1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 04:14:40.75 ID:fCDXCD/d0
サトシ「26歳で職歴なし小学校中退ってどうなん?」

サトシ「旅してるとか言っててもマスター出来ねえしいつまでたっても」

サトシ「俺才能ないのか?」

サトシ「よし就活始めるぜ!なあピカチュウ」

ピカチュウ「ピカ・・・」

サトシ「最近めっきり老け込んだなあ」

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 04:19:09.47 ID:fCDXCD/d0
面接官「あのーぽ、ポケモンマスターwwwを目指されていたとのことですが今までどのようなことをなさっていたのですか?www」

サトシ「はい、ずっと旅をしていました!ポケモンバトルなら自信はあります!」

面接官「それはわが社での業務にどのような利益をもたらすのでしょうか?w」

サトシ「強盗が来てもへっちゃらです!」

面接官「そ、そうですかww(職歴も学歴もねーし教養もないな不採用と」

サトシ「100社目も落ちた」


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 04:24:37.87 ID:fCDXCD/d0
サトシ「やっぱ俺みてーな落ちこぼれじゃ社会人にはなれねーのかな。なあピカチュウ?」

ピカチュウ「ピカ・・・」

サトシ「まあお前に聞いてもしょうがねーか」
チュドーン
サトシ「向こうで物音が?言ってもみようぜピカチュウ!」

ムサシ&コジロウ「なーはっはっは!」

サトシ「ロケット団!」

老紳士「た、たすけてくれー!」

サトシ「ピカチュウ、10万ボルトだ!」
チュドーン
そして
老紳士「ありがとう!君はとても強くて度胸があるな!」

サトシ「当然のことをしたまでです!」

老紳士「いやいや事情も効かずにいきなり人に攻撃できる奴はなかなかおらん」

老紳士「そこで話があるんだが・・・明日この場所に来てくれたまえ」

サトシ「え?でも明日は面接が・・・」

老紳士「来て損はないと思うぞ!仕事を探しているんだろう?」

サトシ「・・・わかりました」

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 04:29:38.61 ID:fCDXCD/d0
サトシ「雑居ビルか怪しげだなあピカチュウ・・・」

ピカチュウ「ぴっかあ・・・」
ガチャ
サトシ「失礼しまーす」(うわあ・・・なんだここは・・・)

強面「ボディチェックをさせてもらうぜ・・・ピンピンピロリーン・・・よし通りな」

強面「おっとピカチュウはモンスターボールに戻してもらうぜ」

サトシ「こ、こいつはモンスターボールには入らないんだ・・・」

強面「じゃあこっちで預かっておくぜ・・・大丈夫・・・アンタが何もしなきゃな」

サトシ「・・・(ここやばいところじゃん)」

老紳士「来たね。そういえば名前を聞いてなかったな」

サトシ「俺は・・・サトシです。出身はマサラタウンです。」

老紳士「そうか。では単刀直入に言おう。君、私の用心棒をやってくれないか?

サトシ「?!」

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 04:36:52.19 ID:fCDXCD/d0
老紳士「私はロケット団に対抗する組織を作りカントーやほかの地方に犯罪シンジケートを作ることが夢なのだ!」

老紳士「しかし前のようにロケット団から命を狙われていてね。君のような勇猛獰猛で腕の立つ男に警護を頼みたいんだよ!」

サトシ「しかし・・・!?」

老紳士「もちろん報酬には期待してくれていい!普通に働くのが馬鹿らしくなるぞ!」

サトシ「・・・(どうせまっとうに生きてたってのたれじぬか奴隷なんだ・・・)」

サトシ「・・・(なら道を踏み外したほうがマシさ・・・就活を続けてわかった)」

サトシ「・・・(俺はクズなんだと・・・認めざる負えない・・・クズならクズでもいいさ)」

サトシ「わかりました!引き受けましょう!」

老紳士「おう!よろしく頼む先生!」

サトシ「・・・(先生か・・・悪くない)」



15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 04:44:23.63 ID:fCDXCD/d0
サトシ「ピカチュウ、仕事が決まったぜ!」

サトシ「お前の電撃も役に立つ!頼むぜ相棒!」

ピカチュウ「・・・ピカ」
その後
強面「敵襲だー!」

ヒットマン「ひゃっはーーーー!」

サトシ「ピカチュウ!敵に10万ボルト!」

ピカチュウ「ピーカヂュウ!!」バリバリ

ヒットマン「ぎゃー!」ばたん

強面「さすがですね!先生!」

ヒットマン「・・・ピクリ」

強面「こいつまだ生きてやがる!タフな野郎だ!」

強面「おい!てめーの雇主をいいな!」 ヒットマン「・・・」

強面「しゃべる気なしかよ」バン ヒットマン「ギャッ・・・」

サトシ「お、おい何も殺すことは・・・」

強面「やらなきゃやられる世界ですぜ。あんたも覚えといた方がいい。情けは自分のためにならずってね。」



20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 04:54:30.33 ID:fCDXCD/d0
サトシ「・・・俺は本当にこれでよかっただろうか」

ピカチュウ「・・・ピカ・・・」ペロペロ

サトシ「慰めてくれるのか?」
その後
老紳士「今月の報酬だ!」

サトシ「・・・ウホ・・・(実働時間なんてほとんどないのにこんなにもらえんのかよぉ・・・)」

サトシ(こりゃまじめに働くのなんてバカみたいになるな・・・)

老紳士「ところでだ先生。でかい仕事があるんだ。」

サトシ「でかい仕事?」

老紳士「来週ロケット団の幹部と講和のために立ち会うこととなった。」

老紳士「その席で奴を始末しようと思う」

サトシ「始末・・・ですか?(殺すってことか)」

老紳士「奴を始末すればこの町の覇権を握れる!君も用心棒として同席してもらいたい。報酬は相場4倍払う。」

サトシ「はい・・・(俺が手を下すことになるだろう。。。やってやる。俺が無職だったとき奴らは俺をごくつぶしと笑ったが・・・やってやるさ)」


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 05:04:05.39 ID:fCDXCD/d0
そして
幹部「ほっほ。この抗争には何の益もないと思っていたからね。そちらから講和の申し出があったのは意外だった。」

サトシ(手下が4人。モンスターボールを持ってる奴は3人。)

老紳士「こちらの体力ではとても勝てない。こちらの縄張りにしのぎを回してもらえれば文句はないよ。」

幹部「いやはや。こちらもボスから片付けろと言われていてね。私の首が飛ぶところだった。ほっほ。」
PRRR・・・・
幹部「おい。電話だぞ」

下っ端「はっ・・・」
ガチャリ
下っ端「もしもし?」強面「GOOD DIE」ガチャリ下っ端「・・・??」

サトシ「ピカチュウ雷だ!」ピカチュウ「びがー!」

下っ端共「ぎゃー!!」

幹部「お、おいこれはどういうことだね!」

老紳士「甘いな若造!」バンバンバンバン

サトシ(やった・・・もう後戻りはできない)

幹部「うぐぐ・・・」

老紳士「意外とタフだな。デブ」


29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 05:11:01.72 ID:fCDXCD/d0
幹部「貴様ら・・・サカキ様がだまってないぞ・・・」

サトシ「説教は地獄でしなよ。ピカチュウ10万ボルト!」

ピカチュウ「ぴ、ぴか?!」

サトシ「ピカチュウ、こいつは悪人だよ。死んで当然だ。だからやれ」

ピカチュウ「・・・」バリバリ

幹部「こ、このゴキブリめ・・・    YOU!!」バタン(椅子ごと

老紳士「やはり私の見込んだ通りだ。敵を容赦なく攻撃できるその獰猛さと度胸はなかなか手に入るもんじゃない」

サトシ「ありがとうございます」

ピカチュウ「・・・」


35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 05:23:57.68 ID:fCDXCD/d0
>>30
サトシ(こうしてアニメシリーズでも時折見られた、獰猛さと度胸を開花させた俺は老紳士の犯罪帝国で順調に出世を果たした・・・)

サトシ「俺も賭場を任せられた。」

サトシ「収入は無職だったころとは比べ物にならない。」

サトシ「親に仕送りでもしてみるか。」
そして
サトシ「マサラタウンに帰ってきたぞ!」

ママ「さ、サトシ!あんた便りも寄越さないでなにやってたの!心配したじゃない!近頃は治安も悪いし・・・」

サトシ「ゴメンゴメン!お詫びと言っちゃなんだけどこれ!」

ママ「こ、こんな大金!どこで手に入れたの?!」

サトシ「仕事がうまく言ってるんだ。タマムシとかでカジノの支配人になってさ。」

ママ「・・・あんた、その恰好、ヤクザモノになったのね・・・」

サトシ「お、おいおいビジネスだよ!そんないかがわしい物じゃないってば!」

ママ「こんなオカネ受け取れないわ!サトシ!出ていきなさい」

サトシ「え?」ママ「ヤクザモノにうちの敷居をまたぐのは許しません!」

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 05:33:31.76 ID:fCDXCD/d0
サトシ「おいおいそりゃないぜ・・・ママのやってる食堂だって俺の力があればもっと大きくできるんだぜ?」

ママ「サトシ・・・あんたを旅に出すんじゃなかったよ」

サトシ「どんなきれいごとを抜かしたって金も力もなきゃなんにもならねえよ!」

バリヤード「・・・(無言の圧力)」

サトシ「・・・そうかよ!でも絶対に俺を頼る日が来るだろうぜ!」

ママ「バリちゃん!リフレクターしといて!」

ママ「ピカチュウはどう思ってるんでしょうね!サトシ!」

サトシ「チッ!?なんなんだよ!?町のみんなも俺を指すような視線で見て来やがる!」

サトシ「クソ面白くもねえ!不思議な葉っぱでも吸うか!」シュッシュ

サトシ「ふー落ち着いてきた・・・」
そして家に帰って
サトシ「あれ!?モンスターボールがいくつか空いてる!」

サトシ「盗まれたか!?ピカチュウ知らないか?」

ピカチュウ「・・・フンフン・・・」

サトシ「え?逃げたって?クソ!どいつもこいつも俺を馬鹿にしやがって!」

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 05:44:11.29 ID:fCDXCD/d0
サトシ「くそッたれ!なあピカチュウ?お前だけは俺を裏切るなよ?相棒!」

ピカチュウ「・・・ぴか」

サトシ「・・・・!?誰かの気配がする・・・」

サトシ「オオスバメ!この手紙を強面のところへ!」スバッー!!

サトシ「来いよ糞野郎!ぶっ殺してやる・・・」

ヒットマン「DIE!」

サトシ「ピカチュウ!雷!」バリバリ

サトシ「ロケット団の報復か!」

下っ端ども「いたぞー!殺せ!」ガガガガ

サトシ「クソ囲まれてやがる!」

サトシ「リザードン!上から炎で掃射して来い!」ガー!

サトシ「逃げるぞ!外に出る!来いピカチュウ!」

下っ端「しねー!」

サトシ「伏兵か!」バリバリ

サトシ「ピカチュウよくやった!やっぱりお前は最高だ!」


44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 05:53:18.23 ID:fCDXCD/d0
サトシ(その後応援が来てヒットマンを撃退しました。)

サトシ「助かった・・・ありがとな。ピカチュウ」

ムサシ&コジロウ「やな感じー!」

サトシ「テメーラ俺の命を狙いやがって!」

コジロウ「ジャリボーイ!正義の味方面してたお前がこのザマかよ!」

サトシ「・・・テメーラのボスはどこにいるんだ!?」

コジロウ「。。。」

サトシ「吐かねえか。ピカチュウ、電気ショックだ。」

ピカ「?!」

サトシ「こいつらは所詮敵だ。やっちまえ」

ピカ「・・・」ばりばり

二人「ぐぐぐ・・・」

サトシ「こいつらに電撃は効かねーか」バンバン

二人「吐けば楽にしてやるよ」二人「ダンマリ・・・」

サトシ「・・・」バン コジロウ「ギャ・・・」バタン サトシ「さあどうなんだ?」 ムサシ「糞野郎!」バン サトシ「相変わらず馬鹿な野郎共だ」


48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 05:58:30.22 ID:fCDXCD/d0
その後
サトシ「もうすぐママの誕生日か・・・ママどうしてんのかね。なあピカチュウ」

ピカチュウ「・・・ぴかあ・・・」ペロペロ

サトシ「慰めてくれんのか?でも贈り物をしても受け取っては貰えないよ」

ピカチュウ「・・・」
翌朝
サトシ「うーんいい朝だぜ!」

サトシ「おーい、ピカチュウ!」

サトシ「・・・ピカチュウ?」

サトシ「いない・・・まさか・・・」

サトシ「裏切ったのか?ピカチュウが・・・」

サトシ「信じられない・・・どうして・・・」


51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 06:06:15.91 ID:fCDXCD/d0
サトシ「強面・・・ピカチュウが逃げた。見つけて殺せ。」

強面「・・・いいんですかい?」

サトシ「俺に失望して消えうせたんだろう。ほかの奴と一緒だ。」

数日後
ピカチュウ「・・・ぴっかあ!」

サトシ「・・・おめおめともどってきたか。オオスバメ、シザリガー、リザードン出て来い」
バンバンバンバン
サトシ「俺を裏切りやがったらこうなるんだ。覚えとけ」

ママ「サトシ・・・」

サトシ「?!ママ・・・どうして・・・」

ママ「ピカチュウは、私を連れてこようと頑張ってたのよ・・・どうしてこんな・・・」シクシク

サトシ「・・・」

ママ「もうあんたを息子とは思わないわ・・・」

サトシ「そ、そんな!俺を見捨てないでくれ!」

サトシ「ああ、お、おれはどうしてこんなことを・・・ピカチュウ・・・」



54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 06:11:54.84 ID:fCDXCD/d0
サカキ「最近うろちょろしてる奴がいるから本腰入れて潰すか」
その時
サトシは不思議な葉っぱを使った!

サトシ「ああ・・・ピカチュウ・・・どうして・・・」

ヤミカラス「かーかー」

サトシ「・・・」
外で
強面「伝書係のヤミカラスか・・・何?ボスがやられた?!」ズガガガン

強面「敵襲だ!」

強面「先生!敵襲です!」トントントン

サトシ「・・・ピカチュウ・・・五月蠅いぞ・・・今起きるよ」
ズガガガガガン
強面「ぎゃー!」バタン

サトシ「?!どうした?敵か?行くぞピカチュウ!はいないのか・・・」

ズガガガガ

サトシ「スゲー数だ。。。」

下っ端「殺せー!」



59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 06:19:26.95 ID:fCDXCD/d0
サトシ「ピカチュウ・・・お前を絶対に生き返らせてやる・・・どんな手でも使うさだから待ってろ」

サトシ「戦うぞ!出て来いお前ら!」

サトシ「決戦だ!」ズガガガガン

下っ端「ギャー!」

リザードン「ガー」

サトシ「来いよ!雑魚ども!俺を殺してえなら本気で来いウジども!」ズガガガガン

下っ端「行けゴローニャ大爆発だ!」
チュドーン
サトシ「ぐわ・・・り、リザードン・・・クソうがあああああああああああああああああああああああ」手投げ弾ポイー
バーン!
下っ端「ギャー!」

サトシ「うらららららっら!」ずがががん
バンバン
下っ端「当たったぞ!攻勢を緩めるな!マタドガス大爆発!」
チュドーン!

サトシ「クソ・・・こうなったら奥の手だ・・・」
ガチャ
サトシ「さあ!俺の恋人にハチの巣にされてー奴はいるか!?」チュドーン!

サトシ「ゴキブリ共!そんなんじゃ俺は殺れねーぜ!」チュドーン

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 06:24:08.10 ID:fCDXCD/d0
バンバンバン
サトシ「ぐああ・・・どうした?俺は倒れてねーぞ!覚醒した俺にかなうやつはいねーよ!」チュドーン
ソロリソロリ
サトシ「どうした腰抜けども!隠れてないでかかってこい!正々堂々と正面にいる一人も殺せねーのか!ロケット団!」

ニャース「・・・」
ソロリソロリ
ニャース「二人の仇でニャ・・・」

サトシ「俺を誰だと思ってるんだ!馬鹿にするなチンピラが!」

ニャース「後ろから急所に切り裂く!」

サトシ「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
バタン・・・

ニャース「・・・」

サトシ「ああ・・・ピカチュウ・・・お前と一緒に逝けそうだ・・・ハハ・・・」バンバンバンバン

61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 06:27:21.02 ID:fCDXCD/d0
サトシ「は・・・?!夢か・・・」

サトシの旅はまだまだ続く
TO BE Continue
終わり