1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/08(水) 18:35:19.46 ID:Ev9ePW980
佐天「初春のあだ名聞きたい?」
初春「……まあ、一応聞きたいです」
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/08(水) 18:40:56.85 ID:Ev9ePW980
美琴「佐天さん…それ能力なの?」
佐天「え、そうですけど」
黒子「とりあえずわたくし達のを聞いてみましょうか」
佐天「じゃあ初春からね?えーと…」
初春「……」
佐天「初春は電脳花畑だね」
初春「……悪口にしか聞こえないです」
美琴「…能力?」
黒子「…えぇ…?」
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/08(水) 18:46:01.29 ID:Ev9ePW980
佐天「次、御坂さん」
美琴「え、いや良いわよそんなの」
初春「私は聞きたいです」
美琴「…初春さん?」
黒子「………」
佐天「とにかくいきますよ?えーと………」
佐天「びりびり、ですね」
美琴「なんで佐天さんまでそう呼ぶの!?」
佐天「え、他に誰かにそう呼ばれてるんですか?」
美琴「むぐ…べ、別にそんなんじゃないけど」
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/08(水) 18:50:37.93 ID:Ev9ePW980
初春「私よりはまともじゃないですか」
美琴「…そうかしら?」
佐天「えーと、じゃあ白井さんのを」
黒子「…あんまり聞きたくないですの」
佐天「まあ良いじゃないですか、では……………」
佐天「白井さんは…ガリガリレズビアン、です」
黒子「ちょっと殴っても宜しいですか佐天さん?」
美琴(合ってるわね)
初春(的確だ…)
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/08(水) 18:57:25.63 ID:Ev9ePW980
佐天「いたい、ビンタされた」ズキズキ
黒子「グーじゃないだけマシだと思って欲しいですの!!」ムカムカ
美琴「でもさ、知り合い同士じゃそれ能力なのかただの罵倒なのかわかんなくない?」
初春「確かにそうですね」
佐天「ですよね…ぶっちゃけあたしもそう思いますもん」
黒子「なら佐天さんが知らない方の所へ行って試してみてはどうですの?」
美琴「そうね、そうしましょっか」
初春「なんか皆さん楽しそうですね」
黒子「否定はしないですの」
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/08(水) 19:02:42.65 ID:Ev9ePW980
上条「…で、俺の所に来たと」
美琴「うん」
黒子「不本意ですが一番罵倒しても良さそうな方でしたので」
上条「…なにその理屈、不幸だ…」
禁書「でもちょっとおもしろそうかも」
初春「佐天さん、ではお願いします」
佐天「はーい、えーと……………」
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/08(水) 19:05:26.93 ID:Ev9ePW980
佐天「上条さんは…独善暴走特急フラグ行き、ですね」
上条「…なにそれ?」
美琴「…なるほど」
禁書「そのとおりかも」
上条「…え?」
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/08(水) 19:12:00.13 ID:Ev9ePW980
上条「…なんの事やらさっぱりですよ?」
初春「こっちのシスターさんはどうですか?」
佐天「…んと……………上条さん家の飼い猫その1かな」
禁書「ねこ?なんで?」
上条「……ただ飯食らってゴロゴロ気ままに生活してるからじゃね?」
禁書「ひどいかもとうま!?」
美琴「…初対面の相手にあだ名を付けられたわね」
黒子「一応は能力って事ですのね」
佐天「自分で言うのもあれだけど微妙な能力ですよね…うん」
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/08(水) 19:19:26.18 ID:Ev9ePW980
美琴「この後どうするの?」
佐天「まだ続けたいなら別に構わないですよあたしは」
上条「よし、なら上条さんにおまかせあれ」
禁書「とうまは知り合い多いからね」
佐天「へぇ…誰かあだ名付けて欲しい人居るんですか?」
上条「訳わかんねーあだ名付けられておしまいじゃ納得出来ませんの事よ?」
初春「まあ気持ちは分かります」
上条「という訳だからとりあえず土御門を呼ぼう、隣だし」スタスタ
禁書「いってらっしゃーい」
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/08(水) 19:26:28.18 ID:Ev9ePW980
佐天「えーと、チンピラです」
土御門「…いきなりなんだにゃー?」
上条「見たまんまじゃん…」
美琴「あんまりおもしろくないわね」
初春「次行きましょう次」
禁書「たしかかおりとすているが来てるはずなんだよ」
上条「よっしゃ、じゃああいつら見つけよう」
黒子「やれやれですの」
土御門「………いやだからなんなの?説明して欲しいぜよ」
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/08(水) 19:31:27.01 ID:Ev9ePW980
佐天「乳牛ホルスタインと邪道ショタです」
神裂「」
ステイル「」
上条「うん、だいたいあってる」
神裂「上条当麻、なんなのですかこれは」
上条「あだ名を付ける能力なんだとよ」
ステイル「……ただの毒舌じゃないか」
禁書「すているの年齢を知らないのにそのあだ名付けられたのだしただのではないかも」
佐天「微妙なラインですけどね」
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/08(水) 19:36:50.24 ID:Ev9ePW980
姫神「上条くん。何してるの?」
上条「お、姫神かちょうど良い」
姫神「…?」
禁書「あいさのあだ名も気になるんだよ」
姫神「あだ名?」
佐天「はい、そういう能力なんです」
姫神「……いい。遠慮しとく」
美琴「え、なんで?」
姫神「………どうせ空気とかそんな感じ。聞くだけ無駄」
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/08(水) 19:41:43.60 ID:Ev9ePW980
上条「…姫神、そんな事言うなって」
姫神「………」
禁書「気にしすぎかも」
上条「そうだぞ?もしかしたらすっげー個性的なあだ名かもしれねーじゃん」
姫神「…そう、かな」
上条「そうだよ、お前いつも言ってたろ?個性が欲しいって」
姫神「……わかった」
佐天「あ、やるんですね?では…………」
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/08(水) 19:43:32.64 ID:Ev9ePW980
佐天「姫神さんは……」
佐天「蚊取り線香です」
姫神「…………」
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/08(水) 19:50:17.79 ID:Ev9ePW980
上条「………」
禁書「………」
佐天「………」
姫神「……これはひどい」ジワ
美琴「…空気よりはマシなんじゃないの?」
上条「…御坂、やめてあげてマジで」
姫神「好きで殺していた訳じゃない………」
禁書「あ…あいさ…」オロオロ
姫神「……上条のばか!!」タタタッ
上条「姫神!?ひめがみぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」
佐天「え?なにどういうこと?」オロオロ
黒子「さ、さあ?」
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/08(水) 19:57:49.20 ID:Ev9ePW980
上条「…酷い事しちまったな…はぁ」
禁書「とうま…もうやめよ?」
上条「だな、御坂…俺達は帰るわ…」
美琴「え…う、うん」
上条「えーと、佐天さんだよな…あんまり頻繁に能力つかっちゃダメだからなそれ…じゃーな」スタスタ…
佐天「は…はい…」
黒子「なにやら傷付けてしまったようですのね…」
初春「人によってはやっぱりそうなりますよね…」
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/08(水) 20:02:37.31 ID:Ev9ePW980
婚后「あら、皆さんお揃いでどうしましたのかしら?」
美琴「あ、婚后さん」
黒子「ちょっと佐天さんの能力を試していたんですの」
婚后「能力?どのような能力なんですの?」
佐天「…婚后さんに使ったらあれかな?」
黒子「うーん…多分大丈夫だと思いますの」
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/08(水) 20:07:33.43 ID:Ev9ePW980
婚后「わたくしに使う…ですか?」
佐天「はい、あだ名を付けられる能力なんですけど」
婚后「…能力なんですのそれ?」
美琴「やっぱりそういう反応するわよね…」
佐天「まあとりあえずやりましょう…えーと………」
佐天「劣化ハンコックです」
婚后「は?」
美琴「ぶふっっ!?」
黒子「お姉様…いきなり吹き出すのはどうかと」
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/08(水) 20:11:57.52 ID:Ev9ePW980
美琴「ごめ…っ!!でも…くふっ…っ!!」ピクピク
婚后「…ハンコックとはなんでしょうか?」
初春「漫画のキャラです」
婚后「……それの…劣化版ですの?」ドヨーン
佐天「あ、やっぱり傷ついた」
黒子「さっきの方よりはマシですので大丈夫ですわよきっと」
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/08(水) 20:20:45.32 ID:Ev9ePW980
美琴「…ふぅ…婚后さん帰っちゃったね」
黒子「お姉様が吹き出したりするからですの」
美琴「……やばい、今度からまともに婚后さんの顔見れないかも」
初春「御坂さん反応し過ぎです…」
佐天「ちょっと泣きそうだったよね婚后さん」
黒子「…はあ…仕方ありませんの、わたくし追いかけてフォローして来ます」
御坂「ごめんね黒子」
黒子「お姉様の失態はわたくしの失態と同義ですので」シュン
初春「なんだかんだであの二人仲良しですね」
御坂「そうね」
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/08(水) 20:27:34.07 ID:Ev9ePW980
御坂妹「おや、お姉様ではないですか、とミサカはばったり出会ったお姉様に挨拶をします」ペコリ
美琴「あれ、あんた何してんの?」
御坂妹「ただの散歩ですよ、とミサカは簡潔に説明します」
佐天「御坂さんの妹さんですか!?えっ双子!?」
美琴「う…うんそんなとこよ」
初春「へぇ~…初めて知りました…」
御坂妹「まあそういう事にしておきましょう、とミサカはテキトーに相づちを打ちます」
佐天「……ではさっそく…」
美琴「あ、やっぱりやるんだ…」
初春「まあ良いじゃないですか」
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/08(水) 20:35:32.68 ID:Ev9ePW980
佐天「えーと…量産型グレードマジンガー…なにそれ?」
初春「………なんで量産型グレード?」
美琴「」
御坂妹「おれは戦闘のプロだぜ?とミサカは某ゲジマユのブレードのものまねをします」カキカキ
美琴「いやそれだと元祖だから、あと私そっくりの顔にマジックで眉毛書くな!!」
御坂妹「ではお姉様のお腹に元祖と書きましょう、とミサカはお姉様の服を捲り上げます」グイ
美琴「やめなさいよ馬鹿!?」
佐天「…これなんのネタ?」
初春「メタネタですね」
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/08(水) 20:40:59.35 ID:Ev9ePW980
美琴「まったくもう!!」
御坂妹「あだ名を付けられる能力ですか、これはおもしろい、とミサカは悪だくみをひらめきます」
美琴「…なにすんのよ?」
御坂妹「是非とも一方通行に命名して頂きたい、とミサカは懇切丁寧にお願い致します」
美琴「げ、あいつに?」
佐天「次のターゲットですか?」
初春「一方通行…って、第1位のですか?」
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/08(水) 20:45:47.19 ID:Ev9ePW980
佐天「…えーと…厨二病のウサギ…です」
一方「………………」
美琴「…ウサギて…」
御坂妹「ウサギは寂しいと死んじゃうらしいので的確かと、とミサカは解説します」
一方「…………」
佐天「…こ、こわい」
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/08(水) 20:53:35.48 ID:Ev9ePW980
番外個体「wwwwwwwwwwww」ビッタンビッタン
打ち止め「ワーストは笑いすぎかもってミサカはミサカは末っ子をたしなめてみる!!」
一方「……くっだらねェ…」
佐天「ちなみにそっちの二人はあほ毛ちびと下品なツンデレです」
番外個体「ちょ!?なんでミサカがツンデレ扱いされんのさ!!意味わかんない!!」
打ち止め「そのあだ名は感心しないってミサカはミサカは謝罪を要求するんだから!!」
一方「wwwwwwwwwwwwww」ビッタンビッタン
美琴「仲良しねあんたら」
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/08(水) 21:01:02.54 ID:Ev9ePW980
佐天「…はぁ…なんかやっぱりいまいちな能力だよねこれ…」
美琴「…そ、そんな落ち込まないで佐天さん」
一方「おもしれェ能力じゃねェか、役にはたたねェけどな」
初春「…佐天さん」
佐天「ちなみにね、自分のも付けられるみたいなんだよね」
美琴「そうなの?どんなあだ名?」
佐天「……無能 便器です」
美琴「……………」
初春「……………」
佐天「……しにたい」
おわれ
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