2: ◆6uaiZmdmAs 2017/05/17(水) 23:30:57.90 ID:F7hxoQLI0

ガチャ


麗花「おはようございます♪


P「おはよう麗花、誕生日おめでとう!」


小鳥「おはよう、麗花ちゃん!誕生日おめでとう!」


麗花「そうなんです、今日誕生日なんです。 …って、ご存じだったんですか~?」


P「ご存知もなにも今日は麗花の誕生日ライブがあるじゃないか...」


麗花「そうでした!今日は私の誕生日ライブでした!」


P「忘れていたのか!?今日朝早く来てもらったのはそのためなんだぞ!」


麗花「そうでしたね、楽しみすぎて忘れちゃってました♪」


P「おい、大丈夫か...」


小鳥「ふふっ、麗花ちゃんは今日も元気そうね!ところでプロデューサーさん、今日は18時くらいに終わるんですよね?」


P「その予定です。(例の件よろしくお願いします。メクバセ)よし、それじゃあ行こうか」


麗花「は~い」


小鳥「行ってらっしゃい!頑張ってね!(任せてください!ウインク)」

3: ◆6uaiZmdmAs 2017/05/17(水) 23:31:36.54 ID:F7hxoQLI0

P「この1年はどうだった?麗花」


麗花「すっごく楽しかったです!最近では雲の上に行ったり、宇宙旅行もできましたし!」


麗花「でも一番はシアターのみんなと武道館でライブ出来たことですかね~」


麗花「それにクレシェンドブルーのみんなとも歌えました♪」


P「そうだな、麗花のFIND YOUR WIND! も紗代子とジュリアと歌った、待ちぼうけのLacrimaも最高だった」


P「クレシェンドブルーはファンのみんなも待っていただろうし、完成度も高かったな」


麗花「えへへ、ありがとうございます♪でも今度こそみんな全員でやりたいですね~」


P「その願い叶えられるように俺も頑張らないとな」

4: ◆6uaiZmdmAs 2017/05/17(水) 23:32:05.38 ID:F7hxoQLI0

P「麗花、今日の進行やセトリとかは大丈夫か?」


麗花「はい!もうバッチリですよ!」


P「一応リハーサル前にもう1回確認しといてな」


麗花「は~い♪」


P「よし、着いたぞ」


麗花「は~い、ところでプロデューサーさんこの後何するんでしたっけ?」


P「さっきバッチリって言ってたよね...!?」

5: ◆6uaiZmdmAs 2017/05/17(水) 23:32:54.15 ID:F7hxoQLI0

P「俺はこの後スタッフさんたちと打ち合わせしてくるから麗花は控え室に行って、今日の進行をもう1度確認しとくこと」


麗花「てことはこれからは別行動なんですね...シュン」


P「そうだけどリハーサル始まる前には打ち合わせも終わるし、今日は麗花に1日付き添うから心配するな」


麗花「わーい!久しぶりにプロデューサーさんを独り占め出来るんですね!私モリモリ頑張ります♪」


P「その意気だぞ、それじゃあまた後でな」


P「(あっちの方は上手くやっているだろうか)」

6: ◆6uaiZmdmAs 2017/05/17(水) 23:33:55.97 ID:F7hxoQLI0

事務所


小鳥「麗花ちゃんとプロデューサーさんが帰ってくるのは19時くらいだから、それまでにパーティーの準備やっちゃいましょう!」


一同「はーい!」


~~~


伊織「プリン好きの麗花のためにゴージャスセレブプリン買ってきたわ」


茜「あのゴージャスセレブプリン!?是非この目に収めたいなー!」


伊織「ちょっと茜、食べたら承知しないわよ」


茜「そ、そんなことする訳ないじゃないか~茜ちゃんも今日は麗花ちゃんのために茜ちゃんイチオシの王様プリンを用意してきたのだー!」


伊織「茜にしては気が利くじゃない」


茜「それほどでも!ってどういう事かな~?」

7: ◆6uaiZmdmAs 2017/05/17(水) 23:34:27.69 ID:F7hxoQLI0

律子「料理できる子は美奈子を中心に進めてちょうだい」


美奈子「今日は腕によりをかけてたくさん作りますよ!」


美也「私はサンドイッチをたくさん作りますね~」


美希「ミキはおにぎりいっぱい作るの!」


静香「麗花さんにはお世話になっているから美味しいうどんを作ります」


ジュリア「なあ、なんであたしが料理班になってるんだよ!?」


律子「プロデューサーからそうしてくれって頼まれてるのよ、久しぶりにジュリアの料理の腕がみたいって」


ジュリア「あのバカP、何考えてるんだ!...でもレイのために頑張って作ってみようかな...」

8: ◆6uaiZmdmAs 2017/05/17(水) 23:34:56.08 ID:F7hxoQLI0

春香「私たちはケーキを作りますね!」


ひなた「あたしが持ってきたりんごも是非使ってほしいべさ~」


響「これだけあったらいろんなケーキ作れそうだぞ!」


志保「あの、すいません 」


春香「どうしたの?志保ちゃん」


志保「麗花さんとはクレシェンドブルーでご一緒させてもらいましたし、デュエット曲も歌わせてもらったので、そのお礼がしたくて」


志保「クッキーを作ってこようと思ったのですが上手くできなくて...教えてもらえないでしょうか?」


響「そんなのお安い御用だぞ!」


ひなた「みんなで作るべさ!」


春香「時間は沢山あるし志保ちゃんも一緒に作ろ!」


志保「ありがとうございます!」

9: ◆6uaiZmdmAs 2017/05/17(水) 23:35:30.54 ID:F7hxoQLI0

星梨花「飾り付けも頑張りましょう!」


環「環も手伝うぞー!」


エレナ「みんなでやって、たくさんつくろうネ!」


このみ「まずはモールやリース、風船作りからやっちゃいましょう」


昴「風船くらいならお安い御用だ!」


エミリー「私はお花でかんむりを作りたいと思います」


このみ「いいわね!それじゃあ頑張りましょう!」

10: ◆6uaiZmdmAs 2017/05/17(水) 23:36:09.54 ID:F7hxoQLI0

小鳥「出し物する人は事前に教えてね!」


瑞希「私は手品をしようと思います」


のり子「歩、また手品やろうよ!歩のリアクション面白かったしさ!」


歩「えっ、またあれやるのか!?もう勘弁してくれー!」


~~~


海美「ねえ琴葉、百合子、紗代子!マイティーセーラー対デストルドーの殺陣やろうよ!」


琴葉「あんまり派手にやると事務所めちゃくちゃになっちゃうわよ?」


海美「大丈夫!プロデューサーに前もって話しといたんだ!何とかするだって!」


紗代子「そういう事なら手は抜きません!やるからには本気でやりましょう!」


百合子「倒したはずの宿敵が復活してパニックの中、特訓によって力をつけたマイティセーラーが立ち向かう、けど復活したデストルドーも以前より強力な力を宿していて絶体絶命に陥るんだけど他のヒーローや街のみんなの応援によって想像をはるかに超えた力を得て、マイティセーラーとデストルドー両者の最大の必殺技が.....!!」


海美「ちょっと百合子ストップ!」


琴葉「流石にそこまで大層にはできないと思うわ」


百合子「はっ!私ったらまた妄想の世界に入り込んでしまいました」


紗代子「うふふ、麗花さん楽しんでくれるといいね」


小鳥「(プロデューサーさんこっちは順調、準備万端ですよ!)」


11: ◆6uaiZmdmAs 2017/05/17(水) 23:36:40.14 ID:F7hxoQLI0

P「麗花、リハーサルお疲れ様」


麗花「わぁ!プロデューサーさん見てくださったんですね!」


P「もちろんだよ、とても良いリハーサルだったよ!打ち合わせも無事終わったしあとは本番だな!」


麗花「本番までまだ時間ありますし、ふたりでまったり休憩しませんか?」


P「そうだな。本番前にしっかりと休んでおこう」

12: ◆6uaiZmdmAs 2017/05/17(水) 23:37:47.59 ID:F7hxoQLI0

P「麗花、緊張してるか?」


麗花「ひとひと、ひ~と。ひ~とひとっ♪あむっ。もぐもぐ...ごくん。うん、これでオッケー♪」


P「はは、懐かしいな俺達が会ったばかりの時にもやってたよな」


麗花「そうでしたか?でもこれをやっておけば万事大丈夫です!」


P「麗花らしくていいな、いつも自分を持っていてまわりのみんなを笑顔にしてくれる」


麗花「いつも素敵な普通のプロデューサーさんが見ていてくれるから安心していられるんですよ!これからも私のこと見ていてくださいね♪」


P「もちろんだよ、こちらこそよろしくな!」


スタッフ「そろそろ準備の方、お願いしますゥ~」


P「じゃあ行こうか!」


麗花「は~い!」

13: ◆6uaiZmdmAs 2017/05/17(水) 23:38:20.75 ID:F7hxoQLI0

舞台袖


P「今日来てくれているファンはみんな麗花を見るために、誕生日を祝うために来てくれている。」


P「そのみんなを笑顔にしてあげられるように全力のパフォーマンスを頼むぞ!」


麗花「私に任せてください!最高のライブにして見せます♪...その前にプロデューサーさん手を出してください♪」


P「ん、どうした?」


麗花「ぎゅーっ♪」


P「おいっ、麗花!?」


麗花「プロデューサーさんの手あったかいですね...あったかデューサーさんのチカラをもらって、たくさんの人を笑顔にしてきます!それじゃプロデューサーさん、いってきますね♪」


P「あ、ああ!俺はここで見てるからな。頑張れよ、麗花!」


麗花「はいっ♪」


麗花「みなさん、今日は私のバースデーライブに来てくださってありがとうございます♪今日はここにいるみんなの誕生日をまとめてお祝いしちゃしましょう!ハッピーバースデー、みんな♪」

14: ◆6uaiZmdmAs 2017/05/17(水) 23:38:51.14 ID:F7hxoQLI0

P「ライブお疲れ様、凄くいいライブだったぞ!」


麗花「えへへ、ありがとうございます♪」


麗花「ファンのみんなを笑顔にすることが出来たんでしょうか...?」


P「みんなとても楽しそうな顔をして笑ってたよ!」


麗花「そうですか!よかったぁ♪」


P「よし、じゃあ事務所に帰ろうか」


麗花「わかりました!」


P「ちょっと寄っていきたいところがあるんだけどさ、いいかな?」


麗花「いいですよ、どこに寄っていくんですか?」


P「それは着いてからのお楽しみで!」

15: ◆6uaiZmdmAs 2017/05/17(水) 23:39:36.77 ID:F7hxoQLI0

P「着いたよ」


麗花「わぁ!すごく綺麗ですね!ライトアップされててサイリウムの海みたいです♪」


P「なあ、麗花」


麗花「はい、何ですか?」


P「これ俺からの誕生日祝いだ、受け取ってくれ」


麗花「わぁ...素敵!ふふっ、綺麗なネモフィラですね!」


P「ネモフィラの花言葉はどこでも成功と可憐だ。花畑はまるで青い空と繋がっているかのような、あたり一面の青に染まるそうだよ」


P「どこまでだって広がっていく青い空のように、自由にどこまでも突き進んでほしい。いつまでも可憐な麗花のままでね...そんな気持ちを込めたんだ」


麗花「すっごく嬉しいです!そうですね、プロデューサーさんとならどこへだって行けるって思います!これからもよろしくお願いしますね、プロデューサーさん♪」


P「俺も一緒に、か...うん!こちらこそ、改めてよろしくな!」


麗花「折角ですからプロデューサーさん、ネモフィラの花畑一緒に見に行きましょうよ!」


P「もちろん、そこで二つ目のプレゼントだ。今度のオフの日、俺もオフにしてもらったんだ。一緒に見に行きたいと俺も思ってたんだよ」


麗花「なんだなんだ♪同じこと考えてたんですね!」


麗花「もしかしてプロデューサーさんはエスパー...エスパーデューサーさん!?」


P「そんなわけないだろ...まあ今度のオフの日は丸1日麗花に付き合うよ」


麗花「それは最高のプレゼントです!何しようかな~♪ドライブに、登山に、お花畑に、それからそれから~♪」


P「はは...お手柔らかにな...」

16: ◆6uaiZmdmAs 2017/05/17(水) 23:40:38.05 ID:F7hxoQLI0

P「よし、事務所着いたぞ」


麗花「ふあぁ~...寝ちゃってました...」


P「今日は1日お疲れ様、大変だったか?」


麗花「確かに疲れましたけどあと一息ですね...最後に一つお願いがあるんですけど聞いてもらえますか...?」


P「なんだい?」


麗花「たまには、私からじゃなくてプロデューサーさんからぎゅーってするのはどうですか?…してほしいな。」


P「えぇ!?」


麗花「してくれたら私この後もすっごい頑張れるんだけどな~♪」


P「...わかった」ギュッ


麗花「ん...プロデューサーさんあったかいです...」


P「これで元気でたか?」


麗花「はいっ!ありがとうございます、顔が真っ赤なりんごデューサーさん♪」


~~~


ガチャ


麗花「ただいま~!」


「「麗花さんお誕生日、おめでとう~!!」」


引用元: 【ミリマス】そのままの君で【 北上麗花誕】