1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 21:04:57.80 ID:dLAE/KV50
P「バレンタイン……か」

P「…………」

P「………」

P「……」

P「…チョコ欲しい」

P「チョコ欲しい……チョコ、チョコレート欲しい……」

P「具体的には>>4からもらいたい……」



4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 21:08:51.94 ID:ijCykah6P
奈緒

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 21:16:53.38 ID:dLAE/KV50


P「奈緒からチョコレート渡されたい」

P「ちょっと不器用に、『別にそういうんじゃねーからなっ!』とか予防線はられながら渡されたい!!!」

P「チョコレートが欲しい!!!!」

 カガヤクセカイノマホー♪

P「……メール!! ヒョウッ!! 誰からだ!?」

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 21:18:02.87 ID:dLAE/KV50
P「……こ、これは奈緒から!」

P「はっはっは、来たぜ俺の時代!!」

P「えーっとなになに、待ち合わせ場所は……」

P「……なるほどな。奈緒は恥ずかしがり屋だからなー」

P「>>8へ行けばいいんだな。ちょっくら用意するか!」

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 21:22:15.60 ID:E2brYBY70
レッスンスタジオの更衣室

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 21:22:21.58 ID:h9JebWQp0
渋谷家



10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 21:29:41.14 ID:dLAE/KV50
P「凛の家、か」

P「これはつまり『トライアドとして、仕事のパートナーとして』のお礼をするという名目なわけだな」

P「はっはっは、照れおって。うい奴め」

P「じゃあ凛の親御さんもいるわけだし服装は……」

P「……よし。こんなもんだな」


P「それじゃあ出発だ!」

>>12「ちょっと待った!」


12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 21:31:30.42 ID:xhSC5i5vP
愛海

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 21:38:37.34 ID:dLAE/KV50


愛海「ちょぉっとまったぁ!」

P「むっ……愛海?」

愛海「そう。海よりも深く、総ての胸を愛す女……棟方愛海とはあたしのこと!」

P「………」

愛海「の、ノーリアクションはひどくないかなっ」

P「いや。俺は今とても忙しいんだ」

愛海「そうなんだ……それは、チョコレートが欲しいからかな?」

P「……! な、なんでそれを」

愛海「ふっふっふ、甘いよプロデューサー。ホワイトチョコより甘すぎるっ!」

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 21:42:44.40 ID:dLAE/KV50
愛海「あたしにはまるっとズバっとしゃっきりポンにお見通しだよっ!」ビシッ

P「な、なんてことだ……」

愛海「………」

P「………」

愛海「……」

P「……」

愛海「……えーっと」

P「あ、どうした?」

愛海「本題入っていい?」

P「おぉ、どうぞどうぞ」

愛海「うん。それじゃあ本題だけどね……あたしがプロデューサーを呼び止めたのは理由があるんだよ!」

P「理由だって?」

愛海「そう。それはもう海よりも深い理由がね」

P「そりゃすごい。いったいどんな内容だ?」

愛海「それは――>>18っ!」



18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 21:43:32.48 ID:Um9W+TO10
チョコ渡したい

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 21:47:38.20 ID:dLAE/KV50
愛海「それは――!」

P「それは……!」

愛海「それは……その……」

P「………?」

愛海「えーっとね、あの……」

P「……どうしたんだ?」

愛海「きょ、今日が何の日かって知ってる?」

P「え、ふんどしの日だろ?」

愛海「そうなのっ!?」

P「日本ふんどし協会が制定したちゃんとした記念日だぞ」

愛海「へぇー……そうなんだぁ……」


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 21:54:51.49 ID:dLAE/KV50
P「それで、ふんどしがどうした?」

愛海「ふ、ふんどしは関係ないっ!」

P「え、じゃあノーパン……?」

愛海「どうしてそうなるのっ!? 違うよ! そもそもちゃんと身体にあう下着をつけることは発育を助けることにもなるんだから!」

P「そうか。ノーパン反対派か」

愛海「当たり前でしょ、もうっ」

P「……で、なんだ?」

愛海「なにって、わかるでしょ。プロデューサーだって……おとこのひと、なんだし。あたしは女の子、だしさ」

P「……ほう?」

愛海「似合わないかもしれないけど、作ったんだよ……チョコ! あげたいの、プロデューサーに!」

P「おぉっ!?」

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 22:02:06.65 ID:dLAE/KV50
愛海「……受け取ってくれる?」

P「……いいのか? チョコなんて」

愛海「いいんだよ。あたし、すっごく感謝してるんだから」

P「そうか……そう、か」

愛海「だから、はいっ! あたしのチョコレート」

P「うん、ありがとう!」

愛海「ちょっと自信作なんだ。見てくれる?」

P「おう、どれどれ……」ガサガサ

  フニョンッ

P「ふにょん!?」

愛海「そう、それはあたしからのバレンタインチョコレート! そして……その感触は!」

P「    だ!!」

愛海「いえす、あいあむっ!」


27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 22:07:35.93 ID:dLAE/KV50
P「え、なにこれすげぇ! なにこれ、なぁにこれぇ!!」モ モ

愛海「えへへ、すっごく頑張ったんだよ。女の子の柔らかいところシリーズ、    !」

P「シリーズあるのかよ!」

愛海「おしりとふともも、個人的には脇腹と二の腕も好きだけどちょっと難しかったんだよね……まだ未完成」

P「いや、すごいぞ本当……いや本当。なんだこれ」モ モ

愛海「気に入ってくれた?」

P「正直ちょっと病みつきだ。ずっと  でたい」

愛海「でもそれチョコだからね。あんまり  でると――」

P「……Oh」ドロォ…

愛海「あ、遅かったかぁ」

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 22:10:47.34 ID:dLAE/KV50
P「なんてこったい……」ベトォ…

愛海「  のもほどほどにねってことで。ね?」

P「うん。あぁもったいない……ん。あ、普通に美味いな」

愛海「えへへ、そりゃあもう。  でよし食べてよしだよ? あたしの情熱はとどまるところを知らないんだから!」

P(パッションな愛海か……ありだな……)

愛海「?」

P「あぁいや、なんでもない」

愛海「そっか。あ……えーっと、どうだった? 感触、よかったかな」

P「え、最高だったぞ? 手のひらサイズだったからこうすっぽり……いつまでも  でたい気分だったし持ち運びしちゃおうかと」

愛海「そっか……そっかぁ。えへ、えへへ……照れるなぁ」


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 22:17:19.11 ID:dLAE/KV50
P「……んん?」

愛海「そ、その……また  たくなったら言ってね! あたし、その……用意するから」

P「お、おう」

愛海「それじゃあ、お仕事いって来るから! ハッピーバレンタイン、プロデューサー!」

P「ハッピーバレンタイーン」

愛海「ホワイトデー、期待してるから!」

P「おう、誰かしら説得しといてやる!」

愛海「誰もオッケーもらえなかったらプロデューサーのでもいいからねっ♪」

P「ははは、こやつめ」


36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 22:21:20.02 ID:dLAE/KV50
P「愛海からのチョコは最高だったな」

P「どういう技術なんだろうか……」

P「………」

P「気にしたらダメだな!」

P「さーて、渋谷家に向かうぜ!」

P「凛の家はあっちの角をびょーんといってぴょーんとしてしゅっだったな」

P「……おや? あれは>>40か」


40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 22:22:12.99 ID:h9JebWQp0
拓海


42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 22:29:48.75 ID:dLAE/KV50

P「拓海、どうしたんだこんなところで?」

拓海「ん……おう。来たんだな」

P「来たんだなって、通り道なんだが」

拓海「そうじゃねぇよ。ちょっと……ほら、ヤボ用があってだな……」

P「ヤボ用?」

拓海「そうだ。アタシは……>>46しようと思って、ちょっとはらせてもらったんだよ」



46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 22:31:39.37 ID:h9JebWQp0
チョコ渡しの付き添い


48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 22:34:56.90 ID:dLAE/KV50
拓海「アタシは付き添いだ。アンタも忙しいし、アシぐらいやってやろうって思ってな」

P「へー、付き添いか。なんのだ?」

拓海「……本気で言ってんのかよソレ」

P「HAHAHA!」

拓海「ったく、なんでこんなんが……ハァ。おい、いつまでも隠れてんなって」

>>52「……!」


52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 22:36:35.32 ID:9u+1PIHB0
もりくぼ



55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 22:45:22.45 ID:dLAE/KV50

乃々「や、やっぱりむぅーりぃー……」

拓海「無理じゃねぇって! お前、あんなに……」

乃々「でもやっぱり私は机の下に引きこもってるのがお似合いだと思うんですけど……」

拓海「うっせぇ! そんなに机が欲しいんなら事務所から机ごとひっぱってくんぞ!」

P「え、乃々が普段隠れてるの俺の机なんだけど」

拓海「いいだろそれぐらい! ケチケチすんなよ」

P「ダメだ乃々。勇気を出すんだ。ほら、勇気の鈴がリンリン鳴ってるだろ?」

乃々「もりくぼに聞こえるのはカラータイマーの点滅音だけですけど……」


58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 22:49:07.49 ID:dLAE/KV50
P「というか拓海、お前って本当に面倒見いいな」

拓海「あぁ、誰かさんのおかげでな」

P「えへへ、そうか。照れるなぁ」

拓海「褒めてねぇ!」

乃々「………」

P「さて、乃々?」

乃々「ひぃっ」

P「そんなたくみおねーさんに付き添ってもらって何をしに来たんだ?」

乃々「な、なにってそれは……そのぅ……」

P「んん~? 聞こえんなぁ~」

拓海「……」グリッ

P「いたい! ごめんなさい調子乗りました!」

拓海(ほー、このツボ本当に効くんだな……早苗さんには礼いっとかねーと)

59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 22:53:24.67 ID:dLAE/KV50
P「いてて……」

乃々「だ、大丈夫ですか……?」

P「割と。うん、というかあれだ、いろいろ当たるし差引ゼロ……むしろプラスだからな」

拓海「オイ」

P「ハイ」

拓海「……ったく。ちょっとコーヒーでも買ってきてやるよ」

P「あ。俺カフェオレで」

拓海「わーってるっての。乃々はカフェラテな?」

乃々「あ、はい……でもなんなら私が買いに行きますけど……そしてそのまま持って帰りますけど……」

拓海「それじゃおつかいすらできてねぇだろ」

乃々「……あっ」

拓海「……だからいいんだっての。ゆっくり買ってくるからのんびり待ってろよ」

P「はーい」

乃々「…………は、はい」


61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 22:58:40.39 ID:dLAE/KV50
乃々「………」

P「………」

乃々「………」

P「………」

乃々「……………」ペタペタ…

P「………」

乃々「………むぅーりぃー……」

P「乃々、一言だけ言っとくぞ」

乃々「なんですか……追い打ちですか……? ついげきのグランドヴァイパでさらにダメージが加速したらもりくぼはそのまま加速世界へ旅立ちますけど……」

P「違う。俺の……俺の朋友の言葉だ」

乃々「……?」

P「『あのね、大きさじゃないんだよ』」

乃々「………そうですか」

P「あぁ。そうだよ」

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 23:03:22.49 ID:dLAE/KV50
乃々「……あの」

P「どうした?」

乃々「今日は……えっと……」

P「……」

乃々「わ、私はお仕事とか、大変ですし……できることなら、やめたいですけど……でも……」

乃々「……でも、その。ファン、の人とかがいて……応援とかされて………ちょ、ちょっとだけなら頑張れそうかもって思ったりして……」

乃々「その感謝の気持ちを、渡したいんです、けど……」

P「乃々……」

乃々「……は、はずかしいので見ないでください………見つめられると溶けます……」



64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 23:09:49.25 ID:dLAE/KV50
P「……そうか。嬉しいよ、乃々」

乃々「その……受け取って、くれますか?」

P「あぁ、もちろん。だって今日は2月14日だもんな」

乃々「は、はい……この……」

P「あぁ、黒くて甘い……」

乃々「チョ――」

P「煮干しだよな!!」

乃々「えっ」

P「ん? だって2月14日は煮干しの日だろう?」

乃々「……そ、そうなんですか……?」

P「ハハハ、常識じゃないか」

乃々「確かに黒いですし甘いですけど、そういう甘みとは違う気がするんですけど……」

P「天海とは違う? ほう、あの天海春香を超える宣言か! すげぇぜ森久保!」

乃々「ち、ちがっ……ぁぅ……」



66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 23:17:40.67 ID:dLAE/KV50
乃々「ぅ、ぅぅ…………」ジトッ…

P「………乃々」

乃々「なんですか……もうしりませんけど……煮干しなんて持ってませんし、どうせ期待なんてされてなかったんでしょうし」

P「やっと俺の方を見てくれたんだな」

乃々「……え?」

P「さっきまで乃々は、ずっと視線をそらしてた。俺の方を見てなかった……そうじゃない、だろ?」

乃々「………それは、そのぅ……」

P「乃々がお礼を言いたいっていうのは、正面からの気持ちだ。それは与える側も受け取る側も向き合わなければいけないことなんだ」

P「だから話題をそらしてた。僕は悪くない」

乃々「………りふじんすぎますけど」

P「そうだな。大人だからな」

乃々「……煮干しじゃありませんけど、お礼です。もりくぼなりのせいいっぱいなので、期待しすぎないでください」

P「おぉ、ありがとう」

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 23:23:33.82 ID:dLAE/KV50
P「……可愛い包みだなぁ」

乃々「………」

P「いただきまー……す。ん」

乃々「………」

P「……」

乃々「…………」

P「……………」

乃々「……………あの、味は」

P「うぐっ!?」

乃々「!?」

P「こ、これは………これはぁっ……!」

乃々「え、えっ……」


P「うまいっ!」テーレッテレー

乃々「………」

P「そして視線が冷たいぞ森久保ォ!」


70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 23:30:29.86 ID:dLAE/KV50
乃々「………もう、しりませんけど」

P「えー」

乃々「だって…………私なりの勇気を振り絞ったのに、こんなのひどすぎますし……」

P「………乃々」

乃々「なんですか……いまさらすぎますけど……それともいぢめる気ですか……?」

P「いいや、いぢめないよ。ありがとう」

乃々「……な、なんでお礼なんですか?」

P「最近の乃々はお仕事にだいぶ前向きになってくれたからな。いい機会だった……やっぱり、嬉しいんだよ。だからありがとう」

乃々「そんなこと、言われても……べつに………」

P「チョコも美味しかったし、最高だよ。流石は乃々だ! やっぱり少女漫画読んでるアイドルは違うな」

乃々「……え、えへへ………そういわれたら………」

P「それにこのポエムも素敵だしな!」サッ

乃々「!!?」



72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 23:35:15.78 ID:dLAE/KV50
乃々「え、な、なんっ………なんで……」

P「そりゃあもう、俺はプロデューサーだからな」

乃々「か、かえして欲しいんですけど」

P「おう、コピーとってからな」

乃々「………ぅ」

P(あ、すごいゾクゾクくる。いい表情だぞォ……! もう少しだけ、あとちょっとだけ見たらちゃんと返そう……)

  ポンポン

P「なんだよ、今いいところなんだ。後にしてくれ」

   トントントン

P「……だから、あとに」

拓海「あとに、なんだ? 後遺症は残らないよう一思いにってか」

P「あっ」


75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 23:43:17.20 ID:dLAE/KV50
P「ごめんなさい」ボロッ

拓海「あのな、ガキ相手になにやってんだよアンタ」

P「だってな、だってな? 乃々が……もりくぼが、ぼののが……可愛くってな……」

乃々「………」コクコク…

拓海「乃々は今、傷心をカフェラテで癒すのに忙しいんでそういうのは聞いてない」

P「はい」

拓海「………大概にしとけよ? ったく、だから勧めなかったのに」

P「……思わず、つい。本当に申し訳ない」

拓海「本気ではなかったんだよな?」

P「出版するならちゃんと許可とってからだと思ってた」

拓海「そういう意味での本気じゃねぇよ!」

P「じゃあどういう意味だって言うんだ!!」

乃々「………」チュゥチュゥ…

乃々(……このまま千の風になって吹き渡ってしまいたいんですけど)

77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 23:46:07.68 ID:dLAE/KV50
P「あのあと、なんやかんやで許してもらえた」

P「拓海からはおつかいついでに買ったらしきチロルチョコ(きなこ餅)をもらった。結構おいしかった」

P「……乃々には申し訳ないことをしたなぁ」

P「だけど本当にいいセンスしてると思うんだけどな、惜しいなぁ」

P「今度真面目に話し合うか……」


P「さて、そろそろ渋谷生花店……だ、な?」

P「あれ、店の前に>>81がいるぞ?」



81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 23:47:18.51 ID:ozMV4giu0
礼子&志乃



83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 23:55:38.45 ID:dLAE/KV50


P「あれは……志乃さんと礼子さん!」

P「……何かの話をしてるみたいだな」

P「しかし凛の家の前で……いったいなんだ?」

P「………少し聞き耳を立ててみよう」

P「…………」

P「……」

P「>>88だって……?」


88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/14(金) 23:59:27.95 ID:h9JebWQp0
これから楓さんや奈々さんと飲み会

89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/15(土) 00:03:41.01 ID:TOaznJqK0
礼子「フフ、それにしても楽しみね?」

志乃「最近は忙しくってあまり飲みにもいけなかったものね」

礼子「……1人酒ならいつでもしてるみたいだけど」

志乃「これはこれ、それはそれよ? 人と飲むお酒は別の味」

礼子「それもわかるわ。楓ちゃんや美優ちゃんは飲んだ後を見てるのも楽しいもの」

志乃「えぇ。それに今日は菜々も来るみたいだし……」

礼子「17歳なのに?」

志乃「えぇ、17歳なのに」

礼子「大変ね。ストレスでも溜まってるのかしら」

志乃「反抗期ね、社会への」

礼子「……卒業?」

志乃「17の昼ね」

礼子「ふふっ」

志乃「うふふっ」



91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/15(土) 00:08:55.63 ID:TOaznJqK0
P(なんてこったい)

P(飲み会かぁ。待ち合わせ場所ってことか、それとも通りすがりか?)

P(んー、注意すべきかな……それとも……)


P「よし、ここは>>95しよう」



95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/15(土) 00:11:13.30 ID:PHSi2stY0
ぜひ参加する

96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/15(土) 00:15:24.31 ID:TOaznJqK0
P「よーし、飲み会に参加じゃあ!」バサー


礼子「あら、プロデューサー?」

志乃「おはようございます……ふふ、偶然ね」

P「えぇ、偶然ですね」

礼子「それでどうしたの?」

P「いやぁ……とおりすがったら何やら楽しそうな話が聞こえたのでつい」

礼子「あら、目ざといんだから」

P「いやはや、照れるなぁ」

志乃「ふふ、じゃあ参加するってことで話しておくわね」

P「わぁい!」



99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/15(土) 00:22:25.60 ID:TOaznJqK0
志乃「ところで、時間なんだけれど」

P「あぁ、そういえば。いつからなんですか?」

志乃「そうね、早めにすぐにでもっていうのもあるけど」

礼子「プロデューサーの都合が悪いならもう少し時間を遅らせてもいいのよ? どうしたいのかしら」

P「あー……それじゃあ……」

P(今すぐだと奈緒のことを後回しにしちゃうな……だったら後からの方がいいか)

P(でも今準備してるならすぐ出たほうがきっと都合いいよなぁ)


P「……うん。じゃあ>>101で」



101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/15(土) 00:24:25.07 ID:tZ2iDzSQ0
なおのこと奈緒の用事が終わったら


103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/15(土) 00:30:23.86 ID:TOaznJqK0
P「じゃあ、少し待ってもらえますか?」

志乃「えぇ、構わないけれど……どうしたの?」

P「ちょっとヤボ用で!」

礼子「あらあら……ふふ、じゃあ待ってるわ」

P「はいっ!」


P「よし。このまま渋谷生花店へあがりこみ、奈緒と小粋なトークをしてチョコを受け取って飲み会じゃーい!!」

P「さぁて、お邪魔します!!!」


>>108「いらっしゃいま……せ?」



108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/15(土) 00:33:37.35 ID:RdquvZpE0
まゆ



111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/15(土) 00:39:09.00 ID:TOaznJqK0


P「えっ」

まゆ「……あら、Pさん」

P「まゆ?」

まゆ「いらっしゃいませ。どうなさったんですかぁ?」

P「どうって、それは俺のセリフだよ。ここは凛の家……だよな?」

まゆ「はい、間違いありませんよ」

P「じゃあなんでここに?」

まゆ「そんなの、決まってるじゃないですか……」

P「……」

まゆ「>>116ですよぉ……♪」



116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/15(土) 00:44:05.47 ID:8GMU1RaX0
みんなでPさんに渡すチョコ作ってただけ



119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/15(土) 00:50:09.72 ID:TOaznJqK0
まゆ「メールは見ましたよねぇ?」

P「う、うん。見たけど」

まゆ「……思ってたよりも早かったのでちょっとまゆも焦ってるんですよ?」

P「……そうなのか?」

まゆ「えぇ。だけど慌ててるところは見せたくないのでがんばってます」

P(なんだ……可愛いもんじゃないか。まゆは凛たちの手伝いをしてやってたんだな)

P(アイドル仲がいいみたいでなによりだ。うん)

120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/15(土) 00:55:10.59 ID:TOaznJqK0
まゆ「うふふ……でも、来るまではまゆが店番ってお約束でしたし」

P「今すぐあがるのはダメなのか?」

まゆ「女の子は支度に時間がかかるものですから」

P「あー……」

まゆ「……それでもあがりたいのなら、いいんですよ?」

P(これはアレだな。少しおしゃべりしませんかってお誘いか)

P(そうだなぁ……時間的には早めの方がいいけど焦っていいこともないし……)

P(少し時間を潰すか、無理を言わせてもらうかか)

P(じゃあ、>>123しようかな)



123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/15(土) 00:56:56.58 ID:9RXjMO060
パンでも食べに行く



126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/15(土) 01:00:06.04 ID:TOaznJqK0
P「よし、パンを食べよう」

まゆ「えっ」

P「さぁまゆ。ここにパンを」

まゆ「ちょ、ちょっと待ってくださいね? えーっと、えっと……パン……パン?」

P「無いのか?」

まゆ「人の家なので、流石にちょっと……」

P「なら仕方ないな。いっしょに食べに出よう」

まゆ「えっ……いいんですかぁ?」

P「いいんですよぉ」

まゆ「……うふっ♪」

P「あっ」

まゆ「どうかしましたかぁ?」

P「いや……」

P(そういえば外には志乃さんと礼子さんいるんだった)

127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/15(土) 01:01:56.86 ID:TOaznJqK0
P(うーん、パン食べに行ってきますってのは言いづらいなぁ)

P(でも飲み会も行きたいなぁ)

P(今、二兎を追うどころか四兎ぐらい追っかけてる気がする)


P「よし。まゆ」

まゆ「はい、あなたのまゆですよ?」

P「パンだけどな。ここにあった」

まゆ「えっ」

P「おおはらベーカリーの特性フランスパンだ」

まゆ「えぇっ」

P「こんなこともあろうかとってやつだな」

まゆ「えぇー……」



129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/15(土) 01:08:26.54 ID:TOaznJqK0
P「ほら、まゆ」

まゆ「えっと、なんでしょう?」

P「時間を潰す間にパンを食べようと思うが、これ1本はちょっと大きいな」

まゆ「そう、ですねぇ。チョコレートもありますし」

P「ならどうすればいいか。簡単なことだ」

まゆ「どうするんですかぁ?」

P「分ければいい……2人でな」

まゆ「2人で……ふたりで。うふっ、うふふ……素敵………♪」

P「というわけではい」

まゆ「あーん……あの、恥ずかしいのであまりみられると……」

P「大丈夫だいじょうぶ。大きな口をあけてかぶりつくまゆもかわいいよ」

まゆ「……も、もうっ。Pさんったら……♪」



131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/15(土) 01:12:42.15 ID:TOaznJqK0
まゆ「……あむっ」パクッ

P「よし、くわえたな?」

まゆ「……ふぁい♪」

P「そしたらこう……」パクッ

まゆ「!!」

P「……」モグモグ

まゆ(Pさんが……Pさんが逆側に! これは、いわゆるポッキーゲーム……? いえ、フランスパンゲーム……!)

まゆ(きっとある程度食べたら離れてしまうでしょうし、急いで食べて……そして、うふふ……♪)


まゆ「……!」モッモッ

まゆ「………!!」モッモッモッ

まゆ「…………!!!」モッモッ……モッ…


まゆ「……おっきすぎますよぉ……」

P「いやぁ、やっぱりおおはらベーカリーのパンは食いでがあるなぁ」

132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/15(土) 01:17:20.35 ID:TOaznJqK0
まゆ「うぅ………こんなのって……」

P「いやぁ、美味いなぁ」

まゆ「確かに美味しいですけれど……まゆ、お腹いっぱいになっちゃいそうです」

P「大丈夫大丈夫、甘いものは別腹だ」

まゆ「別腹は次の日に脇腹になるんですよ?」

P「俺の朋友の言葉だが」

まゆ「……はい?」

P「『やわらかいところはこいこいうぇるかむっ☆』だそうだ」

まゆ「……柔らかくなったら触ってくださるんですかぁ?」

P「いいえ、ノータッチです」

まゆ「でしょうねぇ……」


134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/15(土) 01:22:32.97 ID:TOaznJqK0
まゆ「はぁ……そろそろうえにあがりましょうか。まゆが独占できる時間があっただけよかったとします」

P「そうしてくれると助かる」

まゆ「えーっと、じゃあ……いったんしめて、こっちですよぉ♪」

P「しかし久々だなぁ」

まゆ「前にもいらっしゃったことがあるんですか?」

P「まぁ、そうと知らずに花を買いにね」

まゆ「へぇ……」

P「……おじゃましまーす」

まゆ(まゆのおうちもお店だったら……でもそもそもこのあたりじゃないし、引っ越して、お店を作って……うぅ、無理ですねぇ……)

135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/15(土) 01:32:16.77 ID:TOaznJqK0

凛「――あれ?」

加蓮「早かったね、Pさん」

P「おいーっす……ん? まだ準備中だったか」

加蓮「いや、大丈夫だよ? ちゃんと私たちの作れたし、ただまぁ……」

奈緒「え、ちょっ……え? え? なんで来てるんだよ!? あたしたちサプライズで渡しに行くんじゃなかったのか!?」

凛「約一名、テンパってるね」

まゆ「うふふ、まゆのもちゃんとありますよ?」


137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/15(土) 01:39:56.03 ID:TOaznJqK0
凛「いつもありがとう。感謝してるよ……その気持ち、受け取ってくれるかな?」

P「おぉ、ありがとう! 嬉しいよ!」

加蓮「……アタシがここまでこれたのも、ここから先をみられるのもきっとあなたのおかげだから。受け取ってください」

P「加蓮……あぁ、もちろん!」

まゆ「まゆはいつだってあなたのためにいます。アイドルとしても、それ以外でも……ずっと、ずっと。だから、これは『あたりまえ』として受け取ってくださればそれで……」

P「お、おう……うん。ありがとう」

奈緒「……え、なんでみんなそんなにスラスラでてくるんだよ……?」

凛「まぁ、アイドルだし」

加蓮「そうだね、いつも思ってることだし」

まゆ「まゆですから」

奈緒「理由になってねぇ!」

138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/15(土) 01:46:22.60 ID:TOaznJqK0
P「で、奈緒はくれないのか?」

奈緒「~~~~~っもうっ! わかったよ!」

P「くれるのか?」

奈緒「そんな催促しなくたって渡すってば! あたし、だって……そりゃ、感謝とかしてるし」

P「本当か!?」

奈緒「あぁ……うん。じゃあ……」

P「わぁい! まゆ、加蓮、凛! 奈緒がふんどしくれるってさ!」

奈緒「ハァッ!?」

凛「へー、積極的だね」

加蓮「結構似合うんじゃない?」

奈緒「え、ちょっ」

まゆ「ふ、ふんどしですかぁ……巻き方、覚えなきゃ……」

奈緒「そうじゃねぇっ!」

139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/15(土) 01:54:36.52 ID:TOaznJqK0
奈緒「からかうなら渡さないからな!?」

P「いや、ごめんなさい。ください、おねがいします。この通りです」

凛(なんて……)

加蓮(綺麗な……)

まゆ(土下座っ……!!)


奈緒「……うん、いいから。あたしさ、ほら……えっと、素直じゃないけどさ。でも、凛や加蓮にあえて……ユニット組めて、よかったと思ってる」

奈緒「それもこれも、おかげさまってやつだよ。本当に感謝してる……うん。ありがとう」

P「奈緒……!」

奈緒「や、やっぱ恥ずかしいな……」

P「はじらいがたりんっ!!」

奈緒「はぁっ!?」



141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/15(土) 01:58:46.00 ID:TOaznJqK0
P「なんかこう……なんか、なぁ?」

奈緒「なぁってなんだよ……」

凛「うん、わかる」

奈緒「わからねぇよ!」

加蓮「わかるよ。ねぇまゆ?」

??「わかるわ」

まゆ「えぇ、どうせならもっと……応えられるはずですよ。ねぇ?」

奈緒「いや……いやいや。だってさ……これ以上とか……」

P「あるよ」

奈緒「……!」

P「永遠は、あるよ」

奈緒(……関係なくねぇか、それ……!!)


143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/15(土) 02:02:51.58 ID:TOaznJqK0
奈緒「……あぁーもうっ! そりゃ、さぁ! あたしは素直になれないよ!」

奈緒「だけどさ、こういう機会だからってあれこれ言うのはなんか、逆に卑怯な気がしてさ!」

奈緒「普段から思ってることをあれこれまとめて吐き出そうとしたら、何一つまとまらない気がして!」

奈緒「結局いつも感謝してるとか、そういうことしか言えないんだよ! 察せよばかぁっ!!」


P「ばかぁ! いただきました!!」

凛「よかったね」

P「うん!!」

加蓮「よしよーし」

奈緒「なんなんだよ、もうっ……もーっ!」

まゆ「だいじょうぶですよぉ。よしよし……」

奈緒「あたし一応、この中じゃ年長なんだぞ……なんだよこの扱い……」

P「だって奈緒だし」

凛「奈緒だもんね」

加蓮「仕方ないね」


146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/15(土) 02:08:48.50 ID:TOaznJqK0
まゆ「……」ナデナデ

奈緒「……まゆ」

まゆ「まゆも……頑張って、奈緒ちゃんのような愛される子になりますからねぇ……!」

奈緒(あ、これダメな奴だ)


P「……4人とも、ありがとう。このチョコレートは後の楽しみにとっとくことにするよ」

凛「あれ、もういっちゃうの?」

P「あぁ、予定が入ってるんでな? ありがとう!」

加蓮「そっかぁ。今度感想聞かせてね? ……絶対だよ?」

P「わかってる! またな」

  ドタドタ…  ガチャッ バタンッ



凛「で、奈緒。どんなことを普段思ってるかとか聞かせてくれるよね」

加蓮「うまくまとめられるように添削してみようか。今度感想聞かせてもらう時にでもさ?」

奈緒「マジかよ」

まゆ「うふふ、大丈夫ですよぉ……協力しますから。ね?」

147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/15(土) 02:11:59.92 ID:TOaznJqK0
P「志乃さん、礼子さーん」

志乃「あら、早かったのね……大丈夫?」

P「えぇ、そりゃあもう!」

礼子「ならよかった……今日の飲み会だけれどメンバーは……と、その前に」

P「ん? ……あれ、チョコですか?」

志乃「私のお気に入りよ。よければどうぞ」

P「じゃあありがたく……いただきまーす」パクッ


P「!?$%”*T&"!」

礼子「あら?」

P「ひっ……な、なんれすかこれっ……」

志乃「スピリタスボンボンよ?」

P「死にますよ!?」

志乃「平気よ。ほら」

P「志乃さん基準はやめてください!」



154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/15(土) 02:20:40.95 ID:TOaznJqK0
礼子「ちなみにね、プロデューサーくん」

P「……なんですか?」

礼子「蒸留ってあるじゃない。中学校のころ勉強したわね?」

P「えぇ、まぁ……沸騰する温度の違いを使ってどうとか」

礼子「あれを繰り返してアルコールだけを抽出したのがスピリタスだって思ってくれて間違いないわ」

P「何故いまその話をしたんですか」

志乃「平気よ。しばらく舌がマヒして多少強いお酒も煽れるようになるから」

P「絶対だめな飲み方ですよね!!」

礼子「だから今タバコ吸っちゃだめよ? 燃えちゃうから」

P「吸いませんよ!?」


157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/15(土) 02:27:21.95 ID:TOaznJqK0
P「はぁ……もう……」

志乃「ふふ、でもここからは大人の時間よ?」

P「……え、あの」

礼子「酒は飲んでも飲まれるな、ってね。たまにはブランデーでもゆっくり飲みながらってのも悪くないじゃない?」

P「………この飲み会のメンバーってどうなってます?」

志乃「私と礼子と、美優ちゃん、瞳子ちゃん、礼ちゃん、レナちゃん、それに菜々ちゃん……まぁ、じっくりと、ね?」

P(あ、これあかんやつや)

礼子「さ……日が落ちて上るまでは時間があるわよ? 覚悟はいいかしら」

P「ダメって言ったら?」

志乃「大丈夫よ。介抱してあげるから」

P「いろいろなしがらみからも解放されそうですね、アハハ……」



 このあと、Pが来ていることに気付いた菜々が最初はウーロン茶でごまかそうとするもウイスキーボンボンでテンションがあがり飲みはじめ
 つられてペースの上がったPが酔いつぶれてアレコレされたりしたりということもあったが、それは別の話


おわり