1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/13(日) 00:30:54.25 ID:XY1Xri1s0
ほむら「薬で眠らせてあるけど」

さやか「ほうほう」

ほむら「洗脳済みです」

さやか「なんと」

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/13(日) 00:34:39.39 ID:XY1Xri1s0
さやか「一体どんな洗脳を…」

ほむら「大したことはしていないわ。これから起きて一番最初に見た人の妹になるってだけで…」

さやか「GJ」

杏子「ん、うーん…」

ほむら「起きたわよ」

さやか「へい!杏子!こっちだ!こっちをみるんだぁ!!」

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/13(日) 00:37:46.06 ID:XY1Xri1s0
QB「やあ、3人集まって一体何をしているんだい?」

ほむら「キュウベェ!?」

さやか「!?」

杏子「キュウベェ…おねーちゃん?」

さやか「」

ほむら「oh…」

QB「?」

杏子「あれ?おにーちゃん?どっち?」

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/13(日) 00:42:52.16 ID:XY1Xri1s0
さやか「こんの 獣がぁぁぁ!!」

QB「ちょっ、やめてくれ!これ以上個体を減らされると今月のノルマが…」

杏子「やめろ!」

さやか「!?」

杏子「キュウベエ…お兄ちゃんに手を出すなぁ!」

さやか「え、あ…」

QB「僕に性別の概念は無いんだけどなぁ…」

ほむら(思った以上にブラコンになるのね…)

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/13(日) 00:48:40.75 ID:XY1Xri1s0
杏子「さ、帰ろうぜお兄ちゃん」

QB「えっ、一体何処へ…」

杏子「何処へって…マミの家?」

QB「質問を質問で返さないでくれ、それに僕がマミの家に行く理由はないんだけど…」

杏子「あ…ご、ごめん、お兄ちゃん…」

WB「別に怒っている訳では無いよ」

杏子「そ、そう…?えへへ…」

さやか「」

ほむら(杏子が欲しい…)

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/13(日) 00:54:56.67 ID:XY1Xri1s0
QB「と言うかいつから僕は君の兄になったんだい?」

杏子「えっと…?」

さやか(ねえほむら…)

ほむら(こいつ…直接脳内に…)

さやか(元に戻す方法は無いの?)

ほむら(残念ながら24時間はこのままよ、でも…)

さやか(?)

ほむら(あの状態の杏子にキスをすれば杏子を自分の妹にできるわ)

さやか(!!)

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/13(日) 00:59:53.46 ID:XY1Xri1s0
さやか「それは本当なんだね!?」

ほむら「ええ…だけど、今や杏子を狙うのはあなただけでは無いわ…」

さやか「なっ…あんたまさか…!」

ほむら「妹ならいいよね…?まどか…」

さやか「くそ!この浮気者め!まどかに言いつけてやる!」

ほむら「先に活かせてもらうわ!」

さやか「くっ!そうはさせるか!」

まどか「」ムチュー

杏子「」チュー

QB「」キュップイ

ほむら「」

さやか「」

まどか「うぇひひw」


13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/13(日) 01:05:16.03 ID:XY1Xri1s0
ほむら「ま…まどか…?」

まどか「ごめんね、二人とも。さっきの会話傍受しちゃった」

杏子「まどかお姉ちゃん!ゲーセンいこうぜ!」

まどか「いいよ、最近アニメ化した某格ゲーやろっか。私プラチナ使うね」

ほむら「あの…まどか…?」

まどか「妹ならいいよね?ほむらちゃん」

ほむら「まどかぁ…」

さやか「この夫婦は…」

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/13(日) 01:11:43.14 ID:XY1Xri1s0
さやか(まだだ!強行突破で杏子の唇を…!)

さやか「おおっとー!足が滑ったぁー…」

まどか「!!」ガッ

さやか「行けるっ…えっ?」

まどか「ごめんねさやかちゃん」メシメシ

さやか「あはは…アイアンクローはさやかちゃんちょーっときついかなぁ…こめかみが…」

まどか「うぇひw」

ほむら(ああ…さやかが墜ちた…)

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/13(日) 01:22:15.66 ID:XY1Xri1s0
その後、ゲーセンへ行き、まどかの恐ろしい程の格げーの上手さを目の当たりにしたさやかちゃん一行!
さやかちゃんは何度か杏子の唇を狙うが、そのたびにまどかによってこめかみを破壊されてしまうのであった!!

さやか「そろそろ頭蓋骨がやばい」

ほむら「流石私のまどか、ガードが堅いわね」

杏子「うぁー!全然勝てねぇ!」

まどか「うぇひひw杏子ちゃんセンスがいいから、コンボ覚えちゃえばすぐに私何か余裕で倒せるようになるよ」

さやか「いやあれはコンボ覚えてもどうにも…」

ほむら「禿同」


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/13(日) 01:28:42.34 ID:XY1Xri1s0
まどか「あれ、そろそろ外が暗くなってきたね…」

杏子「あ、もう中学生は追い出される時間だ」

まどか「もうそんな時間かぁ…お家に帰ろっか」

杏子「うん!あ、えっと…あたしは…」

まどか「どうしたの?ほら、帰ろう?「私の」家に」

杏子「あ…うん!」

まどか「杏子ちゃんは今日何が食べたい?」

杏子「カレーがいい!お姉ちゃんが作ってくれんのか!?」

まどか「ううん、パパがもう作ってくれてるはずだよ」

杏子「えっじゃあカレーは?」

まどか「今日はスパゲッティだって」

ほむら「…いいなー」

さやか「くそう…くそう…」


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/13(日) 01:37:22.82 ID:XY1Xri1s0
杏子「美味しい!」

知久「ありがとう、おかわりもあるからね」

まどか「あ、杏子ちゃん…」

杏子「ん?」

まどか「ちょっと動かないでね…っと、髪に芋けんぴ付いてたよ」

杏子「まじか!サンキュー!お姉ちゃん!」

まどか「うぇひひw…ポリッ…ん、杏子ちゃんの味がする」

杏子「うぇぇ!?」

まどか「うぇひひひひひw冗談だよ」

杏子「な、何だよ、もう…」

まどか「ごめんね、うぇひひw」

ほむら「あ、おかわりお願いします」

さやか「あ、こっちもお願いします…やけ食いしなきゃやってらんない…」

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/13(日) 01:40:57.25 ID:XY1Xri1s0
まどか「杏子ちゃん、お風呂入ろう?」

杏子「へ?」

まどか「どうしたの?お風呂入るの嫌?」

杏子「い、嫌じゃないけど…」

まどか「じゃあ入ろっか」

杏子「う…うん」

さやか「ほむら!カメラカメラ!」

ほむら「準備は完璧よ!」

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/13(日) 01:47:02.40 ID:XY1Xri1s0
まどか「杏子ちゃん、からだ洗ってあげる」

杏子「えっ!?い、いいよそれくらい自分で…」

まどか「駄目だよ!わたs


―キングクリムゾン!!お風呂~ベッドインまでのシーンは全面カットだ!!!!―

まどか「すぅ…」

杏子「むにゃ…」

ほむら「…さて」

さやか「二人とも寝たね…」

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/13(日) 01:49:42.30 ID:XY1Xri1s0
ほむら「二人とも、とても可愛い寝顔してるわね」

さやか「あんたが言うと変 的なそれにしか聞こえない…」

ほむら「そんなことより」

さやか「うん、今なら杏子の唇を奪える…」

ほむら(まどかのことだからきっと寝てても阻止してくるのだろうけど)

ほむら「そうね」


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/13(日) 01:58:37.09 ID:XY1Xri1s0
さやか「…」

ほむら「どうしたの?やるならさっさと…」

さやか「ねぇほむら、もし、杏子が一番最初に見た人が杏子の嫌いな人だったりしたらどうなっていたのかな?」

ほむら「反抗的な妹になっていたんじゃない?洗脳と言っても本能までどうにかは出来ないと思うわ(知るかそんなこと)」

さやか「見てよ、これ」

ほむら「恋人繋で寝てるわね器用なことで…恋人!?」

さやか「これってさ、つまり」

ほむら「いや、いやいやいや…これは洗脳のせいこれは洗脳のせい…まどかは?洗脳は?」

さやか「二人は洗脳が無くても互いに互いの事を少なからず思いあっていたってことじゃない?」

ほむら「まどかは…洗脳で…洗脳違くて…」

さやか「私にはこの二人の間を裂くことなんて出来ないよ」

ほむら「まどかは私が好き…恋人は杏子…うーん…」バタンキュー


28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/13(日) 02:03:28.46 ID:XY1Xri1s0
2日後

まどか「はい、杏子ちゃん、あーん」

杏子「な、あ、あーん…」

まどか「パクッ…うーん、おいしい!」

杏子「な、か、からかったな!!」

まどか「うぇひひwごめんね」

さやか「やっぱあれが切っ掛けにこうなっちゃったかー」

ほむら「」

さやか「もう洗脳の効果はないんだよね?」

ほむら「えぇ…そうよ…」

さやか「そっかー…また一つ、恋の戦争に負けちゃったなー」

ほむら「…うぅ…」

さやか「おーよしよし」



30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/13(日) 02:10:53.89 ID:XY1Xri1s0
さやか「ねぇほむら…?」

ほむら「うぅ…何?」

さやか「あ、あたしさ…」

ほむら「?」

さやか「あ、あーなんて言うかそのっ…」

ほむら「何よ…はっきり言って」

さやか「あ、いやっ…そ、そうだ!これからバッティングセンターいかない?」

ほむら「はぁ?」

さやか「その、ストレス解消的な…」

ほむら「…ふふっ」

さやか「あ、なんだその馬鹿にしたような笑いは!」

ほむら「馬鹿にしたつもりはないわ。私を元気づけようとしてくれてるのよね」

さやか「そーだぞ!さやかちゃんは…」

ほむら「ありがとう」

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/13(日) 02:18:20.00 ID:XY1Xri1s0
さやか「んなっ…ほむらがデレ…」

ほむら「流石にバッティングセンターに中学生二人はあれだから…そうね、ゲーセンにでも行きましょう」

さやか「…っはは!ゲーセンもバッティングセンターもそんなに変わんないじゃん!」

ほむら「そんなことないわ、そもそもゲーセンは…」

さやか「はいはい…ほら、早くいこ」

ほむら「ええ、そうね…」