1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/15(金) 10:49:36.04 ID:mbn4iKP00
八幡「今は恍惚とした顔をしている」


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/15(金) 13:18:49.52 ID:rRj7trtS0
八幡「……」 ナデナデ

雪乃「!?」

八幡「……」 ナデナデ

雪乃「どういうつもりかしら」

八幡「……」 ナデナデ

雪乃「そうね、今の内ならあなたのクラス全員にこの事をバラすことで許してあげるわ」

八幡「……」 ナデナデ

雪乃「や、やめなさい…」

八幡「……」 ナデナデ

雪乃「…んっ… (///」


27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/15(金) 14:51:11.53 ID:I4AFzZ54i
雪乃「な、何のつもりかしら、比企谷くん?」

八幡「何のつもりったって、ただ撫でたかったから撫でたとしか……」ナデナデ

雪乃「そもそも、女性の髪にいきなり触るのはどうかと思うのだけれど」

八幡「じゃあ、逃げたら良いじゃねえか。どうしてそのまま座ってるんだ?」ナデナデ

雪乃「それはあなたが頭に手をおいていて動けないからよ」

八幡「……いや、普通に逃げられると思うんだが」ナデナデ

雪乃「嫌よ。あなたが撫でてきたせいで私が動くなんて。あなたが止めれば良いだけの話でしょう?」

八幡「じゃあこのままだな」ナデナデ


29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/15(金) 14:58:45.54 ID:I4AFzZ54i
雪乃「……」ペラッペラッ

八幡「……」ナデナデ

雪乃「……」ペラッペラッ

八幡「……」ナデナデ

雪乃「……」ペラッペラッ

八幡「……」ナデナデ

雪乃「……」ペラッペラッ

八幡「……」ナデナデ


34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/15(金) 15:04:14.66 ID:I4AFzZ54i
雪乃「……」ペラッペラッ

八幡「……」ナデナデ

雪乃「……」ペラッペラッ

八幡「……」ナデナデ

雪乃「……♪」ペラッペラッペラッ

八幡「……」ナデナデ


39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/15(金) 15:14:39.17 ID:I4AFzZ54i
雪乃「……あの、比企谷くん?」

八幡「ん?どうした?」ナデナデ

雪乃「一時休戦しない?少し喉が乾いたから紅茶を淹れたいし、あなたも腕が疲れてきているでしょう?」

八幡「わかった。でも淹れ終わったら撫でるのを再開するからな?」

雪乃「……はぁ。それで良いわ。あなたも飲むかしら?」

八幡「んじゃ、お言葉に甘えさせてもらう」

雪乃「では淹れるわね。少し待ってなさい」

43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/15(金) 15:29:17.07 ID:I4AFzZ54i
八幡「……」

八幡「……」ウ

八幡「……」ウズ

八幡「……」ウズウ

八幡「……」ウズウズ

雪乃「……はい、紅茶。それとお茶請けとして作ってきたクッキーも」

八幡「ヒャア、もうがまんできねえ!なでるぜ!」ナデナデナデナデ


46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/15(金) 15:43:28.71 ID:I4AFzZ54i
雪乃「ひゃうっ!」

八幡「あ、悪い。どうにも待ちきれなくて」ナデナデナデナデ

雪乃「謝る時くらい、撫でるのをやめたらどうかしら?」

八幡「いや、その……」ナデナデ

雪乃「?」

八幡「なんか撫でてないと落ち着かなくて」ナデナデ

雪乃「それは、ある意味病気と言えるのではないかしら……」

八幡「そうかもな」ナデナデ


51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/15(金) 15:57:09.04 ID:I4AFzZ54i
雪乃「とりあえず、紅茶は冷める前に飲んでしまった方が良いわ。不味くなってしまうから」

八幡「と言われても俺は猫舌だからな。少し冷ましてからにする」ナデナデ

雪乃「そう……」

八幡「このクッキー、雪ノ下が作って来たんだよな?」ナデナデモグモグ

雪乃「ええ、そうよ」

八幡「前に食べた時も思ったが、美味すぎだろ。これを専門店のクッキーと言われて出されたら、みんな信じるんじゃないか?」ナデナデ

雪乃「レシピ通りに作っているだけよ。それでも、褒められて悪い気はしないわね」


54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/15(金) 16:15:41.33 ID:I4AFzZ54i
八幡「そろそろ冷めたか?」ゴクゴク

雪乃「どうかしら?」

八幡「美味しい……。流石は雪ノ下」ナデナデ

雪乃「良かった……」

八幡「あ、そうだ。後で美味い紅茶の淹れ方を教えてくれ。小町にも飲ませてやりたいからな」ナデナデ

雪乃「良いけれど、何処で?」

八幡「俺の家とか?」ナデナデ

雪乃「そうね、比企谷くんの家にしましょう。…………猫」

八幡「冗談だったんだが……、まあ良いか」ナデナデ


58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/15(金) 16:33:29.24 ID:I4AFzZ54i
雪乃「そうね……、比企谷くん」

八幡「なんだ?」ナデナデ

雪乃「紅茶の淹れ方を教えるにあたって、その前にする事があるのだけれど、なにかわかるかしら?」

八幡「んー、わかんねえ。ポット選びとか?」ナデナデ

雪乃「ぶぶー。ポットは急須でも代用できるわ。正解は茶葉を選ぶ事よ」

八幡「茶葉って何でも良いんじゃないのか?」ナデナデ

雪乃「茶葉によって抽出時間が違うのよ。あと味や色合いも」


62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/15(金) 16:49:37.46 ID:I4AFzZ54i
八幡「へえ。色合いや味は想像ついたけど、時間も違うのか」ナデナデ

雪乃「ええ。だから、自分が淹れる紅茶の種類はしっかりと把握しておいた方が良いの」

八幡「図々しいとは自分でも思うんだが、その茶葉選びから教えてもらっても良いか?」ナデナデ

雪乃「良いわよ。小町さんに不味い紅茶を飲ませるわけにはいかないもの」

八幡「じゃあ、いつ行くんだ?」ナデナデギュー

雪乃「ッそうね、明日とかどうかしら?ちょうど休みだし、あなたも暇でしょう?」

八幡「はいはい暇ですよ、俺は。んじゃ、明日の朝十時に駅前で良いか?」ギュー

69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/15(金) 17:00:56.80 ID:I4AFzZ54i
雪乃「そうね。それで良いわ」

八幡「んじゃ、そういう事で」ギュー

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雪乃「そろそろ最終下校時間ね。帰りましょうか」

八幡「もうそんな時間か。あっという間だったような気がする」ナデナデ

雪乃「……結局、最後までやめなかったわね」

八幡「なんか言ったか?」ギュッ

雪乃「何でもないわ」

ガチャ バタン


71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/15(金) 17:01:30.72 ID:I4AFzZ54i
由比ヶ浜「ずっとあたしいたんだけどなぁ……」

終わり