1: ◆6RLd267PvQ 22/06/16(木) 19:03:11 ID:CcO2
ぷちシリーズとは別に新シリーズでも描いてみっか。

ぷちシリーズと同じ投下形式でやります。
このスレに順次投下予定で。

第1話

北条加蓮「トリクロマティック・ナチュレと梅雨の日」

2: ◆6RLd267PvQ 22/06/16(木) 19:03:34 ID:CcO2
~女子寮・響子の部屋~

加蓮「……暇じゃない?」

藍子「暇……ですか?」

響子「う~……」

加蓮「ほら、ここのところずーっと雨、雨、雨だし」

藍子「でも加蓮ちゃん、前に『雨、昔から好きだったな。雨音で、寂しい気持ちが和らぐから…』みたいな事言ってませんでしたっけ」

加蓮「何でそんな一言一句把握してんの怖いよ藍子」

響子「む~……う~……」

3: ◆6RLd267PvQ 22/06/16(木) 19:03:50 ID:CcO2
藍子「まとめwikiに載ってました」

加蓮「せめて自引きしてからにして!!」

響子「ぬぁーっ!!!!」

加蓮「そんで何なの!さっきから響子は!」

藍子「なるべく触れない方がいいかなぁと思ってたんだけど……」

加蓮「何、重い日?」

藍子「加蓮ちゃん」

4: ◆6RLd267PvQ 22/06/16(木) 19:04:10 ID:CcO2
響子「洗・濯・物!乾かないんです、ちっとも!」

加蓮「乾かないって言うか……」

藍子「部屋にずらーっと干してあるもんね」

加蓮「結構オトナっぽいの履いてるんだね、響子って」

響子「そこは今いいですから!って言うかあんまりじろしろ見ないで下さいよっ!」

藍子「成程、お洗濯が乾かなくてイライラしてたんだ。でも響子ちゃん前に鎌倉アイプロで確か『雨も、きらいじゃないですけど!』って台詞が……」

加蓮「だから何でそういちいち公式台詞持ち出すの」

藍子「まとめwikiに載ってました」

5: ◆6RLd267PvQ 22/06/16(木) 19:04:29 ID:CcO2
響子「インターネットって何でもわかるんですねぇ…」ホエー

加蓮「……まぁ、そういうワケで、何となく行くとこなかったから女3人狭い寮の部屋でたむろしてるワケだけど…」

響子「ただでさえ狭いのにお洗濯物で余計に場所取ってますね……すみません…」

加蓮「ねぇ藍子、ゆるふわ的なやつで部屋広くできたりしないの」

藍子「流石に空間には作用できませんねえ……まとめwikiにも載ってませんし…」

加蓮「アンタのそのまとめwikiへの全幅の信頼は何なの」

6: ◆6RLd267PvQ 22/06/16(木) 19:04:52 ID:CcO2
響子「あー……もっとアイドルとして売れたら、女子寮にも乾燥機とか買ってもらえたりするんでしょうか…」

藍子「う~ん、ちひろさん次第、かなあ…」

加蓮「プロデューサーさんなら頼めば実費負担で買ってくれるんじゃないかな」

藍子「あ、それは無理だと思いますよ、特に今は」

加蓮「何でよ」

藍子「私のブライダルで有り金溶かした顔してましたから、アレは多分駄目だと思います」

加蓮「あー……それは仕方ないかぁ、私もこないだの制服で……」

響子「何気に恐ろしい会話を繰り広げてません、二人とも…プロデューサーさん泣きますよ」

7: ◆6RLd267PvQ 22/06/16(木) 19:05:09 ID:CcO2
加蓮「そんな事言ってぇ、どうせそのうちプロデューサーさんのお財布ぶん殴りに行くくせに」

藍子「そうですよ、私達、アイドルなんですから」

響子「アイドルってそんな世知辛いアレでしたっけね…」

~~~~

ちひろ「と言う内容のスペシャルコミュなんですけど、続きは課金したらと言うことで…」

P「ぬぁーっ!!!」チャリンチャリンカキーン!!!

おわれ。

8: ◆6RLd267PvQ 22/06/16(木) 19:05:44 ID:CcO2
Pさんが課金したので多分続きます。

ぷちシリーズの合間にでも描こうかな。

お目汚し、失礼をば。

11: ◆6RLd267PvQ 22/06/17(金) 00:27:19 ID:HSxc
高森藍子「トリクロマティック・ナチュレとものづくりカフェ」

調子に乗った第2話。更新します。

12: ◆6RLd267PvQ 22/06/17(金) 00:27:35 ID:HSxc
~ものづくりカフェ~

加蓮「う~……」

藍子「だから、ここはこんな風にワンポイントで…」

響子「あぁ、成程……流石、藍子ちゃんはこういうの、手慣れてますねぇ」

藍子「時間がある時にはよく通ってるんだよ、居心地もいいし、店員さんも気さくな人達ばかりだから、ついつい長居しちゃうんだけど…」

加蓮「む~……う~……」

13: ◆6RLd267PvQ 22/06/17(金) 00:28:14 ID:HSxc
響子「加蓮さんはどうですか?確か、ネックレスを作るとか……加蓮さん?」

加蓮「ぬぁーっ!!!」バンッ

藍子「ちょ、ちょっと加蓮ちゃん、落ち着いて、暴れないで…」

響子「凄くデジャブを感じるんですけど……一体何があったんですか?…あ、やっぱり洗濯物が乾かなかったとか」

加蓮「ウチ乾燥機付きの洗濯機あるしそれはない」

響子「さり気にマウントを取られてしまいました…」

藍子「ま、まぁまぁ、女子寮住みと実家暮らしじゃそれは仕方ないから……でも、じゃあどうして唸ってたの?」

14: ◆6RLd267PvQ 22/06/17(金) 00:28:33 ID:HSxc
加蓮「これ、大・学・芋!」

響子「美味しいですよね、集中力が切れた時の糖分補給にももってこいですし」

藍子「オーガニックな軽食、いつでもプロデューサーさんにあげたいな」

加蓮「私、ポテトが食べたいなって言ったんだけど」

響子「駄目ですよ、毎日毎日ジャンクフードばっかりなんですから、たまには不摂生を改めて下さい」

加蓮「大学芋で改まるならとっくに改まってると思うんだけど」

15: ◆6RLd267PvQ 22/06/17(金) 00:28:55 ID:HSxc
藍子「オーガニックな軽食、いつでも加蓮ちゃんにあげたいな」ニコッ

加蓮「で、藍子は何言ってるの、さっきから同じような台詞ばっか」

藍子「まとめwikiに載ってました」

加蓮「自分の台詞もwiki参照するの!?!?」

響子「ところで、加蓮さんは何か小物とか作らないんですか?何だかんだでずっと大学芋食べてますけど」

加蓮「小物かぁ……藍子のブラでも作っちゃおっか」

藍子「芋畑の肥やしになりたい様ですね♪」ニッコリ

加蓮「やだなー冗談、冗談だってば…」アハハ…

響子(藍子ちゃん、目が笑ってなかった……)

16: ◆6RLd267PvQ 22/06/17(金) 00:29:35 ID:HSxc
加蓮「いや、ごめん、流石に今のは私が悪かったよ…」

藍子「分かれば良いんです、別にこんな小さな事でいちいち目くじら立ててたら始まりませんからね」

加蓮「そうそう、小さな事だもん、気にしない気にしない」

藍子「芋と一緒に釜茹でにされるのとポテトみたいに細断されるのと好きな方を選ばせてやる」ニッコニコ

響子「一旦落ち着きましょう、ハーブティーでも飲んで深呼吸して」

加蓮「と言うか今のは私が言い出したんじゃないからね、藍子からフッて来たからね?」ガタブル

藍子「言っていいことと悪いことがあるってきっとまとめwikiにも書いてあると思うんですよね」パキポキ

17: ◆6RLd267PvQ 22/06/17(金) 00:30:02 ID:HSxc
響子「加蓮さんは会話のキャッチボールとかまだ不慣れな部分が大きいと思うので、ここは多めに、多めに見ましょ、ね藍子ちゃん」

藍子「誰の胸が多めに見られてるって言うんですか」

加蓮「怒られる、絶対色んな人敵に回す」ガタブル

藍子「……あれ、でもそう言えば……」キョトン

加蓮「え、急に収まったんだけど」

響子「藍子ちゃん…?」

藍子「私ってここまでキレるキャラだったかな、ちょっとまとめwikiで確認してみないとわからないかも」ポチポチ

響子「確認するまでもないですよ」

加蓮「もう藍子であるかどうかも怪しかったよ」

18: ◆6RLd267PvQ 22/06/17(金) 00:30:16 ID:HSxc
~~~~

ちひろ「という内容のスペシャルコミュなんですけど、このままだと色々マズイ事になると思うんですが、テキストを差し替えるのにも先立つものがですね……」

P「ぬぁーっ!!!」チャリンチャリンカキーン!!!

おわれ。

21: ◆6RLd267PvQ 22/06/17(金) 22:21:24 ID:HSxc
五十嵐響子「トリクロマティック・ナチュレと楽屋のお弁当」

第3話。

22: ◆6RLd267PvQ 22/06/17(金) 22:21:47 ID:HSxc
~赤坂ブーブーエス・楽屋~

加蓮「は~……もうへとへと」ガチャ

響子「まさか早押しクイズで藍子ちゃんが解答担当だとは思いませんでしたねー」

藍子「すみません、押すの遅くて…」

加蓮「おかげでずっと走らされたもんね、あーお腹減った」

響子「あ、お弁当ありますよ、わぁ、どれにしようかなぁ」

藍子「うーん……私は……お野菜のディップとか、パンケーキとかないかなぁ」

響子「な、何かお弁当とはかけ離れてません…?」

23: ◆6RLd267PvQ 22/06/17(金) 22:22:12 ID:HSxc
藍子「まとめwikiに書いてあるんですよ、作ってたって」

響子「あぁ…またもまとめwiki参照なんですね…しかも好物とかじゃなく自分で作ったもの…」

藍子「アイドルの食志向の情報は貴重なんですよ?1個好物がわかるとひたすらそれを二次創作で擦られるんです、ほら、ポテテーとか」

響子「別の時空の話を持ち出すのやめません?……と言うか…そのポテトの加蓮さんがさっきから会話に参加していない様な…」

加蓮「あ、デリバリーお願いできます?今楽屋なんですけど、はい、ポテトのM…」

響子「加蓮さん」ヒョイッ

加蓮「あっ、私のスマホ!」

24: ◆6RLd267PvQ 22/06/17(金) 22:22:39 ID:HSxc
響子「すみませんご迷惑おかけしました、はい、ポテトのMはまたの機会と言うことで、では~」ピッ

藍子「もう、駄目ですよ加蓮ちゃん、せっかくお弁当がこうして用意されているんですから、食べなくちゃ」

加蓮「うーい…仕方ないなぁ、じゃあ一番味が濃そうなの選ぼっと」

藍子「野菜も食べなくちゃ駄目ですよ、響子ちゃんもソロ曲でそう言ってました」

響子「野菜も食べてね♪……って、今度は歌詞から引用するんですか……えっと、じゃあ私は栄養バランスが良さそうなので、この幕の内弁当で」

加蓮「じゃあ私は鶏の照焼弁当にしよっと」

藍子「うーん……せめてサンドイッチなら、公式設定から外れないと思うんですけどね…ないかぁ」

響子「どれだけ公式設定遵守しようとするんですか」

25: ◆6RLd267PvQ 22/06/17(金) 22:23:03 ID:HSxc
加蓮「と言うか、三人分なんだから余ったこれが藍子のになるでしょ、必然的に。ハイこれ」

藍子「わぁっ、カレーメシですね!」

響子「……おかしくないですかね?」

加蓮「幕の内弁当と鶏の照焼弁当とカレーメシって何」

藍子「高森藍子です。最後に私が紹介するのは、コーンです。コーンの甘みがカレーの辛さをマイルドにしてくれるので、食べやすくなります。トッピングも工夫すると、見た目にも可愛くなっちゃいます!」

加蓮「唐突な自己紹介からのコマーシャル何」

響子「きっとまたまとめwikiですよ」

藍子「いえ、日清食品の公式Twitterからの引用です、私、アンバサダーやってたので」

加蓮「そこから!?」

26: ◆6RLd267PvQ 22/06/17(金) 22:23:22 ID:HSxc
藍子「と言うわけでトッピングのコーンをケン○ッキーからデリバリーしたいんですけど、番号ってわかります?」

加蓮「いや、私がかけてたのは○クドナルドだし……」

響子「絶対多方面から怒られますってば、マズイですって」ガタブル

加蓮・藍子「お弁当が?」

響子「お二人の一挙手一投足がですよ!!!!」

27: ◆6RLd267PvQ 22/06/17(金) 22:23:36 ID:HSxc
~~~~

ちひろ「という内容でオフショットを撮影していたんですけど…流石に色々と問題があるので買い取って貰えません?」

P「ぬぁーっ!!!」チャリンチャリンカキーン!!!

おわれ。

29: ◆6RLd267PvQ 22/06/18(土) 21:56:02 ID:iz5O
北条加蓮「トリクロマティック・ナチュレとかき氷の季節」

第4話。

30: ◆6RLd267PvQ 22/06/18(土) 21:56:25 ID:iz5O
~ファミレス~

加蓮「ん~、このわざとらしいメロン味!」

藍子「不思議ですよね、メロンソーダって全然メロンの味なんてしないのに」

響子「でもこの味がメロンソーダって感じするんですよねー……あ、ところで何か頼みます?」

加蓮「ドリンクバーだけで居座るのもアレだもんね」

藍子「あっ、かき氷ありますよ、かき氷」

加蓮「まだ6月だけど、もう結構蒸し暑いもんね。ん~、それじゃ私は…ブルーハワイにしよっかな」

響子「じゃあ私はイチゴミルクで!藍子ちゃんはどうしますか?」

31: ◆6RLd267PvQ 22/06/18(土) 21:56:50 ID:iz5O
藍子「加蓮ちゃんがブルーハワイで……響子ちゃんがイチゴミルクですか……う~ん…?」

加蓮「どうしたの、深刻な顔して」

響子「な、何かまずかったですかね…?」

藍子「お二人がそのシロップのかき氷を好んで食べると言う記述は……ないかなぁ…」ポチポチ

加蓮「いいでしょ別にそこまで細かくなくて」

響子「強いて言うならイメージカラーですよっ、ほら、私達CuとCoですから」

藍子「イメージカラーと言うなら響子ちゃんはピンクですし加蓮ちゃんはミントグリーンですよね」

加蓮「ああもう、藍子はいちいち細かいなぁ、いいでしょ、イチゴミルクは赤と白、混ぜたらピンクじゃん」

藍子「加蓮ちゃんに至ってはかけ離れてると思うんですけど」

32: ◆6RLd267PvQ 22/06/18(土) 21:57:08 ID:iz5O
加蓮「どっちも涼しそうな色だからこれでいいの!と言うか、イメージばっか気にしてたら私達オンもオフもなくなるでしょ」

響子「藍子ちゃんも選びましょうよ、ほら、抹茶白玉氷とか……」

藍子「私、玉は付いてないですけど」

加蓮「まさかのシモに行くと思わないじゃん」

響子「それこそまとめwikiを参照して下さいよ…」

藍子「まぁでも美味しそうなのでこれにしましょう、玉も2個付いてお得ですし」

加蓮「私、藍子のキャラがわからなくなってきた」

響子「多分藍子ちゃんの見た目した別人だと思いますよこの人」

~~~~

33: ◆6RLd267PvQ 22/06/18(土) 21:57:28 ID:iz5O
~事務所~

加蓮「にしても藍子は凄かったね…」

響子「平然と食べてましたもんね…私達、キーンってなってたのに」

加蓮「やっぱりアレかな、食べるのがゆっくりだからなのかな」

響子「それはあるかもしれませんね~…って、その藍子ちゃんの姿が見当たらない気が……」

藍子「ぬぁーっ!!!」ズキズキーン!!!

P「ちひろさん、突然藍子が謎の頭痛を訴えてるんですけど」

34: ◆6RLd267PvQ 22/06/18(土) 21:57:48 ID:iz5O
ちひろ「これは…アイスクリーム頭痛じゃないですかね?」

P「貴重な俺のぬぁーっも取られたんですけど」

ちひろ「結果的に台詞増えて良かったじゃないですか、ほら、藍子ちゃん、仮眠室はこっちですよー」

藍子「ぬぁーっ!!!」ズキズキーン!!!

P「2回も言った!2回もぬぁーって」

響子「……アレって……」

加蓮「遅れてきたんだ……かき氷のキーンってやつ……」

おわれ。

37: ◆6RLd267PvQ 22/06/19(日) 19:48:18 ID:XUNU
五十嵐響子「トリクロマティック・ナチュレと父の日、ですっ♪」

第5話。

38: ◆6RLd267PvQ 22/06/19(日) 19:48:49 ID:XUNU
~ある喫茶店~

響子「あ。お二人は父の日のプレゼントって考えたりしてます?」

加蓮「父の日かぁ、そう言えばもうそんな時期だっけね」

藍子「 の日ですか……」ジッ

加蓮「自分の胸をおもむろに凝視しないでよ違うよ」

響子「ごほん!話を戻しますけど……私の場合、毎年母の日と父の日には、弟達と一緒にお手紙を書くんですよ♪」

加蓮「手紙かぁ、改まってそういうのも、ガラじゃないっていうか…」

藍子「まとめwiki全盛の時代ですからねぇ…」

加蓮「何そのピンポイント全盛期、ネットワーク社会とかでしょ普通」

39: ◆6RLd267PvQ 22/06/19(日) 19:49:30 ID:XUNU
藍子「因みにさっきの響子ちゃんの『毎年お手紙を書いている』情報はデレステのラブレター響子ちゃん特訓後の台詞ですね、まとめwikiによると」

響子「さ、参照されてしまいました……」

藍子「あと、『毎年母の日と父の日には』の部分は正確には『毎年、母の日と父の日には』って読点が入りますけど」

加蓮「句読点の位置まで気にし出したら何も書けないよ作者さんも」

響子「と言うか普通に喋ってるのに句読点の位置とかツッコまれる事あります?生きてる中で」

藍子「だってそれが公式情報なんですよ」

加蓮「キャラが何一つ公式に則ってないアンタには言われたくないと思うよ響子も」

~~~

40: ◆6RLd267PvQ 22/06/19(日) 19:49:49 ID:XUNU
~後日・事務所~

P「あー…目の疲れか湿度のせいかわからんが頭痛い……」

ちひろ「外、まだ結構降ってますねー」

P「でも今がある意味天国なのかもなぁ……これから夏になったらと思うと……」ハァ…

響子「あ、いました!プロデューサーさんっ」

P「ん?おお、響子に加蓮、それに藍子もか、どうした、トリクロ3人で…今日ってレッスンだったか?」

ちひろ「いえ、3人ともオフのはずですけど」

P「…ん?それ、手に持ってるのは…」

41: ◆6RLd267PvQ 22/06/19(日) 19:50:20 ID:XUNU
加蓮「色々考えたんだけどね、あんまり重すぎないやつって事で」

藍子「響子ちゃんイチオシ、無添加でお肌にもお洋服にも優しい洗濯洗剤ですっ」

響子「ちょっとお値段お高めのやつなんですけど…良かったら使って下さい、あ、流石にジャケットとかはクリーニングの方がいいんですけどね」

P「待て待て待て、気持ちは嬉しいが何だって突然……俺、何かプレゼント貰えるような事やったっけ……?」

加蓮「なーに言ってるの、プロデューサーさん、今日が何の日か、カレンダー見てみなよ」

藍子「あ、スマホのカレンダーが便利ですよ、まとめwiki的にも」

響子「絶対まとめwikiは関係ないですよね…」

P「………今日って…」

ちひろ「あ、成程。そういう事でしたか」

42: ◆6RLd267PvQ 22/06/19(日) 19:50:39 ID:XUNU
加蓮「はい、これも。3人で書いたから、ちゃんと読んでよね」パサッ

響子「プロデューサーさんは私達にとって、それくらい大切な人なので♪」パサッ

藍子「因みに響子ちゃんイチオシのすごい洗剤が登場するのはシンデレラガールズ劇場わいど☆385話になりますよ♪」パサッ

加蓮・響子(劇場も参照した!!)

P「ぬぁーっ!!!」グスグスチーン!!!

ちひろ「という内容のパパ活みたいなんですけど早苗さんちょっと来て取り締ってくれません?」モシモーシ

P「パパ活ではないだろ!!!」

おわれ。

46: ◆6RLd267PvQ 22/06/20(月) 18:45:07 ID:cZLy
高森藍子「トリクロマティック・ナチュレのテスト勉強」

第6話、更新します。

47: ◆6RLd267PvQ 22/06/20(月) 18:45:22 ID:cZLy
~高森家・藍子の部屋~

響子「わぁっ、藍子ちゃんのお部屋、いい香りがしますっ!……あ、これ、アロマですか?」

藍子「うん。疲れてるときによく効くんだよ、コレクションとして集めるのも好きで」

響子(何だかんだ言って藍子ちゃんも女の子なんだなぁ…)ホッ

藍子「…っていう台詞があるのは『アイドルマスターシンデレラガールズコミックアンソロジーpassion』なんだけど」

響子「アンソロまで参照した!!?」

48: ◆6RLd267PvQ 22/06/20(月) 18:45:42 ID:cZLy
加蓮「そこまでいくともう公式の台詞なのか二次創作の台詞なのかよくわかんないよね」パリポリパリ

響子「…で、加蓮さんは何パリポリやってるんですか」

加蓮「これ?ポテトチップスガーリック味」パリポリパリ

響子「せっかくのいい匂いが台無し!!!」

藍子「因みに、これペパーミントのアロマなんですよ。6月20日はペパーミントの日ですからね」

加蓮「ふうん」パリポリパリ

響子「加蓮さん」

49: ◆6RLd267PvQ 22/06/20(月) 18:46:04 ID:cZLy
加蓮「そんな事よりテスト勉強でしょ、折角集まったんだし時間も勿体ないからやろうよ」パリポリパリ

響子「いいんですか加蓮さん、ペパーミントですよ、薄荷ですよ、ちょっとくらい関心持たなくていいんですか」

加蓮「響子、ペパーミントと薄荷は別物だよ」

響子「へ?」

加蓮「ペパーミントはハッカ属だけど薄荷じゃないの、一般的に薄荷って言われてるのはニホンハッカで、ペパーミントはセイヨウハッカだから」

加蓮「これは、ハッカだけど薄荷じゃないの」パリポリパリ

響子「テスト勉強と関係ないところで学力が露呈した…」

50: ◆6RLd267PvQ 22/06/20(月) 18:46:25 ID:cZLy
加蓮「雑学だけどね、雑草だしね」パリポリパリ

藍子「とにかくお勉強しましょう、折角集まったんだし時間も勿体ないですしやりましょう」

響子「アレ、いつの間にか私が勉強の邪魔してるみたいな空気になってる…」

藍子「あと、換気しますね」ガラッ

加蓮「ブレスケアのガム食べよ」モキュモキュ

響子「何だか腑に落ちないですけど……まぁ、でもそうですね、お勉強始めましょう、勉強道具は……」

加蓮「あ、私絵の具と画用紙持ってきたよ」

藍子「プロデューサーさんから借りた戦国無双でもやりません?」

響子「美術と世界史が得意科目だからって…もう少し真面目にやりましょうよ」

51: ◆6RLd267PvQ 22/06/20(月) 18:46:46 ID:cZLy
加蓮「響子は特に絵の勉強やった方がいいって、いつまでも残念なウサギ描いてたらオムライスと沙紀が可哀想だよ」

響子「沙紀さんは関係ないじゃないですか、ハートハーモナイズをこの胡乱空間に巻き込まないでくれません?」

藍子「でも加蓮ちゃんは何だかんだで夏休みの宿題とかうやむやにするタイプですからねぇ、デレマスチャンネルの2回放送の時に言ってました」

加蓮「まぁ、昔はねー、勉強は、別に嫌いなわけでも苦手なわけでもないけど…やる必要を感じなくってさ」

藍子「あ、今のはぷちデレラの台詞ですね、まとめwikiに書いてあります」

響子「ぬぁーっ!!!」ウガーッ!!!

響子「変なとこだけ公式設定持ち出すと何も言えなくなるんですよやめましょうよ!!」

加蓮・藍子「「勉強会を?」」

響子「この雑談ですよ!!!!」

おわれ。

55: ◆6RLd267PvQ 22/06/21(火) 15:19:33 ID:UU1E
北条加蓮「トリクロマティック・ナチュレと夏バテ予防」

第7話、更新します。

56: ◆6RLd267PvQ 22/06/21(火) 15:19:52 ID:UU1E
~女子寮・キッチン~

響子「たんとんとん♪っと」トントントン

加蓮「外は蒸すねぇ」

藍子「降ったりやんだりですからねぇ」

響子「ぱららら~ん♪」パララッ

加蓮「響子、それ何の歌?」

響子「ふぇっ、私、何か歌ってました!?///」ビクッ

加蓮「歌って言うか……鼻歌?」

藍子「あー、そう言えば家事をしながら鼻歌を歌うことがあるってまとめwikiにも……」

加蓮「そういう生態なんだね響子は」

57: ◆6RLd267PvQ 22/06/21(火) 15:20:29 ID:UU1E
響子「人を虫みたいに言わないでくれません?ご飯、食べさせてあげませんよ、もう!」プクー

加蓮「にしても急に呼ばれたよね、女子寮」

藍子「たまに遊びに来る事もありますけど、こうして食堂でのんびり…ってあんまりないですよね」

響子「今日が何の日か知ってます?夏至ですよ、夏至」トントングツグツ

加蓮「ゲジゲジ?」

藍子「虫かぁ」

響子「どうしてそっちに持っていくんですか、ホントにご飯あげませんよ」プクー

58: ◆6RLd267PvQ 22/06/21(火) 15:21:00 ID:UU1E
加蓮「でも私達響子に突然」

藍子「『夏バテなんかしちゃったら大変です!時間のある時くらいちゃんと栄養を摂らないと!』って」

加蓮「まとめwiki?」

藍子「いえ、さっきの響子ちゃんの台詞からの引用です」

響子「もう公式設定でも何でもないじゃないですか、ただただ『さっきそう言ってた』だけのやつじゃないですか」

加蓮「…夏バテねぇ、まぁ私には無縁かなぁ」

響子「一番縁がありそうな人が何か言ってる…」

加蓮「いやぁだって実際さあ」ホワンホワンホワワーン

59: ◆6RLd267PvQ 22/06/21(火) 15:21:22 ID:UU1E
イマジナリー加蓮ちゃん『あつーい!』

イマジナリーP『加蓮!!水分だ!と言ってもただの水じゃ失われたナトリウムは補完できない!そこでこのスポーツドリンクださぁ飲めェ!!!』グイーッ

イマジナリー加蓮ちゃん『ガボゴボゲボ』ゴクゴク

加蓮「……ってなるし」

響子(どうしよう、ツッコミたいけど多分Pさんならやりかねない)

響子「ああ、なら藍子ちゃんはどうです?夏バテ、熱中症とか…」

60: ◆6RLd267PvQ 22/06/21(火) 15:21:48 ID:UU1E
藍子「私は大丈夫だけど、この前サイキックヒーツの活動で茜ちゃんが熱中症になっちゃって大変だったみたいだね」

茜『目を閉じると…何かが…これは…何…?カレー…?カレーが私を呼んで…?』グルグルグル

裕子『茜ちゃーん!!!』

加蓮「まさかあの茜ちゃんがねえ…」

藍子「チカライズぱわー特訓前ホーム台詞からの引用ですね、デレステで見れました」ポチポチ

響子「ちゃんとイベント走ってた」

藍子「大事な仲間ですからね、茜ちゃんもユッコちゃんも」

加蓮「ゼッケンズのまとめ役も大変だねぇ」

藍子「いえ、私だけじゃなく輝子ちゃんも愛梨さんもいますから♪」

61: ◆6RLd267PvQ 22/06/21(火) 15:22:06 ID:UU1E
響子「何か、今日は藍子ちゃんが珍しくマトモに見える様な…あ、お料理出来たので運ぶの手伝って下さいっ」

加蓮「ほいほーい、お、美味しそうなお味噌汁」

響子「ミョウガと冬瓜が入ってます。地域ごとに夏至の食べ物は違うんですけどね、今日は色んな所から参考に…」

藍子「引用したわけですね」

響子「参・考・に!したんです!はい、こっちはタコの炊き込みご飯です」

62: ◆6RLd267PvQ 22/06/21(火) 15:22:19 ID:UU1E
みく「何だか賑やかでいい匂いがすると思ったら、トリクロの3人で何してるの?」ヒョコッ

響子「あ、みくちゃん、丁度良かった、寮の皆にご飯できましたよーって伝えてきてくれます?」

みく「わぁ、今日は響子ちゃんのご飯なんだねっ、おかずは一体何なのかにゃー?」

響子「ズバリ、塩鯖です!!夏至なので!」

みく「ぬゃーっ!!!」ピシャーン!!!

※ちゃんとみくの分は別に作ってました。

おわれ。

64: ◆6RLd267PvQ 22/06/22(水) 16:45:52 ID:wa7W
第8話。

高森藍子「トリクロマティック・ナチュレとカメラキャラの私」

65: ◆6RLd267PvQ 22/06/22(水) 16:46:07 ID:wa7W
藍子「あっ」

響子「?」

加蓮「どうしたの、豆鉄砲食らった顔して」

藍子「今まとめwikiを見てたんですけど」

加蓮「うん」

響子「そこはスルーするんだ…」

藍子「私ってカメラキャラでしたね」

響子「忘れてたんですか!?」

※作者もこの藍子書いてるうちに忘れてた。

66: ◆6RLd267PvQ 22/06/22(水) 16:46:46 ID:wa7W
~博物館~

響子「もうすぐ夏本番、と言うことでこちらの博物館では世界の昆虫大展覧会を開催中です♪」

響子「わぁ、立派なツノのカブトムシですね……えっ?触っても大丈夫なんですか?それじゃあ……よいしょ」ヒョイッ

藍子「響子ちゃん、何だか手慣れてますねぇ」

響子「弟達と一緒にカブトムシを捕まえに行ったりもしてましたからねー」

藍子「今の台詞に近いことをデレステの営業コミュで言って…もがもが」

加蓮「藍子、カメラ、カメラ回ってるから」

響子「以上、会場からの中継でした♪スタジオにお返ししまーす」

67: ◆6RLd267PvQ 22/06/22(水) 16:47:04 ID:wa7W
ハイカットー オツカレー

三人「「「お疲れ様でした~!」」」

P「良かったぞ、3人とも。特に響子、素手でカブトムシ触れるなんて凄いなぁ」

響子「台所で虫さんに会うこともありますからね、特に怖いと思ったことはないかもしれません」

藍子「因みに公式設定ですよ、響子ちゃんは虫が平気なのです」フンス

加蓮「何で藍子が偉そうにしてるの…まぁいいや、後は自由行動でいいんだよね」

P「おう、今日は他の予定もないからな。好きに見て回るのもいいし、このまま帰るのもアリだが」

68: ◆6RLd267PvQ 22/06/22(水) 16:47:21 ID:wa7W
響子「せっかくですし、ちょっと見て回りましょうよ、今度里帰りした時に弟達との話のタネになりそうですし」

加蓮「さんせー♪私こういうとこあんまり来たことないしね、社会科見学とかずっと休んでたし」

藍子「私、一度カメラに収めておきたい虫さんがいるんですけど……流石に博物館で撮影は難しいですよね、迷惑がかかりますし」

P「珍しく藍子がマトモだ…」

加蓮「たまに思い出したみたいにマトモになるよね」

69: ◆6RLd267PvQ 22/06/22(水) 16:47:38 ID:wa7W
藍子「一度でいいから一枚撮りたかったんだけどなぁ、フンコロガシさん…」

響子「せっかくカメラキャラというアイデンティティを取り戻したのに第一声がソレですか」

加蓮「何か逆に安心した…あとTVカメラの前では絶対言わない方がいいよソレ」

藍子「あ、里帰りした時に鳥取砂丘で見つかりませんかね、響子ちゃん」

響子「鳥取砂丘をエジプトかどこかと勘違いしてません?」

P「ははは……まぁ、普段通りで何より……なのか…?…俺は併設のカフェスペースで休んでるから、見終わったら声かけてくれ、送るよ」

70: ◆6RLd267PvQ 22/06/22(水) 16:47:58 ID:wa7W
藍子「カフェスペースと言えば、ジャコウネコのフンから取れたマメで作るコピ・ルアクですよね、私一度カメラに収めたくて」

響子「藍子ちゃん…そんなに排泄物を撮りたいんですか…」

加蓮「   キャラはりあむで充分だと思うんだけど」

藍子「えー、でも絶対映えですよ、映え」

加蓮「アンタの場合映えじゃなくてハエなんじゃないの」

響子「覚えたての言葉使ってみた感が凄いですね…藍子ちゃん…」

P「と言うか博物館の隅のカフェにそんな高級なモン置いてないと思うぞ…」

~~~

71: ◆6RLd267PvQ 22/06/22(水) 16:48:17 ID:wa7W
~事務所~

りあむ「ぬぁーっ!!!」

あかり「りあむさん、うるさいです♪」ニコッ

りあむ「あ、ハイ、スマセン」

あきら「急に叫んだりして…一応聞いときますけど何かあったんデスか」

りあむ「いや……何か……何だろう……ぼくだって…ぼくだってなあ……好きで叫んでるわけじゃないんだぞって事をだね…」

あかり「あ、これ以上は汚い話になりそうなんでいいです」

あきら「同意」

りあむ「聞いたから答えただけじゃないかぁ!!とゆか、文句ならそもそもこの曲持ってきたPサマに言ってよね!!!」

おわれ。

72: ◆6RLd267PvQ 22/06/22(水) 16:48:46 ID:wa7W
担当に   とか言わせてしまった。

今回は本当の意味で、お目汚し、失礼をば。

73: ◆6RLd267PvQ 22/06/23(木) 14:36:36 ID:7B21
五十嵐響子「トリクロマティック・ナチュレとお化け屋敷」

第9話ですかね。

74: ◆6RLd267PvQ 22/06/23(木) 14:37:20 ID:7B21
~遊園地・オバケ屋敷~

加蓮「中は涼しいね~、待ち時間ずっと暑かったけど」

藍子「おばけって撮影OKなんでしょうか、記念に一枚撮りたいんですよね、私のキャラ的に」

加蓮「思い出したようにカメラキャラアピールするのやめよう、あとオバケ写ったら心霊写真だから」

響子「むぅ……」キョロキョロ

藍子「響子ちゃん?」

加蓮「さっきからきょろきょろして、そんなに怖がらなくてもオバケ屋敷のオバケなんてたかが知れてるでしょ」

75: ◆6RLd267PvQ 22/06/23(木) 14:37:38 ID:7B21
響子「いえ、怖いとかじゃなくて…まぁ、ホラーが得意とかでもないんですけど……そんな事より」

加蓮藍子「「?」」

響子「お化け屋敷に入ると、お掃除したくなりません?」

加蓮「出た、掃除魔!」

藍子「デレステのドラマティック・ナイト特訓前の台詞!」

響子「さしずめ藍子ちゃんは引用魔ですね」

76: ◆6RLd267PvQ 22/06/23(木) 14:38:01 ID:7B21
オバケ「う~ら~め~し~やぁ」ドロドロ

加蓮「あ、オバケのコスプレした係員さんだ」

響子「加蓮さん」

藍子「身も蓋もないですね…」

加蓮「いやぁ、だって私入院してた時に実際さぁ、本物…」

響子「わーっ!わーっ!」

藍子「話すにしてもここじゃホントに怪談になりますよ」

加蓮「そっか。……って言うかオバケのコスプレした係員さんも固まってるけど」

77: ◆6RLd267PvQ 22/06/23(木) 14:38:40 ID:7B21
オバケ「あの……もしかしてトリクロマティック・ナチュレの……」

藍子「あ、はい、高森藍子です、カメラキャラの」

響子「さらっと名乗る……私達一応アイドルですよ」

加蓮「アイドルの自覚は足りないと思うけどねー、私達のカッコ、特に変装も何もしてないし」

オバケ「あの、ふ、ファンです……この前のカバー曲も凄く良かった……し、CD、発売したら買います……」

藍子「うわぁ、ありがとうございます♪カメラキャラの高森藍子と」

響子「常識人枠の五十嵐響子と」

加蓮「ノるんだ……えー……私何枠だろ」

響子「ポテトでは?」

藍子「病人では?」

加蓮「よし、後でシメる」

78: ◆6RLd267PvQ 22/06/23(木) 14:39:00 ID:7B21
藍子「あ、サインとかは事務所通して下さいね」

響子「そして手慣れた対応…」

藍子「マニュアルに書いてありますよ」

加蓮「そこからも参照……は普通か…普通だ」

~~~

~オバケ屋敷・出口~

加蓮「あ~、涼しかった!」

響子「それにしても加蓮さんはともかく藍子ちゃんもお化け平気なんですね、ちょっと意外かも」

79: ◆6RLd267PvQ 22/06/23(木) 14:39:21 ID:7B21
藍子「おばけにも事情があるんですよ。話を聞いてあげれば怖くなくなります(デレステ・新緑の魔女特訓前ホーム台詞)」

響子「とうとう聞かれてないのにカッコで引用元添付し始めましたよ」

加蓮「あれ、でもシンデレラガールズ劇場第183話では普通にオバケ怖がってた気がするけど」

響子「まさかの引用カウンター!?」

藍子「聞きたいですか…?公式さんの設定は……時間が経つほどに……ブレていくんですよ……」ドロドロ…

響子「ぬぁーっ!!!」アタマカキカキ!!!

加蓮「今日イチ怖い話だったかもしんない」

響子「別な意味で背筋が寒くなりましたよ」

藍子「もう一回入ります?おばけ屋敷」

加蓮響子「「もういい!!!」」

おわれ。

83: ◆6RLd267PvQ 22/06/24(金) 00:10:17 ID:EsFO
北条加蓮「トリクロマティック・ナチュレと1年戦争」

10話、今日の分は早めに投稿。
風花雪月無双遊びたいのでね。

84: ◆6RLd267PvQ 22/06/24(金) 00:10:36 ID:EsFO
藍子「トリクロマティック・ナチュレが…」

響子「バラバラに……」

加蓮「まぁそれより皆でピザでも食べようよ」

響子「加蓮さん」

85: ◆6RLd267PvQ 22/06/24(金) 00:10:50 ID:EsFO
~配信終了後・加蓮宅・お泊り会中~

加蓮「で、総選挙の組分けが終わったわけだけど」

響子「何だか凄いものを観たような……」

藍子「トリクロはバラケましたけどポジパは揃いましたね」フンス

響子「琴歌さん並のどやふんす顔してますよ」

加蓮「何らかの操作か陰謀なんじゃないの」モキュモキュ

響子「加蓮さん」

86: ◆6RLd267PvQ 22/06/24(金) 00:11:07 ID:EsFO
藍子「Dのポジティブパッション……ポジティブ・D・パッションですかね………アイドル王に、私はもがっ」

加蓮「ピザ美味しいねー藍子、美味しいでしょー」グイグイ

藍子「はひゅ、おいひ、おいひいれすけろ、あつ、あふっ」モガモガ

響子「加蓮さん加蓮さん、流石にその辺で……」

藍子「火傷するかと思いました、もー」

加蓮「すれば良かったのに」

響子「加蓮さん」

87: ◆6RLd267PvQ 22/06/24(金) 00:11:23 ID:EsFO
加蓮「ん、奈緒からチェイン来た」ピロン

奈緒『おい観たか加蓮!!蒸機公演の4人が同じグループだぞ!!うわぁ、テンション今やばいって!!!』

加蓮「奈緒がコロナに罹った」モキュモキュ

響子「加蓮さん」

88: ◆6RLd267PvQ 22/06/24(金) 00:11:39 ID:EsFO
藍子「奈緒ちゃんの気持ち、ちょっと分かるなあ……だって見て下さい、私、フィルム・メモリアルでも同じ組なんですよ」

加蓮「あ、ホントだ、椿さん同じ組だね」

藍子「Dのフィルム・メモリアル……フィルム・D・メモリアルですかね………闇に飲まれろ麦わむぎゅっ」

加蓮「原作では言ってない台詞やめようねー、まだラスボス黒ひげって確定してないでしょー」グイグイ

藍子「アニメのっ、オープニングでっ、いっれましたもん!」モガモガ

響子「ONE PIECE知らない人置いてきぼりですよやめましょうよ」

89: ◆6RLd267PvQ 22/06/24(金) 00:11:56 ID:EsFO
加蓮「うん、だから作者さんも配慮して『ティーチ』じゃなく『黒ひげ』って」

響子「わかりにくい配慮、細かすぎて多分伝わりませんからねそれ」

藍子「あ~、熱かった……普段の茜ちゃんの熱血に慣らされてなければ危なかったですよ」

響子「それでどうにかなるんですか熱々のピザ」

加蓮「そもそも事の発端は藍子だからね、Dの一族とか迂闊に持ち出すからいけないんだよ、世界政府が動いちゃうでしょ、バスターコールものだよ」

響子「お二人ともどれだけ熟読してるんですかONE PIECE」

90: ◆6RLd267PvQ 22/06/24(金) 00:12:10 ID:EsFO
藍子「え、私は中の人が頻繁にモブで出演してますし、ほら、中の人のwikiに書いてありますよ」

加蓮「私は奈緒が今読み放題だし展開マジでアツいから読め読めってうるさくてね~、1ヶ月休載は長いよね」

藍子「1年間の総選挙も相当ですけどね」

響子「これ今回の話ほとんどONE PIECEトークしてましたけどシンデレラガールズの二次創作で良いんですよね?許されますよね?」

~~~

91: ◆6RLd267PvQ 22/06/24(金) 00:12:26 ID:EsFO
P「ぬぁーっ!!!」ドタバタジタバタ

ちひろ「いやぁ、愉悦愉悦」

P「こんなん……戦争だろうがっ……誰かシャンクス呼んで……娘に構ってる暇あったら『この戦争を終わらせに来た』でドンッ!って締めてくれ……」

ちひろ「Pさんも相当読んでますねさては」

おわれ。

97: ◆6RLd267PvQ 22/06/25(土) 01:05:58 ID:0hn2
五十嵐響子「ぬぁーっ!!!」

11話、更新します。

98: ◆6RLd267PvQ 22/06/25(土) 01:06:16 ID:0hn2
~おそと~

加蓮「何、パパス?」

藍子「それぬわーっですよ確か」

響子「叫びたくもなりますよ!何なんですか突然の猛暑!!」

加蓮「まだ6月なんだけどね~、40℃近いとこもあるみたいだね」

藍子「こんな日は……やっぱりアレじゃないですか、アレ♪」

加蓮「またかき氷でも食べに行くとか?」

99: ◆6RLd267PvQ 22/06/25(土) 01:06:34 ID:0hn2
響子「でもこれだけ暑いとかえって寒暖差で胃にダメージですよ、氷なんて」

藍子「それじゃあ3人で、いきますよ~、せーのっ、あ・ら・もーどっ!」

加蓮「………」

響子「………」

加蓮「暑いね」

響子「はい」

藍子「あらっ?」

100: ◆6RLd267PvQ 22/06/25(土) 01:06:51 ID:0hn2
加蓮「あらじゃないのよ」

響子「さも当然『みんな知ってるね』みたいな…ドラえもんのガールフレンド並みに知りませんよ」

藍子「何でですか、有名なはずじゃないですか、一時期バレンタイン特訓後高森藍子が語り草になったってまとめwikiにも」

加蓮「藍子、藍子」

藍子「はい」

加蓮「何で語り草になったか知ってる?」

藍子「いえ、それはまだ」

加蓮「よーし、じゃあ『荒猛怒』って入れてみよっか♪」

響子「加蓮さん!!!!!!」

~~~

101: ◆6RLd267PvQ 22/06/25(土) 01:07:09 ID:0hn2
~事務所~

藍子「…………さむいです」

P「へっ?冷房、そんなに寒かったか?28℃だぞこれ」

加蓮「あー、違うの、寒いのは別なトコだから気にしないで」

響子「加蓮さん、多分そろそろいじめになってますよこれ」

加蓮「適切な対処のつもりだったんだけど」

藍子「……人の夢と書いて儚いかぁ……」タソガレ

P「窓際で遠い目をしてるけど大丈夫なのかアレ」

102: ◆6RLd267PvQ 22/06/25(土) 01:07:28 ID:0hn2
加蓮「流石にやり過ぎたかな……結構気にしてるんだね」ヒソヒソ

響子「そうですよ、昔屋台のおじさんが愛梨さんの胸でちょっと興奮してた時に『男の人ってみんなああなのかしら……』って軽蔑してた事もあるくらいです」ヒソヒソ

藍子「passion jewelries!002のドラマパート参照です…」

P「何だかよくわからんが、甘い物でも食べて元気出しなさいよ、丁度買ってきてあるのがあってな」

加蓮「……あ、流れ読めた」

響子「奇遇ですね、私もです」

103: ◆6RLd267PvQ 22/06/25(土) 01:07:46 ID:0hn2
P「ほら藍子、ゴージャスセレブプリンだぞ、凄いだろ、この盛り具合!!」プリンッ!

藍子「……そんなに……すか」

P「へ」

藍子「そんなに盛った方が好きなんですか、プロデューサーさんも男の人ですもんね!!」

P「え、いや、俺は甘いのはそんなに」

藍子「皆お胸が大きい方がいいんだ!!」

P「……藍子、藍子」

藍子「……はい」ムス

104: ◆6RLd267PvQ 22/06/25(土) 01:08:04 ID:0hn2
P「俺は藍子くらいのサイズにもちゃんと興奮するぞ」

加蓮「最低」ジト

響子「いや、加蓮さんもPさんもどっこいどっこいです、これに関しては」

藍子「プロデューサーさん……」キュンッ

パーフェクトコミュニケーション!!

加蓮「良かったの今ので!?」

105: ◆6RLd267PvQ 22/06/25(土) 01:08:20 ID:0hn2
響子「或いは加蓮さんよりはマシだったと思いますね…」

加蓮「マジかぁ……私、まだまだコミュ力足りないや…」

藍子「メモを持ち歩くと良いですよ」モキュモキュ

P「とりあえず次からはお前達もちゃんと藍子ので興奮するようにな」モキュモキュ

加蓮「ねぇ、この話世に出して良いやつ?」

響子「…とりあえず下手に話広げるよりプリン食べて終わりにした方がいいと思いますよ」

106: ◆6RLd267PvQ 22/06/25(土) 01:08:38 ID:0hn2
藍子「何でお胸があると嬉しいんですかね」モキュモキュ

P「あ~、一説には猿の時代にだな……尻で興奮してたのが……二足歩行になって視点が上に行っただろ、それで胸が尻の形になったんだよ」モキュモキュ

響子「もっともらしい事まで言い出しましたよこの人」

加蓮「自分から聞きに行ってるし」

藍子「何だそっかぁ……」ゴクン

藍子「加蓮ちゃん、響子ちゃん、その胸部のお尻、邪魔じゃないです?」ウププ

107: ◆6RLd267PvQ 22/06/25(土) 01:08:50 ID:0hn2
加蓮「Pさん」

P「んー?」

加蓮「冷房、温度ちょっと高いかもしれない」

P「そうだな、少し冷やすか」ピッピッピッ

響子(もうなるようになっちゃえ)

おわれ。

111: ◆6RLd267PvQ 22/06/26(日) 00:53:42 ID:wt1t
高森藍子「トリクロマティック・ナチュレと雷雨の日」

12話。更新します。

112: ◆6RLd267PvQ 22/06/26(日) 00:54:19 ID:wt1t
~女子寮・響子の部屋~

加蓮「何だかんだで私達よく泊まりに来てるよね」

藍子「今日も雨ですし、雷も凄かったですから、家に帰るより女子寮の方が安全だろうって話なんですけどね」

響子「そしてすみません、相変わらず部屋が狭くて…」

加蓮「部屋干しの洗濯物ってニオイとか大変だよね」

藍子「響子ちゃんの事だから多分いい匂いが染みつくと思いますよ、部屋干しでも」

113: ◆6RLd267PvQ 22/06/26(日) 00:54:31 ID:wt1t
響子「面と向かってそう言われると照れちゃいますね……因みにどんな匂いになると思います?」

加蓮「肉じゃが」

藍子「ハンバーグ」

響子「そっち」

114: ◆6RLd267PvQ 22/06/26(日) 00:54:44 ID:wt1t
響子「違うじゃないですか、もっとこう、女の子の部屋なんですから……いい感じにフローラルにしてくださいよ」

加蓮「えー、でも私肉じゃが食べたいんだよね」

藍子「私の部屋はアロマ置いてるので♪」

響子「ぐぬぬ……何だか私いつもお二人に振り回されてる気がします……」

加蓮「気のせい気のせい」

藍子「はい、木の精です」ハイッ

響子「字が違いません?」

115: ◆6RLd267PvQ 22/06/26(日) 00:54:56 ID:wt1t
加蓮「まーでも藍子って森にいそう感凄いから木の精って言われると信じちゃうかもね」

藍子「…でも実際森にいると大変なことも多いと思うんですよね、今日みたいな雷の日も危ないんですけど…」

加蓮「危ないって、何が」

藍子「まとめwikiも万能じゃないですからね、ネットに障害が起きたりしたら機能しなくなりますし、森にいたら圏外ですよ」

響子「そっち」

116: ◆6RLd267PvQ 22/06/26(日) 00:55:08 ID:wt1t
藍子「そしてそうなると私のアイデンティティも機能しなくなるわけですよ」

加蓮「自分がないのアンタ」

藍子「と言うことはまとめwikiをネットとは別にまとめておく必要があるわけですがそのまとめも万能ではないのでさらにそれをまとめるwikiを作ってそれを本にまとめて編纂したものを朗読して音声として残したものを動画サイトにアップしたものを録画して残したものを」

加蓮「響子、ポテチ食べたいから揚げて」

響子「結構手間がかかるんですよアレ…」

117: ◆6RLd267PvQ 22/06/26(日) 00:55:26 ID:wt1t
藍子「無視しないでください、大事な話なんですからね」ムス

加蓮「まとめwiki無くても充分自立できてるから大丈夫だよアンタは」

藍子「そんな事ないですよ!こんなに公式に忠実な高森藍子もなかなかいないですよ!」ホラァ

加蓮「ほらぁ、じゃないのよ、ホラーなのよアンタは、多分ハサミ持った響子より怖いよ」

藍子「【学園の秘密】特訓後響子ちゃんですね!」

響子「『グサッ!』…ってやりませんよ?」

藍子「そうその台詞特訓後~!」パチパチパチ

加蓮「よく高森藍子名乗れたよねそのノリで」

~~~

118: ◆6RLd267PvQ 22/06/26(日) 00:55:48 ID:wt1t
~事務所・ルーム扉前~

P「いやぁ…凄い雷雨だ……女子寮に送れる面子は送ったが…他に誰か残ってたかな」ガチャリ

ゴロゴロゴロ……

119: ◆6RLd267PvQ 22/06/26(日) 00:56:01 ID:wt1t
窓際の渋谷凛「……蒼穹の果て!私はここにいるッ!」

ピシャアアアン!

凛「ヴォルト・オブ・ヘブン!!!」ブンブンブン!!

P「グランブルーファンタジーごっこやめなさい」

120: ◆6RLd267PvQ 22/06/26(日) 00:56:16 ID:wt1t
凛「へっ、あっ、プロデューサー、いたの」

P「今来た」

凛「……見た?」

P「グランブルーファンタジーでやってた技な、カッコいいけどな、ちょうど雷も鳴ってるからやりたい気持ちはわかるけど……でもなぁ、ルームにそれっぽいのなかったからってハンガー振り回すのはいくらなんでも」

凛「ぬぁーっ!!!」ゴロピッシャーン!!!

P「うおっ」ビクッ

おわれ。

125: ◆6RLd267PvQ 22/06/27(月) 00:42:11 ID:VBg1
モバP「トリクロマティック・ナチュレの情報戦略」

更新します。

126: ◆6RLd267PvQ 22/06/27(月) 00:42:26 ID:VBg1
~事務所~

P「お、そろそろオンエアの時間か……どれ、TV付けてと」ポチッ

TV『さぁ、今日も始まりました、ゲストの皆さんのアレやコレを根掘り葉掘りしちゃうこの番組!【質問しちゃいまSHOWTIME!】』

TV『深夜の10分番組なので、サクサクいくよ~、それでは本日のゲストに来ていただいちゃいまSHOWTIME!』

P「司会のクセ強いな~…収録中も思ったけど」

127: ◆6RLd267PvQ 22/06/27(月) 00:42:40 ID:VBg1
藍子『こんばんはっ、トリクロマティック・ナチュレのカメラキャラ担当、高森藍子ですっ』

加蓮『トリクロマティック・ナチュレのビジュアル担当、北条加蓮だよ~』

響子『同じく、トリクロマティック・ナチュレの家事担当、五十嵐響子です!本日はよろしくお願いします!』

司会『因・み・に、3人とも学生さんなので今回の放送は録画放送である事をごSHOW知いただいた上でご視聴下さいだぜ!』

P「さて、残り8分……いやぁ……収録の時は大変だったなあ…」トオイメ

128: ◆6RLd267PvQ 22/06/27(月) 00:43:02 ID:VBg1
~~~

~収録時・赤坂ブーブーエス・スタジオ~

司会「では早速好きな食べ物から聞いてみたいと思いMASS!」

加蓮「好きな食べ物か~、私はやっぱりフラ……」

カンペP「…………」ササッ!バッ!バッ!

加蓮「ふらー……ペチーノかなあ!!チョコミント味のやつね!美味しいよね~」

129: ◆6RLd267PvQ 22/06/27(月) 00:43:46 ID:VBg1
司会「フラペチーノ!ん~、これは女子!流石はビジュアル担当だけあってお洒落なモノが好きなんですNET!」

P(ッせーッフ……)フー

司会「では続いては響子SUN!好きな食べ物、お答えできMasquerade!」

響子「好きな食べ物ですかぁ、基本的には何でも好んで食べますし作りますけど…あ、でもそう言えばこの前お菓子作りの練習をしたんですよ!」

130: ◆6RLd267PvQ 22/06/27(月) 00:44:02 ID:VBg1
司会「流石家事担TOLL!作ったのは一体何でSHOW?」

響子「はんごろ」

P「…………」ジト

響子「あ、おはぎです!おはぎ!お盆やお彼岸も近いですから!!」

P(アイコンタクトと言うかジト目で察してくれたらしい)フゥ

131: ◆6RLd267PvQ 22/06/27(月) 00:44:16 ID:VBg1
藍子「私達もお手伝いしたんですけど、すっごくよかったんですよ、響子ちゃんのはんごろしレクチャー♪」

司会「おっと突然のBloody Festa!」

P(オイ!!!折角響子が踏みとどまったのに横から容赦なく奈落に突き落としてんだろうが!!!)

加蓮「やーだもー、それじゃあ響子がよく見てるお昼のドラマじゃーん」ケラケラ

藍子「あ、間違えました!」パンッ

P(そうだよ間違えてんだよピー音で消されかねないよ)

132: ◆6RLd267PvQ 22/06/27(月) 00:44:38 ID:VBg1
藍子「アレははんごろしじゃなくてみなごろ」

P「ぬぁーっ!!!」ガンゴンゴン!!

カットカットカットォ!!!

P「カメラは…カメラは止まったな……!?」ピュードクドク

響子「きゃーっ!!」

加蓮「わー、鼻血だー…」

藍子「アレははんごろしですかね」

ケガニンノテアテヲ チマミレノニンゲンヲ ウツスナー

133: ◆6RLd267PvQ 22/06/27(月) 00:44:54 ID:VBg1
~~~

加蓮『好きなのはフラペチーノです!』

司会『それでは歌っていただきまSHOW!お願いー!CINDERELLA!!』

P「…よし、おねシンとピンキージョーンズで8分埋まったな」

おわれ。

137: ◆6RLd267PvQ 22/06/28(火) 01:08:06 ID:Njp8
槙原志保「トリクロマティック・ナチュレのコラボパフェ!」

今日はパフェの日。

138: ◆6RLd267PvQ 22/06/28(火) 01:08:38 ID:Njp8
~会議室~

志保「はい、と言うわけでトリクロの3人に来ていただいたわけなんですけれどもね!」

加蓮「突然呼ばれたからびっくりしたけど、一体この3人に何の用事?」

響子「あ、お料理のお手伝い…とかですかね」

藍子「パフェの撮影かもしれませんね」

志保「ふっふっふ、甘いですよ3人とも…今日が何の日か、知らないわけじゃないですよね!」

加蓮「ん~、誰かの誕生日だっけ…」

139: ◆6RLd267PvQ 22/06/28(火) 01:08:56 ID:Njp8
響子「行きつけの定食屋さんがサービス価格!なんて…」

藍子「あ、梅雨明けじゃないです?昨日枯れて萎れた紫陽花を記念に撮っておいたんですよ」

加蓮「悪趣味」

志保「残念ながら、3人とも不正解、です!パフェの日ですよ、パフェの日!」

加蓮「あー…」

響子「まぁ、志保さんですからね」

140: ◆6RLd267PvQ 22/06/28(火) 01:09:13 ID:Njp8
藍子「パフェかぁ…私、食べてるうちに溶けてきちゃうからなあ」

加蓮「藍子は食べるの遅いから…」

志保「で、トリクロの3人には是非、コラボパフェの立案をお願いしたいんです!昔のツテで考えてくれないかと頼まれまして、それなら絶賛売出し中のトリクロとコラボしたら集客力もあってお店に貢献できるかなあって」

加蓮「そんな事言われてもな~、パフェって結構量が多いよね、食べきれないわけじゃないけどさ」

141: ◆6RLd267PvQ 22/06/28(火) 01:09:29 ID:Njp8
響子「でも、彩りも豊かですし、アイドル的には色々宣伝にもなると思いません?」

藍子「バエですね、バエ」

志保「パフェって言うのは好きなものを組み合わせて作る一つの芸術品と言っても過言じゃないと思うんですよ!それこそ梅雨も明けて暑くなりましたし、かき氷と並んでファミレススイーツの2大巨頭だと思いません?」

加蓮「確かにねえ……でも、好きなものと好きなものとの組み合わせかぁ」

響子「私、お菓子作りは練習中で、まだ自信が…」

142: ◆6RLd267PvQ 22/06/28(火) 01:09:42 ID:Njp8
藍子「とりあえず色々重ねて乗っけて女の子好きがする様なものを作ればいいんですよね?」

志保「ですです、そこにトリクロマティック・ナチュレらしさみたいなのも欲しいところですけどね♪」

加蓮「私達らしさ、ねえ……う~ん」

~~~

143: ◆6RLd267PvQ 22/06/28(火) 01:10:00 ID:Njp8
~女子寮・キッチン~

志保「ついに完成しました!トリクロマティック・ナチュレパフェ、略してトリパフェです!」

P「わざわざ女子寮に呼ばれておいて何だが、味見役が俺で良かったのか…?」

志保「Pさん、昨日もコンビニご飯とカップ麺でしたから、たまにはこういうので栄養を付けてもらわないとですよ」

P「いや、それでパフェってどういう理屈だよ…」

志保「と言うわけで作って冷やしておきました!こちらになります!」ドンッ

144: ◆6RLd267PvQ 22/06/28(火) 01:10:16 ID:Njp8
志保「あ~、解説しないとトリクロパフェって伝わりませんよね!自信作ですよ、これは!」

志保「ヘルシーなレタスとブロッコリーで藍子ちゃんのオーガニック嗜好と緑色をイメージ!」バンッ

P「パフェだよな」

145: ◆6RLd267PvQ 22/06/28(火) 01:10:30 ID:Njp8
志保「さらにそれならばと加蓮ちゃん提案のポテトサラダがいい感じのアクセント!」

P「パフェだよな」

146: ◆6RLd267PvQ 22/06/28(火) 01:10:42 ID:Njp8
志保「そして、諦めた響子ちゃんが『もうこれ私のイメージカラー的にトマト乗せるしかないですよね』との事なのでトマト!」ババンッ

P「パフェだよな」

147: ◆6RLd267PvQ 22/06/28(火) 01:10:55 ID:Njp8
志保「一部の隙もないトリクロマティック・ナチュレサラダ、ここに完成です!!!」

P「ぬぁーっ!!!」モッシャモッシャ!

志保「パフェ、すなわちパーフェクト……ふっ、自信を持ってお届けできると思いますね……このパーフェクトサラダ!プロデューサーさん、どうですか!!」

P「却下」

おわれ。

151: ◆6RLd267PvQ 22/06/29(水) 00:27:01 ID:4alI
北条加蓮「超暑い」

更新します。↑タイトルです。

152: ◆6RLd267PvQ 22/06/29(水) 00:27:17 ID:4alI
~原っぱ~

太陽「サニー!!!!!!!」カアアアアアア

加蓮「………煩い…」

響子「加蓮さん、何か言いました?」

加蓮「太陽が鳴いてる」

響子「幻聴の類ですよねそれ」

153: ◆6RLd267PvQ 22/06/29(水) 00:27:30 ID:4alI
藍子「いいお天気……ピクニック日和だなぁ……」ホワッ

響子「こんな日にこんな日当たりの良すぎる場所でシート広げて何してるんでしょうね私達」

藍子「ワンピースにほら、草原の香りが♪」ニコッ

響子「藍子ちゃんが今着てるのどう見てもツーピースなんですけど」

藍子「あ、今のは生存本能ヴァルキュリア特訓前藍子ちゃんの台詞からの引用で」

響子「藍子ちゃんが藍子ちゃん言ってるんですけど」

154: ◆6RLd267PvQ 22/06/29(水) 00:27:55 ID:4alI
加蓮「はー……そんでさぁ、せっかくオフが揃ってどこか遠出でもしてみようって時に炎天下のくさっぱらでただ座り込んでるの一体何よ」

藍子「知らないんですか加蓮ちゃん、今日はピクニックの日なんですよ」

加蓮「ネット情報でしょどーせ…って言うか、こんな酷暑でピクニックしてるの私達しかいないんだけど」

響子「これ、ピクニックと言うか我慢大会なんじゃ……うう、溶けそう…」

155: ◆6RLd267PvQ 22/06/29(水) 00:28:07 ID:4alI
藍子「あ、溶けると言えば今日は「クレープの日」なんですよ、それでバスケットにアイスクリームをたっぷり詰め込んだ冷たいクレープ……を…」パカッ

加蓮「生ゴミになってるね」

響子「加蓮さん」

156: ◆6RLd267PvQ 22/06/29(水) 00:28:19 ID:4alI
藍子「そっかあ、私のゆるふわ無限力でもこの暑さでアイスクリームの形を維持するのは難しいんだなぁ…まだ」モキュモキュ

響子「まだって何ですか、いずれはできるとでも!?」

加蓮「そういうのはバスケットじゃなくてクーラーボックスに保冷剤でしょ」モキュモキュ

藍子「文明に頼ったら負けた気がするじゃないですか」モキュモキュ

響子「藍子ちゃんがそれ言ったら駄目だと思いますよ」

157: ◆6RLd267PvQ 22/06/29(水) 00:28:40 ID:4alI
加蓮「……って、今ちょっと気になったから調べたんだけど……」スマホタプタプ

藍子「私の戦闘力ですか?」

加蓮「5だよ」

響子「ゴミめ…」

加蓮「じゃなくて、今日はピクニックの日って言うけど、そのピクニック、『森○乳業』のピクニックだからね」

藍子「えっ」

響子「えっ」

158: ◆6RLd267PvQ 22/06/29(水) 00:28:57 ID:4alI
加蓮「あと、ついでに出てきたよ、これ」

藍子「今日は……『国際熱帯デー』…?」

太陽「サニー!!!!!!」カアアアアアア

加蓮「煩い」

響子「加蓮さんやっぱり幻聴聴こえてますって、木陰行きますよほら」

159: ◆6RLd267PvQ 22/06/29(水) 00:29:16 ID:4alI
藍子「私のデータベースに間違いがあったなんて…」シュン

加蓮「大丈夫、アンタは最初から間違えてる、全部」

藍子「あ、でも1つだけ正確な情報がありますよ!」

加蓮「今更期待しないけど……何、情報って」

藍子「今日はこの後すぐ豪雨です!」

雨雲「ぬぁーっ!!!」ドザア

加蓮「よーし歯を食いしばれ」グッ

藍子「正確な情報だったじゃないですか!!」

響子「もうやだこの二人……」グスン

おわれ。

163: ◆6RLd267PvQ 22/06/30(木) 00:25:35 ID:SjS9
高森藍子「トリクロマティック・ナチュレの天体観測」

16話、更新

164: ◆6RLd267PvQ 22/06/30(木) 00:25:47 ID:SjS9
加蓮「そうめんってさ」

藍子「はい」

加蓮「最初のうちは美味しいんだけど、飽きてくるよね」

藍子「私は……飽きることはないけど食べきるのに時間がかかっちゃうかなあ」

響子「食べ方を変えてみればいいと思いますよ、薬味を変えるとか、お味噌汁に入れるとか…冷麺っぽくするとか」

165: ◆6RLd267PvQ 22/06/30(木) 00:26:04 ID:SjS9
~プラネタリウム~

響子「そもそも何でそうめんの話になるんです?」

加蓮「ん、ほら、七夕ってそうめん食べるって言うじゃん」

響子「せっかくプラネタリウムに来たのに星を眺めて浮かんだ感想がそうめんかぁ…」

藍子「加蓮ちゃん加蓮ちゃん」

166: ◆6RLd267PvQ 22/06/30(木) 00:26:27 ID:SjS9
加蓮「ん、何、藍子」

藍子「べん座ってどこにあるんでしょう?」

加蓮「向こうの出口から出て突き当たりを右」

響子「ああもう!ロマンチックの欠片も感じられないっ!」

係員「館内ではお静かにお願いいたします」

響子「あぁハイ、ごめんなさい、すみません」ペコペコ

加蓮「私達一応小声で会話してる体なんだからさぁ」

藍子「エクスクラメーションマークそんなに出したら迷惑ですよ」

167: ◆6RLd267PvQ 22/06/30(木) 00:26:44 ID:SjS9
響子「エクスクラメーションマーク」

藍子「エクスクラメーションマーク」

加蓮「ビックリマークの事ね…」

響子「あ、あー、あれエクスクラメーションマークって言うんですか……」

藍子「言いたくなりますよねエクスクラメーションマーク」

加蓮「別にそうでもない」

響子「普通にためになってしまった私がいます…」

168: ◆6RLd267PvQ 22/06/30(木) 00:27:02 ID:SjS9
加蓮「で、星の話するけど」

藍子「どうしてです?エクスクラメーションマークの話しましょうよ」

加蓮「せっかく入館料払って星観に来て何でビックリマークの話しなきゃいけないの」

響子「そもそもどうやって話広げるつもりですか」

藍子「ほら、エクスプロージョン・ノヴァですよ、簡単に連想できるじゃないですか」

響子「えくすぷろー……え?」

加蓮「最終的に何やかんやあってブルー・アースに繋がるやつね、テイルズシリーズの」

響子「いや、何で加蓮さんも詳しいんですか、そんなコアなネタ」

169: ◆6RLd267PvQ 22/06/30(木) 00:27:25 ID:SjS9
加蓮「加蓮さんテイルズとコラボしたし」

藍子「モバマスの方ですね、あのバルバトス・ゲーティアやダオスと激戦を繰り広げてました」

響子「ONE PIECEの話と言い読者置いてきぼりの話題やめときませんか」

加蓮「でもこれに関しては私公式でコラボしたし、マーボーカレー食べたし」

藍子「あ、因みに私はスーパーロボット大戦とコラボしました」

響子「公式がやってたを免罪符にするのやめましょうよ何も言えなくなりますから」

170: ◆6RLd267PvQ 22/06/30(木) 00:27:55 ID:SjS9
~~~

ベジータ『ぬぁーっ!!!』シュインシュインシュイン

P「よし、この隙に気溜めして……今だ!」ピコピコ

ベジータ『こいつが超ベジータのビッグバン・アタックだ!!!』

紗南「そう簡単に大技食らうあたしじゃないんだなぁ」ピコピコ

Mr.サタン『あの、これつまらないものですが』ハイッ

ベジータ『ぬぁーっ!!!』ボウン

P「だー!プレゼントボムハメは卑怯だと言ったろ、禁止だ禁止!友達なくすぞ!」

171: ◆6RLd267PvQ 22/06/30(木) 00:28:10 ID:SjS9
ちひろ「…それ、随分古いやつじゃないです?スパーキングネオでしたっけ」

P「メテオです、メテオ」ピコピコ

紗南「よっしまた勝った~!」

P「あー!!お前ちょっと空気読めー!」

ちひろ「……もうすぐスターオーシャン6発売かぁ…」ハァ…

おわれ。

177: ◆6RLd267PvQ 22/07/01(金) 00:21:33 ID:UHKK
五十嵐響子「トリクロマティック・ナチュレの時代劇撮影見学」

更新。

178: ◆6RLd267PvQ 22/07/01(金) 00:21:47 ID:UHKK
加蓮「だって『私が皆の盾になる』とか言うからさ」

響子「だからって藍子ちゃんをふん捕まえてホントに盾にする事ないじゃないですか」

藍子「土に還してやる」ズタボロ

加蓮「ほら、敵に物凄い啖呵切ってるよ」

響子「多分それ加蓮さんに言ってます」

179: ◆6RLd267PvQ 22/07/01(金) 00:22:01 ID:UHKK
~時代劇・撮影所~

加蓮「にしても殺陣ってのも奥が深いねー」

響子「凄い迫力でしたよね、模造刀なのに本当に斬り合ってるみたいで…思わず見入っちゃいました」

加蓮「殺陣の体験ができるっていうからどんな感じかなと思ったけど、藍子程度でも充分耐えきれたよね」

藍子「藍子程度って何ですか」

響子「盾の体験になりましたね…」

180: ◆6RLd267PvQ 22/07/01(金) 00:22:12 ID:UHKK
加蓮「だってもし怪我でもしたら大変だよ、私は耐久力に自信ないからね、アイドルだし」

藍子「奇遇ですね……私もそうなんです」

響子「いや、みんなそうですよ、私達ユニット仲間ですから」

藍子「えっ」

加蓮「えっ」

響子「えっ」

181: ◆6RLd267PvQ 22/07/01(金) 00:22:28 ID:UHKK
加蓮「嫌なんだけど」

藍子「私も…ちょっと…向こうの悪代官さんとユニット仲間になるのは…」

響子「みんなそうって言ったけどそういう意味じゃないです!!!」

藍子「あ、でもカメラさんは見込みある感じしません?」

加蓮「そうだね、藍子の代わりにカメラキャラ枠くらいは務まりそうだよね」

藍子「そんな褒めないで下さいよ照れますよ」

響子「…もうツッコむの疲れたなぁ…」

182: ◆6RLd267PvQ 22/07/01(金) 00:22:46 ID:UHKK
P「おーい、差し入れ貰ったぞー、アイスだから早く食っちまえー」

加蓮「アイスだって藍子と一字しか違わないからいざって時には影武者できると思うよ」

藍子「その考えには至らなかったなあ、流石加蓮ちゃん、なかなかのワルですね」

加蓮「それほどでもあるけど」

響子「プロデューサーさーん、今すぐ私の代役やって欲しいんですけど頼めますかねー」

183: ◆6RLd267PvQ 22/07/01(金) 00:23:00 ID:UHKK
P「心中察するが俺も忙しい身でな、これからスタッフさんと山吹色のお菓子食べないといかん、親愛度を溜めてアルバムをコンプしたいからな」

響子「賄賂じゃないですか」

藍子「プロデューサーさんはすぐに人にお菓子をあげたがる癖がありますからね」

加蓮「飴にクッキーにマフィンなんかいっつも持ち歩いてるからね」

P「まぁな…ただこの時期は熱に気をつけないとここ数年分のバレンタインチョコが溶けてなあ」

響子「食べて下さいよ」

184: ◆6RLd267PvQ 22/07/01(金) 00:23:17 ID:UHKK
P「いやぁ……冷静に考えてみろ、所属200名からいっぺんにチョコ渡されてどれか選んで食えると思うか」

響子「まぁ……それは…そうですね…でも、合間にちょこちょこ摘んだりとかは」

P「チョコだけに」

響子「それ283プロのお侍さんですよね」

185: ◆6RLd267PvQ 22/07/01(金) 00:23:34 ID:UHKK
加蓮「あ、藍子、差し入れのアイス、あずきバーだって。これ硬いんだよね~、ちょっとこれの武器耐久度試してみてもいいかな」

藍子「いいでしょう、そのあずきバー、纏めて喰らってあげますよ…『優しさを今…剣に変えて』…!」

響子「壊れた鉄の剣でも振ってればいいと思いますよ、もう」

藍子「今のは生存本能ヴァルキュリア特訓後高森藍ぬぁーっ!!!」ヒンヤリズキズキーン!!!

加蓮「お、今日は早かったね、アイスクリーム頭痛」

藍子「ふ、私ほどにもなると頭痛のタイミングを自在に操れるようになるんでしょうか?」

響子「私に聞かないで下さいよ」

おわれ。

189: ◆6RLd267PvQ 22/07/02(土) 00:31:27 ID:Uiae
五十嵐響子「超暑い」

更新。

190: ◆6RLd267PvQ 22/07/02(土) 00:31:44 ID:Uiae
~女子寮・キッチン~

響子「あのですね」グツグツ

藍子「はい」

加蓮「うん」

響子「いくら私がお料理大好き家事担当だからって、頼んでいい事と悪い事がありますよ」グツグツ

加蓮「仕方ないじゃん、急に食べたくなったんだから」

191: ◆6RLd267PvQ 22/07/02(土) 00:31:58 ID:Uiae
藍子「暑い時だからこそ体を冷やしすぎないように心がけるべきだって、響子ちゃん言ったじゃないですか」

加蓮「そうそう、1日のうちに食べていいアイスの数まで制限されるしさー」

響子「…二人とも自分のお家に帰れば私に見つからずに好きにアイス食べられるんですけどね…」グツグツ

加蓮「だって家で一人でいるのも暇じゃん」

藍子「アイスはお母さんの目を盗んで食べるのが美味しいんですよ」

響子「……はぁー……」グツグツ

192: ◆6RLd267PvQ 22/07/02(土) 00:32:22 ID:Uiae
加蓮「で、まだできないの、鍋焼きうどん」

藍子「私は鍋焼きラーメンですね」

響子「せめて同じものにしてくれませんかね」グツグツ

~~~

加蓮「それで響子が茹だっちゃってさぁ」

藍子「あの時はトリクロマティック・ナチュレ1の優しさを誇る私が必死で看病したんでしたっけ?」

加蓮「だから聞かないでよ、と言うか一番優しいのは私だからね」

P「お前らは一度熱中症の怖さを学んだ方がいい」

193: ◆6RLd267PvQ 22/07/02(土) 00:32:36 ID:Uiae
加蓮「いやだなー、私達だって何もしなかったわけじゃないんだってば」

藍子「そうですね、熱中症までは行かなかったけど、とりあえず水分補給してあげないといけませんでしたから」

P「まぁ、水分は大事だな」

藍子「なので茜ちゃんを呼んで緑茶を大量に」

P「利尿作用で逆効果だわ」

194: ◆6RLd267PvQ 22/07/02(土) 00:32:48 ID:Uiae
加蓮「こないだのマッスルキャッスルで1年分のお茶貰ったって言ってたからね、茜ちゃん」

P「と言うか仮にもラグビー部のマネージャーなら熱中症対策くらい心得てそうなもんだが…」

加蓮「茜ちゃんもそこはそれなりに考えてたよ」

藍子「そうですね、それに私達もここぞと言う時には止めに入りましたからね」

加蓮「水分補給のためにカレーをツッコもうとする茜ちゃんを抑えるのは大変だったからね」

P「カレーは飲み物じゃねえよ」

195: ◆6RLd267PvQ 22/07/02(土) 00:33:04 ID:Uiae
藍子「でも茜ちゃんは好きな飲み物がカレーで好きな食べ物がお茶なんですよ」

加蓮「食べ物ツッコむわけにもいかないからね」

P「もしかして俺がこの3人でユニット組ませたのマズかったんじゃなかろうか」

加蓮「で、後は冷却が必要だと思ったから聖ちゃんをコロッケで釣って響子に括り付けたんだよね」

藍子「縛られながらも歌うのを諦めない聖ちゃんの健気さには泣かされましたっけ…」

P「こんな胡乱空間に聖を巻き込むんじゃない!!!」

196: ◆6RLd267PvQ 22/07/02(土) 00:33:17 ID:Uiae
藍子「確かに聖ちゃんもほっぺたぷくーってなってましたよね」

加蓮「おもちみたいだったよね」

P「よくそれだけで許されたなお前らも」

加蓮「そこは私に策があったから」

P「策……?」

~~~

197: ◆6RLd267PvQ 22/07/02(土) 00:33:32 ID:Uiae
~聖捕縛時~

聖「ひ、ひどいです、サクサクの美味しいコロッケで私を釣って縛るなんて許しませんっ…」

響子「そうそう、もっと言ってあげて聖ちゃん…」

聖「許しません……ええと……許しません…!」

響子(そう言えば人に怒れる子じゃなかった)

藍子「どうします、加蓮ちゃん」

198: ◆6RLd267PvQ 22/07/02(土) 00:33:48 ID:Uiae
加蓮「聖ちゃん聖ちゃん」

聖「許しませんよ!」

加蓮「今我慢してくれたらエビクリームコロッケも揚げちゃうよ」

聖「許します」ニッコニコ

響子「聖ちゃんが陥落した!!……と言うかもしかしなくてもその「揚げる」のって」

加蓮「響子しかいないじゃん」

199: ◆6RLd267PvQ 22/07/02(土) 00:34:03 ID:Uiae
藍子「そうですね、私がやるとゆるふわ時空で黒焦げになる可能性もありますし」

縄を解かれた響子「ぬぁーっ!!!」ジュワアアアア

聖「コロッケ…コロ…♪コロコロロ~♪……あ。つい、口ずさんでしまって…」

藍子「SR純真少女特訓前ルーム台詞ですね…」

加蓮「風物詩だねえ」

200: ◆6RLd267PvQ 22/07/02(土) 00:34:14 ID:Uiae
響子「聖ちゃん、ちょっとそこの出刃包丁取ってくれませんか」

聖「包丁……?コロッケは別に切らなくても…」

藍子加蓮「「二度としませんごめんなさい」」ドケザー

聖「……?」

響子「台所のお母さんには逆らわない方が身の為ですからね、本気で」ニッコリ

おわれ。

204: ◆6RLd267PvQ 22/07/03(日) 00:12:51 ID:dCAO
高森藍子「トリクロマティック・ナチュレといにしえのうた」

更新。

205: ◆6RLd267PvQ 22/07/03(日) 00:13:06 ID:dCAO
~事務所~

加蓮「むかーしむかし、夕方のテレビでお団子の歌が大流行しました」

藍子「嫌だなぁ加蓮ちゃんったら、お団子がブームになるわけないじゃないですか、タピオカじゃないんですよ」

加蓮「タピオカのブームもわりと過ぎてるけどね、好きだけど」

響子「あ、でもそう言えばお母さんに聞いたことがある様な気も……」

P「すっげえ哀しい話題するじゃんな」

206: ◆6RLd267PvQ 22/07/03(日) 00:13:19 ID:dCAO
加蓮「あ、プロデューサーさん」

藍子「そっか、プロデューサーさんならご存知だったりします?マタンゴの歌」

響子「誰も知らないと思いますよ」

輝子「マタンゴ……キノコの怪物だよな……聞いたことはあるぞ……歌は知らないけどな…フフ…」モゾモゾ

響子「プロデューサーさんの机の下に有識者が…」

207: ◆6RLd267PvQ 22/07/03(日) 00:13:33 ID:dCAO
P「なあ、いい加減そこ暑くないか、冷房の温度下げるか」

輝子「あ…あんまり寒すぎても……トモダチによくないから……これぐらいがいい……適度にジメジメしてるしな……」モゾモゾ

加蓮「帰っていったね」

藍子「噂によるとあの机の下は超時空が広がっているとかいないとか」

P「俺の机を何だと思ってんだ」

208: ◆6RLd267PvQ 22/07/03(日) 00:13:48 ID:dCAO
藍子「でも他にも出入りしてる人いますよね、何人か」

加蓮「隣の机の下にも誰かいたりしてね」ヒョイッ

乃々「ひぇっ……! こ、ここはもりくぼのさんくちゅありぃなので、立入禁止でお願いします…!」

P「自エリアホーリーパネル化か…ダメージが通らないな…」

藍子「ならフォレストボムでどうにか」

P「ダメだ、プリズムが足りない」

209: ◆6RLd267PvQ 22/07/03(日) 00:14:07 ID:dCAO
加蓮「何の話してるの?」

響子「さあ……そう言えば藍子ちゃん、プロデューサーさんからゲームを貸し借りしてましたね」

加蓮「公式の藍子はゲームとかやらないだろうけどねー」

響子「私も戦うのとかはあんまり……あ、弟達がやってるのを見ることはありますけど」

加蓮「藍子ってRPGなら最初の街でひたすら街の人の会話聞き込んで1日終わるタイプだと思う」

響子「話がいっこうに進まないタイプのプレイヤーですね」

210: ◆6RLd267PvQ 22/07/03(日) 00:14:21 ID:dCAO
藍子「そう言えば加蓮ちゃん、今日は「涙の日」らしいですよ」

加蓮「へー」

響子「薄い」

藍子「薄くないです」ムス

響子「リアクションの話ですよ」

211: ◆6RLd267PvQ 22/07/03(日) 00:14:35 ID:dCAO
加蓮「確かにこないだ私の曲がデレステに実装されたりもしたみたいだけど、その時はその時で今は今だよ」

響子「サッパリしてますねえ」

藍子「サッパリしてないです」ムス

響子「今のはつっかかるタイミングじゃなくないです?」

212: ◆6RLd267PvQ 22/07/03(日) 00:14:50 ID:dCAO
P「あ、サッパリで思い出したんだが冷凍庫にソフトクリームが入ってるぞ」

加蓮「あー、全然ソフトじゃないソフトクリームね、コンビニの」

藍子「ちょっぴりお高めだったりしますよね」

響子「ありがとうございます、いただきます。あ、輝子ちゃんと乃々ちゃんの分も出してきますね」

輝子「何か…わるいね……」

乃々「どことなく、巻き具合に親近感を感じますね……もりくぼは」

213: ◆6RLd267PvQ 22/07/03(日) 00:15:07 ID:dCAO
加蓮「で、話戻して団子の歌の話だけど、蓮実に聞いたらわかったりするかな」ペロペロ

藍子「どうでしょう、昭和の歌じゃないから……むしろ菜々ちゃんに聞いたほうがいいかもしれませんね」ペロペロ

加蓮「そっちかー」

P「涙の日で泣くのが菜々に決定したんだが」

菜々「ピピッ!電波を受信して参上しましたよ!プロデューサーさん、お呼びですか?」

P「来てしまったか…」

214: ◆6RLd267PvQ 22/07/03(日) 00:16:20 ID:dCAO
響子「本日のぬぁーっ枠ですね……私じゃなくてちょっぴりホッとしてます…うう、自己嫌悪…」

P「悪いのはお前じゃなくあの二人だから」

菜々「ほへ?」

おわれ。

220: ◆6RLd267PvQ 22/07/04(月) 00:29:14 ID:KqOO
モバP「トリクロマティック・ナチュレの広報戦略」

更新。

221: ◆6RLd267PvQ 22/07/04(月) 00:29:44 ID:KqOO
~事務所~

P「うーむ……」

響子「お疲れ様でーす……あれ、プロデューサーさん、お昼ごはん中でしたか?」

P「いやな、ちょっとした悩みがあるんだよ」

響子「悩み……私で良ければ相談にのりますよ、難しい事はわからないかもしれませんけれど……一生懸命考えます!」

P「そうか……いやな、これなんだが」

222: ◆6RLd267PvQ 22/07/04(月) 00:30:01 ID:KqOO
響子「……サラダですね。と言うか、お昼、サラダだけ……ですか?」

P「勿論これは後で食べるつもりだが、俺の昼ご飯と言うわけじゃないんだよ」

響子「はぁ」

P「トリパフェなんだよこれ」

響子「あっ」

223: ◆6RLd267PvQ 22/07/04(月) 00:30:17 ID:KqOO
※トリパフェ……数話ほど前に志保と考案したトリクロマティック・ナチュレのコラボパフェの略称。

P「この前志保と何やかんやあって作り出された愚かなレプリカパフェなんだが」

響子「どこの親善大使ですか」

P「伝わりにくいテイルズネタは置いておくとして、実際トリクロマティック・ナチュレのコラボグッズ案で悩んでいるのは確かなんだよ」

響子「ご迷惑おかけしてます……あの時私がうまく軌道修正できていれば……」

224: ◆6RLd267PvQ 22/07/04(月) 00:30:32 ID:KqOO
P「そもそもトリクロってポジパやピンチェやダグトリオに比べるといまいち知名度がなあ」

響子「ダグトリオなのは他所のトライアドプリムスですよね、怒られても知りませんよ」

P「定期的に観たくなるんだよなアレ」

響子「時空の壁を軽率に越えるのやめましょうよ」

225: ◆6RLd267PvQ 22/07/04(月) 00:30:49 ID:KqOO
P「まぁでも、いよいよトリクロがカバーした楽曲のCD発売が近いからな、この機に乗じて上手いこと存在感をアピールしておきたいよな」

響子「だからってわざわざこのサラダ作り直したんですか…地味に手間ですよ、このポテトサラダとか…」

P「でも何かひと押し足りない気がするんだよな~……ドレッシングの問題かもしれん」

響子「ドレッシングって言っちゃいましたね、サラダですねこれ」

P「で、丁度冷蔵庫に入ってたのがこれなんだが」

響子「あ、シーザーサラダのドレッシングですね」

226: ◆6RLd267PvQ 22/07/04(月) 00:31:06 ID:KqOO
P「美味いよな、シーザーサラダ…この白いのをトリパフェにぶっかけ」

響子「ぬぁーっ!!!」カオマッカー!!!

P「何だどうした響子、遅れてやって来た熱中症か」

響子「別にこの前のコロッケと鍋焼きうどんと鍋焼きラーメンの話はしてません!!ダメですよ!!私達、アイドルなんですよ!!?」

227: ◆6RLd267PvQ 22/07/04(月) 00:31:19 ID:KqOO
P「何も問題ないだろ、アイドルそれぞれをモチーフに、藍子のレタスとブロッコリー、響子のトマト、加蓮のポテサラに上から白いのをびゅるるーっと」

響子「シーザーサラダの擬音じゃないですよね!!!白子ですね!!!」

P「白子……ならポン酢の方が合うか?」

響子「いつサラダそのものが白子になったんですか!!!」

228: ◆6RLd267PvQ 22/07/04(月) 00:31:31 ID:KqOO
P「う~む……どうやら俺達の主張は平行線の様だな」

響子「いえ、反比例です、グラフの」

P「……そう言えば今回は藍子も加蓮も出てこないのか?」

響子「あの二人は謹慎ですね、反省して貰いました」

P「だからか、俺がこんなにボケさせられてるの」

響子「台本か何かあるんですかこの会話」

おわれ。

232: ◆6RLd267PvQ 22/07/05(火) 00:06:27 ID:Yv3o
更新します。

北条加蓮「トリ軟骨」

233: ◆6RLd267PvQ 22/07/05(火) 00:06:45 ID:Yv3o
~女子寮・キッチン~

加蓮「軟骨って凄いよね、食べられるし」ポリポリ

美穂「そうなんですよ、煮て良し、揚げて良し、お酒のおつまみに良し…」

響子「飲んでませんよね」

美穂「だ、大丈夫だよ、まだちゃんと飲んだことは……」

加蓮「ちゃんと」

234: ◆6RLd267PvQ 22/07/05(火) 00:07:06 ID:Yv3o
響子「ツッコんだら色々アウトな気がするのでこれ以上はやめましょう」

加蓮「うん」ポリポリ

美穂「それにしても、急に軟骨の唐揚げなんか作ったりして、どういう風の吹き回しなのかな」ポリポリ

響子「いえ、たまたまお肉屋さんで軟骨が安くって、美穂ちゃんこういうの好きかなぁって」

美穂「こんなに暑いのに揚げ物なんかさせちゃってごめんね…」

響子「気にしないで下さい、私と美穂ちゃんの仲じゃないですか」

235: ◆6RLd267PvQ 22/07/05(火) 00:07:19 ID:Yv3o
加蓮「……おかしくない?」

美穂「?」ポリポリ

響子「全っ然おかしくないです」

236: ◆6RLd267PvQ 22/07/05(火) 00:07:34 ID:Yv3o
加蓮「だってユニット仲間に軟骨の唐揚げ喜んで振る舞うんだよ?鍋焼きうどんだって喜ぶべきでしょ」

響子「ちょっとは態度を省みて欲しいんですよね……謹慎期間中何してたんですか」

加蓮「藍子の家で戦国無双してた」

響子「謹慎の意味を検索したりはしないんですかねあの人も」

加蓮「うん、だから家から出られないから私を呼びつけたんでしょ」

響子「加蓮さんも謹慎中でしたからね?」

237: ◆6RLd267PvQ 22/07/05(火) 00:07:59 ID:Yv3o
美穂「ふふっ、響子ちゃんと加蓮ちゃんと藍子ちゃん、凄く仲良しで何だか羨ましいな♪」

響子「美穂ちゃんまでそっちにいっちゃダメです!!私の味方が一人くらいいてくれないと私そろそろダメです!!」

美穂「ダメって……それは私の決め台詞なんだけどなぁ」ユビバッテン

響子「そういう話じゃなくて……ああもう、私にも誰か味方はいないんですかー!」

238: ◆6RLd267PvQ 22/07/05(火) 00:08:12 ID:Yv3o
藍子「呼びました?」ヒョコッ

響子「ぬぁーっ!!!」グルングルンビターン!!!

239: ◆6RLd267PvQ 22/07/05(火) 00:08:25 ID:Yv3o
加蓮「すっごいアクロバットにコケたね」ポリポリ

美穂「きょ、響子ちゃん、バク転なんていつの間にできる様になったのかな…?」

藍子「きっとここに私達が揃う事が習得条件の一つだったんですよ」ポリポリ

加蓮「ゲーム脳だなあ藍子は」ポリポリ

藍子「いえ、攻略サイトに書いてありました」ポリポリ

響子「何のですか!!!」ガバッ

美穂(忙しいなあ……)ポリポリ

240: ◆6RLd267PvQ 22/07/05(火) 00:08:40 ID:Yv3o
加蓮「ってか、藍子、来たらダメじゃん、アンタ謹慎期間なんだからお家籠もってなよ」ポリポリ

藍子「言われた通りきちんと籠城戦を頑張っていたんですけど、火計と兵糧攻めで仕方がなかったんですよ」

響子「エアコンが壊れてお腹も空いたんですね、ハイハイどうぞ泊まっていってくださいよ散らかってますけどね!!!」

藍子「響子ちゃんまでやけっぱちになったらダメですよ、暑いじゃないですか」

加蓮「ねー」

響子「誰のせいだと」

241: ◆6RLd267PvQ 22/07/05(火) 00:08:54 ID:Yv3o
美穂「響子ちゃん、辛かったらいつでも私の部屋に来ていいからね」

響子「美穂ちゃん……!!」ウルッ

加蓮「それなら四人で大富豪でもやろうよ」

藍子「ですね、大貧民やりましょう」

響子「都落ちしてくれていいんですよ」ジト

おわれ。

245: ◆6RLd267PvQ 22/07/06(水) 00:07:53 ID:K8t4
高森藍子「自分の薄さに誇りを持ちましょうね!」

更新します。もう怒られてしまえ。

246: ◆6RLd267PvQ 22/07/06(水) 00:08:09 ID:K8t4
~事務所~

P「うーむ……」

響子「お疲れ様でーす……あれ、プロデューサーさん、お昼ごはん中でしたか?」

P「いやな、ちょっとした悩みがあるんだよ」

響子「ちょっとタンマで」

P「何でだ」

247: ◆6RLd267PvQ 22/07/06(水) 00:08:26 ID:K8t4
響子「一言一句見覚えあるやり取りなんですよ」

P「それはそうだろう、何せ20話冒頭の完全なるコピペだからな」

響子「開き直らないで貰えます?」

P「毎日毎日話を書くのもな、大変なんだぞ、そうそうネタもあるもんじゃなし」

響子「プロデューサーさんが書いてるわけじゃないですよね、思いっきり作者さんの愚痴を代弁しちゃってますが」

248: ◆6RLd267PvQ 22/07/06(水) 00:08:49 ID:K8t4
P「腰は痛いし腕も痛いし寝起きはダルいしトイレは近いしろくなことが」

響子「ぬぁーっ!!!」ブンブンブン

P「お、今日は早いな」

響子「多分それ以上許されないと思ったので早めに手を打ちました」

P「そうか、ならば俺も切り替えるとしよう、作者には俺の脳内から退去してもらうとして」

響子「脳にいるんですか…」

249: ◆6RLd267PvQ 22/07/06(水) 00:09:07 ID:K8t4
P「たまにな」

響子「まぁ、プロデューサーに自己投影して創作を書く人も多いと聞きますが……にしても今のはもう憑依でしたからね、気をつけて下さい」

P「そうだな……ところで、これなんだが」

響子「……サラダですね。と言うか、お昼、サラダだけ……ですか?」

P「勿論これは後で食べるつもりだが、俺の昼ご飯と言うわけじゃないんだよ」

響子「ちょっとタンマで」

P「何でだ」

250: ◆6RLd267PvQ 22/07/06(水) 00:09:25 ID:K8t4
響子「露骨な尺稼ぎやめましょう?」

P「そんな事言ってもな、今日が何の日か調べてみろよ」

響子「はぁ……なるほど「サラダ記念日」ですか」

P「これ以上サラダでどう話広げたらいいんだよもう腹いっぱいだわ」

響子「なら他の日にちネタでやればいいじゃないですか、ほら、メロンの日らしいですよ今日」

藍子「呼びました?」ヒョコッ

響子「色しか合ってないです」

P「さり気にお前もヒドイぞ」

251: ◆6RLd267PvQ 22/07/06(水) 00:09:45 ID:K8t4
藍子「カタチもそれなりだと思うんですけど」ムス

P「行くな行くな自分から傷付きに」

藍子「私、別に膨らみがないわけじゃありませんもん、何なら見てみます?二人になら良いですよ、証明してみせます」

P「お前が良くても倫理的にアウトだわ」

響子「そうですよ、薄い本じゃないんですから」

藍子「薄くないもん!!」

P「響子も響子でどこからそういう知識を……」

加蓮「はーい、Eカップの北条加蓮ちゃんだよー」

P「めちゃくちゃ勝ち誇って水着で出てきたぞこの女」

252: ◆6RLd267PvQ 22/07/06(水) 00:10:04 ID:K8t4
藍子「カップを装備したんですか、成程」ホエー

響子「あ、皮肉が刺さってない」

P「流石のゲーム脳……」

加蓮「そのEじゃないし!胸の大きさ!バスト!これでも結構自信あるんだからね」

P「そうだな、だが俺としては複雑な心境なんだよ」

加蓮「それはそうでしょ、この私がプロデューサーさんの好みドストライクな水着で現れちゃったんだからドキドキして落ち着かないに決まって」

253: ◆6RLd267PvQ 22/07/06(水) 00:10:28 ID:K8t4
P「…肉付きが良すぎるんだよなぁ……」ハァ

加蓮「へ?」

P「出会った頃のお前は……多分、恐らく、不健康で、人生投げてて、体付きも今より弱々しくて、実際に見たわけではないがアバラがうっすら浮いていた事だろう」

加蓮「うっ、何でわかるの、流石に引くんだけど」

響子「いきなり水着で事務所に現れる加蓮さんにもそれなりに引きますけどね私は」

P「うっすらとでいい、そのうっすら浮いたアバラにこう……   を感じるんだよな……」フッ

藍子「ほら、見てください二人とも、何でもかんでも厚みがあれば良いと言う話ではないんですよ」フンス

加蓮「人生で初めて胸の話で負けた気がする」

254: ◆6RLd267PvQ 22/07/06(水) 00:11:07 ID:K8t4
P「あ、でも今から不健康になってアバラ浮かそうとかそういうのはナシな、健康第一、グラビアの仕事にも障りが出る」

藍子「薄型TV、薄型スマートフォン、薄型ゲーム機、世はまさに薄型時代なんですよ、自分の薄さに誇りを持ちましょう」

響子「藍子ちゃんに対してあまりに薄情だと思うんですよ、このシリーズ」

P「メタい」

響子「Pさんには言われたくないです」

255: ◆6RLd267PvQ 22/07/06(水) 00:11:18 ID:K8t4
加蓮「って言うかこの部屋何、寒くない?」ブルブル

P「服着ろ」

おわれ。

259: ◆6RLd267PvQ 22/07/07(木) 00:03:31 ID:7gJv
五十嵐響子「胃薬ください」

七夕回、更新します。

260: ◆6RLd267PvQ 22/07/07(木) 00:03:46 ID:7gJv
~ドラッグストア~

響子「すみません、胃薬ってどこにありますかね」

店員「消化のお薬ですか?」

響子「いえ、胃痛です」

~~~

261: ◆6RLd267PvQ 22/07/07(木) 00:03:59 ID:7gJv
アリガトウゴザイマシター

響子「ふう、帰ってお薬を……あ」

笹の葉「やぁ」

響子「そっか、七夕だっけ……わぁ、色んなお願い事が書いてある…………」

『響子へ。バターが切れました。じゃがバターが食べたいので買ってきて下さいますように、加蓮ちゃんより』

響子「バターのお願いする日じゃないんですよ」

~~~

262: ◆6RLd267PvQ 22/07/07(木) 00:04:17 ID:7gJv
~事務所~

藍子「今日はあの日ですねぇ」

加蓮「そっか、藍子はあの日なんだね、無理しないで横になってなよ」

P「男の俺にはツッコミづらいからそういうのやめてくんないかな」

加蓮「やだ、ツッコむとか言ってる!」キャー♪

藍子「プロデューサーさんは叡智ですねぇ」

P「叡智なら良かったよ、賢者になるからな男は」

響子「胃薬飲んどいてよかった」

263: ◆6RLd267PvQ 22/07/07(木) 00:04:36 ID:7gJv
藍子「今日は何と、あのムーニーちゃんのお誕生日なんですよ、凄いですよね」

加蓮「ムーニー…もうかれこれ10何年はご無沙汰だね…元気にしてるかな」

P「大丈夫だ、そのうち歳食ったらまたヤツの世話になるから」

響子「みなさんはムーニーちゃんの何なんですか」

藍子「知らないんですか響子ちゃん、人類は皆ムーニーちゃんから産まれムーニーちゃんに還るんですよ」

響子「ちゃんと親から産まれて土に還って下さいよ」

264: ◆6RLd267PvQ 22/07/07(木) 00:04:50 ID:7gJv
加蓮「まぁ諸説あるから響子の論もあながち間違いじゃないよね」

響子「間違いどころか真理なんですけどね」

P「お前ら何の為にわざわざ定期的に腹痛に苛まれてるかわかってないのかよ」

加蓮「やーだ、頭痛もです~」キャー♪

藍子「腰痛・憂鬱感・倦怠感・ストレス・下痢・吐き気などですね、ネットに書いてあります」

P「いや実体験を元に話せよ」

265: ◆6RLd267PvQ 22/07/07(木) 00:05:07 ID:7gJv
響子「プロデューサーさん、それ以上はセクハラに当たると思いますよ、こんな二人相手とは言え」

P「ああ……スマンスマン……作者も男だからな、知識がない分ネットから引用するしか仕方が」

響子「ぬぁーっ!!!」ブンブンブン!!!

P「お、ちょっと涼しいな今の」

響子「別に扇いだんじゃありませんからね!?作者の憑依は自重する様に行っておいたじゃないですか!!」

P「それは俺に言われてもどうにも」

響子「なります!!!プロデューサーさんはプロデューサーさんであって作者さんじゃありませんからね!!」

266: ◆6RLd267PvQ 22/07/07(木) 00:05:24 ID:7gJv
加蓮「でも私達って結局その人の脳内の妄想による産物だよね」

藍子「ぶっちゃければ私達の台詞って公式からして恐らくいい歳のおじさん達が描いてるんですよね」

P「夢のないことを言うんじゃないよ、女性のライターさんや漫画家さんだって増えてきたろシンデレラは」

藍子「そうですね、U149もWWGも第三芸能課だよっも皆さん女性の作家さんでした」

267: ◆6RLd267PvQ 22/07/07(木) 00:05:42 ID:7gJv
P「そうだぞ、界隈なら   なやつ描いてくれる女流創作者さんだって少なくないんだからな」

響子「だからセクハラですってば…まぁ、それはともかく今日は七夕なんですよ、折角ですからお願い事書いて吊るしましょうよ」

加蓮「響子を?」

藍子「絞首刑かあ」

響子「一人でも多く道連れにしてやる」

おわれ。

271: ◆6RLd267PvQ 22/07/08(金) 00:06:28 ID:rQxP
北条加蓮「300円」


更新します

272: ◆6RLd267PvQ 22/07/08(金) 00:06:47 ID:rQxP
~バーガーショップ~

加蓮「ポテトって所詮芋と塩なんだよね、飽きる」モグモグ

響子「なら何で毎回Lサイズ頼むんですか」

藍子「響子ちゃん響子ちゃん」

響子「何ですか藍子ちゃん」

藍子「このハンバーガー、トマトとレタスタップリで何だか私達みたいだなって」

加蓮「ちょっと待ってよ、レタスが藍子でトマトが響子なら私はどこなのよ」モグモグ

響子「今加蓮さんがお口に放り込んでるソレだと思いますが」

273: ◆6RLd267PvQ 22/07/08(金) 00:07:05 ID:rQxP
加蓮「えー、ポテトは別売りじゃん、私だけハブって事?酷くない?」モグモグ

響子「そんなつもりで言ったわけじゃないですけど、気に障ったなら……」

藍子「つまり加蓮ちゃんは簡単には食べられないお高い女の子って事ですね」

加蓮「あー、それならいっか、お高い女の子かぁ」モグモグ

響子「高くて300円ですよね」

藍子「じゃあ300円の値札シールをあげましょう、服にでも貼ってください」

加蓮「300円」チョーン

274: ◆6RLd267PvQ 22/07/08(金) 00:07:19 ID:rQxP
~~~

~事務所~

P「いやー、懐かしい漫画が売っててつい買っちゃったんですよ、ブッ○オフで」

ちひろ「どんなお話なんです?」

P「未来から来た口癖が「ンモー」の猫型ロボットが海賊王を目指してキャンプしながらうざい後輩に絡まれて米花町で探偵をやるんですよ」

ちひろ「混ざりすぎてません?」

275: ◆6RLd267PvQ 22/07/08(金) 00:07:42 ID:rQxP
P「結構分厚い決定版みたいなやつだったんですけどね、300円だったんですよ、いやー安かったなあ」

加蓮「300円」

P「あれ、でも税別だから300円より少し高かったっけ、えーと、いくらだ」デンタクポチポチ

加蓮「300円」

P「……何で加蓮は自爆した後のベジータみたいに真っ白になってるんだ」

加蓮「300円」

276: ◆6RLd267PvQ 22/07/08(金) 00:07:59 ID:rQxP
響子「自分の値段が300円と言われたのが相当なショックだったみたいで……」

藍子「廃人……いえ、灰人ですね」

加蓮「300」サラサラァ

加蓮「待て待て風に吹かれて消えようとするな」

響子「そうですよ、加蓮ちゃんは300円くらいじゃききませんから」

加蓮「本……当……?」ピタッ

277: ◆6RLd267PvQ 22/07/08(金) 00:08:15 ID:rQxP
藍子「ポテトもぴったり300円じゃないですもんね、お店によっては310円とか330円とか」

加蓮「330円」サラサラァ

藍子「30円、不服ですか」

P「雀の涙だよ、今じゃうまい棒3本分にも満たないよ」

響子「およそアイドルに付ける値段じゃないですね」

加蓮『生体維持機能が限界に来ています、生体維持機能が限界に来ています』サラサラァ

P「おい、聞いたことない声でシステム上の警告みたいなの言い出したぞ」

278: ◆6RLd267PvQ 22/07/08(金) 00:08:39 ID:rQxP
響子「330円にしかならない我が身を儚んで自ら消えようとしてますね」

藍子「まぁ加蓮ちゃんが消えるのは日常茶飯事ですしそう心配しなくても」

響子「原因私達なんですよ、少しは罪悪感とかないんですか」

ちひろ「あ、プロデューサーさん、今ネットで検索かけてたんですけど」

P「何ですかこんな時に、追い討ちで更に安い値段とか挙げないで下さいよ」

ちひろ「アメリカのマンハッタンにあるホテルが提供したフライドポテトがギネス認定されるレベルの高級品らしいです」

279: ◆6RLd267PvQ 22/07/08(金) 00:08:52 ID:rQxP
加蓮「ぎねす」ピタッ

藍子「あ、崩壊が止まりました」

響子「でも上半身消えてますよ、どこから声出してたんですか今」

P「……因みにおいくらで?」

280: ◆6RLd267PvQ 22/07/08(金) 00:09:07 ID:rQxP
ちひろ「200ドルですから…えーと、約2万2千円くらいですかね」

加蓮「2万!!!2千円!!!!!」パァン!!!

P「破裂したー!!!!」

281: ◆6RLd267PvQ 22/07/08(金) 00:09:23 ID:rQxP
スカウター藍子「へっ!きたねえ花火だ」

響子「お掃除が大変そう…」

P「安かったか、2万程度じゃ……まあそうだよな、アイドル以前に一人の女の子に付ける値段じゃないよな」

藍子「いえ、違います、今のはあまりの価格の差に驚いて破裂しただけだと思われます」

響子「これホウキで集めてまた加蓮ちゃん組み立てるの大変なんですからね…この暑いのに」

P「暑いのにって、エアコン効いたこの部屋ならそんなに暑くならんだろ」

響子「いえ、エアコンは切って貰います」

P「えっ」

282: ◆6RLd267PvQ 22/07/08(金) 00:09:41 ID:rQxP
響子「加蓮さんデリケートなんですよ、エアコンのちょっとした送風でもうまく組み上がらない可能性ありますから」

藍子「パラメータ的にもVi特化型ですから、ちょっとでも気を抜くと台無しに……芋女になると思って下さい」

P「え~……ちひろさん、ジュエル買いますから上手いこと組み直して」

藍子「あ、ちひろさんならさっきお出かけにいきましたよ、涼んで来るって言ってました」

P「あの女」

283: ◆6RLd267PvQ 22/07/08(金) 00:09:53 ID:rQxP
~~~

藍子「この灰はこっちじゃないですかね」

響子「ううん、多分それ左耳だから右はこっち…」

P「ぬぁーっ……!!!」ムシムシジメジメ

おわれ。

288: ◆6RLd267PvQ 22/07/09(土) 00:04:41 ID:S2oD
五十嵐響子「トリクロマティック・ナチュレとジェットコースター♪」

更新します。

289: ◆6RLd267PvQ 22/07/09(土) 00:04:58 ID:S2oD
~遊園地~

響子「絶叫コースター!最っ高ですね♪もう1回行きましょう、もう1回!あの急上昇からストーンって落ちる感じ、たまりません~!ね、あと1回だけっ。で、元気だったら、もう1回♪」

藍子「ドラマティック・ナイト(デレステ版)特訓前響子ちゃんの台詞ですね……うっぷ」フラフラァ

加蓮「ちょっと藍子、足元ふらついてない?」

290: ◆6RLd267PvQ 22/07/09(土) 00:05:12 ID:S2oD
P「はは…久々に全員オフが取れたからと遊園地に来てみたが、まさか響子がここまで絶叫系マニアとは思わなかったな…酔ったなら休んでるか、藍子」

藍子「……私のゆるふわ無限力にも限界があるんですよ……あれだけ早い乗り物で、どうにか怖くならないように自分の周囲の時空を歪めてスローにする……過度な能力の行使で消耗が…」フラフラァ

P「どうしよう、ユッコみたいな事言ってる」

291: ◆6RLd267PvQ 22/07/09(土) 00:05:25 ID:S2oD
響子「ジェットコースターは時間が許す限り乗っていられますね!楽しくて♪」ウズウズ

藍子「今のはモバマス版ドラマティック・ナイト特訓前の台詞ですね……まとめwiki見てると何だかくらくらします」フラフラァ

響子「絶叫系、好きなんですっ!てへっ♪調子に乗りすぎですか?だって、楽しいんですもんっ♪」

藍子「あ、今のはモバマスの台詞とデレステの台詞の高度な合せ技ですね、まとめwikiに………っぷ」ゴクン

加蓮「ほら酸っぱいのがせり上がって来てるから、こっちで私と座ってよう、響子のお守りはプロデューサーさんに押し付けてさ」

292: ◆6RLd267PvQ 22/07/09(土) 00:05:41 ID:S2oD
響子「加蓮ちゃん、何弱気な事を言ってるんですか!さっきからずーっとベンチで休んで、折角の遊園地なんですよ!」

加蓮「いいの?まだ固着しきってないから崩れたら拾い集めるの響子だよ」サラサラァ

響子「う……この遊園地中をお掃除して回ることになりそう……あっちの普通のコースターなら……刺激が足りないかな……」

藍子「響子ちゃん、刺激を求める以前にコースターの時点でアウトです」フラフラァ

P「凄えな、響子がボケに回ると藍子がツッコミになっちまうのか……」

293: ◆6RLd267PvQ 22/07/09(土) 00:06:06 ID:S2oD
加蓮「とりあえず酔い止め持ってるから藍子は飲みなね、ね?」

藍子「加蓮ちゃんが天に召される姿が見えます」キラキラァ

P「通訳すると『加蓮ちゃんが天使に見えます』でいいのかコレ」

加蓮「多分ね…って言うか響子のなんだけどね、この酔い止め」

P「普段なら周りの面倒見るのは響子だもんな……ああ、そうか、遊園地に来るとお姉ちゃん属性がパージされてはしゃぎ倒すんだな響子って」

響子「はい、普段は弟たちを遊ばせるばっかりで、自分は遊べなくて。今日はその分も!」ウズウズ

藍子「今のは」

加蓮「モバマス版でもデレステ版でもどっちでも良いから藍子は休みな」

294: ◆6RLd267PvQ 22/07/09(土) 00:06:23 ID:S2oD
P「この際読者が各自で、興味があるなら調べればそれでいいだろ」

響子「ぬぁーっ♪♪♪」ゴオオオオオ!!!

加蓮「あ、痺れ切らして一人で乗ってる」

P「ぐるんぐるん回ってんな」

藍子「すみません、お手洗いってどこでしょうか……」ウルウルッ

加蓮「仕方がないなあ、私ちょっと連れて行くから、プロデューサーさんは荷物番お願いね」スタスタ

藍子「うっぷ……ぐすっ、ひぐっ……」ヨロヨロォ

P「…………」

295: ◆6RLd267PvQ 22/07/09(土) 00:06:34 ID:S2oD
響子「あ~!楽しかった!!すっっごくスッキリするんですよ!プロデューサーさんも一緒に乗りません?怖いなら手を繋いでてあげますから!」

P「そうかぁ、スッキリしたかぁ」ナデナデ

響子「きゃっ、プロデューサーさん、いきなり撫でるのはめっですよ、もう」

P(因果応報って思ったら悪いのかな)

おわれ。

299: ◆6RLd267PvQ 22/07/10(日) 00:06:26 ID:jNyJ
高森藍子「トリクロマティック・ナチュレの三国鼎立」

更新します。

300: ◆6RLd267PvQ 22/07/10(日) 00:06:47 ID:jNyJ
~7月10日・事務所~

加蓮「アメリカンフライドポテトの日だよ」

藍子「パンケーキの日ですっ」

P「海賊王の船の見習いコンビみたいな対立してんなアレ」

響子「どっちがシャンクスでどっちがバギーなんでしょうね」

301: ◆6RLd267PvQ 22/07/10(日) 00:07:02 ID:jNyJ
加蓮「ポテト」

藍子「パン」

P「パンはもうパンなのよ」

響子「張り合い過ぎておかしな事に……ああいえ、藍子ちゃんはいつもおかしい人でした」

P「この時空に限ってだからな?こんな藍子そうそう見ないからな?」

302: ◆6RLd267PvQ 22/07/10(日) 00:07:22 ID:jNyJ
藍子「じゃあ良いですよ、響子ちゃんに決めて貰いましょうよ」

加蓮「別にいいけど?こっちアメリカンだから有利だし?国力的に?」

響子「すごくどうでもいい争いの裁量を委ねられたんですが」

P「まぁ、1対1で論争してるなら、どちらかに付けば多数決で勝ちが決まるわな」

響子「イヤですよ、こんなしょうもない争い、どっちに加担しても私得しないじゃないですか」

加蓮「しょうもない事ないよ、アメリカだよ」

藍子「パンですよ」

響子「藍子ちゃんはパンでいいんですか」

303: ◆6RLd267PvQ 22/07/10(日) 00:07:41 ID:jNyJ
P「あ、でも今日『コッペパンの日』でもあるみたいだな」

みちる「フゴゴゴゴゴゴ……」ムーン

藍子「パンを連呼する事によりみちるちゃんを召喚、これで戦局は私有利に!」

みちる「富豪ォ!!」ドンッ

藍子「富豪なのでアメリカにも負けません、さあどうですか響子ちゃん」

響子「ならもう2対1で私必要ないですよね」

304: ◆6RLd267PvQ 22/07/10(日) 00:08:25 ID:jNyJ
加蓮「そっちがその気ならこっちだって考えがあるよ」ゴソゴソ

P「何だ、何漁ってんだ」

加蓮「こちらに見えますはちとせさん専用の輸血パックでござい」ヒョイッ

P「何でそんなタイヘンな物が事務室にあるんだよ」

加蓮「冷房効いてるし」

P「何話か前に冷房ダメになったばっかなんだが?」

加蓮「大丈夫、採りたてだからコレは」

305: ◆6RLd267PvQ 22/07/10(日) 00:08:40 ID:jNyJ
P「お前の言う『大丈夫』系の台詞でもっとも信用ならないアレンジ」

藍子「今のは流石に公式には存在しない台詞ですね」

P「そりゃあそうだろうよ」

加蓮「さらにこちらには『ローゼンティアーズ』のユニットボーナスで1ポイント入るからね、この輸血パックと合わせると3倍だよ」

響子「何の戦いを見せられてるんですかね」

306: ◆6RLd267PvQ 22/07/10(日) 00:08:55 ID:jNyJ
加蓮「さらにさらにアメリカだからね、これはもうこっち優勢だよ、ねぇ響子」

響子「3対2ですね私必要ないですね」

みちる「いかがですか!おおはらベーカリー新作パンの味は!」

P「随分立派なフライパンだなぁ、こりゃ食えねえや」

みちる「改良の余地アリですね!まずは食べられるようにしなければいけません!」フゴゴ

307: ◆6RLd267PvQ 22/07/10(日) 00:09:23 ID:jNyJ
加蓮「血液!!」

藍子「フライパン!!」

響子「ぬぁーっ!!!」ガンゴンガンゴン!!!

P「あの技は……エルロン家秘技『死者の目覚め』か……」

響子「そうですけどテイルズネタは伝わりづらいんですってば!」

P「いや、今その技出したのお前だしな」

308: ◆6RLd267PvQ 22/07/10(日) 00:09:39 ID:jNyJ
藍子「出典元はテイルズオブデスティニーですね」

加蓮「で、響子、結局どっちに付くの?」

藍子「今さっき出典元の解説をした事で私にもポイントが加算されたはずなので、響子ちゃんがどちらに付くかでこの勝負は決まると言っていいでしょう」

加蓮「で、血液?」

藍子「フライパン?」

響子「今日は納豆の日なのでフライパンで炒めて血液サラサラにすればいいんじゃないですか」

P「派閥が増えたぞ」

309: ◆6RLd267PvQ 22/07/10(日) 00:09:55 ID:jNyJ
藍子「ふふふ……ふふふふふ……ふーっふっふっふ!」

P「何だ、ドフラミンゴか?」

加蓮「く…その余裕の笑みは何なの……新派閥が出来て三国鼎立エンドのハズでしょ、予定調和的に」

P「メタいな」

藍子「いやぁ、見事に罠にかかりましたね響子ちゃん……!納豆に含まれるナットウキナーゼは……確かに血栓を溶かす働きを補います……が!それはあくまでも常温での話!!!」

響子「くっ!?……痛いところを突いてきましたね……!」

P「響子さん」

310: ◆6RLd267PvQ 22/07/10(日) 00:10:12 ID:jNyJ
藍子「納豆は加熱すると急激にその働きを失うのです!!納豆汁、納豆ピザ、納豆パスタ、納豆トースト、納豆パンケーキなどがありますが!!」

P「待て、納豆パンケーキはないだろ」

藍子「ググってみてくださいよ!ヒットします!いくつも!!」ドンッ

響子「……あるんです、納豆パンケーキは……実在する!!!」

P「白ひげみたいに言うなよ」

311: ◆6RLd267PvQ 22/07/10(日) 00:10:25 ID:jNyJ
加蓮「ちょっと待って、そうなると……結局この勝負って何がどうなってんの?」

藍子「そうですね、3対3のところに響子ちゃんの納豆国がねばっこく私達の間を取り持ってきたので…」

響子「取り持ったつもりは微塵もないです」

藍子「微塵も……挽き割りタイプの納豆でしたか…」

加蓮「なるほど、手強いね……ならこっちもそろそろ本気出して行こうかな…!」

みちる「パンも納豆も発酵する食べ物ですからね……これは勝負が気になるところです!」

312: ◆6RLd267PvQ 22/07/10(日) 00:10:50 ID:jNyJ
P「…ああ、新しいパンを思いついたぞ、みちる」

みちる「ほお!どんなパンでしょう?うちのお店でも作れますかね?」

P「ああ、こいつら連れてけば作れると思うぞ、『大戦犯』が」

みちる「なるほど?じゃあ3人ともお借りして行きますね!!」ググイーッ

藍子「パン!」グイー

加蓮「血!」グイー

響子「納豆!」グイー

…ガチャリ バタン!

313: ◆6RLd267PvQ 22/07/10(日) 00:11:05 ID:jNyJ
P「…………静かだ……今が乱世とは思えぬ」フッ

外から藍子の大声「今のはー!真・三國無双のー!曹仁の討死台詞ー!!!」

みちる「叫んでないでいきますよー」グイグイ

P「…………」

エアコン「ソヨソヨ」

シーン………

P「……やーーーっと仕事ができるな」カタカタッターン!

おわれ。