1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 00:19:20.26 ID:Z/4uAQNd0
―――

(……あれ……?)

(ここ、どこだろ……。どこかの家の、縁側?)

(なんだか周りのものが大きい。視点も低いし……)

(あ、障子開いてる。誰かいるのかな)

(男の人……誰かな、見たことあるような、ないような)

(とりあえず、この人の膝の上に……よいしょ)

(……ん? あ、そっか)

(私、ネコだったんだ)


2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 00:22:49.80 ID:Z/4uAQNd0
(はぁ……気持ちいいな)

(大きい手、あったかい手。私を撫でてくれる、この人の手)

(もっと、もっと撫でて……)

(ふふ、この人の笑顔……大好き)

(ゴロゴローって喉鳴っちゃう。なんでかな?)

(ねぇ、――)

―――
――

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 00:26:21.43 ID:Z/4uAQNd0
ピピピッ ピピピッ

凛「ん……」

ピピピッ ピピピッ ピピピッ

凛「……んー」モゾモゾ

カチッ

凛「…………あさ……」

凛「ふあ……ぁふ」

凛「……」ポケー…

凛「へんなゆめ…………」

凛(結局、誰だったんだろ……)


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 00:30:10.77 ID:Z/4uAQNd0
凛「……ま、いっか。起きよ……っと、あれ」フラッ

凛「ん……まだ疲れ取れてないのかな」

凛「……今日は番組収録だし、行かないと」

凛「プロデューサーが私にくれたお仕事、ちゃんとやらなきゃ」

凛母「りーんー? もう起きる時間よー」

凛「はーい。大丈夫、起きてるよ!」

凛(……うん、大丈夫大丈夫!)

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 00:33:50.75 ID:Z/4uAQNd0
―――事務所―――

ガチャッ

凛「おはようございます」

奈緒「お、凛。おっす」

加蓮「おはよー凛」

凛「おはよ、奈緒、加蓮」

奈緒「聞いてくれよ、さっき加蓮がさ――」

加蓮「あ、ちょっと奈緒! それ言わないって――!」

凛「ふふ――」

凛(うん、いつも通り。少し身体がダルいけど、支障はないかな)

凛(……頑張らなきゃ)



10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 00:37:37.20 ID:Z/4uAQNd0
凛「おはよう、プロデューサー」

P「凛か。おはよう」カタカタ…

凛「朝から事務仕事? 大変だね」

P「そんな事ないさ。皆のスケジュールや大事な情報が詰まってるんだ、見てるだけでニヤニヤしちゃうよ」

凛「ふふっ、ありがと。今日もお仕事頑張ってくるね」

P「あぁ、頼んだぞ。奈緒と加蓮と一緒だったな」

凛「うん、そうだよ。二人とも緊張してるって言ってた」

P「二人はテレビ出演の機会が少ないからな……凛、悪いけどフォロー、お願いできるか?」

凛「大丈夫、任せておいて」

P「頼りになるなぁ、凛は」

凛(頼んだぞ、頼りになるな、か。……しっかり、応えないと)


13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 00:40:50.28 ID:Z/4uAQNd0
みく「Pチャーン!」

P「げっ……!」

みく「げっ、とは失礼千万にゃ! 罰として甘えさせるにゃ!」ムギュー

P「罰も何も、最初から甘える気だったろうが!」

凛「みく、おはよ」

みく「あ、凛チャンおはにゃー! どうにゃ、凛チャンも一緒にPチャンに甘えるにゃ!」スーリスーリ

P「何を勝手に……凛がこんな事するわけないだろ。離しなさい!」

みく「やーにゃぁ! Pチャンあったかくて気持ちいいから病みつきにゃよー♪」コシコシ



17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 00:44:03.79 ID:Z/4uAQNd0
P「お前なぁ、俺がたまーに撫でてやろうとすれば逃げるくせに――」

みく「ネコは気まぐれにゃんだにゃ!」

みく「っていうか事務所以外じゃみくだって恥ずかしいにゃ――」

凛(みくはいいな、素直に甘えられて。私はそんなキャラじゃないし……)

凛(……朝の夢。もし本当に私がネコだったら、こんな風に……)


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 00:47:21.28 ID:Z/4uAQNd0
みく「あれ、凛チャン? 顔赤いにゃ。どしたの? ……まさか!」

凛「え……」

みく「やっぱりPチャンに甘えたいんだにゃぁ!」ビシッ

P「だからそんなわけないと……って凛、ホントに赤いぞ? 具合悪いなら……」

凛「だ、大丈夫! 目の前でイチャイチャされたら、どうしたってこうなるよ!」

P「がーん! イチャイチャしてるように見えるのか……?」

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 00:50:26.82 ID:Z/4uAQNd0
みく「がーんってひっどいにゃー! みくとは遊びだったのね、にゃ!」

P「バカ言ってんじゃないよ、お前と俺は♪」

みく「なんで歌うのにゃ! 意味わかんないにゃ!」

P「さすがに知らないか、はは」ナデナデ

みく「にゃっ、うにゃぁ……♪」ウットリ

凛(なんだろ、プロデューサーとみくを見てると、胸がチクチクする……)



24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 00:53:33.25 ID:Z/4uAQNd0
ガチャッ

菜々「はーい、ナナ特製のウサミンティーが入りましたよ~♪」カチャカチャ

P「お、待ってました!」ナデナデ

みく「~♪」ゴロニャン

凛「……あ、な、菜々。おはよう」

凛(ダメだ、なんだか頭がぼーっと……)


29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 00:57:32.67 ID:Z/4uAQNd0
菜々「凛ちゃん! おはようございますっ。凛ちゃんの分もお淹れしますねっ♪」コポコポ

P「そうだ、菜々なら分かるかな」

菜々「はい?」コポコポ

P「バカ言ってんじゃないよ、お前と俺は♪」

菜々「それって、三年目の浮気……はっ!?」


31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 00:59:51.91 ID:Z/4uAQNd0
P「ほほう?」

菜々「ち、ちちちがいまふ! ナナ知りませんよ! 全然、全然知りませんっ!」

みく「菜々チャンすごいにゃ!」

凛「物知りだね、相変わらず」

菜々「うっ、純粋な眼差しが痛いっ……う、ウサミン星では今この歌が流行ってて!」

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 01:03:16.92 ID:Z/4uAQNd0
P「ふぅん?」ニヤニヤ

菜々「むー、Pさんの意地悪! ウサミンティー上げませんからっ」

P「あ、俺が悪かったです、謝りますからウサミンティー下さいっ」ペコペコ

菜々「ふんっ!」プイッ

凛(不思議な関係だな、菜々とも。私には分からない話で盛り上がったりしてるし……羨ましい)

凛(……羨ましい?)

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 01:08:20.07 ID:Z/4uAQNd0
凛(今日はヘンだな。私らしくもない)

凛(ダルかったり胸が痛かったり……羨ましがったり)

凛(私は私。皆とは別だけど、プロデューサーとは良い関係が築けてる……はず)

凛(私……もっと、プロデューサーと……)

凛(……ダメ。頭くらくら、して……)

凛(……あ……れ、?)

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 01:12:03.24 ID:Z/4uAQNd0
加蓮「――ってさ、面白いよね。ね、凛はどう……凛? 大丈夫?」

奈緒「おい凛? 熱でもあんのか? ……ってあつっ!?」

加蓮「ちょ、凛? 凛ってば!」

奈緒「Pさんっ! 凛が――!」

凛(ダメ、倒れちゃ……迷惑、かけちゃ……)

凛(だ、め…………)

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 01:15:55.68 ID:Z/4uAQNd0
―――
――

凛「……ん…………」パチッ

P「お。目、覚めたか、凛」

凛「ここ……私のベッド……? プロデューサー……?」ムクッ

P「あっと、寝たままでいいよ。ゆっくり休め」ポフン

凛「あ……」

P「風邪だってさ。近所の個人医院の先生が来て、診てくれた」

凛「そう、なんだ」



37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 01:19:06.93 ID:Z/4uAQNd0
P「奈緒も加蓮も大慌てでな、やれ担いで行けだの即入院だの……俺も肝を冷やしたよ」

凛「……今日のお仕事は?」

P「ん? そんなの気にするな。もっと良いのもぎ取ってくるよ」ニコッ

凛「そっか……」

凛(私が……台無しにしちゃったんだ。せっかく、プロデューサーが……)

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 01:23:12.15 ID:Z/4uAQNd0
P「そうそう、着替えとかは全部奈緒と加蓮がやってくれてな、俺は看病してろなんて言われて――」

凛「……ごめんなさい」

P「っ……」

凛「期待に応えられなくて、プロデューサーを裏切っちゃって……」ウルッ

P「凛……そんな事ないよ。凛はよくやってるじゃないか」

凛「違う、違うの……! 私が、わた、し……!」ポロポロ



41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 01:25:58.37 ID:Z/4uAQNd0
P「……大丈夫」スッ…

凛「……ぐす、ぷろ、でゅーさ」

P「大丈夫だから。な?」ナデナデ

凛「……ん……」

凛(撫でてもらったの、いつ以来かな……嬉しい……)

42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 01:28:58.24 ID:Z/4uAQNd0
P「……俺、凛に頼り過ぎちゃってたな。凛はしっかり者だから、俺がいなくても……なんて」

凛「……そだね。頼りにされるのは嬉しいけど、やっぱり寂しかった、かな」

P「ごめんな」ナデナデ

凛「ん……。いいよ、これからは時々撫でてくれれば。それだけで頑張れる気がするの」

P「ん、分かった」ナデナデ

43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 01:32:29.39 ID:Z/4uAQNd0
凛「ふふ、でも恥ずかしいから……気が向いたら、私からおねだりするね」

P「なんだか、ネコみたいだな……いつもは素っ気ないのに、たまに自分からすり寄って来るような」

凛「ネコ……あぁ、そっか」

凛(私、ネコだったんだ)


47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 01:36:20.68 ID:Z/4uAQNd0
P「どした、凛」

凛「……夢を見たの」

P「夢?」

凛「うん――」

凛(きっと、心の底にあった願望だったのかな)

凛(普段は甘えないけど、ふとした時に自分から。それも、思いっきり……)



50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 01:39:19.85 ID:Z/4uAQNd0
凛(遊んで遊んで、ってひとしきり甘えたら、またツンとして……)

凛(そんな風に接してもいい? って聞いたら――)

P「もちろん。凛のお望み通りに」

凛(って。……私って、こんなにプロデューサーの事、好きだったんだ)

凛(……そっか。好きなんだね、私。ふふっ)

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 01:42:16.86 ID:Z/4uAQNd0
P「凛? どうしたんだ、急に笑ったりして」

凛「ううん、何でも。……ねぇ、もっと撫でて?」

P「いきなり甘えん坊になっちゃって。ほら、ネコみたいに喉撫でてやる」サスサス

凛「ぁ、んにゃ……ぁ」ピクッ

P「あはは、んにゃ、だって。どうだ?」スリスリ

凛「ん、なんだろ。くすぐったい、? 気持ちいい……のかな。……にゃぅっ」

P「んっふっふー。ほれほれ」サワサワ

凛「は、ぁぅ……きもちい……」トロン


53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 01:46:22.27 ID:Z/4uAQNd0
P「寝ちゃっても……ってそうだよ、凛、風邪じゃないか。ごめんな、長々と」

凛「ぃぃ……いぃ、よ……ふ、にぃ……もっと……」ウトウト

P「……うん」ナデナデ サスサス

凛(あたまも……のども……ぜんぶきもちいい……)

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 01:49:24.19 ID:Z/4uAQNd0
凛(しあわせ、な……きぶん……)

凛(ゆめとおんなじだ……ぷろでゅぅさぁの、わらったかお)

凛(……だいすき……)

P「おやすみ、凛」ニコニコ

凛(うん……)





加蓮の携帯(●REC)



58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 01:52:27.35 ID:Z/4uAQNd0
―――

数日後

『私からプロデューサーにおねだりするね』

『ねぇ、もっと撫でて?』

『にゃぁぅ……もっと……』

凛「……」プルプル

加蓮「……Pさんと二人きり、何もないわけない、と思って録画しといたら……ぐぬぬ」

奈緒「あくどい……Pさんの事となると、加蓮ってキャラ変わるよな」

卯月「凛ちゃんネコみたい! 可愛い!」


61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 01:55:31.34 ID:Z/4uAQNd0
みく「たたたた大変にゃあ……みくのアイデンティティが凛チャンにぃ……!」ガクブル

菜々「……もしかして、ウサミンとネコが合わさって最強に見えたり……?」ブツブツ

未央「しぶりんがにゃんにゃん……しぶにゃん?」

「「「「……しぶにゃん!」」」」

凛「……えっ?」



64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 01:58:50.78 ID:Z/4uAQNd0
―――

P「ふー、なんとか次の打ち合わせに間に合いそうだな……」カタカタ…

バンッ

凛「はぁっ、はぁっ!」

P「おー? なんだ凛、随分荒っぽい……ってなんでネコミミつけてんの?」

凛「ぷっプロデューサー、助けてぇっ!」

P「は?」

65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 02:01:50.61 ID:Z/4uAQNd0
ドタドタドタ

みく「しぶにゃぁぁぁん! 往生するにゃあっ!」

P「だぁっ!? なんだよお前ら!」

凛「ひっ!」ササッ

加蓮「怖くなーい、怖くないよぉぉぉ?」

未央「ほぉら、プロデューサーの後ろに隠れてないでさぁ♪」

奈緒「あー……凛、諦めろって」

菜々「うーん……ウサミン一筋のナナが、ここまでネコに心奪われるなんて!」

卯月「可愛いよしぶにゃん!」



67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 02:04:48.61 ID:Z/4uAQNd0
P「待て待て待て! 凛が怯えてるだろうが!」

凛「ぅぅ……」ブルブル

加蓮「だってPさん!」ズイ

未央「しぶにゃんがこんなに!」ズイ

みく「可愛いなんてずるいにゃ!」ズイ

菜々「革命ですよこれは!」ズズズイ

P「お、おう」

奈緒「ごめんPさん、かくかくしかじかで……」

P「まるまるうまうま……マジか、あの会話が録画されてたなんて……」

卯月「ネコジャラシってどこかにあるかなぁ……」ゴソゴソ


70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 02:07:11.21 ID:Z/4uAQNd0
みく「さぁ、こっちにしぶにゃんを渡すにゃPチャン!」

未央「このネコミトンとネコスリッパ、ネコ付けヒゲでパーフェクトしぶにゃんに……!」

奈緒「あ、それはちょっと見たいかも」

菜々「さぁこっちへ、しぶにゃん……♪」

凛「や、やだ……!」

71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 02:10:33.50 ID:Z/4uAQNd0
P「こいつら、目が据わってやがる……だ、大丈夫だ凛。俺が守ってやる! なっ!」ニコッ

凛「あ……」キュン

凛「……うんっ」ギュ

P「ひゃぁ!?」

なおかれんみおななみく「ええええ!?」



74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 02:13:17.24 ID:Z/4uAQNd0
凛「んっ……プロデューサー、……にゃぅっ」スリスリ

P「ちょっ、凛どうした!?」

凛「甘えたくなったら、気が向いたらって……。ダメ、にゃ?」コシコシ

P「それにしたって気まぐれにも程が……!」

みく「しぶにゃんずるいにゃああああ! みくもー!」ダキッ



76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 02:17:14.21 ID:Z/4uAQNd0
P「みく!? なんで張り合うんだよ!」

卯月「わー、ネコミミたくさん見つけたー!」トテトテ

未央「私にネコミミ貸してー! みおにゃんだにゃー!」ダキッ

P「ほわあ!」

加蓮「私も私も! ほらPさん、かれにゃんだにゃん♪」

菜々「それじゃナナも♪ うさにゃんにゃーん!」

ダキッ ダキッ ムギュー



78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 02:20:28.65 ID:Z/4uAQNd0
P「はーなーれーろー!」ギュギュギュゥ

奈緒「あ、あたしも……な、なおにゃん、にゃ……!」ギュ

卯月「みんな楽しそう♪ うづにゃんですにゃー♪」ギュ

ニャーニャー ウニャア! ニャアニャアニャア!! ウッサミーン♪

P「ああもう! にゃあにゃあうっさいにゃあ!!」

凛「にゃふ……たまにはこんなのもいい……よね? にゃっ♪」ムギュー



おわり



88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 02:26:57.17 ID:Z/4uAQNd0
P「……なぁ凛」ナデナデ

凛「ん……なに?」ゴロニャン

P「最近、甘える頻度が多くなってないかな」ナーデナーデ

凛「そ、そんな事ない……にゃ」

P「慌てると語尾に『にゃ』が付くようになったな。どこのみくやら」

凛「う……」


90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 02:30:46.34 ID:Z/4uAQNd0
凛「だ、だってみんなプロデューサーに甘えるようになったし……」

P「そうだけど……だからって凛まで」

凛「私が甘えたいんだから甘えさせればいいの!」

P「横暴だ!」

凛「ほら、もっと撫でるの!」ポフッ



96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/09(土) 02:37:44.48 ID:Z/4uAQNd0
P「へいへい……」ワシャワシャ

凛「にゃぅふ……♪」クテー


―――ドアの向こう

莉嘉(アタシたちもやろっ、お姉ちゃん!)

美嘉(え、ええ!? は、恥ずかしいし……!)

藍子(ネコってお散歩したっけ……)

美穂(ひなたぼっこって言えばネコちゃんだよね……よ、よぉし)

奏(確か……ネコって甘噛みするのよね。ふふっ)



気ままなネコ増殖END