1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/06(水) 12:13:57.49 ID:WCpNgpO30
亜美「やってやる!」

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/06(水) 12:19:15.15 ID:1co5SOcb0
亜美「もー我慢の限界だよ!」

伊織「はあ」

亜美「いつもいつも真美ばっかりお姉さんぶって!」

伊織「ふーん」

亜美「この前だってね」



……

………

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/06(水) 12:24:29.09 ID:VEB92wgj0
~事務所~


亜美「やっほ!」

真美「あ、お疲れさま~」

亜美「お疲れたよぉ」グデー

真美「……」

亜美「りっちゃんの鬼軍曹~」

真美「そうだ、冷蔵庫にゴージャスセレブプリン入ってるよ」

亜美「ホント!?」

真美「亜美の分だから食べていいよ~」

亜美「やたっ!」


9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/06(水) 12:28:39.31 ID:+eO/8JVr0
モキュモキュ


亜美「~♪」

真美「美味しい?」

亜美「モチのロンでバッチリ!」

真美「そか、良かった」

亜美「んん~、生き返ったぁ」



ガチャ


P「おう、お疲れ」

亜美「あ、にーちゃん!」

真美「おつかれ~」

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/06(水) 12:36:48.58 ID:5civh5Ds0
P「真美、そろそろ行くぞ」

真美「あいあい!」

真美「じゃ、真美はレッスン行ってくるね」

亜美「ぅーい、いてらー」フリフリ

真美「ぅーい」フリフリ


ガチャ バタン


P『ゴージャスセレブプリン、食ったか?』

真美『うん、美味しかったよ』

P『後で亜美にも買ってあげないとなぁ』

真美『そだね』




亜美「!!」


16 : ◆CRRHO6hytg :2013/11/06(水) 12:44:23.48 ID:gIquOzjC0
~夜、双海家~


真美「ぅえーい、ただいまー」

亜美「ちょ、真美ぃ!」

真美「亜美にお土産あるよ~」ゴソゴソ

亜美「そうじゃなくて!」

亜美「なんでプリン亜美にくれたのさ!」

真美「亜美はいつも頑張ってるから、ご褒美?」

亜美「真美だって……」

真美「真美はお姉ちゃんだから」


亜美(ぐぬぬ……)

17 : ◆CRRHO6hytg :2013/11/06(水) 12:49:42.93 ID:gIquOzjC0
………

……



亜美「ね?」

伊織「ただのいいお姉さんじゃない」

亜美「結局プリンも半分こしてもらって……」

伊織「アンタは食べたんだから遠慮しなさいよ」

亜美「だって、真美に『はい、あーん』ってされたら……」

伊織「逆らうのは難しそうね」

亜美「でしょ?」

19 : ◆CRRHO6hytg :2013/11/06(水) 12:55:37.29 ID:gIquOzjC0
亜美「真美だって、めっちゃ頑張ってるのにさ」

伊織「うん」

亜美「亜美に色々優しくしてくれたり」

伊織「うん」

亜美「真美ばっかり我慢してばっかりで……」

伊織「そんな真美が?」

亜美「もう大好き!」

伊織「でしょうね」


22 : ◆CRRHO6hytg :2013/11/06(水) 13:00:23.39 ID:LeWNpVF60
伊織「それで、泣かせるって言ったわよね」

亜美「うん」

伊織「具体的にはどうするつもり?」

亜美「……」

伊織「……」




伊織「はぁ、寒くなる前に帰りたいのだけど」

亜美「ちょ、ちょい待………ち…」

亜美「あ!!」

23 : ◆CRRHO6hytg :2013/11/06(水) 13:06:49.35 ID:fVptze+U0
亜美「ねえ、ひびきんは?」

伊織「今日は久しぶりのオフだから家でくつろぐって言ってたわよ」

亜美「わかった!ありがと!」

伊織「……ん」






響「それで、相談って?」

亜美「真美の首をしめて泣かせる」

響「……は?」


26 : ◆CRRHO6hytg :2013/11/06(水) 13:13:04.70 ID:fVptze+U0
響「ちょ、わけがわからないぞ!」

亜美「えっとね」


ゴニョゴニョゴニョリ



響「へー、ふーん、ほほーう」ニヤニヤ

亜美「うあー! ひびきんに笑われるなんて!」

響「教えるの、やめようかな」

亜美「ごめんなさい」


28 : ◆CRRHO6hytg :2013/11/06(水) 13:19:57.12 ID:cJLGuzc10
響「まぁ、やり方は簡単だから仕事の合間合間にでもできるよ」

亜美「ホントに?」

響「もっちろん」

亜美「さっすがひびきん、南国育ち!」

響「それは関係ないと思うけど……まぁいいや」


響「まずはね……」

亜美「うん」




……

………

29 : ◆CRRHO6hytg :2013/11/06(水) 13:26:32.41 ID:oSBW8gvT0
亜美「……zzz」

美希「……zzz」

P「……珍しいですね」

小鳥「美希ちゃんはともかく、亜美ちゃんまで」

P「撮影やレッスンの合間に黙々と何かやっているそうなんですが」

小鳥「へえ……無理し過ぎなければいいですけど」

P「そうですねぇ」

30 : ◆CRRHO6hytg :2013/11/06(水) 13:35:30.17 ID:rH8iCC5t0
亜美「……」コックリコックリ




亜美「はっ!?」

真美「すぅ……すぅ…」

亜美「やば、寝てた……!」

真美「……すぅ…」



亜美「えへへ……あと、もうちょい頑張ろ」

31 : ◆CRRHO6hytg :2013/11/06(水) 13:40:02.22 ID:2hZAIHor0
~後日~


響「……おぉ~」

亜美「どう?」

響「うんうん、完璧!」

亜美「! ホントに!?」

響「バッチリ」

亜美「やたっ!」



亜美「あとはこれを真美に……」グフフ

響「ちばりよー」



40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/06(水) 13:49:46.66 ID:tzPxWQX00


真美「最近寒くなったよね」

あずさ「そうね~」

あずさ「真美ちゃんは、まだマフラーは巻かないの?」

真美「うーん、買いにいくヒマなくて」

あずさ「あら、そうなの?」



亜美「まーみっ」

真美「わっ!?」

あずさ「あら、亜美ちゃんおはよう」

亜美「やっほ! ちょっと真美借りるね!」

あずさ「はーい」

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/06(水) 13:55:02.40 ID:wdeG93S40
真美「……えーっと」

亜美「この時を待っていた……ふふふ」

真美「亜美?」

亜美「これでもくらえぇい!!」


ギュー


真美「わ、こ、これ……」

亜美「亜美が編み編みした真美マフラーだよ!」

真美「え……」

亜美「えと…いつもありがとう、お姉ちゃん」



44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/06(水) 13:59:11.79 ID:wdeG93S40
真美「……」

亜美「真美ー?」

亜美(気に入らなかったのかな……)


ガバッ


亜美「わぁっ!?」

真美「ありがとう! すっごく嬉しい!」

亜美「んっふっふ~、と、トーゼンっしょ!」

真美「じゃあ、真美からも……」

亜美「え?」

45 : ◆CRRHO6hytg :2013/11/06(水) 14:03:07.71 ID:wdeG93S40
キュッ


亜美「!?」

真美「はい、真美が編み編みした亜美マフラー」

亜美「え、え!?」

真美「いつもお疲れさま」

真美「無理はし過ぎちゃダメだからね?」





亜美「」ブワッ



48 : ◆CRRHO6hytg :2013/11/06(水) 14:08:36.39 ID:3EPK2IDb0
………

……


亜美「そんで……真美もひびきんに教えてもらってて…」

伊織「うんうん」

亜美「真美のマフラー編んでくれてて」グスッ

伊織「よしよし、似合ってるわよ」

亜美「……まみぃ…ぐすっ」

伊織(結局泣かされてるのね)

亜美「もう真美大好きぃ!!」ビエーン

伊織「はいはい」



おしまい



50 : ◆CRRHO6hytg :2013/11/06(水) 14:10:35.92 ID:3EPK2IDb0
~おまけ~


あずさ「亜美ちゃん、大泣きしてたけど……大丈夫かしら」


ガチャ


真美「…………」

あずさ「ま、真美ちゃん?」

真美「……ん……」

あずさ「??」

真美「あずざお姉ちゃぁん!!」ブワッ

あずさ「ええぇ!?」



53 : ◆CRRHO6hytg :2013/11/06(水) 14:17:32.24 ID:IWX/MX8R0
真美「うぅ~……それで」グスッ

あずさ「うん」

真美「亜美が……ぁみが…」

あずさ「よしよし」ナデナデ

真美「ちゃんと、お姉ちゃんできてたかなぁ……っぐす」

あずさ「ええ、立派なお姉さんだったと思うわ」

真美「うう…亜美大好きぃ~!」ウワーン




今度こそおしまい