1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/19(水) 18:33:23.77 ID:6SVyWS8b0
P「……」カタカタカタ
貴音「っ、っ、っ。 っ、っ、っ。」
P「……貴音」
貴音「っ、っ、っ、っ、っ、っ、っ。」
P「おい貴音、やめてくれ」
貴音「なんでしょうか」
P「三三七拍子でヘッドバンギングするのはやめてくれ」
貴音「何故ですか貴方様」
P「仕事中だ。視界の端でチラチラするのが目につく」
貴音「……申し訳ありませんでした……」
P「……」
P「シャンプー、変えたんだな」
貴音「!」
P「良い匂いだ。こっちのほうが俺は好きだよ」
貴音「あ、貴方様……!」ジーン
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/19(水) 18:39:55.17 ID:6SVyWS8b0
貴音「~♪」タッタッタッ
P「……」カタカタカタ
貴音「ふっ!」スッ ズダンッ!
P「……貴音」
貴音「なんでしょうか」
P「雑巾がけの途中で倒立ブリッジするのはやめてくれ」
貴音「何故ですか貴方様」
P「仕事中だ。音が気になるだろ」
貴音「……申し訳ありませんでした……」
P「……」
P「その雑巾、お前が作ったのか?」
貴音「! こ、これはその……響に教えて貰って……初めて縫った物なのですが……」
P「初めてにしてはよく出来てる。綺麗なもんだ」
P「頑張ったな、貴音」
貴音「あ、貴方様……!」ジーン
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/19(水) 18:44:28.28 ID:6SVyWS8b0
P「………」カタカタカタ
貴音「……」....スッ
ピンッ クルクルクルクル....
貴音「……ほぅ……」
P「……貴音」
貴音「……なんでしょうか」
P「机の上で100円玉を回すのはやめてくれ」
貴音「何故ですか貴方様……」
P「仕事中だ。銭の音は耳につく」
貴音「……申し訳ありませんでした…………」
P「………」
チャリンッ
貴音「! あ、貴方様、これは?」
P「買ってこいよ、チキンラーメン。 これなら足りるだろ」
貴音「あ、貴方様……!!」ダッ
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/19(水) 18:52:23.16 ID:6SVyWS8b0
P「……」カタカタカタ
貴音「……ふっ」ポイッ
貴音「ふっ、ふっ、ふっ、ふっ」スッスッスッスッ
P「……貴音」
貴音「なんでしょうか」
P「卵をつかってジャグリングするのはやめてくれ」
貴音「何故ですか貴方様」
P「仕事中だ。卵が割れるのが心配になるだろ」
貴音「……申し訳ありませんでした……」
P「……」
P「貴音、卵貸せ。 ここでいいのか?」
貴音「! そこです!そこの卵ポケットです!」
P「全く……いい加減卵割りくらい出来るようにならんか」パカッ
貴音「あ、貴方様……!!」ジーン
P「ちゃんと三分待つんだぞ」
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/19(水) 19:00:28.02 ID:6SVyWS8b0
P「……」カタカタカタ
貴音「……」
貴音「……」スッ
トントントントン
P「……貴音」
貴音「なんでしょうか」トントントントン
P「誕生日占いの本を使って俺の肩を叩くのはやめてくれ」
貴音「な、何故ですか貴方様」
P「俺はそれほど肩凝っちゃいない。それに意外と分厚くて痛い」
貴音「……申し訳ありませんでした……」
P「……」
P「俺は○月×日生まれだぞ」
貴音「!」
P「相性、調べといてくれ」
貴音「あ、貴方様……!」ジーン
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/19(水) 19:07:11.27 ID:6SVyWS8b0
P「……」カタカタカタ
~♪ ~♪
貴音「すぅぅぅぅぅ……」
貴音「……はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
P「……貴音」
貴音「なんでしょうか」
P「俺の隣でラジオ体操の深呼吸だけを何度も続けるのはやめてくれ」
貴音「何故ですか貴方様」
P「仕事中だ。耳の中に息が入ってなんとも言えん気分になるだろ」
貴音「……申し訳ありませんでした……」
P「……」
P「大丈夫だ。もうラーメンの臭いはしない」
貴音「!」
P「いつもの貴音の良い匂いしかしないよ」
貴音「あ、貴方様……!!」ジーン
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/19(水) 19:14:33.15 ID:6SVyWS8b0
ペラッ ペラッ.....
貴音「……」
P「………」カタカタカタ
貴音「~♪ ~♪」ペラッ
P「……貴音」
貴音「なんでしょうか」
P「ここでラーメン特集の本を読むのはやめてくれ」
貴音「何故ですか貴方様」
P「よだれが垂れてるんだよ」
貴音「!!」バッ
P「仕事中だ。可愛すぎて集中できん」
貴音「も、申し訳ありませんでした……」
貴音「…………」
貴音「えっ!?」バッ
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/19(水) 19:22:30.02 ID:6SVyWS8b0
貴音「……」
P「……」カタカタカタ
貴音「……う……」ウズ....
P「………」カタカタカタカタ
貴音「……むぅ……」ウズウズ....
P「……貴音」
貴音「! な、なんでしょうか!」バッ
P「俺の方を見ながらうずうずするのはやめてくれ」
貴音「な、何故ですか貴方様っ」
P「仕事中だ。集中できん」
貴音「………申し訳―」
P「あと5分待ってろ」
貴音「!」
P「さっさと片付けるから」カタカタカタカタカタ
貴音「あ、貴方様……!!」ジーン
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/19(水) 19:31:06.44 ID:6SVyWS8b0
―某ラーメン屋
貴音「―――!!! ――!!」ジタバタ
P「わかってるわかってる。やっぱり美味いなここは」
貴音「―――!! ―――!!! ――!!」ジタバタ
P「そうだな、この鶏ガラがたまらんな」
貴音「――!!! ―――!! ―――!!!」ジタバタ
P「……貴音」
貴音「―?」
P「今日は色々待たせて悪かったな」
貴音「―!」
P「明日からは少し仕事が楽になる。だからこうやって食べまわる時間がもっと増えるハズだ」
貴音「!」
P「色々、見て回ろうな」
貴音「あ、あにゃふぁふぁま………」ジーン
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/19(水) 19:33:06.57 ID:6SVyWS8b0
P「ところで貴音、そろそろ替え玉はやめてくれ」
貴音「!!」ガーン
おわり。
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