1 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2011/08/25(木) 16:44:20.92 ID:QjZiGtSb0
ほむら「熱いから気をつけてね」
まどか「あふっ！ ほふはふっ！」
2 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2011/08/25(木) 16:52:26.30 ID:QjZiGtSb0
まどか「おいひいよ、ほふあひゃんっ！」ﾊﾌﾊﾌ
ほむら「ふふっ、口に入れながら喋るのはお行儀悪いわよ」
まどか「ふぁーい」
まどか「んっく」ｺﾞｸﾝ
まどか「あー、おいしー！」ﾊﾟｧｯ
ほむら「そんなにおいしそうに食べてもらえると頑張って作った甲斐があったわ」
まどか「味噌がとってもいい感じ」
ほむら「私特製の味噌なのよ」
まどか「ふぅん」
7 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2011/08/25(木) 17:00:42.14 ID:QjZiGtSb0
ほむら「味噌おでんに使う味噌は田楽が一番おいしいの」
まどか「うん、そうだね」
ほむら「それでせっかくまどかに食べてもらうのに、市販のじゃ味気ないから作ってみたのよ」
まどか「…まさか味噌から！？」
ほむら「流石にそこまで無理よ、ベースとなる味噌は市販の物を使ったわ」
まどか「へぇ」
10 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2011/08/25(木) 17:21:15.46 ID:QjZiGtSb0
ほむら「まぁ作り方は今度教えるとして…」
ほむら「冷めないうちに全部食べちゃいましょう」
まどか「うん！ ティヒヒ！」
ほむら「はふほふっ」
まどか「あふっ！ あふゅん！」
11 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2011/08/25(木) 17:27:03.52 ID:QjZiGtSb0
後日・マミさんの家
ほむら「皆に味噌おでんを振舞うわ」
ほむら「今日はアシスタントとして巴マミに協力してもらうわね」
マミ「友達と一緒にお料理するなんて、家庭科の授業以外じゃはじめてかも…」
ほむら「それでは材料を並べるわ」
ほむら「使うものは味噌、砂糖、酒、みりん、水よ」
マミ「分量は？」
ほむら「適当でいいわ」
マミ「大雑把ねぇ…」
14 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2011/08/25(木) 17:40:59.21 ID:QjZiGtSb0
ほむら「材料を全部鍋に入れるわ」ﾀﾞﾊﾞｰｯ
マミ「ちょ、こぼれてるわよ！」
ほむら「そして全部いれたら…
ﾌﾞﾝｯ
ほむら「あら、停電？」
マミ「エアコンとか付けてるからかしら…」
マミ「ちょっとブレーカー見てくるわ」
ほむら「わかったわ」
ほむら「…」
17 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2011/08/25(木) 17:48:12.22 ID:QjZiGtSb0
ﾊﾟｧｯ
ほむら「電気がついたわ…」
マミ「お待たせ」
マミ「佐倉さんが無駄にたくさんのゲーム機起動させてたのが原因ぽいわ」
ほむら「そう」
マミ「って、あら？ 停電してる間に田楽味噌できちゃったの？」
ほむら「ええ、出来立てでホカホカよ」
ミソ「」ﾎｶﾎｶ
21 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2011/08/25(木) 17:54:11.45 ID:QjZiGtSb0
マミ「ふぅん、真っ暗でもお料理できるなんて流石ね」
ほむら「そんなに褒めても何も出ないわ」ﾌｧｻｯ
マミ「ふふっ…」
マミ「…そういえばストッキング穿いて無いわね」
マミ「さっきまで穿いてたと思うんだけど」
ほむら「エアコンが切れて暑かったから脱いだのよ」
マミ「そう」
26 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2011/08/25(木) 17:59:43.97 ID:QjZiGtSb0
マミ「ちょっと味見していい？」
ほむら「ええ、この野菜スティックにつけて食べるとおいしいわ」ｽｯ
マミ「ありがとう、それ」ﾈﾁｮｯ
マミ「んむ…」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ
ほむら「どう…？」
マミ「…なんだか苦いわ」
ほむら「お砂糖が足りなかったのかもしれないわね」
マミ「でも、まぁ食べれないってわけじゃないし」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ
マミ「これを皆に振舞いましょう」
ほむら「わかったわ」
31 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2011/08/25(木) 18:08:57.63 ID:QjZiGtSb0
マミ「あとはおでんね」
ほむら「味噌おでんには幾つか種類があるんだけど…」
ほむら「今回は味噌をあとからかけるタイプのものにするわ」
ほむら「これはおでんの材料をお湯で茹でるだけだから簡単よ」
マミ「へぇ」
33 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2011/08/25(木) 18:13:30.98 ID:QjZiGtSb0
～煮込み中～
ｸﾞﾂｸﾞﾂｸﾞﾂｸﾞﾂ
マミ「暇ね」
ほむら「野菜スティックでも食べてましょう」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ
マミ「ええ、…でも本当に苦いわねぇ」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ
ほむら「…」
ほむら「ごめんなさい…」ﾎﾞｿｯ
マミ「え？」
ほむら「なんでもないわ」
35 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2011/08/25(木) 18:18:39.96 ID:QjZiGtSb0
マミ「…完成ね」
ほむら「ええ」
マミ「流石に茹でただけだとあまりおいしそうに見えないわ」
ほむら「田楽味噌をかければおいしそうに見えるわよ」ﾀﾞﾊﾞｰｯ
マミ「豪快ね」
ほむら「さぁ、皆で食べましょう」
マミ「ふふっ、皆の喜ぶ顔が楽しみね」ﾏﾐｯ
ほむら「…」
40 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2011/08/25(木) 18:32:44.48 ID:QjZiGtSb0
ほむら「マミ」
マミ「なに？」
ほむら「私、謝らなくちゃいけないことがあるの…」
マミ「え？ 何かしら…」
ほむら「あ、あのね…」
42 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2011/08/25(木) 18:38:36.81 ID:QjZiGtSb0
ほむら「実はその田楽味噌…」
マミ「う、うん…」ｺﾞｸｯ
ほむら「…」
ほむら「…」
ほむら「…」
ほむら「お酒とにがりを間違えて入れちゃったの！！」
マミ「…」
マミ「は？」
43 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2011/08/25(木) 18:44:58.54 ID:QjZiGtSb0
ほむら「だから決してうんことかのアレじゃないから安心して」
マミ「わかったわ」
おしまい
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