ひがしだ「おねえさんきいてる？」

宮越「こ、こういう場合どうすればいいんだ・・・警察？いや病院か・・・」

ひがしだ「おーい、きいてますかー？」

宮越（にしても・・・）

ひがしだ「？」キョトン

宮越（可愛い・・・）キュン

宮越（ハッ！なな何言ってんだ私は・・・相手は子供とはいえ東田だぞ！？そんな簡単にときめくわけは・・・）

ひがしだ「・・・・・」ジー

宮越（畜生！かわいい！！！）ズキューン！

ひがしだ（このおねえさんかわってるなー）

ガチャ

ガヤガヤ・・・

宮越「あ、みんな来ちゃった・・・」

村主「宮越さん、さっきすごい音がしたけど何が・・・」

宮越「あ・・・」

ひがしだ「・・・・・」

村主「え、その子は・・・」

宮越「あ、こいつはその～」

妃「宮越・・・まさかお前の・・・」

宮越「ちげーよ！」

妃「冗談だ」

～説明後～

村主「そう・・・東田君なのね、そういえば面影があるわ・・・」

妃「てゆうかブカブカの制服着てるし名札もあるしな」

村主「それにしてもこんな不思議な事もあるものね、宮越さん、一体何をしたの？」

宮越「何もしてねーよ、いつものように私が作ったチョコを東田に食わせただけだ」

全員「あ～」ナットク

宮越「どういう意味だコラ」

村主「遂に精神だけでなく肉体にまで影響を及ぼしてしまったってわけね・・・」

河野「宮越チョコ・・・恐るべし・・・」

ひがしだ（なんかかわったひとたちだなぁ・・・）

鎌倉「ちょっと宮越さん！そのチョコの作り方教えて！」

宮越「な、何だよ急に・・・」

鎌倉「ユータ君に食べさせてショタ化した所を色々遊びたいから！」ニヤリ

進藤「ひいい・・・宮越さん絶対教えちゃダメだからね！」

宮越「って言われてもな・・・普通に作っただけだし」

鎌倉「なーんだ、残念」

足立「・・・・・」

村主「足立君？どうしたの？」

足立「あ、いや・・・」

足立（子供化した村主さんかぁ・・・）

～ここからは足立の想像です～

むらぬし（５，６歳くらい）「おにーちゃん♪」ニッコリ

～想像終了～

足立「ゴファッ！！！」ドサッ

村主「足立君！？」

河野「足立いいいいいいい！！！」

妃「茶番はさておき、これからどうすんだこいつ」

ひがしだ「・・・・・」

宮越「そうだった、どうすっかな～」

妃「まぁ手はかからんと思うが、仕事中は榊に預かってもらうか」

榊「ええ！？姫ちゃんだけでも手一杯なのに！」

姫「だー」

妃「どうせそのくらいしか役に立たんだろ、任せた」

榊「はい・・・」

宮越「で仕事が終わった後は・・・」

妃「とりあえずお前んちで面倒見ろ」

宮越「え！！？」

ひがしだ「？」

村主「そうね・・・東田くんをこうしてしまった責任はとってもらわないと・・・」

宮越「で、でもひとつ屋根の下に男女が2人っきりってのは・・・」

妃「子供だから問題ないだろ」

宮越「・・・東田、お前はいいのか？」

ひがしだ「いいよ」

宮越「！」キュン

宮越（やっぱり可愛い///）

宮越「しゃ、しゃーねーな、元に戻るまでだぞ///」

妃「決まりだな、じゃ仕事に戻るか」

全員「はーい」

斉木「ミヤコシサン！」

宮越「あ？」

斉木「ブッコンデクダサイ！」（頑張ってくださいと言いたいらしい）

宮越「ぶっ飛ばすぞお前」

～数時間後～

宮越（営業スマイル）「ありがとうございましたー」

宮越「ふぅ、今日の仕事も終わりか～」

妃「ちゃんと東田連れて帰れよ」

宮越「あ、そうだった・・・」

榊「じゃあ東田君の事お願いね」

鎌倉「親御さんには上手く誤魔化しておくから安心してね♪」サツタバー

進藤（やっぱそうくるんだ・・・）

宮越「・・・・・」

ひがしだ「・・・・・」

宮越（ついに2人きりになっちまった・・・）

ひがしだ「はやくいこうよ、おねえさん」

宮越「な、なあ・・・その・・・名前で呼んでくれないか？」

ひがしだ「え、なんで？」

宮越「べ、別にいつも呼んでるんだしいいだろ！」

ひがしだ「そ、そう・・・じゃあ」






ひがしだ「はなおねえちゃん」

宮越「！！！！！！？？？？？」ズッキューン！！！」

宮越「グフッ！」ガクッ

ひがしだ「だ、だいじょうぶ？」

宮越「だ、大丈夫だ・・・もう慣れた」

ひがしだ「そ、そう・・・」

宮越「か、帰るか・・・手つないでさ」

ひがしだ「う、うん」

ギュッ

宮越（小さくて暖かいなぁ・・・）

～反対側の道～

柳葉「あ、ながたんながたん」

永田「どうしたの柳葉さん？」

柳葉「あっちにはなはなが」

永田「あ、ホントだ・・・って！？」





宮越「夕食は腕によりをかけて作るぞ！」

ひがしだ「こんびにでなにかかってこーよ」

永田「あああの子は一体・・・東田君にそっくりだけど・・・」

柳葉「お、落ち着いてながたん・・・」

永田「まままさか2人の仲がそこまで進んでいたなんて・・・」

柳葉「いやありえないって・・・」

永田「う、う～ん・・・」ドサッ

柳葉「ながたーーーーーーん！！！」

～宮越家～

宮越「今日はおかんいなくてよかった・・・」ホッ

ひがしだ「ここがはなおねえちゃんのいえか・・・」

宮越「ああ、じゃあ早速メシに・・・」

ひがしだ「そのまえにつかれちゃったからおふろはいりたいよ」

宮越「！？」

～脱衣所～

宮越「・・・・・」ヌギヌギ

ひがしだ「べつにひとりではいれるのに・・・」

宮越「な、何言ってんだ！子供1人じゃ危ないだろ！」

ひがしだ「そのわりにははずかしそうだけど？」

宮越「う、うるさい///」

～風呂場～

宮越（全裸）「よ～し、隅々まで洗ってやるから覚悟しとけよ東田！」

ひがしだ（全裸）「う、うん・・・」

宮越「じゃあ行くぜ！」

ゴシゴシ・・・

宮越（はわわ・・・東田の肌柔らかい///）グリグリ

ひがしだ「ちょ、ちょっといたい・・・」

ひがしだ「こんどはおれがおねえちゃんのせなかながしてあげるね」

宮越「お、おう・・・任せた」

ゴシゴシ・・・

ひがしだ「どう？」

宮越「気持ちいいぞー」

ひがしだ「そう、よかっ・・・あっ！」ツルッ

ムニュ

宮越「ひゃっ！」ビクッ

宮越「ちょ・・・おまどこ触って・・・」

ひがしだ「ご、ごめんなさい・・・でも・・・」

モミモミ・・・

ひがしだ（おおきくて・・・やわらかい）

宮越「ひゃ・・・この・・・調子に乗るなあああああ！！！」ガッ

ひがしだ「ひっ！」ビクッ

ひがしだ「あ、あわわ・・・」ウルウル

宮越「おっと危ねぇ・・・子供殴るのはマズイよな流石に・・・」

宮越「にしても・・・」

ひがしだ「うう・・・」グスッ

みやこし（涙目の東田・・・凄く可愛い///）

宮越「も、もう・・・」

ひがしだ「へ？」

宮越「辛抱できねええええええ！！！」ガバッ

ムギュー！！！

ひがしだ「！？」モガモガ

宮越「可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い～♪」

ひがしだ（ちょ・・・おっぱいおしつけないで・・・）

ひがしだ（まずい・・・いしきが・・・）

ガクッ

～数分後～

ひがしだ「う～ん・・・」パチ

ひがしだ「いったいなにが・・・」

宮越「お、やっと起きたか、ゴメンな我を忘れちまって」

ひがしだ「はなおねえちゃん・・・」

ひがしだ「このふくは・・・」

宮越「私のガキの頃のパジャマしかないからそれで我慢しな」

ひがしだ「そう・・・このにおいは」クンクン

宮越「待ってろ、もう少しでできるから」

ひがしだ「？」

宮越「できた、今日の晩メシだ！」ドーン！

ひがした「はなおねえちゃんのりょうり・・・だいじょうぶなの？」

宮越「失礼な、私だって卵かけご飯くらい作れる！」

ひがしだ「それでもじゅうぶんふあんだよ・・・」

宮越「うるさい！いいから食え！」

ひがしだ「じゃあ・・・いただきます」パク

モグモグ・・・

宮越「ど、どうだ？」

ひがしだ「！」

ひがしだ「お、おいしい・・・」

宮越「本当か！？やった！」

ひがしだ「ありえない・・・あしたはもうふぶきだね」

宮越「何だとコラ！」

ひがしだ「ご、ごめんなさい・・・」

宮越「まあいいや、おかわりあるからどんどん食え」

ひがしだ「うん」

宮越（何だかわからんけど、お前の事を思いながら作ってたらこうなったんだよな・・・）

宮越「よーしそろそろ寝るか」

ひがしだ「うん、おやすみ」パタッ

ひがしだ「ZZZ・・・」

宮越「寝んの早ッ！」

みやこし「まいっか、私も寝よ、隣入るぞ～」モゾモゾ

ひがしだ「ZZZ・・・」

宮越「フフッ、いつもは生意気でも、こうやって小さくなって寝ていると可愛いな」ナデナデ

宮越「いっそこのまま・・・なんてね」

宮越「さーて、もう寝るか」

宮越「おやすみ・・・東田」








バレンチヌス様「ほっほっほ、そろそろ頃合いかの」

～翌朝～

東田（元の姿）「う～ん・・・」パチ

東田「俺は一体・・・」

東田「確か宮越さんのチョコ食ってから記憶がないんだよな・・・」

東田「バレンチヌス様もチラっとしか見てないし・・・何があったんだ？」

東田「しかしここはいったいどこ・・・」チラ

宮越「ZZZ・・・」

東田「な、なんで宮越さんが隣で・・・」

東田「よく見たら俺全裸だし・・・」

東田「これはまさか・・・」

宮越「う～ん・・・」パチ

宮越「おい東田・・・起きたか・・・って！？」

東田「宮越さん・・・」

宮越「よかった！やっと戻れたんだな！」

東田「これは一体何のドッキリですか？」

宮越「は？ドッキリ？お前何も覚えて・・・」

東田「どうせ河野さんの企画でしょう？それに柳葉さんも絡んでいるんですか？」

東田「後シチュエーションは鎌倉さんの提案ですか？」

宮越「ひ、東田・・・それより」

東田「まったく・・・アホの宮越さんを使ってくだらないことを・・・」

宮越「・・・・・」

東田「宮越さん？聞いてるんですか？」

宮越「東田ァ・・・」

東田「はい？」






宮越「その前にそんな汚いモンみせながら説教すんなああああああああ！！！！！」バキッ！

東田「グハッ！」

宮越「グスッ・・・初めて見ちまったよ・・・」

東田（何で俺が殴られたのに泣いてるんだろう・・・）

宮越「東田ァ・・・責任とれよぉ・・・」

東田「責任？まぁ宮越さんの気が済むならいくらでもチョコを・・・」

宮越「ちげーよ・・・これだ」








チュッ







東田「！！？」

宮越「ヘへっ、これからもよろしくな、大輔！」

～数日後、学校～

東田（アレは何だったんだ一体・・・）

永田「東田君！」

東田「永田さん、どうしたの？」

永田「私・・・あれから色々考えたんだけど・・・2人の事応援することにしたから！」

東田「はい？」

永田「世間体とかいろいろ大変だと思うけど・・・私でよければいつでも力になるよ！」フンス

東田「何を言ってるんだお前は」

～おわり～