2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 22:41:40.09 ID:POa5ncgg0
美琴「夏休みが始まって一週間…」
美琴「黒子たち風紀委員は夏休み厨の処理で忙しいみたいだし、
左天さんは同級生の子たちとたくさん出掛ける予定があるらしいし」
美琴「私と言えば漫画か一人で買い物するか…暇ねー」
ハッ
美琴「ていうか、私って友達居なくない?!」
美琴「湾内さんたちはどっちかってーと黒子の友達だし舞夏はメイド…」
美琴「かと言って派閥云々に関わるのもなあ。
でも私の友達も欲しいなあ。どうしよう」
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 22:42:47.94 ID:POa5ncgg0
ファミレス
インデックス「え?友達?」モグモグ
美琴「そう。私と友達になりましょうよ」ニコニコ
インデックス(短髪…何か企んでるかも?)モグモグ
インデックス「こんなところに連れ込んで何を言い出すかと思えば…」モグモグ
美琴「いいじゃない!アンタって友達居なさそうだし」
インデックス「一緒にしないでほしいんだよ。
私にも友達くらい居るもん」モグモグ
美琴「えー、そうなの?」
インデックス「…まあ、短髪とも友達くらいならなってもいいよ」モグモグ
美琴「やったー」
インデックス(ご飯いっぱい食べさせてくれそうだしね)モグモグ
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 22:45:27.90 ID:POa5ncgg0
インデックス「あ、追加でこれとこれとこれ頼んでもいい?」モグモグ
美琴「どうしてわざわざ聞くの、もしかして気ぃつかってる?注文くらいいいわよ…
あっ!あそこに居るのは」
インデックス「え?」モグモグ
美琴「ちょっと私急ぐから!私のパフェ代ここに置いとくね!
お釣りは今度遊んだときに返して!じゃ!」ピュー
インデックス「え、いや、あの、私の分…友達ならおご……」
美琴(常盤台のお嬢様って肩書きにだけ寄ってくるタカリはわんさか居るけど…
あの子は…えっと、名前わかんないけどイン何とかは違うもんね!)
美琴(あっ、居た居た)ダダダッ
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 22:47:36.36 ID:POa5ncgg0
公園
麦野「は?友達だァ?」
フレンダ「私たちって敵同士だったじゃん」
絹旗「私はあんまり関わりないですが」
滝壺「わたしはいいよ」
美琴「本当!?じゃ、じゃあ明日暇?良かったら買い物にでも…」
滝壺「あ…明日ははまづらと……」
麦野「何よ、デート? 」
絹旗「ひゅーひゅー!超熱いですねー!」
フレンダ「結局、彼氏がいちばんな訳ね」
滝壺「…///」テレッ
美琴(あー、なるほど。彼氏優先かー。しかもこいつら何気に仲良さそうだし。
いいや、他あたろ。)ダダッ
麦野「あ、どっか行った」
道端
テクテク
美琴(やっぱり友達になるなら、同じく友達が居ない人じゃないと何か虚しいな…)
美琴(あっそうだ!!)
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 22:48:56.79 ID:POa5ncgg0
夜のコンビニ
一方(あァ?!缶コーヒーがねェ…だと!?)
一方「すンませン」
店員「はい?」
一方「コーヒーの在庫って…」
店員「それが…五分ほど前に全てご購入されたお客様がおりまして……
ただいま切らしております、申し訳ありません」
一方(チッ、他当たるか)ウィーン
近場のコンビニ
ウィーン
一方(ここも在庫無しか)
またまた他のコンビニ
ウィーン
一方(何だァ?ここもねェのかよ…
通りかかった自販機もスーパーも売り切れ…コーヒージャックか?
仕方ねェ、引き上げるか)テクテク
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 22:50:51.49 ID:POa5ncgg0
テクテク
一方(…あァ?マンションがでけェトラックに囲まれて…)
美琴「あら、偶然ねこんなところで会うとは!」
一方「人の家の前で偶然もクソもねェだろ。待ち伏せたァ良い度胸じゃねェか、いつぞやのリベンジかァ?」
美琴「この缶コーヒーの山を見て!
ほら、荷台を開ける!」パチンッ ガー
一方「人の話を聞け!つーかテメェが買い占めてたのかよ!」
美琴「ねえねえ欲しい?欲しいわよね?欲しいのよね?!」
一方「お前に消えてほしい」
美琴「やっぱり欲しいんだ。ふふふ。
じゃあ私と取引しましょう」
一方「アイツらに話が通じねェのはコイツが原因か」
美琴「このコーヒー全部あげるから、私と友達になって!」
一方「はァァ?」
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 22:54:03.08 ID:POa5ncgg0
美琴「アンタ、仕事仲間は居ても友達は居ないでしょ?!
別に恥ずかしがらなくていいから素直になんなさい、私も似たようなもんだし。
友達つながりの友達は居るからまったく同じなわけじゃないけどね」
一方(もう無視しよう)テクテク
美琴「あ、ちょっと、待ちなさいよ!」
一方(無視無視)テクテク ウィーン
美琴「行っちゃった…」ポツーン
美琴「この程度の自動ロック、解除することくらい屁でもないけど…」
美琴(あんまりしつこいと嫌われるだろうからやめておこう。
今日のところはトラックにも撤収させて…コーヒーはこじきたちにでも恵んでやるか。)
美琴(せっかく同じぼっちを見つけたんだから、逃さない!)
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 22:57:24.64 ID:POa5ncgg0
>>11
ありがとう
次の日
一方(クソッ、おつかいだァ?黄泉川のヤツ、オレをパシり扱いかよ)ウィーン
一方「あ?」
美琴「ねぇ、カラオケ行きましょうよ!」
一方「何なンだよマジで昨日からよォ、夏の暑さに頭でもやられたのかよテメェはよ?」
美琴「アンタってカラオケとか行ったりすんの?何歌うの?」
一方「あーもォいいわ」スタスタ
美琴「へー、そんな曲あるんだ」スタスタ
一方「ちげェよ!関わりたくねェだけだ!横並んでんじゃねェよ!」
美琴(すぐ怒るわね。でも友情に喧嘩は付き物よね。
それに言いたいことがちゃんと言い合えるってことは、最早親友の域だわ)
美琴「カラオケが嫌なら無理強いはしない。
嫌がることを強要するのは友達じゃないもの」
一方「友達ってのは誰と誰の話だよ!俺はお前と友達になった覚えは…」
美琴「あー、ごめん。親友だったわ…。
でも面と向かって言うのも照れ臭いわね」カァァ
一方(クソウゼェ)
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 23:01:41.69 ID:POa5ncgg0
ショッピングセンター
テクテクテクテク ウィーン
美琴「ああ、イオンに来たかったのね。私はジャスコ派なんだけど親友だからまあいいわ」
一方(コイツ結局ついて来やがった…)
一方「別に来たくて来たンじゃねェ」
美琴「へー、誰かに何か頼まれたとか?」
一方「同居人になァ」
美琴「何を頼まれたの?」
一方「リビングの電球」
美琴(うーん、会話がすぐ終わるわね。こいつ人と話すの慣れてなさそうだし仕方ないか。
とりあえず質問責めして、話すことに慣れさせよう)
美琴「どんな種類?蛍光灯?いくらくらいのがいいの?」
一方(めんどくせェェェェェ!)
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 23:03:43.47 ID:POa5ncgg0
美琴「よし、アンタの買い物は済んだわね。ついてきてあげたんだから
次は私の買い物に付き合いなさいよ」
一方「オマエが勝手について来たンだろォが!」
美琴「…あ、あそこの服屋見たい!」パタパタ
一方「よし帰るか」
美琴「早く来る!」手ギュッ ダダッ
一方「あァ?!テメ…チッ、わかったから引っ張ンな」
美琴「どう?これとかすごく可愛いと思わない?!」
一方「これまたえらくお子様趣味だな」
美琴「何よ!シマウマみたいな服きくさって!」
一方「あァン?!上等だこのアマ、オレのジョーカーグリーンで鍛え上げたセンス見せてやンよ」
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 23:06:02.94 ID:POa5ncgg0
2時間後
美琴「ゼェゼェ…ちょっと疲れたわね」
一方「ハァハァ…腹もへったなァ」
美琴「ちょっと休憩しましょ。何か食べたいものとかある?」
一方「コーヒー」
美琴「私は食べたいものを聞いたんだけど…まぁいいわ、あのレストランに行きましょう」
イラッシャイマセー ゴチューモンオキマリデー?
美琴「デミグラスソースのオムライスと、ミルクティー。で、こっちが」
一方「コーヒーと目玉焼きハンバーグ」
カシコマリマシター
美琴「私は目玉焼きよりチーズ派かな」
一方「何の話だ?」
美琴「ハンバーグの上にのせるもののこと!ソースはケチャップね」
一方「ケチャップはわかるがチーズは邪道だ。目玉焼きの黄身を潰してトロッとさせンのが至高なんだろォが」
美琴「いーや、チーズにケチャップよ。それにその食べ方なら和風ソースのが…」
ペチャクチャワイワイ
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 23:08:45.56 ID:POa5ncgg0
1時間後
美琴「美味しかったわね」
一方「まァまァだな」
美琴「さて、摂取したカロリーを消費するためにゲーセンの階に行くわよ」
一方(まだやンのか)
チーン 四階デース
美琴「あっ、あれしましょうよ!ワニワニパニック!」
一方「あァ?何だそりゃ」
美琴「知らないの?…そうよね、アンタ友達居ないからゲームセンターなんて来る機会ないだろうし……
じゃ説明してあげる。このゲームはね…」
チャッチャララッチャ~
美琴「う、うそ、ベストスコア?!」
一方「まあこンなもンだろ」
美琴「アンタまさか能力使ったんじゃないでしょうね!」
一方「使ってねー、オレの華麗なる反射神経だ」
一方(グループで鍛えたからな)
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 23:11:19.43 ID:POa5ncgg0
美琴「そうだ、プリクラ撮りましょうよ!」
一方「プリクラ?あー、あのガキどもがやってたアレか」
美琴「この機種にしましょ、携帯に送れるみたいだし!ほらほら!」
一方「面倒くせェ…」
ハイチーズカシャッ
美琴「あははは!アンタ半目じゃない?ダッサー!」
一方「オマエだってよそ見してンじゃねーか!」
美琴「あ、あれはわざとよ!そういう撮り方もあるの」
一方「半目だって流行ってンだよ!」
美琴「どんな時代よ!」カシャッ
美琴・一方「あ」
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 23:18:28.12 ID:POa5ncgg0
1、2時間後帰り道
美琴「今日は服屋を見て回って、ご飯食べて、プリクラ撮って…やっぱ友達っていいわよね!
楽しかったなー。」
一方(クソ…妹達の件もあってか、何か突き放せねェもンで結局付き合っちまったな。)
一方(……何をするにも強引だったが、まァ…たまにはこんなのも…)
ヒュン
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 23:26:19.90 ID:POa5ncgg0
>>25
あ忘れてた ごめん
黒子「あらあらあらあらお姉様。
こちらの殿方とはどういうご関係で?
随分仲が宜しいみたいですけれど…」
美琴「黒子!…もしかしてこれから帰り?」
黒子「そんなことはどうでもいいですの!説明して下さいまし!」
美琴「うん、ちょうど良い機会だわ。紹介するね。
この人は私の親友一方通行。こっちは黒子、私のルームメイト」
一方「だーかーら!オレはオマエの親友じゃ黒子「誤魔化さないで下さいな!」
美琴「え?」
黒子「お姉様たちのような複雑な年頃の男女の間に、友情が成立するとでも?」
美琴「ちょっと!私たちの友情にケチつけない黒子「仮に!!」
黒子「仮にお姉様がそれだけと思っていたとしても、
この殿方の腹の中は分からないではありませんの!」
美琴「ア、アンタ失礼なことを言わないでよ!」
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 23:28:49.70 ID:POa5ncgg0
黒子「それに…一方通行といえば人格が破綻している異常者と聞いておりますわ。
そんな方とお姉様のような方が友達だろうが何だろうがお付き合いをするだなんて、あってはならないことですの!
どんな目でお姉様のことを見ていたか分かったものではありませんのよ!」
一方(……)
美琴「そんな言い方しないでよ!コイツは私の親友!確かに前は色々あったけどあったけど今は違う!
今日だって何だかんだで付き合ってくれたし、私だって楽しかっ一方「風紀委員さンよォ!」
黒子「何か文句でも?」
一方「いや、むしろ褒めてェんだよ、オマエの人を見る目をなァ」
美琴「…何言ってんの?」
一方「オレはなァ、オマエの親友でも友達でも何でもねェよ。
コイツの言う通りだ。オレはオマエとは違う、一緒になンか居られねェンだ。
今日だって本当はオマエを美琴「そ、そんなの嘘!黒子の言うことなんか気にしなくていい!だから」
一方「ハッ、付き合ってられっか。二度とオレに近付くな」スタスタ
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 23:33:23.47 ID:POa5ncgg0
美琴「あ、ま、待っ…」
黒子「お姉様!」
美琴「こんな…こんなのってないわよ……」グスッ
黒子「あんな男よりも、わたくしが」
美琴「アンタはアンタ、アイツはアイツ!アンタの代わりもアイツの代わりも、他には居ないんだから!もういいわよバカ!」 ダッ
黒子「あ、お、お姉様…」
その夜
黒子「お姉様…」
美琴「………」
黒子「………お休みなさい、ですの」
美琴(…はぁ、せっかく友達になれたのに、どうして……)
美琴(男だったら何よ、過去が何なのよ、ちがいなんてどうだっていいじゃないそんなの…)グスッ
美琴(……ん?ってことは…)ハッ
美琴(なるほど、そういうことね!だったら早速コソッとミサかネットワークをハックして…)
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 23:36:24.76 ID:POa5ncgg0
次の日 夜
ウィーン アタース
一方(今日は買えたなァ。ま、流石にアイツも諦めただろ。…あの時間は悪くはなかったがなァ)
美琴「一方通行」
一方「!!テメェ…」
美琴「アンタが来るのを待ってたのよ!」
一方「オイオイ、もォ忘れたのか?二度とオレに近付くなっつったろ」
美琴「約束したわけじゃないでしょ」
美琴「私はね、黒子が言ったことも周りの目も気にしない、どうだっていい。だって私たち、友達だもん」
一方「あのなァ」
美琴「でも!でも、アンタが気にするっていうなら…!」スッ
一方(包丁!?)
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 23:41:07.11 ID:POa5ncgg0
次の日 夜
ウィーン アタース
一方(今日は買えたなァ。ま、流石にアイツも諦めただろ。…あの時間は悪くはなかったがなァ)
美琴「一方通行」
一方「!!テメェ…」
美琴「アンタが来るのを待ってたのよ!」
一方「オイオイ、もォ忘れたのか?二度とオレに近付くなっつったろ」
美琴「約束したわけじゃないでしょ」
美琴「私はね、黒子が言ったことも周りの目も気にしない、どうだっていい。だって私たち、友達だもん」
一方「あのなァ」
美琴「でも!でも、アンタが気にするっていうなら…!」スッ
一方(包丁!?)
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 23:48:02.81 ID:POa5ncgg0
>>32
ご丁寧にありがとう
一方 「チッ」カチッ
一方 (あァ!?)カチッ、カチッカチッ
美琴 「無駄よ、能力は使えないようにしてある。痛くないようにしてあげるから大人しく…」
一方 「…殺されろってか?」
美琴 「は!?殺す!?誰が誰をよ!」
一方 「…あン?いや、どォ考えてもこの状況はそォいうことだろ」
美琴 「ふざけないでよ!どうして親友殺すのよアホかクズがゴミ虫がぼけ」
一方 「じゃあ何がしたいンだオメェはよ!」
美琴 「邪魔ものを排除しにきたのよ!」
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 23:51:59.70 ID:POa5ncgg0
一方 「邪魔もの…?あの風紀委員のことか?」
美琴 「大事な後輩殺すか!頭悪いわね、どうしてわかんないのよ!」ガシッ,ドサッ
一方 (イッテェ、チッ!マウントとられ…ン、なンでコイツこっちにケツ向けてンだ?)
美琴 「意外と大人しくしてるのね、もしかしてまだ分からない?それとも私を親友として受け入れてくれるの?!」
一方 「コイツ、一体何を…」
美琴 「能力を取り上げたんだから力の差はもう無い、残った私たちの間にある違いといえば…」
一方 (ま、まさかコイツ…!)ゾクソクッ
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 23:58:54.62 ID:POa5ncgg0
美琴 「 の位置はここね。
よーし、切断するわよ。いーち、にーの、」
一方 「うわァァァアアァ!」ヒュン
美琴 「え!?あ、一方通行が消え…」
黒子 「風紀委員ですの!」
美琴 「黒子、またアンタは…。あのねえ、言っておくけどそいつの能力は取り上げたし、
も切り取って女にするからもう口出ししないで!」
一方 「」ガクガク
黒子 「…お姉様……包丁を持ち出してどこへ行ったかと思えば…!そうまでして、なぜ…」
美琴 「そうまでして、って…。親友だもん、当たり前よ。
二人の間に問題があるならどうにかしたて解決するのが親友でしょ!」
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/22(水) 00:05:32.38 ID:pZl2W4Ls0
黒子 「お姉様がやろうとしたのは、相手を傷つけることですの!
自分の気持ちを相手に押し付けて傷つけるだなんて、間違ってますの!」
美琴 「だってアンタが男だの女だの異常者だのうっさいから…」
黒子 「も、申し訳ありませんでした…」
美琴 「それにアンタはいいわよ、友達が居て。私は私の友達って堂々と言える相手が居ないから悩んで悩んで悩んで…
それでソイツと親友になろうって思ってここまでしたの。私の気持ちがアンタにわかる?
ううん、アンタだけじゃない、誰にも分からないわよ」バチバチッ
一方 「グガガギゴォ!!!!!」ビリビリッバリッジジジ
黒子 (あそこから煙か…!とにかく避難を!)ヒュ
黒子 (ど、動揺のあまりに空間移動が…)
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/22(水) 00:10:03.36 ID:pZl2W4Ls0
美琴 「ふふふ。もう逃げられないわよ」
黒子 「お止めください!そんなことをなさるなら、お姉様には一生友達なんてできませんの!」
美琴 「え!」
黒子 「友達の嫌がることをしないのが友達、そうではありませんの?!」
美琴 「……………そうね」
黒子 「ええ、わかっていただけましたか」
美琴 「うんわかった、じゃあ私が男になればいいわけじゃない!」
黒子 「」
一方 「」
最終的に黒子の手で百合子が誕生したのでしためでたしめでたし
完
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