7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/04(日) 21:35:08.34 ID:+HlDJ8pG0
千早(少し怯えたような表情も庇護欲を掻き立てられる…)

千早(どうにかして抱きしめてられないかしら)



雪歩(怒ってる訳じゃなさそう……)

雪歩(……あ!)

雪歩(喉が乾いたのかな)



9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/04(日) 21:40:42.10 ID:+HlDJ8pG0
千早(思い切って……)

千早「あの……萩原さん」


雪歩「! うん、ちょっと待っててね」

千早「え? ええ……」




千早(即オーケーだなんて……言ってみるものね)

雪歩(私のお茶、気に入ってくれてたんだ…)


13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/04(日) 21:47:51.05 ID:+HlDJ8pG0



雪歩「はい、どうぞ」

千早「ええ」


ぎゅっ


雪歩「ひぁあ!?」

千早「……」

千早(思った通り……いえ、思った以上に気持ちいい)

雪歩「ち、ちは……千早ちゃん!?」


19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/04(日) 21:57:49.32 ID:+HlDJ8pG0
雪歩「だ、ダメだよぉ……!」

千早(思った以上に……いい)



雪歩(どうして突然抱きつかれちゃったんだろ……)

雪歩(うぅ、穴掘って埋まっていたいよ)

千早(強張ってるわね……)



23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/04(日) 22:07:59.10 ID:+HlDJ8pG0
千早「ふーっ」

雪歩「ひぁっ!?」ビクッ

千早「よしよし」ナデナデ

雪歩「んん……」



千早(一気に力が抜けたわね……)

雪歩(こんなのおかしいよぉ……)


26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/04(日) 22:16:31.89 ID:+HlDJ8pG0




千早「ふう、堪能できたわ……ありがとう」

雪歩「え?」

千早「まさか快諾してくれるとは思っていなかったわ」

雪歩「ええ!?」

千早「……?」

雪歩「多分違うよ……」



30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/04(日) 22:26:13.52 ID:+HlDJ8pG0
雪歩「千早ちゃんがお茶を飲みたいと思って……」

千早「あっ」



雪歩「時間経って渋くなっちゃったね」

千早「……でも、美味しいわ」

雪歩「千早ちゃん……」


ぎゅっ


雪歩「えいっ!」

千早「きゃ……!?」



36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/04(日) 22:38:21.14 ID:+HlDJ8pG0
雪歩「えへへ……さっきのお返し」

千早「あう…」

千早(は、萩原さんに抱きつかれてしまった…!)



雪歩「千早ちゃんの匂い……」

千早(大丈夫よね? 臭くないわよね?)



40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/04(日) 22:47:07.59 ID:+HlDJ8pG0
雪歩「ふーっ」

千早「ひぁ……ん!?」

雪歩「耳、弱いんだぁ」


千早「だ、ダメ……」

雪歩「ううん、ダメじゃないよ」


44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/04(日) 22:52:50.77 ID:+HlDJ8pG0
千早「はぁ……う」


ぺたん


千早「こ、腰が抜けちゃった…」

雪歩「あわわわ……ごめんなさい」

雪歩「千早ちゃんが可愛かったからつい……」

45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/04(日) 22:58:55.03 ID:+HlDJ8pG0
雪歩「でも、クセになっちゃいそうだね」

千早「ふふっ、そうね」



千早「良ければ、また今度」

雪歩「うんっ」

雪歩「今度こそお茶を淹れてくるね」

千早「ええ」

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/04(日) 23:00:19.99 ID:+HlDJ8pG0
~後日~


P「二人とも」

雪歩「はい?」

千早「どうしました?」


P「なぜ抱き合ってる」

千早「こうしないと落ち着かなくて」

雪歩「そうなんです」



おしまい