1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/07(土) 22:34:23.96 ID:9lgHIdgsI

ニャル子「ロマンチックな日ですよね、織姫と彦星が年に一度だけ会える日ですから」

真尋「そんな言葉がお前から出るとは驚きだよ」

ニャル子「失礼ですね!私も女の子なんですよ!」

真尋「いや、お前は宇宙人だろ。しかも女の子っていう年r

ニャル子「おっと、それ以上言ったら怒りますよ?」

真尋「あ、はい、すみません」


2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/07(土) 22:38:57.94 ID:9lgHIdgsI

ニャル子「短冊に願い事を書いて、笹につるすとその願いが叶うそうですよ」

真尋「知ってるよ、迷信だけどな」

ニャル子「夢がないなあ、真尋さんは。こういうのは気分なんですよ」

真尋「そんなもんか…」

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/07(土) 22:42:56.03 ID:9lgHIdgsI

真尋「で、この異常な数の短冊かよ!」

ニャル子「え~と…ニャル子とキスできますように?」

真尋「誰が書いたかすぐに分かるな」

ニャル子「他にもあるみたいです…」

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/07(土) 22:48:13.43 ID:9lgHIdgsI

真尋「……なんかニャル子のことばっかだな。あとはゲームとかか…」

ニャル子「こんな願いは神が許しても私が許しませんよ!」

真尋「まあ、お前は一応邪神だしな」

ニャル子「一応ってどういうことですか…」

真尋「神っていう感じがしないからな、お前は」

ニャル子「えへへへ…それほどでも」

真尋「今のは褒めてないぞ」

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/07(土) 22:53:07.54 ID:9lgHIdgsI

真尋「で、ニャル子は何を書いたんだ?」

ニャル子「それはトップシークレットですよ、真尋さん!」

真尋「お前の願いなんか隠す必要もないだろ」

ニャル子「ひどい…でも教えるつもりはありませんよ」

真尋「僕も知りたい訳じゃないし、別にいいよ」

ニャル子「(なんで聞いてくれないかなあ…)」

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/07(土) 22:56:12.54 ID:47G8mEyK0
ニャル子さん

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/07(土) 22:57:46.95 ID:9lgHIdgsI

ニャル子「じゃあ、真尋さんは何を書いたんですか?」

真尋「僕が書くわけないだろ」

ニャル子「え~、…分かりましたよ!真尋さん、恥ずかしいんでしょう!」

真尋「なんでそうなる」

ニャル子「だって…私と結婚できますように、とか願ってるんじゃないですか!?」

真尋「それはないな」

ニャル子「あう…」

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/07(土) 23:01:28.37 ID:9lgHIdgsI

真尋「もうこんな時間か…風呂に入ってくるよ」

ニャル子「はいは~い、行ってらっしゃーい」

バタンッ

ニャル子「……」

ニャル子「今持ってるのばれなくて良かった…」


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/07(土) 23:04:14.28 ID:9lgHIdgsI

クー子「ニャル子…私の短冊…見た?」

ニャル子「ええ、見ましたよ!まともな願いじゃなかったですけどね!!」

クー子「嬉しい…これからベッドで……ぽっ」

ハス太「クー子ちゃん、鼻血出てるよ…」

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/07(土) 23:08:10.43 ID:tukRUcjj0
ニャル子かわいい

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/07(土) 23:10:11.74 ID:9lgHIdgsI

ニャル子「ところで、ハスター君は何を書いたんですか?」

ハス太「え?…そ、それはね…」モジモジ

クー子「フラグが立つかも」

ニャル子「あんたは黙ってください!!」

クー子「だが断る」

ニャル子「私のセミヌード写真ありますよ?」

クー子「御意」



19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/07(土) 23:14:52.23 ID:9lgHIdgsI

真尋「やれやれ…あいつの考えはよく分からん」

ガラッ

ニャル子「どーも!まっひろさん!」

真尋「なんでお前が入ってくるんだよ!?」

クー子「私もいるから大丈夫、問題ない」

真尋「大ありだよっ!!」

ニャル子「気にしたら負けですよ」

真尋「そういう問題じゃねえよ!」


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/07(土) 23:18:28.59 ID:9lgHIdgsI

ニャル子「痛い…」

クー子「少年は照れ屋…」

真尋「お前らが勝手に入ってきたのが悪いんだよ!!」

クー子「勝手じゃない、私が許したからオッケー」

真尋・ニャル子「いや、その理屈はおかしい…」

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/07(土) 23:22:16.11 ID:9lgHIdgsI

ハス太「いいなあ、僕も真尋くんと一緒にお風呂入りたかったな…」

真尋「せめてお前は正常でいてくれ、頼むから」

ニャル子「ハスター君!真尋さんは私のフィアンセですよ!」

クー子「私はニャル子のフィアンセ…」

ハス太「じゃあ、僕は…」

真尋「もう何も言うな…」


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/07(土) 23:32:05.43 ID:9lgHIdgsI

真尋「そういや、クー子はゲームがどうとかって書いてたな」

クー子「最近のゲームは何かが足りない…続編がだいたいクソゲーになる傾向」

ニャル子「別に泣かなくても…」

ハス太「クー子ちゃんはゲームを愛してるんだよ…僕が真尋くんを……してるのと同じで」

クー子「でも、ニャル子への愛は全てに勝る」

真尋「七夕ってこんな混沌(カオス)な日だったか…?」



27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/07(土) 23:37:26.79 ID:9lgHIdgsI

クー子「ニャル子」

ニャル子「な、なんですか…クー子?」

クー子「セミヌード写真…早くちょうだい…ハァハァ」

真尋「は?」

ニャル子「ああ、それですか…嘘ですよ」

クー子「!?」



30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/07(土) 23:39:48.90 ID:9lgHIdgsI

ハス太「やっぱり嘘だったんだね」

ニャル子「こいつに見せるようなもんはありませんよ!」

クー子「……」

真尋「…クー子?」

クー子「あんたって人はーー!!!」

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/07(土) 23:44:08.38 ID:9lgHIdgsI

ハス太「それでも、守りたい世界があるんだ!!」

真尋「オーケイ、任せよう」

ニャル子「真尋さんが乗った!?」

真尋「ああ、これはなんとなくだ…」

クー子「SEEDだけの台詞じゃダメ…」

真尋「お前が事の発端だよ!!」


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/07(土) 23:49:27.25 ID:9lgHIdgsI

真尋「話がずれてきたから修正するぞ」

クー子「修正してy…むぐっ」

ニャル子「あんたは黙りなさいって!!」

ハス太「で、何の話だったっけ?」

真尋「短冊の話だよ、多分な」


35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/07(土) 23:56:03.88 ID:9lgHIdgsI

ニャル夫「おのれニャル子め…私を差し置いて楽しそうに…」

ニャル夫「私があれからどれだけ苦労したか…思い知らせてやろう!」

男「おい、お前!壁に張り付いて何してんだ!!」

ニャル夫「!?」

女「早く警察を呼ばなくちゃ…!」

ニャル夫「やめてくれえぇぇ!!」

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/07(土) 23:59:59.89 ID:9lgHIdgsI

ニャル子「…ん?」ピクッ

真尋「どうした、ニャル子?」

ニャル子「なんか悪寒が…」

クー子「きっと女の子の日が近い」

ニャル子「あんたの考えはそんなのばっかですね!さっきから!」

クー子「エマージェンシー、エマージェンシー」

ハス太「(二人のせいで話が進まないよ…)」



39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 00:04:52.03 ID:Us9ATx89I

真尋「こんなことしてたら、12時過ぎたぞ…」

ニャル子「七夕がもう終わりましたね…」

クー子「ニャル子と新しい愛が育めますように」パンパン

ハス太「……」

真尋「……」

ニャル子「……」

クー子「…ツッコんで…」

ハス太「今のはボケだったの…?」

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/08(日) 00:10:51.86 ID:Us9ATx89I

真尋「……あのさ、もう寝てもいいかな?」

ニャル子「そうですね!早く寝ましょう!今日は真尋さんと…ぐふふ」

クー子「今日はニャル子と子作り…」

ハス太「真尋くんと一緒に…えへへへ…」


真尋「やっぱり混沌(カオス)だよ!この七夕は!!」