1 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 17:01:43.97 ID:J5BdLU6a0
この前たてた


の続きです



6 :◆mTQtXPIEW.:2014/01/07(火) 17:15:07.68 ID:J5BdLU6a0
~神社から離れたところ~

P「さて......ここまで来たら大丈夫だろう」

P(.........一度向き合って話し合ってみようか......いや、危険すぎる...)

P「あーっ!どうすれば......!」

「お困りのようね、プロデューサー。わかるわ」

P「あ、あなたは......川島さん!」

7 :◆mTQtXPIEW.:2014/01/07(火) 17:19:17.37 ID:J5BdLU6a0
瑞樹「あら。瑞樹、って呼んでくれても構わないのよ?」

P「い、いえ......遠慮しときます......」

P(そうしたら他の大人アイドルの視線が怖いんだよなぁ......)

瑞樹「あらそう。......それで、お困りの内容は凛ちゃんたちね?」

P「はい......。川島さんのところにも、メールが?」

瑞樹「いいえ。私は晶葉ちゃんから聞いたの」

P「晶葉から......?」

P(あいつ......俺を心配してくれて...!)

8 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 17:26:13.61 ID:J5BdLU6a0
瑞樹「それで、君はどうしたいの?」

P「.........えっ?」

瑞樹「あの子達がどこまで本気なのかはわからないわ......でも、それに逃げてばかりいる君は、相当な悪よ」

P「うぐっ............」

P(確かに、川島さんの言う通りかもしれない......)

P「で、でもやっぱり凛たちには凛たちの家族と一緒に正月を......」

瑞樹「それを、本人たちに言ったのかしら」

P「っ! ...............」

瑞樹「..............はぁ」


10 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 17:33:02.82 ID:J5BdLU6a0
瑞樹「.........今から、行きましょ?」

P「............はい」

瑞樹「素直な子は好きよ~♪」

P「..................」

瑞樹「あらっ...............」



12 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 17:41:50.72 ID:J5BdLU6a0
~ふたたび神社~

瑞樹「ここにいたのね?」

P「はい.........」

瑞樹「...はぁ。落ち込まないの!」

P「はい............」

瑞樹「............ふふっ。ねぇ、私が一肌脱いで...元気出させてあげようか?」

P「えぇっ!? な、何を言ってるんですか川島さん!」

瑞樹「だーめ!瑞樹」

P「.........瑞樹、さん」

瑞樹「うーん......まぁそれでいいわ。それより、早く凛ちゃんたちを探しましょ?」

P「は、はい」

13 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 17:46:45.62 ID:J5BdLU6a0
~数分後~

P「あれ.........いないなぁ」

瑞樹「そうね」

P「うーん......流石にこんな奥の暗いところにはいないでしょ。かわs......瑞樹さん。次行きま......瑞樹さん?」

瑞樹「ふっ、ふふっ......周りには誰もいない。男女二人っきり。わかるわ」

P「............えっ」


16 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 17:58:41.38 ID:J5BdLU6a0
瑞樹「ねぇ、プロデューサーは結婚願望とか持ってる?」

P「結婚願望ですか......今は仕事が恋人みたいなものなので...あまり、ないですね」

瑞樹「そうなの......私、親から結構言われててね......ねぇ、プロデューサー?」

P(瑞樹さんの目が......変わった!?)

瑞樹「私と......けっこ」

P「さ、さぁ早く次に行きましょう!早くしないと凛たち遠くに行っちゃいますよ!」

瑞樹「......もうっ。...ふふっ、今日は許してあげるけど......次は逃がさないわよ、プロデューサー♪」


18 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 18:07:32.69 ID:J5BdLU6a0
~神社の外~

P「結局いませんでしたね...」

瑞樹「そうね......そういえば、携帯は?」

P「あっ、忘れてました!ちょっとかけてみます!」ピッ

プルルプルルル.........ガチャッ

P「あっもしもし凛か?」

携帯(凛の声)『現在電話に出ることが出来ません。申し訳ありませんがまた後ほど連絡ください』

P「ありゃっ......」

瑞樹「出なかったの?」

P「はい......」

瑞樹「じゃあまゆちゃんは?」

P「かけてみます」ピッ

プルルプルルル.........ガチャッ

携帯「こちらは~」

P「ダメです」


20 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 18:18:14.06 ID:J5BdLU6a0
瑞樹「あらら......探すしかないのね」

P「そうみたいですね」

瑞樹「......よしっ。それじゃ別れて探しましょ!」

P「えぇ。そのほうが効率良さそうですしね」

瑞樹「見つけたら連絡するわ」

P「はいっ。せっかくの休みに申し訳ありません......」

瑞樹「いいのよ。......一緒にいる人もいないね......ははっ」

瑞樹「じゃあ私はこっちに行くわね。プロデューサー、まず謝るのよ?」

P「は、はい!」


P「さて、俺はこっち探す」

「その必要はないですよぉ♪」

21 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 18:23:57.53 ID:J5BdLU6a0
P「ま、まゆ......?」

まゆ「はい♪」

凛「私もいるよ」

P「凛.........。二人共......悪かった!逃げたりして!」

まゆ「別に気にしてませんよぉ♪ まゆは信じてましたから。Pさんが最後にはまゆのところに戻って来るって♪」

凛「ちょっと悲しかった、かな.........でも、私はそんなプロデューサーも受け止めるよ」

P「凛!まゆぅ!」


まゆ「それで、昨晩はどこで」

凛「寝たの?」

P「」


25 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 18:35:31.17 ID:J5BdLU6a0
P「………え、えっと…公園で野宿、かな?」

凛「なんで疑問系なの?」

まゆ「うふっ……正直に話した方が良いと、まゆは思います♪」

P「芽衣子の家に泊まらせていただきましたすいません」

凛「やっぱり、ね………!」ゴゴゴ

まゆ「うふっ…………!」ゴゴゴ

P「あぁああぁあぁぁあ」



28 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 18:41:44.53 ID:J5BdLU6a0
P「待て待て待て落ち着けお前ら!!」

まゆ「まゆは落ち着いてますよぉ…………♪」ゴゴゴ

凛「うん…私も落ち着いてるよ……!」ゴゴゴ

P「嘘付けぇ!!」

ブーブーブー

P(け、携帯!? 瑞樹さんか?)ピッ

ちひろ「プロデューサーさん!あけましておめでとうございます!」

P「あ、あけましておめでとうございますちひろさん………あのー、今は少し取り込み中で……」

ちひろ「それは後にしてください!」

P「むりですよ!………ヒィッ」

29 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 18:44:03.96 ID:J5BdLU6a0
ちひろ「あぁもうっ!勝手に言いますよ!この前、Pさんスタドリ100ダース買ったじゃないですかぁ!」

P(買ったというより脅されて………)

ちひろ「その時に応募した旅行チケットが当選したんです!南の島ハワイ!プロデューサーさん!バカンスですよ、バカンス!」

P「…………えっ、バカンス……?」

凛「?」

まゆ「バカンス……?」

30 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 18:50:38.28 ID:J5BdLU6a0
ちひろ「はいっ!961プロ主催のキャンペーンでして、なんと!プロダクション全員の旅行費用を出してくれるんです!!」

P「ぇぇえええ!?」

凛「ど、どうしたのプロデューサー?」

まゆ「Pさん……?」

P「………お前ら、ハワイに、行きたいか?」



32 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 18:54:10.71 ID:J5BdLU6a0
凛「えっ……そ、そりゃ行きたいけど…」

まゆ「ど、どういうことですか、Pさん」

P「プロダクション全員で……ハワイに行くぞ!」

凛「えっ」

まゆ「えっ」

P「ちひろさん!オーケーです!」

ちひろ『了解しました!では、みんなに連絡回しますね!あーあの楽しみだなぁ♪』ピッ

P(あの961プロがねぇ………俺たちの全員分払ったら大赤字じゃ………まっ、いいか)

52 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 20:45:51.10 ID:J5BdLU6a0
~翌日~

P「さぁっ!ハワイだァ!」

ちひろ「しかし急ですよねぇ……まぁ、みんな集まったんですけど♪」

P「なんかパスポートも準備していたらしいが……どうやって……」

ちひろ「流石くろちゃんのセレブ力(金)………」ボソッ

P「ちひろさん?なにか言いましたか?」

ちひろ「いえいえっ!なにも! えへへぇ」

P「? まぁいいです。―――よっしゃあ!ハワイ楽しむぞぉ!!」

ちひろ「あれ?プロデューサーさんは仕事ですよ?」

P「………へっ?」

ちひろ「だって休みは昨日だけでしたし」

P「」


56 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 20:58:34.90 ID:J5BdLU6a0
P「どんだけブラックなんすか! やっぱり年に一度だけって、おかしいですよ!訴えますよ!」

ちひろ「………スタドリって、実は法律上よろしくないものなんですよね……」

P「えっ」

ちひろ「スタドリ10ダースで休みを1日あげます♪」

P「くそっ!四泊六日だから……6ダース!」

ちひろ「次の日に休み、欲しくないですか?」

P「………あぁ!7ダースお願いします!」

ちひろ「まいどありです♪」

P「くぞぉ゙……」

57 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 21:01:07.87 ID:J5BdLU6a0
P「どんだけブラックなんすか! やっぱり年に一度だけって、おかしいですよ!訴えますよ!」

ちひろ「………スタドリって、実は法律上よろしくないものなんですよね……」

P「えっ」

ちひろ「スタドリ10ダースで休みを1日あげます♪」

P「くそっ!四泊六日だから……60ダース!」

ちひろ「次の日に休み、欲しくないですか?」

P「………あぁ!70ダースお願いします!」

ちひろ「まいどありです♪」

P「くぞぉ゙……」


59 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 21:12:01.23 ID:J5BdLU6a0
~空港~

P「しまったぁ………」

ガヤガヤ
すげぇ!アイドルがたくさん!
100人以上いるんじゃねぇか!?
あの子も!あの子もあの子もTVで見たことある!
ガヤガヤ

未央「いやー、私たちも有名になったもんだねぇ」

P「何気楽に言ってんだよ……」

卯月「わーっ手振ってくれてるー!」フリフリ

P「卯月も………はぁ」


62 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 21:22:43.14 ID:J5BdLU6a0
ちひろ「はいっ!みんな!ゲートに行くよ!」

杏「うぅ……杏は家でダラダラしていたいのにぃ…」

P「何言ってんだ。今もきらりの上でだらけてるじゃないか」

きらり「杏ちゃんつかれたにぃ?�」

杏「あぁ疲れたね。だから帰ろう」

P「飴やるから、ついてこい」ホラヨ

杏「んっ………そ、そこまでいならいいかな♪」コロコロ

きらり「にょわー!」



64 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 21:28:25.47 ID:J5BdLU6a0
・輝子 〇 ・ほたる ○  ・イヴ ・ゆかり
・仁奈 〇  ・夏樹 ○   ・かなこ ・忍
・礼子 〇   ・アーニャ ・日菜子 ・穂乃果
・みりあ 〇  ・木場   ・唯 ・飛鳥
・小梅 〇  ・中野 ・法子 ・比奈
・メアリー 〇 ・瑞樹 ○   ・奏 ・あずき
・美優 〇  ・愛海 〇 ・柚   ・黒川
・莉嘉 〇  ・おじさん 〇 ・こずえ ・志乃
・みく 〇  ・ルキトレ 〇 ・智絵里 
・頼子 〇 ・菜々 〇 ・瑛梨華 
・留美 〇 ・芽衣子 ○ ・千佳  
・のあ 〇 ・十時 ○ ・上田  
・文香 〇 ・蘭子 ○ ・肇   
・あやめ 〇 ・さくら ○ ・笑美  
・裕子 〇 ・泉 ○   ・あい  
・杏 〇 ・亜子 ○ ・宮本  
・きらり 〇 ・茄子 ○ ・舞   
・たくみ ・奈緒 ○   ・森久保 
・茜 〇 ・加蓮 ○    ・加奈
・小鳥 〇 ・卯月 ○    ・琴歌  
・やよい〇 ・未央 ○    ・翠
・薫 〇 ・藍子 ○    ・千鶴
・律子 〇 ・李衣菜 ○  ・ナターリア



68 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 21:44:06.83 ID:J5BdLU6a0
~航空機内~

P「貸切、ですか……何者なんですか、961プロ……」

ちひろ「さ、さぁ?」

「あっ……えへへっ! Pサンの隣ゲットぉ!」ボスッ

P「おうっ、柚か」

柚「いやー、ハワイなんて初めてでドキドキするよ!」

P「あぁ。実は俺も初めてなんだ……!」ワクワク

柚「なんかPサン、アタシより子供みた~い」

P「ははっ。柚に言われたらおしまいだな」

柚「なっ! ちょっとなにそれー!」

P「ははっ」


70 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 21:52:10.51 ID:J5BdLU6a0
柚「そもそもアタシは、飛行機自体が初めてだからね!」

P「へぇ…柚は案外離陸時に泣き出したりしてな」

柚「もうっ! またそんなこと言って! Pさん失礼だなぁ!」

P「でもな、結構慣れるまで違和感があるぞ、あれは」

柚「へぇ~……ふんっ!ばっちこいだよ!柚様は無敵さ!」

P「こりゃ楽しみだ」ニヤッ

「あ、あのぉー……そこ…あいてますかぁ……?」


72 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 21:55:00.93 ID:J5BdLU6a0
P「ん?おう、こずえか」

こずえ「はい……あ、あの…こずえ、すこしこわくて…あんしんして…ねむれないんですぅ…」

P「いや、今にも寝そうだが…」

こずえ「そんなこと…ないですよぉ…えへへ…そこで、ぷろでゅーさーの…となりなら…ぐっすり…ねれるかなぁって…」

P「あー、そうだな。男俺だけだしな…流石に心細いよな。よし、来い。大歓迎だ」

こずえ「ありがとぉ…ふわぁ…」ポスン

柚「えへへっ。頼られてるねぇPさん!」

P「あぁ。嬉しいことだ」


75 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 22:05:33.00 ID:J5BdLU6a0
桃華「わ、わたくしも飛行機は怖いのでPちゃまのそばに行こうかしら……」

みりあ「あれー?桃華ちゃん、さっき飛行機なんていつも乗ってるから平気って」

桃華「き、気のせいじゃないですの?」

ありす「……素直になればいいのに」

桃華「あなたには言われたくありませんわ!」


幸子「うっ……飛ぶ乗り物には少しトラウマが…」

美穂「さ、幸子ちゃん大丈夫っ!?」

かな子「ほ、ほらっ! 美味しいクッキー焼いてきたから、はいっ!」

幸子「うぅっ……ありがとうございます…。これも全て、プロデューサーさんのせいですよ……!


79 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 22:17:29.31 ID:J5BdLU6a0
李衣菜「うっひょー! これ、いつ飛ぶんですか!? なつきちぃ!」

夏樹「あー、確かあともう少しで……ほらっ、動き始めたぞ」

李衣菜「うっひょー! 動いてる!動いてるよなつきちぃ!」

夏樹「まだ離陸はしてないのにこの騒ぎよう……ロック、ねぇ…」


智絵里「は、ハワイにある…芸能人やモデルなど…にも…ファンが多い…ロイヤル・ハワイアン・センター…B館1階にある…四葉のクローバーを…モチーフにした…ブレスレット…わたし、欲しいです」

美嘉「うんっ。それ、アタシも欲しいな!ね、一緒に買いに行こうよ」

智絵里「は、はいっ…!」

莉嘉「あっ、ずるーいっ!アタシも行く!」

美嘉「もちろんよっ!ね、いいでしょう?」

智絵里「は、はいっ! 私も…一緒が、いいです」

莉嘉「やったぁ!」


82 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 22:36:52.31 ID:J5BdLU6a0
・輝子 〇 ・イヴ ・ゆかり
・仁奈 〇  ・かな子 ○ ・忍
・礼子 〇   ・アーニャ ・日菜子
・みりあ 〇  ・木場   ・唯
・小梅 〇  ・中野 ・法子
・メアリー 〇 ・奏 ・穂乃果
・美優 〇  ・柚 ○    ・飛鳥
・莉嘉 〇  ・こずえ  ・比奈
・みく 〇  ・ルキトレ 〇 ・肇  
・頼子 〇 ・菜々 〇 ・笑美  
・留美 〇 ・芽衣子 ○ ・あい   
・のあ 〇 ・十時 ○ ・宮本   
・文香 〇 ・蘭子 ○ ・舞    
・あやめ 〇 ・さくら ○ ・森久保   
・裕子 〇 ・泉 ○   ・加奈   
・杏 〇 ・亜子 ○ ・琴歌   
・きらり 〇 ・茄子 ○ ・翠    
・たくみ ・奈緒 ○   ・美穂 ○
・茜 〇 ・加蓮 ○   ・音葉
・小鳥 〇 ・卯月 ○      
・やよい〇 ・未央 ○   
・薫 〇 ・千鶴
・律子 〇 ・ナターリア
・ほたる ○ ・あずき
・夏樹 ○ ・黒川
・瑞樹 ○ ・志乃
・愛海 〇 ・智絵里 ○
・おじさん 〇 ・瑛梨華
・李衣菜 ○ ・千佳
・藍子 ○ ・上田

83 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 22:44:43.49 ID:J5BdLU6a0
イヴ「ハワイですかぁ~…暑いところは少し苦手ですぅ~」

ブリッツェン「ンゴ!ンゴンゴ!」

イヴ「大人しくしててくださいねぇ、ブリッツェン♪」

木場「もう何でもありなんだな…」


乃々「離陸なんて…むーりぃー…」

智香「諦めないで乃々ちゃんっ!私が応援するから!ファイト~!☆」

乃々「応援されても……むーりぃー…」


86 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 22:49:22.71 ID:J5BdLU6a0
アナウンス『まもなく離陸いたします。シートベルトを~』

P「さぁ、離陸するぞ!」

柚「なにこれ…すごいガタガタ揺れてるんだけど…!?」

こずえ「…すぅ…すぅ…」

柚「うぅ…こずえちゃんは将来大物になれるよぉぉぉぉ」

P「ったく、こんなことでビビってどうするんだ、柚様?」

柚「そんなこといってもぉぉ!ぷ、プロデューサー…手を、握ってくれない?」

P「ん?あぁ、いいぞ。いやー、柚ちゃんもついに負けたか」

柚「もうっ!わざわざ口にしなくてもォォおおおおおおおお!?」

キィーン



88 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 23:00:44.47 ID:J5BdLU6a0
キャーッ!
飛んでるー!?
トラウマがぁぁあああ
にゃぁ!?車が豆みたいにゃぁ!
ボクたちが思う『飛ぶ』とは、本当にこれで合っているのか…
にょわーっ! 空でもハピハピするにぃ!
スカイでお酒なんてどうですかい?…ふふっ。

P「…貸切でよかった………ていうか、柚。手、痛いんだけど」

柚「我慢してよぉ…アタシも我慢してるからぁ…」

P「いやいや…」


91 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 23:08:36.39 ID:J5BdLU6a0
~1時間後~

すぅ…すぅ…
むにゃぁ……ん…

P(辺りから寝息が聞こえ始めたな…落ち着いたってことか…)

柚「すぅ…すぅ…」

P(柚も寝ちゃったし。俺の手を握ったまま…)ナデナデ

柚「んっ…すぅすぅ…P、さん…えへへぇ…すぅ…」

P「おっと…寝言か」

P(俺も、寝よう、かなぁ……)


94 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 23:15:17.06 ID:J5BdLU6a0
~数時間後~

P(………んあっ。俺、寝てたのか……おっ!)

P「すげぇ……」

P(キラキラ光る綺麗な海の中に……ハワイだ!俺は来たんだ!)

こずえ「……んん……ぷろでゅーさー、おはよぉ」

P「おっこずえ、おはよう。ちょっと外見てみろよ」

こずえ「んー?………わぁ。すごぉい……」

P「やべぇ…早く泳ぎてぇ…!」

柚「…んあーっ、もうっ、Pさんうるさいなぁ…」

P「悪い悪い…」



96 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 23:22:55.08 ID:J5BdLU6a0
柚「んー? …あははははっ!Pさん!何その顔!」

P「へっ?」

こずえ「あっ……ぷっ…ぷろでゅーさーさん、おもしろいかお…」

P「えっ、えっ? なになに?」

柚「ぴ、Pさん…ぷふっ…こ、これ…」カガミ

P「…な、なんだこの顔!?」

P(落書きされてる…!?)

「大成功ね!アーッハッハッ……ゲホゲホ」


99 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 23:33:00.81 ID:J5BdLU6a0
P「だ、大丈夫か、麗奈?」

麗奈「大丈夫に決まってるでしょっ!レイナサマはこんなことでへこたれないわっ!」

P「あぁ…大丈夫ならいいんだ。しっかり叱れるからなぁ!」

麗奈「ひっ。ちょっ、レイナサマに歯向かう気!?」

P「あぁ歯向かうとも! なんだこの落書き!油性だったら許さないぞ!」

麗奈「水性だから大丈夫よ。ふふん♪レイナサマに抜かりはないのよアーッハッハッ……ゲホゲホ」

P「それに、なんか口元がベタベタするんだが…」

麗奈「口元? アタシ、口元にはなにもしてないわよ?」

P「へっ?」


103 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 23:38:17.41 ID:J5BdLU6a0
P「えっ……じゃあ、なんで…?」

柚「…あっもしかして…」ジトーッ

P「ん? どうした柚」

柚「なーんでも!」

P「? 変な柚だな。……とりあえず、俺は顔を洗いに行ってくるよ…。麗奈、説教は後でな」

麗奈「げぇっ! 説教とか…マジかよ…」

P[当たり前だ」

P(光は……寝てんのか。ヒーローは寝ぼすけさん、か)

104 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 23:44:04.60 ID:J5BdLU6a0
~空港~

P「んーっ!着いたーっ!」

ちひろ「いやぁ、座ってるだけでもなんだか疲れましたねぇ」

P「俺はいろいろ疲れましたよ…あーっ、早くホテルでゆっくりしたい!」

ちひろ「確かホテルも……」

P「貸切?」

ちひろ「はい♪」

P(ホントどうなってんだよ961プロ…)


106 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 23:48:27.06 ID:J5BdLU6a0
~ホテル~

飛鳥「ここが…数日の間、ボクたちが居座る場所なんだね、プロデューサー」

P「あぁ…すげぇセレブ感が漂うところだな…」

飛鳥「『セレブ』…その言葉が本当にこのホテルに相応しいのか、ボクにはよくわからないよ」

P「あぁ……ぶっちゃけ俺もよくわからねぇ…」

飛鳥「ふっ…プロデューサーらしいね」

P「お前も平常運転だな」

飛鳥「本当にこの姿が、ボクの常の姿なのか、それはボクにもわからないよ?」

P「あぁそうですかい」


109 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/07(火) 23:56:14.69 ID:J5BdLU6a0
P「ほらっ、ルームキーを渡すから、3人1組で一つの部屋を使えー」

未央「なんで2人1組じゃないの?こーんなに部屋あるのに」

P「ほらっ、2人1組だと、一人が抜けたらもう一人が寂しくなるだろ?」

未央「なーるほどっ! さすがプロデューサー! 考えてるね!」

P「まぁな。ほらっ、お前にはこのルームキーを授けよう」

未央「ははーっ。無事、残り2人を見つけて部屋を確保します!ばいばいっ!」タッタッタッ

P「走るなよー…って聞いてねぇ」



111 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/08(水) 00:13:37.03 ID:Nr9zZ3m10
~Pの部屋~

P「ふぅ……」ドサッ

P(飛行機に揺られて約10時間……流石に疲れたなぁ……)

コンコン

P「ん?だれだろ……」ガチャッ



114 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/08(水) 00:23:49.07 ID:Nr9zZ3m10
志乃「こんばんは、Pさん」

P「志乃さん。どうしたんですか?」

あい「私もいるよ、Pくん」

P「えっ、あいさんも…どうしたんですか?」

志乃「さっき、ホテルの方からワインをもらったの…どう?今夜はパァーっと……ふふ」

P「おっ、いいですねぇ!」

あい「私は志乃さんの世話役といったところだ。酔倒れたら大変だからな」

P「そうですね…たすかります」

115 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/08(水) 00:27:22.22 ID:Nr9zZ3m10
あい「そういえば、もう1人来るはずなのだが…」

P「誰ですか?」

あい「………早苗さんだ」

P「えっ」

あい「どこから聞きつけたのか、私たちが飲むということを知って、ビールを買いに出かけたらしい」

P「えぇ……」

あい「多分、他にも来るだろう……」

P「ええぇぇぇ……」

P(休めねぇ………)

116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/08(水) 00:29:11.79 ID:f8EYPJ/v0

119 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/08(水) 00:36:59.93 ID:Nr9zZ3m10
P「あ、あのぉ……先に、風呂入ってきていいですか?」

あい「ん?あぁそうだな。飲んだ後では難しいだろうし。志乃さん、先にお風呂へ………」

志乃「んっ…んっ…んっ……ふふ。美味しい」

P「もう飲んでる……」

あい「…はぁ。仕方がない…Pくん。君だけ入りにいってくれたまえ。その代わり、私と志乃さんはここにいることになるが、いいか?」

P「あ、はい。お願いします。それじゃ、入ってきます」ガチャッ



121 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/08(水) 00:39:31.25 ID:Nr9zZ3m10
~入浴場~

P「うわぁ広いなぁ……桃華の風呂くらいか?」

P(しかし、俺一人でここを独占しているとなると、気分が良くなってくるな)

P「~~~~♪」

ガラッ

P「……へっ?」

まゆ「お待ちしておりましたぁ、Pさん♪」

凛「遅いよっ、プロデューサー」


124 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/08(水) 00:45:26.60 ID:Nr9zZ3m10
P「」

まゆ「どうしたんですかぁ、Pさん♪」

凛「早くこっち来なよ、プロデューサー」

P(しまった……ハワイでいっぱいいっぱいで忘れてたが…こいつらとの決着、まだついていなかったんだ……)

P「まゆさん?凛さん?ここ、男風呂なんですけど…」

まゆ「大丈夫ですよぉ♪ 貸切なんですから、ほかの男の人は着ませんから♪」

凛「ほらっ、安心して、プロデューサー。こっちに来て、一緒にお風呂入ろうよ。気持ちいいよ」

P(入りたいけどさ…入りたいけどさぁ…! なんでそんな平然といられるのさ…こっちは心臓バックバクなんだよ!!)

125 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/08(水) 00:52:45.90 ID:Nr9zZ3m10
まゆ「あっPさん…お背中流しますねっ♪」ジャバッ

P(わわわわっ! タオルで前隠してるけど……まゆって、けっこういい体してる…)

まゆ「うふっ♪ もっとまゆの体見たいですかぁ?」

P「な、なななっ!ち、違う!そんなわけない!」



127 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/08(水) 00:56:01.07 ID:Nr9zZ3m10
まゆ「そうですかぁ……残念です。……まゆの体は、Pさんだけのものですからね。いつでも、いいんですよっ?うふっ♪」

P「」

凛「ちょっ、プロデューサー!固まってないで!座る座る!」ジャバッ

P「わっ、ちょっ、待てって」

P(凛も…スレンダーでいいスタイルしてるよなぁ…)

凛「ぷ、プロデューサー?」

P「は、はひぃ!?」

凛「見られてる方は案外分かるもんだからね……気をつけるんだよ//」

P「は、はい……」




129 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/08(水) 01:00:22.62 ID:Nr9zZ3m10
凛「それじゃ……んっ…んっんっしょ……」ゴシゴシ

P「あぁ、気持ちいいよ」

凛「でしょ? ふふっ。……んっ、んっしょ…」ゴシゴシ

P(その艷めかしい声がなければ100点です……)

凛「………んっんっ……ふぅ……」

P「んっ、ありがとな、凛」

凛「う、うん//」

131 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/08(水) 01:03:24.32 ID:Nr9zZ3m10
まゆ「あらぁ…もうお背中は綺麗になっちゃいましたねぇ……それじゃあ、まゆは前の方を…」

P「ダメだ。それは絶対ダメだ」

P(タオルで隠しているとはいえ、流石にそれは……ダメだ!)

まゆ「そうですかぁ……なら、頭を洗いましょう♪」

P「ん?おう。頭なら別に……」

まゆ「はぁい♪ 失礼します」ワシャワシャ

P(おっ、これもこれで気持ちいいなぁ…)


135 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/08(水) 01:11:32.18 ID:Nr9zZ3m10
まゆ「~~♪ 痒いところはございませんかぁ?」ワシャワシャ

P「あー……大丈夫だ」

まゆ「はぁい」ワシャワシャ

P(痒い、というより擽ったいんだよなぁ……背中に柔らかいものが当たって……)

136 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/08(水) 01:17:16.63 ID:Nr9zZ3m10
まゆ「~~~♪ はいっ、終わりましたぁ♪ 流しますねぇ」シャワー

P「…………んっ。ありがとう! とても気持ちよかったよ!」

まゆ「うふっ♪ Pさんがよければ、毎日してあげますよぉ?」

P「あー、うん考えとくな」

凛「わ、私も…してあげても、いいよ?//」

P「うん。考えとく」

P(案外、無事に終われそうだな……)


139 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/08(水) 01:28:23.44 ID:Nr9zZ3m10
~廊下~

P「普通に気持ちよくて最高だった……」

P(やっぱり、俺が悪かったのか……瑞樹さんは流石だなぁ)

P「…………ん?」

「あーっ、惜しい!あと1センチ!」

P「ダーツやってんのか……周子」

周子「あれ、Pさんじゃん」

140 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/08(水) 01:34:50.07 ID:Nr9zZ3m10
P「へぇ。ダーツあるのかぁ…」

周子「おっPさん。いっちょやってみる?」

P「そうだなぁ……あぁ。望むところだ」

周子「よっしゃ! 負けたらアイスクリームおごりね!」

P「あぁいいぜ」



142 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/08(水) 01:46:54.79 ID:Nr9zZ3m10
~ダーツ対決後~

周子「Pさんよっわ!」

P「くそぉ……俺初めてなのに周子ガチだった…」

周子「いや知らなかったし。対決受けるくらいだから、経験者かと思うじゃん普通」

P「それでも途中でさぁ…」

周子「もうっ!情けないなぁ!ほらっ、約束通りアイスクリームおごってよね!」

P「へいへい……」

143 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/08(水) 01:59:13.69 ID:Nr9zZ3m10
P「しかし周子はダーツ上手いなぁ」

周子「ん?まぁね。伊達に遊んでなかったよ………んっ」ペロッ

P「それは自慢できることじゃないぞ……」

周子「まぁまぁ。これでもあたし、Pさんには感謝してんだよ」

P「へっ?」

周子「もしPさんがスカウトしてくれなかったらさ、あたしはあのまま遊び呆けて、何もしない人になってたよ。でも、今アイドルやって、本当に良かったと思ってるんだ」

P「周子……」

周子「あーあー、あたしの柄じゃなかったね」

P「周子ぉ周子ぉ!」ナデナデ

周子「ちょっ、やめろって!なんだよPさん!//」

P「えーいうるさい!撫でさせろ!」

周子「……// し、仕方ないな//」


145 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/08(水) 02:16:25.38 ID:Nr9zZ3m10
P「しかし悔しいなぁ……ん?」

「よっと………よぉし!」

P「あれは……おーい、レナー」

レナ「ん?あぁ、Pさん!」

P「なんだビリヤードやってんのか」

レナ「えぇ。流石というべきか、ここにはいろんなゲームがあるわね。あらっ、周子ちゃんとはなにかしたのかしら?」

周子「うん。ダーツして、Pさんボロ負けだよ」

P「言うなよっ!」

レナ「あははははっ。…それじゃ、次は私とビリヤードで勝負しないかい?」

P「むっ……望むところです」

レナ「賭けは……そうだなぁ。勝った方が負けた方に何か命令できる。シンプルでいいでしょ?」

P「あぁ……やってやる!」

146 : ◆mTQtXPIEW. :2014/01/08(水) 02:24:37.44 ID:Nr9zZ3m10
~ビリヤード対決後~

P「」

レナ「全部取っちゃったけど…」

周子「正直見てられなかったよ……」

P「くそぉくそぉ………」

レナ「…さて、Pさん。約束、覚えてるよね?」

P「えっ………あっ」

レナ「ふふんっ♪ 何にしようかなぁ♪」

P「ご勘弁を……」

レナ「うーん……まぁ、今度言うよ。今日はもういいや。ねぇ周子ちゃん、一緒にお風呂入らない?」

周子「いいですよー 」

P「くそぉ……いつか絶対強くなって、勝ってやるからな……!」