1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/25(水) 18:51:11.46 ID:ahFf/v9x0
千早「一瞬だけ姿を見たけれど、あれはもしかして……>>5かしら?」


5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/25(水) 18:52:06.97 ID:7FZoOMgC0
やよい


9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/25(水) 18:59:27.38 ID:ahFf/v9x0
千早「高槻さんかしら?確か実家に家族で住んでいるはずでは…」ブツブツ

お隣

P「お、やよい。買い物に行ってくれてたのか?」

やよい「はい!今日の夕ご飯はもやし炒めです!」

P「ありがとうな、やよい。毎週ご飯を作りに来てくれて」

やよい「プロデューサーのためなら私頑張っちゃいます!!」

P「やよいはいい子だなぁ」

やよい「うっうーハイ、ターッチ!」



12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/25(水) 19:05:58.93 ID:ahFf/v9x0
P「やよいのエプロン姿は可愛いなぁ」

やよい「プロデューサー///いまは料理中です」プンスコ

P「ごめんごめん。でもキスだけなら…」

やよい「あとでしてあげますから、お預けです!!」

P(お姉さんぶるやよい、超かわいい)

@千早宅
千早「はぁ…見間違えだったのかしら…とりあえず春香にメールで聞いてみましょうか」

春香『見間違いだと思うよ』

千早「春香の言うとおりね。あの高槻さんがこんな時間に実家を留守にするわけないわ」

千早「そうと決まれば歌の練習よ!今日も壁に向かって練習!」

@P宅
『あおいぃぃ~とりぃぃぃ~もぉししあぁわぁせぇぇぇ~』

P「また始まったか」

やよい「毎晩ですか?」

P「あぁ、お隣さんは千早の熱心なファンみたいだ。千早のプロデューサーながらよく毎晩飽きないものだと思うよ…事情が複雑なだけに注意できないんだよ」

やよい「すごい音量で聞いていますね」


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/25(水) 19:08:43.18 ID:ahFf/v9x0
      r ‐、
      | ○ |         r‐‐、
     _,;ト - イ、      ∧l☆│∧  良い子の諸君!
    (⌒`    ⌒ヽ   /,、,,ト.-イ/,、 l  単身者向けのアパートでは
    |ヽ  ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒)  一年以上住んでいてもお隣さんの顔を見たことがないなんてのは
   │ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /|  よくある光景なんだよ!
   │  〉    |│  |`ー^ー― r' |  コンクリートジャングルの現代社会が生んだ現象さ!
   │ /───| |  |/ |  l  ト、 |
   |  irー-、 ー ,} |    /     i
   | /   `X´ ヽ    /   入  |


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/25(水) 19:14:23.37 ID:ahFf/v9x0
P「さーて、やよいも送ったことだし明日に備えて寝るか~」

>>20「プロデューサー……」

P「ん?誰だ?」

>>20「」サッ

P「気のせいか…」


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/25(水) 19:14:53.47 ID:uKAG2fFL0
小鳥



千早「それで高槻さんが私の家の隣に引っ越してきたかと思って」

春香「見間違いだよ~」

やよい「多分見間違いじゃないかなーって」

春香「千早ちゃん、あなた疲れているのよ」

千早「あら、X-FILE談義ならいつでも…」

春香「ごめんなさ→い」

やよい「お掃除してきまーす」

小鳥「千早ちゃん…」キテキテ

千早「音無さん何をしているのですか…仕事してください」

小鳥「といいながら会議室に来てくれる千早ちゃん萌~」

千早「やっぱりついてきた私がバカでした」

小鳥「よっと待ってピヨー」

千早「いったいどうしたのですか」

小鳥「実は昨夜ね…」


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/25(水) 19:22:07.03 ID:ahFf/v9x0
千早「プロデューサーと高槻さんがマンションから一緒に出てくるのを見た?」

小鳥「そうなのよ!」

千早「そもそもそうしてプロデューサーの家の近くにいたのですか?」

小鳥「それは私とプロデューサーの家はご近所だもの」

千早「そうだったのですか。疑ってすいません」

小鳥「いいのよ。それでやよいちゃんに遠まわしに聞いてみたら見間違いじゃないですかって」

千早「プロデューサーには?」

小鳥「ストレートに聞いたら見間違いだろうって」

千早「はぁ…それなら見間違いでは?」

小鳥「いいえ!この音無小鳥の鳥目は数キロ先のBL本を見逃さないわ!」

千早「夜だったから見間違いでは?」

小鳥「いいから!とにかくこのことはみんなには内緒よ」

千早「わかりました」

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/25(水) 19:27:20.78 ID:ahFf/v9x0
千早「とは言ったものの…」

亜美「聞いた聞いた→」

真美「聞いちゃいました」

亜美「やよいっちと兄ちゃんが付き合ってるって」

真美「可愛い顔してえげつないですな隊長」

千早「誰が隊長よ」

真美「でも兄ちゃんとられちったんだよ?」

亜美「悲ちいね」チラッ

真美「悲ちいね」チラッ

千早「……」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

亜美「お仕事行ってきま→す」

真美「ちょ!亜美ずるいって!兄ちゃん!お仕事ちょ→だい!」

P『お前が最近仕事多いから休みにしろって言ったんだろ!もう忘れたのか!』

真美『そうだった→』

千早「疲れたわ」

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/25(水) 19:33:28.14 ID:ahFf/v9x0
春香「そんな、プロデューサーが…」

千早「春香、まだ決まったわけじゃないわ。それにただの噂かもしれないわ」

春香「でも…」

千早「はぁ…事務所はお通夜モードね…」

春香「ぐすっ…」

千早「今日は私の家に泊まりに来なさい」

春香「ありがとう、千早ちゃん…」

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/25(水) 19:37:32.77 ID:ahFf/v9x0
@マンション前
伊織「あら?あんた達こんな時間におそろいでどうしたのよ?」

千早「水瀬さんこそ、何しているの?私たちはいまから家に帰るところだけれど」

春香「今日千早ちゃんの家にお泊りするんだ」

伊織「あんた見てわかるくらい生気を失っているわね」

春香「…」

伊織「まぁ事情は聴いているから何も言わないわ」

千早「それで」

伊織「まさか千早と同じマンションに住んでいるとはね」

千早「え?実家じゃ?」

伊織「ひとり暮らししたいときように借りたのよ」

千早「お金持ちね」

伊織「褒め言葉として受け取っておくわ」

千早「それなら水瀬さんも今夜は私の部屋に来たらいいわ」

伊織「ど、どうして、私が!!」

春香「伊織ちゃん、無理しなくていいんだよ?」



31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/25(水) 19:46:27.35 ID:ahFf/v9x0
小鳥「……」

@千早宅
千早「まったく…お通夜もいいところよ」

伊織「」チーン

春香「」チーン

千早「このままだとヤンデレなったりろくな方向に行かないわね」

千早「ここは私が>>35するしかないわ」



35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/25(水) 19:48:56.86 ID:tUE1iQ4i0
お隣に突撃晩御飯



37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/25(水) 19:53:30.97 ID:ahFf/v9x0
千早「お隣に突撃晩御飯よ!!」

伊織「ちょっとあんた何考えているのよ!」

千早「いいからいくわよ」

春香「お隣さん知ってるの?」

千早「知らないわ。ここ1年住んでいるけれど見たこともないわ」

春香「えぇぇぇ~?」

千早「私たちはいまやトップアイドルよ!普通の人なら喜んでくれるわ」

春香「そ、それはどうだけれど」

伊織「あんた謙虚って言葉知らないの?」

千早「それじゃあいくわよ!突撃隣の晩御飯ケロ~」

春香「今日の千早ちゃんおかしいよ!」

千早「貴方たちのせいよ!」

千早「開けてください!ご存知如月千早と天海春香と水瀬財閥の令嬢です!」ガンガンガンガン

伊織「ちょっ…あんた私の名前は!?」

春香「もうお嫁にいけない…」

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/25(水) 20:00:25.51 ID:ahFf/v9x0
P「ひっ!!いったいこんな時間に誰なんだよ!?怖すぎる…」ガクブルガクブル

千早「なかなか出てこないわね」

伊織「それならはいマスターキー」

千早「どうしてそれを?」

伊織「このマンションは私のところの管理物件よ。といってもかなり遠い関連会社になるけれど」

春香「えぇと…」

千早「それじゃあ開けるわね」

伊織「いいわよ」

P「ガクブルガクブル」



40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/25(水) 20:03:41.70 ID:ahFf/v9x0
千早「こんばんは~隣の晩御飯ケロ~」

P「やっやっぱりお前らか!!」

伊織「ってあんたがどうして!?」

春香「プロデューサー?」

千早「お隣ってプロデューサーだったの!?」

P「何がお隣は!!だ。知ってて来たんだろ!!」ガクガクブルブル

千早「私は一年前からこのアパートに住んでいます。プロデューサーが引っ越してきたんじゃ?」

P「何言っているんだ!!お前がつい最近引っ越してきたんだろ!」

伊織「何言っているのよ。私はこのアパートの住人を調べてから来たのよ?あんたの名前なんてどこにも…」

春香「プロデューサーさん!!」ダキッ

P「やめろ!春香離してくれ!!」

千早「これはいったい…」

小鳥「私が説明します」

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/25(水) 20:07:52.90 ID:ahFf/v9x0
小鳥「プロデューサーさんの言っていることは本当よ。プロデューサーさんは一年前からここに住んでいるわ。
そして千早ちゃんと伊織ちゃんがつい最近になって引っ越してきた…」

千早「そ、そんな話信じません!」

伊織「私がそんなことするわけないでしょ!」

小鳥「ためらわず隣の部屋に押し入ったのは、千早ちゃんの隣がプロデューサーさんの部屋だと知っていたから。
マスターキーを持っていたのは、いつでも入れるようにするため」

伊織「そんな話…」

小鳥「昨夜やよいちゃんがプロデューサーさんの家に来たのは、やよいちゃんが無理やり押し入ったから」

P「俺はやよいに殺されると思ってあえて彼氏のふりをしていた…」

千早「私がみた高槻さんは…」

小鳥「やよいちゃんも貴方たちと同じ病気にかかっているわ」

P「お前たちはいつからか俺に付きまとい始めて、一線を越えようとするようになった」

小鳥「千早ちゃんに今朝聞いたのは、病気かどうか確かめるため」



44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/25(水) 20:13:54.29 ID:ahFf/v9x0
小鳥「でも千早ちゃんも病気になっていたわ。無意識による行動…そしてそれを一切覚えていない。それがこの病気の厄介なところよ。
きっと千早ちゃんも伊織ちゃんもプロデューサーさんの住所を知るために必死になったはず。でもそれを覚えていない。」

P「もう病気にかかったアイドルたちに仕事をさせるわけにはいかない。真美と亜美に言って精神科を紹介してもらう」

千早「そんな…」

春香「わ、わたしは平気ですよね!?」

P「春香はまだ進行していないだけだ。その傾向がある。おまえ、毎晩徹夜してまでおかしを作ってきてくれるだろ」

春香「あ…あぁ…」

伊織「そ、その病気っていったいなんなのよ?」

小鳥「恋よ」

P「へ?」

伊織「なにそれ?」

春香「病気じゃないですよね?」

千早「音無さん、貴方いったい何を言いたいのですか?」

小鳥「いつから私が正常だと思っていました?プロデューサーさん。私もその病気にかかっているんですよ」



47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/25(水) 20:16:50.63 ID:ahFf/v9x0
小鳥「プロデューサーさんの住所を皆に教えたのは私ですよ。
プロデューサーさんのベランダの目の前の部屋に引っ越してきたのも私です。
最近視線を感じませんでした?カーテンを3重にするなんてひどいですよ」

P「そ、そんな…」

千早「恋は盲目です。仕方がありませんね」

伊織「小鳥にしちゃ、いいこと言うわね。」

春香「心配して損しました」

P「いやだ…やめてくれ…。真美!亜美!助けてくれ!!」

小鳥「みんなって言いましたよね?人の話を最後まで聞かないのはプロデューサーさんの悪い癖です」

P「いや…いやだぁっ!!」


49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/25(水) 20:21:28.67 ID:ahFf/v9x0
………
……

P「ってな病んだ感じが女の子の ”恋” だと思うんだが」

律子「だからプロデューサー殿はいつまでたっても童貞なんです」

小鳥「  ゲ―のやりすぎですね」

雪歩「え、  ///」ボフンッ

真「わぁっ!雪歩大丈夫!!この変態プロデューサー!!」

P「俺じゃないって」

千早「プロデューサー、早く歌の仕事を取ってきてください」

真美「兄ちゃん、リアルに休み欲しいって思えるくらい仕事頂戴~」

やよい「プロデューサーはちょっとないかなーって」

春香「え~あるよ~」

P「春香は俺に優しいな」ナデナデ

春香「えへへ///」


春香さんの大勝利END