1: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/04(土) 15:56:45.51 ID:bi+EFEYl0

経営者「アタシは経営者。 その名の通り、常日頃施設の経営、運営を行う人間だ」

経営者「親友からショッピングモールの経営の依頼を受けたのが数週間前…」

経営者「そん時は目を張るような報酬をがっぽり得られたからねぇ」

経営者「休息も兼ねて…そのお金で好きなことをして過ごしてたよ」

経営者「…まあ、そうしてたのも昨日までの話さ」

経営者「んで、今は…だだっ広い空き地の前に立っている」

経営者「事の発端は……なんて言ったら良いのかねぇ…」


前回・ショッピングモール編 

※開拓者シリーズのリスペクトssです。あの方とは別人ですので予めご了承ください。
また、あちらに迷惑がかかるような行為も絶対におやめ下さい。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1488610605

2: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/04(土) 15:57:18.70 ID:bi+EFEYl0
[回想]
~数時間前~


経営者「…おいおい親友…。いきなり来いと呼び寄せたかと思ったら…」

経営者「…なんでアタシは飛行船に乗ってるんだい?」

親友「そ、それはその…こっちの彼女に聞いてほしいな…」

お嬢様「うふふ、お初にお目にかかりますわね。今回の無礼、どうかお許しくださいな」

お嬢様「簡単に自己紹介をいたしますと…わたくしは資金運用と都市開発を主に行っている者です」

お嬢様「他の方からはお嬢様、でしたり令嬢などと呼ばれておりますわ」

経営者「はあ…」

お嬢様「そして…単刀直入に言わせてもらいますわ」

お嬢様「貴方、わたくしの管理する都市にテーマパークを作りなさいな」

経営者「…テーマパーク?」

お嬢様「その通りですわ」

お嬢様「庶民でありながら、優秀な経営能力を持っている貴方を見込んでの話なのです」

お嬢様「…当然、拒否権はありませんわ。 建設に取り掛からない限り、地上には帰しませんから」

経営者「ち、地上に帰してくれない…ってなんのことだい…?」

親友「…あのね、経営者さん。 彼女の言う都市っていうのは、所謂天空都市なんだよ」

親友「近年誕生したばかりの…この世界の中でも珍しい、科学と魔法の力を駆使した都市なんだ」

親友「そこと地上を結んでるのは…今の所この飛行船しか無いんだよね…」

親友「…僕もね、君がテーマパークを完成させない限り帰してもらえないらしいんだよ…」

お嬢様「どうせ唐突な話…簡単に了承してくださるとは思っていませんでしたので」

お嬢様「どうすれば良いのか…わかってくださりますね?」

経営者「………」

3: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/04(土) 15:58:20.74 ID:bi+EFEYl0
経営者「…まあ、そんな風に言われちまって断るわけにはいかないねぇ」

経営者「良いよ、受けて立とうじゃあないか!」

経営者「…けど、報酬の方はどうなるんだい?まさかタダ働きなんじゃ…_」

お嬢様「言い値で結構です」

経営者「…へ?」

お嬢様「こんな形で無理に経営をさせようとしているのです」

お嬢様「十分破格な値段を貴方には与えますわ」

経営者「……なんだい、それならそうで言ってくれりゃあ良かったのにねぇ…」

お嬢様「あら、それなら良かったですわ」

お嬢様「…ですが、忠告しておきますと…もしも半端な物を作ろうものなら、話は別ですから」

お嬢様「よろしいですか? 貴方は二ヶ月の間にテーマパークを完成させないとなりません」

お嬢様「そうでなければ貴方に報酬は一切払いません。つまりは…貴方の言うタダ働きとなりますわね」

親友「そ、そんなのって…」

お嬢様「相応の働きさえしてくだされば良い話ですから」

お嬢様「うふふ…豊かな客層と、大勢の安定したお客様さえ来るようになれば、それで良いのです」

お嬢様「多少変でも…個性と話題性のある物と受け入れましょう」

経営者「…まぁ、アンタからの依頼は受けるさ」

経営者「その代わり…始める前にキチンと法的な契約を結んでおきたいねぇ」

お嬢様「当然です。 …契約の方は飛行船から降りた後で、行いましょうか」

4: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/04(土) 15:59:28.50 ID:bi+EFEYl0
[一週目]

・称号『大したものもない雲の中の空き地』

【状況】
・天空都市……雲の中に佇む、科学と魔法の力で浮いている最新鋭の技術を施されている都市。
・テーマパーク……簡単な事務所と入場ゲートしかない、テーマパークの建設予定があるだけのただの空き地。

【従業員】
・接客スタッフ…接客業の基本を身に付けている。接客以外の専門知識を持っていないが、良き人材。
・作業員……重労働、施設の建設、荷物の搬入など様々な作業を行う人々。

経営者「_とまあ、そんなわけで…」

経営者「契約の方が終わったから実際に土地を見に来たんだけど…」

経営者「契約の最中にお嬢様から言われた通り、何もないんだねぇ…」

経営者「ショッピングモールは基本設備は整ってたから良かったけど…」

経営者「なんというか…まさに一から作る、テーマパークとなるねぇ」

経営者「お嬢様から与えられた期限は、ショッピングモールの時と同じく二ヶ月間!」

経営者「さあ、頑張ろう!」

スタッフ「はい!」

5: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/04(土) 16:00:04.27 ID:bi+EFEYl0
経営者「テーマパーク作りの第一歩として…まずは方針となるテーマを考えようか」

経営者「いや、テーマに限らずターゲットにする客層も重要か」

経営者「例をあげるとすると…『家族連れ』『恐怖系』『富裕層』なんかになるかねぇ」

経営者「今回の目標は…それら全てをLv.7以上にすること!」

経営者「そうすりゃあお嬢様も満足してくれるだろう」

経営者「さて、どうするかねぇ…。もちろん、今あげたばかりの物にするのも有りだから…うん、悩む」

経営者「まあ当然…相当変なアイディアが浮かんじまったら、そこだけ考え直すよ」


【↓1、2、3  テーマ、お客様のターゲット層を設定してください】

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/04(土) 16:03:43.16 ID:RlCWecn+o
メルヘン系

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/04(土) 16:04:31.15 ID:J+sYi/QD0
女性

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/04(土) 16:04:33.45 ID:j2DhtUuDO
家族連れ

10: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/04(土) 16:37:01.74 ID:bi+EFEYl0
【客層・テーマ】
・メルヘン系……Lv.0
・女性……Lv.0
・家族連れ……Lv.0
・その他……Lv.0

[総合人気]……Lv.0


経営者「…よし、こんな感じで大丈夫かな」

経営者「従業員に説明する前に…先にアタシが自分で簡単にまとめておこうかねぇ」

経営者「まず一つ目、メルヘン系」

経営者「これは全体的なテーマとなる、テーマパークがテーマパークであるために必要なものだ」

経営者「メルヘンを目指すというと…」

経営者「童話を連想させる物だったり、可愛らしい雰囲気の装飾を施せば良いかな?」

経営者「次に女性向け。これはショッピングモールの時と変わらないねぇ」

経営者「可愛らしい雰囲気のものだったり、物をよく売れば人気は期待出来そうだ」

経営者「最後に家族連れ。これも同じく、か」

経営者「家族連れに人気が出やすいのは…ショーを始めとしたゆっくり楽しめるものになるのかねぇ」

経営者「どちらにせよ、メルヘンをテーマに力を入れていけば、人気は上がるだろうねぇ」

経営者「…まあ、比較的楽はできそうだし…たまには回り道しても大丈夫なはずだよ」

11: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/04(土) 16:37:42.39 ID:bi+EFEYl0
経営者「今回は…従業員からじゃなくて、施設の方から取り掛かろうと思う」

経営者「今の段階だとアトラクションも、売店の一つすら無い」

経営者「それと…アトラクションのアイディアをまとめる時用に、アタシの中でルールを決めとこう」

経営者「観覧車だとかそういう漠然とした名称でも、装飾について細かい指定をしても良いってことにね」

経営者「下手にこだわって、うまくアイディアを絞れなくなったら大変だからねぇ…」


【↓1、2  作る施設、設備、アトラクション(観覧車、売店など)】

12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/04(土) 16:40:32.89 ID:J+sYi/QD0
メリーゴーランド

13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/04(土) 16:44:35.75 ID:dGeMvhN6O
アイスクリーム屋

19: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/04(土) 17:58:37.31 ID:bi+EFEYl0
(開始早々急用が入り込んだので、それの対応をしつつ書いてます。気長に待機してくれれば幸いです。
マイナスイベントはある程度用意しておりますので、お気を付けてください)


【状況】
・メリーゴーランド……小さく可愛らしい木製の白馬に跨って、ゆらゆら揺られながら回る遊具。
・アイスクリーム屋……チョコレートやバニラなどシンプルなアイスの販売がされているお店。


経営者「一番最初に作るのは一体何が最適か…」

経営者「一般客が取っ付きやすく、かつ全ての条件を満たした人気のアトラクション…」

経営者「…ってことで、メリーゴーランドを作ってみたよ」

経営者「まだ小さな物だけれど、噂を聞き付けた人が数名程度乗ってくれている」

経営者「様子を伺う限り…暇つぶしに子供達が遊びに来てくれているみたいだねぇ」

経営者「で、終わった後は…開発途中って状況が珍しいのか、そっちに少し目を通した後、アイスを買う」

経営者「ってのが現時点でのお客さんの大雑把な行動だ」

経営者「買い出しに出た従業員曰く、住民の興味はある程度は向いてくれているらしい」

経営者「なかなか大変な道のりにはなりそうだけれど…悪いスタートではないみたいだ」

20: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/04(土) 17:59:09.84 ID:bi+EFEYl0
経営者「さあさ、お次は従業員の育成をするよ」

経営者「医学、改装技術、料理、忍術、接客…それこそなんでもありさ」

経営者「ま、そんな難しく考えずに…前回同様気楽に進めて行こうかねぇ」

経営者「施設と人材の成長は…前と同じように三段階に分けてでの成長で良いかな」


【↓1、2  従業員に学ばせるテーマ(改装技術、接客術、機械の取り扱いなど)】

21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/04(土) 18:00:17.88 ID:RlCWecn+o
接客

22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/04(土) 18:00:31.19 ID:Qm1UFUCX0
着ぐるみでのパフォーマンスや売り子

24: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/04(土) 18:50:02.45 ID:bi+EFEYl0
【従業員】
・接客スタッフ II …接客業の極意を身を染み込ませている。接客以外の専門知識を持っていないが、良き人材。
・着ぐるみ……テーマパークでお客様を楽しませる愉快な住民。中の人なんていない。


子供「ママ~、ぼくあそこ行ってみたいな~」

母親「…できたばかりの施設だし、どうせ大したものは無いでしょうよ」

子供「え~……」

子供「…あっ!大きな猫さんだ!」

母親「えっ?」

着ぐるみ「フフッ」ヒラヒラ

母親「…ゲートの向こうで何をやっているのかしら?」

母親「音楽から察するに…あの着ぐるみのパフォーマンスでしょうけれど」

子供「きーにーなーるー!」

「い、今のどうやったんだ…?手品?手品なのか?」

「今のすっごかったよー!あなたは魔法が使えるおともだちなんだね!」

「なんであんな動きができるのかしら…プロってすごいのね…」

母親「…中で一体何が…」

子供「あ、二回目のパフォーマンスをやるみたいだよ!ママ!行こうよママ!」

母親「…わかったわ、行きましょう」

スタッフ「いらっしゃいませ、お客様」

スタッフ「一足先に、このテーマパークならではの「楽しい」を体感してみてくださいね!」

25: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/04(土) 18:50:29.98 ID:bi+EFEYl0
作業員「休憩がてらパフォーマンスを見てたけど…すごいかったなあ」

作業員「あんな重そうな物を着て手品を披露、なんて中の人ってのは大変だな…」

作業員「お前もそう思うだろ?」

スタッフ「居ませんよ?」

作業員「えっ?」

スタッフ「どうしたんですか、作業員さん?」

スタッフ「中の人なんて…楽しく愉快な私達の仲間に居るわけないじゃないですか」

スタッフ「あ、もしかして疲れちゃったんですか?無理は禁物ですよ?」

作業員「そ、そうか…それもそうだな…うん…」

経営者「……ある意味テーマパークのスタッフとして完璧な対応だったのかな、今のは」

経営者「まあ、あれは置いといて……どちらもお客様に対して好印象を与えられているみたいだね」

経営者「着ぐるみパフォーマー…じゃなくて、お仲間さん目当てで来てくれる人も多い」

経営者「現にアイス屋の売り子を彼らにしたところ、売り上げが上がったんだ」

経営者「実に優秀な………仲間だねぇ」

26: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/04(土) 18:51:22.45 ID:bi+EFEYl0
親友「やあ、経営者さん、調子はどう?」

経営者「ああ、おかげさまで順調そのものさ」

経営者「…と、言えるもんなら言いたいけれど…何分まだ物が少ないからねぇ」

経営者「当然ながら…お客さんもまだ少ないさ」

経営者「で、それをなんとかしてくれるのがアンタなんだろう?」

親友「うんっ、その通り!」

親友「…まあ、今回は橋渡しみたいな役割なんだけどね」

親友「彼女に…お嬢様に何かしてほしいこととかがあれば僕に伝えてよ」

親友「ショッピングモールの時みたいに宣伝とか、天空都市と地上間の交通設備の向上とか…」

親友「他にも近くに特定の施設を建築してほしい、とかが候補かな?」

経営者「へえ…今まで以上に色々できそうだねぇ」


【↓2  親友、お嬢様への依頼】

28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/04(土) 18:53:51.82 ID:sklSWmcv0
まだ無名のサーカス団の誘致をしてテーマパークを拠点にショーをしてもらう
例えば猛獣使いとかマジシャンとか凄いナイフ投げショーとか空中ブランコとかピエロなど様々なエンターテイナーがいる感じのどちらにとってもWinWinの関係になる感じで

29: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/04(土) 20:42:05.40 ID:bi+EFEYl0
経営者「じゃあ、まず手始めに…」

経営者「無名のサーカス団を誘致してくれないかねぇ」

経営者「こう…一時的なものじゃあなくって、ここを拠点にしてくれるよう交渉してくれないかい?」

経営者「このテーマパークが有名にさえなってくれれば、そのサーカス団も同時に有名になれる」

経営者「さらにアタシらの方からしても、注目される要因の一つとなってくれて助かる」

経営者「まさにwinwinの関係性を築けると思うんだけど……」

親友「うん…それは名案だね」

親友「思い当たる団なら一つあるし、そこの団長さんとは仲良くさせてもらっているんだ」

親友「良い才能を持った人は何人もいるんだけど…どうにも売れない、って悩んでたはずだよ」

親友「お嬢様経由で無事伝えることができれば…弊害無くここに来てくれると思うよ」

経営者「そりゃあ助かるねぇ」

経営者「じゃあ、そういうことでお願いするよ」

親友「うん!」


[一週目結果]
・称号『大したものもない雲の中の空き地』→『なんだか賑やかな雲の中の施設』

~従業員の声~
スタッフ「さーて、バリバリ接客しちゃいますよ!」
着ぐるみ「ウフフッ」トコトコ
スタッフ2「私も頑張ります、だそうです」

~お客様の声~
少女「アイスクリームっておーいしー!」
お嬢様「期待していますよ、経営者さん。これからは定期的に…こっそりと様子を伺いに来ますわ」

30: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/04(土) 20:42:42.38 ID:bi+EFEYl0
[二週目]

・称号『なんだか賑やかな雲の中の施設』

【状況】
・天空都市……雲の中に佇む、科学と魔法の力で浮いている最新鋭の技術を施されている都市。
・テーマパーク……簡潔でありながらそこそこ賑やかなテーマパーク。期待が寄せられている。
・メリーゴーランド……小さく可愛らしい木製の白馬に跨って、ゆらゆら揺られながら回る遊具。
・アイスクリーム屋……チョコレートやバニラなどシンプルなアイスの販売がされているお店。
・サーカス……誘致してきたサーカス団の拠点であり、ショーを行う会場。

【従業員】
・接客スタッフ II …接客業の極意を身に付けている。接客以外の専門知識を持っていないが、良き人材。
・作業員……重労働、施設の建設、荷物の搬入など様々な作業を行う人々。
・着ぐるみ……テーマパークでお客様を楽しませる愉快な住民。中の人なんていない。
・サーカス団……曲芸師や猛獣使いなど様々な能力を持つ人間で構成された一団。

【客層・テーマ】
・メルヘン系……Lv.1
・女性……Lv.1
・家族連れ……Lv.1
・その他……Lv.1

[総合人気]……Lv.1


団長「ここが私達が今日から活動するテーマパークですか…」

団長「こんな天空都市があっただなんて…長い事生きてきましたが、知りませんでした」

団長「そして経営者さん…このような機会をいただき、ありがとうございます」

経営者「いや、こちらこそ無理言って…こんな発展途上の場所に呼び寄せてしまってすまないねぇ」

団長「いえいえ、私をはじめとしたこのサーカス団は、誰かの力になれる事が最高の喜びなのです」

団長「ですので…皆で精一杯芸を磨き、このテーマパークに貢献いたします」

経営者「そりゃあ頼もしいねぇ」

経営者「…これから先、よろしくお願いします」

31: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/04(土) 20:43:58.35 ID:bi+EFEYl0
経営者 2


経営者「小規模ながらに優秀なサーカス団がこのテーマパークに拠点を置いた」

経営者「団長さんも丁寧で良い人そうだし、よかったよかった!」

経営者「あちこちで着ぐるみと一緒にパフォーマンスもしてくれているみたいで…有り難いねぇ」

経営者「アタシの方でも彼らが注目されるよう…久しぶりに気張るよ!」


【↓1、3  作る施設、設備、アトラクション】

32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/04(土) 20:46:01.66 ID:LK306GFJ0
なんか敷地内を回る汽車みたいなの

34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/04(土) 20:47:16.13 ID:BZDukH5wo
観覧車

35: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/04(土) 21:15:39.45 ID:bi+EFEYl0
【状況】
・汽車……お客様を乗せて敷地内を巡ってくれる汽車。遊覧と移動手段を兼ねている。
・観覧車……雲を突き抜ける、天空都市が一望できるかもしれない観覧車。


経営者「体力を消耗せず、ゆっくりと風景や娯楽を楽しみたい…」

経営者「…とかなんとかぼんやり考えてて、気が付いたら汽車と観覧車ができた」

経営者「まあのーんびりするのがターゲットにしている層には合いやすいだろうし…」

経営者「不思議と観覧車って、他のアトラクションと比べると全然飽きないんだよねぇ」

経営者「アタシは遊園地に行った時の締めとして小さい頃から楽しんでたもんだからさ」

経営者「そんな事を理由にして作ってみたよ」

経営者「…ま、結局のところは最初に言った理由が…一番の気持ちなんだけどね」

経営者「テーマパークが完成したら、是非ともこの二つには時間をかけて乗ってみたいねぇ」

36: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/04(土) 21:16:30.03 ID:bi+EFEYl0
経営者「さて、人材育成のお時間だよ。基本必要なのは指導書とお金と従業員さ!」

経営者「……とかいうと、料理番組っぽくなっちまうかねぇ」

経営者「とかくちゃっちゃと進めちまおうか」


(本日はここまで。意見質問感想ご自由に。 今回も、もしよろしければ完結までお付き合いください。
それと経営者 2 は単なるコピペミスですので、忘れてください…)
【↓2、4  従業員に学ばせるテーマ】

38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/04(土) 21:19:47.49 ID:e1/i1JUDO
夢を壊さない所作

40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/04(土) 21:21:48.43 ID:jsSO03yt0
心理学

43: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/05(日) 10:23:21.21 ID:FKQbzyrc0
【従業員】
・所作指導員……子供達の夢を壊さない所作について研究し、従業員にその指導をする人。
・心理学者……幅広い分野の心理学の知識を蓄えている学者。


スタッフ「指導員さん、指導員さん!」

指導員「あら、どうしたの?そんな慌てて…」

スタッフ「こちらの作業員さんにも指導をお願いしたいんですっ!」

作業員「…ど、どうも」

指導員「なるほどね…。ふふふ…、指導のしがいがありそうじゃない」

指導員「お客様の夢を叶えるため、そして壊さないため…」

指導員「如何なる時も夢を与えられる存在になれるよう、指導してあげるわ!」

作業員「えーっと…よろしくお願いします」


経営者「指導員のおかげで、従業員の雰囲気が一通り変わったよ」

経営者「あれ以降子供達が目を輝かせながら従業員達のことを見てくれているみたいだ」

経営者「…某ネズミのマスコットがいるテーマパークのスタッフって、こんな感じなのかねぇ」

44: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/05(日) 10:25:59.18 ID:FKQbzyrc0
心理学者「ふむふむ、私が見た限りですと現在のお客様の基本的な流れはこうですな」

心理学者「おそらくこちら側に誘導したいのでしょうが、どうにも興味が向き辛くなっていますな」

スタッフ「では、そこにパフォーマーを配置すれば良いんでしょうか?」

心理学者「うむ、そういうことですな」

作業員「あ、心理学者さん。パフォーマーの衣装はこんな感じで良いんですかね?」

心理学者「はい、その色合いなら少しばかりですが注目されやすくなりますからな」


経営者「心理学者は、ひとまず基礎心理学を中心に学んでくれたよ」

経営者「アタシは詳しいことはわからないけど…パークに良い結果をもたらしてるのは間違いないねぇ」

経営者「彼らの手によって、良い感じに人が誘導されているみたいだ」

45: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/05(日) 10:26:24.52 ID:FKQbzyrc0
経営者「…ちょっと遅くなっちまったかと慌てたが、アイスなんか食べてたのか」

親友「いやあ、陽射しを見てると気分が暑苦しくなっちゃって…」

親友「精密な計算に基づいて、天候の影響をあまり受けないように魔法がかかってるらしいんだけどね…」

経営者「へえ、そんな事になってるのかい」

親友「お嬢様曰く、暑さ、寒さ、雨…」

親友「それら全てからの影響を受けることのない、暮らしやすい環境にしてるらしいよ」

親友「一定以上の高さじゃないと、都市の上を雲が遮らないようにもなってるんだって」

経営者「それで都市を取り囲むみたいに雲が出てるのか…」

経営者「…まあ、四回建てくらいの高さから雲はちらほら通ってるけどねぇ」

経営者「それにしても…魔法と科学の力って、本当にすごいんだねぇ…。アタシも利用してみたいよ」

親友「んー、できるんじゃない?お嬢様に言うか、君が指導する時にこの街の人を誘致してくるかすれば」

親友「…勿論、何の準備も無しに施設にそれらの力を取り入れるのは無理だろうけど」


【↓2  親友かお嬢様への依頼】

47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/05(日) 10:43:54.13 ID:jGS1vrRn0
テーマパークらしい特別なお客さまや日を迎える(結婚式やデート)高級志向っぽいのレストランや一般的な売店などでの安めなオリジナルフードの販売を出来るような各種設備の手配

48: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/05(日) 14:29:39.36 ID:FKQbzyrc0
経営者「んー…ちょっと協力を頼んでも良いかねぇ」

経営者「VIPだとかの特別なお客様だったり、結婚式を迎えるお客さん向けの設備を整える、だとか…」

経営者「高級志向のレストランのセッティングだったり…」

経営者「普通の売店でのオリジナルメニューの開発、及び販売をできるような設備の手配を頼みたいんだ」

経営者「一通り計画はしてみたいんだけど、いかんせん時間も手間もかかる」

経営者「なにより…都市の協力があればだいぶ違うからさ」

経営者「…ってことで、お願いしたいんだけど……」

親友「うーん……頼めばなんとかなる、かなあ」

親友「近辺の施設の誘致をして、一箇所にまとめさえすれば…大丈夫かも」

親友「それぞれの規模はあまり大きくはできないだろうけど…」

親友「そこからの発展は君が自由にすれば良いしね」

経営者「じゃあ、そういうことで頼むよ」


[二週目結果]

~従業員の声~
サーカス団員「オレらのパフォーマンスが好評みたいで嬉しいぜ!」
作業員「なるほどなるほど…そういう風に切り替えせば確かに素敵だな…」

~お客様の声~
観光客「物珍しさに天空都市に来てみたけど、こんな施設ができたのか。面白いことするね」
記者「お嬢様に取材したついでにここも取り上げたかったけど…そもそもの知名度が低いし、また今度にするよ」

49: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/05(日) 14:30:57.37 ID:FKQbzyrc0
[三週目]

・称号『なんだか賑やかな雲の中の施設』

【状況】
・天空都市……雲の中に佇む、科学と魔法の力で浮いている最新鋭の技術を施されている都市。
・テーマパーク……簡潔でありながらそこそこ賑やかなテーマパーク。期待が寄せられている。
・メリーゴーランド……小さく可愛らしい木製の白馬に跨って、ゆらゆら揺られながら回る遊具。
・アイスクリーム屋……チョコレートやバニラなどシンプルなアイスの販売がされているお店。
・サーカス……誘致してきたサーカス団の拠点であり、ショーを行う会場。
・汽車……お客様を乗せて敷地内を巡ってくれる汽車。遊覧と移動手段を兼ねている。
・観覧車……雲を突き抜ける、天空都市が一望できるかもしれない観覧車。
・集合広場……近辺から誘致してきた様々な施設が集合している場所。設備が相当整っている。

【従業員】
・接客スタッフ II …接客業の極意を身に付けている。接客以外の専門知識を持っていないが、良き人材。
・作業員……重労働、施設の建設、荷物の搬入など様々な作業を行う人々。
・着ぐるみ……テーマパークでお客様を楽しませる愉快な住民。中の人なんていない。
・サーカス団……曲芸師や猛獣使いなど様々な能力を持つ人間で構成された一団。
・所作指導員……子供達の夢を壊さない所作について研究し、従業員にその指導をする人。
・心理学者……幅広い分野の心理学の知識を蓄えている学者。

【客層・テーマ】
・メルヘン系……Lv.2
・女性……Lv.2
・家族連れ……Lv.2
・その他……Lv.2

[総合人気]……Lv.8


経営者「集合広場は一軒一軒、店の特徴がだいぶ違う」

経営者「だから見てて飽きないものになってるけど…悪く言えば統一性が無いかもしれないねぇ」

経営者「デザインを考えるのも、なかなか大変だよ…」

経営者「まあ、気を取り直して今週の仕事を始めようか」

50: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/05(日) 14:31:22.88 ID:FKQbzyrc0
経営者「…様子をチラッと見てきたけど、思いの外都市には人が住んでるみたいだ」

経営者「天空都市なんざ人があまり居ないと思ってたが…案外そうでもないらしい」

経営者「観光客の姿もよく見るし…うまく活用していきたいねぇ」


【↓1、3  従業員に学ばせるテーマ】

51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/05(日) 14:32:27.69 ID:IERjzL5J0
常にメルヘンの国の住人という心がけを忘れない

53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/05(日) 14:41:33.66 ID:pYdALCq70
会計等の事務

55: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/05(日) 15:00:58.65 ID:FKQbzyrc0
作業員「…あの、経営者さん」

経営者「ん?」

作業員「今週は施設の建設から始めないんですか?」

作業員「てっきりそうだと思ってたんですけど…_」

経営者「…あっ」

経営者「うん、その…完全にアタシのミスだ…」

経営者「でも準備をしちまったもんはしょうがないし、今回はこのまま進めるよ…」

作業員「了解っす」

56: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/05(日) 15:01:42.77 ID:FKQbzyrc0
【従業員】
・所作指導員 II ……メルヘンの国の住民であるという心がけを忘れないよう指導する人。
・料理人……簡単で美味しい料理を提供してくれる人。


経営者「子供達の夢を壊さないよう気を付けてる従業員は沢山いるけれど…」

経営者「今ひとつ心がけが足りないように感じるねぇ…」

経営者「よしっ、指導員と組んでアタシ直々に教えようか!」


少女「おにーさんは何をしているの?」

作業員「ああ、ちょっと特別な…夢を運ぶ仕事をしているんだ」

作業員「…でも、このことは秘密にしておいてね?」

作業員「そうしないと…僕にかけられた魔法が解けちゃうからさ」

少女「うん、ぜったいにママにも秘密にするね!」


経営者「一見すると拗らせてるようにしか見えないけれど…」

経営者「このパークのテーマに見合うだけの雰囲気は相当出せているねぇ…」

経営者「我が部下ながらあっぱれだ」

57: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/05(日) 15:02:28.69 ID:FKQbzyrc0
料理人「次のメニューは…こんな感じで作りたいですね」

経営者「へえ、こりゃあ美味しいそうだねぇ…」

経営者「…でも良いのかい?結構コストがかかりそうだけど」

料理人「他のと比べると確かに少しコストはかかりますが…」

料理人「それでも十分抑えられてますし、味も保証できますから!」

経営者「そうかい? なら…アンタを信じて手配の方進めとくよ」

料理人「はいっ、お願いしまっす!」


経営者「アイス屋はあるが、レストランが無いからねぇ…」

経営者「彼らにはとりあえず集合広場の方で働いてもらってるよ」

58: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/05(日) 15:02:56.73 ID:FKQbzyrc0
経営者「今週は一度ミスっちまったからねぇ…」

経営者「二回目に取り掛かることが施設管理になったよ…」

経営者「…手順は一回一回確認しとかないとね」


【↓2、3  作る施設、設備、アトラクション】

60: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/05(日) 15:08:38.25 ID:DaleBtaJ0
ジェットコースター

61: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/05(日) 15:10:54.85 ID:jGS1vrRn0
お土産屋さん

63: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/05(日) 16:44:46.64 ID:FKQbzyrc0
【状況】
・ジェットコースター……遊園地における定番の絶叫マシン。天空なのも相まって、怖さが倍増されている。
・お土産屋……友人家族などに買う為のお菓子や限定グッズを販売しているお店。


経営者「…耳付きカチューシャなんて、アタシには似合わないよねぇ…」

スタッフ「そんなことはありませんよ、経営者さん!」

スタッフ「大人になった今だからこそ、童心に帰って購入してみてくださいっ」

経営者「まあ、アンタがそう言うなら…自腹で買っとこうかねぇ」

経営者「…お、またお客さんが来たみたいだよ。接客行ってきな」

スタッフ「はいっ!」

経営者「……大人になった今だからこそ、か…」

経営者「うんうん、うんうん! 良いねぇ、そう言うの!」


経営者「…う、うう……」

経営者「あの後調子に乗ってジェットコースターに乗っちまったよ…」

経営者「我ながら恐ろしいもんを作っちまったねぇ…」

経営者「観覧車と同じくらいの高さのはずなのに…スピードだけでこんなにも差が出るとは…」

経営者「…少しそこのベンチで休もうか…」

64: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/05(日) 16:45:33.46 ID:FKQbzyrc0
親友「……経営者さん、大丈夫…?」

経営者「…ん?あ、ああ…大丈夫だよ…」

経営者「まあ、その、なんだ、ちょっと調子に乗っちまった結果ってだけさ…」

経営者「恥ずかしいから気にしないでおくれ…」

親友「そ、そう? それならそうするんだけど…」

親友「……とりあえず、ここの事務所に行って休もう?」

経営者「いや、その必要は無い…はずだよ。 だいぶマシにはなってきたしね」

経営者「アンタはとりあえず…依頼の伝達を頼むよ…」

親友「う、うんわかったけど…無理はしないでね…?」


(少々具合を悪くしてしまったので、多分今日はここで終了となります。
落ち着き次第再開はしたいのですが…。 質問感想意見ご自由にどうぞ)
【↓2  親友、お嬢様への依頼】

66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/05(日) 16:56:06.04 ID:zUi2T8RDO
全国紙や全国放送のテレビ局やラジオ局に広告を出す

68: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/06(月) 16:09:31.20 ID:PIGLpY3e0
経営者「今回は…前回以上に大々的に宣伝を頼みたいんだよねぇ」

経営者「全国放送をしてるテレビや新聞なんかに広告を出して欲しいんだ」

経営者「…やっぱり厳しいかい?」

親友「いや、お嬢様のことだし…既にテレビ局に手は回してるはずだよ」

親友「こっちから依頼すれば、都市の宣伝ついでに紹介してくれると思う」

親友「それでも…早くて来週に取材、撮影…放送は再来週以降からのことになるとは思うけどね」

経営者「それくらいなら余裕で待てるさ」

親友「それじゃあ僕はこの辺で失礼して…サーカスでも見に行ってみようかな」

経営者「あ、それならうちのマスコットに注目しておくれよ」

経営者「なんたってサーカスとのコラボパフォーマンスをやるらしいからねぇ」

経営者「…アタシは仕事が残ってるから、代わりにじっくり楽しんできておくれよ」

親友「うん、そうさせてもらうね!」


[三週目結果]
・称号『なんだか賑やかな雲の中の施設』→『雲の中の愉快なメルヘンの国』

~従業員の声~
スタッフ「テレビが来るんですか!? ならメイクもバッチリしないとですね!」
作業員「人が増えるのは良いことだけど、掃除…じゃなくて欠片拾いが今以上に大変になるのか…」
サーカス団員「…おいおい、なんか機械から変な音がしてるけど大丈夫なのぜ?」

~お客様の声~
女性客「接客、随分と上手ねぇ…。 気が付いたら予算以上に買い物しちゃってたわ♪」
親友「指導だけでこんな風に従業員は変わるんだ…。 なんと言うかその、すごいね」

69: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/06(月) 16:10:00.01 ID:PIGLpY3e0
[四週目]

・称号『雲の中の愉快なメルヘンの国』

【状況】
・天空都市……雲の中に佇む、科学と魔法の力で浮いている最新鋭の技術を施されている都市。
・テーマパーク……簡潔でありながらそこそこ賑やかなテーマパーク。期待が寄せられている。
・メリーゴーランド……小さく可愛らしい木製の白馬に跨って、ゆらゆら揺られながら回る遊具。
・アイスクリーム屋……チョコレートやバニラなどシンプルなアイスの販売がされているお店。
・サーカス……誘致してきたサーカス団の拠点であり、ショーを行う会場。
・汽車……お客様を乗せて敷地内を巡ってくれる汽車。遊覧と移動手段を兼ねている。
・観覧車……雲を突き抜ける、天空都市が一望できるかもしれない観覧車。
・集合広場……近辺から誘致してきた様々な施設が集合している場所。設備が相当整っている。
・ジェットコースター……遊園地における定番の絶叫マシン。天空なのも相まって、怖さが倍増されている。
・お土産屋……友人家族などに買う為のお菓子や限定グッズを販売しているお店。

【従業員】
・接客スタッフ II …接客業の極意を身に付けている。接客以外の専門知識を持っていないが、良き人材。
・作業員……重労働、施設の建設、荷物の搬入など様々な作業を行う人々。
・着ぐるみ……テーマパークでお客様を楽しませる愉快な住民。中の人なんていない。
・サーカス団……曲芸師や猛獣使いなど様々な能力を持つ人間で構成された一団。
・所作指導員 II ……メルヘンの国の住民であるという心がけを忘れないよう指導する人。
・心理学者……幅広い分野の心理学の知識を蓄えている学者。
・料理人……低コストで美味しい料理を提供してくれる人。

【そのほか】
・従業員はいかなる時もメルヘンの国の住民らしい振る舞いを行っている。
・五週目からテレビによる全国放送や新聞による宣伝が始まる。

【客層・テーマ】
・メルヘン系……Lv.3
・女性……Lv.3
・家族連れ……Lv.3
・その他……Lv.2

[総合人気]……Lv.8


新聞記者「キャッチコピーは天空に浮かぶ夢の世界!なんてどうでしょう?」

経営者「お、良いねぇ…。広告の見出しはそれで頼むよ!」


カメラマン「うぃーっす、CM撮影しに来ましたー」

スタッフ「あ、すみません!こちらで少々お待ちください」

カメラマン「了解っすー」


経営者「できればこの位置からここを大きく映して欲しいんだけど…」

カメラマン「全然オッケーっす! 今手配しますねー」

70: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/06(月) 16:10:42.73 ID:PIGLpY3e0
経営者「…うひい、疲れちまったねぇ…」

経営者「でも…これで近い内にパークへのお客さんが増えるってわけだ!」

経営者「大勢の人に見られても恥ずかしくないテーマパークにするために、今週も頑張るよ!」


【↓1、3  作る施設、設備、アトラクション】

71: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/06(月) 16:13:17.45 ID:nitqaxXLO
XRライド

73: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/06(月) 16:23:58.92 ID:Kko1GNEbo
レストラン

74: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/06(月) 16:53:15.21 ID:PIGLpY3e0
【状況】
・XRライド……VRの映像と音楽、更にそれに合わせた重力感覚等を体験することができる。
・レストラン……主に洋食を提供する、そこそこ広いレストラン。料理人が常駐している。


学生男「今のライド…まじ怖かったし…少し酔った…」

学生女「え?そう? でも、すっごい楽しかったよね!

学生男「…まあ、確かに十分楽しめたな」


経営者「XRライドってヤツを、取材に来てくれた人の提案で取り入れてみたよ」

経営者「これを魔法を一切使わず、映像技術だけで実現できてるなんて…すごい話だねぇ…」

経営者「で、他にはレストランを建ててみた」

経営者「集合広場には簡単な売店ならあるけど…あれはその場で軽く食べるようだからね」

経営者「レストランでは料理人の提供する料理をゆっくりと楽しめるようになっている」

経営者「料理人も自由に仕事ができて、喜んでいるらしい」

75: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/06(月) 16:53:40.67 ID:PIGLpY3e0
経営者「今日のお昼は開店したばかりのレストランで頂こうかねぇ」

経営者「久しぶりにオムライスでも食べながら…じっくり今週のテーマを考えよう」

経営者「…でもその前に…ビールでも頼んどこうかね」


【↓1、2  従業員に学ばせるテーマ】

76: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/06(月) 17:00:29.78 ID:8ohFa8Of0
アトラクションの安全性の確認と整備について

77: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/06(月) 17:12:10.04 ID:CREZV4uTO
清掃技術+モップアート

78: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/06(月) 18:00:38.02 ID:PIGLpY3e0
【従業員】
・整備士……アトラクションの点検、安全性の確認、整備などを行っている。
・清掃員……掃除をするだけでなく、モップを駆使した簡単なアート作品を生み出すことができる。


サーカス団員「変な音出してんのはこっちだぜ、整備士さん」

整備士「…うっへえ、危ねーとこだったなあ、こりゃあ」

整備士「とりあえず急いでこれは修理して…」

整備士「それが終わったら一通りアトラクションの安全性を確認しときてーな」

整備士「オメーはとりあえず…手が空いてる作業員でも連れて来てくれ」

サーカス団員「了解したのぜ~」


経営者「…いやあ、危ないところだったねぇ」

経営者「アタシが知らないところで僅かながらにアトラクションが故障していたらしい」

経営者「早めに対処ができて本当に良かったよ…」


経営者「ん?あれは……」

79: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/06(月) 18:01:11.54 ID:PIGLpY3e0
清掃員「ふ~んふふんふ~ん♪」

経営者「おいおい清掃員…鼻歌なんか歌って、随分と気持ち良さそうじゃあないか」

経営者「…まさかサボってるわけじゃあ…」

清掃員「い、いやいや、そういうわけじゃあないですよ」

清掃員「…丁度完成したところですし、俺の足元の方、見てみてください!」

経営者「ん…? これ、は…ここのマスコットキャラの顔?」

清掃員「はい。経営者さんから渡された本の中に、モップアートについての項目があったので…試しに、と」

清掃員「なんて…ダメでしたか?」

経営者「いや、むしろ…もっとこういう事を取り入れて行って欲しいねぇ」

経営者「次は…そうだねぇ、大勢のお客様の前で披露しておくれよ」

清掃員「はいっ!」

80: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/06(月) 18:01:40.10 ID:PIGLpY3e0
経営者「…ん?どうしたんだい?こんなところで」

経営者「待ち合わせ場所は確か…レストランだったはずだろう?」

親友「いや…入ろうとしたら、満席だからって断られちゃってさ」

親友「結構並んでたし…無理に押し入るのも気が引けたからね」

経営者「アンタはほんっと真面目だねぇ…」

経営者「…ま、アタシもここで十分構わないけどさ」

経営者「とりあえず…アンタらへの依頼について話そうかね」


【↓2  親友、お嬢様への依頼】

82: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/06(月) 18:04:29.30 ID:JuQzcXnZ0
XRライドで何かのアニメや映画とコラボ出来ないか掛け合ってほしい

83: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/06(月) 20:15:08.65 ID:PIGLpY3e0
経営者「せっかくXRライドがあるんだ」

経営者「何かしらの映画やアニメとコラボをしてみたいんだけど…」

経営者「企業の方に掛け合ってもらえないもんかねぇ?」

親友「それなら…うん、いけると思うよ」

親友「新しいテーマパークって看板の上で、作品の宣伝ができるんだし…」

親友「きっと大方の企業はコラボしてくれるよ」

親友「全国に向けた宣伝に間に合うよう、お嬢様には少し急ぐようお願いしてみるね」

経営者「ああ、そうしてくれると非常に助かるよ」


[四週目結果]

~従業員の声~
スタッフ「…せっかく練習したのに、テレビカメラには映りませんでした…」
整備士「うっし、これで故障に対する当面の心配は無さそうだぜ」

~お客様の声~
少女「…あれー?ここどこー?」
少年「なんだか怖そうな人が、こっちを見てきたよ…」

84: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/06(月) 20:15:36.57 ID:PIGLpY3e0
[五週目]

・称号『雲の中の愉快なメルヘンの国』

【状況】
・天空都市……雲の中に佇む、科学と魔法の力で浮いている最新鋭の技術を施されている都市。
・テーマパーク……簡潔でありながらそこそこ賑やかなテーマパーク。期待が寄せられている。
・メリーゴーランド……小さく可愛らしい木製の白馬に跨って、ゆらゆら揺られながら回る遊具。
・アイスクリーム屋……チョコレートやバニラなどシンプルなアイスの販売がされているお店。
・サーカス……誘致してきたサーカス団の拠点であり、ショーを行う会場。
・汽車……お客様を乗せて敷地内を巡ってくれる汽車。遊覧と移動手段を兼ねている。
・観覧車……雲を突き抜ける、天空都市が一望できるかもしれない観覧車。
・集合広場……近辺から誘致してきた様々な施設が集合している場所。設備が相当整っている。
・ジェットコースター……遊園地における定番の絶叫マシン。天空なのも相まって、怖さが倍増されている。
・お土産屋……友人家族などに買う為のお菓子や限定グッズを販売しているお店。
・XRライド……迫力満点の映像と重力感覚を体験できる。現在人気アニメとのコラボをしている。
・レストラン……主に洋食を提供する、そこそこ広いレストラン。料理人が常駐している。

【従業員】
・接客スタッフ II …接客業の極意を身に付けている。接客以外の専門知識を持っていないが、良き人材。
・作業員……重労働、施設の建設、荷物の搬入など様々な作業を行う人々。
・着ぐるみ……テーマパークでお客様を楽しませる愉快な住民。中の人なんていない。
・サーカス団……曲芸師や猛獣使いなど様々な能力を持つ人間で構成された一団。
・所作指導員 II ……メルヘンの国の住民であるという心がけを忘れないよう指導する人。
・心理学者……幅広い分野の心理学の知識を蓄えている学者。
・料理人……低コストで美味しい料理を提供してくれる人。
・整備士……アトラクションの点検、安全性の確認、整備などを行っている。
・清掃員……掃除をするだけでなく、モップを駆使した簡単なアート作品を生み出すことができる。

【そのほか】
・従業員はいかなる時もメルヘンの国の住民らしい振る舞いを行っている。
・テレビCMによる全国放送や新聞による宣伝が大々的に行われているため、人気が非常に出やすい。

【客層・テーマ】
・メルヘン系……Lv.3
・女性……Lv.4
・家族連れ……Lv.5
・その他……Lv.4

[総合人気]……Lv.16


観光客・父「ここが天空都市にできたテーマパークか…」

観光客・娘「へえ、予想以上にちゃんとしてるんだね」

観光客・母「清潔も保たれてるし、気持ちが良さそうね」


アニメファン「あの世界をこんな風に体験できる日が来るなんて…!最高です!」

アニメファン2「ほんと…その…尊い…」


経営者「ふっふっふ…ついに宣伝が始まって、観光客がどっと増えてきた!」

経営者「なんてったって今回は全国規模で宣伝をしてもらったからねぇ…」

経営者「人気の上がり方も下がり方も、いつもの比じゃあないよ」

85: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/06(月) 20:16:08.40 ID:PIGLpY3e0
経営者「折り返し地点を通り越し、今まで以上に注目を浴びている現在…」

経営者「どれだけお客さんに喜んで貰えるか、そして嫌な思いをさせないようにはどうすれば良いか…」

経営者「この先時間が経つにつれ、それが最重要課題となっていくだろうねぇ…」


【↓2、4  作る施設、設備、アトラクション】

87: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/06(月) 20:17:11.42 ID:6tL+R9hz0
ペット同伴で来る客層を見込んで、動物関連の施設

88: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/06(月) 20:17:39.97 ID:iK6Mce9q0
警備員詰所

91: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/06(月) 20:53:23.50 ID:PIGLpY3e0
【状況】
・ドッグラン……飼い主の管理の元、隔離されたスペース内で自由に犬を運動させられる施設。
・警備員詰所……警備員の執務場所、仮眠場所、交代要員の待機場所などを兼ねている建物。


犬「わんっ、わんわんっ!」

犬2「…わふっ」

飼い主「ふふっ、久しぶりに遠出したから喜んでるのかしら」

飼い主「いつもより楽しそうに走ってるわねぇ」

飼い主2「あ、あの子…もしかして貴方のペットなんですか?」

飼い主「ええ、そうなのよ! 隣にいる黒い子が貴方の子かしら?」

飼い主2「はいっ、そうなんです!」


経営者「ペット同伴で来るお客さんのことを考えて、ドッグランを用意してみた」

経営者「犬同士、飼い主同士の休憩がまとめてできるし…」

経営者「もしも犬が人混みでストレスを感じたとしても、ここで発散できれば犬のためにもなるしねぇ」

92: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/06(月) 20:53:57.57 ID:PIGLpY3e0
作業員「…お前、何をしようとしていた?」

男「え、えっと…その、ただ迷子になっていた子供に声をかけようとしていただけで…」

作業員「だったらこの…お前のポケットに入っていた即効性の睡眠薬はなんだ?」

男「そ、それは…その…」

作業員「…黒か白かはどうあれ、都市の警察の方に連絡付けとくからな」

男「……チッ」


経営者「少し不穏な声が聞こえたかと思ったら…詰所の方からか」

経営者「何やら物騒な輩が湧いて出やがったみたいだからねぇ…」

経営者「どうやらここは警察へ引き渡すまで捕まえとく役割も補っているみたいだ」

経営者「警備員も居ないし…代わりに腕っ節に自信のある作業員を配置しといたよ」

93: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/06(月) 20:54:27.60 ID:PIGLpY3e0
経営者「いやあ…こうもお客さんが増えると、見てて気分が良いねぇ」

経営者「もちろん…従業員の能力が上がったり、触手が増えるのもまた楽しいんだ」

経営者「…ってことで、今週も人材育成、始めるよ!」


(本日はここまで。 意見感想質問ご自由にどうぞ)
【↓2、5  従業員に学ばせるテーマ】

95: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/06(月) 20:57:44.43 ID:6tL+R9hz0
顧客を満足させるホスピタリティと、それに関連付けた礼儀・マナー

98: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/06(月) 21:04:00.54 ID:fWsuugPi0
警備員としての諸々の資格

102: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/06(月) 21:30:20.66 ID:PIGLpY3e0
(誤字したのでおまけ)


経営者「触手が増えるのもまた楽し…_」

経営者「…触手?」

アームの先についてる触手(ウネウネ

アームの先についてる触手(ベシベシ

経営者「な、なんだいこりゃあ!?」

作業員「あ、経営者さん! タコの動きを参考にしたモニュメントを作ってみたんですけどどうで…」

経営者「却下」

作業員「…う、うす」

経営者「あのねぇ作業員…あくまでもうちの目指すところはメルヘン系だよ」

経営者「そんな物を作るくらいなら、既にあるテーマに沿った施設の強化辺りを自主的にしておくれよ…」

経営者「一回作ってはい終わり、じゃなくて三段階に分けて成長させられるってのは、前にも説明しただろう?」

経営者「他にも…アイディア次第で色んな方向に発展ができるから、行き詰まりも早々無いはずさ」

経営者「……アンタ達の働きは、今まで仕事で出会った人間でも最高レベルだと思ってるけどさ…」

経営者「…そんな風にリアルな触手ってのはハッキリ言って、不気味なんだよ…」

作業員「……わかりました」

104: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/07(火) 20:37:00.96 ID:D0oTu/uM0
【従業員】
・接客スタッフ III ……お客様に最高の心からのおもてなしを行い、完璧な礼儀とマナーを熟知している。
……接客以外の専門知識を持っていないが、良き人材。
・警備員……お客様の安心と安全を約束してくれる人。常にパーク内の見回りをしている。


観光客「えーっと…すみません、このアトラクションってどれくら」

スタッフ「今すぐ並べばおそらく一時間弱で登場できると思います!」

スタッフ「今が一番ここに人が少ない時間帯ですよ!」

観光客「あ、それなら並んじゃいますね。ありがとうございます」


警備員「……迷子、見つけました」

迷子「ぐすっ…お母さんどこなの…?」

スタッフ「大丈夫ですよ! この夢の国に居れば、お母さんとは必ず会えますから!」

スタッフ「ほら、おともだちもそう言っていますよ?」

着ぐるみ「ウフフッ」コクコク


クレーマー「ちょっと貴方!これ…_」

スタッフ「申し訳ございませんお客様!直ちに代わりのものを用意いたします!」

クレーマー「…それなら、まあ、良いけど」


経営者「…すごいねぇ、トップレベルの技術ってのは」

経営者「お客様の要望を全て先に予想して、歪みなく対応をしてくれる」

経営者「単に金のためだけに仕事をするんじゃあなく…きちんと誠意を持って働いている」

経営者「本当に彼女たちは…アタシにとって、最高のスタッフだよ」

105: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/07(火) 20:37:31.85 ID:D0oTu/uM0
警備員「…引き継ぎ作業はこれで終わりですね」

作業員「ああ、後は頼んだぞ、警備員」

作業員「ここにある備品は自由に使ってくれて構わないからな」

作業員「じゃあ、俺は他の作業の方に戻るよ」

警備員「…はい」

作業員「おいおい、もっと軽快に行こうぜ?なんてったって、ここはメルヘンの国だからな」

警備員「…すみません。 どうも自分、うまくできなくて」

作業員「まあ、お前のペースでやっていけば良いさ。素質は充分あるんだからな」

警備員「…そうですか」


経営者「警備員は…少し笑顔は硬いが、その代わりに夢の国を穢すものを排除してくれる」

経営者「メルヘンの世界には悪役なんて…不必要だからねぇ」

106: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/07(火) 20:37:58.39 ID:D0oTu/uM0
親友「…ひとり言聞いてたけど、君も随分染まってきたね」

経営者「いやいや、この程…リーダーたる者の簡単な嗜みでしか無いよ」

経営者「…アンタもこの国の住民になってみるかい?」

親友「い、いや…遠慮しとくよ」

経営者「別に怪しい洗脳でもなんでも無いから、そんな風に引かなくたっていいんだけどねぇ…」

経営者「きちんと意義のある行動と信条の元なんだけど…」

親友「…まあ、それならテーマパークにとっても良い事だし、構わないけどさ」

親友「とりあえず…今日の依頼を聞こうか」


【↓2  親友、お嬢様への依頼】

108: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/07(火) 20:55:54.20 ID:dgMmPuSUo
とりあえず交通の便を良くしてもらうか

あと混雑対策も考えないとなぁ

109: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/07(火) 21:22:28.04 ID:D0oTu/uM0
経営者「今回は…交通の便をよくしてもらおうかねぇ」

親友「と、言うと…都市からパークまで?それとも都市と地上間?」

経営者「ああ、できればどちらもやってほしいんだけど…」

親友「んー…まあ、大丈夫じゃないかな」

親友「とりあえず飛行船の数を増やして…後は近くに駅を作るよう伝えてみるね」

親友「それじゃあ、僕はこれで」

経営者「あいよ、後はよろしくね」

経営者「…人混みで迷わないよう、注意しておくれよ?」

親友「そんなこと言わなくたって大丈夫、大丈夫」

経営者「……一度迷子センターで世話になった人間がよく言うよ」


[五週目結果]

~従業員の声~
スタッフ「なんだか私…進化したって感じがします!」
警備員「…どこを見ても人が多いですね」

~お客様の声~
迷子「警備員さんやお姉さんがね、お母さんに合わせてくれたんだ! だから、もうね、大丈夫なんだ!」
観光客「…ダメだ、人混みとかアトラクションに酔って気分が…ううう…」

110: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/07(火) 21:23:01.94 ID:D0oTu/uM0
[六週目]

・称号『雲の中の愉快なメルヘンの国』

【状況】
・天空都市……雲の中に佇む、科学と魔法の力で浮いている最新鋭の技術を施されている都市。
・テーマパーク……簡潔でありながらそこそこ賑やかなテーマパーク。期待が寄せられている。
・メリーゴーランド……小さく可愛らしい木製の白馬に跨って、ゆらゆら揺られながら回る遊具。
・アイスクリーム屋……チョコレートやバニラなどシンプルなアイスの販売がされているお店。
・サーカス……誘致してきたサーカス団の拠点であり、ショーを行う会場。
・汽車……お客様を乗せて敷地内を巡ってくれる汽車。遊覧と移動手段を兼ねている。
・観覧車……雲を突き抜ける、天空都市が一望できるかもしれない観覧車。
・集合広場……近辺から誘致してきた様々な施設が集合している場所。設備が相当整っている。
・ジェットコースター……遊園地における定番の絶叫マシン。天空なのも相まって、怖さが倍増されている。
・お土産屋……友人家族などに買う為のお菓子や限定グッズを販売しているお店。
・XRライド……迫力満点の映像と重力感覚を体験できる。現在人気アニメとのコラボをしている。
・レストラン……主に洋食を提供する、そこそこ広いレストラン。料理人が常駐している。
・ドッグラン……飼い主の管理の元、隔離されたスペース内で自由に犬を運動させられる施設。
・警備員詰所……警備員の執務場所、仮眠場所、交代要員の待機場所などを兼ねている建物。

【従業員】
・接客スタッフ III ……お客様に最高の心からのおもてなしを行い、完璧な礼儀とマナーを熟知している。
……接客以外の専門知識を持っていないが、良き人材。
・作業員……重労働、施設の建設、荷物の搬入など様々な作業を行う人々。
・着ぐるみ……テーマパークでお客様を楽しませる愉快な住民。中の人なんていない。
・サーカス団……曲芸師や猛獣使いなど様々な能力を持つ人間で構成された一団。
・所作指導員 II ……メルヘンの国の住民であるという心がけを忘れないよう指導する人。
・心理学者……幅広い分野の心理学の知識を蓄えている学者。
・料理人……低コストで美味しい料理を提供してくれる人。
・整備士……アトラクションの点検、安全性の確認、整備などを行っている。
・清掃員……掃除をするだけでなく、モップを駆使した簡単なアート作品を生み出すことができる。
・警備員……お客様の安心と安全を約束してくれる人。常にパーク内の見回りをしている。

【そのほか】
・従業員はいかなる時もメルヘンの国の住民らしい振る舞いを行っている。
・テレビCMによる全国放送や新聞による宣伝が大々的に行われているため、人気が非常に出やすい。
・飛行船や駅が強化され、人の往来がより激しくなっている。

【客層・テーマ】
・メルヘン系……Lv.4
・女性……Lv.6
・家族連れ……Lv.6
・その他……Lv.6

[総合人気]……Lv.22


スタッフ「わわわ…これだけ人が多いと、流石に少し大変になってきましたね…」

スタッフ「とりあえず…頑張りましょうか!」


経営者「宣伝のおかげで人気が爆上がりしてるが…それと同時に少し問題がちらほらと見えてきたねぇ…」

経営者「どういう問題なのか、しっかりと見極めないとね…」

経営者「何かがあってからじゃ遅い…なんてのは常識中の常識さ」

111: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/07(火) 21:23:31.06 ID:D0oTu/uM0
経営者「人の流れを悪くするわけにはいかないねぇ」

経営者「そのためには…いったいどうしたら良いのか…」

経営者「…じっくり考えたいところだね」


【↓2、3  作る施設、設備、アトラクション】

113: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/07(火) 21:26:36.20 ID:dgMmPuSUo
キャラクターのミュージカルショーとかをやる劇場的なやつ
今はたくさん入る箱を用意して人を分散させるしかない

114: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/07(火) 21:26:36.59 ID:PXgUBzago
休憩所

116: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/07(火) 21:45:24.77 ID:D0oTu/uM0
【状況】
・サーカス → 劇場 II ……複数のホールを持つ、ミュージカルショーなどが行われている大きな劇場。
・休憩所……自動販売機などが並ぶ、簡易ながらにキャパが広い休憩スペース。スタッフが待機している。


経営者「言い方は悪いが…とかく今は人をまとめて収容できる施設が必要だ」

経営者「…ってことで作ったのが休憩所と劇場だよ」

経営者「サーカスを大分改造して…幅広いジャンルの演出が可能な劇場にしてみた」

経営者「サーカス団員は…言い方を変えれば、優れたパフォーマンス集団だからねぇ…」

経営者「様々なショーの演目に対して、見事に適応してくれたよ」

経営者「休憩所は…まあ、その名の通り体を一旦休ませるための施設だね」

経営者「自販機には飲み物だけじゃなく、オリジナルの食品なんかも並べてあるよ」

経営者「レストランとはまた別の形で…お客さんにはゆっくり飲食をしていってほしいところだねぇ」

117: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/07(火) 21:45:52.84 ID:D0oTu/uM0
経営者「つい先週、晴れて接客スタッフが最高ランクの人間となった」

経営者「…だからって、他の職業が不必要なわけは一切ない」

経営者「数を増やすか、それとも質を高めるか…悩みどころだねえ…」


(いつも以上に短時間でしたが本日はここまで。 質問意見感想、ご自由に)
【↓1、4  従業員に学ばせるテーマ】

118: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/07(火) 21:49:35.87 ID:AyMBPiszo
怪我や体調が優れない客に関する対応

121: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/07(火) 22:03:33.35 ID:HHxQ7Vf/0
園内のキャラクターを模した雨細工などのアート的なお菓子を作る調理技術

126: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/08(水) 14:47:17.28 ID:Qkl9xUPx0
【従業員】
・医師……怪我をしたり体調が優れない人に対し、最適の処置を施してくれる。
・工芸菓子職人……パーク内のキャラクターを模した飴細工など、工芸菓子を製作する。


医師「簡単な処置ですが…これで傷が痛むことはないでしょう」

観光客・息子「おお…すっげえ!結構派手に転んだのに痛くない!」

観光客・母「ちょっと、お礼が先でしょう? …ありがとうございます、先生」

医師「いえ、これもこの国の住民である以上当然の責務ですので」


作業員「理由はわからないんだが、気持ちが悪くなってきて…」

医師「おそらくアレルギー症状です。この薬を飲んで、しばらく安静にしてください」

作業員「ああ、わかった…。気を付けるよ」


経営者「ちょくちょく体調を崩してるって意見が出てきてたからね…」

経営者「簡単なサポートができるようにだけしとこうと思ってたんだけど…」

経営者「…どうやら医師免許を持ってるスタッフが居たらしい。トップクラスってすごいんだねぇ…」

127: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/08(水) 14:47:55.74 ID:Qkl9xUPx0
菓子職人「ふふんっ、私特性のスペシャル飴細工の出来上がりだよ!」

料理人「へえ…お菓子でこんなことができるんですね…」

料理人「…食べても良いですか?」

菓子職人「ダメに決まってるでしょ?あくまでもこれは観賞用!」

料理人「本物のお菓子を作る時と同じ材料を使ってるのに、なんだか勿体無いような…」

菓子職人「スイーツだからこそ出せる美しさって物があるの!」

菓子職人「それじゃあ、ちゃんとケースに入れてレストランに飾ってね?」

料理人「はーい」


経営者「休憩時間中に工芸菓子の写真を見てから興味を持ってたけど…」

経営者「こんな風に飴やチョコレートなんかで細かく作れるんだねぇ…」

経営者「キャラクターの瞳もきっちり表現されている…。まったく、すごい技術だよ」

128: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/08(水) 14:48:26.71 ID:Qkl9xUPx0
経営者「遅れちまってすまないねぇ…。 人混みに少し流されちゃってさ」

親友「まあ、あれだけお客さんが居たらそうなるよね…」

親友「事務所での待ち合わせにしててよかったよ…」

親友「それにしても…経ったの数週間でこんなにも人が増えるもんなんだね」

親友「昨日、遊覧汽車に乗って一通りパークを見てみたけど、施設も人も驚くくらい豊かになったよね」

親友「…もうこれで完成でいいんじゃない?」

経営者「いいや、まだそんなことはないはずだよ」

経営者「残る短い時間の間に…何かが起きるかもしれないし、発展の道はまだまだ続いてるさ」

経営者「……それに、途中放棄なんてお嬢様になんて言われるか…」

親友「…それもそうだね。 そしたら…予定以上に長く滞在させられちゃうのかな…?」

親友「まあ、そんな事にならないように…とりあえず君の要望を聞こうか」


【↓2  親友、お嬢様への依頼】

130: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/08(水) 14:53:50.91 ID:YVWl3+7qO
夜のイルミネーションや某ネズミの遊園地とかのようなキャラクター達集合のイルミネーションパレード

132: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/08(水) 16:24:46.88 ID:Qkl9xUPx0
経営者「そうだねぇ…」

経営者「テーマパークの花形と言ったら…パレードだろう?」

経営者「で、そのパレードをやりたいんだけど…協力の方頼めるかい?」

親友「うーん…僕の見立てだと、どれだけ急いでも今週来週では無理かな…」

親友「でも、君の経営期間が終了する周…八周目の終わりくらいを目指すなら間に合うと思うよ」

親友「ついでに…パーク内のあちこちにイルミネーションとかを取り付けるよう手配しようか?」

親友「それくらいなら作業員さんや整備士さんと協力して、一通り出来るだろうし」

経営者「おお、そりゃあ良い案だねぇ」

経営者「大変だとは思うけど…お嬢様共々、よろしく頼むよ」


[六週目結果]

~従業員の声~
着ぐるみ「………」
スタッフ「自分たちの現在の能力で、ちゃんとパレードが成功させられるか不安だそうです!」

~お客様の声~
観光客「もう少しゆっくりしていきたかったけど…混み方からして、日帰りするしかないんだよね…」
側近「最近お嬢様の外出頻度が上がっています…。おそらくこちらに来ているとは思うのですが」

133: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/08(水) 16:25:22.69 ID:Qkl9xUPx0
[七週目]

・称号『雲の中の愉快なメルヘンの国』

【状況】
・天空都市……雲の中に佇む、科学と魔法の力で浮いている最新鋭の技術を施されている都市。
・テーマパーク……賑やかで豊かなテーマパーク。夜はイルミネーションが美しい輝きを放つ。
・メリーゴーランド……小さく可愛らしい木製の白馬に跨って、ゆらゆら揺られながら回る遊具。
・アイスクリーム屋……チョコレートやバニラなどシンプルなアイスの販売がされているお店。
・劇場 II ……複数のホールを持つ、ミュージカルショーなどが行われている大きな劇場。
・汽車……お客様を乗せて敷地内を巡ってくれる汽車。遊覧と移動手段を兼ねている。
・観覧車……雲を突き抜ける、天空都市が一望できるかもしれない観覧車。
・集合広場……近辺から誘致してきた様々な施設が集合している場所。設備が相当整っている。
・ジェットコースター……遊園地における定番の絶叫マシン。天空なのも相まって、怖さが倍増されている。
・お土産屋……友人家族などに買う為のお菓子や限定グッズを販売しているお店。
・XRライド……迫力満点の映像と重力感覚を体験できる。現在人気アニメとのコラボをしている。
・レストラン……主に洋食を提供する、そこそこ広いレストラン。料理人が常駐している。
・ドッグラン……飼い主の管理の元、隔離されたスペース内で自由に犬を運動させられる施設。
・警備員詰所……警備員の執務場所、仮眠場所、交代要員の待機場所などを兼ねている建物。
・休憩所……自動販売機などが並ぶ、簡易ながらにキャパが広い休憩スペース。スタッフが待機している。

【従業員】
・接客スタッフ III ……お客様に最高の心からのおもてなしを行い、完璧な礼儀とマナーを熟知している。
……接客以外の専門知識を持っていないが、良き人材。
・作業員……重労働、施設の建設、荷物の搬入など様々な作業を行う人々。
・着ぐるみ……テーマパークでお客様を楽しませる愉快な住民。中の人なんていない。
・サーカス団→パフォーマー……曲芸師やナイフ投げ師、猛獣使いなど多才なパフォーマーの集団。
・所作指導員 II ……メルヘンの国の住民であるという心がけを忘れないよう指導する人。
・心理学者……幅広い分野の心理学の知識を蓄えている学者。
・料理人……低コストで美味しい料理を提供してくれる人。
・整備士……アトラクションの点検、安全性の確認、整備などを行っている。
・清掃員……掃除をするだけでなく、モップを駆使した簡単なアート作品を生み出すことができる。
・警備員……お客様の安心と安全を約束してくれる人。常にパーク内の見回りをしている。
・医師……怪我をしたり体調が優れない人に対し、最適の処置を施してくれる。
・工芸菓子職人……パーク内のキャラクターを模した飴細工など、工芸菓子を製作する。

【そのほか】
・従業員はいかなる時もメルヘンの国の住民らしい振る舞いを行っている。
・テレビCMによる全国放送や新聞による宣伝が大々的に行われているため、人気が非常に出やすい。
・飛行船や駅が強化され、人の往来がより激しくなっている。
・八周目の終わりにイルミネーションパレードが開催される。

【客層・テーマ】
・メルヘン系……Lv.5
・女性……Lv.9
・家族連れ……Lv.9
・その他……Lv.8

[総合人気]……Lv.31


経営者「…ふへえ…人気レベルがぶっ飛んでるよ…」

経営者「目標達成に必要なLv.7は、三つのうち二つが超えてくれた…」

経営者「あとはメルヘンらしさを強調させて…さらにパレードに向けた準備もしないとねぇ」

134: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/08(水) 16:26:20.70 ID:Qkl9xUPx0
経営者「パレードが行われる前に…メルヘンというテーマを完成させたいところだね」

経営者「けど、混雑している現状も放置するわけにはいかないし…」

経営者「何か良いアイディアが浮かんでくれないかねぇ…」


【↓1、3  作る施設、設備、アトラクション】

135: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/08(水) 16:28:10.33 ID:OubDjvpl0
様々なグレードに合わせた宿泊施設(ホテル)

137: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/08(水) 16:32:45.33 ID:8YClNf2gO
王子や姫などメルヘンな衣装を着れるコスプレショップや家族や恋人とお揃いにできる動物のカチューシャなどをショップに置く

138: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/08(水) 16:48:51.43 ID:Qkl9xUPx0
【状況】
・宿泊施設……様々な層のお客様に合わせた客室があるホテル。
・コスプレショップ……王子や姫の衣装、ファンシーな頭飾りなどの非日常を味わえる衣服を取り揃えている。


経営者「天空都市自体にはホテルがいくつかあったけど…それでも全室満室になっていたらしい」

経営者「そのせいで長居もできず、予約も取れず…なお客さんが多かったとのことだ」

経営者「それを解決するために作ったのが……このホテルさ」

経営者「パーク内に宿泊所が有るのと無いのじゃあ、大違いだからねぇ」

経営者「さらにメルヘン系を目指すにあたり…コスプレショップを用意してみたよ」

経営者「東の国の京の都で着物の着付けができるのと同じ感覚で利用してもらってるよ」

経営者「これで従業員だけでなく、お客様もメルヘンの国の住民ってわけだ!」

139: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/08(水) 16:49:18.17 ID:Qkl9xUPx0
経営者「試しにアタシも頭だけ着飾ってみたけど…」

経営者「うん、似合わない」

経営者「…こういうのは…若くて可愛い従業員の女の子達に任せよう…」


【↓1、2  従業員に学ばせるテーマ】

140: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/08(水) 16:51:15.51 ID:OubDjvpl0
パレードの為にパフォーマー達にそれ向けのダンスを教える

141: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/08(水) 16:52:43.10 ID:OHcjN/f9O
クレーマーには物理で対抗せよ

142: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/08(水) 17:47:49.26 ID:Qkl9xUPx0
【従業員】
・パフォーマー II ……パレードに対応したダンスや曲芸等様々な手段でお客様を楽しませる多才な集団。
・着ぐるみ II ……踊りや接客などでお客様の相手をするメルヘンの国の住民。中の人なんていない。
・クレーマー対応員……クレーマーには物理で対抗するをモットーにしたクレーマー対応の専門家。


ダンサー「はじめまして、パフォーマーの皆さん。 特別講師のダンサーです」

ダンサー「パレードには舞台上やサーカスとはまた違ったタイプの技術が必要になってきます」

ダンサー「体力の消費量も体の使い方も大いに違ってきますが…よろしいですね?」

着ぐるみ「………」コクコク

パフォーマー「よろしいでーっす!」

ダンサー「ふふ…その意気なら問題は無さそうですね」

ダンサー「短時間でその身に叩き込ませてあげますから、覚悟してくださいね!」


経営者「ダンスの講師を臨時で頼んでみたけど…皆良い感じに様になってくれてるねぇ」

経営者「この調子なら何も問題は…___」

ドドドドオオオオン!!!

経営者「___…へ?」

143: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/08(水) 17:48:33.96 ID:Qkl9xUPx0
経営者「おいおい…今のは一体、何の音だい!?」

作業員「わ、わからないんです…。俺らも今来たばっかりで何が何だか…」

スタッフ「な、なんでクレーマーさんが気絶してるんですか!?

クレーマー対応員「………『クレーマーには物理で対抗せよ』」

クレーマー対応員「それが我が学んだクレーマーの対処法也」

経営者「…おかしい、おかしい」

経営者「アタシは普通にクレーマーの対応の方法のための書物を与えただけなはずなのに…」

スタッフ「……それって、この『クレーマー対応100の法!』の事ですか?」

経営者「うん、それだよ。きちんと渡したはずなんだけどねえ…」

クレーマー対応員「…我が学びし書は此れだが?」スッ…

作業員「なになに…? 『クレーマー対応100の拳法!』?」

経営者「そ、それはアタシが一度間違って買った本!ちゃんと捨てたのに…なんでだい!?」

クレーマー対応員「…知らぬ。が、既に覚えてしまったものは仕方あるまい…」

クレーマー対応員「我は我の道を征く! クレーマーをこの世から抹消するために!」

経営者「いや、しなくていいって!!」

クレーマー対応員「すまぬ、経営者よ…クレーマーがまた現れたようだ…!」

クレーマー対応員「では、さらばだ!!!」シュンッ!

作業員「…その、急いで対応の準備してきます!」

経営者「あ、ああ…頼んだよ…」

144: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/08(水) 17:49:06.34 ID:Qkl9xUPx0
経営者「なあ親友…どうしてこうなったと思う?」

親友「えっ?」

経営者「…うちの従業員が、都市中のクレーマーを撃退しているって噂を聞いてね……」

親友「……まあ、良いんじゃない? 一応度を越したクレーマーにしか攻撃してないらしいし」

経営者「暴力事件にはならないのかねぇ…。責任はアタシは取りたくないよ…」

親友「ま、まあお嬢様が色々やってるみたいだから、逮捕されることはないはずだよ」

経営者「そうなのかい…?それなら…うん、良いんだけどね」

経営者「……そしてアンタはその王子の格好、気に入ったのかい?」

親友「うんっ! 布の質も、デザインも素敵だしね!」

親友「こういう派手な格好するのなんて久しぶりだから、ちょっと浮かれててさ」

経営者「…まあ、アタシも子供の頃はお姫様の格好をよくしてたから、わからなくもないけどねぇ」

経営者「でもお嬢様に会う時には…その格好はやめといた方が良いよ?」

親友「…やっぱそうした方が良いんだね?」

経営者「…やっぱその格好で行こうとしてたか、親友」


【↓3  親友、お嬢様への依頼】

145: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/08(水) 17:56:38.68 ID:T9KBe2+4o
混雑回避のために近くにちょっとしたショッピングモールを作るとか
お土産はそっちでも買えるようにすれば少しは分散するかと

148: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/08(水) 18:44:40.67 ID:Qkl9xUPx0
経営者「そうだねぇ…パークの近くに小規模で良いから、ショッピングモールでも作ってくれないかい?」

親友「…まさか、テーマパークと同時進行で経営を始めるつもりなんじゃ…?」

経営者「んなわけないだろうよ…。 簡単に言えばまあ…お客さんの分散目的さ」

経営者「そっちでも土産が買えるようにしてくれれば…うちの混雑問題は少しは改善されるはずだからねぇ」

親友「了解。 急ピッチで建設の方進めてもらえるよう交渉してみるね」

経営者「いやあ、毎回毎回…アンタには苦労をかけるねぇ…」

親友「あははっ、これくらいどうってことないよ」

親友「じゃあ、ラストスパートも頑張ってね!」

経営者「アンタに言われなくたって…キッチリやってみせるさ!」

経営者「…まあ、もう聞こえてないだろうけどね」

経営者「……って、ん? アイツ、コスプレショップとは正反対の方に行かなかったか…?」

経営者「…でももう行っちまったし、諦めるか」


[七週目結果]

~従業員の声~
菓子職人「ホテルでさぼっ…休憩してたら、なんかすごい奴きた。なにあれこわい」
クレーマー対応員「……我は直接経営者から本を渡されたはずなのだが…」
清掃員「今はお客さんが下手に固まることも無いんで、掃除はだいぶやりやすいですね~」

~お客様の声~
クレーマー「も、もうあんなことしません…ごめんなさい…」
観光客「あの人って新しく雇った警備員? なんだかすごく頼もしそう…」

149: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/08(水) 18:45:07.96 ID:Qkl9xUPx0
[八週目]

・称号『雲の中の愉快なメルヘンの国』

【状況】
・天空都市……雲の中に佇む、科学と魔法の力で浮いている最新鋭の技術を施されている都市。
・テーマパーク……賑やかで豊かなテーマパーク。夜はイルミネーションが美しい輝きを放つ。
・メリーゴーランド……小さく可愛らしい木製の白馬に跨って、ゆらゆら揺られながら回る遊具。
・アイスクリーム屋……チョコレートやバニラなどシンプルなアイスの販売がされているお店。
・劇場 II ……複数のホールを持つ、ミュージカルショーなどが行われている大きな劇場。
・汽車……お客様を乗せて敷地内を巡ってくれる汽車。遊覧と移動手段を兼ねている。
・観覧車……雲を突き抜ける、天空都市が一望できるかもしれない観覧車。
・集合広場……近辺から誘致してきた様々な施設が集合している場所。設備が相当整っている。
・ジェットコースター……遊園地における定番の絶叫マシン。天空なのも相まって、怖さが倍増されている。
・お土産屋……友人家族などに買う為のお菓子や限定グッズを販売しているお店。
・XRライド……迫力満点の映像と重力感覚を体験できる。現在人気アニメとのコラボをしている。
・レストラン……主に洋食を提供する、そこそこ広いレストラン。料理人が常駐している。
・ドッグラン……飼い主の管理の元、隔離されたスペース内で自由に犬を運動させられる施設。
・警備員詰所……警備員の執務場所、仮眠場所、交代要員の待機場所などを兼ねている建物。
・休憩所……自動販売機などが並ぶ、簡易ながらにキャパが広い休憩スペース。スタッフが待機している。
・宿泊施設……様々な層のお客様に合わせた客室があるホテル。
・コスプレショップ……王子や姫の衣装、ファンシーな頭飾りなどの非日常を味わえる衣服を取り揃えている。

【従業員】
・接客スタッフ III ……お客様に最高の心からのおもてなしを行い、完璧な礼儀とマナーを熟知している。
……接客以外の専門知識を持っていないが、良き人材。
・作業員……重労働、施設の建設、荷物の搬入など様々な作業を行う人々。
・パフォーマー II ……パレードに対応したダンスや曲芸等様々な手段でお客様を楽しませる多才な集団。
・着ぐるみ II ……踊りや接客などでお客様の相手をするメルヘンの国の住民。中の人なんていない。
・所作指導員 II ……メルヘンの国の住民であるという心がけを忘れないよう指導する人。
・心理学者……幅広い分野の心理学の知識を蓄えている学者。
・料理人……低コストで美味しい料理を提供してくれる人。
・整備士……アトラクションの点検、安全性の確認、整備などを行っている。
・清掃員……掃除をするだけでなく、モップを駆使した簡単なアート作品を生み出すことができる。
・警備員……お客様の安心と安全を約束してくれる人。常にパーク内の見回りをしている。
・医師……怪我をしたり体調が優れない人に対し、最適の処置を施してくれる。
・工芸菓子職人……パーク内のキャラクターを模した飴細工など、工芸菓子を製作する。
・クレーマー対応員……クレーマーには物理で対抗するをモットーにしたクレーマー対応の専門家。

【そのほか】
・従業員はいかなる時もメルヘンの国の住民らしい振る舞いを行っている。
・テレビCMによる全国放送や新聞による宣伝が大々的に行われているため、人気が非常に出やすい。
・飛行船や駅が強化され、人の往来がより激しくなっている。
・今週の終わりにイルミネーションパレードが行われる。
・近くにテーマパークのお土産が買えるショッピングモールがある。

【客層・テーマ】
・メルヘン系……Lv.7
・女性……Lv.10
・家族連れ……Lv.10
・その他……Lv.9

[総合人気]……Lv.36


経営者「一見やばそうに見えたクレーマー対応員…」

経営者「意外と頼もしいだの助かっただので評判が良いみたいだ…」

経営者「そして、そして!」

経営者「最後の週にして…ギリギリだけどメルヘン系が目標のLv.7に到達したよ!」

経営者「これで心置きなくテーマパークの経営ができるってわけだね!」

150: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/08(水) 18:45:38.04 ID:Qkl9xUPx0
経営者「とは言っても…このテーマパークのテーマはメルヘン系…」

経営者「…目標に到達したからって、このテーマは変わらないんだよねぇ」

経営者「まあ、テーマに背いたらマイナスとかも別に無いんだけどね」

経営者「ともかく今は無事に帰してもらうため…そして何よりもお客様のため…精一杯頑張ろうか!」


【↓2、4  作る施設、設備、アトラクション】

152: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/08(水) 18:47:40.74 ID:1wuZjAlnO
4Dシアター

153: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/08(水) 18:54:01.70 ID:qrlVf/Pe0
ファンタジーの迷宮を巡る様な雰囲気のジェットコースター

155: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/08(水) 19:43:05.53 ID:Qkl9xUPx0
【状況】
・4Dシアター……映画のシーンに合わせて客席が動いたり、五感を刺激する装置が連動する特殊な映画館。
・ジェットコースター II ……童話の世界をモチーフにした様々な迷宮を巡るジェットコースター。


経営者「最後に作ったものは…どちらも演出に力を入れたものだ」

経営者「4Dシアターってのは特殊効果を体験できる、滅多にお目にかかれない映画館さ」

経営者「…初めて利用したときに、首にかけられたミストに本気でビビっちまったのは内緒だよ」

経営者「で、もう一つのアトラクションであるジェットコースターの方は…」

経営者「恐怖の演出よりも細かい装飾を楽しんで貰えるよう、少し緩やかに設計してみたよ」

経営者「それでも十分ジェットコースターらしく動きは激しいけどねぇ」

経営者「ネヴァーランドの世界を駆け抜けたり、荊の城の中を通り抜けたり…なんてするらしいからねぇ…」

経営者「…興味だけは十分有るんだけど、いかんせんアレには嫌われてるようだからさ」

経営者「乗るのは全力で遠慮しとくよ…」

156: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/08(水) 19:43:34.67 ID:Qkl9xUPx0
経営者「テーマパークでの最後の人材育成…何だか実感が湧かないねぇ」

経営者「それでも終わりは来るってもんだ」

経営者「アタシが管理しなくたって済むように、出来る限り従業員は優秀で潤沢にしときたいところだ」


【↓3、4  従業員に学ばせるテーマ】

159: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/08(水) 19:50:20.91 ID:VCsFWMrDO
メルヘンチックなクレーム対処

160: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/08(水) 19:52:59.08 ID:qtKMmMPXo
防犯防災

162: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/08(水) 20:48:10.85 ID:Qkl9xUPx0
【従業員】
・クレーマー対応員 II ……クレームを物理で対処するという考えを捨て、メルヘンの道に生き方を変えた者。
・警備員 II ……防犯、防災の知識を兼ね備えた優秀な警備員。


クレーマー「あ、あの…購入したばかりの服にシミがついてたんですけど…」

対応員「まあ…なんてこと!ご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ございません!」

対応員「直ちに新しい物をご用意いたしますので、少々お待ちくださいませ!」

クレーマー「よ、よろしくお願いします…」


経営者「…ねえ、指導員。 ありゃあアンタの指導のおかげかい?」

指導員「はい、その通りです」

指導員「全て物理攻撃で片付ける思考をなんとかするべく、この国に相応しい存在に変えてみせました」

指導員「言葉の端々にメルヘンの国らしい口調を取り入れ、服装はもちろんフリルをあしらったものを」

指導員「そして戦闘の際は拳ではなく、魔法を使うということを徹底的に教えました」

指導員「…経営者さんの要望通りになれたかと思いますわ」

経営者「……そこまでは言ってなかったとは思うし、体つきはゴツいままだけど…」

経営者「十分良いんじゃあ無いかねぇ。 ありがとうねぇ、指導員」

指導員「いえいえ、メルヘンの国の住民としての役目を全うしたまでですよ」

163: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/08(水) 20:49:04.71 ID:Qkl9xUPx0
整備士「よっ…と、監視カメラの位置はここで大丈夫か?」

警備員「…はい、そこでお願いします」

警備員「ひとまずは…それで不備のあった箇所は補たかと」

警備員「…自分が無理言って補強工事までさせてしまい、すみません」

整備士「オレにとっちゃあ大した作業じゃねェし、気にしてないっすよ」」

整備士「ってことで、何かあったらいつでも言ってくれよな!」

警備員「…ありがとうございます」

警備員「……それと、経営者さんと指導員さん…何の御用ですか?」

経営者「いや?大したことじゃあ無いさ」

経営者「ただ…防犯防災の知識におまけしてさ…」

経営者「メルヘンの国の住民としての知識も取り入れてほしいなーって思ってねぇ?」

警備員「いや、自分はそういうのは……」

指導員「まあまあ、そう言わずにね? ちょっと私の話を聞くだけで良いから…ね?」

警備員「……わかりました」


経営者「彼には警備員としてレベルアップしたついでに、夢の国の住民としても一歩前進してもらうよ!」

経営者「……指導員は、つくづく優秀だよ」

164: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/08(水) 20:50:15.91 ID:Qkl9xUPx0
親友「…やあ、経営者さん」

親友「何だかやり切った、って感じの顔してるけど…まだ完全に終わってはいないからね?」

経営者「んなことくらい、わかってるよ」

経営者「アンタやお嬢様への最後の依頼…」

経営者「そして、従業員総出のパレードを…このパークの経営者として見届ける仕事が残ってるからねぇ」

親友「ふふっ…流石は経営者さん。 満点の回答だよ」

親友「…それじゃあ夢とメルヘンの国の王女様。依頼内容をどうか僕にお教えくださいな」


【↓2  親友、お嬢様への依頼】(書き溜め頑張ります)(先程は褒めてくださりありがとうございます)

166: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/08(水) 20:53:32.46 ID:2rNzKV+50
便所の水洗化

174: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/09(木) 17:43:54.39 ID:wHw4Q2JW0
経営者「…ふふっ、アタシに王女様なんて言葉は似合わないよ、親友」

経営者「それに…今から言う事だって、相当掛け離れてるしね」

親友「いやいや、君に限ってそんな事はそうそう無いんじゃ…_」

経営者「…トイレの水洗化」

親友「え?」

経営者「トイレの水洗化を頼みたいんだけど…」

親友「………えええ…」

親友「…今まで水洗トイレじゃなかったって事だよね…それ…」

経営者「いや、その、なんかねぇ…。 それくらいされてるかなーとか思って…スルーしてたんだよねぇ…」

経営者「それがさあ、昨日確認したらされてなかったんだよねぇ!」

経営者「流石のアタシも笑っちまってさ…今更気付いたところで日数も時間も残ってないだろう?」

経営者「…で、最後の望みがアンタだったってわけだよ」

親友「そ、そうなんだ…」

親友「…何時間もかけて考えた僕の精一杯のメルヘンチックな演出が…うう…」

経営者「いやあ、そんな事言われてもねぇ….」

親友「……せめてパレードを見る時だけは、トイレのことは考えなくって良いよね?僕」

経営者「流石にそんなひっどいこと言わないから、安心しておくれよ…」

経営者「…ま、もうちょっとで開始時間だ。 さっさと特等席に向かわないと、間に合わないよ?」

親友「え?特等席って…どこの事?まさかパレードに参加するわけじゃないよね?」

経営者「まあまあ何も言わずに、とりあえずアタシに着いてきなって!」

175: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/09(木) 17:44:23.43 ID:wHw4Q2JW0
シュシュ…シュシュ……コオオオオ…

親友「…なるほど、これは確かに特等席だね」

経営者「だろう?」

経営者「パレードが通る道に沿って、スピードを緩めて汽車を走らせれば最高の特等席の出来上がり」

経営者「…なんて、我ながら良い案だろう?」

経営者「その代わり…お値段は少しお高く付くように設定されてるけどねぇ」

親友「…まあ、こんな風にゆっくりと綺麗な物を見られるんなら…料金設定も妥当だと思うよ」

親友「…丁度横に居るステージに居るのは………えっと、ここの着ぐるみさんか」

経営者「そういやアレの中には一体誰が……って、この話はマズイねぇ…」

親友「あ、う、うん…そうだね…」

経営者「ん?どうしたんだい?」

親友「いや…その……気にしないでよ」

経営者「? まあアンタがそう言うなら、別に気にしないけどねぇ…

経営者「……ま、これだけのテーマパーク作った事だし、お嬢様も満足してくれるだろうねぇ」

経営者「そういや…当のお嬢様の姿をここ最近見てないねぇ…」

経営者「アンタは彼女が普段どうしてるかとか、知ってるのかい?」

親友「………いや、知らないけど? 多分他のどこかで見てるんじゃないかな?」

経営者「ま、大方そうなんだろうねぇ」

経営者「結果がどうなるかはわからないけど…とにかく今はパレードを楽しむか!」

親友「うんっ!」


[八周目結果]
・称号『雲の中の愉快なメルヘンの国』→『天空に浮かぶメルヘンランド』

~従業員の声~
整備士「ふひい…働き甲斐があったぜ…。ありがとよ!」
スタッフ「接客スタッフの名の下に、メルヘンの国の夢を守り続けますね!」
警備員「…指導員さんにフリル付きの衣装か甲冑か選ばされました。もちろん甲冑を着てます…」

~お客様の声~
観光客「いやあ、楽しかった楽しかった! また遊びに来るよ!」
お嬢様「…二ヶ月間、ありがとうございました」

176: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/09(木) 17:44:53.12 ID:wHw4Q2JW0
[完成!]

・称号『天空に浮かぶメルヘンランド』

【状況】
・天空都市……雲の中に佇む、科学と魔法の力で浮いている最新鋭の技術を施されている都市。
・テーマパーク……賑やかで豊かなメルヘンの国。夜はイルミネーションが美しい輝きを放つ。
・メリーゴーランド……小さく可愛らしい木製の白馬に跨って、ゆらゆら揺られながら回る遊具。
・アイスクリーム屋……チョコレートやバニラなどシンプルなアイスの販売がされているお店。
・劇場 II ……複数のホールを持つ、ミュージカルショーなどが行われている大きな劇場。
・汽車……お客様を乗せて敷地内を巡ってくれる汽車。遊覧と移動手段を兼ねている。
・観覧車……雲を突き抜ける、天空都市が一望できるかもしれない観覧車。
・集合広場……近辺から誘致してきた様々な施設が集合している場所。設備が相当整っている。
・ジェットコースター II ……童話の世界をモチーフにした様々な迷宮を巡るジェットコースター。
・お土産屋……友人家族などに買う為のお菓子や限定グッズを販売しているお店。
・XRライド……迫力満点の映像と重力感覚を体験できる。現在人気アニメとのコラボをしている。
・レストラン……主に洋食を提供する、そこそこ広いレストラン。料理人が常駐している。
・ドッグラン……飼い主の管理の元、隔離されたスペース内で自由に犬を運動させられる施設。
・警備員詰所……警備員の執務場所、仮眠場所、交代要員の待機場所などを兼ねている建物。
・休憩所……自動販売機などが並ぶ、簡易ながらにキャパが広い休憩スペース。スタッフが待機している。
・宿泊施設……様々な層のお客様に合わせた客室があるホテル。
・コスプレショップ……王子や姫の衣装、ファンシーな頭飾りなどの非日常を味わえる衣服を取り揃えている。
・4Dシアター……映画のシーンに合わせて客席が動いたり、五感を刺激する装置が連動する特殊な映画館。
・水洗トイレ……水洗式の綺麗な便所。

【従業員】
・接客スタッフ III ……お客様に最高の心からのおもてなしを行い、完璧な礼儀とマナーを熟知している。
……接客以外の専門知識を持っていないが、良き人材。
・作業員……重労働、施設の建設、荷物の搬入など様々な作業を行う人々。
・パフォーマー II ……パレードに対応したダンスや曲芸等様々な手段でお客様を楽しませる多才な集団。
・着ぐるみ II ……踊りや接客などでお客様の相手をするメルヘンの国の住民。中の人なんていない。
・所作指導員 II ……メルヘンの国の住民であるという心がけを忘れないよう指導する人。
・心理学者……幅広い分野の心理学の知識を蓄えている学者。
・料理人……低コストで美味しい料理を提供してくれる人。
・整備士……アトラクションの点検、安全性の確認、整備などを行っている。
・清掃員……掃除をするだけでなく、モップを駆使した簡単なアート作品を生み出すことができる。
・警備員 II ……防犯、防災の知識を兼ね備えた優秀な警備員。
・医師……怪我をしたり体調が優れない人に対し、最適の処置を施してくれる。
・工芸菓子職人……パーク内のキャラクターを模した飴細工など、工芸菓子を製作する。
・クレーマー対応員 II ……クレームを物理で対処するという考えを捨て、メルヘンの道に生き方を変えた者。

【そのほか】
・従業員はいかなる時もメルヘンの国の住民らしい振る舞いを行っている。
・テレビCMによる全国放送や新聞による宣伝が大々的に行われているため、人気が非常に出やすい。
・飛行船や駅が強化され、人の往来がより激しくなっている。
・イルミネーションパレードが定期的に行われる。
・近くにテーマパークのお土産が買えるショッピングモールがある。

【客層・テーマ】
・メルヘン系……Lv.9
・女性……Lv.11
・家族連れ……Lv.12
・その他……Lv.10

[総合人気]……Lv.42

177: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/09(木) 17:46:02.55 ID:wHw4Q2JW0
[数日後…]

ジャ-……

経営者「…こんなに使いやすいなら、さっさと水洗トイレにするべきだったねぇ」

経営者「まあ、過ぎた話か…。 どのみちこれからアタシは帰るわけだしねぇ」

経営者「トイレには行ったし…荷物はまとまってる。残った雑務も片付け終わった」

経営者「あとは…飛行船の時間まで……面倒な奴の対応でもしとこうかねぇ?」

経営者「…そのウザったい視線にはとっくに気付いてるんだから、さっさと出てきな」

青年「ふっふっふ…ようやく気付いたようですね…」

経営者「…目、バッチリ合ってたくせによく言うよ」

経営者「…クレーマー対応員にあんな本を渡したのも、アタシから本を受け取ったのも…アンタなんだろう?」

経営者「そんなことをする魔法使いって言ったら、アンタくらいだろうからねぇ…」

青年「ふっふーん!つまり貴方も僕の才能を認めたということですね!」

経営者「特定の人物に姿を変えられる魔法…そんな魔法を許可されてる人物から絞っただけさ」

経営者「それに…同業者としてアンタの噂はかねがね聞いてたからねぇ」

経営者「この国にも数少ない上級魔法使いにして、上流階級御用達の人物『運営者』」

経営者「…それがアンタなんだろう?」

運営者「その通り!僕こそがこの国にも数少な_」

経営者「で、ご用件は?」

運営者「…コホンッ!ただ、未来のライバルたる貴方の実力を確認しにきただけです」

運営者「おや…僕の言ってる意味がわからないようですね? ならば今回限り僕が特別に…_」

経営者「一体何、を……ってあああ!もう飛行船の時間じゃあないか!?」

経営者「悪い、もうアタシは行くよ! また今度にしてくんな!」ダッダッダッダッ…

運営者「えっ」

運営者「……まぁ、わざわざ敵に塩を送る必要はありませんし、別に良いとしましょうか…」

178: ◆rEvr4ZSeHI 2017/03/09(木) 17:47:04.36 ID:wHw4Q2JW0
[一方その頃…]


親友「…そろそろ経営者さんは帰ったのかな?」

お嬢様「わたくしの手配した飛行船で帰るのであれば…そうなりますわね」

少女「えー、一度くらいお話ししたかったー!」

お嬢様「あら、そうでしたの?ならそう言ってくだされば場を設けましたのに…」

少女「うー…今はもう仕方ないけど…」

少女「代わりに…絶対あのイベントに経営者さんをだしてほしいなあ」

少女「ふたりとも、できる?」

親友「まあ、元からそれを目指して頑張ってたからね…。あとは彼女の働き次第だよ」

お嬢様「…いい加減きちんと伝えたらどうですか?せっかくの催しなのですから」

親友「そうした方が良いのかもしれないけど…それでも、知らない方が妨害も最小限で済むだろうからね」

親友「……それよりも、お嬢様…」

お嬢様「なんですの?」

親友「いい加減…その着ぐるみ脱いだら?」

お嬢様「二ヶ月近く続けていたものを今更やめろ、と?」

親友「だってそれって、経営者さんの仕事を近くで見るためだけに始めたんでしょ?」

親友「それならもう必要ないんじゃあ……」

少女「お嬢様ってよく大胆なことするよねー…。ついでにそれが趣味になることも多いよねー!」

少女「…あ、今回もそれなのかな?」

お嬢様「……ただ、せっかく得たスキルを中途半端なところで終わらせたくないだけですわ」

お嬢様「もうそろそろ休憩時間も終わりますので、わたくしはこれにて失礼します」

お嬢様「…二人とも、くれぐれもこの事は絶対に他人に教えたりしないようお気を付けください」

親友「あ、あはは…わかってるから…その、そんな風に睨まないでほしいな」

お嬢様「ふふっ…ただの冗談ですわ。それでは改めて…また、お会いしましょう」

少女「またお会いしましょー!」


【経営者「安価でテーマパークを作るよ!」  完】

引用元: 経営者「安価でテーマパークを作るよ!」