1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/01(土) 00:22:56.16 ID:aNWS1Z/50
クロエ「ついに来てしまいましたヨ~♪学園都市!」

クロエ「やはりニホンに留学したからにはここにこないと話にな~りまセンネ♪」

クロエ「どんな出会いが待っているんでショウ!」グゥ

クロエ「アレ!?いきなり迷子になってしまったみたいですヨ~。困りましたネ…」キョロキョロ

クロエ「あの人に道を聞いてみまショウ!あの、すいませんヨ~♪」

上条「うん?」

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/01(土) 00:30:25.50 ID:aNWS1Z/50
クロエ「あの、ちょっと道を聞きたいんデスが」

インデックス「うわ~綺麗な子だね~。」

上条「んで、どこに行きたいんだ?」

クロエ「あの、お腹が空いたのデ、お寿司を食べたいのデス♪」

上条「あ~寿司屋ね。ちょっと道が複雑だから案内しようか?」

クロエ「ホントにデスか!?とてもうれしいですヨ~♪」

インデックス「相変わらずとうまは女の子に甘過ぎるかも」ムッ



9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/01(土) 00:40:19.35 ID:aNWS1Z/50
~道中~

上条「そういや、まだ名前をきいてなかったな。名前は?」

クロエ「 くおえうえーーーるえうおおおwwww」

上条「え!?も、もっかい言ってくれないか?」

クロエ「 くおえうえーーーるえうおおおwwww」

上条「インデックス、分かるか?」コソッ

インデックス「クロエ・ルメールですよって言ってるんだよ!とうまは外国語をもっと勉強した方がいいかも」

上条「へいへい…。えっと、クロエでいいんだよな?」

クロエ「はい!お好きなように呼んで下さいネ♪」



12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/01(土) 00:48:43.69 ID:aNWS1Z/50
~回転寿司前~

上条「よし、ここだ!ついたぞクロエ」

クロエ「ありがとうございますデスヨ~♪」

インデックス「とうま!」

上条 ギクッ

インデックス「お寿司のシャリのいい匂いがするんだよ!」

上条「今月もピンチなんだよ!お寿司なんて贅沢なもの食べてる余裕はウチにはないの!」

インデックス「とうまはクロエを1人でお寿司屋さんに入らせる気!?せっかくだから一緒に食べた方が絶対おいしいんだよ!」

上条「ハイハイ!わかりましたよ!そのかわり向こう一週間はそーめんだけと覚悟しろ!」

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/01(土) 00:59:08.64 ID:aNWS1Z/50
~回転寿司~

クロエ「Oh!これが学園都市の回転寿司デスか!」

クロエ「全部、機械で動いてますヨ~!」

上条「寿司は全部、機械で握るんだ。だからと言ってまずくなるわけじゃないぞ」

クロエ「ホントですネ~!むしろ外の回転寿司よりおいしいですヨ~♪」

インデックス バクバクバクバク!!!

上条「インデックスさんや!」

インデックス「なんだい、とうまさんや!」

上条「三皿ごとにガリを全部食って、消費を抑えるって約束したろ?」

インデックス ガリガリガリガリ!!!!!

クロエ「すみまセーン!ガリの補充お願いしますヨ~♪」

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/01(土) 01:11:46.52 ID:aNWS1Z/50
~外~

クロエ「お腹いっぱいですヨ~♪」

上条「クロエもけっこう食う方なんだな」

インデックス「私はまだまだ食べられるかも!」

上条「オレもホントはもっと食いたかったつーの!!」

能力者「お前がクロエ・ルメールだな?」

クロエ「こんに~ちは!アナタは誰デスか?」

能力者「ついてきてもらうぜ!」ガッ

クロエ「きゃっ!ですヨ~!」



16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/01(土) 01:20:19.57 ID:aNWS1Z/50
上条「おい!クロエは嫌がってんじゃねーか!その手を放しやがれ!」パシィ

能力者「チィ、邪魔すんなら容赦はしねーぞ!」ボウ

上条「火?発火能力者か!」

上条「インデックスはクロエを連れて安全な場所へ!」

インデックス「わかったんだよ!」コクッ

クロエ「なにがどうなってんですヨ~!?」

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/01(土) 01:27:36.76 ID:aNWS1Z/50
能力者「レベル3の火力を味わいやがれ!」ゴォ!!

上条「はいはい、そこでイマジンブレイカ~」キュイン

能力者「な!?」

上条「隙だらけだぜ?」

ゴッ!! キュイン!!!

能力者「ごぁ!?」バタン

上条「殴った瞬間にイマジンブレイカーが発動しやがった?──ってこは」

能力者「う…ん?」

上条「なんでクロエを狙いやがった?」

能力者「クロエ?なんのことだよ?つかオレは一体何を…」

上条「やっぱり操られていたか」



19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/01(土) 01:35:32.20 ID:aNWS1Z/50
クロエ「きゃ~!ですヨ~!!」

上条「クロエ!?」ダッ

上条「インデックス!クロエは!?」

インデックス「とうま…。クロエがまた別の能力者に…」

上条「お前は無事か!?インデックス!」

インデックス「突き飛ばされだけだから大丈夫なんだよ…。それよりクロエを…」

上条「クソ!誰が何ためにこんなことを!」


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/01(土) 01:49:03.04 ID:aNWS1Z/50
クロエ「ここはどこデスか?」

洗脳能力者「フフッ…ようこそクロエ君」

クロエ「何が目的でこんなことをするんデスか!?」

クロエ「イタぁズラはいけませんヨ?」

洗脳男「君のボイスにはある中毒性がある」

洗脳男「そのサンプルを取り、このオレの洗脳能力にうまく取り入れてやる」

洗脳男「フフッ…これでオレはレベル5の高みに」

洗脳男「5位の劣化と蔑まれたこのオレの屈辱を晴らす時がついにきた!!」

洗脳男「さぁ実験を始めよう」

クロエ「やめるですヨ~!!」


24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/01(土) 02:01:03.45 ID:aNWS1Z/50
上条「クロエはどこに!?」

能力者たち ズララ!!

上条「なんだよ、お前ら?」

能力者たち「洗脳未完了者発見。直ちに排除する」キュイイイン

上条「くそ!この数の相手じゃ…」

???「あら~、困ってみたいねぇ」

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/01(土) 02:10:29.28 ID:aNWS1Z/50
食蜂「みんな目が濁ってんだぞ☆」リモコン ピッ!

能力者たち「我らは食蜂様のために!」目キラキラ☆

食蜂「私の洗脳力を使えばざっとこんなもんかしらねぇ」

上条「食蜂…操祈!?」

上条「お前は洗脳は大丈夫なのか!?」

食蜂「私の能力をなんだと思ってるのかしらぁ。」

食蜂「ま、私じゃなくてもレベル5の連中は化物揃いだしぃ。広範囲の洗脳なんか効きゃしないわよ」

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/01(土) 02:16:35.49 ID:aNWS1Z/50
新手の能力者ズララ!!

食蜂「やっかいねぇ…。」ピッ

上条「ん?この位置情報は?」

食蜂「私の能力を使ってさらわれた女の子の位置を特定しといたわぁ」

食蜂「こことこのシスターは私に任せて。女の子をあんまり待たせるもんじゃないぞ☆」

上条「恩に切る!」ダッ!

食蜂「(フフッ、あなたはやっぱりこんじゃなくちゃねぇ)」

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/01(土) 02:24:20.93 ID:aNWS1Z/50
能力者たち ズララ!!!

上条「くっ!こっちもか!一体どれだけの洗脳を!」

一方通行「困ってみたいじゃねェか。ヒーロー」

上条「一方通行!?」

一方通行「事情は大体わかってる。行け、ヒーロー」

上条「任せていいのか?」

一方通行「雑魚散らしなんざヒーローのすることじゃねェだろ。お前を待ってやつがいるんだろ?」

上条「すまない!あとで缶コーヒーでもおごるよ」ダッ

一方通行「さァて、こっから先は一方通行だ。」電極スイッチ ポチ

ゴォォォォオ!!!!

一方通行「無様にも元いた場所に引返しやがれ!!」

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/01(土) 02:29:06.06 ID:aNWS1Z/50
削板「てめぇら操られるなんて根性たりてねぇぞぉ!!」ドカーン

麦野「私のシャケ弁落とさせやがって…。ブ・チ・コ・ロ・シ・確定だ!ゴラァ!!!」ビィイイイ!!!

上条「あっちこっちでレベル5が暴れてやがる!流石だな」

上条「っと、ここか!!待ってろよ。クロエ!」

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/01(土) 02:34:00.32 ID:aNWS1Z/50
クロエ グッタリ

洗脳能力者「すばらしい!すばらしい能力だ!」

洗脳男「これで学園都市はオレのもの!オレの天下だぁ!!!」

扉バァン!!

クロエ「カミジョーさん?」

上条「待たせたなクロエ」

洗脳男「貴様、どうやってここへ…」

洗脳男「まぁいい。洗脳してそれで終わりだ」パチン




31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/01(土) 02:40:09.46 ID:aNWS1Z/50
上条 スタスタ

洗脳能力者「おい!止まれ!」パチン

上条 スタスタ

洗脳能力者「止まれっつてんだろぉがぁ!!!」パチン

上条 スタスタ

洗脳能力者「こいつ洗脳が効かねぇ!!」

上条「覚悟はできたか?日本が大好きなクロエに日本でこんな目にあわせやがって」

洗脳能力者「グッ!」パチンパチン!

上条「歯ぁ食いしばれ!!」

洗脳能力者「フッ、甘い!」銃ジャキィ

上条「な!?」



35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/01(土) 02:49:30.17 ID:aNWS1Z/50
洗脳能力者「はっ!これで終わりだよ!!」グッ

ビリリ!!

洗脳能力者「ぐああ!?」銃ポロッ

上条「!!」

上条「今だ!」

上条「お前のふざけたみじめな幻想(野望)をぶち殺してやる!」

ガンゴンドガンバキーン!!!!!!!!!!

~影の方~

御坂「(相変わらずアンタは!でもそんなアンタだから私は──)」

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/01(土) 02:57:16.13 ID:aNWS1Z/50
上条「クロエ!無事か!?」

クロエ「カミジョーさん、なんとか無事ですヨ~♪」

上条「そうか。でも一応病院は行くぞ!オレの行きつけの病院があるんだ」

クロエ「わかりまシタ。ってキャ!」

上条「よっと」

クロエ「あわわ!お姫様だっこですヨ~///」

上条「よし、急いで行くぞ!」

クロエ「カミジョーさん、さっきはカッコよかったですヨ?」ボソッ

上条「ん?」

クロエ「な、なんでもないですヨ!」



38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/01(土) 03:04:08.15 ID:aNWS1Z/50
~1週間後~

クロエ「お世話になりまシタ!」

上条「おう、気をつけて帰るんだぞ!」

インデックス「クロエ、また一緒にお寿司食べに行きたいかも!」

クロエ「また絶対きますヨ~♪」

クロエ「カミジョーさん、ちょっといいですカ?」

上条「うん?ああ、インデックスはちょっとここで待っててくれ」

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/01(土) 03:13:44.34 ID:aNWS1Z/50
クロエ「私のガールフレンドになってくだサイ!」

上条「えぇ!?それってつまり?あれ?そのアレ!?」

クロエ「助けてもらった時、とてもカッコよかったですヨ?」

上条「あれはオレ1人の力じゃないというかなんというか…」

インデックス「クロエー!時間がきたよー!」

クロエ「アレ?もう時間デスか?」

上条「あ、あれはオレは、そのアレで!その!」

クロエ「フフッ、返事は急ぎませんヨ?」

クロエ「なら今は────」


42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/01(土) 03:18:18.49 ID:aNWS1Z/50
インデックス「クロエ、行っちゃたね…。すこし寂しいかも」

上条「そ、そうだな」

インデックス「あれ?なんかとうま顔が赤いかも!」

上条「んたことねーよ!帰るぞ」ダッ

インデックス「待ってよー!とうまー!」




─────クロエ「なら今は──ガールフレンド(仮)というコトで!」


              完(仮)