1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 00:37:32.28 ID:0qLb7jHS0
騎士「捕らえたからと言って図に乗るなよ豚め…!、話す事など無い!殺せ!」モゾモゾ
オーク「………」
騎士「どうした豚野郎!なんとか言ったらどうなんだ!!アッ!?…オイッ!」モゾモゾ
オーク「………」
オーク「男かよッッッッ!!!!!」
騎士「えっ」
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 00:42:13.81 ID:0qLb7jHS0
オーク「違うだろ!、普通違うだろこれ!
なんで男やねん!!」
騎士「えっ、ちょっ」
オーク「女捕まえろや!こんなんどうしたら良いんじゃ!!」
騎士「………」
オーク「……まったく」
オーク「…まぁいっか」ヌギッ
騎士「…!!!?!!!?!!ッ!?」
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 00:48:00.54 ID:0qLb7jHS0
騎士「えっ、ちょ、何で脱いでんの?」ガクガク
オーク「はっ?、そんなん決まってるやろ…?」ブルンブルン
オーク「スケベやないか」
騎士「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」バタバタ
オーク「暴れんなや…」ガシッ
騎士「誰かぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!助けてぇぇぇぇぇぇ!!!!」バタバタ
オーク「うるせぇちくわでも食っとけや」グイ
騎士「ガフッ!!!(あっ、うまい)」
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 00:54:07.64 ID:0qLb7jHS0
「ちょっとまったぁぁぁぁぁぁ!!」バッ!
オーク「!?だれや!!」
騎士「フガッ(助かった!)」
トロール「俺もまぜろや!!!」
オーク「ええよ」
騎士(うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!)バタバタ
トロール「暴れんなちくわでも食っとけ」グイッ
騎士「グフォ!?(うまい)」
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 00:59:58.98 ID:0qLb7jHS0
オーク「せっかくだし二人同時にやろか」
トロール「よっしゃ」
騎士(うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!死ぬ!)
「待て!!!」バッ
騎士(今度はだれだっ!?)
女騎士「待たせたな!!!」
騎士「!!!!!!」
オーク「!!!!!!」
トロール「!!!!!!」
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 01:06:33.66 ID:0qLb7jHS0
騎士(た、助かった……)フガフガ
女騎士「…危ない所だったな…、無事か?」
騎士(ギリギリだったぜ…!)コクコク
女騎士「そうかそうか…、貴様ら、覚悟は出来てるだろうな…」ギロッ
オーク「!!!!!!」ブルンブルンッ
トロール「!!!!!!」デレンデレンッ
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 01:10:40.77 ID:0qLb7jHS0
女騎士「貴様らの本当の狙いはこっちだろう!、さぁ、来い!!!」オマタヒラキッ!!
騎士「えっ」
オーク「!!!!!!」
トロール「!!!!!!」
騎士「えっ」
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 01:13:36.85 ID:0qLb7jHS0
オーク「…………」
女騎士「ほら、どうしたどうした!!」パカパカ
トロール「…………」
女騎士「本当はこっちが狙いだったのだろう!!!、そうなんだろ!!?」
騎士「」
女騎士「はやくはやくっ!!!」ジュン
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 01:19:02.91 ID:0qLb7jHS0
騎士(…予想外の展開だけどまぁいい)
騎士(あいつらが女騎士に夢中になってる隙にさっさとズラかろう…)コソコソ
オーク「…ちゃうねん」
騎士「えっ」
オーク「もうわしら、なんかそっちの口ちゃうねん…」
女騎士「えっ」
オーク「もう完全に騎士食べるの口になってますねん…」
トロール「うん」
騎士「」
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 01:24:48.42 ID:0qLb7jHS0
女騎士「……そうか」スクッ
女騎士「悔しいが私の負けだ、騎士よ」
女騎士「…さらばだ!!」バッ
騎士「えっ」
オーク「………」
トロール「……こればっかりはしゃぁないわ」
騎士「…………」
騎士(何しに来た)
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 01:30:27.73 ID:0qLb7jHS0
オーク「さて…と、待たせたなぁ、騎士」
騎士「ひっ」
オーク「とりあえずちくわ食えや…」グイ
騎士「モグッ!?(うますぎる!)」
トロール「じゃあ早速……」
「待ってくださぃぃっっ!!」
オーク「もういい加減にしてもらえますぅ…?何回お預けくらっとんねん…」
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 01:35:20.95 ID:0qLb7jHS0
ゴブリン「二人ともやめてくださいっ!、それ男じゃないですかぁ!!」
オーク「なんやゴブリンかいな」
トロール「ええやんか別に」
ゴブリン「良くないですぅ!!、二人ともまるでホモやないですか!!」
オーク「ええやんか別に」
ゴブリン「良くないですぅ!!」
騎士(頑張れゴブリン!!)
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 01:40:49.51 ID:0qLb7jHS0
ゴブリン「何でなんですかぁ!?二人ともノーマルだったやないですかぁ!!ボクそんな二人いやですわぁ!!」
オーク「さっき変わったんや」
ゴブリン「そんな急に変わらんといてください!」
トロール「うるさいなぁ、ホンマ自分」
トロール「……オーガ呼ぶで?」
ゴブリン「えっ」
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 01:47:38.33 ID:0qLb7jHS0
トロール「…あっ、もしもし?、今自分ヒマ?」
トロール「いやぁ、ちょっと来て欲しいねんけど……場所は…」
トロール「はーい、はい、待っとるでー」
ゴブリン「………」ガクガクブルブル
オーガ「…来たぞー、あっゴブリンじゃねぇか」
ゴブリン「!!!!!!」ビクッ!!
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 01:54:36.22 ID:0qLb7jHS0
オーガ「…おいゴブリンてめぇ、俺のちくわ勝手に食いやがっただろ?」
ゴブリン「……!!?」フルフル
オーガ「あ!?食ってねぇのか?」
ゴブリン「……」コクコク!
オーガ「嘘つくんじゃねぇ!!!!!!!!!!」
ゴブリン「ウソジャナイデスッッ‼︎」
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 02:02:36.86 ID:0qLb7jHS0
オーガ「歯ぁ食いしばれや…」グイッ
ゴブリン「ヒッ‼︎」
オーガ「オラァ!!!」バチィィィン‼︎‼︎‼︎
ゴブリン「!!!!!!!!」
オーガ「二度とすんなよ…じゃあ、帰るわ」
ゴブリン「……………」
オーク「えげつないわぁ……」
ゴブリン「…僕も帰りますわ」
騎士(………)
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 02:08:10.18 ID:0qLb7jHS0
オーク「なんなんホンマ次から次へと、邪魔ばっかりや」
トロール「せやな」
オーク「今度こそやらせてもらいまっせ…」
騎士「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
トロール「ちくわ食えや」グイッ
騎士「グフォ(クセになっちゃうぅぅ!!)」
「ちょっと待ってください!」
オーク「ホンマええ加減にせぇや殺すぞ!!!!!!」
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 02:15:29.80 ID:0qLb7jHS0
僧侶「そっその人を離してください!」
騎士(そっ、僧侶ちゃん!?)
僧侶「わっ、私の大切な人なんですっ、ですから!」
オーク「…そいつは聞けんなぁ」
僧侶「!…でしたらっ、私が身代わりになりますからっ!!」
騎士(だっ、ダメだ僧侶ちゃん!!!)
オーク「…ムリや」
僧侶「……っ!そんな」
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 02:25:00.26 ID:0qLb7jHS0
オーク「君としいくつや」
僧侶「えっ、…16です」
オーク「俺の娘もそのくらいやなぁ……生きとったら」
僧侶「…!」
オーク「3年前に、心ない男どもに無理やり れてな…それで死んだんや」
僧侶「…そんな!」
オーク「…君には同じ目に会って欲しくないねん…だから…もう帰りなさい」
オーク「 れるのはこの男だけで充分や」
僧侶「……わかり…ました」
騎士「」
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 02:30:28.66 ID:0qLb7jHS0
僧侶「…騎士さん…ごめんなさいっ!」ダッ
騎士(マジかよ)
オーク「さて、邪魔者は消えたな」
トロール「…お前の娘死んでたっけ?」
オーク「いや、生きとる」
オーク「あんなリアル ブタ誰も わけあらへんやろ」
トロール「確かに」
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 02:38:02.39 ID:0qLb7jHS0
オーク「なんなん…ホンマさっきから」
トロール「俺もう我慢の限界やで…」
騎士「………」
オーク「……まずちくわや」グイ
騎士「アムッ(やめられない止まらない)」
「待ちなっ!!!!!!」
オーク「ど突くぞドアホォオォオォ!!!!!!!」バンッッッッッ!!!!!!
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 02:41:38.67 ID:0qLb7jHS0
女戦士「うちの騎士が世話になってるようだねっ!!!」
騎士(女戦士!)
トロール「殺す」
女戦士「っ!!」
トロール「もう我慢の限界や!殺ったる!!」ダッ
女戦士「来いっ!!!」バッ
61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 02:44:35.00 ID:0qLb7jHS0
戦士「ハァァァァッ!!!」ズバァ!
トロール「!!、痛いやんけぇぇっ!!」ブシャァァ!!
トロール「」
オーク「トロール!!!」
騎士(!!!)
62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 02:50:24.90 ID:0qLb7jHS0
トロール「」
女戦士「あっけなかったね、存外」
オーク「トロールを殺しよった…」
騎士(さすが女戦士、強い!)
女戦士「次はあんたの番だ」チャキッ!
オーク「待てっ!」
オーク「これで手ェうとうや…」スッ
女戦士「そっ、それは…!!」
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 02:53:55.13 ID:0qLb7jHS0
オーク「ちくわや」
女戦士「…乗った!」
オーク「交渉成立やな」
女戦士「うん、じゃあね騎士!」バイバイ
騎士(ちくわに価値で負けた)
68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 02:59:52.69 ID:0qLb7jHS0
オーク「トロールの事はしゃぁないわ」
オーク「あいつがアホだった……それだけの事でんがなまんがな」
オーク「まぁ、ちくわ口に突っ込んどけば二三日で復活するやろ」
騎士(ちくわすげぇ)
オーク「裏を返せば俺が独り占めできる言うことや、ラッキー」
オーク「とりあえずちくわ食えちくわ」グイッ
騎士「アムアム(これだけで生きてイケる)」
71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 03:10:57.08 ID:0qLb7jHS0
オーク「じゃあもうホントのホントに始めるで」
騎士「…考え直す気は無いのか?」
オーク「漢に二言はあらへん」
騎士「わかったよ、そこまで覚悟があるなら………」
「待てぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
オーク「今イイトコだったやん!!?死ねや!!!!!」
72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 03:18:04.13 ID:0qLb7jHS0
俺「俺だよ……」
オーク「誰やねん」
俺「てめぇぇぇら!!さっきからさっきからチクワチクワうるせぇぇぇぇぇんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!死ね!!!!」
俺「耳の糞かっぽじってよぉぉぉぉぉぉぉく聞きやがれェェェェェェ!!!!!!!!! カス共!!!!」
俺「俺がこの世で1番嫌いな食いもんわなぁァァァァァァァァぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
ち く わ
貴 様 だ!!!!!
76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 03:23:15.08 ID:0qLb7jHS0
俺「おばあちゃんのカレーの具で1番いらねぇのはてめぇだ!!!!!!!!!!!!!」
俺「おでんの具で1番嫌いなのは貴様だ!!!!!!!」
俺「味しねぇし!!!!プルプルしてんじゃねぇぞ軟弱者がぁ!!!!」
俺「ちくわ死ね!!!!!」
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 03:27:26.28 ID:0qLb7jHS0
俺「ちくわ死ね!!!、、たまにおでんにゴムみたいな食感のやつ入ってる死ね!!!トラウマだわ死ね!!!!」
俺「ちくわ……ちくわ……裏切りのちくわめ……憎い…憎いよぉ…」
「またれよ」
俺「!!!!!!あなたは!!!」
79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 03:31:36.13 ID:0qLb7jHS0
ちくわ大明神「わしじゃよ」チクワァァァ
俺「あ…あぁ、ちくわ大明神さま」
ちくわ大明神「ちくわがそんなに嫌いかね?」
俺「……それは」
ちくわ大明神「…おばあちゃんのちくわ入りカレーはまずかったかね?」
俺「…っ!…」
俺「おいしかったです!!!!!!!!!!!!!!!」
81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 03:35:43.48 ID:0qLb7jHS0
もうおばあちゃんはこの世に居ない
そう、いなくなったその日から俺はちくわが嫌いになった…、もう、おばあちゃんのちくわカレーが食べれなくなったから
思い出したくないから、嫌いになったのだ
ちくわに裏切られた気分だった
いや、裏切ったのは俺の方だ…
俺がちくわを裏切ったのだ
82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/21(火) 03:43:56.96 ID:0qLb7jHS0
要するにちくわの素晴らしさを伝えたかった
チーズちくわ美味くね?
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