1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/30(日) 23:27:26.52 ID:10e6BFpr0
雪乃「かぁ~ぱかっぱぁ~♪かっぱのまぁ~くのかぁ~」

ガララ!!

八幡「うっす」

雪乃「っぱ・・・」

八幡「ん?」

雪乃「・・・」

八幡「・・・なんか歌ってなかったか?」

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/30(日) 23:32:18.47 ID:10e6BFpr0
雪乃「/////////」

八幡「どうした?顔真っ赤だぞ?」

雪乃「別に」

八幡「そうか。ならいち」

雪乃「そうね。心配はいらないわ」

八幡「で、何を歌ってたんだ?」

雪乃「え、え・・・?え?なに?何のことかしら」

八幡「はぁ?」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/30(日) 23:36:35.64 ID:10e6BFpr0
八幡「何とぼけてんだ?熱唱してただろ」

雪乃「ね、ねっしょ・・・///」

八幡「爽快なリズムの曲を歌ってたじゃねぇか」

雪乃「なんのこと?比企谷くんの聞き間違いだと思うけど」

八幡「そうかねぇ」

雪乃「そう。きっとそう。絶対そう」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/30(日) 23:41:36.46 ID:10e6BFpr0
八幡「そうか」

雪乃「そう!そう!」

八幡「ん?ボタンが当たったのか知らねえけどスマホの録音アプリがつけっぱじゃねぇか」

雪乃「え」

八幡「これ聞けば何歌ってたかわかるなぁ?雪ノ下www」

雪乃「」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/30(日) 23:48:01.42 ID:10e6BFpr0
八幡「再生っと」ピッ

雪乃「や、やめなさい!」



雪乃『かぁ~ぱかっぱぁ~かっぱのまぁ~くのかぁぁっぱずっしっ』

雪乃『かぁ~ぱかっぱぁ~かっぱのまぁ~くのかぁぁっぱずっしっ!』

雪乃『ヘェイ!(裏声)』

雪乃『ピチンピチンの極上サーモン~っ!(作り声)』

雪乃『かぁ~ぱかっぱぁ~かっぱのまぁ~くのかぁ~』

ガララ

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/30(日) 23:52:17.26 ID:10e6BFpr0
八幡「雪乃・・・お前・・・」

雪乃「//////」

雪乃(死にたい・・・)

八幡「・・・」

雪乃「・・・///」

八幡「・・・かっぱ寿司、行くか?」

雪乃「べ、別にかっぱ寿司行きたくて歌ってたわけじゃないんだからっ」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/30(日) 23:55:21.95 ID:10e6BFpr0
雪乃「うっうぅ・・・」

八幡(雪ノ下が泣いている。これはお腹が空いているからではない)

八幡(熱唱してるのがバレて死ぬほど恥ずかしいからだ)

八幡(ここで俺の取るべき行動はただひとつ・・・)

ピッ

雪乃『かぁ~ぱかっぱぁ~かっぱのまぁ~くのかぁぁっぱずっしっ』

雪乃「いやああああああああああああああああああ!!」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/30(日) 23:58:10.88 ID:10e6BFpr0
八幡「デュフフww歌上手いなぁ雪ノ下」カァーパカッパァー

雪乃「やめて。ほんとやめて・・・」

八幡「・・・」

八幡「・・・かぁーぱかっぱー」ボソッ

雪乃「いやあああああああああああああああ!!」

ガララ

結衣「ゆきのん!どうしたのっ!?」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/01(月) 00:11:08.39 ID:AW0IUoOS0
八幡「お、来たか由比ヶ浜」

雪乃「やめて・・・もうやめて・・・」

結衣「ど、どういう状況?」

雪乃「べ、別に何も無いから。ほんと何も無いから」

結衣「そうなの?」

雪乃「え、ええ」

結衣「って言ってますけど?」

陽乃「む~!あ~や~し~い~!」

雪乃「ね、姉さん!?」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/01(月) 00:16:44.58 ID:AW0IUoOS0
八幡「な、なぜここに」

由比ヶ浜「ゆきのんがピンチな気がしてね!私が助けを連れて来たの!」

八幡「ほぅ」チラ

雪乃「・・・」ガクブル

八幡「なるほど。それは助かる」

結衣「でしょー!?」

雪乃「許して・・・ほんと許して」

陽乃「で、何で泣いてるの?」

八幡「ズバリ、原因はこれです」ピッ

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/01(月) 00:20:07.23 ID:AW0IUoOS0
雪乃『かぁ~ぱかっぱぁ~かっぱのまぁ~くのかぁぁっぱずっしっ!』

雪乃『ヘェイ!(裏声)』


八幡「というわけなんです」

陽乃「ふむふむ」

雪乃「ポケー」(放心状態)

結衣「あ、あのゆきのんが・・・こんなアホっぽく・・・」

八幡「こんなに上手いのに何故か恥ずかしがってるんですよ?おかしいと思いませんか?」

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/01(月) 00:24:44.39 ID:AW0IUoOS0
結衣「た、確かに上手いよね!はは・・・」チラ

八幡「だろ?」チラ

雪乃「ポケー」(放心状態)

八幡(ちょっとやり過ぎたか?まぁこれくらいで丁度いい。普段の俺の苦しみに比べれば全然)

結衣(面白かわいいけど、流石にちょっと可愛そうかな・・・)

陽乃「ふーん。なにかと思えばそんなことかぁ」

八幡「えっ」

雪乃「姉・・・さん・・・?」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/01(月) 00:30:46.66 ID:AW0IUoOS0
八幡「お、驚かないんですか?」

陽乃「うん」

雪乃「ね、姉さん・・・」パア

陽乃「雪乃ちゃんがCMソング好きなのは昔からだしねぇ」

雪乃「フゴッ」ズゴー

結衣「ど、どういうことですか?」

八幡「それ詳しく聞かせて下さい」

陽乃「話すと長くなるけどね、雪乃ちゃんって小さい頃から」

雪乃「ストップ!姉さんストップ!!」

陽乃「お風呂でCMソング熱唱してたのよ」ニコ

雪乃「うああああああああああああああああああああああああ!!」

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/01(月) 00:38:28.90 ID:AW0IUoOS0
結衣「そ、そうなんですか!?」

八幡「意外だな・・・」

八幡(いや、CMソングくらい誰でも歌うか)

陽乃「よくコブシ聞かせて熱唱してるのドア越しで聞いてたなぁ。懐かしい~」

雪乃「そ、それ初耳・・・」

陽乃「よく歌ってたのがヤマダ電機とホテル三日月」

陽乃「特にさっきのかっぱ寿司は雪乃ちゃんの十八番なのっ!」

雪乃「ポケー」カクッ

結衣(あ、気絶した)

70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/01(月) 00:47:35.30 ID:AW0IUoOS0
次の日

八幡「昨日は悪かったな。少しからかいすぎた」

結衣「ごめんねゆきのんっ!」

雪乃「別にいいわ。気にしてないから」

八幡「ほんとに?」

雪乃「ええ。私があの程度のことを一日以上引きずるなんて」

『カァーパカッパァー』

八幡「お、メールだ(棒)」

雪乃「ブクブク」

結衣「ま、また気絶してるし・・・ちょっとヒッキー!録音したの消したんじゃなかったの!?」

八幡「悪い悪い。しかしまぁ・・・」チラ

雪乃「ちがう・・・・私は歌ってない・・・気のせいなの・・・死にたい・・・」ボソボソ

八幡(・・・今度かっぱ寿司おごってやるか)




引用元: 雪ノ下「かぁ~ぱかっぱぁ~かっぱのまぁ~くの」ガララララ