1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/25(日) 13:54:54.84 ID:xNwmpm5V0

阿笠博士「何じゃ、せっかく光彦君を――する装置を作ったというのにいらんのか」

コナン「バロー、あんな野郎どうでもいいんだよ。それよりも、霧切響子。あいつは許せねえ」

阿笠博士「超高校生級の探偵じゃったか」

コナン「こんな体じゃなきゃ、今頃、俺がその地位についてたんだ」

阿笠博士「それで、どうするんじゃ」

コナン「ぶっ殺してやる! 博士、マシンガン貸してくれ」

阿笠博士「それなら、このスコーピオンでいいじゃろ」

コナン「サンキュー、博士」ガチャ

阿笠博士「くれぐれも悪用するんじゃないぞー!」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1377406494

7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/25(日) 14:05:08.53 ID:xNwmpm5V0

住宅街


コナン(くそ、霧切が見つからねえ)

コナン(ん? あれは……)

光彦「……」

コナン(光彦か。とりあえず、試し撃ちの的にしてやるぜ)ガチャ

コナン「おい、光彦」

光彦「おや。コナン君、どうしたんですか」

コナン「とりあえず死ねよ」ドドドドドド

光彦「ぐわぁ」バタリ

9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/25(日) 14:12:47.12 ID:xNwmpm5V0

住民A「何かしら、この音」

住民B「ひ、人が死んでるわ!」

コナン(やべぇ、人が集まってきやがった。銃を下水道に捨てとかねえと)ポイ

住民C「あら、坊や。ここで何をしているの」

コナン「あれれ~。道に迷っちゃった。うわー、人が死んでるー」

コナン「あ、あれは、まさか光彦!」

住民C「お友達?」

コナン「はい、同じクラスなんです。どうして、こんなことになったんだよ!」ドン

住民C「……気の毒に」

コナン(へっへ、このぐらい演技しとけばいいだろ)ニヤリ

10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/25(日) 14:18:05.31 ID:xNwmpm5V0

警察到着


高木「ええっと、被害者は円谷光彦君。死亡推定時刻は今日の午後2時過ぎ」

目暮「凶器は機関銃と見てよかろう」

高木「それにしても酷い。一体誰がこんな」

コナン「誰でもないんじゃないかなぁ」

高木「いたのかい、コナン君」

目暮「誰でもないとは、どういうことかね」

コナン「光彦は最近何か悩んでいる様子だった。死にたいと思うほどに」

目暮「まさか……」

コナン「そう。それを誰にも打ち明けることができずに自殺」

コナン「それが、この事件の真相」

14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/25(日) 14:25:31.23 ID:xNwmpm5V0

高木「そういうことだったのか……」

目暮「なら事件性はあるまい」

「それは違うわ!」

コナン(あ? 誰だ、この女)

目暮「何だね、君は悪いが部外者は黙って」

高木「あー! この人、霧切響子さんですよ」

コナン(何だと!?)

目暮「霧切響子? 誰だね、それは」

高木「彼女は超高校生級の探偵で幾つもの難事件を解決してるんですよ」

コナン「へぇ、そうなんだ」チッ

高木「僕、大ファンなんです。サイン貰っていいですか」

18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/25(日) 14:49:01.96 ID:xNwmpm5V0

目暮「それで『違う』とはどういうことかね。君はこれが自殺ではないというのか」

霧切「その通りよ。もしも、これを自殺とするなら、現場になければならないものがあるわ」

目暮「なければならないもの? 何だね、それは。高木君、君は分かるか」

高木「いやぁ、正直、さっぱりです。霧切さん、教えてもらえますか」

コナン「こんなお姉ちゃん信用できないよ! これは自殺、自殺だよー!」バタバタ

高木「こらっ、コナン君。霧切さんが話すんだから、邪魔をしちゃ駄目だ」

コナン(くそっ、高木の野郎)

霧切「話を続けていいかしら」

目暮「よかろう。君の推理を聞かせてみたまえ」

21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/25(日) 15:04:27.61 ID:xNwmpm5V0

霧切「被害者の円谷光彦は銃で自殺をしたのよね」

目暮「そうだが。それがどうしたのかね」

霧切「なら、どうして彼の手元には銃がないのかしら」

目暮「そ、そうか。もし自殺をしたのなら、手元に銃がなければおかしい」

高木「じゃあ、まさか、これは自殺じゃなく……」

霧切「そう。これは殺人事件。何者かが殺意をもって円谷光彦を銃殺した」

コナン(余計な事を)

高木「さすが、霧切さん。超高校生級の探偵!」

目暮「一体誰が、光彦君を殺したというのかね!」

22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/25(日) 15:21:49.76 ID:xNwmpm5V0

霧切「まず、第一に疑うべきは、現場のすぐ近くにいた人じゃないかしら」

目暮「何故かね」

霧切「こんな住宅街で銃声が聞こえれば、すぐに誰かが気づくはず」

霧切「犯人に逃げ去る時間はなかったはずよ」

霧切「それに、もし逃げていたとしても、それを目撃した人がいる可能性は高いわ」

目暮「よし、大至急、この場にいた人間を集めたまえ! 蟻一匹逃すな」

目暮「犯人はその中にいる!」

高木「了解しました!」

コナン(バロー、やべぇ流れじゃねえか。この場にいた人間ってことは、俺もその対象に入ってる)

コナン「そんなの出鱈目だよー! 光彦は自殺したんだよー!」

コナン「きっと自殺に使った『スコーピオン』は犬か猫が咥えて持って行ったんだ!」

26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/25(日) 15:53:07.01 ID:xNwmpm5V0

霧切「スコーピオン?」

霧切「目暮さん。凶器にどんな名称の銃が使われたかは、既に特定できているの?」

目暮「いや、まだだが。それが何なのかね」

霧切「気づかなかったかしら。今、この坊やは円谷光彦が『スコーピオン』で自殺したと言ったのよ」

高木「えっと、つまり、どういうことですか」

霧切「凶器である拳銃が見つかっていない以上、それが何なのかを知っているのは、犯人だけ」

コナン「」ギクリ

目暮「まさか」ハッ

霧切「江戸川コナン、犯人は貴方よ」

28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/25(日) 16:02:50.24 ID:xNwmpm5V0

コナン「……バーロー」

霧切「何か弁解があるかしら」

コナン「バーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーロー」

目暮「!?」

高木「??!」

コナン「バァァァァァァァロォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!」

32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/25(日) 16:15:22.07 ID:xNwmpm5V0

コナン「弁解? あるに決まってんだろうが!」

コナン「銃の名前知ってたぐらいで犯人とか、ふざけんな、バーロー!」

コナン「そんなに言うなら、証拠だせ、証拠!」

コナン「物的証拠って奴を!!」

霧切「証拠ならあるわ。さっき言ったわよね。住宅街はすぐに人が集まってくるから、犯人は現場から逃げられなかった」

コナン「バーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーロー」

霧切「なら当然、犯行に使った凶器を捨てに行く時間もなかったはず」

コナン「バーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーロー」

霧切「円谷光彦殺害に使われた凶器、さっき貴方が言っていたスコーピオンがまたこの近くにあるはずだわ」

コナン「バーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーローバーロー」

36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/25(日) 16:32:41.39 ID:xNwmpm5V0

霧切「例えば、そうね。そこの下水道に捨てたとか」

コナン「バーローバーローバーロー……バーローバーロー」

霧切「スコーピオンに貴方の指紋が付いていれば、それが決め手になる」

コナン「バーロー……ばろ?」

高木「ありました、これですね」

目暮「鑑識に回したまえ」

霧切「それで、まだ言いたい事があるかしら」

コナン「……」

目暮「何もない、か。高木、逮捕だ」

高木「はい」

37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/25(日) 16:40:58.27 ID:xNwmpm5V0

コナン「……てめぇのせいだ」ボソ

霧切「何?」

コナン「てめぇがいなければ、俺が、この工藤新一が、超高校生級の探偵だったんだ!」

高木「あ、暴れ出しましたよ」

目暮「取り押さえたまえ」

高木「こら、大人しくしろ!」ガシ

コナン「工藤新一こそが、真の超高校生級の探偵! つまり、俺が超高校生級の探偵だ!」バタバタ

目暮「何を言ってるんだ、こいつは?」

高木「さあ? 危ない薬でもやってるんじゃないですかね?」ガチャリ

38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/25(日) 17:04:50.15 ID:xNwmpm5V0

霧切「江戸川コナン、工藤新一……貴方が何者なのか私は知らない」

霧切「――でも、身勝手な理由で人を殺す人間に探偵を名乗る資格はないわ」

コナン「」ガク

目暮「連れていけ」

高木「了解しました。ところで霧切さん、後でサイン貰っていいですか」

目暮「うむ。わしにも一枚書いてもらえるかな」

こうして住宅街スコーピオン乱射殺人事件は解決した。
事件解決の功績として霧切響子は表彰状を貰った。

そしてコナンはというと、小学生ということもあり、刑務所ではなく施設へと送られた。

40: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/25(日) 17:22:52.41 ID:xNwmpm5V0

――数年後

施設


コナン「霧切、霧切、霧切ィ。許さねえぞ、絶対に許さねえぞ、バーロー」

「うぷぷ、いい感じに絶望してるじゃない」

コナン「誰だ、てめぇ」

「霧切響子に復讐するチャンスをあげるって言ったら……どうする」

コナン「何だと! どういうことだ」

「そのまんまの意味。それで、返事は?」

コナン「そんなの決まってるじゃねえか」

「そう。うぷぷ、面白くなりそう」

コナン「……ところで、お姉さんは何者なの」

「アタシは、そうね。超高校生級の絶望とでも言っておこうかしら」

コナン「へえ、絶望か」

コナン(霧切響子、てめえに絶望って奴を教えてやるぜ)

END

48: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/25(日) 19:55:35.10 ID:xNwmpm5V0

おまけ

名探偵コナン 超高校生級称号 一覧

江戸川コナン 超高校生級のバーロー
円谷光彦   超高校生級の被害者
吉田歩美   超高校生級のロリ
小嶋元太   超高校生級のうな重
灰原哀    超高校生級の科学者
阿笠博士   超高校生級の変態
目暮十三   超高校生級の警部
高木渉    超高校生級の腰巾着
毛利小五郎  超高校生級の迷探偵
毛利蘭    超高校生級の一角獣
鈴木園子   超高校生級の令嬢

51: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/26(月) 09:46:04.45 ID:WOwXw1/i0

おまけ

名探偵コナン 超高校生級称号 一覧 part2

ジン           超高校生級の厨二病患者
ウォッカ         超高校生級の足手纏い
ベルモット        超高校生級の女優
キャンティ        超高校生級の癇癪持ち
コルン          超高校生級の無口
ジョディ・スターリング  超高校生級のおばさん
赤井秀一         超高校生級の捜査官
アンドレ・キャメル    超高校生級の運転手
黒羽快斗         超高校生級の怪盗
中森青子         超高校生級のキャラ被り
白馬探          超高校生級のコスプレイヤー
小泉紅子         超高校生級の魔女

引用元: コナン「霧切響子……超高校生級の探偵?」