1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/17(月) 20:35:17.28 ID:89djPh4/0
-765プロ-

貴音「ひ、響....今、なんと?」

響 「......貴音から」

響 「貴音から嫌なにおいがするって言ったたんだぞ!」

貴音「っ!!!」

貴音「き、聞き間違いではなかったのですね...」ガーン



3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/17(月) 20:36:39.16 ID:89djPh4/0
響 「すごく嫌な臭いだぞ...これは......」スンスン

貴音「うぅ...やめてください、響...」

響 「くんくん......やっぱり間違いない、これは.....」

響 「ほかの女のにおいだ!!」

貴音「!?」

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/17(月) 20:37:50.97 ID:89djPh4/0
貴音「.......」

貴音「......え?」

響 「うぅぅ...なんでだぁ貴音ぇ。自分というものがありながら...」

貴音「ひ、響。まってくださ」

響 「浮気なんてひどいぞ!!」

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/17(月) 20:38:57.12 ID:89djPh4/0
響 「うぅうううぅぅ」ガルルルル

貴音(あぁ、響が威嚇するようにこちらにうなって....)

貴音「違うのです響、話をきいてくださ」

響 「あっ!!!」

貴音「っ!?」ビク

響 「も、もしかして、貴音......」

響 「もう、自分に飽きちゃったのか....?」



10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/17(月) 20:40:24.27 ID:89djPh4/0
貴音「!!?」

貴音「いえ!いえ、決してそのような」

響 「そんなのいやだぞ!」バンッ

貴音「ひっ」ビク

貴音(ま、まったく話を聞いてもらえません...)

響 「自分、貴音と離れるなんてやだよ!」

響 「ずっと一緒にいたい!」

響 「いつまでも!どこまでも!!」

貴音「響、それは」

響 「うわーん!やだー!!たかねー!!!」ジタバタ

貴音「あぁ、響.......わたくしはいったいどうしたら......」オロオロ

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/17(月) 20:41:36.31 ID:89djPh4/0
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響 「........」ハァハァ

響 「........うぅ」グスッ

貴音「................あの、響」

響 「たかねぇ、自分あやまるから...」

貴音「!」

響 「悪い所があったならなおすからさ......」

響 「だから......」

響 「......だから、自分を捨てないで.........」ウルウル

貴音「 」ズキューン



14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/17(月) 20:43:39.24 ID:89djPh4/0
貴音(こっ、これは反則です....こんな......)

響 「ねぇ.....たかねぇ.....」ウルウル

貴音(こんな目で見られては......)

響 「おねがい.....」ウルウル



貴音「響ぃっ!」ガバッ

響 「!?」

響 「え、わ、たかっ、ぅわっぷ!」

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/17(月) 20:44:50.47 ID:89djPh4/0
貴音「あぁ、響......」ギュゥゥ

響 「わ、ちょ、貴音...?」

貴音「心配はいりませんよ、響...」

貴音「貴女に飽きるなど、あるわけないのです」ナデ

響 「え......ほ、ほんと......?」

貴音「ええ。あの月に誓って」ナデナデ

響 「そ、そっかぁ........えへへ........」

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/17(月) 20:46:31.53 ID:89djPh4/0
響 「あれ?」

響 「でも......じゃあなんで、貴音から普段と違うにおいがするんだ....?」

貴音「ふふ、それはわたくしが先ほど、でぱぁとめんとすとあに行っていたからでしょう」

響 「デパート?」

貴音「はい。先程までわたくしは雪歩殿と共に、でぱぁとの香水売り場にてきゃんぺぇんの仕事をしておりました」

貴音「あの、さまざまな香水の匂いが入り混じった面妖なにおい」

貴音「恐らくそれがわたくしの衣服に移ってしまったのですね」

響 「な、なんだぁ...そうだったのか.....」


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/17(月) 20:48:08.87 ID:89djPh4/0
響 「あはは、なんか安心したら力が抜けたぞ」

貴音「ふふ、余計な心配をさせてしまいましたね...申し訳ありませんでした。響」

響 「ううん...こっちこそごめん......あ、そうだ!」

貴音「?」

響 「貴音がそんなにおいをしてるの、自分いやだから....」

響 「自分のにおいを貴音につけてあげる!」スリスリ

貴音「っ!?」ビクン

響 「こうやってすりすりしてればつくはずさー!」スリスリ

貴音「響、さすがにそれは恥ずかしいです....////」

響 「なんくるないさー!!」スリスリスリ


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/17(月) 20:49:32.03 ID:89djPh4/0
スリスリスリ

貴音(.....あぁ.....わたくし......)

響 「んー、こうした方がもっとよく付くかなぁ」ゴロゴロ

貴音「.......ああぁ.........」

響 「ん~」スリスリ

貴音(..........しあわせです...........)


22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/17(月) 20:50:37.40 ID:89djPh4/0
-765プロ 入口前-

春香「はー、今日の撮影はハードだったー」

春香「途中で雪まで降ってくるし...うぅ、早く事務所でお茶を飲みたい...」サスサス

春香「....って、あれ?だれかが入口のドアの隙間から中を覗き込んでる...」

春香「あれって.....」


小鳥「ふぉおお...ひびたか最高よぉ...」ドバドバ

雪歩「ふぇえ...」

千早「//////」

春香「......み、みんな何してるんですか?千早ちゃんまで」

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/17(月) 20:51:42.54 ID:89djPh4/0
千早「え?あぁ春香。お帰りなさい」

春香「ねぇ、みんなどうしたの?こんなところで」

千早「そうね.......ううん、口では説明できないわ。ほら春香、ここからそっと中をのぞいてみて」スッ

春香「なにがなんだかわからないけど、千早ちゃんがいうなら...」スッ



響 『んふふー』スリスリスリ

貴音『......あぁ.....あぁ....』コウコツ



春香「おぉう」