1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/16(火) 23:58:24.45 ID:1Kk4ar1w0
ジョルノ「僕はピッツァでお願いします」

ナランチャ「おいてめージョルノ!せっかくブチャラティがおごってくれるってんだからスパゲティにしろよ!」

ジョルノ「シンプルなマルゲリータで」

ナランチャ「おいジョルノ!」

ブチャラティ「やめろナランチャ みんな好きなものを頼むといい」


2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/16(火) 23:59:30.51 ID:1Kk4ar1w0
フーゴ「僕はスパゲティで」

アバッキオ「俺もだ」

ミスタ「俺もスパゲティでいいぜ」

ジョルノ「...じゃあ スパゲティでお願いします」

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 00:01:48.36 ID:nQzsIZXR0
ナランチャ「ブチャラティのスパゲティはうめーな!!」モグモグ

ブチャラティ「俺がつくったわけじゃあないがな」

アバッキオ「まあ確かになかなかうまい店だな」

ジョルノ「あの、どうしてナランチャはそんなにスパゲティが好きなんです?」

フーゴ「さあてね」

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 00:02:31.92 ID:nQzsIZXR0
アバッキオ「うっ....」

ミスタ「どうした?アバッキオ」

アバッキオ「さっきからなんだか気分がわるい...」

ナランチャ「実は俺も...」

フーゴ「僕もだ。どういうわけ急に吐き気が...」

ミスタ「まさか新手のスタンド使いの攻撃かッ!!」

ブチャラティ「すまないみんな...俺の注意が足りなかった...」


15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 00:04:37.25 ID:nQzsIZXR0
ジョルノ「待ってください 気づいたことがあります」

ブチャラティ「言ってみろ」

ジョルノ「僕もかなり気持ちが悪い ブチャラティもそうみえます
でもミスタ、あなただけ無事なようですね」

ミスタ「攻撃の進度には個人差があるんだろ」

ジョルノ「そうではありません 周りの客を見てください
僕たちを中心に近い人達ほどしかめっつらをしている。遠くの席の人は至って元気そうです」

ブチャラティ「確かにそうだな」


19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 00:07:23.74 ID:nQzsIZXR0
ジョルノ「つまり 僕たちの座席から毒ガスのようなものが広がっている攻撃だと思います」

ミスタ「そうか 敵は毒ガスを操るスタンド使いという事なんだなッ!?」

フーゴ「ならば敵スタンドがすぐ近くにいるのかッ!」

ジョルノ「まだ話は終わっていません」

ジョルノ「これが敵スタンドのせいなのだとしたら不可解な点があります」


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 00:10:24.43 ID:nQzsIZXR0
ナランチャ「もったいぶってねーで早く言えよ!」

ジョルノ「位置がわかっていようがわざわざ僕たちを中心にガスを撒く必要はないということです
もっと遠く安全なところからやればいい
近すぎる距離で撒いたところで反撃のリスクを負うだけ」

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 00:12:22.75 ID:nQzsIZXR0
ジョルノ「しかもこのガス 見たところ即効性も、大した効果もなく気付いた時点で逃げられます
こんなマヌケな攻撃をする敵がいるとは思えません」

ブチャラティ「ならば一体この一斉に起きた吐き気はどう説明するのだ」

ナランチャ「そうだそうだ!テキトー言ってんじゃあねーぞ!」

ジョルノ「ここまでの話から推理すると
犯人はミスタ あなたです」


27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 00:14:47.88 ID:nQzsIZXR0
ミスタ「ああ!?何馬鹿な事言ってやがんだーッ!!!」

ナランチャ「ミスタのスタンドはそんな能力ねーだろうがよぉーッ!」

ジョルノ「アバッキオ...あなたも気付いていたんでしょう どうか力を貸してください」

アバッキオ「...」

ブチャラティ「アバッキオ 知っている事を言ってみろ」

アバッキオ「確かにこの騒動はミスタ原因だ...いや、そもそも最初に俺が顔に出しちまったからこんな言い争いになっちまったんだがな」



29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 00:17:55.12 ID:nQzsIZXR0
ジョルノ「ミスタ 諦めてください」

ミスタ「だから俺が何したっつーんだよぉーーッ!?」

ジョルノ「....」

アバッキオ「...わかった...こういうことは俺から言った方がいい...」

アバッキオ「ミスタ お前はな.....」

フーゴ「みんな大変だ!ナランチャが死んだ!」

ブチャラティ「なんだと!?」



34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 00:20:07.83 ID:nQzsIZXR0
ジョルノ「そんな...あまりにも...あっけなさすぎる...」

ミスタ「ナランチャアーーーッ!!」



40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 00:22:36.59 ID:nQzsIZXR0
ジョルノ「もういい 僕が言います これ以上犠牲者が増える前に」

ジョルノ「ミスタ あなたは....」

ジョルノ「ワ キ ガ なんですッッ!
!!」

アバッキオ「グッ......」

ブチャラティ「ワキガだと!」

フーゴ「ワキガって...ワキガか?」

ミスタ「嘘だろおい......」



45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 00:24:33.40 ID:nQzsIZXR0
ジョルノ「アバッキオはわかっていたんですね?恐らくずっと前から
付き合いが長い分 この事実を伝えるのは辛かったでしょう」

アバッキオ「ああそうだ...何故かみんな全く気にしていないからとても言い出せなかった」

ブチャラティ「このメンバーといると普段から妙なにおいがするとは思っていたがミスタが原因だったのか」



51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 00:27:50.20 ID:nQzsIZXR0
フーゴ「まあミスタ 最近は手術で治るって言うし落ち込むなよ」

ジョルノ「人1人殺しといてそれはないですよ」

ミスタ「.......だよ..」ブツブツ

ブチャラティ「なんだ?聞こえないぞ」

ミスタ「手術済みでこれなんだよぉーーーッ!!!」



55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 00:30:42.29 ID:nQzsIZXR0
ジョルノ「馬鹿な....ありえない...そんなはずは...」

フーゴ「き、きっとヤブ医者だったんだろ!」

ミスタ「もういい...すまないみんな...俺はパッショーネをやめる..」

ブチャラティ「待てミスタ!!」


59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 00:35:16.95 ID:nQzsIZXR0
ブチャラティ「ジッパーでお前のワキを切り取る そしてジョルノの能力で新しいワキをつくるというのはどうだ?」

ジョルノ「いいですね!それがいい!」

フーゴ「うわあ...」

ジョルノ「さっそくやりましょう!」

ミスタ「おい待てって...」

スティッキー・フィンガーズ! ゴールドエクスペリエンス!

ミスタ「うわあああああ!!!」


ジョルノ「これでもう安心ですね」


数日後

ミスタ(トリッシュ)「あたしすごくワキガ臭いわぁーッ!!」



ジョルノ「(既に鼻が慣れてしまっていて気づかなった...)」



終わり