ほむら「誰か助けて…」竜馬「着化!」 前編

498: 1 2013/07/15(月) 13:36:43.23 ID:Bzx9XL360
見滝原市ワルプルギスの夜出現予測地点―――

ここにウインスペクター、魔法少女、機動刑事ジバンの三大勢力が集結していた。
住民の避難は既に正木本部長の指示の下行われており、街に残っているのは
彼らのみであった。

竜馬「あなたが機動刑事ジバン…田村直人先輩ですね、初めまして香川竜馬です。」

直人「こちらこそよろしく、俺は田村直人…またの名を機動刑事ジバンという。」

499: 1 2013/07/15(月) 13:37:13.49 ID:Bzx9XL360
バイクル「噂には聞いとったけどアンタは隊長みたくクラステクター装着やのうて
サイボーグらしいわなぁ。」

ウォルター「バイクル失礼だぞ!失礼しました、田村刑事。」

直人「いやいいんだ、そう…僕は普通の人間じゃない。
バイオロンとの戦いで重傷を負ってしまったが、こうしてジバンとして
生きているのだからね…」

500: 1 2013/07/15(月) 13:40:13.11 ID:Bzx9XL360
マミ「直人さんが仲間になってくれるなんて心強いわ!」

杏子「よろしく頼むぜ、直人の兄ちゃん!」

キリカ「よろしく、織莉子に手出したら殺すけどね。」

織莉子「キリカ!…すみません田村さん、この前は助けて頂きありがとうございます。
キリカも心の中ではお礼を言っていますので。」

ほむら「田村直人、預かっている物を返すわ。」

ほむらが盾から取り出した物、それはジバンのかつての友である
レゾン、バイカン、スパイラスの3体のメカであった。

501: 1 2013/07/15(月) 13:41:13.24 ID:Bzx9XL360
直人「レゾン、バイカン、スパイラス、またお前たちと会えるなんてな!」

ほむら「こちらも前の戦いで壊れたのを回収して修復しておいたって本部長が言ってたわ。」

キリカ「車とバイクと…それにこりゃ戦闘機かい!?暁美の盾は本当に四次元ポケットだな。」

ほむら「私を何処かの猫型ロボットと一緒にしないで…」

織莉子「けどこれで備えは万全よ、あとはワルプルギスが来るまで…いえもうすぐ来るわ。」


502: 1 2013/07/15(月) 13:42:40.28 ID:Bzx9XL360
織莉子の予知でワルプルギスが来るのを察知できた。
周囲に霧が出始め、そして使い魔の集団が現れたのだ。

杏子「出やがったな使い魔!」

ほむら「待ちなさい杏子、こいつらはこちらから仕掛けなければ何もしてこないわ。」

織莉子「今はワルプルギスの夜を倒す事に専念しましょう、ヤツが出現したと同時に
こちらの最大火力で一発勝負を決めます。」

竜馬「そのために使い魔はとりあえず放置しておくわけか、まぁこの辺りは既に
本部長が予め、関係各所に問い合わせて非難させてあるから問題ないが…」

バイクル「それでもこないな気味の悪い連中素通りさせるのはどうかと思うがね…」

ウォルター「我慢しろバイクル、まずはワルプルギスの夜が最優先だ。」

マミ「無駄な消耗は極力控えるべきね。」

直人「大丈夫、ワルプルギスの夜さえ倒せばすぐに使い魔の方も倒してやるさ。」

503: 1 2013/07/15(月) 13:43:50.01 ID:Bzx9XL360
竜馬「みんな準備はいいな、行くぞ…着化!!」

竜馬の掛け声でその場にいた者が全員変身した。

『特警ウインスペクター』
ファイヤー、ウォルター、バイクル

『機動刑事ジバン』
ジバン、レゾン、バイカン、スパイラス

『魔法少女』
暁美ほむら、巴マミ、佐倉杏子、美国織莉子、呉キリカ

戦闘準備完了!!

504: 1 2013/07/15(月) 13:45:49.72 ID:Bzx9XL360
そしてワルプルギスの夜が出現するカウントダウンが始まった。

5

4

3

2

1

0

[舞台装置の魔女]  ワルプルギスの夜

ワルプルギスの夜「「ウフフフフ……アハハハハハ!」」

505: 1 2013/07/15(月) 13:51:54.18 ID:Bzx9XL360
ほむら「現れたわねワルプルギスの夜!」

杏子「こいつがワルプルギスの夜…噂にゃ聞いてたがよ…」

マミ「デカすぎるわ…普通の魔女の何倍もの大きさよ!?」

キリカ「けどこいつを倒さなきゃこの街が…いや私と織莉子の愛の生活が台無しにされる!?」

織莉子「この決着を予知しようとしたけど駄目!?…靄がかかったように見えないわ…」

ウォルター「こんな強大な相手に我々は勝てるのか?」

バイクル「やるしかないがね…ワシらの後ろには見滝原の人々がおるんだて!」

ジバン「そうだ、私たちがやらずに誰がやる!?」

506: 1 2013/07/15(月) 13:53:08.92 ID:Bzx9XL360
そしてファイヤーも…

ファイヤー「さぁ行くぞ!ギガストリーマーマキシムモード!!」

ほむら「そうよ怖気ていられない…G4用武器の多目的巡航4連ミサイルランチャーギガント発射!」

マミ「ティロ・フィナーレ!」

杏子「ロッソ・ファンタズマ!」

キリカ「ステッピングファング!」

織莉子「オラクルレイ!」

ウォルター「ディスライダーアタック!」

バイクル「バイスピア!」

ジバン「オートデリンガーファイナルキャノン!」

507: 1 2013/07/15(月) 13:53:34.36 ID:Bzx9XL360
ファイヤー「プラズマ光波弾発射!!みんな撃てーーーーーーー!!!!」

ファイヤーの号令で全員がありったけの火力をワルプルギスの夜にぶつけた。
そして…


513: 1 2013/07/16(火) 01:03:22.56 ID:j9+H8wuN0
避難所―――

現在この避難所に見滝原市民のほとんどが避難を終えていた。

まどか、さやか、二人の護衛にゆまとデミタス、それに現地で本部長も避難の指示を行っていた。

まどか「ほむらちゃん…竜馬さん…みんな…大丈夫かな…」

さやか「まどか…やっぱり心配?」

まどか「うん…」

ゆま「大丈夫だよ、杏子は強いんだから!」

デミタス「ウインスペクターも付いてるしね!」

本部長「それにほむらたちは私が鍛え上げたんだ、そう簡単に負けるものか。」

まどか「けど…なんだろうこの胸騒ぎ…本当に大丈夫だよね、ほむらちゃん?」

514: 1 2013/07/16(火) 01:04:21.55 ID:j9+H8wuN0
まどかの心配を余所に避難所を数台の車輌が横切ろうとした、それは
見滝原駐屯地に向かう護送車があった。
その目的は、ほむらが自衛隊より盗んだを武器を警視庁からここ見滝原駐屯地への
返却であった。

そしてそんな護送車を尾行する車が一台近づいていた…

ユージ「ねぇタカ…さすがにこれやばいんじゃないの?
自衛隊の武器盗もうとかなんてさ…」

タカ「しょうがねぇだろ、ここにはいつも武器調達してくれる、あのトロい動物はいねえし
おまけにこの辺りのヤクザや暴力団も武器押収されちまってるから、あそこしか取りに行くとこねえんだよ…」

515: 1 2013/07/16(火) 01:05:13.90 ID:j9+H8wuN0
ユージ「だからって俺ら公務員よ…捕まったらクビじゃすまないんだけど…」

タカ「うるさいんだよ!大体お前が
『まだ主賓(ワルプルギスの夜)が控えてるのにここで帰るのは後味悪い』
って言うからこんな街にいるんだろうが!?」

ユージ「あれ?そんな事言ったかしら?」

タカ「たくトボけやがって…どうやら護送車が止まったみたいだぞ…」

タカの言う通り護送車は何故か避難所の駐車場で止まった。

516: 1 2013/07/16(火) 01:05:57.60 ID:j9+H8wuN0
タカ「よーし、どうする?いつやる?」

ユージ「今でしょっ!!」

二人はいつものグラサンに口元に覆面を被せ出来る限りの変装(?)をして
武器を積んだ護送車に押し掛けた。

タカ「動くなベイビー!」

ユージ「俺たちは積んでる武器さえくれりゃそれでいいからね、
間違っても通報とかしないでくれると助かるんだけどな…」

だが護送車に乗っていたのは刑事風の男たちで二人が予想してた
反応とはまったく違った。

517: 1 2013/07/16(火) 01:06:24.80 ID:j9+H8wuN0
芹沢「今時…動くなベイビー?」

伊丹「間違いねえ…その趣味の悪いグラサンにブランドモノのスーツ…」

三浦「港署の大下、それと鷹山だな…ある人から連絡が入ってる、急いで出てくれ。」

タカ&ユージ「「ハイ!?」」

518: 1 2013/07/16(火) 01:07:19.04 ID:j9+H8wuN0
とある警察施設の格納庫―――

ここに特命係の右京とカイトが来ていた。
だが右京はその前に携帯で誰かと連絡を取っていた。

右京「えぇ…わかりました、それでは後はこちらで…」

カイト「杉下さん、早く携帯終わらせてくださいよ!」

右京「今終わりました、それよりも急ぎましょう。
見滝原市は既に緊急避難警報が発令されています、一刻の猶予もありません。」

519: 1 2013/07/16(火) 01:07:45.48 ID:j9+H8wuN0
カイト「ていうかここに何があるんすか?それに俺らなんかがこんな極秘施設みたいなとこ入って大丈夫なんですか?」

右京「既に前もって彼に準備をお願いしています、おやいらっしゃったようですね。」

そんな二人の前に施設の入口にある男が現れた。

??「杉下さん、お久しぶりですね、お待ちしていましたよ。」

カイト「あの…あなたは?」

520: 1 2013/07/16(火) 01:09:07.09 ID:j9+H8wuN0
神戸「あぁ…キミが新しく特命係に入った…初めまして、俺は神戸尊。
キミの先輩になるのかな、よろしくね。」

カイト「あなたが杉下さんの前の相棒の…初めまして甲斐亨って言います。
カイトって呼んでください、それと親父は関係ないのでよろしく!」

神戸(確か彼の親父さんって警察庁の甲斐次長…まさかその歳で反抗期じゃないよね?)

右京「ところで神戸くん、例の物は準備出来ていますか?」

神戸「あのですね、杉下さん…まずは言わせてもらいますけど僕は警察庁に復帰してから
階級も元に戻ってあなたよりも上の人間なんですよ!
いつまでもその上から目線は控えて頂けますかね?」

右京「それは失礼、…で用意出来てるんですか?」

神戸「あぁ…もういいです、一応言ってみただけですから…」

冗談交じりの会話がなされてる二人のところにもう一人の男が現れた。

521: 1 2013/07/16(火) 01:09:40.61 ID:j9+H8wuN0
大河内「神戸何をしている?
おや杉下警部、今回のこの騒動はあなたの仕業だと神戸から聞いてますよ。」

右京「おやおや、大河内さんまでいらっしゃいましたか。」

大河内「当然です、これだけのモノを動かすのは神戸一人の力じゃ不可能ですので。」

3人の会話に入れないカイトはなんとか会話に入り込もうと半ば強引に割り込んだ。

カイト「あのすいません!急いでるんですよね!だったら早くした方がいいんじゃないっすか!?」

右京「そうでしたね、早くしましょう。」

だが大河内はいつものしかめっ面に更に苦い表情を浮かべとある事を右京たちに告げた。

522: 1 2013/07/16(火) 01:11:30.87 ID:j9+H8wuN0
大河内「その前にたった今…一つ問題が発生しました、甲斐次長にこの件がバレまして…
今連絡が入っています。出ますか?」

そう言って大河内は甲斐次長からの連絡が入った携帯を右京に渡した。

甲斐「やぁ杉下くん、勝手にそれを動かしちゃ困るんだよ。
それは試運転だってまだだし…何より世間に公表すらされてないんだからねぇ…」

右京「困りましたねぇ…僕としても現在見滝原市で起きている非常事態にどうしてもコレが必要なのですが…」

カイト「この非常時にあの親父は…何でこんな嫌がらせすんだよ!?」

神戸「なるほど、甲斐次長はウインスペクターの正木本部長とは犬猿の仲…
それに今の警視庁と警察庁は以前発生した警視庁籠城事件(相棒劇場版2の事件)で、
ただでさえお互い毛嫌いしてる傾向もあるし。」

大河内「正木本部長と甲斐次長は意見からしてまったく合わないからな、
出来る限りの嫌がらせでもしたいんだろう…」

523: 1 2013/07/16(火) 01:12:11.27 ID:j9+H8wuN0
カイト「あぁもう!右京さん携帯貸してください!!」

右京から携帯を渡されたカイトはこう叫んだ。

カイト「いいか糞親父よく聞けよ!
今は見滝原の街の人たちが死ぬかもしれない大事な時なんだぞ!」

甲斐「この無礼者が…誰がお前と話なんかするものか…
さっさと杉下くんと代われ!?」

カイト「うるせえ!!アンタの勝手で見滝原の人たちを死なせてたまるか!!」

ガチャッ

カイト「さぁ早く行きましょう。」

524: 1 2013/07/16(火) 01:12:47.88 ID:j9+H8wuN0
このカイトのやり取りを見て唖然とする神戸と大河内。
いくら親子といえど仮にも警察庁の次長に!一介の巡査部長が
あんな暴言を吐くなどとありえない光景なのだから…

大河内「警察庁No.2の実力者に『うるせえ』だと…」

神戸「あの甲斐次長を糞親父呼ばわり…」

右京「『見滝原市の人たちを死なせてたまるか!』とは、キミも言うようになりましたね。」

神戸「なるほど杉下さんが彼を特命係に入れた理由がわかった気がしますよ。」

大河内「まったく…最早特命係は警視庁の陸の孤島というより警視庁独立愚連隊ですね。
さぁこちらへ、余計な時間が掛かってしまった。」コリッコリッ

大河内は右京とカイトを案内がてら好物のラムネを食べてストレスを発散させていた。

525: 1 2013/07/16(火) 01:15:04.07 ID:j9+H8wuN0
とりあえずここまで
寝ます。

530: 1 2013/07/16(火) 14:33:02.15 ID:j9+H8wuN0
見滝原市工業団地内の廃墟―――

そこに一人の男が倒れこんでいた。

竜馬「う…うぅ…俺は何で倒れてる…あれから確かどうなったんだ?」

竜馬はファイヤーのヘルメットが取れてしまい、クラステクターの装着が解除されてしまったのだ。

ほむら「竜馬…まだ生きてたのね、よかったわ…」

竜馬「ほむらちゃん…無事だったんだね…」

ほむら「間一髪あなたが私の事を守ってくれたから…」

竜馬「教えてくれ…あの後何があった?」

ほむら「それは…あれを見た方が手っ取り早いわ。」

そしてほむらは空を指さした、その空に浮かぶモノは…

竜馬「あれはまさか…そうだ思い出したぞ!?」

531: 1 2013/07/16(火) 14:33:41.71 ID:j9+H8wuN0
(回想)―――

1時間前、ウインスペクター、機動刑事、魔法少女の全火力をワルプルギスの夜に
集中砲火を浴びせた。
その威力でワルプルギスの夜の周囲は大爆発を起こしたのであった。

ドオオオオオオオン!

キリカ「やったか!?」

マミ「呉さんそれはやってないフラグよ!」

バイクル「マミちゃん…あれだけの攻撃だで、ワルさん倒れてもうたに決まっとるがな。」

この大爆発でワルプルギスの夜が生きているわけがないとみんなが思っていた…

532: 1 2013/07/16(火) 14:34:35.04 ID:j9+H8wuN0
しかしその時ほむらがいち早く気付いた。

ほむら「…嘘でしょう…」

織莉子「そんな…」

ウォルター「馬鹿な…あれだけの攻撃を受けてまだ生きてるのか?」

そう…爆風から出てきたのは未だ健在のワルプルギスの夜であった。

杏子「ちょっと待て、あいつ何か動き出して…反転してるだと?」

ほむら「あの動き…以前にも何度か見た事がある…
あいつは元の位置に戻ろうとしている!?」

ジバン「それじゃあいつは今まで本気じゃなかったというのか!?」

ワルプルギスの夜は今まで逆さであった体勢を元に戻した。

533: 1 2013/07/16(火) 14:35:02.65 ID:j9+H8wuN0
キリカ「なんだ…ただ宙返りをやめただけじゃないか、脅かしてくれちゃって…」

織莉子「いいえ…そんな事は無い…あいつはあれで本来の力を使えるはずよ…」

ファイヤー「みんな、話はそこまでだ…来るぞ…」

ファイヤーが言うようにワルプルギスの夜は全員に向かい攻撃を仕掛けてきた。

ワルプルギスの夜「「アハハハハハ!」」

先ほどのファイヤーたちの火力とは比べ物にならない攻撃が押し寄せてきた、
最早避ける事など出来るわけがなかった…

534: 1 2013/07/16(火) 14:35:33.41 ID:j9+H8wuN0
ファイヤー「ほむらちゃん危ない!?」

ほむら「ファイヤー!?」

ほむらを守りつつファイヤーはジバンやウォルターたちに指示を伝えた。

ファイヤー「みんな!魔法少女たちだけはなんとしても守る…ぐぁぁぁぁぁ!?」

そこで彼の意識は途絶えた。

535: 1 2013/07/16(火) 14:36:21.97 ID:j9+H8wuN0
竜馬「ワルプルギスの夜…ヤツは真の力を発揮して俺たちを襲ってきたんだ…
そうだ、他のみんなは?」

ほむら「わからない…ここに吹っ飛ばされたのは私たちだけ…他のみんなはどうなったのか…」

竜馬は特警手帳を出し、ウォルター、バイクル、それにジバンと連絡を取った。

竜馬「みんな、聞こえるか?無事なら返事をしてくれ!」

特警手帳「ザ…ザザ…z…z」

竜馬「駄目だ、連絡が取れない…」

ほむら「やっぱり今回も駄目だった、私はまたワルプルギスの夜には勝てなかった…」


536: 1 2013/07/16(火) 14:36:57.05 ID:j9+H8wuN0
竜馬「諦めちゃ駄目だ!まだ俺たちがいる!」

ほむら「けど全員の力を合わせてもあいつには通用しなかった!
もう打つ手がないわ…」

竜馬「ほむらちゃん…」

ほむらは今までの時間軸で恐らく自分が考えられる最高火力をワルプルギスの夜に
ぶつけたはずだった。
だがそれが通用しなかった事を考えれば、彼女が諦めるのも無理はなかった。

ほむら「また繰り返さなければ…」

ほむらは盾を回しまた最初からやり直そうとした。

537: 1 2013/07/16(火) 14:37:32.62 ID:j9+H8wuN0
QB「また繰り返すのかい?その度にまどかは強力な因果に縛り付けられるというのに…」

竜馬「QB!?」

ほむら「お前…何でここに?」

竜馬とほむらは驚いた、二人はQBはまどかのところに現れてこの状況で契約を推し進める気だと予測していた。
だからこんなところに来ることは絶対にないだろうと思っていたのだから…

538: 1 2013/07/16(火) 14:40:38.29 ID:j9+H8wuN0
QB「僕はずっと前から疑問に思っていたんだ、何故平凡な人生を送る鹿目まどかに
あれほどの因果が集中したのかを…原因は暁美ほむら、キミに合ったんだね。」

竜馬「それはどういう事だ!?」

QBの説明によるとほむらの時間逆行の軸は全てがまどかであり、そのまどかを中心に
因果が絡まってしまった。
その結果、凡人である鹿目まどかにあれだけの因果が集中してしまったという話だった。

ほむら「そんな…私が原因で…」

竜馬「ほむらちゃん…何故だ?何故貴様と契約した子は何故こうも不幸になるんだ!?」

QB「無理に因果をこじつけようとするからだよ、元々生物は因果に沿って生きているんだ、
それなのに無理矢理契約で因果をどうにかしようとすればそれに対して反作用が起きる。
当然の事じゃないか…」

539: 1 2013/07/16(火) 14:42:09.70 ID:j9+H8wuN0
竜馬「貴様がそうしたんだろうが!」

ほむら「そんな…それじゃ私がまどかを最悪の魔女に…」

その時ほむらのソウルジェムが黒く濁りだした。

QB「ここで一番厄介な暁美ほむらに魔女になってもらえばエントロピーも回収できて
おまけにこの事をまどかに知らせれば、彼女はほむらを元に戻そうと魔法少女の契約をするだろう。
ありがとう暁美ほむら、キミは最後の最期で僕たちインキュベーターの役に立ってくれた。」

540: 1 2013/07/16(火) 14:42:40.88 ID:j9+H8wuN0
同じ頃竜馬たちから少し離れた場所、そこは瓦礫が散乱していた。
マミはその瓦礫の中で蹲っていた。

マミ「駄目ね…抜け出せない…」

幸いな事に致命傷こそ負わなかったものの、マミは瓦礫の下敷きになり身動きが取れなかった。

マミ「思い出すわね…あの日の事を…」


541: 1 2013/07/16(火) 14:43:12.45 ID:j9+H8wuN0
それはマミが魔法少女になる原因ともなった交通事故、
もしも当時魔法少女の契約で両親を助けてと願えば両親は助かったんじゃないかと
今でも彼女は心のどこかで思っていた。

マミ「やっぱり私はあの時…あそこで両親と一緒に死ぬべきだったのね。
それなのに一人だけ生き残って…結局遅かれ早かれこういう運命だったのよ…」

542: 1 2013/07/16(火) 14:45:09.06 ID:j9+H8wuN0
一方杏子はというと…

重傷を負っていた。
彼女はマミやゆまのように回復魔法を得意としてないので回復するのに時間がかかるのだ。

杏子「へへ、どうやら年貢の納め時かな…今まで悪い事たくさんしたからな、
その報いがこれか…」

杏子は懺悔していた、家族を救うためだと思った祈りが、その結果家族を死なせてしまったのだから…

杏子「ほむらやマミたちはまだ生きてるのかな?
ゆまは避難所にいるし安全だろ、頼むよ神様…この場で死ぬのは私だけでいい…
だからみんなは勘弁してやってくれ…」

杏子は自らの死を受け入れ神に仲間の安否を祈っていた。

543: 1 2013/07/16(火) 14:46:02.89 ID:j9+H8wuN0
そして織莉子とキリカは…

二人はマミや杏子ほど怪我を負っているわけではないが、それでもこの勝ち目のない勝負を放り出そうとしていた。

キリカ「ワルプルギスの夜もこちらに気付いていない、今なら逃げられるよ!」

織莉子「馬鹿を言わないで…ここで逃げたところであいつはこの街どころか
世界を破壊しかねない、そうなれば何処に逃げたって同じ事よ…」

キリカ「けど私はこんなところでキミを死なせたくはないんだよ!?」

544: 1 2013/07/16(火) 14:47:07.90 ID:j9+H8wuN0
織莉子「今更私一人が死んだところで…
思えば私は今までお父様の影みたいなものだった、その父が死んで…父と同様に私も蔑まれて…
もうこんな世界にいる必要なんてないのかもしれないわね。」

キリカ「そんな…」

織莉子「もう予知は使えない、さっきからこの先を視ようとしても駄目なの…
ワルプルギスの夜に殺されるくらいならせめて自分で死んだ方がマシよ。」

キリカ「わかった、織莉子…キミだけを死なせない、私も一緒に逝くよ…」

織莉子「ありがとうキリカ、嬉しいわ…」

545: 1 2013/07/16(火) 14:49:24.69 ID:j9+H8wuN0
そしてそんな魔法少女たちの危機を恐らく偶然にも予期したまどかは、
居ても立ってもいられず避難所から飛び出そうとした。

さやか「ちょっとまどか!アンタ何処へ行く気だよ!?」

まどか「ゴメンさやかちゃん!やっぱり私行かなきゃ!」

ゆま「お外は危ないよ!?」

さやかとゆまの制止も聞かず避難所から抜け出そうとするまどか、
このまま行けばまどかはQBと契約し魔法少女となるのだろう。
そうなればワルプルギスの夜は撃破できるかもしれないが、
それと同時に最悪の魔女が誕生する事も知っていながら…

546: 1 2013/07/16(火) 14:54:10.06 ID:j9+H8wuN0
だがそんなまどかを止める人がいた。

正木「こんな嵐の中、何処へ行くんだい?」

まどか「私…友達を助けに行かないと…」

正木「我々ウインスペクターがいる、任せてくれ。」

まどか「でも感じるんです!ほむらちゃんたちが苦しんでいるのが!?
確かに私が魔法少女になれば最悪の魔女になるかもしれない…
だけどほむらちゃんたちを放ってはおけないんです!!」

547: 1 2013/07/16(火) 14:55:14.65 ID:j9+H8wuN0
正木「いいかいまどかちゃん、私はほむらたちに特訓を積ませた。
それはあの子たちに強くなってほしいだけじゃない、勇気や仲間を信じ合う心も持ってほしいからだと思ったからだ。
ほむらたちは確かに強い、しかし心はまだ幼い…いかに鍛えようとこればかりはまだどうにもならん。
だが信じてやってほしい、あの子たちは決して弱くはないんだ!」

まどか「けど私は…」

正木「なぁまどかちゃん、思うんだが人にはそれぞれ役割があるんだ。
私とて勿論すぐにでも竜馬やほむらたちに下に駆けつけてやりたい、しかし私には
この避難所にいるキミやさやかちゃん、それにこの避難所の人々を守らねばならん義務がある。」

まどか「だから私がQBと契約すれば!」

548: 1 2013/07/16(火) 14:56:15.04 ID:j9+H8wuN0
正木「その力が更なる絶望を引き起こす力だと知っていてもか?」

さやか「まどか…」

一緒にいるさやかは何も言えなかった、かつてさやかも同じような事を竜馬に言われたのだから…

正木「なぁまどかちゃん、キミにしか出来ない事は必ずあるはずだ。
戦うだけじゃない、それこそキミにしか出来ない事がね…」

自分の役割…まどかはその事をまだうまく理解出来なかったがそれでも
ほむらたちを心配する事をやめられず尋ねた。

まどか「ほむらちゃんたち本当に大丈夫なんですか?」

正木「心配はいらん、あの子たちはもう孤独じゃない。
我々ウインスペクター、いやそれだけじゃない…大勢の人が魔法少女を支えているんだからね!」

549: 1 2013/07/16(火) 14:57:04.69 ID:j9+H8wuN0
その頃マミはこれで両親の下に逝けると思い、眠るように目を閉じていた。
だが誰かが自分を助けてくれる声が聞こえたのだ。

『ダレカイナイノカ!?』『オーイヘンジヲシテクレ!!』

マミ(誰かしら?パパ?ママ?違うわ…もっと聞き覚えのある声だけど…)

ガラガラ ガッシャン

瓦礫の隙間から見覚えのある手が出てきた、それは…

550: 1 2013/07/16(火) 14:57:48.77 ID:j9+H8wuN0
直人「マミちゃん!よかった…無事だったんだね!」

マミ「直人さん…何で助けるの?」

直人「どうしたんだマミちゃん?」

マミ「私…本当は事故で両親と一緒に死ぬはずだった…けど私だけ生き残って…
これは天罰なのよ、両親を見捨てて私だけ生き残ってしまった事への…」

551: 1 2013/07/16(火) 14:58:17.69 ID:j9+H8wuN0
直人「これが天罰だと…冗談じゃない!?」

直人は瓦礫を押し上げながら自分の生い立ちを語った。

直人「聞いてくれマミちゃん!僕もキミと一緒で両親を早くに亡くしてしまった、
だが僕の親は僕に一緒に死のうだなんて言わなかった…いや!
子供に一緒に死のうだなんて言う親がいるものか!?
マミちゃん…親はどんな時でも子供に『生きろ!』と言うはずなんだ!!」

ジバン「うぉぉぉぉぉ!!」

ガラガラ ドガーン

直人は瓦礫を押し上げると同時にジバンに変身しマミを瓦礫から救い出した。

マミ「直人さん…私まだ生きてもいいの?」

ジバン「あぁ…キミのご両親もそれに僕やみんなもそう思っているはずさ!」

マミ(ゴメンなさい…パパ、ママ、私はもう大丈夫だよ!)

552: 1 2013/07/16(火) 14:59:18.03 ID:j9+H8wuN0
杏子は怪我の出血が酷くなり意識が朦朧としてきていた。

杏子「ハハッ、いよいよお迎えが着やがった…私は間違いなく地獄行きかな。
ゴメンよ…モモ、姉ちゃん…モモがいる天国には行けないや…」

だがそんな杏子を助けに来たものが現れた。

ウォルター「杏子ちゃん大丈夫か!今助けるぞ、マルチパック!」

だが杏子はそんなウォルターの救いに手を叩いて断った。

杏子「悪いなウォルター、けど…これは罰なんだよ…
家族を助けるためにQBのヤツに騙されてつまんねえ願い事で
家族みんなを不幸にしちまった馬鹿な私への…神様が下した罰なんだ…」

杏子は最早死を受け入れようとしていた。

553: 1 2013/07/16(火) 15:00:31.89 ID:j9+H8wuN0
だがそんな杏子の意志とは裏腹にウォルターは杏子の救助を辞めようとはしなかった…

杏子「やめてくれ…ウォルター、もういいんだ…
私はこれを神様が下した当然の罰だと思って諦める…それより他のヤツらのところへ行ってやれ…
もしかしたら私よりも酷い怪我を負っている奴がいるかもしれねえだろ…」

ウォルター「杏子ちゃん…もしこの場にキミより酷い怪我を負った人がいても私はキミを放っては置けない…
それに何が神様だ!?家族の幸せを考えただけで子供を不幸にする神様なんて冗談じゃない!!
こんな血みどろになっても仲間を想うキミに残酷な天罰を下す神様なんて私が許さない!!」

そんなウォルターの想いが天に届いたのか杏子の出血は止まり、応急処置はうまくいったようだ。

554: 1 2013/07/16(火) 15:01:06.50 ID:j9+H8wuN0
杏子「まったく正義の味方が神様に背信行為とはねぇ…罰が当たっても知らねえぞ。」

ウォルター「その元気があればもう大丈夫なようだな!」

ウォルターは負傷している杏子をおんぶしたが…

杏子「やめろ馬鹿!誰かに見られたらどうすんだ!恥ずかしいじゃねーか!?」

555: 1 2013/07/16(火) 15:01:33.99 ID:j9+H8wuN0
織莉子とキリカ
二人は既に一緒に自害しようと決め込んでいた。

キリカ「逝くよ織莉子。」

織莉子「えぇ、良いわよキリカ。」

二人は互いに刺し合おうとしたが…

556: 1 2013/07/16(火) 15:02:03.69 ID:j9+H8wuN0
バイクル「おみゃーら何をしとるんじゃぃ!?」

ゴツン! ゴツン!

いきなり乱入してきたバイクルにそれぞれ拳骨を喰らい止められてしまった。

キリカ「おいバイクル、何するんだよ!?私たちはだな…」

織莉子「えぇ…二人で自害しようと…」

ゴツン!ゴツン! ゴツン!ゴツン!

キリカ「酷い…二度もぶった!?」

織莉子「お父様にもぶたれた事ないのに!?」

557: 1 2013/07/16(火) 15:03:46.55 ID:j9+H8wuN0
バイクル「いい加減にせぇ!何でそないに生命を粗末にするんだがね!?
それならまだ二人で一緒に逃げた方がいいがな!!」

キリカ「だって織莉子が逃げたって無駄だって…」

バイクル「おみゃーは織莉子ちゃんが言った事なんでも頷いたらいかんがね!
友達が間違ったらそれを正しくするんも友達だわ!!」

織莉子「けど…ワルプルギスの夜が…」

バイクル「だから何だがね!?それがおみゃーらが自殺するのと関係ないがね!
いざとなったら逃げたっていいがな…
たった一度の生命だで、それを大切にしないでどうすんだがね!?
けどな自殺だけはやめったてな…
ワシはおみゃーらみたいな子供が自殺するところなんて見たくはないわ…」

558: 1 2013/07/16(火) 15:04:13.05 ID:j9+H8wuN0
キリカ「ゴメン…良い事言ってるのはなんとなくわかるけど…やっぱり方言でわかりづらい…」

織莉子「けどそうね、私たちの一度限りの生命をこんな自殺で終わらせたくはないわ、
ごめんなさいキリカ…私の判断であなたを死なせるところだったわ。」

キリカ「いいさ、キミを止められなかった私も同罪…これで相子さ。」

バイクル「うんうん!これで一件落着だがね♪」

559: 1 2013/07/16(火) 15:04:47.90 ID:j9+H8wuN0
そしてほむらも…

QB「これで暁美ほむらは魔女となる、幾多の時間軸を越えた彼女の魔女はどんなモノか
見物だね。」

だがほむらは魔女にはならなかった、どういうわけなのかQBが見てみると…

ほむら「竜馬…あなた何を!?」

竜馬がほむらのソウルジェムをグリーフシードで浄化していたのだ。

QB「香川竜馬!何故キミがグリーフシードを持っているんだ!?」

560: 1 2013/07/16(火) 15:06:05.75 ID:j9+H8wuN0
竜馬「俺たちはほむらちゃんたちが特訓を行ってる間、この街の魔女を倒していたんだ。
グリーフシードの1個くらい持ってても不思議じゃないだろう。」

ほむら「何で助けるの?もう駄目なのよ…何をやっても駄目、それどころか私が生きてる限りまどかの因果がどんどん酷くなって…」

パンッ

竜馬はほむらの頬を引っ叩いた、彼女を正気に戻すための荒療治だ。

竜馬「落ち着いて聞いてくれ、キミがまどかちゃんを助けるために幾多のループを繰り返したのはもう過ぎてしまった事だ。
こればかりは俺たちウインスペクターでもどうしようもない、だが今なら…この時間軸ならまだ間に合う。
まどかちゃんも生きていて魔女にも魔法少女にもなっていない、そしてキミには頼れる仲間がいるんだからな!」

561: 1 2013/07/16(火) 15:07:30.44 ID:j9+H8wuN0
竜馬のその励ましとともに特警手帳に連絡が入った。

ジバン『こちらジバン、マミちゃんと一緒だ、彼女も無事だ!心配ないぞ!』

マミ『私とジバンは大丈夫、他の人たちも大丈夫なの?』

ウォルター『こちらウォルター、杏子ちゃんと一緒だ、しかし杏子ちゃんは怪我を負っている。
誰か治療の出来る者はいないか?』

杏子『ケッ、こんなモン唾つけときゃすぐに治るから気にすんなっての!』

バイクル『こちらバイクル、織莉子ちゃんとキリカちゃんと一緒だで。こっちも大丈夫だわ!』

キリカ『何が大丈夫だ!?さっきは二度も拳骨しやがって!お返しに一発殴らせろ!!』

織莉子『キリカ落ち着きなさい、…というわけでこちらも大丈夫ですのでみなさん早く合流しましょう。』

562: 1 2013/07/16(火) 15:08:07.59 ID:j9+H8wuN0
ほむら「みんな無事だったの!?」

竜馬「あぁ…俺たちはまだ負けちゃいけないんだ!」

QB「そんな事言ってもいいのかな?
どうやらキミたちの動きをワルプルギスの夜が嗅ぎつけて使い魔を寄こしてきたみたいだ。」

563: 1 2013/07/16(火) 15:08:34.68 ID:j9+H8wuN0
[舞台装置の魔女の手下] 影魔法少女

ほむら「これはワルプルギスの使い魔!?」

竜馬「不味いぞ…こんなにたくさん出てくるとは!」

影魔法少女「キャハハハハハ♪」

ほむら「クッ、こいつら通常の使い魔よりも強い!?」

竜馬「もしかしたらこいつらは普通の魔女よりも強いんじゃないのか?」

564: 1 2013/07/16(火) 15:09:43.42 ID:j9+H8wuN0
その頃避難所の方にも…
先ほど竜馬たちがワルプルギスの夜と交戦する前に現れた使い魔たちが避難所に押し寄せようとしていた。

正木「何だ…あの妙な行列は!?」

さやか「ねぇまどか…アレって?」

まどか「うん…間違いない…あれは魔女の使い魔だよ!けど何で?」

QB「それはそうだろ、この施設には見滝原の住民のほとんどが集まっているんだからね。」

まどか「QB!?」

565: 1 2013/07/16(火) 15:10:39.06 ID:j9+H8wuN0
正木「貴様…まだまどかちゃんとの契約を諦めていないのか!?」

QB「当然だろ、まどか…キミは自覚してないがそのエントロピーは過去に類を見ない程強大なモノだ、
僕らインキュベーターはそのためなら手段は選ばない。」

さやか「まさかこの使い魔もアンタの仕業!?」

QB「それはキミたち人間の所為だよ、こんな街外れに人間を一ヶ所に集めれば
そこに溢れた使い魔が襲いに来ても不思議じゃないだろ。
避難するならこの見滝原の街を完全に無人化にすべきだったね。」

正木「クッ、インキュベーター…!」

566: 1 2013/07/16(火) 15:12:26.41 ID:j9+H8wuN0
本当なら本部長もQBと同じ方法を取りたかったが関係各所からの返事は
『たかが台風程度で街を無人化には出来ない』との判断が下ったからであった。

正木「まさか今回の敗因が人災だったとはな…だがこの避難所は私が守ってみせる!」

ゆま「ゆまも!ゆまも頑張る!」

デミタス「僕だってウインスペクターの一員だ、本部長お供するよ!」

567: 1 2013/07/16(火) 15:13:17.69 ID:j9+H8wuN0
こちら竜馬たちもワルプルギスの夜が生み出した影魔法少女たちに苦戦していた。

竜馬「ぐはっ!?」

ほむら「竜馬…もういいわ、こうなれば時間逆行してまた…」

竜馬「諦めるな!まだまどかちゃんたちは死んでなんかいない、
今この時間軸のまどかちゃんたちを放って逃げたらキミは、
この先一生後悔して生きていくことになるぞ!?」

ほむら「けどそれじゃ…私はどうすれば…」

竜馬「最後まで俺たちを信じてくれ…奇跡を起こすのはQBの願いなんかじゃない、
人の信じる心が起こすんだ!!」

568: 1 2013/07/16(火) 15:13:52.94 ID:j9+H8wuN0
ドドドドドドド

その時竜馬の願いが天に通じたのか空から巨大な赤い戦艦が現れた。

ほむら「これはどういう事!?」

竜馬「何だ…あれは!?」

だが影魔法少女たちはそんな油断した竜馬たちの隙をついて襲ってきた。

影魔法少女「キャハハハハハ♪」

569: 1 2013/07/16(火) 15:14:26.79 ID:j9+H8wuN0
その戦艦は搭載されているラダーを滑り台のように降ろして一台の青いマシンを射出した。
そしてそのマシンから青いメタルスーツに身を包んだ戦士が現れた。

???????「トォッ!ケルベロスΔ、スラッシュモード!!」

ズバッ バキッ ドサッ

影魔法少女「ギャァァァァァァ!?」

突如現れた謎の戦士が竜馬たちに襲いかかった影魔法少女をいとも簡単に撃破した。

570: 1 2013/07/16(火) 15:15:07.71 ID:j9+H8wuN0
竜馬「キミは一体誰なんだ!?」

ソルブレイバー「ご無事ですか竜馬先輩!私は特救指令ソルブレイン隊長ソルブレイバー、
あなたたちを助けに来ました!!」

竜馬「特救指令ソルブレイン…それにソルブレイバーだと?
まさかキミたちがウインスペクターに代る次のレスキューポリスなのか!?」

571: 1 2013/07/16(火) 15:15:55.95 ID:j9+H8wuN0
その頃ウォルターと杏子も影魔法少女を相手に苦戦していた。

影魔法少女「キャハハハハハ♪」

杏子「おいウォルター!私を置いてけ、身軽になったアンタならこの場を切り抜けられるだろ…」

ウォルター「冗談じゃない、キミを見捨てて逃げられるか!?」

だがそんなウォルターたちの前を影魔法少女たちが塞いでいた。

影魔法少女「キャハハハハハ♪」

ウォルター「八方塞か…」

572: 1 2013/07/16(火) 15:16:23.80 ID:j9+H8wuN0
ブオオオオオン

ウォルターと杏子は窮地に追い込まれていたがそこに一台の黄色いマシンがこのピンチを救った。

?????「早く中に乗って、この場を脱出するわよ!」

運転している女性はファイヤーのような赤い強化スーツに身を包んでいた。
杏子を黄色いマシンに乗せた後にウォルターは思わず質問した。

ウォルター「助けて頂きありがとうございます、それであなたは誰ですか?」

ソルジャンヌ「私はソルジャンヌよ、このソルドレッカーの中は安全だから安心して。」

573: 1 2013/07/16(火) 15:17:16.96 ID:j9+H8wuN0
バイクル、織莉子、キリカも影魔法少女に襲われていた。

キリカ「この…やばいよ織莉子!こちらが圧倒的不利だ…」

バイクル「あかんがね、この使い魔たち…強い上に多過ぎだわな…」

織莉子「いいえ…どうやらこちらにも助けが来るようです。」

574: 1 2013/07/16(火) 15:18:15.55 ID:j9+H8wuN0
織莉子の言う通りこちらにも助けが現れた、それはバイクルやウォルターと同じロボットであった。
しかし二人とは違い明らかに装甲が重圧であり違い見るからにパワータイプのロボであった。

ソルドーザー「バイクル先輩ですね、私はソルドーザ、さぁこちらへ来てください。」

バイクル「一体どういう事がな!?」

織莉子「だから言ったでしょう、助けが来たのですよ。」

織莉子は靄に包まれて見えなかった未来の予知がようやく見えるようになってきた、
ここにきて再び希望が出てきたのだ。


575: 1 2013/07/16(火) 15:18:52.68 ID:j9+H8wuN0
そしてジバンとマミの方も…

ジバン「クッ、駄目だ…先ほどワルプルギスの夜に最大火力を浴びせた所為でもうエネルギーが…」

マミ「ジバン…しっかりして!?」

ジバン「マミちゃん…いざとなったらキミだけでも逃げるんだ…」

マミ「嫌よ!もう誰かを置いて一人ぼっちにはなりたくない!?」

マミはマスケット銃を構え迫りくる影魔法少女の大群を相手にしていた。

576: 1 2013/07/16(火) 15:20:06.69 ID:j9+H8wuN0
その時こちらにも援軍が駆けつけた、だがそれは先ほどのソルブレインとは違った風貌であった。

タカ「オラオラオラ!」

ユージ「俺ら悪ガキには容赦しねえからな、港署の捜査課は少年課と隣同士なの知らねえのか!?」

ダンダンダンダンダン!!

影魔法少女「ウギャァァァァァァ!?」

突如現れたタカとユージの銃弾により影魔法少女たちは全滅してしまった。

577: 1 2013/07/16(火) 15:20:48.75 ID:j9+H8wuN0
マミ「あの…ありがとうございます、助かりました…」

ユージ「あぁ大丈夫、大丈夫、俺たちよい子の味方だからね♪」

タカ「まったく機械のアンタ、こんな可愛い子を泣かせるなんて罪な男だねまったく。」

ジバン「あなたたちは一体…」

そんなジバンの疑問を余所に二人はマミに注目していた。

578: 1 2013/07/16(火) 15:21:50.23 ID:j9+H8wuN0
ユージ『おいおいタカさん、あの    見なさいよ!あれが中学生の    ですか!?』

タカ『あぁ…うちのカオルに見せてやりたいな、あのペチャ  が見たら絶対嫉妬するぜwww』

マミ「あの…何で私の事見てるんですか?」

ユージ「いやお兄さんたち何にも見てないよ!
間違ってもキミの    に注目してるわけじゃないんだから勘違いしないでよね!」

タカ「そうだよ、青少年保護育成条例に反する事なんて何もしてないからね!?」

579: 1 2013/07/16(火) 15:22:19.83 ID:j9+H8wuN0
ジバン「それよりもこれからどうする?
正直このまま戦闘を継続するには私たちは消耗してしまった…」

タカ「ああ、それなら心配ねえよ、ある人からの伝言であそこに行けってさ。」

タカが指さした方向は先ほど現れた巨大戦艦が着陸した場所だった。

580: 1 2013/07/16(火) 15:23:27.56 ID:j9+H8wuN0
巨大戦艦コクピット内部
ここはこの巨大戦艦を操作する場所であり現在各マシンの期間状況を確認していた。

矢沢「SS-Ⅰ着陸完了、ソルギャロップ、ウインスコード収容確認。」

オペレーターA「こちらもソルドレッカー収容確認。」

オペレーターB「ソルドーザー、及びウインチェイサー、それに同乗者2名の収容確認。」

オペレーターC「レゾン、バイカン、スパイラス、収容確認。」

その様子を眺める特命係の右京とカイト、それに同乗している神戸と大河内の姿があった。

581: 1 2013/07/16(火) 15:24:01.56 ID:j9+H8wuN0
矢沢「杉下警部、全員の収容を確認、負傷者はいるものの死者、それに行方不明者はいません。」

右京「そうですか、どうもありがとう。」

右京が当然のようにやり取りしているとカイトが今まで堪えてた我慢をようやく解放し
右京に尋ねた。

カイト「あの…杉下さん!これは一体何なんですか!?」

右京「この戦艦はSS-Ⅰ、正式名称はソリッドステイツⅠと言います。」

582: 1 2013/07/16(火) 15:24:32.24 ID:j9+H8wuN0
カイト「いやそうじゃなくて!?」

神戸「もしかしてキミ…本当に何も知らないで付いてきちゃったの?」

大河内「まぁ無理もない、まだほとんどの警察官には極秘にされているからな。」

カイト「この中で知らないの俺だけかよ…」

そしてカイトと同じ疑問を持つ者たちがブリッジに続々と集まった。

583: 1 2013/07/16(火) 15:25:34.10 ID:j9+H8wuN0
右京「香川さん、ご無事でまずは何よりです。」

竜馬「杉下さん、それにカイトくんと神戸さんに大河内さんも何故あなた方がここに?」

直人「杉下さん、それに神戸さん…まさかこんなところでお会い出来るとは…」

右京「おやおや田村くん、キミもこの事件に関わってましたか。
刑事の職業とは因果なものですね。」

ユージ「ハァ…お偉いさんはこんなモン作ってたんかよ…」

タカ「たくこんな大層なモン作るなら現場にもっと予算寄こせっての!?」

大河内「貴様らは神奈川県警の問題児ども…何故ここにいる!?」

ユージ「ウゲッ!?大河内監察官殿…どうしてこちらへ?」

大河内「聞いてるのはこちらの方だ、質問に答えたまえ!」

タカ「何でも何も俺ら課長に言われてここに来ただけだしな…」

584: 1 2013/07/16(火) 15:26:20.19 ID:j9+H8wuN0
(回想)

ユージ「俺らに連絡って誰だろ。」

タカ「ハイこちらダンディ鷹山、アンタ誰だい?」

タカが電話を取ってみるといきなり懐かしの怒鳴り声が耳元に響いた。

585: 1 2013/07/16(火) 15:26:51.24 ID:j9+H8wuN0
港署―――

権藤『『バッカモーン!!!!』』

タカ「やべぇ!課長だ!?」

ユージ「何で俺らがここにいる事バレたの?」

そんな疑問が浮かんだと同時にユージの携帯に着信が入った。

586: 1 2013/07/16(火) 15:27:50.75 ID:j9+H8wuN0
優しいなんてウソだぜいつも~♪
ふざけた事はいっさいごめんだ~♪

ユージ「ハイこちらセクシー大下…何だトロい動物か、どうした?」

トオル『すんません…先輩たちが見滝原市に行ってる事が課長にバレちゃいました…』

ユージ「うん知ってる、今課長から連絡があった…後で覚えてろよこの野郎!」

タカ「トオル…何だって?」

ユージ「あいつが課長にチクったって…」

587: 1 2013/07/16(火) 15:28:16.34 ID:j9+H8wuN0
課長『さて…それでだ、今そちらじゃ猫の手も借りたいとの事でな、
お前たちに協力を求めている人たちがいる!
その人たちにちゃーんと協力するんだぞ、わかったな!!』

ガチャッ

タカ「電話切れちゃった、何がちゃーんと協力しろだよ、俺たちゃ小学生か!?」

ユージ「大体俺らを扱き使うって態度が気に入らんね!この指示出したヤツ絶対性格悪いはずだよ!?」

三浦「あの…いい加減話を進めたいんだがいいか?」

ユージ「そんで三浦さんだっけ、俺らどうすればいいわけ?」

588: 1 2013/07/16(火) 15:28:44.86 ID:j9+H8wuN0
三浦「この地図の書いてある場所に向かってくれ、それとこの武器も使っていいそうだ。」

三浦は二人に地図と自分たちが持ってきた自衛隊の武器を彼らに提供した。

ユージ「前言撤回。」

タカ「中々話せる人じゃないの♪」

589: 1 2013/07/16(火) 15:29:47.81 ID:j9+H8wuN0
ユージ「…というわけです。」

大河内「馬鹿な…自衛隊の武器を貴様ら勝手に持ってきたのか?
そんな指示を一体誰が!?」

右京「ああ、それは僕です、お二人ともお久しぶりです。」

ユージ「おやおや!杉下さんじゃないっすか!?久しぶりっすね!」

タカ「どうも御無沙汰してます、あれ?亀さんどうしたんですか?」

右京「亀山君は警察を辞めて現在はサルウィンで海外ボランティアに励んでいます。」

ユージ「なるほど、人生色々とあるんですなぁ…」


590: 1 2013/07/16(火) 15:30:22.07 ID:j9+H8wuN0
大河内「それよりも杉下さん!あなた自衛隊の武器を彼らに提供したんですか!?」

右京「大丈夫ですよ、後でちゃんと返却すれば文句は言われないでしょう。」

ユージ「そうそう、元々盗られた武器だし問題ないっしょ♪」

タカ「まぁ後は俺たちが蹴りをつけますんでよろしくベイビー!」

大河内「お前ら後で死ぬほど始末書を書かせてやるから楽しみにしていろ!」

591: 1 2013/07/16(火) 15:30:54.17 ID:j9+H8wuN0
ほむら「あの…いい加減身内話は終わりにしてもらえるかしら…」

杏子「今が大変なのわかってんだろおっさんども!?」

大河内「何でここに子供がいるんだ?」

竜馬「あぁ…彼女たちは…」

右京「なるほど、この子たちが『魔法少女』ですか、そしてあの上空にいるのが
『魔女』というわけです、これでハッキリとわかりました。」

ほむら「竜馬…あなた、他の人間に魔法少女の事を話したの!?」

592: 1 2013/07/16(火) 15:31:26.60 ID:j9+H8wuN0
竜馬「いや…そんな事はないんだが…」

右京「いいえ彼は何も話してませんよ、ここまで僕の推論でしたのでね。
実物を見るのは今回が初めてですよ。」

カイト「まったく推理だけでこんな巨大戦艦動かしちゃうんだから大したモンですよ…」

593: 1 2013/07/16(火) 15:31:55.38 ID:j9+H8wuN0
直人「それでこの戦艦は一体…」

竜馬「それに俺たちを助けてくれた彼らは何なんですか?」

右京「彼らは特装救急警察ソルブレイン、ICPOに出向する
あなた方特警ウインスペクターの後継組織になります。」

大河内「紹介しよう、彼らがそのメンバーだ。」

594: 1 2013/07/16(火) 15:32:26.41 ID:j9+H8wuN0
そして現れた3人のソルブレインメンバー。

大樹「初めまして、特救指令ソルブレインの隊長西尾大樹です。」

玲子「同じく隊員の樋口玲子です。」

ソルドーザー「私はソルドーザーです、バイクル先輩やウォルター先輩と同じく
サポートドロイドです。」


595: 1 2013/07/16(火) 15:33:33.87 ID:j9+H8wuN0
大河内「本来ソルブレインはウインスペクターが海外へ出向した後に、
発足されるはずだったがまさかこんなに早く出動する事になるとは…」

神戸「おまけにSS-Ⅰは今回が初めての試運転でソルブレインメンバーもまだ訓練の最中、
不安材料は拭えませんね。」

大樹「僕たちは訓練は十分に積んでいます、先輩方の足は引っ張る気はありません!」

玲子「私たちもレスキューポリスの一員です、そこに助けを求める人たちがいるなら駆けつけるまでです!」

ソルドーザー「先輩たち、我々も今から参戦します!」

矢沢「SS-Ⅰも機能は万全です、あまり舐めないで頂きたいな。」

竜馬「よく言ってくれた、キミたちになら俺たちの後を託せそうだ。」

596: 1 2013/07/16(火) 15:35:03.09 ID:j9+H8wuN0
こうして今このソリッドステイツⅠに
魔法少女、特警ウインスペクター、機動刑事ジバン、特救指令ソルブレイン、
あぶない刑事、特命係、
この事件に関わる者たちが集結したのだ。

キリカ「どうでもいいけどこのブリッジにこれだけの人間が集まると狭くないかい?」

バイクル「ワシもさっきからそう思ってたがね…」

ユージ「同感、ちょっとさすがに息苦しいんだけど…」

織莉子「せっかくいい雰囲気なんだからそういう事言わないの…」

597: 1 2013/07/16(火) 15:35:48.14 ID:j9+H8wuN0
ほむら「それでどうする気?さっきあいつにこちらの最大火力をお見舞いしたけど
あいつは無傷で…それどころか本領発揮して襲ってきたわ。」

マミ「そうね、正直現状を打開する案がないわ…」

右京「案ならあります、外が駄目なら内から攻撃すればいいのです。」

竜馬「杉下さん…一体どうする気ですか?」

598: 1 2013/07/16(火) 15:36:25.12 ID:j9+H8wuN0
右京「このSS-Ⅰをあの魔女に突撃させて我々が乗り込むのですよ!」

神戸「ちょ…お言葉ですが、SS-Ⅰは戦闘用に作られたわけではありません。
これはあくまで火災現場の鎮火活動を前提として作られていますから武装なんかひとつも付いてませんよ!?」

右京「何もこのSS-Ⅰで戦うわけじゃありません、それにこのSS-Ⅰは先ほど神戸くんが
申し上げたように火災現場での鎮火活動を前提に設計されています。
ならば魔女の攻撃に耐えられるはずでしょうねぇ。」

矢沢「杉下さんの仰る通り、SS-Ⅰは多少の攻撃で壊れるほど軟じゃありません、
私は行けると判断しますよ!」

599: 1 2013/07/16(火) 15:37:50.84 ID:j9+H8wuN0
タカ「俺もこういう危なっかしい事は嫌いじゃねえな。」

ユージ「俺ら…なんたってあぶない刑事だしな♪」

杏子「私もだ、一丁派手にかましてやろうぜ!」

大河内「まったく組織が発足前に肝心の母艦が撃沈になれば笑い話にもならん…」

ほむら「ワルプルギスの夜がこのまま侵攻すればこの見滝原どころじゃすまないわ、
戦艦一隻の犠牲で食い止められるなら安いもと思ってほしいわね。」

織莉子「…あのひとついいかしら、今予知でわかったのだけど…避難所の方が危ないらしいわ。」

600: 1 2013/07/16(火) 15:38:43.63 ID:j9+H8wuN0
そしてSS-Ⅰにも連絡が届いた。

正木「SS-Ⅰ、聞こえるか!」

矢沢「こちらSS-Ⅰ、正木本部長どうしましたか?」

正木「こちらに使い魔の大軍が押し寄せてきた、なんとかこちらに救援を送ってくれない!」

竜馬「使い魔の大軍ってまさか…」

杏子「私らが見逃しちまったあいつらの事か!?」

601: 1 2013/07/16(火) 15:39:18.88 ID:j9+H8wuN0
ほむら「まどか…まどかが危ない!?」

ほむらはすぐにでもまどかの下へ駆けつけようとしたが竜馬に止められた。

竜馬「待つんだ、今俺たちがここを離れたらワルプルギスの夜が避難所を襲ってくる。
ここを離れるわけにはいかないんだ…」

マミ「それに暁美さんの時間停止の能力はワルプルギスの夜を倒すために絶対に必要よ、
正直あなたにこの場を離れられたら私たちの勝ち目は薄いわ…」

ほむら「ならどうしろと…私にまどかを見殺しにしろと言うの!?」

そんなほむらの涙ながらの訴えに竜馬はある決断を下した。

602: 1 2013/07/16(火) 15:39:59.50 ID:j9+H8wuN0
竜馬「ソルブレイン、キミたちに避難所の防衛をしてほしい。」

大樹「しかし!?」

竜馬「今あの避難所には大勢の見滝原の人々がいる、彼らを救ってくれ!」

大樹「わかりました、我々は避難所の防衛に務めます。」

竜馬「それとこれを渡しておこう。」

大樹「これはまさか…」

603: 1 2013/07/16(火) 15:40:59.39 ID:j9+H8wuN0
竜馬が大樹に渡した物…それはギガストリーマーであった。

大樹「竜馬先輩…これはウインスペクターの最強武器では!?」

竜馬「そうだ、恐らく避難所の防衛は激戦になるはずだ。だからこそ持っていくんだ!」

竜馬が大樹にギガストリーマーを渡した意味、それは見滝原の人々の生命をソルブレイン預けたのだ。
しかし大樹が託されたのはそれだけではなかった…

604: 1 2013/07/16(火) 15:41:48.08 ID:j9+H8wuN0
ほむらは大樹の手を握り締めこう語った。

ほむら「お願い、あそこには私の大事な友達がいるの…絶対守って…」

それに杏子とマミも…

杏子「私も放っておけない妹みたいなヤツがいてよ…それに友達も…頼む助けてやってくれ!」

マミ「鹿目さんと美樹さん…みんな大事なお友達なの、お願いします!」

大樹「あぁ任せてくれ!行くぞ玲子、ドーザー!」

605: 1 2013/07/16(火) 15:42:29.60 ID:j9+H8wuN0
バイクル「ありゃ?二人はお願いしなくていいんかね?」

キリカ「いや…私はあまり仲のいいクラスメイトいなかったし…」

織莉子「私もお父様の一件以来殆どの方と疎遠になってしまって…」

ウォルター「キミたちこの件が片付いたらもっと友達作りなさい。」

606: 1 2013/07/16(火) 15:43:02.66 ID:j9+H8wuN0
そしてSS-Ⅰからソルギャロップ、ソルドレッカーが避難所に向けて出発した。

大樹「プラスアップ!」

玲子「プラスアップ!」

二人はプラスアップしソルブレイバー、ソルジャンヌとなり一路避難所を目指した。

607: 1 2013/07/16(火) 15:43:59.03 ID:j9+H8wuN0
そんなソルブレインを見送るSS-Ⅰのブリッジで右京は竜馬にこう語りかけた。

右京「香川さん、彼らを行かせて更にギガストリーマーを託したのは
我々が失敗した時のためでしょうか?」

竜馬「正直それもあります、この戦いどうなるかは俺にもわかりませんから…
けど俺たちは負けません、必ず勝ってこの街を守ってみせます。」

ほむら「そうね、私も今度こそこのループからまどかを解き放ってあげないと、
そのためならこの命を捨ててでも…」

マミ「暁美さん…なんでも自分一人で背負いこまないで、今はもう一人じゃない
私たちがいるのよ。」

カイト「そうそう、こんなに豪華なメンバーが揃ったんだ、負けるわけがないっての!」

ユージ「さぁ行こうか竜馬くん!」

竜馬「ハイ!」

608: 1 2013/07/16(火) 15:44:33.43 ID:j9+H8wuN0
右京「では矢沢キャプテン、SS-Ⅰを発進させてください。」

矢沢「了解、ソリッドステイツⅠテイクオフ!」

そしてSS-Ⅰはワルプルギスの夜に向かい前進した。

竜馬「さぁ行くぜ!俺たちの出番だ!!」

続く

615: 1 2013/07/16(火) 20:55:20.28 ID:j9+H8wuN0
>>567からのif展開

新たなる敵ワルプルギスの夜が現れたぞ!
戦え特警ウインスペクター!

使い魔A「こいつらがウインスペクターか…フフフ、大したことも無いな。」

使い魔B「こんなヤツら、ワルプルギスの夜さまが出るまでもないわ!」

ファイヤー「なんて強い怪人なんだ、マックスキャリバーもギガストリーマーも効かないとは…」

ウォルター「隊長…」

バイクル「ワシらもうダメだがね…」

ワルプルギスの夜「どけぃ!こやつはこのワシ直々に倒してくれるわ!!」

使い魔たち「「ハハッ!」」

ワルプルギスの夜「死ねぃ!!」

ファイヤー「やられる!?」

616: 1 2013/07/16(火) 20:55:47.02 ID:j9+H8wuN0

危うしファイヤー、だがそこに新戦士が現れたぞ。

カッ

ソルブレイバー「まいったかワルプルギスの夜め!俺たちが特救指令ソルブレインだ!!」

ワルプルギスの夜「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!?」

使い魔A「大変だワルプルギスの夜さまがやられたぞ!」

使い魔B「逃げろー!」

ファイヤー「ソルブレイン…なんて強さだ!」

ソルブレイバー「ファイヤー、あとはこの俺にまかせろ!」

※特警ウインスペクターは今月で終わりです、来月から新ヒーロー特救指令ソルブレインを応援してね!

おわり

624: 1 2013/07/18(木) 17:00:08.26 ID:m9meRxCw0
SS-Ⅰブリッジ内―――

杏子「おいスゲーぞ!この車空飛んでんぞ!私飛行機乗るの初めてなんだけど♪」

マミ「まったく佐倉さんたら今は非常時なのよ…そんな燥いじゃ駄目よって高っ!?」

バイクル「なんや空飛ぶ乗り物初めてなんかい、十分楽しんだり!」

キリカ「フン、たかが空飛んだくらいで叫んだり喚いたり子供だよね、織莉子…?」

織莉子「ねぇねぇキリカ!あそこ私のおウチよね!キャッ♪キャッ♪」

キリカ「だよね織莉子!高いところ最高☆」

625: 1 2013/07/18(木) 17:01:15.06 ID:m9meRxCw0
カイト「あの杉下さん…これから決戦だっていうのに中坊が燥ぎ過ぎなんすけど…」

右京「まぁいいじゃないですか、暗い雰囲気で立ち向かうよりはマシでしょう。」

ウォルター「そうです、子供にはより良い経験をさせてあげないと!」

大河内「まったく少しは緊張感を持ってほしいですな。」

ユージ「大河内監察官殿も少しは見てみたらどうっすか、ほらほらこんな高いんすよ!」

大河内「いや結構、それよりもキミたちはこの件が終わった後の始末書の事でも心配したまえ。」

神戸「あの…ひょっとして大河内さん…高いとこ苦手では…」

大河内「下らん事を言う暇はないはずだが!?」

タカ「大丈夫っすよ、漏らしたって誰にも言いやしませんからwww」

626: 1 2013/07/18(木) 17:01:56.53 ID:m9meRxCw0
直人「こんな調子で大丈夫なのかな?」

竜馬「むしろこんな時にこそ頼りになる人たちだと思いますよ!」

ワルプルギスの夜に向かい前進するSS-Ⅰ、だがワルプルギスもただでは近づけさせなかった。

ドーン ドーン ドゴーン

度重なる爆音と振動、SS-Ⅰの乗員たちも立ってる事すらままならなかった。

627: 1 2013/07/18(木) 17:02:58.95 ID:m9meRxCw0
竜馬「クッ!やはりタダでは近づけさせてはくれないか…」

ほむら「このままじゃ近づく前に撃沈されてしまうわ!?」

ユージ「死ぬならこんなでけぇ消防車の中じゃなく…」

タカ「女の腕の中で死にたかったぜ。」

右京「みなさんまだ諦める事はありませんよ、矢沢キャプテンお願いします!」

矢沢「了解!ケミカルディスチャージャー!」

これはファイヤースコードに搭載されているのと同じモノであるがSS-Ⅰのは更に大型化されていた。
これをワルプルギスに向かい狙い撃った。

628: 1 2013/07/18(木) 17:03:39.26 ID:m9meRxCw0
神戸「杉下さん…お言葉ですがこれはただの消火剤ですよ、こんなのが通用する相手じゃ…」

右京「いいからキミは黙って見ていてください、ほら…どうやら僕の思った通りになりました。」

ワルプルギスの夜「「ウフフッ…!?」」

グラグラ 

フラフラ

ケミカルディスチャージャーをワルプルギスの夜目掛けて撒き散らし、
右京の思惑通りワルプルギスの夜の目くらましに成功した。
視界が見えなくなればさすがのワルプルギスの夜も動揺し混乱に陥ってしまった。

629: 1 2013/07/18(木) 17:05:18.43 ID:m9meRxCw0
カイト「よっしゃ!今がチャンスっすよ!!」

右京「えぇ、この機を逃してはいけません!」

矢沢「了解!SS-Ⅰ、目標に向かい突撃します!!」

ワルプルギスの夜「「アハハハハ!ウフフフフ!」」

だがワルプルギスの夜も甘くは無い、見えなくてもところ構わずに攻撃を放ってきた。

ドン  

ドン 

ドン  

ドン  

ドカァァァァン!

大河内「先ほど撃沈すると言ったがこれでは本当に…」

630: 1 2013/07/18(木) 17:06:23.21 ID:m9meRxCw0
直人「ここで全員を犠牲にするわけには…僕が外に出て迎撃します!」

右京「いけません!キミたちはあの魔女を倒すのに必要な戦力です!
ここで戦力を消耗してはいけません!?」

神戸「しかしこのままでは本当に撃沈してしまいますね…」

矢沢「なあに!SS-Ⅰを甘く見ないで頂きたい、
SS-Ⅰ!お前もレスキューポリスの意地を見せてみろ!!」

ド ド ド ド ド ド ド ド

ドゴオオオオオン!

ワルプルギスの夜「「アギャァァァァ!?」」

魔女の悲鳴が辺り一帯に響いた、SS-Ⅰは見事ワルプルギスの夜への突撃を成功させたのだ。

ほむら「やった、ワルプルギスの夜に近付けたわ!」

631: 1 2013/07/18(木) 17:06:57.32 ID:m9meRxCw0
ユージ「おーおー!臆面もなく叫んじゃってまぁ、女の叫び声はベッドの中だけにしてほしいねぇ。」

カイト「あの大下さん、子供がいるんでそういう発言は控えてくださいね!」

タカ「本当デリカシーの無いヤツ、でもまぁ俺もこんなデカい女はゴメンかな。
俺的にもっとお淑やかな方がいいんだけどさ、勿論ベッドの中でも…」

神戸「あ、それ同感です…じゃなくて鷹山さんも控えてください。」

大河内「神戸…今夜は寝かせんぞ…」

632: 1 2013/07/18(木) 17:08:48.87 ID:m9meRxCw0
杏子「なぁ…布団の中で叫んだりお淑やかだと何か意味があるんか?」

キリカ「さあね、よくわかんないけどどうなんだろ?」

織莉子「私もさっぱり…寝相とか寝言の事かしら?マミさんはご存じ?」

マミ「え…え~と…勿論よ!(まずいわ!?全然わかんない…こういう時は…)
え…円環の理に導かれて逝ってしまう事を言うのよ。」

バイクル「円環の理ってなんじゃい?」

ウォルター「私の電子頭脳には何も記載されていないんだが?」

右京「円環の理ですか、僕も全く心当たりがありませんねぇ…」

ほむら「マミの所為で更に混乱を招いてしまったわ…」

直人「そういう疑問は大人になったらわかるから!今はわからなくていいからね!」

竜馬「赤ちゃんはコウノトリさんが運んでくるんだよ!?」

ほむら「ヒーローって子供の性教育に敏感なのね…」

633: 1 2013/07/18(木) 17:10:10.04 ID:m9meRxCw0
そんな乗員たちの雑談を余所に矢沢キャプテンはSS-Ⅰをワルプルギスの夜に固定する事に成功した。

矢沢「位置固定完了!しかしそんなに長くはもちません、すぐに勝負をつけてください!!」

竜馬「了解、SPカードイン、着化!」

竜馬はウインスコードに乗り込みファイヤーに着化した後、ワルプルギスの夜に
突撃する全員にこう言った。

ファイヤー「みんな行くぞ!これが最後の戦いだ!!」

全員「「オォー!!!!」」

637: 1 2013/07/18(木) 22:44:35.74 ID:m9meRxCw0
避難所―――

正木「そいや!」

まゆ「たぁー!」

伊丹「うらうら!」

三浦「このこの!」

芹沢「あたあた!」

本部長とゆま、それに合流した伊丹、三浦、芹沢の5人で先ほどから攻め寄せてくる
使い魔たちを避難所の入り口付近で押し留めていた。

638: 1 2013/07/18(木) 22:45:22.89 ID:m9meRxCw0
伊丹「本部長!なんなんですかこの妙な連中は!?」

三浦「特に強いという訳でもないがこう数が多いとな…」

芹沢「というかこいつら薄気味悪いんですけど!?」

ゆま「これは使い魔だよ!」

伊丹「使い魔?何だって!?」

芹沢「ていうかお嬢ちゃんは危ないから避難所に入ってて!」

ゆま「大丈夫!ゆまは魔法少女だもん!」

伊丹「魔法少女…なんじゃそりゃ!?」

639: 1 2013/07/18(木) 22:46:08.17 ID:m9meRxCw0
正木「すまんな、本来関係のないキミたち捜査一課まで巻き込んでしまって…」

三浦「水臭い事を言わんでください本部長!」

芹沢「そうっすよ、何も市民の安全を守るのはウインスペクターだけじゃないですからね!」

伊丹「特警だの特命だの捜一だのつまんねえ事言ってられっか!?」

正木「『つまんねえ事』か…確かにそうかもしれん、あの子たちでなくこの私も…
もっと誰かを頼るべきだったかもしれないな。」

640: 1 2013/07/18(木) 22:46:44.25 ID:m9meRxCw0
伊丹「あの…もしかして俺本部長に何か失礼な事言っちゃった?」

芹沢「思いっきり言ってましたよ、『つまんねえ事言ってられっか』って…
これ減給モノですよwww」

当初は本部長とゆまの二人だけで応戦してたがそこに伊丹たち捜一トリオも
加勢に来てくれたがそれでも使い魔の大軍は後を絶たなかった。

正木「いざとなればこの避難所から市民を脱出させなければ…」

デミタス「大丈夫だよ本部長、救援が来てくれた!」

デミタスの言う通り使い魔の後方から2台の車がやってきた、それは勿論…

641: 1 2013/07/18(木) 22:47:27.19 ID:m9meRxCw0
正木「あれはソルギャロップにソルドレッカー!そうか彼らが来てくれたか!?」

伊丹「え…誰っすか?」

ソルブレイバー「行くぞ!ケルベロスΔショットモード!」

ソルジャンヌ「スタンバトン!」

ソルドーザー「ドリルアーム!」

使い魔たち「うぎゃぁぁぁぁぁ!?」

駆けつけたソルブレインたちの活躍により使い魔たちは、瞬く間に避難所を引いていった。

642: 1 2013/07/18(木) 22:48:29.47 ID:m9meRxCw0
正木「ソルブレイバー、ソルジャンヌ、ソルドーザー、よく来てくれた!」

ソルブレイバー「ハイ、我々はこれよりこの避難所の防衛に当ります!」

伊丹「おい、アンタらは一体なんなんだ?」

三浦「おいもしかしてアレじゃないのか…ウインスペクターの後釜っていう…」

ソルブレイバー「ハイ、私たちがウインスペクターに代わりこの日本を守るソルブレインです。」

伊丹「そうかよろしく頼むぜ!」

ゆま「ゆまも!ゆまもよろしくね!」

ソルブレイバー「えぇ!任せてください!!」

芹沢「あれれ?じゃあもしかして…先輩ちょっといいっすか…」

伊丹「どうしたこんな時に?」

芹沢「たぶんソルブレイバーの中の人先輩よりも階級高いはずですから、
そんな生意気な口叩いちゃ駄目っすよ!」

伊丹「え…やべぇ!?思いっきりタメ口しちゃったよ…」

ソルドーザー「ちなみに私は警部です。」

伊丹「階級でロボットに負けたよチクショウ…」

643: 1 2013/07/18(木) 22:49:34.99 ID:m9meRxCw0
一方この光景を見てたまどかたちも…

さやか「おぉー!新ヒーローが使い魔たちをやっつけてくれたよ、
しかも青!さやかちゃんと同じ青ですよまどかさん!!
やっぱり青は正義の色なんだよ♪♪」

まどか「さやかちゃん…燥ぎすぎだから落ち着こうね…」

ソルブレイバー「キミたちがまどかちゃんとさやかちゃんだね、
ほむらちゃんたちからキミたちを守るように頼まれたんだ。ここは私たちに任せてくれ!」

まどか「ほむらちゃんてばこんな時まで私の事を心配してくれて…」

644: 1 2013/07/18(木) 22:50:02.30 ID:m9meRxCw0
QB「まったく暁美ほむらには参るよ、ここに来てこれだけの救援が集まるとは…」

正木「言っただろう、全ての人が魔法少女の味方だと!
QB、お前は人間の力を甘く見過ぎたようだな!」

QB「やれやれ…キミたち人間はいつも好勢ムードになるとすぐに勝った気になる、
そこが人間の駄目なところだと思うね。」

さやか「何言ってんのよ!
使い魔なんかもういなくなっちゃうしアンタの負けに決まってるじゃん!」

645: 1 2013/07/18(木) 22:50:53.39 ID:m9meRxCw0
QB「僕は別に勝ち負けに拘っているつもりはないのだけど…
そんな事よりも彼らの事を心配した方がいいよ。」

影魔法少女「キャハハハハハ♪」

伊丹「何だこいつら?」

芹沢「さっきのヤツらより薄気味悪いっすね。」

三浦「よく見ると少女の面影があるが…」

ソルブレイバー「こいつらはさっき竜馬先輩たちを襲ってたヤツらだ、
しかし我々の敵じゃない!」

QB「そうだね、そのままじゃキミたちの相手にはならないかもしれない。
だが…これならどうだろうか。」

646: 1 2013/07/18(木) 22:51:57.49 ID:m9meRxCw0
ピシッ ピシッ ピシッ

正木「何だ…影たちの身体にひびが入ってるぞ…何かが身体から出ようとしてる!?」

本部長の言った通り影魔法少女たちの身体から何かが出てきた。

ソルブレイバー「何なんだこの化け物は!?」

ソルジャンヌ「まるで卵から孵化したみたいな感じだわ!」

誰もが驚く中まどかとさやかはこの化け物たちに見覚えがあった。

まどか「ねぇ…さやかちゃん…あれって見覚えあるよね!」

ゆま「ゆまも…アレ…あいつは確か杏子が…」

さやか「うん…あいつとそれにあいつも…前にマミさんが倒した魔女だよ!?」

647: 1 2013/07/18(木) 22:52:53.57 ID:m9meRxCw0
正木「何だと…死んだ魔女が復活したのか!?」

まどか「これはどういう事なのQB!?」

QB「元々ワルプルギスの夜が使役しているこの使い魔、影魔法少女たちは
死んだ魔法少女たちの魂の成れの果てなんだよ。
それが再び魔女になった、あり得ない話じゃないだろ。」

正木「貴様というヤツは…死んだ魔法少女の魂まで悪用するとは許さんぞ!」

QB「僕に八つ当たりしないでほしいよ、
悪いのは僕じゃなくワルプルギスの夜なんだからさ…」

648: 1 2013/07/18(木) 22:53:35.81 ID:m9meRxCw0
そして復活する魔女たち

[薔薇園の魔女] 影ゲルトルート

[お菓子の魔女] 影シャルロッテ

[ハコの魔女] 影エリー

[落書きの魔女] 影アルベティーネ

[銀の魔女] 影ギーゼラ

[委員長の魔女] 影パトリシア

[鳥かごの魔女] 影ロベルタ

影魔法少女の殻を破り全部で8体の魔女が現れた、
しかも全部以前見た姿とは違い影魔法少女みたく影のような姿であった。

649: 1 2013/07/18(木) 22:55:04.65 ID:m9meRxCw0
QB「言っておくけどこの魔女たちは以前に戦った魔女たちとは比べ物にならない魔女だ。
最早彼女たちの魂は生前の恨み辛み、この世のあらゆる負の面しかないからね。
当然だよね…苦しんで死んでいったんだから。」

まどか「あなたが…あなたが彼女たちをそうさせたんでしょう!?」

さやか「アンタはこの子たちの姿を見てなんとも思わないのかよ!」

QB「前にも言ったが僕には感情がない、彼女たちが苦しんでいたとしてもそれは自業自得の末じゃないか。」

650: 1 2013/07/18(木) 22:56:05.55 ID:m9meRxCw0
そんなQBとのやり取りの中ゆまはこの影魔女たちの心の声を聴いてしまった。

ゆま「このお姉ちゃんたちから変な声が聞こえるよ…苦しいとか助けてとか…」

さやか「本当だ…私にも聞こえる…この子たちだってこんな目に合いたくなかったんだよね…」

まどか「ごめんなさい、私たちあなたたちの苦しみをわかってあげられなくて…」

伊丹「俺たちには事情がさっぱりわからねえがこんな声上げなきゃならねえほど苦しんでたら
何で俺たちに助けを求めなかったんだよ!?」

正木「私たちはあの子たちの心を救ってやれないのか…だが今は!」

本部長は確かにこの魔女になった少女たちの魂を救いたいと思った、
だが今の彼女たちは邪悪に支配されこの避難所にいる人々を襲おうとしていたのだ。

651: 1 2013/07/18(木) 22:56:48.64 ID:m9meRxCw0
影魔女‘s「キシャァァァァァ!!」

ドン ドン ドン ドン ドゴーン!

ソルブレイバー「ぐぁぁぁぁ!」

ソルジャンヌ「きゃあっ!?」

ソルドーザー「うわぁっ!」

正木「ブレイバー、ジャンヌ、ドーザー!?」

さすがに最新鋭のソリッドスーツを装備しているとはいえソルブレインたちも
この魔女の猛攻の前には手も足も出なかった。

652: 1 2013/07/18(木) 22:57:15.69 ID:m9meRxCw0
伊丹「チクショウ!ソルブレインでも駄目なのかよ!?」

三浦「ウインスペクターや特命はあの巨大な化け物と戦ってるし…」

芹沢「もう救援なんか来ないっすよ!」

デミタス「救援が…よーしこうなったらこちらデミタス、杉下警部応答して!」

653: 1 2013/07/18(木) 22:58:56.96 ID:m9meRxCw0
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

迫りくる影魔女たちの猛攻、避難所を身体を張って守ろうとするソルジャンヌとソルドーザー、
それに正木本部長と伊丹、三浦、芹沢、

正木「みんな!ここを何としても死守せねばならん、頼む力を貸してくれ!!」

そんな中ソルブレイバーは影魔女たちに向かいこう言った。

ソルブレイバー「聞いてくれ、俺たちはキミたちを救いたい!だからキミたちも俺たちの事を信じてくれ!!」

ソルブレイバーは影魔女たちに語りかけたのだ、そんなソルブレイバーをQBは冷ややかな目で見た。

654: 1 2013/07/18(木) 23:00:35.72 ID:m9meRxCw0
QB「愚かな男だ、最早彼女たちの魂に思考なんて存在しやしないのに…
邪魔者は実力で排除する、人間たちがいつもやってる事じゃないか。」

まどか「あの人は愚かなんかじゃない、あの子たちを助けようとしてるんだよ!
そんなあの人たちを見て愚かだと思えるあなたの方が私には愚かに見えるよ!?」

QB「まどか、ならキミはどうする?契約をするなら今がチャンスだよ。
キミが、魔法少女になればこの場にいる影魔女を一掃しおまけにワルプルギスの夜さえ倒せる。
この避難所に逃げ込んでいるキミの家族だって守る事は可能だ。
むしろここで契約をしなければキミはこの連中とともにあの影魔女に殺されるだけだがね…」

655: 1 2013/07/18(木) 23:01:12.66 ID:m9meRxCw0
まどか「決めたよ、QB…私は…私は…」

正木「まどかちゃん!?」

ゆま「駄目だよまどかお姉ちゃん!」

さやか「まどかダメー!?」

QBとまどかのやり取りを見て誰もがまどかはQBと契約し魔法少女となるのだと思った。
だが違った…

656: 1 2013/07/18(木) 23:02:26.12 ID:m9meRxCw0
まどか「私はあなたとは契約しない、たとえ何があろうと絶対に!!」

QB「馬鹿な…この状況下を打破出来るとするならそれはもうキミが魔法少女になるだけだ。
それなのに契約しないなんてキミはこの場にいる全員を見殺しにでもするというのかい?」

QBは更にまどかを問い詰めた、ここで契約の機会を失えばまどかも死ぬ事になる。
まどかほどのエントロピーの持ち主は今後二度と現れない…
感情の無いQBもこの時ばかりは必死に食い下がった。

657: 1 2013/07/18(木) 23:03:42.97 ID:m9meRxCw0
QB「考えてもご覧よ、キミの友人である暁美ほむらだってもうすぐ死ぬかもしれないんだ。」

まどか「そうだよ…そのほむらちゃんだよ…
ほむらちゃんは今まで全てを犠牲にして私を守ってくれた、いいえほむらちゃんだけじゃない、
今この時もマミさんや杏子ちゃん、織莉子さんやキリカさん、それにウインスペクターの人たち
みんなが私たちを守ってくれている!
そんなみんなの頑張りを無駄にしたくない!!」

QB「キミたち人間はいつもつまらない事で感傷的になるな、ではこの状況はどうする?
キミたちはあれだけの影魔女たちにどう立ち向かう気だい?」

まどか「あの子たちだって生きてる時は魔法少女として希望を叶えたかったはずだよ、
そんなあの子たちの希望を踏みにじったあなたとなんか誰が…誰が契約するもんか!?
人間を馬鹿にするなインキュベーター!!」

658: 1 2013/07/18(木) 23:05:06.32 ID:m9meRxCw0
さやか「まどか…アンタって子はまったく心配かけて!」

ゆま「まどかお姉ちゃん!」

正木「よく言ったまどかちゃん!」

伊丹「なんだか知らねえが啖呵切りやがってよくやったぞ嬢ちゃん!」

芹沢「先輩本当に何もわかってないっすよね…」

三浦「まったく俺には何が何だかさっぱりだよ…」

QB「そんな事言ってもこの状況は変えられないよ、僕と契約して奇跡を起こさない限りはね。」

659: 1 2013/07/18(木) 23:05:45.40 ID:m9meRxCw0
まどか「QB…奇跡はあなたの力に頼らなくても起こせるんだよ。
竜馬さんが言ってた、奇跡は自分の力で起こすものだって!!」

??「そうだよく言った!」

さやか「え?だ、誰!?」

誰かが語りかけたその時、避難所付近に眩しい閃光が放った。
その光から何かが現れようとしていた。

660: 1 2013/07/18(木) 23:06:34.84 ID:m9meRxCw0
時は少し遡り…
(回想)

デミタスはこの状況をなんとかすべく右京と連絡を取っていた。

デミタス「それでなんですけど…どうしたらいいのかな?」

右京「なるほど救援ですか、困りましたね今こちらも手が離せない状況ですが…
まぁ何とかしましょうか。」

デミタス「なんとかってなんとかなるんですかね?」

右京「確かに『今』は無理です、僕らもこれからワルプルギスの夜をなんとかしなければいけませんからね、
ですが『未来』からなら救援は駆けつけてくれるでしょう。」

661: 1 2013/07/18(木) 23:07:17.88 ID:m9meRxCw0
デミタス「未来から!?」

その光が消え去り代わりに数台の車輌があった。
どれも見た事のない車ばかりだった。

662: 1 2013/07/18(木) 23:08:22.47 ID:m9meRxCw0
正木「何だこれは!?」

ソルブレイバー「本部長、我々の他にもレスキューポリスを創設なさってたんですか!?」

正木「いや…私は本当に何も知らん…」

隼人「どうやらここは過去の見滝原市のようだな。」

耕作「えぇ、情報通りですね。」

拳「それよりも早くしましょう!タイムリミットが決まってるんですよ!?」

隼人「よし、実装!」

耕作「実装!」

拳「実装!」

そして車から3人のメタルスーツに身を包んだ男たちが現れた。

663: 1 2013/07/18(木) 23:08:50.85 ID:m9meRxCw0
シンクレッダー「シンクレッダー!」

ブルース「ドラフトブルース!」

キース「ドラフトキース!」

エクシードラフト「「特捜エクシードラフト!!」」

正木「キミたちは一体何者だ?」

シンクレッダー「我々は未来から来たレスキューポリスです、この見滝原を守るために
タイムスリップしてやってきました!」

さやか「タイムスリップ…そんなのありですか!?」

664: 1 2013/07/18(木) 23:09:30.73 ID:m9meRxCw0
その時さやかを襲おうと影魔女が襲い掛かった。

影エリー「キシャァァァ!」

まどか「さやかちゃん危ない!?」

ドスッ

だがさやかは無事だった、その代わり傷ついてるのは影エリーの方だった。

影エリー「ギャァァァァ!?」

影エリーの手にはあるカードが刺さっていた。そのカードにはJPの文字が刻まれていた。

???????「未来から助けに来たのはエクシードラフトだけではない!」

665: 1 2013/07/18(木) 23:10:13.78 ID:m9meRxCw0
伊丹「今度は誰だよ!?」

三浦「おい屋上を見ろ!人影が!?」

ゆま「けどあの人ジャンパー着てる?」

???????「ハッ!」

さやか「ぎゃー!ジャンパー全部脱いだ!?あいつ変 よ!!?」

伊丹「こんな時に…なんて変 野郎だ!?降りて来い猥褻物陳列罪で逮捕する!!」

まどか「キャーッ(と思いつつチラッ)あれ?あの人もメタルヒーローだよ!?」

666: 1 2013/07/18(木) 23:10:39.42 ID:m9meRxCw0
ジャンパーソン「Janperson, For Justice!」

正木「キミは誰なんだ!?」

ジャンパーソン「特捜ロボジャンパーソン!…お久しぶりです正木本部長。」

正木「失礼だが以前会った事あったか?」

本部長はこの時点ではまだ知らなかった、彼が以前のMX-A1である事を…


667: 1 2013/07/18(木) 23:11:14.17 ID:m9meRxCw0
しかし全員が謎の戦士たちの登場に気を取られているうちに先ほどの使い魔たちが裏口から何体かが建物の中に侵入してしまったのだ。

避難所内―――

タツヤ「パーパー!パーパー!」

知久「どうしたタツヤ?」

タツヤ「こわーの!こわーの!」

知久「何だ恐いのかい?大丈夫、ここにはパパもママもお姉ちゃんもいるから心配ないよ。」

668: 1 2013/07/18(木) 23:11:53.40 ID:m9meRxCw0
同じ時、建物から出ていたまどかを探していた詢子が二人の下へ戻ってきていた。

知久「ママ、まどかは見つかったかい?」

詢子「駄目だちっとも見つからねえ、さやかちゃんのとこ行ったのかと思ったら
さやかちゃんもいないって言うし何処行ったんだか…」

そこに背後から使い魔たちが忍び寄り鹿目一家を襲おうとした。

669: 1 2013/07/18(木) 23:12:23.81 ID:m9meRxCw0
使い魔「キシャァァァ!」

サラ「ショウ!そっちに行ったわよ!」

ショウ「OKサラ!オラァ!」

ドカッ バキッ

ショウ「よっしゃ!こっちは片付いたぜ!」

サラ「ショウ、シグが表に魔女がわんさか集まってるから来てくれって!」

670: 1 2013/07/18(木) 23:12:51.50 ID:m9meRxCw0
ショウ「わかった、今行くぜシグ!」

ショウとサラは鹿目一家に気付かれないまま使い魔を倒しその場を後にした。

知久「ねぇ、今後ろに何かいた?」

詢子「さあ?」

タツヤ「あーりーあーとー!」

671: 1 2013/07/18(木) 23:13:57.92 ID:m9meRxCw0
そして外では…

正木「おのれ!既に何体か建物に入ったか!?」

ショウ「うおりゃっ!」

ガッシャーン

建物のガラスを割り3人のプロテクトギアを着た若者が現れた。

しかしこの3人はヘルメットと胸部プロテクターの簡素なプロテクトギアで
今までのメタルヒーローとは少し異色であった。

672: 1 2013/07/18(木) 23:14:39.85 ID:m9meRxCw0
ショウ「ようみんな、中にいたヤツらは俺たちがみんな片づけたぜ!」

シグ「後はここにいる連中だけです。」

正木「キミたちもレスキューポリスなのか?」

サラ「いいえ、我々はブルースワット、エイリアン集団「スペースマフィア」を殲滅するために作られた組織です。」

ショウ「まぁもう無くなっちまったがな…」

シグ「今は生き残った我々が活動してるのですが…」

673: 1 2013/07/18(木) 23:15:32.90 ID:m9meRxCw0
さやか「ねぇさっきエイリアンって言ってたけどもしかしてQBも…」

サラ「えぇ、我々の殲滅対象よ。」

QB「ギクッ!じゃぁ僕はこの辺で失礼するよ…って!」

ショウ「バカ!誰が逃がすかこの詐欺師野郎!?」

シグ「あなたにはこのまま私たちと来てもらいますからね。」

674: 1 2013/07/18(木) 23:16:19.58 ID:m9meRxCw0
そして先ほど光を放った場所から3人の若者が現れた。

拓也「遅れてすまない、だが設置は完了した!これでなんとかなるはずだ!」

大作「だがそのためにはこの魔女どもを一度グリーフシードにしなきゃならねえ!」

舞「みんな力を貸してちょうだい!」

まどか「あの…もう驚きませんがあなたたちもメタルヒーローなんですか?」

675: 1 2013/07/18(木) 23:17:12.37 ID:m9meRxCw0
拓也「そうだ…未来から魔女を元に戻すために現れた、その名も…重甲!!」

大作「重甲!!」

舞「重甲!!」

3人の若者はインセクトアーマーに身を包み、そしてこう名乗った。

ブルービート「ブルービート!」

ジースタッグ「ジースタッグ!」

レッドル「レッドル!」

ビーファイター「「重甲ビーファイター!!」」

676: 1 2013/07/18(木) 23:17:49.77 ID:m9meRxCw0
正木「重甲ビーファイターだと…キミらも何者なんだ?」

ブルービート「俺たちは異次元軍団ジャマールを倒すために長老グルから力を与えられた
ビーファイターです!」

伊丹「おい芹沢…お前話についていけるか?」

芹沢「もう無理っすよ先輩…」

三浦「俺刑事退職したら田舎に引っ越そうかと思うんだが…」

芹沢「いいんじゃないっすか、こんだけヒーロー揃ってるんですから…」

677: 1 2013/07/18(木) 23:18:41.80 ID:m9meRxCw0
ソルブレイバー「ブルービート、彼女たちを助ける方法があると言ったな!本当か?」

ブルービート「はい、老師グルとその息子カブトの力を借りて魔法少女のグリーフシードを元に戻す装置を開発できました。」

ジースタッグ「だがそのためには一度魔女化した娘たちを倒さなきゃならねえ。」

ジャンパーソン「ソルブレイン、協力してくれるか?」

ソルブレイバー「勿論だ、彼女たちを闇から解き放てるならこの生命…惜しくは無い!」

ショウ「あんま気張るなよ、俺たちはとりあえずあの子たちを救えればいいんだからよ。」

正木「よーしっ!メタルヒーローたちよ!魔法少女たちを闇から救い出してくれ!!」

まどか「お願いします、あの子たちを…救って!」

メタルヒーロー「「了解!!」」

685: 1 2013/07/19(金) 01:55:08.29 ID:xpUb5p5g0
特救指令ソルブレインVS影ゲルトルート

ゲルトルートは触手を出し襲ってきた。

ガシッ

ソルドーザ「うぉぉぉぉ!私が抑えているうちに早く!」

ソルブレイバー「よしわかった、ボスワインダー高速炸裂弾!」

影ゲルトルート「ギャァァァ!?」

ソルジャンヌ「今ですブレイバー!」

ソルブレイバー「よし行くぞ!
竜馬先輩…今こそ使わせてもらいます!ギガストリーマーマキシマムモード!
プラズマ光波弾発射!!」

ドルルルルル

影ゲルトルート「ギシャァァァァァ!?」

プラズマ光波弾を喰らい影ゲルトルートは消滅した。

686: 1 2013/07/19(金) 01:55:51.84 ID:xpUb5p5g0
特捜エクシードラフトVS影シャルロッテ

キース「ヘヘッ可愛いヤツじゃないか、ほらほら♪」

まどか「そいつに近付いちゃ駄目!そいつの本性は凶悪なの!?」

まどかの忠告通りシャルロッテはいきなり本体を現し大口を開けてキースを食べようとした。

687: 1 2013/07/19(金) 01:56:19.69 ID:xpUb5p5g0
キース「うわぁぁぁ!?なんてな!ターボユニットW作動!」

ドシュゥゥゥゥゥゥ!

キースはターボユニットWを発動させすぐにその場を切り抜けた。

ブルース「キース、油断しすぎだ。」

シンクレッダー「俺が切り込む、援護してくれ!」


688: 1 2013/07/19(金) 01:56:45.75 ID:xpUb5p5g0
ブルース&キース「「了解、リボルバックG-3レーザーパルス!」」

ドゥッドゥッドゥッ!

影シャルロッテ「ウゲェェェェ!?」

シンクレッダー「行くぞ、エンブレード!レーザーメス!」

ズバッ

影シャルロッテ「ギャァァァァァァァ!?」

エンブレードにより影シャルロッテ消滅。

689: 1 2013/07/19(金) 01:57:19.94 ID:xpUb5p5g0
特捜ロボジャンパーソンVS影エリー

影エリー「シャァァァァ!」

影エリーはジャンパーソンのトラウマを呼び起こそうとした。

ジャンパーソン「ぐぅぅぅぅぅ!これはロボットにも有効なのか!?」

正木「彼らの思考は最早人間と同レベルだ、だからこそ効いてしまうのか!?」

690: 1 2013/07/19(金) 01:57:52.17 ID:xpUb5p5g0
??????「ガンボルバー!」

ドンッ! ドンッ! ドンッ!

だが謎の銃声がジャンパーソンのピンチを救った、そのピンチを救ったのは…

ガンギブソン「だらしねえぞ、ジャンパーソン!しっかりしろ!」

ジャンパーソン「すまない、ガンギブソン…だがもう大丈夫だ!
行くぞ、ニーキックミサイル!デュアルレーザー!」

ドオーン ドカーン

さやか「うわぁ…容赦ないわ…」

まどか「確かにちょっとやり過ぎ…かな?」

691: 1 2013/07/19(金) 01:58:21.33 ID:xpUb5p5g0
ジャンパーソン「止めだ!ブレイクナックル!!」

ド ド ド ド ド ド

影エリー「グギャァァァァ!?」

ブレイクナックルにより影エリー消滅。

ジャンパーソン「ありがとうガンギブソン、助かったよ!」

ガンギブソン「ふん、俺はもう女が不幸になるとこは見たくないだけだ…」

692: 1 2013/07/19(金) 01:58:51.40 ID:xpUb5p5g0
ブルースワットVS影アルベティーネ

ショウ「でけぇガキだなおーい!」

影アルベティーネ「ビェェェェェェ!!」

サラ「なんて泣き声よ!?」

ショウ「クソガキ!悪いがお前を元に戻すためにもちょっと痛い目に合ってもらうぜ!」


693: 1 2013/07/19(金) 01:59:21.53 ID:xpUb5p5g0
影アルベティーネ「ウギャァァァァァァン!!」

シグ「これは堪らない…こうなれば一気に勝負を決めましょう!」

ショウ「ディクテイター!一斉発射!!」

ドン ドン ドン ドン ドン ドン

影アルベティーネ「ウギャァァァン…ウギャ…」

影アルベティーネ消滅、それと同時に泣き声も止んだ。

ショウ「今度はもっと大人しく泣きな。」

694: 1 2013/07/19(金) 02:00:01.25 ID:xpUb5p5g0
重甲ビーファイターVS影ギーゼラ

ドルルルルルン

ギーゼラはバイク形態になりビーファイターたちに襲い掛かってきた。

ガシッ

ジースタッグ「捕まえたぜ、バイク魔女ちゃん!行くぜうぉぉぉぉ!!」

ドガーン

ジースタッグはそのパワーでギーゼラの突進を受け止めそのまま押し倒した。

695: 1 2013/07/19(金) 02:00:34.45 ID:xpUb5p5g0
ブルービート「このまま一気に勝負を決めるぞ、レッドル!」

レッドル「わかったわ、インプットマグナム冷凍モード!」

シュゥゥゥゥゥ

影ギーゼラ「グルゥゥゥゥ!?」

レッドルの攻撃によりギーゼラは足元を凍らされ身動きが取れなくなってしまった。

ブルビート「よし今だ!スティンガーブレード、ビートルブレイク!!」

ドバァ!

影ギーゼラ「ドロォォォォォォ!?」

影ギーゼラ消滅、残る影魔女はあと2体となった。

696: 1 2013/07/19(金) 02:01:38.55 ID:xpUb5p5g0
ショウ「よっしゃ、あと2体行くぜ!」

シンクレッダー「待っていろ、キミたちも今助けてやるからな。」

だがそんな時だった…

ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオン!

ブルース「この大爆発は何だ!?」

ソルブレイバー「あの方角はワルプルギスの夜がいる場所だ!」

697: 1 2013/07/19(金) 02:03:30.73 ID:xpUb5p5g0
正木「まさか竜馬たちの身に何かが…こうなれば…致し方ないか…」

この危機を察知した本部長はすぐにある指示を出した。

正木「諸君、救援に来てくれて申し訳ないが今すぐに全員ワルプルギスの夜の掃討に当ってくれ!」

ショウ「わかってらぁ!そのためにも残りの魔女たちを倒してから…」

正木「いや…今すぐだ、残りの魔女たちは我々でなんとかする!」

シンクレッダー「本部長…お言葉ですが魔女は普通の人間では倒せません。」

ブルース「そうです、我々のような特殊装備を持った者たちでないと…」

698: 1 2013/07/19(金) 02:04:12.53 ID:xpUb5p5g0
伊丹「おいおいおいおいおい!さっきから黙って聞いてりゃ好き放題言いやがって!?
何が特殊装備だバカヤロー!こちとら身体張って刑事やってんだ!
こんな魔女だか魔女っ娘なんざ俺らだけでやれらぁ!
てめぇらはとっととあっちの大物倒しに行きやがれ!!」

芹沢「そうそう、俺らだってやるときはやるんだから!」

三浦「アンタらあの化け物になっちまったお嬢ちゃんたち救いに来たんだろ、
ならお互い自分の出来る事しようや!」

シンクレッダー「みなさん…行こうみんな!ワルプルギスの夜を倒すんだ!」

メタルヒーローたちがワルプルギスの夜を倒しに向かおうとした時、まどかもある決断をした。

699: 1 2013/07/19(金) 02:06:05.98 ID:xpUb5p5g0
まどか「ほむらちゃん…お願いします本部長さん!
私をほむらちゃんのところへ連れて行ってください!!」

さやか「ちょっとまどか…アンタこの状況で何を勝手な事を…」

まどか「勝手な事だとわかってます…けど私の友達が私たちのために戦っているんです!
一緒に戦う事は出来なくてもせめて戦っているところを最後まで見届けたいんです!!」

さやか「まどか…わかったよ、私からもお願いします!マミさんは優しい先輩だし転校生は…
正直最初すごい怪しいヤツだったけど…本当は私たちの事心配してくれてた良いヤツだし…
とにかく私たちも何か力になってあげたいんです!!」

ゆま「ゆまも…杏子がいなくなったら…杏子はたった一人の家族なの…
杏子を守ってあげたい…だからゆまも行かせて!!」

700: 1 2013/07/19(金) 02:06:37.97 ID:xpUb5p5g0
正木「よーしキミたちの願いは聞き届けた!
ブレイバー、キミにこの子たちを託すぞ!絶対に守ってやってくれ!!」

ソルブレイバー「了解、キミたち絶対に俺たちの言う事を聞いてくれよ。」

まどか&さやか&ゆま「「ハイ!!」」

そしてメタルヒーローたちはそれぞれの車輌でワルプルギスの夜の居場所まで目指した。

701: 1 2013/07/19(金) 02:07:12.06 ID:xpUb5p5g0
伊丹「まったく本部長、よかったんですか?子供たちまで行かせてしまって…」

正木「大丈夫だ、彼らのような頼もしい戦士に囲まれている方が返って安全だろう。」

芹沢「残り2体の魔女でしたっけ、こいつらどうやって戦いましょうか?」

三浦「なんとか市民の安全だけでも確保したいんだが…」

既に死ぬ覚悟さえ決めた伊丹たち…であったがその場に突如車のクラクションが鳴り響いた。

703: 1 2013/07/19(金) 02:07:41.95 ID:xpUb5p5g0
プップー!

そこに警察車両のバンが一台到着した

芹沢「あれ組対5課の車っすよ!?」

三浦「それじゃまさかあれに乗ってるのは…」

角田「おぉーいお前らまだ生きてるかー!…ってなんじゃこの化け物は!?」

伊丹「角田課長こそ見滝原市まで来て何してんですか!?」

芹沢「そうっすよ、ここは危ないんですから早く逃げなくちゃ!」

 

705: 1 2013/07/19(金) 02:11:22.69 ID:xpUb5p5g0
角田「バカヤロー!刑事が民間人置いて逃げられるかってんだ!?
と…その前に警部殿に言われて届けに来た物があるんだけどよ…」

米沢「おや、伊丹さん、それに皆さんお集まりでなによりです。」

伊丹「鑑識の米沢!お前まで来てるのかよ!?」

正木「それでキミたちは一体何を届けに来たんだ?」

角田「あぁ、これはこれは正木本部長殿…現場までお越しくださってご苦労様です。」

米沢「えぇ…先ほど杉下警部殿の依頼で大急ぎでこれを持ってきたんですよ、
あぁ大木さん小松さん…重いですから注意してください。」

706: 1 2013/07/19(金) 02:13:03.04 ID:xpUb5p5g0
そう言って大木と小松は車からあるモノを出した、それは…

芹沢「えぇ!…確かこれって…!?」

正木「ほう、なるほどこれは…よし私が装着しよう!みんな手伝ってくれ。」

三浦「いや…ですが本部長、大丈夫なんですか!?」

正木「早くしたまえ、時間がないんだ!」

角田「わかりました、おい大木に小松、お前らこれ付けるの手伝って差し上げろ!」

大木&小松「うぃーっす!」

707: 1 2013/07/19(金) 02:13:52.59 ID:xpUb5p5g0
ガシャン ガシャン ガシャン

正木「よしそれでは行こうかな。」

角田「あまりご無理はなさらないでくださいね…」

正木「なぁに、昔取った杵柄ってヤツだ。さて名乗らせてもらおうか!」

影パトリシア「キャハハハハ!」

影ロベルタ「アハハハハ!」

G3「変身!仮面ライダージースリャァァァァ!!!!」

全員「「カッコいい…けど何か違う…」」


708: 1 2013/07/19(金) 02:15:21.95 ID:xpUb5p5g0
伊丹「何だろうな、何か違う気がするんだが…」

芹沢「まぁそれは言わないお約束で…」

米沢「本当はG3-Xの方を持ち出したかったのですが…あちらは今でもバリバリの現役
で使われてるので持ち出しづらくて…
しょうがないのでこちら旧式の方を持ち出した次第なのですが…」

G3「構わん、こっちでもやってみせる!」

709: 1 2013/07/19(金) 02:16:17.62 ID:xpUb5p5g0
米沢「しかしG3とG3-Xだと月とスッポン、例えるならG3-Xが杉下警部、
G3を例えて言うなら陣川警部補くらいの粗忽さの持ち主といったところでしょうか。」

G3「大丈夫だ、スペックの差くらいなんとかしてみせる!」

角田「あの…武器置いていってるんですけど大丈夫ですか!?」

G3「心配ない、それに私は武器は好かんのでな!」

伊丹「おいおい本部長マジで丸腰のまま戦う気だぞ…」

米沢「さすがの本部長でもこればかりは無理でしょうな…
G3はジャンプ力10m、パンチ力:約1t、キック力:約3tといった微妙な性能ですからねぇ…」

芹沢「つまり勝ち目は薄いと…」

米沢「そういう事ですな。」

710: 1 2013/07/19(金) 02:17:32.89 ID:xpUb5p5g0
だがその予想は大きく覆されてしまった…

影パトリシア「キャハハハハ!」

G3「そいや!G3ジャンプ!」

三浦「おい…今60mくらいジャンプしたぞ!?」
影パトリシア「ウフフフフ!」

影パトリシアはスカートから椅子や机、それに自身の使い魔を呼び出した。

711: 1 2013/07/19(金) 02:17:59.05 ID:xpUb5p5g0
伊丹「おいおい…こっちに向かって来てんぞ!?」

G3「そうはさせん、G 3電熱チョップ!」

シュバッ

ドドドドドド!

G3の電熱チョップが放たれ影パトリシアの机や椅子、そして使い魔が瞬く間に全滅したのだ。

712: 1 2013/07/19(金) 02:18:36.68 ID:xpUb5p5g0
G3「行くぞ、トォッ!」

影パトリシア「キャァッ!?」

G3はパトリシアを持ち上げ空高くジャンプした。

G3「G3ダブル反転キック!!」

G3は円を描くように反転して影パトリシアに反転キックを決め込んだ!

影パトリシア「ギャァァァァァァ!?」

ドカーン

影パトリシア消滅。

713: 1 2013/07/19(金) 02:19:17.94 ID:xpUb5p5g0
G3「次はお前だ、喰らえV3きりもみキック!」

ドガッ

ガラガラガッシャーン

だがキックで破壊したのは周りの檻だけであった、
檻から出た本体の影魔女ロベルタはそのまま入口に入ろうとしていた。

714: 1 2013/07/19(金) 02:19:51.69 ID:xpUb5p5g0
そしてこの時タイミング悪く鹿目一家が外に出ようとしていたのだ。

詢子「たく…まどかのヤツ、まさか外に出たわけじゃねえだろうな?」

知久「あぁ、外に警察の人がいるはずだから探して貰うよう頼んでみようか。」

詢子「まろかー!まろかー!まっれってー!」

知久「こらこらタツヤ、そんなに走らないの!外はまだ台風なんだからな。」

だがここで詢子がある事に気が付いた。

715: 1 2013/07/19(金) 02:20:20.51 ID:xpUb5p5g0
詢子「なぁ…ちょっと待ってくれ、入口になんか変なのが見えないか?」

知久「アレは人間の下半身!?」

そしてそれが悪意ある者とは知らずタツヤは近づこうとしてしまった。

タツヤ「あーたーだーれー?」

知久「駄目だタツヤ!近づくな!?」

詢子「あぶねえ!?」

二人はタツヤを身を挺して庇おうとした、だが影魔女ロベルタは容赦なく襲い掛かろうとした。

716: 1 2013/07/19(金) 02:20:50.21 ID:xpUb5p5g0
ガッ!

詢子「あれ?」

知久「襲ってこない?」

タツヤ「うーあー?」

717: 1 2013/07/19(金) 02:22:23.18 ID:xpUb5p5g0
…が彼らが危害を加えられる事はなかった、寸前で伊丹たちに取り押さえられていたのだ。

伊丹「舐めんじゃねえぞ、この魔女が!?」

芹沢「俺たちだってやる時はやるんだよ!」

三浦「大人しくしてりゃお嬢ちゃんだって元に戻せるんだからな!
頼むから大人しくしてくれ!」

米沢「私は本来こういった肉体労働は苦手なのですが…」

角田「組対5課舐めんなっての、こちとらヤクザや暴力団とガチでやりあってんだからな!」

大木「そこにいる家族には手出させねえぞ!?」

小松「このまま引きずり出しましょうぜ!!」

全員「「せーのぉ!!!!」」

ドシーン!

伊丹たちの活躍により影魔女ロベルタによる入口への侵入は防がれた。

718: 1 2013/07/19(金) 02:22:51.16 ID:xpUb5p5g0
伊丹「何が魔女だ、全然大したことねえなぁ!ゼェゼェ…」

芹沢「先輩思いっきり息切れしてるじゃないですか、もう歳っすか?」

だが怒ったロベルタは周辺にいた使い魔を集結させ総攻撃を仕掛けようとしていた。

米沢「あぁ…ありゃ怒り狂ってますな…」

角田「見りゃわかるよ、やばくなったら仲間集めて身固めるなんてヤクザやチンピラ
と一緒だな…」

719: 1 2013/07/19(金) 02:23:23.58 ID:xpUb5p5g0
G3「全員建物に避難しろ、後は私がやる!」

三浦「お言葉ですが本部長、この数をあなた一人では…」

影魔女ロベルタ「キシャァッ!!」

G3「ぐはぁっ!」

この時G3のヘルメットが破損し割れてしまった。

G3「行け!私が倒れたらキミたちがこの中の人たちを守らねばならんのだぞ!?」

角田「わかりました、本部長もどうかご無事で…」

720: 1 2013/07/19(金) 02:23:58.21 ID:xpUb5p5g0
全員本部長の指示に従い避難所に入った、残ったのはG3と影魔女ロベルタ、それに
集った使い魔たちだけだった。

G3「フフフ、してやったりのつもりだろうが実は逆だ。
見せてやろうこれがG3最大の必殺技、逆ダブルタイフーン!!!!」

ド ド ド ド ド ド ド ド ド

G3の周りに巨大な竜巻が発生しその場にいた影魔女ロベルタ。そして使い魔たちを全て掃討した。

そんな攻撃の最中衝撃に耐えられなくなったG3のヘルメットが取れてしまった。

721: 1 2013/07/19(金) 02:24:29.04 ID:xpUb5p5g0
伊丹「おいG3のヘルメット取れちまっ…」

芹沢「あれ…あの顔は…」

三浦「なんてこったい。」

角田「マジかよ…」

米沢「やはり噂は本当でしたか…」

そう彼らは見てしまった、本来なら本部長の顔が出てるはずなのにそこにあったのは
赤い仮面に緑の目が映っていたのだから…

722: 1 2013/07/19(金) 02:25:23.98 ID:xpUb5p5g0
知久「ねぇ…詢子さん…あれって…」

詢子「確かVス…」

伊丹「あっと、あなた方が今日ここで見た事は忘れてください!いいですね!」

角田「あなた方を助けてくれたのはG3であってVなんとかじゃない、OK?」

知久&詢子「「は…ハイ…」」

芹沢「何でこの人たち戒口令出してんだろ?」

三浦「芹沢、今後も警察官続けたければ今見た事は全部忘れろ…」

723: 1 2013/07/19(金) 02:25:54.77 ID:xpUb5p5g0
そして逆ダブルタイフーンの威力が止み残ったのは魔女ロベルタのグルーフシードのみであった。

正木「こっちは全部終わった、後は頼んだぞメタルヒーローたち!」

タツヤ「ぶいすりゃー!ぶいすりゃー!」

733: 1 2013/07/20(土) 14:13:44.99 ID:Q+3uu4hB0
見滝原市、ワルプルギスの夜周囲―――

避難所を死守していたまどかたちやソルブレインが、未来から来たメタルヒーローたちと合流していた頃、
ウインスペクターたちもワルプルギスの夜に攻め入ろうとしていた。

ファイヤー「みんな準備はいいな!」

ジバン「こちらジバン、大丈夫だ。」

ウォルター「こちらウォルター、問題ありません。」

バイクル「バイクルだがね、まかせてちょ!」

ユージ「こちらセクシー大下、いつでもOKよん♪」

タカ「こちら鷹山、いつでもよろしくベイビー!」

大河内「それでは矢沢キャプテン、全車発進させてください。」

矢沢「了解、ハッチ解放、全車発進!」

各自車輌に乗り込み準備は完了した、そしてSS-Ⅰから一斉に飛び出していった。

734: 1 2013/07/20(土) 14:14:46.45 ID:Q+3uu4hB0
ワルプルギスの夜に乗り込むメンバーは…

ファイヤースコード
ファイヤー、ほむら、右京、カイトが搭乗

ウインチェイサー
バイクルが搭乗

ウォルター

スパイラス
ジバン、マミが搭乗

レゾン
ユージ、杏子、織莉子、キリカが搭乗

バイカン
タカが搭乗

以上のメンバーがワルプルギスの夜に乗り込んだ。

735: 1 2013/07/20(土) 14:15:51.25 ID:Q+3uu4hB0
ファイヤースコード内―――

ファイヤー「ついにここまで来たか。」

ほむら「私も今までこんなにヤツに近付けた事はなかった、
今度こそワルプルギスの夜を倒す!」

右京「ほむらさん焦ってはいけませんよ、我々はまだ乗り込んだだけです、
ここからが肝心なのですから。」

カイト「ところで何で俺たちまで来てるんですか?
正直俺ら邪魔なんじゃ…」

ファイヤー「いや、杉下さんの頭脳はいざという時の切り札になる!
こんなに頼りになる援軍を準備してくれたのも彼のおかげだしな。」

右京「いえいえ僕の力なんて大した事ありません。
これだけの力が結集出来たのはみなさんの協力があったればこそです。」

カイト(あれ?俺だけ何気にディスられてる…)

736: 1 2013/07/20(土) 14:18:12.90 ID:Q+3uu4hB0
スパイラス内―――

ジバン「マミちゃん狭くてゴメンよ、キミもレゾンの方に乗り込めばよかったのに。」

マミ「いいんです、直人さんのおかげで私は今ここにいられるんですから!
最後まで離れませんからね!」

ジバン「キミを見ていると妹を思い出すよ、ちょうどキミのように太まし…いやなんでもない…」

マミ「何か言いましたか?」


737: 1 2013/07/20(土) 14:20:19.31 ID:Q+3uu4hB0
レゾン内―――

ユージ「スゲぇ車だな、こんなの公道で乗り回したらすぐに白バイのお世話になっちゃうよ!?」

杏子「何でお前らと一緒に乗らなきゃいけねえんだよ…」

キリカ「それはこっちの台詞だ、佐倉こそ今すぐ降りろよ。
私と織莉子の二人きりでドライブを楽しむんだからさ♡」

織莉子「キリカ…気持ちは嬉しいけど今は時と場所を考えましょうね…」

ユージ(やべえな…この子たち何か知らんがギスギスしてるよ!
あの年頃の女の子たちとどう喋ればいいんだろ?
何か冗談でも言って緊張解せばナイスガイ大下さんのポイントアップ狙えるのに…)

738: 1 2013/07/20(土) 14:20:54.84 ID:Q+3uu4hB0
ユージ「ゴホン!あーキミたち、学校は楽しいかい?」
(やっべぇよ!何言ってんの俺!?この子たちの親父か!?)

キリカ「不登校だけど…」

織莉子「お父様が亡くなって以来、学校のみなさんが冷たくなって…」

杏子「私は戸籍上死亡扱いだから学校行ってねーよ?」

ユージ「更に雰囲気が気まずくなった!!??」

739: 1 2013/07/20(土) 14:24:21.08 ID:Q+3uu4hB0
そしてタカ、バイクル、ウォルター

タカ「ユージのヤツ馬鹿だね、あの中坊のガキども連れて乗り込んじゃって…
こういう時はバイクで行くのが通でしょうに!」

バイクル「おぉタカさん、バイカンに乗ってるちょか。
乗り心地はどうだがね?」

タカ「最高だね、中坊のガキがいないってだけで気楽でいいわ♪
それにこのバイクがあれば、一日で日本の暴走族全滅させるのも夢じゃないぜ!」

ウォルター「あの…タカさん、ところでヘルメットは…」

タカ「固い事言わないの、どうせここ公道じゃないし!」

ウォルター(警察官がノーヘルで大丈夫なのか?)

740: 1 2013/07/20(土) 14:25:15.84 ID:Q+3uu4hB0
一方こちらSS-Ⅰ内部

矢沢「各部チェック急げ、またいつこの化け物が襲ってくるのかわからんのだぞ!?」

オペレーターA「了解、各部異常無し!」

オペレーターB「前方の化け物も今のところ目立った動きはありません。」

大河内「よし、今のところは順調だな。」

神戸「我々はお留守番なわけですか…」

大河内「何だ神戸、付いていきたかったのか?」


741: 1 2013/07/20(土) 14:25:46.55 ID:Q+3uu4hB0
神戸「いえいえまさか…僕らが行っても足手纏いでしょうしそれに
今の杉下さんにはもう新しい相棒がいますからね。」

大河内「ふん、感傷に浸る暇があったら甲斐次長への言い訳のひとつでも考えておけ。」

神戸「そんなに暇じゃありませんよ、この化け物の動向を調べて杉下さんたちに連絡しなければいけませんので…」

大河内「ならば私も手伝おう。」

745: 1 2013/07/21(日) 16:49:59.58 ID:KL58hodk0
そして各車輌はワルプルギスの夜の中心部まで辿り着いた。

ほむら「ワルプルギスの夜…何度も戦っているのに、こんなに近くで顔を合わせるのは初めてね。」

杏子「こうやって近づいてみるとこいつがすっげでけえのがよくわかるぜ!」

746: 1 2013/07/21(日) 16:50:27.10 ID:KL58hodk0
右京「…」

カイト「杉下さんどうかしたんすか?」

右京「妙だと思いませんか?僕たちはここに来るまでこれといった妨害を受けていません。
先ほどSS-Ⅰで突撃した際はあれほどの攻撃を受けたのにですよ?」

カイト「そりゃさっきのSS-Ⅰの攻撃を受けて怯んでいるんじゃないんですかね?」

右京「僕にはとてもそんな風には思えませんが…」

747: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/21(日) 16:51:48.12 ID:KL58hodk0
杏子「まぁ…うだうだ考えてても始まらねえよ。」

タカ「ヤツがおかしな動きを見せる前に倒しちまえば問題ないっすよ。」

ユージ「そういう事!」

織莉子「こういうのを単細胞っていうのね…」

748: 1 2013/07/21(日) 16:53:14.81 ID:KL58hodk0
マミ「まずは私から行くわね、ティロ・ボレー!」

マミが先陣を切り攻撃をし始めた、それに続々と続いた。

タカ「俺らも行くぜ!」

ユージ「よっしゃ!」

ジバン「マクシミリアンガン!」

ファイヤー、バイクル、ウォルター「「デイトリックM-2レーザーパルスガン!」」

ダンダンダンダンダンダン!


749: 1 2013/07/21(日) 16:53:53.55 ID:KL58hodk0
ワルプルギスの夜に銃弾の嵐をお見舞いしてやった、だがそれでも無反応であった。

ほむら「こんな近距離での攻撃でもびくとしないの!?」

キリカ「銃が駄目なら斬撃だ!」

杏子「私らの出番か!」

バイクル「ワシもやるでね、バイスピア!」

ドスッ! 

ズバッ!

750: 1 2013/07/21(日) 16:54:22.15 ID:KL58hodk0
ジバン「駄目だ…傷一つ付かないぞ…」

ほむら「これほどまで頑丈なんてありえないわ!?」

全員がワルプルギスの夜の鉄壁さに驚愕している時カイトはある事に気が付いた。


751: 1 2013/07/21(日) 16:54:58.39 ID:KL58hodk0
カイト「あの杉下さん…こんな時にアレなんですけどちょっといいですか。」

右京「本当にこんな時にですけど、どうしましたか?」

カイト「俺の気のせいだと思うんですけど…下の建物の瓦礫が減ってませんか?」

右京はカイトの言葉が気になり周りを見渡してみると確かにワルプルギスの夜の出現後、
その猛威により見滝原市の街の建物はほとんどが瓦礫となり、辺りはその瓦礫が散乱してたはずなのに確かに瓦礫の量が減っていた。

752: 1 2013/07/21(日) 16:55:50.12 ID:KL58hodk0
右京「確かに!これは奇妙な事態です、神戸くん!大河内さん!至急調べてほしい事があります!?」

右京はSS-Ⅰの神戸と大河内にこの事を調べてもらいある事がわかった。

大河内「信じられん…どういう事だ?周囲の瓦礫が浮かんでいるだと!?」

神戸「確かに驚くべき事ですが、しかしこの分だとそれは大した脅威ではないかと…
建物はその魔女の周辺に浮いているだけで特に恐れる必要はありませんね。
あれ…けどこの建物ほとんどが魔女の上に浮かんでいるな…」

右京「上?…しまった、僕とした事が!?」

カイト「どうしたんですか杉下さん?」

753: 1 2013/07/21(日) 16:56:19.85 ID:KL58hodk0
右京はワルプルギスの夜に攻撃中だったメンバーに急いで大声で語りかけた。

右京「みなさん、これは罠です!?」

ほむら「罠?」

キリカ「何言ってんだよ、こいつを只今絶賛フルボッコ中だよ!」

織莉子「キリカ…少し黙ってなさい。」

ファイヤー「杉下さん、罠とは一体?」

754: 1 2013/07/21(日) 16:57:20.21 ID:KL58hodk0
右京「周囲を見渡してください、この浮いている瓦礫…奇妙だと思いませんか?」

マミ「それはワルプルギスの夜が魔法で浮かしているだけじゃ…」

杏子「こんなの魔女の結界でもよくあるし別に珍しい事じゃないよな。」

右京「ですがこの瓦礫…ちょうど僕らに向かって傾いていませんか?」

右京の言葉に全員が周囲を見渡した、
確かに瓦礫はよく見ると侵入者である全員に方向を向いていたのだ。

ほむら「だからどうしたの…ちょっと待って、これってまさか!?」

右京「どうやら察しがついたようですね、そう…この瓦礫は僕らを目掛けて降り注いでくるんですよ!?」

755: 1 2013/07/21(日) 16:58:11.00 ID:KL58hodk0
右京は全員に警告を発した、だが一歩遅かった。
ワルプルギスの夜が仕掛けてきたのだから…

ワルプルギスの夜「「ウフフフフ……アハハハハハ!」」




ドゴンッ!ドゴンッ!ドゴンッ!ドゴンッ!ドゴンッ!




ワルプルギスの夜は大量のビル等の瓦礫を、ウインスペクターや魔法少女たちに向かって当ててきた。

756: 1 2013/07/21(日) 16:58:45.17 ID:KL58hodk0
この光景をSS-Ⅰにいた神戸と大河内もモニターで見ていた。

大河内「いかん!これでは彼らが危ない!?」

神戸「なんとかこちらから杉下さんたちを助ける事は可能ですか!?」

矢沢「駄目です、現在SS-Ⅰはあのデカブツに位置を固定しているため身動き不能!?
おまけにこちらにも破片が降り注いで…グァッ!!」

そう、破片はSS-Ⅰにも降り注いでいた、SS-Ⅰにいた神戸と大河内はその場をただ見てる事しか出来なかった…

757: 1 2013/07/21(日) 17:00:11.82 ID:KL58hodk0
大河内「何という事だ…民間人の子供ですら戦っているというのに我々警察官僚がこの様だと…」

神戸「杉下さん死なないでくださいよ!
僕はまだあの時の事をあなたに謝っていないんですからね!?」






ドオオオオオオオオオ






瓦礫の雨が止み彼らが先ほどまでいた場所を見ると最早そこには誰もいなかった…

758: 1 2013/07/21(日) 17:01:02.50 ID:KL58hodk0
大河内「何という事だ…こんな事があっていいのか!?」

神戸「杉下さん…僕は…」

759: 1 2013/07/21(日) 17:01:31.51 ID:KL58hodk0
誰もが突入した彼らが死んだと思った、だがその時ワルプルギスの夜が急に苦しみだした。

ワルプルギスの夜「「ウ…ウフッ!?ウ…キャァァァ!?」」

大河内「どういう事だ、今まで笑ってばかりいたのに急に苦しみだしたぞ?」

神戸「もしかして…」

760: 1 2013/07/21(日) 17:02:14.70 ID:KL58hodk0
神戸はこの時ある予感をしていた、その予感とは…

761: 1 2013/07/21(日) 17:03:06.64 ID:KL58hodk0
遡る事数分前―――
ワルプルギスの夜の罠により全員に瓦礫の山が振り落とされそうになる直前…

ワルプルギスの夜「「ウフフフフ……アハハハハハ!」」

ユージ「今更罠とか言われてもこれじゃ逃げる事も出来ねーよ!?」

ジバン「こうなれば車の中に隠れて…」

762: 1 2013/07/21(日) 17:03:44.92 ID:KL58hodk0
ほむら「全員今すぐ私に触って!早く!!」

タカ「ほむらちゃん…男を誘うのはもっと大人になってから、それと胸も…
うん…成長してからの方がいいね。」

ほむら「死ね!!」

ジバン「そうか…その手があったか、みんなほむらちゃんの言う通りにするんだ!」

そして全員がほむらに触れた。

763: 1 2013/07/21(日) 17:05:06.17 ID:KL58hodk0
キリカ「暁美の    小さい。」ムニッ

織莉子「あら本当…」 

マミ「暁美さんたら…もっとちゃんと栄養価のある食べ物取らなきゃ駄目よ。」

右京「確かに、成長期に栄養を疎かにすれば将来色々と身体に影響が出ますからね。」

ウォルター「やめるんだみんな!人にはそれぞれ個性がある!
ほむらちゃんの小さい    が好きな人だって世の中には…」

ほむら「いい加減黙らないと…」

チャキッ

カイト(やべえよこの子…人を殺す目してるよ!?)
「ほらみなさん全員ほむらちゃんの言う通りにしましょう…無駄口は閉じて!」

764: 1 2013/07/21(日) 17:06:06.52 ID:KL58hodk0
ほむら「全員捕まったわね、時間停止!」

カチッ

この瞬間ワルプルギスの時が停止し、それと同時に彼らに落下する瓦礫も止まった。

バイクル「やったがね、これでもう瓦礫の雨は止まったわ!」

ほむら「いえ、私の時間停止はそんなに長くはもたない。
すぐにまた瓦礫が落下し始めるわ。」

マミ「今のうちに安全な場所に退避しましょう!」

キリカ「だけど結局あいつに傷ひとつ付けられてないよ…」

765: 1 2013/07/21(日) 17:08:03.63 ID:KL58hodk0
カイト「ちくしょー!でっけえ口開けて大笑いしやがってよ!
その口にこの瓦礫飲み込ませて詰めてやろうか!?」

カイトは止まった時の中でワルプルギスの夜に対しあらん限りの暴言を吐いた。
しかしそれが右京の耳に止まりある閃きを思いついた。



右京「口?飲み込ませる?カイトくんそれです!?」



カイト「な…何がですか?」

766: 1 2013/07/21(日) 17:08:55.16 ID:KL58hodk0
右京「先ほど僕は外が駄目なら内からと言いました。
しかし現状は先ほどと大して変わらず仕舞い、ならば最後の手段!
この時間停止中を利用してワルプルギスの夜の体内に侵入しましょう!!」

全員「「なんだってー!?」」

ほむら「そんな魔女の体内に侵入だなんて…」

マミ「私はこの中で一番魔女との戦いにベテランだけど、そんなのやった事も無いわ…」

織莉子「第一私たち魔法少女でさえ魔女の体内がどうなっているかはわからないのですよ?」

767: 1 2013/07/21(日) 17:09:59.48 ID:KL58hodk0
ファイヤー「だが既に今出来る攻撃手段は全て試し…そして失敗してしまった。
それなら駄目で元々、杉下さんの策に賭けるべきだと俺は思う!」

カイト「けどこれ…失敗したら本当に死んじまいますよね…」

ユージ「いいんじゃねえの、それでさ!」

タカ「だな、このまま一発も傷もつけられないまま終わるよりはマシだ。」

バイクル「ワシらだってやってやるがね!」

ウォルター「私とバイクルはロボットですから最悪電子頭脳さえ無事なら修理可能です!」

ジバン「俺たちは既に命を懸ける覚悟は出来てる、が…この子たちは…」

ジバンがそう言うと刑事たちは魔法少女たちに視線を送った。
年端もいかないこの子たちをこんな死亡率の高い作戦に付き合わせる事は出来ないと、誰もがそう思った…

768: 1 2013/07/21(日) 17:10:26.68 ID:KL58hodk0
ほむら「見くびってもらっては困るわ、元々あなたたちを巻き込んだのはこの私よ。
決着は自分の手で付ける!」

マミ「見滝原を今まで魔女から守ってきたのはこの私なんですからね、
私にだってこの魔女を倒す責任があります!」

杏子「正直前の私だったらここでトンずらこいて逃げてたろうな。
だけどな…今は守りたいヤツらがいる!いいぜ、付き合ってやるよ!」

織莉子「逃げたところでワルプルギスの夜がいる限り世界の破滅は免れない、
ならば私もあなたたちに賭けます!」

キリカ「織莉子がそう言ってるんだ、私が付き合わなくてどうすんだよ?」

769: 1 2013/07/21(日) 17:11:25.60 ID:KL58hodk0
全員の意見は一致した、全員でワルプルギスの夜の体内へ突入を開始した。

カイト「そんであいつの体内へ入るのにどうすればいいんですか?」

ウォルター「それなら私たちに…」

ジバン「任せろ!」

ウォルター「ディスライダーパワー全開!」

ジバン「ダイダロス、出力最大!」

ゴオオオオオオ

ファイヤー「今だ突入しろ!」

ゴクンッ!

ワルプルギスの夜はウインスペクターたちを全員飲み込んでしまい、
同時にほむらの時間停止も解除した。

771: 1 2013/07/21(日) 17:12:23.56 ID:KL58hodk0
ワルプルギスの夜体内―――

ファイヤー「ここが魔女の体内か…」

ほむら「見たところ何もないわね…」

杏子「ていうかこれ空洞じゃねーか!?」

織莉子「元々魔女は私たち魔法少女のソルジェムが濁り堕ちた、
謂わば魂の成れの果て…生物的な要素なんて最初からありえないのね…」

772: 1 2013/07/21(日) 17:12:52.30 ID:KL58hodk0
ウォルター「しかし何やらドロドロした液体が流れていますね。」

バイクル「なんだか気持ち悪いがね…」

タカ「これは…色は違うがもしかして血じゃないか?」

右京「なるほど、例えその体が空洞だったとしても人間だった頃の記憶が
こうして反映してあたかも血液を疑似的に作っているわけですか。」

773: 1 2013/07/21(日) 17:13:36.02 ID:KL58hodk0
杏子「おいマミ、顔色悪いけどどうかしたか?」

マミ「さっき魔女の口に入る瞬間…妙に嫌な感じがしてね…
まるで以前にも魔女に食べられたようなそんな気が…」

ほむら(過去の時間軸の記憶は本来私以外受け継がれないはずなんだけど…)

キリカ「お喋りはそこまでにしよう、さっさとこいつを倒さなきゃね!」

774: 1 2013/07/21(日) 17:14:04.69 ID:KL58hodk0
ファイヤー「あぁ、行くぞ!マックスキャリバーレーザーソード!」

ジバン「ジバンハーケンクラッシュ!」

キリカ「ヴァンパイアファング!」

杏子「疾風迅雷!」

マミ「これで止めよ!黄金の美脚!」

ワルプルギスの夜「「ウグッ!?ウギャギャギャギャギャ!!?」」

775: 1 2013/07/21(日) 17:14:48.69 ID:KL58hodk0
右京「どうやら効果的中のようですね。」

ほむら「これだけやればもう充分ね、さぁ脱出するわよ!」

そしてほむらは再び時間停止させワルプルギスの夜の体内から脱出するよう言った。

タカ「おっと…こいつはお釣りだ、受取な!」

ポイッ

最後にタカがありったけの手榴弾をワルプルギスの夜の体内に放り投げ体内は火の海に包まれた。

776: 1 2013/07/21(日) 17:16:14.20 ID:KL58hodk0
一方外では…

矢沢「何でだか知りませんがあのデカブツ…突然爆発し始めています!?」

神戸「恐らく杉下さんたちが何かしてくれたんでしょう、まったくあの人は…」

大河内「矢沢キャプテン、彼らが出てきたらすぐに拾ってこちらも脱出してください。」

777: 1 2013/07/21(日) 17:16:43.74 ID:KL58hodk0
だがワルプルギスの夜は怒り狂いその矛先を目の前にいたSS-Ⅰに向けた。

ワルプルギスの夜「「ウフフ…アハハハハハハハハハ!!!!!」」

ワルプルギスの夜は巨大な火炎玉を放ちSS-Ⅰに直撃させようとした。



ドオオオオオオオオオオ




神戸「避けて!?」

矢沢「駄目です!先ほど落下してきた瓦礫のせいで動きが…」

大河内「なんたる事だ…」

778: 1 2013/07/21(日) 17:17:16.13 ID:KL58hodk0
もうダメかと思ったその時、2台の車がSS-Ⅰの危機を救った。

ブルース、キース「「ハイドランダー!」」

シンクレッダー「ハイドランドキャノン!」

ドシュゥゥゥゥゥ

突然現れたバリアス7、スクラムヘッドに乗ったエクシードラフトたちが
ワルプルギスの夜が放った火炎玉に放水を掛け威力を弱めた。

779: 1 2013/07/21(日) 17:17:43.76 ID:KL58hodk0
シンクレッダー「よし、これだけやれば…後は頼む!」

ジャンパーソン「任せろ、ジャンブレーダー!」

ブルービート「パルセイバー!」

スバッ!

続いてジャンパーソンとブルービートの斬撃により火炎玉は真っ二つに斬られ消滅した。

780: 1 2013/07/21(日) 17:18:15.62 ID:KL58hodk0
大河内「何だあの連中は?」

神戸「あの人たちもレスキューポリス?」

本部長によりワルプルギスの夜の掃討の指示を受けたメタルヒーローたちがようやく駆けつけてくれた。

781: 1 2013/07/21(日) 17:19:23.34 ID:KL58hodk0
ソルブレイバー「SS-Ⅰは無事のようだな。」

ブルービート「間に合ったようでよかった。」

まどか「ほむらちゃんは?ほむらちゃんたちは大丈夫なの!?」

さやか「まどか落ち着いて!」

ゆま「杏子は?杏子はどこ!?」

ショウ「心配すんな、どうやら出てきたみたいだぜ!」

ショウの言う通りワルプルギスの夜の口からウインスペクター、ジバン、あぶない刑事、
特命係、そして魔法少女たちが続々と出てきた。

782: 1 2013/07/21(日) 17:20:13.37 ID:KL58hodk0
ショウの言う通りワルプルギスの夜の口からウインスペクター、ジバン、あぶない刑事、
特命係、そして魔法少女たちが続々と出てきた。

マミ「鹿目さんと美樹さん!?避難所にいるはずじゃ?」

ほむら「まどか!あなたは…」

杏子「ゆままで…こんな危ないとこに来やがって!」

まどか「ゴメンほむらちゃん、けどほむらちゃんの事が心配で居ても立ってもいられなくて…
お願い、最後まで一緒に居させて!」

ほむら「わかったわ、けどQBとは何があっても…」

まどか「大丈夫だよ、QBには契約きっぱりと断ったから!」

783: 1 2013/07/21(日) 17:20:42.77 ID:KL58hodk0
ユージ「何か知らない人たちがいっぱい集まってきちゃったんだけど…」

タカ「俺意外と人見知りなんだよね。」

右京「どうやら上手くいったようですね。」

カイト「まさかこれって杉下さんの仕業ですか!?」

784: 1 2013/07/21(日) 17:22:35.18 ID:KL58hodk0
右京「えぇ、先ほどデミタスくんから救援要請を受けたのですが…
まぁこちらも救援に駆けつける人員がいませんからね。
それで考えたのです、もし今回の事件を無事解決出来たなら…
未来の僕なら過去の僕たちがこの危機に直面しるのを当然知っているわけですから
援軍を出してくれるのではないかと思ったまでですよ。」

カイト「なんかもう言ってる事が無茶苦茶なんですけど…
でもどうやってタイムスリップ出来たんですか?」

右京「以前学会で夏目博士という方がとても見事なタイムマシンの理論を提唱していたのを思い出し、
もし未来で彼がタイムマシンを作る事に成功していれば未来の戦士を過去に連れて来る事も可能だと…そう思ったのですよ!」

785: 1 2013/07/21(日) 17:23:20.59 ID:KL58hodk0
シンクレッダー「そう、俺たちは未来の杉下さんの依頼でここに来ている。
杉下警部、あなたの予想通り夏目博士はタイムマシンを作る事に成功しました。」

キース「でもそのタイムマシンでちょっと事件があったんですけどね。」

ブルース「その所為で3年近くも救援に来るのが遅れてしまいましたが…」

ショウ「しょげんなって、その代わりに俺たちが一緒に来たんだからよ!」

ブルービート「正直いきなりの事だったがなんとか間に合ってよかった。」

キリカ「ねぇ織莉子、この人たちが何言ってるのかわかる?」

織莉子「キリカ…今は救援が来たという事だけわかっていればそれで充分よ。」

786: 1 2013/07/21(日) 17:24:00.09 ID:KL58hodk0
ついに集結したメタルヒーローたち、集まった彼らは其々名乗りを上げていった。

ジバン「「機動刑事ジバン!」」

ウインスペクター「「特警ウインスペクター!」」

ソルブレイン「「特救指令ソルブレイン!」」

エクシードラフト「「特捜エクシードラフト!」」

ジャンパーソン「「特捜ロボジャンパーソン!」」

ブルースワット「「ブルースワット!」」

ビーファイター「「重甲ビーファイター!」」

総勢17人のメタルヒーローが今ここに集結した!!
 

789: 1 2013/07/21(日) 20:39:50.25 ID:KL58hodk0
ワルプルギスの夜「「ア…アハ…」」

右京「みなさん、魔女は先ほどの攻撃で相当弱っています!
倒すなら今です!」

右京の言う通りワルプルギスの夜はかなり弱っており、
また先ほどの攻撃でワルプルギスの夜の身体には亀裂が入っていた。
そして右京の言う通りに各メタルヒーローがそれぞれの最強攻撃を撃ちこむ。

790: 1 2013/07/21(日) 20:41:18.25 ID:KL58hodk0
ソルブレイン―――

ソルブレイバー「よし、ギガストリーマーマキシムモード!
ジャンヌ、ドーザー、キミたちにエネルギーも貸してくれ!
全員のエネルギーを合わせてヤツに撃ちこむぞ!!」

ジャンヌ、ドーザー「「了解!」」

ソルブレイバー「よし、エネルギー充電完了!プラズマ光波弾発射!!」

791: 1 2013/07/21(日) 20:41:44.47 ID:KL58hodk0
エクシードラフト―――

シンクレッダー「ヘビーサイクロン、エンブレード装填!サイクロンノヴァ!!」

キース、ブルース「「リボルバックG-3、ハイパーブラスターモード!」」

792: 1 2013/07/21(日) 20:42:21.58 ID:KL58hodk0
ジャンパーソン―――

ジャンパーソン「ジックキャノン!!」

ガンギブソン「スピンドルキャノン!!」

793: 1 2013/07/21(日) 20:43:08.15 ID:KL58hodk0
ブルースワット―――

ハイパーショウ「いくぜシルバニック・ギア装着、ドラムガンファイヤー!!」

サラ「レーザーライフル!」

シグ「ミサイルランチャー!」

794: 1 2013/07/21(日) 20:43:48.47 ID:KL58hodk0
ビーファイター―――

スーパーブルービート「メタルフォーゼ!ビートイングラムファイナルモード、スーパーファイナルブロー!!」

ジースタッグ「スティンガークロー、レイジングスラッシュ!!」

レッドル「スティンガープラズマー、トルネードスパーク!!」

795: 1 2013/07/21(日) 20:44:49.82 ID:KL58hodk0
ゴオオオオオオオオオオオオ!





ドオオオオオオオオオオオオ!






ズバァァァァァァァァァァァ!






メタルヒーローたちの必殺技が次々と炸裂しワルプルギスの夜の亀裂がドンドン広がっていった。

796: 1 2013/07/21(日) 20:46:19.81 ID:KL58hodk0
右京「ウインスペクターのみなさん、ジバンにあなた方の武器を渡してください。」

バイクル「どうしてだがね?」

右京「前に資料で見た事があります、あなた方ウインスペクターは元々ジバンの支援機として
開発されていたらしいとの事です、つまり…」

ファイヤー「なるほど!バイクル、ウォルター、ジバンに俺たちの武器を渡すんだ!」

そしてジバンはファイヤーのマックスキャリバー、バイクルのバイスピア、ウォルターの
ディスライダーを渡された。

ストロングジバン「完成、ストロングジバン!行くぞジバンストロングエンド!!」

797: 1 2013/07/21(日) 20:47:11.87 ID:KL58hodk0
メタルヒーローたちの怒涛の連続して必殺技が放たれる中、魔法少女たちも負けてはいられなかった。

マミ「私たちも負けてはいられないわ!」

杏子「けど私らはさっきの体内での攻撃で魔法力結構使っちまったぞ。」

織莉子「技を使えるとしてもあと一回程度…」

キリカ「なけなしの魔法力を全員分集めればなんとかいけるかもしれないけどどうする?」

798: 1 2013/07/21(日) 20:48:15.55 ID:KL58hodk0
ストロングジバン「みんな、これを使うんだ!」

マミ「これはオートデリンガー?そうだわ、これにみんなの魔法力を集めれば!」

そしてマミを中心に杏子、織莉子、キリカがオートデリンガーに魔力を込めた。

キリカ「なんかさ、これ戦隊ヒーローぽくない?」

織莉子「ちょっと私たちには恥ずかしいかしら…」

ゆま「杏子!杏子!ゆまも、ゆまも魔力込める!」

杏子「あぁもうわかったよ!どうせこれが最後だかんな、思いっきり込めろよ!」


799: 1 2013/07/21(日) 20:49:16.32 ID:KL58hodk0
マミ「行くわよみんな!」

全員の魔法力をオートデリンガーに込めるとオートデリンガーは魔法少女が使う、
武器の装飾に形が変形し始めた。

マミ「魔砲オートデリンガー、ファイナルティロフィナーレ!!」

800: 1 2013/07/21(日) 20:50:09.30 ID:KL58hodk0
そしてほむらも…

ほむら「じゃぁ行ってくるわ…」

まどか「そんな…ほむらちゃんのソウルジェムはもう…」

そう、ほむらは魔法少女の中でも一番魔力を消費する時間停止をこの戦いでかなり酷使しており
ソウルジェムはいつ魔女化してもおかしくない状態だった。

801: 1 2013/07/21(日) 20:52:35.95 ID:KL58hodk0
ほむら「だからよ、あいつもメタルヒーローたちの攻撃を受けてもう限界寸前…
それにこの戦いを始めたのは私よ、なら終わらせるのは私の手でやらないと!」

まどか「無茶だよ!これ以上戦ったらほむらちゃんは…」

ほむら「それでも私は魔法少女だから、まどか…あなたの事を私に守らせて。」

ほむらは思い出す、どんなに時間を繰り返してもあの日の事だけは忘れた事はなかった。
最初の時間軸でまどかがその身を犠牲にしてワルプルギスの夜に立ち向かった時の事を…

その二人が時を繰り返し、今あべこべの立場にいる事を、運命とはなんと皮肉なのかとほむらは思った。

802: 1 2013/07/21(日) 20:53:16.20 ID:KL58hodk0
まどか「ごめんなさいほむらちゃん…私はあなたに守ってもらってばかりで。」

ほむら「違うわ、あなたがいたから私はここまでやってこれた。
だから今度こそあなたを救って…」

ほむらが言い終える前にまどかはほむらの手を握り締めた。

まどか「ほむらちゃん…絶対に帰ってきて…
あなたは私の最高の友達なんだから!」

803: 1 2013/07/21(日) 20:54:58.70 ID:KL58hodk0




パァァァァァァ




その時ほむらの盾が桃色の光を放った。
次にほむらはまどかの背後に一瞬桃色の長髪をした神々しい存在を見た気がした。

ほむら「これは盾じゃなく弓!?」

まどか「ほむらちゃんの武器が変化した?」

ほむら「今のは気のせいかしら…いえもしかしたらアレは…」

まどか「ほむらちゃん、どうかしたの?」

当のまどか本人は気が付いていなかった。
それは何処かの時間軸のまどかとほむらに縁のある存在が力を貸してくれた現象だという事を、この場では誰も知る由は無かった。

804: 1 2013/07/21(日) 20:55:33.79 ID:KL58hodk0
そしてほむらも気付いた、自分の新しい力を…

ほむら「それじゃ行ってくる、今度こそ本当に終わらせる!」

ほむらの背中から黒い…いや桃色の翼が出された。

805: 1 2013/07/21(日) 20:57:23.63 ID:KL58hodk0
ワルプルギスの夜「「ウフフフフ……アハハハハ!!」」

ワルプルギスの夜は狙いをほむらのみに限定し攻撃を撃ってきた。
しかし桃色の翼がほむらを優しく包むように守ってくれていた。

ほむら「暖かい、この力…まるでまどかが守ってくれてるみたい。
そしてワルプルギス…あなたとの決着をここで付ける!
喰らいなさい、マジカルアロー!!」



ドシュッ!



勝負は一発で決まった、メタルヒーローたちや魔法少女の猛攻で既に
身体が崩壊寸前だったワルプルギスの夜に止めの一撃を与えたのだから…

806: 1 2013/07/21(日) 20:58:30.52 ID:KL58hodk0
まどか「やった!ほむらちゃんがワルプルギスの夜を倒したよ!」

さやか「転校生…いやほむら、よくやったよ!!」

QB「いいや…まだ終わってないよ。」

さやか「ゲッQB!アンタいつの間に!?」

まどか「ブルースワットの人たちに捕まったんじゃないの?」

QB「彼らは攻撃に忙しかったらしくてね、逃げ出すのに苦労はしなかったよ。」

まどか「QB…終わってないってどういう事?」

QB「それはすぐにわかる…」

QBの言葉通りそれはすぐに起きた…

807: 1 2013/07/21(日) 20:59:20.65 ID:KL58hodk0
ほむら「キャァァァァァァァァ!?」

まどか「ほむらちゃん!?何であんなに苦しがってるの?」

QB「ワルプルギスの夜の残骸が暁美ほむらと同化を始めたようだね。」

さやか「どういう事だよ!?」

QB「どんな生物にも生存本能があるように魔女にもそれがある。
それこそがグリーフシード、これさえあれば魔女は再び負の呪いを吸収し
再び復活する事が可能だ。
しかしワルプルギスの夜はそうしない、倒される直前に相手の魔法少女に寄生し
その力を転換させ再び魔女として復活する。
ワルプルギスの夜が超弩級の魔女と言われる要因の一つなんだよ。」

まどか「じゃあほむらちゃんは…」

QB「どうやら同化が始まり出してるね、
この分だと暁美ほむらが第二のワルプルギスの夜になるのは時間の問題だ。」

808: 1 2013/07/21(日) 21:00:24.83 ID:KL58hodk0
ソルブレイバー「そうはさせるか!行くぞみんな!」

シンクレッダー「おう!」

次々とメタルヒーローたちがほむらの下へ駆けつけるが
そうはさせないとワルプルギスの夜は結界を張り彼らを近づけさせなかった。

ハイパーショウ「駄目だ、あいつらに近付けねえ!」

ジャンパーソン「結界さえなければ…」

まどか「そんな…ほむらちゃん…ほむらちゃんが…」

809: 1 2013/07/21(日) 21:01:29.52 ID:KL58hodk0
ほむらは薄れゆく意識の中で嘆き悲しんでいるまどかを見た。

ほむら「このままじゃ私は…魔女になってまどかを襲ってしまう…
お願い…誰か…助けて…」

だがその声に応える事は難しかった、メタルヒーローたちも先ほどの攻撃で
殆どが死力を尽くし、魔法少女たちも既に魔法力が無いに等しかった。
誰もが絶望に飲まれる中、立ち上がった者たちがいた。

810: 1 2013/07/21(日) 21:02:13.00 ID:KL58hodk0
ファイヤー「わかった、任せろ!!」

バイクル「よっしゃ、ワシらの出番だがね!」

ウォルター「行きましょう、隊長!」

さやか「そっか!まだウインスペクターが!」

タカ「俺たちもいるぜ。」

ユージ「最後を飾るのは俺たちで決まりでしょ!」

右京「微力ながら僕たちも力を貸しましょう。」

カイト「民間人を守るのは警察官の仕事っすからね!」

ほむらを救うべく7人の刑事たちが最後の戦いに挑んだ。

811: 1 2013/07/21(日) 21:03:13.11 ID:KL58hodk0
杏子「大丈夫なのかよ、ウインスペクター以外全員ただの人間じゃねーか!?」

マミ「けど…私たちはもう力が残っていない…」

キリカ「最後の最後で頼りにならないメンバーが残ったもんだ。」

織莉子「いいえ、彼らならやってくれるわ。」

まどか「それも予知で知ったんですか?」

織莉子「いいえ、これは私の希望ですよ。」


812: 1 2013/07/21(日) 21:03:48.22 ID:KL58hodk0
右京「まずは大下さん、鷹山さん、お二人にあの結界を破ってもらいたいのですが出来ますか?」

ユージ「簡単、簡単、要は引きこもりのガキを外に引っ張り出しゃいいでしょ!」

タカ「あんなんショットガンでやりゃすぐにぶっ壊れてますって…あれ」カチカチ

ユージ「タカ…もしかして弾切れ?」

タカ「ユージ…弾残ってる?」

二人はこれまでの戦いで既に弾切れになっていた事をすっかり忘れていた…

813: 1 2013/07/21(日) 21:04:52.41 ID:KL58hodk0
ジャンパーソン「これを持って使ってくれ!」

シグ「これもです!」

二人から渡されたのはジャンパーソンの武器のジャンバルカンと
ブルースワットの武器であるフレイムスローワーであった。

タカ「ジャンバルカン、いいんじゃないの!」

ユージ「こいつは火炎放射器か、正義の味方にしちゃ物騒なモン持ってちゃ駄目でしょ。
後は俺たちに任せてキミらはそこでお寝んねしてな!」

814: 1 2013/07/21(日) 21:05:52.46 ID:KL58hodk0
武器を得た二人はワルプルギスの夜の結界を破壊するために
彼らの武器を使い破壊を試みた。

ユージ「オラオラ行くぜ!」

ゴオオオオオオ

フレイムスローワーの火炎により結界が弱まってきた。

タカ「次は俺だな、やらせてもらうぜ!」

ドルルルルルル

ジャンバルカンの轟音が響きそれと同時に結界が崩壊してしまった。

815: 1 2013/07/21(日) 21:08:45.15 ID:KL58hodk0
カイト「っしゃぁ!結界が敗れたぜ!」

ユージ「次は頼んだぜ。」

右京「わかってます、バイクルくん、ウォルターくんお願いします。」

バイクル、ウォルター「「了解、マルチパックコーキングバージョン!」」

威力は無いがコーキングバージョンは粘着弾が出る仕組みだ、これによりほむらに取りつくワルプルギスの夜の動きを止める事が出来た。

右京「さぁ行きますよカイトくん!」

カイト「ハイ!」

ガバッ

そして動けなくなったワルプルギスの夜から特命係の二人が既に気を失い意識の無い
ほむらを救出する事に成功した。

816: 1 2013/07/21(日) 21:09:33.66 ID:KL58hodk0
右京「ほむらさんは確保出来ました、後はファイヤーお願いします!」

ファイヤー「よし!」

ファイヤーはワルプルギスの夜と最後の決着を付けようとする、
だがワルプルギスの夜も最後の力を振り絞りファイヤーに襲い掛かろうとした。

ワルプルギスの夜「「キャハハハハハハ!」」

プシューッ プシューッ

その時ファイヤーの各部から水蒸気が漏れ出し、胸の緑のランプが点滅を始めた。

817: 1 2013/07/21(日) 21:10:33.79 ID:KL58hodk0
ウォルター「まさかこれは…」

バイクル「着化タイムリミットがもう限界だがね!?」

ジースタッグ「着化タイムリミット?何だそりゃ?」

スーパーブルービート「彼らレスキューポリスは俺たちと違い強化スーツの制限時間がある、それを過ぎれば最悪死んでしまうんだ!?」

818: 1 2013/07/21(日) 21:36:02.20 ID:KL58hodk0
その場にいた誰もがこの戦いに注目する中、隠れて怪しげな動きをする者がいた。

QB「もうこのタイミングしかないね。
まどかを契約させなければいけないんだから、悪く思わないでくれ。」

QBは孵化寸前のグリーフシードを二個持っていた、そして孵化したのは…

[犬の魔女] ウアマン

[暗闇の魔女] ズライカ

2体の魔女が現れた、ワルプルギスの夜の影響によるこの魔女たちも
結界から出て外にいる者たちを攻撃する事が可能だ。

819: 1 2013/07/21(日) 21:36:38.13 ID:KL58hodk0
QB「僕が見たところ、この魔女たちを相手に出来る戦力はもう残っていないはず。
これで鹿目まどかが契約してくれさえすれば…」

未だに気付きもしないまどかたち…そして2体の魔女がその場にいた全員を襲おうとした時、そこに二人の若者が現れた。

820: 1 2013/07/21(日) 21:37:12.14 ID:KL58hodk0
流星「待て、彼らの邪魔はさせない。」

闘破「そうだ、まだ俺たちがいる!」

QB「何だいキミたちは?まさかキミたちも彼らと同じ…」

821: 1 2013/07/21(日) 21:38:30.37 ID:KL58hodk0
流星「そうだ、僕たちもお前たちのような邪悪な者と戦う者…行くぞ、『怒る!』」




「剣流星の体内に秘められていた全エネルギーが、感情の高まりと共に頂点に達した時、彼は超人機メタルダーに瞬転する」

                                             ナレーター:政宗一成



メタルダー「超人機メタルダー!!」

822: 1 2013/07/21(日) 21:41:01.26 ID:KL58hodk0
闘破「俺の名は山地闘破、そしてもうひとつの名は…」

そしてもう一人の青年も動いた。
彼はジャケットを脱ぎ捨てるとその下に忍者のような出で立ちに赤いプロテクタを装着していた。

磁雷矢「戸隠流正統ジライヤ!!」

823: 1 2013/07/21(日) 21:46:34.85 ID:KL58hodk0
QB「メタルダーにジライヤ?まったくこの星には一体どれだけヒーローがいるんだよ…」

磁雷矢「ふっ、それは聞かない方が身のためだぜ!」

メタルダー「お前の悪行を知れば世界中のヒーローがお前を倒しに来るだろうからな!」

QB「まったく悪人呼ばわりされたくないものだね、僕らはこの宇宙を思っての行動をしているのに…」

メタルダー「それが悪だと気づけないお前に最早生きる資格はない!」

磁雷矢「最早貴様に何を言っても無駄だな、こい!この場は誰にも邪魔はさせん!!」

824: 1 2013/07/21(日) 21:47:23.06 ID:KL58hodk0
ウアマン「グゥゥゥ、ガゥゥゥゥゥ!!」

ウアマンがメタルダーに襲い掛かってきた

ガブッ

ウアマンはメタルダーに噛みついた、しかしメタルダーの強硬な装甲には
文字通りウアマンは歯が立たなかった。

メタルダー「今度はこちらの番だ。」

メタルダーの腕に超重力エネルギーが光と化して迸る。

メタルダー「レーザーアーム!!」

ドバッ!

ウアマン「アオゥゥゥゥゥゥン!?」

勝負は一撃で決まった、メタルダーの渾身の力を込めたレーザーアームがウアマンに強烈な一撃を喰らわせたのだ。

825: 1 2013/07/21(日) 21:48:11.46 ID:KL58hodk0
続いてジライヤ、彼はズライカと戦っていた。

磁雷矢「行くぞ、磁光真空剣!」

ガキンッ! ガキンッ!

ズライカ「グゥゥゥゥ!」

磁雷矢「こいつは恐らく光に弱いはず…ならば、ジライバスター!」

ドゥンッ!

ズライカ「グァッ!?」

磁雷矢「今だ!磁光真空剣・真っ向両断!!」

ズバッ!

ズライカ「ギャァァァァァァ!?」

ジライヤの磁光真空剣によりズライカは真っ二つに切断された。

826: 1 2013/07/21(日) 21:49:03.93 ID:KL58hodk0
魔女を撃退した二人は次にQBに標的を向けた。

メタルダー&磁雷矢「「次はお前の番だ!」」

QB「悪いがひとまずここは退散させてもらうよ、だがまだ鹿目まどかとの契約を諦めたわけじゃないからね…」

そう言い残しQBはこの場を去った、QBが去った後には二個のグリーフシードが残った。


827: 1 2013/07/21(日) 21:50:44.01 ID:KL58hodk0
メタルダー「ヤツめ、逃げたか。」

磁雷矢「あとは彼らに任せ俺たちはQBを追おう!」

メタルダーとジライヤはQBを追跡しようとしたが、ふとファイヤーとワルプルギスの夜の最後の戦いに目をやった。

そして彼らは恐らく聞こえていないであろう彼に語りかけた…

828: 1 2013/07/21(日) 21:51:10.87 ID:KL58hodk0
メタルダー「勝てよウインスペクター!」

磁雷矢「お前たちには俺たちが付いてるからな!」

ポカポカ

さやか「痛っ!あれ…これってグリーフシード?何で落っこちてきたの?」

二人はグリーフシードをさやかに投げつけると誰にも気づかれないようにこの場を去って行った。

835: 1 2013/07/22(月) 10:52:14.42 ID:KdzAdM220
ファイヤー「うおおおおお!」

ワルプルギスの夜「「ウフフフフ……アハハハハ!!」」

ドガッ! バギッ!

ファイヤーとワルプルギスの夜の決着は肉弾戦に持ち込まれた。
両者一歩も引かない戦いを繰り広げていた、しかし…

シュゥゥゥゥゥゥ

ファイヤーのクラステクターは既に各部から出てる水蒸気が噴き出しっ放しだった。
それにマッドクスからの再三の警告もファイヤーは無視していた。

836: 1 2013/07/22(月) 10:52:58.77 ID:KdzAdM220
ソルブレイバー「ファイヤー!それ以上の着化は危険です!?」

シンクレッダー「これ以上戦い続ければあなたの命が危ないんですよ!」

ショウ「アンタはよくやった、この場は一旦態勢を立て直して…」

ファイヤー「……駄目だ……今やらなければ……もうこの機会は二度と訪れない…」

ワルプルギスの夜を前にファイヤーは一歩も引かない気でいた。

ファイヤー「みんな…よく聞いてくれ…目の前にいるこの子は…今苦しんでいる…
必死で助けを求める悲鳴を叫んでいる…それを俺たちがやらずに誰がやる!?」

837: 1 2013/07/22(月) 10:53:47.69 ID:KdzAdM220
杏子「目の前のって…まさか竜馬の兄ちゃん…ワルプルギスの夜を救うってのかよ!?」

キリカ「魔女を救うだなんてそんな事出来るわけが…」

織莉子「いいえ、彼は…いえ彼らはやってくれるわ!」

マミ「なんたって特警ウインスペクターは…」

まどか「平和を愛して友情を信じて、 人の命を守る為に立ち向かうんだからね!!」

838: 1 2013/07/22(月) 10:54:22.55 ID:KdzAdM220
ソルブレイバー「しかしファイヤーにはもう武器がないのに…」

ファイヤー「武器ならまだある…この熱いレスキュー魂が!!」

その瞬間、ファイヤーのクラステクターが赤く発光し高速移動しワルプルギスの夜に拳打を与えた!

ファイヤー「うおおおおおおおおお!!」

ドゴォッ!!

ワルプルギスの夜「「キャァァァァ!?」」

839: 1 2013/07/22(月) 10:55:09.94 ID:KdzAdM220
一瞬怯んだワルプルギスの夜であったが動揺はすぐに収まりファイヤーの拳を押さえて
そのまま圧倒しようとした…

ファイヤ「クッ…負けてたまるか!?」

バイクル「ワシらも行くだがね!」

ウォルター「隊長、お供します!」

ガッ  

ガッ

ファイヤー、バイクル、ウォルター、の三人の拳がひとつに合わさりワルプルギスの夜を逆に押し始めた。

840: 1 2013/07/22(月) 10:56:23.67 ID:KdzAdM220
ファイヤー「お前たち…」

ウォルター「今こそ三つの力をひとつに合わせましょう!」

バイクル「ワシら魂の兄弟だがね!」

ファイヤー「よし俺たちの手で救うぞ…この子の未来を!!!!」



ピシッ…ピシッ!ピシッ!



ワルプルギスの夜「「アァァァァァァァァァァァァ!?」」



ワルプルギスの夜は悲鳴を上げ消滅した。

パァァァァァァァ

そしてファイヤーの手に残されたのはワルプルギスの夜のグリーフシードだった。


──────
────
──

841: 1 2013/07/22(月) 10:57:18.80 ID:KdzAdM220
戦いは終わり竜馬たちは今までの魔女戦で得たグリーフシードを
未来から持ってきたという魔法少女や魔女のグリーフシードを元に戻す装置を照射させた。

拓也「よし、装置はうまく作動したぞ。」

舞「見て、子供たちが!」

装置の光を浴びた魔法少女たちの魂はソウルジェムから肉体に戻り
そしてグリーフシードと化していた魔女の魂も変換され元の少女の身体を取り戻していた。

正木「ほぅ…これは…」

竜馬「スゴい…まさに奇跡だ!?」

バイクル「やったがね!これでみんな元通りだで!」

ウォルター「本当に…よかった…」

842: 1 2013/07/22(月) 10:58:44.42 ID:KdzAdM220
装置の光を浴びた魔法少女たちもそれは同様であった。

マミ「私たち…元の人間に戻れたのよね…」

杏子「これでもう魔女化する心配はないんだよな?」

キリカ「けど正直…私はあまり実感を感じないね。」

織莉子「QBに魂をソウルジェムにされた時も特に痛みを感じなかったし、案外こんなモノなのかしれないわね。」

ゆま「ゆまもいつも通りだよ?」

さやか「なんにせよ元に戻れてよかったじゃないの!」

843: 1 2013/07/22(月) 10:59:18.03 ID:KdzAdM220
そして先ほどの戦いで気を失っていたほむらはようやく目を覚ました。

ほむら「ここは一体…あれからどうなったの?ワルプルギスの夜は!?」

まどか「ほむらちゃん…もういい、全部終わったんだよ…だからもう安心して。」

目覚めたばかりで動揺するほむらをまどかは優しく抱きしめ、この場にいる
魔法少女や魔女の魂が元に戻った事を説明した。

844: 1 2013/07/22(月) 11:01:03.48 ID:KdzAdM220
隼人「ではみなさん、俺たちはそろそろ未来に帰らないといけません。」

ユージ「なんだよ、もっとゆっくりしていけばいいのによ。」

カイト「そうっすよ、未来の話ちょっとは聞かせてくださいよ!」

拳「そういうわけにもいかないんですよ。」

耕作「このタイムススリップにはタイムリミットが決められててそれを過ぎると俺たち元の時代に帰れなくなっちゃうんですよ…」

大樹「タイムスリップも案外命懸けなんだな…」

845: 1 2013/07/22(月) 11:03:38.00 ID:KdzAdM220
ジャンパーソン「杏子…また会えてよかった。」

杏子「はぁ?会った事ねえけど?」

ガンギブソン「へっジャンパーソン、女の扱いは相変わらず下手だな!」

タカ「今度横浜に遊びに来いよ、女との付き合い方教えてやるからさ。」

ガンギブソン「タカ…アンタとは妙に気が合いそうだ。」

タカ「俺もだ、それじゃまたな…ベイビー!」

846: 1 2013/07/22(月) 11:06:41.05 ID:KdzAdM220
ショウ「なぁ、この時代のブルースワットってまだ全滅してねえんだよな。
なら今からでも警告しておけば…」

サラ「ショウ、やめておきなさい。」

シグ「サラの言う通りです、タイムパラドックスが起きれば時間にどんな悪影響が起きるか想像もつきません…」

ほむら「そうね、愚かな行動はやめておくべきだわ。」

織莉子「…」

まどか「ほむらちゃんがそれ言っちゃいけないよ…」

847: 1 2013/07/22(月) 11:08:34.63 ID:KdzAdM220
拓也「この装置はこの時代に置いていきます、これで一人でも多くの
魔法少女や魔女を救ってあげてください。」

耕作「頼むぜ、またワルプルギスみたいな化け物と戦うのはもう御免だからな。」

舞「女の子を不幸にさせるヤツなんて許しちゃ駄目よ!」

ショウ「そういえばQBのヤツ逃げちまったな。」

ほむら「問題ないわ、見かけたら始末すればいいだけの話よ。」

杏子「あぁ…私もあいつにはまだ御礼参りしてねえからな、見つけたらボコボコにしてやる!」

848: 1 2013/07/22(月) 11:09:08.05 ID:KdzAdM220
そして別れの時間がやってきた、未来から来たメタルヒーローたちが次々と元の時代に帰って行く。

別れ際彼らはこう言った。

「「竜馬先輩、あなたのレスキュー魂、俺たちも受け継ぎました!また会いましょう!」」

正木「さらばだ、未来のメタルヒーローたちよ。」

竜馬「あぁ…また会おう、未来で!」

849: 1 2013/07/22(月) 11:10:26.72 ID:KdzAdM220
こうして未来から来たメタルヒーローたちは元の世界へ去って行った…


それから1週間後、一連の事件が全て解決しウインスペクターは予定通りICPOに出向する事になった。



空港―――

旅立ちの日、空港にまどかやほむらたちが彼らの見送りに来ていた。

850: 1 2013/07/22(月) 11:11:41.08 ID:KdzAdM220
竜馬「みんな、来てくれてありがとう!」

まどか「いいえ、当然ですよ。」

ほむら「あなたたちのおかげで私たちは魔女になる心配はなくなった、感謝しきれないわ。」

キリカ「織莉子との愛の時間を削って来てあげたんだ、感謝してくれよ!」

織莉子「けど魔法の力はそのままですけど…」

バイクル「すまんのぅ、ワシらでもそこまではなんとも出来んかったがね…」

マミ「いいんです、どの道まだ魔女は残ってますからそのためにこの力はまだ必要です。」

ウォルター「そういえば杏子ちゃんとゆまちゃんはマミちゃんのおウチに慣れたのかい?」

正木「学校の方はどうだい?」

杏子とゆまは事件の後本人たちの希望によりマミの家に同居する事になる、
ちなみに二人の身元引受人は本部長がなってくれた。

851: 1 2013/07/22(月) 11:18:45.69 ID:KdzAdM220
杏子「あぁ…マミのヤツが毎日ガミガミうるさくてよ、これならホームレス生活の方が気楽でよかったぜ…」

さやか「まったく…杏子ったら素直じゃないんだから!」

ゆま「え~、ゆまは毎日暖かいご飯やお布団に入れて幸せだよ♪それにひとりじゃないんだもん!」

マミ「そうね、賑やかなのは良い事だわ。」

杏子「ケッ!そう言うマミはただの寂しがり屋じゃねえか!」

まどか「ところで人間に戻った魔女の子たちはあれからどうなったんですか?」

正木「彼女たちはとりあえずまだ病院にいる、みんな魔女だった頃の記憶がないからね。
落ち着いたら身の振り方をそれぞれ考えてもらい、必要なら我々が生活を支援する用意が出来ているから安心しなさい。」

まどか「みんな幸せになれるといいな…」

竜馬「なれるさ、何度も言ってるがこの世界の全員がキミたちの味方なんだからね!」

852: 1 2013/07/22(月) 11:20:04.48 ID:KdzAdM220
まどかたちに遅れて田村直人、ソルブレインと特命係の二人も見送りに駆けつけてくれた。

竜馬「杉下さんにカイトくん、それに直人さんに大樹!あなたたちまで来てくれるなんて!」

右京「特命係は暇ですからね。」

カイト「ウイスペクターさんには色々と助けてもらいましたしね!」

大樹「先輩…二人きりでちょっとお話があるんですが…」

直人「その話、俺も同席させてもらっていいかな?」

正木「私も杉下さんとちょっと話がある、少し離れるぞ。」

そして竜馬と大樹と直人、右京と正木がそれぞれ別の場所で内緒の話をしていた。

853: 1 2013/07/22(月) 11:21:03.94 ID:KdzAdM220
さやか「な~んか怪しくない?こっそり覗いちゃおうか?」

まどか「さやかちゃんたら…駄目だよそんな事しちゃ。」

バイクル「けど何の話しとるんだがね?」

854: 1 2013/07/22(月) 11:22:13.83 ID:KdzAdM220
その頃大樹は竜馬にギガストリーマーを返そうとしていた、しかし…

竜馬「これはキミが持っているべきだ、これから起こる事件できっと役に立つ。」

大樹「しかし今回の事件で俺にはまだその資格が無いと実感しました…」

竜馬「ならギガストリーマーの真の所有者となるべく自覚しろ、
もう日本の平和はお前の肩に掛かっているんだ、頼むぞ後輩!!」

直人「確かに強大な力を持つ者はその責任を問われる、
今回の事件でそれを実感出来たならキミにはその資格があるんじゃないかな。」

大樹「わかりました!竜馬先輩…ギガストリーマー、確かに譲り受けました!!」

855: 1 2013/07/22(月) 11:23:48.49 ID:KdzAdM220
一方本部長と右京は…

正木「今回の事件はあなたがいなければどうなっていたかわからん…
私はあなたこそがこの事件の最功労者だと思っている!
あの場にいた全員を代表してお礼をしたい、本当にありがとう!」

右京「よしてください、僕たちは勝手に動いたまでですよ、お礼を言われる筋合いはありません。」

正木「まったく…あなたらしい、どうだろう…ソルブレインに入ってもらえないか?」

右京「すみませんが僕は今の特命係の方が性に合っていますので。」

正木「しかし今のままでは正式な捜査も行えず蚊帳の外扱いのままじゃ…」

右京「違った視点から事件を見つめる事で見えるモノもある、僕は常々そう思ってます。
それに特命係も中々捨てたモノではありませんよ、まだ成長途中ですが正義感溢れる相棒がいますし…」

そう言って右京はカイトの方に視線を送った。

カイト「?」

856: 1 2013/07/22(月) 11:24:46.85 ID:KdzAdM220
正木「違った視点か…なるほど…」

右京「最後に僕からもひとつ、確かに人命を助けるのは大切な事です。
しかし人命だけでなく人の心を救う事も大事だという事を忘れないでください。」

正木「人の心か、確かに今回の事件で我々は魔法少女たちの命だけでなく心も救えた。
それをこれから活動するソルブレインの目標としよう。」

857: 1 2013/07/22(月) 11:26:22.79 ID:KdzAdM220
そして飛行機の時間がやってきた、ウインスペクターたちがいよいよ海外へ旅立つのだ。

まどか「それじゃ竜馬さん、バイクルさん、ウォルターさんお元気で!」

ほむら「あなたたちの事は忘れないわ。」

さやか「また見滝原に遊びに来てよね!」

マミ「本当にお世話になりました!ありがとう!」

杏子「じゃあな、また会おうぜ!」

ゆま「ばいば~い。」

織莉子「あなたたちのおかげで私とキリカは過ちを犯すことはなかった、
今でも感謝しています。」

キリカ「そのおかげで今でも織莉子と幸せに暮らせるんだからね。
ありがとうウインスペクターさん!」

大樹「それじゃ先輩、行ってらっしゃい!」

直人「日本は僕らの任せてくれ!」

右京「それではみなさん、お元気で。」

カイト「あっち行っても頑張ってくださいよ、俺応援してますからね!」

858: 1 2013/07/22(月) 11:28:17.32 ID:KdzAdM220
そして最後に本部長が言った。

正木「ウインスペクター…今まで本当にご苦労だった、これからも世界を舞台に羽ばたいてくれ。
最後にウインスペクターに向かい全員『敬礼!!』」

本部長の号令の下、その場にいた全警察官が竜馬たちに敬礼を送った。

ちなみにさやか、杏子、ゆま、キリカもふざけて敬礼してたら
マミと織莉子に怒られてしまった…

859: 1 2013/07/22(月) 11:30:05.90 ID:KdzAdM220
ウインスペクターも見送ってくれるみんなに返事をした。

ウォルター「それでは行ってきます!」

バイクル「ワシら頑張ってくるわ、まかせてちょ!」

竜馬「何かあったらいつだって呼んでくれ!絶対に駆けつける!!」

そう言ってウインスペクターは海外へ旅立って行った。

ありがとうウインスペクター、そしてさようなら、また会う日まで!


終わり

867: 1 2013/07/22(月) 23:44:50.37 ID:KdzAdM220
エピローグ―――
半年後、見滝原市のとある廃工場で…

ドガァァァァァァァン!

ほむら「ガハァッ!?」

マミ「暁美さん!」

杏子「馬鹿!ボケッと突っ立ってるんじゃねえ、危ねえぞ!」

ゆま「杏子も酷い怪我だよ!今治すからね!」

キリカ「なんて事だ、こいつは…」

織莉子「えぇ…ワルプルギスの夜と同じくらいの強さを持っているわ!?」

まどか「ほむらちゃん…みんな…どうしてこんな事に…」

さやか「そんな…魔女はもういなくなったんじゃないの!?」

倒れ行く魔法少女たち、彼女たちの前にそびえ立つ二匹の魔女がいた。

868: 1 2013/07/22(月) 23:45:22.43 ID:KdzAdM220
[針の魔女]  キトリー

[忘却の魔女] イツトリ

キトリーは黒いコートのようなものの先端にQBの顔をしているがそこが何故か不気味に見えた。

イツトリは透明な膜に包まれた脳みそから複数の触手が生えている姿をしており
いかにもグロテスクな姿をしていた。

何故今頃になってこんな強大な魔女が現れたかそれは勿論…

869: 1 2013/07/22(月) 23:45:51.21 ID:KdzAdM220
QB「やぁまどか、久しぶりだね。まだ生きててくれて嬉しいよ。」

まどか「QB…」

さやか「アンタ…ワルプルギスの事件の後いきなりいなくなって今まで何処で何してたのよ!?」

QB「僕にも色々あったのさ、
まどか…キミたちは自分が思っているほど誰かに守られていたのを自覚してないようだ。」

まどか「QB…どういう事?」

870: 1 2013/07/22(月) 23:46:39.14 ID:KdzAdM220
(回想)

QB「今日こそはまどかと契約を…」

甲平「させっかよ!」

健吾「お前がQBか、なるほど先輩たちが言ってた通りだな!」

蘭「私たちがいる限りお前の好きにはさせない!」

QB「まさかキミたちは…」

甲平「そうだ、俺たちが…超重甲!!」

健吾「超重甲!!」

蘭「超重甲!!」

ビーファイターカブト「ビーファイターカブト!」

ビーファイタークワガー「ビーファイタークワガー!」

ビーファイターテントウ「ビーファイターテントウ!」

871: 1 2013/07/22(月) 23:47:06.93 ID:KdzAdM220
ビーファイタークワガー「俺たちはビーファイターに頼まれて、
この過去の世界でお前が鹿目まどかという少女と契約させないためにここに来たんだ!」

ビーファイターテントウ「このマスコット詐欺師!許さないんだから!」

QB「事情はわかったけど3対1は卑怯じゃないかな…」

ビーファイターカブト「テメェに卑怯だと罵られる筋合いはねえ!
行くぜ、ライナーブラスト!!」

ビーファイタークワガー「グラビティークラッシュ!!」

ビーファイターテントウ「クロスウェイスライサー!!」

QB「うぎゃぁぁぁぁ!?」

872: 1 2013/07/22(月) 23:47:59.25 ID:KdzAdM220
後日―――

QB「今度こそまどかと契約をしてみせるよ!」

カブタック「待つカブよー!?」

QB「なんだいキミは?」

カブタック「ビーファイターカブトさんたちに聞いたカブよ。
お前がQBカブね、まどかちゃんを契約なんてさせないカブ!」

QB「カブカブうるさいなぁ、それでどうすると言うんだい?
見たところキミは戦闘向きなタイプじゃないけど…」

カブタック「人を…いやビーロボを見た目で判断したら痛い目を見るカブ!
スーパーチェーンジ!!」

カブタック「君の勇気がこの胸に、熱く響いていい感じ。ビーロボの一番星・カブタック!!」

QB「嘘…」

カブタック「QB、お前だけは絶対に許さん!ビリットスティック、ビリットショック!!」

QB「ビリっとキターーー!?」

873: 1 2013/07/22(月) 23:48:54.58 ID:KdzAdM220
さらに後日―――

QB「今度…今度こそ鹿目まどかと契約を…」キョロキョロ

QB「誰もいないよね…さて行こうか!」

ロボタック「待つバウー!」

QB「…」

ロボタック「どうしたバウか?」

QB「キミもメタルヒーロー?」

ロボタック「そうバウ!えっへん!!
カブタックに頼まれて未来から来たんだバウ。」

QB「いい加減にしてくれないか…僕はこの宇宙の寿命を延命するためにだね…」

ロボタック「だからってまどかちゃんを犠牲にするなんて間違ってるに決まってるバウ!ジ~シャ~ック!!」

QB「この前現れたカブタックみたく変形した…」

ロボタック「勇気凛々!腕はビンビン!笛の音色はワンダフル!!ロボタック・アズナンバー1!!」

874: 1 2013/07/22(月) 23:49:26.82 ID:KdzAdM220
QB「まったく懲りないな、僕の個体のストックがどれだけあると思っているんだい?
この場で僕を倒しても、また次の僕が鹿目まどかに契約を勧めるだろうよ。」

ロボタック「ならばこれでどうだ!RKバー!!」

ボカッ

QB「ふん…この程度で僕が…あれ?僕が…ひきええさひふらへへへはへは☆♪」

ロボタック「このRKバーは相手の頭を殴ると思考回路が狂ってしまうバウ、暫くそうやって反省しているバウよ!」

──────
────
──

875: 1 2013/07/22(月) 23:50:07.85 ID:KdzAdM220
QB「そして正気を取り戻したのがつい最近さ、だが今度はどんなメタルヒーローが来ようと問題ない。
何故ならワルプルギス級の魔女が二匹もいるんだからね!」

まどか「QB…あなたが何を言ってるのかわけがわからないよ…」

QB「まぁいいさ、僕たちインキュベーターは度重なる失敗を経て、
ワルプルギスの夜を超える魔女を誕生させる事に僕たちは成功した。
もうメタルヒーローなんて相手にもならない、さぁまどか…今度こそ契約をしてくれ。
それで宇宙は…そして僕も救われる。」

876: 1 2013/07/22(月) 23:50:48.72 ID:KdzAdM220
ほむら「じょ…冗談じゃないわ…地球が滅ぼされるというのにまどかを契約させてたまるもんですか!?」

杏子「そうだ…テメェもいい加減諦めろってんだ!」

マミ「しつこい男は嫌われるんだから!」

織莉子「…ちょっと待って…これはまさか…」

キリカ「どうかしたのかい織莉子?」

877: 1 2013/07/22(月) 23:51:24.64 ID:KdzAdM220
QB「さぁ…みんなこの宇宙のために命を捧げておくれ。」

ドオオオオオオオオン

まどか「ほむらちゃん!マミさん!織莉子さん!」

さやか「杏子!キリカ!」

878: 1 2013/07/22(月) 23:52:12.17 ID:KdzAdM220


シュバッ!


だが魔法少女たちは死んではいなかった、その直前に二人の男たちが助けてくれたのだ。

QB「またか…今度は誰なんだい?」

洋介「そうだ…俺たちは!行くぞ、『結晶!』」

ジャスピオン「ハァッ!」

二人の新たなるメタルヒーローが変身した。

879: 1 2013/07/22(月) 23:52:49.21 ID:KdzAdM220
ジャスピオン「巨獣特捜ジャスピオン!!」

スピルバン「時空戦士スピルバン!!」

ほむら「ジャスピオンにスピルバン?」

マミ「また新しいメタルヒーローが現れたわ!」

杏子「なんでもいいや、やっちまってくれ!」

キリカ「織莉子…キミはさっきこれを予知してたんだね!さすが私の織莉子だよ!」

織莉子「いいえ…違う…私が予知したのは…」

QB「ふぅ…僕はこれでも歴戦の戦士たちと戦ったんだ、
今更キミたち二人が出てきたところでどうという事もないさ。」

880: 1 2013/07/22(月) 23:53:34.28 ID:KdzAdM220
ジャスピオン「行くぞ!」

スピルバン「この子たちは俺たちが守る!」

QB「意気込んでるところ悪いけどこの二匹はワルプルギスの夜と同等かそれ以上の強さの
魔女なんだ、キミたち二人でどうにかなるとは思えないけどね。」

ジャスピオン「舐めるな、俺たちもメタルヒーローの端くれだ!
そうかと言われてノコノコ引き下がれるか!ビームスキャナーガン!」

スピルバン「レーザースナイパー、破壊ビーム!」

ドゥッ! ドゥッ!

キトリー、イツトリ「♪」

スピルバン「こいつら…完全にこちらを舐めているな!」

ジャスピオン「スピルバン、まずは一体ずつ倒すんだ。」

キトリー「シャァァァァァ!」


ドガァッ!!


スピルバン、ジャスピオン「「うわぁぁぁぁぁぁ!」」

881: 1 2013/07/22(月) 23:54:10.32 ID:KdzAdM220
まどか「QBの顔をした魔女が二人を吹っ飛ばしたよ!?」

QB「さてこれで邪魔者は消えた、死にかけの魔法少女6人くらい恐れる必要もない。」

882: 1 2013/07/22(月) 23:54:51.15 ID:KdzAdM220
ジャスピオンとスピルバンが吹っ飛ばされた廃工場から少し離れた場所では…

ドンガラガッシャーン

スピルバン「くっ、さすがは後輩たちを苦戦させたワルプルギスの夜と同等の力を持つだけはあるな!」

ジャスピオン「だが時間を掛けていられない、このままではまどかちゃんはQBと契約させられてしまうぞ!?」

883: 1 2013/07/22(月) 23:55:51.51 ID:KdzAdM220
スピルバン「こうなれば…超時空戦闘母艦グランナスカ!」

ジャスピオン「超惑星戦闘母艦 ダイレオン!」



ド ド ド ド ド ド ド ド



スピルバンとジャスピオンはそれぞれ母艦を呼んだ、しかしそれだけでは終わらなかった。

ジャスピオン「よし変形だ、超惑星戦闘巨人ダイレオン!」

スピルバン「こちらも行くぞ、コンバットフォーメーション!」

二人の指示でそれぞれの母艦は戦艦から巨大ロボへ変形を行った、その大きさはキリトーを優に上回るほどだった。

ドシーン ドシーン

キリトー「ア…ガァ…」

884: 1 2013/07/22(月) 23:56:24.01 ID:KdzAdM220
ジャスピオン「ダイレオンビーム!コズミック・クラッシュ!」

スピルバン「アームレーザー!ナックルボンバー!」


ドオオオオオオオオオオ


ドバァァァァァァァァァ


巨大ロボットの容赦ない猛攻によりさすがのキリトーも次第に弱まっていった。
その隙を逃さず二人は必殺技をキリトーに叩きこむ!

885: 1 2013/07/22(月) 23:57:26.64 ID:KdzAdM220
ジャスピオン「プラズマブレーザーソード、コズミックハーレー!!」


スピルバン「ツインブレード、アークインパルス!!」


ズバッ!!


キリトー「ウガァァァァァァァ!?」


ドガァァァァァァァン!!


キリトーは大爆発とともに消滅した。

ジャスピオン「彼女たちが心配だ、急ごう!」

スピルバン「おう!」

886: 1 2013/07/22(月) 23:58:29.25 ID:KdzAdM220
その頃動けないほむらたちを横目にQBはまどかに契約を迫っていた。

QB「さぁまどか、もうヒーローたちは現れない。
救いはただひとつ、キミが魔法少女となりこの場を切り抜けるしかないんだ。」

まどか「嫌だー!?誰があなたたちの思い通りになんかなるもんか!」

さやか「そうだよ…そんな事したら世界が滅ぶって言うのにさせるわけないだろ!」

まどかとさやかはQBの脅しにも屈せずなんとかその場を持ち堪えていた。
しかしそれも既に限界だった…

887: 1 2013/07/22(月) 23:59:25.65 ID:KdzAdM220
QB「ハァ…仕方ない、こういう手は好きではないが見せしめに、誰かひとり死んでもらうしかないかな?」

そう言うとQBは倒れこんでいた魔法少女たちを覗きこんだ。

ほむら「やってみなさい、まどかのために死ねるなら本望だわ!」

マミ「暁美さん馬鹿言わないで!この中で一番のベテランは私よ…
私が犠牲になるわ!」

杏子「マミ…冗談じゃねえ、また出来た家族を殺されるくらいなら…
QB、私を殺せ!
そうすりゃ誰も恨みもしねえぞ…」

ゆま「嫌だよ…杏子は死んじゃ駄目!?」

キリカ「私は織莉子のために死ねるなら別に構わないよ。」

織莉子「やめなさいキリカ…あなたが死ぬなんて私が許さないわ!」

QB「おかしいな…こういう場合人間は我が身可愛さに相手に擦り付けるモノだと思ったんだけど?」

888: 1 2013/07/23(火) 00:00:16.97 ID:ak2ewiDe0
まどか「当然だよ、ここに他人を見殺しにする人なんていないんだからね!」

イツトリ「ジュルジュルジュル…」

イツトリは触手を四方に広げ出した。
だが狙いは一人ではなく魔法少女全員がターゲットにされてしまった。

ほむら「この…離しなさい!」

マミ「私も!?」

杏子「どういう事だよおい!?」

さやか「ちょっとQB!これどういう事よ!?」

QB「仕方ないじゃないか、彼女たちは全員自ら率先して殺されようとした。
ならその意思を汲んであげなきゃ。」

さやか「アンタってヤツはこのひとでなし!?」

QB「当然だろ、僕は人間じゃなくインキュベーターなんだから。」

889: 1 2013/07/23(火) 00:00:47.78 ID:ak2ewiDe0
まどかは嘆き悲しみこの場にいないある人物の名を叫んだ。

まどか「お願い…竜馬さん助けてー!!!!」

さやか「無理だよまどか、ウインスペクターは海外に行っちゃったんだから…」

だがその時だった…

890: 1 2013/07/23(火) 00:01:31.58 ID:ak2ewiDe0


ブォンッ!!


突如轟音響く排気音を上げ赤い車が廃工場の中に突入してきた。


カツン カツン カツン


その赤い車からひとりの男が現れた、男は真紅の強化スーツを着ており
ボディの部分は何処か見覚えのあるモノだった。

891: 1 2013/07/23(火) 00:03:14.15 ID:ak2ewiDe0
ほむら「アレは誰なの?」

マミ「さぁ…けど新しいメタルヒーローが助けに来てくれたんだわ!」

杏子「なぁ…ボディのとこソルブレイバーに似てねえか?」

キリカ「織莉子…キミはもしかしてこいつの事を予知してたのかい?」

織莉子「えぇ…なんたって彼は…」

まどか「あなたは一体…」

ナイトファイヤー「私はナイトファイヤー、危ないから下がっていなさい。」

892: 1 2013/07/23(火) 00:03:57.43 ID:ak2ewiDe0
イツトリ「ジュルゥゥゥゥゥ!」

突然現れたナイトファイヤーに動揺する事もなく魔法少女たちを飲み込もうとするイツトリ
だがナイトファイヤーがそれを許さなかった。

ナイトファイヤー「させるか!パイルトルネード、スーパーディスチャージャー!」

イツトリ「フギュゥゥゥゥゥ!?」

ほむら「これは消火剤…けどこの魔女を怯ませるには十分な効果ね。」

杏子「触手の力が弱まった、これなら脱出できるぜ!」

シュタッ  シュタッ  シュタッ  

QB「どうやら全員逃がしてしまったようだね、だがまだ魔女がやられたわけじゃない!」

893: 1 2013/07/23(火) 00:04:36.30 ID:ak2ewiDe0
イツトリ「ジュルジュルジュル!」

杏子「チッ、来やがったぜ!」

マミ「駄目よ…もう私たちには戦う力は残っていないわ…」

ほむら「けどこのままじゃまどかたちが…」

ナイトファイヤー「ここは任せてくれ!」

まどか「けど一人だけじゃ…」

ナイトファイヤー「大丈夫だ、必ずキミたちを守ってみせる!」

ほむら「この男もしかして…」

そしてナイトファイヤーは魔女イツトリとの最後の戦いに挑んだ。

895: 1 2013/07/23(火) 00:05:27.44 ID:ak2ewiDe0
ナイトファイヤー「最後の魔女よ、今キミを解放してあげるからな!
パイルトルネード、トルネードバースト!」


ズゴァァァァァァ!


トルネードバーストによる激しい爆風が発生し辺りは何も見えなかった。

896: 1 2013/07/23(火) 00:06:08.68 ID:ak2ewiDe0
さやか「やったか!?」

織莉子「いいえ…まだよ!」


イツトリ「グガァァァァ!!」


ナイトファイヤー「ぐあっ!?」

まどか「ナイトファイヤー!」

ほむら「あの一撃を喰らってもまだ生きてるの!?」

マミ「そんな…嘘でしょ…」

QB「いいやこれは現実だよマミ、この忘却の魔女はインキュベーターの科学を結集して
生み出した魔女だ。
人間如きが作った新装備程度でやられるわけないじゃないか。」

897: 1 2013/07/23(火) 00:07:42.92 ID:ak2ewiDe0
ほむら「QB…お前は人間をどこまで馬鹿にすれば気が済むの!」

キリカ「ハハ…今度こそ絶体絶命かな…」

織莉子「こんなとこで死ぬだなんて…」

杏子「諦めんじゃねー!こんなところで死んでたまるか!!」

ゆま「そうだよ、ゆまたちまだ死んでないんだよ!?」

ナイトファイヤー「そうだ…諦めてたまるか、
この子たちの未来をこんなとこで終わらせるわけにはいかないんだ!!」

898: 1 2013/07/23(火) 00:08:37.16 ID:ak2ewiDe0
烈「よく言った、後輩!」

電「俺たちが諦めたら全て終わりだ!」

大「俺たちの戦いは絶対に負けられないんだ!」

ナイトファイヤーが再び立ち上がった時、何処からともなく三人の男たちが颯爽と現れた。

899: 1 2013/07/23(火) 00:09:09.61 ID:ak2ewiDe0
さやか「また知らない人が現れた!?」

QB「まさか…冗談だろ…まだいるというのか!?」

ナイファイヤー「あなたたちは何者だ?」

正木「それは私から話そう。」

まどか「本部長さん!どうしてここに?」

正木「これだけの騒ぎだ、気付かない方がどうかしている。
生憎ソルブレインは今九州の方に行っててね、それで彼らに応援を要請したんだ。」

900: 1 2013/07/23(火) 00:09:44.34 ID:ak2ewiDe0
ほむら「それでこの人たちは何者なの?」

正木「彼らは銀河連邦警察の捜査官だ。」

さやか「銀河連邦警察!何それ!?」

マミ「そんなの聞いた事もないわ…」

正木「そうだろう、彼らは宇宙の平和を守る宇宙刑事だからな。」

901: 1 2013/07/23(火) 00:10:26.08 ID:ak2ewiDe0
烈「そうだ!俺たちは宇宙刑事、みんな行くぞ…蒸着!!」


電「赤射!!」


大「焼結!!」



902: 1 2013/07/23(火) 00:10:51.99 ID:ak2ewiDe0
ギャバン「宇宙刑事ギャバン!!」


宇宙刑事ギャバンが、コンバットスーツを蒸着するタイムは、僅か0.05秒に過ぎない。


                              ナレーター:政宗一成

903: 1 2013/07/23(火) 00:11:36.87 ID:ak2ewiDe0
シャリバン「宇宙刑事シャリバン!!」


宇宙刑事シャリバンは、僅か1ミリ秒で赤射蒸着を完了する。
灼熱の太陽エネルギーが、グランドバースの増幅システムにスパークする。増幅された太陽エネルギーは、赤いソーラーメタルに転換され、シャリバンに赤射蒸着されるのだ!

                              
                                  ナレーター:政宗一成

904: 1 2013/07/23(火) 00:12:17.86 ID:ak2ewiDe0
シャイダー「宇宙刑事シャイダー!!」


宇宙刑事シャイダーは、僅か1ミリ秒で焼結を完了する。ではその原理を説明しよう!
宇宙刑事シャイダーは、バビロス号から発射されるプラズマブルーエネルギーを浴びて、
僅か1ミリ秒で焼結を完了するのだ! 

                               ナレーター:大平透 

905: 1 2013/07/23(火) 00:13:16.40 ID:ak2ewiDe0
QB「宇宙刑事だって…宇宙の犯罪者を捕まえる集団だと聞く…
それがなんだってこんな辺境の星に来るんだい?」

シャイダー「勿論…この星の人々の平和のため!」

シャリバン「母なるこの星を救うため!」

ギャバン「そして貴様の手から子供たちを守るためだ!!」

QB「僕らはこの宇宙を守るために行動を起こしているんだ、犯罪者呼ばわりされるのは
正直感情の無い僕でも不快に思ってしまうよ。」

906: 1 2013/07/23(火) 00:13:58.32 ID:ak2ewiDe0
ギャバン「ナイトファイヤー、まだ戦えるか?」

ナイトファイヤー「あぁ…こんなところで負けるわけにはいかないんだ!」

シャリバン「その意気だ!」

シャリバン「あともうひと踏ん張りだぜ!」

ほむら「けど…どうやってあいつを倒す気?
あいつはワルプルギスの夜以上の強さを持っているのよ…」

ギャバン「俺たちが突破口を開く、任せてくれ!」

QB「突破口だって?そんなモノ開くわけがないだろう…」

907: 1 2013/07/23(火) 00:14:32.03 ID:ak2ewiDe0
ギャバン「それは…どうかな、レーザーレブード!ギャバン・ダイナミック!!」

シャリバン「レーザーブレード!シャリバン・クラッシュ!!」

シャイダー「レーザーブレード!シャイダー・ブルーフラッシュ!!」


ザシュッ!


ズゥァッ!


ドシュッ!


イツトリ「ジュジュジュジュジュジュジュジュジュジュ!?」

908: 1 2013/07/23(火) 00:15:28.61 ID:ak2ewiDe0
杏子「すげぇ…私らが手も足も出なかった魔女を追い込んでやがる…」

織莉子「今がチャンスです!」

ナイトファイヤー「しかし…さっきの攻撃でパイルトルネードは通用しなかった、一体どうすれば…」

正木「ナイトファイヤー、これを使え!」

ナイトファイヤー「これはもう一丁のパイルトルネード?そうか!」

正木「そうだ、二つのパイルトルネードを同時に撃てばその威力は4倍にもなるはずだ!」

909: 1 2013/07/23(火) 00:17:03.22 ID:ak2ewiDe0
本部長の指示を受け二丁のパイルトルネードを構えるナイトファイヤー、
そんな彼を見て魔法少女たちも立ち上がった。

ほむら「私たちも最後の力を振り絞るわよ!」

キリカ「振り絞るってどうすればいいんだよ?」

織莉子「ナイトファイヤーに私たちの魔法力を与えるのよ!」

ナイトファイヤー「キミたち…危ないから離れるんだ!?」

ほむら「そんな事を気にしてる余裕はないわ。」

杏子「これが最後なんだ、アンタ一人に任せられっかよ!」

マミ「私たちの最後の力をあなたに授けます、だから勝って!」

ゆま「ゆまの力も使ってね!」

キリカ「頼むよ、キミがやってくれなきゃ私と織莉子の未来がここで終わりだ。」

織莉子「ナイトファイヤー…これは予知ではありませんがあなたが勝つ事を信じます!」

910: 1 2013/07/23(火) 00:18:07.50 ID:ak2ewiDe0
だがナイトファイヤーに力を貸すのは魔法少女たちだけではなかった。

さやか「私たちがいるの忘れないでよ!」

まどか「私も…お願いナイトファイヤー…いえ竜馬さん!この戦い必ず勝ってください!!」

ナイトファイヤー「みんなの想い受け取った…行くぞ!ダブルトルネードバースト!!」


ズヴァァァァァァァァァァァァァァァ!!


イツトリ「ジュギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャ!!!!!?」


魔女イツトリは完全に消滅した、これにより全ての魔女がこの世界からいなくなった。

911: 1 2013/07/23(火) 00:19:36.21 ID:ak2ewiDe0
戦いが終わりナイトファイヤーのヘルメットを取った。
そのヘルメットの下には先ほどまどかが言ったように竜馬の顔があった。

竜馬「ぷはぁー!」

まどか「やっぱり竜馬さんだ!」

さやか「なんだ、それならそうと言ってくれればよかったのに!」

竜馬「ゴメンよ、言う暇がなくて…」

正木「竜馬は新装備パイルトルネードを、ソルブレインに渡すために一時帰国したんだよ。」

912: 1 2013/07/23(火) 00:20:12.01 ID:ak2ewiDe0
QB「まだだ、鹿目まどかとの契約を結ぶためにもこの場は一旦引かないと…」

烈「おっと逃がさないぜQB!」

電「最早お前に逃げ場は無い。」

大「俺たちの仲間がお前の母星に乗り込んだからな、これで魔法少女が生まれる事はなくなった。」

QB「なんという事をしてくれたんだ!キミらは善意で魔法少女たちを救った気なのか!?
僕たちがいなければこの宇宙の寿命はどうなる?宇宙そのものが無くなるんだぞ!?」

さやか「QBのヤツ…急に興奮し出してる、こいつ感情が無かったんじゃないの?」

ほむら「さぁ、今までの戦いで感情が芽生えたんじゃないかしら?」

913: 1 2013/07/23(火) 00:21:23.23 ID:ak2ewiDe0
竜馬「QB…お前の言う事もある意味正しいのだろう、だがお前は方法を間違えたんだ。
何の罪もない少女たちの命を犠牲にしてまで宇宙の寿命を延命しようだなんて愚かな事だと思わないか。
QB…俺は魔法少女だけじゃない、キミの心も救ってやりたいと思うんだ。」

QB「キミこそ何を言って…もうわけがわからないよ…」

烈「QBは銀河連邦で裁く、悪いがここでお別れだ。」

電「じゃあな後輩!」

大「この地球の平和をお前たちに託したぞ。」

烈「俺たちの母なる星ちゃんと守ってくれよ、それとアランまたな!」

914: 1 2013/07/23(火) 00:22:00.77 ID:ak2ewiDe0
竜馬「ありがとうギャバン!」

まどか「さようならー!」

マミ「ていうかアレUFO!?」

さやか「私たち未知の体験しちゃったんじゃね…」

ほむら「ところでアランって誰の事かしら?」

正木「ゴホン!それはともかく…竜馬、新装備のパイルトルネードを
九州にいるソルブレインたちに一刻も早く届けてくれ!」 

916: 1 2013/07/23(火) 00:23:24.22 ID:ak2ewiDe0
竜馬「了解、これより九州に向かいます!」

まどか「もう行っちゃうんですか?」

さやか「そんな…積もる話もあったのに!」

マミ「しょうがないわ、竜馬さんは忙しいんだから…」

ほむら「竜馬…正直来てくれて感謝しているわ、けど何で来てくれたの?」

竜馬「言っただろう、いつだって呼んでくれって!」

そして竜馬のナイトカスタムは一路九州を目指した、行けナイトファイヤー!
戦え特警ウインスペクター!!




938: 1 2013/07/25(木) 19:36:42.74 ID:oL8EwOFY0
番外編 魔法少女 友情の大特訓の巻

私はあいつに勝たなきゃ…

―「美樹さやか、そうだ!それでこそ美樹さやかだ!」

さやか「教えて!私はどうしたら勝てるの!?」

―「俺は何度も死ぬような目に合った、だが自らの命を鍛えて立ち直ったんだ!」

さやか「命を鍛える?」

―「特訓だ!」

さやか「特訓?」

―「死ぬより辛いぞ!」

939: 1 2013/07/25(木) 19:37:10.96 ID:oL8EwOFY0
―「耐えられるか?」

―「耐えられるか?」

―「耐えられるか?」

―「耐えられるか?」

―「耐えられるか?」

―「耐えられるか?」

―「耐えられるか?」

さやか「私は耐える!!」

940: 1 2013/07/25(木) 19:37:55.32 ID:oL8EwOFY0
採掘場―――

まどか「さやかちゃん…さやかちゃん大丈夫!」

マミ「美樹さん…しっかりして!」

さやか「う…うぅ…ここは?」

杏子「さやか大丈夫か?」

正木「今みんなと話し合った、ワルプルギスの夜を倒せるのは…
美樹さやか、キミしかいない!
魔法少女の全ての力を集めてキミの力を10倍にも20倍にも引き出してみせる!
やるか?」

941: 1 2013/07/25(木) 19:38:52.07 ID:oL8EwOFY0
さやか「やる!やらせてください!私に力を与えてください!!」

正木「よし…遠慮はしないぞ、トォッ!」ゴチンッ

さやか「ブフォッ!いきなり殴られた!しかも拳骨!?」

942: 1 2013/07/25(木) 19:39:34.95 ID:oL8EwOFY0
マミ「美樹さん!」ガッ

杏子「さやか!」ガッ

さやか「ちょっと二人とも何で私の腕掴んで…ちょっと待って!?
そこ崖なんですけど…まさかやめ…やめ…うぎゃー突き落とされたー!?」


ドンッ!
ドテッ!
ボコォ!


さやか「げふっ!ごへっ!死…死ぬぅ…」

943: 1 2013/07/25(木) 19:40:13.46 ID:oL8EwOFY0
正木「まだまだこれからだ!行くぞみんな!!」

ほむマミ杏「オウッ!」

さやか「ちょっとみなさん…もっと手心を…」

ほむら「黙りなさい、美樹さやか!」ガッ!クルクル

さやか「ちょっとほむら…何で回って…」

ほむら「タァッ!」ヒュンッ

さやか「ぎゃー!投げられた!?」

まどか「あぁ!さやかちゃんがさっきよりも深い崖に落とされた!?」


ドガガガガガッ


さやか「ペッペッ…土が口の中に入っちゃったよ…もう嫌…」

944: 1 2013/07/25(木) 19:41:03.85 ID:oL8EwOFY0
マミ「美樹さん!泣き言を言ってる暇は無いわよ!」

杏子「さぁ来い!」

まどか「酷い…さやかちゃん…泣き言も聞いてもらえずに特訓の続きを…こんなのってないよ!?」

正木「残酷かもしれんがこれもさやかのためだ、まどかちゃん…彼女を想って我々のやっている事を理解してくれ!」

ほむら「そ…そうよまどか、私たちは何も憎くて美樹さやかにこんな仕打ちをしているためではないの、全ては特訓のためなのよ!」ププッ…

まどか「ほむらちゃん…口元緩んでるよ…」

ほむら「だからまどか、あなたも協力して!」ジャラ

まどか「えっ…これは…」

945: 1 2013/07/25(木) 19:41:32.58 ID:oL8EwOFY0
一方さやかはまだマミと杏子にボコられていた。

マミ「ゴメンなさい美樹さん!私たちもつらいの!」(でもこれ結構楽しいわ♪)

ドカッ

バキッ

杏子「あぁ…誰がこんな事率先してやるもんかよ!」(意外と癖になりそう!)

ボコォ

さやか「ゴボッ!あの…みなさん…言ってる事とやってる事にギャップがあるんですけど…」

946: 1 2013/07/25(木) 19:42:26.56 ID:oL8EwOFY0
ほむら「美樹さやか、次はコレよ!」

まどか「さやかちゃん…ゴメン!」ジャラジャラ

さやか「まどか…何よその鉄球は!?」

まどか「うりゃっ!」

ブンッ

さやか「うぎゃぁぁぁ!」

ゴキッ

ボキッ

バキッ

さやか「ちょっと…この音…骨が折れたっぽい音がするんですけど…」

まどか「さやかちゃんゴメンね…」(でもこれやってみると楽しい♡)

ほむら「気の所為よ、たぶん…」ニヤニヤ

947: 1 2013/07/25(木) 19:43:14.74 ID:oL8EwOFY0
正木「次は私の番だ!」


ドルンドルン


さやか「ちょっと何すかそのバイクは!?」

正木「避けるんじゃない!ぶつかってこい!!」

さやか「無茶言わないで!?」

ヴロオオオオオオオ

さやか「こんな特訓やってられっか!?」ダッシュ

まどか「さやかちゃんが全速力で逃げ出そうとしているよ!?」

ほむら「無駄な事を、バイクから逃げられるわけないでしょ…」

ダダダダダッ!

正木「さやか!もっと足を上げろ!どうした逃げるんじゃなかったのか!?
それではこのハリケーン号からは逃げきれんぞ!!」

948: 1 2013/07/25(木) 19:43:57.17 ID:oL8EwOFY0
10分後―――

さやか「ゼェゼェ…ハァハァ…もうダメ…走れない…」

まどか「さやかちゃん…もう逃げるのを諦めたんだね。」

マミ「美樹さん、休んでる暇は無いわよ。」

杏子「あぁ、これからが本番だ。」

マミ「ティロ・フィナーレ!!」


ギュウウウウウウウウウウウン


さやか「ギョヘェェェェェェ!?」

まどか「さやかちゃんが吹っ飛んだ!」

949: 1 2013/07/25(木) 19:45:09.81 ID:oL8EwOFY0
さやか「ちょ…まっ…待って…」

ほむら「ほむらキック!」

マミ「マミキック!」

杏子「杏子キック!」

まどか「最後は私だよ、まどかキック!!」


ドカッ!!!!


さやか「うぼぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」ガクッ

950: 1 2013/07/25(木) 19:47:06.23 ID:oL8EwOFY0
正木「よしこれだけやれば充分だろ。」

ほむら「さやか、あなたは今でも魔法少女になりたいと思うの?」

さやか「ズ…ズビバゼンデジダ…ヤッパヤメマス…」バタッ

まどか「ふぅ、よかった、これで一安心だね♡」

杏子「さぁもう帰ろうぜ、腹ペコペコだよ!」

951: 1 2013/07/25(木) 19:47:50.29 ID:oL8EwOFY0
マミ「フフ、それじゃ特製のケーキと紅茶を用意しなきゃね♪」

まどか「やったー!勿論ほむらちゃんも食べるよね!」

ほむら「えぇ、頂くわ。」

正木「ハハハ、それじゃ私も行こうかな。」

マミ「ええ、大歓迎ですよ。」

952: 1 2013/07/25(木) 19:51:54.62 ID:oL8EwOFY0
みんなが去った後―――

竜馬「さやかちゃん大丈夫かい?」

ウォルター「さすがは本部長です、かろうじて手加減してくれていたようですね。」

さやか「これって…手加減じゃなく…本気だと思うけど…グフッ」

バイクル「さやかちゃん…なしてあげな事言ったとね!?」

953: 1 2013/07/25(木) 19:52:20.52 ID:oL8EwOFY0
(回想)

さやか「ワルプルギスの夜ってやばい魔女なんでしょ!けど私が契約すれば楽勝っすよ!!」

QB「OK、それじゃさっそく契約だね!」

ギロリッ

954: 1 2013/07/25(木) 19:54:52.32 ID:oL8EwOFY0
ウォルター「ただでさえあの地獄の特訓を終えたばかりで気が立っていたほむらちゃんたちを挑発するような事を言って…」

※ちなみにQBはその時すぐにジバンに始末されました。

竜馬「おまけに魔法少女に契約する事を本気で心配したまどかちゃんが本部長に頼んで…」

正木『よしわかった、ならば死ぬよりもつらい地獄の大特訓を味あわせてやろう!』

竜馬「…なんて本部長も本気になって参加したからな…」

バイクル「さやかちゃん…口は災いの元だがね…」

さやか「私って本当バカ…」ドサッ

―番外編完―

※この出来事はほむらたちが特訓を終えた直後のワルプルギスの夜が来る少し前の話になります

引用元: ほむら「誰か助けて…」竜馬「着化!」