1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/18(火) 22:30:41.36 ID:yfem74mv0
P「うーん、持ち帰った仕事にも一区切りついたしそろそろメシにするかな」

P「メンドくさいし、食べにいこ」


――
―――
P「外に出てきたはいいものの・・・何にしようかなあ」

P「っとアレは・・・凛?」



3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/18(火) 22:33:40.37 ID:yfem74mv0

P「おーい凛、なにしてるんだ?」

凛「あ、プロデューサー。こんばんわ」

P「おうこんばんわ、って犬の散歩か」

凛「うん、折角のオフだし、構ってあげられるときは、ね」

P「凛も売れてきて忙しくなったもんな」

凛「うん、プロデューサーのお陰だよ、ちょっと淋しいけど」

P「アハハ・・・」


10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/18(火) 22:36:35.37 ID:yfem74mv0

凛「プロデューサーこそ、なにしてんの?」

P「今からメシ食いに行くとこ」

凛「外食?栄養偏るんじゃない?」

P「いやあ・・・うっかりお米切らしててさあ・・・」

凛「ふうん・・・?」

P「ゴメン嘘」

凛「しっかりしてよね、私達には『健康管理も仕事のうちだぞ』とか言ってるくせに」

P「め、面目次第もない・・・」

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/18(火) 22:40:17.63 ID:yfem74mv0

凛「プロデューサーが倒れたらあたし達が大変だよ」

P「そうだな、以後気をつけまーす」

凛「なにそれ。・・・ね、なんだったらさ」

P「うん?」

凛「今度、お弁当とか作ってってあげようか?」

P「え?マジで!?いいの!?」

凛「ちょっと、いきなり声大きいよ」


13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/18(火) 22:44:26.04 ID:yfem74mv0

P「いやースマン、でも嬉しくってさあ」

凛「そんなに?」

P「男やもめの食生活はわびしいもんでなあ」

凛「ふーん、よくわかんないけど」

P「とにかく超嬉しいんだよ」

凛「でも、まあ期待しないでよ。調理実習の練習しようと思いついただけだから」

P「十二分だよ、お前のファンに妬まれないか不安なくらい」

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/18(火) 22:49:53.77 ID:yfem74mv0

凛「アハハ。えっと、じゃあ私こっちだから」

P「お、もう帰るのか?」

凛「このコ小型犬だから、あんま長く散歩できないしさ」

P「そっか、じゃあ気をつけて帰れよ」

凛「うん、バイバイ」

P「おーう、また明日なー」スタスタ


凛「・・・頑張ろう」グッ


短いけどおわり。ぽんぽん痛いから誰か代わって


66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/19(水) 00:05:33.34 ID:BQyzIKA+0

P「ポッと休日が空くと何したらいいか困るよなあ」

P「ブラブラしてても疲れるだけだし、もう帰ろっかなあ」

あい「やあプロデューサーくん、こんなところで会うとは奇遇だね」

P「ああ東郷さん、妙なとこで会いますね」

あい「そうかい?君こそどこに行くんだい」

P「や、アテもなくぶらぶらしてたことです」

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/19(水) 00:06:47.82 ID:BQyzIKA+0

あい「折角の休日にそれは少しさびいしいんじゃないかな」

P「急に休みが来たので」

あい「なんだい、ソレ。まあいい、よければ私とバーにいかないか?」

P「昼間からお酒ですか」

あい「フッ、君とならそれも悪くはないがね。今日はコレさ」クイッ

P「これ・・・、ああサックスですか」

あい「知人が経営してる店でね、時々吹かせてもらってるんだ」

P「へえ、なんかイイですね」

あい「なに、たまに吹きたくなるだけだよ」

68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/19(水) 00:08:30.59 ID:BQyzIKA+0

P「俺が楽器とか全然ダメなんで、かっこいいですよ」

あい「アイドルのプロデューサーとして、その発言はどうなんだい?まあ、でも、そんなものかな」

あい「じゃあ、いこうか」

P「ええ」



――
―――
チリンチリン
あい「やあ、きたよ」

店長「ああいらっしゃい、お客さん入ってきてるわよ」

69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/19(水) 00:09:44.87 ID:BQyzIKA+0

あい「待たせてしまったかな」

店長「あいが吹いてくれる日は繁盛して助かるわー」

あい「フフッ、アイドルの自主的な営業活動といったところかな」

店長「って、アラ?そっちの人、だれ?」

店長「あいが男の人連れてるなんて珍しいね、もしかしてぇ・・・コレ?」クイ

あい「フッ、残念だがハズレだ。ただの同僚だよ、今はまだ、ね」

店長「あらあら」



71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/19(水) 00:12:13.68 ID:BQyzIKA+0

P「ええーっとぉ・・・」

あい「ウフ、困った顔もいいが、仮にも女性からのアプローチにそれはツレないんじゃないかな?」

店長「そうねー、今のはないかなー」

P「ゴメンナサイ・・・」

あい「おや、少しいじめすぎてしまったな。ふむ、それじゃあそろそろいってくるよ」

P「はい、がんばって!」

あい「任せてくれ。お詫びと言ってはなんだが、期待以上のものを披露するよ」

店長「私からのお詫びはこっち、今日は楽しんでいって」コト

P「あ、ありがとうございます」

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/19(水) 00:14:56.60 ID:BQyzIKA+0


~♪

ワー!パチパチパチ!アイチャーン!!

P「おお・・・すごかった」

店長「ふふ、あの子目当てでくるお客さんも多いんだから」

P「そうなんですか」

店長「ええ、そんな子をアイドルにしちゃうんだから貴女もなかなかやり手よね」

P「ええ、てぃんときましたから!」

店長「ふーん?」


74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/19(水) 00:17:11.67 ID:BQyzIKA+0

あい「やあ、ただいま。見ていたか?」

P「はい、見惚れちゃいましたよ!」

あい「フフッ、そうだろうとも。今日の演奏は君に捧げたのだからな」

P「星に願いを、でしたね」

あい「ああ・・・私もっともっと多くの人を魅了したいんだ。頼むよプロデューサー」

P「精進します」

あい「気負うことはないさ、私と君と、きっと成功できる」

P「・・・!ええ!」

店長(私もオトコつくろっかなー)

75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/19(水) 00:18:08.14 ID:BQyzIKA+0

P「今日はありがとうございました」

あい「なに、私の方こそいい息抜きになったよ」

P「・・・東郷さん」

あい「うん?」

P「あんな風にすごい演奏をできる人をアイドルにして、本当に良かったんでょうか?」

あい「・・・何を言い出すかと思えば」

P「ええ!?」

76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/19(水) 00:19:35.46 ID:BQyzIKA+0

あい「私はね、君に出会って日々変化しているんだ」

あい「この変化はいいものだと思ってる、それに」

あい「なんでも他人任せに流されてきたつもりも、ないんだよ」

あい「君が私を選んだのと同様に、私もプロデューサーを選んだんだ。そんなことも分からないのかい?」

P「・・・俺が間違ってたみたいですね」

あい「よろしい。それよりも、私はもう少しマシなセリフを期待したんだがね」

P「ええ、・・・東郷さん」

あい「なにかな?」

P「トップアイドル、獲りましょうね!」

あい「勿論だ、これからも頼むよプロデューサー」

ぽんぽん治んないからおわり、今度リベンジするお