1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/28(木) 21:37:29.38 ID:lTMApTxY0
さやか「あんた… なんてことしたのかわかってるの!?」

ほむら「もちろんよ。でも何の問題があるのかしら」

さやか「円環の理が一部切り取られたでしょうが」

ほむら「でも必要な機能は残してあるわ。私がもらったのは、あくまで一部だけだもの」

さやか「そうなることを辛いと感じた、まどかの中のか弱い部分… だっけ」

ほむら「そのついでに、あなたたちもこっちへ戻って来られたわけでしょう」

さやか「そりゃそうなんだけどさ……」

さやか「…まぁいいや。まどかには悪いけど、ちょっとしばらくこのままでいよう」

ほむら「いやにあっけないわね」

さやか「どうなるか見てもらってから話した方が良さそうだからね」

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/28(木) 21:39:49.80 ID:lTMApTxY0
——数日後 放課後——

ほむら「……もしかして」

さやか「うん、そろそろわかった?」

ほむら「私もあまり人の事言えないけど、まどかは他の子たちとうまくいってないのかしら…」

さやか「あんたがベタベタしすぎだからっていうのもあるね」

ほむら「でも今のまどかは誰かが守ってあげないと… そこで私の出番」

さやか「最初すっごい怖がってたまどかを懐かせたのには感心するけど」

ほむら「これが愛のパワーよ」

さやか「あんたさ、加減しないで「弱い」部分ばっかり抜き取っちゃったでしょ」

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/28(木) 21:44:03.89 ID:lTMApTxY0
さやか「今はまだいいとして、この先ずっと誰かに助けてもらわないといけないわけ?」

ほむら「……まどかにはいつでも私がついてるから……」

さやか「助け合うのは大事でも、ずっとそれを当て込んでちゃロクな大人にならないよ」

ほむら「確かに、そうかもしれないわね……」

まどか「ほむらちゃ~ん!」

ほむら「まどかが来たわ。続きは後にしましょう」ボソッ

まどか「よかったぁ、先に帰っちゃったかと思ったよ」ぎゅっ

まどか「近頃ほむらちゃんがいないと、なんだか落ち着かなくて」

ほむら「そ、そう… ありがとう、まどか」

ほむら(冷静に考えてみると、ちょっとやりすぎだったわね)



6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/28(木) 21:50:05.07 ID:lTMApTxY0
——マミ部屋——

杏子「ごめん、ちょっと話を整理していい?」

杏子「あの転校生… 鹿目まどかが、最初は普通の女の子だったんだよな? まぁ、今でもだけど」

マミ「それが願いを叶えて、円環の理になったと」

杏子「で、ほむらはむこうの仕事がキツそうだから助けてあげたんだな」

ほむら「…まぁ、大体そうなるわね」

杏子「近頃ワルぶってるわりに、けっこういいヤツじゃん」

ほむら「ほっといてよ///」

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/28(木) 21:54:47.37 ID:lTMApTxY0
マミ「鹿目さんのこと、私はよく知らないけど、確かにちょっと気弱そうな子だったわね」

さやか「前からやる時は突っ走るタイプだったんだよね。今は全然そんな感じじゃないけど」

杏子「ほむらが強い部分と弱い部分にわけちゃったからか」

マミ「それをどうすれば治るのかしら」

さやか「むこうのまどかを捕まえて、一部入れ替えるんですよ。三割くらい」

杏子「こっちがまどか(強)三割に(弱)七割、むこうが(強)七割に(弱)三割になるわけだな」

ほむら「むこうに行く三割のまどかが辛い目に遭わないか、それだけが心配だわ」

マミ「なんだって完全に思った通りにはいかないものね」

さやか「いいじゃないの。基本的にまどかが自分で選んだ道なんだしさ」

杏子「むこうはむこうで大変そうだけど、ほむらも極端に思い詰めるのは良くないよな」

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/28(木) 21:59:33.03 ID:lTMApTxY0
マミ「円環の理を捕まえるなんて、できるのかしら」

ほむら「それについてはこのQBが」

QB「あの時と同じ遮断フィールドを作ればいいんだね」

ほむら「あれを利用することになるとは皮肉なものね」

QB「よそで活動してる個体に、限界近くなった魔法少女がいないか聞いてみるよ」

さやか「近くにいるかな」

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/28(木) 22:03:57.44 ID:lTMApTxY0
——荒野——

まどか「ほむらちゃん…… ここで何するの…?」

ほむら「あなたはこれから生まれ変わるのよ」

まどか「それって……??」

杏子「ああ、心配しないでいいよ。怖がる事ないから」

マミ「変なことに付き合わせちゃってごめんなさいね」

まどか「い、いいえ……」

まどか(巴さんと学校以外で会うの、初めてだな)

まどか(仲良くなってもいいかどうか、ほむらちゃんに聞いてみよう)

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/28(木) 22:07:44.27 ID:lTMApTxY0
魔法少女「せっかくたおしたのに… これで私も……」

マミ(いたわ! 今まさに力つきるところよ)

まどか「あの人、ケガしてるの?」

ほむら「ちょっと違うの。そっとしておきましょうね」

ほむら(QB! むこうのまどかが来る前に!)

QB「フィールド展開! これで円環の理は近寄れないよ!」

 パアァ……

杏子(お、なんかできたぞ。あれが円環の理なのか?)

さやか(あれはあたしの代わりかな。見ない顔だね)

杏子(さしずめ天使ってとこか…… いや、違うな)

マミ(天使ってあんなにイイ体してるのかしら)



13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/28(木) 22:11:20.81 ID:lTMApTxY0
魔法少女「きたのね… 円環の理が……」

天使 甲「フゥ——……」ミチッ

天使乙「アアァ———!!!」バキゴキバキ

魔法少女「うっ……」

マミ(何なのよあの人たち…)

杏子(どう見てもボディビルダーかプロレスラーじゃねーか!)

さやか(あたしに言われても知らないよ!)

魔法少女「…美しい…… う、噂通りに……」

マミさやあんこ(マジで!?)


15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/28(木) 22:15:15.40 ID:lTMApTxY0
真 アルティメットまどか『役目を終えた魔法少女よ……』

ほむら「まどか!」

まどか「?」

ほむら「ああ、ごめんなさい。ちょっと考え事を」

まどか「…わたしのことだよね?」ニコニコ

ほむら「そ、そうよ! いつだってまどかのことで頭が一杯だもの!」

さやか(イチャコラしてる場合じゃない。むこうのまどかが来るよ!)

真 アルティメットまどか「迎えにきたよおおおおお!!!!!!!」ズドドドドド

四人「」

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/28(木) 22:21:41.55 ID:lTMApTxY0
マミ(ええと… もしかして、あれが鹿目さんかしら?)

ほむら(純粋な『強』100%のまどか… みたいね……)

杏子(なんだよさっきから! 円環の理ってあんな筋肉ダルマしかいねーのか!?)

さやか(きっと『弱』パーツが取れたことで解放されて)

ほむら(精神面での変化が肉体的にも現れたのね)

杏子(だからってあれはないだろ… どこの超人ハルクだよ……)

QB「見て! あの三人がフィールドに引っかかるよ!」


23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/28(木) 22:44:32.00 ID:lTMApTxY0
天使 甲「うおおお!! かてぇぇえええ!!!!!!」

天使 乙「まどかさまぁああアァ————ッ!! 魔法少女に近づけねえええええ!!!!!」

真まどか「ほぉう」

魔法少女「あの… どうかしたんですか?」

真まどか「安心しなさい… ふんぬ!」ゴキッ

天使 乙「やったあああアアアア!!!!!」

QB「ウソだろ… 素手でこじ開けるなんて……」

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/28(木) 22:50:18.78 ID:lTMApTxY0
真まどか「さぁ来なさい」

魔法少女「はい!」

 ぎゅうううう

魔法少女(ああ… この骨と筋肉の熱が少し温かくて… なんとなく懐かしい……)

魔法少女「あなたが円環の理の…」

真まどか「魔法少女だった頃の名前は。鹿目まどか。まどかって呼んでね!」

魔法少女「まどかさん…… い、いえ… アニキって呼ばせてください///」

真まどか「いいよ~  あれ? もしかして近くにまだ魔法少女が」

魔法少女「私の他にも?」

ほむら(バレた!?)


29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/28(木) 23:00:49.76 ID:lTMApTxY0

真まどか「んん~……?」ギロリ

ほむら(焦る事はないわね。これはチャンスよ! この隙に捕まえましょう!)

マミ(捕まえるって、アレを… どうやって!?)

天使 甲「あの岩陰ッスよおおお!!!!!!」

天使 乙「四人もいまさあああアア———ッ!!!!!!」

真まどか「ふおおおお!!!!!!!」

 ドドドドドドドドドドドドドド

真まどか「ほおおおおおおむらちゃあああああ!!!!!!」ドジャーーアアアン!!!!

ほむら「ぎゃあああああ!!!!!!!!!」

 カチッ




27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/28(木) 22:56:49.01 ID:lTMApTxY0
ほむら「ここまで逃げれば大丈夫よね… 時間停止を解除するわよ」

さやか「この短期間であそこまで手がつけられなくなってるとはねぇ」

マミ「あれが『強』100%の鹿目さんなのね…」

杏子「ただこっちに向かってきただけなのに、すげぇ迫力だったな…」

ほむら「正直、数ccほどチョロッときたわ」

杏子「いやそういう報告いいから」

ほむら「フッ… 私を甘く見ないことね」ファサッ

ほむら「今日はナプキンしてるから平気よ」

杏子「カッコつけてるみたいだけど、最低なこと言ってる自覚あんの?」

まどか「ほむらちゃん…… も?」カタカタ

さやか「『も』って」


32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/28(木) 23:05:30.72 ID:lTMApTxY0


 ショロショロショロ

まどか「安心したら、急に…」

ほむら「まどか… 早くしゃがみなさい。かゆくなってしまうわ」

まどか「やだっ… こっち見ないでぇ……」フシィィィ

ほむら「……」サッ

まどか「隣にしゃがんじゃダメ! 水たまりが行っちゃうよぉ」

ほむら「ならこれでどうかしら」ジワァッ



35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/28(木) 23:09:46.44 ID:lTMApTxY0
ほむら「恐れることなど何もないわ… あなたの傍には、私がついているんだもの」シルシルシルシル

まどか「…出てこないね」

ほむら「きっと吸ってるのね」

まどか「じゃあほむらちゃん、今日は…」

ほむら「言わないで、恥ずかしいじゃない///」

まどか「ティヒヒヒ… ごめんね」

ほむら「あ、溢れ出したわ」チョロチョロチョロ

まどか「わたしのとほむらちゃんの水たまりが、一つになったね」

ほむら「ええ。まるで私たちのこれからのよう……」

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/28(木) 23:12:53.30 ID:lTMApTxY0
さやか「どうすんのこれ? 止めたほうがいい?」

杏子「とりあえず、終わるまでそっとしときなよ」

ほむら「あなたたちもどう? 案外いいわよ」

杏子「遠慮しとくわ」

マミ「では美樹さんか佐倉さん、換えのパンツを買ってきてもらえるかしら」

杏子「近くにダイソーあったから、そこでいいよね?」

マミ「ええ、三枚お願いね」

杏子「あんたもかよ!」

ほむら「あ、それと予備のナプキン切らしたからそれも」

杏子「いい加減にしろこの野郎」

47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/28(木) 23:17:55.51 ID:lTMApTxY0
さやか「じゃ三人とも着替えてスッキリしたところで」

杏子「あのバケモノをどうやって捕まえるか、だな…」

ほむら「お風呂入りたいわ」

マミ「いいわね」

QB「近くに銭湯があるよ!」

ほむら「魔法少女がいなければ円環の理も現れないでしょうし」

ほむら「今日はお開きにしてお風呂に」

杏子「おいお前は来んなよ生理」

さやか「次に現れるまでに対策を考えとこうか」


51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/28(木) 23:22:00.94 ID:lTMApTxY0
——数日後——

QB「力尽きそうな魔法少女がいるよ! 今夜あたりくるかもしれない」

マミ「それじゃあ今夜出動ね! みんないいかしら」

さやか「QBのバリアも強化してもらったし、今日こそ捕まえるよ!」

ほむら「今日はいざとなってもお風呂に入れるから安心ね」

まどか「…わたしも行くの?」

さやか「ごめんね、まどかも来てもらわないといけないんだわ」



54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/28(木) 23:26:02.24 ID:lTMApTxY0
——夜 この間とは別の荒野——

QB「罠をしかけておいたよ」

この間とは別の魔法少女(これまでのようね… ついに私も……)

 パアァァ……

天使 甲「ムフ~~~ンンンンゥ……」テロリ

天使乙「アアアアァァァッ!!!!!!!」ビチンビチン

魔法少女(聞いた通りだわ…… するとこの後に)

真まどか『むかえにきたよおおおお!!!!!!』ドゴゴゴゴゴゴ

魔法少女「あれが…… 円環のアニキ…」



57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/28(木) 23:29:53.07 ID:lTMApTxY0
真まどか「これからはず~っと一緒に筋トレできるね!」

魔法少女「わたし… アニキよりももっとマッシヴになっちゃいますよ!」

真まどか「フフッ わたしは強敵だよ」

杏子「なぁ、円環の理って」

マミ「目的がちょっとズレてるわね…」

さやか「こっちも入門するフリすれば近づけないかな」

 ガキンッ

真まどか「ん?」

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/28(木) 23:32:34.36 ID:lTMApTxY0
QB「やった! 円環の理を捕まえたよ!」

 ガチャガチャガチャ

真まどか「あれ、引っかかっちゃった」

天使 甲「まどか様、こっちもぉぉおおお!!!!!!」

天使 乙「外れねぇぇえええあああアアアーーー!!!!!」

ほむら「今のうちにいくわよ!」バッ

マミ「短期決戦で鹿目さんだけ捕まえるわよ!」

あんさや「了解!」

天使 乙「またアイツらかああああアアア!!!!!!」

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/28(木) 23:36:44.02 ID:lTMApTxY0
真まどか「オラオラオラオラアアアアーーーーー!!!!!」バキドカ

QB「そんな… 強化QBフィールドがいとも簡単に!」

ほむら「みんな逃げて!」

真まどか「さあああやかちゃあああああんウゥッ!!!!!」ガッ

さやか「しまっ…!」ブシュウゥゥ!!

真まどか「アルティメットバスター!!!!!」グシャ

魔法少女「う、美しい… 稲妻のよう……」

真まどか「♪夢よりも 鮮やかに~」(全て)ドドドドド

マミ「こ、来ないで!!」



64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/28(木) 23:45:22.15 ID:lTMApTxY0
ほむら「杏子にまどか、捕まってて! 時間を止めて逃げるわよ!」

杏子「でも、さやかが!」

ほむら「一人死ぬのと全員殺されるのとどっちがいいの?」

まどか「そんなの…」

真まどか「つっかまえたああああ!!!!!!!」

天使 乙「ヤッチマイナアアアァッ!!!!!」

杏子「…一人だよな」

ほむら「話せるわね」

 カチッ



67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/28(木) 23:47:43.84 ID:lTMApTxY0
マミ「どうにか助かったわ…」

さやか「はぁ~ 酷い目に遭った」

マミ「殺られる前にソウルジェムを射出していてよかったわね」

杏子「エヴァンゲリオンかお前は」

ほむら「こうなるともう正攻法で捕まえるのは諦めた方が良さそうね」

QB「フィールドを強化しても、また同じことになりそうだね…」

さやか「それにこの調子だと、『強』を三割引きはがす時のも無理そうだし」

ほむら「なにかいい方法はないのかしら……」

杏子「早くしないと、まどか可哀想だもんなぁ」



73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/28(木) 23:53:18.82 ID:lTMApTxY0
ほむら「そうね… 元はといえば私が早まってしまったのが原因だもの。頑張らないと」

さやか「あたしもだよ。まどかが無事に暮らせるようにしたいもんね」

ほむら「あなたまで…」

マミ「私たちだって、これからも鹿目さんと仲良くしていきたい気持ちは一緒よ」

杏子「元はといえば人助けをしたくて魔法少女になったんだもんな」

杏子「その気持ちを思い出させてくれるものには、全力で応えてくよ!」

ほむら「ありがとう… みんな……」

杏子「でもまどか好きな気持ちは、やっぱほむらには敵わないかな」

マミ「そうね。二人ともとっても仲良しで羨ましいわ」

ほむら「まどかは私が退院して初めてできた友達だったんだもの」



76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/28(木) 23:57:35.18 ID:lTMApTxY0
マミ「そんなことがあったのね…」

杏子「ほむらも昔は可愛かったんだなぁ」

ほむら「そこはほっといてよ///」

杏子「魔女ってのに襲われて『たすけて、かなめさぁ~ん』とかやってたんだろ?」

ほむら「似てないわよ!」

さやか「しかも似合わないわ。あんたに」

杏子「散々だな… ともかく、その頃はまどかがほむらの面倒みてたの?」

ほむら「そうね。まどかなしでは生きていけなかったかもしれないわ」

マミ「今と正反対ね」

77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/28(木) 23:59:51.22 ID:lTMApTxY0
杏子「まどかにはその頃の記憶も残ってるんだろ? なら釣れるんじゃない?」

さやか「ああ」

ほむら「……一応聞いとくけど、それはエサで魚を釣るとかの『釣り』?」

杏子「あの頃の可愛いほむらちゃん(仮)をエサにして」

マミ「いくらあの鹿目さんでも、相手が弱すぎると手荒なマネはできないかもしれないわね」

ほむら「……気が進まないとか言ってられなさそうね」

さやか「メガネとかまだ持ってんの? 捨てちゃってなかったっけ」

ほむら「似てるものを買ってくるしかないわね」



79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/29(金) 00:04:29.92 ID:UAUQ+H8z0
——翌朝——

まどか「おはよう! ほむらちゃん、メガネにしたの?」

ほむら「前はこれだったのよ。久しぶりに戻してみたの。似合うかしら」

まどか「かわいいよ~」ニコニコ

さやか(この調子なら)

杏子(次こそはいける!)

まどか「ほむらちゃんは何しててもかわいいけどね!」

さやか(…もしかして、メガネに関係ないんじゃない?)

80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/29(金) 00:06:21.70 ID:UAUQ+H8z0
杏子「次にむこうのまどかが出る前に、ほむらの特訓しよう」

ほむら「もうその必要はないわ。円環の理を裂いたのは私なのよ」

さやか「いやそこじゃなくて、もっと昔のほむらっぽく喋る練習」

マミ「じゃあ涙目の練習からいきましょうか」

ほむら「いかないわよ」

マミ「『かなめさ~ん』」

杏子「『美樹さんにいじめられたよ~』」

さやか「あたしかよ! そして二人とも似てないっつーの!」

ほむら「やらないって言ってるでしょう!」

杏子「髪型くらいは昔みたいにしとくか」



83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/29(金) 00:11:12.97 ID:UAUQ+H8z0
——数日後 さらに別の荒野——

ほむら「この光景もなんだか見慣れてきたわね」

杏子(どっちかっていうとその髪型に今でも慣れないわ)

マミ「QB、罠の用意はいい?」

QB「大して効果なさそうだけど、仕掛けておいたよ」

さらに別の魔法少女(さぁ… はやく私をむかえに来て…)ドキドキ

 パアァァァ

天使 甲「フンムゥ~… フンムゥ~ ンンッ」ミチミチ

天使 乙「アイツらはどこだァアアア———ッ!!!」クヮッ!!

さやか「バレてる!」

マミ「二人は私たちが引きつけるわ! 暁美さんは円環の理へ!」

84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/29(金) 00:15:20.52 ID:UAUQ+H8z0
魔法少女「あなたは…?」

ほむら「円環の理を捕まえにきたわ」

魔法少女「ダメよ! そんなことしたら」

ほむら「そう思うかもしれない… でもこれは仕方ないの」

 ドゴゴゴドゴゴゴドゴゴドゴ

真まどか「ふおおおおおおおむらちゃあああうあおおおあああ!!!!!!!!」

ほむら「ぎゃああああ!!!!」

魔法少女(こういうことになるから言ったのに……)



86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/29(金) 00:18:52.24 ID:UAUQ+H8z0
 ガッ
真まどか「ほむらちゃんンン!!! 会いたかったぁ~!!」ギユウウウグギギギ

まどか「YES!!」ガシッ

ほむら「こっちのまどかまで!」

まどか「この時を!」

ほむら「まさか…」

真まどか「待ってたんだよおおおおお!!!!!!!!」

マミ「暁美さんが危ないわ!」

杏子「今助けに行くからな!」

ほむら「来てはいけないわ! あの時と同じ… 私も裂けていく…!!」



91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/29(金) 00:22:28.39 ID:UAUQ+H8z0
—— それから ——

女子A「鹿目さんって変わった子と思ってたら」ヒソヒソ

女子B「なんか近頃、暁美さんも変わっちゃったよね~」ヒソヒソ

女子C「その前から変にキャラ作りしてたし、飽きちゃったんじゃない?」

女子B「シーッ 聞こえるよ」ヒソヒソ

 ヌッ…

女子A「ほら来た!」

まどか「おいテメェら」机ガンッ

三人「「「ひぃ…!」」」

まどか「やんのかコラ」ムキムキムキ

ほむら&さやか「ちょっと待ったぁ~!!!!」ダキッ



93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/29(金) 00:26:19.10 ID:UAUQ+H8z0
 フシュウウウゥゥ……

まどか「え… ほむらちゃんさやかちゃん? ってことは、また?」

さやか「ふぅ… ちょっと来なさい」

ほむら「ごめんね、鹿目さんって意外と気が短いみたいで……」

94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/29(金) 00:29:03.34 ID:UAUQ+H8z0
さやか「あんたね、もう一週間だよ…… せっかく『強』と三割交換してもらったのに」

まどか「ティヒヒヒ… なんか偏っちゃってさ、たまにむこうが濃く出てきちゃうんだよね」

さやか「そのうち馴染んで来るんだよね?」

ほむら「私なんて、交換で一部持ってかれちゃった…」

まどか「ほむらちゃんは今のままでも可愛いからいいんだよ~」ナデナデホムホム

ほむら「そんな… でももっとやって///」

さやか「はじまったよ…」

杏子「さやかぁ~!」

さやか「こっちもかよ」

95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/29(金) 00:33:46.62 ID:UAUQ+H8z0
女子D「佐倉さん、どうしたの? おいてかれちゃたの?」

女子E「誰か美樹さん探してきて!」

杏子「ひとりにしないでよぉ……」ヒック

女子F「ほ~ら泣かない泣かない~ アメあげようね~」ヨシヨシ

杏子「ありがと……」

さやか「巻き添えであんたまで持ってかれるとはね…」

杏子「さやかいた! さやかぁ~!」


   おわり




マミ(……今度はあの二人の『強』を取り返しに行かないと……)