2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/31(木) 01:14:44.32 ID:qgrmFrKl0
ピンポーン

憧「はーい」

桜子「憧ちゃーん!」

憧「きゃあああ!!な、なにその格好!?」

綾「あっ、これゾンビの変装で…」

ひな「トリック・オア・トリート!」

憧「ああ、ハロウィンね…ちょっと待ってて」

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/31(木) 01:15:37.20 ID:qgrmFrKl0
憧「はい、どうぞ」

桜子「ありがとー」

(略)

憧「はい」

ひな「ありがとう」

穏乃「おかしちょーだい」

憧「…」

憧「ちょっとこっちに来なさい」

穏乃「ええっ!?」

桜子「またねー」

穏乃「待ってよー!!」

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/31(木) 01:18:28.18 ID:qgrmFrKl0
憧「あんた、なんで仮装してないのよ」

穏乃「いやー…ジャージだし、もう仮装で通るかなって」

憧「通るわけないでしょうが!」

穏乃「そうかな?」

憧「大体ねー…」

いつもいつもジャージで   目キラキラさせて   iPS細胞というのが…
       
      ギブ・アンド・テイク     ジャージも似合うけどさ…    馬子にも衣装って言うし

いつまで、子供気分でいるつもり?  そろそろ寒くなるし     お菓子に現をぬかして

穏乃「あーもー、うっとうしいよ!」

憧「うっとうしいってなによ…」

穏乃「大体、仮装とかよく分からないし…」

憧「じゃあ、あたしが見繕ってあげるから」

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/31(木) 01:19:45.07 ID:qgrmFrKl0
憧「どう?キョンシーだけど」

穏乃「前が見えないよー」ピョコピョコ

憧「いや、安易過ぎるか…」

憧「さっきのゾンビのクオリティが高すぎるのよね」

穏乃「うわあ!」

憧「ちょっと、倒れこんでこないでよ//」

穏乃「ごめんごめん」

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/31(木) 01:21:23.73 ID:qgrmFrKl0
穏乃「そうだ!」

穏乃「このシーツを被って…」

穏乃「ゴーストってのはどう?」

憧「引っぺがさないでよ…」

穏乃「憧のにおいだー」

憧「//」

憧「クオリティ下がってない?」

穏乃「うーん…」


9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/31(木) 01:22:31.40 ID:qgrmFrKl0
穏乃「ドラキュラ!」

憧「ジャージを羽織ってるだけじゃん…」

穏乃「じゃあミイラにするよ」

憧「露出度が上がってきてるんだけど」

穏乃「じゃあ狼男」

憧「男じゃないし…」



11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/31(木) 01:23:43.78 ID:qgrmFrKl0
憧「そうだ、ウィッチはどう?」

穏乃「そんなのあるの?」

憧「さすがにストライカーユニットはないけど…」

穏乃「あれ?」

憧「お姉ちゃんのコートと髪留めなら…」

穏乃「どこのお姉ちゃんだよ!」

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/31(木) 01:25:29.15 ID:qgrmFrKl0
穏乃「まてよ…巫女服はどうかな?」

憧「えー、つまんないじゃん」

穏乃「つまんないって…」

憧「それに、動きにくいよ」

穏乃「ああ、そっか」

憧「折角だからもっと別の衣装にしなさいよ」


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/31(木) 01:27:05.09 ID:qgrmFrKl0
穏乃「サンタなんてどうかな?」

憧「もはやハロウィンじゃないし」

穏乃「ちょうど唐草模様の風呂敷が!」

憧「見え透いたボケに突っ込む気は無いよ」

穏乃「ちぇー」

穏乃「じゃあ、憧の部屋からなんか盗んでこようかな」

憧「大したものないよ?」

穏乃「むー、ちょっとは構ってよ」

憧「今、考えてるから静かにして」

穏乃(そんなに真剣になることか?)

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/31(木) 01:28:57.87 ID:qgrmFrKl0
穏乃「憧、服を交換しよう」

憧「なんでいきなり?」

穏乃「これも仮装でしょ」

憧「まあ、そうなのかな?」

憧「じゃあ、ちょっと待ってて…」ゴソゴソ

穏乃「なんで着替えてるの?」

憧「そしたら、シズに好みの服を着せられるでしょ」

穏乃「そんなのずるいよ」

憧「なんとでも言いなさい」

穏乃「じゃあ、私は裸になっちゃうからな!」

憧「いいけど//」

穏乃「えっ…」

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/31(木) 01:30:33.56 ID:qgrmFrKl0
穏乃「ってもう、こんな時間!」

憧「ああ…今日お姉ちゃん達いないんだった」

穏乃「玄さんのとことか灼さんのとことか行くつもりだったのにー」

憧「あたしのところに来たのが運の尽きってことね」

穏乃「むー…」

穏乃「トリック・オア・トリート!」

憧「?」

穏乃「ちゃんと仮装してるんだからお菓子ちょうだい」

憧「えっと…もうないんだけど…」

穏乃「ここまで着せ替えさせといてお菓子ないの?」

憧「その、ごめん…」

穏乃「いたずらしちゃうぞ!」

憧「や、やさしくしてね//」

穏乃「」

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/31(木) 01:33:01.94 ID:qgrmFrKl0
穏乃「ふー、食った食ったー」

憧「どう、美味しかった?」

穏乃「うん、憧のパイ甘くて美味しかったよ」

憧「そう言ってくれると嬉しいな」

穏乃「なんか満腹になったら眠くなってきちゃった…」

憧「寝てもいいんじゃない?明日は休みだし」

穏乃「じゃあ、今日は泊まっていこうかな」

憧「わかった」

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/31(木) 01:33:37.94 ID:ETCXuuUq0
オンネ 「銀今(もう), こんな時間!」

東 「児 … 今日お姉さんたち良いイッヌンだった」

オンネ 「ヒョンシの所とかザックシの所とか行くつもりだったが―」

東 「私に来たことが運がダヘという仕事ですね」

オンネ 「大根 — … 」

オンネ 「トリック・オア・トリト!」

東 「?」

オンネ 「まともに装っているからお菓子くれ」

東 「語と … これ以上ないが … 」

オンネ 「ここまで着替えられるさせてムルオとお菓子ない?」

東 「彼, ごめん … 」

オンネ 「ザングナンハボリルゴだ!」

東 「であるが, 易しく日//」

オンネ 「」


22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/31(木) 01:34:16.34 ID:qgrmFrKl0
穏乃「ん、おはよう…」

憧「おはよう、今日は晴れるみたいだよ」

穏乃「なにか忘れてるような…」

憧「?」

穏乃「部活、朝からじゃん!」

憧「あっ…」

穏乃「うわっ、完全に遅刻だよ!」

憧「朝ごはんどうする?」

穏乃「いらない!はやく行かないと!」

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/31(木) 01:35:16.79 ID:qgrmFrKl0
穏乃「やっぱり、お腹減った…」

憧「ほら、言わんこっちゃない」

憧「じゃあ、ほらあれ」

穏乃「あれだね!」

穏乃「赤土せんせー!」

憧「ハルエー!」

晴絵「こら、おそいぞおま…」

晴絵「格好がまるで逆じゃないか」

穏乃・憧「「トリック・オア・トリート!」」