1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 00:09:45.03 ID:5Jenm+fa0
便利屋 デビルメイクライ ーーー

リリリリン!!リリリリン!!

?「パティ、電話出てくれ」ジャバジャバ

パティ「いやよ、自分で出ればいいじゃないの」

?「俺は今シャワー中なんだよ。手が離せねぇ」シャワワー

パティ「なによそれー!」

リリリリン!!リリリリン!!

パティ「はいはいお待ちくださいっての!もう!ダンテったら!」

ガチャッ

パティ「はい、デビルメイクライですがー」


2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 00:12:20.39 ID:5Jenm+fa0
パティ「え……合言葉……?」

パティ「ダンテー!なんか電話の人が合言葉がなんとかって言ってるけど……?」

ダンテ「なんだと!」バンッ!!

パティ「きゃ、キャァァア!!前!!前隠しなさいよ!!レディになんてもの見せてるのよー!!」

ダンテ「そんなのはあとだ!早く変われ!!」カゼモナイノニブーラブラ

パティ「絶対に訴えてやるんだからぁぁぁー!!」ダダダダ!!

ダンテ「……どっかいっちまいやがった。騒がしいガキだな本当に」

ダンテ「おう、待たせたな。今電話かわったぜ、ダンテだ」



4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 00:20:00.57 ID:5Jenm+fa0
ーーー

ダンテ「オニ……だと?そりゃ日本の悪魔のアレのことか?」

電話相手『はい、その通り……鬼です』

電話相手『今回、ダンテさんにはその鬼を退治してもらいたいのです』

ダンテ「……俺は高いぜ?」

電話相手『謝礼はもちろんお望みの額お支払い致します!』

ダンテ「アンタ……どうしてそこまでしてそのオニとやらを殺したいんだ?」

電話相手『……』

ダンテ「……ダンマリか」

ダンテ「まぁいいさ、キチンと金が払えるならやってやるよ」



7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 00:26:28.23 ID:5Jenm+fa0
電話相手『ありがとうございます!!』

ダンテ「それで、その鬼の特徴かなんかねぇのか」

電話相手『特徴……』

電話相手『その鬼は、普段人の姿をしている……というようなことくらいしか……』

ダンテ「……人間になりすますなんて悪魔にゃ良くある話だな」

ダンテ「それで、何処にいるか目星はついてるのか?」

電話相手『ええ……』

電話相手『奴は日本にいます……日本の、童守町という場所に……』

ーーー



9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 00:34:34.60 ID:5Jenm+fa0
日本 童守町 童守小学校ーーー

まこと「くらえなのだー!」パシンッ!

克也「はっ!そんなヘナチョコカードじゃ俺は倒せねーよ!ドロー!」シュッ!

克也「……クックックッ、俺の勝ちだぜ!まこと!くらえ!オシリの天空穴!!!!」バシーン!!

まこと「ちょ!ちょっと待つのだ!それは禁止カード!!ルール違反なのらー!!」

克也「へっへーん!勝てばいいのさ!」

広「お、お前らなにやってんだ?」

克也「おう広。今カードで遊んでたんだ、お前もやるか?」

広「おっ!いいねぇー!」

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 00:42:25.95 ID:5Jenm+fa0
郷子「ちょっとアンタたちー!またそんなものひろげて!ぬ~べ~に怒られてもしらないんだからね!?」

広「へっへーん!なにがぬ~べ~だよってんだ!先生が怖くてあそべるかっての!」

美樹「まったく……男どもの考える事はわからないわね。あんなのどこが楽しいやらよ」

広「性なるバリアマジックミラーホース発動ー!!」

克也「ゲゲッ!!そりゃないぜ!!」

ぬ~べ~「克也、この罠カードで無効化できるんじゃないか?」

克也「おっ!ほんとだ!助かったぜ!ありがとよぬ~べ~!」

克也「えっ……ぬ~べ~……?」

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 00:48:20.00 ID:5Jenm+fa0
ーーー

ぬ~べ~「お前らなぁ……あれだけオモチャは持ってくるなと言ったろうにどうしてそう懲りないんだ!」

まこと「ううっ、たんこぶ痛いのだー……」

ぬ~べ~「鉄拳制裁!自業自得だ!」

広「でもさぁぬ~べ~、学校の休み時間ってやること無さすぎだぜ」

克也「そうそう、やることと言ったら寝ることか運動くらいだもんなー」

ぬ~べ~「そこに読書と勉強が入ってこないのかお前たちは……」

広「どくしょ??」

克也「べんきょう??」

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 00:51:49.56 ID:5Jenm+fa0
広・克也「ぷっ……!」

広「あっはははは!!ありえないありえない!休む時間なのに頭使ってどうするんだよー!」

克也「ホントだよなー!ぬ~べ~笑わせないでくれよーあっはははは!」

ぬ~べ~「お・ま・え・らぁ~!!」プルプル…

まこと「あっはははは!趣味の悪い冗談なのだ!あっはははは!」

ぬ~べ~「」プチッ

ぬ~べ~「おまえら全員廊下にたっとれい!!!!」



14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 00:59:11.80 ID:5Jenm+fa0
ーーー放課後 帰路

ぬ~べ~「ったくあいつら……学校にわざわざこんなもの持ってきおって……」スタスタ

ぬ~べ~「子供なら子供らしく運動してあそべっての!」

?「ぬ・え・の・セ・ン・セ」フッ

パリィン!!

ぬ~べ~「ギャァァア!?!?」

?「キャァァア!?!?」

ぬ~べ~「ゆ!ゆきめくん!!いきなり後ろから襲ってくるのはやめろと言っただろう!!」

ゆきめ「そ、そんな襲うだなんて人聞きの悪い!あ……でも私から先生にモーションかけるのもいいかも……そして二人は永遠の愛を……!」

ぬ~べ~「あーあー!聞こえない聞こえない!!」

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 01:06:47.39 ID:5Jenm+fa0
ゆきめ「まぁまぁいいじゃないですかセンセっ!今晩うちにご飯食べに来ません?」

ぬ~べ~「い、いや…流石にそれはできないよ…」

ゆきめ「今晩すき焼きなんです!」

ぬ~べ~「す、すき焼きッ!?」

ゆきめ「はい!いいお肉が手に入ったのですき焼きにしようかなぁって!」

ぬ~べ~「い、いいお肉……」ゴクッ…

ゆきめ「なんと国産A5の黒毛和牛!」

ぬ~べ~「そ、そこまでいうならお邪魔しようかなぁっ!!」

ゆきめ「ふふ!私腕によりをかけて作りますから!」ガッツポーズ



17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 01:20:55.77 ID:5Jenm+fa0
ゆきめ「鵺野先生、駅前のスーパーに行きましょう。お野菜とか買わなくちゃ」

ぬ~べ~「(国産A5牛……国産A5牛……)」ヨダレダラダラ

ゆきめ「あっ!先生前見て前!」

ぬ~べ~「えっ?」ドンッ

?「おっと……」ヨロッ

ぬ~べ~「イテテ……す、すいませんぶつかってしまって!すこし浮かれてたもので!」

?「ハッ……べつに問題ない。デートで浮き足立つのはいいが前は見て歩けよご両人」ニヤッ

ゆきめ「やだもーカップルだなんて!先生聞きました!?」バンバンバンバン!!

ぬ~べ~「痛い痛い!!!背中を叩くな!!」

ゆきめ「あ、ああ!ごめんなさい先生!」


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 01:30:06.16 ID:5Jenm+fa0
ぬ~べ~「まったく君は加減ってモノを知らないんだから!!」

ゆきめ「でも今の人身長大きかったですねー、外国の人でしょうか」

ぬ~べ~「たしかにかなりの大男だったな……俺より身長高かったし」

ぬ~べ~「(……ぶつかったときに鬼の手が少し反応したが……気のせいだよな……)」

ゆきめ「っと、そんなことより買い物買い物!!」

ゆきめ「ほら先生!はやくはやくー!」スタタタ!!

ぬ~べ~「おいおい、まってくれゆきめくん!」スタタタ!!

ーーー

ダンテ「……今の男……」

ダンテ「ぶつかったときになにか巨大な力の気配がしたが……」

ダンテ「……人に成りすましてる、ね」



23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 01:44:54.84 ID:5Jenm+fa0
ーーー数時間後

ぬ~べ~「いやぁ、いい肉だったなぁ……うまかった!」ゲフッ

ぬ~べ~「もう二度と食べられるかわからないんだからなぁ!」アッハッハッ!!

ぬ~べ~「アッハッハッハッハー!……」

ぬ~べ~「……」

ぬ~べ~「誰だ」

?「!!」

ぬ~べ~「さっきから俺のあとをつけてるのは何故だ。姿を見せろ!」

?「とっくの昔にバレてたってわけか」

ぬ~べ~「!……あなたはさっきの!」

ダンテ「単刀直入に聞くが……アンタ、『オニ』……か?」

ぬ~べ~「!!……お前は何者だ」

ダンテ「いいのか?それは『yes』って事になるぜ」


26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 01:54:08.06 ID:5Jenm+fa0
ぬ~べ~「答えろ!お前は何者だ!」

ダンテ「オイオイそんなに熱くなるなよ。クールにいこうぜ?」

ダンテ「俺はダンテ。デビルハンターをやってる」

ぬ~べ~「デビルハンター……?」

ダンテ「表向きにゃ便利屋ってことになってるが……」シャッ……

ぬ~べ~「(どこからともなく大剣を……!!これは妖力で物を転送してるのか……!?)」

ダンテ「裏じゃアンタみてぇな悪魔を狩ってるわけ……だッ!!」ブオンッ!!

ぬ~べ~「ッ!!」ザッ!!

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 02:01:19.59 ID:5Jenm+fa0
ぬ~べ~「……間一髪なんとかかわしたか……!」

ダンテ「HA!!いいねぇ……これぐらいよけてもらわなきゃな」

ぬ~べ~「よせ!何の目的で俺を殺そうとする!!」

ダンテ「ペラペラお喋りしてる暇なんかないぜッ!!」ブオンッ!!

ぬ~べ~「くっ……!!白衣霊縛呪!!」シュバッ!!

ダンテ「!」バキッ!!

ダンテ「ハァッ!!」グオンッ!!

パリーン!!

ぬ~べ~「くっ!駄目か……!!」



29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 02:12:49.27 ID:5Jenm+fa0
ダンテ「こんなモンで俺をどうにかする気か?」パラッ…

ぬ~べ~「くそ……やはり鬼の手を使うしかないようだな……」

ぬ~べ~ 「宇宙天地 与我力量 降伏群魔 迎来曙光 吾人左手 所封百鬼 尊我号令 只在此刻 …」シュオオオ…

ダンテ「アアン?何をブツブツ言ってやがる?」シャッ

ダンテ「フン……ハァッ!!」ブオンッ!!

ぬ~べ~「我が左手に封印されし鬼よ……今こそその力を示せええええ!!!!」バァンッ!!!!

ダンテ「!!!!」キュイン!!バチッ!!

ダンテ「ハハッ!!そいつがオニのパワーってやつか……」

ダンテ「敵ながら巨大な力だ。最高にクレイジーだぜ」

ぬ~べ~「ひけっ!さもなくば……斬る!! 」



31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 02:23:21.68 ID:5Jenm+fa0
ダンテ「そのパワーなら……少しくらい本気を出してもよさそうだ!!」シュバッ!!

ぬ~べ~「!?妖気が急に膨れあがった!?」

ダンテ「ハッハー!!」グバッ!!

バキィィィィン!! ギリギリギリ…!!

ぬ~べ~「この妖気は……!」

ダンテ「HA!大層な手を持ってるじゃねぇか!!」

ぬ~べ~「ぐっ……!!さっきまで……本気じゃなかったというのか!!」ギリギリ!!

ぬ~べ~「鬼の手妖力解放!!!!20%!!!!」グオオン!!

ダンテ「!!」バキィンッ!!

ぬ~べ~「はぁっ!!」ブオンッ!!

パァァンッ!! カランカランカラカラ…

ダンテ「!!リベリオンが……!」

ぬ~べ~「うおおおおおおお!!」ザシュッ!!!!

ダンテ「!!!かっ……ハッ!」ザシュウッ!!!!!!


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 02:31:07.79 ID:5Jenm+fa0
ぬ~べ~「言えっ!!なぜ俺を殺そうとする!!」グッ!!

ダンテ「ウァ……うぐぁっ……!!」ジュブブブ!!

ぬ~べ~「答えなければ……本当に無に還す事になるぞ!!」

ダンテ「ハッ……グアッ……!」

ぬ~べ~「お前の手元にはもう武器の剣も無い……!おとなしく答えたほうが身のためだ!」

ダンテ「……ふっ」

ぬ~べ~「!?何がおかしい!!身体が貫かれてるんだぞ!笑う余裕なんて……!」

ダンテ「ハァッ!!!!」ドンッ!!

ぬ~べ~「ぐあっ!!」バンッ!!

ぬ~べ~「(蹴りとばされた……ッ!?どこにこんな力を……!?)」

ダンテ「ハハッ……剣だって?」ニヤッ

ダンテ「コイツを喰らいな!!」ジャキッ!!

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 02:40:40.48 ID:5Jenm+fa0
ぬ~べ~「け、拳銃ッ!?」

ダンテ「ハッハー!!クレイジー!!」ドキュンドキュンドキュンドキュン!!

ぬ~べ~「う、うわぁぁぁっ!!」

?「先生!危ないッ!」ヒュオオオ!!

パキンッパキンッパキンッパキンッ!!

ぬ~べ~「!!氷の壁が……!!」

ぬ~べ~「ゆきめくん!」

ゆきめ「大丈夫ですか先生!」

ダンテ「そっちのお嬢さんも悪魔……いや日本じゃ『ヨウカイ』って言うのか……だったのか」

ゆきめ「貴方何者なの!先生になんの恨みがあってこんな酷いことを!!」

ぬ~べ~「下がっていろゆきめくん!!コイツは君じゃ相手にならない!!強過ぎる!」

ゆきめ「でも先生!」



36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 02:46:49.95 ID:5Jenm+fa0
ファンファンファンファン!!

ダンテ「……こいつは、パトカーのサイレンか」

ダンテ「チッ……銃声を聞かれたか…。厄介ごとはゴメンだ」シュッ

ぬ~べ~「まて!どこに行く!!」

ダンテ「すまねぇが警察ごとはゴメンなんでね!」タンッ!!タンッ!!

ゆきめ「アイツ、ビルの壁を登って……!」

ぬ~べ~「一体何者なんだ。デビルハンターダンテ……」

ゆきめ「なぜ先生の命を狙うんでしょう……」

ぬ~べ~「わからない……とにかく警察がきたらいろいろ面倒だ。俺達も逃げようゆきめくん!」


39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 03:01:10.17 ID:5Jenm+fa0
玉藻「デビルハンターダンテ……そう名乗る男が鵺野先生を殺そうと?」

ぬ~べ~「そうだ、赤いコートに銀髪の大男だ」

ぬ~べ~「かなりの妖力を持っていた……それに鬼の手で身体を貫いた筈なのにピンピンしてたよ」

ゆきめ「なぜ先生を殺そうとするのかしら……謎だわ……」

玉藻「デビルハンター、というぐらいだ。悪魔なら……この世ならざる者なら何者も殺そうとする手合いなのかもしれん」

ぬ~べ~「ああ……ところで、玉藻」

玉藻「なんですか?鵺野先生」

ぬ~べ~「……治療費まけてくれないか?実は給料日前で……」

玉藻「……」ハァ…

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 03:08:57.50 ID:5Jenm+fa0
ゆきめ「これからどうするんですか先生」

ぬ~べ~「……今学校に行けば生徒達や関係のない先生方まで迷惑をかけてしまうかもしれない。今日は休むことにするよ」

ゆきめ「それじゃあ今日はずっと一緒ですねっ!せんせっ!」パァッ!!

ぬ~べ~「いや、それはできん。相手は相当な力を持ってる……君も危険だ」

ゆきめ「先生!私だってそんなに弱くないです!」

ぬ~べ~「わかってくれゆきめ!……君をもう一度死なせてしまうようなことになったら……俺は……」

ゆきめ「鵺野先生……」

ぬ~べ~「ゆきめ……」

玉藻「ゴホン……お二方、そういうのは別の場所でやってもらえますか」

ぬ~べ~「!!」ビクゥッ!!
ゆきめ「!!」ビクゥッ!!

42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 03:18:23.48 ID:5Jenm+fa0
ーーー鵺野鳴介 宅 アパートの一室

ぬ~べ~「……デビルハンターダンテ……」

ぬ~べ~「おそらくやつはまだ全力を出してない……」

ぬ~べ~「どうやっても鬼の手を解放するのは50%が良いところだ……それで倒せるかすらも怪しい……」

ぬ~べ~「クソッ……美奈子先生……俺に力を貸してください……!」

ドンドン!!

?『ぬ~べ~!遊びにきたぜ!』

ぬ~べ~「!?その声は……広!?」

ガチャッ

広「ぬ~べ~今日はいきなり休んじゃってどうしたんだよ?」

郷子「うへーこんなに部屋散らかして……ちゃんと掃除してるの!?」

克也「ま、男部屋なんてこんなもんだろー」

まこと「そんなことないのだ!一緒にしないでほしいのだ」

美樹「哀しきかな独身貴族~って感じねーあーやだやだ」

ぬ~べ~「お前らも!どうしてここに!」



45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 03:23:48.69 ID:5Jenm+fa0
広「いやなに、ぬ~べ~が急に休んでるっていうのに先生達が理由も知らなくてさぁ」

郷子「なんかアヤシーと思ってみんなで来たってわけよ」

美樹「ねぇねぇ見て!スレンダー美少女秘密の だって!  本よ  本!」

ぬ~べ~「わー!こら!何触ってんだ!!」

まこと「なんだかゆきめさんにちょっとにてるのだ」

克也「なんだかんだで  い目で見てたってわけかぁー?」

ぬ~べ~「ええいうるさいうるさい!変な言いがかりを付けるなぁァ!!」

郷子「っていうかなんか臭くない?」

美樹「ゲー!カビパンよカビパン!」

広「うげー!きったねぇ!」

郷子「アンタは人のこといえないでしょ……」


47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 03:25:57.64 ID:5Jenm+fa0
郷子「さて、仕方ない……いっちょ掃除してやりますか!」

広「えーめんどくせーよー」

郷子「汚いよりはマシよ!」

ぬ~べ~「こ、こら!」


50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 03:29:39.46 ID:5Jenm+fa0
ミス、途中送信しちゃった



郷子「さて、仕方ない……いっちょ掃除してやりますか!」

広「えーめんどくせーよー」

郷子「汚いよりはマシよ!」

ぬ~べ~「こ、こら!」

美樹「しっかたないわねぇ」

克也「もっと  本見つかるかもしれないし、やってやるぜ」

まこと「みんながやるなら手伝うのら!」

ぬ~べ~「お前らなぁ!今俺は危険な妖怪と戦ってるんだ!俺と一緒にいたらお前らにも危害が及ぶ!」

広「はいはいどうせぬ~べ~が倒してくれるさ」

ぬ~べ~「バカ!今回の相手はそうやすやすと行かないんだ!」

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 03:36:31.72 ID:5Jenm+fa0
ぬ~べ~「はっきり言って実力は未知数だ!ひょっとしたらこの左手の鬼よりも強いかもしれない……!」

郷子「そんなに危ない相手なの……!?」

ぬ~べ~「そうだ。俺は昨日そいつに襲われた……一歩間違えば死んでいた」

広「なんだって!?」

ぬ~べ~「だから頼む……帰ってくれ!」

ぬ~べ~「お前たちを巻き込むわけにはいかない……もしお前たちに何かあったりしたらと思うと気が気じゃないんだ……!」

克也「ぬ~べ~……」

広「……チッ、仕方ねぇな!!今日はかんべんしてやらぁ!」

ぬ~べ~「広……」

広「そのかわりっ!今度の給料日はチャーシューメンチャーシューマシマシで奢れよな!ぬ~べ~!」


53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 03:48:07.20 ID:5Jenm+fa0
ぬ~べ~「!……ああ!約束するよ!」

克也「でもそんなに強い相手なら俺たちがいた方がいいかもな、なーんて」ニヤニヤ

美樹「生徒を守るために無類の力を発揮する……俺の生徒に手を出すなー!鬼の左手が炸裂!……っていうのがぬ~べ~だからねぇ?」ニヤニヤ

ぬ~べ~「こらこら、馬鹿いうな」

「今の話は本当か……?」

美樹「ホントホント!生徒を守るためなら天下無双の力をーーーって……え?」

ダンテ「ハッ、それはいい話を聞いた」

広「!?誰だお前!!」

ぬ~べ~「いかん!!お前ら!俺の後ろに下がれ!!」

ダンテ「ストロベリサンデーをさっさとたいらげたかいがあったってわけだな」

郷子「ぬ~べ~……コイツがその危険なやつなの!?」

ダンテ「危険……随分な紹介をされたみたいだな」シャッ…

ダンテ「まぁ、間違っちゃいないか」ギラッ

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 03:53:46.52 ID:5Jenm+fa0
ぬ~べ~「よせ!この子たちは関係ないだろう!!」

ダンテ「いや、そうでもねぇさ。アンタの本気の力を見るためにはコイツらが必要らしいからな」

ぬ~べ~「クッ!戦闘狂め!」

ダンテ「せっかく久しぶりに歯応えのある相手と戦えるんだ……全力を拝ませて貰いたいんだ」

ダンテ「さて、こんなシケた所じゃなんだ。場所を……移そうか!」パキィンッ!!

ぬ~べ~「!?周りが一瞬で荒野に……!?」

ダンテ「安心しな、場所を移動しただけだ」

ダンテ「さぁ、イカれたパーティーとイこうじゃねぇか」



56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 04:04:40.69 ID:5Jenm+fa0
ぬ~べ~「くそっ!鬼の手ッ!! 」パキィンッ!!

ダンテ「ハッハー!!」ブオンッ!!

ぬ~べ~「うおおおおおおお!!!!!!!」バキキキキ!!

ダンテ「おいおい?アンタのパワーはそんなもんか!?」キィンッ!!

ぬ~べ~「クッ!……力が違いすぎる!」

ダンテ「フンッ……ハァー!!」グオッ!!

カキィンッ!! バキッ!! キィンッ!!

郷子「どうしよう……本当に強い……!!」

広「しかもこっちは防戦一方って感じだぜ……相手は余裕ぶっこいてるってのに!」

克也「ほ、本当にぬ~べ~負けたりしないよな!?」

まこと「そ、そんな……」

美樹「ば、馬鹿なこと言ってんじゃないわよ!ぬ~べ~が負けるなんてそんなこと……!」

郷子「ぬ~べ~……!」


59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 04:12:39.81 ID:5Jenm+fa0
ダンテ「rain storm!!!!」ズガガガガガガ!!

ぬ~べ~「白衣霊縛呪!!」パキィンッ!!

ダンテ「イェアッ!!」ブオンッ!!

ぬ~べ~「うおおおおおおおお!!!!」ガキィンッ!!

ダンテ「オイオイもっと本気を出せよ!あの時出したパワーをみせてみな!!」キィンキィンッ!!

ぬ~べ~「くっ!!」ギリッ!!

ぬ~べ~「鬼の手妖力解放!!10%!! 」ズァッ!!!!

ダンテ「!」パキィンッ

ぬ~べ~「うおおおお!!20%!!」グオオッ!!!!

ダンテ「HAHA!!そうこなくっちゃ……なぁ!!」キィンッ!!



61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 04:20:30.57 ID:5Jenm+fa0
ぬ~べ~「(クソッ……なんてやつだ!レベルが違いすぎる……!!)」キィンッキィンッ!!

ぬ~べ~「(だが……俺がやられれば生徒たちも……!!それだけは阻止しなければならないっ!!)」グオオオオオ!!

ぬ~べ~「鬼の手……40%解放!!!!」ギュルルルルルルッ!!

ダンテ「イイねイイねぇ!!もっとだ!もっと来い!フルパワーをみせろ!」

ぬ~べ~「うォおおおおおおおおらァああああ!!!!」ギュアッ!!

ダンテ「high Time!!」ドゴンッ!!

ぬ~べ~「ぐあっ!!」ズバッ!!

郷子「ぬ、ぬ~べ~!!」バッ!!

ぬ~べ~「く、来るな!郷子!」

ぬ~べ~「うオオ……おおお!!」バァンッ!!


63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 04:27:02.75 ID:5Jenm+fa0
ぬ~べ~「鬼の手……50%解放!!!!」ドクンッ!!!!

ダンテ「!!」ズバッ!!

ぬ~べ~「くらえぇぇぇっ!!!!」ズオオオオオオ!!!!

ダンテ「ぐァッ!!」ザクッ!!

ぬ~べ~「ウオオオアアアアアアーーーーーッッッッ!!!!!」バキッバキッバキッバキッバキッ!!

ダンテ「ぐはッ!ぐふッ!がはッ!」ズドンズドンズドン!!

ぬ~べ~「俺の生徒は!!俺が守るッ!!!!」バキィィッ!!

ダンテ「ウォアッ!!」バンッ!!!!バキッ!!

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 04:39:13.56 ID:5Jenm+fa0
ダンテ「ぐっ……ハッ!最高だ!最高にクレイジーだぜアンタ!」

ぬ~べ~「く、くそっ……なんてタフな奴だ……!アレだけくらわせたのにまるでこたえてない……!」ギリッ…

ダンテ「アグニ&ルドラ!!」キィンッ!!

ぬ~べ~「(武器をかえた……!?)」

アグニ「やっと出番か」
ルドラ「またせすぎではないか?」

ギィンッ!!

ダンテ「喋るな」

ぬ~べ~「何をゴチャゴチャ言ってるんだ!!」

ダンテ「ハハッ、少しばかりこの剣はお喋りでね」

ダンテ「ディヤァッ!!」ブオオンッ!!!!

ぬ~べ~「うおッ!!!」ガキンッ!

ダンテ「ハァーッ!!Tempest!!!!」ブオオオオ……グォォッ!!!!

ぬ~べ~「なっ……炎がッ!!!!」

65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 04:45:10.78 ID:5Jenm+fa0
ぬ~べ~「ぐああああっ!!」ズオオオオオオ!!

広「ぬ~べ~!!」

郷子「ぬ~べ~!!」

ぬ~べ~「よ、よせッ!お前ら……!来るんじゃない!!」ズオオオ

美樹「でもぬ~べ~!」

広「このままじゃぬ~べ~が死んじまうよ!!」

ぬ~べ~「く、くる……な!」バァッ!!

ぬ~べ~「ハァッ……ハァッ……!」ゼエゼエ

ダンテ「おいおいこんなもんかい、アンタのフルパワーは?」

ぬ~べ~「ぐっ……!」ズシャアッ…!!

ダンテ「もう少し楽しめると思ったんだが……興醒めだぜ」

ダンテ「……依頼を遂行させてもらう……」キィンッ…



68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 04:51:28.47 ID:5Jenm+fa0
広「やめろーっ!!」ガシッ!!

ダンテ「アン……?」

郷子「やめてー!ぬ~べ~を殺さないでっ!!」ガシッ!!

ぬ~べ~「ひ、ひろしっ……きょ、うこ……!!」ゲホッ…ゲホゲホッ!!

まこと「やめるのだー!」ギュッ!!

美樹「わたし達の先生を殺したら絶対許さないわよ!!」ボインッ!!

克也「俺達のたった一人の先生なんだ!!」ガシッ!!

ダンテ「……」

ぬ~べ~「よせっ……やめるんだッ!」ゲホゲホッ…!

広「早く逃げろぬ~べ~!俺達がコイツを足止めしてるから!はやく!」

郷子「わたし達なら大丈夫よ!後から絶対追いつく!」

まこと「先生はやく逃げるのだー!!」



73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 05:00:13.75 ID:5Jenm+fa0
ぬ~べ~「馬鹿なこと言うんじゃないっ!!そんなことできるわけないだろう!!」ヨロッ……!

広「先生は言ったよな……俺たちに何かあったらって……それ、俺達だって同じなんだよ!」

郷子「そうよ!先生に何かあったら……わたし達だって……悲しいんだから!!」

美樹「それに先生が死んだりしたら誰が給料日にラーメン奢ってくれるって言うのよ!」

ぬ~べ~「お前ら……!!」ヨロヨロ…

ダンテ「……やれやれ、くだらねぇ」

広「何だと!?」

ダンテ「青臭い青春ゴッコは他でやれって事だよガキ共」

ダンテ「全く……マジで興がさめちまったぜ……」

74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 05:07:17.03 ID:5Jenm+fa0
ダンテ「……やめだ」

ぬ~べ~「なに……?」

ダンテ「アンタを殺すのはやめだ、アンタを殺すのには骨が折れそうだからな」

ダンテ「面倒くさいったりゃありゃしねぇ」

広「え……?」

ダンテ「おら離れろ、俺はもう今日ホテルに帰ってピザを食べることしか考えられねぇんだ」

広「あ、ああ……」パッ

ダンテ「やれやれ……また仕事をちゃんとやらなかったせいでパティにどやされそうだ……」

郷子「え、ほ、本当にやめるの……?」

美樹「えっ、えっ、ちょっとまって展開に頭がついていかない」

ぬ~べ~「お前……本当にそれでいいのか……?」

ダンテ「ああ、今日は疲れちまったしな……はやくシャワーも浴びてえんだ」



76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 05:14:45.46 ID:5Jenm+fa0
?「おいおいふざけないでよ!ちゃんと仕事はしてもらうよダンテ!! 」

ダンテ「!」

ぬ~べ~「!」

?「僕の依頼はその鬼を殺せってことだったはずだよ?契約だってしたじゃないか」スタ…スタ…

ダンテ「……結局、アンタも人間じゃなかったわけか……」

ぬ~べ~「お、お前は……!!」

?「ひさしぶりだね、鵺野鳴介……覚えていてくれて嬉しいよ……」スタ…スタ…

広「そ、そんな馬鹿な……」

郷子「なんでアイツが……ここに!?」

ぬ~べ~「なんでお前が現世にいる……!!」

ぬ~べ~「……絶鬼!!」



80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 05:22:50.05 ID:5Jenm+fa0
絶鬼「いや……厳密に言えば、僕は絶鬼じゃない……」

ぬ~べ~「なにっ!?」

絶鬼「言ってみれば、絶鬼の怨念だ」

絶鬼「絶鬼の怨念がかたまり意志を持った……それが僕だ」

ぬ~べ~「人の怨念と同じように具現化したというわけか……!!」

ダンテ「……おい、アイツはアンタの知り合いか?」

ぬ~べ~「あれは……絶鬼。この俺の左手に封じられし鬼『覇鬼』の弟にあたる鬼だ……」

ダンテ「封じられし……?なんだ、アンタ自身がオニって訳じゃないのか」

絶鬼「とにかく、僕はこうして復活することができた。だが、所詮は怨念の塊……妖力は本物の二分の一しかない」

絶鬼「こんなんじゃ復讐しようにも返り討ちにあっちゃうよね」



84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 05:29:51.45 ID:5Jenm+fa0
絶鬼「そこで僕が目をつけたのが、ダンテ……アンタだ」

ダンテ「……」

絶鬼「デビルハンターとして名を馳せたアンタをけしかけて殺させるつもりだった、アンタの噂は地獄にも伝わってたからね」

ダンテ「ハハッ、そりゃ光栄だ」

絶鬼「全く……こんな中途半端に仕事を投げ出されるとはね……最強のデビルハンターが聞いて呆れるよ」

絶鬼「まぁいいさ、今の弱った鵺野鳴介ならこの僕の力で倒せる……」

ぬ~べ~「くっ……!!」

広「やめろ!ぬ~べ~に手を出すな!」

絶鬼「どけ、くそガキ」



86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 05:35:42.71 ID:5Jenm+fa0
ダンテ「おい」

絶鬼「なんだいダンテ。言っとくけど謝礼は無しだからね?」

絶鬼「仕事を途中で投げ出したんだ当然だろう?」

ダンテ「ハッ、謝礼……ね」

ダンテ「そっちの話じゃないさ」

絶鬼「なんだって?」

ダンテ「……お前の相手は、俺だ」ブオオンッ!!

絶鬼「!?……いきなり何をする気だい?」

ダンテ「……また気が変わったのさ、仕事をキチント終わらせてやるよ」

絶鬼「……」

ダンテ「人間のふりした鬼も、人に害なす鬼も、全部アンタだったわけだ」シャランッ…

絶鬼「……僕を殺そうって言うのかい?」

ダンテ「そう聞こえなかったなら病院に行くことをすすめる。イイとこ紹介してやるよ」



88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 05:41:55.26 ID:5Jenm+fa0
絶鬼「あんまり僕を舐めるなよ……?」

絶鬼「所詮はお前も魔族と人間の混血……!汚れてるんだよ!!」

絶鬼「そのお前がこの僕を殺すだと……?」

ダンテ「……」

絶鬼「く、クク……」メキッ…メキメキッ…!!

絶鬼「やれるものならやってみろ!!たとえ僕が本来の力でなくとも……鵺野鳴介と同じく疲弊してるお前程度!!」バキバキバキバキバキ!!!!

絶鬼「一瞬でひねり潰してやるよォオオオオオオ!!!!!!!!」バリバリバリバリ!!!!!!!!!!

ダンテ「ハッ……」

ダンテ「クールじゃねぇな……それがお前の本来の姿ってわけだ」

ダンテ「こいよ坊ちゃん。世間はひろいってことを見せてやる」シャンッ…


90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 05:50:03.77 ID:5Jenm+fa0
ぬ~べ~「ま、マズイ!いくら本来の力じゃなかろうとそいつは地獄の鬼だ!!」

ダンテ「HA!!…魔界のスライム魔王の方がまだ趣味のいい見た目してたぜ!!」

絶鬼「ウオオオオオオアアアアアアアアアアアアアーーーーーッッッッ!!!!!」ゴォオオオオ!!!!!!

ダンテ「ヤー!ハァーッ!!」ブオオオンッ!!

絶鬼「ッ!?」

ダンテ「確かに……大した力だな?コイツが二分の一なんて本物はどれだけ強いのかゾクゾクするぜ」バチィッン!!!!

ダンテ「だがさっきも言ったが、俺はもうホテルの部屋でピザとストロベリサンデーを食うことしか考えられねぇんだ」

ダンテ「こんな茶番劇は、さっさとお開きにさせてもらうぜ……!」ズオッ…!!

絶鬼「な、なんだ……!?やつの妖力が……膨れ上がって……!?」

ダンテ「……Devil Trigger!!!!」ズバァァァァァァンッ!!!!!!!!!!


92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 05:55:29.94 ID:5Jenm+fa0
絶鬼「う、うわぁぁあぁぁぁあアアアア!!!!!」ピカッ!!!!

ぬ~べ~「ぐあっ!!」

広「ま、眩しいっ!!」

郷子「キャー!!」

ドオオオオオオオオオン!!!!

ーーーーーー
ーーーー
ーー

ぬ~べ~「うっ……なにが……起きたんだ……?」

克也「おいまこと!美樹!大丈夫か!」

美樹「う、うん」

まこと「めがちかちかするのら~」

ぬ~べ~「あの二人は……何処に……」キョロキョロ



94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 06:03:07.20 ID:5Jenm+fa0
ダンテ「……」

絶鬼「う、うぐぁッ……かはッ……そんな……バカなぁ……!」

ぬ~べ~「そんな……まさか……!」

広「あの絶鬼が……瞬殺……!?」

絶鬼「くそが……おかしい、そんなのおかしいだろうがよォ……!なんで……なんで……こんなやつにやられなきゃならねぇんだ……!!」ゲホッ!!ゴホッ!!

ダンテ「ハッ……悪魔の癖にボロボロ泣いてるんじゃねぇよ」

ダンテ「……devils never cry(悪魔は泣かない)」

ダンテ「つまりお前は悪魔でも何でもない、どこにも属さない魂の残りカスだったって事だ」

絶鬼「うう……殺さないで、殺さないでくれよ……!頼む!頼むよぉ……!」ゴホッゴホッ

ダンテ「……安心しな、俺はお前を殺しはしねぇよ」」


97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 06:09:34.23 ID:5Jenm+fa0
ダンテ「お前を殺すのは……アンタの役目だ」ゲシッ

絶鬼「ぐあッ!」ドシャッ!!

ぬ~べ~「なに……?」

ダンテ「……さてと、俺は帰って豪華ディナーと洒落込むかね……」シュンッ!!

ぬ~べ~「ま、まてっ!」

ーーーーーー

ぬ~べ~「!……ここは……俺の住んでるアパートの部屋……戻ってきたのか……?」

絶鬼「うぐっ……ゆるさないぞ……鵺野鳴介ェェ……!!コロス……!ころしてやる……!!」ゲホッ!!ゲホゲホッ!!

郷子「ぬ~べ~……」

ぬ~べ~「……因縁は、自分でケジメをつけろってことか……」

絶鬼「クソぉ……!クソぉ……!!」



100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 06:16:26.02 ID:5Jenm+fa0
ぬ~べ~「……絶鬼……いや、絶鬼の怨念……お前は俺が無に還してやろう」ザッ…

絶鬼「ッ!!よ、よせっ!!やめろっ!!殺すな!!やめろっ!」

ぬ~べ~ 「宇宙天地 与我力量 降伏群魔 迎来曙光 吾人左手 所封百鬼 尊我号令 只在此刻 …」シュオオオ…!!

絶鬼「やめろっ!!やめてくれっ!!殺さないで!!殺さないでくれッ!!!!」

ぬ~べ~「この者をこの世に一片たりとも欠片残さぬように……無に還したまえ!!」ビュオオオオオオ!!

絶鬼「うわぁァァァァァァァァァァァァアアアアア!!!!!!!!」

ぬ~べ~「鬼の手ぇぇぇぇええーーーーーー!!!!!!!」ズバァァァァッ!!!!!!!!

絶鬼「グゲェェッェエエエエぇぇぇぇええェェ!!!!!!!」ブシャアアアア!!!!



102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 06:22:42.05 ID:5Jenm+fa0
ぬ~べ~「……終わった……か」ガクッ…

広「ぬ~べ~!」
郷子「ぬ~べ~!」
克也「ぬ~べ~!」
まこと「ぬ~べ~先生!」
美樹「ぬ~べ~!」

ぬ~べ~「は、はは、心配するな。一段落ついて力が抜けただけさ……」

広「全く!一時はどうなるかとおもったぜ!」

郷子「ねぇぬ~べ~……結局ダンテって何者だったのかしら……」

ぬ~べ~「わからない……だが恐ろしく強く、デビルハンターをやってるということだけしか……」

美樹「ん~、そういえば結構イイ男だったわよね~」

克也「なぁっ!?」

ぬ~べ~「美樹……お前あんな危機にそんなこと考えてたのか!?」

美樹「てへっ!」

まこと「美樹ちゃんらしいといえば美樹ちゃんらしいのだ」

全員「「「あっはっはっはっは!!!!」」」

103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 06:27:08.47 ID:5Jenm+fa0
広「あ、ぬ~べ~!ラーメンの奢り!わすれてないからな!」

郷子「そうよそうよ!チャーシューメンチャーシューマシマシ!!」

ぬ~べ~「ゲッ!」

美樹「さぁさぁ食べに行きましょ!私トッピングのメンマも大盛りにしちゃおっと!」

克也「お!なら俺は卵大盛り!!」

まこと「ぼ、ぼくは……とにかく大盛りにするのだ!」

ぬ~べ~「バカ!そんなことで競うなっちゅーに!!」

広「とにかくはやく行こうぜ!ぬ~べ~!」

郷子「はやくはやくぅ!!」

ぬ~べ~「はぁー……まったく、仕方ないなお前らは……」

ぬ~べ~「今日は大奮発だ!!俺もたんまりくってやる!!」


105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 06:37:16.59 ID:5Jenm+fa0
ぬ~べ~「チャーシューメン!チャーシューマシマシ卵メンマ大盛りナルトたっぷりコーン付き!!」

ぬ~べ~「全員たーんとくえ!!!」

子供達「「「いえーい!!」」」

広「ぬ~べ~!」

郷子「ぬ~べ~!」

美樹「ぬ~べ~!」

克也「ぬ~べ~!」

まこと「ぬ~べ~先生!」


ぬ~べ~「……おう!!全員まとめてぇ!ついてこい!!」


ED バリバリ最強No.1

107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 06:43:27.34 ID:5Jenm+fa0
便利屋 デビルメイクライーーー

パティ「ちょっと聞いてよモリソン!!」

モリソン「はいはいパティお嬢様どうなさいました?」

パティ「ダンテったらまた仕事ちゃんとしてこなかったんですって!おかげで謝礼もパァよ!!」

モリソン「ハハ、そんなこと、いつものことじゃないか」

パティ「でも今回は合言葉ーとかいうのを言ってるなんか特別なお客みたいだったんだけど……」

モリソン「『合言葉』の客だって?それを無下にするなんて、なんとも珍しいな。一体どういう風のふきまわしだダンテ?」

ダンテ「さぁな」カチャカチャ

ダンテ「チッ……このジュークボックスまたぶっ壊れやがった……」


109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/02(日) 06:49:58.53 ID:5Jenm+fa0
モリソン「おいおいまたぶっ壊したのか?お前はモノの扱いが雑だからなァ」

ダンテ「うっせぇ……黙ってろモリソン」

モリソン「ん……このディスク。こりゃ珍しい。コイツは確か人の愛について歌ってる歌じゃねぇか?」

パティ「あーホントだ!これうちにもあるわよ!ダンテがこんなの聴くなんて珍しいわね……雨でも降るのかしら」

ダンテ「雨ならずっと降ってるだろうが……くだらねぇこと言ってねぇで皿洗ってろ」

パティ「はいはい!ベーだ!ふんっ!」

モリソン「……しかし、お前が合言葉の依頼を無下にしたりこんな青臭いレコード聴いたり……本当にどうしたんだ?」

ダンテ「別に……なんのことはねぇよ」

ダンテ「たまには……青臭いのも悪くねぇ……そう思ったのさ……」ギィッ

ダンテ「クク……」バタンッ…



ーーーー終わり