3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 05:00:40.00 ID:HJ8rPzIzi
律子「プロデューサー、この書類ですが」

P「ああ、これは……」

律子「ありがとうございます」

P「いやいや」



雪歩「あ、あの!」

P「ん?」

雪歩「どうして、律子さんはプロデューサーの膝の上に座ってるんですか?」

P「仕事の効率アップのためだ」

律子「そうなのよ」



6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 05:04:37.32 ID:HJ8rPzIzi
P「それに…」


もみっ


律子「ひんっ!?」

P「こうして凝りをほぐしてあげることもできる」もみもみ

雪歩「せせ、セクハラですぅ!」

P「失敬な!」もみもみ

律子「そう、マッサージよ」

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 05:07:16.91 ID:HJ8rPzIzi
律子「あ~……効きますね」

P「よし、おわり」

律子「ん…」


ちゅ


律子「…さて、続きを頑張りましょう!」

雪歩「!?!?」

雪歩「え、いま……キス?」

P「マッサージの終わりにやるだろ?」

律子「普通やりますよね」

雪歩「しないですよぅ!」


10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 05:10:00.68 ID:HJ8rPzIzi
雪歩「膝の上に座ったり、マッサージしたり」

雪歩「き、キスまでするなんて…もしかして」

P「ん?」

律子「なぁに?」

雪歩「二人は、恋人なんですか?」



律子「え?」

P「ちょっと意味がわかんない」

雪歩「ええ!?」



12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 05:12:38.70 ID:HJ8rPzIzi
P「恋人だなんてそんな…なぁ?」

律子「そうよ…ね?」

雪歩「うぅ…混乱してきました…」

雪歩「どう見ても、恋人にしか見えませんよ…」

P「参ったな~」

律子「迷惑でしたか?」

P「そんな訳ないだろ」


ぎゅっ


律子「ふふっ、よかった」

雪歩(私がおかしいのかなぁ…)

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 05:16:24.35 ID:HJ8rPzIzi
律子「そうだ、あずささんから貰った芋羊羹があるんですが」

P「お、いいね」

雪歩「あ、私お茶を淹れて来ますね」


ぱたぱた


雪歩「まだ逆転のチャンスはある…かなぁ」

雪歩「頑張らないと!」

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 05:23:00.65 ID:HJ8rPzIzi
……


雪歩「お待た……」



P「んーっ」


ちゅ


律子「んっ…ふふ」


ちゅ


P「唇ふやけちゃうよ」

律子「ふふ、そうですね」

雪歩「」


17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 05:28:52.18 ID:HJ8rPzIzi
雪歩「ふ…ふ、ふしだらですぅ!!」

P「違うぞ!」

律子「そうよ! これは」


雪歩「キスじゃないですか!」

P「うん」

律子「ええ」

雪歩「隠しても……って、え??」

P「ただのキスだ」

律子「ただのキスなの」

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 05:35:02.54 ID:HJ8rPzIzi
雪歩「ど、どうして…?」

P「見つめ合ってたら、キスしたくなって」

律子「ふふ、照れますね」


雪歩「あの…もう一度聞きますけど」

雪歩「二人は、どういう関係なんですか?」

P「……なんだろうな」

律子「うーん…」


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 05:43:57.02 ID:HJ8rPzIzi
雪歩「いつもこうして…い、イチャイチャしてるんですか?」

P「イチャイチャかどうかは知らないけど」

律子「概ねそうですね」

雪歩「だったら、恋人ですよぅ!」

P「なんか実感わかないな」

律子「そうですねぇ」


雪歩「もうっ!」


24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 05:53:55.50 ID:HJ8rPzIzi
雪歩「恋人になって、イチャイチャしてればいいじゃないですか!」

P「してるけど」

雪歩「」

律子「ええ、してるわね」

雪歩「……ええっ!?」


雪歩「く、詳しく教えて下さい」

P「まず朝は律子が耳元で愛の言葉を囁いて起こしてくれる」

P「ちなみに、裸の時は誘ってるサインだ」

律子「もうっ、恥ずかしいですよ…」

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 06:01:52.06 ID:HJ8rPzIzi
P「そのあと律子の手作り朝食を食べて」

P「時間に余裕がある時は律子とりっちゃんする」


雪歩「はぇ?」

律子「ダーリンとダーリンするのよ」

雪歩「??」

P「二人で事務所に出勤して…」

律子「私はプロデューサーの膝の上にすわる」


27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 06:09:53.30 ID:HJ8rPzIzi


P「一通り仕事が片付いたら家に帰って」

律子「ダーリンとダーリンして」

P「律子とりっちゃんして」

P「また律子の手料理を食べて」

P「一緒にお風呂に入る」

律子「洗いっこしてるのよ」

P「風呂から上がったら、のんびりした後一緒の布団で寝る」

律子「腕枕じゃないと眠れなくなっちゃったのよね」

P「まあ、こんな感じだ」


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 06:21:34.09 ID:HJ8rPzIzi
雪歩「でも、ふたりは恋人じゃないんですよね?」

P「まあ、そうだな」

雪歩「絶対おかしいですぅ!」

雪歩「ダーリンとか…りっちゃんとかはわかりませんけど」

P「せっ……」

雪歩「ひぃぃ!!」

雪歩「とと、とにかく恋人以外とそういうことをするのは良くないですよ!」

律子「確かに…そうよね」

P「盲点だったな」


35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 06:31:22.74 ID:HJ8rPzIzi
P「じゃあ、恋人になろうか」

律子「はいっ!」

P「よーし、今日も一日中頑張ろうか」

律子「ええ、頑張りましょう」




雪歩「私も…恋人がいたらなぁ…」

雪歩「…」

雪歩「男の人は苦手だし…ひんそーでひんにゅーでちんちくりんだし…」

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 06:37:10.77 ID:HJ8rPzIzi
雪歩「ゆきぴょんし放題ですよー……」

真「ゆきぴょんし放題だって!?」

雪歩「ひゃい!?」



おわり