初の頃は楽しんで走っていたな…)
ブラトレ(ブライアン……)
ハルウララ「むーー」
ブラトレ「…どうした?」
ハルウララ「また暗い顔してた!そんなんじゃダメ!」
ブラトレ「わかっているさ…」
ハルウララ「せっかく理事長さんが無断欠勤は有給を使ってたことにしてくれたのに!それじゃまた学園に来れなくなるよ!」
ブラトレ「ああ…もう迷惑はかけない」
ハルウララ「あのねブライアンちゃんのことを考えるのは仕方ないよ。けどトレーナーさんができることはそうじゃないでしょ?」
ブラトレ「そうだな…」
ハルウララ「走りたくないならそっとしてあげようよ。寂しくなったら電話もかかってくるよ!その時はトレーナーさんが話してあげて!」
ブラトレ「もちろんだ…さあトレーニングに戻ろうか」
下2 このあとどうなったか
ブラトレ(ブライアン……)
ハルウララ「むーー」
ブラトレ「…どうした?」
ハルウララ「また暗い顔してた!そんなんじゃダメ!」
ブラトレ「わかっているさ…」
ハルウララ「せっかく理事長さんが無断欠勤は有給を使ってたことにしてくれたのに!それじゃまた学園に来れなくなるよ!」
ブラトレ「ああ…もう迷惑はかけない」
ハルウララ「あのねブライアンちゃんのことを考えるのは仕方ないよ。けどトレーナーさんができることはそうじゃないでしょ?」
ブラトレ「そうだな…」
ハルウララ「走りたくないならそっとしてあげようよ。寂しくなったら電話もかかってくるよ!その時はトレーナーさんが話してあげて!」
ブラトレ「もちろんだ…さあトレーニングに戻ろうか」
下2 このあとどうなったか
583: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/09(土) 23:03:02.58 ID:POsUVjllO
ブライアンが戻った時のためにブラトレはレース映像などやウララとの併走の記憶からブライアンのステータスをウララのステータスから推測し効率よく強くなれるトレーニングメニューを組み立てる
584: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/09(土) 23:11:31.58 ID:HBb2LdBU0
学園内にて
ゴルシトレ「お、なにしてんだよ無断欠勤」
ブラトレ「…有給を消化していただけだ」
ゴルシトレ「どうでもいいけどナニしてたんだよ」
ブラトレ「トレーニングメニューを考えていた」
ゴルシトレ「ダートに芝ねえ。春はダート路線で行くんじゃないのかよ?」
ブラトレ「芝はブライアンのトレーニングだ、戻ってきた時の為に色々と考えているんだ」
ゴルシトレ「はーん」
ブラトレ(ブライアンのステータスを効率よく伸ばすにはこのトレーニングだろう。いやこれも捨てがたいな)
ゴルシトレ「……」
ゴルシトレ「お、なにしてんだよ無断欠勤」
ブラトレ「…有給を消化していただけだ」
ゴルシトレ「どうでもいいけどナニしてたんだよ」
ブラトレ「トレーニングメニューを考えていた」
ゴルシトレ「ダートに芝ねえ。春はダート路線で行くんじゃないのかよ?」
ブラトレ「芝はブライアンのトレーニングだ、戻ってきた時の為に色々と考えているんだ」
ゴルシトレ「はーん」
ブラトレ(ブライアンのステータスを効率よく伸ばすにはこのトレーニングだろう。いやこれも捨てがたいな)
ゴルシトレ「……」
585: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/09(土) 23:17:47.98 ID:HBb2LdBU0
学園内にて
ハヤヒデトレ「様子はどうだったのよ」
ゴルシトレ「ありゃダメだ、辞めた奴のことを考えるので精一杯だな」
モブAトレ「アイツは担当を失ったと同時に恋人も失ったからな」
ゴルシトレ「下手に刺激すると爆けるなこりゃ。放置が安定だろ」
ハヤヒデトレ「なんとか力になってあげたいけど難しいわね」
モブA「ブライアンは実家には連絡してるんだろ?」
ハヤヒデトレ「ビワハヤヒデからそう聞いてるけど今はまた連絡が取れていないのよ」
ゴルシトレ「ウマ娘ならどこでも生きていけるだろ。走れねえ奴に無理させる必要も無い」
ゴルシトレ「ブラトレは数年は終わったままだな。逃げバカと化学バカが衰えたらまた元気になるだろ」
下2 このあとどうなったか
ハヤヒデトレ「様子はどうだったのよ」
ゴルシトレ「ありゃダメだ、辞めた奴のことを考えるので精一杯だな」
モブAトレ「アイツは担当を失ったと同時に恋人も失ったからな」
ゴルシトレ「下手に刺激すると爆けるなこりゃ。放置が安定だろ」
ハヤヒデトレ「なんとか力になってあげたいけど難しいわね」
モブA「ブライアンは実家には連絡してるんだろ?」
ハヤヒデトレ「ビワハヤヒデからそう聞いてるけど今はまた連絡が取れていないのよ」
ゴルシトレ「ウマ娘ならどこでも生きていけるだろ。走れねえ奴に無理させる必要も無い」
ゴルシトレ「ブラトレは数年は終わったままだな。逃げバカと化学バカが衰えたらまた元気になるだろ」
下2 このあとどうなったか
587: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/09(土) 23:20:23.15 ID:BDoB3f/10
その日の夜ブラトレの前に幻影のブライアンが現れるブラトレ「ブライアンの背と胸が巨大化してる!?」と驚く「いきなり、セクハラか…お前の担当のブライアンじゃない、アプリトレ(マヤノトレ)担当のブライアンだ。今アイツを連れ帰らないと大変な事になるぞ。仮にも私のトレーナーなら助けてやれ」と助言で+>>549
588: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/09(土) 23:37:28.41 ID:HBb2LdBU0
夜
「おい……」
「起きろ……トレーナー…」
ブラトレ「…誰だ……うるさい…」
「私の前でそんなことが言えるのか」
ブラトレ「ブライアンの背と胸が巨大化している……?」
「いきなりセクハラか。私はお前の担当のブライアンじゃない」
ブラトレ「ウララの言う前の世界のブライアンか…?」
「そうだ私はマヤノトレのブライアンだ。お前の所に来てやったのは警告だ」
「いま私を連れ帰らないと大変な事になる、仮にも私のトレーナーなら助けてやれ」
ブラトレ「ブライアンはどこに行ったのかわからないんだ…」
「探せ。それができなければトレーナーを辞めろ」
「おい……」
「起きろ……トレーナー…」
ブラトレ「…誰だ……うるさい…」
「私の前でそんなことが言えるのか」
ブラトレ「ブライアンの背と胸が巨大化している……?」
「いきなりセクハラか。私はお前の担当のブライアンじゃない」
ブラトレ「ウララの言う前の世界のブライアンか…?」
「そうだ私はマヤノトレのブライアンだ。お前の所に来てやったのは警告だ」
「いま私を連れ帰らないと大変な事になる、仮にも私のトレーナーなら助けてやれ」
ブラトレ「ブライアンはどこに行ったのかわからないんだ…」
「探せ。それができなければトレーナーを辞めろ」
589: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/09(土) 23:42:22.39 ID:HBb2LdBU0
夜、某所にて
ルナトレ「学生がこんな時間に出歩くものじゃありませんよ」
ナリタブライアン「……」
ルナトレ「事情は知ってますよヤシマさんはなんでも知っていますからね」
ルナトレ「ヤシマさんなら貴女の望むものを与えられます。過去の諍いは水に流しませんか?」
ナリタブライアン「私はもう……走らない…」
ルナトレ「走らなくとも手に入るものはあります。貴女はそれを心から望んでいるんですよ」
下2 コンマ
奇数 ついていく
偶数 断る
ゾロ目 ×××
ルナトレ「学生がこんな時間に出歩くものじゃありませんよ」
ナリタブライアン「……」
ルナトレ「事情は知ってますよヤシマさんはなんでも知っていますからね」
ルナトレ「ヤシマさんなら貴女の望むものを与えられます。過去の諍いは水に流しませんか?」
ナリタブライアン「私はもう……走らない…」
ルナトレ「走らなくとも手に入るものはあります。貴女はそれを心から望んでいるんですよ」
下2 コンマ
奇数 ついていく
偶数 断る
ゾロ目 ×××
591: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/09(土) 23:44:48.47 ID:T5/inAvV0
あ
598: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/09(土) 23:57:11.25 ID:HBb2LdBU0
ナリタブライアン「走らなくていいのか…?」
ルナトレ「構いません」
ナリタブライアン「もう走らなくていいんだな……」
ルナトレ「貴女の姉や家族のように走ることを強要しません」
ナリタブライアン「嬉しい……それが何よりの救いだ…」
ルナトレ「では行きましょうヤシマさんも待っていますよ」
ナリタブライアン「私の理想はそこにある…走らなくてもいい世界が…」
ルナトレ「構いません」
ナリタブライアン「もう走らなくていいんだな……」
ルナトレ「貴女の姉や家族のように走ることを強要しません」
ナリタブライアン「嬉しい……それが何よりの救いだ…」
ルナトレ「では行きましょうヤシマさんも待っていますよ」
ナリタブライアン「私の理想はそこにある…走らなくてもいい世界が…」
599: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 00:00:33.57 ID:Z76uqoSf0
数時間後
ブラトレ「ブライアン!どこに居るんだブライアン!」
「……」
ブラトレ「戻ってきてくれ!頼むブライアン!」
「コイツには期待したがやはり超えられない壁があったか」
「これが ヤーとの差だ。ただのモブが ヤーに勝てるはずは無い」
ブラトレ「ブライアン!!」
「お前は主人公では無かった、ただそれだけだ」
下2 このあとどうなったか
ブラトレ「ブライアン!どこに居るんだブライアン!」
「……」
ブラトレ「戻ってきてくれ!頼むブライアン!」
「コイツには期待したがやはり超えられない壁があったか」
「これが ヤーとの差だ。ただのモブが ヤーに勝てるはずは無い」
ブラトレ「ブライアン!!」
「お前は主人公では無かった、ただそれだけだ」
下2 このあとどうなったか
602: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 00:16:51.36 ID:Z76uqoSf0
「もしも、奴らがこの世界の私を風 やらに送ったら……そんなことが起きればこの世界は無に帰る」
「それどころか本来の私も消される可能性がある……こいつが駄目なら私のトレーナーに助けを求めるしかない」
ブラトレ「ブライアン……どこなんだ…」
「コイツは放っておいてもー」
ハルウララ「トレーナーさん!」
「…ふん。モブにしては助けが早いな。運はあると思っておこう」
「それどころか本来の私も消される可能性がある……こいつが駄目なら私のトレーナーに助けを求めるしかない」
ブラトレ「ブライアン……どこなんだ…」
「コイツは放っておいてもー」
ハルウララ「トレーナーさん!」
「…ふん。モブにしては助けが早いな。運はあると思っておこう」
603: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 00:22:04.54 ID:Z76uqoSf0
夜、某所にて
マヤノトレ「ナリタブライアンがルナトレについたのか…」
「お前しか私を救えない」
シンボリルドルフ「なにをぶつぶつ言っているんだ、夜はこれからじゃないか。さあこのワンピースを身に付けるんだ」
マヤノトレ「……」
「早くしろ」
マヤノトレ「場所はわかっているんだな…よし…」
下2 このあとどうなったか
マヤノトレ「ナリタブライアンがルナトレについたのか…」
「お前しか私を救えない」
シンボリルドルフ「なにをぶつぶつ言っているんだ、夜はこれからじゃないか。さあこのワンピースを身に付けるんだ」
マヤノトレ「……」
「早くしろ」
マヤノトレ「場所はわかっているんだな…よし…」
下2 このあとどうなったか
605: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 00:28:41.43 ID:694s51ni0
この世界の、ナリタブライアンを救うのは俺じゃない。ブラトレだ。俺はその切っ掛けを作るだけだ……もしかしたら、彼もこれを使える可能性がある。使わないのが一番だが
ワンピ姿のマヤノトレ、目覚まし時計を持ってブラトレの元に
ワンピ姿のマヤノトレ、目覚まし時計を持ってブラトレの元に
606: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 00:37:35.30 ID:Z76uqoSf0
数十分後
マヤノトレ「この世界のナリタブライアンを救うのは俺じゃない…ブラトレだ」
マヤノトレ「俺はその切っ掛けを作るだけだ…もしかしたら、彼もこれを使える可能性がある…」
「目覚まし時計か」
シンボリルドルフ「凄かったぁ……」ピクピク
マヤノトレ「使うに越したことはないが…彼のもとに急ごう…」
「着替える暇くらいあるだろうに、全く」
マヤノトレ「この世界のナリタブライアンを救うのは俺じゃない…ブラトレだ」
マヤノトレ「俺はその切っ掛けを作るだけだ…もしかしたら、彼もこれを使える可能性がある…」
「目覚まし時計か」
シンボリルドルフ「凄かったぁ……」ピクピク
マヤノトレ「使うに越したことはないが…彼のもとに急ごう…」
「着替える暇くらいあるだろうに、全く」
608: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 00:41:21.51 ID:Z76uqoSf0
ブラトレの部屋にて
ブラトレ「ふざけた格好をしてどうしたかと思った」
ハルウララ「それを持ってるってことはそういうことなんだね」
マヤノトレ「ナリタブライアンを…救うんだ…」
ハルウララ「わかった、私がこれを使うよ」
ブラトレ「いや…俺にやらせてくれ」
ハルウララ「失敗したら目覚まし時計が無駄になっちゃうよ?」
マヤノトレ「これは彼がやるべきことなんだ…」
ブラトレ「…戻ってきてくれブライアン!」
下2 コンマ
奇数 戻る
偶数 戻らず
ゾロ目 悪化
ブラトレ「ふざけた格好をしてどうしたかと思った」
ハルウララ「それを持ってるってことはそういうことなんだね」
マヤノトレ「ナリタブライアンを…救うんだ…」
ハルウララ「わかった、私がこれを使うよ」
ブラトレ「いや…俺にやらせてくれ」
ハルウララ「失敗したら目覚まし時計が無駄になっちゃうよ?」
マヤノトレ「これは彼がやるべきことなんだ…」
ブラトレ「…戻ってきてくれブライアン!」
下2 コンマ
奇数 戻る
偶数 戻らず
ゾロ目 悪化
610: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 00:49:29.81 ID:MBskkemw0
頼む
613: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 00:53:36.09 ID:Z76uqoSf0
ガシャーンッ
マヤノトレ「これは…」
ハルウララ「戻れるよトレーナーさん!」
ブラトレ「ブライアン…!」
マヤノトレ「代償は…俺たちが引き受けよう…」
ハルウララ「そんなことできるの?」
マヤノトレ「俺たちならできるはずだ…」
ハルウララ「…だよね、うん。トレーナーさんブライアンちゃんを助けてあげて!」
ブラトレ「ああ彼女は絶対に助ける!」
マヤノトレ「これは…」
ハルウララ「戻れるよトレーナーさん!」
ブラトレ「ブライアン…!」
マヤノトレ「代償は…俺たちが引き受けよう…」
ハルウララ「そんなことできるの?」
マヤノトレ「俺たちならできるはずだ…」
ハルウララ「…だよね、うん。トレーナーさんブライアンちゃんを助けてあげて!」
ブラトレ「ああ彼女は絶対に助ける!」
614: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 00:56:37.28 ID:Z76uqoSf0
夜、某所にて
ルナトレ「学生がこんな時間に出歩くものじゃありませんよ」
ナリタブライアン「……」
ブラトレ「お前も出歩くべきじゃないな」
ルナトレ「な…どうしてここに?!」
ブラトレ「警察を呼んで欲しくないなら退場してもらおうか」
ルナトレ「……彼女の心は壊れています。どんな言葉をかけても無駄ですよ」
ブラトレ「捨て台詞にしては格好悪いな」
ナリタブライアン「もう私は…走れない……」
ブラトレ「知っている。全て知っているからここに来たんだ」
下2 ブラトレの台詞や行動
ルナトレ「学生がこんな時間に出歩くものじゃありませんよ」
ナリタブライアン「……」
ブラトレ「お前も出歩くべきじゃないな」
ルナトレ「な…どうしてここに?!」
ブラトレ「警察を呼んで欲しくないなら退場してもらおうか」
ルナトレ「……彼女の心は壊れています。どんな言葉をかけても無駄ですよ」
ブラトレ「捨て台詞にしては格好悪いな」
ナリタブライアン「もう私は…走れない……」
ブラトレ「知っている。全て知っているからここに来たんだ」
下2 ブラトレの台詞や行動
616: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 01:15:48.36 ID:IPJHoeyy0
ブライアン、俺が全部悪いんだ……ウララ、キング、お前が速さの向こう側に行ったり、ウララがG1連勝したりして調子に乗ってた……サイレンススズカ達が脚を完成させたとして勝手に絶望して勝てないなんて言ってしまったから……お前に火を付けてしまったんだ全部俺の責任だ。もう一度チャンスをくれ今なら君を強くできると思うんだ!
618: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 01:24:40.10 ID:Z76uqoSf0
ブラトレ「ブライアン、俺が全部悪いんだ……ウララ、キング、お前が速さの向こう側に行ったり、ウララがG1連勝したりして調子に乗っていた…」
ブラトレ「サイレンススズカ達が脚を完成させたとしても勝手に絶望して勝てないなんて言ってしまったから……」
ブラトレ「お前に火を付けてしまったんだ全部俺の責任だ。もう一度チャンスをくれ!今なら君を強くできる!」
ナリタブライアン「もう私は…」
ブラトレ「勝てなくてもいい!俺と一緒に走ってくれ!」
ナリタブライアン「……」
ブラトレ「現役の今だけじゃない、ずっと俺と一緒に走って欲しいんだ!」
ナリタブライアン「お前……」
ブラトレ「勝つことは望まない!ブライアンと一緒に走っているだけで楽しかったあの頃に戻ろう!」
ブラトレ「夢は叶わなくとも俺がいる!ブライアンがいるから俺も存在できるんだ!」
ブラトレ「走らなくてもいい!俺の所に戻ってきてくれ!」
下2 ブライアンの台詞や行動
ブラトレ「サイレンススズカ達が脚を完成させたとしても勝手に絶望して勝てないなんて言ってしまったから……」
ブラトレ「お前に火を付けてしまったんだ全部俺の責任だ。もう一度チャンスをくれ!今なら君を強くできる!」
ナリタブライアン「もう私は…」
ブラトレ「勝てなくてもいい!俺と一緒に走ってくれ!」
ナリタブライアン「……」
ブラトレ「現役の今だけじゃない、ずっと俺と一緒に走って欲しいんだ!」
ナリタブライアン「お前……」
ブラトレ「勝つことは望まない!ブライアンと一緒に走っているだけで楽しかったあの頃に戻ろう!」
ブラトレ「夢は叶わなくとも俺がいる!ブライアンがいるから俺も存在できるんだ!」
ブラトレ「走らなくてもいい!俺の所に戻ってきてくれ!」
下2 ブライアンの台詞や行動
620: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 01:40:16.97 ID:MBskkemw0
あぁ………!!勝てなくてもいい、例え三冠馬になれなくてもいい……お前と走りたい!ウララ、キング……トレーナー、みんなと走りたい!!!
621: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 01:48:47.65 ID:Z76uqoSf0
ナリタブライアン「勝てなくても……いい…」
ナリタブライアン「例え三冠ウマ娘になれなくてもいい……」
ナリタブライアン「お前と…走りたい………」
ナリタブライアン「トレーナーだけじゃなく…ウララ、キング……みんなと…走りたい……」
ナリタブライアン「私はまだ走りたいと思えるのか……」ポロポロ
ブラトレ「ブライアン…!」
ナリタブライアン「もっと強く……抱き締めてくれ…もう二度……離さないと誓ってくれ……」
ブラトレ「なにがあってもお前を離さない!」
ナリタブライアン「ありがとう……お前のお陰で…私は救われた……」
ナリタブライアン「例え三冠ウマ娘になれなくてもいい……」
ナリタブライアン「お前と…走りたい………」
ナリタブライアン「トレーナーだけじゃなく…ウララ、キング……みんなと…走りたい……」
ナリタブライアン「私はまだ走りたいと思えるのか……」ポロポロ
ブラトレ「ブライアン…!」
ナリタブライアン「もっと強く……抱き締めてくれ…もう二度……離さないと誓ってくれ……」
ブラトレ「なにがあってもお前を離さない!」
ナリタブライアン「ありがとう……お前のお陰で…私は救われた……」
626: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 19:37:11.43 ID:Z76uqoSf0
回想
トウカイテイオー『ナリタブライアンの退学届は預かってるから退学にはなってないよ』
シリウスシンボリ『ブランクは少ないだろうがすぐにレースは無理だな』
トウカイテイオー『ボクもそうだったからわかるけどブライアンは心がおかしくなってる』
トウカイテイオー『病院にいって診断書をもらってきて。多分暫くは通院が必要だと思うよ』
シリウスシンボリ『入院しろってんなら遠慮なくブチ込んでこい。病人に走られても困る』
トウカイテイオー『ブライアンの味方になってあげて。それができるのはトレーナーである君だけだから』
トウカイテイオー『ナリタブライアンの退学届は預かってるから退学にはなってないよ』
シリウスシンボリ『ブランクは少ないだろうがすぐにレースは無理だな』
トウカイテイオー『ボクもそうだったからわかるけどブライアンは心がおかしくなってる』
トウカイテイオー『病院にいって診断書をもらってきて。多分暫くは通院が必要だと思うよ』
シリウスシンボリ『入院しろってんなら遠慮なくブチ込んでこい。病人に走られても困る』
トウカイテイオー『ブライアンの味方になってあげて。それができるのはトレーナーである君だけだから』
627: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 19:41:31.04 ID:Z76uqoSf0
病院にて
ブラトレ(トウカイテイオーが通っていた病院がいいからとそこにブライアンを連れてきた)
ブラトレ(とりあえずカウンセリングを受けてみてどうなるかだ。入院が必要ならば仕方ない)
ブラトレ(どんな結果になってもブライアンを支える。もう二度と離したりしないんだ)
ブラトレ(勝つことだけが全てじゃない俺はやっとそれに気付けたんだからな)
下2 このあとどうなったか
ブラトレ(トウカイテイオーが通っていた病院がいいからとそこにブライアンを連れてきた)
ブラトレ(とりあえずカウンセリングを受けてみてどうなるかだ。入院が必要ならば仕方ない)
ブラトレ(どんな結果になってもブライアンを支える。もう二度と離したりしないんだ)
ブラトレ(勝つことだけが全てじゃない俺はやっとそれに気付けたんだからな)
下2 このあとどうなったか
629: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 19:54:37.80 ID:IPJHoeyy0
とりあえず、一週間程入院して大丈夫そうならすぐ退院。部屋はだいぶ安定してきたマヤと同じ部屋
630: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 20:07:13.37 ID:Z76uqoSf0
病室にて
ナリタブライアン「お前と同室か…」
マヤノトップガン「ブライアンも入院するんだ」
ナリタブライアン「……」
マヤノトップガン「あれだけ強気だったのに、そういうのって関係ないのかな?」
ナリタブライアン「どうとでも言え…」
マヤノトップガン「どれくらい入院するの?」
ナリタブライアン「一週間だ……」
マヤノトップガン「なにも問題なかったらマヤと一緒に退院だね!」
ナリタブライアン「お前と同室か…」
マヤノトップガン「ブライアンも入院するんだ」
ナリタブライアン「……」
マヤノトップガン「あれだけ強気だったのに、そういうのって関係ないのかな?」
ナリタブライアン「どうとでも言え…」
マヤノトップガン「どれくらい入院するの?」
ナリタブライアン「一週間だ……」
マヤノトップガン「なにも問題なかったらマヤと一緒に退院だね!」
631: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 20:11:36.79 ID:Z76uqoSf0
ガチャッ
ブラトレ「君と同室とは驚いた」
マヤノトップガン「トレーナーちゃんが来てくれたと思ったのに」
ナリタブライアン「すまないトレーナー…」
ブラトレ「謝る必要なんか無いんだゆっくり休んでいてくれ」
ナリタブライアン「……」
マヤノトップガン「この病室は拘束されないし毎日お見舞いに来れるけど~マヤの前でイチャイチャはしないでね」
ブラトレ「努力しよう」
マヤノトップガン「あーあ早くトレーナーちゃんに会いたいなぁ」
下2 このあとどうなったか
ブラトレ「君と同室とは驚いた」
マヤノトップガン「トレーナーちゃんが来てくれたと思ったのに」
ナリタブライアン「すまないトレーナー…」
ブラトレ「謝る必要なんか無いんだゆっくり休んでいてくれ」
ナリタブライアン「……」
マヤノトップガン「この病室は拘束されないし毎日お見舞いに来れるけど~マヤの前でイチャイチャはしないでね」
ブラトレ「努力しよう」
マヤノトップガン「あーあ早くトレーナーちゃんに会いたいなぁ」
下2 このあとどうなったか
633: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 20:18:58.87 ID:dl6BEhpk0
マヤノトレも丁度リンゴを持って見舞いに、一緒に幻のアプリブライアンもいる(ブラトレとブライアンには見えている)
635: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 20:43:20.67 ID:lmQnzhPzO
ガチャッ
マヤノトレ「ある意味…良いタイミングだったようだな…」
マヤノトップガン「トレーナーちゃん!」
ブラトレ「林檎を持ってくるとはありがちだな」
マヤノトレ「手ぶらの奴に…言われたくない…」
ブラトレ「あいにくだが今日入院が決まった所なんだよ」
「……」
ブラトレ(林檎以外にも連れてきたようだな)
マヤノトレ(本来のナリタブライアンか…)
マヤノトレ「ある意味…良いタイミングだったようだな…」
マヤノトップガン「トレーナーちゃん!」
ブラトレ「林檎を持ってくるとはありがちだな」
マヤノトレ「手ぶらの奴に…言われたくない…」
ブラトレ「あいにくだが今日入院が決まった所なんだよ」
「……」
ブラトレ(林檎以外にも連れてきたようだな)
マヤノトレ(本来のナリタブライアンか…)
636: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 20:46:21.26 ID:lmQnzhPzO
「私の声はお前たちにしか聞こえない」
ブラトレ(どんな目的がある?)
「私がどうなったかを確かめに来た」
マヤノトレ(一週間の入院だそうだ)
「くだらないな。正しい世界ならこんなことにはならない」
ブラトレ(俺はトレーナーとして劣るのは当たり前だ。それがわかっているんだから何とも思わない)
「開き直るのはバカだ」
ブラトレ(どうとでも言ってくれ、これからはブライアンと共に走るんだ、例え同じブライアンでも邪魔はさせない)
下2 このあとどうなったか
ブラトレ(どんな目的がある?)
「私がどうなったかを確かめに来た」
マヤノトレ(一週間の入院だそうだ)
「くだらないな。正しい世界ならこんなことにはならない」
ブラトレ(俺はトレーナーとして劣るのは当たり前だ。それがわかっているんだから何とも思わない)
「開き直るのはバカだ」
ブラトレ(どうとでも言ってくれ、これからはブライアンと共に走るんだ、例え同じブライアンでも邪魔はさせない)
下2 このあとどうなったか
638: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 21:06:15.33 ID:IPJHoeyy0
マヤトレ「君がこの世界に現れた理由分かってるぞ……『因子継承』だろ。この世界のブライアンが俺に強い意思で触れたから。君が現れた違うか」
639: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 21:25:54.65 ID:Z76uqoSf0
マヤノトレ(君がこの世界に現れた理由分かってる、『因子継承』だろう)
「そうだ」
ブラトレ(なんだそれは)
マヤノトレ(ハルウララは前の世界から能力を引き継いだ。それを因子継承というんだ)
ブラトレ(じゃあブライアンも強くなるということか)
「過度な期待はするな、この世界の私には才が無い。その理由は分からないがコイツは私より劣る」
マヤノトレ(サイレンススズカ、アグネスタキオンは才能があった。才能の有無はわからない)
「この世界と本来の世界の違いと言ってしまえばそれまでだ。なにか法則があったとしてもそれを知るすべが無い」
「そうだ」
ブラトレ(なんだそれは)
マヤノトレ(ハルウララは前の世界から能力を引き継いだ。それを因子継承というんだ)
ブラトレ(じゃあブライアンも強くなるということか)
「過度な期待はするな、この世界の私には才が無い。その理由は分からないがコイツは私より劣る」
マヤノトレ(サイレンススズカ、アグネスタキオンは才能があった。才能の有無はわからない)
「この世界と本来の世界の違いと言ってしまえばそれまでだ。なにか法則があったとしてもそれを知るすべが無い」
640: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 21:28:52.41 ID:Z76uqoSf0
「お前は私になにを望む」
ブラトレ(ブライアンに望むこと?)
「因子を継承してもサイレンススズカのように速く走れるわけではない。それでもこれまでより強くなるのは事実」
「因子を使えばダートを走ることもできる」
ブラトレ(俺が決めてもいいのか?)
「お前の強い思いがそうさせた。私に無くそこに居る私が持っているものだ」
「選べ。ブライアンをどうするんだ」
下2 どうなったか、どうしたか
ブラトレ(ブライアンに望むこと?)
「因子を継承してもサイレンススズカのように速く走れるわけではない。それでもこれまでより強くなるのは事実」
「因子を使えばダートを走ることもできる」
ブラトレ(俺が決めてもいいのか?)
「お前の強い思いがそうさせた。私に無くそこに居る私が持っているものだ」
「選べ。ブライアンをどうするんだ」
下2 どうなったか、どうしたか
641: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 21:43:08.89 ID:YkApZWiSO
速さで勝てないならスタミナを増やして長距離で無類の強さを
643: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 21:57:47.40 ID:Z76uqoSf0
ブラトレ(速さで勝てないならスタミナを増やす。長距離で無類の強さを見せつけてやる)
「コイツは長距離を走れるスタミナはある。それを更に強化するのか」
ブラトレ(それだけじゃない、適正も伸ばす)
「AからSにしようというのか」
ブラトレ(サイレンススズカたちは長距離でレコードを出していない。勝つチャンスがあるなら長距離だ)
マヤノトレ(スズカは別としてタキオンに長距離は厳しいな…)
ブラトレ(勝つことが目的じゃないが選べと言われたらそれを選ぶ)
「継承を行えば私は消える。短い間だったが貴重な体験だった」
マヤノトレ(君はどうなるんだ?)
「元の世界に帰るんだろう。私に世界が用意されているかはわからないがな」
「コイツは長距離を走れるスタミナはある。それを更に強化するのか」
ブラトレ(それだけじゃない、適正も伸ばす)
「AからSにしようというのか」
ブラトレ(サイレンススズカたちは長距離でレコードを出していない。勝つチャンスがあるなら長距離だ)
マヤノトレ(スズカは別としてタキオンに長距離は厳しいな…)
ブラトレ(勝つことが目的じゃないが選べと言われたらそれを選ぶ)
「継承を行えば私は消える。短い間だったが貴重な体験だった」
マヤノトレ(君はどうなるんだ?)
「元の世界に帰るんだろう。私に世界が用意されているかはわからないがな」
644: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 21:59:27.24 ID:Z76uqoSf0
ブラトレ(消えた……)
マヤノトレ(因子は継承された)
ナリタブライアン「……っ」ビクッ
マヤノトップガン「なにかあったの?」
ナリタブライアン「いいや…なんでも無い……?」
ブラトレ「…これから毎日見舞いに来るからなブライアン」
マヤノトレ「俺だって…会いに来るぞマヤノ…」
下2 このあとどうなったか
マヤノトレ(因子は継承された)
ナリタブライアン「……っ」ビクッ
マヤノトップガン「なにかあったの?」
ナリタブライアン「いいや…なんでも無い……?」
ブラトレ「…これから毎日見舞いに来るからなブライアン」
マヤノトレ「俺だって…会いに来るぞマヤノ…」
下2 このあとどうなったか
646: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 22:09:30.42 ID:dl6BEhpk0
二人が帰ろうとした時拘束を破壊し暴れまわるモブO事『暴君』が医者や見舞いに来ていたゴルシトレが止めようとしてるが周りを破壊し尽くすOに遭遇
648: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 22:16:19.50 ID:Z76uqoSf0
病院内にて
マヤノトレ「一週間で済めばいいな…」
ブラトレ「長引かせない為にやれることはやる」
マヤノトレ「頑張ってくれ…彼女の為にも…」
ガシャーンッ
ブラトレ「なんだ?」
マヤノトレ「マズイ!ここがどんな病院か知ってるだろう?!」
ブラトレ「そういうことか…!!」
マヤノトレ「一週間で済めばいいな…」
ブラトレ「長引かせない為にやれることはやる」
マヤノトレ「頑張ってくれ…彼女の為にも…」
ガシャーンッ
ブラトレ「なんだ?」
マヤノトレ「マズイ!ここがどんな病院か知ってるだろう?!」
ブラトレ「そういうことか…!!」
649: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 22:20:07.97 ID:Z76uqoSf0
モブO「ゲヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!」
ゴルシトレ「……」
ブラトレ「アイツが暴れているのか!」
マヤノトレ「奴に引き摺られているのはゴルシトレ…」
ブラトレ「近付こうにも相手は正気を失ったウマ娘だ…!」
マヤノトレ「下手なことをすれば命は無い」
モブO「ヒャァーーー!!」
ゴルシトレ「…」
ドロッ
ブラトレ「ゴルシトレが引き摺られた跡に血が……まさか…」
マヤノトレ「あのウマ娘が握っているのは刃物…?違う割れたガラスだ。強化ガラスを…叩き割ったのか?!」
ゴルシトレ「……」
ブラトレ「アイツが暴れているのか!」
マヤノトレ「奴に引き摺られているのはゴルシトレ…」
ブラトレ「近付こうにも相手は正気を失ったウマ娘だ…!」
マヤノトレ「下手なことをすれば命は無い」
モブO「ヒャァーーー!!」
ゴルシトレ「…」
ドロッ
ブラトレ「ゴルシトレが引き摺られた跡に血が……まさか…」
マヤノトレ「あのウマ娘が握っているのは刃物…?違う割れたガラスだ。強化ガラスを…叩き割ったのか?!」
650: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 22:22:50.23 ID:Z76uqoSf0
ブラトレ「俺たちには気付いていないようだがどうする?!」
マヤノトレ「ゴルシトレを助けたいがマヤノが心配だ」
ブラトレ「俺もそうだブライアンを優先したい」
マヤノトレ「だがここで奴を見捨てるわけには…」
ブラトレ「病室に戻ればブライアンの盾くらいにはなれる」
マヤノトレ「なにが正解だ?どうするのが正しいんだ?」
ブラトレ「何か考えがあるならそれに乗るぞ」
マヤノトレ「お前もなにか考えてくれ」
ブラトレ「わかっている!」
下2 このあとどうなったか
マヤノトレ「ゴルシトレを助けたいがマヤノが心配だ」
ブラトレ「俺もそうだブライアンを優先したい」
マヤノトレ「だがここで奴を見捨てるわけには…」
ブラトレ「病室に戻ればブライアンの盾くらいにはなれる」
マヤノトレ「なにが正解だ?どうするのが正しいんだ?」
ブラトレ「何か考えがあるならそれに乗るぞ」
マヤノトレ「お前もなにか考えてくれ」
ブラトレ「わかっている!」
下2 このあとどうなったか
653: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 22:39:55.37 ID:Z76uqoSf0
モブO「ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!」
マヤノトレ「あれは……よく見たらオルフェーヴルじゃないか」
ブラトレ「知り合いなのか?」
マヤノトレ「因縁がある相手だ。よし、俺が彼女を止める」
ブラトレ「正気か?!」
マヤノトレ「桐生院流の合気道でなんとかなる」
ブラトレ「ならその間に俺がゴルシトレを助けよう」
マヤノトレ「無理はするなよ」
ブラトレ「お前だけに良い格好はさせないからな」
マヤノトレ「あれは……よく見たらオルフェーヴルじゃないか」
ブラトレ「知り合いなのか?」
マヤノトレ「因縁がある相手だ。よし、俺が彼女を止める」
ブラトレ「正気か?!」
マヤノトレ「桐生院流の合気道でなんとかなる」
ブラトレ「ならその間に俺がゴルシトレを助けよう」
マヤノトレ「無理はするなよ」
ブラトレ「お前だけに良い格好はさせないからな」
654: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 22:41:53.23 ID:Z76uqoSf0
マヤノトレ「俺が先行する、お前はー」
モブO「アァァァァァァ!!」
ブラトレ「先行もなにも見つかったぞ!」
マヤノトレ「そっちは頼む」
ブラトレ「投げ飛ばすんなら方向を考えてくれよ!」
下2 コンマ
奇数 成功
偶数 失敗
ゾロ目 ×××××××××
モブO「アァァァァァァ!!」
ブラトレ「先行もなにも見つかったぞ!」
マヤノトレ「そっちは頼む」
ブラトレ「投げ飛ばすんなら方向を考えてくれよ!」
下2 コンマ
奇数 成功
偶数 失敗
ゾロ目 ×××××××××
656: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 22:45:07.91 ID:TicwgMIs0
あ
658: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 22:59:53.74 ID:3IK38DCdO
コンマ奇数 成功
モブO「コロシテヤル!!」
ブラトレ「ゴルシトレから手を離した!いまだ!」
マヤノトレ「武器を持った相手には…」
ドサッ
モブO「ごぶっ」
マヤノトレ「……ありがとう葵さん」
ブラトレ「しっかりしろゴルシトレ!」
ゴルシトレ「……」
ドロ……
ブラトレ「出血が酷い…ここは病院だが外科の処置はできるのか?!」
モブO「コロシテヤル!!」
ブラトレ「ゴルシトレから手を離した!いまだ!」
マヤノトレ「武器を持った相手には…」
ドサッ
モブO「ごぶっ」
マヤノトレ「……ありがとう葵さん」
ブラトレ「しっかりしろゴルシトレ!」
ゴルシトレ「……」
ドロ……
ブラトレ「出血が酷い…ここは病院だが外科の処置はできるのか?!」
659: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 23:04:07.95 ID:3IK38DCdO
看護師「武装した警察官さん達が来ました!」
マヤノトレ「こちらはもう片付いた…」
モブO「ご、ごぼ、ぶぁぁ」ブクブク
警察官「泡を吹いているがこれを貴方が?」
マヤノトレ「桐生院流の合気道です」
ブラトレ「この病院は外科の先生はいるのか?!」
看護師「先生はいますが設備が整っていないので小規模な手術しかできません!」
ブラトレ「まずは出血を止めないと…!」
警察官「応急処置をお願いしますそれと救急車を急いで!」
下2 このあとどうなったか
マヤノトレ「こちらはもう片付いた…」
モブO「ご、ごぼ、ぶぁぁ」ブクブク
警察官「泡を吹いているがこれを貴方が?」
マヤノトレ「桐生院流の合気道です」
ブラトレ「この病院は外科の先生はいるのか?!」
看護師「先生はいますが設備が整っていないので小規模な手術しかできません!」
ブラトレ「まずは出血を止めないと…!」
警察官「応急処置をお願いしますそれと救急車を急いで!」
下2 このあとどうなったか
661: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 23:12:05.79 ID:YkApZWiSO
ゴルシトレ病院搬送され腹が刺され左腕が折られていたが内蔵まで傷ついてなかったので一命を取り留める
663: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 23:20:21.32 ID:Z76uqoSf0
病院にて
メジロマックイーン「トレーナーさんは?!」
ブラトレ「さっき手術が終わったところだ」
マヤノトレ「結論から言えば…彼は助かった…」
ライスシャワー「良かったよぉ……!」グスッ
ブラトレ「腕が折られ割れたガラスで腹を刺されていた。一歩間違えば死んでいた」
メジロマックイーン「トレーナーさんはどの病室にいるんですの?!」
マヤノトレ「場所は教えるが行くのは少し待ってくれ…先客がいるからな…」
メジロマックイーン「トレーナーさんは?!」
ブラトレ「さっき手術が終わったところだ」
マヤノトレ「結論から言えば…彼は助かった…」
ライスシャワー「良かったよぉ……!」グスッ
ブラトレ「腕が折られ割れたガラスで腹を刺されていた。一歩間違えば死んでいた」
メジロマックイーン「トレーナーさんはどの病室にいるんですの?!」
マヤノトレ「場所は教えるが行くのは少し待ってくれ…先客がいるからな…」
664: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 23:25:59.09 ID:Z76uqoSf0
病室にて
ゴールドシップ「ばか」
ゴールドシップ「ウマ娘相手になにしてるのよ。キレたら人間じゃ手に負えないことくらい知ってるでしょ」
ゴールドシップ「私がモブOと因縁があるの知ってたから、引き取ろうともしてたんでしょ?」
ゴールドシップ「貴方が死んだら意味無いのに…こんなことしないでよ……」
ゴールドシップ「手術…成功して良かったね。こんなことでお別れなんて許さないから」
ゴールドシップ「……」
チュッ
ゴールドシップ「手にだけど、これが私の気持ちだから。早くよくなってね」
ゴールドシップ「……絶対に貴方の前で涙は流さない」
ゴールドシップ「マックイーンたちがそろそろ来るから私は帰るね」
ゴールドシップ「ーーー」
ゴールドシップ「…また来るからね」
下2このあとどうなったか
ゴールドシップ「ばか」
ゴールドシップ「ウマ娘相手になにしてるのよ。キレたら人間じゃ手に負えないことくらい知ってるでしょ」
ゴールドシップ「私がモブOと因縁があるの知ってたから、引き取ろうともしてたんでしょ?」
ゴールドシップ「貴方が死んだら意味無いのに…こんなことしないでよ……」
ゴールドシップ「手術…成功して良かったね。こんなことでお別れなんて許さないから」
ゴールドシップ「……」
チュッ
ゴールドシップ「手にだけど、これが私の気持ちだから。早くよくなってね」
ゴールドシップ「……絶対に貴方の前で涙は流さない」
ゴールドシップ「マックイーンたちがそろそろ来るから私は帰るね」
ゴールドシップ「ーーー」
ゴールドシップ「…また来るからね」
下2このあとどうなったか
666: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 23:33:58.99 ID:TicwgMIs0
マックイーン、ライス+マヤノトレ、ブラトレが見舞いに、四人の前ではいつも通りのおちゃらけたノリを見せつつOがテイオー、マヤノ以上に精神状 が危険だったとは予想外だったと語るゴルシトレ。自分を助けたマヤノトレ、ブラトレの印象が変わったとも語る
667: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 23:42:58.64 ID:Z76uqoSf0
数日後、病室にて
ゴルシトレ「いやーマジ死ぬかと思った」
メジロマックイーン「冗談では済まない所でしたのよ!」
ライスシャワー「凄く心配したんだからね!」
ゴルシトレ「刺されたところまでは平気だったんだよ。アイツ刺したあどエグりやがった、それで気絶しちまった」
ブラトレ「そもそも逃げれば良かっただろう」
ゴルシトレ「そこは完全に俺の落ち度だな。新会長とトムクルーズ以上に危険だったとは予想外だった」
マヤノトレ「モブOは最悪…安楽死も視野に入れているそうだ…」
ゴルシトレ「この国ではウマ娘にだけ許されてる安楽死かよ」
メジロマックイーン「過去に安楽死させられたウマ娘はいずれも精神異常のある方でした」
ライスシャワー「特別授業でも習うけど…仕方ないことだもんね…」
ゴルシトレ「いやーマジ死ぬかと思った」
メジロマックイーン「冗談では済まない所でしたのよ!」
ライスシャワー「凄く心配したんだからね!」
ゴルシトレ「刺されたところまでは平気だったんだよ。アイツ刺したあどエグりやがった、それで気絶しちまった」
ブラトレ「そもそも逃げれば良かっただろう」
ゴルシトレ「そこは完全に俺の落ち度だな。新会長とトムクルーズ以上に危険だったとは予想外だった」
マヤノトレ「モブOは最悪…安楽死も視野に入れているそうだ…」
ゴルシトレ「この国ではウマ娘にだけ許されてる安楽死かよ」
メジロマックイーン「過去に安楽死させられたウマ娘はいずれも精神異常のある方でした」
ライスシャワー「特別授業でも習うけど…仕方ないことだもんね…」
668: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 23:45:48.62 ID:Z76uqoSf0
ゴルシトレ「お前らが居なかったら命は無かったらしい。マジで感謝だ」
ブラトレ「ほとんどコイツのお陰だ」
マヤノトレ「お前が居たから…冷静になれたんだ…」
ゴルシトレ「あーなんていうかお前らの印象変わったわ。ってことでまた何かあったら守ってくれ」
メジロマックイーン「危ないことはもうよしなさい!」
ライスシャワー「印象変わった…?それって…むふぅ……!」
マヤノトレ「…俺たちも会いに行くか」
ブラトレ「ブライアンたちの所に行こう」
下2 このあとどうなったか
ブラトレ「ほとんどコイツのお陰だ」
マヤノトレ「お前が居たから…冷静になれたんだ…」
ゴルシトレ「あーなんていうかお前らの印象変わったわ。ってことでまた何かあったら守ってくれ」
メジロマックイーン「危ないことはもうよしなさい!」
ライスシャワー「印象変わった…?それって…むふぅ……!」
マヤノトレ「…俺たちも会いに行くか」
ブラトレ「ブライアンたちの所に行こう」
下2 このあとどうなったか
670: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/10(日) 23:59:06.55 ID:IPJHoeyy0
マヤノ、ブライアン無事退院する事に。マヤノが夏のトーナメントをテレビでブライアンの走りを見て一緒に走りたいと思っていたのを語る
672: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 00:04:40.33 ID:1EqeNwAC0
病院にて
マヤノトップガン「やっと退院できるよ!」
ナリタブライアン「私も退院して良いと言われた」
マヤノトレ「一緒に帰ろう…」
ブラトレ「忘れ物は無いなブライアン?」
ナリタブライアン「お前が持ってきてくれた荷物は全て持った」
ブラトレ「それなら問題無いだろう」
マヤノトップガン「やっと退院できるよ!」
ナリタブライアン「私も退院して良いと言われた」
マヤノトレ「一緒に帰ろう…」
ブラトレ「忘れ物は無いなブライアン?」
ナリタブライアン「お前が持ってきてくれた荷物は全て持った」
ブラトレ「それなら問題無いだろう」
673: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 00:08:24.71 ID:1EqeNwAC0
マヤノトップガン「ブライアン今度一緒に走ろうよ!」
ナリタブライアン「私とか?」
マヤノトップガン「夏のトーナメント見てて凄いなって思ったの!マヤもあんな風に走りたいなって!」
マヤノトレ「だ、そうだが…」
ブラトレ「断る理由は無い。しかしこっちは勝つ為には走らないぞ」
マヤノトップガン「えっ?」
ナリタブライアン「コイツと走ることを優先するからな」
マヤノトップガン「よくわかんないけど一緒に走れるならオッケー!」
ナリタブライアン「私とか?」
マヤノトップガン「夏のトーナメント見てて凄いなって思ったの!マヤもあんな風に走りたいなって!」
マヤノトレ「だ、そうだが…」
ブラトレ「断る理由は無い。しかしこっちは勝つ為には走らないぞ」
マヤノトップガン「えっ?」
ナリタブライアン「コイツと走ることを優先するからな」
マヤノトップガン「よくわかんないけど一緒に走れるならオッケー!」
674: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 00:11:31.67 ID:1EqeNwAC0
マヤノトレ「…どこに行くんだ?学園に帰るんだろう?」
ナリタブライアン「帰るのはコイツの部屋だ」
マヤノトップガン「退院していきなり?」
ナリタブライアン「精神安定の為という名目だ」
マヤノトップガン「そんなのズルい!マヤもトレーナーちゃんの家に帰る!」
マヤノトレ「言えば許可は出るだろうが…」
ナリタブライアン「帰るぞトレーナー」
ブラトレ「ああ…一緒に帰ろうか」
下2 このあとどうなったか
ナリタブライアン「帰るのはコイツの部屋だ」
マヤノトップガン「退院していきなり?」
ナリタブライアン「精神安定の為という名目だ」
マヤノトップガン「そんなのズルい!マヤもトレーナーちゃんの家に帰る!」
マヤノトレ「言えば許可は出るだろうが…」
ナリタブライアン「帰るぞトレーナー」
ブラトレ「ああ…一緒に帰ろうか」
下2 このあとどうなったか
675: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 00:14:27.77 ID:Un4z7h+xo
マヤノもマヤトレの部屋に
元々は時間を作らずに放置していたのがマヤノが病んだ原因だからと
元々は時間を作らずに放置していたのがマヤノが病んだ原因だからと
676: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 00:15:51.73 ID:MG06ARzy0
>>675
家へ帰ろう...
家へ帰ろう...
678: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 00:21:45.64 ID:1EqeNwAC0
マヤノトレの部屋
マヤノトップガン「メスの匂いがしない……」
マヤノトレ「ルドルフは…田舎の家に居るんだ…」
マヤノトップガン「タキオンとスズカは?」
マヤノトレ「ここには…もう連れてこない…」
マヤノトップガン「マヤだけのトレーナーちゃんで居てくれるの?」
マヤノトレ「この部屋の中は…誰にも邪魔させない…」
マヤノトップガン「ちゃんと考えてくれてたんだ」
マヤノトップガン「メスの匂いがしない……」
マヤノトレ「ルドルフは…田舎の家に居るんだ…」
マヤノトップガン「タキオンとスズカは?」
マヤノトレ「ここには…もう連れてこない…」
マヤノトップガン「マヤだけのトレーナーちゃんで居てくれるの?」
マヤノトレ「この部屋の中は…誰にも邪魔させない…」
マヤノトップガン「ちゃんと考えてくれてたんだ」
679: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 00:23:55.07 ID:1EqeNwAC0
マヤノトレ「ブライアンと同じ理由で…外泊もしやすい筈だ…」
マヤノトレ「ここには…来れる時はいつでも来てもいい…」
マヤノトップガン「ほんと?」
マヤノトップガン「マヤノをああしてしまったのは俺だ…話し合いも足りなかった…」
マヤノトップガン「二人だけで話そう…これからのこと…未来のことを…」
下2 このあとどうなったか
マヤノトレ「ここには…来れる時はいつでも来てもいい…」
マヤノトップガン「ほんと?」
マヤノトップガン「マヤノをああしてしまったのは俺だ…話し合いも足りなかった…」
マヤノトップガン「二人だけで話そう…これからのこと…未来のことを…」
下2 このあとどうなったか
681: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 00:31:48.13 ID:UiyRPCub0
マヤ、マヤノトレ話し合いの結果他の子たちを育てるのもいいけど一番はマヤなら浮気も許してあげる。と落ち着いた
682: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 00:36:10.06 ID:1EqeNwAC0
数時間後
マヤノトップガン「他の子たちを育てるのもいいけど、一番がマヤなら浮気も許してあげる」
マヤノトレ「……ありがとう」
マヤノトップガン「今からスズカに追いつくのは無理だけど、それでもマヤが一番って言ってくれる?」
マヤノトレ「当たり前だ…マヤノがいなかったら…今の自分は居ない…」
マヤノトップガン「それじゃよし!」
マヤノトップガン「他の子たちを育てるのもいいけど、一番がマヤなら浮気も許してあげる」
マヤノトレ「……ありがとう」
マヤノトップガン「今からスズカに追いつくのは無理だけど、それでもマヤが一番って言ってくれる?」
マヤノトレ「当たり前だ…マヤノがいなかったら…今の自分は居ない…」
マヤノトップガン「それじゃよし!」
683: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 00:40:51.19 ID:1EqeNwAC0
マヤノトレ「次に怖いのはルドルフだ…アイツは指輪をねだってきた…」
マヤノトップガン「え……あ!そうかもう引退して退学したから学生じゃないんだ!」
マヤノトレ「ただの指輪じゃなく…薬指につける指輪だ…」
マヤノトップガン「結婚……するの…?」
マヤノトレ「押し切られそうで怖い…俺はまだそんなつもりは無いんだ…」
マヤノトップガン「…手を出しておいてそれは無いんじゃないかな?」
マヤノトレ「いや、それは…」
マヤノトップガン「マヤね、浮気は仕方ないって言ったよ。けどねそれは違うんじゃないかな」
マヤノトップガン「全員の責任はとりなよ?」
マヤノトレ「わかりました……」
マヤノトップガン「え……あ!そうかもう引退して退学したから学生じゃないんだ!」
マヤノトレ「ただの指輪じゃなく…薬指につける指輪だ…」
マヤノトップガン「結婚……するの…?」
マヤノトレ「押し切られそうで怖い…俺はまだそんなつもりは無いんだ…」
マヤノトップガン「…手を出しておいてそれは無いんじゃないかな?」
マヤノトレ「いや、それは…」
マヤノトップガン「マヤね、浮気は仕方ないって言ったよ。けどねそれは違うんじゃないかな」
マヤノトップガン「全員の責任はとりなよ?」
マヤノトレ「わかりました……」
687: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 19:00:22.11 ID:1EqeNwAC0
学園内にて
カシャン
ナリタブライアン「ひっ」
モブA「筆箱が落ちただけだよ?」
ナリタブライアン「すまない…」
モブ「入院する前とは別人みたい」
モブ「鼻のアレ付けてないとそんなになるんだ」
モブA「普段は付けないようにしたの?」
ナリタブライアン「レースの前とか…気合いを入れる時にした方がいいって…」
モブ「医者が言うからそんなんだろうね」
モブ「ブライアンが精神科送りとは予想できなかったなぁ」
カシャン
ナリタブライアン「ひっ」
モブA「筆箱が落ちただけだよ?」
ナリタブライアン「すまない…」
モブ「入院する前とは別人みたい」
モブ「鼻のアレ付けてないとそんなになるんだ」
モブA「普段は付けないようにしたの?」
ナリタブライアン「レースの前とか…気合いを入れる時にした方がいいって…」
モブ「医者が言うからそんなんだろうね」
モブ「ブライアンが精神科送りとは予想できなかったなぁ」
688: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 19:03:32.08 ID:1EqeNwAC0
モブ「その手の病院ってやっぱり暴れる患者っていた?」
ナリタブライアン「居たな……武装警察が来て鎮圧していた」
モブ「うーわやっぱそうなんだ」
モブA「ブライアンはよく一週間で帰ってこれたね、偉い!」
ナリタブライアン「もう私は勝ちに拘ることはやめたんだ」
モブ「トレセン学園を辞める原因の一位ってそれだもんね」
モブ「勝てないからって発狂して詰むヤツ」
モブA「勉強の遅れも取り戻す為に頑張って!」
ナリタブライアン「やれることは全部やる…うん……」
下2 このあとどうなったか
ナリタブライアン「居たな……武装警察が来て鎮圧していた」
モブ「うーわやっぱそうなんだ」
モブA「ブライアンはよく一週間で帰ってこれたね、偉い!」
ナリタブライアン「もう私は勝ちに拘ることはやめたんだ」
モブ「トレセン学園を辞める原因の一位ってそれだもんね」
モブ「勝てないからって発狂して詰むヤツ」
モブA「勉強の遅れも取り戻す為に頑張って!」
ナリタブライアン「やれることは全部やる…うん……」
下2 このあとどうなったか
690: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 19:11:53.92 ID:8bZ7wAMe0
ブラトレ、合宿に参加する事を決めブライアン達に相談
691: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 19:17:14.73 ID:1EqeNwAC0
トレーナー室にて
ブラトレ「補習はどうだった?」
ナリタブライアン「なんとかなりそうだ」
ハルウララ「モブAちゃんがわざわざ付き合ってくれたんでしょ?ルームメイトって頼りになるよね!」
ナリタブライアン「アイツには感謝しかないな…」
ブラトレ「補習の方がなんとかなりそうならブライアンに相談がある。この夏休みの合宿に参加しないか?」
ナリタブライアン「理事長が言っていたあれか…」
ブラトレ「病み上がりなら参加は止めた方が良いとは言われた。だが俺は参加してもいいと思う」
ブラトレ「この合宿では勝つということ以外に大事なものがあるような気がするんだ」
ブラトレ「補習はどうだった?」
ナリタブライアン「なんとかなりそうだ」
ハルウララ「モブAちゃんがわざわざ付き合ってくれたんでしょ?ルームメイトって頼りになるよね!」
ナリタブライアン「アイツには感謝しかないな…」
ブラトレ「補習の方がなんとかなりそうならブライアンに相談がある。この夏休みの合宿に参加しないか?」
ナリタブライアン「理事長が言っていたあれか…」
ブラトレ「病み上がりなら参加は止めた方が良いとは言われた。だが俺は参加してもいいと思う」
ブラトレ「この合宿では勝つということ以外に大事なものがあるような気がするんだ」
692: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 19:21:19.28 ID:1EqeNwAC0
ハルウララ「私は参加するよ!」
ブラトレ「ウララが参加する以上、俺は合宿に行くことになっている」
ナリタブライアン「トレーナーは何をするんだ?」
ブラトレ「トレーニングの監督や他の皆んなのサポートだ。野球部のマネージャーのようなものだな」
ハルウララ「トレーナーさんがトレーニングを教えてくれる日もあるんだよね!」
ブラトレ「この合宿はトレーナー同士の技術向上という名目でもある。俺も参加して損は無いんだ」
ブラトレ「この合宿に参加するかどうかはブライアンが決めてくれ。悪いが悩んでいる暇が無くてだな…できればこの場で決めて欲しい」
下2 ブライアンの台詞や行動
ブラトレ「ウララが参加する以上、俺は合宿に行くことになっている」
ナリタブライアン「トレーナーは何をするんだ?」
ブラトレ「トレーニングの監督や他の皆んなのサポートだ。野球部のマネージャーのようなものだな」
ハルウララ「トレーナーさんがトレーニングを教えてくれる日もあるんだよね!」
ブラトレ「この合宿はトレーナー同士の技術向上という名目でもある。俺も参加して損は無いんだ」
ブラトレ「この合宿に参加するかどうかはブライアンが決めてくれ。悪いが悩んでいる暇が無くてだな…できればこの場で決めて欲しい」
下2 ブライアンの台詞や行動
693: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 19:24:08.82 ID:Un4z7h+xo
トレーナーが行ってもいいと言うなら参加する
いつまでも休んでばかりはいられないからな
いつまでも休んでばかりはいられないからな
694: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 19:27:05.75 ID:86n9RzZ5o
>>693
離れたくないし……(ボソッ
離れたくないし……(ボソッ
695: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 19:32:13.26 ID:1EqeNwAC0
ナリタブライアン「トレーナーが行ってもいいと言うなら参加する。いつまでも休んでばかりはいられないからな」
ハルウララ「一緒に合宿だね!」
ナリタブライアン「それに……離れたく…ない……」
ブラトレ「俺も合宿には行くがいつものように一緒には居られないぞ?」
ナリタブライアン「それでもいいからぁ……」
ハルウララ「トレーナーさんのせいでブライアンちゃんが泣きそうだよ!!」
ブラトレ「よし行こう!一緒に合宿に行こうなブライアン!」
ナリタブライアン「ん……」
ハルウララ「一緒に合宿だね!」
ナリタブライアン「それに……離れたく…ない……」
ブラトレ「俺も合宿には行くがいつものように一緒には居られないぞ?」
ナリタブライアン「それでもいいからぁ……」
ハルウララ「トレーナーさんのせいでブライアンちゃんが泣きそうだよ!!」
ブラトレ「よし行こう!一緒に合宿に行こうなブライアン!」
ナリタブライアン「ん……」
696: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 19:35:49.94 ID:1EqeNwAC0
寮内にて
モブA「着替えはこれで全部?」
ナリタブライアン「下着が足りない……トレーナーの家に置きっぱなしだ…」
モブA「トレーナーさんに持ってきてもらうしかないね」
ナリタブライアン「ああ…他にも忘れ物が……」
モブA「一緒に荷造りしてあげるから焦らないで」
ナリタブライアン「あ…あぁ……」
モブA(こんな状 で合宿って…大丈夫なのかな?)
下2 このあとどうなったか
モブA「着替えはこれで全部?」
ナリタブライアン「下着が足りない……トレーナーの家に置きっぱなしだ…」
モブA「トレーナーさんに持ってきてもらうしかないね」
ナリタブライアン「ああ…他にも忘れ物が……」
モブA「一緒に荷造りしてあげるから焦らないで」
ナリタブライアン「あ…あぁ……」
モブA(こんな状 で合宿って…大丈夫なのかな?)
下2 このあとどうなったか
697: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 19:42:33.80 ID:Un4z7h+xo
ゴルトレが治療の為入院中であるので引率は任せた!という手紙をオグトレに持ってくるライスシャワー
トレーニングメニューは決められている模様
トレーニングメニューは決められている模様
698: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 19:44:25.79 ID:lZdzQ4qc0
>>697
+合宿当日、参加するのはブラトレチーム、スペトレチーム、オグトレチーム、ハヤヒデトレ、ネイチャトレチーム等。
マヤノトレ達は実家の田舎でトレーニングする為不参加。
+合宿当日、参加するのはブラトレチーム、スペトレチーム、オグトレチーム、ハヤヒデトレ、ネイチャトレチーム等。
マヤノトレ達は実家の田舎でトレーニングする為不参加。
699: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 19:50:09.44 ID:1EqeNwAC0
合宿当日
ライスシャワー「あの、これ!」
オグリトレ「…なんだこれは?」
ライスシャワー「お兄さまからの手紙です!」
オグリトレ「ゴールドシップ達は参加するから、その分のトレーニング表か」
ライスシャワー「初日がお兄さまの担当だったんだよね?」
オグリトレ「いきなりアイツになって不安しかなかったが…手紙があるならそれに従うしかないな」
ライスシャワー「あの、これ!」
オグリトレ「…なんだこれは?」
ライスシャワー「お兄さまからの手紙です!」
オグリトレ「ゴールドシップ達は参加するから、その分のトレーニング表か」
ライスシャワー「初日がお兄さまの担当だったんだよね?」
オグリトレ「いきなりアイツになって不安しかなかったが…手紙があるならそれに従うしかないな」
700: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 19:54:21.26 ID:1EqeNwAC0
オグリトレ「参加するのはスペトレやハヤヒデトレといった見慣れて連中だ』
オグリトレ「マヤノトレが参加しないのを除けば合同トレーニングの延長線上だな」
バババババ…
オグリトレ「唯一違う所と言えば理事長も参加するということだ。合宿場にヘリでやってくることはな」
オグリトレ「理事長がトレーニングを考えているのか…トレーナーである俺たちに何も知らされていないのが怖い」
オグリトレ「この合宿でどうなるかだな……」
下2 このあとどうなったか
オグリトレ「マヤノトレが参加しないのを除けば合同トレーニングの延長線上だな」
バババババ…
オグリトレ「唯一違う所と言えば理事長も参加するということだ。合宿場にヘリでやってくることはな」
オグリトレ「理事長がトレーニングを考えているのか…トレーナーである俺たちに何も知らされていないのが怖い」
オグリトレ「この合宿でどうなるかだな……」
下2 このあとどうなったか
702: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 20:09:59.05 ID:8bZ7wAMe0
合宿トレーニングが始まる前に理事長からの挨拶でカフェ、アドマイヤベガ、そしてダスカなど特例で今だにトレーナーが不在のウマ娘達をトレーニングしてやれないだろうかと話
703: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 20:18:38.04 ID:1EqeNwAC0
職員室にて
理事長「依頼っ!彼女らのトレーニングをしてやって欲しい!」
オグリトレ「特例でトレーナーが居なかったウマ娘の指導をやるんですか」
スペトレ「トレーナーになれってことでは無いんですね」
理事長「もしこの合宿で気に入れば担当にしても良い!」
モブA「うちはモブAしか居ないから有りだな」
オペトレ「僕の所は少し厳しいですね」
カワカミトレ「マンハッタンカフェさんはすぐにトレーナーが見つかると思ったんですけどね」
ブラトレ「アドマイヤベガとダイワスカーレットも。この三人を特に見てあげればいいんですね」
理事長「その通りだ!宜しく頼んだぞ!」
理事長「依頼っ!彼女らのトレーニングをしてやって欲しい!」
オグリトレ「特例でトレーナーが居なかったウマ娘の指導をやるんですか」
スペトレ「トレーナーになれってことでは無いんですね」
理事長「もしこの合宿で気に入れば担当にしても良い!」
モブA「うちはモブAしか居ないから有りだな」
オペトレ「僕の所は少し厳しいですね」
カワカミトレ「マンハッタンカフェさんはすぐにトレーナーが見つかると思ったんですけどね」
ブラトレ「アドマイヤベガとダイワスカーレットも。この三人を特に見てあげればいいんですね」
理事長「その通りだ!宜しく頼んだぞ!」
704: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 20:25:38.78 ID:1EqeNwAC0
オグリトレ(理事長にしてはまともなことを言っていて助かった。また変なことでも言い出すかと警戒していたが無駄だったな)
秋川理事長「最後に忠告である!担当と仲良くするのは良いが周りの目に気を付けること!」
ハヤヒデトレ「仲良く…?」
秋川理事長「うまぴょいするなら気を遣えということだ!」
オグリトレ「ごぶっ」
ネイチャトレ「合宿でそんなこと…!」
秋川理事長「合宿独特の雰囲気にやられうまぴょいし、懐妊という例が過去に何度もあった!そんなことになるなら最初からある程度認める!」
秋川理事長「避妊具や薬を持ってきてある!自由に使ってくれて構わない!」
オグリトレ「理事長がこれで良いのか…?」
下2 このあとどうなったか
秋川理事長「最後に忠告である!担当と仲良くするのは良いが周りの目に気を付けること!」
ハヤヒデトレ「仲良く…?」
秋川理事長「うまぴょいするなら気を遣えということだ!」
オグリトレ「ごぶっ」
ネイチャトレ「合宿でそんなこと…!」
秋川理事長「合宿独特の雰囲気にやられうまぴょいし、懐妊という例が過去に何度もあった!そんなことになるなら最初からある程度認める!」
秋川理事長「避妊具や薬を持ってきてある!自由に使ってくれて構わない!」
オグリトレ「理事長がこれで良いのか…?」
下2 このあとどうなったか
706: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 20:37:30.71 ID:lZdzQ4qc0
スカーレットはブラトレ達が面倒を見る事に。スカーレット、マヤノトレに見せるべく割りと際どい水着を持ってきてた
707: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 20:45:42.35 ID:1EqeNwAC0
トレーニング中
ブラトレ「えーダイワスカーレットは俺たちの班に入ってもらったわけだが…」
ハルウララ「凄い な水着!」
ダイワスカーレット「……」
ナリタブライアン「胸にスイカがついているのか…?」
ブラトレ「あーー…えっとだな…」
ハルウララ「目のやり場に困ったらブライアンちゃんを見て!」
ナリタブライアン「見て…欲しい……」
ブラトレ「…よしそれでいこう。この時間は砂浜ダッシュになっている」
ダイワスカーレット「……そう」
ハルウララ「よーしやるぞー!」
ブラトレ「えーダイワスカーレットは俺たちの班に入ってもらったわけだが…」
ハルウララ「凄い な水着!」
ダイワスカーレット「……」
ナリタブライアン「胸にスイカがついているのか…?」
ブラトレ「あーー…えっとだな…」
ハルウララ「目のやり場に困ったらブライアンちゃんを見て!」
ナリタブライアン「見て…欲しい……」
ブラトレ「…よしそれでいこう。この時間は砂浜ダッシュになっている」
ダイワスカーレット「……そう」
ハルウララ「よーしやるぞー!」
708: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 20:49:53.98 ID:1EqeNwAC0
カワカミトレ「ブラトレさんアレなんとかして下さいよ!」
ブラトレ「俺に言われても困る!」
ネイチャトレ「あんなの走る 女です!」
オペトレ「目に毒なんですよ…」
ブラトレ「一人だけ体操服で走らせるわけにもいかないんだ」
ダイワスカーレット「あ……」ポロっ
ネイチャトレ「うわ!!見え……!」
ハルウララ「見せないよ!」
ナリタブライアン「ガード…だ」
ネイチャトレ「あ、ああ……よかっー」
ナイスネイチャ「おい」
ネイチャトレ「ひ」
ナイスネイチャ「……」ニコニコ
ネイチャトレ「き……気のせいだよね…?今のドスの効いた声はネイチャじゃ…」
ナイスネイチャ「…………」ニコニコ
ネイチャトレ「ひぃ…!」
ブラトレ「俺に言われても困る!」
ネイチャトレ「あんなの走る 女です!」
オペトレ「目に毒なんですよ…」
ブラトレ「一人だけ体操服で走らせるわけにもいかないんだ」
ダイワスカーレット「あ……」ポロっ
ネイチャトレ「うわ!!見え……!」
ハルウララ「見せないよ!」
ナリタブライアン「ガード…だ」
ネイチャトレ「あ、ああ……よかっー」
ナイスネイチャ「おい」
ネイチャトレ「ひ」
ナイスネイチャ「……」ニコニコ
ネイチャトレ「き……気のせいだよね…?今のドスの効いた声はネイチャじゃ…」
ナイスネイチャ「…………」ニコニコ
ネイチャトレ「ひぃ…!」
709: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 20:52:07.31 ID:1EqeNwAC0
ナリタブライアン「他に水着は無いのか」
ダイワスカーレット「持ってきてないわよ…」
ナリタブライアン「仕方ない着替えてこい。ウララ、私たちも着替えるぞ」
ハルウララ「体操服に着替えるんだね!」
ナリタブライアン「お前の目的は私のトレーナーじゃないことはわかっている。なにをしようが見逃してやる」
ダイワスカーレット「……そう」
下2 このあとどうなったか
ダイワスカーレット「持ってきてないわよ…」
ナリタブライアン「仕方ない着替えてこい。ウララ、私たちも着替えるぞ」
ハルウララ「体操服に着替えるんだね!」
ナリタブライアン「お前の目的は私のトレーナーじゃないことはわかっている。なにをしようが見逃してやる」
ダイワスカーレット「……そう」
下2 このあとどうなったか
711: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 21:04:34.25 ID:rLXPzRKf0
体操着姿もそれはそれで中々 いだったその姿見たバクシントレ、ニシノトレといった トレ達思わずテント張りでバクシンオー、アマゾン、ニシノフラワーにおしおきされちゃった
712: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 21:09:22.41 ID:1EqeNwAC0
バクシントレ「う!」
ニシノトレ「あれはマズイ!!」
ダイワスカーレット「……」
バクシントレ「あの体型でブルマは犯罪だ!」
ニシノトレ「あれで中等部はあり得ない!」
ダイワスカーレット「ん……」
バクシントレ「屈伸だと?!」
ニシノトレ「ぐおお…ケツが!おおおお…!」
ニシノトレ「あれはマズイ!!」
ダイワスカーレット「……」
バクシントレ「あの体型でブルマは犯罪だ!」
ニシノトレ「あれで中等部はあり得ない!」
ダイワスカーレット「ん……」
バクシントレ「屈伸だと?!」
ニシノトレ「ぐおお…ケツが!おおおお…!」
713: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 21:13:13.34 ID:1EqeNwAC0
ニシノフラワー「トレーナーさん?」
ニシノトレ「お…」
サクラバクシンオー「反省!!」
バクシントレ「俺は悪くない!」
ヒシアマゾン「人前でおっ てるアンタが悪いに決まってるだろ!」
ハルウララ「凄く揉めてるみたいだね!」
ナリタブライアン「…トレーナーはなぜ前屈みになっている」
ブラトレ「お前のブルマが…少しな……」
ナリタブライアン「アイツでそうなってないのなら許す」
ブラトレ「アレを見てもこうはならないが……暴力的な存在なのは間違いない」
下2 このあとどうなったか
ニシノトレ「お…」
サクラバクシンオー「反省!!」
バクシントレ「俺は悪くない!」
ヒシアマゾン「人前でおっ てるアンタが悪いに決まってるだろ!」
ハルウララ「凄く揉めてるみたいだね!」
ナリタブライアン「…トレーナーはなぜ前屈みになっている」
ブラトレ「お前のブルマが…少しな……」
ナリタブライアン「アイツでそうなってないのなら許す」
ブラトレ「アレを見てもこうはならないが……暴力的な存在なのは間違いない」
下2 このあとどうなったか
714: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 21:15:19.09 ID:86n9RzZ5o
ダスカ(男ってバ鹿ばっか……こんな脂肪の塊のなにがいいんだか……アイツはそんなことなかった、アイツは……)
ダスカ前周回想
ダスカ前周回想
715: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 21:25:30.05 ID:lZdzQ4qc0
>>714+前週回のマヤノトレ、優しくダスカを撫でたり紳士的に接したり。
ダスカ、それを思い出すとやる気と体力が上がり、好感度がMAXからスバ抜けた
ダスカ、それを思い出すとやる気と体力が上がり、好感度がMAXからスバ抜けた
716: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 21:29:46.09 ID:1EqeNwAC0
ダイワスカーレット(全部聞こえるわよ、男ってバカばっか……こんな脂肪の塊のなにがいいんだか……)
ダイワスカーレット(アイツはそんなことなかった、アイツは……)
ダイワスカーレット(いつでも紳士的に接してくれて優しかった。頭を撫でてくれたことも忘れられない)
ダイワスカーレット(私だけの理想のトレーナーだったのに。この場に居ないなんて認められない)
ダイワスカーレット(貴方になら全てを捧げられるのにこの身体も心で全部アイツにあげる)
ダイワスカーレット(私のことを思い出させて…二人で幸せになりたかっただけなのに!)
ダイワスカーレット(アイツはそんなことなかった、アイツは……)
ダイワスカーレット(いつでも紳士的に接してくれて優しかった。頭を撫でてくれたことも忘れられない)
ダイワスカーレット(私だけの理想のトレーナーだったのに。この場に居ないなんて認められない)
ダイワスカーレット(貴方になら全てを捧げられるのにこの身体も心で全部アイツにあげる)
ダイワスカーレット(私のことを思い出させて…二人で幸せになりたかっただけなのに!)
717: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 21:33:39.24 ID:1EqeNwAC0
ハルウララ「スカーレットちゃん凄い!鬼気迫るものを感じるよ!」
ナリタブライアン「誰かへの感情が昂っているんだ…私もそうだったからわかる」
ハルウララ「相手はマヤノトレさんだよね…あの人は何人侍らせるんだろう」
ナリタブライアン「甲斐性があるならそれでいいだろう」
ハルウララ「甲斐性か……」
ブラトレ「……」くねくね
ハルウララ「トレーナーさんはもう少し逞しくなってもいいよね」
ナリタブライアン「男としてな……」
下2 このあとどうなったか
ナリタブライアン「誰かへの感情が昂っているんだ…私もそうだったからわかる」
ハルウララ「相手はマヤノトレさんだよね…あの人は何人侍らせるんだろう」
ナリタブライアン「甲斐性があるならそれでいいだろう」
ハルウララ「甲斐性か……」
ブラトレ「……」くねくね
ハルウララ「トレーナーさんはもう少し逞しくなってもいいよね」
ナリタブライアン「男としてな……」
下2 このあとどうなったか
719: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 21:53:02.31 ID:qTna3a70O
カフェはモブAトレ、アヤベはカワカミトレの下でトレーニングすることに+>>718
720: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 21:57:13.33 ID:1EqeNwAC0
砂浜にて
秋川理事長「開催っ!トレセンウルトラクイズ!」
オグリトレ「やっぱり何かあったか…」
秋川理事長「説明っ!これは賢さトレーニングを兼ねたクイズ大会である!」
秋川理事長「チームで参加して優勝を目指してくれ!」
モブA「だからうちにカフェが来たのか」
マンハッタンカフェ「人数合わせですね…」
カワカミプリンセス「クイズでもぶちかましますわよ!」
アドマイヤベガ「セットは壊さないでよね」
秋川理事長「開催っ!トレセンウルトラクイズ!」
オグリトレ「やっぱり何かあったか…」
秋川理事長「説明っ!これは賢さトレーニングを兼ねたクイズ大会である!」
秋川理事長「チームで参加して優勝を目指してくれ!」
モブA「だからうちにカフェが来たのか」
マンハッタンカフェ「人数合わせですね…」
カワカミプリンセス「クイズでもぶちかましますわよ!」
アドマイヤベガ「セットは壊さないでよね」
721: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 22:01:49.99 ID:1EqeNwAC0
ブラトレ「……クイズは得意か?」
ハルウララ「全っ然!」
ナリタブライアン「私も得意じゃない」
ダイワスカーレット「……」
ブラトレ「やれるところまでやろう」
ハルウララ「そうだねトレーナーさん!」
ナリタブライアン「賢さは鍛えておいて損は無い」
ダイワスカーレット「アタシのトレーナー…」
秋川理事長「さあ全員ステージに集まってくれ!手加減無しで出題するぞ!」
下2 どうなった?
ハルウララ「全っ然!」
ナリタブライアン「私も得意じゃない」
ダイワスカーレット「……」
ブラトレ「やれるところまでやろう」
ハルウララ「そうだねトレーナーさん!」
ナリタブライアン「賢さは鍛えておいて損は無い」
ダイワスカーレット「アタシのトレーナー…」
秋川理事長「さあ全員ステージに集まってくれ!手加減無しで出題するぞ!」
下2 どうなった?
723: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 22:13:23.44 ID:lZdzQ4qc0
○×どろんこクイズが始まる(正解だと思う○×のプレートに突っ込んで間違えれば泥まみれになるあれ)
問題とかは任せます
問題とかは任せます
724: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 22:20:34.70 ID:1EqeNwAC0
秋川理事長「さあ正解はどっちだ?!」
バジャーッ
秋川理事長「残ーー念!正解は○の米津玄師だ!」
ブラトレ「なんだこのクイズは…」
ハルウララ「○×どろんこクイズって面白いね!」
ナリタブライアン「問題がわからなくとも確率は半分だ、これなら公平だな」
ダイワスカーレット「アタシ先行くから」
ブラトレ「あ、おい…」
ナリタブライアン「いつ行っても同じだ今のうちに心の準備をしておくぞ」
バジャーッ
秋川理事長「残ーー念!正解は○の米津玄師だ!」
ブラトレ「なんだこのクイズは…」
ハルウララ「○×どろんこクイズって面白いね!」
ナリタブライアン「問題がわからなくとも確率は半分だ、これなら公平だな」
ダイワスカーレット「アタシ先行くから」
ブラトレ「あ、おい…」
ナリタブライアン「いつ行っても同じだ今のうちに心の準備をしておくぞ」
725: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 22:26:18.24 ID:1EqeNwAC0
秋川理事長「よし!この辺でトレーナー達にも挑戦してもらう!トップバッターは…君だ!」
ブラトレ「……」
秋川理事長「後ろを向くなブラトレ君!」
ブラトレ「よりによって俺か…」
秋川理事長「問題!箱を出現させよ!」
ブラトレ「は?」
秋川理事長「さあ答えはどうなる?!」
ブラトレ「なんだそれは問題になってない?!」
秋川理事長「制限時間は残り5、4、3…」
ブラトレ「ええいこうなったら!」
下2 ブラトレの解答
ブラトレ「……」
秋川理事長「後ろを向くなブラトレ君!」
ブラトレ「よりによって俺か…」
秋川理事長「問題!箱を出現させよ!」
ブラトレ「は?」
秋川理事長「さあ答えはどうなる?!」
ブラトレ「なんだそれは問題になってない?!」
秋川理事長「制限時間は残り5、4、3…」
ブラトレ「ええいこうなったら!」
下2 ブラトレの解答
727: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 22:43:36.28 ID:rLXPzRKf0
「箱……ボックス……棚、サイレンススズカとかメジロマックイーンとかは棚体型(貧 )だよな」
ボソと言ったら周りが凍り付いた
ボソと言ったら周りが凍り付いた
728: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 22:48:05.39 ID:1EqeNwAC0
ブラトレ「箱……ボックス……棚…」
秋川理事長「棚ぁ?!」
ブラトレ「サイレンススズカとかメジロマックイーンとかは棚体型だよな…」
メジロマックイーン「フォーメーションD!」
ゴールドシップ「おるぁぁぁーー!」
ライスシャワー「やっちゃってパクパクさん!」
メジロマックイーン「地平線まで飛んでいきなさい!!」
バッシャーーーーンっ
ハルウララ「トレーナーさん……それは無いよ…」
秋川理事長「棚ぁ?!」
ブラトレ「サイレンススズカとかメジロマックイーンとかは棚体型だよな…」
メジロマックイーン「フォーメーションD!」
ゴールドシップ「おるぁぁぁーー!」
ライスシャワー「やっちゃってパクパクさん!」
メジロマックイーン「地平線まで飛んでいきなさい!!」
バッシャーーーーンっ
ハルウララ「トレーナーさん……それは無いよ…」
729: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 22:51:31.43 ID:1EqeNwAC0
秋川理事長「正解は○の左側にたちbを表現する、だ!」
秋川理事長「こうすればb、○、×、でbox!即ち箱!」
メジロマックイーン「貧 のなにが悪いんですのよ!」げしげし
ゴールドシップ「おーしいいぞもっとやれ!」
ライスシャワー「手加減はいらないよ!」
秋川理事長「私の話しを聞けえっ!仕方ないこのまま次に行くぞ!」
ハルウララ「トレーナーさんは頭が硬いのかな…?」
ナリタブライアン「情け無いところを晒して欲しくは無かったな…」
下2 このあとどうなったか
秋川理事長「こうすればb、○、×、でbox!即ち箱!」
メジロマックイーン「貧 のなにが悪いんですのよ!」げしげし
ゴールドシップ「おーしいいぞもっとやれ!」
ライスシャワー「手加減はいらないよ!」
秋川理事長「私の話しを聞けえっ!仕方ないこのまま次に行くぞ!」
ハルウララ「トレーナーさんは頭が硬いのかな…?」
ナリタブライアン「情け無いところを晒して欲しくは無かったな…」
下2 このあとどうなったか
731: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 23:04:11.58 ID:lZdzQ4qc0
サイレンススズカ、体型を馬鹿にされた気配を感じる。マヤトレが「スズカは走りに特化した素晴らしい体型だから」とフォロー。
その後、>>722でスペトレチーム、オペトレチームと一騎打ちに
その後、>>722でスペトレチーム、オペトレチームと一騎打ちに
732: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 23:07:52.51 ID:1EqeNwAC0
田舎にて
サイレンススズカ「……体型をバカにされた気がするわ」
マヤノトレ「スズカは走りに特化した素晴らしい体型だ…」
サイレンススズカ「貴方の好みは?」
マヤノトレ「答えない」
サイレンススズカ「 わよ」
マヤノトレ「……」
サイレンススズカ「私の胸で窒息させてあげるから覚悟しなさい」
マヤノトレ「なぜ俺がとばっちりを……」
サイレンススズカ「……体型をバカにされた気がするわ」
マヤノトレ「スズカは走りに特化した素晴らしい体型だ…」
サイレンススズカ「貴方の好みは?」
マヤノトレ「答えない」
サイレンススズカ「 わよ」
マヤノトレ「……」
サイレンススズカ「私の胸で窒息させてあげるから覚悟しなさい」
マヤノトレ「なぜ俺がとばっちりを……」
733: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 23:10:47.03 ID:1EqeNwAC0
秋川理事長「決勝っ!」
スペトレ「決勝まで来てるのにトレーナーが居ないのは貴女たちだけよ」
ハルウララ「二分の一が当たったよ!」
ナリタブライアン「そもそも○×問題じゃない引っ掛けも多かったな」
ダイワスカーレット「ふん……」
スペシャルウィーク「トレーナーさんの為にも負けません!」
エルコンドルパサー「どんな手を使ってでも優勝してやりマス!」
スペトレ「決勝まで来てるのにトレーナーが居ないのは貴女たちだけよ」
ハルウララ「二分の一が当たったよ!」
ナリタブライアン「そもそも○×問題じゃない引っ掛けも多かったな」
ダイワスカーレット「ふん……」
スペシャルウィーク「トレーナーさんの為にも負けません!」
エルコンドルパサー「どんな手を使ってでも優勝してやりマス!」
734: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 23:13:29.06 ID:1EqeNwAC0
オペトレ「頑張りましょうね」
メイショウドトウ「オペラオーさんが間違えるなんて…」
マチカネフクキタル「シラオキ様が導いてくれました!」
秋川理事長「決勝戦は早押し!5点先取で勝ちだ!」
秋川理事長「誤答はその問題の解答権を失う!それ以外のペナルティは無し!」
秋川理事長「さあ行くぞ!問題っ!」
下2 どうなったか
メイショウドトウ「オペラオーさんが間違えるなんて…」
マチカネフクキタル「シラオキ様が導いてくれました!」
秋川理事長「決勝戦は早押し!5点先取で勝ちだ!」
秋川理事長「誤答はその問題の解答権を失う!それ以外のペナルティは無し!」
秋川理事長「さあ行くぞ!問題っ!」
下2 どうなったか
736: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 23:24:08.92 ID:32Sctk+70
スペシャルウィーク、エルコンドルパサーが回答権はあげませんっ!!!、優勝はトレーナーさんデスッ!!!と連続正解。
ブライアンがもしかしてスペトレはマヤノトレと同じ無自覚女誑しなのではと考える
ブライアンがもしかしてスペトレはマヤノトレと同じ無自覚女誑しなのではと考える
737: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 23:27:20.66 ID:1EqeNwAC0
ピンポーン
エルコンドルパサー「デェェェェス!!」
ピンポン
スペシャルウィーク「ポイントはあげません!」
秋川理事長「スペトレチームが連続正解っ!」
エルコンドルパサー「優勝はトレーナーさんデス!」
スペシャルウィーク「優勝したあとうまぴょいするんです!」
スペトレ「やめてよもぉ…」
エルコンドルパサー「デェェェェス!!」
ピンポン
スペシャルウィーク「ポイントはあげません!」
秋川理事長「スペトレチームが連続正解っ!」
エルコンドルパサー「優勝はトレーナーさんデス!」
スペシャルウィーク「優勝したあとうまぴょいするんです!」
スペトレ「やめてよもぉ…」
738: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 23:31:08.88 ID:1EqeNwAC0
ナリタブライアン(もしかしてスペトレはマヤノトレと同じ無自覚な女誑しなんじゃないのか?)
ナリタブライアン(マヤノトレにそういう奴らが集まるように、スペトレの周りには 欲の強いxxが集まっている)
ナリタブライアン(だとしたら災難だな…私ではどうすることもできない)
ピンポン
ハルウララ「2番!」
秋川理事長「正解っ!まさか三択問題だと言った瞬間に答えを言うとは予想外っ!」
ハルウララ「やったよブライアンちゃん!スカーレットちゃん!」
ダイワスカーレット「ただの運じゃない」
ナリタブライアン「運も実力のうちだからね!」
下2 このあとどうなったか
ナリタブライアン(マヤノトレにそういう奴らが集まるように、スペトレの周りには 欲の強いxxが集まっている)
ナリタブライアン(だとしたら災難だな…私ではどうすることもできない)
ピンポン
ハルウララ「2番!」
秋川理事長「正解っ!まさか三択問題だと言った瞬間に答えを言うとは予想外っ!」
ハルウララ「やったよブライアンちゃん!スカーレットちゃん!」
ダイワスカーレット「ただの運じゃない」
ナリタブライアン「運も実力のうちだからね!」
下2 このあとどうなったか
740: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 23:50:24.31 ID:lZdzQ4qc0
なんやかんや、3チーム4点獲得し最終問題。
Q三冠ウマ娘になる為に出バしなくてはいけない三つのレースの名前は?全チーム顔付きが変わる
Q三冠ウマ娘になる為に出バしなくてはいけない三つのレースの名前は?全チーム顔付きが変わる
741: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 23:55:25.23 ID:1EqeNwAC0
最終問題
秋川理事長「なんとなんと3チームが4点獲得っ!この問題で勝負が決まる!」
ハルウララ「全部運で正解したね!」
ナリタブライアン「こんなこともあるんだろう」
スペシャルウィーク「優勝はあげません!」
マチカネフクキタル「シラオキ様お願いします!!」
秋川理事長「問題っ!三冠ウマ娘になる為に出バしなくてはいけない3つのレースの名前は?」
ハルウララ「え……」
秋川理事長「なんとなんと3チームが4点獲得っ!この問題で勝負が決まる!」
ハルウララ「全部運で正解したね!」
ナリタブライアン「こんなこともあるんだろう」
スペシャルウィーク「優勝はあげません!」
マチカネフクキタル「シラオキ様お願いします!!」
秋川理事長「問題っ!三冠ウマ娘になる為に出バしなくてはいけない3つのレースの名前は?」
ハルウララ「え……」
742: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/11(月) 23:57:51.90 ID:1EqeNwAC0
スペシャルウィーク「クラシックなのかトリプルティアラなのかで変わりますよ?!」
エルコンドルパサー「まさか全部答えるんデェス?」
メイショウドトウ「3つのレースって言いましたよね…?」
オペトレ「引っかけなのか…それとも…」
ダイワスカーレット「なによそれ、どう答えさせたいわけ?」
ナリタブライアン「……そうか」
秋川理事長「ナリタブライアンっ!解答を!」
下2 ナリタブライアンの答え
エルコンドルパサー「まさか全部答えるんデェス?」
メイショウドトウ「3つのレースって言いましたよね…?」
オペトレ「引っかけなのか…それとも…」
ダイワスカーレット「なによそれ、どう答えさせたいわけ?」
ナリタブライアン「……そうか」
秋川理事長「ナリタブライアンっ!解答を!」
下2 ナリタブライアンの答え
744: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 00:07:40.84 ID:v26I0BmY0
皐月賞、日本ダービー、菊花賞のクラシックを答える
745: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 00:17:04.93 ID:0IeBTKTY0
ナリタブライアン「皐月賞、日本ダービー、菊花賞のクラシック三冠だ」
秋川理事長「その理由は?!」
ナリタブライアン「この問題に特定の解答は無い。答えに対してどんな理由を言えるかが解答になる」
秋川理事長「君の解答を聞かせてくれ!」
ナリタブライアン「本来なら私は秋シニアの三冠ウマ娘を狙っていた。私の夢だった」
ナリタブライアン「だがその夢はもう追わない…追えなくなった」
ナリタブライアン「だから私は秋シニアの三冠と答える資格は無い」
秋川理事長「だからクラシック三冠を答えたということか?」
ナリタブライアン「姉貴が関わっていたのがそれだからだ」
秋川理事長「その理由は?!」
ナリタブライアン「この問題に特定の解答は無い。答えに対してどんな理由を言えるかが解答になる」
秋川理事長「君の解答を聞かせてくれ!」
ナリタブライアン「本来なら私は秋シニアの三冠ウマ娘を狙っていた。私の夢だった」
ナリタブライアン「だがその夢はもう追わない…追えなくなった」
ナリタブライアン「だから私は秋シニアの三冠と答える資格は無い」
秋川理事長「だからクラシック三冠を答えたということか?」
ナリタブライアン「姉貴が関わっていたのがそれだからだ」
746: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 00:22:18.99 ID:0IeBTKTY0
ナリタブライアン「姉貴はクラシック三冠をナリタタイシンとウイニングチケットと分けあった。そんな決着があるのかと驚いた」
ナリタブライアン「私の中で三冠はあの三つのレースになったんだ」
秋川理事長「この問題は目指す三冠やどれだけ想いがあるかというものを問うものだった」
秋川理事長「目指していた三冠では無く姉のクラシックを答えるか!」
ナリタブライアン「私はもう勝つことに拘らない。そんなことを続けていれば心が壊れる」
ナリタブライアン「私はこの合宿でそれを学びに来た。走る、勝つ以外になにか得るものがあるのだと思い、無理をして参加した」
ナリタブライアン「理事長なら答えをー」
秋川理事長「それは違う!答えとは自ら掴むもの!教えられて掴むものではない!」
秋川理事長「このクイズの優勝を君に贈ろう!それをどう受け取るかは君次第だ!」
下2 このあとどうなったか
ナリタブライアン「私の中で三冠はあの三つのレースになったんだ」
秋川理事長「この問題は目指す三冠やどれだけ想いがあるかというものを問うものだった」
秋川理事長「目指していた三冠では無く姉のクラシックを答えるか!」
ナリタブライアン「私はもう勝つことに拘らない。そんなことを続けていれば心が壊れる」
ナリタブライアン「私はこの合宿でそれを学びに来た。走る、勝つ以外になにか得るものがあるのだと思い、無理をして参加した」
ナリタブライアン「理事長なら答えをー」
秋川理事長「それは違う!答えとは自ら掴むもの!教えられて掴むものではない!」
秋川理事長「このクイズの優勝を君に贈ろう!それをどう受け取るかは君次第だ!」
下2 このあとどうなったか
748: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 00:40:21.21 ID:FN+sbd9q0
その日の夜、ブライアン悩む勝利より大事な物とは何なのか、その答えを出す為にビワハヤヒデの元に
754: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 19:11:21.23 ID:0IeBTKTY0
夜
ビワハヤヒデ「待っていたぞブライアン」
ナリタブライアン「……」
ビワハヤヒデ「虚勢を張る必要は無い、ここには誰も居ないぞ」
ナリタブライアン「姉さん…」
ビワハヤヒデ「こうして二人で話すのは久しぶり…いやこの前の失踪の時に少し話したな」
ナリタブライアン「ごめん……なさい…」
ビワハヤヒデ「ブライアンを責めるつもりは無い、ただ姉として心配していたと伝えたかったんだ」
ビワハヤヒデ「待っていたぞブライアン」
ナリタブライアン「……」
ビワハヤヒデ「虚勢を張る必要は無い、ここには誰も居ないぞ」
ナリタブライアン「姉さん…」
ビワハヤヒデ「こうして二人で話すのは久しぶり…いやこの前の失踪の時に少し話したな」
ナリタブライアン「ごめん……なさい…」
ビワハヤヒデ「ブライアンを責めるつもりは無い、ただ姉として心配していたと伝えたかったんだ」
755: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 19:16:05.99 ID:0IeBTKTY0
ビワハヤヒデ「私に聞きたいことがあるんだろう?」
ナリタブライアン「勝利より大事な物…」
ビワハヤヒデ「私はそれを知っている。ブライアンに教えることもできる」
ナリタブライアン「……」
ビワハヤヒデ「『教えてくれ』その一言が重いのは知っている。自分で掴むものと教えられて掴むものは質が違う」
ビワハヤヒデ「ブライアンはいいトレーナーとチームに恵まれている。私か答えを授けなくとも自分で気付けるだろう」
ビワハヤヒデ「だがお前の心は一度壊れている。そんな状 で答えを見つけ出すことは負担が大きい」
ビワハヤヒデ「姉としては妹に答えを教えたい。次に壊れてしまえばどうなるか分からない」
ビワハヤヒデ「お前が苦しむ所は二度と見たくない。だからブライアンが私に解答を委ねるのなら、躊躇いなく答えを教えよう」
下2 ブライアンのセリフ、行動
ナリタブライアン「勝利より大事な物…」
ビワハヤヒデ「私はそれを知っている。ブライアンに教えることもできる」
ナリタブライアン「……」
ビワハヤヒデ「『教えてくれ』その一言が重いのは知っている。自分で掴むものと教えられて掴むものは質が違う」
ビワハヤヒデ「ブライアンはいいトレーナーとチームに恵まれている。私か答えを授けなくとも自分で気付けるだろう」
ビワハヤヒデ「だがお前の心は一度壊れている。そんな状 で答えを見つけ出すことは負担が大きい」
ビワハヤヒデ「姉としては妹に答えを教えたい。次に壊れてしまえばどうなるか分からない」
ビワハヤヒデ「お前が苦しむ所は二度と見たくない。だからブライアンが私に解答を委ねるのなら、躊躇いなく答えを教えよう」
下2 ブライアンのセリフ、行動
757: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 19:23:11.39 ID:/5eB74Rd0
私が、勝利より大事だと思っているのは、チームメイトのキング、ウララ、トレーナー……そして姉貴だ
758: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 19:34:00.45 ID:0IeBTKTY0
ナリタブライアン「私が勝利より大事だと思っているのは…チームメイト、トレーナー……そして姉貴だ」
ビワハヤヒデ「最初からそうじゃなかっただろう?」
ナリタブライアン「入院している時にずっと考えていた。なにもすることが無かったから時間は沢山あった」
ビワハヤヒデ「それはほぼ答えだ、もう辿り着いていたんだな」
ナリタブライアン「答えを知っていてもダメなんだ…」
ビワハヤヒデ「ブライアンの考えは間違っていない自信を持っていいんだ」
ナリタブライアン「無理だ……無理……」
ビワハヤヒデ(退院したと言ってと完治はしていない。不安定なのには変わりない)
ビワハヤヒデ(こんな状 で合宿に参加させ続けるべきじゃない。ブラトレ君に相談した方が良い)
ビワハヤヒデ「最初からそうじゃなかっただろう?」
ナリタブライアン「入院している時にずっと考えていた。なにもすることが無かったから時間は沢山あった」
ビワハヤヒデ「それはほぼ答えだ、もう辿り着いていたんだな」
ナリタブライアン「答えを知っていてもダメなんだ…」
ビワハヤヒデ「ブライアンの考えは間違っていない自信を持っていいんだ」
ナリタブライアン「無理だ……無理……」
ビワハヤヒデ(退院したと言ってと完治はしていない。不安定なのには変わりない)
ビワハヤヒデ(こんな状 で合宿に参加させ続けるべきじゃない。ブラトレ君に相談した方が良い)
759: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 19:36:55.70 ID:0IeBTKTY0
ビワハヤヒデ「…ブラトレ君とも話そう」
ナリタブライアン「アイツは関係ない……」
ビワハヤヒデ「ブライアンの問題は彼の問題でもある。三人が嫌なら二人だけで話せばいい」
ナリタブライアン「……」
ビワハヤヒデ「よし私が連れて行くからな」ヒョイっ
ナリタブライアン「下ろせ……下ろして…」
ビワハヤヒデ「軽いな。ちゃんと食べているのか?」
ナリタブライアン「うぅ……」
下2 このあとどうなったか
ナリタブライアン「アイツは関係ない……」
ビワハヤヒデ「ブライアンの問題は彼の問題でもある。三人が嫌なら二人だけで話せばいい」
ナリタブライアン「……」
ビワハヤヒデ「よし私が連れて行くからな」ヒョイっ
ナリタブライアン「下ろせ……下ろして…」
ビワハヤヒデ「軽いな。ちゃんと食べているのか?」
ナリタブライアン「うぅ……」
下2 このあとどうなったか
761: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 20:06:56.05 ID:FN+sbd9q0
ブラトレ、ブライアン、ハヤヒデで相談中。
ブラトレ「一度走ってみないか?」と提案、ブライアン砂浜を走ったのに疲れてなくスタミナが異常に付いているのに気付く
ブラトレ「一度走ってみないか?」と提案、ブライアン砂浜を走ったのに疲れてなくスタミナが異常に付いているのに気付く
762: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 20:20:47.42 ID:0IeBTKTY0
ブラトレ合流
ブラトレ「とにかく一度走ってみないか?」
ナリタブライアン「姉さんも一緒に…」
ビワハヤヒデ「構わないぞ」
ブラトレ「じゃあ一本走ってみてくれ、タイムは測っているからな」
ブラトレ「それじゃ…スタートだ」
ブラトレ「とにかく一度走ってみないか?」
ナリタブライアン「姉さんも一緒に…」
ビワハヤヒデ「構わないぞ」
ブラトレ「じゃあ一本走ってみてくれ、タイムは測っているからな」
ブラトレ「それじゃ…スタートだ」
763: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 20:28:56.21 ID:0IeBTKTY0
ビワハヤヒデ「ふう……ふう……砂浜を走った日は体力が持たないな」
ナリタブライアン「……」
ブラトレ「どうだブライアン?」
ナリタブライアン「疲れが無い…」
ビワハヤヒデ「なんだと…?本当か?」
ブラトレ「ブライアンの強みはそのスタミナだ。これなら長距離で活躍できるだろう」
ナリタブライアン「私は……」
ブラトレ「勝つことに拘らなくていい。三冠も目指さなくてもいいから走って欲しいんだ」
ブラトレ「俺の為に走ってくれというのはブライアンに押し付けてしまう。だから二人で走ろう」
ブラトレ「俺だけじゃなくチームや姉を頼ればいい。ブライアンはもう一人じゃないんだ」
下2 このあとどうなったか
ナリタブライアン「……」
ブラトレ「どうだブライアン?」
ナリタブライアン「疲れが無い…」
ビワハヤヒデ「なんだと…?本当か?」
ブラトレ「ブライアンの強みはそのスタミナだ。これなら長距離で活躍できるだろう」
ナリタブライアン「私は……」
ブラトレ「勝つことに拘らなくていい。三冠も目指さなくてもいいから走って欲しいんだ」
ブラトレ「俺の為に走ってくれというのはブライアンに押し付けてしまう。だから二人で走ろう」
ブラトレ「俺だけじゃなくチームや姉を頼ればいい。ブライアンはもう一人じゃないんだ」
下2 このあとどうなったか
766: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 21:03:44.41 ID:0IeBTKTY0
ナリタブライアン「出たいレースが…一つある…」
ナリタブライアン「最長レースのステイヤーズステークス…それを目標にしたい」
ブラトレ「いいんじゃないか、無理をしてG1を狙う必要は無い」
ビワハヤヒデ「自分の意志で目標を建てられるのは素晴らしいことだ」
ナリタブライアン「勝つ為じゃなく…勝つ……ぅ…」カタカタ
ブラトレ「ほらこっちに来いブライアン、抱き締めてやるからな」
ビワハヤヒデ(勝つということにトラウマがあるのか……これは厳しいな…)
ナリタブライアン「最長レースのステイヤーズステークス…それを目標にしたい」
ブラトレ「いいんじゃないか、無理をしてG1を狙う必要は無い」
ビワハヤヒデ「自分の意志で目標を建てられるのは素晴らしいことだ」
ナリタブライアン「勝つ為じゃなく…勝つ……ぅ…」カタカタ
ブラトレ「ほらこっちに来いブライアン、抱き締めてやるからな」
ビワハヤヒデ(勝つということにトラウマがあるのか……これは厳しいな…)
767: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 21:07:47.80 ID:0IeBTKTY0
ビワハヤヒデ「君を信頼して今夜はブライアンを任せた」
ビワハヤヒデ「それと明日、明後日は通院という名目で合宿を離れた方が良いだろう」
ブラトレ「そうか…そうだな……」
ビワハヤヒデ「合宿の最終日には恐らくレースがある。毎年恒例の理事長主催のレースだ」
ブラトレ「そこには戻ってこれるように…ということだな」
ナリタブライアン「ひ、は、はひ、ひい、ひ」
ブラトレ「よしよしもう大丈夫だからな、また吐いても俺は気にしないからな」
ビワハヤヒデ(彼は優しいが……それだけに不安だ。優しさだけではウマ娘とはやっていけない)
ビワハヤヒデ(新しいトレーナーを考えても良いのかもしれないな)
下2 このあとどうなったか
ビワハヤヒデ「それと明日、明後日は通院という名目で合宿を離れた方が良いだろう」
ブラトレ「そうか…そうだな……」
ビワハヤヒデ「合宿の最終日には恐らくレースがある。毎年恒例の理事長主催のレースだ」
ブラトレ「そこには戻ってこれるように…ということだな」
ナリタブライアン「ひ、は、はひ、ひい、ひ」
ブラトレ「よしよしもう大丈夫だからな、また吐いても俺は気にしないからな」
ビワハヤヒデ(彼は優しいが……それだけに不安だ。優しさだけではウマ娘とはやっていけない)
ビワハヤヒデ(新しいトレーナーを考えても良いのかもしれないな)
下2 このあとどうなったか
769: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 21:20:53.71 ID:/5eB74Rd0
ハヤヒデもう、少しだけ彼に任せて見ることに目標のステイヤーズステークスまでにブライアンが立ち直れなかったらブラトレには申し訳ないがこちらが引き取ることを決意。
770: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 21:28:15.91 ID:0IeBTKTY0
ビワハヤヒデ(いや……もう少しだけ彼に任せてみよう)
ビワハヤヒデ(ステイヤーズステークスまでにブライアンが立ち直れなかったら、彼には申し訳ないがこちらが引き取る)
ビワハヤヒデ(勝つことを意識した途端に過呼吸になっているようではダメだ)
ビワハヤヒデ(現役を退いた後の人生の方が長い。ブライアンの心の傷は今年中には絶対に治しておきたい)
ビワハヤヒデ(もしステイヤーズステークスでこの有り様ならブライアンを引き取るだけじゃない。二人の関係はそこまでだ)
ビワハヤヒデ(二人が恋人関係ならそれも解消させる。ブライアンに必要なのは君じゃないということだ)
ビワハヤヒデ(悪いがブラトレ君を試させてもらう。大切な妹を中途半端な奴にはやれないんだ)
ビワハヤヒデ(ステイヤーズステークスまでにブライアンが立ち直れなかったら、彼には申し訳ないがこちらが引き取る)
ビワハヤヒデ(勝つことを意識した途端に過呼吸になっているようではダメだ)
ビワハヤヒデ(現役を退いた後の人生の方が長い。ブライアンの心の傷は今年中には絶対に治しておきたい)
ビワハヤヒデ(もしステイヤーズステークスでこの有り様ならブライアンを引き取るだけじゃない。二人の関係はそこまでだ)
ビワハヤヒデ(二人が恋人関係ならそれも解消させる。ブライアンに必要なのは君じゃないということだ)
ビワハヤヒデ(悪いがブラトレ君を試させてもらう。大切な妹を中途半端な奴にはやれないんだ)
771: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 21:30:58.26 ID:0IeBTKTY0
翌日、早朝
ハルウララ「ブライアンちゃんの調子が悪くなっちゃったの?」
ブラトレ「悪くならないように病院に行くんだ」
ハルウララ「それならすぐに行ってきて!」
ブラトレ「早ければ今日、遅くとも明日には帰ってくる。ハルウララとダイワスカーレットはそれぞれ別のチームに入ることになった」
ダイワスカーレット「……」
ブラトレ「俺が居なくとも合宿は続くんだ、気合いを入れてやってくれよ」
ハルウララ「みんなと一緒だから楽しいよ!今日も目一杯楽しむね!」
下2 このあとどうなったか
ハルウララ「ブライアンちゃんの調子が悪くなっちゃったの?」
ブラトレ「悪くならないように病院に行くんだ」
ハルウララ「それならすぐに行ってきて!」
ブラトレ「早ければ今日、遅くとも明日には帰ってくる。ハルウララとダイワスカーレットはそれぞれ別のチームに入ることになった」
ダイワスカーレット「……」
ブラトレ「俺が居なくとも合宿は続くんだ、気合いを入れてやってくれよ」
ハルウララ「みんなと一緒だから楽しいよ!今日も目一杯楽しむね!」
下2 このあとどうなったか
773: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 21:38:43.78 ID:7odOuINk0
受け入れ先のハヤヒデトレのとこですぐ順応するウララ。そしてハヤヒデがどれだけブライアンを大切に思っているのかを知ることになる
774: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 21:45:37.12 ID:0IeBTKTY0
トレーニング中
ハルウララ「とりゃーーー!」
ビワハヤヒデ「このトレーニングについてくるか」
ナリタタイシン「G1を連勝してるだけあるじゃん」
ウイニングチケット「こっちものんびりしてられないね!」
ハヤヒデトレ「タイム最下位だったハルウララをここまで育てるのは伊達じゃないわよ、アイツ…」
ハルウララ「とりゃーーー!」
ビワハヤヒデ「このトレーニングについてくるか」
ナリタタイシン「G1を連勝してるだけあるじゃん」
ウイニングチケット「こっちものんびりしてられないね!」
ハヤヒデトレ「タイム最下位だったハルウララをここまで育てるのは伊達じゃないわよ、アイツ…」
775: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 21:50:30.16 ID:0IeBTKTY0
休憩中
ビワハヤヒデ「こっちのトレーニングはどうだ」
ハルウララ「いっぱい走れて楽しいよ!」
ビワハヤヒデ「あのトレーニングを楽しいと言い切れるのか」
ハルウララ「トレーナーさんと一緒だともっと楽しいんだよ!」
ビワハヤヒデ「君は彼のことを信頼しているんだな。それと同じように私もブライアンを大切に思っている」
ハルウララ「お姉さんだから当然だよね!」
ビワハヤヒデ「当然どころじゃない。ブライアンの脆さも全て知っているんだ」
ビワハヤヒデ「君がブラトレ君を信頼していても私は心から信頼はできないな」
ビワハヤヒデ「こっちのトレーニングはどうだ」
ハルウララ「いっぱい走れて楽しいよ!」
ビワハヤヒデ「あのトレーニングを楽しいと言い切れるのか」
ハルウララ「トレーナーさんと一緒だともっと楽しいんだよ!」
ビワハヤヒデ「君は彼のことを信頼しているんだな。それと同じように私もブライアンを大切に思っている」
ハルウララ「お姉さんだから当然だよね!」
ビワハヤヒデ「当然どころじゃない。ブライアンの脆さも全て知っているんだ」
ビワハヤヒデ「君がブラトレ君を信頼していても私は心から信頼はできないな」
776: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 21:55:32.77 ID:0IeBTKTY0
ハルウララ「トレーナーさんはブライアンちゃんのこと大好きだよ?」
ビワハヤヒデ「知っている。あんな優しい男はそうそういない」
ビワハヤヒデ「君はまだ分からないだろうが優しいだけではダメなんだ」
ハルウララ「何が足りないの?」
ビワハヤヒデ「激しさだ。気は弱くとも激しさがあればウマ娘とうまく付き合っていけるだろう」
ビワハヤヒデ「激しさとは時には強さであり時には他人を蹴落とす非情さでもある」
ビワハヤヒデ「ウマ娘と恋人以上の関係を望むならその条件は譲れない」
ハルウララ「ブライアンちゃんのこと凄く真剣に考えてるんだね!さすがはブライアンちゃんのお姉ちゃん!」
下2 このあとどうなったか
ビワハヤヒデ「知っている。あんな優しい男はそうそういない」
ビワハヤヒデ「君はまだ分からないだろうが優しいだけではダメなんだ」
ハルウララ「何が足りないの?」
ビワハヤヒデ「激しさだ。気は弱くとも激しさがあればウマ娘とうまく付き合っていけるだろう」
ビワハヤヒデ「激しさとは時には強さであり時には他人を蹴落とす非情さでもある」
ビワハヤヒデ「ウマ娘と恋人以上の関係を望むならその条件は譲れない」
ハルウララ「ブライアンちゃんのこと凄く真剣に考えてるんだね!さすがはブライアンちゃんのお姉ちゃん!」
下2 このあとどうなったか
778: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 22:06:41.65 ID:FN+sbd9q0
チケゾーが「でも、なんでブライアンは急にあんな風になっちゃったの?」と聞くと、ウララ「スズカちゃんとの力の差に絶望しちゃったんだよ」と答えるとタイシンが「まだ一度も一緒にレースしてないのに?スズカは強いけどレースじゃ何があるか分からない」と痛いところを付く
779: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 22:17:26.03 ID:0IeBTKTY0
ウイニングチケット「いま何の話ししてたの~?」
ハルウララ「ブライアンちゃんについてだよ!」
ウイニングチケット「ブライアンか~なんで急にあんな風になっちゃったの?」
ハルウララ「スズカちゃんとの力の差に絶望しちゃったんだ…」
ナリタタイシン「まだ一度も一緒にレースしてないのに?スズカは強いけどレースじゃ何があるか分からないじゃん」
ハルウララ「うん、そうなんだけど…ブライアンちゃんの心は壊れちゃったの」
ウイニングチケット「そんなことで?」
ビワハヤヒデ「私たちが特殊なだけで圧倒的な勝者の前に絶望するウマ娘は居る」
ナリタタイシン「そんな子はここじゃやっていけないし。ブライアンは期待外れってことじゃないの?」
ハルウララ「ブライアンちゃんは毎日凄くトレーニングしてたんだよ!」
ウイニングチケット「ならレースで勝負してみないと!諦めるのはそれからだよ!」
ハルウララ「ブライアンちゃんについてだよ!」
ウイニングチケット「ブライアンか~なんで急にあんな風になっちゃったの?」
ハルウララ「スズカちゃんとの力の差に絶望しちゃったんだ…」
ナリタタイシン「まだ一度も一緒にレースしてないのに?スズカは強いけどレースじゃ何があるか分からないじゃん」
ハルウララ「うん、そうなんだけど…ブライアンちゃんの心は壊れちゃったの」
ウイニングチケット「そんなことで?」
ビワハヤヒデ「私たちが特殊なだけで圧倒的な勝者の前に絶望するウマ娘は居る」
ナリタタイシン「そんな子はここじゃやっていけないし。ブライアンは期待外れってことじゃないの?」
ハルウララ「ブライアンちゃんは毎日凄くトレーニングしてたんだよ!」
ウイニングチケット「ならレースで勝負してみないと!諦めるのはそれからだよ!」
780: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 22:22:23.43 ID:0IeBTKTY0
ビワハヤヒデ「ブライアンがそうなったのはトレーナーの影響もあるだろう」
ハルウララ「う…確かに……トレーナーさんが先に勝てない…みたいなこと言っちゃってた…」
ナリタタイシン「はあ?そんなのトレーナーが100悪いじゃん」
ウイニングチケット「ブライアンは悪くないよ!」
ビワハヤヒデ「ブラトレ君とブライアンは恋人同士だ。それが関係しての発言だったんだろう」
ハルウララ「凄い……そこまでわかるんだ…」
ビワハヤヒデ「私はブライアンの姉だ、なにを考えてどうなったかくらいはわかる」
ビワハヤヒデ「現時点でブラトレ君とブライアンを引き離すのは最適じゃない。変化が見られないなら時を見て二人の仲を引き裂く」
ビワハヤヒデ「冷酷かもしれないがヘタレの男に妹を任せられない」
ハルウララ「トレーナーさんはそんな人じゃないもん!」
ビワハヤヒデ「彼も変わってくれることを信じておこう」
下2 このあとどうなったか
ハルウララ「う…確かに……トレーナーさんが先に勝てない…みたいなこと言っちゃってた…」
ナリタタイシン「はあ?そんなのトレーナーが100悪いじゃん」
ウイニングチケット「ブライアンは悪くないよ!」
ビワハヤヒデ「ブラトレ君とブライアンは恋人同士だ。それが関係しての発言だったんだろう」
ハルウララ「凄い……そこまでわかるんだ…」
ビワハヤヒデ「私はブライアンの姉だ、なにを考えてどうなったかくらいはわかる」
ビワハヤヒデ「現時点でブラトレ君とブライアンを引き離すのは最適じゃない。変化が見られないなら時を見て二人の仲を引き裂く」
ビワハヤヒデ「冷酷かもしれないがヘタレの男に妹を任せられない」
ハルウララ「トレーナーさんはそんな人じゃないもん!」
ビワハヤヒデ「彼も変わってくれることを信じておこう」
下2 このあとどうなったか
782: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 22:43:21.89 ID:bxQ501gt0
ハヤヒデトレ「あなた達の言うことも最もだけど、ブラトレの気持ちも分かってあげて。」「元からラスボス級に強いサイレンススズカが、更に強化されたって聞いたらそんな風になっちゃうわよ。更にそこにアグネスタキオンもいるんだから…ヤシマでも出来なかった事を簡単にやるんだから全くやり過ぎよマヤノトレは」
ハヤヒデトレ同期のブラトレを庇う。
チケット「やり過ぎかな?担当ウマ娘の願いを叶えるいいトレーナーだと思うけどなぁ」
ハヤヒデトレ同期のブラトレを庇う。
チケット「やり過ぎかな?担当ウマ娘の願いを叶えるいいトレーナーだと思うけどなぁ」
783: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 22:50:26.48 ID:0IeBTKTY0
ハヤヒデトレ「あなた達の言うことも最もだけど、ブラトレの気持ちも分かってあげて」
ビワハヤヒデ「彼を庇うのか」
ハヤヒデトレ「元からラスボス級に強いサイレンススズカが、更に強化されたって聞いたらそんな風になっちゃうわよ」
ハヤヒデトレ「そこにアグネスタキオンもいるんだから…ヤシマでも出来なかった事を簡単にやるんだから。やり過ぎよマヤノトレは」
ウイニングチケット「やり過ぎかな?担当ウマ娘の願いを叶えるいいトレーナーだと思うけどなぁ」
ナリタタイシン「評判は悪いけどマヤノトレの実力は本物だから」
ビワハヤヒデ「彼を庇うのか」
ハヤヒデトレ「元からラスボス級に強いサイレンススズカが、更に強化されたって聞いたらそんな風になっちゃうわよ」
ハヤヒデトレ「そこにアグネスタキオンもいるんだから…ヤシマでも出来なかった事を簡単にやるんだから。やり過ぎよマヤノトレは」
ウイニングチケット「やり過ぎかな?担当ウマ娘の願いを叶えるいいトレーナーだと思うけどなぁ」
ナリタタイシン「評判は悪いけどマヤノトレの実力は本物だから」
784: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 22:57:09.30 ID:0IeBTKTY0
ビワハヤヒデ「今日のレースにサイレンススズカが出たそうだ」
ハルウララ「また勝ったの?」
ビワハヤヒデ「三連続でレコードタイムでの勝利だ。この結果を見るとやり過ぎという部分はわかる」
ハヤヒデトレ「ブラトレはある意味正常よ。勝てないとわかってる相手ならスッパリと諦めて次に移る」
ハヤヒデトレ「ブライアンは長距離路線でいくらしいけど、それが正解なんだと思うわよ」
ウイニングチケット「でもレースをしてみないとわからないって部分は譲れないな~」
ナリタタイシン「向こうがレコードタイムならこっちはそれを越えればいいだけだし」
ハルウララ(もしブライアンちゃんがハヤヒデトレさんの所に居たら心の病気になんかなってなかったのかな?)
ハルウララ(いまの話しをトレーナーさんにしたら何て言うかな?あとで電話してみようかな…)
下2 このあとどうなったか
下2 このあとどうなったか
ハルウララ「また勝ったの?」
ビワハヤヒデ「三連続でレコードタイムでの勝利だ。この結果を見るとやり過ぎという部分はわかる」
ハヤヒデトレ「ブラトレはある意味正常よ。勝てないとわかってる相手ならスッパリと諦めて次に移る」
ハヤヒデトレ「ブライアンは長距離路線でいくらしいけど、それが正解なんだと思うわよ」
ウイニングチケット「でもレースをしてみないとわからないって部分は譲れないな~」
ナリタタイシン「向こうがレコードタイムならこっちはそれを越えればいいだけだし」
ハルウララ(もしブライアンちゃんがハヤヒデトレさんの所に居たら心の病気になんかなってなかったのかな?)
ハルウララ(いまの話しをトレーナーさんにしたら何て言うかな?あとで電話してみようかな…)
下2 このあとどうなったか
下2 このあとどうなったか
785: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 23:14:29.67 ID:GG0Pg8A/O
ブライアンの診察を待っているブラトレ。そこにハルウララから電話がかかってきた
786: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 23:19:38.37 ID:FN+sbd9q0
>>785+「ハヤヒデ達の言うことも、ハヤヒデトレの言うことも間違ってない、スズカを強くしたマヤノトレも悪くない…悪いのは俺だ。目標レースまでにブライアンを直す絶対に協力してくれウララ」
787: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 23:24:18.57 ID:0IeBTKTY0
病院にて
ブラトレ「長い……まだブライアンが戻ってこない…」
ブラトレ「退院してすぐに合宿は無茶だったのか?俺はまたブライアンを傷付けしまったのか?」
ブー…ブー…
ブラトレ「おっと電話だ……応対しながら外に出るか」
ブラトレ「もしもしウララか?なにかあったか?」
ハルウララ『さっきまでハヤヒデトレさんと話してたんだけどーー』
ブラトレ「長い……まだブライアンが戻ってこない…」
ブラトレ「退院してすぐに合宿は無茶だったのか?俺はまたブライアンを傷付けしまったのか?」
ブー…ブー…
ブラトレ「おっと電話だ……応対しながら外に出るか」
ブラトレ「もしもしウララか?なにかあったか?」
ハルウララ『さっきまでハヤヒデトレさんと話してたんだけどーー』
788: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 23:30:47.80 ID:0IeBTKTY0
ブラトレ「ーーハヤヒデ達の言うことも、ハヤヒデトレの言うことも間違ってない」
ブラトレ「スズカを強くしたマヤノトレも悪くない。悪いのは俺なんだ」
ブラトレ「目標レースまでにブライアンを治す。協力してくれるかウララ?」
ハルウララ『もちろん協力するよ!』
ブラトレ「ステイヤーズステークスまでにブライアンを治せなかったら契約も解除して、関係も解消する」
ブラトレ「そんなことにならないように全力で取り組む」
「すいません…」
ブラトレ「ブライアンの診察が終わったようだ、また後でなウララ」
下2 このあとどうなったか
ブラトレ「スズカを強くしたマヤノトレも悪くない。悪いのは俺なんだ」
ブラトレ「目標レースまでにブライアンを治す。協力してくれるかウララ?」
ハルウララ『もちろん協力するよ!』
ブラトレ「ステイヤーズステークスまでにブライアンを治せなかったら契約も解除して、関係も解消する」
ブラトレ「そんなことにならないように全力で取り組む」
「すいません…」
ブラトレ「ブライアンの診察が終わったようだ、また後でなウララ」
下2 このあとどうなったか
790: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 23:49:19.45 ID:bxQ501gt0
ブライアン、安定剤を出され安静にしているようにと忠告されたブラトレ医者に
患者の精神的負担をできる限り減らすこと、よく笑わせてあげること、栄養のあるものを食べさせてあげることの3つを忠告される、最低限これを守れば精神患者は良くなる。
トレーナーとして恋人としての貴方が試される、逆にこんなのも守れなかったら二度と彼女には近付かない方が良いとキツく言われる
患者の精神的負担をできる限り減らすこと、よく笑わせてあげること、栄養のあるものを食べさせてあげることの3つを忠告される、最低限これを守れば精神患者は良くなる。
トレーナーとして恋人としての貴方が試される、逆にこんなのも守れなかったら二度と彼女には近付かない方が良いとキツく言われる
791: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/12(火) 23:56:17.32 ID:0IeBTKTY0
医者「ブライアンさんの診察はまだ終わっていません。一旦待ってもらって先に貴方と話しておきたいんです」
ブラトレ「ブライアンはそんなに悪いんですか?」
医者「悪くなるか良くなるかは貴方にかかっているんですよ」
医者「現時点では安定剤を出しておくので、安静にしているようにとしか言えません」
医者「精神的負担をできる限り減らすこと、よく笑わせてあげること、栄養のあるものを食べさせてあげること。最低限この3つを守って下さい」
医者「守れないのならすぐにでも入院させた方が良いでしょう。彼女は良くなるか悪くなるかの瀬戸際にいるんです」
ブラトレ「ブライアンはそんなに悪いんですか?」
医者「悪くなるか良くなるかは貴方にかかっているんですよ」
医者「現時点では安定剤を出しておくので、安静にしているようにとしか言えません」
医者「精神的負担をできる限り減らすこと、よく笑わせてあげること、栄養のあるものを食べさせてあげること。最低限この3つを守って下さい」
医者「守れないのならすぐにでも入院させた方が良いでしょう。彼女は良くなるか悪くなるかの瀬戸際にいるんです」
792: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/13(水) 00:01:44.91 ID:Spd6HoH30
医者「ブライアンさんから聞きましたが貴方は恋人でもあると。トレーナーとして恋人としての貴方が試されます」
ブラトレ「これまで通り全力でブライアンをー」
医者「こんなのも守れなかったら二度と彼女には近付かない方が良いでしょう」
ブラトレ「な……ん…」
医者「全力で支えるとは言葉だけです。私はこの三つを守って下さいと言ったんですよ?」
医者「退院してすぐに合宿に参加するのも良くありません。走りたくないと言っていた彼女に目標を持たせたのも良くありません」
ブラトレ「ブライアンは自分からステイヤーズステークスを…」
医者「貴方が言わせたんです。本心では嫌だったそうですよ」
ブラトレ「そんな……俺はブライアンを…彼女のことを……なにも…わかっていない……」
医者「もう一度念を押して言います。この三つを守って下さい。そうでなければ彼女はこちらで預かります」
下2 ブライアンとの会話内容を
ブラトレ「これまで通り全力でブライアンをー」
医者「こんなのも守れなかったら二度と彼女には近付かない方が良いでしょう」
ブラトレ「な……ん…」
医者「全力で支えるとは言葉だけです。私はこの三つを守って下さいと言ったんですよ?」
医者「退院してすぐに合宿に参加するのも良くありません。走りたくないと言っていた彼女に目標を持たせたのも良くありません」
ブラトレ「ブライアンは自分からステイヤーズステークスを…」
医者「貴方が言わせたんです。本心では嫌だったそうですよ」
ブラトレ「そんな……俺はブライアンを…彼女のことを……なにも…わかっていない……」
医者「もう一度念を押して言います。この三つを守って下さい。そうでなければ彼女はこちらで預かります」
下2 ブライアンとの会話内容を
794: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/13(水) 00:19:34.02 ID:NuBfRWdt0
「ブライアン、今から焼肉を食べに行こうか…前に一度行ったところだ。並んでた所不良に絡まれたり…オグリトレ達とも行ったな」
「俺の前だけでもいい、正直になってくれ…無理に目標を立てたりしなくていい走りたくないなら走らなくてもいい…元気になってくれ」
「俺の前だけでもいい、正直になってくれ…無理に目標を立てたりしなくていい走りたくないなら走らなくてもいい…元気になってくれ」
795: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/13(水) 00:26:00.25 ID:Spd6HoH30
病院を後に
ナリタブライアン「……」
ブラトレ「ブライアン…今から焼肉を食べに行こうか。前に一度行ったところだ。並んでた所不良に絡まれたり…オグリトレ達とも行ったよな」
ナリタブライアン「……」
ブラトレ「俺の前だけでもいい、正直になってくれ…無理に目標を立てたりしなくていい走りたくないなら走らなくてもいい…」
ブラトレ「頼むから元気になってくれ……」
ナリタブライアン「一度…お前とは距離を置きたい」
ブラトレ「ブライアン…」
ナリタブライアン「合宿には行きたくなかった。お前にはゆっくり休んでくれと言って欲しかった」
ナリタブライアン「私には隣にお前が居たらそれで良かったんだ」
ブラトレ「ぐ……ぅ…」
ナリタブライアン「……」
ブラトレ「ブライアン…今から焼肉を食べに行こうか。前に一度行ったところだ。並んでた所不良に絡まれたり…オグリトレ達とも行ったよな」
ナリタブライアン「……」
ブラトレ「俺の前だけでもいい、正直になってくれ…無理に目標を立てたりしなくていい走りたくないなら走らなくてもいい…」
ブラトレ「頼むから元気になってくれ……」
ナリタブライアン「一度…お前とは距離を置きたい」
ブラトレ「ブライアン…」
ナリタブライアン「合宿には行きたくなかった。お前にはゆっくり休んでくれと言って欲しかった」
ナリタブライアン「私には隣にお前が居たらそれで良かったんだ」
ブラトレ「ぐ……ぅ…」
796: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/13(水) 00:31:16.42 ID:Spd6HoH30
ナリタブライアン「いつまでもそんな甘えたことを言っていてはあけない。それは理解している」
ナリタブライアン「だが私は退院したばかりなんだ…何もないベッドの上でただ一週間過ごした」
ナリタブライアン「私はお前のことを考えていたのに…お前はレースのことを考えていた」
ブラトレ「それは違う!」
ナリタブライアン「……契約を解除することはないが私たちの関係は一旦終わりだ」
ナリタブライアン「お前の部屋に置いてある私物も持って帰る。着替えや下着に触るんじゃないぞ」
ナリタブライアン「夏休みの残りは走ることを考えなくて済むように過ごす」
ナリタブライアン「……お前がそんな男だと思わなかった」
下2 どうなったか
ナリタブライアン「だが私は退院したばかりなんだ…何もないベッドの上でただ一週間過ごした」
ナリタブライアン「私はお前のことを考えていたのに…お前はレースのことを考えていた」
ブラトレ「それは違う!」
ナリタブライアン「……契約を解除することはないが私たちの関係は一旦終わりだ」
ナリタブライアン「お前の部屋に置いてある私物も持って帰る。着替えや下着に触るんじゃないぞ」
ナリタブライアン「夏休みの残りは走ることを考えなくて済むように過ごす」
ナリタブライアン「……お前がそんな男だと思わなかった」
下2 どうなったか
798: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/13(水) 00:46:10.04 ID:PdH1cEAm0
ブラトレ、マヤトレを呼んで男の土下座「恥を忍んでお願いしたい、お前の目覚まし時計を使って合宿前に戻りたい……ウララには言えない…お前にしか頼めないんだ………!」
「分かった、最後の一個だが元はと言えば俺のせいだ。今回も代償はこちらが引き受ける」
マヤトレ、最後の一つをブラトレに渡す。他人のために使うなんてお人好しにも程があるわねと少々呆れるスズカ
「分かった、最後の一個だが元はと言えば俺のせいだ。今回も代償はこちらが引き受ける」
マヤトレ、最後の一つをブラトレに渡す。他人のために使うなんてお人好しにも程があるわねと少々呆れるスズカ
799: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/13(水) 00:59:17.93 ID:Spd6HoH30
某所にて
ブラトレ「恥を忍んでお願いしたい、お前の目覚まし時計を使って合宿前に戻りたい……ウララには言えない…お前にしか頼めないんだ……!」
マヤノトレ「事情は分かった…最後の一個だが元はと言えば俺のせいでもある…」
ブラトレ「すまない……本当に…ありがとう…!!」
サイレンススズカ「他人のために使うなんてお人好しにも程があるわね」
マヤノトレ「目覚ましは本来…こういう使われ方をしなくちゃいけないんだ…」
ブラトレ「ブライアンを傷付けてしまった自分が許せないんだ…!このままじゃ一生後悔する!」
サイレンススズカ「ただの痴話喧嘩じゃない」
ブラトレ「違う!これから先、仲が戻ったとしてもこのことは飲み込めない!ブライアンの心を抉ったんだ!」
マヤノトレ「その必死さでよくわかる…その後悔を忘れなければ…もう同じ過ちは繰り返さないだろう…」
マヤノトレ「さあ…これを使うんだ」
ブラトレ「ブライアン……お前を傷付けた事実は消えない。俺が一生覚えている!」
ガシャーンッ
ブラトレ「恥を忍んでお願いしたい、お前の目覚まし時計を使って合宿前に戻りたい……ウララには言えない…お前にしか頼めないんだ……!」
マヤノトレ「事情は分かった…最後の一個だが元はと言えば俺のせいでもある…」
ブラトレ「すまない……本当に…ありがとう…!!」
サイレンススズカ「他人のために使うなんてお人好しにも程があるわね」
マヤノトレ「目覚ましは本来…こういう使われ方をしなくちゃいけないんだ…」
ブラトレ「ブライアンを傷付けてしまった自分が許せないんだ…!このままじゃ一生後悔する!」
サイレンススズカ「ただの痴話喧嘩じゃない」
ブラトレ「違う!これから先、仲が戻ったとしてもこのことは飲み込めない!ブライアンの心を抉ったんだ!」
マヤノトレ「その必死さでよくわかる…その後悔を忘れなければ…もう同じ過ちは繰り返さないだろう…」
マヤノトレ「さあ…これを使うんだ」
ブラトレ「ブライアン……お前を傷付けた事実は消えない。俺が一生覚えている!」
ガシャーンッ
800: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/13(水) 00:59:50.79 ID:Spd6HoH30
目覚まし
801: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/13(水) 01:03:38.33 ID:Spd6HoH30
トレーナー室にて
ブラトレ「補習はどうだった?」
ナリタブライアン「なんとかなりそうだ」
ハルウララ「モブAちゃんがわざわざ付き合ってくれたんでしょ?ルームメイトって頼りになるよね!」
ナリタブライアン「アイツには感謝しかないな」
ブラトレ「補習の方がなんとかなりそうならそれでいい」
ハルウララ「あれ?ブライアンちゃんは合宿に誘わないの?」
ナリタブライアン「理事長が言っていたあれか…」
ブラトレ「ウララが行くことになっているから俺も参加しなくてはならないが…どうしたものかと悩んでいる」
ブラトレ「補習はどうだった?」
ナリタブライアン「なんとかなりそうだ」
ハルウララ「モブAちゃんがわざわざ付き合ってくれたんでしょ?ルームメイトって頼りになるよね!」
ナリタブライアン「アイツには感謝しかないな」
ブラトレ「補習の方がなんとかなりそうならそれでいい」
ハルウララ「あれ?ブライアンちゃんは合宿に誘わないの?」
ナリタブライアン「理事長が言っていたあれか…」
ブラトレ「ウララが行くことになっているから俺も参加しなくてはならないが…どうしたものかと悩んでいる」
802: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/13(水) 01:10:19.65 ID:Spd6HoH30
ブラトレ「退院したばかりのブライアンを合宿に参加させたくない。ブライアンにはゆっくり休んでいて欲しい」
ナリタブライアン「そう言ってくれて…嬉しい……凄く嬉しい…走るとか勝つとか…今は考えたくない…」
ブラトレ「……気付けないですまなかった」ボソッ
ハルウララ「え、なにか言った?」
ブラトレ「なんでもない…ことも無い。ウララは合宿に参加した方が良いんだが…ブライアンを一人にしたくない」
ハルウララ「ブライアンちゃんに裏方をやってもらうのは?トレーニングには参加しなくてもいいよ!」
ブラトレ「……辛くないか?」
ナリタブライアン「辛い…………走るのを見てるだけでも心が締め付けられる」
ハルウララ「ご、ごめんね!!」
ブラトレ「合宿まで時間が無いが考えさせてくれ。ブライアンが一番大切だがウララとキングも俺の担当なんだ」
ナリタブライアン「そう言ってくれて…嬉しい……凄く嬉しい…走るとか勝つとか…今は考えたくない…」
ブラトレ「……気付けないですまなかった」ボソッ
ハルウララ「え、なにか言った?」
ブラトレ「なんでもない…ことも無い。ウララは合宿に参加した方が良いんだが…ブライアンを一人にしたくない」
ハルウララ「ブライアンちゃんに裏方をやってもらうのは?トレーニングには参加しなくてもいいよ!」
ブラトレ「……辛くないか?」
ナリタブライアン「辛い…………走るのを見てるだけでも心が締め付けられる」
ハルウララ「ご、ごめんね!!」
ブラトレ「合宿まで時間が無いが考えさせてくれ。ブライアンが一番大切だがウララとキングも俺の担当なんだ」
803: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/13(水) 01:19:16.37 ID:Spd6HoH30
ハルウララ「無理に合宿に行かなくてもいいよ!その代わりいっぱい練習すればいいんだし!」
ガチャッ
キングヘイロー「部屋の外まで話しが聴こえてます、一流ならもう少し声を抑えて」
ハルウララ「むぐっ!」
キングヘイロー「口を抑えるウララさん可愛い…じゃなくて私に考えがあります」
ブラトレ「聞かせてくれるか?」
キングヘイロー「私の家が持っているプライベートなビーチがあります。そこでウララさんのトレーニングをしつつブライアンさんと過ごされてはどう?」
ブラトレ「それでも辛いんじゃないか?」
ナリタブライアン「ウララ一人なら……楽しそうに走っているし……」
キングヘイロー「もちろん私も同行します。近くに別荘もありますから不自由はしません」
ブラトレ「ウララのトレーニングはしておきたいし、ブライアンとも過ごしたい。キングの考えはこの二つを同時に解決してくれるのか」
ナリタブライアン「トレーナーがいるなら…行く……私と過ごしてくれるんだよな…?」
ブラトレ「ブライアンのことをなによりも優先する。ブライアンは何者にも変えられないからな」
ナリタブライアン「ありがとう……なら一緒に行こう…」
キングヘイロー「決まりですわね!」
ハルウララ「みんなで旅行みたい!楽しみだね!」
ガチャッ
キングヘイロー「部屋の外まで話しが聴こえてます、一流ならもう少し声を抑えて」
ハルウララ「むぐっ!」
キングヘイロー「口を抑えるウララさん可愛い…じゃなくて私に考えがあります」
ブラトレ「聞かせてくれるか?」
キングヘイロー「私の家が持っているプライベートなビーチがあります。そこでウララさんのトレーニングをしつつブライアンさんと過ごされてはどう?」
ブラトレ「それでも辛いんじゃないか?」
ナリタブライアン「ウララ一人なら……楽しそうに走っているし……」
キングヘイロー「もちろん私も同行します。近くに別荘もありますから不自由はしません」
ブラトレ「ウララのトレーニングはしておきたいし、ブライアンとも過ごしたい。キングの考えはこの二つを同時に解決してくれるのか」
ナリタブライアン「トレーナーがいるなら…行く……私と過ごしてくれるんだよな…?」
ブラトレ「ブライアンのことをなによりも優先する。ブライアンは何者にも変えられないからな」
ナリタブライアン「ありがとう……なら一緒に行こう…」
キングヘイロー「決まりですわね!」
ハルウララ「みんなで旅行みたい!楽しみだね!」
823: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/14(木) 19:15:35.27 ID:mLbOdUda0
某所にて
ハルウララ「海だーーーーー!」
キングヘイロー「はしゃぎ過ぎてはダメよウララさん」
ブラトレ「パラソルはここでいいか?」
ナリタブライアン「ああ…」
ハルウララ「トレーナーさん!これに書いてある通りトレーニングすればいいんだね!」
ブラトレ「監督はキングに任せてあるから、キングの見える範囲でやるんだぞ」
ハルウララ「わかった!じゃあまずは、えっと…砂浜ダッシュしてくる!」
ハルウララ「海だーーーーー!」
キングヘイロー「はしゃぎ過ぎてはダメよウララさん」
ブラトレ「パラソルはここでいいか?」
ナリタブライアン「ああ…」
ハルウララ「トレーナーさん!これに書いてある通りトレーニングすればいいんだね!」
ブラトレ「監督はキングに任せてあるから、キングの見える範囲でやるんだぞ」
ハルウララ「わかった!じゃあまずは、えっと…砂浜ダッシュしてくる!」
824: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/14(木) 19:20:45.99 ID:mLbOdUda0
ブラトレ「キングが将来トレーナーを目指すならこういう経験もしておいて損は無いな」
ナリタブライアン「トレーナーもっと近くに…」
ブラトレ(ブライアンの目をよく見るとまだ濁りを感じる。入院した時は全体が濁っていた気がする)
ブラトレ(目の奥がまだ濁っている……退院しても治ったわけじゃないんだ。それに気付かない俺が馬鹿だった)
ブラトレ(ブライアンは一言も走りたいだなんて言ってなかった。ヒントはあったのに俺がそれに気付かなかった)
ブラトレ「…今日はずっと二人でいよう」
ナリタブライアン「海……トレーナーとずっと見ていたい…」
ブラトレ「俺が隣に居るから安心していてくれよ」
ブラトレ(ブライアンを走らせる必要なんか無いんだ。今は心を治すことを優先しよう)
下2 このあとどうなったか
ナリタブライアン「トレーナーもっと近くに…」
ブラトレ(ブライアンの目をよく見るとまだ濁りを感じる。入院した時は全体が濁っていた気がする)
ブラトレ(目の奥がまだ濁っている……退院しても治ったわけじゃないんだ。それに気付かない俺が馬鹿だった)
ブラトレ(ブライアンは一言も走りたいだなんて言ってなかった。ヒントはあったのに俺がそれに気付かなかった)
ブラトレ「…今日はずっと二人でいよう」
ナリタブライアン「海……トレーナーとずっと見ていたい…」
ブラトレ「俺が隣に居るから安心していてくれよ」
ブラトレ(ブライアンを走らせる必要なんか無いんだ。今は心を治すことを優先しよう)
下2 このあとどうなったか
826: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/14(木) 19:34:24.56 ID:tgXH+KH+0
海を眺め終わった後、みんなでBBQをやったりして楽しむことに
827: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/14(木) 19:40:53.52 ID:mLbOdUda0
夕方
ハルウララ「トレーナーさーーん!トレーニング終わったよーー!」
ブラトレ「…もう日が落ちかけているな」
ナリタブライアン「……」
キングヘイロー「夕食ですがバーベキューはどうですか?別荘に道具はありますし、食材はお母様が用意してくれたようです」
ブラトレ「せっかくだから道具を持ってきてここでするか?ブライアンはどう思う?」
ナリタブライアン「……」コクリ
ハルウララ「じゃあ私が道具を運んでくるね!」
ブラトレ「トレーニングが終わった直後なのにあのダッシュ…やはり基礎能力が上がっているようだ」
ハルウララ「トレーナーさーーん!トレーニング終わったよーー!」
ブラトレ「…もう日が落ちかけているな」
ナリタブライアン「……」
キングヘイロー「夕食ですがバーベキューはどうですか?別荘に道具はありますし、食材はお母様が用意してくれたようです」
ブラトレ「せっかくだから道具を持ってきてここでするか?ブライアンはどう思う?」
ナリタブライアン「……」コクリ
ハルウララ「じゃあ私が道具を運んでくるね!」
ブラトレ「トレーニングが終わった直後なのにあのダッシュ…やはり基礎能力が上がっているようだ」
828: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/14(木) 19:45:58.57 ID:mLbOdUda0
ブラトレ「車椅子のことを考えるとこの辺りでいいだろう」
キングヘイロー「海も見えるしここで良さそうね」
ハルウララ「おっと……とと…」
ブラトレ「いっぺんに持ってくるんじゃない!危ないぞ!」
ナリタブライアン「……」タタタッ
ハルウララ「…ブライアンちゃん!手伝ってくれるの?」
ナリタブライアン「…私も手伝う」
ブラトレ「よしそのままブライアンとウララは道具の設営を頼む。俺とキングで食材を担当しよう」
キングヘイロー「えっ?!」
ブラトレ「軽い下ごしらえくらい簡単にできる。俺も手伝うしこういう機会もあっていいだろう?」
キングヘイロー「そ、そうね!一流なら調理くらいできて当然ですわよね!」
下2 このあとどうなったか
キングヘイロー「海も見えるしここで良さそうね」
ハルウララ「おっと……とと…」
ブラトレ「いっぺんに持ってくるんじゃない!危ないぞ!」
ナリタブライアン「……」タタタッ
ハルウララ「…ブライアンちゃん!手伝ってくれるの?」
ナリタブライアン「…私も手伝う」
ブラトレ「よしそのままブライアンとウララは道具の設営を頼む。俺とキングで食材を担当しよう」
キングヘイロー「えっ?!」
ブラトレ「軽い下ごしらえくらい簡単にできる。俺も手伝うしこういう機会もあっていいだろう?」
キングヘイロー「そ、そうね!一流なら調理くらいできて当然ですわよね!」
下2 このあとどうなったか
829: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/14(木) 20:02:09.97 ID:+bsencKMo
30分後、そこには誰もお前を愛さない状 になった食材だったものとキングが!
830: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/14(木) 20:11:31.34 ID:s7sV7cLaO
>>829+そこから再起を図るブラトレ。ウララとブライアンはそれを見て笑う
831: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/14(木) 20:15:05.29 ID:nL9bUA67O
三十分後
キングヘイロー「ふぐぅぅぅ…!!」
ブラトレ「軽い下ごしらえがなぜこうなるんだ…?」
ブラトレ「原型をとどめていないタマネギ…爆発したかのようなキャベツ…」
キングヘイロー「お料理はどうやっても苦手なのよ!」
ブラトレ「これは下ごしらえだから料理ですら無いが…」
キングヘイロー「うわーーーん!トレーナーさんがいじめる!」
ブラトレ「この黄色い残骸は……あ、コーンか…」
キングヘイロー「ふぐぅぅぅ…!!」
ブラトレ「軽い下ごしらえがなぜこうなるんだ…?」
ブラトレ「原型をとどめていないタマネギ…爆発したかのようなキャベツ…」
キングヘイロー「お料理はどうやっても苦手なのよ!」
ブラトレ「これは下ごしらえだから料理ですら無いが…」
キングヘイロー「うわーーーん!トレーナーさんがいじめる!」
ブラトレ「この黄色い残骸は……あ、コーンか…」
832: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/14(木) 20:18:31.00 ID:BtuJqeorO
砂浜にて
ハルウララ「あははは!キングちゃん下手過ぎだよー!」
ナリタブライアン「ふ…ふふ……」
キングヘイロー「笑いたければ笑うがいいわ!」
ブラトレ「まあなんとか食える……はずだから一緒に焼こう」
ハルウララ「こんなにボロボロなら焼けないよ?」
ブラトレ「…アルミホイルを敷いてその上で焼こう」
ナリタブライアン「いくらなんでも…これは……ふ…」
キングヘイロー「むぎぃーーー!絶対に上手くなってやりますわよ!」
下2 このあとどうなったか
ハルウララ「あははは!キングちゃん下手過ぎだよー!」
ナリタブライアン「ふ…ふふ……」
キングヘイロー「笑いたければ笑うがいいわ!」
ブラトレ「まあなんとか食える……はずだから一緒に焼こう」
ハルウララ「こんなにボロボロなら焼けないよ?」
ブラトレ「…アルミホイルを敷いてその上で焼こう」
ナリタブライアン「いくらなんでも…これは……ふ…」
キングヘイロー「むぎぃーーー!絶対に上手くなってやりますわよ!」
下2 このあとどうなったか
834: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/14(木) 20:34:07.00 ID:tgXH+KH+0
>>833+「これからは思ったことは全て言ってくれ…俺は君のことを理解したつもりでいたが何も理解していなかったのを痛感したよ…だからこれからは口に出して言って欲しい…これからは担当なんだから言わなくても分かるだろはなしだ言わなくちゃ分からない事もあるんだ」
835: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/14(木) 20:43:07.04 ID:VueJdbJGO
食事後
ナリタブライアン「お風呂に入りたい…」
キングヘイロー「別荘のお風呂は温泉仕様になってます。ゆっくりと入ってー」
ハルウララ「キングちゃん…ね?」
キングヘイロー「…そういえばウララさんが少し自主トレをしたいと言ってましたわ」
ハルウララ「キングちゃんにそれを見守ってもらうね!」
ブラトレ「…気を使ってもらって悪いな」
キングヘイロー「なんのことだかわかりません。トレーナーさんはブライアンさんとお風呂を楽しんでいて下さい」
ハルウララ「一時間くらいしたら戻ってくるね!」
ナリタブライアン「お風呂に入りたい…」
キングヘイロー「別荘のお風呂は温泉仕様になってます。ゆっくりと入ってー」
ハルウララ「キングちゃん…ね?」
キングヘイロー「…そういえばウララさんが少し自主トレをしたいと言ってましたわ」
ハルウララ「キングちゃんにそれを見守ってもらうね!」
ブラトレ「…気を使ってもらって悪いな」
キングヘイロー「なんのことだかわかりません。トレーナーさんはブライアンさんとお風呂を楽しんでいて下さい」
ハルウララ「一時間くらいしたら戻ってくるね!」
836: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/14(木) 20:46:55.39 ID:4ciCMUv7O
お風呂にて
ブラトレ「温泉風の風呂かこれは良いな」
ナリタブライアン「……」
ブラトレ「今更裸の付き合い…というわけじゃないがブライアンに言っておきたいことがある」
ブラトレ「これからは思ったことは全て言ってくれ。俺はブライアンのことを理解したつもりでいたが何も理解していなかったのを痛感した」
ブラトレ「これからは口に出して言って欲しい。これからは担当なんだから言わなくても分かるだろは無しだ」
ブラトレ「言わなくちゃ伝わらないし、わからない事もあるんだ」
ナリタブライアン「言いたいこと…思ったこと…」
ブラトレ「いまも何かあるなら教えてくれないか?ここには俺たちしか居ないからなんでも言ってくれ」
下2 ブライアンのセリフや行動
ブラトレ「温泉風の風呂かこれは良いな」
ナリタブライアン「……」
ブラトレ「今更裸の付き合い…というわけじゃないがブライアンに言っておきたいことがある」
ブラトレ「これからは思ったことは全て言ってくれ。俺はブライアンのことを理解したつもりでいたが何も理解していなかったのを痛感した」
ブラトレ「これからは口に出して言って欲しい。これからは担当なんだから言わなくても分かるだろは無しだ」
ブラトレ「言わなくちゃ伝わらないし、わからない事もあるんだ」
ナリタブライアン「言いたいこと…思ったこと…」
ブラトレ「いまも何かあるなら教えてくれないか?ここには俺たちしか居ないからなんでも言ってくれ」
下2 ブライアンのセリフや行動
838: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/14(木) 21:04:50.36 ID:/HK2RqRXO
今は勝負に飢えていたあの頃の自分が信じられないくらい怖いんだ
勝たなきゃ自分の存在価値が無いような気がして走ろうとすると足がすくむ…
勝たなきゃ自分の存在価値が無いような気がして走ろうとすると足がすくむ…
840: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/14(木) 21:16:16.36 ID:GuZj15nbO
ナリタブライアン「今は勝負に飢えていたあの頃の自分が信じられないくらい怖いんだ……」
ナリタブライアン「勝たなきゃ自分の存在価値が無いような気がして走ろうとすると足がすくむ…」
ブラトレ「勝たなくてもブライアンには変わりない」
ナリタブライアン「怖い…怖いんだ……」
ブラトレ「もう走れとは言わない。ブライアンがー」
ナリタブライアン「走らないとトレセン学園には居られない…」
ブラトレ「…………」
ナリタブライアン「走りたくない…けど……走らないと…いけない……それが辛い……」
ナリタブライアン「勝たなきゃ自分の存在価値が無いような気がして走ろうとすると足がすくむ…」
ブラトレ「勝たなくてもブライアンには変わりない」
ナリタブライアン「怖い…怖いんだ……」
ブラトレ「もう走れとは言わない。ブライアンがー」
ナリタブライアン「走らないとトレセン学園には居られない…」
ブラトレ「…………」
ナリタブライアン「走りたくない…けど……走らないと…いけない……それが辛い……」
841: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/14(木) 21:22:06.21 ID:GuZj15nbO
ブラトレ「ブライアンが走れなくなっても俺が側にいる」
ナリタブライアン「無理だ…」
ブラトレ「トレセン学園に居られなくなっても俺はなくならない」
ブラトレ「俺がブライアンを養う。ウマ娘の一人くらい食わせられる」
ナリタブライアン「……」
ブラトレ「怖いなら走れと言わない。このまま引退してもいい」
ブラトレ「ブライアンは担当とトレーナーという関係以上だと思っている。お前を一人になんかさせない」
下2 ブライアンのセリフや行動など
ナリタブライアン「無理だ…」
ブラトレ「トレセン学園に居られなくなっても俺はなくならない」
ブラトレ「俺がブライアンを養う。ウマ娘の一人くらい食わせられる」
ナリタブライアン「……」
ブラトレ「怖いなら走れと言わない。このまま引退してもいい」
ブラトレ「ブライアンは担当とトレーナーという関係以上だと思っている。お前を一人になんかさせない」
下2 ブライアンのセリフや行動など
843: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/14(木) 21:34:45.73 ID:Yho/X6mH0
「ありがとう、心が軽くなった気がするよトレーナー……お前がいてくれるなら怖いものない、少しづつまた走れるように頑張る……だから、ずっと側にいてくれ。トレーナーいや…ブラトレ」
844: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/14(木) 21:50:58.92 ID:gIMfQ+PbO
ナリタブライアン「「ありがとう、心が軽くなった気がするトレーナー……」
ナリタブライアン「お前がいてくれるなら怖いものない、少しづつまた走れるように頑張る……」
ナリタブライアン「だから、ずっと私の側にいてくれ。トレーナーいや…ブラトレ」
ブラトレ「…これからも宜しくなブライアン」
ナリタブライアン「……そろそろ出よう。これ以上は逆上せてしまう」
ブラトレ「風呂から出たらウララたちの所に行くか。風に当たるのも悪くないだろう」
ナリタブライアン「お前がいてくれるなら怖いものない、少しづつまた走れるように頑張る……」
ナリタブライアン「だから、ずっと私の側にいてくれ。トレーナーいや…ブラトレ」
ブラトレ「…これからも宜しくなブライアン」
ナリタブライアン「……そろそろ出よう。これ以上は逆上せてしまう」
ブラトレ「風呂から出たらウララたちの所に行くか。風に当たるのも悪くないだろう」
845: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/14(木) 21:55:30.30 ID:hx74rHkHO
夜、遅く
ハルウララ「私はキングちゃんと一階の部屋で寝るね!」
キングヘイロー「車椅子では二階に上がれないので一階の良い部屋を使わせてもらいます」
ブラトレ「ここはキングの親御さんの別荘なんだ、俺たちは二階でいい」
ナリタブライアン「ブラトレと一緒なら狭くてもいい」
ハルウララ「明日もトレーニング楽しみだな!それじゃお休みなさい!」
キングヘイロー「私は寝る前にウララさんのトレーニング表を確認しておきます」
ブラトレ「俺も少し確認しておきたいが…いいか?」
ナリタブライアン「一緒に寝たい……」
ブラトレ「そうかなら確認は明日にしよう。キングヘ、あまり遅くならないうちに寝るんだぞ」
下2 このあとどうなったか
ハルウララ「私はキングちゃんと一階の部屋で寝るね!」
キングヘイロー「車椅子では二階に上がれないので一階の良い部屋を使わせてもらいます」
ブラトレ「ここはキングの親御さんの別荘なんだ、俺たちは二階でいい」
ナリタブライアン「ブラトレと一緒なら狭くてもいい」
ハルウララ「明日もトレーニング楽しみだな!それじゃお休みなさい!」
キングヘイロー「私は寝る前にウララさんのトレーニング表を確認しておきます」
ブラトレ「俺も少し確認しておきたいが…いいか?」
ナリタブライアン「一緒に寝たい……」
ブラトレ「そうかなら確認は明日にしよう。キングヘ、あまり遅くならないうちに寝るんだぞ」
下2 このあとどうなったか
847: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/14(木) 22:17:29.79 ID:tgXH+KH+0
ブラトレ、ブライアン朝までうまぴょい。その声は下にいるウララ、キングにまで聞こえる。二人もうまぴょいする事に(変 じゃなくラブラブな感じで)
848: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/14(木) 22:23:50.55 ID:qcb2GpgbO
一階にて
「ん……ぁん…」
ハルウララ「すごく声が聞こえるね…」
キングヘイロー「ブライアンさんの声が大きいみたいね」
ハルウララ「心が落ち込んでる時にうまぴょいっていいの?」
キングヘイロー「激しく無いのなら良いと思うわ」
ハルウララ「キングちゃんもー」
キングヘイロー「したい!!」
ハルウララ「まだ全部言ってないのに……」
「ん……ぁん…」
ハルウララ「すごく声が聞こえるね…」
キングヘイロー「ブライアンさんの声が大きいみたいね」
ハルウララ「心が落ち込んでる時にうまぴょいっていいの?」
キングヘイロー「激しく無いのなら良いと思うわ」
ハルウララ「キングちゃんもー」
キングヘイロー「したい!!」
ハルウララ「まだ全部言ってないのに……」
849: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/14(木) 22:26:20.38 ID:qcb2GpgbO
ハルウララ「脚を痛めちゃうかもしれないからうまぴょいはダメだよ」
キングヘイロー「キスして…」
ハルウララ「それくらいなら問題無いね!」
キングヘイロー「それから抱き締めて欲しいの…できれば裸で…」
ハルウララ「え?うーん……」
キングヘイロー「それ以上はしない…したくてもできないから…一晩中ウララさんを感じたいの…」
ハルウララ「じゃあ手も繋ぎながら抱き合おっか!」
キングヘイロー「ああ……ありがとうウララさん…」
下2 このあとどうなったか
キングヘイロー「キスして…」
ハルウララ「それくらいなら問題無いね!」
キングヘイロー「それから抱き締めて欲しいの…できれば裸で…」
ハルウララ「え?うーん……」
キングヘイロー「それ以上はしない…したくてもできないから…一晩中ウララさんを感じたいの…」
ハルウララ「じゃあ手も繋ぎながら抱き合おっか!」
キングヘイロー「ああ……ありがとうウララさん…」
下2 このあとどうなったか
851: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/14(木) 22:49:28.05 ID:xXZ2OyOl0
次の日、ツルツルテカテカで元気があるブライアンと少しゲッソリ気味なブラトレ。
純粋無垢なウララさんもいいっ、むしろこっちがいいと鼻血垂らしてるキング、色んなとこ舐められて顔赤いウララ
純粋無垢なウララさんもいいっ、むしろこっちがいいと鼻血垂らしてるキング、色んなとこ舐められて顔赤いウララ
852: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/14(木) 23:04:04.60 ID:7LX6cQUM0
翌日
ナリタブライアン「……」ツヤツヤ
ブラトレ「ふぅ……」
キングヘイロー「純粋無垢なウララさんも良い…むしろこっちも良いのよ…!」
ハルウララ「ううう…なんで脇なんか舐めたの……」
ブラトレ「ウララすまない…今日のトレーニングは……昼から…見に行く…」
ハルウララ「トレーナーさん凄く疲れてるもんね、お昼までゆっくり寝てて!」
ナリタブライアン「私はブラトレの側にいる」
キングヘイロー「ウララさんと二人でトレーニング!こちらは問題ありません!」
ハルウララ「トレーニングしてる間はそっちに集中してね?」
キングヘイロー「んふふ」
ハルウララ「その笑いは怖いなぁ…」
ナリタブライアン「……」ツヤツヤ
ブラトレ「ふぅ……」
キングヘイロー「純粋無垢なウララさんも良い…むしろこっちも良いのよ…!」
ハルウララ「ううう…なんで脇なんか舐めたの……」
ブラトレ「ウララすまない…今日のトレーニングは……昼から…見に行く…」
ハルウララ「トレーナーさん凄く疲れてるもんね、お昼までゆっくり寝てて!」
ナリタブライアン「私はブラトレの側にいる」
キングヘイロー「ウララさんと二人でトレーニング!こちらは問題ありません!」
ハルウララ「トレーニングしてる間はそっちに集中してね?」
キングヘイロー「んふふ」
ハルウララ「その笑いは怖いなぁ…」
853: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/14(木) 23:07:20.12 ID:7LX6cQUM0
二階にて
ブラトレ「ブライアン…昼前になったら起こしてくれないか…?」
ナリタブライアン「昼まで寝るんじゃなかったのか?」
ブラトレ「買い出しに行かないといけないんだ…」
ナリタブライアン「食料の他にイロイロと必要なものがあるからな」
ブラトレ「ウララの所に行くのは…買い出しが終わったあと…」
ナリタブライアン「それは私が行ってくる」
ブラトレ「大丈夫か……?」
ナリタブライアン「昨日言ってもらった言葉で心が凄く軽くなった。リハビリだと思って一人で行ってみる」
ブラトレ「わかった…無理だと思ったら引き返すか…連絡してくれ…」
下2 このあとどうなったか
ブラトレ「ブライアン…昼前になったら起こしてくれないか…?」
ナリタブライアン「昼まで寝るんじゃなかったのか?」
ブラトレ「買い出しに行かないといけないんだ…」
ナリタブライアン「食料の他にイロイロと必要なものがあるからな」
ブラトレ「ウララの所に行くのは…買い出しが終わったあと…」
ナリタブライアン「それは私が行ってくる」
ブラトレ「大丈夫か……?」
ナリタブライアン「昨日言ってもらった言葉で心が凄く軽くなった。リハビリだと思って一人で行ってみる」
ブラトレ「わかった…無理だと思ったら引き返すか…連絡してくれ…」
下2 このあとどうなったか
855: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/14(木) 23:30:48.16 ID:tgXH+KH+0
その頃、理事長に新たに5つ目覚まし時計をボーナスで貰ったマヤノトレ。
ブラトレにも渡すつもりだと話す理事長
ブラトレにも渡すつもりだと話す理事長
856: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/14(木) 23:38:34.70 ID:7LX6cQUM0
田舎にて
マヤノトレ「なぜこれを自分に…?」
秋川理事長「公平を期す為だ!ブラトレ君にも目覚まし時計を渡す!」
マヤノトレ「彼は…もう使わない…」
秋川理事長「間違いなく使う!」
マヤノトレ「その根拠は…?」
秋川理事長「間違った選択肢を目覚まし時計で修正できると気付いたからだ!」
秋川理事長「ナリタブライアンは引退したがっているが彼はそれを良しとしない。これを渡せば彼女が復帰する選択肢を選び続けるはずだ!」
マヤノトレ「自分はそう思いません…」
マヤノトレ「なぜこれを自分に…?」
秋川理事長「公平を期す為だ!ブラトレ君にも目覚まし時計を渡す!」
マヤノトレ「彼は…もう使わない…」
秋川理事長「間違いなく使う!」
マヤノトレ「その根拠は…?」
秋川理事長「間違った選択肢を目覚まし時計で修正できると気付いたからだ!」
秋川理事長「ナリタブライアンは引退したがっているが彼はそれを良しとしない。これを渡せば彼女が復帰する選択肢を選び続けるはずだ!」
マヤノトレ「自分はそう思いません…」
857: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/14(木) 23:43:55.99 ID:7LX6cQUM0
マヤノトレ「あの時の彼の表情は…本物だった…」
秋川理事長「今度だけ、あと一回だけ、これで最後。何度この台詞を聞いたか分からない」
秋川理事長「君は特別だがブラトレ君はありふれたトレーナーだ。有象無象となにも変わらない」
秋川理事長「モブに目覚まし時計を渡せば全てを使い切る。これは何度も繰り返されてきたことだ」
マヤノトレ「彼は…違う……ブライアンの現役にも拘っていない…」
秋川理事長「これを渡せば考えは変わる。彼もトレーナーだからだ」
秋川理事長「これから彼の所に行きそれを証明してこよう。目覚まし時計を渡され断る理由は無い!」
下2 このあとどうなったか
秋川理事長「今度だけ、あと一回だけ、これで最後。何度この台詞を聞いたか分からない」
秋川理事長「君は特別だがブラトレ君はありふれたトレーナーだ。有象無象となにも変わらない」
秋川理事長「モブに目覚まし時計を渡せば全てを使い切る。これは何度も繰り返されてきたことだ」
マヤノトレ「彼は…違う……ブライアンの現役にも拘っていない…」
秋川理事長「これを渡せば考えは変わる。彼もトレーナーだからだ」
秋川理事長「これから彼の所に行きそれを証明してこよう。目覚まし時計を渡され断る理由は無い!」
下2 このあとどうなったか
859: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/14(木) 23:59:30.34 ID:Asi1RPCg0
不承不承で目覚まし時計を受け取り、キング別荘へ向かうマヤノトレ。
出された瞬間にブラトレは要らないからと拒絶。マヤノトレは「それが聞きたかった」と言って理事長に突き返す
出された瞬間にブラトレは要らないからと拒絶。マヤノトレは「それが聞きたかった」と言って理事長に突き返す
860: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/15(金) 00:08:39.50 ID:Wm+huaxc0
某所にて
秋川理事長「こんな所に居たとは驚いたぞ!」
ブラトレ「ブライアンのこともあったので…」
秋川理事長「彼女をもう一度走らせる為に必要なことなら仕方ない!」
ブラトレ「その件ですが…ブライアンは走らなくていいと思っているんです」
秋川理事長「何故だ?あの才能を殺すのは惜しいとは思わないのか?」
ブラトレ「トレーナーとしてはそうですがブライアンのことを想うと無理に走らせられません」
秋川理事長「トレセン学園で走りたくとも走れない地方のウマ娘の気持ちを考えての台詞なのか?」
ブラトレ「ブライアンより大切なものはありません」
秋川理事長「こんな所に居たとは驚いたぞ!」
ブラトレ「ブライアンのこともあったので…」
秋川理事長「彼女をもう一度走らせる為に必要なことなら仕方ない!」
ブラトレ「その件ですが…ブライアンは走らなくていいと思っているんです」
秋川理事長「何故だ?あの才能を殺すのは惜しいとは思わないのか?」
ブラトレ「トレーナーとしてはそうですがブライアンのことを想うと無理に走らせられません」
秋川理事長「トレセン学園で走りたくとも走れない地方のウマ娘の気持ちを考えての台詞なのか?」
ブラトレ「ブライアンより大切なものはありません」
861: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/15(金) 00:14:15.55 ID:Wm+huaxc0
秋川理事長「質問の答えになっていないぞ!」
ブラトレ「答える気がありません」
秋川理事長「この目覚まし時計も必要ないと言うんだな」
ブラトレ「ありません。ブライアンにそんなものは必要無いんです」
秋川理事長「……こんな気持ちになるのは久しぶりだ」
ブラトレ「期待に応えられず申し訳ありません」
秋川理事長「いいや君は目覚まし時計を使う」
ブラトレ「理事長…?」
秋川理事長「ブライアンの帰りが遅いとは思わないか?」
ブラトレ「まさか…いやそんなはず……」
秋川理事長「ブライアンがどうなっているかこれを使えばすぐに分かるだろう」
秋川理事長「私はフェア を強く望む!大人しく目覚まし時計を受け取ればこうはならない!」
秋川理事長「公平こそ絶対正義っ!これを受け取り己の糧とせよ!」
下2 このあとどうなったか
ブラトレ「答える気がありません」
秋川理事長「この目覚まし時計も必要ないと言うんだな」
ブラトレ「ありません。ブライアンにそんなものは必要無いんです」
秋川理事長「……こんな気持ちになるのは久しぶりだ」
ブラトレ「期待に応えられず申し訳ありません」
秋川理事長「いいや君は目覚まし時計を使う」
ブラトレ「理事長…?」
秋川理事長「ブライアンの帰りが遅いとは思わないか?」
ブラトレ「まさか…いやそんなはず……」
秋川理事長「ブライアンがどうなっているかこれを使えばすぐに分かるだろう」
秋川理事長「私はフェア を強く望む!大人しく目覚まし時計を受け取ればこうはならない!」
秋川理事長「公平こそ絶対正義っ!これを受け取り己の糧とせよ!」
下2 このあとどうなったか
863: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/15(金) 00:25:08.23 ID:Zl6pgE3l0
「なにもある筈がない……っあなたはこれを受け取らそうと俺を動揺させているだけだっ。俺よりマヤノトレにでも渡してくれ彼のが上手く活用するっ」
ブラトレ目覚ましを拒みブライアンの元に
ブラトレ目覚ましを拒みブライアンの元に
864: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/15(金) 00:33:22.16 ID:Wm+huaxc0
ブラトレ「なにもある筈がない……あなたはこれを受け取らそうと俺を動揺させているだけだ」
ブラトレ「目覚まし時計は俺よりマヤノトレにでも渡して下さい。彼の方がもっと上手く使えます」
秋川理事長「待てっ!」
ブラトレ「待ちません、ブライアンの所に行ってきます」
ガチャッ
秋川理事長「彼の方がうまく使えるのは当たり前だ。本来の世界での使い方も知っている」
秋川理事長「私が敵になろうともこの世界のルールは守らなければいけない。秩序があるから世界なのだ」
秋川理事長「私は望んでもいないのに神になってしまった。辻褄合わせも私の仕事ということだ」
ブラトレ「目覚まし時計は俺よりマヤノトレにでも渡して下さい。彼の方がもっと上手く使えます」
秋川理事長「待てっ!」
ブラトレ「待ちません、ブライアンの所に行ってきます」
ガチャッ
秋川理事長「彼の方がうまく使えるのは当たり前だ。本来の世界での使い方も知っている」
秋川理事長「私が敵になろうともこの世界のルールは守らなければいけない。秩序があるから世界なのだ」
秋川理事長「私は望んでもいないのに神になってしまった。辻褄合わせも私の仕事ということだ」
865: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/15(金) 00:36:48.34 ID:Wm+huaxc0
ブラトレ「キングが教えてくれた商店はこっちだ…」
ブラトレ「ブライアンもそこに行っているはず。買うものはリストを渡していたから把握している」
ブラトレ「時間を考えてもう買い物は終わりかけのはず…」
ブラトレ「いるとしたらこの辺り……どこだ…?」
ブラトレ「ブライアン!ここに俺はいるぞ!」
ブラトレ「おーいブライアン!」
下2 どうなっていたか
ブラトレ「ブライアンもそこに行っているはず。買うものはリストを渡していたから把握している」
ブラトレ「時間を考えてもう買い物は終わりかけのはず…」
ブラトレ「いるとしたらこの辺り……どこだ…?」
ブラトレ「ブライアン!ここに俺はいるぞ!」
ブラトレ「おーいブライアン!」
下2 どうなっていたか
867: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/15(金) 00:43:36.27 ID:H8NsgFAj0
ブラトレと長時間離れていたから発作を起こして座り込んでいた。もう少し遅かったら倒れていたかも知れない
868: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/15(金) 00:50:38.16 ID:Wm+huaxc0
ナリタブライアン「ブラ…トレ…………」
ブラトレ「そこに居たか!」
ナリタブライアン「ひっ………すまない……ひぃ……少し…体調が…」
ブラトレ「体調が悪くなったらすぐに言ってくれて良かったんだ…!」
ナリタブライアン「動けなくなって……なにも…できなくて……」
ブラトレ「……もう大丈夫だ。一緒に帰ろう」
ナリタブライアン「ありがとう……」
ブラトレ(まさか理事長はこのことを知っていたのか?もう少し遅くなっていたらブライアンはどうなっていたか…)
ブラトレ(やはり理事長は何もしていなかった。だが目覚ましを使わせる為にブライアンを手遅れにさせようとしたんだ)
ブラトレ(これが理事長のやり方なら文句は言いません。ブライアンだけは絶対に守ってみせます)
ブラトレ「そこに居たか!」
ナリタブライアン「ひっ………すまない……ひぃ……少し…体調が…」
ブラトレ「体調が悪くなったらすぐに言ってくれて良かったんだ…!」
ナリタブライアン「動けなくなって……なにも…できなくて……」
ブラトレ「……もう大丈夫だ。一緒に帰ろう」
ナリタブライアン「ありがとう……」
ブラトレ(まさか理事長はこのことを知っていたのか?もう少し遅くなっていたらブライアンはどうなっていたか…)
ブラトレ(やはり理事長は何もしていなかった。だが目覚ましを使わせる為にブライアンを手遅れにさせようとしたんだ)
ブラトレ(これが理事長のやり方なら文句は言いません。ブライアンだけは絶対に守ってみせます)
869: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/15(金) 00:56:42.12 ID:Wm+huaxc0
秋川理事長「…間に合ってしまったか」
秋川理事長「本来のシナリオならブライアンは座り込んだまま動けず熱中症になり、帰らぬ人となっていた」
秋川理事長「目覚ましを使わせる為にそのシナリオを用意してあったが無駄に終わったか」
秋川理事長「私はマヤノトレ一人が圧勝することは望んでいない。ブラトレ君は彼の対抗馬になれるはずだったが…」
秋川理事長「私の力(目覚まし時計)が無ければ不可能だ。ブラトレ君はその器では無かったということか」
秋川理事長「嘆かわしいが圧勝劇を見続けるしか無いようだ。公平の名の下に清く正しい勝負が見たかった」
秋川理事長「残念…誠に残念っ」
秋川理事長「本来のシナリオならブライアンは座り込んだまま動けず熱中症になり、帰らぬ人となっていた」
秋川理事長「目覚ましを使わせる為にそのシナリオを用意してあったが無駄に終わったか」
秋川理事長「私はマヤノトレ一人が圧勝することは望んでいない。ブラトレ君は彼の対抗馬になれるはずだったが…」
秋川理事長「私の力(目覚まし時計)が無ければ不可能だ。ブラトレ君はその器では無かったということか」
秋川理事長「嘆かわしいが圧勝劇を見続けるしか無いようだ。公平の名の下に清く正しい勝負が見たかった」
秋川理事長「残念…誠に残念っ」
879: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 18:41:17.94 ID:NAaUH/5tO
別荘、二階にて
ブラトレ「ウララのトレーニングはキングに任せておいた。なにかあれば俺に連絡が来るからブライアンは寝ていてくれ」
ナリタブライアン「……」ポロポロ
ブラトレ「泣く必要なんかない安心していてくれ」
ナリタブライアン「この涙は情け無さからきているんだ…」
ナリタブライアン「たった少し離れただけでこうもなるとは…私も落ちぶれる所まで落ちてしまった…」
ブラトレ「落ちぶれてなんかない、これからじゃないか。走らなくともブライアンという存在は変わらない」
ブラトレ「重く考える必要なんか無い。ブライアンがどうなっても俺が隣に居る」
ナリタブライアン「お前の迷惑になりたくない……」
ブラトレ「いつ迷惑だと言った?これから夜までブライアンと二人きりだなんて良いことじゃないか」
ブラトレ(ここまで落ち込んでしまったのなら無理に明るく振る舞う必要は無い。一緒に乗り越えていけるよう彼女を支えていこう)
下2 このあとどうなったか
ブラトレ「ウララのトレーニングはキングに任せておいた。なにかあれば俺に連絡が来るからブライアンは寝ていてくれ」
ナリタブライアン「……」ポロポロ
ブラトレ「泣く必要なんかない安心していてくれ」
ナリタブライアン「この涙は情け無さからきているんだ…」
ナリタブライアン「たった少し離れただけでこうもなるとは…私も落ちぶれる所まで落ちてしまった…」
ブラトレ「落ちぶれてなんかない、これからじゃないか。走らなくともブライアンという存在は変わらない」
ブラトレ「重く考える必要なんか無い。ブライアンがどうなっても俺が隣に居る」
ナリタブライアン「お前の迷惑になりたくない……」
ブラトレ「いつ迷惑だと言った?これから夜までブライアンと二人きりだなんて良いことじゃないか」
ブラトレ(ここまで落ち込んでしまったのなら無理に明るく振る舞う必要は無い。一緒に乗り越えていけるよう彼女を支えていこう)
下2 このあとどうなったか
881: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 18:53:54.47 ID:LYIfjaUz0
ブライアン、テレビを付けるとレース中継が最初は見るのを拒絶するが、走っているウマ娘にマヤノトップガンが。この前まで一緒に入院していた彼女がもうレースに出ていた事に驚きつつもその走りを見込んでしまう。
882: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 19:05:02.20 ID:gEDo6QW30
ブラトレ「気分転換にテレビでもつけるか、何か下らない番組でも見てリラックスしよう」
[さて今回のレースは…]
ナリタブライアン「ひぎっ…!!レースは……嫌…!!」
ブラトレ「すまんすぐ消す……いや、待て…走っているのはマヤノトップガンだ」
ナリタブライアン「なに…………?」
ブラトレ「ブライアンよりも状 は悪かったはずだ、それなのにもう復帰しているのか?」
[マヤノトップガン苦しいか!二番手との差が縮まっていく!]
ナリタブライアン「逃げている…マヤノトップガンが一着で走っている……」
[さて今回のレースは…]
ナリタブライアン「ひぎっ…!!レースは……嫌…!!」
ブラトレ「すまんすぐ消す……いや、待て…走っているのはマヤノトップガンだ」
ナリタブライアン「なに…………?」
ブラトレ「ブライアンよりも状 は悪かったはずだ、それなのにもう復帰しているのか?」
[マヤノトップガン苦しいか!二番手との差が縮まっていく!]
ナリタブライアン「逃げている…マヤノトップガンが一着で走っている……」
883: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 19:10:01.21 ID:gEDo6QW30
[見事レースを制したのはマヤノトップガン!なんとか逃げ切りました!!]
ブラトレ「明らかに本調子ではない走りだった、それでも勝てるというのか…」
ブラトレ「マヤノトレ……お前はどこまで…」
ナリタブライアン「退院してから短期間であの走り……」
ブラトレ「……結局最後まで見てしまった、気分は悪くないか?」
ナリタブライアン「ああ……」
ブラトレ「マヤノトレはウマ娘の心まで鍛えることができるのか…?なんという奴なんだ……」
ナリタブライアン「心の病気を言い訳にせず…あれだけの走りができるのか…」
下2 このあとどうなったか
ブラトレ「明らかに本調子ではない走りだった、それでも勝てるというのか…」
ブラトレ「マヤノトレ……お前はどこまで…」
ナリタブライアン「退院してから短期間であの走り……」
ブラトレ「……結局最後まで見てしまった、気分は悪くないか?」
ナリタブライアン「ああ……」
ブラトレ「マヤノトレはウマ娘の心まで鍛えることができるのか…?なんという奴なんだ……」
ナリタブライアン「心の病気を言い訳にせず…あれだけの走りができるのか…」
下2 このあとどうなったか
885: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 19:17:40.53 ID:PsIPzPcq0
ブライアンウララのトレーニングを見学する事に走るウララを見ていると心の奥底から闘争心と今までの情けない自分に怒りがフツフツと湧き上がってきた
886: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 19:28:30.26 ID:gEDo6QW30
砂浜にて
ハルウララ「ほんとに見てて平気なの?」
ブラトレ「危ないようだったら俺が部屋に連れて帰る」
キングヘイロー「大丈夫なんでしたらこのままウララさんのトレーニングを続けますわよ」
ナリタブライアン「トレーニングを見たいと言い出したのは私だ。自分の行動に責任は取る」
キングヘイロー「それじゃ…ウララさん次のメニューに行くわよ!」
ハルウララ「まっかせてーーー!」
ハルウララ「ほんとに見てて平気なの?」
ブラトレ「危ないようだったら俺が部屋に連れて帰る」
キングヘイロー「大丈夫なんでしたらこのままウララさんのトレーニングを続けますわよ」
ナリタブライアン「トレーニングを見たいと言い出したのは私だ。自分の行動に責任は取る」
キングヘイロー「それじゃ…ウララさん次のメニューに行くわよ!」
ハルウララ「まっかせてーーー!」
887: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 19:34:22.59 ID:gEDo6QW30
トレーニング中
ハルウララ「うらららら~~~!」
キングヘイロー「いいですわよその調子!」
ブラトレ「ウララはいつもより気合いが入ってるな」
ナリタブライアン「…情け無い。私は見ていることしかできないのか」
ブラトレ「今は見ているだけでも偉いんだぞ」
ナリタブライアン「この感情は…自分に対しての怒りだ。トレーニングを見ているだけで気分が悪くなる自分が許せない」
ブラトレ「気分が悪いのなら無理はするな」
ナリタブライアン「ブラトレ、例え私が吐いてもここから動かさないでくれ。これは私への罰なんだ」
下2 このあとどうなったか
ハルウララ「うらららら~~~!」
キングヘイロー「いいですわよその調子!」
ブラトレ「ウララはいつもより気合いが入ってるな」
ナリタブライアン「…情け無い。私は見ていることしかできないのか」
ブラトレ「今は見ているだけでも偉いんだぞ」
ナリタブライアン「この感情は…自分に対しての怒りだ。トレーニングを見ているだけで気分が悪くなる自分が許せない」
ブラトレ「気分が悪いのなら無理はするな」
ナリタブライアン「ブラトレ、例え私が吐いてもここから動かさないでくれ。これは私への罰なんだ」
下2 このあとどうなったか
888: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 19:43:25.34 ID:7beuqfsfO
過呼吸になり吐きそうだったので手を繋ぎ自分が側で支える意思を伝える
少し落ち着いた後2人で近くにある草原で気分転換しにいく
少し落ち着いた後2人で近くにある草原で気分転換しにいく
889: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 19:48:17.81 ID:LYIfjaUz0
>>888
+ブライアン、先程のマヤのレースを見て「トレーナー、マヤノトップガンは次何のレースに出る……?彼女が出場するレースに私も出るぞ!これは私の意思だ!」その目はかつての怪物の物だった。
+ブライアン、先程のマヤのレースを見て「トレーナー、マヤノトップガンは次何のレースに出る……?彼女が出場するレースに私も出るぞ!これは私の意思だ!」その目はかつての怪物の物だった。
890: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 20:01:38.91 ID:gEDo6QW30
トレーニング見学中
ナリタブライアン「ひ、ひ、ひ、ひぃ」
ブラトレ「大丈夫だ俺が支える。もし吐いても二回目だからなにも気にしないぞ」
ナリタブライアン「そう……か…前は…ゲロ女の…せいで……」
ブラトレ「理事長代理のせいだからブライアンは悪くない」
ナリタブライアン「ふう……ぅ……少し…楽になってきた…」
ブラトレ(顔色が若干戻ってきたか…?)
ナリタブライアン「ひ、ひ、ひ、ひぃ」
ブラトレ「大丈夫だ俺が支える。もし吐いても二回目だからなにも気にしないぞ」
ナリタブライアン「そう……か…前は…ゲロ女の…せいで……」
ブラトレ「理事長代理のせいだからブライアンは悪くない」
ナリタブライアン「ふう……ぅ……少し…楽になってきた…」
ブラトレ(顔色が若干戻ってきたか…?)
891: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 20:05:11.53 ID:gEDo6QW30
ナリタブライアン「ブラトレ…マヤノトップガンは次何のレースに出る……?」
ブラトレ「トレセン学園に戻れば調べられる」
ナリタブライアン「アイツが出るレースに…私も出る……」
ブラトレ「無理してないか?」
ナリタブライアン「しているさ…だがこれは私の意思だ……」
ナリタブライアン「ここで潰れるのは簡単だが……私はそんなことを望まない…」
ナリタブライアン「やってやる……やってやるぞ……」
ブラトレ(ブライアンの目がいつもの目に戻ってきている。怪物と呼ばれていたあの時のブライアンに…)
下2 このあとどうなったか
ブラトレ「トレセン学園に戻れば調べられる」
ナリタブライアン「アイツが出るレースに…私も出る……」
ブラトレ「無理してないか?」
ナリタブライアン「しているさ…だがこれは私の意思だ……」
ナリタブライアン「ここで潰れるのは簡単だが……私はそんなことを望まない…」
ナリタブライアン「やってやる……やってやるぞ……」
ブラトレ(ブライアンの目がいつもの目に戻ってきている。怪物と呼ばれていたあの時のブライアンに…)
下2 このあとどうなったか
892: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 20:20:41.20 ID:7beuqfsfO
ブライアンが突然後ろからじわじわウララを追いかけて抜き去りそのままかなり速度を出したまま長く走り続けた
自分の持久力に驚くブライアン
自分の持久力に驚くブライアン
893: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 20:25:14.87 ID:LRKYEIcH0
>>892+自分の目的やライバルはスズカやタキオンじゃないマヤノトップガンだった事を思い出すブライアン
894: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 20:33:56.58 ID:gEDo6QW30
平地にて
ハルウララ「ほんとに大丈夫なんだね?!」
ナリタブライアン「うぇ……っぐ……」
キングヘイロー「トレーナーさんやめておいた方が…」
ブラトレ「ウララが先行して走ってみてくれ。ブライアンは走れそうなら追いかけるんだ」
ナリタブライアン「……」コクリ
ハルウララ「無理しなくていいからね!絶対だよ!」タタタッ
ナリタブライアン「よ……し…」
キングヘイロー「ウララさんに随分と遅れましたがブライアンさんが走り始めました」
ブラトレ「大丈夫、大丈夫だ……」
ハルウララ「ほんとに大丈夫なんだね?!」
ナリタブライアン「うぇ……っぐ……」
キングヘイロー「トレーナーさんやめておいた方が…」
ブラトレ「ウララが先行して走ってみてくれ。ブライアンは走れそうなら追いかけるんだ」
ナリタブライアン「……」コクリ
ハルウララ「無理しなくていいからね!絶対だよ!」タタタッ
ナリタブライアン「よ……し…」
キングヘイロー「ウララさんに随分と遅れましたがブライアンさんが走り始めました」
ブラトレ「大丈夫、大丈夫だ……」
895: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 20:39:04.58 ID:gEDo6QW30
数十分後
ハルウララ「も……もう無理ぃ………」
ナリタブライアン「……」
キングヘイロー「ブライアンさんはまだ余裕の表情…凄いスタミナね」
ナリタブライアン(入院する前はこれだけ走れただろうか?)
ブラトレ(スタミナの因子はきちんと引き継がれているようだ…これならブライアンはまた走れる)
ナリタブライアン(三冠ウマ娘……私はそれだけを目標にしていたんだ。サイレンススズカやアグネスタキオンは関係ない)
ナリタブライアン(そもそもライバルはマヤノトップガンだった。あの二人のことを考えるのは無駄だ)
ナリタブライアン(私が立ち直るにはこれしかない。三冠ウマ娘とマヤノトップガンのことだけを考えて走る以外に方法は無い)
下2 このあとどうなったか
ハルウララ「も……もう無理ぃ………」
ナリタブライアン「……」
キングヘイロー「ブライアンさんはまだ余裕の表情…凄いスタミナね」
ナリタブライアン(入院する前はこれだけ走れただろうか?)
ブラトレ(スタミナの因子はきちんと引き継がれているようだ…これならブライアンはまた走れる)
ナリタブライアン(三冠ウマ娘……私はそれだけを目標にしていたんだ。サイレンススズカやアグネスタキオンは関係ない)
ナリタブライアン(そもそもライバルはマヤノトップガンだった。あの二人のことを考えるのは無駄だ)
ナリタブライアン(私が立ち直るにはこれしかない。三冠ウマ娘とマヤノトップガンのことだけを考えて走る以外に方法は無い)
下2 このあとどうなったか
897: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 20:54:14.55 ID:LYIfjaUz0
ブライアン、最強はサイレンススズカやアグネスタキオンでいいアイツらに勝つ必要はない自分の目的は三冠ウマ娘、そしてマヤノトップガンだけだ。とくだらないプライドは捨て吹っ切れるブライアン
898: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 21:14:59.51 ID:gEDo6QW30
別荘にて
ナリタブライアン「最強はサイレンススズカやアグネスタキオンでいい。アイツらに勝つ必要はない」
ナリタブライアン「私の目的は三冠ウマ娘、そしてマヤノトップガンだけだ」
キングヘイロー「プライドは捨てて目標だけを見るんですね」
ハルウララ「でもさぁブライアンちゃんの目標レースにスズカちゃんたちが走るってなったらどうする?」
ナリタブライアン「……」
ナリタブライアン「…………」
ナリタブライアン「げろっ」
ハルウララ「あああぁ!!ごめんブライアンちゃん!!」
ブラトレ「俺が処理しておくから心配するな」
ナリタブライアン「最強はサイレンススズカやアグネスタキオンでいい。アイツらに勝つ必要はない」
ナリタブライアン「私の目的は三冠ウマ娘、そしてマヤノトップガンだけだ」
キングヘイロー「プライドは捨てて目標だけを見るんですね」
ハルウララ「でもさぁブライアンちゃんの目標レースにスズカちゃんたちが走るってなったらどうする?」
ナリタブライアン「……」
ナリタブライアン「…………」
ナリタブライアン「げろっ」
ハルウララ「あああぁ!!ごめんブライアンちゃん!!」
ブラトレ「俺が処理しておくから心配するな」
899: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 21:18:46.59 ID:gEDo6QW30
キングヘイロー「走る気になったとしてもこのメンタルの弱さはなんとかしないといけないわね」
ナリタブライアン「……ぉぇっ」
ブラトレ「…すまん!ここはキング家の別荘だった!」
ハルウララ「私が余計なこと言っちゃったから…ほんとにごめんなさい!!」
キングヘイロー「綺麗にしてくれれば問題ありませんから」
ナリタブライアン「……すま…ん……まだ………げ…ぇ……」
ブラトレ「気持ちが固まったのは嬉しいがレースを走るのはまだ時間がかかるかもしれないな…」
下2 このあとどうなったか
ナリタブライアン「……ぉぇっ」
ブラトレ「…すまん!ここはキング家の別荘だった!」
ハルウララ「私が余計なこと言っちゃったから…ほんとにごめんなさい!!」
キングヘイロー「綺麗にしてくれれば問題ありませんから」
ナリタブライアン「……すま…ん……まだ………げ…ぇ……」
ブラトレ「気持ちが固まったのは嬉しいがレースを走るのはまだ時間がかかるかもしれないな…」
下2 このあとどうなったか
901: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 21:36:10.16 ID:LRKYEIcH0
次の日、自分が鬱病になったのはメンタルの弱さが原因だ!またサラダビュッフェに連れてくなりなんなりしてメンタルトレーニングをして欲しいと3人に頼む
902: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 21:49:36.35 ID:6SpwAbcVO
翌日
ナリタブライアン「私が鬱病になったのはメンタルの弱さが原因だ。ここにいる間にメンタルトレーニングをして欲しい」
ハルウララ「キングちゃんの所にいる間じゃないといけないの?」
ナリタブライアン「帰るまでの時間が惜しい。今のうちからやっておくことに損は無い」
キングヘイロー「またサラダビュッフェにでも連れて行く?」
ブラトレ「野菜嫌いはほとんど克服したようなものだからメンタルトレーニングにはならないな」
ハルウララ「私のトレーニングをずっと見てるのはどう?」
ナリタブライアン「ウララは楽しそうに走るからそこまで効果は無い」
ナリタブライアン「私が鬱病になったのはメンタルの弱さが原因だ。ここにいる間にメンタルトレーニングをして欲しい」
ハルウララ「キングちゃんの所にいる間じゃないといけないの?」
ナリタブライアン「帰るまでの時間が惜しい。今のうちからやっておくことに損は無い」
キングヘイロー「またサラダビュッフェにでも連れて行く?」
ブラトレ「野菜嫌いはほとんど克服したようなものだからメンタルトレーニングにはならないな」
ハルウララ「私のトレーニングをずっと見てるのはどう?」
ナリタブライアン「ウララは楽しそうに走るからそこまで効果は無い」
903: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 21:52:02.07 ID:ATOrnhARO
ハルウララ「突然ブン殴るとかは違うよね?」
ブラトレ「効果があったとしてもそれはやめてほしい…」
キングヘイロー「一つ思い付いたことはありますけど…私が嫌なのよ……!」
ブラトレ「ああ…」
ナリタブライアン「方法はなんでもいい、ウララの言う殴る方法でも構わない」
ハルウララ「本気なんだねブライアンちゃん…」
ナリタブライアン「鬱なんかに負けるつもりは無い。克服してレースに復帰してみせる」
下2 このあとどうなったか
ブラトレ「効果があったとしてもそれはやめてほしい…」
キングヘイロー「一つ思い付いたことはありますけど…私が嫌なのよ……!」
ブラトレ「ああ…」
ナリタブライアン「方法はなんでもいい、ウララの言う殴る方法でも構わない」
ハルウララ「本気なんだねブライアンちゃん…」
ナリタブライアン「鬱なんかに負けるつもりは無い。克服してレースに復帰してみせる」
下2 このあとどうなったか
904: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 22:03:39.42 ID:hcKQO/ap0
キング別荘のホームシアターで過去の名レース映像を見続ける(賢さトレーニングに似てる)。
ブライアンはこれで弱い心を闘争本能に転化させ、メンタル強化
ブライアンはこれで弱い心を闘争本能に転化させ、メンタル強化
905: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 22:15:30.58 ID:P2XmENim0
>>904
+マヤノの過去のレースも見て今後の研究を
+マヤノの過去のレースも見て今後の研究を
906: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 22:29:36.83 ID:QsPh7dJ/O
別荘にて
「ーーー」
ナリタブライアン「ふーーっ……ぅぐ……」
キングヘイロー「一旦消しますわよ」
ナリタブライアン「ありがとう……ぅぶっ…」
キングヘイロー「ホームシアターでレース映像を見続けるのは、いまのブライアンさんにとっては酷でしょうね」
ナリタブライアン「これで弱い心を…闘争本能に……」
キングヘイロー「マヤノさんが走るレースもあります。彼女への対策も同時に行えますわね」
ナリタブライアン「やってやる……耐えてみせる…」
「ーーー」
ナリタブライアン「ふーーっ……ぅぐ……」
キングヘイロー「一旦消しますわよ」
ナリタブライアン「ありがとう……ぅぶっ…」
キングヘイロー「ホームシアターでレース映像を見続けるのは、いまのブライアンさんにとっては酷でしょうね」
ナリタブライアン「これで弱い心を…闘争本能に……」
キングヘイロー「マヤノさんが走るレースもあります。彼女への対策も同時に行えますわね」
ナリタブライアン「やってやる……耐えてみせる…」
907: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 22:33:52.59 ID:wCpil4tBO
別室にて
ハルウララ「尻ぴょいは浮気じゃないんだって!」
ブラトレ「……」
ハルウララ「ブライアンちゃんの為なら私のお尻くらいどうってことないよ!」
ブラトレ「本当に必要か……?レースの映像を見るだけで十分じゃないのか…?」
ハルウララ「同じことをやろうとしてもトレセン学園に帰ってからじゃできないよ。この別荘にいるからできるんだよ!」
ブラトレ「直接見せるのはダメージが大きい…だから映像を撮ると言われても……」
ハルウララ「私とイチャイチャしてるところを見れば凄いメンタルトレーニングになるよ!」
ブラトレ「いいのか……?本当にいいんだろうか……」
下2 このあとどうなったか
ハルウララ「尻ぴょいは浮気じゃないんだって!」
ブラトレ「……」
ハルウララ「ブライアンちゃんの為なら私のお尻くらいどうってことないよ!」
ブラトレ「本当に必要か……?レースの映像を見るだけで十分じゃないのか…?」
ハルウララ「同じことをやろうとしてもトレセン学園に帰ってからじゃできないよ。この別荘にいるからできるんだよ!」
ブラトレ「直接見せるのはダメージが大きい…だから映像を撮ると言われても……」
ハルウララ「私とイチャイチャしてるところを見れば凄いメンタルトレーニングになるよ!」
ブラトレ「いいのか……?本当にいいんだろうか……」
下2 このあとどうなったか
909: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 22:42:04.60 ID:LYIfjaUz0
「やめよう、それはなんか違う気がする……浮気じゃないかも知れないがブライアンを……ウララをキングを三人同時に傷付けてしまいそうだ。メンタルトレーニングなのにメンタルを傷付けるのは違うと思うんだ」
ウララの誘いをやんわりと断るブラトレ
ウララの誘いをやんわりと断るブラトレ
910: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 22:55:30.81 ID:gv0QbOkXO
ブラトレ「……やめよう、それは違う」
ハルウララ「浮気じゃないんだよ?」
ブラトレ「浮気じゃないかも知れないがブライアンを……ウララ、キングを三人同時に傷付けてしまいそうだ」
ブラトレ「メンタルトレーニングなのに心を傷付けるのは違う」
ハルウララ「そっか……傷付けちゃいけないもんね」
ブラトレ「わかってくれたか?」
ハルウララ「うん!ブライアンちゃんを苦しませることなんかできないもん!」
ブラトレ「良かった…」
ハルウララ「でもねトレーナーさん、傷付かなかったらいいんだよね?」
ブラトレ「お、おう」
ハルウララ「だったらーー」
ハルウララ「浮気じゃないんだよ?」
ブラトレ「浮気じゃないかも知れないがブライアンを……ウララ、キングを三人同時に傷付けてしまいそうだ」
ブラトレ「メンタルトレーニングなのに心を傷付けるのは違う」
ハルウララ「そっか……傷付けちゃいけないもんね」
ブラトレ「わかってくれたか?」
ハルウララ「うん!ブライアンちゃんを苦しませることなんかできないもん!」
ブラトレ「良かった…」
ハルウララ「でもねトレーナーさん、傷付かなかったらいいんだよね?」
ブラトレ「お、おう」
ハルウララ「だったらーー」
911: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 22:58:07.65 ID:8OQ7WqePO
昼食
キングヘイロー「ブライアンさんのレース観戦は順調よ」
ナリタブライアン「少しずつ…マシになってきている」
ブラトレ「それは素晴らしいが無理はするんじゃないぞ」
ハルウララ「……あ、トレーナーさんの肩にゴミがついてる」
ナリタブライアン「どこだ……?」
ハルウララ「とってあげるね…あ、それから」
チュッ
ナリタブライアン「な……」
キングヘイロー「あびゃっ!!ウララしゃん?!」
ハルウララ「えへへへ…メンタルトレーニングだよブライアンちゃん!」
ナリタブライアン「ぐ、う…………」
ブラトレ「本当に良かったのか…?」
下2 このあとどうなったか
キングヘイロー「ブライアンさんのレース観戦は順調よ」
ナリタブライアン「少しずつ…マシになってきている」
ブラトレ「それは素晴らしいが無理はするんじゃないぞ」
ハルウララ「……あ、トレーナーさんの肩にゴミがついてる」
ナリタブライアン「どこだ……?」
ハルウララ「とってあげるね…あ、それから」
チュッ
ナリタブライアン「な……」
キングヘイロー「あびゃっ!!ウララしゃん?!」
ハルウララ「えへへへ…メンタルトレーニングだよブライアンちゃん!」
ナリタブライアン「ぐ、う…………」
ブラトレ「本当に良かったのか…?」
下2 このあとどうなったか
912: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 23:04:16.19 ID:hnHyPISTo
キングの方に大ダメージ
血の涙を流さんばかりに別の方法を……とうめく
血の涙を流さんばかりに別の方法を……とうめく
913: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 23:07:56.60 ID:P2XmENim0
>>912
+マヤノだって好きな男に色んな女が群がっていたアイツはそれに耐えれなくて入院した、だったら私はそれに耐える。続けろ!なんならキングも入れ!
キングちゃん、「え?続けるの?」とお口あんぐり
+マヤノだって好きな男に色んな女が群がっていたアイツはそれに耐えれなくて入院した、だったら私はそれに耐える。続けろ!なんならキングも入れ!
キングちゃん、「え?続けるの?」とお口あんぐり
914: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 23:22:32.51 ID:ZlKIhmBF0
キングヘイロー「どうか……別の方法を……!」プルプル
ブラトレ「キングへのダメージが深刻だな…」
ナリタブライアン「マヤノトップガンは好きな男に色んな女が群がっていたことが耐えれなくて入院した」
ナリタブライアン「なら私はそれに耐える、続けろ!」
キングヘイロー「続けるのぉ?!」
ナリタブライアン「なんならお前もハルウララの真似をしろ」
ハルウララ「いまトレーナーさんとキスしたら私と間接キスだよ!」
キングヘイロー「キス……ウララさんとキス………」
ブラトレ「いいのかブライアン……?」
ナリタブライアン「……耐えてみせる」
ブラトレ「キングへのダメージが深刻だな…」
ナリタブライアン「マヤノトップガンは好きな男に色んな女が群がっていたことが耐えれなくて入院した」
ナリタブライアン「なら私はそれに耐える、続けろ!」
キングヘイロー「続けるのぉ?!」
ナリタブライアン「なんならお前もハルウララの真似をしろ」
ハルウララ「いまトレーナーさんとキスしたら私と間接キスだよ!」
キングヘイロー「キス……ウララさんとキス………」
ブラトレ「いいのかブライアン……?」
ナリタブライアン「……耐えてみせる」
915: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 23:26:24.94 ID:ZlKIhmBF0
夜、風呂にて
ハルウララ「五回もキスしちゃった!」
キングヘイロー「私も……ウララさんと間接……」
ブラトレ「どうしてこうなっているんだ」
ナリタブライアン「メンタルトレーニングだ……ふぅ…」
ハルウララ「それもあるけどキングちゃんを手伝ってくれるのは嬉しいよ!」
キングヘイロー「一人で洗うのは大変だからトレーナーさんが居ると心強いわね」
ブラトレ「ウララがいればそれでいいだろう?」
ハルウララ「せっかくなんだし裸の付き合いだよ!」
ナリタブライアン「お前は平気なのか……」
キングヘイロー「ウララさんの裸が見れるのでプラマイゼロなの。ああウララさん……」
下2 このあとどうなったか
ハルウララ「五回もキスしちゃった!」
キングヘイロー「私も……ウララさんと間接……」
ブラトレ「どうしてこうなっているんだ」
ナリタブライアン「メンタルトレーニングだ……ふぅ…」
ハルウララ「それもあるけどキングちゃんを手伝ってくれるのは嬉しいよ!」
キングヘイロー「一人で洗うのは大変だからトレーナーさんが居ると心強いわね」
ブラトレ「ウララがいればそれでいいだろう?」
ハルウララ「せっかくなんだし裸の付き合いだよ!」
ナリタブライアン「お前は平気なのか……」
キングヘイロー「ウララさんの裸が見れるのでプラマイゼロなの。ああウララさん……」
下2 このあとどうなったか
917: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 23:45:25.64 ID:sn0ugYU20
その後、4人で同じベッドで就寝する事に夜中ブライアンは後一押し、ひと押しあれば復帰できそうなんだがそれが分からない
918: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/16(土) 23:57:13.74 ID:ZlKIhmBF0
ナリタブライアン「キング…お前はブラトレを誘惑しているのか……?」
キングヘイロー「ウララさんの裸は私だけのものなの!」
ハルウララ「キングちゃんのが全部見えちゃってるよ!」
キングヘイロー「これくらいどうってことないわ!」
ナリタブライアン「……生えかけなのか」
キングヘイロー「怪我のせいで剃れてないだけよ!」
ハルウララ「ブライアンちゃんは剃ってないんだね」
ナリタブライアン「普通は剃るのか…?」
キングヘイロー「私たちが剃ってるのは例のアレです」
ハルウララ「ミホノブルボンちゃんのさ……」
ナリタブライアン「アレか………」
キングヘイロー「ウララさんの裸は私だけのものなの!」
ハルウララ「キングちゃんのが全部見えちゃってるよ!」
キングヘイロー「これくらいどうってことないわ!」
ナリタブライアン「……生えかけなのか」
キングヘイロー「怪我のせいで剃れてないだけよ!」
ハルウララ「ブライアンちゃんは剃ってないんだね」
ナリタブライアン「普通は剃るのか…?」
キングヘイロー「私たちが剃ってるのは例のアレです」
ハルウララ「ミホノブルボンちゃんのさ……」
ナリタブライアン「アレか………」
919: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/17(日) 00:00:36.34 ID:OGsFBhGo0
ハルウララ「せっかくG1を勝ったのに…勝負服から……ね…」
キングヘイロー「股間部分が競泳水着のようになってますから…うっかり処理を忘れると悲惨なことになります」
ナリタブライアン「その話しで持ちきりになっていた頃はそれどころじゃなかった」
ハルウララ「トレーナーさんは剃ってる方が好き?」
ブラトレ「俺に振らないでくれ!耐えるのに必死なんだ!!」
キングヘイロー「こんなトレーナーさん初めて見ました…」
ナリタブライアン「……」
キングヘイロー「股間部分が競泳水着のようになってますから…うっかり処理を忘れると悲惨なことになります」
ナリタブライアン「その話しで持ちきりになっていた頃はそれどころじゃなかった」
ハルウララ「トレーナーさんは剃ってる方が好き?」
ブラトレ「俺に振らないでくれ!耐えるのに必死なんだ!!」
キングヘイロー「こんなトレーナーさん初めて見ました…」
ナリタブライアン「……」
920: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/17(日) 00:03:37.62 ID:OGsFBhGo0
夜、一階寝室にて
ハルウララ「この部屋なら広いから四人で寝られるね!」
キングヘイロー「まさか寝られると思わなかったわ」
ナリタブライアン「……」
ブラトレ「どうした?」
ナリタブライアン「あと一押し、もう一押しあれば復帰できそうなんだ……」
ハルウララ「すごーい!もう復帰できるんだね!」
ナリタブライアン「いや…それがそれが分からないんだ……最後…なにが必要なのか…」
キングヘイロー「そういうものは自分じゃわからないものよね」
ブラトレ「あと一押しか……」
下2 このあとどうなったか
ハルウララ「この部屋なら広いから四人で寝られるね!」
キングヘイロー「まさか寝られると思わなかったわ」
ナリタブライアン「……」
ブラトレ「どうした?」
ナリタブライアン「あと一押し、もう一押しあれば復帰できそうなんだ……」
ハルウララ「すごーい!もう復帰できるんだね!」
ナリタブライアン「いや…それがそれが分からないんだ……最後…なにが必要なのか…」
キングヘイロー「そういうものは自分じゃわからないものよね」
ブラトレ「あと一押しか……」
下2 このあとどうなったか
922: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/17(日) 00:27:49.49 ID:GnIEnyV90
マヤノや歴戦の強者達のレースを見て、闘争心は最高に燃えているはずなのに……もしかして姉貴に聞いたら分かるのでは?と頭が過るブライアン
923: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/17(日) 00:37:05.65 ID:OGsFBhGo0
ナリタブライアン(マヤノトップガンや歴戦の強者達のレースを見て闘争心は最高に燃えているはず…)
ナリタブライアン(姉貴に聞けばわかるのかもしれない。一度は引退を考えていたことは知っている)
ナリタブライアン(姉貴は一人で立ち上がったのか?それとも何かがあったのか知りたい)
ナリタブライアン「ブラトレ、明日トレセン学園の合宿先に行く」
ブラトレ「なにを…しに行くんだ?」
ナリタブライアン「姉貴と話してくる。この疑問の答えを教えてくれるかもしれない」
ブラトレ「なら俺も行くぞブライアンを一人でなんか行かせない」
ハルウララ「こっちのことは気にしなくていいからね!」
キングヘイロー「ブライアンさんが答えを見つけられるよう祈ってます」
ナリタブライアン(姉貴に聞けばわかるのかもしれない。一度は引退を考えていたことは知っている)
ナリタブライアン(姉貴は一人で立ち上がったのか?それとも何かがあったのか知りたい)
ナリタブライアン「ブラトレ、明日トレセン学園の合宿先に行く」
ブラトレ「なにを…しに行くんだ?」
ナリタブライアン「姉貴と話してくる。この疑問の答えを教えてくれるかもしれない」
ブラトレ「なら俺も行くぞブライアンを一人でなんか行かせない」
ハルウララ「こっちのことは気にしなくていいからね!」
キングヘイロー「ブライアンさんが答えを見つけられるよう祈ってます」
926: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/18(月) 19:06:53.81 ID:HRYQlx6W0
合宿所にて
ビワハヤヒデ「以前と比べて顔色が随分良くなったな」
ナリタブライアン「姉貴に教えて欲しいことがある」
ビワハヤヒデ「そう焦るなブライアンの聞きたいことはわかっている」
ビワハヤヒデ「私はまだこうやって現役にしがみついている。一度は引退しようと決意したのにだ」
ビワハヤヒデ「ブライアンも本気で走ることを止めようとしたんだろう?彼の家庭に入るつもりだったんだろう?」
ナリタブライアン「……」
ビワハヤヒデ「姉だからわかることがある。全てを言わずともブライアンが欲しがっているものもわかる」
ビワハヤヒデ「以前と比べて顔色が随分良くなったな」
ナリタブライアン「姉貴に教えて欲しいことがある」
ビワハヤヒデ「そう焦るなブライアンの聞きたいことはわかっている」
ビワハヤヒデ「私はまだこうやって現役にしがみついている。一度は引退しようと決意したのにだ」
ビワハヤヒデ「ブライアンも本気で走ることを止めようとしたんだろう?彼の家庭に入るつもりだったんだろう?」
ナリタブライアン「……」
ビワハヤヒデ「姉だからわかることがある。全てを言わずともブライアンが欲しがっているものもわかる」
927: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/18(月) 19:09:20.18 ID:HRYQlx6W0
ビワハヤヒデ「トレーナーは連れて来ているな?」
ナリタブライアン「ああ」
ビワハヤヒデ「ならブライアンにはこれから行われる特別レースに出てもらう」
ナリタブライアン「……」
ビワハヤヒデ「私は長距離を走るがブライアンはどうする?」
ナリタブライアン「…長距離だ」
ビワハヤヒデ「初めに言っておくが私に勝つ必要は無い。その走りを私に見せてくれ」
ビワハヤヒデ「その走りの内容によってブライアンが欲しがっている答え…それを教えてやろう」
下2 このあとどうなったか
ナリタブライアン「ああ」
ビワハヤヒデ「ならブライアンにはこれから行われる特別レースに出てもらう」
ナリタブライアン「……」
ビワハヤヒデ「私は長距離を走るがブライアンはどうする?」
ナリタブライアン「…長距離だ」
ビワハヤヒデ「初めに言っておくが私に勝つ必要は無い。その走りを私に見せてくれ」
ビワハヤヒデ「その走りの内容によってブライアンが欲しがっている答え…それを教えてやろう」
下2 このあとどうなったか
929: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/18(月) 19:30:52.42 ID:hY9RJAmb0
長距離レースにはオペラオー、ライスシャワー、マックイーン、ハミ毛のブルボン、スペシャルウィークなどが出場するようで。強豪メンツでブライアンレースに対しての恐怖と闘争心で震える
930: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/18(月) 19:43:57.31 ID:HRYQlx6W0
ビワハヤヒデ「出場するのはテイエムオペラオー、ライスシャワー、メジロマックイーン、ミホノブルボン、スペシャルウィーク」
ナリタブライアン「……ぐ…ぎ…」
ビワハヤヒデ「震えているのか」
ナリタブライアン「怖い……怖い怖い怖いぃぃ…!」
ビワハヤヒデ「……まだ早いんじゃないのか」
ナリタブライアン「今日じゃないと意味が無い……!」
ビワハヤヒデ「私はこれ以上止めることはしないぞ」
ナリタブライアン「ぃ…………っ」ガタガタ
ナリタブライアン「……ぐ…ぎ…」
ビワハヤヒデ「震えているのか」
ナリタブライアン「怖い……怖い怖い怖いぃぃ…!」
ビワハヤヒデ「……まだ早いんじゃないのか」
ナリタブライアン「今日じゃないと意味が無い……!」
ビワハヤヒデ「私はこれ以上止めることはしないぞ」
ナリタブライアン「ぃ…………っ」ガタガタ
931: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/18(月) 19:52:09.57 ID:HRYQlx6W0
ブラトレ「無理はしなくていい…いやしないでくれブライアン」
ビワハヤヒデ「甘い言葉をかければ良いということでは無い」
ブラトレ「ブライアンとは担当を超えた関係なんだ。必要以上に傷付くところは見たくない」
ナリタブライアン「……ひっ…ひっ……」
ブラトレ「やめておこうブライアン」
ナリタブライアン「や……る…ここで走らなければ…意味が無いんだ……」
ビワハヤヒデ「レースは見れるのか?」
ナリタブライアン「見ない……見たくない………」
ビワハヤヒデ「長距離のレースが始まるまでそこで休んでいればいい。そこならレースの様子は見えない」
下2 このあとどうなったか
ビワハヤヒデ「甘い言葉をかければ良いということでは無い」
ブラトレ「ブライアンとは担当を超えた関係なんだ。必要以上に傷付くところは見たくない」
ナリタブライアン「……ひっ…ひっ……」
ブラトレ「やめておこうブライアン」
ナリタブライアン「や……る…ここで走らなければ…意味が無いんだ……」
ビワハヤヒデ「レースは見れるのか?」
ナリタブライアン「見ない……見たくない………」
ビワハヤヒデ「長距離のレースが始まるまでそこで休んでいればいい。そこならレースの様子は見えない」
下2 このあとどうなったか
933: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/18(月) 20:02:50.26 ID:6ImpStbt0
ブライアンが休憩中にマヤノトレとマヤノトップガンがレースを見に来た。
ブライアンがマヤノに「何故、退院したばかりなのに走れる?」と質問すると「トレーナーちゃんの事、トレーナーちゃんのトレーニングが好きだから、何より走るのが好きだから」と答える。その言葉にブライアンの心の底が燃え上がってくる
ブライアンがマヤノに「何故、退院したばかりなのに走れる?」と質問すると「トレーナーちゃんの事、トレーナーちゃんのトレーニングが好きだから、何より走るのが好きだから」と答える。その言葉にブライアンの心の底が燃え上がってくる
934: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/18(月) 20:12:28.78 ID:HRYQlx6W0
プレハブにて
ナリタブライアン「……お前が隣に居てくれれば落ち着ける」
ブラトレ「レースでは一人で走るんだぞ、本当に平気か?」
ナリタブライアン「これを乗り越えられないなら私はもう二度と走れない…」
コンコン
マヤノトップガン「こんにちはーー!マヤだよ~!」
マヤノトレ「ここに居ると聞いた…」
ブラトレ「どうして合宿所に来たんだ?」
マヤノトレ「ちょっとした野暮用だ…」
ナリタブライアン「……お前が隣に居てくれれば落ち着ける」
ブラトレ「レースでは一人で走るんだぞ、本当に平気か?」
ナリタブライアン「これを乗り越えられないなら私はもう二度と走れない…」
コンコン
マヤノトップガン「こんにちはーー!マヤだよ~!」
マヤノトレ「ここに居ると聞いた…」
ブラトレ「どうして合宿所に来たんだ?」
マヤノトレ「ちょっとした野暮用だ…」
935: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/18(月) 20:17:38.52 ID:HRYQlx6W0
ナリタブライアン「おい…何故、退院したばかりなのに走れる?」
マヤノトップガン「トレーナーちゃんの事、トレーナーちゃんのトレーニングが好きだから、何より走るのが好きだから!」
ナリタブライアン「走ることが好き……そんな気持ちになれない…」
マヤノトップガン「ブラトレさんのこと好きじゃないの?」
ナリタブライアン「好き……大好きなんだ…」
マヤノトップガン「その気持ちに応える為に走ればいいんだよ!」
ナリタブライアン「この気持ちを……走ることに…」
ナリタブライアン「こんな私を見捨てずに…面倒を見てくれているブラトレ…それに応える……」
ナリタブライアン「ん……んん…ぅ……ぐ……」
ナリタブライアン「こんな所で……終われないんだ…」
下2 このあとどうなったか
マヤノトップガン「トレーナーちゃんの事、トレーナーちゃんのトレーニングが好きだから、何より走るのが好きだから!」
ナリタブライアン「走ることが好き……そんな気持ちになれない…」
マヤノトップガン「ブラトレさんのこと好きじゃないの?」
ナリタブライアン「好き……大好きなんだ…」
マヤノトップガン「その気持ちに応える為に走ればいいんだよ!」
ナリタブライアン「この気持ちを……走ることに…」
ナリタブライアン「こんな私を見捨てずに…面倒を見てくれているブラトレ…それに応える……」
ナリタブライアン「ん……んん…ぅ……ぐ……」
ナリタブライアン「こんな所で……終われないんだ…」
下2 このあとどうなったか
937: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/18(月) 20:41:31.83 ID:n9Y29NYp0
長距離レースが遂に始まる、トップは逃げのブルボン。見に来てたゴルシトレの「ハミ毛が一番か〜」という言葉で怒りでスピードが上がる。例の事件以降ブルボンゴルトレを共演NGにしてるくらい毛嫌いしていた
938: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/18(月) 20:47:51.06 ID:HRYQlx6W0
レーススタート
ゴルシトレ「おっ、長距離だってのに逃げてる奴がいるのか」
ゴルシトレ「そんな物好きは誰だ……お?ハミ毛じゃん」
ミホノブルボン「ステータス激怒、殺意を確認」
ゴルシトレ「なんだアイツ走ってんのに聞こえてんのか?」
ミホノブルボン「あの男だけは絶対に許せません」
ゴルシトレ「思いっきりこっち見ながら何か言ってやがるな。すまんなパエリア、ハミ毛を本気にさせたっぽいわ」
ライスシャワー「ブルボンさんのペースが速い!これじゃ追いつかない…!」
ゴルシトレ「おっ、長距離だってのに逃げてる奴がいるのか」
ゴルシトレ「そんな物好きは誰だ……お?ハミ毛じゃん」
ミホノブルボン「ステータス激怒、殺意を確認」
ゴルシトレ「なんだアイツ走ってんのに聞こえてんのか?」
ミホノブルボン「あの男だけは絶対に許せません」
ゴルシトレ「思いっきりこっち見ながら何か言ってやがるな。すまんなパエリア、ハミ毛を本気にさせたっぽいわ」
ライスシャワー「ブルボンさんのペースが速い!これじゃ追いつかない…!」
939: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/18(月) 20:53:23.70 ID:HRYQlx6W0
スペトレ「あんたねぇいい加減ブルボンのこと改めなさいよ」
ゴルシトレ「ハミ毛のことか?」
スペトレ「あの子の醜 が何万人に見られてから精神を病んで…復帰したと思ったら貴方がそんなあだ名で呼ぶだなんて」
ゴルシトレ「処理してないアイツが悪いだろ」
スペトレ「貴方にはデリカシーが無いの?」
ゴルシトレ「なんだそりゃ新手のパソコンか?」
スペトレ「……いつか酷い目に遭うわよ」
ゴルシトレ「そんなこと言ってるうちはいつかなんて来ないんだよ」
ゴルシトレ「ハミ毛のことか?」
スペトレ「あの子の醜 が何万人に見られてから精神を病んで…復帰したと思ったら貴方がそんなあだ名で呼ぶだなんて」
ゴルシトレ「処理してないアイツが悪いだろ」
スペトレ「貴方にはデリカシーが無いの?」
ゴルシトレ「なんだそりゃ新手のパソコンか?」
スペトレ「……いつか酷い目に遭うわよ」
ゴルシトレ「そんなこと言ってるうちはいつかなんて来ないんだよ」
940: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/18(月) 20:55:57.24 ID:HRYQlx6W0
ゴルシトレ「ーーで、最下位走ってるあのチビは誰だ?」
スペトレ「あれは…」
ナリタブライアン「……げ………っ…」
ゴルシトレ「ナリタブライアン?あいつ合宿来てなかったよな?」
スペトレ「レースにだけ参加しに来たんじゃない。マヤノトレもさっき見たわよ」
ゴルシトレ「わざわざ参加しておいて最下位は笑えないぞ。あーあ、ブラトレはなにやってんだ」
スペトレ「様子はおかしいけどちゃんとは走ってるらみたいね」
下2 このあとどうなったか
スペトレ「あれは…」
ナリタブライアン「……げ………っ…」
ゴルシトレ「ナリタブライアン?あいつ合宿来てなかったよな?」
スペトレ「レースにだけ参加しに来たんじゃない。マヤノトレもさっき見たわよ」
ゴルシトレ「わざわざ参加しておいて最下位は笑えないぞ。あーあ、ブラトレはなにやってんだ」
スペトレ「様子はおかしいけどちゃんとは走ってるらみたいね」
下2 このあとどうなったか
942: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/18(月) 21:11:01.24 ID:hY9RJAmb0
ブライアン、諦めかけた時ブラトレ、ウララ、キング、ハヤヒデそしてマヤノトップガンの顔が過り…そして因子伝承したもう一人のブライアンの「走れ、ナリタブライアン」という声が聞こえる。ブライアン火が付き走る。驚異の持久力にハヤヒデ、スペ(水着)達が驚く
943: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/18(月) 21:19:23.62 ID:HRYQlx6W0
ナリタブライアン(ダメだ……怖い…気持ち悪い…吐きそうだ……)
ナリタブライアン(もう走る必要なんか無いんじゃないか…ブラトレもそう言っていた…)
ナリタブライアン(これ以上苦しむことは……)
[ブライアン]
ナリタブライアン(ブラトレ……)
[ブライアンちゃん頑張って!]
[ブライアンさん]
ナリタブライアン(ウララ、キング……)
[その調子だブライアン]
[マヤは負けないよ!]
ナリタブライアン(姉貴、マヤノトップガンの顔が浮かんでくる…)
ナリタブライアン(もう走る必要なんか無いんじゃないか…ブラトレもそう言っていた…)
ナリタブライアン(これ以上苦しむことは……)
[ブライアン]
ナリタブライアン(ブラトレ……)
[ブライアンちゃん頑張って!]
[ブライアンさん]
ナリタブライアン(ウララ、キング……)
[その調子だブライアン]
[マヤは負けないよ!]
ナリタブライアン(姉貴、マヤノトップガンの顔が浮かんでくる…)
944: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/18(月) 21:27:18.21 ID:HRYQlx6W0
[情け無い姿を見せるな]
ナリタブライアン(本来の…本当の私……)
[走れ、ナリタブライアン]
ナリタブライアン「走る……走るさ。私は…ナリタブライアンなんだ」
ナリタブライアン「このままペースを上げていけば間に合う。一位に追いつけなくとも私の走りはできる」
ナリタブライアン「ブラトレに私の走りを見せるんだ…見ていてくれ」
ナリタブライアン(本来の…本当の私……)
[走れ、ナリタブライアン]
ナリタブライアン「走る……走るさ。私は…ナリタブライアンなんだ」
ナリタブライアン「このままペースを上げていけば間に合う。一位に追いつけなくとも私の走りはできる」
ナリタブライアン「ブラトレに私の走りを見せるんだ…見ていてくれ」
945: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/18(月) 21:33:17.09 ID:HRYQlx6W0
ゴルシトレ「長距離って長いんだよな、全員ペース抑えるから展開もイマイチだし」
スペトレ「……ブライアンの走り…」
ゴルシトレ「鬱野郎か?そういやいつの間にか最下位じゃ無ぇ」
スペトレ「二周目、何秒?」
ゴルシトレ「測ってねぇよ」
スペトレ「あの子……こんなスタミナを持っていたの?」
ゴルシトレ「長距離はスタミナがありゃ勝てるレースだからな…ゲッ、鬱野郎うちの米の後ろじゃねぇか」
スペトレ「……ブライアンの走り…」
ゴルシトレ「鬱野郎か?そういやいつの間にか最下位じゃ無ぇ」
スペトレ「二周目、何秒?」
ゴルシトレ「測ってねぇよ」
スペトレ「あの子……こんなスタミナを持っていたの?」
ゴルシトレ「長距離はスタミナがありゃ勝てるレースだからな…ゲッ、鬱野郎うちの米の後ろじゃねぇか」
946: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/18(月) 21:36:56.47 ID:HRYQlx6W0
ビワハヤヒデ「あんなペースで三周目も走れるのか?」
スペシャルウィーク「わざわざ水着で走ってるのに抜かされるなんて!」
ナリタブライアン「勝つ為じゃない……ブラトレの為に…」
ビワハヤヒデ「ふ……心配は無意味ということか」
ミホノブルボン「ぜぇ……ぜぇ……」
ライスシャワー「ブルボンちゃんが疲れてきてるからチャンス!」
ナリタブライアン「残り一周もこのペースで走れる……見ていてくれブラトレ」
下2 このあとどうなったか
スペシャルウィーク「わざわざ水着で走ってるのに抜かされるなんて!」
ナリタブライアン「勝つ為じゃない……ブラトレの為に…」
ビワハヤヒデ「ふ……心配は無意味ということか」
ミホノブルボン「ぜぇ……ぜぇ……」
ライスシャワー「ブルボンちゃんが疲れてきてるからチャンス!」
ナリタブライアン「残り一周もこのペースで走れる……見ていてくれブラトレ」
下2 このあとどうなったか
947: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/18(月) 21:46:41.58 ID:5qEETzE2O
ナリタブライアン、徐々に走ることを楽しみ始める。
速さの向こう側に行く
速さの向こう側に行く
948: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/18(月) 21:51:17.87 ID:n9Y29NYp0
>>947+オペラオーが調子をやっと取り戻したようだね!我がライバル!とスペも負けません!とブライアンに並ぶ
949: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/18(月) 21:59:07.32 ID:HRYQlx6W0
テイエムオペラオー「やっと調子を取り戻したようだね!」
スペシャルウィーク「簡単には負けません!」
ライスシャワー「ブライアンさん凄い…!復帰戦のはずなのにこんなに走れるなんて!」
ナリタブライアン「……」ぶつぶつ
スペシャルウィーク「これって……」
ライスシャワー「速さの向こう側……」
テイエムオペラオー「さすがは僕のライバルだ!」
スペシャルウィーク「簡単には負けません!」
ライスシャワー「ブライアンさん凄い…!復帰戦のはずなのにこんなに走れるなんて!」
ナリタブライアン「……」ぶつぶつ
スペシャルウィーク「これって……」
ライスシャワー「速さの向こう側……」
テイエムオペラオー「さすがは僕のライバルだ!」
950: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/18(月) 22:03:13.15 ID:HRYQlx6W0
ナリタブライアン(最初は走るだけで楽しかったんだ。久しくこんな気持ちは忘れていた)
ナリタブライアン(勝利に拘りプライドが邪魔をして精神を病んだ。走る以外に余計なことを考え過ぎていた)
ナリタブライアン(私には仲間もトレーナーもいる。一人で走っているんじゃないんだ)
ナリタブライアン(辛くなったら仲間を頼ればいい。楽しくなくなったら走ることを止めてもいいんだ)
ナリタブライアン(私はこんなことを忘れていたのか。こんなことに気付けなかったのか)
ナリタブライアン(走ることを、レースを楽しむことが何よりも大切だ。それを忘れてしまったらー)
ナリタブライアン(勝利に拘りプライドが邪魔をして精神を病んだ。走る以外に余計なことを考え過ぎていた)
ナリタブライアン(私には仲間もトレーナーもいる。一人で走っているんじゃないんだ)
ナリタブライアン(辛くなったら仲間を頼ればいい。楽しくなくなったら走ることを止めてもいいんだ)
ナリタブライアン(私はこんなことを忘れていたのか。こんなことに気付けなかったのか)
ナリタブライアン(走ることを、レースを楽しむことが何よりも大切だ。それを忘れてしまったらー)
951: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/18(月) 22:09:24.91 ID:HRYQlx6W0
ビワハヤヒデ「あれだけの走りをしたということは答えを見つけたようだな」
ビワハヤヒデ「私はウイニングチケットとナリタタイシンに教えてもらった。あの二人と走ることはなによりも楽しかった」
ビワハヤヒデ「レースを、走ることを楽しめなければそこまでだ。日々のトレーニングも意味が無い」
ビワハヤヒデ「引退するということは、もう二度走れなくなること。二人はこの事実に気付かせてくれた」
ビワハヤヒデ「引退してしまえばレース場で走ることは不可能になる。単純だがこの事実に気付けないウマ娘は多い」
ビワハヤヒデ「ブライアン、いいトレーナーと仲間に出会えたようだな」
ビワハヤヒデ「ふ……ブラトレ君は私の義理の弟か?今のうちに色々なパターンを想像しておこう」
下2 このあとどうなったか
ビワハヤヒデ「私はウイニングチケットとナリタタイシンに教えてもらった。あの二人と走ることはなによりも楽しかった」
ビワハヤヒデ「レースを、走ることを楽しめなければそこまでだ。日々のトレーニングも意味が無い」
ビワハヤヒデ「引退するということは、もう二度走れなくなること。二人はこの事実に気付かせてくれた」
ビワハヤヒデ「引退してしまえばレース場で走ることは不可能になる。単純だがこの事実に気付けないウマ娘は多い」
ビワハヤヒデ「ブライアン、いいトレーナーと仲間に出会えたようだな」
ビワハヤヒデ「ふ……ブラトレ君は私の義理の弟か?今のうちに色々なパターンを想像しておこう」
下2 このあとどうなったか
953: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/18(月) 22:26:10.57 ID:QPvdyx7R0
テイエムオペラオー、スペシャルウィークも負けじと速さの向こう側に似たものを発動しブライアンと3人並ぶ。その光景を見たマヤトレが「あの三人とオグリキャップはスズカに対抗出来る」と感心
954: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/18(月) 22:33:02.99 ID:HRYQlx6W0
マヤノトレ「素晴らしいレースでした…」
秋川理事長「皮肉か?」
マヤノトレ「テイエムオペラオー…スペシャルウィーク…ナリタブライアン…それとオグリキャップ…」
マヤノトレ「この四人なら…スズカに対抗出来ます…」
秋川理事長「勝てるとは言えないだろう」
マヤノトレ「圧勝劇は…無くなります…」
秋川理事長「私が望んでいるのは正々堂々とした勝負だ!バランスが崩れたままのレースは公平ではない!」
マヤノトレ「これまでにも七冠ウマ娘などが…存在しました…」
秋川理事長「四連続でレコードはやり過ぎだ!」
マヤノトレ「それは理事長の意見です…観客は盛り上がっているようですよ…」
秋川理事長「皮肉か?」
マヤノトレ「テイエムオペラオー…スペシャルウィーク…ナリタブライアン…それとオグリキャップ…」
マヤノトレ「この四人なら…スズカに対抗出来ます…」
秋川理事長「勝てるとは言えないだろう」
マヤノトレ「圧勝劇は…無くなります…」
秋川理事長「私が望んでいるのは正々堂々とした勝負だ!バランスが崩れたままのレースは公平ではない!」
マヤノトレ「これまでにも七冠ウマ娘などが…存在しました…」
秋川理事長「四連続でレコードはやり過ぎだ!」
マヤノトレ「それは理事長の意見です…観客は盛り上がっているようですよ…」
955: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/18(月) 22:38:08.30 ID:HRYQlx6W0
秋川理事長「強過ぎるウマ娘は悪になる!何故それが分からない?!」
マヤノトレ「自分がそうさせません…」
秋川理事長「責任は取れるのか?!」
マヤノトレ「もちろんそのつもりです…」
秋川理事長「…モブOの安楽死が決まった。トレセン学園からそんな生徒が出ることは非常にマイナスだ」
秋川理事長「モブOの死を利用しようと思えばいくらでも利用できる。これはアグネスタキオンやサイレンススズカにも同じことが言える」
秋川理事長「この一件をどう抑えるのかその手腕を見せてみよ。その評価でスズカ達のことを考えよう」
秋川理事長「責任を取ると言ったことが嘘でないことを証明してみせよ!」
下2 このあとどうなったか
マヤノトレ「自分がそうさせません…」
秋川理事長「責任は取れるのか?!」
マヤノトレ「もちろんそのつもりです…」
秋川理事長「…モブOの安楽死が決まった。トレセン学園からそんな生徒が出ることは非常にマイナスだ」
秋川理事長「モブOの死を利用しようと思えばいくらでも利用できる。これはアグネスタキオンやサイレンススズカにも同じことが言える」
秋川理事長「この一件をどう抑えるのかその手腕を見せてみよ。その評価でスズカ達のことを考えよう」
秋川理事長「責任を取ると言ったことが嘘でないことを証明してみせよ!」
下2 このあとどうなったか
957: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/18(月) 23:01:36.33 ID:hY9RJAmb0
マヤノトレ、オルフェの面会にオルフェ二回も無防備な人間に倒されて、安楽死が決まったことですっかり大人しくなっている。
958: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/18(月) 23:10:58.99 ID:HRYQlx6W0
某施設にて
マヤノトレ「……大人しくしているようだな」
モブO「お前に…二回も倒された…」
マヤノトレ「桐生院流の合気道は…対ウマ娘を想定している…」
モブO「……本当に殺されるの?」
マヤノトレ「あれだけ暴れたのなら…仕方ない…」
モブO「嫌だ……死にたくない…」
マヤノトレ「……大人しくしているようだな」
モブO「お前に…二回も倒された…」
マヤノトレ「桐生院流の合気道は…対ウマ娘を想定している…」
モブO「……本当に殺されるの?」
マヤノトレ「あれだけ暴れたのなら…仕方ない…」
モブO「嫌だ……死にたくない…」
959: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/18(月) 23:15:45.69 ID:HRYQlx6W0
マヤノトレ「コイツを殺して懲役…まともな考えをしていればそんなセリフは吐けない…」
マヤノトレ「強化ガラスを叩き割り…その破片での殺人未遂…」
マヤノトレ「どれを取っても…安楽死は仕方ないだろう…」
モブO「……」
マヤノトレ「悪いが…君の死は伏せられる…」
モブO「…どういう意味」
マヤノトレ「ウマ娘の安楽死を理由に…偏った正義を振りかざす連中がいる…」
マヤノトレ「君の死を…利用させない為だ…」
モブO「こっちは殺されるっていうのに、それすら無かったことになる?!」
マヤノトレ「悪く思わないでくれ…これが最善の策なんだ…」
モブO「ふざけやって……」
下2 このあとどうなったか
マヤノトレ「強化ガラスを叩き割り…その破片での殺人未遂…」
マヤノトレ「どれを取っても…安楽死は仕方ないだろう…」
モブO「……」
マヤノトレ「悪いが…君の死は伏せられる…」
モブO「…どういう意味」
マヤノトレ「ウマ娘の安楽死を理由に…偏った正義を振りかざす連中がいる…」
マヤノトレ「君の死を…利用させない為だ…」
モブO「こっちは殺されるっていうのに、それすら無かったことになる?!」
マヤノトレ「悪く思わないでくれ…これが最善の策なんだ…」
モブO「ふざけやって……」
下2 このあとどうなったか
961: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/18(月) 23:30:31.01 ID:0fumDgch0
立ち去ろうとしたその時>>379のように再び頭の中に声が
(彼女、正規の世界で未実装ですが……現実の世界では名馬の一匹)
(そんな彼女をコピー世界で死に至らしめたら第三者の考え方や名誉、第三者の権利を侵害している事になります。)
(彼女の死とともに世界を消します、それを止めたいなら死を止めなさい)
(彼女、正規の世界で未実装ですが……現実の世界では名馬の一匹)
(そんな彼女をコピー世界で死に至らしめたら第三者の考え方や名誉、第三者の権利を侵害している事になります。)
(彼女の死とともに世界を消します、それを止めたいなら死を止めなさい)
962: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/18(月) 23:43:20.42 ID:HRYQlx6W0
モブO「畜生……」
(……)
マヤノトレ(またあの時と同じように頭の中に声がする)
(彼女は正規の世界で未実装ですが、現実の世界では確かな存在でありました)
(そんな彼女をこの世界で死に至らしめたら第三者の考え方や名誉、第三者の権利を侵害している事になります)
(そうなれば彼女の死とともに世界を消すしかありません。それを止めたいなら死を止めなさい)
マヤノトレ(無理だ、俺一人の力で法律は動かせない)
(ならばこの世界は終わりを迎え、全ては無に帰るだけです)
マヤノトレ(そう言われても俺にはどうすることもできないんだ)
(……)
マヤノトレ(またあの時と同じように頭の中に声がする)
(彼女は正規の世界で未実装ですが、現実の世界では確かな存在でありました)
(そんな彼女をこの世界で死に至らしめたら第三者の考え方や名誉、第三者の権利を侵害している事になります)
(そうなれば彼女の死とともに世界を消すしかありません。それを止めたいなら死を止めなさい)
マヤノトレ(無理だ、俺一人の力で法律は動かせない)
(ならばこの世界は終わりを迎え、全ては無に帰るだけです)
マヤノトレ(そう言われても俺にはどうすることもできないんだ)
963: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/18(月) 23:48:58.36 ID:HRYQlx6W0
(抜け道は存在します。それを見つけ彼女を救いなさい)
マヤノトレ(俺一人で…?)
(貴方が関わったことが原因です。貴方とオルフェーヴルが出会っていなければ彼女は歪み切ることは無かったのです)
(トドメを差したのは貴方なのです。だから貴方がやらなければいけないのです)
マヤノトレ(随分と乱暴なものだな)
(これは貴方(主人公)が背負うべき宿命でもあります)
(彼女を救ってみせなさい)
下2 このあとどうなった
マヤノトレ(俺一人で…?)
(貴方が関わったことが原因です。貴方とオルフェーヴルが出会っていなければ彼女は歪み切ることは無かったのです)
(トドメを差したのは貴方なのです。だから貴方がやらなければいけないのです)
マヤノトレ(随分と乱暴なものだな)
(これは貴方(主人公)が背負うべき宿命でもあります)
(彼女を救ってみせなさい)
下2 このあとどうなった
965: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/19(火) 00:08:41.75 ID:v5NrM5il0
世界の運命には変えられない自分がクビになるのを覚悟の上で>>964無理だったら目覚まし全部使ってでも安楽死決定前に戻る
966: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/19(火) 00:18:48.36 ID:TtTuYXnZ0
某所にて
マヤノトレ(考えられるのは二つ。モブOの安楽死をリークし面倒な連中を焚き付け、事を大きくして内々の処理を封じる)
マヤノトレ(これがうまくいけばモブOはまた走れるようになる。彼女のポテンシャルを見せつければファンはできる)
マヤノトレ(もう一つは力技だ、目覚ましを全て使ってでも安楽死が決まる前に戻る)
マヤノトレ(だが……戻ったところでどうするかという問題はある)
マヤノトレ(考えろ……あの声は抜け道があると言っていた。方法はあるはずなんだ)
マヤノトレ(俺がクビになったとしても彼女は助かる…そんな方法が隠されているんだ)
マヤノトレ(彼女の安楽死はいつなんだ?ダメだ、時間が足りない……)
マヤノトレ(考えられるのは二つ。モブOの安楽死をリークし面倒な連中を焚き付け、事を大きくして内々の処理を封じる)
マヤノトレ(これがうまくいけばモブOはまた走れるようになる。彼女のポテンシャルを見せつければファンはできる)
マヤノトレ(もう一つは力技だ、目覚ましを全て使ってでも安楽死が決まる前に戻る)
マヤノトレ(だが……戻ったところでどうするかという問題はある)
マヤノトレ(考えろ……あの声は抜け道があると言っていた。方法はあるはずなんだ)
マヤノトレ(俺がクビになったとしても彼女は助かる…そんな方法が隠されているんだ)
マヤノトレ(彼女の安楽死はいつなんだ?ダメだ、時間が足りない……)
967: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/19(火) 00:23:08.75 ID:TtTuYXnZ0
某施設にて
モブO「また来た……」
マヤノトレ「君は死にたくないんだろう…」
モブO「当たり前じゃん…」
マヤノトレ「安楽死を回避できたなら…もう二度と暴れないか…?」
モブO「暴れない…」
マヤノトレ「何があってもだな?」
モブO「もういい…安楽死は決まったし…」
マヤノトレ「俺に考えがある」
下2 コンマ
奇数 焚き付け
偶数 目覚まし
ゾロ目 まさかの
モブO「また来た……」
マヤノトレ「君は死にたくないんだろう…」
モブO「当たり前じゃん…」
マヤノトレ「安楽死を回避できたなら…もう二度と暴れないか…?」
モブO「暴れない…」
マヤノトレ「何があってもだな?」
モブO「もういい…安楽死は決まったし…」
マヤノトレ「俺に考えがある」
下2 コンマ
奇数 焚き付け
偶数 目覚まし
ゾロ目 まさかの
969: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/19(火) 00:28:18.42 ID:idYyA3w40
ゾロ目はなんだろ
970: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/19(火) 00:31:57.42 ID:TtTuYXnZ0
マヤノトレ「とりあえず時間稼ぎになってしまうがこれを使う」
モブO「目覚まし時計……?」
マヤノトレ「これを使えば…」
モブO「トレセン学園に編入した時に貰ったヤツか…」
マヤノトレ「君も持っていたのか?」
モブO「5つも渡されて迷惑だった…」
マヤノトレ「今も持っているのか?」
モブO「…ある」
マヤノトレ「ならそれを壊してみてくれ」
モブO「目覚まし時計……?」
マヤノトレ「これを使えば…」
モブO「トレセン学園に編入した時に貰ったヤツか…」
マヤノトレ「君も持っていたのか?」
モブO「5つも渡されて迷惑だった…」
マヤノトレ「今も持っているのか?」
モブO「…ある」
マヤノトレ「ならそれを壊してみてくれ」
971: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/19(火) 00:34:16.20 ID:TtTuYXnZ0
モブO「意味わかんないけど…」
マヤノトレ「壊せばわかるんだ」
モブO「……いいけど。どうせ死ぬなら時計くらい壊す」
マヤノトレ「これで時間は稼げる…少なくとも君がここに入れられる前まで戻れば…」
モブO「……」
ガシャーン
ガシャーン
ガシャーン
ガシャーン
ガシャーン
マヤノトレ「壊せばわかるんだ」
モブO「……いいけど。どうせ死ぬなら時計くらい壊す」
マヤノトレ「これで時間は稼げる…少なくとも君がここに入れられる前まで戻れば…」
モブO「……」
ガシャーン
ガシャーン
ガシャーン
ガシャーン
ガシャーン
972: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/19(火) 00:34:55.28 ID:TtTuYXnZ0
目覚まし
目覚まし
目覚まし
目覚まし
目覚まし
973: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/19(火) 00:38:33.79 ID:TtTuYXnZ0
病院にて
モブO「ん…………」
モブO「夢……?」
「オルフェーヴルの 度に改善はみられません」
「安楽死は仕方ないといった所だろう」
モブO「いま…今日……何日…?」
モブO「……」
モブO「戻っ…た…」
モブO「戻ってる…………」
モブO「ケヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!戻った!過去に戻った!!」
モブO「ん…………」
モブO「夢……?」
「オルフェーヴルの 度に改善はみられません」
「安楽死は仕方ないといった所だろう」
モブO「いま…今日……何日…?」
モブO「……」
モブO「戻っ…た…」
モブO「戻ってる…………」
モブO「ケヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!戻った!過去に戻った!!」
974: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/19(火) 00:41:45.03 ID:TtTuYXnZ0
モブO「時計があるならいくらでも戻りたい放題!そんなの知ったら…ケヒャヒャヒャヒャ!」
モブO「看護師の奴らの 度が気に入らなかったから軽く殺しちゃお~っと!殺してもアレがあれば元通り!」
モブO「最高…こんなの最高過ぎ~~!」
モブO「こんな拘束は引き千切って……ケヒャヒャ!」
モブO「殺戮ショーの始まりだよぉ~!」
下2 このあとどうなったか
モブO「看護師の奴らの 度が気に入らなかったから軽く殺しちゃお~っと!殺してもアレがあれば元通り!」
モブO「最高…こんなの最高過ぎ~~!」
モブO「こんな拘束は引き千切って……ケヒャヒャ!」
モブO「殺戮ショーの始まりだよぉ~!」
下2 このあとどうなったか
976: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/19(火) 00:52:37.98 ID:LpECF17a0
暴れようとしていたOだったが代償で体中に薬を打ち込まれ体中が麻痺して指一本も動けない。すぐにでも殺せる状 にされてた
そうなるだろうと予感はしていたマヤノトレは見舞いに「なんとかしてやるから死にたくなかったら大人しくしてろ。次なにかしたら世界が滅ぶとしても助けない」
そうなるだろうと予感はしていたマヤノトレは見舞いに「なんとかしてやるから死にたくなかったら大人しくしてろ。次なにかしたら世界が滅ぶとしても助けない」
977: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/19(火) 01:02:56.95 ID:TtTuYXnZ0
モブO(は……動けない…?)
モブO(体が動かないどころか……指一本動かせない…?)
モブO(なに……これ…)
マヤノトレ「代償だ…」
モブO「……」
マヤノトレ「君は薬を打ち込まれ…体中が麻痺して指一本も動けない…すぐにでも殺される状 だ…」
モブO(なに…それ……安楽死が決まる前に…そんなの無かった……)
マヤノトレ「代償は殆どの場合夢という形で現れる…君はこれが代償なんだ…」
マヤノトレ「君は安楽死までもう二度…自分の意思で歩くことも…喋ることもできない…」
モブO(ふざけるな……!!)
モブO(体が動かないどころか……指一本動かせない…?)
モブO(なに……これ…)
マヤノトレ「代償だ…」
モブO「……」
マヤノトレ「君は薬を打ち込まれ…体中が麻痺して指一本も動けない…すぐにでも殺される状 だ…」
モブO(なに…それ……安楽死が決まる前に…そんなの無かった……)
マヤノトレ「代償は殆どの場合夢という形で現れる…君はこれが代償なんだ…」
マヤノトレ「君は安楽死までもう二度…自分の意思で歩くことも…喋ることもできない…」
モブO(ふざけるな……!!)
978: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/07/19(火) 01:07:13.31 ID:TtTuYXnZ0
マヤノトレ「これが最後のチャンスだ…世界が滅ぶとしても助けない…」
モブO(早く助けろ出来損ない!)
マヤノトレ「動けないだろうが…大人しくしているんだぞ…」
モブO(待ておい!このまま帰るのか?!)
マヤノトレ「……」
モブO(無視するな!変な薬を使ってるならそれを止めさせろ!)
マヤノトレ「……」
モブO(助けろ!助けろ!助けろぉ!!)
マヤノトレ「安楽死が決まるまであと数日…なにができるのかを考えよう…」
モブO(早く助けろ出来損ない!)
マヤノトレ「動けないだろうが…大人しくしているんだぞ…」
モブO(待ておい!このまま帰るのか?!)
マヤノトレ「……」
モブO(無視するな!変な薬を使ってるならそれを止めさせろ!)
マヤノトレ「……」
モブO(助けろ!助けろ!助けろぉ!!)
マヤノトレ「安楽死が決まるまであと数日…なにができるのかを考えよう…」
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